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東日本大震災60日間の記録(その後)
2011年5月10日〜

「東日本大震災」と題して書き込みを始め、60日目で一応の区切りをつけました。しかし、震災後は続いています。
初動のボランティア受け入れは終了しましたが、その後も引続きボランティアに来てくださった方々もおられますし、また、、多くの方々のご支援をいただきました。その記録も必要だろうと思い、「その後」についても記すことにしました。
しかし、兎にも角にも多くの方々がお出でくださり、ご支援くださいましたので、そのすべてを記すことは出来ません。
記憶が欠落しているものもあります。抜けている出来事(事柄)がありましたら、ご容赦ください。

2011.5/9(月)
 (5/9(月)東日本大震災60日目から記します)
◆お米とランタンを持って、教会員(2人)のお見舞い。
◆3介さんの一人、篠田青年が仕事のついでに再び当教会に立ち寄ってくれました。相変わらずの笑顔とやさしさにいやされました。歓談後、被災地を巡り、一緒に食事もしました。感謝。

2011.5/10(火)
◆「がんばろう!石巻」応援コンサートの打ち合わせ(5/16開催、於・当教会礼拝堂)
◆お米とランタンを持って教会員のお見舞い。帰りに内科クリニックにより、胸のレントゲンを撮ってもらう。異常なし。ヘルペスの薬と風邪薬をもらう。
◆朝子さんは銀行へ。たいした用件でもないのに3時間もかかったと不平不満。まだまだ銀行は異常事態である。
◆私たちの留守中、稲垣壬午先生たちが来られた様子。お土産が置いてあった。感謝。
◆本日より、傾聴ボランティア(E姉・ルーテル教会)の宿泊を受け入れる。

2011.5/11(水)
◆幼稚園の「歯科健診」のため歯科医と連絡をとろうとしてきたが連絡とれず。ブログに書き込み、今日やっと連絡があった。
  診療室の2階まで津波が来て再開の目処がたたなかった様子。震災後はお亡くなりになられた方々の検視のお手伝いをしていたという。ご苦労さまでした。
◆稲垣壬午先生一行3名、当教会に立ち寄ってくださる。昨日は留守にしていてゴメンナサイ。
◆日本基督教団の世界宣教幹事加藤先生たち3名がお出でくださった。被災地の生の声を聞いてもらった。
◆聖書研究・祈祷会 男3女4計7名
◆Dくんは、5/13に二次避難として山形へ出発されるとのこと。しばらくは会えなくなる。様々な事情で石巻を離れる人たち。本当に寂しくなる。

 

2011.5/16(月)
<がんばろう!石巻 応援コンサート>
 午前10時から、石巻栄光教会礼拝堂で開催して下さいました。
◆「神谷未穂」(かみや みほ)さん(仙台フィルのコンサートマスター、ヴァイオリン奏者)と「中川賢一」(なかがわけんいち)さん(仙台出身のピアニスト)がお出でくださり、こどもたちのために、ヴァイオリンとピアノのデュオを聴かせてくださいました。
大人のための「コーヒーのサービス」もありました。
◆幼稚園の保護者も一緒に楽しいひとときを持ちました。勿論、無料。
ナマの演奏はやっぱりすばらしい!!
こどもたちも一緒に歌ったり踊ったり、とっても楽しいコンサートでした。
コーヒーのサービスもありがとうございました。
おいしかったです!!
たくさんの元気をもらいました。
震災に負けずにがんばりたいと思います。
本当にありがとうございました。

  (栄光幼稚園の掲示板より−小鮒記)

2011.5/19(木)、20(金)
<幼稚園「さつまいもの苗植え」>
◆幼稚園の三浦美穂先生の実家(小船越・沢田山)に「さつまいもの苗植え」に行ってきました。秋の収穫が楽しみです。
(※このときは放射能のことがまだよく分かっていませんでした。)
◆ボランティアで来ていた、吉田 慈先生(しげるっピー)と伊勢 希さん(のんちゃん)も、いもの苗植えに一緒に行って、手伝ってくれました。苗植えが終わった後、鉄板の道路を通って(道路復旧中)、大川小学校の近くまで行きましたが、まだ近寄れませんでした。


2011.5/21(土)
◆群馬県渋川市の「大類博史」(おおるいひろし)さんのグループ5名が器具・材料等一切を持って来て、園庭でバーベキュー、焼きそば等の炊き出しを行ってくださいました。幼稚園の保護者・子どもたち、近所の方々約60名が来てくださいました。
◆エマオからのボランティアの方々もお手伝いしてくれました。
◆ルーテル教会からの「バナナの配給」もありましたよ。

2011.5/22(日)
<教会総会開催>
◆1ヶ月遅れだが何とか無事「教会総会」を開催できた。(以下は「教会総会資料より」)
<教会関係>
  現住陪餐会員 22名 → 21名(−1名)
2011年度標語:『光の子として歩みなさい』
年間主題聖句
「あなたがたは、以前には暗闇でしたが、今は主に結ばれて、光となっています。光の子として歩みなさい。」(エフェソの信徒への手紙 5章8節)

◆ガラテヤの信徒への手紙3章26節には「あなたがたは皆、信仰により、キリスト・イエスに結ばれて神の子なのです」とあります。
 「主(イエス・キリスト)に結ばれて、光となっている」私たち(光の子)は、また同時に「キリスト・イエスに結ばれて神の子」でもあります。「光の子」とは「神の子」のことなのです。
 神様によって造られた人間は皆、本来「神の子・光の子」なのです。
 東日本大震災によって、人間の本性が現れました。一つは、人間の闇の部分。もう一つは、人間の光の部分であります。闇の部分というのは、罪人の姿であり、光の部分というのは、本来の人間の姿、すなわち、光の子・神の子としての姿であります。
 食べるものがない、飲み水がないという限界状況の中で、ある人たちは店を襲い、強奪を始めました。それは人間の闇の部分の現れです(罪人の姿)。しかし、同時に、ある人たちは人を思いやる「思いやり」に満ちていました。ないものを分け合い、やさしい言葉をかけ、お互いに励まし合ったのです。
 神様は、あの東日本大震災を通して、私たちに本来の人間のあるべき姿を教えようとされたのではないでしょうか。すなわち、私たちは、本来、お互いに助け合って生きていくべき存在であり、自分を愛するように隣人を愛して行かなければならない、そういう存在であるということを教えようとされたのではないかと思います。
 人間のやさしさ、思いやり。困っている人がいれば痛みを分かち合い、慰め合い、助け合う。それが本来の人間のあるべき姿であります。神様は、あの限界状況の中で、本来の人間のあるべき姿(光の子・神の子の姿)を私たちに示そうとされたのだと思います。
 今年度の標語は「光の子として歩みなさい」という聖書の一節からとりました。私たちが、本来の人間の姿に目覚め、光の子・神の子としての歩みを始めるためです。復興に向けて、光の子らしい歩みをして行きたいものです。
「− 光から、あらゆる善意と正義と真実とが生じるのです。 −何が主に喜ばれるかを吟味しなさい。」(エフェソ 5:9-10)  (小鮒 實牧師)

<幼稚園関係>
◆順調に歩みを進めてまいりましたが、3月11日の東日本大震災により、幼稚園も大きな影響を受けました。地震で軒下が崩れ、壁に亀裂、また穴もあきました。幸い園児には死傷者が出ませんでしたが、津波でお家を失う人たちもおり、また、ライフラインもストップしたため、保育を続けることが出来ませんでした。3月23日電気、28日には水道も復旧したので、29日、30日、31日と3日間保育を行い、年度の締めを行いました。
 3月に卒園式が出来ませんでしたので、4月16日(土)に「卒園式」を挙行。19名の卒園児を小学校へ送り出しました。今回の大震災にくじけず、たくましく育って行ってほしいと願っています。
 新年度は52名で歩み出す予定でしたが、今回の大震災で6名が園に来られなくなり、4月当初は46名で出発しました。しかし、5月1日より1名が加わり、現在47名の園児が在籍しています。しかし、子どもたちは皆心に大きな傷を負っています。一日も早く心の傷がいやされ、元気な子どもたちに戻ってほしいと願っています。
 長年奉職されました細川富代姉妹が、3月31日をもって園を退職されました。今までの労を感謝するとともに、新しい生活の上に主の豊かな祝福を祈りたいと思います。
 新年度、災害からの復興が大きな課題となっていますが、一人ひとりの子どもたちに寄り添い、希望をもって幼児教育に邁進して行きたいと思っています。      (小鮒 實園長)
◆19:08 M.U氏(Y.U姉父君)、召天。 J.G夫妻、S.S兄、灯油をもらいに来る。分けてあげる。 


2011.5/24(火)−25(水)
 第66回東北教区総会出席 
◆総会の議場で、皆様からの支援の感謝を行った。
◆教区からの現地報告依頼は特別なかったのでお話しなかった。

◆東北教区からの報告依頼(協議会でのお話依頼)があったのは、2012年5月の教区総会のときだった。(震災後1年以上経ってから)
 被災地の状況を知るには、やはりそこに住んでいる者、しかも現地の人たちとの交流があり、それなりに現地のことが分かる者だと思うのだが、そのあたりの取り組みが少し希薄だったのではないか。勿論、それなりに情報は得ていたのだろうが、情報は多い方がよい。様々な情報を収集しながら、必要な取り組みがなされ得るべきではないか。そんなことを考えさせられた。
(小鮒に現地報告依頼がなかったからという、単なる「ひがみ」では決してない。)
 2012年5月(翌年)の教区総会の協議会(夜)で小鮒が報告した「近況報告」

 

2011.5/26(木)
◆私学共済被災者見舞金申請(於・専修大学)
  事務員がいないので、このような申請も園長がみな行なわなければならない。大変な仕事量になる。

5/26(木)−27(金)
◆5/26(木)前夜式、5/27(金)葬儀・告別式
教会員のY.U姉の母君は津波で死亡(3/11)、現在「仮土葬中」である。しかし、いつ火葬出来るか未定なので、5/22に亡くなられた父君と一緒に、とりあえず「葬儀」を執り行った。 司式−小鮒牧師(於・渡波菩提樹)
※震災で多くの方々が亡くなり、多くの遺体は「仮土葬」にされた。2ケ月以上経っても「火葬」の目処がたたない現実があった。
 

2011.5/31(火)
◆石巻栄光教会「掲示板」より
明治学院東村山高校有志ボランティア・チームでお世話になりました佐藤飛文です。
昨日の大雨で、石巻市内が冠水している映像をテレビで見ました。そちらの様子はいかがでしょうか? 緊急に必要な物資などございましたらご連絡ください。皆様のご無事を心からお祈りしております。

◆ご心配いただき、ありがとうございました。
道路があちこち冠水し、とても大変でしたが、なんとか乗り越えました。
幼稚園は、雨風で窓から数カ所雨漏りしましたが、あとは大丈夫です。
ただ、湊地区や渡波地区はかなりダメージを受けたようです。
南浜町は昨日は車が通れませんでしたが、今日はなんとか(かなり冠水していましたが)通れました。でも、まだあちこち冠水しています。
石巻の復興は、まだまだのようです。
これからもお覚えいただければありがたいです。  小鮒 實

 

2011.6/1(水)
◆関東教区埼玉地区?による「春物衣料」の無料配布が幼稚園園庭で行われた。かなり盛況だった。

2011.6/4(土)
◆津波で亡くなられた教会員M.S姉(3/11死亡)の御夫君(I.S氏)も召天(6/4)。
 6/8(水)火葬、6/11(土)、教会墓所の納骨堂に納骨した。(司式ー小鮒牧師) 


2011.6/6(月)
◆昭島幼稚園より石川 勇園長はじめ先生方来園(計5名)。子どもたちを励ましてくれました。

  <御礼状>
 先般は、昭島幼稚園創立記念日の休園日を利用し、石川 勇園長先生はじめ諸先生方が、本園を訪問してくださいましたこと、心より感謝申し上げます。
 また、昭島幼稚園の先生方、保護者の皆様、バングラディッシュからの支援金、更に、エイセフボランティアの会、グリーンボランティアの会の義援金、感謝して拝受いたしました。領収証を同封いたします。ありがとうございました。
 昭島幼稚園のお友だちが書いてくれた寄せ書き、励ましの言葉等のプレゼント、本園の子どもたちもとても喜んでいました。石川園長先生が教えてくださった「歌」、子どもたちの心に届いたようですよ。
 いただきました「あさがおの種」も早速花壇に植えました。今双葉が沢山出ています。ヘドロ(海水)に浸かった土ですが、大きく育つことを期待しています。きっと美しいお花を咲かしてくれるでしょう。
 多くの方々に覚えていただいていること、また支えられていること、本当に感謝です。とても励まされております。
 これからも良き交わりが与えられますように、特に、子どもたち同士の交流が深められて行くことを心より願っております。本当にありがとうございました。
 最後に、皆様方の上に、主の豊かな祝福をお祈り申し上げ、お礼の言葉に代えさせていただきます。
  2011年6月
   石巻栄光教会付属栄光幼稚園園長  小 鮒  實
                         幼稚園教職員一同 


昭島幼稚園の先生方と

朝顔、きれいに咲きましたよ

(下の写真は合成写真)

2011.6/7(火)
◆祝田のAさんからTELで救援物資の依頼があった。
 お米30Kg、朝子さんが使っていた黒いバッグ(葬式用)、裁断ハサミ(ビバ・ホームで購入)、子供服、お菓子などを取りあえず届ける。(朝子さん同行)
◆扇風機、ミシン、その他の物資を、エマオやK.Mさんに依頼する。
 季節の変化とともに被災地で必要なものは変わって行く。必要なものを必要なときに提供出来る体制が必要に思う。


2011.6/9(木)
◆エマオのボランティアの方々と一緒に祝田のAさん宅へ。物資を届ける。ワークも。
◆K.Mさんのところから届いた扇風機、電動ミシンをSさん宅へ届ける。


2011.6/13(月)
◆小鮒さんちで愛用していた自家用車(ブルーバード)も津波に浸かり、いよいよご臨終のときを迎える。
◆栃木よりギデオン協会の方が使用していた車(カローラ)を譲ってもらうことに。一回り小さいし、走行距離も11万キロを超えているが、車検もあと1年あるし、しばらくは使えそうである。
本日わざわざ平山正道牧師とO兄が栃木より車を届けてくださった。感謝。感謝。


2011.6/15(水)、16日(木)
◆明石教会(錦江幼稚園)の川上 揚牧師・園長、園児への贈り物持参。子どもたちにもお話くださいました。
2011.6/18(土)
◆朝、園児の保護者の紹介で、東京のグループが園児にと「ぬいぐるみとタオル」を届けてくださった。感謝。
◆午後、東北HELPの救援物資を届けるお手伝いをする。食器類、老眼鏡など。


2011.6/19(日)
◆教会役員会で、夏期伝道神学生の受け入れ、また、8月の礼拝応援説教依頼、8/20(土)の「夏まつり」(関西のグループが計画、約30名)を承認してもらう。

2011.6/25(土)
◆第35回栄光運動会が盛況裡のうちに行われた。
子どもたちから元気をいっぱいもらいました。
石巻に来ていた伊勢 希さんと渡辺真一さんにもお手伝いいただきました。
感謝。


2011.6/26(日)
◆東日本大震災で被災し、現在東京に一時避難しておられる宮本旻祐牧師が来石。礼拝の説教奉仕をしてくださった。感謝。
 当日の礼拝は、ボランティアの人たちや聖ヶ丘教会、霊南坂教会、静岡深草教会の人たちも出席。男15女7計22名の礼拝出席でした。


2011.6/27(月・運動会代休)
◆東京の経堂緑岡教会の方々10名がおいで下さり、砂場の「砂」を新しく入れ替えて下さいました。(費用全額「経堂緑岡教会」負担) 感謝です。

詳細は、幼稚園報「ひかりのこ」(No.363、2011.7月号<砂場の砂>)参照


お礼状(6月分)と近況報告(6月)
◆全国からの「献金」(義捐金・お見舞金等)、また「救援物資」に対する「お礼状」(6月分)と一緒にお送りした「近況報告」です。(5月のお礼状と重複している所、また、近況報告の中にも重複箇所が沢山ありますが、そのまま載せておきます。
お礼状(6月分)
近況報告(6月)


2011.7/3(日)
◆故R.T姉、納骨式
◆全国手芸協会の呼びかけに応えて大阪の高校生が作った「手提げ袋」、
 群馬県渋川市在住の清村さん(信愛幼稚園OB保護者)からの「お絵かき帳」、
 埼玉県越谷市在住の阿部さんからの「ポップコーンとビスケット」などの贈り物を園児に渡しました。とても喜んでいました。

 

2011.7/9(土)
◆石巻市による幼稚園園庭の放射線量測定0.08マイクロシーベルト/時。
 取りあえず安心する。
◆御子柴聖子姉ピアノコンサート(幼稚園2Fホール)

◆NPO法人「ぐるっと」の末永 克さんより小玉すいかをいただく
 

◆7/22(金)幼稚園1学期終園式
◆7/24(日)〜25(月)年長組「お泊まり会」
7/25、3:51の地震(石巻:震度5弱)発生。
 年長組の「お泊まり会」で、子どもたちは一旦目を覚ましましたが、全員無事でした。
 泣く子もいませんでした。また、すぐ眠りました。ご安心ください。(掲示板より)

◆7/27(水)〜29(金)夏期保育、プールの後片付け。
 これで幼稚園の1学期の行事は全て終了する。
 なお、7/27〜29、吉田 慈先生が幼稚園のお手伝いに来てくれた。感謝。 


近況報告(7月)
◆7月にお送りした「お礼状」と「近況報告」ですが、「お礼状」はほとんど同じなので省略。
 「近況報告」も基本的なことは前回(6月)とあまり変わりませんが、状況は絶えず変わっています。
 初めてお送りした方もおられますので、全文載せておきます。(新しい情報も含む)
近況報告(7月)

2011.8/1(月)
◆長田センターより柴田先生・渡辺兄来石、教会に宿泊。
◆また、聖ヶ丘教会のK.S兄、教会で使用するPCを届けてくださった。感謝。
園バスの運転手(佐藤さん)とお友だちの白鳥さん(いもほりに一緒に行きました)、芳賀(はが)さん(8月から時々バスの運転をしてくれます)の三人が、靴箱のペンキ塗りをしてくれました。とっても綺麗になりましたよ。ありがとうございました。


2011.8/4(木)
◆小平のT.Hさんのボランティア・チーム36名が来られ、幼稚園で一泊された。
 帰りには、教会・幼稚園を綺麗に掃除してくれた。感謝。 

近況報告(8月)

2011.8/7(日)
◆宮本 約役員の奨励奉仕で礼拝を守る。
◆14:30、洞源院での避難所解散式に出席。
◆ 夜、立命館大学の学生(ボランティア・グループ7名)教会・幼稚園に宿泊。


2011.8/9(火)〜12(金)
◆千葉教会のボランティア5名来石、教会に宿泊しながら、ワーク。
 幼稚園の側溝、墓地の草取り等をしてくださいました。感謝です。

2011.8/9(火)〜28(日)
◆同志社大学より夏期伝道神学生(高橋梨紗姉・大学院1回生)受け入れ。(牧師館に宿泊)
 8/21の主日礼拝の奨励奉仕、聖書研究・祈祷会の奉仕、その他の奉仕をしていただきました。

2011.8/10(水)
◆19:00 Y.U姉のご母堂様の火葬。(牧師夫妻、夏期伝神学生、大林兄出席)
 3/11に津波で死亡、仮土葬されていたが、5ヶ月ぶりにやっと火葬にしてもらった。
 こんなこと平常時では決してありえない出来事である。


2011.8/11(木)〜15(土)
◆前にボランティアに来てくださったM.Nさん来石、牧師館に宿泊。

2011.8/13(土)
◆清水信浩先生(稲城教会牧師、8/14の礼拝奉仕者)宿泊。
 牧師館には既に宿泊者がいたので、教会に泊まってもらった。申し訳ない。


2011.8/14(日)
◆清水信浩牧師応援説教。
 鳥居坂教会、聖ヶ丘教会の方も礼拝に出席された。
 夜、牧師夫妻、M.N、「夏祭り」の準備で来石したS.W、R.T(計5名)で大船渡教会へ。
 2人を大船渡教会に残し、私たち3人は、M.Nの運転で真夜中過ぎに石巻に戻る。


2011.8/18(木)〜20(土)
◆約35名のボランティア、教会・幼稚園に宿泊し、「夏祭り」の準備を行う。

2011.8/20(土)
東日本大震災復興支援石巻栄光教会・栄光幼稚園「夏まつり」開催
  (於・園庭・幼稚園ホール)
  露店、落語、ジャズコンサートなど。 
  (「夏まつり」の詳細は、幼稚園報「ひかりのこ」を参照)

 なお、ボランティアの人たちは、8/21の礼拝(夏期伝道神学生(R.T)奨励奉仕)に出席後、帰られた。

2011.8/22(月)〜23(火)
◆幼稚園教師研修会(鳴子保育園ほか)。研修会を兼ね山形の「銀山温泉」にも行ってきました。
「山寺」にも登り、気分転換が出来ました。
ただし、小鮒は、行き帰りの運転で少々疲れ気味でした。

2011.8/25(木)
◆柴田信也先生、渡辺真一兄、川越教会のH.Y兄等が来られる。

2011.8/26(金)
◆幼稚園2学期開始。
◆長谷川 豪建築設計士、建物(遊具)の図面、配置図等を持って来石。
 具体的な打ち合わせ、意見調整を行う。詳細については「ひかりのこ」参照。


2011.8/28(日)
◆長田センターの柴田信也先生による応援説教。
2011.8/29(月)〜30(火))
◆東日本同信会(於・作並温泉)出席。
2011.8/31(水)
◆高の原教会の遠藤牧師ほか計4名の方々、来石。
 後日多額の献金、感謝。

◆園児全員分の「Tシャツ」をいただく
 

2011.9/1(木)
◆幼稚園「新年度入園願書」配布日。一人でも多くの子どもたちが入園できますように。
2011.9/4(月)
◆幼稚園実態調査ヒアリング(於・登米合同庁舎)
2011.9/13(火)
◆日本基督教団社会委員会の方々、来石。

2011.9/14(水)〜15(木)
◆伊勢 希姉、来石。9/15の幼稚園「マラソン大会」のお手伝いなどをしてくれた。
2011.9/15(木)
◆与那城初穂牧師(流山教会)、望月麻生牧師(四街道教会)来石。

2011.9/17(土)
◆井上 創牧師(武蔵野扶桑教会)牧師館に宿泊。
◆9/18(日)応援説教奉仕、感謝。


2011.9/19(月・休)
◆小久保達之佑牧師(田尻教会)、蔡裕榮氏(台湾)、臼杵みどり氏、来石。
 石巻栄光教会で被災者・被災地のお話をする。その後、「すうぷ屋」さんで昼食→日和山→石巻山城町教会→南浜→エマオ石巻→栄光教会。
◆台湾からの「神是愛」の色紙をいただく。感謝。


2011.9/25(日)
◆教会創立124周年記念礼拝 −聖餐式執行−
2011.9/26(月)〜28(水)
◆渡辺真一兄来石。牧師館に宿泊。
2011.9/29(木)
◆K.N(以前ボランティアに来られた方)が訪ねて来てくれた。
 東京屋食堂で昼食。

2011.10/1(土)
◆第34回栄光バザー・作品展
2011.10/2(日)
◆東京に避難している宮本旻祐牧師の応援説教
 奥様の幸子姉も来てくださり、奏楽の奉仕をしてくださった。感謝。
2011.10/3(月)
◆千葉支区東葛分区の方々20名、お忙しい日程であったが当教会を訪ねてくださった。
2011.10/4(火)
◆東部児童相談所の方、震災で親を亡くした園児の様子を聞きに訪ねてくれた。
2011.10/7(金)
◆年中組「いもほり遠足」(於・小船越沢田山)

2011.10/8(土)〜10日(月・休)
◆東京、日野台教会よりF.K、M.N、T.I、C.N(4名)ボランティアで来石。牧師館に宿泊。
◆前にボランティアに入ったお家を訪問したり、また、教会の板戸、窓、牧師館の板戸、洗面所のドア、玄関等を直してくださった。感謝。
◆漁師さん(H.S、仮設住宅入居)の水揚げも見学、沢山のお魚もいただいた。感謝。

2011.10/9(日)〜10日(月・休)
◆静岡深草教会のM.A兄、教会に宿泊。マッサージのボランティア。教会員や牧師夫妻、またボランティアに来ていた人たちもマッサージの恩恵に与った。10/11(火)帰られた。
10/10(月・休)
◆京都教会の入 治彦・順子牧師夫妻、来石。問安くださった。
 また、東京の松原教会の安原姉が問安くださった。安原姉は、震災後、ふきん、夏物衣料等をお送りくださった方。
2011.10/11(火)
◆年少組・年長組「いもほり遠足」(於・小船越沢田山)

◆東日本大震災(3/11)から7ヶ月が経ち、この日(10/11)、石巻市では全「避難所」を閉鎖した。仮設住宅が必要数整ったからという理由だが、お家があった所から10Kmも離れた仮設に入居した人もいれば、近くに病院もなく困惑している病気持ちの人もいる。また、自宅の修繕が終わってもいないのに自宅に戻らざるを得ない人たちもいた。5月、市から@仮設住宅に入居するか、A自宅を修理して住むか(修理する人には52万円の補助金がでる(住宅の応急修理制度:現物支給(市が業者に修理を依頼し費用を支払う方法))の選択肢が示され、Aを選択した者は仮設住宅には入居できず、修繕が終わらなくても自宅に戻る以外仕方なかったのである。(その他A大規模半壊の方には、被災者生活再建支援制度により75万円の支援金、また、日本赤十字社・中央共同募金会等(国)に寄せられた義援金、宮城県および石巻市に寄せられた義援金合計76万円がもらえる。災害弔慰金は別に250〜500万円支給)
 ●住宅の応急修理制度の内容
  1 屋根、柱、床、外壁、基礎等の応急修理  
  2 ドア、窓等の開口部の応急修理
  3 上下水道、電気、ガス等の配管、配線の応急修理 
  4 衛生設備の応急修理
  ※1 地震の被害と直接関係のある修理のみが対象
  ※2 内装に関するものは原則として対象外
  ※3 家電製品は対象外(エアコン等)
◆石巻では、圧倒的に大工さんが不足している。とりあえず、応急修理制度で、床下のヘドロを取り、床の修理はしてくれる。壁も外の風が入らない程度の工事まではしてくれるが、壁紙などの内装工事は、何ヶ月も先になる。要するに、今のところ「取りあえず住める」程度の修繕しかしてくれない。仙台や山形県、福島県などからも大工さんが来てくれているが、圧倒的に不足しているのである。ちなみに、大工さんの日当は25,000円だそうである。(実際の大工さんの手取りは、もっと安いが…)
◆なお、自宅の修繕が終わらずどうしても自宅に戻れない人たち約70名は、「避難所」から「待機所」に移り、生活することになった。

2011.10/12(水)
◆神崎典子、川村邦彦(新潟教会)、石川亜紀(ナザレン尾山台教会)、小林節子(西経堂伝道所)、沼沢(エマオ仙台)等の諸先生、兄弟姉妹方が問安くださった。
 

2011.10/14(金)
◆秋の親子遠足(於・長沼フートピア公園)
2011.10/17(月)〜21(金)
◆教育実習生受入
2011.10/19(水)
◆片岡謁也牧師、大阪教区の三役、来石。(60日間の記録を渡す)
 浅海姉も訪ねてくれた。
2011.10/27(木)
◆津波で被災した家(人も亡くなっている家)を修繕し、その家を人に貸すために、修繕した家を「きよめて欲しい」旨の申し出あり、現地(新舘)に行って祈りを捧げる。
家を失った人が多く、このような家も、現地では重宝されていた。
2011.10/30(日)
◆宮城北地区の「交換講壇」。 小鮒牧師は、仙台川平教会へ。 震災直後のお話をする。

◆6/15(水)−16(木)に贈り物を持参くださった明石教会の井上 揚牧師。10月には、錦江幼稚園から「ピンクのバンダナ」を園児に贈ってくださいました。感謝です。
         

2011.11/1(火)
◆東北ヘルプ主催のキリスト教関係のボランティア団体の集まり(於・石巻山城町教会)
  日本バプテスト連盟、サマリタンズ゜・パース、長田センター(兵庫教区)、ビーワン(Be One Tohoku Aid )、JIFH(日本国際飢餓対策機構)、エマオ(東北教区)、カリタス・ジャパン(カトリック教会)、石巻祈りの家、日本福音ルーテル教会、石巻キリスト教会(兄弟団)、いっしょに歩こう!プロジェクト(日本聖公会)、クラッシュ・ジャパン、国分寺バプテスト教会(Sola)、東北ヘルプ、DRCnet(東日本大震災救援キリスト者連絡会)など。
小鮒 實牧師も出席。交流。
2011.11/4(金)
◆長谷川 豪建築士、来石。移築建物の打ち合わせ。

2011.11/8(火)
◆不二家の「ペコちゃん」来園。お土産ももらいました。
2011.11/9(水)
◆清水ヶ丘教会員・内野 正兄、来石。被災地地を案内。
◆広島の的場幼稚園から、みかん、柿等が届く。
2011.11/10(木)
◆幼稚園「収穫感謝祭」
◆ジェフリー先生(エマオ)、テゼ共同体(フランス)、カリタス・ジャパン (計4名来石)
2011.11/15(火)
◆深谷教会の法亢聖親牧師来石。すうぷ屋
2011.11/18(金)
◆長谷川 豪建築士との第3回打ち合わせ
◆幼稚園のトイレ、水漏れ。牧師館のボイラー(給湯器)入れ替え
2011.11/19(土)
◆NPO法人「女性と子ども支援センター・ウィメンズネット・こうべ」9名来石。
◆御子柴聖子姉より、移築建物のための献金とチョコレート届く。
2011.11/29(火)
◆広島の「的場幼稚園」から、アドベント・カレンダーほか届く。
  2011年12月1日発行の幼稚園報「ひかりのこ」(No.366)参照


不二家の「ペコちゃん」来園


アドベント・カレンダー
(的場幼稚園より)

2011.12月
◆この後も、多くの問安客がありましたが省略させていただきます。
 また、クリスマス・シーズンには、多くの教会・幼稚園からプレゼントをいただきました。
  特に、幼稚園の子どもたちのことを覚え、様々な贈り物が届きました。子どもたちはとても喜んでいました。ありがとうございました。

2011.12/10(土)
◆13:00 子どもの教会クリスマス会・お楽しみ会
  
(在園児19名、小学生32名、計51名参加)
千葉教会の方々(10名)が来て、ゲームの指導等、ご奉仕くださいました。

2011.12/19(月)〜20(火)
◆保育料・入園料等の全額減免処置を行った(4〜9月分の返金)
 ※「私立学校授業料等軽減特別補助金」に基づき、床上浸水以上の家庭、保護者の死亡、失職等の家庭に、保育料・入園料等の全額減免を行った。(役員会承認議事録、園則変更、保護者への連絡(就園奨励費との調整・必要書類の提出)、受領証等、大変な事務処理であった)
2011.12/22(木)
◆幼稚園「2学期終園式」。午後1時から「大掃除」
2011.12/23(金・祝)
◆12:30 浅海姉、クリスマス・プレゼントを届けてくれた
◆14:30 幼稚園「キャンドル・サービス」
◆引続き、幼稚園「キャロリング」(イオン石巻、特別養護老人ホーム「和香園」、石巻復興商店街、ヨークベニマル大街道店駐車場)
◆以前ボランティアに来られたM.M、A.H。
 明学の8人。尾形兄。末永氏等が訪ねてくれた。
◆給与支払日。忙しいなか、なんとか準備でき、支払うことができた。
2011.12/25(日)
◆クリスマス礼拝 (男6女17計23名)
◆沖縄キリスト教短大の吉澤有紀さんのご家族が訪ねてくださり、依頼しておいて幼稚園の「幼児車」を届けてくださった。
2011.12/26(月)
◆中井利洋牧師夫妻(仙台東教会)が問安に来てくださった。
2011.12/29(木)
◆朝、仮設住宅に住んでいる漁師さん(H.S)が来られ、魚を沢山いただく。近所の方に分ける。
◆11:00 関ノ入仮設での「もちつき」に参加。みかん2箱届ける。

◆震災後、幼稚園の子どもたちに沢山のプレゼントが届きました。そのすべてを紹介することはできませんが、主なものを紹介しておきます。
(園児がプレゼントを持ち帰ったとき、お家の方に渡したお手紙等)


千葉教会の方々が来てくれました




2012年1月


2012年2月



2012年3月



トライアングル・タワー
◆この計画は、2011年6月頃から始まり、2012月5月に終了しました。
◆当初の予定と大部違ったものになりましたが、長谷川 豪建築士との度重なる打ち合わせの結果、最終的に右写真のような立派なものが出来ました。感謝です。
 (塔の上にfは「鐘」(ベル)があり、希望の鐘として毎日10時に鳴らしています。上に白く見えるのは、十字架ではなくて、園旗やこいのぼりをあげるポールです)
◆震災後の大変な時期、並行して行われたプロジェクトでしたので、本当に大変でしたが、無事終了できたことを感謝しています。
◆全国の皆様から尊いご献金をいただきました。心から感謝しています。
◆トライアングル・タワーについては、下記の所でまとめて報告しています。(寄贈感謝会まで、献金報告を含む)

トライアングル・タワーについて

<続きは東日本大震災2年目>
◆2012年4月からの出来事については、また後日紹介したいと思います。
◆いろいろなグループ等が来てくださり、催し物等をしてくださいました。
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