−第1楽章−
Adagio-Allegro molto
序奏から第1主題へ。
序奏のチェロはききどころです。懐かしさ炸裂です(笑)。また、僕の演奏への注文も、ここに大きなウェイトがあります。
主に旋律と、「間」を聴きたいのですが、作為的な表情付けは旋律美をスポイルするし、中途半端な間はだらしない印象しか与えてくれません。まあ、これはどんな演奏にもある程度いえることですね。
逆に、このあたりが好み通りだと、大抵のことは許してしまうきらいがあります。こんなだから僕が推薦するものは油断できません。
盛り上がりを受けて中間主題へ。(3:10)なんだか内向的な旋律で好きです。原始旋律とか、野蛮旋律と呼ばれてますが解釈が多様で、アフロアメリカン的だ、いや黒人霊歌だよ、違うもんチェコだもん、とか、とか。
うじうじした旋律のくせに、いろいろなを展開見せてくれます。注目。明るくもなるんですよ、こいつ。(笑)
第2主題はフルートでさわやかに提示されます。(4:18)ここではっとさせてくれる演奏は好きですね。高音は大切です。
これで提示部は終わり。そろそろたいへんなことになってきます。
ホルンが第2主題を響かせる(5:03)すこしまえからが展開部です。
次第に曲想は強く、あらあらしくなり、第2主題をトランペットが強く鳴らすとついに、低弦・ファゴット・トロンボーンの第1主題が再登場。(5:28)
そのままお互いが交互に盛り上がり、ついにここで2つの主題は結合を果たします。手法としては少々強引ではありますね。それになんかえっち。
展開部の最後では、ヴァイオリンの第2主題を伴奏としてフルート、バスの第1主題によるカノンが登場。(6:21)なかなか楽しいです。
展開部が終われば再現部。第1・中間・第2の順にそれぞれ転調したものを再現していきます。
結尾はfff(フォルテシシモ)の全合奏(8:51)ではじまり、トランペットによる第2主題とトロンボーンによる第1主題が対位法的に展開されます。燃えます。
バイオリンによる第1主題とトランペットのベルトーンを聴いて一気に終結へ。うまくたたみこんでほしいところですが、ライブならではの踏み外しも愛しいです。がんばれラッパ。(笑)
以上で全曲を通して最も味わい深いといわれる楽章は終わり。
僕としてもこの楽章が一番好きです。
−第2楽章−
Largo
−第3楽章−
Scherzo.Molto vivace
−第4楽章−
Allegro con fuoco
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