オーナー様
>岩堀さんは、関西、関東どちらのご出身なので
しょうか?
関西でも関東でもありません。東北は秋田の出身です。
でも、関東(神奈川)在住がはるかに長くなりました。
秋田でもちゃんと少年向け雑誌売ってましたよ(笑)。
乱歩の少年物、私は「少年クラブ」と思ってましたが、
「少年」だったんですね。だとすると「少ク」にはどんな
のが載っていたのか気になります。山川惣冶の「少年王者」
という絵物語、「イガグリ君」という漫画覚えてますけど、
このあたりでしょうか。まさに懐古趣味ですね。
遅ればせながら、9万アクセスおめでとう御座います。
大台目指してがんばりましょう。合同オフ、私も鍋が
いいですね。秋田料理の「キリタンポ」などいかがで
しょうか。
「H堂」→「K文庫」でした。
小林文庫オーナー さま
9万アクセスおめでとうございます。10万に向けて驀進あるのみ。
>「チーズフォンデュ殺人事件」
いつぞや話題になったこの原作を栗本薫『グルメを料理する十の方法』ではないかと根拠なく推測しましたが、古本で買った光文社文庫版にざっと当たってみると、チーズフォンデュは出てこないみたいでした。(おまけに、『グルメを殺す十の方法』と誤記してるし)失礼しました−。
>目録関係
私も、「鬼」9冊36万円には、肝が冷えました。1冊オーナーさまに譲っていただいたばっかりだったので。冷や汗、しとど。群馬方面を拝む毎日です。H堂の北村薫セットは、当たれば細君が払うというので、参戦してみます。南無阿弥陀仏。
>本格推理マガジン
「十二人の抹殺者」も候補に挙がっているのですか!私的には、天城一、山沢晴雄、狩久、千葉淳平といった辺りの作家の短編集を期待したいところなんですが、採算とれるかとなると、厳しいのでしょうか。永くミステリファンに愛される名シリーズとなることを祈念しております。
本日の読書は、デレック・スミス『悪魔を呼び起こせ』。二つの密室の解法が美しく、満足でした。
>小林文庫オーナー様
いやー、先の書き込みでは「むなしい」などと拗ねたことを書いて申し訳ない
です。とにかく表題に書いた通りのことを公約とし、頑張りますです。
そうなんです。まず「宝石」に掲載された本格短篇のうち未発掘のもの、また
再録の機会の少ない中篇をピックアップするところから始めたいのです。あと長
篇としては当然『十二人の抹殺者』なども入っているのですが、戦後すぐの長篇
は300枚程度なので入れやすいのですが、それ以上になるとアンソロジーという
よりはそれをまるまる一冊復刻する形になるので、これまた苦しいところなので
す。ともあれ、ご注目ください。そして“幻の名作”の情報提供をよろしくお願
いいたします!
美夜さん、フクさん、kashibaさん、90000アクセスのお祝い、ありがとうございます。
美夜さん
スッキリした疑問って、なんでしょう?(笑)
おしえて。
フクさん
合同記念オフしましょうね。
鍋がいいなぁ(笑)
kashibaさん
たまには、ネタ振って下さい(笑)
> ところでK文庫の直近カタログには例の「人造宝石」が載っているのでショッカー?
載っております。
「じゅえる」6冊に、「人造宝石」2冊、今なら「別冊フェニック」と「えらりあな」が付いて、1万円ぽっきり!
安すぎるーう!!!
この価格でも、「いささか高いと思いますが…」だそうです。
やっぱり、「あたらし方式」を導入して欲しい!!!
> 私は昨晩届いた、文生堂のカタログを前に悶々としております。
「鬼」9冊36万、「密室」16冊48万円で悩むとは…。
私は、悩みようが有りません。(嘆息)
しかし、「鬼」が1冊4万円は、高すぎると思いますよ。
1〜6号までは16頁しかないので、、1頁2500円になってしまいます。
「密室」は、全33冊+1+1 のうち、一番充実している所が(私は、一部しか現物を見たことないですけど)まとめて手に入るので、良いかもしれないですね。
私も欲しいけど、この金額では……(泣)
知り合いが持っていれば、借りることも出来るし(笑)
岩堀さん
ご心配をおかけして申しわけ有りません。
神津恭介は、私も「かみつ」と思っていました。
いつから「かみづ」になったんだろう。
「子供の昭和史」>岩堀さん
> 「譚海」という雑誌、かすかに覚えています。
あの時代の(マイナーな)雑誌を読んでいらっしゃるのは、ある意味で羨ましいですね。
岩堀さんは、関西、関東どちらのご出身なのでしょうか?
> あと「少年クラブ」はもちろんですが、「冒険王」とか「少年画報」など懐かしいです。
> 懐古趣味は年取った証拠かなあ。
こちらは、私もリアルタイムで読んでいます。
いつも書いていますが、雑誌「少年」で乱歩の少年探偵団ものを読んだのが、この道への始まりです。
「子供の昭和史」昭和30年代になると、記憶にある本も少なくありません。
むかし持っていた本が残っていればなぁ。(笑)
…、と私も昔話が長くなってしまいました。
「子供の昭和史」>芦辺さん
> 実はあの中に出てくるような少年探偵小説に私も興味を持っているのですが、
> それらのほとんどが大阪の児童文学関係の資料館の所蔵らしいので、ちょっと
> 調べに行ってみるつもりです。
「子供の昭和史」の資料提供機関は、わたしもチェックしていました。
> 乱歩以外の少年探偵小説、やはり容易なことでは手に入りそうにない。こ
> れは某資料館に立てこもる必要ありかもしれない。
「大阪国際文学館」行ってみたいですね。
大阪府立/市立図書館と併せて、泊り込みで大阪の図書館チェックに行きたいです。
「現代マンガ図書館」も。
芦辺拓さん
> 初稿『刺青殺人事件』、ひょっとしたら動き出しそうです。高木ファン、本
> 格マニアをギャッと言わせるような企画を練っているのですが……。
という事は、単なる復刻ではないということですよね。
大いに期待しています。
> それと、ちょっと話が変わりますが、あの一連の少年探偵ものそっくりの造本
> と挿絵で新本格ミステリ作家がジュヴナイルを書くという心躍るアイデアがあっ
> たのですが、例によってそれきりになっています。小生単独でもやってみようか
> な。「大人が読んでも面白い。子供が読めば大喜び」ってのは、もちろん至難の
> 業でしょうが……。
これは、面白そう!! 出たら嬉しいです。
> 『本格推理マガジン』のために……
> 久しぶりに「宝石」を漁りに行ってきましたが……
芦辺様の『本格推理マガジン』の新編集長就任、ありがとうございます。
日頃拝見している、芦辺様のミステリーへの趣向が反映したら、嬉しいですね。
「宝石」を漁りに行っていらっしゃたとは、「宝石」収録作の再録を考えていらっしゃるのでしょうか??
私としては、宝石(などに)に複数の作品を発表したが、作品数が多くないため、著書にまとまっていない作家の、作品集が欲しいですね。
竹村直伸など大好きなのですが。(雑誌「幻影城」で特集されましたが)
『十二人の抹殺者』など、入手困難な本が復刊されたら嬉しいなぁ。
少年ものの文庫化もしてほいいなぁ。
これは、一読者の勝手な希望ですが、読者をギャッと言わせる企画を楽しみにしています。
初めまして、ホームページ開設して3ヶ月目の新参者です。タイトルにあるように、三つのジャンルにかかわる作品を、掌編短編中心に発表しています。奇想天外で異質の内容なので、既成の小説にものたりない方、一読してみてください、と誇大に宣伝していますが(爆)、興味ある方はアクセスよろしくお願いします。現在5編掲載中です。
はじめまして、
私は今横溝正史氏について調べています。
彼の長者番付は、どのぐらいだったのでしょうか?
どなたかに教えていただければ光栄です。
お願いいたします。
久しぶりに「宝石」を漁りに行ってきましたが……こちらなどで拝見する、
はるかに物凄い古書の鬼諸氏からすると「ケッ!」てなもんなんでしょうな
あ。ちょっとむなしくもなります。
乱歩以外の少年探偵小説、やはり容易なことでは手に入りそうにない。こ
れは某資料館に立てこもる必要ありかもしれない。
やったー、\(^0^)/
9万アクセス突破おめでとうございます!!
ちゃんと毎日来てますからね(^−^)v
さすがに自分のHPを持ってしまうと、こちらで
ネタふりが出来なくて、なんなのでありますが(−−;
ところでK文庫の直近カタログには例の「人造宝石」が
載っているのでショッカー?
5桁という噂をどこか(ZP?)で聞いたのですが、
申し込まれたのでショッカー?
私は昨晩届いた、文生堂のカタログを前に悶々としております。
と、森さんからの御本が届いてしまいました。6万8千円。
うううう、嬉しいけど(^×^;>
さあ、10万記念は何かなあ。
また、放出かなあ(^−^)
藤岡オフかなあ。
わくわく。
90,000アクセス、おめでとうございます。
本当に同じ頃に10万アクセスするようでしたら、合同記念オフでも
開催しましょう!(ってこれくらいしか芸がない)
ご無沙汰でございます。
数日ぶりに参りましたら、90000アクセスを超えておりました。
おめでとうございます!!
さて、この間長い間の疑問が氷解しまして、もうスッキリです(笑)。
それは何かといいますと、横溝正史さんの「紅蝙蝠」という時代長編小説に
ついてです。
あまりにも古い記憶なものですから、ひょっとすると私の勘違いかと思って
おりましたら、ご存知の方がいらっしゃって教えていただきました。
ありがとうございます!!(お名前、出しましょうか?)
でももう、読めないでしょうね・・・。
読みたいわけでもないのですが(笑)。
本日11月20日、0時前後に「小林文庫」トップページのアクセス数が、90000を超えました。
大変ありがとうございます。
最近は、HPの更新も滞り、掲示板などでの応接もままならない状況で、申しわけ有りません。
そんな中も、アクセス、掲示板への投稿を続けて下さる皆様には、大変感謝しております。
ほんとうに、ありがとうございます。
いまのペースで行くと、2000年1月末くらいに10万アクセスを迎える事になると思います。
その頃までには、完全復活したいと考えています。
10万アクセス記念の企画も検討中です。(できるかなぁ)
かならず、帰って来ますので、今しばらく見守って下さい。
フクさん、合同で10万アクセス記念しましょうね。(^_-)
(他掲示板にも同様の書き込みをしています。ご了承ください)
少年時代の私に絶大な影響を与えたテックス・エイヴリー(アヴェリー)の破
壊的ギャグ短篇アニメが大阪・扇町ミュージアムスクエアで一挙24本上映!
その昔、「トムとジェリー」を見ていた人たちは、3本立ての真ん中に挟まれ
てシュールでムチャクチャにパワフルな作品が放映されていたのを覚えているで
しょうか。今回はそれらの中から最高傑作「呪いの黒猫」をはじめ、「月へ行っ
た猫」「ねむいうさぎ狩り」「太りっこ競争」「ある殺人」、それにおなじみの
ドルーピー・シリーズ、暴力リス・シリーズなどをA・Bプログラム(各90分ほ
ど)にまとめて上映するそうです。11月20〜26日、1:25/3:10/4:55/6:40
とにかく必見! 私はエイヴリーの全作品LDを持っていますが必ず見に行きす。絶対におすすめです。
オーナー様
掲示板では初めまして。『朱夏』13号、特集「探偵小説のアジア体
験」責任編集者の藤田です。さっそく宣伝していただき、ありがと
うございました。
この雑誌、どこで売っているのかという問い合わせが来ていますの
で、この場を借りて紹介いたします。雑誌は、地方・小出版流通セ
ンター扱いなので、神保町では東京堂書店の並びにある書肆アクセ
ス(地方小直営店)に置いてあります(本日確認済み)。あと、向
かいの並びにある、中国図書専門の東方書店にもあります。これら
の書店で手にとって、内容を確認していただくのがよいかと。
それから、12号についてご紹介いただき、こちらもありがとうござ
いました。特集は「満洲の図書館とライブラリアン」で、小生の企
画・編集なのですが、13号に輪をかけてマニアック。今や消え去っ
た国家の図書館なんて顧みる人など少ない状況にあります。でも、
たとえば鮎川哲也は少年時代に探偵小説をそれらの図書館で読んで
いるのです。図書館は消えようとも、そこから得られたものは人々
の中に残っているわけで、そういった足下の文化はきっちりと検証
しておくべきだ、と思うのです。
なんだか長くなりそうなので、切り上げましょう。『朱夏』13号に
興味を持たれた方は、せらび書房のホームページで、特集序説
「『新青年』の国際性とアジア」の全文が読めるようにしています
ので、お気軽に覗いてみて下さい。そのまま、メールによる直販も
可能です。
発行元の、せらび書房のURLは以下
http://www1.odn.ne.jp/~aal74820
『朱夏』13号の紹介ページのURLは以下
http://www1.odn.ne.jp/~aal74820/shuka-no013.html
芦辺様 レスおそくなりまして…。
「かみつき・ようすけ」とは面白いですね。子供の頃の「弁慶がな、ぎなたを
持ってやあっ…」という笑い話(私にとっての出典はたしか手塚治虫の「弁慶」
という漫画です)を思い出します。それはともかく「かみつきょうすけ」という
ルビがあったのは間違いなしですね。
調査?のまねごとをしてみました。
たしかに、手持ちの「刺青殺人事件」(東都書房:日本推理小説大系「島田
一男・高木彬光集」収録)、「成吉思汗の秘密」(カッパノベルズ)、いず
れも昭和36年頃発行のものですが、「こうづ(ず)きょうすけ」のルビ
振られていますね。私は読んだ当時は全く気づかず、最近に至るまで「かみつ
きょうすけ」と思っていました。
昭和50年代以降のの角川文庫版みると「かみづきょうすけ」ですね。
ただ、一冊だけ表紙カバーの折り返しの内容梗概?で「かみ『つ』きょうすけ」
となっているのがあります。こういうのは混乱のもとですね。
ちなみに、「日本の名探偵」(横溝正史編 昭和55年)の紹介欄では「かみ
『ず』きょうすけ」となっています。口で言い、耳から聞く場合は同じですが、
文字表現ならばやはり「かみづ」(KAMIDU)がいいのでは、と思います。
> あの一連の少年探偵ものそっくりの造本と挿絵で新本格ミステリ作家が
>ジュヴナイルを書くという心躍るアイデアがあったのですが、例によって
>それきりになっています。小生単独でもやってみようかな。
是非是非お願い致します。「本格推理マガジン」共々楽しみにしております。
オーナー様
お久しぶりですね。ほっとしました。
「子供の昭和史」、いいですね。「譚海」という雑誌、かすかに覚えて
います。あと「少年クラブ」はもちろんですが、「冒険王」とか「少年
画報」など懐かしいです。懐古趣味は年取った証拠かなあ。
いい本でしょう、>オーナーさん。
実はあの中に出てくるような少年探偵小説に私も興味を持っているのですが、
それらのほとんどが大阪の児童文学関係の資料館の所蔵らしいので、ちょっと
調べに行ってみるつもりです。
初稿『刺青殺人事件』、ひょっとしたら動き出しそうです。高木ファン、本
格マニアをギャッと言わせるような企画を練っているのですが……。さてさて、
『本格推理マガジン』の方はどうなりますやら。
すっかり、ご無沙汰してしまって、大変申しわけ有りません。
いろいろ書き込んで頂いた皆様、ありがとうございます。
昨日、雑誌「朱夏」(特集・探偵小説のアジア体験) を入手しました。
戦前の探偵小説を、「国際性」ことに「アジア体験」という切り口で捉え直した、新鮮で興味深い特集です。
探偵小説に興味のある方は、問い合わせてみてはいかがでしょうか。
発行元の、せらび書房はHPも持っていて、詳細な目次を確認できます。
HPからメールで注文も可能、巻頭の序説は、HPで読むことも出来ます。
せらび書房HP http://www1.odn.ne.jp/~aal74820/
----------[目次]----------
『朱夏』第13号(1999年10月)…1450円
特集‥探偵小説のアジア体験 (責任編集…藤田知浩)
[特集序説]
◎『新青年』の国際性とアジア―移民・植民地・徴用作家―……『朱夏』編集部
[作家論]
◎さいはての訪問者 ―渡辺啓助「オルドスの鷹」をめぐって―……八本正幸
◎小栗虫太郎と不在の南洋……長山靖生
◎夢野久作と朝鮮 ―「日韓合併思ひ出話」と「爆弾太平記」―……藤田知浩
[エッセイ]
◎満洲出身の探偵小説作家を語る……加納一朗
[作家紹介]
◎探偵作家たちとアジア
橘外男……田中益三
江戸川乱歩……中相作
牧逸馬……鵜飼和史
久生十蘭……藤田知浩
大庭武年……西原和海
日影丈吉……井澄時雄
石沢英太郎……橋本雄一
鮎川哲也……秋葉守之助
加納一朗……山田賢二
[挿絵画家紹介]
◎竹中英太郎と月刊満洲社……大村 茂
[再録小説]
◎小盗児市場の殺人……大庭武年
[ガイド]
◎『新青年』アジア関連探偵小説紹介(一)―外地編・第七巻〜第十八巻―……藤田知浩
◎特集関連入手可能本紹介……『朱夏』編集部
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第12号(特集 満州の図書館とライブラリアン)についても、面白く読みました。
以前話題に出ました、飛鳥部勝則『N・Aの扉』(新潟日報事業社)を購入しました。
群馬の田舎の書店にも3冊並んでいたくらいなので、珍しくは無さそうですね。
kashibaさんの掲示板で紹介されていたので知った、「別冊太陽 子どもの昭和史」を何冊か購入しました。
「子どもの昭和史 昭和二十年―三十五年」
「子どもの昭和史 少年マンガの世界1 昭和二十年―三十五年」など
これまた話題に出た、雑誌「探偵王」や「譚海」の書影も載っていました。
うーん、この時代の少年雑誌やマンガ、欲しくなってしまいました。
>岩堀さま
現在、神津恭介は「かみづ(ず)・きょうすけ」が正しいとされ、一方、古い本
では「こうづ」とされている(どうも誤読らしい)のは知っているのですが、私
は少年物では「かみつ」となっていた記憶があって、あえてそう書いたわけです。
なぜかというと、ふりがなを「かみつき・ようすけ」とわざと読んで面白がって
いたことを覚えているからです。
で、このとき読んだ覚えのある神津もののストーリーというのが、のちに乱歩
の少年探偵団シリーズをまとめて読んだとき、何と『夜光人間』の筋立てとごっ
ちゃになっていることに気づきました。
ではいったい何だったのか。『覆面紳士』『死神博士』『白蝋の鬼』……どれ
もピンとくるものがありません。ぜひ、読んで確かめてみたいものです。
それと、ちょっと話が変わりますが、あの一連の少年探偵ものそっくりの造本
と挿絵で新本格ミステリ作家がジュヴナイルを書くという心躍るアイデアがあっ
たのですが、例によってそれきりになっています。小生単独でもやってみようか
な。「大人が読んでも面白い。子供が読めば大喜び」ってのは、もちろん至難の
業でしょうが……。
芦辺様
神津恭介、私もずっと「かみつきょうすけ」と覚えていました。
最近は「かみずきょうすけ」となっているので、間違えて読んでい
たのかと気になっていましたが、芦辺様のコメントで「やはり」と
思いました。私は小学生の頃少年物の「死神博士」を雑誌で読んだ
かすかな記憶ありますが、たぶんそれに振ってあったルビで
「かみつきょうすけ」と覚えたのではないかと思います。
そんなわけで、私は「死神博士」なんとか再読したいと思って
いますが・・・。
須川様
またまた山沢情報有り難う御座います。やはり、「別冊シャレード」
ですね。
山沢晴雄情報の補足です。
甲映会のHPを見ていたら、山沢晴雄2集、天城一3集が
近刊とアナウンスされました。山沢晴雄2集が「砧自身の事件」
(前記訂正)だと思います。「悪の扉」とは毛色の違った
本格ミステリーだとか。という事は既に編集者の手元に原稿が
あると言う事で期待できそうですね。
オーナー様
黒猫荘「白梅軒」で、下記の書き込みを見て唖然としてしまいました・・・。
>「鮎川哲也短編推理小説選集」6冊2000円
これは安い! 安すぎるぅ!! 私は、この5倍の金額がかかっています、揃えるまでに。しかし群馬、侮れません。また出張買取(笑)に行って見なくちゃ。
昔、夜店の古本屋で見たような気がするのですが、例のポプラ社の乱歩シリー
ズ(もちろん旧版)そっくりの少年探偵小説で、その名も「天知五郎」という、
いかにもパチモンくさい名探偵が登場する作品を見ました。どなたか、誰の何と
いう作品なのかご存じないでしょうか。その他、高木彬光や海野十三らの有名ど
ころとはいえ、めったに語られない少年探偵ものについておくわしい方、ぜひご
教示ください。
『神津恭介読本』拝見。この中でも特に興味のわいたのは少年物で、一度ぜひ現
物をも見たいものだと思っています。僕も確かに一冊は読んでいる(「かみつき
ょうすけ」とルビが振ってあったのをはっきり覚えています)のですが、どうも
乱歩の『夜光人間』と記憶がごっちゃになっているらしく、ぜひ確かめてみたい
のです。
岩堀さま、戸田さま
少々忙しくてWebを見るのを怠って失礼しました。
山沢晴雄ファンが増えたようで嬉しいです。
戸田さんのようなスペシャリストが登場されたので
出る幕もないのですが・・・昨日T編集長から受け取った
私信では未刊の長編「砧最初の事件」が来春発行、
「知恵の輪殺人事件」「砧最後の事件」も可能性が
出てきたそうです。ま、何とも嬉しいような恐ろしい
ような話ですね。ではまた。
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