オーナー様、皆様
今年はMYSCONで何人かの方ににお目に掛かれ
嬉しかったです。これも元をたどれば本文庫
だったような気がします。
来年はまた賑やかになる事を期待して
おります。良いお年を。
小林オーナー様
今年はオフ会、プレMYSCONなどでお世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。
実は私もこれから食事をして出社、午前2時頃までは様子をみる
予定です。なにもなければ鎌倉へ初詣です。
芦辺様
今回は期待しない事にしています。とは言うものの…、
鉄砲は撃たなきゃ当たらない…ですからね。
小林文庫です。
29日が仕事納め、昨日一日休んで、今日はこれから出社です。
Y2K対策のため、31日〜1日は徹夜で待機、4日も出社予定です。 うぇーん(大泣き)
Y2K関連のニュースを聞くたびに、元旦に出社する人の人数が多くなっていますね。
他社が出社しているから、うちも出社するという、日本人的特性も有るような気がします。(愚痴モード)
今日のニュースを聞いても、出社や待機の方は、大変多そうですね。
皆様、ご苦労さまです。
小林文庫に訪問していただいた皆様、今年は大変お世話になりました。
とくに後半は全く、殆ど応接することができず、申し訳ありませんでした。
今年は、あんまり良い終わり方ではありませんが(笑)、来年は良い年でありますように>皆様&自分
猟奇の鉄人BBSに書こうと思っていたのですが、kashibaさんも帰省してしまったようなので(笑)、こちらで血風報告を。
といっても、12月は全く古書店に行けませんでした。
今月最初に行ったのが、28日の伊勢丹。 午後7時15分に行きました。 ガラガラでした。 15分しかいられませんでした。
注文品も2冊しか当たっていませんでした。(悲しい)
第1本命の雑誌「少女の友」(大阪圭吉の作品初出誌)は見事に外れました。
当日、O穂舎から本が届いていました。 こちらには、多少嬉しいもの有り。
第1本命の雑誌「名作」(創刊号)が当たっていました。(これも、大阪圭吉初出誌)
他には、少年小説を少々など。
という感じで、あまり成果はなかったのですが、最後の最後に嬉しい成果がありました。
29日に行った某古書店で、雑誌「探偵少年」第5号入手。
江戸川乱歩「黄金虫」や香山滋「怪龍島」、森下雨村「闇からの声」などが連載されている号。
古書目録でも殆ど見たことがないですよね。
最後に、私的血風。
終わりよければ、すべて良し、…としたいです。
古本の神様、来年こそよろしくお願いします。
では、行ってきます。(トホホホホ)
大阪の某図書館の目録からかろうじて見つかった乱歩以外の少年探偵小説(い
ずれも偕成社刊)を借りてきて、久米元一というどうもむやみにたくさんこの手
のものを書いているらしい人の作品を読んでみましたが、あまりの安っぽさとあ
ざとさにがっかり(何の独自性もなくって、単なる乱歩の少年物の縮小再生産)。
やっぱり探偵小説プロパーの作家が書いたもんでないと駄目なんでしょうか。
横溝正史のジュヴナイルもなかなか面白いのがありますが、故・山村正夫氏の
手でキャラクターの差し替え(由利・三津木→金田一耕助)や文体の書き換え
(です・ます→だ・である)がなされ、初出当時にはあるはずのない新幹線が出
てきたりしている点はちょっと辛い。原型通りの少年倶楽部文庫版の方が書き替
え版より面白かっただけに、オリジナルで読んでみたいものだと思いました。
>岩堀さん。当たるといいですね。ただし、外れても通知は来ないので念のため。
芦辺様
「死神博士」に関する情報本当に有り難うございました。
詳細結果はDMにてお送りしました。
以前に「週刊小説を常備している書店を知りませんか?」
という質問を書き込みした丹黒茂松です。
今日、フラッと寄った書店でリニューアルされた「週刊小説」
を見かけ、購入しました。
2000年を期に、週刊誌サイズから文芸誌サイズに変更された
ようです(その分、価格もUPしてしてしまいましたが…)。
これで定期的にチェックすることが出来、嬉しいかぎりです。
以前に「週刊小説を常備している書店を知りませんか?」
という質問を書き込みした丹黒茂松です。
今日、フラッと寄った書店でリニューアルされた「週刊小説」
を見かけ、購入しました。
2000年を期に、週刊誌サイズから文芸誌サイズに変更された
ようです(その分、価格もUPしてしてしまいましたが…)。
これで定期的にチェックすることが出来、嬉しいかぎりです。
>岩堀様
『死神博士』の件にて別途メールしましたのでごらんください(ただしも当てに
はなりませんが)。
*中身入れないで書きこみとやってしまいました、
すみません
芦辺様
「死神博士」お読みになった!ただただ羨ましいの一語です。
今年のマイベスト(?)テンです *下の順序は関係ありません
・東京怪奇地図 森 真沙子
本作品に出てくる場所を一日で回ったのがなつかしい
・喜劇悲奇劇 泡坂妻夫
回文尽くしが大変楽しかった
・蝿 男 海野十三
ただただ報復絶倒
・小笛事件 山本禾太郎
ノンフィクションの迫力に圧倒された
・紅殻駱駝の秘密 小栗虫太郎
高校の時に読みかけて以来、40年ぶりの完読!
・永遠の仔 天童荒太
珍しく新刊本。実に重いテーマに圧倒された。但し、
本作品、はたしてミステリーかという思いは残る。
「このミス2000」では1位になっていますが。
・オイディプスの刃 赤江 瀑
「永遠の仔」と同じくミステリーの範疇でないかもしれま
せんが、非常に面白かった。この作品は「ミステリ・ベスト
201日本編」(池上冬樹編)では超A級にランクされています。
・花の棺 山村美紗
日本的な密室トリックが印象的
・インキュバス レイ・ラッセル
評判通り(「百冊の徹夜本」推薦)のとてつもない怪作でした
・猿来りなば エリザベス・フェラーズ
プレMYSCON「若ミス鼎談」の課題作になっていたので
その日の午前中に読んだもの。大変面白かった。「若ミス鼎談」の
スタッフに感謝!
別 格
・神津恭介読本 浅草紅堂本舗・神津恭介FC
本書に刺激されてン十年ぶりかで木彬光作品読みました。
・「五つの時計」「下り はつかり」鮎川哲也短編傑作選T、U 創元文庫
若い頃読んだ時の感激が再現、鮎川短編のベスト1はやはり「暗い河」
でしょう。
遅ればせに朝日ソノラマ版『死神博士』読了、いや面白かった。よく考えてみ
ると、本格ミステリの権化のごとく思われがちな神津恭介シリーズには、多かれ
少なかれ通俗スリラー調の味が含まれているのですが、本作品では少年物のため
もあってか、まさにスリラー指向全開って感じです。
たとえば乱歩の少年物を例に取ると、かつてポプラ社で混在して問題となった
2種類(乱歩が最初から少年向きに書いたもの/乱歩の大人向き作品を代作者が
リライトしたもの)があるわけですが、明らかに後者の味に近い。文体や内容の
どぎつさ、怪人が人殺しを辞さない点などですが、こういう感じも少年探偵もの
の一つのスタイルとして確かにあったのですね。
さあ、次は入手のめども立ったし、次は『白蝋の鬼』だ。
数日前に出た「文芸春秋」2000年1月号の「私たちが出会った
20世紀の巨人」という特集に、山田風太郎さんが乱歩の思い出を
書いておられます。乱歩に対する敬愛の念がしみじみ感じられるいい
お話です。
ただそれだけの投稿です、すみません。。
kashiba様の掲示板でのしょうもない書きこみに対して
わざわざメールまでいただき恐縮しております。
一応お店に問い合わせたところ抽選だそうで、一応申し込んでみます。
(まあだめでしょうが)
でも教えていただいて気付いたのですが、この目録いつもうちに
届いているような気がします。
思うに住所変更の連絡が有効にならず、旧住所から転送されてきているためと
思われますが、早いもの勝ちだとこういうのは致命的ですね。(苦笑)
でもお仕事中に、本当にありがとうございました。
オーナー様のお心遣いがうれしかったです。
こんちわ。最近麻耶雄嵩の『あ』<すみません漢字わからぬ>
読みまひた。
ところで、皆さんめちゃ読むの速い気がするのですが、
速読とかやってるんでしょか?誰かいい方法教えていただけません?
ネット最近始めたんで、よろしくお願い石松!
また寄らせて頂きまっす!
「古本交換コーナー☆準備室」に投稿しました。毎回同じような本ばかりですいません (-_-;)
芦辺様
「刺青殺人事件」初稿の件、有り難う御座いました。私は東都の大系収録版で
一度読んだだけで、しかも素晴らしさがよくわからなかったのです(したがっ
て、私の高木作品ベストワンは「人形はなぜ殺される」です)が、「刺青」の
初稿版出して頂けるとあれば、本棚で埃をかぶっている東都版の再読に挑戦?
しようかと思います。
オーナー様、こんばんは。
さっそくご来店下さったようで本当にありがとうございます。HP作りはまだまだひよっこですので、ご指導下さいませ。
あ、さっそくリンク貼らせていただきました。事後承諾になってしまいましたがスミマセン。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
>森英俊様
ご教示ありがとうございます。しかし……な、な、な、何と小生のラインナップと
かぶっていることでしょう。あれもこれもそれも……うーむ、てことは小生の目も
満更じゃないってことですか。さあ、ダブったのは、さらに掲載となるのはこの中の
果たしてどれとどれでしょうか!? 引き続き、皆様からの情報をお待ちします。
芦辺さん こんにちは
思いつくままに、かつて読んだまあまあ面白くて、手に入りにくそうな
ものを羅列してみました。日本の本は数年前にけっこう処分してしまった
ので、現在は手元にないものが多いのですが、一時期は、戦後の雑誌を夢
中になって読んでいました。なにかのご参考になれば幸いです。でも、こ
うしてみると、不可能犯罪ものにかたよっていますね。
飛鳥高『死にぞこない』消失物の佳品
島久平「自殺の歌」(別冊宝石21号)密室物
狩久「山女魚」(探偵実話1952-7)密室物
日影丈吉<春日検事>シリーズ(『善の決算』に収録)
永瀬三吾「殺人乱数表」(宝石1952-4?)
香住春作「島へ渡った男」(小説1948-10)「『二十の扉』は何故悲しいか」
(新探偵小説1948-5)密室物
酒井嘉七(傑作多し!)「探偵法13号」「空に消えた男」(以上『探偵法13
号』に収録)「亜米利加発第一信」(新青年1934-4)
鷲尾三郎『悪魔の函』密室物連作集
岡村雄輔「ミデアンの井戸の七人の娘」(宝石1949-10)密室・消失物
「盲目が来たりて笛を吹く」(別冊宝石1949-7)
宮原龍雄「首吊り道成寺」(宝石1950-8)アリバイ崩し「五つの紐」(1951-
1)足跡のない殺人「凧士」(1955-7)「鈍魚の歌」(1958-3)「髭のある
自画像」(1958-6)雪の中の標的(1959-3)密室・足跡なき殺人・姿なき
犯人 以上、宝石本誌
「不知火」(別冊宝石16号)密室・姿なき犯人
坪田宏「二つの遺書」(宝石1950-2)密室物「緑のペンキ缶」(同1954-8)
密室物「非常線の女」(別冊宝石7号)密室物
北洋「写真解読者」(ロック1946-10)「盗まれた手」(影1948-7)
本間田麻誉「罪な指」(幻影城1978-2に再録)密室物
>須川毅様
ご教示ありがとうございます。それにしても、「原則としてアンソロジーもしく
は文庫に一度でも収録されたものは避ける」という縛りを課したからさあ大変で、
下のような失望を味わい続けているわけです。
そう言えば、『本格推理マガジン』の編集長代理補佐見習だったとき、鮎川先生
に
「『*******』という作品はいかがですか」と訊くと、「ああ、それだったら、
想像を絶する凡作です」とおっしゃった。うーむ、さすがに読む勇気が失せました。
横レスです。
(余りに楽しい話なので)
「加里岬の踊子」は別冊宝石 106号
(異色推理小説18人集/第14巻第3号)
ではないですか?
>黒白様
さっそくにご意見ありがとうございます。「加里岬の踊子」の件ですが、改稿版
というのは何に載った分でしょうか。例の大判の別冊宝石に載ったのがどこかに再
録されたのでしょうか(ああ、早くも無知を露呈している……)。
ちなみに、幻の長篇のセレクト難航記を以下に記してみます。
『初稿・刺青殺人事件』(高木彬光)→現行版の再刊の方が先決ではないか
『渦潮』(藤雪夫)→アリバイ物としても捜査物としてもどこかおかしい
『屍の記録』(鷲尾三郎)→いま読むと、それほど奇想天外ではないかも
『十二人の抹殺者』(輪堂寺耀)→長すぎる。目次を読むとワクワクさせるが……
『幽溟荘の殺人』(岡田鯱彦)→某方面の評価が異常に低い
あと中篇もかなり外し続けている(藤雪夫、岩田賛など)。宝石によく載っていた犯人当ては、端正な出来であればあるほどケレン味から遠ざかるので(「妖婦の
宿」「影なき女」や「達也が嗤う」はやはり奇跡的な作品だった……)、評価が難しい。あと川島郁夫『残雪』は青樹社文庫のアンソロジーに入っていたことがわか
ってガックリ。
芦辺 様
ああ、またジュブナイル収集に強力なライバルが・・・・・・・。
それにしても、ジュブナイルには信頼できる資料がないためどうしても行き当たりばったりの収集になってしまいます。こんなえらそうなことを書いている私も、所持しているのは20冊強。ポプラ社や偕成社など大手の出版社でも全体を把握できてません(私がヌルイせいもあるのでしょうが)。
「宝石」掲載のの長編復刻、岡村雄輔の「加里岬の踊子(改稿版)なんかいかがでしょう? 結構読めますよ。
黒白でした。
>岩堀様
ここでいう「初稿」とはおっしゃる通り、宝石選書版として出されたもののこと
です。乱歩のもとに原稿用紙に清書されて送られた分ですね。これ以前に、藁半紙
に書きなぐったものが正確に言えば最初の原稿なのでしょうが、ここではあくまで
公刊されたものを念頭に置いています。「初稿」復刻のあかつきには、藁半紙版の
一部なりと紹介したいですね。
幻の長篇を掘り出す難しさは、それが「宝石」が300枚程度の長篇(それも新人
によるもの)を一挙掲載していた昭和20年代前半に集中している点で、この時期を
過ぎると海外作品の紹介が可能になって(占領下での版権の関係で、それまでは何
とデュマやバルザックの古典ぐらいしか載せられませんでした)、アイリッシュや
ライスの作品が一挙掲載されるようになります。もともと連載となるとある程度の
作家に依頼することになりますし、そうなると日本のしかも新人の長篇はお呼びじ
ゃなくなります。さらにもう少したつと単行本化もされるようになって、雑誌に載
りっぱなしで埋もれた作品というのも少なくなります。
別に「かみつ」の証拠を見つけたいわけではありませんが、思うところあって少
年探偵小説の研究に乗り出し、タブーにしていた古書収集を開始します。めざすは
もちろん高木氏のジュヴナイル入手であります。もっとも、当時の広告では明らか
に「かみつ」とルビを振っていますけどね。
先週から業務ガタガタして投稿さぼってしまいました。
kita様
前回のご投稿で青森は深浦にお住まいと伺いました。これからは
厚い鉛色の雪雲の季節ですね。
私は23の歳まで秋田にいました。能代で生まれて秋田市で育ちました。
神奈川にきて初めての冬、真っ青な空に茫然・感激したものですが、
何十年もこちらに住んでいると、なんとはなしに秋田の冬の空が見たく
なってきます。
たしか小学校4年の頃、深浦に遠足で行ったことがありますよ。港に
行って小さな漁船に乗せてもらった記憶があります。あの港は今どんなに
なっているのでしょう。遠い遠い思い出ですね。
芦辺様
たしかに長篇1冊だけでは、「マガジン」ではなくなってしまいますね。
渇望していた「鯉沼家の悲劇」、本格推理マガジンで読めて大変嬉しかった
のですが、後半部分もっとじっくり書きこまれていればもっとすばらしい
作品になっていただろうと思いました。ただそうなると「マガジン」への
収録は無理だったかもしれず、難しいところではありますね。
初歩的質問ですが、『初稿・刺青殺人事件』というのは昭和23年5月
に宝石選書として発行されたものですか、あるいは更にその前のphaseが
あるのでしょうか?
山田風太郎さんの随筆を読んでいたら、「はじめはペン・ネームの読み方
さえ一定せず、フウタロウかカゼタロウか、呼ぶひとにまかせていたのだが、
その後どうやらフウタロウにきまって来たようだが。・・・云々」と
ありました。ご自分のペンネームなのに他人任せとは面白いですね。
木先生も、「神津恭介」は読む人にまかせていたのではないかなあとも
思ったりしました。
ただし、自分の本名だとそうはいきません。ちなみに私は「イワホリ」です。
たまに、「イワボリ」と呼ばれたりするるとヤナカンジです。
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