先日の書きこみで山沢晴雄さんの「仮面」について、どのアンソ
ロジーにも入っていないようですが云々と書きましたが、須川
さんのリストにあった「扉」が「仮面」の改稿版だそうですね。
「パズルの王国」収録の「死の黙劇」の作者紹介に書いてありました。
小生の不勉強でした。ミステリー道はキビシイですね。
「死の黙劇」は、須川さん、戸田さんの言われる「平凡な出来事が
交錯し不可解な状況を作り出す」という特長が良く出ている好短編
だと思います。
戸田様
山沢作品の読む順序、アドバイス有り難うございます。
実は、本日の午前中、「砧最初の事件」「仮面」(掲載
誌の「別冊宝石 新人競作二十五篇集」をたまたま持って
いるのです)、「見えない時間」(本格推理14巻)の
順序で読んだところでした(山沢作品を読みたい為に年休
行使しました、というのは冗談、でもないか)。
それにしても、戸田様のいう通りに読んでいてよかったですよ。
そうでなかったらどうご返事すべきか困惑の態でしたね(笑)。
「仮面」はどのアンソロジーにも入っていないようですが、
あまり評価されていないのでしょうか?私は「砧最初・・・」
よりもいいような気がしましたが。
「死の黙劇」は、早速明日図書館に行って借り出すことにします。
(「パズルの王国」はいつも書棚に並んでいます)。
横から、申し訳ありません。山沢作品について
> 『砧最初の事件』『見えない時間』がツンドク本にありますので、「平凡な
> 出来事が交錯し不可解な状況を作り出す…」を参考にさせていただいて読んで
> みたいと思います。
>
この2編が手元にあるなら、是非「最初の事件」からお読み下さい。「見えない
時間」から読むのは、余りお薦めしません(笑)。現在新刊書店で入手可能なもの
の中なら、「死の黙劇」が一番とっつきやすい(かつ、山沢の特徴が十分に現れて
いる)とは思うのですけど、ね。
昨日から、朝刊小説に宮部みゆきさんの連載が・・・
すごーく嬉しいです。 !(^^)!
わくわく・・・
管理人様などとお呼びしてしまいましたが、ォーナーとお呼びしなければならなかった事に今気付きました。直前まで「黒猫荘」の方にお邪魔していたものでつい。申し訳ありませんでした。
とてもおもしろいHPがあると友人に教えてもらい、お邪魔しました。ミステリファンが集うと聞いていたのですが、マニアの方々がいらっしゃる所だったのですね。奥の深さに驚いています。皆さんの会話に入る事はどうも難しいようなので、しばらくは書き込みを拝見しつつ勉強したいと思います。管理人様も何かと大変なご様子ですが、どうぞお体大切に。高木彬光先生を10歳の頃より愛し続けるkyokoでした。失礼いたしました。
須川様
山沢晴雄さんの情報有り難う御座います。
『砧最初の事件』『見えない時間』がツンドク本にありますので、「平凡な
出来事が交錯し不可解な状況を作り出す…」を参考にさせていただいて読んで
みたいと思います。
別冊シャレードも買いたくなってきますね。
岩堀さま
山沢ファンとしては他の方にもPRしたいので、この機会に『離れた
家』以外のものを列挙しておきます。(一応入手可能な)
僕は『離れた家』『銀知恵の輪』『砧最初の事件』『扉』『死の
黙劇』あたりは水準に達していると思っているのですが・・・・
「平凡な出来事が交錯し不可解な状況を作り出す」という話に魅力を
感じるかどうかで評価は分かれるようです。
なお、別冊シャレードには戸田和光さんの全編解説があり、これが
今のところ最強のリファレンスでしょう。
『銀知恵の輪』 双葉社 「殺意のトリック」所収
『砧最初の事件』 光文社文庫「無人踏切」所収
『扉』 講談社文庫「密室探求第一集」所収
『密室の夜』 講談社文庫「密室探求第二集」所収
『京都発“あさしお”7号』 立風書房「鮎川哲也と13の殺人列車」所収
『死の黙劇』 立風書房「パズルの王国」所収
『砧未発表の事件』 光文社文庫「本格推理1」所収
『電話』 青樹社文庫「犯罪者の時間」所収
『見えない時間』 光文社文庫「本格推理14」所収
オーナー様
忙しい時はどうか無理なさらないで下さい。決して若くはないお体
ですから(私が言うのもなんですが)健康第一ですよ、本当に。
須川様
飲みすぎには注意しましょう、もちろん「お互いに」
です。私は珍しく昨日・今日連チャンで休肝日です。
その前がほんの少し飲みすぎたので謹慎です。
ところで、山沢晴雄の代表作ってなんでしょうか?
本格推理マガジンで「離れた家」読んだことありま
すが、正直言って私はそれほどは感心しなかった
もので・・・。
風々子様
本格推理5巻、私も前半では「犬哭島の惨劇」や
「クロノスの罠」が印象的でした。本巻は結構
粒揃いという気がしますね。
オーナー様
MYSCONではあまりお話することができませんでしたが、いろいろとありがとうございました。
さて、今月の「ダ・ヴインチ」ですが、「猫と作家とミステリー」と題してミステリー作家の愛猫のお写真が多数掲載されております。また、猫が登場するミステリの紹介も割と沢山網羅されております。
そして、消え去りもしません。
突然の「お知らせ」で、ご心配をお掛けして、申しわけ有りません。
最近、全くの私的事情により、ネットに時間を割くのが困難になっています。
ここ2週間ほどの間に、書き込んで頂いた皆様、ご返事を出来ず、すみません。
MYSCONでお世話になった方々にも、お礼のご挨拶をせず、お詫びします。
「お知らせ」と言っても、何かが変る訳ではなく、最近は充分に更新、応接が出来なくなっているので、ここ1ヶ月くらいのペースを、追認するための宣言の意味合いが大きいです。
今年一杯は、マイペースで更新、書き込みをさせて下さい。
HPでやりたいことは沢山あるので、「私的事情」が改善したら、必ず元のペースに戻します。
まだまた、新興のHPには負けられないぞ!(爆)
では、掲示板への書き込みは今まで通りにお願いします。
岩堀さま
当日は充分話が出来なくて残念。
またフクさんに機会を作ってもらうよう
お願いしなしょ〜ね。
私、先月は山沢晴雄とブッシュとコニントンで
頭がボーっとしております。
酒でも飲んで解さないと・・・・
お仕事がお忙しいのでしょうか。
あまり無理なさらず、身体にだけは気を付けて下さい。
#掲示板の秋モードも良いですね。
岩堀さん>
おお、なんてタイムリーな。
私も「本格推理」の5巻を読み始めたところです。
まだ序盤ですが「クロノスの罠」には感心しました。
岩堀さんの挙げておられる2編は後半に収録ですね。
楽しみです。
それまではクライヴ・バーカーの
「ウィーヴワールド」集英社文庫
を読んでいました。
血みどろホラーでデビューしたこの人ですが、
この作品はファンタジー色が強いです。
厚めの文庫上下巻の大作で、読み通すのに疲れてしまいました。
面白かったんですけどね。
久しぶりの投稿です。プレMYSCONのあとも
休日は出ていることが多くて(30日は神田古本
まつり)疲れ気味のこの頃、本日は一日家にいる
つもりです。
須川様
プレMYSCONではお世話様でした。
清張さんの「黒い福音」、どなたかもおっしゃって
ましたが、凄い記憶力ですね。私も当時友人から借りて
読みましたが、「ドン・ボスコ社」なんて全然・・・。
覚えているのは、聖書か賛美歌集を思わせる凝った装丁
だったことだけです。
黒白様、石川太一様
「神津恭介読本」お世話様でした。私は、黒白様=石川太一様
とばかり思っていました。メール等で失礼になったところが
あったような気がします。すみませんでした。
「読本」に刺激されて、「呪縛の家」「狐の密室」「古代天皇の
秘密」を買いましたがまだツンドク状態です。
最近は、通勤電車ではもっぱら鮎川編「本格推理」(光文社文庫)
を読んでいます。5巻収録の「鳶と鷹」(森 輝喜氏)のアリバイ
トリックや「妻は何でも知っている」(大友 瞬氏)の雪密室には
大いに感心しました(もちろん他の作品も面白いですよ)。
「世にトリックのネタは尽きまじ」ですね。
え〜、ようやく仕事も暇になりまして、黒猫館内「懐古館」に復帰しました。よろしければ、覗いてくださいませ>ALL
10月に買った本はなんと、105冊。さすがにちょっとまずいんじゃないの>オレ。
今日読んだ本は、横溝「悪魔が来たりて笛を吹く」。CSで映画が放送されていたので久しぶりに読み返して見ました。横溝の筆力に、改めて感心。
書きこみが少ないので近況報告です。
別冊シャレード 山沢晴雄集 読了しました。
メモとタイムテーブルを作って一週間没頭しました。
良かったです。どっかでネタバレ読書会が出来ないでしょうか?
今すぐ私たちたくさんの女の子の顔を見ながら
お話しませんか?そこから先は…
http://xxxxx.xxxx.co.jp/
こちらでの評判を拝見し、黒白さんから申し込み方法を教えていただいて、
きょう山前さんあて注文を送っておきました。
『帆村荘六読本』『刺青殺人事件読本』を見て感心していたので、内容が楽しみ
です。何ていうんでしょう。神津にせよ帆村にせよ、むろん明智や金田一もそう
なんですが、混沌とした多彩かつ多産な作品の中を駆け抜ける〈探偵〉っていい
ですね。
同一キャラが本格推理と通俗スリラーの両方にまたがって活躍するのって、否
定的意見が多いようですが僕は大好きなんですよ。願わくばわが素人探偵君にも
そうあってほしいものだ、と。
小林文庫オーナー様
遅くなりましたが、まずはプレMYSCONお疲れ様でした。
また、当日は近くに座っていたにもかかわらず、あまりお話も出来ませんで
失礼致しました。本当はもっといろいろとお話することがあったのですが。
本番のMYSCONにとっておきましょう。(それとも小林文庫のOFF会?)
最後になりましたが、このMYSCONに参加できたのも「黒猫荘」があったからだと思っています。
本当にありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いします。
ストラングル・成田さん
>しかし、須川さんの記憶力恐るべし。
中学・高校時代に読んだ本の事は妙な部分が頭にこびり
ついて離れないだけです。A・E・W・メースンが、
アルフレッド・エドワード・ウッドリー・メースンとか。
近年の事は読んだ明くる日には忘れてしまう毎日です。
ま、要は老人性健忘症の一症例みたいなもの。
しかし、推理小説の話に引き寄せたのは怪我の功名です。
>やずみさん
ドン・ボスコ社はカソリックの教団の傘下の会社で
布教目的の出版をしているそうです。もちろん、
「黒い福音」では仮名で出ているので問題はない
はずです。
書き込んだら、やずみさんの後になってしまいました。同じ様な内容で失礼しました。
ドン・ボスコ社は、現存するキリスト教系出版社らしいです。「本をさがす」で200冊以上の本がひっかかります。gooで検索したときには、住所・電話番号までたどり着けました。(今、なぜかつながらない)
「生きて葬られた女」は、キリスト教訓話みたいなものではないでしょうか(単なる推測)。
しかし、須川さんの記憶力恐るべし。
下にあげたドン・ボスコ社、現在もちゃんと残ってました。
以前、著者名や題名では駄目だったけど、もしかしたらと思い「ドン・
ボスコ社」でネット検索してみたら、あるわあるわ。結構沢山、本
を出版してるようです。やはりキリスト教関連の書籍がメインですが、
ディケンズなども出てるし、教養的な本なら童話のようなのも出てる
みたい。
今は「東京都新宿区四谷1-9-7」にあるらしいです。
肝心の本の方はやはり出てきません。
古本しかないってことか。
ではでは。
No.814 須川さん、情報ありがとうございます。
松本清張の「黒い福音」ですね。今度調べてみます。
しかしもしそうだとすると、当時はそれなりに知名度のあった会社
だったんでしょうか。それだと小説内に殺人事件がらみで実名が出
てきたら拙い気もしますが(^^;
ドン・ボスコという名前はどうもキリスト教関連の人名らしいです。
この訳者の本に「ドン・ボスコ傳」なる訳本もあります。そこから
偶然同一名が出てきたということは…やっぱないか。
ちなみにこの本の奥付ではドン・ボスコ社の住所は
「東京都杉並区八成区90」となってます。
「黒い福音」で杉並の出版社となってたらまず間違いないでしょうね。
ではでは。
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