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小林文庫の新ゲストブック

過去ログ 2002年07月01日〜2002年12月31日



総発言数:410件 
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No.110 (2002/09/19 07:42) title:あやかり
Name: ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)][133.41.203.55])

 私も、小林さんにあやかり、土田さんの
 アンケートをこころみました。2、ないしは
 3です。

  Kさんの初期の翻訳物、4冊、一月以来
 均一本しばりで探していました。一冊
 見つける。それにしても、昭和五十四年
 三月初版、翌年の一月で、四刷。初版のみか
 と思っていました。


No.109 (2002/09/19 06:32) title:訂正でございます
Name:kashiba ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 95)][210.165.147.158])
Email:kashiba@ann.hi-ho.ne.jp

kashibaですう。
あああ、608の私の書込みでチョンボしてます。

が、美食・銘酒ミステリの傑作選が出ています。
→という、美食・銘酒ミステリの傑作選が出ています。

「招かれざる者たちのビュッフェ」
→「招かれざる客たちのビュッフェ」

すみません。どうも創元推理だと気が緩むみたいな(^^;


No.108 (2002/09/19 01:18) title:自分語りをしてみると…
Name:小林文庫オーナー ([Mozilla/4.7 [ja] (Win98; I)][61.200.196.130])
Email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

 巷ではやっている調査に、私も回答してみました。

フクさんの「ミステリ系読書サイト平均的運営者像」
 (http://www.h4.dion.ne.jp/~fukuda/zatubun.htm#heikin)
  該当するのは、4,6,7,8の4問。
  読書サイトでは、ないですからね。こんなものでしょう。

土田さんの「平均的ネットの古本者像(9/12)」
 (http://www.02.246.ne.jp/~pooh/nikki/kaisyo_nikki.htm)
 こちら、当てはまるのは5だけ。
 私は、全然古本者では無い、と言う事ですね。
 私からすると、ハードルが高過ぎると思うのですが。
 これで、8点以上取る人って…!
 まぁ、私の家にも獣道は有りますが。

matuoさんの「本格ミステリファン度調査」(http://mystery.parfait.ne.jp/enq/enq.cgi)
 『本格ミステリ・クロニクル300』のうち、読んでいる作品(途中で挫折した作品も含む)は、158冊。
 現時点の50位以内の作品では、47冊読了。(平均的ですね!)
 1995年以前の作品は9割以上読んでいると思いますが、最近の作品になると2割程度の読書率です。
 せめて、200冊には届きたかった。
 (近々、正式に回答します)

「探偵講談東京プレ公演」の後の宴会で、SRの会のHさんから「最近読んでいる本は何ですか?」と尋かれましたが、記憶の欠落が多くて答えられなかったので(最近の事ほど忘れるのです:泣)、ここで思い出してみると
 『ふたりシンデレラ」(鯨統一郎)、『十八の夏』(光原百合)、『法月綸太郎の冒険』(法月綸太郎)、『『ミステリー館』へ、ようこそ』(はやみねかおる)、『猫丸先輩の推測』(倉知淳)、などを読んでます。
 どれも、お勧めできますが、一番は『十八の夏』かな。
 新刊の方が、読んでいる数は多いんですよ。一応。


No.107 (2002/09/19 00:41) title:お詫び、お勧め、お礼
Name:小林文庫オーナー ([Mozilla/4.7 [ja] (Win98; I)][61.200.196.130])
Email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

岩堀 さん
 も、申し訳ありません。
 仕事でも、フィニッシュが悪いと怒られている私です。(汗)
 「大宴会」の写真のは、必ずお送りします。
 写真を依頼して下さった方、皆さまにお詫びします。
 もう暫く、お待ち下さい。
 ゴメンなさい。
 
 「探偵講談」は大盛況でした。
 「探偵講談」はもちろん、新作で無い(伝統的な?)講談も大変面白かったです。
 ミステリーファンなら、「乱歩一代記」はより楽しめる筈です。
 名張での乱歩イベントを楽しんできて下さい。
 
前園 さん
 お礼に、再登場していただきありがとうございます。
 お勧めした書籍が、前園さんがミステリーの面白さを新発見する切っ掛けになれば嬉しいです。(笑)
 本を読まれた後は、また感想でも(質問でも)書きこんで下さい。
 お勧めをいただいたkashibaさんには、改めて感謝します。
 
 海外ミステリーについては、私は小学生並の知識しかなく、全然お役に立てません。
 どなたか、教えていただきたい…、
 と思っていたら、早速kashibaさんからお勧めが!

kashiba さん
 またまた、教えていただいて、ありがとうございます。
 いやーぁ、凄いですね。
 この、回答までのスピード!
 手元に資料無しで、書いていらっしゃるんですよね。
 海外ミステリーの新刊は、全く追っていないので、勉強になります。

 前園 さん、ぜひ参考にして下さいね。


No.106 (2002/09/18 18:41) title:海外の最新短編ミステリ傑作選
Name:kashiba ([Mozilla/4.7 [ja] (Win98; U)][202.224.189.50])
Email:kashiba@ann.hi-ho.ne.jp
URL:http://www.ann.hi-ho.ne.jp/kashiba

前園さま

アンソロジーの検索には野村宏平さんのサイト(http://www.linkclub.or.jp/~k-nomura/)
が日本一です。詳しくはそちらをご覧ください。

で、とりあえず新しいところから翻訳もののアンソロジーということなので
創元推理文庫の世界短編傑作集全5巻やら、
シャーロックホームズのライヴァルたち全13巻(+2かな?)やら
早川ミステリ文庫のイギリス・ミステリ傑作選全15巻、
アメリカ探偵作家クラブ傑作選全14集(16巻)などは基本中の基本ですが、
あまりにも基本なので(早川は絶版だし)パスします。

あくまで比較的新しい作品を対象にした現役本という意味では、扶桑社文庫が健闘してます。
「双生児(EQMM90年代ベスト・ミステリー)」ジャネット・ハッチングズ編
「夜汽車はバビロンへ(EQMM90年代ベスト・ミステリー)」ジャネット・ハッチングズ編
「現代ミステリーの至宝 1 自由への一撃」 エド・ゴーマン編
「現代ミステリーの至宝 2 死の飛行」 エド・ゴーマン編
「現代ミステリーの収穫 3 ロスト・コースト」ミステリー・シーン編
「現代ミステリーの収穫 4 馬に乗ったケラー」ミステリー・シーン編
このあたりが、ここ10年ぐらいのアメリカ・ミステリシーンを概観するのに
適しており値段も手頃です。

また、少し古めですが、光文社文庫の
「英米超短編ミステリー50選 」EQ編集部編
はお勧め。これは珠玉のショート・ショート集。

密室殺人や不可能犯罪がお好きならば
「これが密室だ!」森英俊・Rエイディ共編(新樹社)
「密室殺人コレクション」二階堂黎人・森英俊共編(原書房)
の2冊がマニアックです。掲載作は、英米でも埋もれた作品で
古いもの中心。少々御値段は高いです。

老舗の創元推理文庫からは、
「デイナーで殺人を 上・下」Pへイニング編(東京創元社)
が、美食・銘酒ミステリの傑作選が出ています。
収録作は古典から新作までばらばらですが
それだけに傑作揃いで素晴らしい短編集です。

また、バベルプレスというマイナー出版社から
「本の殺人事件簿1、2」シンシア・マンソン編
というビブリオミステリ集が出ています。
これも収録作は古典から新作までばらばらですが
「本」が好きな人には向いています。

あとDHCというマイナー出版社から出ている
「アメリカミステリ傑作選2002」ウエストレイク編
というアンソロジーが歴年ベースでは最も最近のベスト集ですが、
(実際の中身は2000年の作品)少々御値段が張ります。
(ただ、この出版社の本はすぐに切れるので、
今のうちに買っておかないと、あとでホゾをかむかも。既に同じ
シリーズの2000年版(実際には1998年)は品切れです)

少し趣向の変わった本では、早川ポケットミステリの
「巨匠の選択」Lブロック編(早川書房)
が、作家本人に自分好みの短編を選ばせるという趣向がユニークで、
バラエティーに富んでいます。
また、恋愛ネタの早川ミステリ文庫
「愛の殺人」オットー・ペンズラー(早川書房)
も、テーマアンソロジーとしては、評判がよかったようです。

また主旨からは外れますが、作者別で最近のものから選べば、光文社文庫の
「英米短編ミステリー名人選集」(全8巻)がとてもお勧めです。
「女を脅した男」ルース・レンデル
「ホーン・マン」クラーク・ハワード
「伯爵夫人の宝石」ヘンリー・スレッサー
「頭痛と悪夢」ローレンス・ブロック
「革服の男」エドワード・D・ホック 
「ある詩人の死」ダグ・アリン
「シュロック・ホームズの迷推理」ロバート・L.フィッシュ
「最低の犯罪」レジナルド・ヒル
雑誌「EQ」(ジャーロの前身)に掲載された傑作短編集で
それぞれの作家のバラエティー豊かな持ち味を堪能できます。

あとは、趣味で比較的最近のものから選ぶとこんなところでしょうか。
「サム・ホーソンの事件簿1」エドワード・D・ホック(創元推理文庫)
「招かれざる者たちのビュッフェ」クリスチアナ・ブランド(創元推理文庫)
「ミス・オイスターブラウンの犯罪」ピーター・ラヴゼイ(早川ミステリ文庫)
「殺し屋」ローレンス・ブロック(二見文庫)
「ポー収集家」ロバート・ブロック(新樹社)

では、愉しい読書を。


No.105 (2002/09/18 07:57) title:潮が引いて
Name: ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)][133.41.203.55])

小林さん、下の会報は、一点絞りで入手
 したものですが、全部の入手には時間が
 かかりそうです。

  個人的には、古書の入手には潮がひいた
 ように手元にはきませんね。秋から冬に
 希望をもちたいと思います。
 
  読物市場、とくれば、すぐに目録でも
 文芸市場に反応します。

  前園さん、ミステリマガジンならば
 月つき、楽しめますね。


No.104 (2002/09/17 16:23) title:本当にありがとうございます。
Name:前園 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)][211.5.75.110])

前園です。
kashiba様、オーナー様、ありがとうございます。
たいへん勉強になりました。
随時、書店に注文してまいります。
今後とも、よろしく、アドバイスのほど、お願い致します。

全く贅沢ですが、それと海外の最新短編ミステリ傑作選みたいなもので、
お勧めはございませんか。もちろん、自分でも探索いたしますが、
なにぶんとも、浅学なものですから。
あわせて、ご指導いただけると幸いです。
それでは、よろしく、お願い致します。


No.103 (2002/09/17 09:09) title:探偵講談
Name:岩堀 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; Q312461)][211.132.54.240])
Email:dc8y-iwhr@asahi-net.or.jp


 オーナー様

  お久しぶりです。旭堂南湖先生の「探偵講談」大盛況だったようですね。
  私は、来月の名張市での乱歩イベントの「乱歩講談」を聞きに行くつもり
  ですので、今回は欠席しました(大分迷ったのですが)。名張にはかねてから
  是非行きたいと思っていたもので、思いきって…。1泊2日で、名張図書館、
  乱歩生誕碑、イベント参加、帰りは名古屋の古書店に寄って…、結構忙しい
  ことになりそうです。

  それから、これは決して催促ではありませんが、「末永さん大宴会」の写真の
  方は、いかがなっていますでしょうか。


No.102 (2002/09/17 07:46) title:読物市場
Name: ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)][133.41.203.55])

小林さん、ありがとうございます。関西探偵作家クラブ、
 2号で、改題されていたのですか、新人会々報のことが
 気になり、どうなのか、と思っていました。
  クラブの事業、熊谷さんのかかわりなど
 知りたいことが多くありますね。

  読物市場、これなども、クラブのかかわりは如何
 でしょうか、入手してみたい雑誌のひとつです。
 本当に見かけませんね。

  新刊で、父・長谷川四郎の謎、購入。息子さんによる
 謎解き。満州、娘の死、昭和二十一年秋の引揚げ、
 昭和六十二年四月の死去、ある人と重なりました。


No.101 (2002/09/16 12:08) title:「探偵講談東京プレ公演」に行ってきました
Name:小林文庫オーナー ([Mozilla/4.7 [ja] (Win98; I)][61.200.196.137])
Email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

 小林文庫です。
 旭堂南湖先生(講談師は先生と呼ぶのが正しいのだそうです)の「探偵講談東京プレ公演」に行ってきました。
 30人近い参加者で、狭い会場は熱気ムンムン、大盛況でした。
 生で見る講談は迫力万点、関西講談の特徴だそうですが笑いを取る場面も多くて、始めて講談を聞いた私にとっても、とても面白く聞けました。
 「江戸川乱歩一代記 乱歩と神田伯龍」は、芦辺拓さん原作だけあって、メタミステリーの手法を取り入れた傑作。
 続編も作っていただきたものです。
 この後は「海野十三一代記」が具体化、「横溝正史一代記」も作りたいとのお話でした。
 11月12(土)には、東京本公演が行なわれる予定。
 会場も大きくなるはずですので、今回参加できなかった方にも、参加をお勧めします。
 
 会場では、生の山前譲さんを拝見できたのにも感激しました。
 (恐れ多くて、遠くから「拝見」していただけでした。)

桜さん
 関西探偵作家クラブ会報について、私の手もとの資料と、山前譲さんの「黒いトランク」を参考に、調べると
 
 創刊号が 「関西探偵小説新人会々報」No.1(昭和23年2月)
 次号 No.2(昭和23年3月)より「関西探偵作家クラブ会報」に改題

 結局
 関西探偵小説新人会々報       1冊
 関西探偵作家クラブ会報      72冊
 日本探偵作家クラブ関西支部会報 が73冊
 総計146冊(合併号が多いので、号と冊数が一致しない)が発行されたようです。
 
 支部創立十五周年記念特別大付録「懐しの支部会報創刊号 完全復刻版!」というものも発行されています。
 「完全復刻版」もわら半紙にガリ版なので、私の持っているものが、創刊号なのか復刻版なのか判断できません。

 「関西探偵作家クラブ会報」壱周年記念号によると、「関西探偵小説新人会」は戦後版「ぷろふいる」の主催した「探偵小説クラブ」を母体とし、熊谷市郎氏からも「ぜひやりなさい」と勧められて、発足したとのこと。
 ここにも、熊谷氏の影響が有ったのですね。

 もうひとつオマケに、
 関西探偵作家クラブ会報を見ていたら、島久平さんの「○○の殺人事件」シリーズに含まれるらしい作品として、
  「晝の殺人事件」 読物市場(昭和23年7月号)
   (ハッキリ文字が読み取れないので、晝(昼)の殺人事件だと思うが、畫(画)かもしれません
  「女の殺人事件」 ミスニッポン(昭和23年9月号)
 という作品もあるようです。
  「ミスニッポン」は、プランゲ文庫には所蔵されているもよう。
  「読物市場」は、天城一の「恐るべき密室」も収録されている号ですが、こちらは雑誌自体を見たこと見、聞いたこともありません。
  「読物市場」について何かご存知の方は、教えて下さい。


No.100 (2002/09/15 11:53) title:せんべい
Name: ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; Win 9x 4.90; .NET CLR 1.0.3705)][210.249.94.38])

ある古書目録をみていると、関西探偵作家クラブ
 会報、KTSC。78・79号が最終号。
  この会報には、一号があるのでしょうか。
 同じページには、関西探偵小説新人会々報、第一号
 とあり、揃いとしては、この号から数えているので
 しょうか、以前からの疑問です。
   ご教示ください。

  KBMWJ、日本探偵作家クラブ関西支部会報、13部
 目録から入手。
  これは74号まで、昭和38年が最終号。
 集めるのが大変そうです。

  12号には、「乱歩せんべい」がこの年、はじめて
 売られたという記事。江戸川乱歩生誕碑、除幕式にて。
 昭和30年11月3日。


No.99 (2002/09/14 13:16) title:鱒書房
Name: ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; Win 9x 4.90; .NET CLR 1.0.3705)][210.249.94.38])

 古書店店頭で入手、怪奇小説集1、鱒書房。
 このシリーズ、いつも、状態悪し。昭和30。
  橘外男、火野葦平、ほか3名。

  手元に来た古書目録数、1月から8月まで、
 207冊。2000年、182冊、2001年、
 195冊。古書目録は年々増えているのはおどろき。


No.98 (2002/09/13 07:26) title:文庫には
Name: ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)][133.41.203.55])

  岩堀さん、彷書月刊での記事、あれは皆川
 さんの大宴会報告記事でしたか、無書名でしたので
 わかりませんでした。

  このPart3は、いい味をだしていましたね。

  新刊の平台には光文社文庫。赤白の文庫のふろく、
 新保さんが紹介の、末永さんのとりあげた一冊。また、
 太田さんの文庫解説には、末永さん登場。
  おめでとうございます。


No.97 (2002/09/12 17:35) title:「東京人」私も・・・
Name:岩堀 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; Q312461)][61.125.213.183])
Email:dc8y-iwhr@asahi-net.or.jp


 桜さん

  私も「東京人」10月号買いました。

  皆川さんは、末永さん大宴会の時にお会いしていますがほろ酔い
  気分でしたので、今回じっくり「拝顔」致しました。

  神保町特集読むと、まだ1度も行ったことがない店もあるし、あらためて
  じっくり歩きたくなります。そして、歩き疲れた黄昏の頃、一杯やりたく
  なってもきます。


No.96 (2002/09/11 07:38) title:鉄道ミステリ
Name: ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)][133.41.203.55])

別冊シャレード 70号 天城一特集七
 を拝受。
  鉄道ミステリ集、2002.9.1発行。
 見開きには、天城一作品集7 鉄路に咲く
 毒花 山本禾太郎氏を偲んで KTSCの昔日
 を回想して、とある。

  古書目録 落穂拾い通信 2002、秋号
 古書落穂舎、を入手。一点しぼり。

  雑誌「東京人」10月号、特集 神田神保町
 の歩き方 part3、を新刊購入。登場するひとは
 今までとは異なる人達。皆川さんの姿をはじめて
 拝見。


No.95 (2002/09/10 07:30) title:続々と
Name: ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)][133.41.203.55])

復刻新版では、松本清張短編全集 全十巻、
 西郷札、青のある断層の二巻がでています
 解説は山前譲さん(カッパノベルス)。
  西村京太郎自選集 4、旅情ミステリー
 いつのまにか、4巻まででました。山前譲解説
 (トクマノベルス)。

  安田ママさんのHPによりますと、
  「「ロック」傑作選 よみがえる推理雑誌 1」
 光文社文庫、十月発売、何巻でるのでしょうか、
 巻末附録は作品目録付きでしょうか。
  「鷲尾三郎名作選」日下三蔵編、河出文庫
 もでるようです。

  国産短編ミステリー、続々とでてきます。


No.94 (2002/09/08 12:14) title:ソウル アムロ きむち
Name: ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; Win 9x 4.90; .NET CLR 1.0.3705)][210.249.94.38])

昨日、ソウルから帰り着きました。インチョン空港
 には、internet plaza があり、小林文庫を閲覧。

  帰れば、目録を見、ながめるだけでした。

 短編アンソロジー。中島さんの解説をまとめたもの
 が読みたくなりますね。

  ソウルでは・・・、アムロちゃんがのんびりとあそん
 でいました。そばには、ふたりのひと。

  あたまが、きむち漬けです。では、またよろしく。
 


No.93 (2002/09/08 06:30) title:名張市立図書館のカリスマ嘱託・中相作氏インタビューがネット上で読めます
Name:徳島 海野十三の会 小西昌幸 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98; Win 9x 4.90)][210.142.254.141])
Email:hardstuf@mail3.netwave.or.jp
URL:http://www.infoeddy.ne.jp/kitajima/hole/bunka/200209.html

■徳島の小西です。先にお知らせした中相作氏のインタビューの件ですが、9月9日に北島町のオフィシャル・サイトにアップされたので、インターネットでも読めるようになりました。上の「URL」マークをクリックすれば出てくると思います。
■検索だと「北島町」の画面の中の「創世ホールだより」→「文化ジャーナル」2002年9月号で読むことができると思います。「文化ジャーナル」には、かなり濃い情報が詰まっているので、興味ある方はバック・ナンバーにも目を通してみてください。
■南湖さん、9月15日の東京プレ公演確定し喜んでいます。ありがたいですね。私は16日の朝上京するので、プレ公演を体験できず残念ですが、SRの会の皆さんによろしくお伝えください。16日の佐野英さん宅訪問は、池田憲章氏と私のほか、海野十三の会の山下博之会長も同行することが決定です。


No.92 (2002/09/08 03:42) title:探偵講談東京プレ公演
Name:旭堂南湖 ([Mozilla/4.7 [ja] (Macintosh; I; PPC)][210.174.12.203])
Email:nanko@bc5.so-net.ne.jp
URL:http://www003.upp.so-net.ne.jp/nanko/

いつも宣伝ばかりで申し訳ありません。好男子です。9月15日に「探偵講談東京プレ公演」を開催致します。東京初上陸です。注目は芦辺先生の書き下ろし講談です。これぞ名作。これを聞かずして何を聞く。(パンパン)講談は午後4時終了の予定です。その後、雑談タイムなどがあり5時に閉会です。それから「甘太郎」という店で二次会があるそうです。どしどしご参加下さいませ。
日時/9月15日(日)午後2時受付開始、2時半開演
会場/マイ・スペース 渋谷パルコ横店 地下会議室2号室 
   渋谷区宇田川町4-3 興和ビル地下1階(1階が喫茶室ルノアール)
料金/1000円+飲み物代(先着三十人に名張名物二銭銅貨煎餅をプレゼント)
出演/旭堂南湖
演目/「江戸川乱歩一代記〜乱歩と神田伯龍」(作・芦辺拓)、「寛政力士伝〜雷電の初相撲」、「怪談・小夜衣草紙〜蛤の吸い物」
予約/「SRの会」会員以外の方もご入場いただけます。参加ご希望の方は「SRの会」の阿部弓子さんへメールでお申し込みください。締切は9月12日です。阿部弓子さんのメールアドレス:VZR05767@nifty.ne.jp
定員/30名

本公演の開催に当たって、「海野十三の会」の小西さん、「名張人外境」カリスマ嘱託の中さん、そして「SRの会」の皆様に大変お世話になりました。有難うございました。厚く御礼を申し上げます。皆々様、万難を排してご来場下さいます様よろしくお願い申し上げます。


No.91 (2002/09/08 00:52) title:遅れ馳せながら、国産名作ミステリー
Name:小林文庫オーナー ([Mozilla/4.7 [ja] (Win98; I)][61.200.196.137])
Email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

 わぁお! kashiba さん、国産短編ミステリー名作のお勧め、ありがとうございます。
 管理人が、全く怠慢なところ、いち早いお勧め、感謝します

 それでは、遅れ馳せながら、私もお勧めを。
 
 前園 さんが、国産ミステリーの初心者で有るのを前提に(大阪圭吉を購入していただいた事からは、そうとも思えませんが)、評価の定まった、これだけは読んでおけという作品を集めたアンソロジーを考えてみました。
 実は、そういうアンソロジーは少ないんですけれどね。
 
 第1は、『昭和ミステリー大全集』 上巻/中巻/下巻/ハードボイルド篇  新潮文庫(1991年)
 基本中の基本を集めた作品集として、お勧めします。
 
 発行は古いですが、渡辺剣次編の13シリーズ『13の密室』『続・13の密室』『13の凶器』『13の暗号』(1975〜76年)も、編者の見識と合わせて、お勧めです、

 他に、決定版短編ミステリーを集めた作品集としては
  「日本推理小説大系」の短編編 東都書房 1960〜61年
  「現代の推理小説」全4巻 立風書房 1970〜71年
  「日本代表ミステリー選集」全12巻 角川文庫 1975〜76年
  「日本ミステリー傑作選」全4巻 徳間文庫 1981年
  「現代ミステリー傑作選」全2巻 角川文庫 1989年
  「日本探偵小説全集」の11巻・12巻 創元推理文庫 1989年
が基本でしょうか。
 日本のミステリーをリードしてきた雑誌の傑作選として、
  「新青年傑作選」全5巻 立風書房 1969〜70年(新装版有り)
  「宝石推理小説傑作選」全3巻 いんなあとりっぷ 1974年
  「新青年傑作選集」全5巻 角川文庫 1977年
  「「宝石」傑作選集」全5巻 角川文庫 1978〜79年
も基本です。

 比較的最近のアンソロジーとしては
  『一瞬の人生』『名探偵より愛をこめて』 講談社 1991年
  『短編で読む推理傑作選50』 上/下巻 光文社 1995年
なども有ります。

 以上、前園さんの「できれば新しいものがありがたいのですが」という、ご要望には沿っていないかもしれません。
 最近の作品を集めたアンソロジーは思いつきませんでした。

 最近の作品については、年刊(年間)アンソロジーである
 ・「ザ・ベストミステリーズ 2000」(数次の部分は、発行年毎に変わる)日本推理作家協会編 講談社
  (3,4年前までは 「推理小説代表作選集(推理小説年鑑)」/「ミステリー傑作選」として 講談社文庫)
 ・3年毎に、光文社カッパ・ノベルスから発行される、日本推理作家協会編のベストミステリー集
  (タイトルは統一されていない /「日本ベストミステリー選集」として 光文社文庫)
 ・「本格ミステリ01」(数次の部分は、発行年毎に変わる) 本格ミステリ作家クラブ編 講談社ノベルス
で、補完して下さい。。

 忘れているアンソロジーもありそうなので、これもという物が有ったら、フォローをお願いします。>皆様

 新本格以降にも、傑作短編は沢山有ります。
 kashiba さんに倣って、近年の短編集を私の趣味で選ぶとべば
  『どんどん橋、落ちた』 綾辻行人 1999年 講談社
  『魔法飛行』 加納朋子 1993年 東京創元社
  『空飛ぶ馬』 北村薫 1989年 東京創元社
  『日曜の夜は出たくない』 倉知淳  1994年 東京創元社
  『法月綸太郎の新冒険』 法月綸太郎 1999年 講談社ノベルス
  『我らが隣人の犯罪』 宮部みゆき 1990年 文藝春秋
  『キッド・ピストルズの妄想』 山口雅也 1993年 東京創元社
  『ぼくのミステリな日常』 若竹七海 1991年 東京創元社
 こちらは、完全に私の趣味が出ている上、最近作品は読んでいないものが多いので、落としている傑作も多いと思います。

 ところで、kashibaさんのお勧め、加納朋子さんの作品集が『月曜日の水玉模様』だったのは、少し意外でした。
 傑作でないと言う訳ではないですが、私は疲れた中年サラリーマンに対する癒しの物語、として読んだものですから。
 (自分に対して重ねて読んだだけですが)


No.90 (2002/09/07 07:49) title:国産名作ミステリー
Name:kashiba ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 95)][210.165.147.116])
Email:kashiba@ann.hi-ho.ne.jp
URL:http://www.ann.hi-ho.ne.jp/kashiba

前園様

本格推理に軸足をおいて日本の短篇名作推理を概観するのであれば
10年前に立風書房から出版された(今も現役本)の
「ミステリーの愉しみ」鮎川哲也・島田荘司責任編集:全5巻がお勧めです。
「ミステリーの愉しみ 1 奇想の森」
「ミステリーの愉しみ 2 密室遊戯」
「ミステリーの愉しみ 3 パズルの王国」
「ミステリーの愉しみ 4 都市の迷宮」
「ミステリーの愉しみ 5 奇想の復活」
やや値段は張りますが、珠玉の名作揃いです。
ここを足がかりにして、趣味の合う作家を追いかけられてはいかが
でしょうか?

この選集から漏れている作家では、まず編者自身の
「赤い密室」鮎川哲也(出版芸術社)
「御手洗潔の挨拶」島田荘司(講談社文庫)がお勧め

あとは私の趣味で、入手容易な最近の出版から選べば
「赦免花は散った:木枯し紋次郎」笹沢佐保(光文社文庫)
「月曜日の水玉模様」加納朋子(集英社文庫)
「空飛ぶ馬」北村薫(創元推理文庫)
「キッド・ピストルズの冒涜」山口雅也(創元推理文庫)
「ステップ・ファーザー・ステップ」宮部みゆき(講談社文庫)
「妖異金瓶梅」山田風太郎(扶桑社文庫)
「富豪刑事」筒井康隆(新潮文庫)
「スタジアム虹の事件簿」青井夏海(創元推理文庫)
まあ、これで10冊ですか。

古本屋を回るガッツがあれば結城昌治「死んだ夜明けに」(講談社文庫)
海渡英佑「おかしな死体ども」(徳間文庫)などもお勧めなのですが、、、

ではでは


No.89 (2002/09/06 06:27) title:徳島県北島町の「創世ホール通信」9月号に中相作氏インタビュー掲載
Name:徳島 海野十三の会 小西昌幸 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98; Win 9x 4.90)][210.142.254.141])
Email:hardstuf@mail3.netwave.or.jp

■徳島の小西です。「名張人外境」の「人外境だより」にも書きましたが、私の職場の広報紙「創世ホール通信」9月号の「文化ジャーナル」で、名張市立図書館の乱歩資料集刊行事業を紹介するという名目で、中相作氏へのインタビュー(電子メール・インタビュー)を掲載しました。たぶん、来週には「北島町」のオフィシャル・サイトでも読めるようになると思います。
■現物をご希望の方は、80円切手を下記までお送りください。「創世ホール通信」9月号希望と明記してください。モチロン住所氏名も忘れずお書きくださいませ。
【宛先】771-0207 徳島県板野郡北島町新喜来字南古田91 北島町立図書館・創世ホール


No.88 (2002/09/05 13:46) title:国内名作ミステリは?
Name:前園 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)][211.5.75.110])

はじめまして。前園の申します。
さっそくですが、質問させてください。
日本の短編名作ミステリーを教えていただけませんでしょうか。
できれば新しいものがありがたいのですが。
海外のものはそれなりにガイドブックができているのですが、
日本のものは何をよんだらいいのかわかりません。
参考文献でもかまいせん。ご教示お願いします。
ちなみに大阪圭吉氏のは購入いたしました。
それでは、なにとぞお願いいたします。


No.87 (2002/09/05 09:55) title:虫太郎エッセイを求めて
Name:山名耕作 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; T312461; Q312461)][202.247.178.151])

山名でございます。
会社より九月二十三日までの特別休暇を貰ってルンルン気分です。

末永様
>虫太郎エッセイについては、あれ以外にもいくつか発見されています。
まだまだ私のGOALは遠いですね。

>そのリストは、公刊されるという話が進んでいたのですが、
>事情により頓挫したので、発表できなくなっています。困った話です。
そのような事情があったのですか。知りませんでした。了解しました。
現在のところ”憚り乍ら申し上げまする<S9年、衆文十月号>”は神奈川
近代文学館に所蔵していることが確認できました。電子テキスト化する際
には『新青年趣味九号』から情報を得た旨を記述させていただきます。
私のほうが他力本願のようでいて誠に困ったヤツですよ(笑)

>私の管見では、アンケートに面白いものがありますよ。
>『文藝春秋』に辞書について書いているものがありますし、『モダン日
>本』のある時期には、かなりの数のアンケート回答があります。
>アンケート回答者の名前は、目次では省略されていることがあるので、お>探しの場合は本文に必ず当たってください。
貴重な情報をいただき本当に有難うございます。『文藝春秋』、『モダン日本』を重点的に調べてみます。

今日はこれから国会図書館へ行ってきます。
では失礼します。


No.86 (2002/09/05 01:13) title:虫太郎エッセイ
Name:末永昭二 ([Mozilla/4.5 (Macintosh; I; PPC)][202.247.158.136])
Email:ssuenaga@tt.rim.or.jp

山名耕作様
虫太郎エッセイについては、あれ以外にもいくつか発見されています。
ただし、私が見つけたのではなく、ある方が見つけたものなので、私が発表するわけにはいかないというわけです。だから、私の「偉業」でもなんでもないです。そのリストは、公刊されるという話が進んでいたのですが、事情により頓挫したので、発表できなくなっています。困った話です。
私の管見では、アンケートに面白いものがありますよ。
『文藝春秋』に辞書について書いているものがありますし、『モダン日本』のある時期には、かなりの数のアンケート回答があります。
アンケート回答者の名前は、目次では省略されていることがあるので、お探しの場合は本文に必ず当たってください。
私がリストを作っていればいいのですが、虫太郎については、気が付いたときにメモするだけなので、アンケートの実態はつかんでおりません。
お役に立てなくて申し訳ありません。


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