ケイナ様
>ただ、涙香訳の「噫無情」を現代語訳に直してある本しか読めず、ちょっと
>不満でした。「巌窟王」とかも、涙香訳そのままというのはやはりあまり
>残っていないみたいですね。
全く同感です。私も「巌窟王」は原文で読みたいと思って探しています。
先日も手ごろな値段のもの見つけたのですが、聞いてみるとやはり現代語
訳でした(前に、ある古書市で見つけて大喜び…、帰って開いてみたら現代語
訳だったという悲劇を体験してます)。その古書店の話では、戦後発行の
ものは全部現代語訳でしょうとの事…。「涙香」というからにはやはり
涙香調を味わいたいですね。
喜国雅彦様
別に悲しまなくても…。
司馬遼太郎氏も若い頃から真っ白でしたよ。私もああいう風になりたいと
思ってましたが、うまくいきません。苦労が足りないのでしょうか。
かの宮崎駿監督は映画づくりのせいで、あっと言う間に白髪になってしまい
ました。作り終わると黒く戻る、とテレビで語っていたけれど、最近ではも
う戻らないようですね。
かくいう僕も(宮崎監督と一緒にしちゃおこがましいですが)、週刊連載を
始めた途端、一年で真っ白になってしまいました。20年前はロック魂で金
髪にしていたのですが、今は白髪隠しのための金髪で悲しくなります。
分割、もうしわけありません。
岩堀さん、もぐらもちさん、ケイナさん、
黒岩さんの研究家の、伊藤秀雄氏が書かれたのは
白髪にまつわるのか、黒髪に執着して
黒髪の歴史、1997、12月、北栄社
ここには、黒髪について、
沢田順次郎 日本婦人の肉体美
小酒井不木 生命神秘論
をあげながら、黒髪について考察。
巻末には、探偵小説、ある犯罪
が40頁にわたり再録・改訂。同人誌
別冊 探偵趣味からのもの。
いわいさん、ありがとうございます。感謝
しています。流用雑誌や同名の雑誌などを調べ
ていまして、今や、泥沼のなかにはまっています。
言われるように、恐らく、昭和25年以後
でしょうか。
実は、探偵雑誌、という、ロックからの
再録(香山さんの小説)雑誌があり、流用雑誌の
ひとつでしょうか(以前の、小林さんの書き込み
より)。こちらは、昭和26年12月。
いわいさん、笹沢さんの件、実は、ながく
山前さんが、角川文庫の解説で、明らかにされた
と思い込んでいました。それで読んでいた
はずなのに、どれに該当かわからず。
これが、別冊宝石に、笹沢さんがすでにかかれて
いたとは、驚きです。
ありがとうございます。
その題名では、掲載されていなかったので(3年
前に調査)、いまだ、探求中です。
>桜さま
好奇雑誌の表紙の絵柄は、女性の扇情的なポーズです。画家の名はありません。
紙質はやや光沢があり、昭和25年以後ではないかと思います。
笹沢左保の件、別冊宝石118号 p174 にロックに応募とありました。
>『ロック』に応募をしたことがありました。
>自殺を他殺にみせかける話でした。タイトル
>は《馬頭のナイフ》。
との事なので、筆名がわかるのではないでしょうか?
笹沢左保も戦後すぐに書かれて応募されていたのですね。驚きました。
岩堀さま。もぐらもちさま。桜さま。オーナーさま。
情報ありがとうございます。
私は乱歩の研究(っていっても卒論程度のはなしですが)をしています。その流れで、ポオや涙香に手を出し、乱歩のルーツについて模索しています。
「空想科学読本」は私も熟読したわけではないのですが、ウルトラマンは地球上では3分ももたないとか、物理的、科学的に斬るって感じの本です。「トンデモ本…」を知らないのですが、書き込みを読む限りだと似たような感じじゃないでしょうか。面白い反面、夢がなくなって理屈っぽくなってしまうのが難点といえば難点・・・。
マリー・アントワネットは「ベルばら」じゃなくて、史実として有名な話なんですかね。探してみます。
新たに発見した例としては「噫無情」。これは恐怖ではなく「心の疲れ」とありますが、ま、似たようなもんかと・・・。ただ、涙香訳の「噫無情」を現代語訳に直してある本しか読めず、ちょっと不満でした。「巌窟王」とかも、涙香訳そのままというのはやはりあまり残っていないみたいですね。
この二つの題名は涙香が初めて言い出した題名だということを今日知りました。やっぱり涙香ってすごい人だったんですねぇ。
本日、勢いで「幻影の蔵」を買ってしまいました。これから楽しみたいと思います。
スタジオサ・ガの小説を読んでみてください。m(_ _)m
ケイナ様
白髪現象?について「空想科学読本」がなにか書いているとの事ですが、
この本は「トンデモ本…」と同じ系統(と学会著 洋泉社)でしょうか、
あるいは全く別物でしょうか。
「トンデモ本…」は大変面白くてシリーズ3冊も買ってしまいましたが、
「空想科学読本」も面白そうなので買ってみようかと…。
なにしろ、「トンデモ本…」では、少し前に読んで非常に面白いとおもった
F社ミステリ文庫のトンデモない誤りを指摘されて飛び上がったことあります。
こちらは無理があるどころか、物理的にあり得ない…、言われてみるとその
通りとすぐ納得できるのですが、普通に読んでいては気がつかないものです。
作品名書いちゃいましょう。リチャード・モラン「南極大氷原北上す」です。
誤りに気がつく人はエライと思います。
白髪怪奇譚コレクション、面白い。私も「白髪鬼」「孤島の鬼」くらいしか
タイトルが思い浮かびませんので、他にもあったら教えて頂きたいです。
日本でも戦前の作家や古い外国の恐怖小説の翻訳なんかを漁れば、もっと
見つかると思うんですが、何分あまり読みこんでいないもので……。
ミスター白髪鬼や、ホセ・メンドーサをサンプルにして「科学」的証明を
するのは難しいかもしれませんが、少なくとも戦前の医学において「髪が
恐怖の為に一夜にして真っ白になる」というエピソードは、よく紹介されて
いるところだったように思います。
医者出身の文学者は、大抵一度は随筆などでそうした例に触れているのでは?
大体は外国の雑誌や本に出ていたニュースを又聞き的に紹介したもので、
筆者の実体験ではありません。もちろん皆が皆事実だと喧伝しているのでは
なく、そういう事例もあるという証拠として挙げられているわけですが、
文脈からすると意外と「あってもおかしくない」と、信じて扱っている
みたいですよ。
現代でも特に漢方系の医学言説では、精神的ショックが髪に出る、という
フレーズはよく使われる筈。もっとも現代では恐怖で白くなる代わりに、
ストレスでハゲる方が主流みたいですが。
ちなみにこういう作品が得意なはずの小酒井不木は、恐怖で髪を白くする
代わりに発狂させちゃうので、該当作はなかったように思います。残念。
いや別に残念がる事もないか。
ケイナ様
涙香の「白髪鬼」は乱歩の書き方からすると外国でしょう。もっとも、
私は「白髪鬼」はおろか他の涙香作品も未読です。是非読みたいのは
「巌窟王」ですが未入手です。たまに古書目録に出ても高価なもんで
逡巡します。
マリー・アントワネットの話は大昔の記憶ですが、「ベルサイユの
バラ」でないことは確かです。
夕べの書きこみのあとで、山風の「人間臨終図巻」を開いたら(マリー・アン
トアネット・・・「ワ」でなく「ア」が正しい?)、70日の幽囚の間に
髪は真っ白になった…という書き方でした。一夜で…というのは「伝説」かも
しれません。でも、38才だったそうですから70日で真っ白になったのも
凄い話ですね。
懸賞作品。
楢木重太さんが2作品、石崎さんが1作品
高木さんが1作品。それで4作品、3名、
ということで、正確には、3作品ではなく
4作品が水谷さんによりふるいにかけられた
ということになるようです。
楢木さんは作品名、姓名が述べられ、石崎さんの名
はなく、作品名のみ、高木さんでは作品はなく、姓名
のみ。それで、予選通過作品を見なければ、理解
されない部分がのこったようです。
黒岩さんといえば、研究家の伊藤秀雄さん。髪に
ついては、黒髪、という字がふくまれるタイトルが
ついた著書(髪は確かですが、全体の書名はすこし
あやふや)があります。これに書かれていたのでは
ないでしょうか。
ケイナ さん
はじめまして。
「短時間で白髪になってしまった話」、ポーの作品では「メエルシュトレエムに呑まれて」や「大渦への落下」のタイトルで訳されている作品がそうです。
大渦に巻き込まれ、恐怖で白髪になってしまった男の話だったと思います。
「あしたのジョー」のそのシーンは、リアルタイムで読んでいました。(笑)
ケイナ さんは、白髪譚を蒐集されているのですか?
森下祐行 さん
【翻訳ミステリ総目録 1990-2001】、またまた素晴らしい労作ですね。
私が、翻訳ミステリーについて、何をお手伝いしたのか、忘れてしまいました。(笑)
…SRマンスリーでしたっけ?…
岩堀さま、ありがとうございます。
涙香訳の「白髪鬼」がどうしても手に入らずヤキモキ(?)してるんですが、涙香の「白髪鬼」は外国が舞台なのでしょうか。乱歩のリライト作品とは随分違うものですか?
マリーアントワネットの話は本当の話しなのでしょうか。漫画の「ベルサイユのばら」にその話しが出ているというのは聞いたことがあるのですが、漫画の中だけの話かと思っていました。
「空想科学読本」にその科学的な説明(科学的にはどう考えても無理があると書かれていました)がいろいろ書かれていて、もう一つの例として「あしたのジョー」の、丈の最後の対戦相手も白髪になったらしいのですが、漫画ではよく使われるネタなのでしょうか。
ケイナ様
乱歩の「白髪鬼」は、メアリ・コレリの「ヴァンデッタ」を涙香が意訳して
書いた「白髪鬼」を日本を舞台にしたものに書き改めたと乱歩自身が書いて
います。その際、涙香と同じ題をつけたので、涙香の長男に会って了解を得た
とのことです。
この件、桃源社版乱歩全集8巻「白髪鬼 暗黒星」の巻末の作者自解により
ました。
なお、白髪の件についてですが、フランス大革命の折、マリー・アントワ
ネットがギロチンでの処刑を宣告されて一夜で髪が真っ白になったという
話が有名で、私は今まで信じてましたけど…。
コマーシャルです。
ミスダスに【翻訳ミステリ総目録 1990-2001】をアップしました。
リスト好きの方には楽しんで頂けると思います。
>小林文庫オーナー様
資料、ありがとうございました。
まだまだチェックが甘く、間違いも多いと思いますので、
みなさまのご教示をお待ちしています。
小林さん、私は、そのページに紙をはさんで
いたので、わかりました。目次にはないですね、
白雪、でしたか。
予選通過作品、個人的には、カストリ誌に
このころ登場した人の名が記載されているのには
驚き。
余談ですが、笹沢左保さんも、このロック
の予選作品のなかにある(?)らしいのですが
果たして、どれなのか、一時、探したことが
あるのですが、皆様、いかがでしょうか。
いわいさん、実に魅力的な一冊ですね。
手元にはないのですが、このような雑誌
もあるようです。
好奇、創刊号、昭和24、ブラック別冊
夫婦の生活、昭和24、これは雑誌トップ
からの流用したもの
手元には
妖奇読物、昭和24、
のように紛らわしいものもあります。
好奇雑誌
も昭和24年でしょうか。表紙はどのような
体裁なのでしょうか。
流用雑誌として、探偵雑誌、というものもある
ようですので(恐らく,小林さん所有)、このあたり
本当にしりたくなりました。
はじめまして。
実は、皆さんにお聞きしたいことがあります。
私は乱歩好きなんですが、乱歩作品では「孤島の鬼」「白髪鬼」と、恐怖のために短い時間で白髪になってしまった話しがいくつか見られますが、ポオや涙香、その他の作家には見られるのでしょうか?
もし何かご存知の方がいらしたら教えてください。
科学的にはありえないという現象らしいので、あまり多くないのでしょうか?
>桜さま
札幌白夜書房の件、ありがとうございました。
平澤さんの研究結果が発表に期待します。出ましたら、その雑誌名など教えて
下さい。
>桜さま、オーナーさま、黒白さま
高木彬光のロック懸賞応募作の件、ありがとうございます。
お話では応募作品名として「楊貴妃の涙」の方が有力のような気もします。残
ったのが、高木彬光で題名間違いなのか、石崎俊之輔で作者名間違いなのか、そ
れとも「第一回予選通過作品」の方に何か間違いがあったのか、今となっては確
かめようがないでしょうね。
「初雪」という作品が雑誌妖奇に掲載されており、聞くところによると「白雪
姫」とは別物らしいです。応募作が「初雪」なら妖奇掲載作との関連も気になる
ところです。単に同題というだけかもしれませんが。
余談ですが、『好奇雑誌 第一集』なるものを見つけました。奥付などはない
ので発行時はわかりません。出版社は筑波書林ではありませんが、内容の半分は
ロック第二巻第三号と全く同じ。「蝶々殺人」に到っては「前号までの概要」の
文字部分が消されており、「第十三章」が「第一章」に、「次号完結」が「終」
に変更されている手の込んだ(?)代物。残りの半分はどこからもってきたのかわ
かりませんが、「女は謎である」森下雨村、「盗まれた唇」柴田錬三郎、「求婚
選手」城戸礼などが収録されています。
全くとんでもない雑誌が存在したのですね。だから古雑誌あさりは面白いので
すけど。
黒白さん
ご無沙汰です。
やっぱり、餅は餅屋。
神津恭介ファンクラブでは、当然調査済みだったようですね。
教えていただいて、ありがとうございます。
手元の「ロック」昭和23年8月号の「初■」の、■の部分。
とても「雪」とは読めないのですが、確かに「雪」が正しいようです。
桜 さん
「ロック」昭和23年3月号(3巻2号)は、手に取ったのですが、「第一回予選通過作品」の発表には、全く気付きませんでした。
目次には、全く記載されていなかったので。 (;^_^A アセアセ・・・
1頁づつ調べられたのは、さすが桜さんです。
この「予選通過作品」は、ゆっくり眺めると興味深いですね。
その後、デビューした作家が、何人も応募しています。
高木彬光の作品の話に戻ると、「予選通過作品」の高木彬光「楊貴妃の涙」が掲載されている、1行前が、石崎俊之輔「推理競技・影男・初雪」となってます。
昭和23年8月号の、「審査結果発表」に名前の出ている他の6作は、総てこの「予選通過作品」に含まれています。
また、「審査結果発表」の水谷準の選評では、作品名を省略して記述しているものが有ります。
とすると、「審査結果発表」の「初■」は、「推理競技・影男・初雪」を略したもの、である可能性が高そうです。
(他に、初■に該当する作品は無し)
と言う事は、「予選通過作品」か「審査結果発表」の、どちらかに間違いが有るようですね。
さて、どちらの作品名が正しいのでしょうか?
神津恭介ファンクラブで、「初雪」である、と特定したのは、他にも裏付けが有ったのでしょうか?
訂正として…。
先の投稿で、3人の選考委員と書いてしまいましたが、桜さんが書かれているように、、「選考委員は4名」です。
水谷準、海野十三、角田喜久雄、木々高太郎の選考でした。
確かに、小林さんが書かれていますように、
その該当号には、初のあとの字がつぶれていて
文面からすれば、高木彬光の作品のように
思われる、水谷氏の文面です。
ところが、それ以前の昭和23年の3月号には、
おどろくべきことに、1ページにわたり、
予選通過作品が100あまり掲載されて
いました(応募作品数は200余編)。
結論からいえば、
高木彬光 楊貴妃の涙
と終わりのあたりに書かれていました。
なお、初X、の作品名はここには掲載されて
おらず、不明です。
水谷氏のもとに、7編がおくられ、
そのうちの3編をふるいにかけて(ここに
高木さんの作品がふくまれています)、
4編を選考委員4名に送ったようです。
今回、この号をよんであらためて把握
しました。このときの状況をはじめて
知ることになりました。
オーナー様
いわい さん
ご無沙汰しております。黒白です。
高木のロック応募作ですが、たしか「初雪」ではなかったかと。FCでも話題に
なったことがあります。某K氏が「白雪姫」の原型ではないかと推測していました
が、まったく根拠はありません。とにかく謎の作品ですね。
ではでは。
一昨日は、東京に出張。
勉誠出版の3冊のアンソロジーを購入してきました。
神保町でも、置いて有る書店は殆ど有りませんでした。
いわい さん。
お答えできる点だけ。
雑誌「ロック」懸賞の、高木彬光の応募作は、「初戀」(初恋)というタイトルらしいです。
「ロック」昭和23年8月号(3巻4号)の、「懸賞探偵小説 審査結果発表」に出ていました。
この懸賞は、応募作が約200作。 編集部(?)の1次審査で7作に絞り、水谷準が2次審査し4作を候補作とした、と有ります。
海野十三、角田喜久雄、木々高太郎の選考で、当選作無し、次点として「蛇と猪」薔薇小路棘麻呂(鮎川哲也)、「火山観測所殺人事件」水上幻一郎が選出されました。
高木彬光の作品は、1次審査の7作の中に名前が有ります。
選評はなどは書かれていないので、どんな作品だったかは解りません。
なお、「初■」の■の部分は、活字がつぶれていて、全く読み取れません。
「戀」と判断したのは、画数の多い文字だと言うことだけ解るので、そこからの想像です。
文字が読み取れる版をお持ちの方は、いらっしゃいますでしょうか?
ご教示をお待ちしています。
なかなか客が増えねぇーなー……。
いわいさん、白夜書房については、平澤さん
という研究家が、札幌の疎開出版社や地元
出版社などを調査されておられ、そのなかで
今月中にある雑誌に公表予定。
どこまで、探求されておられるのか、わかり
ませんが、これは興味あります。
北海道の展示目録入手(成田さんHPより)や
名古屋の探偵小説などの資料請求(かなり
時間がかかります)の日々でした。
ご無沙汰しています。2点ほど疑問があり、ご存じの方がいらっしゃれば教え
て頂きたくよろしくお願いします。
探偵作家クラブ会報s24年6月の消息欄(見たのは『海野十三メモリアル・ブ
ック』p68下)に『探偵作家六人集 迷宮の情熱』札幌白夜書房 なるものが刊
行予定とあるのですが、これは実際に刊行されたのでしょうか。収録作品は、
「天牛」香山、「鞆絵と麟之介の話」山田、「幻影の部屋」楠田、「第三の解答」
高木、「絢子の幻影」岩田、「霧海の底」島田 との事です。
ロックの懸賞ですが、「幻影城」1975年12月号「「ロック」五年史」中島河太
郎に「予選通過作品として、並んでいるのを見ると(中略)高木彬光」とあるので
すが、この応募作品名がわかりましたら教えて下さい。
ついでといっては何ですが、岡田鯱彦の応募歴という事では、昭和19年12月号
の講談倶楽部第九回懸賞小説入選発表の佳作五篇の中に「諜●●●日船録」(●は
判読不能」がありました。奨励金五十円、半額国債というのが時代を感じさせます。
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