岩堀さん、本当にそう思いますね。
本名も、一般に流布しているものとは
ことなるようです、また、クリスティ
を日本語読みに置き換えたものも
本人のものではないようです。
また、処女作も、ロックよりもまえに
あるのかないのか、なども知りたいです。
11月は、多く古書を入手していないので、
話題にできませんが、一冊。一般に流布して
いる、雑誌アベック、より一ヶ月まえに、京都
で、雑誌アベック、が出版されていることがわかり
ました。前のものは、東京。
京都で、カストリ誌ですか。
ある書物では、創刊号、また一巻一号とかかれて
なぜ2冊あるのか、不思議でした。
別物。やはり、入手しないとわかりません。
ここで話題にした、勉誠社のアンソロジー、
三冊でているようです(黒白さんのHPより)
秦さんのは、雑誌妖奇、からのものですね。
桜様
水上幻一郎さん、まだお元気ならば「黒死館」の件
是非伺ってみて頂きたいですね。
岩堀さん、私は何年か前に、出版社気付で
水上さんあてに問合せの手紙を出したこと
があります。
筆名や少女雑誌連載小説のことなどです。
2ヶ月ぐらいして、送られてきましたので、
下のこと、是非知りたくなりますね。
もぐらもちさん、ご存知のように、山村正夫
さん、辻真先さんも、そこを出られておられます。
校友会誌の連載記事で読んだことがありました。
実に多くの文筆家がおられるようです。
「甦る推理雑誌2 『黒猫』傑作選」が出ましたが、1の「『ロック』傑作選」を
最近やっと読了しました。
岡田鯱彦「噴火口上の殺人」、角田喜久雄「緑亭の首吊男」などの作品の中に
あって、水上幻一郎「火山観測所殺人事件」が大変珍しいと思いました。作者
解説に、「戦争中…『黒死館殺人事件』を肌身離さず携行したエピソードは
有名…」とあります。乱歩が「探偵小説四十年」の中で「…その人はただ一冊
すでに幾度も読み返した『黒死館殺人事件』を背嚢の中へ入れて行ったという
ことを聞いている。…」と書いている年少の探偵小説愛好者がこの水上幻一郎か
しらとふと思いました。ただ、水上幻一郎は「報道班員として南洋を転戦…」と
あり、乱歩のそれでは「戦地(シナ)へ…」とあるのでやはり別人かなとも…。
少し気になります。
有名な木々・江戸川論争の原典?である木々「新泉録」他、乱歩「一人の芭蕉の
問題」他が載っているのも嬉しいです。これに関連して、巻末のエッセイで作家の
赤城 毅さんが、「…『一人の芭蕉』は、すでに出現した。…宮部みゆき氏や京極
夏彦氏の活躍を見ていればそう断じざるを得ないのだ。…」と書かれていますが、
う〜んと考えてしまいました。
乱歩が「第一流の文学であってしかも探偵小説独自の興味をも失望させないも
の。…常識の予想し得ざるもの。百年に一人の天才児が生涯の血と涙を以って
切り開く人跡未踏の国。ああ、探偵小説の芭蕉たるものは誰ぞ。…」と叫んだ
「天才」は未だ出現していないし、これからも難しいのではないかと私は思う
のですが皆様如何?
宮部さん、京極さんらの活躍は素晴らしいですが、もし強いてあげるなら、松本
清張の出現の方が乱歩の期待に近かったのではないかと私は思います。
桜様
愛知一中の校友会誌の件、お知らせ下さいましてありがとうございます。
さすがに世の中は広い。そんな事をしていらっしゃる方もおられましたか。
さっそく手持ちの彷書月刊をひっくり返してみます。
またお気づきの点がございましたらご教示下さい。宜しくお願い致します。
HPに訪問して刺激をうけることが多く
あり、またその情報に驚いて、展示目録
や本などを入手することが多いこの頃です。
愛知一中、といえば、もぐらもちさんに
お役にたちそうな情報があります。
いわゆる、その校友会誌に二十年以上
にわたり愛知一中の卒業生で、文筆活動を
した人すべてを調べて、その雑誌に連載して
いる人がおられます。最近では、彷書月刊、
日本古書通信の「探究書」欄に登場。
一宮市在住の方です。住所もそこに
書かれていますので,有益な情報が
得られるのではないでしょうか。
郷土文化、連絡。コピー申し込み
の用紙を依頼しました。
郷土文化、という雑誌を、もぐらもちさん
のHPで知る。
そこには、魅力的なタイトルが掲載されて
いました。
昨日電話するが、休日。
16年にわたり、6篇の論文。
もぐらもちさん、ご教示ありがとう
ございます。
先週、日本ユーモア、昭和24、10月号
を古書店から購入。その巻末に、
募集した大衆小説の当選者、4名のなかに
岡田鯱彦さんの名前
がありました。
すでに、日下氏が書かれていたとは、これも
知りませんでした。
ご教示を感謝いたします。
個人的には、この雑誌を入手したい
のですが、まだ、2冊。入手難です。
桜様
お探しの、岡田鯱彦の懸賞当選作は「日本ユーモア」昭和24年4月号掲載の「天の邪鬼」です。
『岡田鯱彦名作選』(河出書房新社)の解説でも、タイトルは日下さんが紹介されておられました。
しばらく前に感想を日記に書いておりましたので、内容紹介など、下記URLでご参考までに。
「2001年11月10日付 奈落雑記」
http://homepage1.nifty.com/mole-uni/notebook/notebook200104.html
金光様
某所ではご面倒をおかけ致しました。
「モダン日本」マイクロ版は欠号がたんまりあるので、当面それ程データベース的価値は出なかろうと
思って作っておりますが、作品タイトルその他から「時代の雰囲気」を把握する一端になってくれれば幸甚です。
さー、プランゲの検索しよう。
北海道に住んでおられる人は、やはり、下の
文献を活用されておられます。
かなり、有効に、資料は集まるようですが、
名前だけで取り寄せると、
犯罪科学
やオール読切、など、同一誌名でも、内容が
異なるものが集まるようです。
ちなみに,2つとも、札幌で発行されたもので、
探偵小説の珍しいものがあるようです。
ふと "記事タイトル" = "呈一" で検索してみたらまさかの 1件ヒット。
山口草蟲子「緑地帯」(「俳句人」, 第 1巻 7号, 1947.11, 新文芸社) なる記事が。
小見出しが「呈一石路雅兄;だいろ(蝸牛)」がマッチしていました。
そこまで入力しているとは。
森下さんやもぐらもちさんがお作りになられているデータベース ( URLは下記)
にも共通していますが、この網羅主義はすごい!
座談会やアンケート回答, 小見出し等々の網羅。雑誌はそもそも時代の風を伝える
ものであり、またそれらは「埋め草」と軽視されがちなこういう記事にこそ特に込
められている。目録を編纂する誰もが夢想はするもののあまりの工数に躊躇する、
徹底網羅の作業をよくこそ………
さっそく火曜にでも閲覧しに行かねば。
その他検索結果。ダンセイニ以外は執筆者名のみ検索。
ダンセ [イニ | ニイ | ニー] 1件
シムノン 0件
久生十蘭 5件
大 [阪 | 坂] 圭吉 0件
松村みね子 | 片山広子 25件
三橋一夫 10件
大倉樺子 0件
浜尾四郎 0件
甲賀三郎 0件
黒岩涙香 0件
渡辺啓介 0件
香山滋 1件
氷川瓏 0件
*
常連の方はとっくにご存知でしょうが知らない方々はこの機会にぜひ。
・海外ミステリ簡易データベース MISDAS (森下祐行)
http://www.ne.jp/asahi/mystery/data/index.htm
・雑誌「モダン日本」総目次 (もぐらもち)
http://homepage1.nifty.com/mole-uni/mag_index/modurn-nihon.html
ふと "記事タイトル" = "呈一" で検索してみたらまさかの 1件ヒット。
山口草蟲子「緑地帯」(「俳句人」, 第 1巻 7号, 1947.11, 新文芸社) なる記事が。
小見出しが「呈一石路雅兄;だいろ(蝸牛)」がマッチしていました。
そこまで入力しているとは。
森下さんやもぐらもちさんがお作りになられているデータベース ( URLは下記)
にも共通していますが、この網羅主義はすごい!
座談会やアンケート回答, 小見出し等々の網羅。雑誌はそもそも時代の風を伝える
ものであり、またそれらは「埋め草」と軽視されがちなこういう記事にこそ特に込
められている。目録を編纂する誰もが夢想はするもののあまりの工数に躊躇する、
徹底網羅の作業をよくこそ………
さっそく火曜にでも閲覧しに行かねば。
その他検索結果。ダンセイニ以外は執筆者名のみ検索。
ダンセ [イニ | ニイ | ニー] 1件
シムノン 0件
久生十蘭 5件
大 [阪 | 坂] 圭吉 0件
松村みね子 | 片山広子 25件
三橋一夫 10件
大倉樺子 0件
浜尾四郎 0件
甲賀三郎 0件
黒岩涙香 0件
渡辺啓介 0件
香山滋 1件
氷川瓏 0件
*
常連の方はとっくにご存知でしょうが知らない方々はこの機会にぜひ。
・海外ミステリ簡易データベース MISDAS (森下祐行)
http://www.ne.jp/asahi/mystery/data/index.htm
・雑誌「モダン日本」総目次 (もぐらもち)
http://homepage1.nifty.com/mole-uni/mag_index/modurn-nihon.html
「中菱一夫」も 0件でした。
他には………
椿実 12件
西尾正 0件
城戸禮 2件
城昌幸 12件
高木彬光 0件
海野十三 25件
夢野久作 0件
中井英夫 0件
木々高太郎 11件
小栗虫太郎 0件
山田風太郎 0件
小酒井不木 0件
山中峯太郎 0件
妹尾アキ夫 0件
連載記事は 1回ごとに 1件とカウント。座談会やアンケート回答などもそれぞれ
1件とカウントしています。
占領期雑誌記事情報データベース。
「平井呈一 | 程一」 は 0件でした。
しかし素晴らしい。同文庫の利用がより一層進むことでしょう。初めて国会図書館を
尋ねたときのことを思い出します。やっぱり東京に引っ越し良かった! と感動ものでした。
そして神保町、早稲田、駒場 (近代文学館) 、、、
日本経済新聞の記事で、プランゲ文庫コレクションの雑誌記事を検索できるHPの事を知り、早速行って見ました。
このDBは、占領期雑誌記事情報データベース化プロジェクト委員会が、日本学術振興会の補助金を得て、プランゲ文庫コレクションの全雑誌、全号の表紙・目次等から著者名、記事・論文タイトル名、本文小見出し、分類記号、分類項目、検閲に関する情報、巻号、発行所(出版者)、発行年月日、発行地などの情報を入力しているもの、だそうです。(HPより引用)
まずは、「熊谷市郎氏関係の出版物リスト」で調べのつかなかった雑誌を、「かもめ書房」で検索してみると、「新風流」がバッチリ検索されます。
今まで、国内の図書館の蔵書を検索しても、全く見つからなかったものが一発で出てくるのは、やっぱり凄い。
続いて、天城一とか島久平とか、探究している雑誌名とかで、検索してみると、殆どが該当データなし。
江戸川乱歩で、21件。
横溝正史で6件、と言う状況でした。
該当の作品を確認してみないと何とも言えませんが、「江戸川乱歩執筆年譜」に記載されていない作品も有りそうです。
日経新聞によると、現在は80万件のデータを公開、2005年までには200万件を公開予定、とのこと。
検索してみたところでは、小説雑誌の多い一般誌部門や、児童誌部門は、まだ公開(入力?)されていない様です。
全データが公開されれば、とてつもなく有用なDBになるのは、間違い無いと思います。
それまでに、出来るだけ早く国会図書館に、マイクロフィッシュの閲覧に行かなければ。
■ 占領期雑誌記事情報データベース
⇒ http://www.prangedb.jp/
(参考)
■ メリーランド大学
プランゲ文庫 PRANGE COLLECTION, UM Libraries
⇒ http://www.lib.umd.edu/PRC/prangejapan.html
■ プランゲ文庫マイクロフィッシュ版の日本販売総代理店
(プランゲ文庫雑誌コレクションの収録雑誌の概要を確認出来ます)
文生書院
プランゲ文庫 - PRANGE COLLECTION -
⇒ http://www.bunsei.co.jp/prange/index.htm
小林さん、気のせいか、というよりも
実際、この11月には、極端に古書目録
の数が少なくて、この3、4年にはない
ことです。
古書目録をみて、この11月には、出す
ことがない、稀な月です。
日本古書通信、11月号。古書目録をこの
会社に送付している、古書店へのアンケート
調査。その中の項目、発行部数。39軒の
なかで、7軒は、その部数に答えていません。
これには、意外に思いました。案外、公に
するものですね。しないほうが、大多数と
考えていましたから。
岡田鯱彦さんが、宝石よりも前に、あるいは
ロックよりも前に、懸賞でデビュウしていた
とは、驚き。知りませんでした。そのタイトルを
探求しています。
小林さん、楠田さんのこと、私も楽しみに
しています。以前ここに書いたところに、連絡
すれば入手可能ですね。
今日は、鮎川哲也さんを偲ぶ会、が開催される日でした。
私も、いつか墓前にお参りに行きたいと思います。
某巨大掲示板2chで最初に知りましたが、日本推理作家協会HPで、「協会報」の鮎川哲也さんへの追悼文を読む。
土屋隆夫さんの「戦友の死」には、眼が熱くなりました。
桜 さん
50万アクセスには、来月初旬には届くと思います。
ここまで、来るとは考えてもいませんでした。
集英社新書『明星50年601枚の表紙 カラー版』、桜さんに教えていただき、手に取りました。
「明星」、まだ発行されていることに驚きました。(失礼)
巻末の索引が、掲載小説の索引なら良かった…、なんて思ってはイケナイですね。
桜さんに教えていただいた本では、北海道の「譚」の発行が待ち遠しいです。
おどる さん
『文藝年鑑』と『出版年鑑』は、私も興味のある部分を、コピーしています。(最近の分だけ。買いなさいって!)
昭和戦前の号をゆっくり閲覧したいのですが、身近な図書館に所蔵していないので、思うように行きません。
鮎川哲也さんの、未収録作品については、何らかの形で纏めて欲しいですね。
せめて、「続・幻の探偵作家を求めて」だけは、出版して欲しいです。
中島河太郎さんの著作の、「選集」も出て欲しい…。
須川 毅 さん
> そりゃあ違います
そんな事は、有りません。
一緒に会場に向かっていただいた上、何か有った時に相談できる、と思えるだけで、心強かったです。
岩堀さん
> 私も同じ・・・
そんな事は、有りません。
岩堀さん、奈良さんにも、大変お世話になりました。
岩堀さん、奈良さん、須川さんを、長老呼ばわりしてスミマセン。
では、なんて呼ぼうかな…… (^ー^)゛
50万アクセスが今年中に達成される
のは確実になっていますね、小林さん
おめでとうございます。
「明星」601枚の表紙の登場人物
の索引が巻末にある。秘蔵版。
京都の女性史、細川氏がプロジェクト
の責任者。小笛事件と山本禾太郎の論文
掲載。もぐらもちさんのHPで知り、3日
ぐらいで入荷、購入。
集英社新書、「明星」の表紙が全部
掲載されるようですね、1000円。
思わず買いたくなります。
京都の女性史、注文していたのが昨日
入荷、との電話。二、三週間かかります
ということでしたが、早い。
伊勢丹大古本市、h9年8.21−26、
2909 鮎川哲也訂正原稿
青い密室 急行出雲 2冊 95,000
でした。
このころの目録、書影がきちんとありました。
最近では、保存用の切りぬきがすくなくなり
ました。書影を載せる余裕がなくなったこの頃
でしょうか。
道立図書館の展示目録、出られたのは担当者
のようで、後始末におわれていて、その
終了後、お送り頂けるとのこと、残部が少量
(50Pワープロ打ち、成田さんのHPより)。
おどるさん、今から五年前の、この時期の
伊勢丹の古書目録、2点で、9.5万、と
でていました(この項、記憶だけで書きました
ので、誤認があれば、後日訂正予定)。
単行本に著者訂正あり、という注がありました。
おどるさん、巻末のこと、知りませんでした。
ありがとうございます。
桜さま
コメントありがとうございます。
本当に幻の作品でなくても、例えばEQに連載していた「続・幻の探偵作家を求めて」の単行本未収録分も、いずれ埋もれてしまうのではないかと思うと残念です。
鮎川哲也氏の原稿の古書店流出については、光文社文庫「王を探せ」の巻末、柄刀一氏のエッセイで触れられていましたが、桜さんが目にされたのもそれでしょうか。
おどるさん、ある時期、いまでは、別冊
シャレードに関係されている方が、その
未収録のエッセイをコピー誌であるものの
発掘されていましたね。
確かに、まだまだあるようです。
数年前、鮎川さんの訂正がはいった
ものが、古書目録に出たときには驚きました。
成田さんのHPで紹介された、道立図書館
の図録が入手可のため、依頼。
また、もぐらもちさんのHPででていた、
細川氏の論文のある本、書店を通じて注文。
ありがとうございます。
鮎川哲也氏の追悼本待ち遠しいです。
このところ日本文藝家協会の文藝年鑑を現在から過去に遡ってながめているのです(1980年まで辿り着きました)が、連載ではない単発のエッセイを中心に著書に収録されていない作品はあるものですね。鮎川哲也氏をはじめ、中島河太郎氏など、読んでみたいと思ったタイトルが結構目につきました。物故作家の著書はなかなか出版されにくいことを考えると、それほど昔の作品ではないものでも、埋もれてしまう作品があるのではないかと思います。なかなか大宅荘一文庫へは足をのばせませんが、気になるタイトルは書きとめておき、いつか「発掘」してみたいと思います。
新たな作品は望めませんが、「未読作品」はまだまだ残されていると思うと、勇気づけられます。
須川さん
大宴会の手伝いは私も同じようなものですよ。その気持ちはあって、
少し早めには行きましたけど。「長老」になったのを哀しんで
おられますが、私なぞはどうしたらいいのか…。
鮎川さんの追悼本は絶対買いですね。でも本日朝刊の東京創元社の
広告には載ってないんですね。発売開始はいつでしょうか。
もしかして16日(偲ぶ会)でしょうか。
追悼本、待たれます。
笹沢さんの追悼本、これも読みたく
なりますが、新聞などによりますと、
資料を含めて、家もオークション。
適切な場所に納まることを期待
したいです。
仙次郎旅日記、ある雑誌の別冊、
まるごと、雑誌が特集物。近頃、
このような物を購入しています。
ますます、この雑誌の全体がわから
なくなりました。
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