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小林文庫の新ゲストブック

過去ログ 2002年01月01日〜2002年06月30日



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No.452 (2002/06/08 12:12) title:読者として
Name: ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; Win 9x 4.90; .NET CLR 1.0.3705)][210.249.94.38])

 横井さんの解説では、正しく、雑誌名として
 探偵実話をあげられておられましたので、
 それぞれの小説の初出を正しく手元において
 いたと思います。

  日下さんが書かれておられますように、山前さんは
 初出を、発行月日を採用されておられ、月号は使用されて
 いません。そのために、月号と思いますとずれてしまいます。
  例として、下に上げましたが、8月、か9月号
 という表示になります。
 
  それに、私も、ある雑誌を収集していて、どうしても
 見つからなくて、あきらめていたことがあるのですが、
 偶然、その年、あまりに発行日と発行月号がはなれて
 いたので、12月を臨時増刊号の月にして、12月号が
 ない、ということがあることに気付きました。

  日下さんは、(最近、気付いたのですが)、たしかに、
 おもて表紙の表示を採用されています。

  それぞれ、採用されておられる表示がことなりますが、
 読むときそのように思い、見ています。
  山前さんも、日下さん、あるいは横井さんも高精度の
 解説をかかれますので、読者としては信頼しています。  


No.451 (2002/06/08 11:32) title:すいません
Name:日下三蔵 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows NT 5.0)][210.131.91.79])
Email:CXX06677@nifty.ne.jp

×表示が都合
〇表示月号


No.450 (2002/06/08 11:31) title:探偵実話の初出
Name:日下三蔵 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows NT 5.0)][210.131.91.79])
Email:CXX06677@nifty.ne.jp

日下です。

>ちなみに現物でみると、鮎川さんの初出号が「鮎川哲也読本」
>(原書房 1998年9月初版)では違っているのがありますね。
あ、これ、判りにくいですが、違っている訳ではないのです。
雑誌の発売月と表示が都合がひと月ずれているのは、月遅れに見えるのを
少しでも遅くしようということですが、一時期の「探偵実話」ではこれが
行き過ぎて、二ヶ月ずれていたんです。つまり表紙の月号表示は「七月号」
でも、巻末奥付の表示は六月〇日発行でして、山前書誌はきっちり奥付に
準拠しているのです。

理論上は奥付を採るべきなのは当然ですが、探す際の利便性を考えると、
私はそこまで思い切れず、初出は表紙の表示を採用しています。中途半端
なのは判っているのですが……。


No.449 (2002/06/08 10:37) title:初出と探偵実話
Name:岩堀 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; Q312461)][211.132.55.120])
Email:dc8y-iwhr@asahi-net.or.jp


 桜様

  土屋隆夫の初出「探偵実話」の件、拝読しました(447)。
  「探偵実話」は「宝石」に比べると通俗的で、歴史的な評価と
  いうか重要度はそれほどでもないようですね。でも、土屋隆夫は
  もちろん、鮎川哲也の「影法師」「赤い密室」「りら荘事件」などの
  作品の初出誌でもあります。最近「探偵実話」をある程度纏めて
  入手(若き日の郷愁です)、ぺらぺらめくっていたらいろいろ出て
  きたのでなんとなく嬉しくなりました。
  ちなみに現物でみると、鮎川さんの初出号が「鮎川哲也読本」
  (原書房 1998年9月初版)では違っているのがありますね。
  第2版では訂正されているのかもしれませんが…。
      
    影法師   昭和29年6月号 → 現物では7月号   
    赤い密室    同  8月号    同  9月号
    山荘の一夜   同  9月号    同 10月号

  

  
  


No.448 (2002/06/07 07:08) title:別口で
Name: ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)][133.41.203.55])

  先に開かれた、プランゲコレクション。北海道では、
 厚手のカタログ以外に、小冊子がついている、
 と著者のひとから聞く。
  北海道の会でのみ、配布されたということ。

  東京大学のマンガ研究会のほか、戦後の雑誌についても、
 別に掲載されているようです。

  その著者の人に、一部、送付してもらうことになり
 ました。
 


No.447 (2002/06/06 06:47) title:初出で
Name: ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)][133.41.203.55])

新刊で、土屋隆夫『天狗の面 新装版』
 光文社文庫、2002、5.20、購入。
  以前出た『天狗の面』よりも、かなり厚い。
 短編が七篇、エッセイ加えられたからです。

  横井司さんの解説にも、そのことが触れられています。

  なお、新装版刊行にあたって、(略)、『宝石』
 『探偵実話』『探偵倶楽部』(略)、とある。

  収録された七篇の短編の、それぞれの文末に、
 初出誌が書かれていますが、発行月と発行月号が混在
 してわかりにくくなっています。
  p401の、『死者は訴えない』の初出は、
 宝石 1956年9月ではなくて
 探偵実話 1956年8月、か9月号
 となるようです。

  中さん、波屋書房の件、以前書きながら確認できません
 でしたが、甲賀三郎の項に、私はファイルしていました。
 


No.446 (2002/06/05 07:30) title:評伝を
Name: ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)][133.41.203.55])

新刊で、七北数人『評伝 坂口安吾 魂の事件簿』
 集英社、2002、6.10、購入。
 年譜は、p228から268まで。
 p179には、文献は示されていないが、
  『宝石』誌が安吾に探偵小説を依頼したのは、
  江戸川乱歩の斡旋によったのではないかと
  想像される
 とある。

  渾身の内容が展開されています。


No.445 (2002/06/04 10:03) title:お礼
Name:平山雄一 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Mac_PowerPC)][210.135.196.62])
Email:hirayama@parkcity.ne.jp
URL:http://page.freett.com/Shoso/index.htm

金光様、

峯太郎の情報ありがとうございます。幸い近所の市立図書館にはなぜか児童文学関係の雑誌が豊富ですので、さっそく訪れたいと思います。今後ともよろしくおねがいします。


No.444 (2002/06/04 08:07) title:短信
Name:中 相作 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Mac_PowerPC)][210.235.240.105])
Email:stako@e-net.or.jp
URL:http://www.e-net.or.jp/user/stako/frameset.html

 ●桜様
 ご多用中、お手数をおかけいたします。面倒な作業を押しつけて申しわけありません。

 ●金光寛峯様
 どうもご苦労さまです。「時価」と記せなくなったのがいささか残念なような気もしますが、取り急ぎお礼を申しあげます。


No.443 (2002/06/04 06:42) title:そのなかの
Name: ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)][133.41.203.55])

北海道で出版された本、雑誌については、平澤さん
 が研究されています。雑誌「たん」9号。

  そのなかの友厚堂書房、札幌市。
 手元には、「叡智なき人」武井順治、昭和二十二年。
  リストをみていると、杉山鏡史の捕物帖が五冊、
 伴龍二の怪奇小説、一冊。
 


No.442 (2002/06/04 01:25) title:おまけ
Name:金光寛峯 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98; T312461)][210.232.26.182])
Email:KFF02766@nifty.ne.jp

「日本児童文学」1978年12月号 特集マンガと児童文学に
細谷健治「山中峯太郎と戦記もの」という評論が掲載。
内容のよしあしは私なぞには分かりませんが、報告まで。


No.441 (2002/06/04 01:23) title:下記追補
Name:金光寛峯 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98; T312461)][210.232.26.182])
Email:KFF02766@nifty.ne.jp

大事なことを書き忘れていました。
『国会図書館収蔵月報等総覧』には「日本児童文学大系」の月報・栞等
記載ありません。
むろん、天下の国会図書館とはいえ未収蔵は山とありますからこれをもっ
て「同大系に月報類はおそらく無かった」とするには不足です。
そこで前述の広告をみますと、監修委員から装丁から事細かに説明があ
るなかで、栞の類は一切記されておりません。

ならば、やっぱり附けなかったんだ、と断じてよいかと存じます。


No.440 (2002/06/04 01:13) title:5万飛んで4百円
Name:金光寛峯 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98; T312461)][210.232.26.182])
Email:KFF02766@nifty.ne.jp

乱歩や十三らも収録している「日本児童文学大系」(ほるぷ出版, 全30巻) は、価格が
本のどこにも記載がなく、諸資料をあたっても記述がありませんでした。
ならば、出版当時の広告や書評をみれば載っているのではないかとすこし探しました
ところ、第一期配本分については価格が判明しました。

第一期全14巻セット \50,400で、全29巻を一括予約特価 \90,980 とありました。
その後 1巻追加されて、全30巻となったようです。
出典は「図書新聞」1977年12月10日号 6面書評および 7面広告, 月刊誌「日本児童
文学」1977年11月号裏表紙掲載の広告です。
 第1, 2, 5, 7, 9, 12, 13, 14, 15, 16, 19, 20, 23巻にくわえて乱歩の第29巻の計
14冊で第一期でした。

さて、ここまではいいとして。
「それでは第二期全16巻はいくら?」
と、どなたもお思いのことでしょう。これが困りました。分かりません。
上述の「図書新聞」「日本児童文学」のほか、「ほるぷ新聞」や朝日新聞出版広告等も
チェックしてみましたが、第二期の広告が見当たりません。どうしたものか。
もうちょっと手を広げて調べてみて、どうしても駄目だったならばいっそ「西條八十全集」
(国書刊行会より刊行中) 監修委員の諸先生方にたずねてみましょうか。

とりあえず判明したところまで、用件のみ。
中さんへ、コピーお送りいたします。


No.439 (2002/06/03 07:16) title:同じく
Name: ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)][133.41.203.55])

  季刊雑誌「ブッキッシュ」創刊号をみますと、
 3冊目の古書情報誌(かもしれませんが)のようです。

 特集記事、対談、古書店主インタビュー、特集に関連した
 古書目録掲載。書評。

  「彷書月刊」とおなじく、96ページ。


No.438 (2002/06/02 10:11) title:晶文社ミステリ
Name:森 英俊 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Mac_PowerPC)][61.114.8.199])
URL:http://www.tcn-catv.ne.jp/~mystery/top.html

 すでにご存じのかたもいらっしゃると思いますが、今月の中旬より〈晶文
社ミステリ〉という、海外ミステリの新しいシリーズがスタートします。
このほどその全貌が明らかになりましたので、ホームページのほうにアップ
いたしました。クラシック・ミステリおよび異色作家系のファンのかたがた
は要注目です


No.437 (2002/06/02 06:00) title:その他
Name: ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; Win 9x 4.90; Q312461)][218.43.229.12])

金曜日から、沖縄へ出かけていました。

 中さん、返事が遅れてすいませんでした。
 出版もとへ、葉書を出す予定です。アドバイス
 ありがとうございます。

  6月は、月末から、メキシコ行き、その他
 用事がたてこんでいて、予定の仕事も、捗りませんが
 行う予定です。

  おどるさん、基金の話、新聞で読んだこと
 があるのですが、いい話ですね。
  大下さんの選集は、どこかで出してほしいものです。


No.436 (2002/06/01 08:23) title:大下宇陀児基金
Name:おどる ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98)][211.133.85.39])

探偵作家の生誕を記念して、地方公共団体が行っている文化事業では、なんといっても中さんがなされている名張市のお仕事が素晴らしいと思いますが、大下宇陀児の生誕の地である長野県箕輪町でも「大下宇陀児基金」を設置し、小学校に通う児童の作文能力向上に役立てているのですね。書誌の制作と性格がまったく違いますので、比較しているのではありませんが、作家の生誕を記念するといってもやり方はいろいろあるのだなと思いました。もしかしたら、「大下宇陀児基金」は有名なのかもしれませんが、しらなかったもので。


No.435 (2002/06/01 08:01) title:こんにちは千石イエスです
Name:中 相作 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Mac_PowerPC)][210.235.240.68])
Email:stako@e-net.or.jp
URL:http://www.e-net.or.jp/user/stako/frameset.html

 ●小西昌幸様
 かしこまりました。いずこへなりとお導きいたしましょう。ただしあまり高いお店にはよう入りません。庶民的な飲み屋でご勘弁ください。私のことを「師」と呼びながら、粛々とついてきてください。「師よ、ズボンのチャックが開いてます」なんてことはいわないように。
 『江戸川乱歩著書目録』は、一部未確認のデータを除けば、本文の入力は終了しております。現在は未確認分の調査を進めながら索引をつくっている段階で、どなたにも狂気と妄執を実感していただけるホラーな索引にしたいなと念じているのですが、いろいろ雑用が多くてなかなか捗りません。どうなることでしょう。

 ●桜様
 余計なことを申しあげたかもしれませんが、まあ当方の所信の一端であると思し召しください。あとは御意にお任せすることにして、『古本が古本を呼ぶ』とかいう本の話題、これにて打ち止めといたしましょうか。


No.434 (2002/05/31 19:54) title:徳島県の小西昌幸です 中さんのおっしゃるとおりです
Name:徳島 海野十三の会 小西昌幸 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; Win 9x 4.90; Q312461)][61.215.253.22])
Email:hardstuf@mail3.netwave.or.jp

■徳島県の小西昌幸です。名張の中さんのおっしゃるとおりだと私は思います。私は中さんにどこまでもついてゆきたいと考えています。中さん、私たちをどうかお導きください。
■去る5月12日、中さんが徳島入りされたとき、私はこの秋に刊行される予定の『江戸川乱歩著書目録』の進行具合をお聞きしました。中さんは、ニッと微笑むとおもむろにカバンからゲラ版下の束を取り出して、そこに居た日下三蔵さんや末永昭二さんにそのファイルを見せてくださいました。物凄いことに、ほぼ8割方入力は完了しているような感じでした。こ、この人は、ただの酒飲みではない。朝はまめにパソコンに向かって読み応えある文章を書き込み、その上愛犬の散歩も行ないつつ、一方で地道にコツコツと書肆データを打ち込み続ける。(勿論酒飲みでもあるわけですが。)私は、徳島で彼のハードなお仕事の一端に触れたそのとき、中相作という人にずっとついてゆこうと、改めて心に誓ったのでした。失礼いたしました。チャンチャン。


No.433 (2002/05/31 06:57) title:T県のKさんの顰みに倣いつつ
Name:中 相作 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Mac_PowerPC)][210.235.240.58])
Email:stako@e-net.or.jp
URL:http://www.e-net.or.jp/user/stako/frameset.html

 ●桜様
 ご説明ありがとうございます。結論から申しますと、交同館版の世界探偵文芸叢書は波屋書房版の紙型を流用した出版ではなかったかと思われます。
 波屋書房の世界探偵文芸叢書は、これは以前こちらの掲示板でご教示いただいたデータですが、概要は次のとおりです。
 
第一編『歴史顛覆者』E・P・オッペンハイム 訳:安東礼夫 大正16年1月10日
第二編『犯罪学者の眼』ウイリアム・ハラット 訳:高橋誠之 大正15年11月15日
第三編『刺青夫人』J・S・フレッチャー   訳:林広次  昭和2年4月16日
第四編『深夜の埋葬』フレッド・M・ホワイト 訳:新田鳴爾 昭和2年4月6日
第五編『弁護士町の怪事件』フレッチャー   訳:高橋誠之 昭和2年7月10日
第六編『闇に蠢く』江戸川乱歩               昭和2年5月16日
第七編『疑問の黒枠』小酒井不木              昭和2年7月25日
第八編『荒野』甲賀三郎                  昭和2年8月?日

 甲賀三郎の『荒野』に関しては、昨年5月19日付の桜さんのご投稿に、次のとおり記されています。

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 当たらなかったものや、やり過ごした一冊をおもいうかべます。そのなかの一冊(?)の書名が下に、あげられています。

第八編『荒野』甲賀三郎                  昭和2年8月?日

です。しかし、書名は同じでも、刊行年や装丁(箱付)がことなるようです。
「陳書」2号(平成12年7月)には、書影付で、

 『荒野』 一冊 初版 極美本  箱入 甲賀三郎 昭和4年刊                  
とあります。これは、昭和2年刊行のものとはことなるのでしょうか。
 また、今年の3月には、同名の本がでていましたが、手元にある今年の古書目録、103冊をみても何処に掲載されていたのか、みあたりません。
 確かに、この書名の本はあるのですね。

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 同じく昨年5月21日付の彩古さんのご投稿にも、『荒野』昭和4年版への言及が見られます。
 
------------------------------------------------------------------------

昭和4年版の『荒野』は函欠ながらも、所持していますので、
いくつか情報を。
昭和4年版『荒野』は10編収録の短編集です。
扉に波屋書房版との記載がありますが、
奥付の発行は
交同館 東京神田区小川町二十番地/大阪市東区住吉町十七番地
という異同があるのが最初の謎です。
さらには、目次頁に
世界探偵文藝叢書 第七編
とあって、さらに首をかしげます。第八編の間違いなのでしょうか。
元版があるのだとしたら、その紙版を流用した本なのだとは思います。

まとめてみます。
『荒野』甲賀三郎 
波屋書房(扉)/交同館(奥付) 
昭和4年一月十五日印刷
昭和4年一月二十五日発行
定価 1円20銭

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 贅言は必要ないでしょう。その『古本が古本を呼ぶ』とかいう本に記されているのは、どうやらとんだ嘘っぱちです。「乱歩本も波屋からは出ていない」だの、世界探偵文芸叢書は目次には(扉には、の誤りかとも思われるのですが)波屋書房版とされているが、じつは波屋書房ではなくて交同館から出版されたものだだの、ええ加減なこと書き散らしとったら承知せんぞこら、とまでは申しあげませんが、まんず乱暴な話だなや、とは思います。
 こんなことがもしもT県のKさんに見つかったら、とてもただでは済まないでしょう。誤認情報がひとり歩きするのはよくありません、著者ご本人のためにも、事実誤認をきちんと指摘してさしあげるべきです、などと焚きつけられるに決まっています。しかしKさんのおっしゃるのはもっともなことですから、ここはやはり桜さんが、『古本が古本を呼ぶ』とかいう本の版元気付で著者の方にご一報なさるべきかと愚考いたします。いかがでしょうか。


No.432 (2002/05/31 06:34) title:手元に
Name: ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)][133.41.203.55])

末永さん、百名はこえそうですね、また、「彷書月刊」
 2年目突入、おめでとうございます。

  手元に、四冊の雑誌、ほか古書目録が送られてきました。
 ・「スムース」9号 
   これは、「日本古書通信」「彷書月刊」「日曜研究家」
   の味わいにかわりつつ、進化する雑誌です
 ・「たん」9号
   北海道で、戦後だされた雑誌、単行本が掲載されています、
   いつもすごい量の情報です。
    伴龍二の、戦後すぐの3冊目の怪奇小説本がみつけられました。
   それに、同名の雑誌ながら、「チャーム」、「オール読切」
   にも、伴さんの怪奇小説掲載あり。道立図書館所蔵ですか。
 ・「ブツキシュ」創刊号、
   貸本屋情報有り
 ・「日本絵葉書会会報」創刊号
   軍事郵便のことなど

 よみふけりました。


No.431 (2002/05/30 20:39) title:ありがとうございます
Name:末永昭二 ([Mozilla/3.01 [ja] (Macintosh; I; PPC)][202.247.158.192])

完全にコンピュータが壊れており、ご連絡ができませんでした。すみません。
ただいまやっと一時復旧したのですが、バラして組み立てたばかりのバラッ
ク状態で、いつまた壊れるかわからない状況です。

宴会にご参加の皆様、ありがとうございます。
盛大な宴会になりそうで、ありがたいやら気恥ずかしいやらです。
幹事の皆様、お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

ここで言うのもナンなのですが、私あてにメールを送っていただいた皆様。
今から極力お返事出します。でも、80通近くあるので、お返事は多少遅れる
かと思います。重ね重ねすみません。
全部返信し終わるまで、この状態が続いてくれればいいのですが。


No.430 (2002/05/30 06:06) title:それ以来
Name: ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)][133.41.203.55])

 快調にすすむ、連載12回目、「本棚探偵の回想」
 (小説推理)、喜国雅彦さん。
  角田喜久雄がでてきましたので、私も参加します。

 「た」行のところに、「飛鳥高」の単行本を以前入手
 しました。それ以来、この「た」行はみます。

  友人には、「かくた」、「すみだ」はいますが、
 「つのだ」はいません。地域によるのでしょうか。


No.429 (2002/05/29 07:55) title:取り急ぎ
Name: ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)][133.41.203.55])

 中さん、次のようなことです。
 文章では、
  乱歩本も波屋からは出ていない
 と、あります。
 
 小酒井不木の『疑問の黒枠』1927、の書影のみ掲載
 されています。
    
  翻訳物の、7冊については、目次で(ということは、
 それらを現物確認されているようです)、
  波屋書房版
 とかかかれているものの、
  奥付けでは、東京の交同館、昭和4年、となっている
 ようです。

  それから、最初に書いた文章につながります。
  中さんのHPでは、それらの翻訳物も、波屋書房ですので、
 二種類あるのでしょうか。


No.428 (2002/05/29 07:21) title:大宴会まであと一か月
Name:中 相作 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Mac_PowerPC)][210.235.240.106])
Email:stako@e-net.or.jp
URL:http://www16.u-page.so-net.ne.jp/bc5/nanko/

 ●桜様
 昨日付ご投稿、きのうの朝拝見していたのですが、時間がなくて失礼しました。
 で、どうもご主旨を判じかねるところがあるのですが、要するにご指摘の『古本が古本を呼ぶ』では、波屋書房からは乱歩の著作は一冊も刊行されておらず、また、世界探偵文芸叢書も波屋書房ではなく交同館から発行されたものである、と述べられているのでしょうか。だとしたらとんだ嘘っぱちだと思われるのですが。

 ●小林文庫オーナー様
 どうもご苦労様です。当方の掲示板でも『貸本小説』大宴会のPRをさせていただきます。あしたになりますけど。よろしくお願いいたします。


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