[戻る]

小林文庫の新ゲストブック

過去ログ 2002年01月01日〜2002年06月30日



総発言数:502件 
[全発言] [最新25発言] No.〜No.

[←No.353〜377] [No.378〜402] [No.403〜427→]

No.402 (2002/05/24 01:04) title:祝・横溝正史生誕百周年
Name:小林文庫オーナー ([Mozilla/4.7 [ja] (Win98; I)][210.250.5.70])
Email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

 石井春生 さんが、『貸本小説』表紙のモデルだったのですか!
 それでは、大宴会には、是非表紙の格好で参加していただきたいものです。
 石井さんのスカート姿も見てみたい…… (;^_^;)

 金光寛峯さん、石井さん、須川さんからも参加を表明していただき、大宴会の機運は、盛り上がって来たようです。

中 相作 さん

 それでは、大宴会をやりましょう。
 及ばずながら、幹事は、務めさせていただきますよ。
 
 で、今回は、末永さんが所属されている団体、「新青年」研究会などでも「大宴会」を企画されていると思います。
 もぐらもちさんも、HPに「ぱーっとやりましょう」書かれていますすし。
 そこで、方向としては2つ。
 「各団体と合同して、本格的なノミネート祝/残念会を催す」「ネット関係者を中心として、とにかくパーッとやる」。
 さあ、どちらが、良いでしょうか?
 
 当面は、大宴会の機運の盛り上がり方を見て決めて行けば良いと思いますが、皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

 話は変わって。
 本日は、横溝正史の生誕百周年の記念すべき日です。
 早見裕司を始めとする皆さんのご努力で、少しづつ盛り上がって来たようです。
 日下さんの企画は、どうなったのでしょうか?
 
 私は、6月からは土曜日も開館になるので、ミステリー文学資料館の「生誕100年・横溝正史展」にも行きたいと思っています。


No.401 (2002/05/24 00:43) title:「時価」はいいなあ (「ですぺら」は時価じゃないです)
Name:金光寛峯 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98)][61.202.226.16])
Email:KFF02766@nifty.ne.jp
URL:http://www19.u-page.so-net.ne.jp/tc5/despera/

末永さんは残念いたしましたが、よい本だったと私は思っています。どなたかが
「小説はこんなにも自由になれるんだ」と唸っておられましたが、同じような読
後感をいだいたものでした。丹念にお調べになって、それでいて汗臭くないとこ
ろなども共感が持てますので。
人外境を拝見していると、中さんを招いて飲む会がちょくちょく (でもないか)
あったご様子ですが出席する機会がありませんでした。今度の宴会にはお邪魔
してみようとおもいます。
宴会会場はモルトバー「ですぺら」などいかがでしょうか。場所は赤坂ですが
安く飲めますし、焼酎や日本酒のほかもちろんビール (産ベルギー) などもあ
ります。自家製スモークなど料理もうまいのでオススメです。

それにしても「時価」とはまいりました。
もし調査が間に合わなかったら、それでいきましょう。ほるぷ全集、価格は「時価」!


No.400 (2002/05/23 23:26) title:大宴会、いいですね
Name:石井春生 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; Q312461)][211.131.151.107])
Email:BYQ11613@nifty.ne.jp

同じく小林文庫湘南支部の石井でございます。
『貸本小説』は、かなり観念的とはいえ、一応表紙のモデルを
させていただいたご縁もありますので、大宴会のお手伝いで
したら、喜んでさせていただきたいと思います。

それにしても、受賞作なしという結果になるとは思いません
でした。こういうこともあるんですね。


No.399 (2002/05/23 22:15) title:大宴会
Name:須川 毅 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows NT Windows CE)][202.219.182.234])
Email:tsuyoshi.sugawa@nifty.ne.jp

小林文庫湘南支部・須川です。
趣旨はどうでも良いのですが大宴会は
ぜひやりましょう!


No.398 (2002/05/23 07:36) title:絶対、大宴会をやるんだ
Name:中 相作 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Mac_PowerPC)][210.235.240.73])
Email:stako@e-net.or.jp
URL:http://www.e-net.or.jp/user/stako/frameset.html

 ●末永昭二様
 日本推理作家協会賞評論その他の部門の件、まことに残念に存じます。まことに残念ではありますが、別に「力及ばず」だの「申し訳ありません」だのとおっしゃる必要はさらさらないと思います。この手の賞はお祭りの一種と心得るべきで、これは当方の自前掲示板「人外境だより」にも以前記したことですが、賞の選考にはいろんな要素がからみますから、とにかくノミネートだけで万々歳です。
 だいたいが日本推理作家協会賞は、前身である探偵作家クラブ賞の時代から、賞の本質が政治性によって歪められてるぞこら、みたいな批判がたとえば木々高太郎あたりから出されてまして、近年の受賞作品の傾向を私はまったく知らないのですが、まあミステリー小説はほとんど読みませんので知りようがないのですが、要するに著者の「力」の及びようがない要素も大きく影響するであろうと判断される次第で、著者の「申し訳」なんてまったく意味がないように思われます。
 あまり適当なこと書いててもまずいぞと思い、かすかな記憶をたよりに木々高太郎の発言を確認いたしました。「探偵作家クラブ会報」昭和27年3月号(柏書房『探偵作家クラブ会報(第51号〜第100号)所収』)から引用しておきます。1952年度の探偵作家クラブ賞が水谷準「ある決闘」と江戸川乱歩「幻影城」に決まったとき、選考委員の一人であった木々高太郎は「水谷と大下を」と題した選評にこう記しています。
 -------------------------------------------------
 今までうすうす感じていたが、江戸川乱歩の鑑賞力を僕は疑うようになった。それは主張や評論の問題ではない。真の意味の鑑賞力を、この人は政治力ですっかり駄目にして了ったといふ印象である。
 -------------------------------------------------
 このときの選考委員会(八人)では、乱歩の推した高木彬光「我が一高時代の犯罪」に乱歩自身の票しか集まらず、「高木君の『一高時代』を推す委員が一人もなかったことも、私には意外であった」と乱歩は選評に打ち明けています。
 木々高太郎が何を指して「政治力」と呼んだのかというと、乱歩が作品そのものの評価より授賞によって作者をバックアップすることを優先させていた、みたいなことなのかなと推測されはしますものの、むろん仔細は不明ですし、木々高太郎の批判が正当なものであったかどうかもわからないわけなのですが、要するに探偵作家クラブのような職能団体が設けた賞の場合、選考には政治力その他さまざまな力が複雑にからみがちであったということではないでしょうか。
 そうした体質が日本推理作家協会賞に受け継がれているのかどうか。さあ、そんなことは私にはわかりません。呵々。
 ですからわれわれとしましては、要するにお祭りだと思って大騒ぎする以外に手がなく、とにかく末永さん、ぱぁーッと行くことにいたしましょう。
 
 ●小林文庫オーナー様
 そういった次第で大宴会の件ですが、末永さんを囲んだ日本推理作家協会賞評論その他の部門残念大宴会、いかがいたしましょうか。東京で開かれる大宴会の幹事を僻遠の地に住む私が相務めるのもなんだかおかしな話ですから、どなたか適当な方にお願いできればありがたい次第です。お考えをお聞かせいただければと思います。


No.397 (2002/05/23 06:55) title:これには
Name: ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)][133.41.203.55])

 古書店の均一棚で、『ぼくらの少年雑誌』草野のりかず、
 1987.7月。
   これには、雑誌「日曜研究家」の味わいがある。
  この雑誌は、最近、見かけないけれども、休刊したので
 しょうか。
  それとも、刊行されているのでしょうか。

  知らない、趣味誌の世界が展開されていたのです。


No.396 (2002/05/23 02:10) title:残念でした
Name:小林文庫オーナー ([Mozilla/4.7 [ja] (Win98; I)][210.250.5.66])
Email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

末永昭二 さん
 協会賞の結果、残念でした。
 ここ何年かの選考傾向からして、受賞の可能性は高いと思っていたのですが。
 残念ではありますが、小西昌幸 さんのおっしゃる通り、「ノミネートされたことが凄いこと」だと思います。
 
 選評も読まず、どなたが選考委員なのかも知らない状況ですが、勝手に想像すると、ブックガイドの形を取っているご著書なので、「推理小説の評論」としての部分が弱い、と評価されたのでしょうか?
 私自身の評価は何度も書いていますが、昭和30年代のB級、C級推理作家達の奇妙な作品群、それらが他では聞いた事も無い出版社から発行されていて異様に入手困難な事、春陽堂文庫から発行されいる不思議な作品群の出自など、なんとなく疑問に思いながら疑問としての形も取っていなかった事柄が、「貸本小説」の存在を提示された事で、疑問自身が明確に立ちあがり一気に解決されると云う、興奮を味わう事のできた、希有の書籍だと云う事です。
 ミステリーにしか興味の無い私が、眼から鱗が落ちる事を実感した書籍なので、「推理小説界に貢献する評論」としても高い評価を与えるべきだと考えていました。

 「次に書くものでおこたえするしかないと思っております。」と云う、ストラングル成田さんの掲示板に書かれた末永さんのお言葉は、とても力強いものでした。
 次のご著書を、心よりお待ちしています。
 また、新たな興奮を与えて下さい。

参考の為に

 推理作家協会賞に山田正紀氏ら(時事通信社 JIJI PRESS NEWS)
 http://www.jiji.com/cgi-bin/content.cgi?content=020522200529X981&genre=soc

 日本推理作家協会賞に山田正紀氏ら4氏 (朝日新聞社 asahi.com)
 http://www.asahi.com/culture/update/0522/001.html

 第五十五回 日本推理作家協会賞 候補作品決定 (日本推理作家協会)
 http://www.mystery.or.jp/kaiho/0205/kyokaisho.html

 ここから先は、末永さんの事とは全く関係有りません。
 「評論その他」部門は受賞作無しでしたが、「長編および連作短編」「短編」部門は、それぞれ2名づつ受賞。
 作品に則して言っている訳ではないですが、ここ数年2名づつの受賞のケースが多いのは、受賞者が多過ぎませんか?
 昔は、もっと難関だったような気がしますが…。
 どうなんでしょう?


No.395 (2002/05/23 00:06) title:力及ばず
Name:末永昭二 ([Mozilla/3.01 [ja] (Macintosh; I; PPC)][202.247.158.212])
Email:ssuenaga@tt.rim.or.jp

推理作家協会賞を受賞することができませんでした。今年の「評論・その他」部門は「該当者なし」です。
ご期待に沿うことができず、申し訳ありません。

ご支援いただきました皆様に感謝いたします。

ここ数日、HDがトラブルを起こしており、やっと復旧ができたところです。
ご報告が遅くなって申し訳ありませんでした。


No.394 (2002/05/23 00:02) title:末永昭二さんからのメッセージをお伝えいたします
Name:徳島 海野十三の会 小西昌幸 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; Win 9x 4.90; Q312461)][210.142.254.236])
Email:hardstuf@mail3.netwave.or.jp

■徳島の小西です。本日(5月22日)夜9時50分頃、末永昭二さんに電話してみました。次の事情により、私が末永さんの代わりに書き込むことになりました。以下、末永さんからのメッセージです。
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
一.最近、パソコンのハード・ディスクがクラッシュした。復旧までにまだ時間を要する事態となった。「名張人外境」と「小林文庫」の関係各位にお伝えしなくてはならないのだが、こういう事情につき代わりにお願いしたい。
一. 第55回日本推理作家協会賞「評論その他の部門」は、今年度は「該当作なし」(受賞なし)であった。午後3時頃から版元のアスペクトにて待機し、4時10分頃連絡が届いた。
一.皆さんからこの間いただいたご支援に対して深く感謝する次第です。ありがとうございました。以上。
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
■私(小西)は、「ノミネートされたことが凄いんです。まだゲスナー賞があります。名張の中さんは『どちらになっても絶対、大宴会をやるんだ』といっておられました」とお伝えしました。おじゃまいたしました。


No.393 (2002/05/22 08:11) title:いよいよきょうですか
Name:中 相作 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Mac_PowerPC)][210.235.241.243])
Email:stako@e-net.or.jp
URL:http://www.e-net.or.jp/user/stako/frameset.html

 ●桜様
 名張市立図書館あてお葉書、昨日拝受いたしました。ご丁寧にありがとうございます。しかしまあ先日申しあげましたようなことでして。どうも相済みません。角川ホラー文庫の件、おわかりでしたらよろしくお願いいたします。
 
 ●古本まゆ様
 『江戸川乱歩著書目録』は、なにしろ本の目録ですから、古本屋さんにも重宝していただけるのではないかと思っております。ちゃんとしたものができればの話ですが。ホームページご開設の暁には、当方のリンク集にもリンクを設定させていただきます。
 
 ●小林文庫オーナー様
 『江戸川乱歩著書目録』に関しましては、大詰めと申しますか、潮時と申しますか、そろそろ往生際かなという感じです。ところで日本推理作家協会賞、すでにご存じかとも思いますが、同協会のホームページから候補作を転載しておきます。

第五十五回 日本推理作家協会賞 候補作品決定
〈長編及び連作短編集部門候補作〉
奥泉 光   「鳥類学者のファンタジア」集英社
戸梶 圭太  「なぎら☆ツイスター」角川書店
古川日出男  「アラビアの夜の種族」角川書店
山田 正紀  「ミステリ・オペラ」早川書房
若竹 七海  「悪いうさぎ」文藝春秋
〈短編部門候補作〉
倉知 淳   「桜の森の七分咲きの下」メフィスト1月号
法月綸太郎  「都市伝説パズル」メフィスト9月号
光原 百合  「十八の夏」小説推理12月号
森福 都   「十八面の骰子」ジャーロ秋号
山之内正文  「エンドコール・メッセージ」小説推理12月号
〈評論その他の部門候補作〉
荒俣 宏   「パルプマガジン」平凡社
末永 昭二  「貸本小説」アスペクト
野口啓子+山口ヨシ子編「ポーと雑誌文学」彩流社
(http://www.mystery.or.jp/kaiho/0205/kyokaisho.html)

 私はこれら候補作、じつはほとんど読んでおりません。いやはや。末永昭二さんのご受賞を祈念し、受賞記念大宴会に望みをつなぎつつ失礼いたします。


No.392 (2002/05/22 06:51) title:図録を
Name: ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)][133.41.203.55])

「追悼 山田風太郎展」図録、成田さんのHPで知り、
 世田谷文学館に申込む。ゆうパック送付のため、
 高額となる。
  ポスターもついてくるようなので(他のHPでみましたが
 どこであるか失念しました)、それを電話でお願いする。
 なくなると、あるいは言わないとつかないらしい。

  小林さん、ありがとうございます。準備していますので
 お待ち下さい。七月にはいると、四週間ばかり、メキシコ
 にでかけますので、六月はすこしいそがしくなり、それ
 までにはお送りできるようにこころがけています。

  古本まゆさん、HP開設、目録が楽しみです。


No.391 (2002/05/22 01:19) title:本日、協会賞決定
Name:小林文庫オーナー ([Mozilla/4.7 [ja] (Win98; I)][210.250.5.70])
Email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

 いよいよ今日22日、推理作家協会賞の選考会が開かれます。
 そして、明後日が横溝正史の生誕100周年です。
 今度は、日にちを間違っていないはずです。 (^_^;;;

桜さん
> 6月にはいるまでには、送りますので、お待ち下さい。
 ありがとうございます。
 急いでいただく必要は有りませんので、6月以降でも構いません。

中さん
 お手紙、受け取りませした。
 ご返事が遅れていまして、申し訳ありません。
 いま少し、お時間を下さい。
 
 『江戸川乱歩著書目録』は、もう大詰めに来ているようですね。
 刊行を楽しみにしています。

古本まゆ さん
 HPの開設もまもなくですか。
 私のHPへのリンクは、ご自由に行って頂いて構いません。
 HPの開設と、開設記念目録?楽しみにしております。(笑)
 
 光文社の「少年探偵団全集1・怪人二十面相」は、私も持っています。
 コレクションとして持っているのではなく、まさにリアルタイムで購入したものです。
 この頃に、乱歩を読んだ事が、今の私に繋がっているのだと思います。
 


No.390 (2002/05/21 15:53) title:少年探偵団全集
Name:古本まゆ ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98; Win 9x 4.90)][61.211.131.67])
Email:mayu2@sb.starcat.ne.jp

 今日の名古屋の市場は、当店の欲しいものはほとんどなかったのですが、二函の
口を落とした方から、その中に入っていた光文社の「少年探偵団全集1・怪人二十
面相」(昭和36年初版 函)を譲っていただきました。
 函に擦れがあるなど、あまり状態がよくありませんが、子供の頃、ほとんど記憶するくらいに読み返した、巻末の全集各巻紹介の名文を再び読むことのできる喜び
は何にも代え難いものがあります。
 この短い紹介文には、子供時代、少年探偵団シリーズへの憧れを駆り立てた、面
白さの全ての要素が凝縮されているような気がします。

中相作さま

 いよいよ、『江戸川乱歩著書目録』の完成に向けてパワー全開といった感じですね。先日「リファレンスブック1」を譲っていただいたお客さんとも話をしたので
すが、名張図書館の乱歩の資料は、当店としても非常に役に立っています。
『江戸川乱歩著書目録』の刊行が楽しみです。
 それと、来月になると思うのですが、当店のHPを公開させていただきたいと思
っています。「名張人外境」にリンクをはらしていただきたいと思いますので、宜
敷く、お願いします。

小林文庫オーナーさま

 来月公開予定のHPで、「小林文庫」にリンクをはらしていただきたいと思いま
すので、宜敷くお願いします。


No.389 (2002/05/21 07:09) title:どこかに
Name: ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)][133.41.203.55])

 中さん、了解しました。
 角川ホラー文庫、あるはずですので、購入した時のノート
 を見る。しかし、本体価格を書いていない。
  どこかにまぎれています。

  古書店にて、天山文庫の、土屋隆夫。「動機と機会」
 の帯には、書下ろし中篇を含む、とある。「虚実の夜」
 の文庫解説、山前譲さん。南達夫と直井明の関係を知る。
 「宝石」には、二点ではなくて、三点書いていました。
 南達彦という筆名はどうでしょうか、別人でしょうか。


No.388 (2002/05/21 06:13) title:いっそ「時価」とでも書いときましょうか
Name:中 相作 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Mac_PowerPC)][210.235.241.67])
Email:stako@e-net.or.jp
URL:http://www.e-net.or.jp/user/stako/frameset.html

 ●金光寛峯様
 お手数をおかけしております。しかし「価格不明」なんてものが紛れ込んでいるのもご愛敬ではないか、と思うことにしております。完璧すぎる書誌というのは人間らしい温かみを感じさせません。やはり人間、人間的なのが一番です。公立図書館すなわちお役所という非人間的な組織がつくる書誌なのですから、人間性にはとくに配慮したいと思っております。苦しまぎれの言い訳を重ねて何をいってるんだか自分でもよくわからなくなってきましたので、このへんで失礼いたします。

 ●金光寛峯様、アイナット様
 きのうのつづきです。
 いろいろご厄介をおかけしましたが、『江戸川乱歩著書目録』には「新青年」などの雑誌復刻本は記載しないことにいたしました。調査が面倒だ、という理由もむろんありますが、雑誌復刻本の数というのが半端ではなく、実際に組んでみると大幅に紙幅を取ってそれこそ癇に障りますし、癇の問題はともかくとしても、雑誌復刻本を「著書」としてどかっと記載すると書誌としてのバランスが失われてしまうような気がいたしますので、
 「ここは君たちが出しゃばるべき場所ではないのだ」
 と今回はお引き取り願うことにした次第です。
 もうひとつの理由として、予定していたよりページ数が大幅に増えてしまい、なんとかページを減らす手だてを講じなければならぬということもあります。むろん予定よりページ数の多い本にすればいいだけの話なのですが、分厚い本などというのはどうも粋ではありませんから私は好みません。
 アイナットさんには実際に「文学時代」の復刻本をお調べいただきましたので、いまごろになってこんなことを申しあげるのはほんとに心苦しいのですけれど、よろしくご海容ください。お知らせいただいたデータは、いずれ何らかの形で活用できると思います。


No.387 (2002/05/21 01:48) title:ほるぷの全集の価格
Name:金光寛峯 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98)][61.202.226.224])
Email:KFF02766@nifty.ne.jp

中さま、お手紙拝読いたしております。
ほるぷ出版から出た児童文学全集、たかだか二十数年前の本なのに "価格不明" というのは、こう、妙にカンに触ります。
最低でもこれだけは調べたいのですが。当時の出版広告を漁ればおそらく分かると思うのですけども。
同社はこの当時「ほるぷ新聞」という書評新聞を出しておりまして、自社出版物の広告もとうぜん掲載
しています。なら見つかるだろうと少し目を通してみましたが―― どうもダメです。もっと遡って
調べないとだめですかねえ。


No.386 (2002/05/20 07:46) title:二銭銅貨煎餅の町からお送りいたします
Name:中 相作 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Mac_PowerPC)][210.235.241.124])
Email:stako@e-net.or.jp
URL:http://www.e-net.or.jp/user/stako/frameset.html

 ●小林文庫オーナー様
 どうもありがとうございます。
 『江戸川乱歩著書目録』は、要するにただ本の名前と収録作品なんかがずらずら並んでいるだけの、何の変哲もない目録です。どこに狂気の冠がある、どこに妄執の旗がある、とわれながら情けなくなってしまいますので、精進潔斎のうえ結界張って悪魔に祈りを捧げ、手に取ったどなたからも、
 「あ。この目録をつくったやつは完全に病気だ」
 と思っていただけるような目録にしたいなと念じております。しかしどうなることですか。ともあれ今後ともよろしくお願いいたします。

 ●桜様
 どうもありがとうございます。
 『江戸川乱歩著書目録』をご注文をいただきました由ですが、遺憾ながら葉書によるお申し込みは承っておりません。なにしろお役所のやることですからそのあたりはじつ物堅く、今回もまた現金書留で代金をお送りいただいてから現物を発送するということになるかと思います。どうも申しわけありません。
 ご協力へのささやかなお礼として一部お送りいたしますので、それをご覧いただいたうえで、よろしかったらもう一冊ご購入いただければと思います。
 ちなみにこの『江戸川乱歩著書目録』、全国の市立図書館に寄贈したらどうなるか、なんてことも考えてみたいと思っております。全国の市の数はたぶん七百に届きませんから、発行部数的にはなんとかOKです。都道府県立図書館への寄贈もOKです。日本中どこの市立図書館に行っても『江戸川乱歩著書目録』を閲覧することができる、というのはなかなか面白いことだと思います。
 となると、それなら大都市の区立図書館やなんかはどうするのかという問題が出てくるのですが、ははは、都会の連中なんてないがしろにしてやろうかとも考えております。生活上の便益その他の面で圧倒的に都市が有利なこの日本社会に(諸外国の事情はまったく知りませんが)、ひとつくらい地方に手厚く都市に手薄いものを発生させるのも風流ではないか、名張市立図書館が都市にあかんべーをしてやるのも痛快ではないか、などと不届きなことを考えているわけですが、むろんどうなるかは未定です。ほんとにどうなることですか。

 ●金光寛峯様、アイナット様
 『江戸川乱歩著書目録』のことでお知らせしたいことがあったのですが、またあしたということにいたします。

 ■角川ホラー文庫
 下記三点、初版定価がおわかりの方はご教示ください。日下三蔵さんにお訊きしたら一発なのですが、日下さんは相変わらずお忙しそうなので、いやみなさんたいていお忙しいでしょうけれど、とにかくおわかりの方はよろしくお願いいたします。
 
屋根裏の散歩者
 平成六年四月十日 角川書店 角川ホラー文庫
化人幻戯
 平成六年四月十日 角川書店 角川ホラー文庫
暗黒星
 平成六年四月十日 角川書店 角川ホラー文庫

 ■春陽堂文庫
 昭和62年から63年にかけて刊行された春陽文庫の「江戸川乱歩文庫」全三十冊、初版定価がおわかりの方はいらっしゃるでしょうか。定価は『春陽堂書店発行図書総目録』に記されているのですが、あの目録はかなり危ない気がいたしますので、一部発行日を確認したいものもあり、念のためにお尋ねする次第です。


No.385 (2002/05/20 07:26) title:ある町の
Name: ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)][133.41.203.55])

 温泉地に、温泉市場、とある。これでは、古本市場も、
 と思うが、見当たらない。
  その帰り道の一軒の古書店で、大衆文学の同人誌を三冊
 見つける。ここには、あの宮下コレクションの人の
 ことが書かれている。
  先の古書目録で出ていた、あの、昭和40年代、
 50年代の雑誌「麒麟」だった。

  「新潮文庫全作品目録 1914−2000」附録
 CD-ROM、予価6000円。紀田順一郎先生の、出版史
 も。カタログには、推薦文もある。


No.384 (2002/05/19 11:13) title:新刊で
Name: ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; Win 9x 4.90)][210.249.94.38])

「松本清張研究 第三号」の編集後記をみて、没後
 十年であることを知る。
  話題にされていないようですが、清張文学と旅、が
 特集です。

  新刊で、ちくま学芸文庫「明治下層記録文学」立花雄一
 を購入。
  二十年前の刊行に、大幅に加筆されたものでした。


No.383 (2002/05/18 10:09) title:こちらは
Name: ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; Win 9x 4.90)][210.249.94.38])

中さん、ご連絡いただきました、封書、昨日、拝受
 しました。
   書かれました内容、了解しました。
 葉書にて、一冊注文をかきましたので、よろしく
 お願いします。

  古書店で、椿八郎のもうひとつの随想、「鼠の王様」
 を入手。こちらは、著書献呈。
  読むと、佐藤春夫の短編に、彼の診療所がかかれて
 いるという。満洲にも滞在したこともあるという。
 そのころの文は、発見されていないようです。作品目録
 より。
 


No.382 (2002/05/18 08:41) title:有り難うございます
Name:岩堀 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; Q312461)][61.125.212.72])
Email:dc8y-iwhr@asahi-net.or.jp


 小西昌幸様

 「古書街を歩く」の話題、紀田順一郎さんにわざわざお伝え下さったとは
  私も一読者として大変感激です。有り難うございました。


No.381 (2002/05/17 07:40) title:いろいろと
Name: ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)][133.41.203.55])

小林さん、了解しました。
  6月にはいるまでには、送りますので、お待ち下さい。
  『男の世界 改題』という単行本です。広告
 がありました。
  小林さんのおかげで、全体がみえてきそうです。
 ありがとうございます。
 
  あたらないことを覚悟でだしたのですが、なぜか、
 その1点がきました。わからないものです。

  小西さんが訂正を言われていた、海野さんの件、
 三点ほどの箇所で、訂正が広告されていました。
 今月号の囲み記事で。

  紀田先生には、神田の東京堂で、仮移転する前の
 場所ですが、何度か、お姿をみました。
  次の作が待ち遠しいですね。
  
 中さん、いよいよですね、完成がまたれます。


No.380 (2002/05/17 01:08) title:光栄です
Name:小林文庫オーナー ([Mozilla/4.7 [ja] (Win98; I)][210.250.5.77])
Email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

小西昌幸 さん
 この掲示板を、紀田順一郎先生にお知らせ頂いたのですか!!??
 恐れ多くも、お恥かしいことです…。
 いや、掲示板は、私だけが書き込んでいる訳ではないですから、「お恥かしい」と云う事はないですね…。
 
 紀田順一郎先生のご著書は、もちろん愛読しています。
 本当に、この掲示板をご覧いただけるとすれば、大変光栄です。
 
 また、遅くなりましたが、「「海野十三忌」講演会のご盛況おめでとうございます。
 三一書房労組の情報も、全く知りませんでしたので、とても有用です。
 ありがとうございました。

中 相作 さん
 はい、私は元気です。
 …、私に対して言っていただいた訳ではないですね。
 大阪の「花より乱歩大宴会」では、時間が取れずに申し訳有りませんでした。
 東京で大宴会を行う際は、時間を取りたいものです。
 さしあたり、末永さんの受賞記念大宴会が開かれれば、是非!
  それにしても、「ご臨席」とは… (^_^;;;
 
 江戸川乱歩リファレンスブック3『江戸川乱歩著書目録』の完成は、非常に楽しみにしています。
 今回も、2冊購入させて頂きます。

末永昭二 さん
 徳島より、お帰りなさい。
 
 「海野十三忌/日下三蔵氏講演会」は、大盛況だったようですね。
 その上、古書店でも大収穫だったもよう・・・。
 
 その上、協会賞も受賞・・・、と幸運づくめに行って頂きたいものです。
 本当に。

桜 さん
> 1点のみ入手。『白眼鬼』永瀬三吾、同光社、昭和33
> 著者唯一の長編小説。
 私も同じ古書店に注文していると思います。 私には、芳しい結果は無し。
 『知恵の一太郎』、『白眼鬼』は欲しかったなぁ・・・

> 『「南方の火」のころ』椿八郎、古書店で入手。
 椿八郎さんのエッセイを読むと、椿さんも満洲に住んでいらっしゃったようですね。
 終戦時に住んでいたのが奉天のようです。
 その奉天が、現在の中国・瀋陽、今話題の地です。

> その後、大東亜出版社の本、一冊入手しました。おなじく、
> 広告があり、情報も、ありました。
>  大阪圭吉さんの広告もありますので、送りましょうか。
 ぜひ、お願いします。
 ただ、急いでいただく必要は有りません。 何かのついでで構いません。
 ちなみに、国会図書館で所蔵している大東亞出版社の本は、『青春赤道祭』ただ1冊。
 これには、広告は載っていませんでした。

 と、後ろ2つは、奉天の話題にしてみました。(笑)


No.379 (2002/05/16 22:13) title:紀田順一郎先生に当BBSのことをお知らせしました
Name:徳島 海野十三の会 小西昌幸 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; Win 9x 4.90; Q312461)][210.142.254.236])
Email:hardstuf@mail3.netwave.or.jp

■小林様
徳島の小西です。紀田先生の『古書街を歩く』で紹介された『広文庫』復刻エピソードについての話題が当BBSに出てきましたので、私は、先生にメールでお知らせしておきました。紀田さんからは、すぐご返事が来ました。
(以下大意)「貴重な情報をありがとうございます。当該エピソードは感動してくれる人がいるので、幸せになるし感謝している。小林文庫は以前一度覗いたことがある。今後もっとアクセスしたいと思います」

というわけで、紀田先生も見てくださっていると思います。


No.378 (2002/05/16 07:48) title:みなさんお元気でいらっしゃいますか
Name:中 相作 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Mac_PowerPC)][210.235.240.209])
Email:stako@e-net.or.jp
URL:http://www.e-net.or.jp/user/stako/frameset.html

 ●小林文庫オーナー様
 ご無沙汰いたしました。あれはもう一か月以上前のことになりますか、大阪で開催した花より乱歩大宴会にご臨席たまわりましたこと、あらためてお礼を申しあげます。といいますか、お礼が遅すぎるわけですが。
 私は相も変わらぬ宴会渡世で、あちらこちらで大宴会の乱れ撃ち。先日など徳島まで押しかけて、『貸本小説』日本推理作家協会賞評論その他の部門ノミネート記念大宴会などというものをかましてまいりました。ひきつづき受賞記念大宴会にもちこめれば、幸甚これに過ぎるものはないなと思っております。
 さて、今秋刊行を予定しております名張市立図書館の江戸川乱歩リファレンスブック3『江戸川乱歩著書目録』、大宴会の合間を縫ってほそぼそと編纂作業を進めておりますが、こちらの掲示板でお世話になったみなさんにあらためて書面でご挨拶とお願いを申しあげるべく、きのうあたりからおたよりを発送いたしております。ご住所を存じあげない方にはメールでお尋ねしているのですが、メールアドレスのわからない方もいらっしゃいますので、ちょこっとアナウンスさせていただきます。
 
 ● iizuka 様
 といった次第で、メールにてご住所お知らせいただけませんでしょうか。お手数ですがよろしくお願いいたします。

 ●古本まゆ様
 先月、大阪の古本屋さんに立ち寄りましたところ、春秋社の夢野久作傑作集一『山羊鬚編輯長』(昭和十二年四月二十日)がありましたので、
 「なんやえらいもんがおますやないか。うわ。これはこれは。うわ。たまらんな実際」
 とかなんとかいいながら購入する気もないのに手にとってためつすがめつし、図々しくも必要なデータを控えて帰りました。乱歩の跋文は「夢野久作氏と作品について」というタイトルでした。気になるお値段はたしか二十三万円。阪急古書のまちにある加藤京文堂というお店でしたが、現物がまだ売れ残っているかどうかはわかりません。
 ともあれ『山羊鬚編輯長』の件、用は済んでおりますので、ご放念いただければと思います。どうもありがとうございました。


[←No.353〜377] [No.378〜402] [No.403〜427→]

Powered by T-Note Ver.3.20