大塚様
大塚さんの書きこみ見まして、今スケールで計ってみました。
箱の内法(のり)と本体上端の差は10mmでした。
5mmというのは微妙なところですね。
いよいよ奇々怪々というべきか…。箱については桜さんの見解も
一理ありと思いますが、初版でありながら、本体の大きさが違う
というのも不思議です。
手元の復刻版も5mm位空いてます。
岩堀さん、思わず、復刻版のものと比べてみました。
箱の製造所のちがいというものはないでしょうか。
カバーがなければ、コピーで満足し、箱がなければ、
なぜか、さびしくなります。
小林さん、「くろがね」について、すっきりしました。
ありがとうございます。それにしても、通巻では、百冊を
こえていますね。
光文社文庫、9巻目の「「探偵」傑作選」がでて、あと
一巻になりました。表紙には、もうひとつ、動物、または
花、その他が小物として登場しています。気付きません
でした。「傑作選」のタイトルと女性の向く方向には、
巻ごとにちがうだけで、規則性はありませんでした。
9巻では、女性は、こころなしか、うつむいています。
末永さん、桜さん
先日、乱歩「海外探偵小説作家と作品」の箱について
書きこみましたが、コメント有り難うございました。
その後、ある古書店で同書(初版・箱入り)と、「続幻影城」
(再版・箱なし)が並んでいるのを見付けたのでその場で比べて
みたら、「海外探偵小説…」の方が「続幻影城」より本体が
明らかに大きかったです。それで、その「続幻影城」を購入
して私の手持ちの「海外探偵小説…」と比べてみると本体の
大きさは全く同じでした。
つまり、その古本店にあった「海外探偵小説…」と私のもの
(こちらも初版です)とは本体の大きさが明らかに違うという
ことで、どうもこちら(私の方)の本体が「規格外れ」のよう
です(箱は正常品なので隙間が大きい)。そう思って見ると、
ページ本体より表紙カバー(人工皮革?)がやや小さめだし妙な
本です。本来不良品として処分される筈のものが流出したのでしょうか。
出版の世界では、そういことはよくるのかしらん…。
桜 さん
遅くなってすみません。
> 少し、時間がかかりますが、該当部分を送付いたします。
> お待ち下さい。
もちろん、余裕の有る時で結構です。
いつでもかまいませんので、是非よろしくお願いします。
> つまり、「くろがね」会報には、「くろがね」会報改題(1巻6号)
> と、奥付にはかかれていて、また、表紙には、「くろがね」と横
> 書きで示されて、その下に、会報、とあります。会は旧字です。
「くろがね会」の「会報」は、
◇ 誌名を「くろがね會報」として昭和16年10月に創刊(1巻1号)
昭和17年2月に2巻1号を発行して終刊
◇ 昭和17年3月に発行の号から、誌名を「くろがね」に改題
巻号を1巻1号から付け直したようです。
手もとのコピーでは、改題後の「くろがね」には、「改題 第×巻 第×号」と書いてあります。
桜さんのおっしゃる通り、表紙は 「くろがね」大きく書かれ、行を変えて「會報」となっています。
ちなみに、「くろがね會報」の方の、1巻2号から2巻1号は、長谷川時雨が組織した女性運動(?)の会「輝く会」の機関誌「輝ク」と合併(合流)し、「くろがね會報」と「輝ク」のタイトルが併記されています。
フェミニズム運動的にも、重要な資料のようです。
...などと書いていますが、以上はすべて神奈川近代文学館の「新聞雑誌目録」の受け売りです。
詳しい事は、全く知りません。 (汗)
> 中さんのHPをみますと、「くろがね」が解説されています。
> なぜか、波長が同期していて、勉強になります。
そうですね。
私も気付いていて、中さんのHPの記述とからめて、RESしようかと考えていたら、間に合いませんでした。(笑)
乱歩もくろがね会の会員だったので、乱歩の逸文なども、有るかもしれないですね。
私の手元には、大阪圭吉関係の部分のコピーしかないので、乱歩を始め他の作家の事は解りません。(大汗)
以上、桜さんへのご返事と云うよりは、この際「くろがね会報」について整理するために書きました。
今度は、「戦線文庫」を何冊か入手して、昭和16,17年
のもので、こちらは、大阪圭吉の作品はありませんでした。
そのかわり、あれっ、という文献がありました。
また、山手樹一郎の作品があったり、昨日紹介した「くろがね」
会報については、「改題」という意味がよくわかりません。
「くろがね」という雑誌から「くろがね」会報に改題された
のでしょうか。
つまり、「くろがね」会報には、「くろがね」会報改題(1巻6号)
と、奥付にはかかれていて、また、表紙には、「くろがね」と横
書きで示されて、その下に、会報、とあります。会は旧字です。
編集兼発行印刷人は、山手樹一郎です。このあたりも、よく
わかりません。
中さんのHPをみますと、「くろがね」が解説されています。
なぜか、波長が同期していて、勉強になります。
「瑠伯」は、一冊ずつ集めましたので、通巻6号
+ 一冊で、いいのかな、と思っていました。
いわいさん、ありがとうございます。
休刊の弁がないので、継続してはいないのでしょうか、
少し心配ですね。
同じような体裁で、こちらは、問題小説増刊、とのみ
かかれた「西村京太郎読本」1985年。ルパン、がかかれ
ていないので、どうなのでしょうか。これも気になります。
徳間書店の場合、SFアドベンチャー、のように、とんでも
ないものがあるので、知りたくなります。
小林さん、「くろがね」といわれる、「くろがね」会報
には、たしかに、大阪圭吉のものが掲載されていました。
どうやら、「くろがね」ではなく、会報がついていました。
少し、時間がかかりますが、該当部分を送付いたします。
お待ち下さい。
お久しぶりにお邪魔します。計6冊です。
収録作品の一部は以下の通りです。別の所に書いたものの転載ですが。
◎「瑠伯」問題小説SPECIAL 1980夏季号(1980.07)
「覆面レクイエム」鷹見緋沙子
「マーキュリーの靴」鮎川哲也
〈名作推理館〉「蒲団」橘外男
「裸の江戸川乱歩 その知られざる素顔」(座談会)
中島河太郎+花屋治+岩田豊樹
◎「瑠伯」問題小説SPECIAL 1980秋季号(1980.10)
「闇からの狙撃者」鷹見緋沙子
「料金不足の死体」都筑道夫
〈名作推理館〉「海豹島」久生十蘭
「ミステリーのあとは「男と女」の話をしよう」(対談)五木寛之+中島梓
「運命の一言」横溝正史(エッセイ)
「緋沙子考」鮎川哲也(エッセイ)
「出会いの一冊」中井英夫(エッセイ)
◎「ルパン」問題小説SPECIAL瑠伯 1981冬季号(1981.01)
「干からびた犯罪」中井英夫
「デュッセルドルフの白い密室」高柳芳夫
「幻の作家の正体から批評家待望論まで」(対談)鮎川哲也+土屋隆夫
「入るは易く極めるのは難し=ショートショート調理法」都筑道夫+阿刀田高
「名探偵へのラブレター」泡坂妻夫(エッセイ)
「拝復、鮎川哲也様」鷹見緋沙子(エッセイ)
「わたしの「暗件」」藤本泉(エッセイ)
◎「ルパン」問題小説SPECIAL 1981春季号(1981.04)
「びいどろの筆」泡坂妻夫
「散歩する死体」都筑道夫
「フランス式探偵法」日影丈吉(エッセイ)
「出会いの一冊」天藤真(エッセイ)
〈ファン・インタビュー〉土屋隆夫
ルパン ショート・ショート コンテスト 第1回入選作発表(都筑道夫・選)
◎「ルパン」 1981夏季号(1981.07)
「乾いた死体」都筑道夫
「採点委員」天藤真
「代理母」鷹見緋沙子
〈ファン・インタビュー〉泡坂妻夫
ルパン ショート・ショート コンテスト 第2回入選作発表(阿刀田高・選)
◎「ルパン」 1981秋季号(1981.11)
「ひらかれた闇」連城三紀彦
「マルチン・ベックのテーブル」藤本泉(エッセイ)
ルパン ショート・ショート コンテスト 第3回入選作発表(都筑道夫・選)
ルパン賞「消防車が遅れて」井上雅彦
それとは別に、「問題小説SPECIAL●ルパン 赤川次郎読本」(1983.1)
があります。こちらは通巻は入っていません。
古書展に出していたのが、次々ときて、あわてました。
なかでも、代引きには困ります、値段が二倍になるような
錯覚におちいりました。
じねんさん、『瑠珀』、何冊かあります。そんなに多くは
ありません。
光文社文庫、カバーの印刷、男性周期律が、ただしく、
今月の新刊から、男性週期律、と修正されました。
平山さん、今日、おくります。
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
年始めの雑事にぐーるりぐるり振り回され、やっとこさ一息です。
自サイトでちっぽけな企画モノ(ミステリ系の公開文学賞?)を開催中ですが、UPするのにそれこそアップアップ(←嗚呼オヤヂギャグ)でした。トホホ…。
ところで『瑠珀』(←漢字合ってマスカ?)って雑誌をご存知でしょうか?
手元に1冊あるんですが、一体何号で廃刊になったものやら?サッパリです。
結城昌治さんがE・Sガードナーから読書の幅を広げていかれたことが分かって興味深く、また共感も覚えました(実は私もその1人なので…)。
現在『時の娘』(小泉さんの訳!)を読み始めたところですが、これからも幅広く色々なものを楽しんで行きたいですね。
「メインディッシュはミステリー」なんかは、ミステリ好きの裾野を広げて行くには絶好の1冊だと思うのだけど、どこかで新装版出してくれないかなあ?
私も、光文社文庫「黒いトランク」を買いました。鮎川先生の私生活は謎につつまれていましたが、巻末の原田さんのエッセイによれば、生年が1919年ということと
現在、芦川澄子さんと結婚しておられることが判明して興味深かったです。
桜さま、
峯太郎の本の情報をおおくりいただけるとのことで、ありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。
ニューヨークでは円高のためほとんど本はかいませんでした。
ただベイカーストリートイレギュラースの企画した新刊で、ドイルの「バスカヴィル家の犬」の第十一章と、いままでどこにも発表したことのない未完戯曲「暗黒の天使」がファクシミリ版となって発売されたので、かってきました。後者はワトスン博士がアメリカにわたり、「緋色の研究」第二部のアメリカを舞台にした話にからむという内容だそうですが、まだ読んでいません。英語なもんで…。
『別冊太陽 発禁本 III』2002,2月、平凡社
が出ていました。これで、3巻、最後のようです。
書影が並べられています、探偵小説もあります。
河出文庫『楠田匡介名作選』、初出一覧をみていて、
日下さんの完璧さに敬服しました。
・ルビが、ひらがな、カタカナまで、本文に拠っています
・「推理小説研究」に掲載されていない、2点も文庫に採用
・目次の題名と本文の題名が一致していない場合でも、
本文を見て、そちらを採用
などが目にとまりました。
森さんが探しておられた「ロマンス」1巻7号、については
金光さんがこれも十分に書誌情報があたえられていますが、
かかれていない情報として、印刷納本が11月21日、発行が
12月1日、でした。
未整理の本から見つけました。
岩堀さん、箱といえば、「コナン・ドイル全集」、たしかに
それぞれの巻の印刷があるのですが、箱を流用したのか、
別のものが印刷されています。
昭和初期のものですが、資源不足からくるのでしょうか。
光文社文庫、鮎川さんの「黒いトランク」、戦前から昭和
28年までのことが、山前さんの解説でよくわかり、感服。
ところで、一頁17行で、山田さんの文庫とはことなり、
1行分すくないですね。厚さを見て、角川のものより厚くて
改稿がされたのでは、と思いましたが、1ページの行数で
増えたように感じたのですね。
末永さん
若山三郎氏の最初のミステリではないかと思われるものに遭遇しました。
豊書房から1961年に刊行された『浮気な愛情』で、前半が明朗小説、後半が
謎解きという、なかなか凝った構成。容易に見当がつくとはいえ、意外な
犯人も用意されています。ホームページの新コーナー「古書徒然草」に簡単
なストーリーを紹介してあります。
オーナー様。
「南洋 一郎」さんの話については、『彷書月刊』2月号(1月25日発売)に書きました。本当は、実際の作品を見つけてから発表すべきなんですけど、とりあえず問題提起です。ご批判はあるでしょうが、ともかくご覧いただきたいです。
岩堀様。
ハコの貼り直しは春秋社本にあったと思います。芳林文庫さんの目録に何か書いてあったかと思います。
つい先日の朝日新聞に、喜国さん「本棚探偵の冒険」の装丁など
紹介の囲み記事載ってました。3回振ったら本体が出るように箱は
3回作り直したとか…。「3回」の「3回」とは出来すぎてるなあと
思ってやってみたら、たしかにサッ、サッ、サッーですぽっと出て
きましたね。
正月3日に新宿京王から銀座松屋の古書展回りました。どっちか忘れ
ましたが、桃源社版小栗虫太郎「人外魔境」(箱入り・帯なし)が
あって、いくらかなと思って本体を出したらこれが「黒死館…」、それに
ついてる値段票は「人外魔境 3000円」…。箱と本体が入れ替わる
のはわからないでもありませんが、本体についてる値段票まで違っている
とは…。こんなのは古書では「よくある事」なんでしょうか。
乱歩の「海外探偵小説作家と作品」(早川書房・箱入り 昭和32年4月
初版、昭和40年代前半に古本で購入)を持っていますが、高さ方向が
凄く隙間が空いています。1cm近くありますから、誤差とかクリア
ランスとかいうものではありません。私が思うに別本の箱(「続 幻影城」
か?)を流用したのではないかと思うのですが(箱の題名は、直印刷では
なく紙貼付)…。こういうことも「よくある」のでしょうか?
未整理本のなかから、確認しました。
「スリーナイン」昭和25、11に掲載の
沙原砂一の「パッションマーダーケース」が
雑誌「読物雑誌」昭和26,4、に再録。
単なる、再録のようです。
しかし、似たような名前の著者は、これを
自分の作品としていないのが、不思議です
(鮎川さんのインタビューより)。
未整理のなかに、「りべらる」昭和24,6
の表紙をはりかえて、「読物傑作集 愛憎編」という
雑誌を確認。奥付けは、「りべらる」と同一で、
同一内容。グラビアに、原節子の姿があります。
表紙には「改造」とされていました。驚きました。
思わぬ発見でしたが、「りべらる」まで、という思いが
します。
小林さん、「紙型流用雑誌」の「探偵雑誌」、まだ入手
していません。「スリーナイン」掲載までも、含まれて
いるのですか、驚きました。
掲載作品も、多種多用ですね。ありがとうございます。
このような流用雑誌、確認しただけでも、10種以上あるよう
ですね。
「スリーナイン」掲載作品が他の雑誌に再録されていましたが、
これも、ある種の「流用雑誌」でしょうか。
どこかにまぎれて、探し出せませんが、不思議な思いで
見たことを思い出しました。
青木喬介さんのこと、「南極探検物語」の序文で、かなり
素性がわかりますが、略歴までは明らかでないようです、
青山喬介からの借用かな、とも思いました。
通常の勤務体制に戻ったため、またまたお返事が遅くなってしまいました。
これからは、すべての書き込みにRESするのではなく、対応できる話題にだけRESする事にさせていただきます。
ご了承下さいませ。
市内の書店を駆け巡って、光文社文庫『笑う肉仮面』『黒いトランク』『「探偵」傑作選』、河出文庫『楠田匡介名作選』を購入しました。
古書価に換算すれば、ゆうに10万円超えるものですね。
それぞれ、装丁や解説にも凝っていて、書きたいことも沢山有りますが、時間も無いので(笑)、ここでは一言、『少年探偵王』はどうなったのでしょうか?
祝!
創元推理文庫『銀座幽霊』『とむらい機関車』が、「2001年 猟奇の鉄人が選ぶ13の椅子」第1位に選出されました!
桜 さん
「探偵雑誌」は、その後も刊行されているのですか!?
きっと、1号雑誌だろうと、思いこんでいました。
たしかに、香山滋「猟奇館スフィンクス」(「ロック」2巻9号より流用)は再録されています。
他には、山田風太郎「みささぎ盗賊」(「ロック」2巻9号)
横溝正史「蝙蝠と蛞蝓」(「ロック」2巻8号)
水谷準「青春の悪魔」(「ロック」2巻6号)
宮野叢子「哀しき錯誤」(「スリーナイン」昭和25年11月)
なども掲載されています。
これは、ネットでリストを公開している、あの方やあの方にも、お知らせしておかなければいけなかったですね。
素性の解らない雑誌だったもので(汗)
> 他の目録で、「少年探偵小説 煙のごとき魔」のある青木喬介の、
青山喬介とは、関係有るのでしょうか?
末永昭二 さん
お帰りなさいませ。
今年もよろしくお願い致します。
帰省中も、沢山成果があったようで、成果の発表を期待しています。
ところで、「南 洋一郎」と「南洋 一郎」の話は、どうなったのでしょう?
で、「つくり本」と言うのですか!?
確かに、上記雑誌も、頁によって活字が違ったりしています。
風々子 さん
> 駅前の古書展は買いたいと思うものは何もありませんでした。
彩古さんが行ったから?
> 岡山のMについてはkashibaさんの掲示板の私の書き込みをご覧ください(笑)
kashiba さんの掲示板を見たから、尋ねたのです(笑)
> ここでは春陽文庫未収録の人形佐七シリーズが一歩前進しました。
> これに関してはM2です。
毎年、横溝正史の成果が有りませんか?
一度は行ってみたい、古書店ですね。
それにしても、皆さん購入した本をキチンと記録されているのですね。
私は、記録を残していないので…… (>_<)
やよい さん
昭和30年代のクラブ雑誌となると、全く解りません。
9月号に11月号の予告広告、と言うところが気になりますが…。
10月号か、もっと後の月の可能性は?
どなたか、詳しい方はいらっしゃいませんか?
界王神 さん
はじめまして。
bk1 で調べてみると。
『うちへ帰ろう』(文研じゅべにーる)
著者: B.バイアーズ作、
谷口 由美子訳、今井 弓子絵
出版: 文研出版
サイズ: 菊判 / 191p
発行年月: 1983.1
本体価格: \1,194
利用対象: 小学3−4年生 小学5−6年生
近所の書店を見てみましたが、置いてありませんでした。
界王神 さんが、この利用対象年齢の方だとすると、紹介、上手いですね。
読んでみたくなりました。
ネット書店に、書評を投稿した方が良いのではないですか?
いや、ホントです。
俺がこの本を読んだのは去年の夏。極悪な親から離れてメーゾン養母に引き取られた、かわいそうな三人の子供、トーマス・Jとハービーとカーリーの話。その三人のうちの一人である少女カーリーが、俺は初めどうしても好きになれなかった。カーリーはとても口が悪く、もう二人の少年トーマス・Jとハービーに悪口ばかり言った。だが、その彼女の口の悪さの裏には、信じられない優しさがあった...。
この話は、涙なしには読めない。これを読んで涙を流さないやつは、まずいないだろう。本当の優しさとは何なのか、人間に本当に大事な物は何なのかを考えさせる、とても感動的な話であった。
平山さん、では、HPの書式に従い、2点の書誌を
メールでお知らせ致します。少し、あとになりますので
ご了解ください。
他の目録で、「少年探偵小説 煙のごとき魔」のある
青木喬介の、「南極探検物語」東京一陽社、昭和25
と「怪奇冒険探偵 鉄仮面」一陽社(長野市)昭和22
を入手。まだまだ、ありそうな作家です。
桜さま、
おしらせありがとうございます。よろしければHPにデータとして掲載したいので、詳しい書誌データをお教えいただけないでしょうか。
戦後の作品はまだ手がまわらず、全然調べがいきとどいていません。雑誌は大正から昭和初期でうろうろし、現在は乱歩事典のほうで手いっぱいで休止状態。単行本も同様です。
今日からニューヨークのベイカーストリートイレギュラーズの例会に出かけますので、お礼のお返事が遅れるかと思いますが、御容赦下さい。
ではよろしくおねがいいたします。
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