今年になってから、電子書籍の出版というものを始めました。いまのところ主にホームズ研究ばかりでしたので、ここで宣伝するのも控えていたのですが、今回皆さんに興味を持っていただけそうなものを一つつくりましたので、お知らせに上がりました。
戦前日本のホームズ・ドイル 第一集
平山 雄一 編
定価400円
戦前にドイルやホームズについて論じられた文章を集めてみました。
コナン・ドイルの事 甲賀三郎
緑柱石の宝冠 小酒井不木 (講談への翻案)
*特集・コナン・ドイルの死と復活*(ドイルが死去してから各地の交霊会に出現した様子のレポート)
コナン・ドイルの逝去 浅野和三郎
コナンドイル卿の葬儀 岩田宗一郎
コナン・ドイル卿の存続 岩田宗一郎
ドイルの通信 編集子
ドイル卿から通信
大阪便り 中村弘治(なんとドイルが大阪に出現!)
コナンドイルの通信 岩田宗一郎
探偵小説に就いて 萩原朔太郎
麻畑の一夜 岡本綺堂
なお、「実吉達郎シャーロッキアナ全集1,2,3,5巻」、「ホームズと大予言」「漢訳ドイル作品論考」も発売中です。最後のものは、百年ほどまえにホームズがどのようにして中国で受け入れられ、また数多くのパロディがかかれたかという内容です。
詳しくは上記のリンクのHPをご覧下さい。どうぞよろしくお願いします。
大新京日報という大連の地方紙に昭和10〜11年にかけて木蘇毅の「血の掌形」という探偵小説が連載されているのを見つけました。光文社文庫「『探偵』傑作選」の解説によると、同じタイトルのものが昭和2年の「面白倶楽部」に連載されていたようです。再録だったのかなぁ?
満州で発行されたミステリ等含めて調べていきたいものです。
風々子さん、HP拝見しました。
人形佐七、分野が違いますが、書影に目をうばわれました。
すばらしい。
小林さん、40万、気のとおくなる数字です、
一足先にいいましたが、今週ですね。
先週の木曜日に、明日、といいましたが、その日に
立ちました。
携帯に連絡があり、そこにFAXでおいかけてきて、
目録の一部がコピーされていました。
書店に出る前の、コピーの一部でした。
おそらく、小林さんも必要な資料だと思います。
葉書で出しました。当たるかどうか。
当たれば、コピーでお渡しします。
そこは、出してから、当たれば、忘れた頃にくるので、
一ヶ月がながいです。
小林文庫です。
桜さんがお忙しそうなので、その間は、私が応対させていただきます。
…って、そうじゃないだろう!(ゴメンナサイ)
いつも、不定期に黙り込んでしまって、申し訳ありません。
2週間連続の泊り込みオフも終り、(仕事上の)年度も変わったので、ようやく余裕が出来てきました。
今週から、少しずつ掲示板にも復帰したいと思っています。
掲示板に投稿すると言いながら書いていない事項も幾つかありますが、ゴールデンウイーク明けまでには、なんとかしたいと思っていますので、長い目で見てください。
桜さん
40万アクセスのお祝い、ありがとうございます。
と言っても、まだまだ40万アクセスには達していません。(笑)
1日、300〜350アクセスくらいの頁なので、19日前後に到達すると思います。
「まんだらけZENBU」の「戦前小説単行本」入札は、欲しい本が沢山出ていました。
私だったら、乱歩の少年物3冊が一番なのですが、懐具合と相談して止めました。(泣)
(値段的には、けっして高くはないと思うのですが)
書影が掲載されているので、資料として保存しておきます。
風々子 さん
おっ!、ついにHP公開ですか!!
早速、拝見に行きました。
書影満載で、素晴らしいHPですね。
資料としても充実なので、「しばらくしたら消すつもり」などとおっしゃらず、公開を続けていただきたいものです。
資料はこれからも集まりますよ、きっと。
風々子 さんと同時期に、早見裕司さんも「横溝正史メモリアル」(http://www.fukushi3.org/~yokomizo/)とゆうHPを公開されて、ネットでは、「横溝正史生誕100年」お祝いの機運が出ている様ですね。
もっと、盛り上がると良いですね。
ゴールデウイークの頃には、山田風太郎展を見に世田谷文学館に行きたいと思っていますが、正史も偲んで来ようと思っています。
↑こんなファイルを作りました。
横溝正史生誕100年を記念して、
というわけでもないですが、
テキストの入手に一区切りついたので。
今後更新の予定もないですし、
何度も観て面白いものでもありませんので、
しばらくしたら消すつもりです。
お暇ならちょっとだけでも覗いていただけたら嬉しいです。
古書店で、『ポケット・ミステリィ』中島河太郎編、
入手。昭和34、光書房。帯がついています。
「巧妙きわまる本格トリック (略)」
ここで知り、ようやく入手しました。
明日より、3、4日、沖縄へでかけます。
小林さん、一足先にですが、40万アクセス、
達成、おめでとうございます。
「まんだらけZENBU」No.14、葉書入札による
150冊以上の戦前の小説、昨日が締切。
すでに、すべてに、入札があることを電話で
きいて、目録をながめるだけにする。
どれぐらいの値段になるか、不明。
そういえば、他の目録でも、入札可、という
ものもありました。時代の流れでしょうか。
友人から電話。「世界大ロマン全集」内容見本、
には、数種あるので、君の表紙の絵柄は、ときかれる。
金網のようです、僕のは、女性。
必要ないので、彼に送ることにする。
河出文庫「鮎川哲也名作選」日下三蔵編、を
昨日、拝受しました。ありがとうございます。
鮎川さん自身の書かれた、作品ノートをみますと、
「黒い雌蕊」が、週刊誌創刊にあたり渡したものの、
出ないことになり、そのままになっている、ということ。
文脈からすれば、「朝めしご用心」昭和30年10月、
の項にかかれていることから、その出されなかった週間誌
が推測されます。「探偵小説四十年」には、昭和31年4月
創刊予定であった、「火曜ミステリー」隔週刊、の顛末が
かかれています。それにあたるかもしれません。
読みたくなります、幻の短編。
鮎川さんの、角川文庫、短編集は、カバ、帯つきで
ですが、長編(一部のぞく)には、カバ付きで、帯つきで
ないことを知りました。下の、新刊より。
所有しているものでは、一部、「角川文庫フェスティバル」
という、赤帯があります、これはおそらく、あとで
つけたものでしょうか。
新刊で、河出文庫「鮎川哲也名作選」日下三蔵編、購入。
初出は、月号表示で、統一。完璧。
雑誌に再録された、「マガーロフ氏の日記」が「他殺
にしてくれ」(「探偵実話臨時増刊」昭和三十四)に
なっていたことを思い出しました。
単行本収録時に、改題されたのが、これらふたつの
題。翌年の再録が混乱をあたえたのでしょうか。
戦後のカストリものを目録で入手して、
それに続編があることを知ることがあります。
昨日書いたものには、決闘篇、があるようです。
そういえば、以前入手した『宝島騒動記』黒木鶴三、
昭和21、が続編であり、あとから入手した
『黄金千一夜』黒木鶴三、昭和21、が前編
でした、2冊で、話が完結します。それでも、入手には
手まどりました。
驚いた例です。
三月はじめ、突然、FAX で、まだ支払われていないので
至急支払いください、という内容。
あれ、と思い、手帖をみると、支払い済みと、その日が
2月はじめ。1月末日に入手した本一冊。
念のため、見ると、1年保管の郵便振り込みの端券あり。
連絡すると、何と、振込み済みの用紙が、二枚重なり、
その下にあった、という。のりでかさなったようです。
互いに、被害がないことに。
しかし、ある人から送られる予定(?)の本、1年まえの
ことですが、とどいていないので、いや、あるいは郵便事故
かもしれないので、いまだに、言い出せないでいます。
送り主は、何の返事もないので、失礼な人だ、とおもって
いるかもしれません。こんな場合、どうすればいいのでしょう
か。
平山さん、様々な例があるのですね。
「バラモンの洞窟」田村武敦、昭和23、民芸社、目録
より入手。はじめから火星探索機が登場。続編もあるようです。
鉄仮面対銀仮面。
古本まゆさん、「朱夏」13号、せらび書房。加納一朗さん
の記事が参考になります。1999年刊行。
御久しぶりです。以前乱歩関係で御世話になった平山です。
郵便事故といえば、以前一件ありました。
郵便ではなく宅配便メール便なのですが、文庫本を一冊古書店に注文して、とどきませんでした。いろいろ調べてもらったのですが、結局のところとどけたはずだ、いや届いていないで終ってしまいました。メール便だとハンコをもらわずに郵便受けに突っ込むだけなので、事故も起こりやすいかとも思います。その件以来注意して見て見ると、うちの近所だけかと思うのですが、メール便の配達のひとは郵便受けにきちんと全部をいれるのではなく、けっこう頭だけつっこんで、のこりは外にはみ出している場合が多かったです。もしかしたら子供がいたずらして持っていってしまったのかもしれませんね。
ところで、乱歩事典もあと一息というところにきていますが、またまたよくわからない項目がでてきました。皆さんの御力ぞえを御願いしたいのでよろしくおねがいします。
「赤い部屋」で言及されている「犯罪と探偵」という遊技はいったいどんなものなのでしょうか? またこれは「ぺてん師と空気男」に登場する「マーダー・パーティ」と同一のものなのでしょうか? 起源は海外にあるようですが、そこいらへんも御存じでしたら御教授ください。よろしくおねがいします。
桜さま
> 結局、本も来ずに、お金は支払いのままでした。
ちょっと納得のいかない話ですね。古本屋のことではなくて、少しホッとしてお
りますが。
本の発送は3キロまでなら、郵便局の冊子小包が一番安いですが、配達証明がつ
かないので不安です。ただ、日本の郵便局の信用は高く、事故がおこったという記
憶はありません。
高い本は、配達証明のつく一般小包を利用しています。書留なら一番間違いない
のですが、送料はさらに高くなります。
お客さんからいただく送料をそうそう高くする訳にはいかないので、なかなか難
しい問題です。
事故なく本がお客さんの元に到着して、喜んでいただけることを、日々祈るばか
りです。
NHKの放送は視ておりませんが、日本人が、台湾や満州に造った建物には、な
かなか心惹かれるものがあります。
よしださん、野火に、二冊あるとは知りませんでした。
それでも、きちんと、本がくるなんて、いいニュース
ですね。
古書店からではないですが、HP で知りました人から、
何回かやり取りがありまして、前金で、支払い、まちました
が、本が来ません。三週間ののち、連絡しましたら、
その方がびっくりされていました。
結局、本も来ずに、お金は支払いのままでした。
その方も、郵便局などに連絡され、また、こちらの近くの
郵便局からも連絡があり、配達された人にも聞き取りされた
ようでしたが、配達までにはいたらず、途中で紛失という
ことでしょうか。
そんな郵便事故でした。
芦辺さん、名探偵Z、芦辺さんの、あらたな根拠地になる
ことと信じています。
先刻、光文社文庫からのアンソロジー『少年探偵王』あとがきで、テキスト借覧や収録作の選定でお世話になった方々への謝辞を織り込むのを忘れていたなと気づいて、編集部に電話をしましたら、「今日まさに降版しました」とのこと。
というわけで、申し訳ない結果となりましたが、難航に難航をきわめ、遅延に遅延を重ねた『少年探偵王』もぶじこの月半ばの発売が決定したということでもあります。
ここに皆様に向け、その次第をお詫びとお知らせ、そして何より感謝を込めて書き込みさせていただくことにしました。ありがとうございます。そして、乞うご期待!
郵便事故ではないのですが、富田常雄の『野火』を注文したら大岡昇平の『野火』が送られてきたということがありました。あわてて古本屋さんに連絡をすると、代金は不要(当然です)で、本も送り返さなくていいとのことでした。
その古本屋さんから数日後に「富田常雄の『野火』が出てきたのだが入り用ですか?」という問い合わせがあり、もちろん注文をしました。
かくして我が家には2冊の『野火』が並んでいます。大岡昇平の『野火』は不要なんですけどねえ。
このような郵便事故の一例。
あたっているかどうか、わからなかったのですが、
他のHPに、入手報告があり、残念、ということ。
翌日、他の本が気になり、電話したところ、それも
ないが、あなたに、送付したはず。
届いてないというと、おかしい、という。調べると、いわれ、
夜、電話があり、7名の抽選でしたが、ビニールのなかに、
郵送先を書いて、たしかに、そこに、あなたの名前を書いたはず、
という。納品書にも。
翌日、また、私に連絡があり、ある人から、納品書
に、別の人(あなたのことですが、という)のなまえがある、
という連絡。
ミスでした、ということ。
結局、その人も、欲しいということで、返却は無理だ、
ということで、あきらめてください、
ということでした。 九州の古書店での話です。
次の回では、申込んだもの、5点を入手しましたが、
そのような事故もあるのですね。
もう1つ例がありますが、それは明日に。
小西さん、次の資料刊行がまたれます。「再々評価」
とは出版のながれから考えられた巧みな題ですね。
ご成功を祈念致します。
少しまえにここにかきましたが、二、三冊あった、
本、メモリアル・ブック、売りきれでした。
古本まゆさん、ご存知かと思いますが、先日、NHK
の再放送で、三年前(?)の放送でしたが、登録
された本の出版社があった、あたりの日本人街が
うつされていました、「世界わが心の旅 旅人
ちばてつや 漫画家」のなかででしたが。
まだ、あの辺りはあるのですね、これには
驚きました。
以下、告知させていただきます。ご支援いただけると幸いです。
●海野十三の会から「海野十三忌」の催しのお知らせ
日下三蔵講演会「海野十三・再々評価に向けて」
日時◎2002年5月12日(日)14時から16時
会場◎阿波観光ホテル4階ホール(JR徳島駅から徒歩1分)
徳島市一番町3ー16ー3 電話088・622・5161
入場料◎無料
主催◎海野十三の会
問い合わせ◎小西昌幸(電話088・698・2946)
後援◎出版芸術社、筑摩書房、『新青年』研究会、朝日新聞徳島支局、徳島新聞、
NHK徳島放送局、四国放送、毎日新聞徳島支局、エフエムびざん
■日下氏は、34歳・気鋭の研究家である。昨年氏が編集解説を担当したちくま文
庫の『海野十三集・三人の双生児』では、定番作品と共に全集未収録作品も押さ
えるなど、その斬新な視点と手堅い編集手腕がファンの注目を集めた■講演では
海野が生前交流した江戸川乱歩、横溝正史、小栗虫太郎、蘭郁二郎など探偵作家
たちとの友情に触れつつ、海野の作品集出版の動向と、没後50年の歳月の中で作
品評価がどのように推移してきたかを徹底検証。新たな視点から海野十三の魅力
を語る■会場では『「新青年」趣味』海野特集号、『海野十三メモリアル・ブッ
ク』等の書籍資料も販売。多数ご来場下さい。
古本まゆさん、その1冊、たしかに、確認しました。
4がついていましたが、四月一日に登録されるなんて、
驚きました。
しかし、その本、発掘されたのは、やはり名古屋でしょうか、
満洲の出版社からですが、引き揚げ時に、持参された方が
いらしたのですね。
桜さま
そのお話は人ごとではありません。
朝、インターネットとFAXの注文を確認して、本によってはなかなか見つから
ず、あっちにドタバタ、こっちにドタバタ。やっと見つけて返事を送り終わると、
入金確認分の発送が待っています。本ごとに、傷む事のないよう重くなって送料が
オーバーしないように考えて梱包してから発送。ほとんど一人でやっている本屋で
は、かなりの時間を取られる仕事量です。インターネットでの売り上げも増えてお
りますので、間違いのないように、よっぽど気をつけないと。
未整理の本はかなりあるのですが、時間のとられる「日本の古本屋」へのデータ
の登録もなかなか進みません。一昨日、ふと思いついて、普段インターネットには
UPしないクラスの本を一冊、冗談で登録しておきました。その日はエイプリルフ
ールではないので、冗談ではあっても、嘘ではありません。
郵便事故の一例。
送られて来て、開封した中には、知らない宛名と
本。
古書展の名前で請求がありますが、伝票には、
古書店のなまえのみ。事故、だと気付いて、古書店を調べるが、
ここは葉書のみで、電話などがないことがわかる。
古書展のひらかれた場所に電話するが、
知りません、わかりません、毎回違う展覧会があるので
そちらで、処理してください
と返事。てがかりは、その宛名の A さんの住所、と電話。
そうか、このときのために、それぞれの古書店がはさみこみに
当選者の住所と電話があるのですね。
相手に電話したら、FAX兼用。留守。
2時間後、A さんより電話あり。当選なのにこない
理由がわかった、といわれる。
今日、Aさんにおくることになります。
こんな郵便事故の一例でした。
私の場合、当選しても、こなかったのは、知らない人
におくられたためか。
小林さん、「白蟻」昭和16、再版として、
四六版函、のほかに、カバー付、が熊谷書房版
にはあります。カバー付は珍しいようです。
小栗虫太郎の戦後のものはややこしいです。
・高志書房版「黒死館殺人事件」(正)(続)
には、(正)が5種類、(続)が2種類、あります。
昭和二十三年には、(正)の三刷があるようですので、
探しています。
・福屋出版部からは、この本が昭和二十四年に、(正)、
(続)の各一冊が出ていますので、さらにあるのでは
ないか、とこれも探求中です。
それと、「謎の刺青」が三版ですので、二刷が何か
これも探しています。
山名です。
○桜様
早速回答していただきありがとう御座います。『二十世紀鉄仮面』を再度
見直してみれば、確かに『謎の刺青』の記述がありました。とんだ、粗相
をしてしまい赤面の至りです。申し訳ありませんでした。
Powered by T-Note Ver.3.20 |