山名耕作さん、はじめまして。
さっそく、フジさんにもお薦めを教えていただいて、ありがとうございます。
探偵小説ファンにとっては、現在は本当に幸せな時代ですね。
「草双紙趣味」の作品出版は、そんなに売れるとは思えませんが、実現すると嬉しいです。
やはり、挿絵の復刻は絶対必要ですね。
眺めても楽しい本が欲しいです。
これからも、宜しくお願いします。
風々子 さん
「横溝正史クロニクル」に行ってきました。
霧島クララ は、そう云うペンネームだったのですね。
桜 さん
まだ、そんな古本屋さんが有るのですね。
まさに、「夢の古本屋」さんです。
ウラヤマシー。
※ 大阪圭吉ファン頁を更新しました。
「初出誌コレクション」に、「ぷろふいる」など10誌を追加。珍しい探偵雑誌の書影もあります。
「全エッセイ」に、「椰子の実」(「くろがね」より)と「停車場狂ひ」(「旅行サロン」より)を追加。
「男子出生」と併せて、大阪圭吉が私生活について語ったエッセイが揃いました。
大阪圭吉に興味の有る方は、ご訪問下さい。
※ 週刊文春で知った、『マンガ古書マニア』江下雅之著を読了。
最後の言葉「とことんマンガと付き合おうと思ったら、行きつくところは雑誌しかないのである。」は、強く同感。
その割には、「漫画雑誌」や「絵物語(の掲載された雑誌)」などについて、殆ど触れていないのが残念でした。
※ 「日本古書通信」2月号の、「『新青年』時代の矢切止夫」は、興味深く読了。
大阪圭吉と矢切止夫の関係にも、言及されていて、私にとっても刺激的でした。
この論考については書きたい事も有るので、また後程・・・。
フジさん、こんにちは。
山名耕作さん、岩堀さんから、お勧めを教えていたきましたが、私からもお勧めを。
乱歩の『少年探偵団シリーズ』と『シャーロック・ホームズ・シリーズ』をまだ読んでいないようでしたら、できるだけ早い時期に読むべきです。
ミステリーの基本ですから、最初に読んでおいた方が良いですよ。
『少年探偵団シリーズ』は、ポプラ社からシリーズで出ています。図書館利用の方が良いかも知れません。
『シャーロック・ホームズ・シリーズ』は、色々な出版社から出ていますが、最初から大人向けの本を読んだ方が良いですね。
創元推理文庫が見つけやすいと思います。
「モルグ街の殺人」など、ポーの作品も基本です。
「欧米の古典的な名作」は、山名耕作さん、岩堀さんのお勧めの通りです。
青い鳥文庫や、ポプラ社文庫、フォア文庫などに収録されている、海外のミステリーは、名作ばかりですから、解説などを読んでみて、面白そうなものから手に取れば良いと思います。
私のお勧めは、エラリー・クイーンの「Xの悲劇」「Yの悲劇」「Zの悲劇」「最後の悲劇」の4部作(これが、私がミステリーに嵌った作品ですね)、アガサ・クリスティーの「アクロイド殺人事件」「ABC殺人事件」「そしてだれもいなくなった」「オリエント急行殺人事件」などです。
ミステリーの傑作は、創元推理文庫、ハヤカワ・ミステリ文庫で探して見てください。
基本的な名作や、ベスト10については、
「ミスダス」 http://www.ne.jp/asahi/mystery/data/index.htm
「みすべす」 http://homepage2.nifty.com/mysterybest/
の2つのHPに、たくさんの情報が有ります。 参考にどうぞ。
ただし、フジさん段階では、そんなにベスト10にこだわる事はないでしょう。
お薦めされた作品や、解説などから、「面白そう」と思った作品から読んでください。
それに、古典的名作は、今読むとそんなに面白くないことも有りますから、もし面白くなくても、別の作品を読んでみて下さいね。
山名さんが書かれている他にあげると
ポー:「盗まれた手紙」「お前が犯人だ」「黄金虫」、
ドイル:ホームズ物「バスカービルの犬」、短編集「ホームズの冒険」
(ソア橋事件、まだらの紐、赤毛連盟…etc)、
チェスタートン:短編集「ブラウン神父の知恵」(見えない人…)
ヴァン・ダイン:「僧正殺人事件」
クイーン:レーン4部作「Xの悲劇」「Y…」「Z…」「レーン最後の事件」、
国名シリーズでは「エジプト十字架の謎」「シャム双子の謎」、
クリスチー:「そして誰もいなくなった」
メイスン:「矢の家」、ベントレイ:「トレント最後の事件」、
カー:「ユダの窓」「皇帝のかぎ煙草入れ」
アイリッシュ:「幻の女」
カーについて言えば、個人的には「ユダの窓」を真っ先に読んでほしいなあと
思います。「三つの棺」は私はよくわからなかったです(山名さん、すみませ
ん)。
山名さんもあげておられるフィルポッツ「赤毛のレッドメーンズ」は乱歩が
激賞しているものです。近来 乱歩がいうほどのものではないという見方も
あるようですが、たしかに最近のとてつもない作品からみると刺激度・迫力
度は少ないかもしれませんが、私は古き良き時代の名作と思っています。
乱歩の少年探偵団物は講談社の文庫版乱歩全集にありますが、これは絶版で
古書展(店)でも千円以上のお値段です。少年・子供向けのものが入手しや
すい(図書館にもあるのでは…)のではないでしょうか。
あと、蛇足かもしれませんが乱歩の大人物長篇では「孤島の鬼」を最初に
読むことをお薦めします。乱歩の長篇は、どれを読んでもある水準以上の
面白さで、最初に読んだものが一番面白いという人も多いようですが、
一般的には「孤島…」が最高傑作と目されています。私は、乱歩の長篇と
して最初に「孤島…」を読んだ(高校時代でした)のは、生涯の幸せと
思っています。この作品は、創元推理文庫で挿絵入りで読めます。
ちなみに、「虚無への供物」の中井英夫は、「孤島…」を世界最高の
ミステリーと行っていますが、これはやや褒め過ぎかも…。
山名です。
ポーの作品は創元推理文庫もしくは、新潮文庫で読めると思います。
また、欧米の古典名作といえば、クイーンの『Yの悲劇』、クリスティの『アクロイド殺し』、クロフツの『樽』、ヴァン・ダインの『グリーン家殺人事件』、フィルポッツの『赤毛のレッドメイン家』、カーの『3つの棺』、チェスタートンのブラウン神父シリーズ、ルルーの『黄色い部屋の秘密』くらいしか私の貧しい知識では思いつきません。すみません。また、上記の作品は創元推理文庫で読むことが出来るとおもいます。では、失礼します。
思わず歓声をあげました。そこには、惹きつけるオーラが
出ていました。昭和三十年代のミステリーがずらり。
最初に、九鬼さんの『犯人はダレだ』昭和33年、ホシ、
とルビがうたれています。帯があります。
それから、『からくり三万石』。これならば、ということで、
岡田鯱彦、二冊、そして、土屋隆夫、うーんこれならば、という
ことで、並んで、木々高太郎、大下宇陀児、鷲尾三郎、横溝、
江戸川乱歩、高木、香山、大坪、甲賀。
下の段には、鮎川、飛鳥、そして、野口赤赤宙の、『黒い真層』
帯には、紙ナイフで切り取り、とある。
五十冊余りを入手。
友人は、東光出版社の、『海野十三全集』ほか、南洋一郎、
山中峯太郎、星山静雄、寒川光太郎、など、三十点余りを入手。
ふたりで、分野をわけました。
あの店は、と最初に言ったのは友人でしたので、彼の方の希望
に従いました。
ある地方都市での、古書店での出来事です。昨日の事が
夢のようです。あります、昭和三十年代のミステリーが新刊の
ように並んでいる店がまだ地方都市にはありました。
岩堀さん,山名さん,アドバイスありがとうございました。
『モルグ街の殺人』と『乱歩の少年探偵団シリーズ』読んでみたいと思います。
文庫でありますか?あったら教えてください。
あと,欧米の古典的な名作ってどんなものがあるんですか?
なるべく先に読んでしまいたいので・・・。
山名耕作様
No.860のご提案、私も大賛成です、是非どこかの出版社で企画して
欲しいですね。出来れば、円朝の怪談物とか、乱歩が紹介している
快楽亭ブラックの指紋小説(口演速記)なども入れて欲しいなあと
思います。
覚えている作者名というものがあるのでしょうか。
深く追求することもなく、ただ印象に残るだけですので、
霧島クララも、私にはそのうちのひとつです。
ある雑誌に、「木村竜彦」という名前をみて、どこかで
みた記憶があります。
『明日を探して』胡蝶掌本39
「19歳で作家として探偵小説を書いた」と紹介されていた
ので、これは「別冊宝石」の「新鋭三十六人集」昭和23年
「弥太ッペ君の絶対」木村龍彦
の木村さんかな、と思いました。一字違い、竜が龍です。
そうならば、現在73歳です。
限定本のようなので、あの「宝石」に掲載された人ならば、
素性が明らかにされそうな、珍しい例かもしれません。
山名さん、娯楽性を重視した文庫本、出てほしいですね。
はじめまして。私は戦前の探偵小説を好むものです。しかし、皆様からみれば、赤子のようなものです。ところで、昨今の虫太郎はじめ最近不木といった人たちの作品が簡単に入手できる時代が到来して本当に嬉しい限りです。
ところで、私が個人的に気にかかっている事が御座いまして、それは、何かといいますと、戦前派の作家の人たちの作風の基底に、草双紙趣味なるものがプンプンと香ってきて、言い知れぬ郷愁を感じる事です。できれば、これらのルーツとなる人たちの作品(南北とか)を、文庫本で、岩波さんのような学術的な形で出版されるのではなく、もっと娯楽性を重視した視点で復刻していただければなぁなんて夢みています。(挿絵なんかも重要ですね)とりとめのないこと書いてすみませんでした。
あとフジ様へ
偉そうにいえる身分では、ないのですが、数学的な興味をもっとも擽るいみでは、エドガー・アラン・ポーの『モルグ街の殺人』がお勧めできます。とくに冒頭シーンなんか(デユパン探偵が”私”の考えている事をいいあてるところ)感激して、全身が鳥肌たった思い出があります。
では失礼します。
桜さま>
霧島の名前は、正史と渡辺温がビーストンを共同で翻訳したときの訳者名義のようです。
詳しくはこちら↓
http://member.nifty.ne.jp/jiichi_kakeya/incomplete/ys_study_kirishima_clara.html
蘭郁二郎に関しては何も知りません。
自分で調べたわけでも確認したわけでもなく、
ただ情報を横流ししているだけですので、
気がひけます(こそこそ)
桜さま>
霧島の名前は、正史と渡辺温がビーストンを共同で翻訳したときの訳者名義のようです。
詳しくはこちら↓
http://member.nifty.ne.jp/jiichi_kakeya/incomplete/ys_study_kirishima_clara.html
蘭郁二郎に関しては何も知りません。
自分で調べたわけでも確認したわけでもなく、
ただ情報を横流ししているだけですので、
気がひけます(こそこそ)
下のタイトルの前半、カタカナ変換忘れました。すみません。
どうも、最近は凡ミスが多いなあ。
オーナー様
>失礼なことを言っていませんよね?
>失礼がありましたら、お許し下さい。
失礼なんてとんでもありません。お気になさっているようでしたら、
こちらこそ申しわけないです。
まあ、私どもの年代のサラリーマンで、せっかくの年休に、わざわざ
ミステリー文学資料館に行くなんて、我ながら相当変わっているとは
思います。正規分布で言えば、中心値から5σくらいは外れているの
では…。中心値を本道と置きかえれば、オーナーのおっしゃるとおり
ですよ(^o^)。
フジ様
フジさんの書き込みを見て、自分のその頃を思い出しています。
図書室に子供向けの世界名作全集があって、「ポー名作集」とか、
ホームズもの(たしか「バスカービルの犬」)とか読んでました。
今でも、挿絵が目に浮かんできます。あとは、本屋で乱歩の少年
探偵団シリーズを立ち読みしてましたね。2〜3時間で1冊読んだ
ものです。中学時代は、友達に大人向けのホームズ物を持っている
のがいて、みんなで回し読みしたのもなつかしいですね。
アドバイス出来る柄ではありませんが、欧米の古典的な名作は早めに
読んでおいた方がいいのでは…。他の作品中に引用されたり、ネタ
(犯人)バレ記述があったりしますから。
前にも書いたことありますが、クリスチーの「アクロイド…」、クイーン
の「Yの悲劇」を読まないうちから、別の作品でその真犯人を知ってしまい、
一生の悔いになっています。高木彬光「能面殺人事件」を「アクロイド…」
より先に読んではいけません、絶対に…。角田喜久雄「Yの悲劇」(短編)
は、ずばり本家を「解説」しています。
風々子さん、横溝さんとのかかわりも
指摘されているのですか。
先の光文社文庫では、464頁の
渡辺温のほかに、458頁には
蘭郁二郎にも霧島クララが書かれていた
ので、このあたりはすでに知られている
ことかな、と思いましたが、誤植でしょうか。
ご教示おねがいします。
末永さんはご存知かもしれません。
霧島クララの名義には、横溝正史も関わりがあるみたいですね。
「横溝正史クロニクル」さんの、「横溝考古学・事始」No18の項
には、そこら辺のことが書いてありました。
情報を右から左へ流すだけの書き込みで恐縮ですが。
オーナーさん。アドバイスありがとうございます。
もう少しで,「そして五人がいなくなる」読み終わりそうです。
夢水清志郎シリーズを全部読んで,
そのあともう1回パスワードシリーズを
読み返してから,コナン・ドイルとかアガサ・クリスティとか
エラリー・クイーンとかを読んでみたいと思います。
小林さん、以前ここに書いた、紙型流用雑誌
(雑誌「探偵雑誌」)は目録でのミス(もう1度
確認)でしたので、さらにそれが発行され続けら
れたのか、確認できませんでした。
霧島クララ。光文社文庫には掲載されて
いないコント、小説(?)には、
「十年後の十字街」昭和4年一月号
がありました。『叢書 新青年 渡辺温』
1992、の「渡辺温年譜」より。
フジ さん、こんにちは。
夢水清志郎シリーズ、もう読んでいますか!
おもしろいですか!!
充分、ミステリーマニアになる素質が有りますね。(笑)
それでは、まずは夢水清志郎シリーズを全部読んでしまいましょう。
どれを読んでも、満足してもらえるはずです。
はやみねさんの作品では、さり気なくミステリーの名作について触れているので、チェックしておいてくださいね。
後で、それを探して読む楽しみも有ります。
ホームズシリーズは、「青い鳥文庫」で良いと思います。(ポプラ社文庫とか、偕成社文庫でも良いでしょう)
まず、1、2冊読んで見てください。
他にも、アガサ・クリスティとかエラリー・クイーンとかの作品がが有ったら、そちらも読んでみましょう。
1、2作読んで見て気に入ったら、その作家の大人向けの作品(と言うか、少年少女向けに書き直していない、元の作品ですね)に兆戦してみませんか?
ホームズ物や、クリスティの作品は、中学生なら充分楽しめるはずです。
創元推理文庫や、ハヤカワミステリ文庫、または図書館などを探してください。
何作か読んでみたら、また感想をお待ちしています。
はやみねかおるさんは、HPも持っているので、気に入ったらそちらに感想を書いても良いかも知れませんよ。
→ Hayamine Kaoru@ver3.0 http://www.tcp-ip.or.jp/~t0123/hayamine.html
→ はやみねかおるの『拡がるプラレールの世界』 http://www.kinsan.ne.jp/~je7onh/waradakumihobby/KHtop.htm
桜 さん
> ここにも以前書きましたが、本屋さんで、中学生の
> 人が、創元推理文庫を手に取り、購入に首をかしげて
> いる時には、つい、口出しをしたくなります。
私も、そんな時が有ります。
> 小林さん、紙型流用雑誌、私のほうは、全然すすんで
> いません。入手できなくて、残念なことです。
残念でした。
でも、桜さんなら、必ず入手できるはずです。
それでは、私の持っている雑誌の内容紹介をして行きましょう。(近いうちに)
ありがとうございました。
さっそく,夢水清志郎シリーズ
「そして五人がいなくなる」読んでます。
おもしろいです!
あと,ホームズシリーズとかも読んでみたいんですけど,
どこの出版社のがいいですか?
たくさんありすぎてよくわからなくて・・・。
パスワード,夢水清志郎シリーズといっしょの
「青い鳥文庫」にしようかと思ってるんですけど。
あと,「大人のミステリー」で,初心者でも入り込めるようなのって,
なにかありますか?教えてくださいっ!
『「新青年」傑作選』の巻末は、100頁をこえて
いますから、つい見てしまいます。
成田さんと同じように、池田さんには、あれっ、と
思いました。
その他、気になるのは、霧島クララ。
458、と464頁には、異なる人が、この霧島クララ、
ということで記載されています。
そうでしたか、ということで、少し気になります。
ここにも以前書きましたが、本屋さんで、中学生の
人が、創元推理文庫を手に取り、購入に首をかしげて
いる時には、つい、口出しをしたくなります。
フジさん、本を読みたい時には、思いきり、はまって
ください。
小林さん、紙型流用雑誌、私のほうは、全然すすんで
いません。入手できなくて、残念なことです。
フジ さん
はじめまして。
小林文庫にようこそ。これからもよろしくお願いします。
13歳ですか!? これから面白いミステリーを沢山読めて、うらやましいです。
パスワードシリーズを読んいるのなら、お勧めは、"はやみねかおる"さんの「名探偵夢水清志郎シリーズ」です。
『いつも心に好奇心(ミステリー)!』で競演しているので、ご存知ですよね。
ミステリーの楽しさが満載で、大人も楽しめる、強力お勧めシリーズです。
私も、大人のミステリーを読み出したのは、中学生の頃でした。
エラリー・クイーンや、アガサ・クリスティーを読んで、ミステリーに嵌ってしまい、今のようになってしまいました。(笑)
大人のミステリーを読むなら、この辺りの作家を読んで見てください。
日本人作家なら、綾辻行人の館シリーズや、有栖川有栖の学生アリスシリーズなどを、お勧めします。
そんな本はもう読んでるよ、という場合は、また投稿してください。
「黒猫荘」の方には、中学生の方も部屋を持っているので、そちらにも、遊びに来て下さい。
もぐらもち さん
『怪奇探偵小説名作選 1 小酒井不木集』(ちくま文庫)の発刊、おめでとうございます。
もぐらもち さんのお気持ちは、よぉーーーーーく、解ります。
少し前の、大阪圭吉が文庫化された時の、私の気持ちが全く同じですから。
どんどん、PR活動を行ってください。
古本 さん
角川文庫の「鮎川哲也名作選」の謎、まだ解答が出ていませんね。
私は、理由を聞いたことはないのですが、角川文庫と同じ時期に、立風書房から「鮎川哲也短編推理小説選集」全6巻が発行されています。
これが6巻なので、角川文庫は7巻からになったのでは、と想像していました。
ただし、収録作の重複などは、チェックしていません。
どなたか、正しい情報をご存知の方は、教えて下さい。
岩堀 さん
> う〜ん、キビシイお言葉…。でも、リタイア間近になっては今更本道には
> 戻れないですね。これからは、踏み外した先の道を本道として生きていくと
> しますか…(^o^)。
失礼なことを言っていませんよね?
失礼がありましたら、お許し下さい。
「踏み外した先の道を本道として生きていく」のは、羨ましいですね。
早く、その境地にたどり着きたいです。
ちょっとだけ予告しました、探偵雑誌の書誌の整理、週末にでも掲示板にupします。
初めまして。フジともうします!
この頃,パスワードシリーズを読んで
推理小説がすごく読みたくなりました。
初心者なので,なにか読みやすいシリーズものを知りたいんですけど,
なにかオススメの本ありますか?
ちなみに13歳です。よろしくお願いします!
>もぐらもちさん
何だか私の早とちりのようでした。済みません。
>桜さん
お言葉ありがとうございます。
リストづくりは好きでやっているので苦にはなりません。また新しく読めるものが加わったとなるとわくわくします。読む方がなかなか追いつかないのが困りものですが。
「小酒井不木集」がでて、さらに続々と文庫で
読めるようになるのを期待したいです。
光文社文庫の「「新青年」傑作選」もでました。
また「明治時代は謎だらけ」横田順弥、平凡社
を新刊で購入。2002.2.6。
「新青年」は、雑誌「自治機関 公民之友」
をルーツとしている、ということ。驚きました。
それで、「日本ミステリー事典」で書かれている
ように、「地方青年を対象にする啓蒙雑誌として誕生」
となるのですね。
宮澤さん、九万アクセス、おめでとうございます。
私は、+3でした。追加、訂正を文庫などの発刊ごと
に加えられることに頭が下がります。
小林オーナー、どうぞ御容赦。
宮澤さま
「二重人格者」の件、舌足らずな表現で申し訳ないです。自分で自分の文章力の
低さを証明するようでお恥ずかしいですがご説明致しますと、あれは、
1、ちくまのラインナップからは「二重人格者」「赦罪」は外れると思っていた。
2、「赦罪」は大傑作だと思うので、収録されなかったら是非翻刻で紹介しようと
思ったが、「赦罪」は短いし一編だけではさびしいので、念のため「二重人格
者」のテキストも用意しておいた。
3、ちくまのラインナップ発表。国書の『人工心臓』に収録されているのに今回も
「二重人格者」が採用された。(これが私の勘違い)
4、「二重人格者」なんてただのオヤジギャグコントじゃないか、もっと怪奇な
「手紙の詭計」とか「姐妃の殺人」とかあるじゃないかと、ちょっと思った。
(不木読書ガイド参照)
5、本を買ってよくみたら「二重人格者」は入ってなかった。(オレのバカ)
6、このままだと「二重人格者」のテキスト公開のタイミングがとれないので
ちくまに入っていないのを良い事に記念公開テキストとして追加。
という文脈なのです。面白いから公開したかったけれど、今回の文庫版で読めるように
なったので未公開とした「血友病」とは全然逆。とてもくだらないからいまのうちに
公開したというわけでした。
ともかくも皆様、今回の『小酒井不木集』は代表作「恋愛曲線」「愚人の毒」などは
もとより、今まで入手が難しかった「卑怯な毒殺」「血友病」「ある自殺者の手記」
など、まさに小酒井不木ワールド! といった作品群が一冊で楽しめる好著です。
是非一度お手にとってみて下さい。
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