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小林文庫の新ゲストブック

過去ログ 2000年07月01日〜2000年12月31日



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No.722 (2000/12/06 02:36) title:守備範囲外ですが
Name:末永昭二 ()
Email:ssuenaga@tt.rim.or.jp

森様。
渡辺啓助、生誕100年を目前に盛り上がりを見せており、慶賀の至りです。
もちろん『空気男爵』は持っていないし、渡辺啓助も東方社も守備範囲外なので、よくわからないです。お答えになってなくてすみません。

桜様、土田様。
薄風之介についてですが、山下武氏の『幻想文学』連載と会津信吾氏の『別冊太陽』の記事で言及されています。
要は戦前の『新青年』ということのようです。私見〈あくまで私見ですよ〉では、権利関係の問題ででっち上げられた架空の人物という感じなのですが、いかがでしょうか。


No.721 (2000/12/06 01:33) title:ひさびさの書きこみになります。
Name:土田裕之 ()
Email:pooh@02.246.ne.jp
URL:http://www.02.246.ne.jp/~pooh/

むつかしくてなかなか話題に入れませんが、
やっと口をはさめそうな話題がありました。

>薄 風之介『黒いカーテン』昭和22年7月、イヴニング・スター社。
>表題の短編(「黒猫」昭和22年6月号)の他、5編の短編。
>いまのところ、5編の掲載誌は不明。
>「怪奇小説集」とある、筆力を感じさせる短編。

孫ひきで恐縮ですが、
国書刊行会の「幻想文学大事典」の巻末資料によると
ウィーアードテールズ系列の翻訳とあります。
さすがに初出は書いてませんが。
 
以前日下さんにお会いしたときにも少し話題になりました。
これと同じシリーズ?の「木乃伊の妻」は何度か目録注文してますが、
どうも縁がありません。

馬込図書館、土日も可であれば行って見たいと思います。

小林文庫オーナー様
資料・源氏鶏太 私もやっと買えました。
大変な労作です。
自費出版らしく本当に頭が下がります。
おかげでポピュラーブックスの未入手怪談集が2冊判明していまいました。(苦笑)


No.720 (2000/12/06 00:39) title:ひさびさの書きこみになります。
Name:土田裕之 ()
Email:pooh@02.246.ne.jp
URL:http://www.02.246.ne.jp/~pooh/

むつかしくてなかなか話題に入れませんが、
やっと口をはさめそうな話題がありました。

>薄 風之介『黒いカーテン』昭和22年7月、イヴニング・スター社。
>表題の短編(「黒猫」昭和22年6月号)の他、5編の短編。
>いまのところ、5編の掲載誌は不明。
>「怪奇小説集」とある、筆力を感じさせる短編。

孫ひきで恐縮ですが、
国書刊行会の「幻想文学大事典」の巻末資料によると
ウィーアードテールズ系列の翻訳とあります。
さすがに初出は書いてませんが。
 
以前日下さんにお会いしたときにも少し話題になりました。
これと同じシリーズ?の「木乃伊の妻」は何度か目録注文してますが、
どうも縁がありません。

馬込図書館、土日も可であれば行って見たいと思います。

小林文庫オーナー様
資料・源氏鶏太 私もやっと買えました。
大変な労作です。
自費出版らしく本当に頭が下がります。
おかげでポピュラーブックスの未入手怪談集が2冊判明していまいました。(苦笑)


No.719 (2000/12/05 23:47) title:渡辺啓助『空気男爵』
Name:森 英俊 ()
Email:mori@tcn-catv.ne.jp
URL:http://www.tcn-catv.ne.jp/~mystery/top.html

末永さん

 すでにご存じかもしれませんが、きょうワセミスの友人と話していて、
渡辺啓助の戦後最入手困難本『空気男爵』(東方社)がどうも明朗系の
連作スリラーである、ということを聞きました。たしかに彼のホームペ
ージに掲載された書影を見ると、帯にそのような惹句が書いてあります。


No.718 (2000/12/05 16:42) title:続刊
Name: ()

やはり購入、角川文庫「君らの魂を悪魔に売りつけよ 新青年傑作選」中島河太郎編、改版初版発行。
 改題、復刊ですね。

 角田さんの略歴には、平成六年三月死去、が書き加えられましたが、横溝さん、高木さんには、それらが書き加えられていません。
 続番もないので、五巻までいくのでしょうか(いくようですが・・・)。

 日暮れどき・・・(12月すぎゆく早さ)


No.717 (2000/12/05 08:37) title:短編
Name: ()

「二十世紀中にかりたものは、新世紀までにかえしましょう」
ということですが、幸いにして、ありません。

 交換あるいは金額をともなうことで、それはなしということ。

 11月に手にしたもの、何度か目録にあらわれたものですが、気にしたのがH林堂書店目録。それから、二度、あたらず。

 薄 風之介『黒いカーテン』昭和22年7月、イヴニング・スター社。
表題の短編(「黒猫」昭和22年6月号)の他、5編の短編。
 いまのところ、5編の掲載誌は不明。
 「怪奇小説集」とある、筆力を感じさせる短編。

 おまけとして、白石潔さんの旧蔵本でした。
この人の蔵書も保存されることなく、市場へながれでたのでしょうか。

 12月の朝・・・(師走のおと)


No.716 (2000/12/05 07:32) title:少年
Name: ()

 成田さん、「少年探偵小説の部屋」、オープン。
ながめるだけで、興奮します。これはすごいです。

 例の資料も、二部。これで、小林さんも入手されることになります。
その資料の著者は、資料を豊富にもたれており、今後、カストリ雑誌まで拡張されるようです。それにしても、ほぼ、収集しつくされているのですね。昭和25年までのものです。
 
 時代は、北にある・・・(12月)


No.715 (2000/12/04 15:22) title:栗田
Name: ()

末永さん
>『夜の顔役』ってそんな本・・・九鬼紫郎のでした。同題異本です・・・異種混合の本・・・栗田信の『ひまわり侍』なんかどうでしょう

 九鬼さん、栗田さん、とでてきますと、「異」と言う言葉がにあいます。おりしも、「SFマガジン」では、有名な、栗田さんの著書が登場。横田さんの蔵書からの借り物のようです。
 2年まえに、友人と交換したしたことを思い出す。あのような表紙であったのか、と思いますが、何かの表紙と混同しているのでしょうか・・・

 これから、何が出てくるのか、楽しみな北原さんの紹介です。

 ところで、城さんの著書、20、という価格、某所の古書店からの電話での話ということで・・・、一安心。
 
 午後、冬なのですね・・・(12月)


No.714 (2000/12/04 08:19) title:混合
Name: ()

森 英俊さん
>下村明の『夜の顔役』という中編集・・・ギャングもののスリラー

 『風花島殺人事件』は、雑誌連載時には、本格推理小説として三回連載されていたのですね。
 のちの小説の雰囲気とはことなるので、あれ、これは、島久平さんの雰囲気か、と思うこともしばしばでした。

末永さん
>異種混合の本・・・栗田信の『ひまわり侍』・・・陰気な時代物(「ひまわり侍」)と明朗現代物の同居です
 いきな命名ですね、異種混合本・・・。

森さん
>とりあえず次回の予定は、鳴山草平の『唐変木先生』

 このあたりになりますと、書名のみで、手元にはありません。昭和30年代、ここは混合本の巣窟なのでしょうか・・・

 12月、掲示板もはやい・・・(時もはやい)


No.713 (2000/12/04 07:28) title:発行
Name: ()

金光さん、
 例の図書館探訪、たのしもですね。約4200冊あるのですから。

>同目録に戻れば、この後 2冊・・・国枝史郎 『天保綺談』(櫻木書房, 1945. 9)・・・大下宇陀児『魔法少年』(文人社書店, 1945.10)・・・ SF味は薄い作品
 あの目録ならば、確度は高いですね。
 
>実質的に戦後初の日本 SF となれば終戦翌年の海野十三 『ヒルミ夫人の冷蔵鞄』(静書房, 1946. 2)
 やはり、46年までいくことになるのでしょうか。

>札幌本・・・荷風の書誌を見ていてこの言葉に出会い
 このところ、ここにかきましたところで、資料は入手可能です。成田さんも入手されています。

末永さん
>終戦直後の紙事情ですが、札幌のほか、岐阜や山口(下関)・・・カストリ雑誌の発行所・・・長谷川卓也氏の本・・・紙のあるところに必ず出版社が設立されるというものでもないのでしょうが
 このあたりは、出版社、発行所、印刷所、すべてことなる場合があるようです。場合によっては、奥さんの実家を発行所としている人もいます。
 奥さんを変名にして、発行している方もいますから、それぞれの事情があるのでしょうか。

 12月・・・(いそがしい朝です)


No.712 (2000/12/04 07:11) title:注視
Name: ()

ここは、休みなく、話題が続いています。

 ここ、2,3日は、やむなく、本を読まず、目録に注視。
やむなく、ひとにさそわれて、飲み。

 夜、ここをあけることなく、すごしました。

金光さん
>これこれ! こういうことが実際あるから、調査って図書館通う・・・桜さんの目録保存法は参考にさせていただきます

 ありがとうございます。
 いまのところ、便利です。
たとえば、この数年のB堂目録、調べると、あるところから流れてきています。というよりも、他とも協力しているのですね。今回は・・・。

 12月・・・(時がはやい)


No.711 (2000/12/04 06:58) title:『夜の顔役』
Name:森 英俊 ()
Email:mori@tcn-catv.ne.jp
URL:http://www.tcn-catv.ne.jp/~mystery/top.html

末永さま

 調子にのって、下村明の『夜の顔役』のレビュー、アップいたしました。
野球界を追われた男が新宿でなりあがる表題作のほうは無視して、もっぱら
「野望の男」のほうで。ただ、完全な明朗小説かというと、ちょっと自信は
ないのですが。
 とりあえず次回の予定は、鳴山草平の『唐変木先生』です。夕日に向かっ
て駆け出すラストシーンがなんとも印象的だったものですから。それから
『宮本幹也選集』のほうもぼちぼち集めはじめていますが、いつになったら
全20巻がそろうことやら。


No.710 (2000/12/04 04:26) title:異種混合
Name:末永昭二 ()
Email:ssuenaga@tt.rim.or.jp

森様。

『夜の顔役』ってそんな本じゃなかったぞ、と思って調べたら、架蔵のは九鬼紫郎のでした。同題異本ですね。
異種混合の本ということですが、栗田信の『ひまわり侍』なんかどうでしょう。
陰気な時代物(「ひまわり侍」)と明朗現代物の同居です。「ひまわり侍」のタイトルで復讐ものというのもナンですが、栗田だから仕方ないです。
『宮本幹也選集』にもそれっぽい巻がありますが、選集は対象外でしょうか。
シリアスな長編の添え物として、軽い短編が併録されているというのはもっとありそうです。

手許の下村明はすべて長編でした。
下村さんって、結構柔道ものがありますね。梶野悳三のような「決闘もの」がメインでしょうか。


No.709 (2000/12/03 21:09) title:下村明
Name:森 英俊 ()
Email:mori@tcn-catv.ne.jp
URL:http://www.tcn-catv.ne.jp/~mystery/top.html

きょう電車のなかで下村明の『夜の顔役』という中編集を読了したのです
が、表題中編がぼくの苦手なタイプのギャングもののスリラー、それとは
対照的に、もうひとつの中編「野望の男」はさわやかな柔道ものでした。
スリラーと明朗小説が同居した、なんともおかしな中編集──この類のも
のはほかにもあるのでしょうか?


No.708 (2000/12/03 21:05) title:札幌だけではなく
Name:末永昭二 ()
Email:ssuenaga@tt.rim.or.jp

終戦直後の紙事情ですが、札幌のほか、岐阜や山口(下関)などもよかったようです。
カストリ雑誌の発行所を調べると面白いですよ。
長谷川卓也氏の本にちょっと出ていますね。
ただし、紙のあるところに必ず出版社が設立されるというものでもないのでしょうが。


No.707 (2000/12/03 20:46) title:戦後最初或いは戦前最後のSFその他
Name:金光寛峯 ()
Email:KFF02766@nifty.ne.jp

>桜さま
戦後最初のミステリは見当もつきませんが (どういう資料に当たるべきか、
そこからしてお手上げです) 、SF では石原藤夫氏の『SF 図書解説総目録』
に拠れば、ウィリアム・ル・キュー『空中よりの声』(安東未村訳)という本
が、奥付 1945年 8月20日印刷で 30日発行となっており、あるいは戦後初
の SF単行本かもしれないとされています。奥付の日付はさほど厳密なもの
ではなくて誤差がわりとありますから、もしかしたら「戦前最後の SF本」
なのかも知れませんね。もはや付きとめる術もありませんけども。
なによりこの曖昧さを残すところが往時の混乱を偲ばせる… というのは
ちょっと無理矢理ですね。

同目録に戻れば、この後 2冊続きますが、
 国枝史郎 『天保綺談』(櫻木書房, 1945. 9)
 大下宇陀児『魔法少年』(文人社書店, 1945.10)
ただし両者とも SF味は薄い作品だそうです。

実質的に戦後初の日本 SF となれば終戦翌年の、
 海野十三 『ヒルミ夫人の冷蔵鞄』(静書房, 1946. 2)
この本に指を屈することになるようです。

札幌本。
わたしも以前、荷風の書誌を見ていてこの言葉に出会い首をひねったもの
でした。その後「日本古書通信」にたまたま記事が掲載されて疑問が解消
されたのですが。
たしかに研究テーマとしては面白いかもしれませんね。東京の設備が回復
した後は一斉に出版社引き上げて、結局北海道で独自の出版文化は発展を
見ずに終わったというのが、前掲記事で伺う限り通説のようですが、視点
によっては何か見つけ物があるかもしれませんし。

*

>日下さま
>まず、ちくま文庫の怪奇ミステリシリーズですが、総タイトルが〈怪奇
>探偵小説傑作選〉に正式決定いたしました。
楽しみです。いや本当に。これで読書ジャンルの空白部分が相当埋まるなと
今から期待しております。殊に城昌幸の文庫化は快事ですね! 著名作家ばかり
繰り返し再刊されるのではなくて、未知の名が手軽な文庫本になることで少し
でも広がれば。

この上はぜひ第六期までこぎつけて、西尾正,妹尾アキ夫,摂津茂和を!
# (小声で) いくらなんでも無理だろう ;-p

>私は『トップ』に出ていたという情報を古書目録で見たことがあるのですが。
これこれ! こういうことが実際あるから、調査って図書館通うだけじゃ駄目
なんですよね〜
桜さんの目録保存法は参考にさせていただきます。


No.706 (2000/12/03 16:32) title:倉庫
Name: ()

蔵書のことでは、なかなか大変なようです。

 一部はすでに著者自身が明らかにしていますので、知られていますが・・・

「返らぬ本」上 竹のしたに生 一郎さん、「わんど No.7」2000.12月。

・逝去に伴う例・・・なくなられてしまい返却をいいだせない、これには有名なひと、3名が実名でかかれています。
 すこし、驚きです、遺族に伝わるのでしょうか。
 「返らぬ」からかかれているのでしょうね。

・5千冊が消えた例・・・保存した倉庫から、いらない本として処分される

 さまざまなことが「蔵書」にはつきまとうのですね・・・(12月)


No.705 (2000/12/03 16:11) title:資料
Name: ()

成田さんは直接、古書店にいかれて、「札幌版」についてかかれた同人誌(二水会編)、3冊とその他の資料、入手されたようですね。
 ここが窓口のようです。

 今月にも、5号がでるようですね。

 探偵小説はやはり、仙花紙本でしょうか、まだ調べていないので、全体がわかりませんが・・・。
 それにしても、「札幌版」の次は、名古屋での印刷本もありますので、ここらあたりの研究も興味があります。
 手元の本、雑誌をみますと、ありますね。

 本当に、貴重な資料はあるものなのですね・・・(夕闇か)


No.704 (2000/12/03 15:56) title:記憶
Name: ()

すばらしいですね、所用からかえり、おどろきました。

 末永さんのすばらしい記憶、すごいです。
そして日下さんの編集になるアンソロジー、ますます目がはなせなくなりました。

 『トップ』ではなく、『とっぷ』ですか。

末永さん
>2号以降は確認されましたか

 図書館の蔵書、宝庫なのですね。すばらしい発見にこころ打たれました。

12月・・・(日暮れ時)
 


No.703 (2000/12/03 00:31) title:ほっと一息
Name:末永昭二 ()
Email:ssuenaga@tt.rim.or.jp

日下様。

実は、気が気じゃなかったです(笑)。違ってたらどうしようかと思って。
気が小さいもので……。
でも、よかったです。校了に間に合ったみたいで。

さて、『とっぷ』って、どんな雑誌だったのでしょうか。海野さんのお宅訪問
(『ぷろふいる』)で、海野さんの書斎の雑誌入れに『トップ』が置いてあると書いてあったので、探偵小説寄りの読物雑誌だと見当をつけてはいたのですが。
創刊号にも、たしか海野さんの作品が載っていたはずです。2号以降は確認されましたか?

小栗さんのエッセイで、唯一調べがつかなかったのが「吊し斬り」でした。やっぱり、難しいですね。
下巻の「オマケ」も楽しみにしています。
今度は、一般雑誌掲載のエッセイでしょうか。


No.702 (2000/12/03 00:00) title:一本判明!
Name:日下三蔵 ()
Email:CXX06677@nifty.ne.jp

日下です。

> 末永さま

「バーナム華やかなりし頃」の初出は、教えていただいたとおり
でした。ミステリクラブの後輩に確認してもらったところ、昭和
十一年二月創刊号にばっちり載っておりました。ただし、誌名は
ひらがなで「とっぷ」だったそうです。

ちなみに、気になる版元は、「とっぷ」発行所……って、同人誌
かいと突っ込みたくなってしまいましたが、いずれにしてもこれ
で一つ判明。ホントに貴重な情報を、ありがとうございました。

今回は、校了となってしまいましたので、「吊し斬り色さまざま」
は初出不明、というか、春秋社『オフェリヤ殺し』所収、として
おきました。

えー、短篇が380ページ分に、エッセイが100ページちょい
になったようで、結局、解説と併せて、500ページの大台に乗
ってしまいました。うーむ。

下巻『二十世紀鉄仮面』に付けるオマケについても、いろいろと
ご相談がありますので、またよろしくお願いいたします。(詳し
くはメールを出しますので)

しかし、自宅でずっと原稿を書いていたのに、戦前の初出が一日
で判明するとは、魔法のような掲示板だ……。


No.701 (2000/12/02 11:49) title:雨村
Name: ()

 古書店の軒先で、均一本として、入手。しかし、不思議な印がおされていました。

 博文館「世界探偵小説全集 13 ドウーゼ集」昭和4年、小酒井不木訳。
状態悪し。
 印とは、四角で、「日記賞」、その下に、「博文館」。そして、森下雨村、と署名。

・「日記賞」とは何でしょうか
・この全集の編集は、乱歩によれば、雨村がしてものとされていますが、これはその証拠なのでしょうか

 という日でした。

師走ですね・・・(昼下がり)


No.700 (2000/12/02 11:31) title:寄贈
Name: ()

遺族による寄贈ですから、月日は流れているとはいえ、連絡はできるのではないでしょうか。

 今年、城さんの、連絡先を、春陽堂書店がさがしていましたが、下の図書館に連絡されてはいかがでしょうか。

 山村さんの蔵書は、「ミステリー文学資料館」に寄贈された、と考えても良いのでしょうか。
 その第2号には、奥様の名前が寄贈として書かれていましたから。

 12月・・・(なぜかせわしくしています)


No.699 (2000/12/01 10:21) title:馬込
Name: ()

ここで引用しましたので、少し詳しく「大田区立馬込図書館」について述べます。

 「城 昌幸 記念文庫」として、約4200冊、すべて閲覧および貸し出しが可能です。
 2Fに常設されているようです。
 1978年に、遺族により寄贈された、ということです。

・土曜日、日曜日にも開館。
・9時から開きます

 ということで、追加情報とさせていただきます。

 12月ですね・・・(新世紀のあしおと)


No.698 (2000/12/01 07:33) title:雑誌
Name: ()

 末永昭二さん、手元にあるのは、「トップ」ではなく、「猟奇」(昭和3からs7)でした。 この頃にはのりませんね。

 「探偵春秋」(昭和11から12)や「探偵文学」(昭和10から11)にはなくて、やはり、日下さんのいわれている一般誌でしょうか。

日下さん
>国会図書館に問い合わせたところ、「トップ」戦前版の創刊号は、早稲田の演劇博物館に架蔵されていると判明

 楽しみですね。

末永さん 
>桜様・・・アンケート・・・『幻影城』・・・横井さんが同誌の話・・・あんな内容にしてしまいました
 掲示板にて、お姿を拝見しました。
 今後ともお付き合いください。

 寒くなりそうです・・・(12月)


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