いよいよ、20世紀も最期。
去年の今ごろは、2000年問題対策で、会社に泊まりこみだった。
1年って、早いですね。
今年は、紅白歌合戦を見ながら、これを書いています。(おやじの証拠!)
ブックオフで覚えた曲は、こんな人が歌っていたのか。
アイコや花*花を、カラオケのレパートリーにしようか…
とは言え、小柳ゆきやmisiaは、もうレパートリーになっていますからね。(笑)
今年、そして20世紀は、たいへんお世話になりました。
特に掲示板では、(本や雑誌では得る事の出来ないような)貴重な情報を、沢山知る事が出来ました。
また、オフ会やMYSONなどを通し、多くの方とお知り合いになれました。
「黒猫荘」オフ会で、新たに大勢の方とお逢いできたのは、最大の収穫です。
直接お逢いできなくても、掲示板、メールなどを通して、多くの方と出会う事ができました。
これも、インターネットでサイトを運営していればこそ。
皆さま、ありがとうございました。
21世紀も、20世紀と変わらず、「小林文庫」をよろしくお願い致します。
ここで、少し弱音を吐かせてもらうと……
今年は、公私共に転機の年で、時間的、精神的余裕がありませんでした。
おかげで、HPの更新、掲示板へのレスも滞り、大変申し訳ありません。
「小林文庫」でも「黒猫荘」でも、ボードリーダーが二人いる、などと言われるしまつ… (^_^;;;)
怠惰な管理人にも関わらず、掲示板に登場していただいた皆さん、事実上のボードリーダーの役割をしていただいた桜さん、ありがとうございました。
ご迷惑をおかけした方も大勢いるかと思います。お詫びいたします。
ここで、HPの更新を停止すれば潔いのでしょうが、そうはいかない。
ネットで得られる、情報と出会いは、新鮮で楽しく、これを捨てるわけには行きません。
そんな訳で、来年も満足の行く更新は出来ないかもしれませんが、何とか踏ん張って、運営を続けて行くつもりです。
どうぞ、よろしくお願い致します。
石井さん
今年は、お世話になりました。
来年は、私も「芸」を身につけ、石井さんのような存在感のある人間になりたいです。(笑)
花屋治は持っているような気もしますが、青梅鱗太郎は全く知らないです。
調査を、お待ちしています。
石井さんも、すっかり目録買いをするようになってしまったんですね。
古書収集の世界も、ますます厳しくなりましたね。
仰天さん、ご愁傷さまです。(笑)
私は、来年は図書館利用の基本に帰ろうと考えています。
ただ、2日にはデパート展と古書店に行く予定ですが(爆)
では、皆さんに古本の神様が微笑むようお祈りし、20世紀最期のご挨拶とさせていただきます。(笑)
皆様、20世紀最後の一日をいかがお過ごしでしょうか? 私は風邪と大掃除に
祟られてあっという間にこんな時間となってしまいました。遅蒔きながら、今年一年を
振り返ってみると、皆様からいろいろなことを教えて頂きました。本当にありがとう
ございました。
で、最後の最後まで、しつこく古本の話をさせていただきますが(笑)、最近、
花屋治『事件の背骨』(圭文館)と青梅鱗太郎『ゴライアスの影』を入手しました。
青梅鱗太郎『ゴライアスの影』は『大いなる翼』の後に出たものみたいですが、
奥付も無く出版社も記載されていないので、詳しいことが一切分かりません。
もしかしたら、自主出版だったのでしょうか? また、あとがきを見ると、
この後、「ルナ殺人事件」「丸蟹庵の惨劇」「タンタルス地隙に消ゆ」と書き進めて
いるとありますが、これらの作品も本になったのでしょうか?
この作者にはいろいろと謎めいたものを感じさせられます(もしかしたら、
私が知らないだけかもしれませんが)いつか詳しい経歴等を調べてみたいところ。
とりあえず、来年の課題にしようと思ってますが、ズボラな私ですので、いつ
とりかかることやら。
それでは、皆様、来年も素晴らしい年となりますように。
追伸:仰天さん
ごめんね〜。 日影の『夜の処刑者』は私の所に来ました。まさか仰天さんと
競合しているとは思わなかったのよねぇ。いつか、この埋め合わせはするから、
それで勘弁してね。
桜さんを真似て、2文字のタイトルで。
小林文庫です。
年末に入って、アクセス数が急減しています。
皆さん、もう帰省し始めたのでしょうか?
昨日より年末年始の休暇に入り、ようやく「伊勢丹大古本市」を覗いてきました。
購入した本は無し、目録注文も無し、その程度の古本者です。
B堂で、私の欲しい(けど手の出ない)本が、まだ売れ残っているのを確認して、一安心。
帰りに、丸の内のミレナリオを見学してきました。完全にお上りさんモードだ。
今日は、地元デパートでの古書展初日ですが、当然出かけず、年賀状書きです。
時々行く本屋さんに、直木賞の候補作が掲示されていました。
これって、まだ解禁されていないハズですよね。
参考の為に書いておくと(順不同)
『動機』横山秀夫(文芸春秋)
『岡山女』岩井志麻子(角川書店)
『あふれた愛』(天童荒太)
『ビタミンF』重松清(新潮社)
『アンテナ』田口ランディ(幻冬舎)
『プラナリア』山本文緒(文芸春秋)
仰天の騎士 さん
> >これは、桜さん、仰天の騎士さんが書かれていた本屋さんでしょうか?
>
> その目録に日影丈吉「夜の処刑者」が掲載されていれば、そうです>おいおい
「夜の処刑者」は掲載されていませんでしたねぇ。
今年1年、お世話になりました。
仰天さんにも、皆さまにも、21世紀は古本の神様が沢山舞い降りて来ます様に。(祈り)
こしぬま さん
今年は、お世話になりました。
こしぬま さんには、プレMYSCONでお逢いし、幻影城ペーパーナイフを譲っていただきました。
お返しも何もしていないで、スミマセン。(;^_^;)
こしぬま さんは、今年のミステリー・ファンサイトに彗星のように(笑)現れ、大活躍ですね。
小林文庫が、そのきっかけになったとしたら、光栄です。
小林文庫を見つけていただいて、ありがとうございます。
『火の接吻』と『失楽園殺人事件』は、23日に買いました。
その日まで、群馬では一切見かけた事無し。東京での購入報告を聞いてから、約10日後。
どうも、地方には配本が少ないか、極端に配本が遅いとしか思えませんね。
どうなっているのでしょうか? 日下さん(笑)←回答不要です
新世紀もよろしくおねがいします。
森 英俊 さん。
今年も、色々な事を教えていただいて、ありがとうございました。
明朗小説愛好家としての布教活動にも影響を受け、今までだったら買わなかった春陽文庫をチェックするようになってしまいました。(笑)
東京創元社の新刊予定拝見。
『ネメクモア』は購入予定に入っています。 勿論、特装版じゃ無い方。(笑)
渡辺啓助さんは、戦時中に群馬に疎開していたという、「郷土関連作家」としても興味を持っています。
そんな訳で、年譜、著者目録も楽しみにしています。(奥木さんのHPでも解りますが)
KIYOKA-CHAN さん
ご無沙汰しています。
『白の恐怖』入手、おめでとうございます。
今世紀最後のラッキーが、新世紀にも続きますように。
> 失礼なこと?
そんな事は、何も無いですよ。
失礼が多いのは、大抵私の方ですね。
目先の忙しさにかまけてしまい、気配りができないのです。(一般論)
はい、今年もいろいろお世話になりました。
21世紀も、素晴らしい時となりますように。
.....
20世紀の宿題や借り物など、沢山残っていますが、21世紀に持ち越させていただいて(汗;)、新世紀に解決したいと思っています。>>複数の皆様へ(一部謎)
皆さんへの、今年一年のお礼は、また明日。
5月末にパソコンを始めて、まずしたことがヤフーの検索でミステリサイトを調べることでした。手始めに「小林文庫」を開いたのが正解でした。20世紀最後の半年がこんなに面白くなるとは!ありがとうございました。21世紀もよろしくおねがいしまーす。
ご無沙汰しています、KIYOKA−CHANです。
1年ぶりでしょうか。
デパートの古書市、どこへも行けなくて悲しいです。せめて、と思いとりあえず
近所のスーパーマーケットでやっている古本即売会へ。
見つけてしまいました、鮎川哲也「白の恐怖」桃源社の初版、附録つき。
とっても安かったのでちょっと幸せを味わっています。思わぬところに転がっているものなんですね。
皆様のお話とても勉強になります。 この世界、入り口はあっても出口は無し
なのですね。内容が頭に入りきらないのが悩みの種です。
オーナー様、色々お心使い有難うございました。失礼なことがあったのでは
ないかと心配です。
少し早いのですが、来年もどうぞ宜しくお願いいたします。
皆様、よい御年をお迎えくださいませ。
東京創元社の2001年1月刊行予定をホームページのほうにアップしました。
渡辺啓助さんの例の『ネメクモア』も全貌が明らかになっています。個人的
には「消しゴムお蝶」という表題の作品が気になっているのですが。
扶桑社文庫の昭和ミステリ秘宝の戸川昌子『火の接吻』が近所の本屋にまだ並ばないので、彼女の乱歩賞作『大いなる幻影』講談社文庫を読みました。「プロローグ」の終わり「ひとりの女が七年の間、そして今日も待っている。」にぐっときましたワ。今から30年ほど前の白石かずこの詩集『聖なる淫者の季節』の第七章冒頭1行は「七年はたち七年はめぐる」なのです。この一行が呪文のように、私の背中についているのですウ。この詩集以後、七が気になって。花田清輝『七』、田久保英夫『蕾をめぐる七つの短編』、佐野洋『七色の密室』、泡坂妻夫『ダイヤル7をまわす時』など・・・。そこへこの一行。参ったなあ、です。作品自体もいいけど。で、一句。加藤郁乎(いくや)氏のものから。
年立つや一二三四五六七
空しく消される掲示板の白い「7」(竹中郁『競馬』より)
桜さん、皆様、こんにちわ(^o^)ノ
例の古書店からの荷物が着ました・・・が、妙に厚みが薄いぞお(^o^;;
結局、スベリ止めの2冊だけでした。
大下宇陀児「自殺を買った男」、島田一男「なぞの暗号」(小学5年生
付録)
一番欲しいのは他にあったのですが、まあ、抽選(?)だから、しょうがない
ですね>またがんばるぞ!(笑)
>これは、桜さん、仰天の騎士さんが書かれていた本屋さんでしょうか?
その目録に日影丈吉「夜の処刑者」が掲載されていれば、そうです>おいおい
来年も皆様に古本運があることを祈って・・あ、わしんとこにもいっぱい
きてくれええ>古本運(^o^;;
という事で、話題を変えて、最近の出来事などを報告。
● アスキー発行の「ホームページベスト5000 2001年 春・夏版」に、小林文庫を収録していただきました。
● ストラングル・成田 さんより、桜さんに紹介していただいた札幌版の資料として、「譚」、「戦後北海道出版事情」(小樽文学館)他を、お贈りいただきました。
「譚」だけでは理解しにくいところがありますが、「戦後北海道出版事情」と合わせて読むと、札幌版のことが良くわかりました。
最近、プランゲ文庫の所蔵雑誌リストに凝っているんですけど、「週刊朝日 北海道版」など北海道版なる雑誌が発行されていた謎も解けました。
成田さん、桜さん、ありがとうございます。
お礼に付いては、また後で(笑)
● 本の雑誌増刊「おすすめ文庫王国」で、坪内祐三さんがコラム《「文庫本を狙え!」で扱いこぼしてしまった今年のスペシャル本》で、『ぷろふいる傑作選』(光文社文庫)の芦辺拓さんの解説で紹介された「ある探偵小説愛好家と、「ぷろふいる」のエピソード」を、紹介されています。
曰く、「古本好きには夢のような話しである」。
このエピソードを、「ある探偵小説愛好家」の方に最初に紹介していただいたのが、小林文庫であったことを、誇りに思います。
本当に、本の世界はスリリング。
● 12月16日に、「黒猫荘名古屋オフ会」を実施。名古屋に行って来ました。
殆ど初対面の方ばかりっだのですが、とても楽しい会になりました。
ぜひとも第2回をやりたい気持ちです。 参加していただいた皆さん、ありがとうございました。
オフ会の様子は、「黒猫荘」を見てください。
「古本まゆ」さんは、明るくて、本も充実していて、店主さんも気さくで、良い店でした。
ただ一つ残念だったのは、コーヒーをご馳走になれなかった事でした(←嘘)
● 名古屋では、WMCの森さん、野村さんが暗号付きで紹介している、M書房にも行って来ました。
幻の個人誌は置いてありませんでした。(笑)
● 南の古本屋さんより、「小人島十年史」そうだ・しうじ(吾妻書房 昭和25年12月)を譲っていただきました。
でも、本当に欲しい本は別にあった… (^_^;;;)
これは、桜さん、仰天の騎士さんが書かれていた本屋さんでしょうか?
小林文庫です。
No.861 の書きこみは、掲示板の趣旨に反すると判断し、管理人権限で削除しました。
No.862 は、単なる私の書きこみミスでした。
この掲示板を始めて約4年、始めての削除です。
このような対応を行わなければ成らなかった事は、残念で悲しい事です。
不穏当な書きこみを、長時間放置し、皆様を不快にさせた事をお詫び致します。
この際ですから、「小林文庫の新ゲストブックに関する私の考え方を、改めて説明させていただきます。
基本的には
○ ミステリーファンが集まり交流し、活発にミステリーの楽しさを話し合う掲示板でありたい
○ 誰でも、楽しく、気楽に書き込める掲示板でありたい
○ 禁止事項などに違反しない行為でも、この精神に反する書き込みは行わないで欲しい
○ 従って、議論、論争も歓迎しない
ただし、
○ 掲示板がトラブルなく運営されている限り、余計な口出しや管理人権限の発揮はしない
と考えています。
この掲示板には、特に記述していませんが、私のポリシーは「黒猫荘 - 利用案内」に書いてあります。
(URL http://www3.wind.ne.jp/kobashin/cgi-bin/nagaya/nagaya001.html)
「小林文庫の新ゲストブック」についても、この利用案内に準じると考えてください。
禁止事項も、「黒猫荘 - 利用案内」に準じるもの、と考えてください。
最近は、ミステリー・ファンサイトもセグメント化されて来て、この掲示板ではマニアックな書きこみが中心になっていますが、話題を限定するつもりも有りません。
ミステリー初心者の方から、普通のミステリーでは飽き足らなくなった方まで、何か話したい事があったら、気軽に書きこんでください。
(もちろん、常連の方は、今まで通りの書きこみをお願いします)
今日から、書き込みが不定期になります・・・、少し、緊急のものが FAX でおくられてきました、これは関係ないですが、休みモードに入りますので。
昨年と同じですね。
昨日、確認、
「山田風太郎コレクション」がでました。
都筑さんのはどうでしょう。
扶桑社文庫、予定通り、3冊、一冊は、昭和秘宝ミステリのあいだにはさんで、はさまなくてもいいのですが・・・、線の流れは、厳しいデッサンの賜物ですね、今年最初で最後の、4コママンガです(こういう表現でいいのでしょうか)、
ところで、廣済堂の印刷部門というのは、幅広く仕事をしているのですね・・・(12月)
小林さん、
今年は本当にありがとうございます。
何か幸運をいくつか手に入れることができました。
>昨日、26日 小林文庫カウンタが23万・・・ありがとうございます
すばらしいことです。おめでとうございます。
>皆さん、H文庫の目録で盛り上がっているようですが、私のところには届かない
とどくでしょう。
しかし、抽選は1月6日か、7日でした。
>H文庫さんは、「H文庫古書目録」の前に、個人名義の目録を発行されていた事があるのですか
あるようです、友人から、50点あまり譲り受けたことがあります。
その目録を、宝物のように、彼は所持しています。
S さん時代のものです。
>『海底諜報局』・・・書誌情報は 昭和16年12月15日初版発行
昭和17年5月25日再版発行
>「大坂圭吉研究」所載の「自筆作品目録」によると
昭和16年11月 初版3200部
昭和17年5月 再版800部
昭和18年2月 3版6000部
昭和18年4月 増刷4000部
ということですか、全体がわかりました。
>昭和16年2月と言うものには、疑問があります
葉書で問い合わせますが、何分にも、二人の人を介するので、相手にとどくかどうか、調べてみます。時間がかかりますので、ご容赦ください。
>「辻小説」とは、「戦意高揚と「戦艦献金」・・・文学報国会207名の作品が集められています。
今日、FAX で出す予定です。
>> しかし、大阪さんをとりまく人間関係、わからないところがありますね
>わからない事とは
名古屋での活動ですが・・・、あのころ、どのように、出版システムははたらいていたのか、ですが・・・
とくに、戦前の活動など・・・
>書誌情報と言えば、私の所蔵している『右近捕物帳 花火車』(三上紫郎)も、中身は稲妻左近ものです・・・表紙と背、表題紙(扉1頁目)だけ「右近」となっています・・・No.778・・・金鈴社 昭和17年6月15日発行です
不思議ですね、
あと、何冊確認できるのでしょうか、10冊ですから。
>北の古本屋さんで、『月姫異変』九鬼紫郎(同光社 昭和29年12月)が当りました
50冊のうちの一冊ですね。
次のとしに、もちこしです・・・(12月)
仰天の騎士さん、本当に、ネットのおかげで、情報が手に入れられますね。
来年の幸運を祈ります。お互いに・・・
伊勢丹、何かの手違いで、送られて来ませんでした。珍しいことですね。
今年の目録総数、昨日で、291点です。
>宅急便の配送関係で遅れている・・・ああ、そうだ!きっとそうだ!そうに違いない
と思いたいですが・・・
今回、どちらも、通過していますので、「辻小説」、「辻詩集」の二冊、いまだに、躊躇しています。
今日、FAXしますが・・・(12月)
末永さん、以下の情報、ありがとうございます。
ふるさとへ帰還されたのですね、いい年をお迎え下さい。
>面白いものを買うということを意識するとなかなか難しかったです
ジグソーさんもここをみておられるので、いいにくいのですが、利用しています。
N さんにお会いした事がありませんが、すばらしい人とおもいます。日記をみていてもそう思います。いろいろなことで、感謝しています。
>本日は、春陽堂の荒井社長にインタビューしてきました。
すばらしい!
本当に、この話、ぜひ、文章にして公表してください。
>『行くぞ金剛拳!』の河崎洋さんは風巻さんで間違いない・・・現代ものということで、別名義にされたということです
これしかないので、そうでしたか。
二冊所有していますが、行方不明です。
>荻原秀夫さんは、貸本時代に書いていた人も、後年のミステリ作家も同一人物です・・・昭和20年代の小型雑誌からお名前を見ますね。
そうでしたか。
これもすばらしいです。
>警察に勤務していたころは、防犯コラム・・・『探偵実話』でもコラムを書いていますが、目次に載っていないので見落とされがちかもしれません
このころ、警察に勤めている人が書いていますね。
由利 英 さんもそのひとりです。
荻原秀夫さんのもの、集めやすくなります、躊躇していましたので。
12月、休みですね・・・(大掃除)
昨日、一番に、kashibaさんの HP をみて、自分のことのように、臨場感がありました。
森さん、フクさんもそれぞれの成果で、こちらも、満足するのはなぜでしょう。
「冷凍人間」、どなたに、舞い降りたのでしょうか。
今年はいろいろなことがありましたが、ここ、小林文庫の、新ゲストブックにかきこむことになったこと、これが一番うれしいことです。2年余りの、見るだけから、このようになるとは思いませんでした。
・「ドグラ・マグラ」書名献呈本、はじめに初版署名した10冊(判明しています)なかの、未定の数冊のひとつでした。
・いくつか完集できたこと、宮野村子はうれしい
・「密室」同人であったひとから、xx さんのものを入手しています
・創元推理文庫、超A級の収集難易度のもの、100、でかなり入手したこと
・昭和30年代の推理小説をふたたび集め始めたこと
・その他、昭和10年後半のもの、いいものにであいました、この場合、ようやく、全体が見えてきました、本当に出ていたことにおどろきます
・少し、範囲をひろげることができました
ということです・・・(12月)
桜さん、皆様、こんにちわ(^o^)ノ
顔は笑っておりますが・・・例のとこのブツ、現在1冊も
届いておりません・・・・こりゃ、全敗かああ>わし
それとも、宅急便の配送関係で遅れているのかしら??
ああ、そうだ!きっとそうだ!そうに違いない!>おいおい
皆様、古書市参加、いいなああ(^o^;;
またまた、年が間違っていました。
下の『海底諜報局』の発行日
> 書誌情報は 昭和16年12月15日初版発行 昭和16年5月25日再版発行 です。
は
書誌情報は 昭和16年12月15日初版発行 昭和17年5月25日再版発行
の間違いです。
小林文庫です。
昨日、26日 小林文庫カウンタが23万を越えました。 ありがとうございます。
って、節目にしかしか出てこなくなってしまいました。申し訳ありません。
皆さん、H文庫の目録で盛り上がっているようですが、私のところには届かない…(泣)
見限られたのか?! (汗;)
H文庫さんは、「H文庫古書目録」の前に、個人名義の目録を発行されていた事があるのですか?、知りませんでした。
末永昭二 さん
今年はお世話になりました。良い年をお迎え下さい。
調査も着々と進んでいらっしゃるようなので、研究成果の発表、お待ちしています。
荻原秀夫さんは、たまたま先日の「黒猫荘オフ」で行った名古屋・伊東古書店で購入しました。
『狙われた女たち』あまとりあ社・昭和30年10月 <戦後痴情事件真相集>とうたわれた実話集?です。
桜さん
大阪圭吉関連だけ反応しておくと…、
私の所有している『海底諜報局』は、再版です。
購入した店には、初版と再販が並んでいたのですが、お金が無くて安い再版の方を購入しました。
たしか、8000円だったような気が…
今から思うと、良い時代でしたね。
初版に買い換えたいという気持ちが無いではないのですが、昨今の価格では… (;^_^;)
初版発行日の情報は、所蔵の再版本から取ってます。
書誌情報は 昭和16年12月15日初版発行 昭和16年5月25日再版発行 です。
ちなみに、「大坂圭吉研究」所載の「自筆作品目録」によると
昭和16年11月 初版3200部
昭和17年5月 再版800部
昭和18年2月 3版6000部
昭和18年4月 増刷4000部 とあります。
昭和16年2月と言うものには、疑問がありますね。
「辻小説」とは、「戦意高揚と「戦艦献金」の趣旨のもと、原稿用紙1枚の小説・檄文を集め、街頭に発表して、国民の士気向上に力を貸そう」とした小説で、文学報国会207名の作品が集められています。
同様の趣旨の「辻詩集」と言うものもありますね。
大阪圭吉は、文学報国会に勤務していたので参加しているのは当然として、他の探偵作家の作品も多数収録されています。
逆に、江戸川乱歩が寄稿していない事が気になります。
(桜さんはご存知と思いますが、ご覧になっている方への補足)
> しかし、大阪さんをとりまく人間関係、すこしわからないところがありますね。
わからない事とは…???
書誌情報と言えば、私の所蔵している『右近捕物帳 花火車』(三上紫郎)も、中身は稲妻左近ものです。
表紙と背、表題紙(扉1頁目)だけ「右近」となっています。
どうして、こんな事になったのでしょうね?
No.778 では、発行年が間違っていました、正しくは 金鈴社 昭和17年6月15日発行です。
北の古本屋さんで、『月姫異変』九鬼紫郎(同光社 昭和29年12月)が当りました。
桜様。
お目に止めていただいてありがとうございます。
面白いものを買うということを意識するとなかなか難しかったです。
本日は、春陽堂の荒井社長にインタビューしてきました。
いろいろなナゾが解けました。
今回の企画に関係ないところで、いくつかご報告を。
『行くぞ金剛拳!』の河崎洋さんは風巻さんで間違いないです。
現代ものということで、別名義にされたということです。
荻原秀夫さんは、貸本時代に書いていた人も、後年のミステリ作家も同一人物です。
これは私の調査ですが、昭和20年代の小型雑誌からお名前を見ますね。
警察に勤務していたころは、防犯コラムなどを書いていました。
『探偵実話』でもコラムを書いていますが、目次に載っていないので見落とされがちかもしれません。
ということで、私は明日から田舎に帰省しますので、今年の書き込みはこれで終わりです。
皆さま、お世話になりました。よいお年をお迎えください。
川口そごう、伊勢丹の収穫、どのような収穫があったのでしょうか。
他の掲示板をみますと、よしだ さん、はやばやと帰還されたようですね。
夜、明日、掲示板での報告が待ち遠しいですね、とりあえず、H 林文庫、しぼりこみをおえたいです。
しかし、気になる、「辻小説集」、大阪圭吉が収録されているのですね、目録では記載されていません。
>京都大学推理小説研究会・・・お知らせ申し上げました関ミス連の事なのですが、入場料を1000円に値下げする事になりました
これは、1500 からのものですね、それだけ、会場の収容人数が増えたのか、あるいは、会場費が減額されたのでしょうか、
催し物、大変ですが、ご活躍を祈念します・・・(日暮れて12月)
こんにちは。
以前書き込みをさせていただいた京都大学推理小説研究会の薗田と申します。
先日お知らせ申し上げました関ミス連の事なのですが、入場料を1000円に値下げする事になりました。
よろしければ、今一度ホームページをご覧になって下さい。
休みにはいられるのでしょうか、古書展は花盛り。
「小林文庫」、すでに、23万アクセスをこえていますね・・・
「燈台鬼」、雑誌「シュピオ」掲載もありますね(掲示板)。
『人間燈台』、異装版もあるようですから、『海底諜報局』の異装版もあっても不思議でないように思われます。
しかし、大阪さんをとりまく人間関係、すこしわからないところがありますね。
クリスマスがすんで・・・(師走)
仰天の騎士さん、例の目録での成果、いかがでしたか、下に書いた1点のものでした。
下の目録、いままでの経験では、他の人と競合するものにはあたらないので、重点的に、今後、得られないものを出す予定です。
成功率が高くなりますので・・・
仰天の騎士さん
>今回の注文は絞って5冊くらいでしょうか
ということで、だいたい、わかります。
それ以外のものを、書いてだす予定です。
H 林文庫、今後は、他の形で、「大衆小説」を含むものを出されるわけで、「探偵趣味」形式のが、2,3年後、だと言うことですね。
ミレーの表紙の古書店主も、H 林文庫店主と同じこと、業者がここに集中しているので、2,3年はかかるということ・・・、のようです・・・(12月)
「彷書月刊」1月号、インターネットの古本屋 2001年版。
ここには、「第1回古本小説大賞」の募集が掲載されて、当選すれば、「古本小説家」という肩書きが使える(?)、ということがかかれています。
そういえば、このような肩書きの人、いませんね。
末永さんの記事も掲載されています。
喜瀬川博志さん、
知りませんでした。5千円では、みごとな買いものですね、10円、のこりましたが。
高橋さんの、久しぶりの目録、いよいよ完成されるとの情報、待たれます・・・(12月)
あと、35で、23万アクセスですね、「小林文庫」。すばらしい達成です、一足早く、おめでとうございます。
末永さん:No.831
>>『オフェリア』って重版はあるのでしょう
>昭和十一年の、発行で、函が、異装版か、あるいは、流用函
あるようですね、重版
と、かきましたが、下の H 林文庫の、最終頁には、この版の「カバー版」が確認されていますので、重版かどうかわかりませんが、すくなくとも、3種あるのでしょうか、可能性としては、流用函が「カバー版」にはないのかもしれません。
宮澤さん、この目録。「H 林文庫古書目録 探偵趣味 第十号
特集 江戸川乱歩」
ですので、書影はみていてすばらしいです・・・(12月)
友人がこの掲示板をみて、以下のもの、カバー版もありますとのこと、しかも、小林さんの書影(函)がカバーになつたもの、どこまであるのでしょうか・・・
「謎」がまたひとつふえました。
>昭和16年のところに、大阪圭吉の「海底諜報局」熊谷書房、
昭和16年 2月
昭和16年12月
の2つが別々に掲載されています。群竹さんの HP では、11月になっていますが・・・。
それというのも、今回の H 林文庫目録、10回目で、しかも、古書店をされて、約15年ですか、 S さんも、その分、おとしをとられたわけですね。
息子さんもおられることですから、さらに、力強い目録が期待されます。
ネットをみられておられるわけですから、ここから応援の声援をしたいとおもいます。
珍しく(?)、伊勢丹目録が来ませんでした、B 生堂さんはどうしたのでしょうか・・・(12月)
桜さん、こんにちわ(^o^)ノ
う-ん、百万円懸賞ドラマ「安楽椅子探偵」、散々な結果でした>わし
細かい伏線の拾い漏れが2つあって、犯人までも(^o^;;
百万あったら、あれもこれも買えたのになああ>おいおい
で、住 彦次郎本ですが、1冊も所持しておりません>わし。
彩古さんなら・・・あるでしょうね。
H林さん目録、今回でしばしお休みですね。今回の注文は絞って
5冊くらいでしょうか。
このところ、A さんの蔵書印が押された本を2,3の古書店から入手。
「別冊太陽」に掲載されたものもあります。A さんが作成された作品リストを見ていますと、昭和16年のところに、大阪圭吉の「海底諜報局」熊谷書房、
昭和16年 2月
昭和16年12月
の2つが別々に掲載されています。群竹さんの HP では、11月になっています。
これらは「謎」です。
昭和16年12月のものは、小林さんのHP に掲載されています。初版、函、ですね。2月発行になりますと、12月のは表示がないものの、再版(?)でしょうか、函は流用函、あるいは、どうなるのでしょうか。
桜のは、12月のものですから・・・、どうなるのでしょうか、少し、とまどいます。
日暮れて12月・・・(クリスマス)
いろいろなことがありますね。
2年前に、この形での目録を10号で、区切りと言うこと、H 林文庫、休刊ですか、黒白さんの HP,kashiba さんの HPにも書かれています。
文庫のまえの、S さん名義の、自家目録のころから(?)、されておられました。友人からその目録をみせてもらいましたが、すばらしい目録でした、遅れてみたのですが、すばらしさには、驚愕ということばが似合いました。
注文します・・・(12月師走)
例のところは、1点のみでした。
時代捕物帳で、以下の著者のものですが、めずらしい,と思います。
住 彦次郎
さんのもの。
この作者には、あと2点、入手済みです。「怪奇探偵小説叢書」がこの作者にはあり、うしろの宣伝には、
5巻、あるということ。しかも、住 彦次郎編(ママ)著、とある。
第1巻「古沼の秘密」昭和21.7、住 彦次郎著
第2巻「新妻旋風」昭和22.5、住 彦次郎著
これには「幻の時計」が併載。
あと3巻は、未入手です。あげておきますと、
第3巻 「乳房の六つある女」近刊
第4巻 「殺人交響楽」近刊
第5巻 「名のない男」近刊
とあるけれども、この3冊は発行されているのでしょうか。
また、編著は、あとの3巻のことでしょうか、
仰天の騎士さん、彩古さん、所有されていますか。
日下さん、文庫、購入しています、今年も、編集された本、すべて、購入しています。この 住 彦次郎はお持ちですか・・・(12月、朝)
今年は、文庫の購入が増加しています。
整理をどのようにするのか、いまだ、答えがでないまま、ふえ続けています。大変です。
文庫の向こうに、文庫があり、取り出すのに、大変です。
珍しく、角川文庫の帯付き、初版「積木の塔」鮎川哲也、昭和51年6月
を入手(100)、これは黒白さんのHPでも、帯付きの書影がでていないですね。
赤の帯には
僕たちは、退屈な大人になりたくない。旅に出る角川文庫。
とあり、角川文庫フェスティバル
のようです。
しかし、これは初版のときの帯のようですが、本当に最初の帯なのでしょうか。
今この10冊を贈ります、とある。
その10冊のなかに、ミステリは
「犬神家の一族」横溝
「暗黒流砂」森村
「屍海峡」西村
「炎の女」高木
があげられています・・・(12月)
「小林文庫」、23万アクセスまで、397ですか、今日中ですね。
昨日、休みなのに、目録がきて、今月は25点目、そして、今年289点、となる。
300点には、ぎりぎりですね。
昨日、かきわすれていたもの、
中野実草稿 花嫁設計図 (9)−(20) 計48枚ペン 1.2
です。
某所にでかけて、春陽文庫を調べる予定、何かありそうですが・・・(12月)
書いて気つきました。
>午前中、古書店にて、少女付録(光文社)の小説を入手。「探偵小説 きりの中の顔」島守俊夫、「少女」付録、昭和31,11月
千、でした。
小学生の記名が裏にありました。紙質がわるく、めくるたびに、はずれそうです。
「小林文庫」、何時の間にか、23万アクセスになります、あと、600強ですね、すばらしいことですね。
処分のリスト、というか、電話で問い合わせ、それにしても、この世紀、何かにとりつかれたように、処分される人が多いですね・・・(12月)
黒猫荘訪問、
「松竹梅」が揃い踏みですか、気つきませんでした。無謀松さん、群竹さん、白梅軒さん(こちらはHNではなく)、となるようです。
梅に改名しそうでした(笑)
午前中、古書店にて、少女付録(光文社)の小説を入手。
「探偵小説 きりの中の顔」島守俊夫、「少女」付録、昭和31,11月
中にはあと2作品、「天使はうたう」大林清
「すみれさく丘」白藤茂
である。
この付録、ことしは、「宇宙探偵」を入手しています。ほかに、園生さんの作品がそえられていました。
「少女」付録、何冊ぐらいあるのでしょうか・・・(12月イブ)
続いて、
・別冊「宝石」6(昭和24),7号(昭和25)
C級の第一回予選通過作品
B級応募作品 第一回予選通過作品
・別冊「宝石」8(昭和25),9号(昭和25)
A級第二回予選通過作品
A級第一回予選通過作品
しかし、ないようです(不安)。
とりあえず、まだ確認していません。
高円寺・杉並古書展合同出品書目録、1.13−1.14
をみると、ありますね、いい値段です。
4,5点をあるが、むつかしいでしょう。
その中の、一点に絞る。今年、2度目です。
FAX してみる、多くの人が出しそうです・・・(昼前)
末永昭二さん
>日下様・・・懸賞の落選作(というか1次通過作)
ということで、落選作、とうならば、「フォーカス」の記事、すこし怪しくなりますね。
その文章の後半部分は、安部さんの証言ですので、本当であると思います。しかし、選ばれていない、ということは、少し、つらいものですね・・・
今のところ、その通過作のリストを確認していませんが、資料として、「宝石」は貴重ですね。
このところ、また、葉書で、処分リストが送られてきます。その整理だけでもたいへんですが、それにしても、多くの知らないこと、知らない本があります。
午後、皆さんどうしておられるのでしょうか・・・(12月)
調べているついでに、次のことを発見。すべて、乱歩の「探偵小説四十年 4」推理文庫、p96−97、によります。
「ジェームス・ハリス」さんのこと。
まとめると、
・ハリスさんは日本在住のイギリス系混血児(当時の表記に従う)
・日本文をかけない
・当時、英語の小説を、編集部の人が、抄訳していた
(全文をほんやくしていないようだ)
・専門家による翻訳をのぞんでいた
・その後、旺文社の社員になる、高給のようです
ということで、ハリスさんのこと、補足します・・・(師走)
日下さんの解答が出る前に、次のことをメモ、ここに書きます。
・そのころ、武田武彦さんが「宝石」編集長で、津川さんに変わり、
昭和27年6月、津川溶々さんが退職
そして、永瀬三吾さんが編集長になりました
・別冊14号(昭和26年)
別冊24号(昭和27年)
には、掲載されていない。候補作の名前にもない
ということでしたが・・・
日下さん
>日下です・・・安部譲二さんの中学時代の「宝石」への投稿作品は、「悪血」というタイトル・・・51年というのが、安部さんの思い違いで、もう少し前の号(新人別冊の最初か二番目の号)の第一次予選通過作品一覧(実質的には応募作品一覧)に、本名でばっちり出ています
日下さん、すばらしいですね。
ことなるところを探していました。通過作品一覧、でしたか・・・
うわさでは、応募作品はみな通過作品として掲載していたとか、聞いていますが・・・
久しぶりに、宝石誌をみましたが、こんなにうすかったか、と思いました。縦にならべているので、湾曲しています。
保存がむつかしい・・・(12月)
春秋社版の「傑作探偵叢書」を読んでいて、来年の光文社文庫「4 「探偵春秋」傑作選」のことを思い出しました。
これは、昭和11年10月ごうから昭和12年8月号までですね。
そうすると、
最後の3冊が、発禁処分(この表現が正しいかどうか、別にして)をうけているので、幸運にも、削除版あるいは、それがされていないものがあるわけですから、
テキストなど、そのあたりのこと、是非、示してほしいですね。
楽しみがありますが、しかし、このところ、新刊は文庫が多いようです。読むことも大変です、
安部さんおことですね・・・(12月)
日下さんの、説明がでるまえに、新刊の文庫の解説 2冊を読んでいました。そのほかにも、急用のこと、していました。
その前には、『オフェリア殺し』春秋社版の「傑作探偵叢書」を調べていました。
末永さん
>桜様・・・架蔵の『オフェリア殺し』、該当部分が削除・・・目次もペン様のものによる線で消されています
>『オフェリア』って重版はあるのでしょうか。私は見たことがありません
ということで、通説(?)によれば、
・この本は昭和10年8月10日発行が初版でしょうか
しかし、手元には、
昭和十年八月十三日印刷
昭和十年八月十日八発行(ママ)
というように、この
昭和十年八月十日八発行
が八月十日、とされたのですね。実際には、誤植のため、
八月十八日発行
が正しいようです。
・重版はあるのでしょうか
友人のは、昭和十一年の、発行で、函が、異装版か、あるいは、流用函のような
気がする、ということ。
あるようですね、重版・・・(師走)
日下様。
すっきりしました。
懸賞の落選作(というか1次通過作)を見るのは面白いですね。
さすがに『宝石』には、後に有名になった人が多いので、特に面白い。
『読切特撰集』の賞(双葉賞だったかしら)に西村京太郎が本名で何回か出てるのなんかを見たことがあります。結局入選しちゃうわけですが。
日下です。
安部譲二さんの中学時代の「宝石」への投稿作品は、
「悪血」というタイトルです。
51年というのが、安部さんの思い違いで、もう少し
前の号(新人別冊の最初か二番目の号)の第一次予選
通過作品一覧(実質的には応募作品一覧)に、本名で
ばっちり出ています。
乱歩編集長というのも、むろん思い違いで、江戸川乱
歩推理文庫に安部さんが書いた解説によると、「宝石」
編集部を訪ねた時に、たまたま乱歩がいて、投稿原稿
を一瞥して諭された、といういきさつだったようです。
末永昭二さん、友人所有のものとも比較します。
>桜様・・・架蔵の『オフェリア殺し』、該当部分が削除・・・目次もペン様のものによる線で消されています。当時の発禁処分(削除も含む)
当時の雰囲気のままなのですね、資料として貴重ですね。
>『オフェリア』って重版はあるのでしょうか。私は見たことがありません
これについては調べてみます。なさそうですが・・・。
>>安部さんのこと・・・小説など書くだけでも以ての外なのに、そんなエロがかったものなど許さん」ということで掲載中止になったらしいです
ありそうです。
しかし、 ’51年には、乱歩さんは、宝石に以下の役割では関与していなかった、また、編集長をその後していないのですから(江戸川乱歩編集、とされていましたが、編集長ではないですからね)
>>学生服で編集部に行くと、本人とは信じてもらえなかった。「こんな子が書いたのか。日本は滅びる」と、江戸川乱歩編集長(ママ)がいったとか。
ということは、あの ’51年 にはありえないことですから、また、乱歩の文献にもありませんね。
ということで、「謎」です・・・(昼さがり)
桜様。
架蔵の『オフェリア殺し』、該当部分が削除されています。素人が切り取ったものではないと思います。
というのは、まず、内容が内容ですし(今度の文庫で広く読めるようになってよかったです)、切り方もそれとわからないほど綺麗です。また、目次もペン様のものによる線で消されています。
当時の発禁処分(削除も含む)は、本が発売されてからかなり後になって決められたものもありますので、発売後、時間が経ってからこういう処分がなされたのではないでしょうか。それから、まだそんなにキビシイ「時代」ではないので、処分が決まったあとでも、律義に全数処理をしていたとは考えにくいと思います。野村敏雄さんの『夜を賭けろ』の件もありましたしね(あれは戦後ですが)。
ところで、『オフェリア』って重版はあるのでしょうか。私は見たことがありません。
阿部さんのことですが、けっこう一つ話にしていると思います。「徹子の部屋」でも聞いたような覚えがありますし。
ともかく、エロ(と暴力)を含むハードな作品を、まさか中学生が……と乱歩さんはじめ、編集部はあきれたみたいですね。それで、ビックリして調べてみたら、まんざら『宝石』誌と関係のないうちの子ではない。ということでお父さんにお伺いを立ててみたところが案の定大立腹で「小説など書くだけでも以ての外なのに、そんなエロがかったものなど許さん」ということで掲載中止になったらしいです。
末永昭二さん、
ありがとうございます。
>桜様・・・安部譲二の作品は掲載されていない・・・掲載寸前までいったけれども、版元と関係があった・・・安部氏の父親が掲載前に察知して、掲載をやめさせたという話・・・問題だった
ありそうですね。
>版元は中学生の書いたものとは知らずに掲載を決めたらしい
下にあげた作品ならば、おもしろいことになりますが。
「久留島譲次」くるしましょう((乱歩さんが)苦しましょう) が
「安部譲二」
ということならば、隠されたことがあきらかになりますが・・・
どうなのでしょうか・・・(師走)
ふたたび、安部譲二さんのこと。
>>「フォーカス」12.27、フォト日記最終回、・・・連載21本の安部譲二。
をみますと、掲載された、ということですね。
>実は、小説デビュウーはもっと古いのだ。’51年、中学2年の時、ミステリー誌「宝石」に投稿。
’51年ですから、昭和26年、「別冊宝石」ですから、4巻に相当します。「別冊14号」がそれです。
「新人競作二十五人集」には、それらしきひとはいなくて、後年、知られた人のなまえがあります。
ひとつ、「二」がつく人には「黒津富二」、クロフツのもじり
ですが、違いますね。
では、翌年の昭和27年(5巻)でしょうか、
「新人二十二人集」別冊20号、ここには、後年、知られた作家達ですので、該当しません。
「新人二十二人集」別冊24号、ここには、後年、知られた作家達のほかに、「安部譲二」という名前はなく、ただひとり、
「銀杏返しの女」久留島譲次
が掲載されています。「譲次」が「譲二」ならば、該当しそうですが・・・
>年に一度の「新人28人衆」(ママ)に選ばれた。
このようなタイトルはないので・・・
>学生服で編集部に行くと、本人とは信じてもらえなかった。「こんな子が書いたのか。日本は滅びる」と、江戸川乱歩編集長(ママ)がいったとか。
をよむならば、「銀杏返しの女」久留島譲次
だとしたら、それは、おどろくことでしょう。
いずれにしても、「安部譲二」という名前の、掲載作はありませんでした。
どうなるのでしょうか?
ということで、真相が知りたくなります・・・(12月冬至の翌日)
末永さん、「オフェリア殺し」小栗虫太郎、初版について。
このところ、ふたたび、古本の神様が舞い降りてきて、いくつか入手していますが、末永さんの、以前の情報では
1)「吊し切り・・・」の箇所、削除されている
2)目次も黒塗り
3)初版も、しばらくして、そのような処置がとられた
ということになりますが、このたびの入手では、初版でも、すべて、そのような処置はされていませんでした。
このあたりのこと、少し、教えてください・・・(朝、あけました)
安部さんのこと。
>「フォーカス」12.27、フォト日記最終回、・・・連載21本の安部譲二。
そうです、あの人ですね。そこには、
>実は、小説デビュウーはもっと古いのだ。’51年、中学2年の時、ミステリー誌「宝石」に投稿。年に一度の「新人28人衆」(ママ)に選ばれた。学生服で編集部に行くと、本人とは信じてもらえなかった。「こんな子が書いたのか。日本は滅びる」と、江戸川乱歩編集長(ママ)がいったとか。・・・
というように、あらためて、該当箇所を正確に引用しました。
>これって、「宝石」に掲載されていたのでしたか・・・、掲載されていないような気がしますが・・・
とも書いておきましたが、そのようです(あとに続く)
>この話は、知っていましたが
とも書きましたが、このエピソード、安部さんが語る有名な(?)話ですね。
しかし、掲載されていない、と思います・・・(12月)
大塚俊一さん、ありがとうございます、映画の情報・・・
あらゆる情報の広場ですね。
>最初は淡々と旦那が浮気を奥さんに攻められる・・・バリンジャーばりの叙述トリック映画・・・最後の方でネタ・・・映像を使ったトリックと「悪魔のような女」
原作は中国のミステリですか、中国で、エンターテイメントは発売されているのでしょうか、翻訳ではなく・・・
師走がおしせまり、あっという間に、あと10日・・・(12月)
桜様。
阿部譲二の作品は掲載されていないはずです。たしか。
掲載寸前までいったけれども、版元と関係があった(岩谷関係?)阿部氏の父親が掲載前に察知して、掲載をやめさせたという話だったと思います。
エロ描写があったのが問題だったと言うことでした。版元は中学生の書いたものとは知らずに掲載を決めたらしいです。
はっきり覚えていませんが、そんなことでした。
昨日は何も期待しないで職場の前の映画館に入って、中国映画を
見てきたのですが。
タイトルの映画。最初は淡々と旦那が浮気を奥さんに攻められる長回しのシーンが続いたので、この調子で最後まで行くのかと思って見ている内に、見終ってみるとバリンジャーばりの叙述トリック映画でした。最後の方でネタが割れてくるのですが、まさかそういう終り方はしないよなというようなオチで楽しませてくれました。映像を使ったトリックとしては「悪魔のような女」以来でしょうか。
ミステリー映画としては全然話題になっていないと思いますのでアップしておきます。
おどろきました。
「フォーカス」12.27、フォト日記最終回、・・・連載21本の安部譲二。
そうです、あの人ですね。そこには、
実は、小説デビュウーはもっとふるいのだ。(19)51年、中学2年の時。ミステリー誌「宝石」に投稿。年に一度の「新人28人衆」(ママ)に選ばれた。・・・江戸川乱歩編集長(ママ)がいったとか。・・・
これって、「宝石」に掲載されていたのでしたか・・・、掲載されていないような気がしますが・・・
この話は、知っていましたが・・・
ということで、調べてましょうか・・・(日が暮れて、師走)
ふらふらと、古書店へいくと、なぜか、ある種のにおいがしてきました。
とりあえず、春陽文庫の明朗ものをみる。すべて当時の定価。
名前はかきませんが、とりあえず、入手。
そして、創元推理文庫の棚へ。カーを中心に、B級、C級難易度の11点を入手。こちらは半額。
それから、まさかの、超A級難易度の3点がある。定価で、すべて初版。
般若敏郎訳の2冊「ギデオン警視の一週間」「ギデオン警視の一カ月」
井上 勇訳の1冊「ギデオン警視の危ない橋」
を手にしました。
自力では、久しぶりの、桜吹雪、となりました・・・(12月)
葉山 響さん、他の掲示板での、書き込み、拝見しています。 日記、是非、また掲載していただければ、と思います。
例の、紹介されていた作家の、第二作目、購入しました。入魂の、二作目でした。
>桜さま・・・『にごりえ殺人事件』の主人公の名は前沢天風・・・樋口一葉は彼に事件解決のアイデアを与える存在として登場していました
ありがとうございます。
春陽文庫での、志村さんの編集もの、本当に目にすることが困難な短編を選択されていますので、大変ありがたく、また、著者の略歴も、書かれていますので、さらには、とりあげられた文献も入手しやすく、情報が示されていますので、うれしくなりますね。
>青樹社に版元を変えて刊行された後続のシリーズ四作にも全て一葉は登場
四作もありましたね、加納さんのは、手に取り、読みたくなります。是非、書いて欲しいものです。渡辺さんのように、新作を望みたいですね。
葉山さん、これからもよろしくおねがいします・・・(何時の間にか師走も半ば過ぎ)
森 英俊さん、三上紫郎さんの、捕物帳、目録では何度か通過していましたが、
右近捕物帳も、稲妻左近捕物帳のひとつなのでしょうか。
>三上紫郎の『右近捕物帳 花火車』・・・「右近」・・・主人公は稲妻左近のようです
九鬼紫郎さんの、『探偵小説百科』の「著者略暦」によれば、
『稲妻左近捕物帳』(のシリーズ)を10冊
書いているということ。これは、上の著書も、カウントしているのでしょうか。
何となく、「謎」ですね。
フォロー、よろしくおねがいします・・・(12月)
末永昭二さん、森さんに教えていただいた本も来年一月でますね。 銀河通信にも、その書名があげられていました。
黒白さんの掲示板にも、注文される、ということがでていました、発売前に予約で締め切りとなる予感がします。
>事前にご予約いただいた方には、お披露目と同日にお届け・・・発送
本当に楽しみです。
ミステリと温泉・・・、このところ、各地の博物館で、温泉の歴史のまとめがでており、購入しています。
意外とあるものです。
末永さん、情報、今後ともお教えください・・・(12月、寒くなりました)
非常に久しぶりなので、とても緊張しておりますが、珍しく知っている話題が出てきたので書き込み致します。
桜さま
『にごりえ殺人事件』の主人公の名は前沢天風です。樋口一葉は彼に事件解決のアイデアを与える存在として登場していました。青樹社に版元を変えて刊行された後続のシリーズ四作にも全て一葉は登場していた筈です。
ちなみに『にごりえ殺人事件』では、某有名人(?)をネタにしたラストが印象に残っております。
末永さま
渡辺啓助100、凄まじい企画です。必ず購入させて戴きたいと思いますので、「正式な宣伝」をお待ちしております。
桜さま。
早速お目に止めていただき、ありがとうございました。
現在、鋭意編集中です。
梗概はもちろん、未発表小説とアルバム(未発表写真多)にもご注目ください。
1月29日の生誕100年パーティでお披露目する予定です。
事前にご予約いただいた方には、お披露目と同日にお届けできるよう発送いたします。
ご予約をお待ちしています。
正式な宣伝は、年明けにまたこちらでさせていただきますが、まずはご一報まで。
午後の散策をしていますと、
もぐらもちさんのHPにたどりつきました。
「新青年」趣味・別冊
渡辺啓助100
とあります。100作品の概要、未発表小説の掲載、略歴、アルバム
などもあります。末永さんも執筆者のおひとりです。
来年一月刊行のようです・・・(12月、昼)
森 英俊さん、このところの成果、すすんでおられて、本はいくところにいくのだ、と思いました。
今年も、森さんの解説などの案内で、本を購入しています、この時代、翻訳されたものが間違いなく手にとることができるのは幸せです。
来年の事典も楽しみにしています。
>三上紫郎の『右近捕物帳 花火車』・・・なんで「右近」なのでしょうか? 主人公は稲妻左近のようです
入手していないので・・・。
小林さん、フォロー、おねがいします。
「黒猫荘」オフ会、古書の成果も、川口さんがかかれて、わかりました。
参加者の報告をみて、よんで、
すばらしい出会いがあったのだ
ということをあらためて知りました。それぞれの人の報告もその場の雰囲気がわかり、誌上参加しているような気分になりました。
古本「まゆ」さんも登場されて、一段と盛り上がりますね・・・(12月朝)
何冊出るのでしょうか、春陽文庫「怪奇・伝奇時代小説選集」、15巻目がでました。
多くの作者の経歴、わかるものですね、敬服します。
また、小山さんの展示会の品、入手したのは、前回の14巻にでていたからです。
息子さんが整理されて、このあたりは入手可能です。
加納一朗さんの「にごりえ殺人事件」、樋口が探偵の小説、その解説のところで、志村さんは、
新聞記者 前野天風と書き、
山前さんは「日本ミステリー事典」で、
新聞記者 前沢天風
と書いています。確かめる前にここにかきました。本が出てこないので、ここに書きました。
文庫本など、整理がむつかしい・・・(12月)
薗田さん
>京都大学推理小説研究会の理事をしております薗田・・・京大ミステリ研は関ミス連冬の大会・・・綾辻行人・法月綸太郎・我孫子武丸・麻耶雄嵩の4氏
すばらしい集まりですね、是非、記録をのこしておいてください。
乱歩の評論をみますと、その日のできごとがわかるように記録されています。
新刊も来年はたのしみな人たちです。
今後とも、ご連絡下さい。
デパート展、目録はぼつぼつきます。しかし、出るという、H林文庫目録はまだです・・・(12月、いそがしい)
ぶらっと散策がてら、十数年いってなかった古本屋に立ち寄ると、このあい
だ話題になっていた三上紫郎の『右近捕物帳 花火車』がありました。とこ
ろで素朴な疑問なのですが、なんで「右近」なのでしょうか? 主人公は
稲妻左近のようですが。
はじめまして。
京都大学推理小説研究会の理事をしております薗田といいます。
もうご存知かもしれませんが、この度われわれ京大ミステリ研は関ミス連冬の大会において、綾辻行人・法月綸太郎・我孫子武丸・麻耶雄嵩の4氏を招いて、
豪華なパネルディスカッションを行います。
入場料を1500円いただきますが、それに見合うだけの内容であると自負しておりますので、皆様ふるってご参加いただくよう、お願い申し上げます。
日時・場所など詳しい情報につきましては、下記のホームページをご参照下さい。
http://www.sojin.net/users/soajo/
宮澤さん、六万アクセス達成、すばらしいですね。
追加します、デパート展。
1 前橋西武 12.30−1.9
2 浦和伊勢丹 1.31−2.6
3 池袋サンシャイン 2.23−3.4
ありますね、たのしみな目録です。
北町一郎、WEBOPACでは、35点あります。
1954年より、東方社 29冊
1954年より、東山書房 3冊
ここから、「保険だより事例集」北町一郎、がでています。このひとのものでしょうか(?)。
その他から、3冊。
戦後のみですが、1947年には「結婚青書」アルス
があります。何やら、すべて、明朗小説のにおいがしています。
ここにも、ついに、明朗菌がきました・・・(昼下がり)
北の古書展目録より1点、北町一郎、「国防文芸叢書」の一冊。何冊あるのでしょうか、戸川さんの、まえがきがあり、また「作者後記」もありました。
北町一郎『若き紋章』昭和十七年一月、成武堂
を入手。千、 です。北町さん、新潟生まれのようです。
「若き紋章」「私はスパイだ」「女中さん時代」「新婚日記」「手袋に就て」
「お夕ちゃん」「社員日誌」
の七編の短編集。
この作者、反射的に購入しています・・・(雨です)
目録、年々豪華になるように思われます。
2点きて、12月のみで、17点。今年に入り、281点 となりました。そのうちのひとつには、
「楠田匡介草稿 「灯」殺人事件」ペン書き 二百字詰 六七枚揃、15
です。
ちなみに、しらべると、
雑誌「小説の泉」昭和25年1月臨時増刊号
に掲載されています。
うれるようですね
このところの人気作家ですね・・・(朝、まだ明けやらず)
12月、デパート展の季節です,
と書きましたが、ありますね。
1 新宿伊勢丹 12.26−12.30
2 横浜そごう 12.26−12.30
3 川口そごう 12.26− 1.5
4 銀座松屋 1.2− 1.8
5 宇都宮東武 1.2− 1.8
6 新宿京王 1.5− 1.10
7 新宿小田急 1.10−1.15
8 渋谷東急 1.26−1.31
と並びます。目録がくるならば、見るだけでも大変。
日暮れてきました・・・(12月)
仰天の騎士さん、伊勢丹もおもしろそうな目録のようです、まだ、手元にきていませんが・・・。
>桜さん・・・「影なき殺人」・・・その希少性・・・誰にも知られず
ありがとうございます。
この作品も探究していますが、北原尚彦さんのいわれているように、探究書をふやすことが本にめぐりあえることになるらしい(意味を拡張していますが)ので、加えておきます。
>>元「密室」同人(東京在住)のひとのものが、ありますので、こちらを優先しています
この人には、個人的に譲渡してもらっているので、楽しみにしています。線引きが処どころにありますが、安いので、申し分ありません。
それにしても、蔵書は誰かにゆずられていくのですね。そのひとは、昭和30年代に、東京在住の探偵作家の人から、ゆずられたそうです。
12月・・・(はやいものです)
成田さんのHP,訪問かかせません。
購入する文庫など、創元推理文庫、ハヤカワ文庫、毎月のように購入しています。本当にこの時代、しあわせな気持ちになります。
名古屋でのオフ会、報告をみますと、すばらしい人達の出会いがあって、古本の成果も知りたくなりました。
ひつまぶし、思い出します。
散策ほかをしていましたら、購入忘れの本、そろそろ、入手しておかなければ、という気持ちになります。
伊勢丹の目録、まだ届きませんが、おもしろそうな物があるようなので(黒白さんのHPによる)、待ち遠しいものです。
12月、デパート展の季節です・・・(正月も近い)
こしぬまさん
>赤江瀑『野ざらし百鬼行』・・・表紙が坂東壮一の銅版画なので。レコードのジャケット買いと同じです
このあたりは、こしぬまさんの独壇場ですね、赤江さんのには、板東さんの画がにあうのでしょうね。
>『ピカレスク 太宰治伝』は好評ですね。近くの本屋ではまだ見かけません
どうしても、坪内さんが以前おなじ著者の本について述べたことが思い浮かびますが、書店で手にしてみます。
小学館の本、このところ購入していますね。
こしぬまさん、今後とも、銅板画などの情報、よろしくおねがいします。
朝、まだです・・・(12月)
『ピカレスク 太宰治伝』は好評ですね。近くの本屋ではまだ見かけません。あっても買わないけど(笑)。さっき知人の車でブックオフへ。彼が行ったことがないというので。何ときょうまで半額セール。単行本の島田荘司『網走発 遥かなり』初版と連城三紀彦『私という名の変奏曲』初版帯つきを定価の半額じゃあなあ、と何日か見送っていましたが、半額の半額ならと買いました。2冊で500円。ついでに赤江瀑『野ざらし百鬼行』も。これは表紙が坂東壮一の銅版画なので。レコードのジャケット買いと同じですね。桜さんたちとは買うものが違うなあ。
桜さん、こんにちわ(^o^)ノ
顔は笑っておりますが、いやあしんどかった「影なき殺人」(^o^;;
ほめるとこがあるとすれば、その希少性だけ。
正直なとこ、このまま静かに誰にも知られず眠らせてあげたい・・・てな
感じの作品でした>おいおい。
>いや、一点は、いいものがありましたが、これは出てくるものなので、
>通過します。
わし、改めて見直して1冊見過ごしておりました(^o^;;
桜さんが言ってるのって、翻訳もののアレですよね?
わし、探していたんですわ、ア、アレ!注文だああ!(笑)
>元、「密室」同人(東京在住)のひとのものが、ありますので、
>こちらを優先しています
へ、さらに見過ごしがあるのかああ>わし(^o^;;
う-ん、も一回見直そう(^o^;;
>昨日、3点目録が来ましたが、どれも、そこに行かないと、いいものは
>入手できないような気がします。
わしんとこは1つだけです>そこ、前回は会場でいい目にあったとこなので
是非に行きたいのですが、なんせ仕事を休むわけにもいかず(^o^;;
今回は勘弁してやりますわ(/_;)ヨヨヨ
成田さんのHPをみて、土曜日に、同じ文庫本2冊と鳥影社の一冊(小倉さん)を購入しておられます。
桜も、同じものを購入していました。
同じ成田さんのHP,代田茂さんが「北方出版社」の経営者で知ることを知る。
戦後の出版社のなかでも、札幌では大手の会社なのです。
「代田文庫」を寄贈した人ですね。
「本の雑誌」1月特大号、北原さんの言葉、
掘り出し物には、「探究書」を増やすこと、
名言ですね。
「噂の真相」1月号、BOOK MEMOによると、
「ピカレスク 太宰治伝」猪瀬直樹、小学館が「本格評伝ミステリ」
とある。「太宰治」の謎、「遺書」の謎
がとかれるようです。
「本格評伝ミステリ」
とは、すばらしい命名です。
読書します・・(12月)
仰天の騎士さん、
千円とか、千円台のは久しぶりのような気がします。
昨日、3点目録が来ましたが、どれも、そこに行かないと、いいものは入手できないような気がします。
>Hのアレだと思います・・・・あ、わし、記入の順番からすると、一番下のオオトリで書いたから、外れるかも
そうでしょうね、カバ付でしたから。
>>「殺された七人の女」のほかに、「影なき殺人」の一冊、2冊しかないのですね。この人の経歴もわかりません。
>まだ読んでません
翻訳のような・・・、経歴を知りたいものです。
>古書通信、黒岩涙香と八切止夫の記事
「日本古書通信」12月号ですね、Iさん、Wさん、おもしろそうな記事ですね、時間がかかるものなのですね。
>目録はな-んもなかった
いや、一点は、いいものがありましたが、これは出てくるものなので、通過します。
元、「密室」同人(東京在住)のひとのものが、ありますので、こちらを優先しています。
名古屋はたのしい会でしたでしょうね、報告が待たれます。
昼です・・(師走の12月)
桜さん、こんにちわ(^o^)ノ
>とくに、ある一点に集中しているようです
Hのアレだと思います・・・・あ、わし、記入の順番からすると、
一番下のオオトリで書いたから、外れるかも(/_;)ヨヨヨ
>木内廉太郎さんのもの、「殺された七人の女」のほかに、「影なき殺人」の一冊、>2冊しかないのですね。この人の経歴もわかりません。
まだ読んでません(^o^;;読んだら、内容をアップしますので。
古書通信、黒岩涙香と八切止夫の記事、いつもながら、地道に研究していて
頭が下がります・・・目録はな-んもなかったけど、これで
今月号は救われました>おいおい
本屋さんにでかけると、これは大変、よみたいものがたくさんあります。
紀田順一郎、創元推理文庫より、2冊。
「古書収集十番勝負」、改題で、十冊の書名が、流通のものにされている。
もう一冊は、「古本街の殺人」、改題で、こちらは新装版初版、です。
ということで、もう一度、よみなおすことになります。
下の、木内連太郎さん、廉太郎、です。こそっと、訂正。
ところで、ある掲示板での、Yさんのこと、
健在のようです・・・、奥さんは2月に、・・・、
ということで、そのあたりが交錯したのでしょうか。
いなばさん、そのようです。Yさんの、友人に確認しましたので・・・。
デパート展の目録は、そろそろ、くるのでしょうか・・・(12月)
今回は、先着順でないようです。
ひとりにかたまりそうなので、多くの人に渡したい、とのこと。
お客さんをふやすということのようです。
詳細はききませんでしたが、仰天の騎士さん、楽しみですね。とくに、ある一点に集中しているようです。
仰天の騎士さん、
木内連太郎さんのもの、「殺された七人の女」のほかに、「影なき殺人」の一冊、2冊しかないのですね。この人の経歴もわかりません。
午後、散策します・・・(12月)
桜さん、こんにちわ(^o^)ノ
> 6点ですか、そこにあつまりますね、同じですね、重なります。
う-ん、やはり注文されてましたか!>桜さん
さて、どなたの元にいくのでしょうね>6冊
う-ん、1週間後が楽しみです>おいおい
報告しました「日記賞 博文館」という印が押された本、もう1冊入手。
前のは、昭和4年の「世界探偵小説全集 13 ドゥーゼ集」、森下雨村のサイン入りでした。
今回のは、同じ昭和4年のものですが、「探偵随筆 悪人志願」江戸川乱歩、博文館。
タイトルのところに、前のと同じ大きさの印、そして、地のところに、小さく、「日記賞」とある。 ダブりながら、購入。
それにしても、昭和4年の、「日記賞」とは何でしょうか。
すこしあたたかです・・・(12月)
と、下に書きましたら、仰天の騎士さんもどうやら注文されているようです(kashibaさんのHP)。
6点ですか、そこにあつまりますね、同じですね、重なります。
誰が先着順でしたでしょうか、FAXもいいわけですから、午後に出した人がそれにあたるのでしょう。
NO.767のこと。
>山東京一「センチメンタルシティ」2000.8月
千桂賢丈「ドナー・カード」2000.9月
板眞 「禽獣の町」2000.4月
です。いずれも、健友館。中野区にある健康本の出版社。30年の歴史があるそうです。電話注文可能です。
>さらに、親切にも、「誘拐殺人事件」が11月末に発売された、とのこと
とかきましたは、一部訂正と、補足。
「誘拐殺人事件」は「誘拐殺人」です、著者は水澤 渓。
千桂賢丈「ドナー・カード」の著者は、ちよし たかひろ、と読みます。1968年、愛知県生まれ。
ここには、女性刑事が活躍。
「本格推理 14」鮎川哲也編、1999.6月発行、に「被拐取者に発言させない事(誘拐の鉄則)」が掲載されています。
ということで、12月、いそがしい・・・(冬の朝)
ひさしぶりに、千円の、昭和30年代の、探偵小説が、2、3頁にわたりある。
先着順のようですから、どれもだめでしょう。しかし、思いなおして・・・いや多くて大変です。
ということで、ひさしぶりに、目録がきて、12月にはいり、12点目。意外と少ないですね、12月は。今年にはいり、276点目です。
時間がなくて、下の、「探偵春秋」のバックナンバーをみることができない。
時間がないです・・・(12月)
新刊情報として、「銀河通信」、拝見していますと、かなり先までのですので、助かります。
1月、光文社文庫「4 「探偵春秋」傑作選」が掲載されています。しかも、シリーズの、4番目です。
ということは、続々と出るのでしょうか。
この続刊の知らせはたのしい企画ですね。では、何が掲載されるのでしょうか、短編をたくさんというのが希望です。
昼前のひととき・・・(12月、さむくなりました)
他の掲示板でも、以前、話題になつていました。
「昭和24年版 探偵小説傑作選」、手元にあるのは、昭和24.1月発行と昭和24年5月発行。
続いて、
「昭和25年版 探偵小説傑作選」、昭和25年9月発行。
昭和24年版では、最初は初版、最後のは再版(?)、それにしても何回発行されたのでしょうか。
川口さん、掲示板だけで、五万アクセスのすばらしい達成、おめでとうございます。
朝、さむくなります・・・(12月)
こぼれんめさん、書き込み、これからもおねがいします。
本にあたられず、夜を友人と過ごしました。小林さん、おねがいします。主人公がひきつけられますね、加納さんの小説は。
紀田さんの続きです。
あの日、エスカレーターで、2階にいきますと、店員のひとが、先生がこられました、紀田先生が、という声。そのとき、まだ、紀田さんは1階におられました。
それで、気付きました。
本を注文されるしぐさというか、声だけをきいていたのですが、ほれぼれする注文の仕方でした。
言われている書名にひきつけられました。
夜、おそくなり・・・(12月)
申し訳ありません。
「ほんのしるべ」ジュンク堂発行、通巻265号。
「古書ミステリ打ち明け話」紀田順一郎、七冊目が「神保町の怪人」。今年のはじめ、ご病気だったのですね。
偶然、「東京堂書店」内でお見かけしたのが、4月おわり。そのときは回復され、元気なご様子で、店員のひとに本を注文されていました。
「ほんのしるべ」、そのほかに、三島本の特集。時々、手にします、PR誌。
日暮れて、12月・・・(師走、はやいです)
>ご指摘の点は、うーん、ちょっと読みなおさないと、今ご返事できないですね。
少し、時間を下さい。
よろしくお願いします。「ななつのこ」と「魔法飛行」を読みましたが、
いずれも非常に納得のいく構成になっているだけに、この小説のこの点が
気になってしょうがないんです。
#なんか勘違いしてるのかなぁ。
九鬼紫郎について(続)、末永さんの情報は、書店についての記述がありますので、再度、ここに示します。
末永さん、ありがとうございます。彩古さん、ありがとうございます。
5)No.842 (2000/08/20) title:ご無沙汰しています(末永昭二)
・九鬼さんの単行本を出した出版社
大東書房という出版社に興味があります.所在地からみて,特価本問屋(通 称「上野畑」)の直系ではないかと思われるので.貸本漫画の出版社と問屋との関係はかなり研究されているらしい。
大東書房は横溝本や城昌幸本なんかも出しています.
6)No.861 (2000/08/23)title:『犯人はダレだ』(彩古)
・数年前から探しているんですが、『犯人はダレだ』(九鬼名義)はありません。
ミステリー文学資料館の地下倉庫ではじめて見ました。
”犯人”に”ほし”というルビがふってあったのが印象的でした。
7)No.862 (2000/08/23) title:仕事の合間にいろいろと(末永昭二)
・「上野畑」の本
特殊なルートですから。横溝マニアの人は大東書房の本などはどうやって手 に入れるのでしょうか。一般に流通したものを探すより、著者献呈本のほう が見つかりやすいような類の本だと思います。
九鬼さんのご蔵書は、引っ越しのときに処分されたとのこと。
8) No.865 (2000/08/23) title:人脈ということ(末永昭二)
・九鬼さんの『探偵小説百科』
戦中戦後に大衆本を出していた「金鈴社」と「金園社」とは経営者が同じです。 「金鈴社」は小栗さんの仙花紙本を出してます。これらは特価本(≒地本)の ルートです。実用書ばかり(漫画もありますが)の金園社で、なぜ探偵本かというと、特価本(≒貸本向け)業界のつながりで、九鬼さんとつながっているというわけです。両社の母体となったのは「マツキ書店(通版部門は玉泉堂)」という問屋で、創業者は博文館出身です。『新青年』系の作家(小栗さんなど)とのつながりはあってもおかしくはありませんね。ただし、戦前の博文館は大出版社だったし、多分松木書店の創立は『新青年』以前だろうから、直接つながりがあるとは断定できないのです。
・九鬼さんの「青児シリーズ」で有名な「川津書店」は同名の月遅れ雑誌卸店で したが、後に出版にも進出しました。もちろん地本ルートです。
川津書店は、戦中の統制時代(昭和18年)、「マツキ書店」など数社ととも に「青年図書有限会社」として統合されていました。
9)No.879 (2000/08/24) title:二人北町、三人三橋 (末永昭二)
・今日の九鬼紫郎
川津書店の『犯罪街の狼』カバーの表紙や背の著者名が「九鬼柴郎」となって います。
とういうことで、さらなる情報が示されました・・・(12月)
芦辺さん、来年の、書き下ろし作品も楽しみにしています。
作家部門での評価もすばらしかったので、なぜか、読者として一安心です。
>昭和30年代の高度経済成長、経済至上主義の時代到来とともにずいぶん多くの小説ジャンルが抹殺されたような気がします
このあたりの転換点はあるのですね、読物雑誌を追求していきますと、状況がかさなります。
たくさんの本が出版されますので、読者は本当にしあわせです。
次回の、アンソロジーの仕事、待ち望んでいます・・・(12月)
石井春生さん、ご教示、ありがとうございます。
>図書館で所蔵が確認できたのは
「間諜帝都に迫る」三上紫郎 昭和19年3月 金鈴社
「怒濤の涯」三上紫郎 昭和19年5月 希望の窓社
「海の先駆者」三上紫郎 昭和18年6月 熊谷書房
「姿なき間諜」三上紫郎 昭和18年4月 金鈴社
>新しい発見は、残る2冊・・・どういう内容のものか全く分かりません
後者の2冊、たのしみです。
末永さんのいわれている、熊谷書房、金鈴社がならびますね。
小林さん
>『錦吾捕物帖 物言ふ人形』三上紫郎 熊谷書房 昭和16年12月15日初版
17年3月15日再版
『右近捕物帳 花火車』三上紫郎 金鈴社 昭和16年6月15日
「花火車」は重なっていますが、「物言ふ人形」は出ていませんでしたか
最初のは、出ていないように思われます。ありがとうございます。
桜が入手したのは、「人生の花ひらく」昭和21年1月、でした。三上紫郎本、際限なくあります。
朝、あけました・・・(12月)
12月にはいり、話題がもりたくさんですね、購入本もおおくなります。
大塚俊一さん
>> 値段がきになりますが・・・。ネットもしているお店
>橘外男こそ1,200円・・・4〜500円・・・町田の高原書店・・・四国に倉庫を建設するなど量販店の草分け
ここでは、何度か、入手しました。親切な店長には感激しました。
>町田、相模原周辺・・・ロードサイドに類似店が目立つ・・・その中から一躍全国区になったのがブックオフ・・・大久保の古書センターの本店
時々、ここのHPにはいり、検索しています。
やはり、定点観測は必要でしょうか、あるところでは、異装版「笑う肉仮面」が発見されたのですから。
大塚さんは、この頃の、収穫はいかがですか。
デパート展の季節になり、目録がおくられてきます。
12月・・・(朝、さむくなりました)
小林文庫です。
こぼれんめ さん、はじめまして。
加納朋子さんの『いちばん初めにあった海』への、ご感想ですね。
『いちばん初めにあった海』は、若い方、作品の主人公と同年代の方に、特に人気が高い作品ですね。
ご指摘の点は、うーん、ちょっと読みなおさないと、今ご返事できないですね。
少し、時間を下さい。
また、どなたか、ご意見のある方がいらっしゃったら、教えて下さい。
反応したい書きこみは沢山ありますが、三上紫郎の件だけ、ご返事。
私の持っている、三上紫郎の著書は、次ぎの2つだけでした。
『錦吾捕物帖 物言ふ人形』三上紫郎 熊谷書房 昭和16年12月15日初版 17年3月15日再版
『右近捕物帳 花火車』三上紫郎 金鈴社 昭和16年6月15日
「花火車」は重なっていますが、「物言ふ人形」は出ていませんでしたか?
>桜さん
近ごろ、こちらを拝見するのをズルけておりまして、久しぶりに覗きましたら、
ありがたい祝福のお言葉、ありがとうございます。
こちらで明朗小説などが話題になっているのは、僕もほとんど未知のジャンル
ですがうれしいことですね。考えてみると、昭和30年代の高度経済成長、経済至
上主義の時代到来とともにずいぶん多くの小説ジャンルが抹殺されたような気が
します。
まずかったら削除してください。すみません。
語りの青年は「ノート」を相手の女性(結城麻子?)に読ませて
いますが、この女性はサカタさんの孫娘で、最初にサカタさんの
病室で青年にあった時「自分もノートを読んだ」と言っています
よね。既に読んだノートなのに、この青年に「読んで」といわれ
て全く知らないものの様にもう一度読むというのが、よくわかり
ません。
#私がなにか読み違えているんでしょうか?
加納朋子さんは大好きな作家ですが、ちょっと私の頭にはむずかし
すぎるのかもしれない・・・
末永さま、桜さま
三上紫郎の本、現物をきちんと確認してからご報告しようと思ってましたが、
せっかく桜さんが今までの三上関連の報告をまとめてくださったので、
不完全な情報ですが、報告させていただきます。図書館で所蔵が確認できたのは
以下の4冊でした。
「間諜帝都に迫る」三上紫郎 昭和19年3月 金鈴社
「怒濤の涯」三上紫郎 昭和19年5月 希望の窓社
「海の先駆者」三上紫郎 昭和18年6月 熊谷書房
「姿なき間諜」三上紫郎 昭和18年4月 金鈴社
このうち、「間諜帝都に迫る」と「怒濤の涯」は既に報告済みですので、
新しい発見は、残る2冊のほうでしょうか。但し、図書館の所蔵情報だけでしか
確認していませんので、どういう内容のものか全く分かりません。
なんとか、無事貸し出しできましたら、また報告させていただきますね。
>>町田の高原書店・・・甲賀三郎「姿なき怪盗」(春陽文庫)、日影丈吉「応家の人々」(徳間文庫)、都築道夫「フォークロスコープ日本」(徳間文庫)、橘外男「妖花 ユウゼニカ物語」(中公文庫)
桜さん
> 値段がきになりますが・・・。ネットもしているお店ですね。
橘外男こそ1,200円ですが、あとは4〜500円とリーズナブルといえるのでは。
町田の高原書店は早くから四国に倉庫を建設するなど量販店の草分けとも言える店です。町田、相模原周辺の16号から一歩中に入ったロードサイドに類似店が目立つようになり、その中から一躍全国区になったのがブックオフというわけです。なお、大久保の古書センターの本店になります。
「日本推理作家協会」HP ができた、ということで、訪問しました。
たとえば、隠伸太郎さんのこと、気になり調べますと、情報がわかります。また、川奈寛さんのことも・・・。
「協会の概略・活動・歴史」はまだのようです。
充実されていかれるものと思います。
ところで、他の掲示板で、いなばさんによりますと、
Y・・・さんがおなくなりになられた、ということですが、事実ならば、さびしくなりますね。
日暮れて・・・(12月)
こしぬまさん、本当に、そうですね・・・
>熱気とエネルギーが充満してるう!ですね。目が離せません
多くのひとの参加で、もりあがりますね。
このところ、よみかたに変化を生じています。
こしぬまさん
>渡辺啓助『地獄横丁』桃源社は出たときに買って愛蔵してますが、いまも健筆を振るっておられる
年譜も完成しつつありますね、O さんがHP上では作成されておられるようです。公開されていますので、参考になります。
>さらに、親切にも、
「誘拐殺人事件」が11月末に発売された、とのこと
とは、健友館の人の言葉です。夜おそくかけましても、購入に応じていただいたのには驚きました。
昼ですね・・・(12月)
渡辺啓助『地獄横丁』桃源社は出たときに買って愛蔵してますが、いまも健筆を振るっておられるとは知りませんでした。それにしましても、ここの情報網はスゲエヤ!ですね。沢山の人がどんどん情報を突っ込んできますねー。インターネットの中は空っぽという論がありますが、空は空でも空疎ではなく、空密ですね。熱気とエネルギーが充満してるう!ですね。目が離せません。
末永さん、渡辺さんの新刊、補足ありがとうございます。
>限定版は80000円、普及版は4000円です
渡辺さんの場合、このような場合がありますね。
「2001 本格ミステリ・ベスト10」、「国内ミステリ・刊行リスト」山前さん、今年も、あれ、というものがかかれています。その3点をあげると、
山東京一「センチメンタルシティ」
千桂賢丈「ドナー・カード」
板眞 「禽獣の町」
です。いずれも、健友館。中野区にある健康本の出版社。30年の歴史があるそうです。電話注文可能です。
さらに、親切にも、
「誘拐殺人事件」が11月末に発売された、とのこと。
山前さんは今年も知らないミステリを紹介しています。ありがとうございます。
芦辺さん、やはり、あの作品で、ベスト10入り、もう1作も、二十位内入り、おめでとうございます。
それにしても、多いですね、国内ミステリ・・・(12月)
話題となりましたので、ふたたび、ここに、引用します。
九鬼紫郎について
「九鬼紫郎さんの時代小説は50冊は少なくともあるようです。
探偵小説は少なくとも、15冊はあるようです」(桜)ということからはじまりました。
1)No.808 (2000/08/09)title:別名義 (末永昭二)
・三上紫郎名義・・・戦中・戦後にかなりの冊数が出ている。現代もの、推理も のがあるかどうかは存じ上げません。あるのでしょうか。
2)No.810 (2000/08/09) title:三上紫郎 (彩古)
・三上紫郎では、以下の3冊のみ所持しています。
『右近捕物帳 花火車』三上紫郎 S.17 金鈴社 1.4円
『元和呂宋島』三上紫郎 S.18 大文館書店 1.5円
『間諜帝都に迫る』三上紫郎 S.19 金鈴社 2円
捕物帖、海洋冒険時代小説、防諜小説と幅広く書いています。
3)No.813 (2000/08/09) title:都筑&九鬼(日下三蔵)
・三上紫郎名義では、
『人生の花ひらく』昭和21年1月 湊書房 明朗小説
ジュニア向けのノンフィクション(本名の森本紫郎名義)
『西洋の妖怪たち』昭和55年7月 曙出版(あけぼの少年文庫9)
『中国の妖怪たち』昭和56年8月 曙出版(あけぼの少年文庫20)
4)No.816 (2000/08/10) title:九鬼さんのこと(末永昭二)
・九鬼さんは『ぷろふいる』廃刊後、どうされていたのか。
この時期、雑誌でもほとんど見かけません。
三上名義は戦争が始まってから使用しているように思える。
ということです。続いてのもありますが、略します。
その後、三上名義の1冊を入手。
とくに、この三上名義はすべてを明らかにするには難解のようです。
朝、一段と冷えました・・・(12月)
限定版は80000円、普及版は4000円です。
限定版はムリですね、私は。
100部だから、割合早く完売するのではないでしょうか。
石井様。
九鬼さんのご報告、お待ちしています。
熊谷書房は金鈴社に紙型を売ってたりするので、そこらの関係が少々気になっております。熊谷書房と金鈴社はセットになっていることが多いので、この二社が並んでいると、妙に興奮するんです(笑)。
100年、この長さ、驚異、驚嘆します。
ある雑誌に、100歳をこえて、毎月かかれている人がいますが、新刊とはすごいです。
森さん、ありがとうございます。
>渡辺啓助氏の新著『ネメクモア』・・・限定版(100部)との同時刊行で、「深夜の獣魂病者」「寝衣」「消しゴムお蝶」等、19編を収録の予定
限定版がきになります。
こしぬまさん、
渡辺さんのはいかがですか、温さんのは入手困難ですから。価格がゆるせば、入手されやすいものですが。
日暮れて・・・(12月)
>石井○○様
お楽しみいただき、うれしいです。こういうことがあるから、好きな本はダブリで持つようにしています。ところで、きょうはブックオフで平石貴樹『笑ってジグソー、殺してパズル』集英社を買いました。先週から気になっていた本です。やっぱり誰も買わなかったワ。
きょう届いたジル・マゴーンの『騙し絵の檻』にはさみこまれていた
「新刊案内」に渡辺啓助氏の新著『ネメクモア』が載っていました。
限定版(100部)との同時刊行で、「深夜の獣魂病者」「寝衣」「消し
ゴムお蝶」等、19編を収録の予定とか。百歳で新刊を出されるとは、
ごりっぱとしかいいようがありません。
光文社文庫の「文庫のしおり」。
宮部みゆきさんが手にする「シェラザード像」。この像はみたところ女性の裸像ですが、この賞の対象者はどういうことによるものなのでしょうか。
累計200万部突破!これを記念してとありますが、過去にこの像を受賞した、というニュースは聞かないのですが・・・・
ご存知の方、おられますか。
午後、昼前です・・・(12月)
成田さんのところで、「代田文庫」を訪問されたことを知る。
下に書き込みもあるということで、感謝します。「札幌版」をあきらかにされた平澤さんはこの「代田文庫」を調査されていたようです。
探偵ものがあることが確認されたのは、成田さんですね・・・、ないものと、うかがっていたので。
「第五の厄」姿見寿一、北陽出版社、昭和22
は探偵怪奇ものでしょうか。
すばらしい調査ですね。
「札幌版」ではなく、「旭川版」がてもとにありますが、まだ手元のものをみていませんので、まだあるかと、思います。
>寄贈した代田茂氏が古書店業・・・「北方出版社」(後に北方書院)が、教養・郷土・児童といったところが専門・・・収集内容には、偏り
代田さんのこと、情報、ありがとうございました。
北は、雪ですね・・・(12月)
石井春生さん、
このところ、訃報をきくばかりで、さびしくなりますね。
ある人と文通していますが、体調をくずされて、お会いできなく冬の計画がなくなりました。冬は気をつけないといけません。
>戦時中のもの、とりあえず、ある図書館で四冊確認・・・三上紫郎名義です。金鈴社が二冊、熊谷書房が一冊でした
以前、ここの掲示板で、九鬼紫郎の文献をかきあげていましたので(他の人の協力で)、さかのぼって確認下さい。FDにはあるのですが・・・。
大塚俊一さん
>スカイパーフェクTVのミステリチャンネルで日本ミステリー10作特集。前説で初めてバックになったミステリ資料室と山前氏
ラインナップ、おもしろそうですね。
>町田の高原書店・・・甲賀三郎「姿なき怪盗」(春陽文庫)、日影丈吉「応家の人々」(徳間文庫)、都築道夫「フォークロスコープ日本」(徳間文庫)、橘外男「妖花 ユウゼニカ物語」(中公文庫)
値段がきになりますが・・・。ネットもしているお店ですね。
末永さん
>私は貸本小説について本腰を入れて調べる
何処かででてきそうな予感がしますが、あの東北でみつかった漫画本、どこに入札(?)されたのでしょうか、気になります。
朝、あけました・・・(12月)
こしぬまさん、渡辺さんの本、川口さんが書かれていたように、あのような値段です、帯がつくと、高くなりますが。
末永さん
>昭和18年・・・出版界の再編・・・鶴書房の社名で統一・・・鶴書房と言っても、この時期だけは子供向け・・・いろんな本が大量に出ている
鶴書房、このころは目録で認知しやすくなりました。末永さんのおかげです。
12月、はやいものです・・・(冬)
先日は、札幌版につき御教示ありがとうこざいました。
本日、道立図書館に行って、札幌版500冊余を収めている代田文庫
の目録を眺めてきましたが、産業、経済、科学、教育等の本が中心で、
探偵小説は、ほとんど見あたりませんでした。
多少なりとも、興味をひいたのが、
「大衆小説集 第1集 大衆小説作家倶楽部」帝都出版社 昭23
「情獄の女 探偵実話傑作選」杉山鏡史 友厚堂出版 昭22
「明治脱獄記 他二編」 若山純一 他2名 街頭文庫社 昭22
「をり鶴七変化 上巻」角田喜久雄 札幌講談社 昭22
「新アラビヤ夜話」 スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 青磁社 昭23
「密林王」 南洋一郎 新日本文化協会 昭23
「三銃士」 山中峯太郎 大日本雄弁会講談社北海道支社 昭23(世界名作物語)
と、いったところでしょうか。「情獄の女」には、明治時代の札幌を舞台
にした犯罪実話?が収められており、大衆小説集には、八島純、十條あきら
等まったく聞いたこともない作家がならんでいました。この辺は、もう魔界
です。
札幌青磁社は、文芸出版社中心で、井伏鱒二、堀辰雄、阿部知二といった
ところが並んでおり、興味のある方には面白いかも知れません。
寄贈した代田茂氏が古書店業の傍ら経営していた「北方出版社」(後に北方書院)が、教養・郷土・児童といったところが専門だったようなので、ある程度、収集内容には、偏りは、あるかもしれません。
非常に興味深い本ですが漫画に特化されているので、私は直接の資料として
は使っていません。ただ、貸本出版業界全体を知るには唯一にして最適な単
行本です。他の貸本関係書は(最近の長谷川氏の著書を除いて)たいてい近
世中心だからです。
あとがきに「小説編を続けて書きたい」とあったので、ご本人に伺ったとこ
ろ、今のところやはり漫画が中心で小説については具体的な予定がないとい
うことだったので、私は貸本小説について本腰を入れて調べるようになった
のでした。なにしろ、私は隙間産業ですから。人と競合しないようにしない
ようにと努力しています。
>石井様。
図書館にありましたか。取りあえず国会図書館になかったので、注文したら
当たりました。このころ、なぜか呂宋ものが多いのですが、南進論(笑)に
迎合しているってことでしょうか。エキゾチックな時代ものは好みなので、
面白く読めそうです。
このところ、ギリシャにどうして文明が栄えたのかという謎に取りつかれていて、
ミステリそのものは永井するみの「ミレニアム」位しか読んでいなかったのですが。
先日、渋谷、井の頭線裏の古書センター2階でくまブックスを発見。もっとも、
例の2作ではありませんでした。これをきっかけに・・・
月末週は、潰れたディレクTVから乗換えたスカイパーフェクTVのミステリチャンネルで日本ミステリー10作特集。前説で初めてバックになったミステリ資料
室と山前氏の尊顔を拝見しました。とりあえず、録画だけして、今のところは、
山田風太郎の「青春探偵団」を映画化した「高校生と殺人犯」しか見られていま
せん。「猫は知っている」ほか魅力的なラインナップが並んでいます。
ついでに、以前、3年前と変り映えしないと書いた町田の高原書店へ行ったとこ
ろ、甲賀三郎「姿なき怪盗」(春陽文庫)、日影丈吉「応家の人々」(徳間文庫)、都築道夫「フォークロスコープ日本」(徳間文庫)、橘外男「妖花 ユウ
ゼニカ物語」(中公文庫)、豊田有恒「長髪族の乱」(角川文庫)、花輪莞爾
「悪夢小劇場」(新潮文庫)と渋いところが(要は文庫化されていること自体知
らなかった)、揃っていました。
ところで、タウン誌で大井町のご当地物に村松友視「時代屋の女房」があること
を知り、これまで清水義範のパスティーシュでしか読んだことがなかったので
すが、読んでみようと本屋を覗いたところ、既に稀覯本と化していることが分り、
何軒目かでやっと発見できました。村松といえば、椎名誠の「アドバード」も
買おうと思い本屋を当ったのですが、これも97年の文庫化ながら稀覯本化し
ていることが判明。本当に回転が速くなってしまったものです。
樹下太郎氏の訃報、全く知りませんでした。突然のことだけに、何も言えません。
ただ悲しいだけです。心からご冥福をお祈り申し上げます。せめて、生前に一度だけ
でもお目にかかりたかったのに……。それも叶わぬ願いとなってしまいました。
>オーナー様&こしぬま様
プレMYSCON2では、御世話になりましたm(_ _)m こしぬまさんから頂いた
服部まゆみさんの「罪深き緑の夏」読み終わりました。とても私好みの話で面白かった
です。こういう本を紹介して下さってありがとうございました>こしぬまさま
オーナー様
「貼雑年譜」未だに購入を迷ってます。出来ることなら現物を確認してから購入を
決めたいものですが、その頃には売り切れているかしら? ちょっと不安です。
>末永さま
三上紫郎「怒濤の涯」入手、おめでとうございます。実は、この本、とある図書館に
所蔵されているのを確認し、ただいま貸し出しを交渉中でした。上手く貸り出せたら
感想をどこかにUPしたいと思っていたのですが。
戦時中のもの、とりあえず、ある図書館で四冊確認しました。いずれも三上紫郎名義
です。金鈴社が二冊、熊谷書房が一冊でした。
以前、ここで書いたかもしれませんが、昭和18年(?)に出版界の再編が
行われ、いくつかの出版社が鶴書房の社名で統一されました。したがって、
鶴書房と言っても、この時期だけは子供向けばかりではなく、いろんな本
が大量に出ているというわけです。
>小林文庫オーナー様
『戦後の貸本文化』は面白いですよ。話は場違いになりますが、今朝の読売新聞日曜版は、私のイチオシの画家上條陽子さんです。読売をご購読の方は見てください。
ここで話題となりました、「札幌版」の本、同人誌には、「札幌講談社」の他に、「札幌青磁社」もかかれています。
ふと、土田さんの、HPをみますと、
「毛蟲の舞踏会」堀口大学訳、札幌青磁社、昭和18年初版、昭和21年三版
が掲載されています。あるものなのですね・・・
久し振りにある人に連絡して、本を交換・・・(12月)
おどろきました。
末永さん
>樹下太郎氏が7日、逝去されました
小林さんと同じように、下の本をうかべますね、
>『銀と青銅の差』の文庫版・・・『不眠都市』(東都書房)を見かけた
よみなおしたいです。
小林さん
>K文庫の例の本・・・私に譲っていただけました
おめでとうございます。
>皆さん、ご心配いただいて・・・裏で手を回したりしていないです
行くところにいくものです。
>野村さんの「夢の古本屋」、真剣に考えたけれど、何処なのかわかりません
夢、なのですね・・・、しかし存在するわけですから。
今日は、反射的に、横田さんの新刊「五無斎先生探偵帳 明治快人伝」を購入。なぜか、体が反応します。サインをしてさしあげます、といわれましたが、いえ、購入して、役立ちたいので、といっています。
買いたくなる著者のひとりです。
12月です・・・(冬)
入手されるのも、ここではすごいことになってきました。
桜のほうは、みごと、K文庫、からぶりです。このようなこともありますね。
ゼロ、でした。
末永さん
>九鬼さん・・・本日、三上紫郎名義の『怒濤の涯』・・・昭和19年5月初版で版元は「希望の窓社」(愛知県南設楽郡東郷村)。
愛知県、ですか・・・、なぞですね。
疎開していたのでしょうか。
わかりません。
>この板で作ったリストに載っていなかったのでお知らせ
公開していただき、ありがとうございます。
>『元和太陽丸』(鶴書房)、『元和呂宋島』(大文館)・・・後者は彩古さん
鶴書房ですか・・・、このころのもの、ここから出版されていますね。
三上名義、あるものなのですね・・・(12月)
小林です。
樹下太郎さんの訃報は、今日新聞で知りました。
たまたま、昨日『銀と青銅の差』の文庫版を購入、『不眠都市』(東都書房)を見かけたのに見逃してきたところでした。
ご冥福を、お祈りします。
同じく昨日、東考社・桜井文庫『戦後の貸本文化』梶井純 を、見つけて購入しました。
これは嬉しい。
K文庫の例の本(別に秘密じゃないですけど)は、私に譲っていただけました。
皆さん、ご心配いただいて、ありがとうございます。
別に、裏で手を回したりしていないですからね。(『神保町の怪人』の読みすぎ (;^_^;))
先週の、プレMYSCON2に参加。
越沼さんに、「幻影城ペーパーナイフ」を譲っていただきました。
越沼さん、ありがとうございました。
MYSCON参加のみなさん、お世話になりました。
野村さんの「夢の古本屋」、真剣に考えたけれど、何処なのかわかりませんでした。(笑)
樹下太郎氏が7日、逝去されました。合掌。
九鬼さんの話です。
本日、三上紫郎名義の『怒濤の涯』を購入。
昭和19年5月初版で版元は「希望の窓社」(愛知県南設楽郡東郷村)。何でこんなところ(どんなところか知りませんが)に出版社があったのか、面白いです。この板で作ったリストに載っていなかったのでお知らせする次第です。
内容は呂宋助左衛門の出てくる時台ものでした。
巻末の著者紹介には、著書として『元和太陽丸』(鶴書房)、『元和呂宋島』(大文館)があげられていました。後者は彩古さんがお持ちでしたね。他に「大衆小説書多し」と書いてあります。まだまだ戦中のものがたくさん出てくることでしょう。
「笑う肉仮面」の再版本、箱付きの書影を拝見(もぐらもちさんのHP)。
イラストカバーのものに比べて、すこし物足りなさはありますが、知られていなかっただけ、興奮冷め遣らぬことでしょうか。
目の保養になりました。
午後の散策にでかけます。
何もありませんが・・・(12月)
昨日は気付きませんでしたが、気になり、仙花紙本を見る。
野村宏平さんのHP、そのなかの「まぼろし資料室」。「仙花紙アンソロジー」のなかにあるのが、東海次郎「殺すのはいやだ」。
野村さんの表紙の書影には、米英探偵小説集
とある。1946.9.15、民生書院。
桜の手元には、「探偵小説集 殺すのはいやだ」昭和22.5.31 再版
とあるので、再版では表紙がかわった、ということ。奥付には、殺すのは嫌だ、とある。総和21.9.15 初版
とされている。
このころの本に、初版、再版、とかかれているのは珍しいだろう。
こうして確認できるのも、HPのおかげです。東海次郎、このひとも経歴がわかりません。
午後、しずかです・・・(12月)
「別冊太陽」の山前さんの、蔵書をみていています。
「SRマンスリー」で、訪問の記事、確かに遅れていますね(kashibaさんの日記より)。
木内廉太郎「怪奇探偵 殺された七人の女」昭和22、治誠社出版部。
仰天の騎士さんは、木内廉太郎「怪奇探偵小説 影なき殺人」治誠社、昭和25(黒白さんのHPより)入手。3作の短編集。
木内さんはこの2冊ですべてでしょうか。
ある人の書影をみていたら、全く同一、その人の印がおされているので、間違いないでしょう。
それにしても、ここのところ、旧蔵書を手にしています。
午後・・・(しずかな12月)
ミステリではないので、ここには・・・、しかし、戦後の資料として、書くならば、ということで。
「落下傘ニュース」限定500部、朝日新聞で知る。
そこにかかれていた出版社に電話すると、今日で、品切れになる勢いらしい。
ミステリ、戦後、カストリ誌、終戦前後の情報として、資料として価値がありそうです。
日がすっかりくれました・・・(12月)
このところ、すごいことになっています。
野村さんのHP、「夢の古本屋」、いまでも現存しているところもあるのですね。
カストリ小説、その他の書影がみられます。
さらには、ぶこうさんの血風で(フクさんのHPで知りました)、「美少年の死」戸板康二、広論社、昭和51.3を知る。沢田さんのHPで、十一篇の短編集であることも知る。
これはやはりあったのですね(以前、喜国さんの情報で知る)、このシリーズ、これが未入手ということになります。
この速さは・・・(12月)
「土曜会」のこと、「推理小説研究15号」中島・山村編。それによれば、
・「土曜会」の記録、昭和21・6から昭和37・12・16(第186回)まで
・そして、昭和41年6月11日 第一回土曜会
とあり、約3年半の記録がないことに気付いていました。
ずーと、どうしてか、とおもっていましたが、梶龍雄「殺人リハーサル」ケイブンシャ文庫(昭和62)の解説を書いた、松村喜雄さんによれば、
時間的な推移に矛盾があるものの(彼の文章に)、
乱歩の死後、「土曜会」の名称を古沢仁さんが引き継ぎ、その自宅で会を模様していた、という。ここでふたりは知り合うことになる
そうでしたか。
と言う日でした・・・(12月)
お譲りいただいている人とはことなりますが、K文庫はすでに発送されているのですね。
鉄人の掲示板では、1点ダブりとなり、あたらなかったのですね。
今回は少数でしたので、かろうじて、2点でしょうか、今日、くるのでしょうか。
小林さんは、例の物、入手されたのでしょうか。
コピー、ということもあるのですね。
土田さんの日記で、「源氏鶏太怪談の部屋パート1」準備されることを知る。あの資料本には、怪談本が掲載され、確認されやすくなりました。それにしても、結構あるものです。
大江健三郎「取り替え子」講談社、購入。おもわず、装丁が「われらの時代」とにていることに驚く。
始めから、あの人の自殺から話ははじまるのです。
小説家とは、つらいものです。友人の死をみつめて、しかも、妻の兄ですから・・・。大江さんにはかかなければならない作品のひとつでしょうか。
朝、さむいですね・・・(12月)
年もおしせまり、あの方(下の)から電話。
探したらでてきましたので、それもいかがですか、ということ。
高額にはならないので、申し訳ない。
それにしても、話を伺うと、あの昭和30年代のころのことを同人誌の一人として知っておられるので、ただただ恐れ入ります。xx さんや鮎川さんが若い頃の話です。東京例会での話・・・、電話できいていても、すごすぎます。
何処に何があるかを頭にいれておくのが大変です。
どのように処理されているのでしょうか・・・(12月朝)
久しぶりに血風を他所できいたようにおもいます。
交換やら、手紙によるリストの購入が多いので、当てはまりません・・・桜の場合。
ところで、「二十世紀中にかりた本」、厳密には正しくないのですが、友人に、ダンボール箱ひとつ、借りていたと言うか、おくられてきて、そのまま保管していた、アメリカのドラツグ・ストアーや空港の待合などで売られている、廉価版の小説、返却することにしました。
友人はすでにわすれていましたが、本日、おくりました。
あるものですね。
>こちらは、旧SR会員の旧蔵本
とかきましたが、「密室」同人であった人、「SR]の初期に入会していた人で、xx さんの知人という人ですが、また、本がおくられてきました。まだあります、といわれますが、どのくらいあるのか、いわれないので、謎です。
日暮れてきました・・・(12月)
昨日で、12月のみで、9点。1月から、273点です。300点を越えるかもしれません。
2日前の目録、九州のです、めずらしいもの、1点。
むつかしいでしょうが、FAXの確認、多いそうです。
薄 風之介『黒いカーテン』、白石潔さんの旧蔵本、でしたので、手元の評論集、2冊確認。
どれも、探偵クラブ会員、あるいは探偵クラブ 白石潔、とある。こちらは、旧SR会員の旧蔵本。
1冊は自由出版社、でも、DS選書ではない。それ以外のも、自由出版社は出していたのですね。
午後、あたたかい・・・(12月)
>『人木乃伊の妻』、怪奇怪談名作集第一巻、とその表紙にはかかれています。
『木乃伊の妻』のように、人、をとります、訂正します。
日下さん、都筑さんの本、いよいよですね。文庫本の解説で、学生の頃から、編集に参加されておられたことを知りました。原田さんのことも知りました。
企画のもの、買いますので・・・。書誌、本当に大変な仕事ですね、ありがとうございます。
日下さん
>「明朗小説短篇集」と銘打たれた『彼女たち不在』・・・異種混合本・・・明朗小説・・・戦前の「新青年」に発表された怪奇ミステリ「屍くずれ」
これは入手できないでいます。
異種混合本、という名称、定着しました。
12月・・・(冬なのですね)
気つきました、クリスマス・ツリー。12月です。
末永さんが書かれていましたので、同様に、今日、知りました。
末永さん
>桜様・・・南條三郎『人斬り新兵衛』(正確には「新兵ヱ」)・・・妙なものをお持ちですね
父のものなのです。
「蔵書」ということでいえば、父は最初に仕事関係のものを処分しました、それから、必要なものをのけておくように、ということで、やはりこれから入手できないものを保存しました。
末永さんのアドバイスで「別冊太陽」の、薄 風之介(なぜか、助、とされていますが)をみました。
『人木乃伊の妻』、怪奇怪談名作集第一巻、とその表紙にはかかれています。
そして、A さんは
第2巻が、『黒いカーテン』
とされていますが、手元の本には、その記述や表示はありません。
Aさんは、間違うことのない人ですから、異装本なのでしょうか。
右の頁には『笑う肉仮面』。この異装本が、函付きであらわれたのですから、『黒いカーテン』のもありえますね。
長くなりましたので、続いて・・・(冬の朝)
忘年会が続いています。
森さん、末永さん、日下さん、と続いていますので、ここはすごいことになっています。
本当に、ものすごく、有用な情報があります。
森 英俊さん
>中野で購入した江崎俊平の『江戸の顔役』(雄文社)・・・興味深い巻末広告がついていました。発売中の荻原秀夫・・・『殺人稼業』『犯罪地帯』『戦国大名』
スリラー、明朗小説だけではなく、時代物も書いていたのです
このひとは、後年のミステリ作家と同一人物なのでしょうか。
いつも、目録で、躊躇しています。
また、ある集まりには、同姓同名の人がいて、ききだせなくて・・・
>『唐変木先生』のレビューをようやく書きあげました
毎日、訪問していますので、楽しみです。
昨日届いた目録に、明朗小説がならんでいました。中野實さんも・・・、
あまりきいたことがない店名なので、ききますと、「ネットで話題ですから」と、答えました。
時代なのですね・・・(12月)
日下です。
> 森さま、末永さま
『空気男爵』は、渡辺啓助作品としては明るい部類の作品では
ありますが、明朗小説とはかなりの隔たりがあると思います。
ただ、たしかに啓助さんは一時期、ノンミステリの明朗ものを
手がけていたことがあって、作品集に、そのものズバリ「明朗
小説短篇集」と銘打たれた『彼女たち不在』があります。
実は、これ、異種混合本の話題の時に紹介しようかと思ってい
た本でして、明朗小説がつづいた後に、最後に一つだけ戦前の
「新青年」に発表された怪奇ミステリ「屍くずれ」が入ってい
るのです。
一冊にまとめるには作品数が足りなかった、という事情は容易
に想像できますが、この本、実際に通読してみると、ギャップ
の激しさには衝撃的なものがあります(笑)
クリスマスツリー、今、気がつきました。
オーナー様、いつもどうも!
森様。
荻原秀夫の時代ものについてはたしか『彷書月刊』に書いた覚えが……。
やっぱりライスを期待するのは、まったく無理だと思います。
桜様。
南條三郎『人斬り新兵衛』(正確には「新兵ヱ」ですね)をお持ちですか。
あれは、ちょっと他の本と違う特徴があるので、注目しておりました。
しかし、妙なものをお持ちですね。
>末永さま
たしかにスリラーと明朗小説とは両立しませんね。ユーモアとミステリ
とは両立するような気がしますが(大好きなクレイグ・ライスのように)。
明朗小説系の作家の書いたミステリを入手するたびにクレイグ・ライス
のような作を期待するのですが、これはいまだ果たせずにいます。けっこ
う陰惨な話が多いので、読んでいるとつらいものがあります、正直。
渡辺啓助の『空気男爵』のほうは、どうやら探偵のアシスタントが若い
女性のようなので、そこらあたりのところから、明朗小説の読者にもアピ
ールしそうな惹句をつけたのでしょうね。いずれにせよ、ちょっと読んで
みたくなりました。
それからきょう中野で購入した江崎俊平の『江戸の顔役』(雄文社)に
ちょっと興味深い巻末広告がついていました。発売中の荻原秀夫の著作と
して3冊があがっています。
『殺人稼業』『犯罪地帯』『戦国大名』
スリラー、明朗小説だけではなく、時代物も書いていたのですね。
P.S.『唐変木先生』のレビューをようやく書きあげましたので、ホーム
ページのほうにアップしておきました。
おどろきました、あの、大貫さんがなくなられたそうです。
何度かテレビにでて、元気そうな人でしたが・・・、六〇歳をこえられたのでしたか、一億円の人ですね、3分の1は貯金されていたとか・・・
おどろきました。
おりしも、文春文庫、斎藤栄ベスト・コレクション 14、をみていましたら
(その解説をさきによみましたが)、三億円の xx であったという設定で、物語はすすみます。
言い読者ではないのですが、ベスト・コレクションのこれがなかったので。
すでに、400冊ですか・・・。
午後、ひざしはあたたかい・・・(12月)
土田さん、毎日、HP訪問しています。日記の更新、楽しみです。
薄 さん情報、ありがとうございました。
>>薄 風之介『黒いカーテン』昭和22年7月、イヴニング・スター社。
>>表題の短編(「黒猫」昭和22年6月号)の他・・・5編の掲載誌は不明
>国書刊行会の「幻想文学大事典」の巻末資料・・・ウィーアードテールズ系列の翻訳・・・初出は書いてません
翻訳ですか。それにしては、日本語になれています。
5編のうちわけは・・・
「吸血鬼」
「怪樹」
「第三の指紋」
「最後の運転(てんは右が専)」
「三毛猫」
です。何となく翻訳された題名のように感じられます。
末永さん、いつも教えていただき、ありがとうございます。
>薄風之介・・・山下武氏の『幻想文学』連載と会津信吾氏の『別冊太陽』の記事
・・・戦前の『新青年』・・・権利関係の問題ででっち上げられた架空の人物
すすき、かぜ、ですから、雰囲気がありますね。
下の二作で、すべて(?)でしょうか、それにしても、確認していきたいですね、今のところ、単行本では、この二作しか、この数年の目録では登場していませんね。
なお、表紙、挿絵は、あの、伊藤憲治さんです。雰囲気があります。
12月、時は早く過ぎます・・・(冬)
土田さん、ほんとうに、目録を見るだけでも、いやになるくらいです。
今年は、300点には届くか、届かないかでしょうか。それでも、年間の目録発行数は昨年では、650点でしたから、50%弱が手元にくるのですね。
書影は参考になります。
下にかいたのも、書影だけは頭に入力していますので。
五年まえに、例の「別冊宝石 18号」の「少年探偵」を、大阪の某所で入手しました、他の漫画本のなかにまぎれていて、600 で入手したときは、驚愕しました。書影が役立った例です。
新しく、目録がくるたびに、こちらがわの収集範囲を知っていてくると思うのですが、それには、ありませんね。
ただ単に、古書店内で、利用しあっていた、ということ。
土田さん
>これと同じシリーズ?の「木乃伊の妻」は何度か目録注文・・・どうも縁がありません
そうなんです、同じ作者の「木乃伊の妻」はさらに入手困難です。あとでききますと、以前の目録では10名、いました。
その時は、薄 さんのが2点、並んで掲載されていました。
今回は、実に、15名もいましたね、月刊誌掲載のものに載っていたので、あたるとは思いませんでした。
ながくなりましたので、続いて・・・(冬の朝)
森 英俊さん
>渡辺啓助の戦後最入手困難本『空気男爵』(東方社)・・・明朗系の連作スリラー・・・彼のホームページに掲載された書影
いよいよ、100年ですか、入手困難な本・・・、OさんのHPでは、年譜もできていますね、どのような企画がおこなわれるのでしょうか。
知りたくなりますね。
戦後、子爵、とか男爵はよく登場していますね、下の、新青年傑作選でもありました。
朝、あけました・・・(12月)
このところ、いろいろなHPで目もくらむような話題が続出しています。
そして、それらを追うだけでも雑誌よりもおもしろい、と思います。すごい。
・矢野徹=南郷次郎
WEBOPACをみますと、矢野徹で260点もでてきます。
おもわず、南條三郎「人斬り新兵衛」同光社、昭和30のことを思いうかべました。関係ないですが・・・。
・「笑う肉仮面」、異装本があるのですか、おどろきます。
・少年ものの収穫、今、北では、合宿のはなしが飛びかっています
今日も、本をよまず、「新青年」総目録をながめていました。
12月・・・(冬ですね)
森様。
渡辺啓助については、いわゆるユーモアものはたくさんあります(戦前から)。それと昭和30年代の明朗ものを同列に扱う必要はないのではないでしょうか。『空気男爵』の場合、出版社の性質からみて、編集サイドが時代に迎合するキャッチフレーズをつけただけのような気がします。ジャンル論を戦わせる気はまったくないのですが、渡辺さんはいわゆる「明朗小説」の作者ではないと思いますし、「明朗小説」を書く必要がなかった人でもあると思います。
『「明朗小説」を書く必要がなかった』とは、妙な言い回しですが、今回は見逃して下さい。
森様。
渡辺啓助、生誕100年を目前に盛り上がりを見せており、慶賀の至りです。
もちろん『空気男爵』は持っていないし、渡辺啓助も東方社も守備範囲外なので、よくわからないです。お答えになってなくてすみません。
桜様、土田様。
薄風之介についてですが、山下武氏の『幻想文学』連載と会津信吾氏の『別冊太陽』の記事で言及されています。
要は戦前の『新青年』ということのようです。私見〈あくまで私見ですよ〉では、権利関係の問題ででっち上げられた架空の人物という感じなのですが、いかがでしょうか。
むつかしくてなかなか話題に入れませんが、
やっと口をはさめそうな話題がありました。
>薄 風之介『黒いカーテン』昭和22年7月、イヴニング・スター社。
>表題の短編(「黒猫」昭和22年6月号)の他、5編の短編。
>いまのところ、5編の掲載誌は不明。
>「怪奇小説集」とある、筆力を感じさせる短編。
孫ひきで恐縮ですが、
国書刊行会の「幻想文学大事典」の巻末資料によると
ウィーアードテールズ系列の翻訳とあります。
さすがに初出は書いてませんが。
以前日下さんにお会いしたときにも少し話題になりました。
これと同じシリーズ?の「木乃伊の妻」は何度か目録注文してますが、
どうも縁がありません。
馬込図書館、土日も可であれば行って見たいと思います。
小林文庫オーナー様
資料・源氏鶏太 私もやっと買えました。
大変な労作です。
自費出版らしく本当に頭が下がります。
おかげでポピュラーブックスの未入手怪談集が2冊判明していまいました。(苦笑)
むつかしくてなかなか話題に入れませんが、
やっと口をはさめそうな話題がありました。
>薄 風之介『黒いカーテン』昭和22年7月、イヴニング・スター社。
>表題の短編(「黒猫」昭和22年6月号)の他、5編の短編。
>いまのところ、5編の掲載誌は不明。
>「怪奇小説集」とある、筆力を感じさせる短編。
孫ひきで恐縮ですが、
国書刊行会の「幻想文学大事典」の巻末資料によると
ウィーアードテールズ系列の翻訳とあります。
さすがに初出は書いてませんが。
以前日下さんにお会いしたときにも少し話題になりました。
これと同じシリーズ?の「木乃伊の妻」は何度か目録注文してますが、
どうも縁がありません。
馬込図書館、土日も可であれば行って見たいと思います。
小林文庫オーナー様
資料・源氏鶏太 私もやっと買えました。
大変な労作です。
自費出版らしく本当に頭が下がります。
おかげでポピュラーブックスの未入手怪談集が2冊判明していまいました。(苦笑)
末永さん
すでにご存じかもしれませんが、きょうワセミスの友人と話していて、
渡辺啓助の戦後最入手困難本『空気男爵』(東方社)がどうも明朗系の
連作スリラーである、ということを聞きました。たしかに彼のホームペ
ージに掲載された書影を見ると、帯にそのような惹句が書いてあります。
やはり購入、角川文庫「君らの魂を悪魔に売りつけよ 新青年傑作選」中島河太郎編、改版初版発行。
改題、復刊ですね。
角田さんの略歴には、平成六年三月死去、が書き加えられましたが、横溝さん、高木さんには、それらが書き加えられていません。
続番もないので、五巻までいくのでしょうか(いくようですが・・・)。
日暮れどき・・・(12月すぎゆく早さ)
「二十世紀中にかりたものは、新世紀までにかえしましょう」
ということですが、幸いにして、ありません。
交換あるいは金額をともなうことで、それはなしということ。
11月に手にしたもの、何度か目録にあらわれたものですが、気にしたのがH林堂書店目録。それから、二度、あたらず。
薄 風之介『黒いカーテン』昭和22年7月、イヴニング・スター社。
表題の短編(「黒猫」昭和22年6月号)の他、5編の短編。
いまのところ、5編の掲載誌は不明。
「怪奇小説集」とある、筆力を感じさせる短編。
おまけとして、白石潔さんの旧蔵本でした。
この人の蔵書も保存されることなく、市場へながれでたのでしょうか。
12月の朝・・・(師走のおと)
成田さん、「少年探偵小説の部屋」、オープン。
ながめるだけで、興奮します。これはすごいです。
例の資料も、二部。これで、小林さんも入手されることになります。
その資料の著者は、資料を豊富にもたれており、今後、カストリ雑誌まで拡張されるようです。それにしても、ほぼ、収集しつくされているのですね。昭和25年までのものです。
時代は、北にある・・・(12月)
末永さん
>『夜の顔役』ってそんな本・・・九鬼紫郎のでした。同題異本です・・・異種混合の本・・・栗田信の『ひまわり侍』なんかどうでしょう
九鬼さん、栗田さん、とでてきますと、「異」と言う言葉がにあいます。おりしも、「SFマガジン」では、有名な、栗田さんの著書が登場。横田さんの蔵書からの借り物のようです。
2年まえに、友人と交換したしたことを思い出す。あのような表紙であったのか、と思いますが、何かの表紙と混同しているのでしょうか・・・
これから、何が出てくるのか、楽しみな北原さんの紹介です。
ところで、城さんの著書、20、という価格、某所の古書店からの電話での話ということで・・・、一安心。
午後、冬なのですね・・・(12月)
森 英俊さん
>下村明の『夜の顔役』という中編集・・・ギャングもののスリラー
『風花島殺人事件』は、雑誌連載時には、本格推理小説として三回連載されていたのですね。
のちの小説の雰囲気とはことなるので、あれ、これは、島久平さんの雰囲気か、と思うこともしばしばでした。
末永さん
>異種混合の本・・・栗田信の『ひまわり侍』・・・陰気な時代物(「ひまわり侍」)と明朗現代物の同居です
いきな命名ですね、異種混合本・・・。
森さん
>とりあえず次回の予定は、鳴山草平の『唐変木先生』
このあたりになりますと、書名のみで、手元にはありません。昭和30年代、ここは混合本の巣窟なのでしょうか・・・
12月、掲示板もはやい・・・(時もはやい)
金光さん、
例の図書館探訪、たのしもですね。約4200冊あるのですから。
>同目録に戻れば、この後 2冊・・・国枝史郎 『天保綺談』(櫻木書房, 1945. 9)・・・大下宇陀児『魔法少年』(文人社書店, 1945.10)・・・ SF味は薄い作品
あの目録ならば、確度は高いですね。
>実質的に戦後初の日本 SF となれば終戦翌年の海野十三 『ヒルミ夫人の冷蔵鞄』(静書房, 1946. 2)
やはり、46年までいくことになるのでしょうか。
>札幌本・・・荷風の書誌を見ていてこの言葉に出会い
このところ、ここにかきましたところで、資料は入手可能です。成田さんも入手されています。
末永さん
>終戦直後の紙事情ですが、札幌のほか、岐阜や山口(下関)・・・カストリ雑誌の発行所・・・長谷川卓也氏の本・・・紙のあるところに必ず出版社が設立されるというものでもないのでしょうが
このあたりは、出版社、発行所、印刷所、すべてことなる場合があるようです。場合によっては、奥さんの実家を発行所としている人もいます。
奥さんを変名にして、発行している方もいますから、それぞれの事情があるのでしょうか。
12月・・・(いそがしい朝です)
ここは、休みなく、話題が続いています。
ここ、2,3日は、やむなく、本を読まず、目録に注視。
やむなく、ひとにさそわれて、飲み。
夜、ここをあけることなく、すごしました。
金光さん
>これこれ! こういうことが実際あるから、調査って図書館通う・・・桜さんの目録保存法は参考にさせていただきます
ありがとうございます。
いまのところ、便利です。
たとえば、この数年のB堂目録、調べると、あるところから流れてきています。というよりも、他とも協力しているのですね。今回は・・・。
12月・・・(時がはやい)
末永さま
調子にのって、下村明の『夜の顔役』のレビュー、アップいたしました。
野球界を追われた男が新宿でなりあがる表題作のほうは無視して、もっぱら
「野望の男」のほうで。ただ、完全な明朗小説かというと、ちょっと自信は
ないのですが。
とりあえず次回の予定は、鳴山草平の『唐変木先生』です。夕日に向かっ
て駆け出すラストシーンがなんとも印象的だったものですから。それから
『宮本幹也選集』のほうもぼちぼち集めはじめていますが、いつになったら
全20巻がそろうことやら。
森様。
『夜の顔役』ってそんな本じゃなかったぞ、と思って調べたら、架蔵のは九鬼紫郎のでした。同題異本ですね。
異種混合の本ということですが、栗田信の『ひまわり侍』なんかどうでしょう。
陰気な時代物(「ひまわり侍」)と明朗現代物の同居です。「ひまわり侍」のタイトルで復讐ものというのもナンですが、栗田だから仕方ないです。
『宮本幹也選集』にもそれっぽい巻がありますが、選集は対象外でしょうか。
シリアスな長編の添え物として、軽い短編が併録されているというのはもっとありそうです。
手許の下村明はすべて長編でした。
下村さんって、結構柔道ものがありますね。梶野悳三のような「決闘もの」がメインでしょうか。
きょう電車のなかで下村明の『夜の顔役』という中編集を読了したのです
が、表題中編がぼくの苦手なタイプのギャングもののスリラー、それとは
対照的に、もうひとつの中編「野望の男」はさわやかな柔道ものでした。
スリラーと明朗小説が同居した、なんともおかしな中編集──この類のも
のはほかにもあるのでしょうか?
終戦直後の紙事情ですが、札幌のほか、岐阜や山口(下関)などもよかったようです。
カストリ雑誌の発行所を調べると面白いですよ。
長谷川卓也氏の本にちょっと出ていますね。
ただし、紙のあるところに必ず出版社が設立されるというものでもないのでしょうが。
>桜さま
戦後最初のミステリは見当もつきませんが (どういう資料に当たるべきか、
そこからしてお手上げです) 、SF では石原藤夫氏の『SF 図書解説総目録』
に拠れば、ウィリアム・ル・キュー『空中よりの声』(安東未村訳)という本
が、奥付 1945年 8月20日印刷で 30日発行となっており、あるいは戦後初
の SF単行本かもしれないとされています。奥付の日付はさほど厳密なもの
ではなくて誤差がわりとありますから、もしかしたら「戦前最後の SF本」
なのかも知れませんね。もはや付きとめる術もありませんけども。
なによりこの曖昧さを残すところが往時の混乱を偲ばせる… というのは
ちょっと無理矢理ですね。
同目録に戻れば、この後 2冊続きますが、
国枝史郎 『天保綺談』(櫻木書房, 1945. 9)
大下宇陀児『魔法少年』(文人社書店, 1945.10)
ただし両者とも SF味は薄い作品だそうです。
実質的に戦後初の日本 SF となれば終戦翌年の、
海野十三 『ヒルミ夫人の冷蔵鞄』(静書房, 1946. 2)
この本に指を屈することになるようです。
札幌本。
わたしも以前、荷風の書誌を見ていてこの言葉に出会い首をひねったもの
でした。その後「日本古書通信」にたまたま記事が掲載されて疑問が解消
されたのですが。
たしかに研究テーマとしては面白いかもしれませんね。東京の設備が回復
した後は一斉に出版社引き上げて、結局北海道で独自の出版文化は発展を
見ずに終わったというのが、前掲記事で伺う限り通説のようですが、視点
によっては何か見つけ物があるかもしれませんし。
*
>日下さま
>まず、ちくま文庫の怪奇ミステリシリーズですが、総タイトルが〈怪奇
>探偵小説傑作選〉に正式決定いたしました。
楽しみです。いや本当に。これで読書ジャンルの空白部分が相当埋まるなと
今から期待しております。殊に城昌幸の文庫化は快事ですね! 著名作家ばかり
繰り返し再刊されるのではなくて、未知の名が手軽な文庫本になることで少し
でも広がれば。
この上はぜひ第六期までこぎつけて、西尾正,妹尾アキ夫,摂津茂和を!
# (小声で) いくらなんでも無理だろう ;-p
>私は『トップ』に出ていたという情報を古書目録で見たことがあるのですが。
これこれ! こういうことが実際あるから、調査って図書館通うだけじゃ駄目
なんですよね〜
桜さんの目録保存法は参考にさせていただきます。
蔵書のことでは、なかなか大変なようです。
一部はすでに著者自身が明らかにしていますので、知られていますが・・・
「返らぬ本」上 竹のしたに生 一郎さん、「わんど No.7」2000.12月。
・逝去に伴う例・・・なくなられてしまい返却をいいだせない、これには有名なひと、3名が実名でかかれています。
すこし、驚きです、遺族に伝わるのでしょうか。
「返らぬ」からかかれているのでしょうね。
・5千冊が消えた例・・・保存した倉庫から、いらない本として処分される
さまざまなことが「蔵書」にはつきまとうのですね・・・(12月)
成田さんは直接、古書店にいかれて、「札幌版」についてかかれた同人誌(二水会編)、3冊とその他の資料、入手されたようですね。
ここが窓口のようです。
今月にも、5号がでるようですね。
探偵小説はやはり、仙花紙本でしょうか、まだ調べていないので、全体がわかりませんが・・・。
それにしても、「札幌版」の次は、名古屋での印刷本もありますので、ここらあたりの研究も興味があります。
手元の本、雑誌をみますと、ありますね。
本当に、貴重な資料はあるものなのですね・・・(夕闇か)
すばらしいですね、所用からかえり、おどろきました。
末永さんのすばらしい記憶、すごいです。
そして日下さんの編集になるアンソロジー、ますます目がはなせなくなりました。
『トップ』ではなく、『とっぷ』ですか。
末永さん
>2号以降は確認されましたか
図書館の蔵書、宝庫なのですね。すばらしい発見にこころ打たれました。
12月・・・(日暮れ時)
日下様。
実は、気が気じゃなかったです(笑)。違ってたらどうしようかと思って。
気が小さいもので……。
でも、よかったです。校了に間に合ったみたいで。
さて、『とっぷ』って、どんな雑誌だったのでしょうか。海野さんのお宅訪問
(『ぷろふいる』)で、海野さんの書斎の雑誌入れに『トップ』が置いてあると書いてあったので、探偵小説寄りの読物雑誌だと見当をつけてはいたのですが。
創刊号にも、たしか海野さんの作品が載っていたはずです。2号以降は確認されましたか?
小栗さんのエッセイで、唯一調べがつかなかったのが「吊し斬り」でした。やっぱり、難しいですね。
下巻の「オマケ」も楽しみにしています。
今度は、一般雑誌掲載のエッセイでしょうか。
日下です。
> 末永さま
「バーナム華やかなりし頃」の初出は、教えていただいたとおり
でした。ミステリクラブの後輩に確認してもらったところ、昭和
十一年二月創刊号にばっちり載っておりました。ただし、誌名は
ひらがなで「とっぷ」だったそうです。
ちなみに、気になる版元は、「とっぷ」発行所……って、同人誌
かいと突っ込みたくなってしまいましたが、いずれにしてもこれ
で一つ判明。ホントに貴重な情報を、ありがとうございました。
今回は、校了となってしまいましたので、「吊し斬り色さまざま」
は初出不明、というか、春秋社『オフェリヤ殺し』所収、として
おきました。
えー、短篇が380ページ分に、エッセイが100ページちょい
になったようで、結局、解説と併せて、500ページの大台に乗
ってしまいました。うーむ。
下巻『二十世紀鉄仮面』に付けるオマケについても、いろいろと
ご相談がありますので、またよろしくお願いいたします。(詳し
くはメールを出しますので)
しかし、自宅でずっと原稿を書いていたのに、戦前の初出が一日
で判明するとは、魔法のような掲示板だ……。
古書店の軒先で、均一本として、入手。しかし、不思議な印がおされていました。
博文館「世界探偵小説全集 13 ドウーゼ集」昭和4年、小酒井不木訳。
状態悪し。
印とは、四角で、「日記賞」、その下に、「博文館」。そして、森下雨村、と署名。
・「日記賞」とは何でしょうか
・この全集の編集は、乱歩によれば、雨村がしてものとされていますが、これはその証拠なのでしょうか
という日でした。
師走ですね・・・(昼下がり)
遺族による寄贈ですから、月日は流れているとはいえ、連絡はできるのではないでしょうか。
今年、城さんの、連絡先を、春陽堂書店がさがしていましたが、下の図書館に連絡されてはいかがでしょうか。
山村さんの蔵書は、「ミステリー文学資料館」に寄贈された、と考えても良いのでしょうか。
その第2号には、奥様の名前が寄贈として書かれていましたから。
12月・・・(なぜかせわしくしています)
ここで引用しましたので、少し詳しく「大田区立馬込図書館」について述べます。
「城 昌幸 記念文庫」として、約4200冊、すべて閲覧および貸し出しが可能です。
2Fに常設されているようです。
1978年に、遺族により寄贈された、ということです。
・土曜日、日曜日にも開館。
・9時から開きます
ということで、追加情報とさせていただきます。
12月ですね・・・(新世紀のあしおと)
末永昭二さん、手元にあるのは、「トップ」ではなく、「猟奇」(昭和3からs7)でした。 この頃にはのりませんね。
「探偵春秋」(昭和11から12)や「探偵文学」(昭和10から11)にはなくて、やはり、日下さんのいわれている一般誌でしょうか。
日下さん
>国会図書館に問い合わせたところ、「トップ」戦前版の創刊号は、早稲田の演劇博物館に架蔵されていると判明
楽しみですね。
末永さん
>桜様・・・アンケート・・・『幻影城』・・・横井さんが同誌の話・・・あんな内容にしてしまいました
掲示板にて、お姿を拝見しました。
今後ともお付き合いください。
寒くなりそうです・・・(12月)
石井春生さん
>桜さま・・・目録を切り抜いて取っておくという・・・確かに、全部残しておく必要もないですし、私も桜さんの方法を参考にしてみよう
これをしますと、とくに、書影を保存しておきますと、本の流れがよくわかります。
案外、ミステリ専門店に移動している場合があります。
草稿、原稿などの移動はよくわかります。
この前の五年間と言う意味、正確には7,8年間です。しかし、ここ、3から5年のは、十分には調べていません(この期間のものは、こころあたりのものをめくったということが正確です)。あくまでも、それ以前のは、貼りつけからです。
注意してみているのは、ある記事がでてからですので、少し、曖昧ですが・・・。
どこで、購入したのか、ということを後日知るために、その日付け、古書店、古書展、価格をノートに書き込んでいます。
朝があけました・・・(12月)
蕁麻疹のために(だい まじん ではなく)、朝、かゆみのために、おこされます。
おいしいすしのためには、かゆみはどこかにわすれてしまいます。
日下さん
>とりあえず、「改造」と「中央公論」は当たってみましたが違うようです
その後、「改造」目録をみましたが、ありませんでしたね。
ピンポイントなので、でてきそうですね。
案外、「新青年」かも、ということで、見ていますが・・・
>なんとか初出を明らかにしておきたいと思っています。ひきつづき情報提供
いくつか、こころあたりの、雑誌目録をみてみます・・・(12月です)
日下様。
早稲田にありましたか。ちょっと盲点でした。
私も見たいなあ。海野さんも出ているはずだし。
見てみたい戦前雑誌のベスト3くらいに入る雑誌でした。
昨年くらいに(多分同じものが)2回目録に出たので日下さんあたりが押さえたんだと思ってました。
ところで、『新大衆』掲載の「エル・ドラドー」って、確認されましたか?
私は、やっと『新大衆』の別の号を1冊購入。どんな雑誌かだけはわかりましたが、やはり私にとってナゾの作品です。
ただ、違っていたらどうしよう。
でも、小栗さんの記事が出ていることは確かですから、ちがってても勘弁して下さい。
新発見の記事が見つかったほうがいいですよね。
「吊し切り」は、もっと調子の低い雑誌だったのでは?
婦人雑誌も怪しいのですが(「降霊術殺人事件」がありますからね)、
あの内容では、ちょっと……。
架蔵の「オフェリア殺し」(初版)では、「吊し切り」が検閲で削除(切り取り)されています。
目次も墨塗りです。
どうも、発売後しばらくしてから削除されたようです。
小栗のエッセイ、面白いですね。ほんとに。出たら買いますよ。
桜様。
亀レスですが、アンケートお目に止めていただいて、ありがとうございました。
いまさら『幻影城』でもと思ったので(横井さんが同誌の話を書かれることを知っていましたし)、あんな内容にしてしまいました。
>直江さま
どうも、お久しぶりです。いやいや、すっかり(SC)をご無沙汰して
ごめんなさい。最近、読みたい本が増えすぎて、収拾がつかない状態
なんです。でも、そろそろ、コーンウェルの新刊も出るみたいですので、
それをきっかけに戻りますね。
>桜さま
目録を切り抜いて取っておくというのは、素晴らしいやり方ですね。
確かに、全部残しておく必要もないですし、私も桜さんの方法を
参考にしてみようかしら。
日下です。
> 末永さま
>「バーナム」は多分『トップ』創刊号です(もちろん戦前のです)。
>詳しくはちょっと時間をいただいて調べなければなりません。
>私信でお知らせしたほうがいいですか?
うう、頼りになるなぁ。
早速の情報提供、ありがとうございます〜。
国会図書館に問い合わせたところ、「トップ」戦前版の創刊号は、
早稲田の演劇博物館に架蔵されていると判明。
明日、ミステリクラブの後輩が、現物を確認して来てくれる手はず
になりました。
♯詳細が判りましたら、ご報告いたします。
しかし、午後イチに知り合いのFさんに電話したのですが、すかさ
ず「あ、ウワサの「トップ」創刊号の件ですね(笑)」と言われて
ビックリ。
♯小林文庫の掲示板はまめにチェックしておられるそうで。
♯うーん、さすがだ……。
>「吊し切り」は、ホントに難しいですね。
>私もたいてい探したのですが、見当もつきません。
あうぅ、やっぱり……。
とりあえず、「改造」と「中央公論」は当たってみましたが違う
ようです。
せっかくの機会なので、なんとか初出を明らかにしておきたいと
思っています。ひきつづき情報提供をお願いいたします。
桜様
>> 日下様・・・「バーナム」は多分『トップ』創刊号です(もちろん戦前のです)・・・戦前の『トップ』って、どうしても手に入
れられません。何号か
>今の段階では、『猟奇』だったのか、手元のは・・・、としか思い出せません。
ということですが、『猟奇』でごらんになったということですか?
私は『トップ』に出ていたという情報を古書目録で見たことがあるのですが。
残念ながら抽選に外れてしまい、現物に当たることはできませんでした。
「吊し切り」は、ホントに難しいですね。
私もたいてい探したのですが、見当もつきません。
むつかしそうな初出ですね、まだ時間がありそうなので、調べてみます。
意外と簡単にみつかるかもしれません。
>日下様・・・「バーナム」は多分『トップ』創刊号です(もちろん戦前のです)・・・戦前の『トップ』って、どうしても手に入れられません。何号か
今の段階では、『猟奇』だったのか、手元のは・・・、としか思い出せません。
>桜さん・・・お持ちですか
調べてみます。戦後のはあるのですが・・・、念のため、みてみます。
ということで、宿題となりました・・・(日暮れどき)
日下様。
「バーナム」は多分『トップ』創刊号です(もちろん戦前のです)。
詳しくはちょっと時間をいただいて調べなければなりません。
私信でお知らせしたほうがいいですか?
それにしても、戦前の『トップ』って、どうしても手に入れられません。
何号か出ているはずですが。
桜様はお持ちですか。私は見たことすらないです。
こんにちは、小林文庫オーナー様
どのようにしてGr分けがされたのか?ひじょーに謎なのですが、光栄にも同じGrに
なって、今から緊張しています。(^^;薄いミステリーファンとしては、教えて
いただくことが多いかと思います。(絶版本は特に苦手)よろしくお願いいたし
ます。
石井春生さん
絶好調に本がたまっているようですね。(^^)コンテナの空きはまだ大丈夫ですか?
私は相変わらず、現代海外ものばかりの生活です。(SC)は、次々新しいのがでて
きて、パニックです。はずれも多くて頭を抱える日々をすごしております。
PreMyscon2で久々に会えるのを楽しみにしています。
日下さん、いつもすばらしい編集をされておられます。読者のひとりとして、感謝しています。それにしても、楽しみなシリーズになることを祈念します。
No.557(11・7)
に書きましたように、「中央公論」「改造」には、小栗さんが小説あるいは随筆(?)をかかれておられますので、昭和10年前後の、それらの雑誌の「作品総目録」にはどうなのでしょうか。
まだ見ていないのですが、あるような気がしますが・・・
昼前です・・・(11月)
日下です。
ちょっと宣伝とお願いがあって、やってきました。
まず、ちくま文庫の怪奇ミステリシリーズですが、総タイトルが〈怪奇
探偵小説傑作選〉に正式決定いたしました。来年2月から毎月刊行で、
岡本綺堂、横溝正史、久生十蘭、城昌幸、海野十三の五冊を出します。
各巻500ページ平均。
この売れ行きがよければ、第二期として、渡辺啓助、水谷準、小酒井不
木、橘外男、佐藤春夫。第三期として、蘭郁二郎、香山滋、牧逸馬、氷
川瓏、日影丈吉といったあたりを予定しております。ご声援のほどをお
願いいたします。
扶桑社文庫の昭和ミステリ秘宝は、第二回配本(12月発売)の編集作業
が大詰め。
一冊は、戸川昌子『火の接吻』。八か国語に訳された世界的なベストセ
ラーなのに、なぜか国内でのみ入手困難となっていたこの傑作が初文庫
化です。あとがき(新稿)によると、なんと「もう一度、乱歩賞に応募
するつもりで書いた」作品とのことですが、ホントに匿名で応募してい
たら受賞は間違いなかったでしょう。未読の方は、この機会にぜひ。
もう一冊は、小栗虫太郎の法水麟太郎短篇集成『失楽園殺人事件』。二
分冊の上巻に当たります。収録作品は、「後光殺人事件」「聖アレキセ
イ寺院の惨劇」「夢殿殺人事件」「失楽園殺人事件」「オフェリヤ殺し」
「潜航艇「鷹の城」」「人魚謎お岩殺し」の七篇です。
「夢殿」や「失楽園」が文庫で読めない頃に考えた企画だったのですが、
その後、春陽文庫で『完全犯罪』が復刊されたため、一応、全作品が入
手可能となってしまいました。そこで今回は、オマケとして、「小栗虫
太郎ショートショート&エッセイ集」を付けます。
1 千社札奇験膏薬 「新青年」昭和九年九月号
2 三重分身者の弁 「ぷろふいる」昭和十年四月号
3 他人の自叙伝 「シュピオ」昭和十二年九月号
4 禿山の一夜 「探偵文学」昭和十年四月号
5 胡鉄仙人に御慶を申すの記「ぷろふいる」昭和十二年一月号
6 林田葩子女史について「シュピオ」昭和十二年三月号
7 反暗号学 「シュピオ」昭和十二年一月号
8 諸姦誡語録 「シュピオ」昭和十二年二月号
9 吊し斬り色さまざま『オフェリヤ殺し』春秋社/昭和十年八月刊
10 野毛の牡蠣の話 「新青年」昭和十年七月号
11 薔薇占い 「新青年」昭和十年十一月号
12 リリアン・ハーヴェー 同上
13 夏と写楽 「探偵春秋」昭和十一年十一月号
14 畸史三種 「改造」昭和十年八月号
15 バーナム華やかなりし頃『二十世紀鉄仮面』春秋社/昭和十一年九月刊
16 馬来の毒 「新青年」昭和十八年四月号
17 出逢った怪虫類 「新青年」昭和十八年五月号
18 馬来の咒術・奇毒「新青年」昭和十八年六月号
19 熱帯魚の本籍地 「新青年」昭和十八年七月号
20 「万年青」劇団 「新青年」昭和十八年九月号
21 動物アルセーヌ・ルパン「新青年」昭和十八年十月号
22 秘密結社「白旗会」「新青年」昭和十八年十一月号
23 獏力車 「新青年」昭和十八年十二月号
まだゲラが出て来ていないのですが、これだけで80ページ以上はあると
思います。9、14、15が戦前の単行本にのみ収録。3は教養文庫版『潜航
艇「鷹の城」』、16、18、21、22は沖積舎のムック「小栗虫太郎ワンダー
ランド」で読めますが、他は、すべて単行本未収録です。
16〜23のマレーものなどは、本来ならば『人外魔鏡』にでもくっついてい
ると座りがいいのですが、せっかくの機会なので、エイヤッとぜんぶ入れ
てしまいました。
で、識者の皆様に公開捜査のお願いです。9と15の初出誌をご存知の方が
いらっしゃいましたら、情報をご提供いただけないでしょうか。単行本に
書下しという事は考えにくいので、探偵小説系ではない一般誌に載ったも
のだと思うのですが……。
法水ものは、下巻にもオマケを150ページほど付ける予定ですが、いい
かげん長くなってきたので、詳細については、また改めて。
長文ご容赦ください。
成田さん、ご教示ありがとうございます。
すばらしいHPですので、毎日、更新を楽しみにしています。
いくつか、札幌版の探偵小説。手に入れていますが、仙花紙本です。まだ、本棚のを確認していませんが、探偵小説あるようです。
>札幌では、昭和21年から昭和25年・・・「札幌版」といわれ、近年調査が進められているようです
第一人者は、平澤秀和さんですね、下の、二水会編になる同人誌が成果のようです。そのひとの調査によるようです。
>昨年は、小樽文学館で「思いがけないルネサンス−戦後北海道出版事情」展も開かれた模様です
そうですね、平澤さんが資料を提供されたようです。
そのときの中味が、まとめられつつあるようです。
今年、もう1冊、発行されるようです。サッポロ堂書店で、入手可能ですね。
残念ながら創刊号は部数がすくなく、残部がないようです。
>5年間に約1200冊が刊行されたとありますがこの5年間に約1200冊・・・桜さんのおもちのリストでは、探偵小説はないようです
ないようです。
>道立図書館に「代田文庫」として一部・・・機会があればみてみたい
是非、調査してください。
すばらしいことになるかと思います。
今後とも、よろしくおねがいします・・・(雪ですね)
HPに登場される人の書き込み、拝見しています。「あなたま」に登場されるひとの書き込みには興味がありますね。
こしぬまさん、このHNになられたのですね、都筑さんについて、その視点、おしえられます。ありがとうございます。
仰天の騎士さん、
主な目録、たがいに、古本の神様に翻弄されますが、がんばりましょう。
じつは、下のこと、実本は未確認ですが、本名の「鷲尾三郎」さん、曰く・・・
>鷲尾三郎・・・「今津の酒造家」・・・確か発行年が平成1年で、亡くなってる頃だから、遺稿本(?)かとも思ったのです
いえ、これは探偵小説家の「鷲尾三郎」さんのものらしいです。
ということを確認しました。確認したのは生前、本名の人が「探偵小説家」に問われたようです。
しかし、実際の本をみていないので・・・、申し訳ありません。
本当は、誰にもいいたくなかったのですが・・・。
初冬ですね・・・(11月)
小林さん、22万アクセスをこえましたね。
午後9時45分頃、すでに、プラス49 でした。
11月29日に、22万アクセスですね。
ということは、1日のアクセス数、450です。すごいです、
このところ、資料、いかがですか、ということで、連絡してすいません。それにしても、おもしろい資料が目白押しです。
札幌の同人誌、是非入手してください。
もう1冊あるのですが、それは入手してからにします。
例の、せらび書房の、大阪圭吉(そこには小林さんが登場しています)、入手して、そのままにしていましたが、ある雑誌をてにいれて、そこに登場したした人の、隙間がうまりました。
>石井敏弘さんの著作・・・ 瀬戸内海や丸亀も含めて、少なくても5冊
ありがとうございます。訪問します。
>桜さん・・・ずっと2文字で統一している事・・・つい最近気づきました
整理するのに、いいからですね。
タイトルで、FDに保存していますので。目次が作りやすいです。
今後ともお付き合いください。おねがいします・・・(12月、明日から)
桜 さん
>名古屋や札幌で印刷された探偵小説、仙花紙本を入手していますが、
>このあたりはやはり、紙が豊富にあったということでしょうか。
>そんなことが考えられますが、昨日、入手した資料には、札幌には、札幌講談
>社が設立されていたり、その他、おおくの印刷会社がかかれています。
戦後、東京では用紙が不足し、印刷能力の大部分も奪われたということもあって、かなりの数の出版社が紙の入手が容易だった札幌で活動したという事情があるようです。札幌では、昭和21年から昭和25年まで空前の出版ブームにわき、このとき出た本が、いわゆる「札幌版」といわれ、近年調査が進められているようです。昨年は、小樽文学館で「思いがけないルネサンス−戦後北海道出版事情」展も開かれた模様です。(残念ながら未見)
下の記事等には、この5年間に約1200冊が刊行されたとありますが、桜さんのおもちのリストでは、探偵小説はないようですか。道立図書館に「代田文庫」として一部が残っているようなので、機会があればみてみたいと思います。
http://www5.hokkaido-np.co.jp/bunka/20century/backnumber/991027.html 北海道新聞の特集
http://www.iword.co.jp/iword/k98_2.html「戦後北海道の出版ブーム」
http://www.prange.gr.jp/histoire/satporo.htm#3「戦後占領期・札幌市の出版ブームについて」
石井春生さん、
他のところでの、かきこみ、拝見しています。
書誌というか、それを編集するひとに、興味をもつていますので、高額ながら入手しています。それで、
「片岡鉄兵書誌と作品」平成12年11月1日発行、京王書林、瀬沼寿雄編、5000、渋谷区代々木です。電話番号は104で・・・。
をみますと、全作品の書影、書誌、作品解説、年譜掲載。
なんとそのアルバムには、昭和十四年頃の、中野実と片岡さんの対談のようす。鮮明な写真です。すてきなお顔でした。
調べまして、二人の関係がわかりませんが、石井さん、報告します。
>>桜さま・・・小門勝二の件、目録を調べてくださってありがとうございます。
・・・5年分の目録を取ってあるだなんてすごい
5年をへますと、順次処分して、とりあえず、興味のある分野のだけ、きりとり、ノートにはります。したがいまして、手元には五年分がのこります。
ここに書いていますように、1年に250から300点の目録がきますが、最近はなぜか、書影のものが多いです。
特定の目録はきりとらず保存します。
とくに、書影のあるものは保存します・・・(12月ですね)
皆様こんばんわ(^o^)ノ
>桜さん
あらら、あっちの掲示板もご覧でしたか(^o^;;
きっとまだわしには宮野村子は早いとの古本神のお告げだと思っております。
次回がんばるぞ!>おいおい
で、鷲尾三郎ですが、以前こんな本も目録で見ました。
「今津の酒造家」
確か発行年が平成1年で、亡くなってる頃だから、遺稿本(?)
かとも思ったのですが、その時も「やっぱり」神様に見放されました。わははは。
別人のようなので、なんだが良かった>鷲尾だと酒造家からみの
本があってもおかしくないなあ とは思いますが(^o^;;
小林文庫です。
本日、小林文庫トップページのカウンターが22万を越えました。
ありがとうございます。
それにしても、カウンタアップが早くなりましたね。
トップページなんて、誰が見ているのか? 猫が見ているのか!?
No.670 久保 さん
はじめまして。 書き込みありがとうございます。
『永遠の仔』に感動した方に、お勧めの本と言ったら、『あふれた愛』天童荒太(集英社)ではないでしょうか?
発売されたばっかりです。
他に、安心してお勧め出来そうなのは、『白夜行』東野圭吾、『火車』宮部みゆき、『スキップ』北村薫などです。
『永遠の仔』より、良いと思われるかどうかは別にして、間違い無い作品ですね。
私としては、加納朋子の『魔法飛行』や『いちばん初めにあった海』なども読んでみてほしいところです。
(一部に、読んでいないのにお勧めいている本有り (;^_^;) )
ホントは、鮎川哲也や仁木悦子を勧めたい所なんですが…
このHPの常連の方に尋ねると、九鬼紫郎だとか摂津茂和だとか言い出しそうで怖い… (^_^;;;)
石井さん、こしぬま さん、宮澤さん。
お祝い、ありがとうございます。
プレMYSCONでは、宜しくお願いします。
私は、前日泊まり込みの忘年会なので、きっと二日酔いです。
ご迷惑を、お掛けしなければ良いですが…
桜さん
いろいろ、教えていただいてありがとうございます。
村瀬さんをはじめ、田舎で買えなかった本は、MYSCON前に八重洲ブックセンターか、渋谷のブックファースト買いたいです。
限定版でもない本は、やっぱり本屋で買いたいです。
石井敏弘さんの著作ですが、こんなページ(http://plaza21.mbn.or.jp/~fourseason/mystery.html)があります。
瀬戸内海や丸亀も含めて、少なくても5冊は有るみたいですね。
『資料・源氏鶏太』ようやく昨日入手しました。
私は、本を読むより、調べる事の方が好きなのかもしれない、と思ってしまいます。
桜さんが投稿のタイトルを、ずっと2文字で統一している事に、つい最近気づきました。 (;^_^;)
もうじき22万アクセスですね。ちなみに、私のときはあと3つでした。
今週はなぜか忙しくて、二日連続で午前様。さすがにキツイです。まあ、
土曜日に楽しい予定があるので、それを心の励みとしていますが。
>桜さま
小門勝二の件、わざわざ目録を調べてくださってありがとうございます。
それにしても、5年分の目録を取ってあるだなんてすごい!それだけで、
本棚一つ分ぐらいあるのでは? 私も出来る限り保存していますが、最近
収拾がつかなくなってしまったので、処分しようかどうするかを思案中です。
あれば、役立つのは分かっているんですけどね、でも場所が…(涙)
>日下さま
これまたさすがと申しましょうか。「乳房卍」の改題本が存在するとは思いも
よりませんでした。大変貴重な情報をありがとうございました。
「愛欲満願」はお二人がそう仰有るのでしたら、たぶん出ていなかったので
しょうね。おかげさまで少しホッとしました(笑)
>オーナーさま、宮澤さま、こしぬまさま
今週末にお会いできること、楽しみにしております。寒い時期ですが、みなさま
体調を崩されないようご自愛下さいませ。
もうすぐですねー。あと16でした。そしてあと3日で小林オーナーや宮澤さんにおめにかかるんですねー。桜さんが難しかったと書いていた『ゴッホの証明』、なかなか進みませーん。まだ半分。つい、楽しいミステリに寄り道してしまうので。
当日は夕方、銀座の画廊へ行かねばならないので、2次会は見送り。そうそう、ここで宣伝。2日から東京ステーションギャラリー(東京駅)でドイツ・アールヌーボーの旗手ハインリッヒ・フォーゲラー展が始まります。「忘れられた愛と春の画家」というコピーがすべてを物語っています。20年ぶりの展覧、楽しみです。
日暮れまでには、22万アクセス、「小林文庫」。すごい早さです。あと、37、でした。
朝日新聞によりますと、津村秀介さん、丁度二ヶ月前の、9月28日、おなくなりになられていたのですね。
WEBOPACでは、140作がみられます。66歳でした。
宮澤さん、
HP更新にはいつも訪問させていただいています。今後ともよろしくおねがいします。
>>桜さん・・・石井敏弘の作品・・・乱歩生誕百周年の名張市のイベント・・・SRの会で参加・・・『北斗七星の迷宮』はわりと評判よかったです
まだ、入手していませんが、今後の活躍がまたれますね。
夕暮れどき・・・(12月ですね、いつのまにか)
ですね。
ようやく山沢『知恵の輪殺人事件』に入りましたが間に合うかどうか。
こちらの常連さんでは、越沼さんに初対面となります。よろしくお願いします。中井英夫さんの話とかお聞かせください。
>桜さん
>石井敏弘の作品・・・乱歩生誕百周年の名張市のイベント
これはSRの会で参加しましたが、石井『北斗七星の迷宮』はわりと評判よかったですよ。ただ本人だけでなく名張市役所の人のアイデアなんかも入っているかもしれません。
末永昭二さん、アンケート、よみました。
タイミングをうしない、今日、かきます。他の人とは異なる誌名をあげられていましたので、もうすこし詳しい内容を知りたくなりました。
他の人の本文のほうは、いずれも何かで読んだような記憶のものでした。長谷川卓也さんはいまだ執筆への力、充実されていました。感動します。
>大坪さんの原稿・・・業者さんの間でやり取りされていて、各所の目録に出ているのでしょうか
何度かみましたが、不思議なおもいです。400字詰めで12枚ですから。
25、という値段は、乱歩の「貼雑年譜」とほぼ同じくらいですね。
>もうひとりの鷲尾三郎・・・お正月の名刺広告で名前を見て、ビックリして調べた覚えがあります。(この話、もう以前にここで書いたでしょうか)
まだだ、と思います。
下の三冊は、自費出板のようです。
四冊目は原稿はできているようですが、著者もそれとはべつの出板社をつくられて、現在、政治・経済関係の月刊雑誌を、十数年、発行されておられるようです。
探偵小説家の鷲尾三郎さん、揃うまでにはいきません・・・(初冬の朝)
桜様。
大坪さんの原稿、かなり前から売れ残っているみたいですね。
それとも、業者さんの間でやり取りされていて、各所の目録に出ているのでしょうか。私は未発表(というか新発見)だと思うのですが。
もうひとりの鷲尾三郎って、新聞社の社主かなんか、たしかマスコミ関係ではなかったでしょうか。
以前、お正月の名刺広告で名前を見て、ビックリして調べた覚えがあります。
(この話、もう以前にここで書いたでしょうか)
最近は、他の掲示板でも、古書展での入手情報はかかれていないようですが、その都度、本のゆくえは気にしています。
仰天の騎士さん、もうしわけありません。
宮野村子、二冊分、あれで揃いました。
あそこでは、目録作成の人が店主とは独立して、彼独自の臭覚で本をあつめ、値段をつけていますので、それなりの千円代の値段ですね。
前回は、鷲尾さんのもの、入手されたようでしたね。
鷲尾さんといえば、もうひとりの「鷲尾三郎」さんの、経歴を知りたくて、三冊900円でしたので、入手。
秋田市うまれ、現在77歳。
秋田を動かす25人(1988)
戦後秋田を興した25人(1989)
秋田を活かす25人(1989)
この三冊のほかに、「秋田を動かす女性25人」未刊行、で100人の
伝記を完成させる予定のようでしたが、4冊目が刊行されていません。
朝、はやくすぎます・・・(11月)
237、ですか、「小林文庫」、22万アクセス。
いやはや、今日中に達成ですね。
「週刊小説」12.8によれば、
「大宅壮一文庫創刊号コレクション 日本の雑誌 明治編」CD−ROM.植田康夫さんの記事。
さらに、西村京太郎さんのHPが登場、とあります。ようやく開設された、と書かれています。
まだ訪問していません。
小林さん、NO 667 に書きました、札幌にあった「札幌講談社」等の、戦後にできた出版社の情報、
ある雑誌、「たん(変換できず)」二水会編、にかかれています。
同人誌ですが、札幌にある古書店「サッポロ堂書店」が窓口(?)なので、今でも、入手可能です。電話番号を書かなくて申し訳ありません。
1冊500円でした。
資料価値があります。部数が少ないようですが、是非入手してください。
初冬、魚にあたり、蕁麻疹ができました・・・(つらいものです)
昨日で、一月より、260点目の目録。
その「阪急古書のまち」。
「大坪砂男草稿 探偵小説 浴槽 ペン書き 200字詰 24枚。 25」
これは書誌にはないようです。未掲載作品でしょうか、しかし、字の大きさの指定がみえます。
久保さん、これからも登場おねがいします。墓にですか・・・その時には、蔵書(?)をわすれていたいものです。
札幌、冬、本番です・・・(初冬)
いやー、読まれた方も多いと思うけど「永遠の仔」は良かった。今までで一番!ってぐらい良かった。
皆さんかなり読み込んでる方達だと思います。そこで、もっといい本があれば教えてください!
お気に入りの本、墓に入れたいくらいの本をお願いします!!
小林さん、以下の本、すでに10月に発売されています。
昨日の、日刊ゲンダイで、その批評が好評で、電話さされれば、入手可能です。
小林さん
>村瀬継弥さんの新刊・・・1ヶ月経っても、見たこともないです
少数部数発行、ハードカバーです。出版社 うなぎ書房、で連絡できます。
取り急ぎ、連絡まで。
午後、散策の季節です・・・(秋)
森 英俊さん
>桜さん・・・バークリー、コニントン、ロードといったあたりのカバー付きを落としたいと思っていますので。でも、手数料が15パーセントもかかる
この手数料はいたいものですね。
予想が付かない値段になりそうですが、本当に本は必要な人にいきますので、是非入手していただければ、と思います。
>島久平は現在『女にホレるな』を熟読中・・・このあとの展開予想もつきません
そうですね、彼の場合、五作が中心ですね、しかし、内容をすっかりわすれています。その代わり、題名だけが記憶にのこっています。
この五作品が、先ごろ、古書目録にでていました。
目録の嵐ですが、今年は1月からかぞえますと、おそらく300弱でしょうか、それでも発行目録の、40%ほど入手しています・・・(朝、時がはやい)
名古屋や札幌で印刷された探偵小説、仙花紙本を入手していますが、このあたりはやはり、紙が豊富にあったということでしょうか。
そんなことが考えられますが、昨日、入手した資料には、札幌には、札幌講談社が設立されていたり、その他、おおくの印刷会社がかかれています。
残念ながら、そのリストには、探偵小説は記載されていません。
ということで、仙花紙本に答えがあるのでしょうか。
12月のあしおとがきこえてきます・・・(朝)
なぜか気になります、戦前最後の探偵小説、戦後最初の探偵小説。
森さん、いつもお教えいただきありがとうございます。ここのところ、私家版の事典以来、森さんの案内で、翻訳もの、購入しています。
そこで、下に、森さんが書かれた、岡戸武平さんの本。これは「パレス文庫」の一冊ですので、岡戸さんが編集されていた、雑誌「文化復興」をみる。
乱歩の「探偵小説漫語」によれば、
まだこれという新作の現れるまでに至っていない (略)21.3.3
ということから、これ以後のものが「戦後最初の探偵小説」でしょうか。
森 英俊さん
>著作リストを見ると、『殺人芸術』の前年(昭和22年)に『人を呪えば』というミステリ短編集がパレス社から出ており、表題作は「名古屋タイムズ」に掲載
戦後ですから、名古屋や札幌での発行のものが、最初なのでしょうか。
朝の日差しがまばゆい・・・(11月)
桜さん
セイヤーズ関連品は残念ながら入札せずに終わりそうです。高くなるの
は目に見えていますし、バークリー、コニントン、ロードといったあたり
のカバー付きを落としたいと思っていますので。でも、手数料が15パーセ
ントもかかるので、それだけでもばかになりませんね。
島久平は現在『女にホレるな』を熟読中。なかなか快調です。海水の入
ったプールに突き落とされた主人公が、敵の裏をかいて脱出したのもつか
のま犯人の情婦に見つかり、「さあ、服をお脱ぎ」というところまで来ま
した。このあとの展開、予想もつきません。
ところで、名古屋に行ったさいに購入してしまったままにしておいた岡
戸武平の『筆だこ』がやっと出てきました。著作リストを見ると、『殺人
芸術』の前年(昭和22年)に『人を呪えば』というミステリ短編集がパレ
ス社から出ており、表題作は「名古屋タイムズ」に掲載されたものだそう
です。『筆だこ』には、ごていねいにもその犯人の名前についてふれたく
だりが出てきます。
日下三蔵さん、いつもお教え頂きありがとうございます。
扶桑社文庫の、都筑さんの、うれていまして、かいそびれるところでした。最後の1冊を購入しています。
>石井さんは、この手の企画・・・とりあえず手元には以下の二冊があります。
下の情報により、入手を検討してみます。ありがとうございました。バイク小説、あの爆音がきこえてきますが、なんとか、がんばつていただきたいものです。四十歳に少し間がありますが、今後の活躍も期待したいです。
>ある本が出ていた、というのは、現物を確認すれば断言・・・出ていなかったということを確認するのは難しいです
あの3作品が、小門さんの探偵実話・小説と認識していましたが・・・。
午後、あたたかくなりました・・・(落ち葉の落ちるおと11月)
日下です。
> 小林文庫オーナー さま
>日下三蔵 さん
> 「都筑道夫年譜」、やっと完成ですか!?
> (ごめんなさい。でも待ち遠しかった…)
> 『推理作家の出来るまで』は、買い逃さないようにします。
うう、すいませんでした〜。
> 勿論、扶桑社文庫も購入しました。
フクさんのところで続刊の宣伝をしていただいてますが、とにかく
第一回と第二回配本分が売れないと、ホントに六冊だけでおしまい
になってしまいます。こんなの元本持ってるよ、という方も、続刊
刊行の可能性に投資すると思って、どうかお買い上げのほど、よろ
しくお願いいたします〜。
♯そういう方のために、オマケは充実させておりますので。
>桜さま
>>石井敏弘の作品・・・乱歩生誕百周年の名張市のイベント、
>>福井県のイベントなどで、書き下ろし作品を提供しています
> 書く前にこれは知っていたので、どのように入手すればいいのか、
>誰か入手された人がいたのか、それを知りたくて、よびかけてみた
>のですが・・・、残念ながらまだ確認できていません。
石井さんは、この手の企画を積極的に引き受けていたようなので、
他にもあるかもしれませんが、とりあえず手元には以下の二冊が
あります。乱歩のは93年でしたっけ?
【瀬戸大橋からの挑戦状「聖櫃伝説(アークレジェンド)」】
96年2月1日 本州四国連絡橋公団発行
【丸亀城ミステリー「鏡域の城(リフレクション)」】
97年5月丸亀市丸亀城築城400年事業実行委員会発行。
100ページ程度の文庫本で、結末を推理して応募すると賞品が
当たったようです。
>>『拳銃強盗追跡記』小門勝二 昭21日本文化社
>>『妖麗夜一夜』小門勝二 昭22日本文化社
>>『乳房卍』小門勝二 昭22日本文化社
> 石井さん、下にかかれた本、どうも、この5年あまりの目録を
>しらべても、あの三作以外の名前が出てきません。もちろん、荷
>風の本は多く出てきますが・・・
ある本が出ていた、というのは、現物を確認すれば断言できますが、
出ていなかったということを確認するのは難しいですね。
責任を持てないので断言はできませんが、私は「愛欲満願」は出て
いないのではないか、と思っています。
その代わり(?)といってはなんですが、「乳房卍」は改題本が出て
いますよ。「恐怖の乳房」昭和二十四年十二月 文化堂発行。著者名
は城勝二になっています。本文は「乳房卍」の紙型流用なので、日本
文化社が名前を変えて出したものと思われます。
小林さん、
>プランゲ文庫まで話題・・・ランゲ文庫所蔵の雑誌について調べた・・・マイクロフィッシュ版は、販売もされていて、国会図書館には所蔵されている
数年前に、巡回でみましたが、検閲はこどものマンガ、政治・社会関係はすさまじく、探偵ものには、あまりリストがなかったような記憶。
しかし、資料がみあたれらず、どこにいったのでしょうか、実物は閲覧できないのではないでしょうか。
>紀田順一郎さんの新作は、もう出たのですか
でています、「神保町の怪人」です。薄手のものです。
>村瀬継弥さんの新刊なんて、1ヶ月経っても、見たこともないです
まだでしょうか、
これは、芦辺さんがご存知ではないでしょうか。
>『資料・源氏鶏太』は、やっと昨日ネットで注文しました
すさまじい、ということ。
残念ながら、閲覧できませんね、「近文」へ寄贈のようです。
>雑誌「朱夏」15号・・・「探偵作家とアジア 第二回大阪圭吉」などが掲載
ここに書く前に、すでに入手されたのですね、例の、K文庫、すでに、あの研究誌は入手されていたのですね、この文庫のリストがありますので。
末永昭二さん
>『アドニス』は、揃っているかどうかはわかりませんが、大宅文庫で読めます
1度、古書目録で、揃いが高額ででていましたので、この雑誌の揃いの存在におどろきました。どこからでたのでしょうか。
朝、落葉がきれいです・・・(12月ですね)
小林さん、今後ともよろしくおねがいします。
>桜さん・・・「戦後最初のミステリー書」については、何処かで読んだ記憶があるのです
是非知りたいのですが、昭和21年頃の、雄鶏推理叢書がでてきます。乱歩の「探偵小説四十年」による。
評論では、昭和二十一年の単行本がありますが・・・・
>J.B.ハリスの、ミステリー?執筆時代・・・記憶は有るのです
これも是非確認したいことです。「ぼくは日本兵だった」でしょうか。
>石井敏弘の作品・・・乱歩生誕百周年の名張市のイベント、福井県のイベントなどで、書き下ろし作品を提供しています
書く前にこれは知っていたので、どのように入手すればいいのか、誰か入手された人がいたのか、それを知りたくて、よびかけてみたのですが・・・、残念ながらまだ確認できていません。
話題がかさならないように・・・(12月ですね)
森 英俊さん、やはり、コレクションの入手、期待しています。あのような原稿がでてくることはめずらしいものでしょうか。
>わたしの前に3人も注文者・・・城戸禮って、こんなに人気があった
やはり、末永さんの本がでたので、それがブームの背景でしょうか。
1度入手報告しました、城戸禮『推進公子』は、奥付には昭和19年2月、東成社、とされています。ユーモア文庫、とされていますが、単行本です。
東成社をよみますと、とうせい(統制)となり、意味ありげな名前です。
ところで、この文庫、巻末を見ますと、実に、71冊の本が刊行されています。
たとえば、城戸禮には「明るい仲間」、鯱 城一郎さんには「太陽娘」「春風列車」です。
このあたりには、昭和19年2月以降のものがあるのでしょうか。
朝、あけました・・・(12月ですか)
>オーナー様。
アンケート、お目に止まりましたか。
『アドニス』は、揃っているかどうかはわかりませんが、大宅文庫で読めます。
なぜか「幻の雑誌」扱いされているのと、あまり話題に上らない(あのアンケートに答えた直後に白梅軒さんだったかで話題になっていて「しまった」と思ったのですが)ということで、取り上げてみました。
あまり私の趣味に合う雑誌ではないのですが、面白いことは確かに面白いですから。
城戸禮をそんなにあおった覚えはないんですが(笑)。
確かに、最近目録に載るようになったのは大進歩。つい3年前くらいまで、まず目録には出ない作家だったわけですから。
森 さん
WMCの、「東京創元社新刊案内」拝見しました。
物凄い、煽りですね。 これでは、買わないわけには行きません。
「いろいろの野望」、期待しています。
島久平の著作については、全体像が解らないので、リストも希望します。
城戸禮の人気は、末永さんの煽りが効いているのではないですか…?
金光寛峯 さん
こちらにも登場、ありがとうございます。
城昌幸の作品についての疑問、たちどころに解決とは、本当にこの掲示板の皆様の知識は素晴らしいですね。
> 『資料・源氏鶏太』のことは「本の雑誌」の巻頭コラムで知りました。
> 押さえておきたいものです。追いかける対象は違うといえ、こうして
> 頑張っておられる方がおられるというのは励まされますし、頭が下がり
> ます。
> だから今後誰か、かつてのわたしのように一つ対象を突っ込んで調べたい
> と志した人が出てきたら共感を覚えますし、助けになれればと思う。
> そう考えて、蔵書の中から多少まとまっていた SF雑誌のバックナンバーを
> 大阪府立中央図書館に残してきた次第です。
金光寛峯 さんのお気持ちには、同感かつ共感です。
欠けているバックナンバーを寄贈、と言う金光さんにも、頭が下がります。
これからも登場、お願いします。
私は基本的には図書館派なので、本は図書館に集まって欲しいと思っています。
NO.653 で桜さんが書いていらっしゃる、「個人の蔵書の運命」も含め、何処の図書館に、どんな蔵書が有るかの情報を、色々教えて欲しいですね。
プランゲ文庫まで話題に上ったので、質問があります?
プランゲ文庫所蔵の雑誌について調べた方はいらっしゃいますか?
マイクロフィッシュ版は、販売もされていて、国会図書館には所蔵されているようなので、一度はチェックしてみたいと思っているのですが。
プランゲ文庫の雑誌と、道立図書館の栗田文庫を併せると、今まで知られていなかった作品が、かなり確認できそうな気がするのですが、どうでしょう?
(プランゲ文庫の雑誌コレクションについては http://www.bunsei.co.jp/prange/index.htm で概要が(値段も:笑)わかります。)
最後に近況。
最近は、まともな新刊書店にも行けず、チェックできていない新刊が、多数あります。
紀田順一郎さんの新作は、もう出たのですか?
村瀬継弥さんの新刊なんて、1ヶ月経っても、見たこともないですが。
HPの更新は、3週間出来なくなっていますが、暫くお待ち下さい。
『資料・源氏鶏太』は、やっと昨日ネットで注文しました。
雑誌「朱夏」15号を入手。
特集は「北京・上海'30〜'50」
中薗英助の最初期作品「第一回公演」の再録や、「探偵作家とアジア 第二回大阪圭吉」などが掲載されています。
小林文庫です。
11月22日に、この掲示板のアクセス数が10万を超えたようです。
最近は、HPの更新もままならず、この掲示板だけが頼りになってしまいました(泣笑)
訪問してくださった皆様、書きこんでくださった皆様、大変ありがとうございます。
また、お祝いのお言葉下さった、桜さん、末永さん、石井さん、ありがとうございます。
石井春生さん
石井さんの、優しい言葉は、いつも、とても嬉しいです。
もしかして、中年好き?
(kashiba、黒白オフのレポートを見て、そう感じてしまいました:笑)
「貼雑年譜」は、もう請求書が届いてしまいました。どうしましょ?
プレMYSCON2では、よろしくお願いします。
末永さん
「慰問雑誌」とまで言われると、全くついて行けなくなってしまいます。(泣)
もっともっと調べて、いろいろ教えて下さい。
「彷書月刊」のアンケートを拝見。
「アドニス」については、中井英夫がらみで、この掲示板で話題になったことも有り、三島由紀夫関係でも最近の特集雑誌で名前を見かけますが、どうやったら閲覧できるのでしょうか?
所蔵機関は有りますか?
桜さん
「戦後最初のミステリー書」については、何処かで読んだ記憶があるのですが…?
いったい何処で読んだのか、思い出せません。(最近はこればっかり)
思い出せないと言えば、J.B.ハリスの、ミステリー?執筆時代の事を書いた?ものも、読んだような記憶は有るのですが……(汗;)
かなり前の話題ですが、石井敏弘の作品。
乱歩生誕百周年の名張市のイベント、福井県のイベントなどで、書き下ろし作品を提供しています。
イベント向けに、作品提供をしているみたいですね。
本の形にはなっているようなので、コレクターズアイテムなのかもしれません。
(当然、私は持っていませんが)
日下三蔵 さん
「都筑道夫年譜」、やっと完成ですか!?
(ごめんなさい。でも待ち遠しかった…)
『推理作家の出来るまで』は、買い逃さないようにします。
勿論、扶桑社文庫も購入しました。
こんにちは
東京創元社の12月の刊行案内を「News」のコーナーにアップしましたの
で、よろしければのぞいてみたくださいませ。
「Reviews」のほうはいろいろと野望を抱いておりまして、ようやく島久平
の著作が時代物も含めてそろったので、これをやってみようかと(完成は、
いつのことになるやら)。
それからちょっと驚いたのは城戸禮。きのう春陽文庫のが大量に入手でき
たのでちょっとうれしかったのですが、うちに帰ってみると、メール・カタ
ログにも1冊、ハードカバーが載っていました。注文したあと、「しまった、
いままでに何度も見かけて買わなかったやつだった」と後悔していると、
売り切れで、わたしの前に3人も注文者がいたとの連絡が。おやおや、城戸
禮って、こんなに人気があったのでしょうか。
続いて。
戦前最後の探偵小説、かぎりなく、昭和二十年に近ずきたいですが、昭和十七年,昭和十八年九月、となりますと、小林さんの「大阪圭吉」をみます。
大阪圭吉の昭和十八年九月の本があります
ので、昭和十九年のものになりますと、やはり慰問版のものでしょうか。
すぐに答えがでてくるでしょうか・・・(午後の一休み)
このところ、蔵書の話題がでましたので、いくつかの本をみてみました。
山村さんの本、どのように保存されておられるのでしょうか。記述がありません。
「本の窓」12月号、横田さんの、連載。
SFでは、昭和二十年三月の刊行本が戦前最後の本
ということですが、この本の題名は何でしょうか、知りたくなりますね。
会津さんの年表をみますと、
「武侠艦隊」押川春浪,昭和二十年二月
と、なっていますが、このあたりはどうなのでしょうか。
また、戦後最初のSF,興味がつきません。
では、戦前最後の探偵小説は・・・、あるいは戦後最初の探偵小説は何でしょうか、探偵小説を調べてみたら、昭和二十一年のしかでてきません。
果たして,昭和二十年には,誰の探偵小説が刊行されたのでしょうか
答えはどうなのでしょうか・・・(冬の午後)
個人の蔵書の運命、もう少し、しらべてみます。ミステリ作家の場合ですが、ここでは、書物にかかれている記事を示します。
名前がここで出たので、城昌幸さん,昭和五十一年におなくなりになりました。
その自著や「宝石」揃いなど、詩関係のもの、
大田区の区立馬込図書館
に遺贈されています。長谷部史親さんの著書『推理小説に見る古書趣味』1993、第十五章による。
ということは,金光さん、、『美貌術師』が所蔵されている可能性があります。
調べますと、蔵書の寄贈、いろいろありそうですね・・・(午後)
小説雑誌の読書欄をある長さでみていますと、同人誌を出されていた方のものをみます。
時には、本人、娘さん,息子さんと、あるいは、仮の姿で、かかれています。
そのような人と知り合いになることがありますが、何度か手紙のやりとりをしました。
その人の話をうかがいますと、ある機会に本を処分されるということが多いようですね。
作家の方は,生前はともかく、なくなられてからはどのような運命になるのでしょうか。
石井さん、下にかかれた本、どうも、この5年あまりの目録をしらべても、あの三作以外の名前が出てきません。もちろん、荷風の本は多く出てきますが・・・
落ち葉がきれいです・・・(12月ですね)
続いて。
金光さん
>「ヴィナス」の詳しい足取り・・・いったいどんな資料を使われている
手元の資料です。
しかし、たまたま、入手していたのです。「赤と黒」の関係者、とくに高橋鉄さんに・・・、「宝石」から独立した雑誌「エロチツク・ミステリ」にも関与されていましたね。
>戦後すぐに乱立したカストリ雑誌群も大宅壮一文庫・・・通いつめて調べ上げたいところなのです
しかし、ここには、ありませんね、カストリ雑誌は・・・、揃いがないので、調べるのはむつかしそうです。
>平井さん・・・同人誌に詩を寄稿していたことは分かっているのです
是非、知りたいですね。
今後ともよろしく・・・(初冬)
金光寛峯さん、今後とも、この掲示板でも、おつきあいください。よろしくおねがいします。
>『資料・源氏鶏太』のことは「本の雑誌」の巻頭コラム・・・押さえておきたい
一連の雑誌は「近図」に、寄贈されるようですが、高杉さんはあとの処置はとわないということので、閲覧はどうなりますか、しかし一ヶ所に集まるのは有意義なところです、
先ごろ、カストリ雑誌の研究家がなくなられましたが、もともと手元にあった雑誌はすくなく、研究ののち、分散、市場に出ていましたので、これは死後、家族の世話にならずにすんだ例でしょうか。
>蔵書の中から多少まとまっていた SF雑誌のバックナンバーを大阪府立中央図書館に残してきた
すばらしいことですね。
>検閲されそうなやばい記述は見当たりません。何が引っかかるのか基準さっぱり分かりません
「Gメン」創刊号もそうですが、ある1行が「検閲」にさらされていますね、上の雑誌も、1行のようでした、そこを示されなくてすいません。資料がでてこないので・・・、もうしわけありません。
朝、あけました・・・(11月)
石井春生さん、このところ、目録が多く、また、突然おくられてくる手紙の人から本を購入しているので、選択しながら、「今必要か。あるいはこれは自分に「縁」があるのか」とといながら集めています。
>それが本との御縁・・・御縁があること
その通りなのですね。
>『拳銃強盗追跡記』小門勝二 昭21日本文化社
『妖麗夜一夜』小門勝二 昭22日本文化社
『乳房卍』小門勝二 昭22日本文化社
という本の並び、日月堂のカタログ、このたびは、ごめんなさい、縁がない、他の人に、と思い、出しませんでした。しかし、必要な文献かもしれないので、カタログの該当箇所をノートにはり、保存。
>『乳房卍』のあとがきによると、これと『妖麗夜一夜』ともう一つ『愛慾懣願』と三つを合わせて『東京情痴集』・・・果たしてこの『愛慾懣願』は出版?
という記述におどろき(カタログにかいてあった)、いままで(5年ぐらい)、みたことがないような・・・。かれの探偵実話は、上の3点で事足りると、思っていましたので、もう1点あれば、おもしろくなりそうです。
フォロー、おねがいします。
キムタクも親父になり、セーターがにあう人になりました・・・(初冬)
>桜さま
>1,2の掲示板での、金光さんの書かれた平井さんなどのこと、拝見していました。
ありがとうございます。書き急いでいる代物が多くてお恥ずかしいかぎりで。
>また、先ごろの、SFマガジンで拝見しました、寄贈の件、すばらしいことですね。
これもどうもありがとうございます。そう言って頂けますと光栄です。
わたしが送った手紙では題名は「SF雑誌寄贈のお知らせ」だったんですが、
掲載されたら「SF雑誌 "コレクション" 寄贈のお知らせ」になっていて思わず
手に持っていた雑誌を落しそうになりました。い、いや、コレクションいうほど
のコレクションちゃうねんけどな…
あれを見た友人からはメールが来ました「で、第二弾は? (笑)」って。おいおい
身上持たんちゅうねん(笑)
>寄贈といえば、先ごろ、「資料・源氏鶏太」をだされた、高杉さんも、今月末を
>くぎり、他の図書館、あるいは、雑誌は、さる図書館に寄贈・・・
そうなのですか! それはぜひ閲読させていただかねば。
『資料・源氏鶏太』のことは「本の雑誌」の巻頭コラムで知りました。
押さえておきたいものです。追いかける対象は違うといえ、こうして
頑張っておられる方がおられるというのは励まされますし、頭が下がり
ます。
高杉さんのことはもちろん存じ上げませんが、寄贈したお気持ちはなんと
なく想像できます。
わたしが平井呈一を知り、この人のものをもっと読みたい、追いかけたい
と思ったときはまだ大阪に住んでいたころでした。
そうして、誰でもやることですが古書店を回ったり図書館に通ったりした
のですが、意外と早く壁にぶつかりました。図書館には雑誌の古いバック
ナンバーはあまり残っていないのですね (東京ならまた話は変わってきま
すが) 館側の事情を伺うと仕方がないなとおもうのですが… 身銭で買い
揃えるより手がなかった。
だから今後誰か、かつてのわたしのように一つ対象を突っ込んで調べたい
と志した人が出てきたら共感を覚えますし、助けになれればと思う。
そう考えて、蔵書の中から多少まとまっていた SF雑誌のバックナンバーを
大阪府立中央図書館に残してきた次第です。
>これは、プランゲ文庫によれば、検閲された雑誌ではなかつたでしょうか、
おもわぬ名前が出てきて驚きましたが、いや、ちっとも驚く事ではないので
しょうか。あの文庫はかなり貴重な大衆文化研究上の宝庫と聞き及びますし。
ざっと目を通したかぎりでは、検閲されそうなやばい記述は見当たりません。
何が引っかかるのか基準さっぱり分かりませんが。
それに、案外検閲をかいくぐって流出した本も多かったかも知れませんね。
>何故、収録されていないかは理由があるでしょうが、やはり、「ヴィナス」の
>刊行に付きまとう理由によるのでしょうか
いえ、たぶんそう穿った理由ではなくて、単に商業出版の水準に耐える出来では
ないからだと思います。断簡まで拾った全集の企画でもない限り、これは難しい
んじゃないんですか。
それにしても「ヴィナス」の詳しい足取りが出てくるのにはほんとに驚きました。
やはり学者はいるものだな… と。いったいどんな資料を使われているのか。
戦後すぐに乱立したカストリ雑誌群も大宅壮一文庫あたり (あそこが一番残って
いると聞きます) 通いつめて調べ上げたいところなのですがなかなか…
平井さんは終戦翌年に教員を辞めて東京に帰ってきて、翻訳者として再出発すべ
く活動されていたと紀田順一郎氏の評伝にはあります。ならばこの頃の雑誌にも
チャンスを掴むべく翻訳や評論も寄稿していたんではないかと推測できるのです
が、未だとっかかりもありません。同人誌に詩を寄稿していたことは分かってい
るのですが。
調べていると「いったいどうやって食っていたんだ」と疑問に思うくらい仕事量
が少ない(下訳や下稿作成の仕事のような表に名前の出ない仕事や雑誌編集などは
ありますが)。
雌伏の期間が長かった、だから晩年憑かれたような精力を見せたと解するべきか。
*
> 日下さま
>先日はお目にかかれて楽しかったです。しかし、私もいい加減年より
>上に見られますが、金光さんが私よりさらにお若かったのには驚きま
>した。今後ともよろしくお願いいたします。
こちらこそよろしくお願いいたします。
そう、なぜか知りませんがよく言われます>若かったので驚いた
>城昌幸の「香水殺人」ですが、『美貌術師』には収録されておりませ
>ん。単行本未収録の一篇と思われます。私も「ヴィナス」で所持して
>おりますが、まあ、復刊の対象からは遠い作品ですね。
あっという間に答えがいただけて、恐縮 & 驚愕です。お持ちでしたか。
やっぱり復刊には至りませんか。
ああ、肝心の御祝いが抜け落ちてました。どうもすみません。
>オーナーさま
ゲスト・ブック、10万アクセスおめでとうございます。私のような者が拙い
書き込みで失礼していますが、どうぞこれからもよろしくお願いしますね。
それから、「プレ・MYSCON2」でお会いできること、楽しみにしています。
ぜひ、『貼雑年譜』のお話を聞かせて下さいね。
>桜さま
宮野叢子コンプリート、おめでとうございます。もう、その報告はひたすら
羨ましい限りですわ。でも、それが本との御縁というものなのでしょうね。
私も早く御縁があることを切に願ってしまうばかりです(笑)
ところで、私も嬉しい本を入手できました。
『拳銃強盗追跡記』小門勝二 昭21日本文化社
『妖麗夜一夜』小門勝二 昭22日本文化社
『乳房卍』小門勝二 昭22日本文化社
ちなみに、探偵小説とあるのは『乳房卍』だけでして、後は探偵実話でした。
ただ、ちょっと気になったのが、『乳房卍』のあとがきによると、これと
『妖麗夜一夜』ともう一つ『愛慾懣願』と三つを合わせて『東京情痴集』
というのを構想していたとあるのですが、果たしてこの『愛慾懣願』は
出版されたのでしょうか?
小門勝二は荷風等の研究で有名な方ですが、確か私家版も多いんですよね。
もしかしたら、そこら辺で出されたのかしら?
下にかきわすれましたが、「推理小説研究」中島編によります。
そこに掲載されていないのが、3編ありますが、調べていませんが、書き下ろしなのでしょうか。
鮎川さんによれば、「書下ろし長編探偵小説全集」第13巻を競った作品のひとつが宮野村子『流浪の瞳』のようです。
鮎川さんのは『黒いトランク』です、いままで、藤雪夫さんや鷲尾三郎さんの作品も思い浮かべますが、この作品が個人的には入手できなかった(困難)理由がわかります。
追加しました・・・(11月)
この「新ゲスト・ブック」、10万アクセスをこえ、「小林文庫」も驀進しています。
小林さん、おめでとうございます。
昨日、午後三時ごろ、100、001でした。
宮野村子『流浪の瞳』昭和33、小壷天書房
宮野村子『血』上・下昭和33、小壷天書房
を古書目録より入手、千円代後半。
これで、『鯉沼家の悲劇』、『紫苑屋敷の謎』、『伝説の里』上・下をすでに所有していたので、そろうことになる。
このあたりは、鮎川哲也編『鯉沼家の悲劇』光文社での、鮎川さんの解説、二階堂さんの解題と、書影で、確認できます。
それにしても、昭和29年までの、叢子名義では、39編の作品、昭和31年以後、村子名義での30編の作品。多いですね。
友人に交換でわたしたので、てもとになかった鮎川哲也『白の恐怖』桃源社、月報付、も同時に入手。千円代。この月報、コピーして印刷したのか、はりあわせのあとがすざましい。
こんな日もあります・・・(初冬)
まだかと思っていましたが、一気に10万アクセス突破!
19時ちょうどで10万飛んで28です。
あと、27ですね。
「貼雑年譜」現在、四十部、申し込み。そのうち、二十部が、平井さん。
ワセダミステリクラブHPでの、折原さんの情報。
本当に、絵よりもやすいですが・・・
「河出文庫目録」、鮎川さんのは新装版の、2点のみ、乱歩コレクションはない。山田さんのは、2点(上・下)のみ。
午後、しずかに過ぎていきます・・・(11月)
この「新ゲスト・ブック」、今日の、昼前後、十万アクセスですね、ここまできたのですね、小林さん、これからもよろしくおねがいします。
おめでとうございます。
泡坂さんがでましたので、西村京太郎さん、山前さんのリストによれば、来年、作家生活四〇年、巻末リストでは、作品総数、307冊。「西村京太郎自選集 2」による。
おおよそこの20年では、トラベル・ミステリーを数えると、昭和53年より、250冊ある。
驚きました。
全体のうち、短編集を数えますと、92冊もあります。四,五篇収録されているとして、約400篇の短編。
山前さんによれば、400篇の短編。そうすると、すべて短編が網羅されているのでしょうか。
ここまで(つまり、各単行本の文庫もことごとく記載されています)された、山前さん、この自選集、買わずにおられません。
朝、しずかに、初冬・・・(日がのぼりました)
「別冊シャレード 49号 泡坂妻夫特集」甲影会、が新刊。続いてでています。
村川真一さん、福井健太さん、千街晶之さんの原稿、いずれも、日付け入り。古い日付けのものもあります。
泡坂さん、意外と短編集があります、29冊、長編19冊、1976年からですので、こんなに短編集が発行されているとは驚きです。
「平林初之輔遺稿集」箱付き、300、古書店で、ボロボロで入手。全集として計画していたのですが、逝去により、彼の妻の編集でこれに置きかえる、とある。
これで、去年刊行された、遺稿「船中雑記」およびその写真集とあつまり、かれの全体像がみえてきます。それにしても、なくなられたの早過ぎます。
木々高太郎ではなく、平林初之輔の「山吹町の殺人」を読んでいます。こんなとき、宮澤さんの、リスト、アンソロジーをみて、選べます。
初冬ですか・・・(11月)
調べ物のついでに、ある雑誌をみていますと、四人目の、山村、という姓をみつける。山村美紗、山村正夫、山村直樹、すべて故人です。
その人は昭和20年代のはじめにかいていたようです、それにしても、多くかいていますね。
山村英明さんという作家。
その雑誌のみなのでしょうか、もうすこしみてみます。
ようやく、河出書房の、文庫目録、手に入れる。二年ぶりの更新。是非、手にいれてください、小林さん。
朝、夜があけました・・・(寒くなりました)
ドラマは予想通り(?)終了。
ここの「ゲスト・ブック」、99・・・がきました。きのうは、250アクセスということから、明日、午後から、夜にかけて、100000、という数字がでてきます。すばらしいことです。
久しぶりに、「文庫トマソン」、文庫の奥付けに、誤記あるいはみなれないことがあれば、そう、私的に呼んでいます。
「悪魔の報復」エラリー・クイーン、青田勝訳、創元推理文庫、奥付けには、
175(ママ、1975のこと)年11月28日初版、1984年10月5日20版。
静かに朝・・・(11月)
末永昭二さん、
その通りです。間違えました、何か違和感がありました。
ご指摘ありがとうございます。
ところで、「取り替え子 チェンジリング」大江健三郎さん、11月24日発売。映画監督である義兄が自殺した。後にのこされた小説家古義人と、妻で妹にあたる千樫。痛ましさの中に希望の光を紡ぐ物語。「新刊ニュース」12月号。
私的には、「日常生活の冒険」「わたしが若かった頃」に続く、三部作の完結編とおもいます。最初の作品で不可解な死をとげていますが、くりかえし、若い頃の I さんのイメージがでてきます。
発売日は、あの日では・・・、このよく知られたこと(謎)があきらかにされるのでしょうか、ミステリアスな展開が予期されます。 待たれる新刊です。
いつごろから、「これから出る本」近刊図書情報に、新書ノベルスや文庫の情報が記載されなくなったのでしょうか、すこし残念です。
午後、政治は動くのでしょうか・・・(冬の足音とともに)
機種依存文字でした.
「う」に濁点のひらがな,です.
桜様.
『らぶりい』は『らhりい』と表記するのではなかったでしょうか.
私は1冊も持ってないのですが.
「ヴィナス」について。
なぜか、カストリ雑誌のひとつ、これは手元にあります。他はないのですが・・・。
実は、「赤と黒」の関係者(高橋鉄、原比露志、清川秀敏ほか)がこの「ヴィナス」を刊行、そして、一時、「らぶりい」に改題して、7ヶ月後に、ふたたび、小型版の「ヴィナス 特集版」をだして、さらに、出版社を二度かえて、「ヴィナス」をだしています。
・「ヴィナス」創刊、昭和22年5月、耽美社
・「ヴィナス」1巻2号、マロニエ社
ここに、城さんのは掲載されていますね、この号が「検閲」されています
・「らぶりい」に改題して、三号まででています、新浪漫派社、新浪漫社
・「ヴィナス 特集版」マロニエ社
・「ヴィナス」昭和23年6月、ヴィナス社
・「ヴィナス」昭和24年には3冊刊行、太陽社
ここに、城さんのが再録されています
というように、複雑に刊行されています。その意味では、ここに登場した1巻2号は貴重でしょうか。
長くなりました・・・(雨の朝)
日下三蔵さん、いつもお教え頂き、ありがとうございます。
いよいよ、都筑道夫年譜も完成されたのですね、おめでとうございます。扶桑社文庫、なぜか、横溝さんのは平積みされていますが、 買い忘れていた都筑さんの、うれていますね、そこでは最後の1冊でした。
>城昌幸の「香水殺人」・・・『美貌術師』には収録されておりません・・・単行本未収録の一篇・・・「ヴィナス」所持
何故、収録されていないかは理由があるでしょうが、やはり、「ヴィナス」の刊行に付きまとう理由によるのでしょうか(後で)
>> 桜さま・・・J・B・ハリス、『禁断の実』・・『フランケンシュタインの仮面』85年3月10日 日本英語教育協会・・・書き下ろしサスペンスストーリー1
ありがとうございます。やはり、日本語ではなく、英語でかいていた可能性が高いのでしょうか。
さらに、続編があるのでしょうか。
城さん、ハリスさんと、情報が公開されて、進展しました。
雨の日でしょうか、紅葉がすすんでいます・・・(11月)
日下です。
ご無沙汰いたしております。いろいろと事情があって(笑)しばらく
ネットでの発言を控えていましたが、面白そうな話題がつづいていた
ので、ちょっとだけ出てきました。
なお、事情の一つである都筑道夫年譜ですが、昨日、ようやく私の手
を離れました。自己採点では完成度70パーセントというところで、
不満の残る出来ではありますが、原稿用紙に換算して80枚に達して
おりますので、それなりのたたき台には供していただけるかと。
という訳で、お待たせいたしました、『推理作家の出来るまで』上・
下巻はフリースタイルより十二月十日ごろ発売されます。非常に部数
が少ないので、ご希望の方は予約か直販をお勧めいたします。
> 金光さま
先日はお目にかかれて楽しかったです。しかし、私もいい加減年より
上に見られますが、金光さんが私よりさらにお若かったのには驚きま
した。今後ともよろしくお願いいたします。
城昌幸の「香水殺人」ですが、『美貌術師』には収録されておりませ
ん。単行本未収録の一篇と思われます。私も「ヴィナス」で所持して
おりますが、まあ、復刊の対象からは遠い作品ですね。
> 桜さま
J・B・ハリス氏の著書、『禁断の実』しか名前が挙がっていないよ
うですが、手元にはもう一冊、こんな本があります。
『フランケンシュタインの仮面』85年3月10日 日本英語教育協会
英語で読む・書き下ろしサスペンスストーリー1
新書判カバー装で、本文は英語、別冊附録で日本語訳の小冊子が付い
ています。あからさまな英語教材ですが、ハリス氏の本職を考えると、
こうした本が他にあってもおかしくありません。
続いて、「ヴィナス」について。
金光さん
>「ヴィナス」香匂新感覚号 第 1巻第 2号 1947. 9.13? マロニエ社
これは、プランゲ文庫によれば、検閲された雑誌ではなかつたでしょうか、しかし、その資料がでてこないので(貴重な文献かどうか、おいておきますが)、保留にしておきます。
>城昌幸の「香水殺人」というごく短い、原稿用紙 10〜11枚ほどの短篇が入っていました
しかし、この題名、何かで呼んだことがあります。「香水・・・」という題名はおおいので、なんとも言えませんが、読んだとしたら、香山滋さんのものとも思います。
やはり、「美貌術師」か、フォロー、お願いします。
ということでは、あまり面白くないので、実は、
「venus」昭和24年12月号には、「香水殺人」
が再録(?)されていますので、やはり、他の個所の検閲の影響でしょうか。
この話題は続きそうですね・・・(午後の一日)
1,2の掲示板での、金光さんの書かれた平井さんなどのこと、拝見していました。また、先ごろの、SFマガジンで拝見しました、寄贈の件、すばらしいことですね。
近々、ここで、金光さんにお会いできる、と想像していました。今後とも、よろしくお願いします。
寄贈といえば、先ごろ、「資料・源氏鶏太」をだされた、高杉さんも、今月末をくぎり、他の図書館、あるいは、雑誌は、さる図書館に寄贈・・・、
ということで、その本をみますと、
・訪問した図書館と所蔵図書
・雑誌一覧
・新聞社別の調査
など、すざましい研究でした。
午後、紅葉はすすみましたね・・・(冬まじかか)
こちらの掲示板には初めての書き込みになります、金光寛峯と申します。
土田裕之さんのところに書いたネタなので、二重投稿にならないように
内容を変化つけて書いてみます。
最近こんな雑誌を購入しました。
「ヴィナス」香匂新感覚号 第 1巻第 2号 1947. 9.13? マロニエ社
"香り" をテーマに、矢野目源一「人類と香料」, 佐藤紅露「民族学上より
見たる女の性の匂ひ」や高橋鉄「体臭の分析美学」などのエッセイ・評論が
掲載されています。その他連載小説で峯岸義一「尼と貝殻」があります。
それでですね、城昌幸の「香水殺人」というごく短い、原稿用紙 10〜11枚ほど
の短篇が入っていました。
いちおうミステリーになっていまして、筋はこうです。
ある二枚目映画俳優が最近スタジオにも姿を見せないでいる。もう結婚もしたと
いうのにちっとも女漁癖の止まない奴なもんだから、どっか愛人のとこにでも時化
こんでんだろと専らの噂。でもまぁ一応本家も訪ねて奥さんに聞いてみたけれども、
いやちっともあの人は帰って来ちゃいません、と。
それ聞いて、訪ねていった映画監督がこりゃ困ったな仕事が進まんぞ、とそこの家
の応接間で思案してれば、ふと尋常じゃないほど強烈な香水の匂いに気がついた。
奥の部屋から漂ってくる。こりゃなんです? と問えば
「まぁお恥ずかしい、あんまり帰ってこない良人にヒスを起こして、おもわず香水の
ビンを投げ飛ばして割ってしまったんですの」
はは可愛いものだと、その場を笑って引き上げていった監督。さて、そうこうする
うちにどうもこりゃほんとに奴いなくなったぞ、どの女に聞いてもいないぞと騒ぎに
なり警察も動き出した。監督氏も事情聴取を受けて、さてそこで筋道だった質問を受
けているうちに頭の中も整理されて、推理力も刺激されたら気が付いた。
「あっ、さてはひょっとしてあの匂いは!?」
で、どやどやと警察一行家宅捜索に入ってみれば…
オチはいいでしょう。
さほど佳品ともいえない作品です。べつに城昌幸でなくてもちょっと気のきいた人間
ならだれでも書けるような… といえば言いすぎとしても。
この城作品、単行本に収録されておりますでしょうか?
未収録じゃなかろうかとおもうのですが。正直、あまり気を入れて書いたものとも
おもえませんし。どなたかお詳しい方、ご教授いただければさいわいです。
「美貌術師」あたりに収録の可能性なきにしもあらず、という説も伺いましたが
どうなのでしょうか。
P.S. コピーご希望の方、「城昌幸のものなら何でも読みたい」という方、お送りします。
お声かけてください。
続いて、資料という面では、「日本SFアニメ創世記」豊田有恒、TBSブリタニカ。
脚注は、石津嵐・星敬。星新一、江戸川乱歩もでて、シナリオライターとしての、辻真先、藤村正太、高橋泰邦、福本和也、山村正夫、加納一朗などの名前がでてきます。
彼等の活躍を知りませんでした。
古書目録が怒涛のごとく来て、FAXを出す。
そんな日でした・・・(紅葉です)
昨日は,午前8時頃より,半日、通じませんでした。
何か原因がるようですね・・・
午後2時に,「小林文庫」に訪問すると、215、000アクセスでした。しかし、ゲスト・ブックは、開らかず。
kashibaさん,10万アクセス、黒白さん、3万アクセス、土田さんも、2万アクセス、白梅軒さんも、これは黒猫荘での数字ですから、すごい数です。てつおさんも、そろそろですね。
おめでとうございます。
ところで、「資料・源氏鶏太」高杉方宏、みる。いやはや、すごい!
何も言えません。
閲覧雑誌一覧、作品の一覧,演劇関係,随筆・・・、徹底的にしらべています。
これは、すばらしい。
午後、冬なのですね・・・(11月)
J.ハリス、J.B.ハリス、ジェーム・ハリスさんについては、以下の、ここでの書き込みでみられます。
末永さんの、11月9日での、No.576にはじまり、
577、586、589、590、591、592、593.594、599、601、603、611、614、620、621,622
において、末永さん、いわいさん、森 英俊さん、桜、ともりあがりました。
・601(森さん)では、ハリスさんの短編集「禁断の実」1949、文京出版
が明らかにされました。
・いわいさん:「宝石」での高木彬光訳の存在が明らかにされました
・末永さん:他の雑誌、少年誌および「りべらる」での執筆が示されました
ほかに、貴重な書き込みがありますので、ぜひ、閲覧下さい。
それにしても、十七回にわたる、11月9日よりのかきこみでした。
さくさくと、冬のおと・・・(11月)
昨日、怒涛のごとく、古書目録がきて、十一月のみで、十六店点。今年,一月より、254点となる。
ひさしぶりに、いままでにおおめにかかっていない、数点をみつけた。
そのほかに、夏、すべてあなたのものですよ、といいながら、一点もあたらず、さらには、そのなかの一点の郵送先をまちがえて、本命が他のところにいき、手にすることができなかった、その古書店から目録。
三点はすでにして、七名のもうしこみ。あの人も、この人もだされておられます。
という日でした・・・(11月、あわただしいようです)
末永昭二さん、確かにハリスさんには、ハリス先生という言い方が似合いますね、肉声をきいたことがありませんが・・・
>中島リストにないのかは、検討が必要です
その通りです。
高木彬光さんの書誌には、翻訳が掲載されているかどうか(見たことがないような)、ここは誰かフォローしていただきたいものです。
なぜか、乱歩賞受賞者の、石井敏弘さんを思い出しました。
1993年の、「業火」以来、発表はなされているのでしょうか、講談社のX文庫、「バイク物語 白の章」と「バイク物語 青の章」、そして「風のターン・ロード」が印象にのこっています。
このようにかいて、どこかのHPで、石井さんの、書き下ろし作品、500枚というのをみたのを思い出しました。あれは幻でしたか。
秋の夕暮れ、さみしく・・・(11月)
桜様。
ハリス先生(ラジオ講座を聴いていたものでこう呼んでしまいます)の件、面白いですね。なぜ中島リストにないのかは、検討が必要です。
まだまだ、このような意外に「取りこぼされた(失礼な言い方ですが)」作家はいるみたいですね。
資料を探すのは大変ですが、こういったラインをちょっとずつ調べるのが私の仕事かもしれません。
興味のない人の方が多いかもしれませんが。
ところで、ハリス先生の作品レベルはいかがでしょうか。
お読みになった方、ご感想をいただければと思います。
フロリダ州の、ハリス長官ではなく、こちらはハリスさん。
なぜ、中島さんは「推理小説研究」に、高木彬光さんにより翻訳されたハリスさんの小説をリストにのせなかったのでしょうか・・・
・「宝石」昭和24年掲載の四点のうち、その二点が「探偵実話」に昭和26年再録 されたため。再録には、翻訳者名がのせられていないので、リストに採用した。
「蝋人形」と「按摩の笛」の場合。
・「緑色の蠍」昭和25、には、翻訳者名がかかれていないが、なぜか、「宝石作品総目録」には、丸茂文雄訳とされている。
単純にいえば、中島さんはのせなかっただけかもしれません。まだ、このあたりのことがわかりません。
冬です・・・(もちの季節)
末永さん、ワイン、この季節のワイン、飲むことにしていますので、冬なおでしょうか、相変わらず、古書目録がきていますが、今年は手元には、300点ぐらいとなりました。
以下のもの、雑誌名なのですね、ある雑誌に、「雑誌特集」があるようですが、そこに登場してもいいような話題ですね。
>「銃後小説」「諧謔小説」など・・・『事実小説』なんて雑誌、一人も知った名前がありません。奥が深いです
奥付けがないものがあります。ない場合、意識的にとりのぞいているのでしょうか、それにしても、暗闇なのですね。
鯱 城一郎さん、戦前の、サンデー毎日にも書いていました。呑気氏、彼のキャラクターでしょうか。
紅葉は里におりてくるのでしょうか・・・(11月)
冬でしょうか、ワインも解禁、そして上海蟹、食べたら、ことばがでてきませんね。
各所で話題の蟹、ここにも登場しました、フクさん、台湾出張、できたら、台湾で出ている、推理雑誌、目にされましたか、島崎さんが編集されておられるようです。
松本真人さん、いつも、書き込み、拝見しています。巡回するところが同じですので。
ところで、乱歩さん、「貼雑年譜」のことを「貼雑帳」と呼んでいたのですね、それにしても、ただいま、十名のようです(ワセダミステリクラブ、HP)、前回のちらしとは、すこし中味が変っていたのですね。
朝、あけました・・・(11月)
桜様。
おっしゃるような雑誌(単行本)です。
前にも話題にしましたね。
おっしゃるようなのものは、これまでも調査の対象になっており、市場にも出てきていたし、執筆者の素性も比較的よくわかっているのですが、それ以外の「銃後小説」「諧謔小説」などはほとんど何が何だかわからない状態です。
『事実小説』なんて雑誌、一人も知った名前がありません。奥が深いですよ。
桜さん
いや、どうもすみません。洒落をわかっていただいて、ありがとうございます。
加えて、この場に相応しいことを書きたいのですが、話題の持ち合わせがないので失礼します。
どのようなシナリオが政治の世界にはかかれるのでしょうか、来週の火曜日にむけて、状況は変化していますね。
「小林文庫」アクセス数、もとに戻りました。たびたび、ここに書き込んで、申し訳ありません。
末永さん
>慰問雑誌(含単行本アンソロジー)
ということで、以前ここにかきこみましたアンソロジーを思い出しました。
「傑作スパイ小説集」大井忠編、昭和16。
戦地に赴く兵士のために、とかかれています。渡辺啓助、蘭郁二郎らの小説が収録されています。
夕暮れどき・・・(寒さは一段ときびしくなります)
いわいさん、ありがとうございます。
>訳者名が明示されているのは海外作品扱い、そうでないのは国内作品
その可能性がありますね、しかし、翌年には、訳者名のないものが掲載され、また昭和26年の「探偵実話」には、訳者名はありません。これはすこし不思議です。
気になるのは、「ぼくは日本兵だつた」ですね、これはどう言う意味合いなのでしょうか。
>別冊宝石2巻2号(s24.8)に「わが小型自叙伝」・・・「日本の文章がすらすら読めるようになりたい」・・・少なくとも当時は英語だった
その通りですね、なんとんなく、「旬刊ニュース」には、実録ものがありそうですね。
多くのことが同時にすすんでいます・・・(朝、風雲でしょうか)
小林さん、アクセス数、「小林文庫」、213、500でとまり、今の数をおたしください。
それにしても、1日に、400近いアクセスなのですね、すごいことです。
末永さん
>慰問雑誌を強調するのは、慰問雑誌(含単行本アンソロジー)は、ちょっと内地の出版物とは毛色の違った執筆者が起用
ということで、手元のものをみました。
残念ながら、奥付がなく、そのかわり、本文のほうに、xx 様、x 様とした、内地の(?)妻あるいは娘さんに当てた、文章が兵隊さんの直筆でかかれています。
それは雑誌「短編読切 傑作読物集 慰問版」です。
「果合い柳原堤」白井三光
「支那の夜」林じゅん
などが掲載されたB5判です。
このような雑誌があったのですね、おどろきました・・・(11月)
松本真人さん、
「桜さん風」、お使い下さい。
何となく、うしろにつけると、クレジットとなるような気がしますので。
12月になるまえに、政治の季節ですが、後継は誰でしょうか・・・風雲急をつげています。
末永昭二さん、ありがとうございます。
>「鯱城一郎」は「鯱 城一郎」です(なんとなく名古屋を匂わせる名前です)
ということは、名古屋城、でしょうか。
「丘 丘一郎」ではなく、「丘丘 一郎」とは読み方がことなりますね。
鯱 城一郎さんの短編 明朗小説「人情放浪者」を読む。呑気氏と老人の話で、東京、大井町が舞台でした。
小説誌にかいていたのですね・・・(朝、あけてきました)
桜さま、森さま、末永さま、ハリスに関していろいろお教えいただきありがとう
ございます。
思うに中島氏は、訳者名が明示されているのは海外作品扱い、そうでないのは国
内作品と分けておられたのでしょうか。
別冊宝石2巻2号(s24.8)に「わが小型自叙伝」というのがありました。そこで
は、「日本の文章がすらすら読めるようになりたい」との事。少なくとも当時は英
語だったようですね。
ところで、先日古書市で偕成社の少年少女世界の名作全100巻のうちの1冊があっ
たので巻末リスとを見ていたら、『即興詩人』が三橋一夫だったみたいです。チェ
ック済みでしょうか。
「いかんせん」と「お金と根気のある〜」でした。すみません。
猿飛佐助のような人口に膾炙した(?)登場人物を使うのは、ある種の効果としてかなり有効ですね。大坪砂男も使ってます。
私がことさらに慰問雑誌を強調するのは、慰問雑誌(含単行本アンソロジー)は、ちょっと内地の出版物とは毛色の違った執筆者が起用されていて、多分、その花形作家を列挙しても、皆さん名前も聞いたことがないのではないでしょうか。それから「鯱城一郎」は「鯱 城一郎」です(なんとなく名古屋を匂わせる名前です)。
本があってお金が潤沢にあれば、もっと突っ込んで調べてみたいのですが、いかかせん……。
お金の根気のある方にぜひやっていただきたい分野です。
企業秘密をバラしますと、キーパーソン梁取三義あたりです。
篤志家の出現を求む。
貸本の次は慰問雑誌ですよ!
末永昭二さん
>鯱城一郎なんかはなかなか正体・・・単行本もあるにはあるのです
読み方として、鯱城 一郎ではなく、鯱 城一郎でしょうか、さきごろなくなられた、発音すると、茶木一郎がでてきます。
猿飛佐助、多くのひと、柴田連三郎、織田作之助、神坂次郎、荒巻義雄、富田常雄、中田耕治・・・、ありますが、忍者なのですね。
西村京太郎さん、湯河原に自身の記念館と終の住処を建築中の・・・(「週刊小説」11.24、「筆者の近況 西村京太郎」)。
どのような記念館なのでしょうか。
夕暮れ時・・・(11月)
小林さん、「小林文庫」のアクセス数、昨夜というより、午前零時頃より、更新がおかしくなっています。
見たときは、213、500、あたりであったのですが・・・
カウンターをお調べ下さい。
昨夜、気付いていましたが、ここに書くのをわすれていました。
森様。
あのアンソロジーは新人応募作を除けば、そのまま慰問雑誌という感じがしませんか? 三橋さんは違いますが。
鯱城一郎なんかはなかなか正体がわかりません。単行本もあるにはあるのですが。
三橋さん、講談の登場人物などに絡めたようなものがたくさんありますね。塙団右衛門が一番お好みだったのではないでしょうか。健康本にまで出てきますし。
ミステリっぽいのは、それはたくさんあります。『新婚ばんざい』なんかがそうですけど、忍術ものでなおかつ推理ものっていうのは、やっぱり不自然ですね。
森 英俊さん
>駿河台書房の『コント名作集』(現代ユーモア文学全集の第20巻)・・・三橋一夫「津の城下にて」・・・猿飛佐助が首を切断された女性・・・本格ミステリ
この頃、コント集、というのは出ていたのでしょうか、『山のコント集』鈴木五郎、あの探偵小説を書いた人かどうか、確定していませんが・・・、よく出会います「コント」。
>『猿飛江戸に現わる』の一部・・・内容をつき合わせてみると違うようです
さらに、猿飛佐助の登場する、短編がありそうな予感がしますが、どうなのでしょうか、知りたくなります。
秋、朝の落ち葉を踏みしめるおとは、昨夜の夢の続きか・・・(11月)
宮澤さんの、HPで、小栗虫太郎さんの、お孫さんから、メールをいただいた、ということ、そのかたは、何点か、文章を公表されているかたでしょうか、知りたくなりました。
久しぶりに、「八勝堂古書目録」、杢太郎を中心に。今回は、探偵特集はありませんが、自筆物がでています。
江戸川乱歩草稿 400字詰18枚完 120
江戸川乱歩草稿 200字詰14枚完 45
角田喜久雄草稿 400字詰24枚未完 8.5
甲賀三郎草稿 400字詰 7枚完 7
ということで、うなりました。
ところで、「貼雑年譜」内容見本、封筒でおくられてくるので、折られた跡が無残に、赤の背景に、たてに、白い線がつきます。
なんとかなりませんでしょうか、資料の面で。なぜか、新しいものはあたらしいままで、古いものはいくら汚れていてもいいのですが、また文庫は初版でなくてもいいのですが、・・・矛盾していますね。
そろそろ、と冬です・・・(11月)
森 英俊さん、情報公開、ありがとうございました。
ハリスさんにも、短編集があったのですね、 おどろきました。下の短編集には遭遇していませんでした。それにしても、昭和20年代の雑誌にかいていたこと、それもどうやら、高木彬光、三宅一朗、滝口直太郎、と名の知れた人の翻訳。感謝致します。
>ハリスの短編集『禁断の実』(1949, 文京出版)は、龍口直太郎訳・・・収録作は以下の9編
掲載誌、何点か、ありますので、読むことができそうです。
それにしても、中島さんの書誌に、すべて、もれていますね。
森さん、情報公開、ありがとうございます。
朝、あけました・・・(11月)
古書展で入手した駿河台書房の『コント名作集』(現代ユーモア文学全集の
第20巻)のなかに、思わぬひろいものがありました。三橋一夫が1編だけ、
「津の城下にて」というのが入っているのですが、これが猿飛佐助が首を切
断された女性の殺害事件を解決するという本格ミステリ。もっとも、酒をか
っくらっているだけで、ほとんど推理はしないのですが。いちおうトリック
らしきものと、意外な犯人は用意されています。例の長編『猿飛江戸に現わ
る』の一部ではとも思ったのですが、内容をつき合わせてみると違うようで
すね。
手元のあるハリスの短編集『禁断の実』(1949, 文京出版)は、龍口直太郎
訳とあります。収録作は以下の9編:
陥穽(旬刊ニュース)/仕掛花火(同)/さらばマグダレナよ(同)
銭湯の停電(ユース・コンパニオン)
禁断の実(モダン小説)
夢の殺人(八雲)
数寄屋橋(小説の泉)
恋仇(ホープ)
櫛とヘアピン(ロック)
( )は掲載誌
下の文章一部訂正します。
>末永さんの案内で、「りべらる」閲覧。ありますね、おどろきました
ですが、
この掲示板で末永さんのご指摘がありましたので、早速、他所で、「りべらる」閲覧。
ということです。フロピーのコピー時に、文章がかけてしまいました。
ふたたび、ジェームス・ハリスさん。
末永さんの案内で、「りべらる」閲覧。
ありますね、おどろきました、
・「何故バークマンは愛人のもとに走ったか」昭和二五,十月号
・「離婚王・エロール・フリン物語」昭和二五、十二月号
・「裸婦マタハリ」昭和二六、四月号
・「米兵と日本妻」座談会、昭和二六、六月号
上の三点は、すべて、三宅一朗訳、です。
実話は英語でかかれていたのでしょうか、
そうなりますと、小説も、高木彬光訳もありえます。
はたして、すべて英語でかいていたのか、どうか、もうすこし、誰かフォローしてください。
ということで、朝、寒くなりました・・・(11月)
朝の訪問で、成田さんのHPで、貸し本店の、記事を知る。80歳、蔵書一万冊、
元気のご様子、なぜか、うれしくなります。
成田さん、ありがとうございます。次は、栗田文庫でしょうか・・・
越沼正さん
>小林英樹『ゴッホの遺言』を読了
もう1冊あります、よみましたが、絵の素養がいりました。
玲さん、今後とも、ご訪問ください。
朝、寒さがきています・・・(冬)
ミステリのランキングをやってるので来てください♪
http://vote.dentaro.net/cgi-bin/comvote.cgi?id=yusuke
先だって、女性画家から「読んで」と手渡された小林英樹『ゴッホの遺言』を読了して、返そうと思った矢先、通勤途上で彼女にバッタリ。「続編も面白いわよ」と言われ、ウヘッと思ったのですが、この今年の日本推理作家協会賞の作品を、美術界はどう反応したのかしら。このファン・ゴッホの有名なデッサンの説得力ある「贋作の証明」に対して、「真作の証明」は書かれたのかしら。以前、今は閉館してしまった伊豆高原美術館の館長が著した「広重は司馬江漢の東海道五十三次を参考に描いた」という説が学会から冷笑、黙殺されたことが記憶に新しいので。
続いて、三人山村さん、山村直樹さんの方ですが・・・
戸田さんの、ご指摘で、「一等車の女」鮎川哲也編、昭和53年6月。
「移動密室」山村直樹、書き下ろし作品です。
鮎川さんの、紹介欄では、
・昭和33年、「宝石新人二十五人集」で、新人賞
・昭和39年、読売新聞社主催で、佳作入選、「幻住庵記」
・昭和40年、「オール読物」新人賞、「破門の記」
ということで、キャリア上、これからの活躍が期待されていたようです。
昭和9年生まれ、横浜市。
戸田さんの、ご指摘で、書き下ろし作品を読み直して、鮎川さんの、眼力にあらためて、敬服しました。
午後の散策、落ち葉がここちよいです・・・(冬)
ハリスさんについては、一度、誰かがとりあげるか、アンソロジーに採用していただきたいものです。
森 英俊さん
>『フェニックス』128号のインタビュー・・・後輩たちといっしょに平井隆太郎氏にお話・・・乱歩の英訳本の翻訳をハリスがやっていたという話を聞きました
確かに、乱歩の翻訳は、彼がしていました、これは乱歩の評論集に記載されていますので。
>ハリス自身の短編集も1冊、日本で出ていました
これが「ぼくは日本兵だった」1986年、旺文社か、あるいは、短編集かどうか、すでにわすれているのですが、たしかに、古書目録に、一度、彼の本が掲載されていました。
はたして、ミステリ短編集ならば、題名はどうであったか、思い出せません。
うーん、忙しい午後です・・・(秋から冬へ)
ハリスさん、雑誌では、J.ハリス、ジェームス・ハリスとしていますので、これらが筆名でしょうか。
末永さん
>桜様・・・ジェームス・B・ハリスが本名で、筆名(というか略して)がジェームス・ハリスだと思っています
そうようですね。
>ハリス先生の作品・・・『譚海』に子供向け・・・『りべらる』に実話・・・カストリ雑誌や小型雑誌・・・余技作家にしては無視できない分量です
こちらは、調べていませんが、そうなると、書誌に掲載されていませんね・・・
全貌はまだ分からないということですね。
>赤尾探偵って、旺文社の社長の名前を拝借
これには、気付きませんでした、旺文社から、英語会話関係をだしていますから、ハリスさんは手がかりをのこしていたのでしょうか。
いわいさん
>「死の部屋の手記」(宝石s24年4月号)、「蝋人形」(同5月号)、実は文末に高木彬光訳とあったからです(目次には訳者名はありません)
その通りですね、今まで、気付きませんでした。
中島さんの、「推理小説研究」にも掲載されていません。
これはすごいことです。
高木彬光さんの、書誌には記載されているのでしょうか、これは一度、調査してみたいものです。
>最初は純粋な海外作家・・・後には訳者名はないようです。従って初期は英語で、後には日本語で書かれていたのでしょうか
最初から、日本語でかいていたのではないでしょうか(推測ですが・・)、よんでいて、他の小説と同じいいまわしがあるので、こなれた、日本語の書き手であった、と思います。
4月号の、巻末では、「現役米国作家」とされていますが、これは少し怪しい(?)ような気がします。
同じ「宝石」の、昭和25年8月号の、「緑の蠍」には、訳者名がなく、日本語でかかれているようです。
はたして、これにはどういう真相があるのでしょうか・・・(午後)
ニコルさんのように英語で書いているのではないかと思います。
後年の『日本兵』なんかは日本語かもしれませんが。
私はよくわかりません。
ジェームス・B・ハリスといえば、『フェニックス』128号のインタビュー
で、後輩たちといっしょに平井隆太郎氏にお話をうかがったときに、乱歩
の英訳本の翻訳をハリスがやっていたという話を聞きました。そういえば、
ハリス自身の短編集も1冊、日本で出ていましたね。
J・ハリス、以前から少し気になっていたですが、そのような方でしたか。全く
知りませんでした。
気になっていたというのは、「死の部屋の手記」(宝石s24年4月号)、「蝋人形」
(同5月号)、実は文末に高木彬光訳とあったからです(目次には訳者名はありませ
ん)。最初は純粋な海外作家だと思っていたのですが、後には訳者名はないようで
す。従って初期は英語で、後には日本語で書かれていたのでしょうか。
少し気になっています。
桜様。
私は、ジェームス・B・ハリスが本名で、筆名(というか略して)がジェームス・ハリスだと思っています。「パブロ・ピカソ」のようなものです。
ハリス先生の作品は、なかなかたくさんありまして、全貌をつかむのは難しそうです。
昔から気にしていたので、メモを取っていたのですが、『譚海』に子供向けがあったり、『りべらる』に実話ものっぽいのを書いていたり、カストリ雑誌や小型雑誌に書いていたり。かなり広範囲です。余技作家にしては無視できない分量です。
有名な方ですし、貴重な歴史の証人なので、誰かが調べていると思うのですが、残念ながら私は知りません(勉強不足ですみません)。鮎川氏はインタビューされていないのでしょうか。
数年前、旺文社のラジオ講座を辞めるとき、朝日新聞のインタビュー記事で「実は昔探偵小説を書いていたことがある」と答えていたので、本人に間違いないし、取材にも応じてもらえそう(探偵小説を書いていたことを隠していないから)なので、取材は楽だと思うのですが。
赤尾探偵って、旺文社の社長の名前を拝借、ですね。
宮澤様。
先日は失礼いたしました。相変わらずホラ吹きです。
石井様。
遅ればせながら迷宮会HP拝見。ワセミスの時も思ったのですが、もっと長いのが読みたいというのはぜいたくでしょうか。
……山村直樹さんも亡くなられたのですか……。「一等車の女」に載った作品以降、新作がなかったのですが、「追尾の連繋」など、好きなタッチの作家だったのですが。
他の2人の山村さんには、全く興味はないんですけど、唯一気になる「山村さん」だっただけに、ちょっとショックでした。
ひき続いて・・・山村直樹さんのこと。
なくなられる前に、身辺整理をしていたのでしょうか、お姉さんの手元には、小説を書いていた、と言う事しかわからなかった、原稿用紙などはなかつたようでした。
あとから、お礼の手紙が届いた事を思い出しました。
その後、おつきあいはありませんが、その後の様子が知りたくなりますね・・・、思い出しました・・・(午後のひととき)
どうやら、K文庫、の到着、一足はやかったのでしょうか、しかし、しめきりは、12月ですから、ゆっくりと・・・。
J.B.ハリスさんは、英会話での、名前でしょうか、ジェームス・ハリス
という名前が雑誌などでは使われていました。
「推理小説研究 11号」で、そのうち、昭和26年には、8編が掲載されたのは「探偵実話」でした。初期には、黒澤警部、花田探偵、あるいは探偵作家赤尾傳が登場します。
この人の全容は、どうなのでしょうか・・・(午後)
今のところ、アンソロジーか、「別冊シャレ―ド」ですから、読まれるひとは限られてくるのでしょうか、しかし、一人増えたのですか、うれしいですね、須川 毅 さん。
山沢さんが登場しましたので、山ならびで、三人の、山村さん・・・、山村美紗さん、山村正夫さん、そして、山村直樹さん・・・、残念ながら、三人とも、おなくなりになりました。
あることで、山村直樹さんには、というよりも、お姉さんから、連絡をいただき、「追尾の連x」(x、字がでてこず、すいません)双葉社、ほか、「宝石」「推理」「推理ストーリー」掲載の4編を連絡した事をおもいだしました。
という秋の日・・・(紅葉の季節)
山沢ファンが4人も!? 以前は3人だったので
かなりの伸び率です (~o~)
「知恵の輪」は精読していませんが、個人的には
「ダミー・プロット」の優勢勝ち。ま、愛好者の方、
隅っこで盛りあがりましょうね。
時々、更新時に、更新時刻が出てこない場合がありますね、何度かあるようです。
「貼雑年譜」二分冊、内容見本をいただきました。
小林さん、その日、電話で、送付を依頼していましたので。
二階堂さんのHPによりますと、前回は三名の申し込みのようです。従来の、200部限定の半分ということは、うわさにすぎなかったのでしょうか。
宮澤さん、更新時にいつも訪問させていただいています。アンソロジーのとき、あれはどうだったか、と見に行きます・・・忘れてしまうので。
掲示板で、うわさの、すでに読んでいました、島田さんの「古墳殺人事件」「錦絵殺人事件」文庫で(本棚を探すより、買ったほうがはやいので)よみなおすと、この二作は彼の代表作だ、と思います。
文庫の解説ででてきた、島田さんがつくつた「大陸情報通信社」とはどのようなことをしたのでしょうか、読みなおすと、わからないことがでてきます。
>『知恵の輪殺人事件』は『砧自身の事件』よりも面白いのですか
山沢さんが「本格作家ミステリクラブ」の設立に参画されていた(「ジャーロ」記載)ので、ますます活躍されることを祈念します。
楽しみながら読まれれば、読後、彼の世界がみえてきますので、ゆっくりとよみすすめていかれればいかがでしょうか・・・(午後)
PreMYSCON2の参加者名簿公開されましたね。
すぐ気づいたのは、好きな作家またはベストに山沢晴雄を挙げた人が4人もいたこと。さすがマニアのアイドル。
それで、『知恵の輪殺人事件』は『砧自身の事件』よりも面白いのですか。読まねば。
小林さん、例の、K文庫、きましたね。
そこには、「xxx吉研究」全4冊、杉浦
が掲載されています。0.2、です。是非、入手してください。
今回はみおくりますので・・・。
ということで、お知らせまで。
どこもまだきていないのでしょうか・・・(冬の足音がきこえてきます)
見逃していますね・・・
「資料・源氏鶏太」高杉方宏、発行フリープレス、「本の雑誌」十二月号で知る。読んだことはありませんが・・・
「探偵小説の社会学」内田隆三、岩波書店、12月刊行、「図書」十一月号。
「お宝・貸本マンガの山を発見!」夢枕獏さん、夏目さん、呉さん、楽しそうです。710冊、まだ、行き先がきまっていまいようです。
「トクマ・ノベルス 西村京太郎選集」山前譲さんの解説、二巻まであげらてれている。続刊はあるのでしょうか。
「山田風太郎コレクション」全三巻、出版芸術社、解説・日下三蔵さん。
「土屋隆夫推理小説集成」全八巻、東京創元社。
いずれも、「ダ・ヴィンチ」十二月号より。
スキー場の、準備が進んでいます・・・(11月)
末永さん、発見の記事、おもしろそうですね。
>漫画の山を発見・・・小説は漫画より残っている率が少ない・・・小説がすたれてから漫画が増えた・・・小説本を処分して、その分漫画を仕入れた
そうですか、納得できます。
越沼正さん、服部正さんときて、版画家でもある、まゆみさん。
>服部まゆみ『ハムレット狂詩曲』・・・貸本漫画の山は、昔(30年前)よく見ました・・貸本漫画を求めて・・・倉敷市・・・漫画の山でした。
あるものなのですね、時代がことなりましても・・・
ここでは、「貸本マンガ研究」がでて、貸本漫画。
『魔子恐るべし』(もうバラしますよ)がでて、マコ・鬼一。
ハリスさんがでて、岩田賛さん・・・。
ここは何かがすいよせられる「成層圏」・・・(夕暮れ時)
服部まゆみ『ハムレット狂詩曲』光文社文庫を買いながら『ダ・ヴィンチ』を立ち読み。貸本漫画の山は、昔(30年前)よく見ましたワ。その当時、貸本漫画を求めて西東・・・でした。倉敷市の観光スポットのはずれで見つけた閉店した店は、まさしく漫画の山でした。埃だらけの中から20冊くらい買ったかな。なにせ金のない学生、一冊100円でもあれこれ迷って買いましたわ。好きな人にあげたりして、今では2,30冊残すだけですが、こんなに人気が出るとは!当時でも小説は見かけませんでしたね。なつかしいなあ。自宅に来る客人はみな貸本漫画を読みふけってしまいます。接待しなくてすみます。
末永昭二さん、「オール・ロマンス」と探偵作家クラブ、何か深い関係がありそうですね。
50年という期間、多くのことが忘れ去られていったのでしょうか、残念です。
>英語のハリス先生にインタビューされた方・・・ミステリ系のインタビュ・・・
J.B.ハリスさんといえば、なぜか、「岩田賛」さんを思い浮かべますが、なぜか、わかりません。
同じ雑誌にかいていたのでしょうか。
「ぼくは日本兵だった」旺文社、1986.8月
には、情報はないのでしょうか、古書目録でのがしていますので、詳細は・・・
また、宮田昇「戦後「翻訳」風雲録」2000
には、ハリスさんの名前があったような覚えがあります。
本当に、このように話題にしますと、知りたくなるほど、刺激的です。
>『譚海(戦後)』あたりのお話を伺うと面白いと思います
さらに、刺激的です。
昭和20年代後半のはなしですね。
さらに、フォローをおねがいします・・・(11月、秋)
オール・ロマンス社といえば、探偵作家クラブとも深い関わりがありますから、
人的な交流まで調査すると、面白いことがわかるかもしれませんね。
貸本漫画の件、なにやら梶井さんの記事が読売新聞に出たらしいですね。
私は購読していないので、知人にコピーを頼んでいます。
漫画の山を発見というようなことは、何度か聞いたことがあります。
小説は漫画より残っている率が少ないでしょう。なぜかというと、小説がすたれてから漫画が増えたからです。小説本を処分して、その分漫画を仕入れた店が多かったと思われます。小説と漫画は微妙にピークがずれていますし、漫画の方が後々まで残っていましたから。
いずれにせよ、そんな山に出会うなんて万にひとつだろうし、山にぶつかったとしても、高ければ指をくわえて見送るしかないです。
こまめに小口を探します。
『魔子恐るべし』(もうバラしますよ)は、なぜか近代文学館の事典で「代表作」とされています。確かに面白い作品ですが、『魚河岸の石松』の方がどう考えても代表作だと思います。映画は森繁久弥の独り舞台という感じで、なかなかでした。フランス座ロケもありましたし。
桜様。
マコ・鬼一の続報、お待ちしています。
本多さん、かなりご長命だったのですね。ご存命中にインタビューをしたかった方です。
インタビューといえば、英語のハリス先生にインタビューされた方はいらっしゃるのでしょうか。ミステリ系のインタビューについては、私は寡聞にして知りません。『譚海(戦後)』あたりのお話を伺うと面白いと思います。もう、どなたかやっているのでしょうか。
小林さん、あるものですね。
>「ダ・ヴィンチ 12月号」には、青森で貸本マンガの山を発見
しかし、この貸し本,マンガ、実は結構、あるものですね、某所でも、みましたが、しかし、1冊、1,2,3 の値段です。
いわいさん
>『話題と読物』たまたま、改題されていたんだ
とくに、下にもかきましたが、編集人のひとが興味ありますね、資料はうしなわれていますので、証言からみていくしかないのでしょうか。
時間が経つのが早い・・・(11月)
小林さん、掲示板のシステム、よくわかりました。
>「小林文庫」にはアクセスできても、掲示板にアクセスできないことが有る
両方ダウンする確率はすくなくなるのでしょうか。
それにしても、旧石器の時代の、北京原人やジャワ原人よりも古い、人骨が発見されていないのに、石器を信じるということは、今考えると、おかしな話ですね。
いえ、多くの地層があるなかで、そこに特異的に出てくる確率はきわめてすくないのに、石器がある、これは考えられない確率ですから・・・、それにしても、ミステリアスです。
違う話で申し訳ありません。
>成層圏外の出来事・・・そこが刺激的で楽しいのです
これを心がけたいものですが、むつかしく、ただただ、本を読むことがすきになりたいです。
>『話題と読物 オール・ロマンス改題』・・・そんなふうに改題されていた
まだ、興味あることがあるようですね。「妖奇」とその編集者、本多喜久雄さん、残念ながら、10年前に、神奈川市でおなくなられたそうです。何人かの、そこに発表していたなかで、京都のひとがおとずれられた、ということ・・・、その人からききましたが・・・、興味ある話でした。
>「貼雑年譜」の内容見本と申込み葉書は、創元推理倶楽部の会員に送られてきた 今日、電話してみます。
ありがとうございました。
師走、近ずきました・・・(11月)
末永昭二さん、 映画、造詣がふかく、楽しみにしています。
>そういえば昼間、この掲示板落ちてました
お昼のたのしみでも、あるのですが、これで、2回目(?)でしょうか。
>映画は今年の7月、衛星でオンエアしていました。かなり忠実な映画化
知り合いで、毎日、ビデオにとっている人を知っていますが、それだけでも大変な作業ですね。
ある古い雑誌をみていたら、「映画 獄門島」の犯人は誰だ、という、景品があたる懸賞がでていました。小説とはことなる結末でしょうか、すこし興味がわいてきました。
魔子鬼一には、マコ・鬼一以外にも、筆名があるのですね。しかし、資料で確認するつもりです
と書きましたが、まだ調べるつもりです、しかし、その小説を読みながら、わらってしまいました。確証は、主人公の名前だけですので。
寒くなります・・・(冬まじかです)
>桜さま
ご無沙汰しています。本当に驚きました。「まいった・・・」というのが何を意
味しているのかわかりませんでしたが、そのようないわれがあったのですね。
『話題と読物』たまたま、改題されていたんだ、という程度でしたので。本当に
知らない事が出てすぐ判ってしまう。凄いです。
「成層圏外の出来事」(cオーナーさま)の話題も楽しませて頂いています。
と一言ご挨拶まで。
「小林文庫」「推理小説ノート」は、老舗・中堅のプロバーダーRIMネットに、「掲示板」「黒猫荘」は地方の弱小プロバーダーに設置しています。
このため、「小林文庫」にはアクセスできても、掲示板にアクセスできないことが有るかもしれません。
ご迷惑をおかけして、申し訳ありません。
移転当初は、弱小プロバイダーの方が安定していたんですけど…。(;^_^;)
調子の悪い事が多いなら、プロバイダーに調査依頼しますので、遠慮無くご指摘下さい。
桜さん、森さん、末永さんが交わしているお話は、成層圏外の出来事のようで、何の事やらわからない事ばかりです。(^_^;;;)
(非難しているわけではありません。そこが刺激的で楽しいのです。)
森さんが購入された『○○恐るべし』は、宮○幹○の本??
(ここまでは、調べて解った)
その「山から下りてくる娘の話」が映画化?
もう、そうなると調べ様も無い!
石井さんは、本についてはご存知だったのですね。流石!
『話題と読物 オール・ロマンス改題』
はぁ。
そんなふうに改題されていた事自体、知らなかったですね。
そなわけで、石井さんへ。
全く役に立たない男でスミマセン。
暖かく、見守ってやって下さい。
(迷宮会の原稿拝見しました。)
「貼雑年譜」の件は、結局1冊だけ本を買うか、3000円の本を100冊買うか、100円の本を3000冊買うかの違いですから。
私は、1点豪華主義で行きます。(苦笑)
ちなみに、「貼雑年譜」の内容見本と申込み葉書は、創元推理倶楽部の会員に送られてきたようです。>桜さん
末永さん
「珍味礼讃」楽しみにしています。
そう言えば、「貸本マンガ研究2号」を、本日入手しました。 まだ読んでいません。
「ダ・ヴィンチ 12月号」には、青森で貸本マンガの山を発見、というのが出ていましたね。
小説は有ったのでしょうか?
越沼正 さん
満足な応対もできなくてすみません。
小林文庫のファン(?)がいましたか? 嬉しいですね。(笑)
ネットの世界では参加者の「質」が変わってきているのは、実感します。
(昔=私が始めた頃は、コンピュータ関係者ばかりでした)
ますます、面白くなりそうです。
越沼さんが、kashiba・黒白オフに参加されるなら、私も参加したくなります。(日程調整がつくか?)
そういえば昼間、この掲示板落ちてましたね。
石井様。
映画は今年の7月、衛星でオンエアしていました。
かなり忠実な映画化ですよ。
なぜか、小林文庫はあきますが、このゲストブックの方だけ、五時間余り、あきませんでした。
すこしまえもありましたが・・・
魔子鬼一には、マコ・鬼一以外にも、筆名があるのですね・・・
しかし、資料で確認するつもりです・・・(立冬)
越沼正さん、ありがとうございます。
登場以来、ずーと、だまされていました。本当のミステリーですね、戦後登場された人が再登場されたのか、と思ってました。
こういうのもありますね、
なくなられた文芸評論家の、江藤淳さん、本名は、江頭、といいます。
また、松原新一さんという文芸評論家、本名は、江頭、です。
そこで、筆名にされていた、ということ・・・
なぜか、すっきりしました、ありがとうございます・・・(大統領選挙の日です)
桜さんが困惑されるとは!私の知っている服部正さんは、現在50歳ほど、ミステリ作家の服部まゆみさんの夫。「創元推理」に書いたり、『影よ踊れ』(仕事場にいるので題名は不確かです)をだしている方です。全く、おなじような名前ってありますねー。私の場合、越沼初美という新人を知った時はビックリしました。
驚きました。
友人から、電話をもらい、オール・ロマンス改題「話題と読物」昭和28、4月号について、複雑でした。
1 この4月号で、改題した
2 その年の、6月号で、ふたたび、「オール・ロマンス」にもどされて、復活する。しかし、わからないほど小さく、話題と読物、と併記された
3 昭和29年には、それもとられて、小型版のまま、「オール・ロマンス」が2月号まで続いて、休刊
本当に、誌名が復活することはあるのですね。
ありがとうございます・・・(立冬でしょうか、寒くなりました)
この前からきにしていたのですが、「創元推理」に登場の、服部正さんは、新人でしょうか、それとも、昭和20年代にでてくる、服部正 さんと同姓同名の、異人でしょうか。
「探偵よみもの」昭和23、5月号に「スリラー音楽」がありますね。
ことなりますが、服部元正、という人も、戦前、戦後活躍されました。
「創元推理」の、11号以後がでてこないので(困りました)・・・
作りは古い衣装をまとっているので・・・(寒くなりそうです)
森さんと末永さんの掛け合い、見ごたえがあります。
想像されない部分がありますが、これも芸のひとつでしょうか、すばらしい。
石井春生さん
>>末永さま あの本が映画化・・・どこかのレンタル屋・・・それにしても、末永さんと森さんのやり取り、奥が深すぎます
ほんとうに、その通りですね。
ここの掲示板の楽しみ方ですね・・・(昨日は立冬)
>オーナー様
ついこの間、20万アクセスだってのに、もう21万アクセスを突破だなんて、
スゴイ勢いですね〜。おめでとうございます。
相変わらず、オーナー様はお仕事が忙しそうですが、これからもマイペースに
がんばって下さいませ。
そのうち、機会がありましたら、ミステリー文学資料館にぜひ一緒に
行きましょうね。楽しみにしていますので。
ところで、「貼雑年譜」予約されたのですね。うーん、羨ましい!
私は今のところ、指をくわえている状態です。ああ、なんとか生活を
切りつめて費用を捻出しようかしら(涙)
>末永さま
あの本が映画化されていたなんて! ああ、それは観てみたいですね。
うーん、どこかのレンタル屋に置いてないかしら。それにしても、末永さんと
森さんのやり取り、奥が深すぎますわ〜。
森様
やっぱりアレでしたか。たまには当たる私の八卦。
私は残念ながらカバーを見たことがありません。
上下揃って見つかったら、かなり奇跡的かも。
ところで、映画はごらんになりましたか。
あれは上巻だけを映画化したものです。
下巻は、例によって水増し(というか連載引き延ばし)分ですね。
ストリップ小屋の丸目という登場人物(映画では加東大介)のモデルは明らかに丸尾長顕ですね。丸尾人脈につながっているのは、ちょっと意外でした。
ただ、有名人のイメージを借用しただけかもしれませんが。
末永さん
ご明察でした。『○○恐るべし』のカバー付き(状態悪し)。ただし上巻
だけ、でした(残念!)。下巻のカバーとデザインは同じなのでしょうか。
越沼正さん
>小林文庫・・・小泉喜美子さんのファン・・・どこにファンがいるか判りませんねえ。私の予想では、今年の暮れからインターネット・・・予想が当たり
そうですね、確かに、高速化も来年からはじまります・
パソコン用年賀葉書、6.3億枚、1日発売なのに、すでに、八割うりきれ。追加のようです。
他の掲示板をめぐりますと・・・、興味あります。
森さんの、五條さんの講演会での、講演前のはなし。「新青年」の保存のしかた、帯を破らない方法、興味あります・・・
喜国雅彦さんが、1月号で、書かれるそうですので、楽しみです。
いわいさんが「話題と読物」昭和28年4月号、でていたのですね、これはすごい、あったのですか。まいった・・・
秋、あたたかい、落ち葉をふみしめる・・・(この頃です)
きょう、SFの文庫本を送った方から到着のメールが届きました。その方に小林文庫のことを書いておいたのですが、「噂では知っていました。ちょっと覗きました。(小泉喜美子さんのファンです)」いやあ、どこにファンがいるか判りませんねえ。私の予想では、今年の暮れからインターネットが中高年に爆発的に波及する、ですが、アクセス数から見ますと、予想が当たりそう。来年は、ネット環境がガラッと変わりますね。いろいろな細かいところから、忘れられていた作品の再評価が始まると思います。ということは、世の中が変わるということですが。楽しみです。
遅れ馳せながら、「創元推理 20」。
竹下敏幸さん、何歳でしたのでしょうか、
文をよみ、SR について興味あるなら、という葉書をいただいていましたが、袋からそれを取り出して読む。
編集後記をよむ。
ここでのべられた、大江さんとコミマサさんのこと、誤解されやすい文章でしたので、補足してみますと(許して!)、
昭和54年の第十五回谷崎潤一郎賞選考評で、44歳の大江さんが、54歳であったコミさんの作品「ポロポロ」について、「いい文章」と書いたことをさすのですが・・・、ノーベル賞はずーと後ですね、このあたりのことがかかれていないので、補足。
ということで、「創元推理」、文庫になるのですか・・・(紅葉の日)
末永昭二さん、おいそがしそうですね。
師走が近いと言うことですか,このところの暖かさ、これはどういうことでしょうか、紅葉せずに、冬芽は準備されているのでしょうか。
>更新したいし、原稿も4話分ほぼ完成している
楽しみです。
小栗虫太郎。廃屋からでた、処分本をすこしだけ、手に入れました、そのうちの、1冊。「中央公論」昭和十二年九月号、「金字塔四角に飛ぶ」小栗。
すこし、疑問におもい、「現代教養文庫」の島崎博編「小栗虫太郎著作年表」をみると、
改造 9
とあり、めずらしく、初出誌が間違っていました。こんなこともあるのですね。
暖かくなりました・・・(11月)
小林さん
このところ、足音がきこえるように、訪問するひとがおおいですね、行き付けの本屋さんのも、この掲示板をみていました。HN は内緒にしていますが(笑)・・・
「新刊注目情報」によれば、紀田さんの「神保町の怪人」「古書収集10番勝負」、こちらは創元推理文庫、12月、でますね・・・
>「貼雑年譜」予約しました・・・どこから、お金が出るんだろう
これは知りませんでした、何か、小冊子が出ているのでしょうか、それとも、前回予約された人に、案内がきたのでしょうか
ありがとうございます。
>渡辺啓助さんが、群馬県渋川市に疎開していた関係・・・(顧問をしていた)同人誌
100歳になられますから、記念の出版はあるのでしょうか、知りたくなりますね。
>桜さんが、東京にいらっしゃる事があれば、無理しても空けます
ということですが、なぜか、いそがしく過ごしています。
現在、三人の方と、交通。一人は「密室」同人であったひと、鮎川さんや XX さんとその頃したしく、おおくのことを学んでいます、そして、20年から30年だいにかけて活躍された方とも交通しています。
かかれた文献が続々出てくるので、驚きますが、楽しみにしています。
11月・・・(それにしても早くすぎます)
オーナー様
更新したいし、原稿も4話分ほぼ完成しているのですが、諸般の事情により、アップできないのです。今、調整中で、早急に片づけます。すみません。期待しないでお待ち下さい。
森様
別の板の話ですが、『○○恐るべし』(伏せる必要もないのですが)だったら、結構珍ですね。
上下揃っていたのでしょうか。
違っていたらごめんなさい。
昨日11月5日、「小林文庫」のアクセス数が21万を超えました。
大変ありがとうございます。
と、こんな時しか出て来なくて、すまません。
前回の、レスからまた2週間ほど経ってしまいました。
全く、打っても響かない応対で、申し訳ありません。
皆さん、呆れているかと思いますが、呆れながらも訪問して下さった方々、掲示板に書き込んでいただいた方々、ありがとうございます。
この間、私は「神田古本祭り」にも、「ミステリ文学資料館」にも、オフ会にも、行けなかったので、許して下さいね。 m(__)m
一応連絡事項を…。
○ プレMYSCON2には、参加申し込みしました。
ただし、前日に群馬で温泉泊り込みの忘年会があるので、果たして開会に間に合うか、綱渡りです。(二日酔いかもしれないし)
○ 「黒猫荘」のオフ会を、12月16日に名古屋で開催する予定です。
ぜひ、ご参加を。
○ 「貼雑年譜」予約しました。
どこから、お金が出るんだろう? (^_^;;;)
その他のトピックス…。
○ 最近は特記事項なし。(-_ー;)
○ 先週週末に、群馬県立図書館で、昭和2,30年代に群馬で発行されていたの詩の同人誌「B」を閲覧してきました。
渡辺啓助が、群馬県渋川市に疎開していた関係で、関わっていた(顧問をしていた)同人誌。
疑問に思っていた、渡辺啓助と群馬の関係の一端が解って嬉しい。
(http://www3.ocn.ne.jp/~okugim/keisuke.htm 参照)
続いて、少しだけRESを…。
末永昭二 さん
> 21万アクセス,おめでとうございます.
ありがとうございます。
> いずれ復帰しますので,どうぞよろしく.
他人(ひと)の事は言えませんが、「珍味礼讃」の更新待ってます。
蔵書一代
森さん、桜さんの入手情報を見ていると、やっぱり本は相応しい人の所に集まるようですね。
本にとってもそれが一番幸せでしょう。
(私のような)第三者からしても、本をちゃんと読んで、調べた結果を公開して下さる方の所に集まるのが、一番です。
それにしても、羨ましいけど…
石井春生さん、森さん
「ミステリ文学資料館」にお誘いいただいて、ありがとうございます。
女性に誘われては、ノーと言うわけにはいかないのですが、どうも予定が立てられません。
ごめんなさい
土曜に開館していないのが最大のガンなのですよ。
私は会社中心世代なので、会社を休むことに罪悪感があって、簡単に休めない。
そんなこんなで、いまだにミステリー文学資料館と三庚図書館には行けないのです。
ごめんなさい、ごめんなさい。
だれか、館報だけ貰ってきてくれませんか… (;^_^;)
須川さん
> 祝賀会はいつですか? >オーナー様
12月に、MYSCONとオフ会を入れてしまったので、今年はもう無理そう。
kashibaさんの10萬アクセス記念と、黒白さんのオフ会には参加したいのですが…、これも厳しそうです。
桜さんが、東京にいらっしゃる事があれば、無理しても空けます。(^ー^)゛
「本格ミステリ作家クラブ」が設立されたそうです。
ここから、叢書が刊行されるのでしょうか。
「日本推理作家協会」とは別組織ということでしょうか。
いずれにしても、叢書や短編集が刊行されれば、たのしみが増えます。
発展が期待されます。
秋、ふかくなりました・・・(11月)
小林さん、21万アクセス、一部掲示板もかわり、また、「小林文庫」の情報も更新されていますので、大変役立ちます。
ありがとうございます。これからもよろしくおねがいします。
「新潮文庫20世紀の100冊」完結しました。1901から2000年まで、100冊を選んだものです。
たとえば、1946「堕落論」坂口、1957「死者の奢り」大江、1958「点と線」松本、1963「飢餓海峡」水上、1990「黄金を抱いて翔べ」高村、1992「火車」宮部、1999「ハンニバル」ハリス・・・
2000年には、「百年目 ミレニアム記念特別文庫」新潮文庫編集部編、これは入手したいものです・・・(楽しみな日です)
このところ、掲示板を巡回していて、2,3のいい情報をみました。ほんとうに、ネットはかかせません。 おおくは、入手情報ですが・・・
須川 毅さん
>桜様 忙しくて・・・ようやく110号の編集のめどがつきました
楽しみです、是非入手します。大変です、編集、翻訳など・・・、先ごろ、一括して入手したのは、「密室」同人の人でしたが、そのひととは電話はなぜか通じないので、葉書でのやりとり、気長に交通しています。
すぐに時間がたちますね・・・(冬か)
これはすばらしいことです。
予想をこえるアクセス、もうすでに、21万プラス200をこえています。
多くの人がおとずれておられるのですね。
末永昭二さん
>ペースが速い・・・これからもご発展を祈念いたします
本当にそう思います。
先ごろ、貸し本というか、古いたてものがこわされて、電話でよびだされて、そこから出たもののひとつ、戦前の軍関係のものや雑誌類を入手しました。
友人は、中学生の友などの学年誌の付録、探偵ものがふくまれた100点ぐらい手に入れました。こちらがほしかつたのですが、残念です。
あるところにはあるのですね・・・(冬まじか)
最近貢献できていないのですが、21万は
あっと言う間でしたね。
祝賀会はいつですか? >オーナー様
桜様
忙しくて11/3のコメント、見落として
いました。ようやく110号の編集のめどが
つきました。この同人誌も高齢化が進んで
きたようです。(笑)
21万アクセス,おめでとうございます.
さすがにペースが速い.
これからもご発展を祈念いたします.
どうもご無沙汰しています.
いずれ復帰しますので,どうぞよろしく.
21万アクセスまで、106です。
今日か,明日の朝ですね。
小林さん、「小林文庫」の210,000アクセスは,11月6日(おそらく)ということですので、訂正が必要ですね、掲示板をしたにいくと、でてきますので・・・。190,000、となっていますので。
それにしても、このところ、一ヶ月かかっていないということですね、すばらしい。
久生十蘭も、従軍記者で、南方へでかけていたのですね。「文芸春秋」の記事で知りました・・・(寒くなりました)
笠井さんは,大江健三郎さんを、ミステリへの影響の観点からとらえたミステリ評論家としては最初のひとでしょうか。
それにしても、驚きます。昨年が「宙返り」上・下
そして、ドイツのベルリン自由大学に出かけられたのが,昨年11月、今年、2月にかえられて、そして、
「取り替え子」書き下ろし作品、
この意味は、小鬼が人間の美しい子供をほしがって、自分らの奇怪な子供と取り替えていく、という民話からくる(夕刊 朝日新聞、1999年5月19日)。
その前に、かれは、夕刊 讀賣新聞、1999年5月11日では、その「人生の細部」で、「取り替え子」について、伊丹十三について、「美しい子供」としてかいている。
そのような意味で、これはあるミステリアスな謎にせまる、ミステリ巨編のような気がします。
いや、これは、すごいです。なお、大江さんはあと一作をかくよていらしい。
しかし、デクスターの最後の作品がHPBからでました、さびしいものです、70歳です。
もうひとりのイギリスの作家も・・・、さびしくなります。
そんな秋です・・・(11月)
ある会がなくなったので、さびしくしていましたが、さる方から連絡あり。
しかし、というか、やはり、本格的な蔵書の整理は,70歳をさかいにしているのだな、とおもいました。
そして,連絡。
しかし,カリスマ的人物でないと,難しいですね。
越沼正さん
>最近、古本をネット・・・不必要になった本を探している方に出会います
ということで、いいですね、やはり,必要なひとにであうのは・・・。
>みなさん、それぞれに座右・・・、歌人の塚本邦雄が、座右の書としてブラッドベリ『火星年代記』・・・振り返ると、『塚本邦雄歌集』白玉書房でした
では、何でしょうか。
大江さん「万延元年のフットボール」
夢野久作の「ドグラ・マグラ」
でしょうか。文庫で読むことにしています・・・(秋です)
最近、古本をネットで売るのにハマッテいます。なぜか不必要になった本を探している方に出会います。ということは、私も標準的なマニアだったんだなあと自覚。私の場合は、オークションではなく、直接交渉。これは面白いです。喜ばれますから。ところで、みなさん、それぞれに座右の書ってあると思います。昔、歌人の塚本邦雄が、座右の書としてブラッドベリ『火星年代記』をあげていて、では、さて自分は?と振り返ると、『塚本邦雄歌集』白玉書房でした。最近は枕頭の書にハマッテいます。蒲団のなかで横になって、ハテ何を読むか。以前は俳句や短歌でしたが、今は都筑道夫です。ショートショートがカラリとした読後感で、スッキリ眠りに就かれます。今は『ダジャレー男爵の悲しみ』角川文庫を。秋ですね。
古書目録が相変わらずきていますが、なぜか、手に入れようという気力が低く、これでは、先が思いやられます。
ネット検索も、滞りがちです。
やはり、このところ、交通のある、3人の方にこころが奪われているのでしょうか。実感では、やはり、本は所有されており、ないのはその人の手元にあるからだ、あたりまえですが、その意味では、ある程度はそのような人に出会う事が大切なのですね。
先ごろ、安部公房の,初版帯び付きが、3,4 の値段ででていましたが、聞きますと、やはり、あるコレクターからのもの・・・、店主からは、昭和初期の、乱歩の作品のある、新潮社の,書下ろしの,探偵小説のそろいを見せられましたが・・・、あるものです・・・(立冬まえです)
紅葉の季節、すこしおくれているようです。
昨日は天気予報上は、特異日で、晴れになるそうです。
「イン・ポケット」連載の小説,綾辻さんのもの、大江さんの「万年元年のフットボール」を意識したものである、いや読者としては思い起こされる展開です。
では、新作「取り替え子」はすでに、「宙返り」完成ののち、書下ろしとして言われていたものですので、今後の発売が期待されます。
この「宙返り」は、なぜか中井さんのある作品を彷彿とさせます。
昨年,ドイツにおられたときにもかかれていたのですね、テレビでうつされた原稿は、それでしたのでしょうか・・・
ということで、ミステリとして大江さんの作品をよんでいる読者としては、その完成がうれしい・・・(休暇は続きます)
越沼正さん、
そのような短歌がありましたか・・・
これは読みたくなるものですね。
>激しき雨に打たれて立てリ愛用のあなたの傘を握りしめつつ
何と奥の深いものでしょうか、
いいメッセージです。
ありがとうございます・・・(遊びから帰りました)
昨晩、なぜか気になって本棚から福島久夫歌集『男は夢の中で』(1992年刊)を取り出しました。題名から察せられるように、これは小泉喜美子さんに捧げられた歌集です。彼女の不慮の死を契機に・・・短歌を作るようになった。あとがきを読んで、「ああっ」と。今ごろ、彼女は事故に遭った。2日午後10時40分。
激しき雨に打たれて立てリ愛用のあなたの傘を握りしめつつ
こういった短歌です。ご母堂から贈られました。
掲示板を巡回して、「注目新刊情報」が、すこしおくれてでる。
安心しました。おやすみをとられておられたのですね。
いつも参考になります。
紀田さんの「神保町の殺人」、創元推理文庫、復刻フェアー、祥伝社文庫、そのなかに、ミステリーではないですが、「取り替え子」大江健三郎、書き下ろしで、いよいよ出ます。本当にかいていたのですね、これは驚きました。いつも、ミステリの視点でよんでいますので・・・。
続いて、すいません・・・(紅葉がすばらしい)
須川 毅さん、
すこし古いことになりますが、編集された、といっていいのでしょうか、同人誌、よみました。
他の掲示板でもよみましたが、続々、海外の未訳もの、翻訳されてきますので、たのしみですね。読むのが追いつきません。
小林晋さんの翻訳もの、文庫化されると、なおうれしいですが・・・、手軽に持ちはこばれる文庫がすきなので・・・。
今後ともよろしくおねがいします・・・(秋の朝)
このところ、蔵書家やコレクターの人との文通で、すこし忙しいです。
三万冊の蔵書家の人からは連絡はないので、心配ですが・・・
10月に連絡をいただいた、推定75歳から70歳のひとから、本がおくられてきました。
おどろきました。
知りませんでしたが、本をめくり、中を読んでいると、「密室」同人のかたでした。すでにしりぞかれていますが・・・
そのなかに、白石潔さん、xx さん、そして、本人との関係、xx さんのや白石さんのサイン本がまじつていました。
もちろん xx さんの、名刺もそこにはられています。
電話がつうじないので、不自由ですが、すこしまえにきたところでは、xx さんの原稿があるということ・・・・なぜ、所有されているのかわかりませんでしたが、送られてきた本を見て、納得しました。
メモには、鮎川さんとの交友もかかれていました。
これは信じられない出会いとなりました。
これからも続々おくられてくるのですから、何がでてくるのかわかりません。
朝、でかけます・・・(それにしても、秋です)
ご無沙汰しちゃいました。
さっき12/2のプレミスコンに(カタカナで書いてはいけない
そうですが)参加申込みをしてしまいました。このサイトの
登場人物で他に参加される方はおられますか??
蔵書一代、ということでいえば、突然そのコレクターがなくなる、ということがありますね。
思いだしました。長崎にすまわれていましたが、家族はそこをひきはらわれて、東京へ。お荷物になるのが「蔵書」。
蔵書、長崎の出島に関するコレクションはそのままいろいろな人がきて、あとかたもなくなる。
しばらくして、それをある人との話でしりました。面識のないひとでしたが、またどこか市場にでていくのでしょうか。
三万冊のコレクターからの連絡はありません・・・(雨の朝)
偶然がかさなることはあるのですね・・・
昨日、友人から、楠田匡介の、簿記関係の本を入手したのだが、これはあのひとのでしょうか、ということ。正確な名はききもらしましたが・・・
おりしも、森さんは、「脱獄囚」入手。
WEBOPACでしらべると、「能率的な事務の執り方」1956
がある。
連絡すると、この本でした。
知りませんでした、このような本を書いていたんですね・・・
「日本ミステリー事典」をみる、事務関係の本を出したことはかかれていない。
山前さんの筆になるので、書かれていても不思議でないが、どうなのでしょう。
次に、これよりも古い「別冊太陽」を思い出し、山前さんのコレクションをみてみると、「都会の怪獣」の注に、「簿記」に関する本があるという・・・
友人にメールで連絡・・・これはあるのですね・・・(深すぎる、朝)
森さんの、お話を読み、先日、再びあった中学生に2回目の出会い。いますね、中学生、高校生。
先日は、手にしたものを譲りましたが、2回目は立ち話。
どうやら、父親の蔵書はみせてもらえず自力で創元推理文庫、ハヤカワ文庫を探している。カー、クロフツ、ダイン等。
偶然ですが、森さんの書誌も、これは文庫の方も、おしえておきました。
でも、大阪圭吉、「宝石」揃い、すごすぎます・・・(雨です)
おはようございます
久々にホームページの「夢現堂」のコーナーを更新
しました。古書展にかよう高校生(って、だれ?)の
話です。
なくなられたのですか、真鍋博さん。
創元推理文庫、ダインのカバーもかかれていました。
旧「宝石」の表紙もですね・・・
秋、何か、身にしみてきます。
新聞で知り、独特な表紙がおもいおこされました・・・(午後です)
続いて・・・
「小林文庫」アクセス数、驚異的にリーチされています。21万アクセスまで、二千をはるかにきっています。すごい、です。
小林さん、その掲示板を下に動かしますと、190,000アクセス、10月12日に達成となっていますが、200,000、となると、思います。
しかし、掲示板は常に生き物のようにうごいているのですね・・・(秋の朝)
まとめて、昨日の読書。
「小説推理」十二月号、喜国雅彦さんの、連載の休載、やはり、例のことで・・・、でも、来月号には名前があります。次回が楽しみです。
「週刊小説」11−10、No.21,「文庫本一番搾り」には、河出の文庫目録がでたようです、二年に一度ですか、乱歩のは記載されていないようです、しかし、乱歩のは編著の「推理教室」だけでは・・・、その他にあったでしょうか、しかし、鮎川さん関連のはどのようになっているのでしょうか。心配です。
「別冊シャレード Vol.45 小野不由美」インタビュは掲載されていない。うすでのものになりましたが、解説は読めます。
扶桑社文庫「昭和ミステリ秘宝」、「館」がなくなり・・・、これは「インターネット秘宝館」や他の「・・・秘宝館」をだしているところとまちがいやすいためでしょうか・・・、日下さんの解説、丁寧な仕事です。続々出されることが期待されます・・・(秋、読書の季節)
蔵書一代、なぜか、響きますね、越沼さん。
植草さん、小泉さん、その他のルートとして、どのように愛好家にわたったのでしょうか。
戸川さんの文章、1度、同じ趣旨のをよんだことがある、と思い出しました。
そうです。
「鳩よ!」1996年2月号、「愛書狂」。
「古本」神田ミステリアス、と比べると、
・夏目書店(鳩)とN書店(神田)、ここでは30冊入手らしい
・蔵書家(鳩)と相合谷蔵書(神田)
・もう1軒、白金の書店が追加されている(鳩)、ここで10冊から20冊入手されたようです。40冊から50冊になります
ということで、合わせて読むと、より全体が明らかになります。
「鳩よ!」では、都筑さんの蔵書が「本があふれて仕方ないので処分したいというお達しが届いた。欲しい本は全部持って行っていい」ということで・・・
うーん、こんなおいしいお話があるのですね・・・(秋、台風です)
蔵書一代と感じたのは、昔植草甚一が亡くなって、蔵書がどっと古本屋に出回ったときでした。その人にとって重要、大切なものでも、遺族にとっては、ただのお荷物ってことは、本以外にも絵画などにも言えることですね。きょうは、知り合いが、会社に保管してある某物故画家の絵100点ほどを売りたいが、と相談にきました。必要としている人のところへ必要とされているものが移っていくのは、いいことだと思います。逆に誰からも必要とされないものはカワイソウ。上記の絵は、多分必要とする人はいないだろうなあ。小泉喜美子さんの場合も、遺族にはお荷物。でも、洋服も猫も、私は本ですが、他人様に譲られてゆきました。
越沼正さん、やはり、「蔵書一代」ということでしょうか。
桜の場合、父の仕事関連と、存命のため、その蔵書はありますが・・・
少し前に、70代の人から頂いた手紙には、手元に、三万冊の本があるのだが、その処分方法がむつかしい、そして、必要なものを連絡しましたが、まだ連絡はありません。
なぜか、そのようなことがかさなっています。
例のトークの日以来、越沼さんが他の掲示板でも書き込みがなく、おいそがしいのではないかと、推測していました。ここでも、よろしくおねがいします。
ある人の蔵書印があるのを手に入れると、書かれる資料のひとつではないかと思い、驚きます。
たまたま、「株式会社 幻影城」の印のあるのを、先ごろ入手しましたが、これも歴史を感じさせます・・・(いろいろなことがあります、秋です)
桜さんの書き込みを拝見して感想を。なんか私もそのK!さんと同じ心境なのか、突然、もう読めそうにないSF本を中心に京都の古本屋に二度売りました。珍しいのと状態が良かったので、少しでしたが、3万円あまりになりましたが、明日で50歳、そして世紀末、身辺整理というところでしょうか。
この何日か、原稿を必死で書いていました。そういう時は本も読まず、音楽も聞かず、です。それが昨日仕上がってヤレヤレというところ。で、呑気に書き込みしたくなりました。今は欠落しているミステリの知識を埋めているところですが、戦後のミステリがどんどん発掘され活字化されているということは、今まで無視されていたということ。ここにも時代の地殻変動が起きていると感じます。政治だけでなく。
10月も今日で終り。目録、2点。
昨日で10月は25点。1月から237点。ということは、年間300点余りが来るのですね。その20%、60あまりの古書店。1ヶ月で、五つぐらいの、古書店。ノートを見てると、だいたい、手に入れるのは、100ぐらいの、作品なのですね。
京都の目録、前回は、鮎川さんのサインのものが安くでていましたが、今回は、立風書房の、長編全集全6巻、初カバ、帯付、1.2。仁木さんのは、その半分ぐらい。ときどき、珍しいものがでてきますので、目がはなせません。
扶桑文庫のシリーズもでて、紀田さんのも、そのものずばり、の題名で出るようです。このところ、文庫ばかり、購入しているような・・・(秋です)
今年、出た話題の「宝石推理小説傑作選」全三巻、いんなあとりっぷ社、昭和四九。
中島さんがそのあたりのことを書いていたことを覚えていましたが、見つからず、時がすぎて・・・
ありました、徳間文庫版「殺人カセット最新版」昭和五六、解説によれば、
木箱入りの豪華版であったが、わずか八百八十八部の限定本・・・
ということで、この横3冊「木箱」は売り切れたような文章です。
では、縦3冊の「(紙)箱入り」はいつ作成されたのでしょうか、「木箱」入りが完売した後でしょうか・・・、それとも、輸送がむつかしいので、とりやめて、「(紙)箱入り」になったのでしょうか。
その後、昭和六〇年、「ブックマン」12号で、大坪さんが残部があるので、連絡を・・・
今年もありましたね、残部があるということで、何名かの人が入手されました。
どこまででてくるのでしょうか・・・
「木箱入り」が最初の形であることが中島さんの文章で確かめられました。
それはさておき、アジアカップ杯、よかったです・・・(秋です)
「蔵書一代」ということでしょうか。
「SFマガジン」12月号、K さんのSFコレクション、大阪府立中央図書館に寄贈されたそうです。そのリストが、載せられています。
「ミステリマガジン」12月号にも・・・・蔵書の処分リストがほしい人、連絡するのでしょうか。
このところ、個人的にもきますし、そのような時期なのでしょうか。
「アミユーズ」11月8日号、中央線沿線の古書店、46店。このうち、7店から、本を入手したことがあります。しかし、このところ、入手していないような気がします。
それにしても、紅葉はおそいようですね・・・(秋の午後)
同志社ミステリ研究会さん、
お知らせ有難うございます。
>講演だけでなく、質問会も予定しておりますが、時間の都合上質問の募集は当研究会のHPでさせていただくことになっております
おもしろい内容となりますね・・・
「カメレオン」も発行されるのでしょうか(確かめていませんが・・・)
芦辺さんの作品の概略も・・・
あとで、HP上で、確かめます。
情報を有難うございました・・・(秋)
森 英俊さん
>三橋一夫の『空袋男』(新星出版社)・・・著者名は森九又、発行者が三橋になっています。
個人的には、この作品集は三橋さんには重要なものである、と思います。友人からコピーで、収録作の「空袋男」をよんで、愛しい子供をなくした男の悲しみ、悲しみの余り、身体からすべての臓器がでてくる、読んでいて、これはかれが書かなければならないテーマだった、と思いました。
>表題作(からつぼおとこ、と読むそうです)・・・計6編が収録
昭和21年10月、自費出版。これは、昭和18年の『薔薇の細道』から6編選んだようです。
やはり、「文芸世紀」に掲載されたものでしょうか。
森さん、このところ、三橋さんの収穫、すさまじいですね、この作品集は自費出版ですから、手にされなければならない人が入手されたのですね。
まだ、2,3冊、自費出版がありますから、市場に出てくるのでしょうか、たのしみですね・・・(秋の一日)
どうも、はじめまして。突然申し訳ありません。
同志社大学ミステリ研究会の和歌と申します。
この度同志社大学ミステリ研究会では、
学園祭で小森健太朗先生の講演会を開催することになりました。
日時は、11月26日。開場午後4時半、開演午後5時です。
場所は同志社大学今出川校地、寧静館31番教室。
入場は無料となっております。
場所などが分かり難い場合は、模擬古書店も同時に開催予定なので、
そちらへお越し下さい。ご案内いたします。
講演だけでなく、質問会も予定しておりますが、
時間の都合上質問の募集は当研究会のHPで
させていただくことになっております。
当日はサイン会も予定しております。
サイン会への参加をご希望の方は、
当日、サイン用に本などをご持参下さい。
尚、時間等の都合上、お一人様一冊でお願い致します。
詳しくは、当研究会の公式サイトをご覧下さい。
それでは、皆様のご来場をお待ちしています。
同志社大学ミステリ研究会公式サイト
http://osaka.cool.ne.jp/dmswww/
同志社大学
http://www.doshisha.ac.jp/
久しぶりに古書展の抽選に当たりました。まあ、値段が値段だったので。
ものは三橋一夫の『空袋男』(新星出版社)で、著者名は森九又、発行者
が三橋になっています。表題作(からつぼおとこ、と読むそうです)をは
じめとする計6編が収録されていて、それぞれの初出年(あるいは執筆年)
が記されているのがなかなか興味深いです。
3日まで、五十万人の人出。神田古本まつり。
これは、第何次かの、ブームでしょうか。
金曜日、午後。すごいですね。
目録がだめならば、ということで、多くの人出でしょうか。
秋の日、雨でなくていいですね・・・(秋の空)
読書のほかに、することもありますが・・・
この前、手に入れた1冊、『大衆小説の世界と反世界』池田浩二、現代書館、1983。
探偵小説の世界、しかし反世界という概念、ここに用いるのでしょうか。それはさておき、
あれ、海野十三、別名、丘丘十郎。
丘丘 十郎、とある。おかおか じゅうろう、とは知りませんでした。今まで、丘 丘十郎、おか おかじゅうろう、と読んでいました。うーん、そうなのでしょうか。
それにしても、football,どうしてこのように、すばらしいチームになったのでしょうか、稲本君、つぎは応援ですね。つぎは30日、1時過ぎ・・・(秋です)
乱歩の「三人書房」、「彷書月刊」十一月号で紹介されています。
「貼雑年譜」からの引用ですが…。
その時の年齢は、26歳、27歳ですが、Aさんは、25,26歳としています。
ササイ、ですが、これは 一(いち)ササイ、ですね。これがおおきくなり、
10、集まるとると、ビック、らしいです。
「蔵書一代」、そう言うことなのですね・・・(10月終り)
下のカタログ、
その多くが先着順のようです。
最近、FAXして、すぐに、もうしわけありません、売り切れです、
というのは驚きます。
この頃は、こういうサービス(?)が流行しているのでしょうか、本当に残念というよりも、あまりに親切すぎる(?)気がしますが・・・(きれいな紅葉です)
なぜか、ここが開けませんでした。昨日の午後八時ごろまで。
「古本」神田ミステリアス。ここで、戸川安宣さんの「蔵書一代」。
出てくるのは「相合谷蔵書」、手元に、4,50冊、所有されているようです。
古書会館で、本を手にしたまま、なくられたそうです。おそらく、昭和30年代に、おなくなりになられたのでしょうか。
はじめてその最期を知りました。
「探偵作家クラブ会報」100(昭和30),115号(昭和31)に2編かかれています。カー、についてのことです。
手元には、友人からゆずられた、その蔵書があります。彼の原稿など、チラシもありますが、そのすべてに、自分の名前をかきこんでいます。たとえば、昭和20,30年代の同人誌「探偵趣味」。 背、すべてには、
相合谷鍵一
としています。書き込みもすざましいです。
健一(戸川さんの文章)、ではなく、鍵一が正しいようです。
その死後、すべて、処分されたそうです・・・(紅葉の秋)
以前入手した「別冊シャレード 芦辺拓特集 2」VOL.57,甲影会HP,で手に入れられます。
内容は楽しみの多い仕上がりです。
インタビュ、「芦辺拓貼雑年譜」のほか、書き下ろしもあります。
インタビュによれば、2001年用の本格ミステリ叢書も、複数のところから計画されているようで、書かれているようです。怪人、が出てくれば体が反応します。
楽しみに待ちたいものです。
10月は目録が多い割には出すものがありません。昨日は3点・・・(10月)
戸田さん、展示会の報告ありがとうございました。
内容が何となくわかるような気がします。
>目を引いたのは、乱歩からの手紙と、鮎川自身の創作メモ
鮎川さんの元には本当に資料はないのでしょうか。
それにしても心配な状況です。それというのも、
平成九年の八月の、伊勢丹の目録には、
2909 鮎川哲也訂正原稿
「青い密室」「急行出雲」 2冊 9.5
が掲載されていて、実際は、単行本にはさみ込みで訂正されていたのですが、どこにおさまったのでしょうか。
ということで、気になっていますので・・・(10月)。
先週末、ミステリー文学資料館に行って来ました。当然、主目的は「鮎川の世界」を見るためだったんですけど、まあ、期待ほどのものではなかったですね。いくつかの本のカバーや、写真が何葉かがパネルになってる、(青井久利名義短編の)雑誌のページが開いてる、といったのは、余り珍しい気がしませんし……。目を引いたのは、乱歩からの手紙と、鮎川自身の創作メモくらいかな。
個人的には、常設されてる雑誌に、今まで存在を知らなかった、とある作家のとある短編を見つけたのが嬉しかったから、いいんですけど(笑)。こうして見ると、私はまだまだ雑誌掲載の短編のフォローが出来てませんんね(涙)。
なお、資料館報が、2号とも置いてありました。勝手に持っていっていいみたいなので、未入手の人にはいいかも(笑)。
下のを一字,訂正します。もうしわけありません。
6 続編、昭和22.1.25 カバ付き、帯なし
が 昭和22を 昭和23として
6 続編、昭和23.1.25 カバ付き、帯なし
となります。
少し時間があきましたが、仙花紙本、小栗虫太郎「黒死館殺人事件」正・続編。
先日の、入手のものと照らし合わせて、8冊が確認されました。おそらく、さらにあると思われます。発行年のみを記す。記載無ければ、すべて、高志書房版。
1 正編、昭和22.6.15 カバなし、帯(上下、赤線あり)
2 正編、昭和22.6.15 カバなし、帯(無地)
3 正編、昭和22.11.25 カバなし、帯なし
4 正編、昭和22.11.25 カバ付き、帯なし
5 続編、昭和23.1.25 カバなし、帯なし
6 続編、昭和22.1.25 カバ付き、帯なし
7 正編、昭和24.11.15 カバなし、帯なし(ただし、奥付には
福屋出版部記載)
8 続編、昭和24.11.15 カバなし、帯なし(ただし、奥付には
福屋出版部記載)
以上,8冊が確認されています。
しかし、
A 高志書房版 正編,3版、昭和23.9.15.
B 高志書房版 正編、昭和22.6.15.1,2とは定価がことなる種類がある
があるようです。
また、昭和22.6.15が初版とおもわれますが、発行表示です。これが初版でしょうか。
さらに、昭和22.11.25が再版でしょうか,この表示がありません。
手持ちのものと比べていただければ,幸せです。
時間があき、失礼しました・・・(10月、はやい)
風々子 さん
他の掲示板でのかきこみ、楽しみながら拝見しています。
>「横溝追憶集」私も注文していました
ありがとうございます。やっと、あたることができました。やはり、基本文献です。
おそらく、風々子 さんも、メモされているのでしょうか。
よしだ まさし さんのように、EXCELでつけられておられるのでしょうか。便利そうですね。
桜も、ノートに手に入れたものは、文庫、雑誌、推理小説ごとに分類して、古書店と入手価格をつけています。
例えば、9月をみると、9ヵ所から、10点ほど手に入れています。
平均の目録の数、30点として、2ヶ所の古書店にだせば、60になりますので、それぞれ1点だせば、9/60、で15%。
しかし、実際には、2から3点出しているので、ひくくなり、約5から7%です。さらにいえば、すべての目録に出すわけではないので、30点のうち、15点にだすならば、10から14%、ですね。
気分的には、あたる確率は、20%ぐらい、と考えています。
>これで4回目の挑戦、リターンマッチ・・・とある目録とは
大丈夫でしょう。推測できます・・・、11月のですか。
「推理文壇戦後史 4」、このところ、何度も出ますが、出しそびれています。
このコピーを所有しているので。
寒くなりました・・・(10月)
「横溝追憶集」私も注文していました。
桜さん、おめでとうございます。
うらやましいです(;;)
てなこと言ってたら、とある目録で
「追憶集」が天神さんの倍の価格で出ているではありませんか。
注文しました。
これで4回目の挑戦、リターンマッチです。
とある目録とは?
あまり注意を引きたくないので(せこくてすいません)
ここではナイショ。
書店で、「ナマズの巣」23号、小学館のコミックガイド。Free、ということでてにとる。
さいとう・たかを語り下ろし「俺は劇画家だ!」第5回、特別証言。
「スリラーブック」「黒猫」「黒い影」「顔」「刑事」などの、短編誌。これらは昭和34年から35年にかけての貸本店の、劇画ブーム、70−80タイトルもあるようです。
これらになじんだ人たちのひとりでしょうか、先日の葉書のひとから、処分するということで、とりあえず、葉書をだしましたが、その70代のひとから電話。
蔵書の整理、おどろきました。
すべて処分するということで、なかには、探偵作家の原稿も所有されているらしいい。楽しみです。
成田さんのHP,おげまるさんの、「中学生の友」、「中学時代」をふくめて、鮎川さんは昭和33,34,35年。氷川さんのはほんとうに読みたいものです。タイトルだけでも、刺激的です。
10月も、16点の目録、なかなかあたりません。神田の目録も出たようです。xxわんだーは、その値段がすごいことになっているようです。
石井春生さん
>桜さま 本当に桜さんのお名前の由来がそこからきていた
楽しみながらしていますので。
>天神さんの「横溝正史追憶集」は桜さんの元・・・私も注文していました
申し訳ありません。これで、3度目の正直でしたので、こんどはあたる予感がしていました。今回はこれ一点にしぼりました。
それにしても、目録、あたるのがむつかしいですね・・・(10月)
>森さま
ああ、また新事実が〜。そうですか、藤沢恒夫にはまだ康子もの以外のミステリが
あったんですね。これもぜひに読んでみたい!うーん、がんばって探さなきゃ。
ところで、水芦光子の著作をWeb-OPACで検索したところ、13冊ほどありました。
その後、紀伊国屋BookWebで調べたら、『幸福という名の罠』はまだ入手可能なよう
ですが、『双つの顔』は絶版みたいです。ちなみに、悪い癖ですが、著作を調べたら
欲しくなってしまいました。困ったものですわ(笑)
>桜さま
まさか本当に桜さんのお名前の由来がそこからきていたとは…。びっくりしました。
でも、とても桜さんらしい由来ですね。
ところで、天神さんの「横溝正史追憶集」は桜さんの元へ行かれたのですね。実は私も
注文していました。ああ、羨ましいです。ちなみに、私のほうは、海野十三『鍵から
抜け出した女』と橋爪健『熱砂の美少年』が当たりました。もう諦めていたところで
したので、大変嬉しかったです。
「別冊シャレード 芦辺拓特集 2」届く。
このシリーズ、なぜか、すべて所有しています。
HP でおなじみのひとたちがかかれています。
芦辺さんの HP には、その後、I さんであることがかきこまれています。
そこでは、うなぎ書房叢書ミステリー、うなミス、ということらしいです。
続々、出されることがのぞまれます。
フクさん
その日のイメージ、つかむことができました。
桜などは、すぐにわすれてしまうので、詳細、おどろきました。上下、2巻、これは、日下さんのリストとともに、楽しみですね。
日下さん、山田さんの、短編集、これも、ありがとうございます。
森さん
>藤沢恒夫も1976年にもう1冊ミステリ短編集を出しているようです。アマの将棋好きが殺人事件
やはり、乱歩がかくようにすすめた作家のひとりなのでしょうか。
石井春生さん
>南洋一郎の少年ものもあったのです・・・探偵の名前が佐久良探偵でした。もしかしたら、桜さんのお名前と何か関わりがあるのでしょうか
少年ものがすきなので、ここから、とりました。横溝さんの「桜日記」の桜をそこにくっつけたのです。名前のなかにも、あるので、ここで使用させていただきました。
秋です。シドニーもまた・・・(10月)
石井春生さん、ありがとうございます。
>>桜さま 石井ハルミンさんと何の関わり・・・彷書月刊の連載
HP 上で名前を拝見して、気にかかっていましたものです、
森さん
>水芦光子の短編集『幸福という名の罠』(能登印刷出版部、1984年刊)・・・東都ミステリーの『贋』
知りませんでした。東都ミステリーの方も知りませんでした。幻、ということではないですが、知られない本は実におおくあるのですね。
>石井さま
こちらは有名かもしれませんが、藤沢恒夫も1976年にもう1冊ミステリ
短編集を出しているようです。アマの将棋好きが殺人事件に巻き込まれ、
みずから真犯人をつきとめざるを得なくなる表題作ほかを集めた『四十一
枚目の駒』がそれで、こちらの「あとがき」でも、以前の作品(『そんな
筈がない』『青髭殺人事件』)のことが言及されています。
>桜さま
残念なことに私は石井ハルミンさんと何の関わりもありません。ただ、私も彷書月刊の
連載は大変好きでしたので、いつか何かの形で本にまとまってほしいなぁと思ってます。
ところで、私も名前に関することで、桜さんにお聞きしたいことを思い出しました。
先日、森さんと見つけた宝の山の中に、南洋一郎の少年ものもあったのですが、それに
登場する探偵の名前が佐久良探偵でした。もしかしたら、桜さんのお名前と何か関わりが
あるのでしょうか?
ちなみに、『洞窟の魔人』(ポブラ社)昭31では、「怪盗ルパンと佐久良探偵」という
中編が収録されていて、文字通り怪盗ルパンと佐久良探偵が競演しています。森さんに
よると、これはとんでもない作品だとか。遅蒔きながら、指摘されてから気が付いた
のですが、確かに自作でルパンを登場させてしまうなんて、なんて大胆な!!
さすが南洋一郎と申しましょうか。
これは、ぜひ読んでみようと思ったのですが、あいにく本の状態が悪く、今にもバラ
けそうなのて、読むことが叶いません。なんとか、本の破損をくい止める方法を講じ
なくては(涙)
>森さま
水芦光子のミステリが『贋』以外にもあろうとは全く知りませんでした。ああ、それは
ぜひ読んでみたいものです。羨ましい〜! でも、その出版社でしたら、もしかして
まだ新刊で入手できる可能性もありますよね。ダメもとで、どこかに問い合わせてみよう
かしら。
小林さん、すこしまえに書きましたように、やはり、I さんでした。
>> 村瀬継弥さんの新刊か20日・・・『相手を不幸にしない会話 ユーモア・ショートショート40』(うなぎ書房・2000年10月28日第一刷)・・・うなぎ書房・・・桜さんは、さすがにご存知!
というように、推測してましたが、I さんでした。
これはすごいことです。I さんは実績のあるひとですから。
鮎川さんのも、ここからでるかもしれません。長編、短編集を編集されたのですから。しかし、すごい。
4時間ぐらい、お話したことがあります。
これはすごいです・・・(10月)
このところ、突然、普通の(?)収集家からリストがおくられてくるのには驚きます。あることがきっかけでしょうが・・・。
前のは、仙花紙本、40数冊(50冊のうちの)でした。
その人とは異なるひとから、今度は、25点余りのもの、探偵小説の評論集、トムソン、白石さんの評論集、小説、や「探偵小説通」、そして、「探偵・映画」2冊、昭和2、「探偵春秋」6冊、昭和11など。
値段は、あわせたら、それらの市場の、10から20分の1ぐらいか・・・
あたることはないのに、天神からは、1冊、「横溝正史追憶集」箱付き。3度目の正直でした。
フクさん、たのしく拝見しました。
>トークショーのレポートそのものは改めて・・・発表?は今晩ではなく、明晩になるかと思います
まだのようですが、さきがけレポートでは、サインですね、新刊ではなく、少し、残念です。
石井春生さん
>東方社の中野實も十数冊・・・どこのお店でも店主さんが中野實のこと
そうすると、だいたい、この版のもの、そろいましたね。
突然、訊いてもいいですか・・・、石井ハルミン、さんという名前がいつも頭に思い浮かぶのですが、関係あるのでしょうか、申し訳ありませんが、1度おききしたかったものですので。
>『昨日の雪』林髞 東京美術社 昭45 林髞名義での最後の出版企画
ありがとうございます。
先ごろ、『平林初之輔遺稿集』平林駒子 昭和7、がでていました。死後の全集のひとつが独立したもののようです(これは店主に電話できいたので、あいまいです)。
森 英俊さん
HPBのこと、あばあさん、これはもう森さんにはなくてはならない登場人物ですね、たのしく読みました。
>桜さま その千冊のお宝本、いったいどこに・・・どこかの場末の古本屋さん
これはたのしみですが、以前、夏、目録で、貸し本がおおくでていましたから、そこでしょうか、確かではないですが・・・
秋、冬ははやくくるようです・・・(10月)
>桜さま
その千冊のお宝本、いったいどこに納まってしまったのでしょう。ちょっ
と気になりますね。どこかの場末の古本屋さんに、ごそっと並んでいたりと
か。
>小林文庫オーナーさま、石井さま
ミステリー文学資料館に行かれるさいは、ぜひお声をかけてください。鮎川
先生のもの、とっても楽しみです。
>末永さん
昨日電話で、国書の三橋本を担当されたかたから、三橋一夫をインタビュー
したさいのことをお聞きしました。ああ、うらやましい。書棚にずらりと著書
が並んでいるさまを想像したのですが、それはどうも違っていたようです。
ところで昨日、馬場のブックオフで珍しい本を見つけました。水芦光子の
短編集『幸福という名の罠』(能登印刷出版部、1984年刊)です。9編入って
いて、その大半がミステリのようですが、最後の「あとがき」が興味津々で
す。東都ミステリーの『贋』ではじめてミステリに手を染めたあと、さんざん
酷評され、落ち込んでいたところ、大井広介氏に励まされて立ち直り、ふた
たびミステリの筆をとったいきさつが記されています。また同書の前にも、
『双つの顔』(北国出版社)という短編集があるとか。
>小林文庫オーナー様
遅ればせながら、20万アクセスおめでとうございます。どうぞ、これからも、お仕事と
生活に差し支えないようにがんばってくださいね。
ところで、ミステリー文学資料館に行かれる時は、ぜひ私もご一緒させて下さいませ。
オーナー様のためでしたら、平日でも予定を空けますので。でもって、ついでに、あの
近辺の古本屋さんを廻りませんか?(笑)
>末永さま
中野實(すっかり、こちらの表記が定着しましたね)が、ご自分のユーモア小説を
お好きでなかったというのは、結構ショックでした。先日森さんと宝の山を発見した
折りに、東方社の中野實も十数冊買ったのですが(というか、私は元々、中野實目当て
だったんですが)、どこのお店でも店主さんが中野實のことを懐かしそうに語っていて、
なんて人気のある作家だったのだろうと思ったばかりだったからなんですが。
あれだけ人気のあった方なのに…と思うと、その経緯について大変気になってしまいます。
ぜひ、調査で何かお分かりになりましたら、お教え下さいませ。
ところで、遺稿集……既に遅れた話題ですが、正確には違いますが、らしきものを私も
一冊所有しています。
『昨日の雪』林髞 東京美術社 昭45
林髞名義での最後の出版企画だとか。ただし、中身はエッセイ集ですが。
昨晩御出席された方々、お疲れさまでした。
越沼さんにもお会い出来ました(^^)
皆さんが言及して下さっている弊サイトの文章、私たちの行状記のごとき
雑文になってしまっています。(かなり誇張・拡大表現がありますので。
念のため)
トークショーのレポートそのものは改めて出来る限り再現しようと思いま
すが、発表?は今晩ではなく、明晩になるかと思います。
今しばらくお待ち下さい。(緊張するなぁ)
よしださん、新刊書店がある日、突然消える、驚きですね。あとにはなにも残りません。
貸し本店さんが突然消える、あったのでしょうね。
そこから、千冊のを処分した古書店主は、お宝でした、といいましたが、新刊にはありそうにはありません。
越沼さん、たのしいトークでしたでしょうか、他の掲示板でも、そのようでした。サインもされていたのですね。
報告ありがとうございました。
乱歩賞候補のひと、多賀親さんのこと、多賀新さんにきかれて、別人とのこと、これも感謝いたします。
日下さんの労作の、都筑さんの、書誌、できあがったようですね、いよいよ発売されるということは・・・。
オーナー様
会社の目の前の古本屋、隣りに新刊書店のある方の古本屋さんです。ただし、新刊書店は数ヶ月前になくなってしまいました。なんでも、入っているビルの方が潰れたとか。近隣にある唯一の書店だったので、気軽に雑誌が買えずに困ってます。
ご挨拶もなしにリンクをはらせていただきました(なにせ、リンク集をあわてて作ったもんで、どちらにもご挨拶をしていないというていたらく)。今後ともよろしくお願いいたしますです。
トークショーは、大部分が『黄色い部屋はいかに改装されたか?』についての質問でした。この本は読んだばかりでしたので、フムフムと、私にはよくわかりました。訥々と答える小柄な都筑氏は、私には、まさしく名職人という印象でした。街中ですれちがっても、絶対小説家とは思わない。小説家としての、その技が見事に粋に決まっているのが「なめくじ長屋」シリーズだなあと、氏を見て実感しました。それから、訥弁と思えたことは、相手の質問にいかに的確に答えるかを真剣に考えていた結果だと、しばらくして気づきました。小説同様、言葉に無駄がない。誰かがテープ録音していましたが、テープ起こしは、実に楽だろうなあ、と思いました。氏の発言内容は、すっかり忘れました。これは、どなたか、フク氏や日下氏あたりにお任せです。これほどに、無駄のないトークショーも珍しいですわ。
それから、多賀新と多賀親とは全くの別人だと、多賀新氏は述べていました。とりあえずご報告まで。
小林さん
>都筑道夫・法月綸太郎のトークショーはどうだったでしょうか
フクさんのHPにその日のことが報告されていました。
越沼正さんも、でかけられたのですね。
越沼さん、ここで、ぜひ当日のお話をしてください。よろしくおねがいします。
小林さん
>NIFTYでのこまった狸さんの情報によると、文学資料館の「鮎川哲也の世界」は、16日・・・『黒いトランク』の初稿・・・展示内容など
すでに開始されていたのですね、ありがとうございます。
「白樺荘事件」はどうなるのでしょうか、本当に、幻の名作になりますね。
ところで、「渡辺温集」と言う、手製の遺稿集が、渡辺啓助さんのてもとにあるのを確認された人がおられるのですね、R書林の O さんです(「彷書月刊」二月号)。一点しかないのでしょうか、幻の遺稿集でしょうか・・・(10月)
小林さん、下村明さんの情報、ありがとうございます。
>光文社文庫『本格推理マガジン』・・・山前譲・・・『風花島殺人事件』・・・急に知られる
ここで、目にしたのでしょうか。「特集・幻の名作 硝子の家」1997年。「風花島殺人事件」、ふかしま、と読むのですね。ここには、「木乃伊の仮面」「砂の中の顔」「死者の夜」が上げられています。
いずれも、謎解きですね。
山前さんが好みの犯人探しの長編ですね。
二個目の宅急便をあけると・・・
「読切倶楽部」1960年10月、11月号が第一部、第二部、「推理小説研究」には、10−、とされていますが、12月号完結のようです。そのとき、残念ながら、第3部の完結編をみつけられませんでした。宣伝には、
「ここに本格推理小説の最高作品登場」
とされています。
末永さん
>下村明は2冊持っています。どちらも浪速書房のもの
そうですね、浪速書房では、1958年には、「顔役地帯」「夜の顔役」「その男指名手配」、1959年、「殺伐者」「悪魔の門」ですね。
このあとに、「風花島殺人事件」でしょうか。
完結編をさがさなくてはなりません。ありがとうございます・・・(秋のあさ)
芦辺 拓 さん
> 村瀬継弥さんの新刊か20日ごろ発売されます。
> 『相手を不幸にしない会話 ユーモア・ショートショート40』(うなぎ書房・2000年10月28日第一刷)
うなぎ書房とは、わたしも初めて聞きました。
桜さんは、さすがにご存知!?
村瀬継弥さんの作品は、何処かに連載されていたものでしょうか?
(「別冊シャレード」に情報が有ったような…、本が出てこない… )
村瀬さんはファンなので、購入します。
都筑道夫『推理作家の出来るまで』
出版元「フリースタイル」のHP(URL:http://ashibe.hoops.ne.jp/)によると、「色校」は出来たとのこと。
日下三蔵さんの、「作品リスト」と「年譜」は間に合ったのでしょうか?
トークショーでは、見ることがでましたか?
都筑道夫・法月綸太郎のトークショーはどうだったでしょうか?
やっぱり、というか掲示板の方は、私には入りこめない様な話題が多くなりました。
復活時のお約束通り、ついて行ける話題にだけ絡んで行きます。 (-_ー;)
お許し下さい。
中野實
1作も読んでいません(汗)
末永さま>
伝記的調査には、興味あります。 是非、続報を。
> 私は主に春陽文庫で読んでいますが、他の同時代の作家より、ストーリーのツイストの仕方が洗練されていると思います。
と聞くと、1,2作は読んでみたくなります。
(作家について知ることで、興味がでてきます)
下村明
光文社文庫『本格推理マガジン』で、山前譲さんが「必読本格推理三十編」の一つとして『風花島殺人事件』を挙げたことで、急に知られるようになったのですね。
この方も、読んでいません。
解る方の間で、話しを進めて下さい。(悲しい…)
桜さん
お帰りなさい。
> ついていた「文庫のしおり」No.37、鮎川さんの展示が「ミステリー文学資料館」で10月にはじまる、とのこと。
> しかし、そのアンソロジーには、鮎川哲也監修ということでしたので1頁分のコメントがほしかったですね。
> 写真をみれば、元気そうでしたので安心しました。
これは、私も話題にしようかな、と思っていました。
お元気そうで、本当に安心。 せっかくだから、『白樺荘事件』の事を(聞くのを)忘れないで欲しかった。
NIFTYでのこまった狸さんの情報によると、文学資料館の「鮎川哲也の世界」は、16日から開始のようです。
おぉ、昨日からだ。 『黒いトランク』の初稿も展示されるとか。
行かれた方がいらっしゃったら、展示内容など教えていただきたいです。
「ミステリー文学資料館」は、行きたい行きたいと言っていながら、まだ行った事がないのですが、今回は多少無理をしても行ってみたいです。
> よしださん、香山滋サイン本、5、でしたね。楽しく読みました。
「本の雑誌」は拝見しました。
桜さんの単位は、万円なのですね… (;^_^;)
よしだまさし さん
「猟奇の鉄人掲示板」に書き込まず、こちらに登場ありがとうございます。(爆)
「猟奇の鉄人」に、昼休みのよしださんの書きこみが無いと、寂しいです。(笑) これからは両方に…(汗)
> 会社の目の前にある古本屋
ここは、新宿通りに面した古本屋さん? それとも、隣に新刊書店のある古本やさん?
この辺りへは、4月まで私が通勤していたのでした…。
そうそう、リンクありがとうございました。本来ならお礼に伺うべきですが、こちらで失礼します。 <m(__)m>
よしだ様。
『本の雑誌』拝読しました。
前にもちょっと触れましたが、中野實さんは岡本綺堂のごく早い時期からの弟子です(実は額田六福に入門したのだけれど、六福にはすでに弟子がいて手いっぱいだったので、その師匠の綺堂に譲られた(?)らしいです)。
というわけで、中野さんの本業は劇作(脚本)なのです。だから、戯曲があっても不思議ではありません。
彼は、シリアスな芝居を書くのが目標だったのですが、たまたま書いた喜劇が好評で、そのまま喜劇作家になり、後にユーモア小説を書いたというわけです。戦中の従軍記も面白いですよ。
いろいろ調べてみたいのですが、昨日申し上げた通り、取材・調査は難しそうです。ただし、昨日の話はまた聞きなので、実際にご遺族にお目にかかることができれば、また話が違うかもしれません。
私は主に春陽文庫で読んでいますが、他の同時代の作家より、ストーリーのツイストの仕方が洗練されていると思います。
それから、ゴルフ本は、間違いなくあの水谷さんのものです。
桜様。
下村明は2冊持っています。どちらも浪速書房のもので、珍しいものではありません。
どちらかというと、私の好みではない作風です。
なにか面白いことが発見されたのでしょうか。
私はこの作家について何も知りません。
芦辺さん、さらにうれしいニュース、ありがとうございます。
>『本格推理』の顔である藤田先生シリーズ・・・村瀬継弥さんの新刊・・・『相手を不幸にしない会話 ユーモア・ショートショート40』(うなぎ書房)
おそらく、この前のは、立風書房からでしたでしょうか、I さんから、桜あてにこの本が送本されてきましたのには、驚きました。
うなぎ書房は I さんのつくられた出版社でしょうか・・・あやしいですが・・・
是非、購入します。ありがとうございます。
ところで、文庫の解説での、幽鬼太郎さんはすでにどなたであるのか(よく知られたひと、白石潔さんではないでしょうか、違いましたか)、あきらかなような気がしましたが・・・これもあいまいですいません。
鮎川賞佳作を受賞し、光文社文庫『本格推理』の顔である藤田先生シリーズ
でおなじみの村瀬継弥さんの新刊か20日ごろ発売されます。
『相手を不幸にしない会話 ユーモア・ショートショート40』(うなぎ書房・
2000年10月28日第一刷)
久々の新刊でうれしい限りです。みなさんの熱い支持で藤田先生シリーズの
単行本化を!
>桜さん
いつも応援ありがとうございます。ご期待にこたえられるセレクトを今後と
もと考えております。
よしださん、香山滋サイン本、5、でしたね。楽しく読みました。
「褌医者」中野実(實)、東方社版、1953
でしょうか、恐らく、同一人でしょうか、誰かフォローしてください。
秋の日、あたたかくなります。
会社の目の前にある古本屋に中野實の本が1冊あります。『褌医者』という函入りの本で、中を見たら小説ではなく脚本でした。ユーモア小説作家というイメージしかなかったのですが、そういう仕事もしていたのでしょうか。それとも、同姓同名の別の作家?
今日は八重洲で水谷準の本を100円でゲット。『ゴルフ茶談』というゴルフに関する本でした。これは、正真正銘の水谷準ですね。
光文社文庫のアンソロジー「絢爛たる殺人」、他の掲示板でも評判。「別冊シャレード」の別バージョンもあるので、それは今後出るのでしょうか。
須田さんも健在であるようなので、新作をすすめられてはいかがでしょうか、芦辺さん。
さきの同人誌でも、芦辺さんのがでますので、こちらも楽しみです。
ついていた「文庫のしおり」No.37、鮎川さんの展示が「ミステリー文学資料館」で10月にはじまる、とのこと。
しかし、そのアンソロジーには、鮎川哲也監修ということでしたので1頁分のコメントがほしかったですね。
写真をみれば、元気そうでしたので安心しました。
ところで、桜的には、幻の作品、と言えそうなのは、下村明の作品。実は二個目の宅急便に、かれの掲載された小説の、雑誌があるのですが、最後までないようです。WEBOPACによれば
「風花島殺人事件」桃源社、昭和36
「花の遠景」青樹社、昭和38
ほか、16作品があるようです。
以前、かれの作品が他の(?)掲示板で述べられたことを記憶しています。
そのあたりのことを教えてください。
雑誌をながめて、これはおもしろそう、と思い、読んでみたい作品ですが、入手困難な予感がします。よろしくおねがいします・・・(10月)
取り急ぎ下のを訂正します。
よくみれば、というか、本棚の1冊をとりだすと、その同じシリーズ、おもて表紙のみ中野実でしたが、あとは中野實、とされています。
末永さん、中野實が一般に通用されているのですね。
うーん、むつかしい。
小林さん
>桜 さん 旅の空の下、先ほど、宅急便・・・収穫報告
2つ目は、今日午後につくように依頼しているので、それはあとにして。
千冊余りの、貸し本を東京の市で処分した(漫画・時代物・明朗小説など)店主に偶然あいました。今年の4月のようですが・・・
まだてもとにきていないのですが、その残りのもののなかで、中野実、東方社版では、その表記は實ではなく、実です。メモによれば、
「新婚応援団」「女の暦」「弁天横町」ほか五点
を入手しています。帯がついていて、中野実ユーモア小説選集、とされています。
末永昭二様
>中野さんの伝記的調査・・・この場をお借りしてご報告する次第
興味があります、その店主は即座に、「明朗小説」といったのには驚きました。
何があるのかわからないのが本さがしです。
小林さん、M書房とはわかりませんでした。「大阪圭吉研究」がでていたのですか、そこの目録はときどきおまけとしてくるので、購読してはいないのです。
と言う日です・・・(10月ははやい)
本日は中野實さんにご縁のある方にお話を伺いました(中野さんが目的ではなかったのですが、話のついでに)。
中野さんは、ユーモアものをたくさん書いておられますが、仕事としては必ずしも満足されていなかったようで、晩年に自著などを処分されており、ご遺族にも、自分の死後にはすべて忘れてしまうようにと遺言されていたようです。したがって、中野さんの伝記的調査は難しかろうとのことでした。
皆さま、あまりご興味はないかもしれませんが(石井様だけかしら?)、この場をお借りしてご報告する次第です。
1日、お休みしてしまいました。(^^;;
これからも、こんな感じで、時々休みながら続けて行くつもりなので、お許し下さい。
中川瑞穂 さん
こんにちは。 お久しぶり?ですよね。
>> 乱歩のアレは、やはり以前迷宮会で話題になっていた
>> ソノラマ文庫収録のもののようです。
>>
> わっ、それでは、あの作品は、山村正夫が、このアンソロジーのために書いたものではなかったのですか! 何か、そちらの方に驚いたりして。
>でも、そうすると、なおのこと、本当の作者の正体は、分からなくなりそうですね。
ソノラマ文庫の山村正夫アンソロジーに収録の、乱歩作品のことですか?
乱歩の作品リストにない作品が有ったということ?
まぁ、いずれにせよ おげまるさんの調査と、発表を楽しみに待っています。
月うさぎ さん
> 20万アクセス、おめでとうございます。
ありがとうございます。
この掲示板では、お久しぶりですね。 他の掲示板ではお名前を良く拝見しています。
> のぞくばかりのわたくしですが、オーナー復活されて嬉しいです(*^。^*)
> これからも、皆様のどこまでも濃いお話を、楽しみにしています。
濃い話をするのは私ではないですが、私も皆さんのお話しが楽しみです。(^ー^)゛
でも、濃い話ばかりでなくて、気楽な話題も待ってます!!
月うさぎさんも、時々は書きこみをお願いします。
越沼正 さん
> 今朝、拝見すると、オオ20万をかるーく越えているウ。パチパチパチ。
ありがとうございます。
> 最近、金の出ることばかりです。以前都筑道夫の本に出てくる楊洲周延(ようしゅうちかのぶ)の絵を話題にしましたが、
> きのう、状態の良い作品に出会い、買ってしまいました。
美術品のことは全く解りませんが、良いものが有ったら高くても買ってしまうのは、古書好きにも解るような気が・・・。
須川 毅 さん
> ご無沙汰しておりますが、おめでたい事が重なりましたね。
ありがとうございます。こちらこそ、ご無沙汰です。
> 僕も涼しくなったのでそろそろ活動開始と行きたいものですが、ネタ不足です。
よろしくお願いします。
ネタ不足の上、芸もない私も、無理やり書きこんでいますので、皆さんもお気軽にどうぞ。
桜 さん
> 旅の空の下、先ほど、宅急便で依頼。
また、収穫ですか!?
収穫報告お待ちしています。
> 実は、あの日、午後6時48分、20万アクセス、プラス 1 を踏みました。
惜しい!
20万アクセスの方、名乗り出て欲しいです。
旅の空の下、先ほど、宅急便で依頼。
いま、15分、250円のところのカフェ。
実は、あの日、午後6時48分、20万アクセス、プラス 1 を踏みました。
今日はそれだけです。
秋の空のした、暑いです・・・(10月)
ご無沙汰しておりますが、おめでたい事が
重なりましたね。
オーナー様の怒涛の○連発の書きこみ、すごい
です。僕も涼しくなったのでそろそろ活動開始
と行きたいものですが、ネタ不足です。
今朝、拝見すると、オオ20万をかるーく越えているウ。パチパチパチ。最近、金の出ることばかりです。以前都筑道夫の本に出てくる楊洲周延(ようしゅうちかのぶ)の絵を話題にしましたが、きのう、状態の良い作品に出会い、買ってしまいました。明治30年の「真美人」シリーズの一枚。この辺は町田市立国際版画美術館に収蔵されています。今、『黄色い部屋はいかに改装されたか』を読んでいますが、都筑氏の博学に舌を巻いています。
日下です。
>芦辺拓さま
ご無沙汰いたしております。
>>日下さん
>いろいろ進行中とのことで頼もしいことですが、前々から頼んでいる
>双葉社の鮎川先生のアンソロジー『殺意のトリック』『殺人設計図』
>『紅鱒館の惨劇』の復刊もしくは文庫化を進めてください。今回も楠
>田匡介氏の「雪」、宮原龍雄氏の「新納の棺」、坪田宏氏の「歯」な
>どを収録したいのを必死にこらえたんですから。これだけは伏してお
>願いします。これらが読めないようではどうしようもありません。
私もハルキ文庫の担当の方に強力にプッシュしているのですが、
やや難航しているもようです。というのも、各作品の著者もしく
は著作権継承者および元版出版社(この場合は双葉社)と個別に
交渉して、新たに許可を取り直さないといけないからです。
『怪奇探偵小説集』の時にも、結局、横溝さんのご遺族から許可
が出ずに作品がカットされてしまいましたが(もっとも横溝作品
は他で読めるので、マイナー作家の作品を無条件に割愛した双葉
文庫版に比べれば遥かに充実した内容ではあります)、他社のア
ンソロジーを文庫化するというのは、傍で想像する以上に煩雑な
作業であるようです。
で、いまチェックしてみたところ、三冊に収録されている28作
家28作品のうち、私が某文庫編集部に提出している企画に含ま
れている人が11人、現在、立風書房〈ミステリーの愉しみ〉で
読める作品が4篇ありますので、この企画が順調に進むようでし
たら、残る13篇を新たにまとめる方向で動いた方が、早道かも
しれません。
>とにかく収録作のダブリだけは絶対に避けたいので(せっかくの復刻
>の機会を無駄にしたくない)、そちらの企画と調整しましょう。
まったくその通り。せっかくの得難い機会に、作品をダブらせる
ほどバカバカしいことはありません。ベストの形で復刊が出来る
ように調整させていただければと思っています。
復刊に携わる人が、みんな芦辺さんのような考えの持ち主だと、
読者にとっても作品にとっても幸運だと思うのですが、なかなか
そうはいかないのが哀しい現実でして……。
♯山田風太郎さんの復刊を進めていた時なんか、危うくほとんど
♯同じ内容の文庫が同じ月に二社から出るところでしたからね。
>それと、丘美丈二郎さんのインタビューをどなたかにぜひ! 『不思
>議の国のアリバイ』でご業績に触れたところ、たいへん喜んでおられ
>た由、ご家族からお手紙をいただきました。
丘美さんのベスト作品集は、「ふしぎ文学館」に入れきれなかった
二十数冊の中でも、かなり未練がある一冊です。ちくまのシリーズ
が順調に出せるようでしたら、第三期ぐらいにぜひ入れたいと思っ
ています。
20万アクセス、おめでとうございます。
のぞくばかりのわたくしですが、オーナー復活されて嬉しいです(*^。^*)
これからも、皆様のどこまでも濃いお話を、楽しみにしています。
>日下さん
いろいろ進行中とのことで頼もしいことですが、前々から頼んでいる双葉社の鮎川先生のアンソロジー『殺意のトリック』『殺人設計図』『紅鱒館の惨劇』の復刊もしくは文庫化を進めてください。今回も楠田匡介氏の「雪」、宮原龍雄氏の「新納の棺」、坪田宏氏の「歯」などを収録したいのを必死にこらえたんですから。これだけは伏してお願いします。これらが読めないようではどうしようもありません。
とにかく収録作のダブリだけは絶対に避けたいので(せっかくの復刻の機会を無駄にしたくない)、そちらの企画と調整しましょう。
それと、丘美丈二郎さんのインタビューをどなたかにぜひ! 『不思議の国のアリバイ』でご業績に触れたところ、たいへん喜んでおられた由、ご家族からお手紙をいただきました。
> とりあえず、企画が通った訳でもないのに、大阪圭吉、鮎川哲也、
> 飛鳥高、岡田鯱彦、鷲尾三郎、楠田匡介の6人については、既に編
> 集完了(←バカ)
> ♯残りの12人は、どんどんマイナーになっていくので恐くて名前
> ♯を挙げられません(笑)
この12人のラインナップに興味を覚えるのは、私だけではないでしょうね。かえって、上記の6人以上に気になったりして。
イニシャルだけ書いてもらって、その作家を当てる、なんていう企画をやったら、解答者が沢山来る方に一票投じたいところですね(笑)
> 乱歩のアレは、やはり以前迷宮会で話題になっていた
> ソノラマ文庫収録のもののようです。
>
わっ、それでは、あの作品は、山村正夫が、このアンソロジーのために書いたものではなかったのですか! 何か、そちらの方に驚いたりして。でも、そうすると、なおのこと、本当の作者の正体は、分からなくなりそうですね。
犯人当て、という形式なら、「奇妙なアルバイト」の方かな。如何にも、推理クイズ向けのトリックですから、ね。でも、そうすると、「悪魔の命令」の方の初出も、是非捜して下さいませ。
昨日、10月12日午後7時ころに、小林文庫のトップページのカウンターが20万を超えました。
HP開設以来 約4年5ヵ月、前回の10万アクセスから約9ヶ月かかりました。
この間、当HPにアクセスしていただいた皆様、ありがとうございました。
最近は、満足に更新もできず、掲示板でのご返事は2ヵ月以上休んでしまいました。
ようやく、20万アクセスに間に合うように復帰できたところです。(よかった)
今年の初めには、「新興のHPには負けないぞ!」などと言っていたのですが、もう無理かなぁ。
少し更新が苦しくなっているところも有るのですが、皆様のアクセスが続いている限りは、なんとか更新を続けて行くつもりです。
これからも宜しくお願いします。
また、同じく昨日、「本の雑誌社」のHP「WEB本の雑誌」にリンクしていただきました。
「本の雑誌」は創刊直後から愛読している雑誌です。(創刊直後は、立ち読みだけだった…!?)
これも感無量です。
老骨に鞭打って、もう少し頑張るぞッ。
平成のシュリーマン、おげまる さん、いらっしゃいませ。
成田さんの密室系に、おげまるさんの道立図書館情報が登場して以来、連日の新発見や作品情報、手に汗握る思いです。
次にはどんな発見が有るのか、毎日胸躍らせています。(本当に)
この情報で、ミステリーの書誌は大きく書きかえられるでしょうし、埋もれていた作品を読むことができる可能性が出たことは、本当に嬉しい事です。
素晴らしい情報、ありがとうございます。(凄い!凄い!)
そんなわけなので、緊張なんかしないで下さいね。(笑)
調査結果は、是非是非何らかの方法で公開して下さい。
ただし、可及的速やかでなくても良いです。もうここまで来れば、少しくらいなら待ちますよぉ。(^ー^)゛
> 「昭和50年の秋に、栗田出版販売株式会社から、30万冊を越える大量の雑誌
> が寄贈されました。これは、当時社長であられた栗田確也氏が、戦後、昭和25
> 年以降のものを中心に収集・保存されていたものです。」
栗田出版販売のHPの情報とは、多少?違っているようですが、寄贈された雑誌の量からしても、少年物だけでなくその他の雑誌も有りそうですね。
> 道立図書館所蔵の雑誌については目録がありまして、…
と言う事は、東京のしかるべき図書館に行けば、所蔵目録は確認できそう。(喜) 一度チェックしてみたいです。
日下三蔵さん
オフ書きしているうちに、日下さんの書きこみが…。
応対したい事が沢山あるので、レスは明日に刺せてください。
が、一言だけ。
> とりあえず、企画が通った訳でもないのに、大阪圭吉、鮎川哲也、
> 飛鳥高、岡田鯱彦、鷲尾三郎、楠田匡介の6人については、既に編
> 集完了(←バカ)
> ♯残りの12人は、どんどんマイナーになっていくので恐くて名前
> ♯を挙げられません(笑)
こんな企画が通るなんて(通ったとしたら)、なんて幸せな時代なんだろう!!!!!
是非、実現してください。
(そんな本が欲しい、と言う事は、何度もこの掲示板に書いています、私)
日下です。
> そういえば、仁木さんのご主人があまれた、早川書房のものも
>ありました(本がどこかにきえています)
後藤安彦さんの『猫と車イス――思い出の仁木悦子』は、追悼文集
ではなくて、後藤さんご自身の回想録です。
その他の追悼本でまだ名前の挙がっていないものとしては、新書判
の『石沢英太郎追悼文集』(自費出版)があります。
あと鈴木幸夫(千代有三)さんの追悼文集(普通のハードカバーの
ものです)があったと思うのですが、タイトルを失念してしまいま
した。
>桜さま
>新刊の本は、都筑道夫トークショーには間に合わないそうです。アレアレです。
すいません。現在作成している年譜、まだ出来上がっておりませぬ。
まあ、都筑さんのあとがきが間に合わなかったとか、いろいろと事情
はあるのですが、私がA級戦犯の1人であることには違いありません。
深くお詫び申し上げます。
>最後に、「貼雑年譜」の復刻。
> 「本の雑誌」の戸川安宣さんのエッセイによると、もう完成している
>ようですね(驚き!!)
>一説には、前回は3人の申し込みしかなかったとか…(実際は、100
名以上の予約が有ったようですが)。
> 私にとって、バブルの時代の20万円には躊躇はなかったのですが、
>リストラ時代の30万円は悩むなぁ。
私は前回の時には学生でして、定価20万円は論外だったのですが、
現在は30万円ならムリすればなんとか、という額なので、ちょっと
悩んでおります(笑)
日下です。
>昨日は、光文社文庫『絢爛たる殺人』(芦辺拓編)を購入。
本日は推理作家協会に用事があって東京へ出かけたのですが、途中
立ち寄った書店で見かけて、ふらふらと買ってしまいました。送ら
れてくることは判っているのに、我慢ができなかった堪え性のない
私……。実際、帰宅したら届いてましたけど(笑)こういう本は、
自分でお金を出して買わないと、という気にさせられます。
芦辺さんのまえがきにある「いえなに、わざわざこうして復刻する
のは要するに面白いからですよ。……何より面白い推理小説が好き
でたまらない方々に紹介しないではいられないからです」、という
一節に、全面的に同感。よくぞ言ってくださいました。
♯自分が読みたいだけならば、たいがいのテキストは手に入ります
♯から、わざわざ効率の悪い(新刊本に比べてベストセラーの確率
♯が極端に低い)復刻に手を出すことはないんですよね。
極端な話、『絢爛たる殺人』も、収録作品だけを見ればすべて既読
ですが(←バカだ、俺……)、解説や、エッセイや、何より「こう
いう本が出た」、ということ自体にお金を払っている訳です。
10月末スタートの扶桑社文庫「昭和ミステリ秘宝」、来年2月ス
タートのちくま文庫「怪奇探偵小説傑作選(仮)」と、復刊の企画
が相次いで決まって忙しくなってきましたが、現在、某文庫からの
オファーで第三の企画が進行中です。扶桑社は名作長篇中心、ちく
まは怪奇短篇中心の編集となっていますので、次は本格系の短篇だ
ろう、ということで、18人の作家をリストアップ。1人1冊ずつ
ベスト作品集を作ろうというものです。
とりあえず、企画が通った訳でもないのに、大阪圭吉、鮎川哲也、
飛鳥高、岡田鯱彦、鷲尾三郎、楠田匡介の6人については、既に編
集完了(←バカ)
♯残りの12人は、どんどんマイナーになっていくので恐くて名前
♯を挙げられません(笑)
正式に企画が通りましたら、みなさんのお知恵を借りることになる
と思いますので、どうかよろしくお願いいたします〜。
あと、54で、20万アクセスですね。
これでは、今日の午前0時プラス・マイナス1時間でしょうか・・・、
書き込むことはあるのですが・・・
仙花紙本の、小栗虫太郎「黒死館殺人事件」正・続、8冊の異装本が確認できました。この報告はあとになります。
越沼正さん、いよいよですね・・・(日暮れがはやいです)
おげまる様、毎日、どきどきしながら、成田さんのHP,登場、進展をみつめています。
最初は栗田さんは雑誌を中心に寄贈されていたのですね、今では収集するのがむつかしい学年誌・・・、本当に、楽しみな作業ですね。
ある意味では、北のプランゲ文庫ですね。
今後ともよろしくおねがいします。
20万アクセスまで、252ということで、明日、金曜日の早朝、あるいは午後までには達成されますね。
旅に出かける前、あるいは途中ということで、フライングながら、小林さん、20万アクセス、おめでとうございます。
その場にいないので、おゆるしを・・・。
>桜さん 遺稿集なら、朝山蜻一の『その愛』は、ネットでは有名・・・浜尾四郎の『浜尾四郎随筆集』・・・「仁木先生への最後の手紙」という追悼集
そういえば、仁木さんのご主人があまれた、早川書房のものもありました(本がどこかにきえています)
本棚をみると、平井隆太郎監修・新保博久編「江戸川乱歩アルバム」河出書房、1994。西端100周年、没後30周年記念。
p62には、夢野久作が江戸川乱歩に恵存の(というサインがかかれています)、昭和10年1月25日の、出版記念での、集合写真、そして
乱歩宛の、「ドグラ・マグラ」献呈本の、書影・・・、
これが展示されているのですね、
桜のものと、同じスタイル、おなじもので書かれていました(あたりまえですね)
おどろきました、収録されているのですね。
p177には、展示される予定であった(?)手製ミステリ覚書の「奇x」もあります。
新保さんはいい仕事をされています。
>事情があって詳しく書けないのですが、ヒントをあちらの掲示板
ありがとうございます。
目録が多量に来る、今月だけで、9点・・・(10月)
ええと、えとあの、どどうもはじ、はじめまして(緊張)。成田さんの密室
系探偵団でチンピラ別働隊を務めておりますおげまると申します。よろしくお
願いいたします。
オーナーさま
身にあまるお言葉をいただき、恐悦至極です。ありがとうございます。
「わあいオーナーさまのご帰還だあ」と喜んだ直後に自分のハンドルを目に
して、二、三日凍りついておりました。と思ったら凍りついてるあいだに出頭
命令が出ていたとは。お言葉に甘えて、書き込ませていただきます。
調査結果につきましては公開の方向に向けて可及的速やかに努力すべく只今
鋭意検討中の所存でありますのでそのうちなんとかなるでしょう。いえ、なん
とかいたします。しばらくお待ちくださいませ。
桜さま
いつも小生の駄文に言及くださり、恐縮です。「あの桜さまが注目なさって
おられる」ということで、どれだけ励みになったかわかりません(調子に乗っ
ている、ともいいますが)。あらためてお礼申し上げます。
末永さま
栗田出版販売についてのご教示、ありがとうございます。
道立図書館所蔵の雑誌については目録がありまして、まえがきの個所をコピ
ーしてあります。以下に冒頭部分を引用します。
「昭和50年の秋に、栗田出版販売株式会社から、30万冊を越える大量の雑誌
が寄贈されました。これは、当時社長であられた栗田確也氏が、戦後、昭和25
年以降のものを中心に収集・保存されていたものです。」
また、書籍については昭和30年代のものが中心である、と聞いた憶えがあり
ますので、おそらく、書籍と雑誌は、それぞれ別の時期に一括して寄贈された
のではないか、と思われます。
成田さま
いつもお世話になってます。今度はぜひビール持ち込みで図書館オフでも
(追い出されるわい)。乱歩のアレは、やはり以前迷宮会で話題になっていた
ソノラマ文庫収録のもののようです。現在発掘作業中@自室(泣)。というこ
とで、宿題はもうちょっと待ってください。
小林です。
末永昭二 さん
> 手許に『川田功追悼録』があります。
渋すぎます!
ストラングル・成田 さん
私も、「華甲」の意味を知りませんでした。 (-_ー;)
栗田ブックセンターの11万4000冊、どんな経緯で、何の本を(何故、栗田ブックセンターは10万冊以上の本を所有していたか?)も知りたいところですね。
おげまるさんも、読んでいただいているのですか? 気が向いたら、何か書きこんでいただければ嬉しいです。
桜 さん
そうですね、「華甲記念集」もありますね。
乱歩の方だけ、所有しています。
遺稿集なら、朝山蜻一の『その愛』は、ネットでは有名ですね。
饅頭本ではないようですが、浜尾四郎の『浜尾四郎随筆集』もありますね。(未見、見所有!)
かがり火の会の編んだ「仁木先生への最後の手紙」という追悼集もありました。
このような書籍、気がついたらもっと教えて下さい。>皆さま
> 他の処で、恐縮ですが、小林さん、訪問されたいところは、鈴木荘太郎さんがつとめておられた本屋さんのことですか・・・
鈴木さんのいらっしゃる本屋さんにも行ってみたいですが、あそこに書いた古本屋さんは別です。
事情があって詳しく書けないのですが、ヒントをあちらの掲示板に書いておきました。
越沼正 さん
ありがとうございます。
実は私も、中公文庫で『誘拐作戦』を読みました。
そこで確認すると、確かに『不如帰』が出ていました。
『不如帰』を読んでいないので…。
ちなみに、徳富蘆花記念文学館は特別展の「乱歩展」は観客が多かったのですが、常設展の「蘆花」関係の展示は、殆んど観客がいませんでした。
昨日は、光文社文庫『絢爛たる殺人』(芦辺拓編)を購入。
宮原龍雄さんのエッセイに引用されている乱歩の手紙を読み、乱歩の情熱と偉大さに改めて感服しました。
巻末、芦辺拓さんのエッセイで、「小林文庫」に言及していただきました。ありがとうございます。
感謝したいのは、このような本を編んで知られざる作品を紹介していただいた、芦辺さんに対してです。
また、この掲示板に書きこんでいただいた皆様にも感謝します。
この文庫が売れて、短期間で次回作が発売される事を希望します。
簡単に…、と思ったのに、やっぱり長くなっちゃった… (;^_^;)
越沼正様
ないとなると、すこし寂しい気持ちになりますね。
新刊もおくれるのでしょうか ・・・
金曜日から、2,3日、旅にでます。
途中、古書店にいくかもしれません。
館長のお仕事、大変のようですね。
桜さま
新刊の本は、都筑道夫トークショーには間に合わないそうです。アレアレです。
このところ、越沼さんは、都筑さんの本を読まれておられますね、トークショーの際に、新刊をさきがけて購入されますでしょうか、もちろん、サインつきでしょうか。
個人的には、多くの雑誌や、筆名で活躍されていた頃の、お話、おききしたいものですが、その本にもかかれているのでしょうね。
新刊が待たれます。
他の処で、恐縮ですが、小林さん、訪問されたいところは、鈴木荘太郎さんがつとめておられた本屋さんのことですか・・・
発禁の雑誌、とかきましたが、削除がされたものです、目次と該当箇所、二頁分、「ぷろふいる」昭和10年12月号、これはしられていないようです。よく、きりとり有り、とされますが、みおとしがちです。削除版ですね。
発禁の号は昭和11年11月号です(ちまたにも流布しています)。
わすれていました・・・(10月)
小林文庫オーナー様
No440の都筑道夫『誘拐作戦』ですが、中公文庫11頁から12頁にちょこっとでております。「徳富蘆花原作、『不如帰』のこれは、のぞきカラクリの文句だそうだ。」
この2ヶ月ほど、ミステリの定番を主に百数十冊ほど、買い込みました。あと必要と思われるのはわずか。こんなに一気に買ったのはやはりネットのせいですねー。中古の文庫本が大方なので、金はかかりませんでした。なんて言いつつ、きのうは石井柏亭の木版画(大正初期)を買ってしまいました。この一点でこのミステリ全部がトリプル買いできてしまう・・・と考えると変な気分ですう。
続いて・・・
角田喜久雄さんの追悼集、古書目録でみたことがあるような気がしますが・・・、あれは「華甲集」でしたか(手に入れていますが)・・・、同様に、じつは、桜もある時、辞書をひいてその意味を確認したものです。
皆様、ご教示ください。かれの追悼集があるか、どうか。
よろしくおねがいします。
図書館で見たのは、角田喜久雄の「華甲集」だったと思います。華甲は、還暦の意
と今辞書で知りました。お恥ずかしい限り。
小林様
>ミステリー作家の追悼本・・・『横溝正史追悼集』(横溝正史)、『釣・花・味』(大下宇陀児)
意外とあるのが「華甲記念集」ですね、江戸川乱歩、角田喜久雄が思い出されます。
成田さんがあげられているのは追悼集ですね、横溝さんのは、最近の、天神の目録にありました。3回目の挑戦ですが、むつかしそうです。
意外とないものですね。
末永昭二様
>栗田さんの件、イッキに11万冊・・・ちょっとずつ昭和50年代まで寄贈し続けた
なくなられた後、1年間は寄贈されたのでしょうね。
小林さんがいわれているように、オンライン化はされていないので、検索はそこにいかないとむつかしいようです。
成田様
>桜さんの「ドグラ・マグラ」に関する部分が気になります。「56冊の署名本が全国のxx病院へ」xxは、もしかしたら「精神」
その通りです、
そのあたりのこと、じつは趣味の範囲で調べていまして、先日も能が奉納された神社へでかけました。対照の病院のひとつもまだあるのですね。
記念館もあります。
1月15日付けのはあと3冊だれに渡されたか、同定されていません。延原謙さんのは、25日、延原さんが自分で持ち込んだものですのですので、彼ではないですね。
成田さん、本当に、小林さんと同じように、少年もの、たのしみです。おげまるさん、ぜひ、ここにも登場してください。
秋の日は時がすぎるのがはやいです・・・(10月)
小林文庫のアクセス数も、1000をきり、820です。ということは、1ヶ月で、一万回アクセス。土曜日には、20万回でしょうか。
すごいですね。
小林さんが帰還されて、ほんとうに華やかになります。幸せな気持ちです。kashibaさんの日記にも復帰がかかれています。
小林様
>乱歩賞最終候補作ならともかく、応募作
19,20,21,22回をみますと、福田洋志(のちの福田洋、桜田忍)さんの
「黄金の脚」「罠がいっぱい」「虹の叛旗」「夜明け前のさよなら」が候補作です。これらはすでに刊行されているのでしょうか。誰か教えてください。
24回の「狙撃」は「凶弾」として刊行されています。
福田洋名義.107冊、桜田忍、28冊です。「日本ミステリー事典」の10数冊よりも多いですね。
秋、温泉の番組がおおいです・・・(10月)
末永さま、栗田出版販売について、御教示ありがとうこざいました。
取次なんですね。沿革によれば結構ユニークな活動をしているみた
いです。
道立図書館利用案内によると、そもそも札幌市中央区にあった図書
館が札幌幌近郊の江別市に移転新築した契機になったのが、昭和
38年栗田ブックセンターから11万4千冊余の図書を寄贈された
ことによるものらしいです。
別なパンフ等によると昭和50年、昭和53年という記述もあり、
何回かに分けて段階的な寄贈があったのかもしれません。
オーナーさま
目録のオンライン公開はされていないようです。というか、
独立したサイトもないみたい。館内には、検索の端末がおかれ
ていましたが、どうもつい最近登録数が増強されたようです。
おげまるさんも、ここを読んでますので、そのうち登場される
かもしれません。
追悼本、角田喜久雄のを図書館でみたことがあります。
桜さんの「ドグラ・マグラ」に関する部分が気になります。
「56冊の署名本が全国のxx病院へ」xxは、もしかしたら
「精神」でしょうか。夢野久作は、結構本気で「ドグラ・マグ
ラ」による社会改革を考えていたんでしょうか。
オーナー様
手許に『川田功追悼録』があります。
刊行年が記載されていない(そもそも奥付がない)のですが、多分昭和6年か7年のものでしょう。雨村が博文館時代のことを書いています。
渋すぎですか。
栗田さんの件、イッキに11万冊というのは考えにくいので、ちょっとずつ昭和50年代まで寄贈し続けたのでしょうか。
小林です。
あまり書きこみが多いと、また返事が追いつかなくなって、逃げ出してしまうかもしれません… (^_^;;;)
ストラングル・成田 さん
> お元気そうで何よりです。復活そうそうの猛ラッシュ、桜さんならずとも、
> 待ってました、と大向こうから声をかけたい感じです。
一応、元気です。
サボっていた事を叱らずに、歓迎していただいて、ありがとうございます。
> おげまるさんの少年物調査は、着々と進んでいるようで、昨日お会いした
> ときにノートを少し見せてもらいました。成果を刮目して待ちましょう。
おげまるさんの調査が、進んでいるなら、これは嬉しいです。
機会があったら、調査結果を楽しみにしている者がいると、お伝え下さい。
時間がかかっても、成果の公開を待っています。
これは、ホントに大発見です!! 近かったら、駆け付けたいくらいです。
末永昭二 さん
お久しぶりです。
新青年研究会のお礼もしていませんでした。 申し訳ありません。
栗田出版販売の沿革、ご教示ありがとうございます。
HPを見ると、確かに昭和38年に「栗田ブックセンター収蔵図書11万4000冊を北海道立図書館に寄贈」とあります。
成田さんのレポートとあわせると、昭和2、30年代の図書、雑誌が大量に所蔵されているのでしょうか?
ますます、駆け付けたくなった。
北海道立図書館は、蔵書をオンライン公開していないんですよね?
戸田 さん。
ありがとうございます。
桂真佐喜=辻真先は、一応認識していました。
桂真佐喜で宝石賞も取って(佳作?)いますからね。
『たかが殺人じゃないか』は、トリッキーな少年物を発表していた頃の作品なので、気になりました。
『離島ツアー殺人事件』だったのですか?!。 こちらは、知りませんでした。
この時代、辻真先は真面目に読んでいたハズなのですが、殆ど記憶に残っていません。
読み返した方がよいかな?
乱歩賞最終候補作ならともかく、応募作となると、全く解りませんね。
誰かまとめないかなぁ。
桜さん
本当に、ありがとうございます。
桜さんには、足を向けられません。
> 中島河太郎さんの、追悼録(?)、五十部限定には、角川文庫や創元推理文庫などの、解説記事などのリストなど、書かれているのでしょうか。
> あるいは、先ごろの、山村正夫さんをしのぶ会では、そのような追悼録のようなものは刊行されているのでしょうか。これも知りたいものです。
これは、ご存知の方がいらっしゃれば、私も教えていただきたいです。
もし発行されていると、欲しくなってしまうのですけれどね…。 (;^_^;)
そこで、皆さんに質問。
ミステリー作家の追悼本(いわゆる、饅頭本?)には、他にはどんなものがあるのでしょうか?
今私が思いつくのは、『横溝正史追悼集』(横溝正史)、『釣・花・味』(大下宇陀児)などですが…。
リハビリ・モード中なので、この辺で。
今後も、応対が遅れるかも知れませんが、お許し下さい。
中島河太郎さんの、追悼録(?)、五十部限定には、角川文庫や創元推理文庫などの、解説記事などのリストなど、書かれているのでしょうか。
とてもその中味が気になるこの頃です。
手に取られたひと、あるいは入手された人がおられれば、お教え頂ければ、さいわいです。
それにしても、入手したいものの、ひとつですね。
あるいは、先ごろの、山村正夫さんをしのぶ会では、そのような追悼録のようなものは刊行されているのでしょうか。これも知りたいものです。
よろしくおねがいします・・・(午後、あたたかいです)
ども、戸田です。
疑問をお持ちの、桂真佐喜『たかが殺人じゃないか』ですが、これは勿論、辻真先の前のペンネームで、改稿されて、「紺碧は殺しの色」(別題:「離島ツアー殺人事件」)として上梓されたもの、と理解しています。(原題はともかく、この本が、乱歩賞の応募作だったのは作者が書いており、内容的にも間違いないようです)
以上、ご参考までに。
オーナー様、お久しぶりです。
栗田出版販売の沿革については、上のURLをどうぞ。
北海道への寄贈は昭和38年となっています。
栗田ブックセンターは新刊書店ではないのではないでしょうか。栗田さんは取次だから、書店向けに商品を置いてあるところ(店売をやっているところ)だったと思うのですが、はっきり裏付けは取れていないです。いわゆる「神田村」の一軒として営業していたのだと思うのですが。
中堅以上の取次会社はたいてい社史があるので、調べると面白いかと思います(天神さんの目録に載っていたような気がします)。
ストラングル・成田様
>大向こうから声をかけたい感じです
皆様がそうおもわれていると思います。
>昭和53年頃に東京の栗田図書販売(株)から寄贈・・・神田錦町の栗田ブックセンターの蔵書印・・・新刊書店
一瞬、あの栗田信さんからの贈呈か、と思いました。やはりこれは、末永さんのアドバイスがいるとおもいますが・・・
桜の知人ですが、この掲示板をみていまして、昨夜、電話がありました。
>「探偵倶楽部」完全収集・・・「総目録」の発行
やはり、事実であるようです。細かいところで苦戦されているようです。なるべく、初出(翻訳)も、あきらかにされたいようです。
ということで、これも待たれます・・・(10月)
小林さん、安心しました。
掲示板がはなやかです。
>夢野久作『ドグラ・マグラ』の謹呈署名は、4行で
「 謹呈
江戸川乱歩様
昭和十年一月十五日
夢野久作 」(縦書き)
となっていました。
本当に、同じスタイルですね。
乱歩への夢野久作、献呈署名本、日付けあり、それも発行日の、1月15日、
まさしく、10冊のうちの1冊ですね。その前日、10冊入手して、5冊に友人宛に署名(同定されています)。彼の日記による。
1月15日、知人宛に、手紙とともに、献呈署名。それで、その5冊のうちのひとつが
桜の発見したものであり、またそのうちのひとつが乱歩宛だったのですね。
のこりの3冊はだれに・・・。25日には、延原謙に署名されています。
その日、2冊が友人からの持参で署名、56冊の署名本が全国のxx病院へ、ということで、宛先のないものですので、上の10冊とは異なります。
乱歩展で確認されるとは、夢にも思いませんでした。
小林さん、ありがとうございます・・・(10月ははやい)
オーナーさま、「白梅軒」での「降霊術」では、目にしていたものの、
お元気そうで何よりです。復活そうそうの猛ラッシュ、桜さんならずとも、
待ってました、と大向こうから声をかけたい感じです。
おげまるさんの少年物調査は、着々と進んでいるようで、昨日お会いした
ときにノートを少し見せてもらいました。成果を刮目して待ちましょう。
しかし、道立図書館の栗田文庫は、少年誌をはじめ書籍の方も本当に凄い。
昨日は、鷲尾三郎「屍の記録」(葦書房)、「悪魔が見ていた」(小説刊行社)、「青の恐怖」(同光社)、大下宇陀児「狂人館」(東方社)、飛鳥高「黒い眠り」を借りてきました。他にも、2〜30年代のレアのところがごろごろ。長年、道
民やってて、こんな蔵書があるのを知らなかったなんて。当分楽しめそうです。
昭和53年頃に東京の栗田図書販売(株)(だったかな)から寄贈があったも
ののようですが、神田錦町の栗田ブックセンターの蔵書印を押してあります。こ
こは、新刊書店だったんでしょうか。
桜さん、早速レス(18分後)、ありがとうございます。
こちらこそ、これからもよろしくおねがいします。
アクセス・カウンターは、壊れているのに気づくのが遅く、適当に(汗)直しておきました。
一応ズルをしないで、少なめに修正しました。
20万アクセス直前で、ミソがついてしましましたが、このままま行きます。
ご了承下さい。
夢野久作『ドグラ・マグラ』の謹呈署名は、4行で
「 謹呈
江戸川乱歩様
昭和十年一月十五日
夢野久作 」(縦書き)
となっていました。
(ちゃんと、このページが開いていました。 カタログにもサインの書影有り)
乱歩賞は、選考経過と一緒に予選通過作も掲載されているので、これを眺めていると興味は尽きないですね。
第21回の受賞作は『蝶たちは今……』、予選通過作では桂真佐喜(辻真先?)『たかが殺人じゃないか』も気になります。
多賀親「仕手株殺人事件」=多賀新さん か?
越沼さんの問い合わせ結果、興味あります。
K文庫の当選本は、だいたい次の通り。
「SRマンスリー」「噂」「推理小説論叢28号」「ぷろふいる 3巻7号」「新青年 30巻7,8号」「探偵実話 7巻5号 怪奇戦慄情欲名作25人集」。
辻真先『仮題・中学殺人事件』(昭和47年)、大沢在昌『ダブル・トラップ』(大沢在昌のファンなんですよ)、多岐川恭『おとなしい妻』『死体の喜劇』など。
今回初めて小説にも手を出してしまいました。出来心で、多岐川恭に注文を入れてしまいました。黒白さん、ゴメンナサイ。
それにしても、ネットの鉄人達と注文がダブっていますね。
桜さんの「発禁の痕跡のあとが生々しいもの」とは何ですか?
越沼正さん。
No.434 にも書きました通り、まともな応対が出来ず、申し訳ありませんでした。
都筑道夫のトークショーに参加できる方々は、羨ましいです。
『誘拐作戦』に『不如帰』が出ていましたっけ?
『ウロボロスの基礎論』が、「冗長な凡作」とは、チョット残念です。
これからも、よろしくお願いします。
怠けている間、各所でトピックスがあったようです。ご挨拶できなくてすみません。
失礼ながら、まとめてお祝いを…
☆ 黒白さん 2万アクセスおめでとうございます(8月1日)
☆ フクさん 1000書評達成おめでとうございます(8月28日)
☆ kashibaさん 1周年おめでとうございます(8月30日)
8万アクセスおめでとうございます。(9月8日)
「推理小説ノート」のアクセス数追い抜き、おめでとうございます。 (;^_^;)
☆ 土田さん 1周年おめでとうございます(9月19日)
☆ 宮澤さん 3周年おめでとうございます(9月25日)
☆ ストラングル成田さん 5万アクセスおめでとうございます(9月30日)
あぁー、なんて義理を欠いていたんだろう。本当にゴメンナサイ。
この間、私にとっての最大の話題は、なんと言っても、おげまる さん、ストラングル成田さんの、道立図書館・栗田文庫の発見ですね。
あれよあれよと言う間に、不明だった作品の初出が明らかになり、新発見の作品が見つかるのは、超スリリング!
なんらかの形で全貌を公開して欲しいですね。(おげまるさんの憑き物、落ちないで!!)
めぼしい作品は、なんとか復刻を切望します。
もう一つは、桜さんのご友人?Wさんの、「探偵倶楽部」完全収集。( 祝!完収 ヽ(^o^)丿 )
「総目録」の発行は近いと考えて良いのですか?
最後に、「貼雑年譜」の復刻。
「本の雑誌」の戸川安宣さんのエッセイによると、もう完成しているようですね(驚き!!)
一説には、前回は3人の申し込みしかなかったとか…(実際は、100名以上の予約が有ったようですが)。
私にとって、バブルの時代の20万円には躊躇はなかったのですが、リストラ時代の30万円は悩むなぁ。
年収下がっているのか、自分 (-_ー;)
「創元推理」発行までに決断しなくては…。
不思議な縁だなあと感じております。さっきから読み始めた都筑道夫『誘拐作戦』(1967年版のものの文庫本)で、徳富蘆花『不如帰』が話にでてきて、ふむふむと面白く感じていたところでした。今、都筑道夫の初期の長編をまとめ読みしているのですが、これは16日の彼のトークショーにそなえて。その16日から銀座並木通りの養清堂画廊で多賀新の新作展が始まるので、そこへ寄るつもりです。そこへ多賀親という話題。彼に聞いてみます。それから人外境のこと。そこに先月までサイトがリンクしていたアレクセイ氏から依頼されて読んだ、竹本健治『ウロボロスの基礎論』を私は「冗長な凡作」と評したところでした。
小林さん、アクセス数は、585をひけばいいのですが、最低でも、385をひく、あるいは585(予測の最大の数)ということですね・・・
その間にも、アクセス数はふえていきます。
下の書きこみで、
多賀親「仕手株殺人事件」
です。株が鰍ノなってしまいました。
たが しん、と読めば、あの装丁家、多賀新さんになるのですから、これはぜひ越沼正さんに調べていただければ、幸いです。
ところで、おぬま ただし、小沼正さんという方も、本を出されていますが、ことなりますね・・・
追加いたしました・・・(散策がいいですね)
20万アクセスまで、1541ですが、正しくは、あと1450までのところで、とまり、385あたりで、ふたたび復旧しましたので、アクセス数は、385プラス200(この数字200はすこし怪しいですが)ですので、1541−585、
1000アクセスを切るとおもいます。
小林さんが訪れられた、乱歩展。展示されていないといわれたもの、あるのですね・・・、人外境通信では、展示されていないということでしたが・・・
必見ですね。
>桜さんの発見された本と兄弟本の『ドグラ・マグラ』謹呈本
ここにもありましたか・・・、確認する必要がありますね、日付けは記入されていましたでしょうか。
>「貼雑年譜」原本を見て、これが30万円
本当に驚嘆します。
驚く事と言えば・・・
「江戸川乱歩全集10」、昭和50年度第21回。
「選考過程」をみると、35編のなかに、
魔子鬼一「炎の曲」
春日彦ニ「汝のためにオルゴールは鳴る」
があり、最終、5編のなかには
多賀親「仕手且E人事件」
がある。これは、多賀新さんのことでしょうか、越沼さん・・・
小林さん、これからもよろしくおねがいします・・・(秋の午後)
先に一件書きこんでしまいましたが、管理人の(筈の)、小林文庫オーナーです。
長ーーい間ご無沙汰していました。
ずっとサボッテばかりで、大変申し訳ありません。 <(_ _)>
夏バテのせいか、深夜までネットアクセスするのが辛くて、睡眠確保を優先していました。 (;^_^;)
単なる、手抜き、怠け癖でもあります・・・
そのほかに、色々出来事も有ったのですが、ヒ・ミ・ツ…。
仕事が忙しくても、チャントご返事する方々は偉いです。
掲示板は管理人が不在でも、お客様の間で話が弾んで、とても良い感じになっていますね。
来訪していただいた方々、書き込んでいただいた方々に感謝します。
この間、明らかに、私に向けて振っていただいた話題にもお答えせず、申し訳ありませんでした。
「事実上のボードリーダー」として、毎日書き込んでいただいた桜さんには、殊に感謝しています。
越沼正さんには、登場していただいた頃から応対ができなくなってしまい、本当に申し訳ありません。
ミステリーしか知らない私にとって、知らない世界のお話や、幅広いご交友から生まれたエピソードは、とても新鮮で、楽しく読ませていただいています。
kashiba さんからは、「これはもうむちゃくちゃドロドロに濃い」とも言われてしまいましたが、忘れられた作家や、マイナーな作家について、疑問が出ると即答される、この展開は刺激的で、勉強になります。
サイト主宰者冥利に尽きます。やっててよかった。(一部の表現を盗作:笑)
皆様、本当にありがとうございます。
怠け過ぎましたので、身体が書き込みのペースに追いて行けません。
まずは入ってゆける話題に、少しづつ加わって行く、という形でリハビリして行きたいと思っています。
よろしくお願いします。
地元で開催ということで、徳富蘆花記念文学館「江戸川乱歩展 ・・・・・郷愁の迷宮」に行ってきました。
予告によると・・・、「本展では江戸川乱歩の人と業績の全体を紹介するのは勿論、江戸川乱歩の作品にトリック的演出の効果を与えているのみならず、一種独特な情趣と奥行ある世界を出現させている迷宮(ラビランス)という概念を、耽美的とも猟奇的とも言われる乱歩的世界を理解する上での重要な観点と考え、かつて、都市空間や時代風俗の中に現存した迷宮と、乱歩自身の精神の中に構築された架空の迷宮の画面から考察してみたいと思います。」
現存した迷宮として、浅草凌雲閣の模型や煉瓦片(本物!)や、浅草公園派出所の屋根にあった大時計(これも本物!)などなど、乱歩の迷宮としては、パノラマ島のイメージやパリ万博の水晶宮の写真、竹中英太郎の挿絵原画などなど、が展示されています。
正直言うと、ラビランスと言う観点からは物足りないものが有りました。
でも、ミステリーファンとしては、乱歩の著書や、原稿、書簡、色紙、遺品、乱歩への寄贈本や所蔵雑誌をゆっくり見られただけで、幸せ!!。
なかでも私に興味深かったのは、「二銭銅貨」の草案、有名な「新しき探偵小説現れたり」の書きこみの有る『幻の女』、平凡社版「江戸川乱歩全集」の店頭広告用看板(欲しい!)など。
桜さんの発見された本と兄弟本の『ドグラ・マグラ』謹呈本も有り、「貼雑年譜」原本を見て、これが30万円か!?と慨嘆してきました。
展示の規模ととしてはそれほど大きくないので、是非にとはお勧めできませんが、観光地の伊香保、榛名山も控えているので、秋の小旅行には良いのではないでしょうか。
私は、石段街を散策、伊香保神社でお御籤を引いてきましたが、「吉」(最低?)でした。
でも、帰りに寄ったブックマーケットでは、日影丈吉『仮面紳士』(貸本流れ?)、鈴木いずみ『女と女の世の中』を100円で入手。
少しはよい事有るかな?
日程や展示内容は、名張人外郷(http://www.e-net.or.jp/user/stako/frame.html)内の、番犬情報(http://www.e-net.or.jp/user/stako/saishin-banken.html)に詳しいです。
場所 : 群馬県伊香保町 徳富蘆花記念文学館
TEL. 0279-72-2237
期間 : 2000年10月6日(金)−11月26日(日) 会期内無休
開館時間:午前8時30分−午後5時
入館料: 大人450円
交通: JR上越線 渋川駅 または 高崎駅からバス。
東京都・新宿駅から伊香保経由草津行きの直通バスも有り
(交通については、質問いただければお答えします)
小栗虫太郎「黒死館殺人事件」正・続、仙花紙本。今度手に入れたものもあわせて、異装本がかなりあります。
どこかで資料が有るような気がして、しらべると、あるものです。
「古書 芳林文庫」第5号、これを見ると、頭が混乱します。
DS選書の海野「蝿男」4刷、もあるようです。
ということで、結果は内容がわかるまで・・・(日本列島は大丈夫でしょうか)
連休中、調べものがありますが・・・、それはさておいて、ほかの日に調べて見ると・・・、
雑誌「推理ストーリー」のこと。「漫画ミステりー特集号」があるということで、国会図書館。
昭和41年、1冊、昭和42年、2冊、昭和43年、2冊。計5冊ありました。
しかし、店頭でみたことがありません。どこに行けば、あるのでしょうか。
漫画、コミック、専門店でしょうか。
みた事があるという人は、教えていただければ…、お願いします。なんとなく、キキメと思われます・・・(運動会の声がします)
小栗虫太郎の仙花紙本。
複雑すぎて、整理することができるでしょうか。
連休中の宿題です。
10月に入り、目録がすくないようです・・・(午後)
ところで、あなたま系以外で、巡回する・・・、日にちが更新されていないので、散策したところ・・・
おもしろい駄洒落の表題が毎日の、KさんのHP、日々の行動がおもしろい、このような人生をおくりたいものです
一週間前に遭遇した、ある人のHP、わからない単語は親切にも説明あり、永井荷風の日記には、あるマークがあった、そのHPにも、あるようだ、ミステリアスな日記、ということで、訪問はかかせません。
しかし、だいたんな、内容です、第3者(彼)へのメッセージでしょうか。
公開されたミステリーでしょうか・・・(秋です)
カウンターに気付いた、2千回をきる、どうやら中旬には20万回。これはすごいことです。
K文庫、くる。昨日、他の人にも来ているようです。今回は1冊です、これは本当にうれしい。その1冊には、発禁の痕跡のあとが生々しいものでした。
小林様はいかがでしたか。
仙花紙本の続き。
守友恒「幻想殺人事件」昭和22.6発行 帯 自由出版
守友恒「幻想殺人事件」昭和22.7発行 帯 自由出版
装丁同じ、ただし、配色がことなる
ということで、終りのないのが仙花紙本です・・・(秋)
赤沼三郎さん、という人の、「新聞太平記」、古書目録を調べてみますと、
2回ありました。2年まえのものでは、15000、そしてつい最近のものでは、1500、とある。
前者は新興の専門店、自由が丘の店、後者は神田のNです。後者は探偵小説家のひとのものではないことを知っておられました。
まだまだ出てきそうです・・・(秋風)
仙花紙本について以下のは湊書房、ただし発行年は略します。
ここに、「藍川東」「中」がでてくるとは・・・驚愕。
1)『X殺人事件』藍川東史(表紙・奥付両方)ただし未見
これが存在するように思われます。
2)『X殺人事件』鮎川高史(表紙)藍川東史(奥付)
3)とのちがいは奥付け貼紙訂正されていない。おそらく、他の本の場合、 末永さんのいわれている、ただ単に忘れたのでしょうか)
3)『X殺人事件』鮎川高史(表紙)
藍川東史の上に貼紙して鮎川高史と訂正(奥付)
2)を訂正したもの。これが国会図書館にあるものでしょうか。
貼紙訂正されていなければ、もうひとつバージョンがふえます
4)『X?殺人事件』鮎川高史(表紙・奥付)再版です
?がはいり、この表紙装丁もすべて2)、3)とことなる
この本は4冊あるいは5冊あるかもしれません。
鮎川高史は、あゆかわ たかし ではなく、あいかわ たかし、と読むのではないでしょうか。
一部の地区では、あいかわ、とよんでいるのでしょうか。
また、これらのうちのどれか、あるいは異なる版のものをお持ちの方、情報をよろしくおねがいします。
ということで、いろいろな意味で驚愕・・・(驚きの秋です)。
いそがしくて、書き込めませんでした。
FAXをおくるものの、相手が受け付けません。それで、昨日、電話すると、紙がないということ。天神の目録、ある2点のみ、競争がはげしい。それは白梅軒にすこし話題のものです。他のところでも、書かれていますが・・・
赤沼三郎「夢法師」入手。「日本ミステリー事典」に書かれた、自伝的エッセイではありませんでした。日影さんのような味わいがあるものの、探偵小説ではなく、ふつうの小説です。
第2集、第3集もすでに完成されておられるようです。元気なご様子でした。
ということです・・・(10月)。
NO.395において、高橋尚子さんのことで、つぎのように書いています。
彼女の、中学校は「藍川東中」でした・・・
>藍川東中(あいかわ、と打つと、鮎川が出てきました、鮎川東中ではないですが)と岐阜商高、このようなときには、小学校はでてきません。
彼らの喜びもわかります。私たちも感動しました。
あいかわ、とは、あゆかわ、でもあるのですね。
「藍川東中」の中を「史」とすると・・・人の名前になります。
ということで、二分かつにします。
驚きました。こんなことがあるのですね・・・(秋)
20万に近くなりました。
10月の中旬には達成でしょうか、小林様、お世話になります。
石井春生様
>貸本の「タイトルの単語の使用頻度」の結果、気になります
本当にそうですね。結果が楽しみです。
>桜さま 「鉄十字架の秘密」が二種類ある・・・紙の厚さの違い
それ以外に、値段が厚手のほうがたかいのです(笑)
>東山書房からは北町一郎は少なくても三冊・・・三冊ともそういう状態
これはまだ調べていません、このあとのことで忙しくて・・・
ではあとでまた・・・(秋の朝)
>末永さま
文庫では「城戸礼」なのに、目録では「城戸禮」となっていた理由がよく分かりました。
なるほどそういう経緯があったのですね。確かに、略字のほうが馴染みやすいような気が
しますので「大衆路線」のため、いかにもありそうな……。でも、今だったら考えられないようなことですね。
ところで、貸本の「タイトルの単語の使用頻度」の結果、気になります。一体、
どんな単語が多かったのでしょうか。想像するだけでも楽しそう(笑)
>桜さま
「鉄十字架の秘密」が二種類あると聞いて、かなりヒヤッとしましたが、紙の厚さの
違いと聞いてホッとしました(笑)それにしても、東山書房からは北町一郎は少なく
ても三冊は出ているのですが、もしかしたら三冊ともそういう状態なのでしょうか?
>オーナーさま
遅蒔きながら、掲示板の模様替えに気が付きました。季節感があってステキですね
末永昭二様
>城戸さんは昭和20年代からご自分の原稿・・・「畧字をつかうこと、ぜつたいにお断わり、目次・広告の場合も」・・・「著者の強い意向により」正字
貴重な示唆、ありがとうございます。末永さんの、出された本、思い出しました。
>当時の用紙事情・・・「表紙用の紙が足りなかったから」
大変参考になりました。ありがとうございます。
>ずいぶん人の動き・・・のお話を伺って想像していた以上に複雑に絡まっているということ・・・かなり意外な出版社がつながっています
早く読んでみたい気持ちです。情報、ありがとうございます。
明日は、とても、面白い、というか、信じられない、同一本の3冊(こんな表現はただしいのでしょうか)を紹介します・・・(調べ中です)
下の書き込み、ちょっと読み間違いして書いてしまいました。
東山書房という出版社については、全然知るところがありません。
石井様
>名前に関することだけに気になってしまいます
城戸さんだけ特別なのではないでしょうか。というのは、城戸さんは昭和20年代からご自分の原稿に「畧字をつかうこと、ぜつたいにお断わり、目次・広
告の場合も」という大きなゴム印を押されています。したがって、特別に「著者の強い意向により」正字を使っているのです。
いっぽう中野實さんは、それほどこだわりを持っていないから、春陽堂の「大衆路線」に従って略字表記になったというふうに推理しているのですが、いかがなものでしょうか。
中野實さん、どちらかというと綺堂の「不肖の」弟子だったようです。ごく若いとき(大震災直後?)に入門しているのですが。
同姓同名の古書店のご主人、引退されたみたいですね。昨日創刊のメールマガジンでは、息子さんが「店主」と紹介されていました。
桜様
>同じ装丁です、使用した表紙の紙の違いのみですが、異装版というのでしょうか。
仙花紙本によくあるのですが、当時の用紙事情から考えると、単に「表紙用の紙が足りなかったから」というような気がします。鷺宮書房は(以前にも書いたかもしれませんが)出版好景気に乗じて問屋から転向した出版社なので、あまりうまく紙が手配できなかったのではないかという気がします。
ただ、このあたりの事情はホントによくわかりません。なぜ初版が二つあるのかわからない海野さんの『心臓が右にある男』みたいなのもありますし。
ここのところ貸本小説の奥付の統計を取っています。
タイトルの単語の使用頻度では、思ったとおりの結果が出ました。
驚くべきことに、所在地や発行人が同じ出版社がかなりたくさんあります。先週、当時の出版に関係された方にインタビューしたので、ずいぶん人の動きがわかったのですが、そのお話を伺って想像していた以上に複雑に絡まっているということがわかってきました。かなり意外な出版社がつながっています。
昨日は、天神の目録がきました。
締め切りがさきですから、いろいろなところで話題ですが、重なるものもあります。
なぜか、白梅軒で話題の、2点、出ています。
DS選書も・・・、でも、FAXがつながらないのは、どうしてでしょうか、このような時には、葉書です。
久しぶりに、葉書をかいた、という感じです。
時には目録であたりたいものです・・・(うめく桜です)
石井春生様
>名前に関することだけに気になってしまいます
そうですね、例えば、山沢春雄さんは澤が本名なのですから、間違えやすいです。
>桜さま 先日一冊・・・大下宇陀児「恐怖の歯型」鷺宮書房S24
この出版社、多いですね。同じものでも、これ1冊で終わらないのが悩みです。
例えば、北町一郎「鉄十字架の秘密」昭和22.4 発行 東山書房
北町一郎「鉄十字架の秘密」昭和22.4 発行 東山書房
両者は日にちのみことなり、うすい表紙か、ボール紙のちがい。帯なし。これなどは、同じ装丁です、使用した表紙の紙の違いのみですが、異装版というのでしょうか。
というように、同じものでも2冊あります。
このあたりが大変ということでしょう・・・(秋、10月)
>末永さま
某所の拙いレビューを見て下さって、ありがとうございます。それにしても、中野實が
岡本綺堂のお弟子さんだったとは。視覚的描写が上手いのがなんとなくうなづけました。
ところで、春陽文庫の著者の表記ですが、どうして中野実となっているのでしょうね。
発行図書総目録でもそのままだし(城戸礼は城戸禮になっているのに)ささやかなこと
ですが、名前に関することだけに気になってしまいます。
>桜さま
仙花紙本、私も先日一冊購入しました。大下宇陀児「恐怖の歯型」鷺宮書房S24
です。珍しいものではありませんが、装丁があまりに強烈でしたので、つい…。
仙花紙本の魅力は、こういう装丁の美しさにもありますね。
10月も早そうです。
赤沼三郎「夢法師」日本図書刊行会、1994、4月
まだ在庫あるのですね、1500。自伝的エッセイ、のようです。
ということです・・・(秋、10月)
秋、紅葉の季節。
掲示板も衣替え、小林様、お世話になります。もうすぐ20万、おめでとうございます。
末永昭二様
>日下様 『新聞太平記』は、あの赤沼さんの本・・・同姓同名
帯によりますと、20年の記者生活、ご存命ならば、90歳の半ば過ぎぐらいですね、探偵小説の愛好家、かいてみたい、としています。間違いやすいものです。すこし、探偵小説家の人よりも、年長でしょうか。
仙花紙本の続き、同姓同名ではないですが、同じ本なのに、出版社のみことなっています。乱歩がDS選書としてとりあげた、B6版仙花紙本。
「古墳殺人事件」島田一男 昭和23年5月 自由出版
「古墳殺人事件」島田一男 昭和23年8月 村書房(奥付のみ)
表紙は自由出版株式会社のまま
同じ装丁です。両方とも、帯なし。
いろいろなことがありますね・・・(10月)
秋バージョンに模様替えですね。オーナー様、いつもお世話になります。
日下様
私も『新聞太平記』は、あの赤沼さんの本だと思っていました。いるものですね。同姓同名って。勉強になりました。
よその掲示板のお話で恐縮ですが、石井さんのレビュー(某有名古書店のご主人と同姓同名の作家)を拝見しました。春陽文庫なんかで結構期待しながら読むのですが、どうもミステリとしては、何かパンチが足りない作家ですね。
岡本綺堂の直系の弟子なんだから、もうちょっとなんとかならないかとも思うのですが、やっぱり劇作の人でした。
ただ、ミステリとしてではなく、普通のユーモア小説としてならば、非常に面白いと思います。
日下さん、ありがとうございます。
仙花紙本、50冊(正確には、ふるい文庫もあるので、40数冊あまりですが)のリストをいただいたとき、とりあえず、一括購入希望が条件でしたので、これに帯があるならば、とかいました。
探偵小説家の赤沼三郎さんのものだ、と思っていました。
名前が同じだから、ということで、買ったものですね。帯や、前書きをよみなおしてみます。
『カラチン抄』は探偵小説ではないですが、これは本人の作ですね・・・。
ありがとうございました。
日下です。
私も、この本は持っていますが、帯があるとは知りませんでした。
以前、あるアンソロジーに赤沼三郎氏の作品を入れた際、著者紹介
の欄に『カラチン抄』『新聞太平記』などがある、と書いたのです
が、ご本人から『新聞太平記』は同名異人の作品である旨、ご指摘
がありました。
その後、訂正の機会がなく、心苦しく思っておりましたので、この
機会に一言。千円ぐらいまでなら洒落で買ってもいいかもしれませ
んが、あまり高い金額を出す必要はない本である、ということをお
知らせしておきます。
仙花紙本、50冊、ついにきました。
本当に薄くてかるいものです。なかにはそれに当たらないものもありますが、そのなかのものにはすでに所有しているものもあるので、とりあえず、重なるもののひとつから。
赤沼三郎「新聞太平記」昭和25年11月発行、雄鶏社
赤沼三郎「新聞太平記」昭和25年12月発行、雄鶏社、帯付
背の部分と、巻末付録がことなる。
初版、第1刷、再版、2刷などが書かれていなくて、両方とも発行とあるのみでした。
仙花紙本、リストはあるのでしょうか・・・(なやみます)
角川文庫版「刺青殺人事件」の解説、小泉さんでしたね、忘れていましたが、なぜ、ということで・・・、
「日本ミステリー事典」での日下さんの執筆により、「弁護側の証人」の長篇化、高木さんが勧められたということをしりました。
この事典はすごい。
ところで、改版はあるのでしょうか。
下のは、本多さんの書かれた掲示板からの情報です。昨日、閉鎖されましたが・・・(秋の一日)
本多の情報では、乱歩の「貼雑年譜」戦前篇、2分冊。
価格は30、前回は20です。
200部限定。これは来年でしょうか。
「日本推理小説史」4巻目、ぜひ、出してください。
越沼正様
>私も森茉莉や早川ポケットミステチなど7−8冊・・・蔵書目録は、渡す時そのつど書かれていました
安心しました。それぞれのファン、関係者へ、ということですね。
井上光晴さんの場合、ある古書店に、すべて処分。その目録をみたときには、実にさまざまな人が寄贈されていたんだ、と思いあらたにしました。
明日で、シドニーもおわり・・・(10月)
小泉喜美子さんの蔵書は多くのファンのところへ渡っていったと思います。私が、亡くなってしばらくして行った時には、かなり減っているようでした。ご母堂が、ファンに蔵書を形見分けしています、と述べられ、私も森茉莉や早川ポケットミステチなど7−8冊もらいました。蔵書目録は、渡す時そのつど書かれていました。
例の、乱歩展、ポスター、手に入れたいものです。しかし、中さんの掲示板によりますと、
・「二銭銅貨」草稿のある日記帳
・手作りの雑誌
他一点、展示されないようです。行方不明でしょうか、なくなったのでしょうか、気にかかります。
少し前、木さんの、わら半紙にかかれた原稿、特別展示でみたときには感動しましたから。乱歩さんのもみたかったです。
残念な秋です・・・(10月ですね)
「あなたま系」、更新されていない(?)ですね、なぜか、だれもいわれていないようです。
越沼正様、巡回しているところで、拝見しています。読書がおいつけません。
>高木彬光『刺青殺人事件』の小泉喜美子さんの解説を読んだからでした
小泉さんの、蔵書などはその後どのように管理された(ている)のでしょうか。
ところで、高木彬光さんの蔵書も、その行方が心配ですね。管理者はおられるのでしょうね。また、山村さんのはどのようにされているのでしょうか。
先ごろの、目録で、渡辺啓助さんへの中井英夫さんの葉書などが掲載されていたので、存命中なのに、心配です。
秋、日暮れがはやくなりました。シドニーの景色もみなれてきました。さんまさんは、なぜ、この時期にシドニーにでかけたのでしょうか、まさか例の、決勝戦をみるためでしょうか・・・(秋)
きょう、100番目の訪問です。最近またまた世迷言を考えて(?)います。以前触れた福田和也『作家の値うち』の文学論に何か違和感があったのですが、理由がわかりました。純文学の歴史的役割は終えたのです。なのに彼はいろいろ論陣を張っている。19世紀の近代化の課程でそれへの対抗・拮抗として出現したのが、共産主義、純文学という観念だった。と思い至った次第。ポストモダンともいわれる現在、歴史の役割としての共産主義、純文学はその使命を終え、観念の残光のなかに輝いているように思えるのですねー。それは、前衛芸術・現代アートと呼ばれるものにもいえます。ま、これは私の思いつき、世迷言と笑っていてくださいませ。こんなことを書こうと思い立ったのは、高木彬光『刺青殺人事件』の小泉喜美子さんの解説を読んだからでした。
秋、風が体を通過、風邪をひいてしまい、はなみずがxxxx。
kashibaさんの日記で、小林文庫のカウンターに気付く。20万にせまるのですね、小林さんに敬服。また、kashibaさんにも敬服。
これらを見なければ、何もなかったでしょうね、個人的には、かく場所がふえました。
これからも、参加、あるいは読むことを楽しみにしたいものです。
日曜日は、早稲田ですね・・・。
秋、目録におされ気味です。
なかには、「無敵潜水艦」入手、ただの潜水艦の資料。小松崎さんのようなタッチで潜水艦のイラストはひかれました。 残念でした・・・(秋)
なぜ、目録に注としてかいていないのか、「笑う肉仮面」、ということで、目録をもう一度みました。
中野書店在庫だより 112号。
ここには、
野球少年 創刊(昭和22.4月)から昭和26年1月特大号、50冊
通刊(巻か?まま)に若干不明あれど、この間ほぼ大揃。 50
ということで、「笑う肉仮面」昭和31年11月から昭和32年9月まで(成田さんのHPによります)のものは含まれていませんでした。
>>「笑う肉仮面」入手・・・最初に明かされるタイトルの意味
この初出(成田さんのHP)は「野球少年」です。
先ごろの、目録では、ほぼ全揃いで、50、でした。ほぼ、10倍以上です。
という箇所は、前にかいたように、含まれていないのですね。
目録の嵐、3冊きて、9月、30冊。これはすごい・・・(秋)
喜国雅彦様
>桜さん DSの情報・・・大下は変形版のみ・・・A6に限っていえば、あと横溝(再版)が1冊と海野が1冊です
そうですね、あと、2冊、ですね。DS選書、と言えそうなのは。
>なんてここの掲示板に似合わない話題
次は、アジア戦です、稲本、爆発しそうです、今回の戦いでは、ほれてしまいました。
>「笑う肉仮面」入手・・・最初に明かされるタイトルの意味
この初出(成田さんのHP)は「野球少年」です。
先ごろの、目録では、ほぼ全揃いで、50、でした。ほぼ、10倍以上です。
秋は燃えています・・・(多い目録)
桜さん
DSの情報ありがとうございました。
すると、大下は変形版のみで、A6版は存在していないのですね。A6に限っていえば、あと横溝(再版)が1冊と海野が1冊です。
>ブラジル戦、現地でみられたのですね。
ああ、なんてここの掲示板に似合わない話題でしょう(笑)
この日の見どころは「次々とブラジル人をなぎ倒していく稲本」でした。
>「笑う肉仮面」入手されたようで
早速読みました。最初に明かされるタイトルの意味が強烈です。うひゃぁ、残酷。さすが山風、医学部出身。
小説雑誌の、グラビア。西村京太郎さん、古希ですか、300冊のお祝い記事をみる。xxxxの後遺症なのでしょうか、お体が不自由そうです。
まだ、300冊、恐らく、文庫はかぞえていないのでしょうか。
斎藤栄さんはすでに300冊をこえられたのでしょうか。先ごろ完結した、文春文庫の「斎藤栄ベストコレクション」全18巻をみる。10巻には、ジェームス・ボンドのボンドではなく、接着剤のボンド、からきた、あだなの警部、木島警部。そのようにかいています。斎藤さんも、もうすぐ、古希。
文庫でも、番号がつくと、集める衝動にかられます。解説者の、影山さん、この斎藤さんの解説だけのような気がします。
うわさでは、親戚関係の人といわれていますが、どうなのでしょうか。最初は、斎藤さん本人か、と思っていました。
ボンド、つながりでした・・・(朝の日差しはこころよいです)
昨日も、目録、四冊。九月だけで、二七冊。一月より、209冊。そのうちの1冊に、10月27日から11月3日までの、神田古書店連合目録「古本」26号について。
10月20日、出来上がりのため、それから手元にくるようです。内容はおもしろそう・・・
「神保町ミステリアス」、北村薫、折原一、など推理作家、評論家。あとは名前が書かれていません。森さんも?、長谷部さんも?、
と推測する。
いまならば、中野書店に申し込めます。他でもいいのでしょうね、店頭でも手に入れられるようです。
秋の朝、とりあえず、目録申し込み・・・(秋の蝉です)
仙花紙本の包みは、まだおくられてきません。
少し心配ですが、楽しみがのばされます。
昨日は、少年探偵冒険小説、一冊。このような小説、おおくて、ひとつずつ、あつめています。終りがなさそうです。昭和21,22,23年に、限定していますが、多すぎるようです。
「宮武外骨」吉川弘文館、2000年6月。著者はあえてかきません、ネタxxになります。しかし、驚愕です。
でも、最初の文にかいてしまえば、驚愕もうすれます。
ここには、木々さんもでてきて、ある出会いの中で、運命のいたずらで・・・、しかし、破格の人間には、この頁数、200では、書ききれないようです。
秋の夜長,いろいろなことが想像できて、時間がたちます。
目録などからの、本、競争がきびしい・・・(秋です)
小説のいい場面もそうですが、その場面を見ている目、高橋さんの場合には・・・
藍川東中(あいかわ、と打つと、鮎川が出てきました、鮎川東中ではないですが)と岐阜高、このようなときには、小学校はでてきません。
彼らの喜びもわかります。私たちも感動しました。
あいかわ、とは、あゆかわ、でもあるのですね。
知りませんでした。
話がとんでしまいました。
あの日のfootball, Mさんの解説、すばらしい(?)、ネタxxのようでした。
なぜか、なんども、ブラジル戦をたたかった国は・・・、頭にのこります。中田、トップにはいつも過酷なことが・・・、これも、その通りになりましたね・・・、もう、Mさんの解説は、ききたくないような・・・、小説の、ネタxx解説のようでした。
高橋さん、いいせりふをかたります。また、32kmのところに山場がある、いや、ミステリの勘所です。いい読みですね、感服します。
ところで、コーチ、どのような資格で、参加するのでしょうか。室伏さんの、お父さん、寂しそうでした。
しかし、いろいろなことが起こり、いろいろなことがわかりません。
有楽町そごう、古書市はもうないのですね・・・(さみしいものです)
No.1013より。
何はともあれ、次はアメリカとの試合。タイプは日本と同じだ、と解説者が言っていました。進化するするfootball、眼がはなせません。
Kさんは、1週間の、シドニー、楽しまれましたか。
とかきましたが、ブラジル戦、現地でみられたのですね。
喜国さん、「笑う肉仮面」入手されたようです(kashibaさんの掲示板より)。また、成田さんのところでは、初出が判明。意外な雑誌でした。
喜国雅彦様、
DS選書について。
江戸川乱歩の「探偵小説四十年」を参考にして以下のことを調べました。
多くは未見のものがありますので、間違いなどがありましても、ご容赦下さい。
・DS選書の数(乱歩は、自由出版社のものをそう考えています)
乱歩のリストには、21点があげられている。
通説の12点ではないようです。
なお、「われ発見せり(ユウレカ)!」(未見)も自由出版からの出版が予告されています。これを数えると、22点になります。
・判の大きさの違いと改版、2刷のことなど
@A6判は11冊
DS表示は昭和21年10月より(初刊は3月)
A中間型(A6/B6)は1冊。大下「宙に浮く首」。
B2刷(A6判)は2冊。大下、横溝
CB6判(仙花紙本サイズ)は7冊(この中に、改版の3冊、海野、江戸川、 木々を含む)
D未掲載は1冊
ということになります。未見が多いので、断定できません。申し訳ありません。
秋、目録が2点きて、9月はすでに、23点・・・(秋、さみし)
今朝の新聞広告で加納朋子のミステリと服部まゆみのエッセイがあったので、さっそく立ち読み。しかし、時間切れで、加納朋子は次回まわし。明日のたのしみが増えました。
今日は、アメリカとの試合。
5試合目まで、ぜひいってもらいたいものです。
末永昭二様
>マコ・鬼一・・・バイオグラフィ・・・『ぷろふいる』・・・堀場老人の「取材」とは別に大下邸に行っていた・・・大下さんの友だち? 弟子?
まだ、ご存命の可能性はありますね。77年ですから。
作者紹介のような記事を読んだ記憶もありますけれども・・・
今日は、いい目録がひとつきましたので、あたれば、ここに書きます。でも、この前もダメでしたから・・・(秋は、なやむほど目録がきますが、どうも、素通りです)
昨日は、誤審。いやぁ、つらいものです。しかし、山下さんは、英語で抗議できないのでしょうね、このあたりの数十秒が・・・、残念でした。
それにしても、肉体のすばらしさを感じます。
日下さん、末永さん、
桜も、清水正二郎をさがしますと、昭和40年、好江書房の、「明治・大正・昭和呪われた女性犯罪」。発売元は。あの、雄山閣出版。
まえがきには、この十年以上の日数をかけてあつめた、二百編以上の中から
ここに約五十編を収録
とある。
なお、WEBOPACでは、彼の作品は三百八編、見つかります。
大塚俊一様
>「富士八郎のようないい男」という表現を何かのアンソロジーの短編で見かけた
このところ、鈴木一郎が登場するものを読んでいますが、この名のようなものですね。
大胆な命名です。
それでおもいだして、山田一郎が出る、釣りミステリーのひとつ、醍醐麻沙夫の、「磯の帝王」。釣法の集大成、というおもしろいテーマです、あと、2、3作ありますが、続けてかいていただきたい人です。昭和10年生まれ。
登場人物の名前、いろいろな仕掛けがあるのですね・・・(時間があります)
(ゴミですが)倉木麻衣のお父さんが富士八郎だという報道が流れていますが「富士八郎のようないい男」という表現を何かのアンソロジーの短編で見かけたことがあるような気がします。
あ,大御所登場だ(笑).
日下様.
シミショーの作品,さっぱり何がなんだかわかりません.原形をとどめない改題と別名義! 実は城戸禮さんの次にリスト化を考えないでもなかったので「1本」単位で買ったこともありますが,あまりにバカバカしいので,とりあえずやめにしました.城戸さんの2倍以上あるので,無謀と言えば無謀な試みでした.
シミショーのエッセイなどによると,ある時点で自作の版権を売り払ってしまったので,本人の知らないところで,勝手にいろんな名前で出ているみたいです.というようなこともあるので,やってもムダなような気がしたからです.
ところで,圭文館という出版社,浪速書房と何かつながりがあるのでしょうか.というのは,浪速で出ていたものが,圭文館の新書で出ているのがあるからです.宮本幹也の『好色党奮迅録』が目についたので,よくみたら,版型は違うものの,どうやら紙型流用みたいでした(象嵌訂正あり).
まあ,紙型を買っただけかもしれませんが,シミショーのことを考えると,何かあるのかなと思ってしまいます.
「P07シリーズ」,もしかしたらそれ以前の版があるという可能性はないでしょうか.ちょっと棚の奥を覗いてみましたが,圭文館の本は見当たりませんでした.
お墓のこともそうですが,シミショーの,あの「小説に取りつかれた」感じに共感を覚えます.いいなあ.
マコ・鬼一について,バイオグラフィはまったく知りません.ただ,件の『ぷろふいる』をよく見たら,堀場老人の「取材」とは別に大下邸に行っていたみたいですね.大下さんの友だち? 弟子?
日下さん、ありがとうございます。
おくの、深いことがよくわかりました。編集された本、文庫、購入しています。ちくま文庫、楽しみにしていています。
「GON!]10月号によれば、
「第一期世界秘密文学選書」全15巻、別巻2巻 昭和37〜
「第二期世界秘密文学選書」全15巻、別巻3巻 昭和38〜
「第一期世界秘密文学選書」全15巻、別巻3巻 昭和39〜
「P07号シリーズ」全10巻、昭和40〜
「世界の女の物語」全10巻、昭和39〜
「秘境の女シリーズ」全10巻、昭和41〜
「世界発禁文学選書」全15巻、 昭和41〜
「真実日本残酷文学選書」全10巻、 昭和44〜
がとりあげられています。
>浪速書房版が7月から刊行されているのに対して、圭文館版はその年の4月から出ているので、こちらが第一シリーズ(?)ということ
これは上のものには書かれていませんでした。
>圭文館版が何巻まで出た
あと、5巻は、あるのでしょうか(推測)、いやあわせて15巻となるので、
このシリーズは5巻で終了でしょうか?
それにしても、ふたかたは、「すごい」ということです。
WEBOPACにはないでしょうね・・・(秋、午後のひととき)
日下です。
>「ピンク07号シリーズ」イヤーン・フランミンゴ著、清水正二郎訳(昭和
40年〜浪速書房)全10巻は所有しております.「ジェームズ・モンド」が世
>界を股にかけて大活躍する,この爆笑シリーズを007マニアは知らないの
>ですか.もっと勉強して欲しいですね(笑)
浪速書房の東京浪速ブックス版は、私も持ってます(笑)
よく判らないのは、同時期に圭文館のクラウン・ブックスからも
ピンク07号シリーズが出ていること。こちらは「世界秘色文学」
という情怨小説のシリーズを月に4冊のペース(爆笑)で書いて
いる作家・桃井良太が、ふとしたことから三代目P07号に任命
されるという内容です。
日本人が主人公なのだから当たり前ですが、インチキ翻訳の体裁
はとっておらず、清水正二郎の小説として出版されています。
浪速書房版が7月から刊行されているのに対して、圭文館版はそ
の年の4月から出ているので、こちらが第一シリーズ(?)とい
うことになるようですが、7月以降は完全に刊行月がダブってい
ます。つまりひと月に二種類のピンク07号が出ていた訳で、な
んだってこんなことをしたのか、疑問が残ります。
♯まあ、それだけ007ブームが凄かったといってしまえば、そ
♯れまでなのでしょうが。
で、恥ずかしながら、圭文館版が何巻まで出たのか、よく判らな
いんですよ。どなたかご存知の方(って、末永さんぐらいか?)
ぜひぜひご教示下さいませ〜。
ちなみに私が把握している分は、以下の通りです。
第一巻『桃色七号はベッドで死ぬ』
第二巻『桃色のフィンガー』
第三巻『ドクトル悩殺博士』
第四巻『ダイヤモンドの女体』
第五巻『南の国からのウインク』
> 墓は、直木さんの、すぐそばにならんでいる、ということは本当でしょうか、
>本当のように思われます。
本当です。
>日下様
>>神様にも間違いはある「宝石」昭和29年2月
> 目次では、神様も間違ひはある、となっています。
> 神様にも間違ひはある、は本文。昭和29年12月掲載。
ありゃ、ごめんなさい。たしかに12月号ですね。これは『女のミステリー』
の巻末にあるリストを写しただけなのですが、元が間違えていました。
いわれてみれば、これの前に「探偵実話」昭和29年11月に発表された作品
が並んでいるので、気付くべきでした。申し訳ありません。
マコ・鬼一、興味をもちまして、友人にファイル検索を依頼。
やはり、下の、初出不明はわかりません。書誌は「女のミステリー」本にかかれたもののように思われますので、ここにかくことをご容赦ください。
日下様
>神様にも間違いはある「宝石」昭和29年2月
目次では、神様も間違ひはある、となっています。
神様にも間違ひはある、は本文。昭和29年12月掲載。
命買います(初出不明)
「宝石」「探偵実話」「探偵倶楽部」「妖奇」にも掲載されていない。
同人雑誌でしょうか。
マコ・鬼一については、さらに、末永さんからも書き込みがあるでしょうか。
>物集高音さん,ちょっと興味があります.『血食』って,私が最後に読んだ新刊
あの日記からすれば、すでに本を出されているひとのようですね。
噂の、Oさんではないような・・・、しかし、そこにかかれているのには驚きました。そういえば、奥さんが、あの人であることにも、驚愕しましたが・・・
本当に、いろいろなことがあります・・・(そんな朝です)
スポーツ、いいですね、感動します。
明日が楽しみですが、監督にはほれます。
末永昭二さんの、ふところの深さを知りました。
>ジェームズ・モンド,あれもシミショーの改題本です
清水正二郎、店頭にみかけるのですが、珍書として集めたいような気分になります。
>泣かせます.私は思わずこういうのを支持・・・これに似た作品が出版
本当に、彼は人知れず(?)、活躍していたのですね。
墓は、直木さんの、すぐそばにならんでいる、ということは本当でしょうか、
本当のように思われます。
>>友人から、ある古書愛好家団体・・・たぶん私は皆様より詳しいはずですが,実は私も「寝耳に水」でした
誰かがあとを継ぐと言うことはあるのでしょうか。
昨日、見知らぬ人から、仙花紙本のリスト(本は50冊はあります)が突然おくられてきて、驚きました。価格は1000。
電話すると、それを、その時代に購入したとのこと。70を越えたひとのようです。新品のようです。
全部購入してほしいとのこと、勿論、OK,としました。
楽しみです。どのようにして知ったかは秘密らしいです。
いろいろなことがあります・・・(秋、朝)
何度もすみません.
ワセミスHPのジェームズ・モンド,あれもシミショーの改題本です.
またやってしまいました.オーナー様削除お願いいたします.いつもすみません.なぜそうなるのでしょうか.
ついでに(?)「ピンク07シリーズ」の序文を要約します.
007は人気がある。
ゆえにバッタもんが出ているだろうと推理して、1965年6月アメリカに行き、「パルプ本の世界的販売網を持つ、ニューヨーク市のコロンビア大学の門前にある」古本屋でいろいろ探したら、次の4シリーズを発見した。
(1)トム・コネリー作「006号秘密作戦シリーズ」
(2)ショーン・オコーナー作「07間諜冒険物語集」
(3)イアン・アンブラー作「ダブル8は殺しの番号シリーズ」
(4)イヤーン・フランミンゴ作「ピンク07号シリーズ」
で、我らがシミショーは「欠陥が多いが、面白さは抜群」な(4)を選んだ。
イヤーン・フランミンゴ氏は、マサチューセッツ州立大学修士過程で学ぶ27歳。本名はジョーン・リーヴイス。独身。このシリーズが当たって百万弗以上儲けたらしい。
「H書店でもS社でも、一顧だに与えられなかった通俗パルプ本の中に、もし日本の一般読者の共感を呼ぶものがあるとしたら、それは文学だけが持つ力であろう」
「文学の中には、階級もなければ序列もない。エンターテーイメント(ママ)
は、どのように衣を飾ろうと、エンターテイーメント(ママ!!)に過ぎない」
泣かせます.私は思わずこういうのを支持してしまいます.
(1)〜(4)はあながち全部ウソではないようです.(4)を除いて,これに似た作品が出版されてはいるようです.
シミショーはたぶんこれから注目されるでしょう.作品はともかく,私はシミショーの自己抹殺と胡桃沢耕史としての再生に,非常に興味を覚えます.私は個々の作品の巧拙より,作家個人や出版社,印刷業界の方に興味があるので,こういう人物には特に魅かれます.作品を楽しむのが目的の人には,まったくおすすめできませんが.ただし,シミショーの初期作品(『近代説話』などのもの)には,実にすごいものがあります.これは,川上宗薫や宇能鴻一郎も同じような感じです.
>友人から、ある古書愛好家の、団体(?)が店じまい、と聞く。
この件については,たぶん私は皆様より詳しいはずですが,実は私も「寝耳に水」でした.やはり個人の力で四半世紀というのは大変なことだと思います.お元気とはいいながら,御高齢でもあることも確かなので.
物集高音さん,ちょっと興味があります.『血食』って,私が最後に読んだ新刊ミステリなもので(笑).
一仕事終えて帰ってきました.
桜様.
『GON!』は面白そうですね.『電光山猫娘』などのシリーズ(正式名は「明朗熱血シリーズ」全10冊)は,春陽文庫化されていない作品が多いので,結構珍しいです.ジュニア物ですが.
「ピンク07号シリーズ」イヤーン・フランミンゴ著、清水正二郎訳(昭和40年〜浪速書房)全10巻は所有しております.「ジェームズ・モンド」が世界を股にかけて大活躍する,この爆笑シリーズを007マニアは知らないのですか.もっと勉強して欲しいですね(笑).ラインナップは以下のとおり.
『P07号の好色作戦』
『女体のルーレット』
『スパイはヌードで勝負する』
『スリップ作戦開始』
『ベッドより愛をこめて』
『ダイヤモンドのブラジャー』
『乳房に弾丸をぶちこめ』
『月と処女の町』
『スイートなキスの後で』
『俺は女に弱いんだ』
原作者名はイヤーン・フランミンゴです(フラミンゴなどと言われることがありますが間違いです).後で紙型を流用したハードカバー版(清水正二郎作に改められ,なおかつ改題されています)が出ています.内容は言わずもがなのものですが,序文がなかなか興味深い,というか,かなり人を喰ったものです.「米コロンビア大学の門前の古本屋(笑)でネタ本を買った」とか,「原作者はアメリカの青年で,これを書いて大儲けした」とか,嘘八百を並べているのですが,なぜか憎めません.
マコ・鬼一などについては,また改めて.
他のサイトにも書きましたが。春陽文庫の江戸川乱歩の表紙絵を描いている多賀新の制作風景が、NHKテレビ『土曜 美の朝』23日(土)午前5時25分から23分間、放送されますと、多賀新からのお知らせ。「早朝ゆえビデオに録画してみていただければ幸甚です。」そうだよなあ。
末永昭二さんに、あっさりと、伏字がわかってしましました。
そして、珍書といわれるもの、所有されておられます。
まいりました、今まで想像していた、末永さんの蔵書、わからなくなりました。
>「ピンク07号シリーズ」イヤーン・フランミンゴ著、清水正二郎訳(昭和40年〜浪速書房)
桜が、フラミンゴ、と間違えました。フランミンゴ、でした。
すごい、と、うなりたいです。
ところで、貫井徳郎さんの、日記、9月18日に、物集高音さんの、お姿、知られているのですね。
これにも驚愕。
秋には、いろいろなことがあります・・・(紅茶の時間です)
一仕事終えて帰ってきました.
桜様.
『GON!』は面白そうですね.『電光山猫娘』などのシリーズ(正式名は「明朗熱血シリーズ」全10冊)は,春陽文庫化されていない作品が多いので,結構珍しいです.ジュニア物ですが.
「ピンク07号シリーズ」イヤーン・フランミンゴ著、清水正二郎訳(昭和40年〜浪速書房)全10巻は所有しております.「ジェームズ・モンド」が世界を股にかけて大活躍する,この爆笑シリーズを007マニアは知らないのですか.もっと勉強して欲しいですね(笑).ラインナップは以下のとおり.
『P07号の好色作戦』
『女体のルーレット』
『スパイはヌードで勝負する』
『スリップ作戦開始』
『ベッドより愛をこめて』
『ダイヤモンドのブラジャー』
『乳房に弾丸をぶちこめ』
『月と処女の町』
『スイートなキスの後で』
『俺は女に弱いんだ』
原作者名はイヤーン・フランミンゴです(フラミンゴなどと言われることがありますが間違いです).後で紙型を流用したハードカバー版(清水正二郎作に改められ,なおかつ改題されています)が出ています.内容は言わずもがなのものですが,序文がなかなか興味深い,というか,かなり人を喰ったものです.「米コロンビア大学の門前の古本屋(笑)でネタ本を買った」とか,「原作者はアメリカの青年で,これを書いて大儲けした」とか,嘘八百を並べているのですが,なぜか憎めません.
マコ・鬼一などについては,また改めて.
「GON!」10月号、コンビ二の店頭で見られます。
秋の読書週間推薦図書、寂しい夜にこの一冊!
昭和40年代の XX 小説「浪速書房」で大興奮!
とある。
XXはあえてここには書きませんでした。
中味は、4頁、大きな字と、文章は1.5ミリの活字。協力は、スムース4号の、扉野良人さんと、これは知らない大西祥平さん。
城戸禮「電光山猫娘」
貸本出版社
も出てきます。さらには、
XXX07号シリーズ、10冊、これはイヤーン・フレミンゴ著、訳 清水正二郎、とある。
007ファンの間でもごく一部でしか知られていない珍書。装丁はHPBと似たもの。
2年前に遭遇して、均一棚に戻した一冊、久しぶりに目にしたシリーズ、これは所有している人はおられるのでしょうね、奥の深いファンには・・・。
このシリーズ、本当に、珍書でしょうね。
越沼正様
>小栗虫太郎『海螺斎沿海州先占記』改造社初版昭和17年は、1万5千円
このあたりは、この値段で通常でています。
NHK教育、たのしみですね・・・(秋には、美術館です)
海野十三の読み方の反響にさすが、この場所と感心しております。皆様(と、まとめてゴメン)ありがとうございます。古書目録といえば、京都からの目録に国枝史郎『隠亡掘』日本小説文庫初版昭和7年というのがあり、1千円なので、どなたか買い手がつくでしょうね。小栗虫太郎『海螺斎沿海州先占記』改造社初版昭和17年は、1万5千円。これは欲しいけど、私の柄じゃあないので見送り。これから、ネット古書店で買った都筑道夫『やぶにらみの時計』を読みます。
昨日、9月は、19点、古書目録がきて、今年1月から、201点、200を越えました。三ヶ月あまりありますが、300点を越えるかもしれません。
1年間には、統計によると、650点ですから、約50%には、探偵・推理小説の関係なのか、と思う。
越沼さん、海野十三、よみかた、後ろの奥付けをみると、ほんとうに混乱しますね。
末永昭二様
>海野さんの名前の件ですが,戦前の総ルビ本は,大人(一般向け)の本の場合,慣例的に漢数字にはルビを振りません・・・子ども向けの本,例えば『少年倶楽部』などには「じゅうざ」とルビ
よくわかります。
戦後の、仙花紙本の一冊をみてみると、奥付けには、ウンノ ジュウザウ、とされていて、思わず、うなりました。
成田さんのHPでは、やまだ かぜたろう、とした時期があったようですから、
これもその例でしょうか。
それにしても、このところの、昨日きた目録上の値段、高騰気味です、これではこちら側がためされます。
三橋一夫のサイン入り、二万円、これはすごい。
そんな日です・・・(秋の朝)
何はともあれ、次はアメリカとの試合。タイプは日本と同じだ、と解説者が言っていました。進化するするfootball、眼がはなせません。
Kさんは、1週間の、シドニー、楽しまれましたか。
購入した本、整理できていません。大変です。
友人から、ある古書愛好家の、団体(?)が店じまい、と聞く。そのような集まりがあったのですか、そういえば、囲み記事でみたおぼえがあります、でも、今月もその宣伝が出ていたような気がします。いろいろあるのですね。
末永昭二様
>マコ・鬼一(戦前はこう書きました)で思い出すのは,『ぷろふいる』昭和11年5月号の口絵写真・・・「夢野久作最後の写真」
これは知りませんでした。
彼の、プロフィールはすでに知られているのでしょうか。
「ぷろふいる傑作選」作品目録、マコ・鬼一で、2作品。「幽霊横行」昭和10.5、「若鮎丸殺人事件」昭和11.5、これにあるのですね。前者には、魔子鬼一が登場、後者にはその名の人物は出てこない。
>ただの探偵小説ファン程度の人物ではなく,「業界」に一歩踏み込んだ活動・・・九鬼さんと密接なつながりがあった
よくわかります。九鬼さんが登場すると、人間模様がくっきりと、してきます。
このことはまだ続しそうですね・・・(秋風がふきます)
海野さんの名前の件ですが,戦前の総ルビ本は,大人(一般向け)の本の場合,慣例的に漢数字にはルビを振りません.したがって,「十三」にはあまりルビがないのです.いっぽう,子ども向けの本,例えば『少年倶楽部』などには「じゅうざ」とルビが入っていることが多いようです.でも,ルビは多くの場合,編集者あるいは文選工さんの裁量の部分が多いので,絶対に正しいという保証にはならないことは言うまでもありません.
似た話ですが,「小酒井不木」を「こさかい」と読むか「こざかい」と読むかについて「奈落の井戸」http://homepage1.nifty.com/mole-uni/のもぐらもちさんが調べておられますので,ごらんいただければと思います.
マコ・鬼一(戦前はこう書きました)で思い出すのは,『ぷろふいる』昭和11年5月号の口絵写真です.「夢野久作最後の写真」として有名な写真で,皆さんご覧になっているおなじみのものですが,右から3人目に写っているのがマコさんです.何度もいろんなものに再掲載されている写真ですが,全員の名前がキャプションに書かれていることは少ないので,あまり知られていないのは残念です.
夢野,大下という大御所と写真に写るというだけでも,ただのファンではなかったような気がしますが,さらに一緒に写っているのが堀場老人.
ということで整理してみますと,
(1)夢野,大下と親交があるほどの,探偵文壇で「顔」だった
(2)堀場老人の取材(この写真はぷろふいる社の写真班が撮ったそうです)に同行するほど,ぷろふいる社に深く食い込んでいた
のどちらかになりそうです.つまり,どっちにせよ,ただの探偵小説ファン(でおまけに少々創作を発表するという)程度の人物ではなく,「業界」に一歩踏み込んだ活動をしていたのではないかと思われます.つまり,九鬼さんと密接なつながりがあったと考えても不自然ではないのではないか,という気がしますが,いかがでしょうか.
マコ・鬼一は,戦前の『ぷろふいる』に予告していた作品が,日の目を見たのが『宝石』だったというような人なので,ちょっとつらいです.
そうですか,やっぱり日下さんに当たりましたか.注文を入れたということは伺っておりましたが,当たって何より.私は注文していませんでした.
越沼様
海野さんの名前は「どちらでもいい」が定説です.しかし,そうもいかないので,「じゅうざ派」は各種の出版物のルビなどを典拠に,「じゅうぞう派」は『新青年』に掲載された海野さん自筆イラストのローマ字サインを典拠にしているようです.
私は「じゅうざ派」です.さまざまな理由があるのですが,「白浪五人男」の「赤星十三郎(じゅうざ)」からの連想(?)が働いているのではないかと思うからです.皆様ご案内のとおり,海野さんのキャラクターには「赤星探偵」というのがいますし.
渓谷から先ほど、帰りました。
さぁ、football、ブラジル、すでに、明日の、帰国の飛行機を予約したとか、
まぁ、たのしみましょうね。
日下さん、情報公開していただき、ありがとうございます。
実は、5年前に、店主から聞いたこと、確かめることなく、書き込んだものですから・・・、カマキリ夫人、インパクト、強すぎます。
日下さんのもとにあれば、将来、いかされますので、なぜか、安心です。
>掲載誌の紛失・・・旧友の九鬼紫郎に島崎博氏を紹介・・・コピーをそろえることが出来た・・・驚きました
これは驚きますね、やはり、九鬼さんは、古書店経営をされていた、当時の、島崎さんに、蔵書を処分されていたのですね(推測)・・・そうでしたか。
九鬼さんと摩子さんの関係はどうなるのでしょうか、単なる探偵作家仲間の関係でしょうか。
とても貴重な資料の公開、ありがとうございます。
また、明日にいたします・・・(秋の夕暮れ)
きのうはお仕事がお休み。デートの約束も入ってないから(見栄)午後バスに揺られてちょっと遠くのブック・オフへ。ここは宝の山。マニアックなものは無いけど、人気商品の単行本初版が100円でドサッ。両手に重く、心は軽く帰宅。
それはさておき。海野十三の読み方ですが、私はじゅうざと読んでいますが、早川文庫の石川喬司編『十八時の音楽浴』では「じゅうざと読む」とあるのに、同じ石川喬司編『四次元の殺人』1977年では目次にも宣伝文にも「じゅうぞう」とある。『十八時・・』は1976年刊。このほうがミステリ。
日下です。
>自費出版といえば、もうひとつ気になるのが魔子鬼一の『女のミステリー』
>ですね。これって、短編集なのでしょうか
> 先ごろ、芳林文庫からもでましたが、もちろん、あたりませんでした。
>ぜひ、手に取りたい本ですね。
すいません、それは私に当たってしまいました。
という訳で、情報公開いたします。
> すでに、末永昭二さんが言われていますように、
>>魔子鬼一の本は短篇集・・・ご子息の結婚だか独立だかを機会に旧作を自費出版
> ということですが、入手していません。
著者まえがきによると、古希を記念して知己に配るために旧作をまとめて
みた、ということみたいです。
五人の子供たちも独立したことだし、という意味の文章もあり、末永さん
のご記憶の件も、きっかけの一つだったようですね。
掲載誌の紛失が多かったため、旧友の九鬼紫郎に島崎博氏を紹介してもら
い、コピーをそろえることが出来た、とも書かれていて驚きました。
九鬼紫郎とは、ぷろふいる時代からの付き合いということになるのでしょ
うか。
>5年前に一度、目録にでましたが、抽選前に、聞いたところ、思い出せば(正確では
>ないですが)、1977年刊行でした。
>そのとき、店主は、カマキリ夫人、とそのほかに、女性がつく名前を挙げられてい
>ました。これは、推理小説研究の、リストを見れば、確認できますでしょうか、
>探偵実話に掲載されたかの、ようにも言われていましたが・・・
収録作品は、以下の通りです。
カマキリ夫人「探偵実話」昭和27年7月
老嬢マリア「探偵実話」昭和27年9月
黒い血「探偵実話」昭和28年8月
神様にも間違いはある「宝石」昭和29年2月
人魚殺人事件「探偵倶楽部」昭和26年2月
咬痕「耽奇小説」昭和33年2月
不貞女「探偵実話」昭和28年2月
港々に女はあれど「宝石」昭和29年8月増刊
命買います(初出不明)
紙巻入(探偵劇)「探偵倶楽部」昭和30年5月
毛髪(探偵劇)「探偵倶楽部」昭和29年8月
たしかに、「探偵実話」掲載の作品が多いですね。
奥付は、「1977・5・6」となっています。
どうしても読みたい、という方には、コピーを取るなりお貸しするなり
いたしますので、ご遠慮なくお申し出ください。
現在、探偵小説の復刊企画をいくつか進めておりますが、魔子鬼一まで
到達するには、まだだいぶかかりそうなので……。
>須川さん
おやまあ、それはそれは。
あれは乱歩コレクションをお見せするといっても、若い人にならともかく鬼の方々にご披露できるものはないかと考えて紛れ込ませた窮余の一冊でした。彩古さんにも初めて見たと言われ目的は果たせたのですが、そんなに反応してくださったのですか。
中身は名張市の地図と照らし合わせて読むとそこそこ楽しめます。
ところでニッチってなんですか?(聞くは一時の恥)
友達の家のパソコンの前にいます。
森 英俊様
>ホームページに「尾張・三河珍道中」の別バージョン(N村氏版)
刺激的な散策でした。それぞれの成果、ひとこと、すごい。
>そのなかに1冊、ちょっと面白い自費出版のミステリ
このあたりの自費出版、おもしろいです。
一度、刊行されて、また出る場合、タイトルが変わる例もあります。
これは機会がありましたら。
>自費出版といえば、もうひとつ気になるのが魔子鬼一の『女のミステリー』ですね。これって、短編集なのでしょうか
すでに、末永昭二さんが言われていますように、
>魔子鬼一の本は短篇集・・・ご子息の結婚だか独立だかを機会に旧作を自費出版
ということですが、入手していません。
5年前に一度、目録にでましたが、抽選前に、聞いたところ、思い出せば(正確ではないですが)、1977年刊行でした。
そのとき、店主は、カマキリ夫人、とそのほかに、女性がつく名前を挙げられていました。これは、推理小説研究の、リストを見れば、確認できますでしょうか、
探偵実話に掲載されたかの、ようにも言われていましたが・・・
先ごろ、芳林文庫からもでましたが、もちろん、あたりませんでした。
ぜひ、手に取りたい本ですね。
取り急ぎ、連絡まで・・・渓谷を見に行きます・・・(秋)
森様
魔子鬼一の本は短篇集です.詳細ははっきりしませんが,ご子息の結婚だか独立だかを機会に旧作を自費出版したものらしいです.
頼りない話ですが,ちょっとお知らせまで.
ホームページに「尾張・三河珍道中」の別バージョン(N村氏版)を
アップしました。そのなかに1冊、ちょっと面白い自費出版のミステリ
の話が出てきます。
自費出版といえば、ぼく自身もブックオフでそれらしき本を発見。
新風舎というところから昨年11月に出ている、自然先紀(じねんさき
のり)の『ショッパイ河を漂って』。
この著者は1982年に弘前大学ミステリー同好会を創設したかたで、
本書には短編がふたつと、評論「明かしの美学・推理小説の死角」が
収録されています。
自費出版といえば、もうひとつ気になるのが魔子鬼一の『女のミス
テリー』(でしたっけ?)ですね。これって、短編集なのでしょうか?
いや、このところ忙しくてご無沙汰してしまいました(-_-;)
7月29日に開かれたオフ会で宮澤さんが乱歩ゆかりの品々を見せて
下さいましたが、その中に「北斗七星の迷宮」(石井敏弘)が
あったのを覚えておられますか? この名張市制40周年記念非売品
を見て目が飛び出そうになった僕は(「やっぱりニッチ好きだ」と
言ったのは無謀松さんじゃなかったですか?)、その後、名張市に
“僕は長年の推理小説ファンで・・・乱歩生誕碑も数年前訪問し
・・・名張市には愛着が・・・その後も名張市には足を向けて寝て
いない・・・”というようなメールを出して、このたびめでたく
頂く事に成功しました。(^○^)
さあ、次は福井市長様にお手紙をだそうっと。
それではまた
(「殺人交叉点」が出た日に、ブッ*オ*で「殺人交差点」を拾った
須川でした。)
どーも、始めまして。ちょくちょく拝見してはいるんですが、書き込みは初めてです。自称ミステリファンなんですが、今はちょっと「ホラー方面」に進出しています。ミステリに愛想つかしたわけじゃないですが、お薦めありましたらよろしくお願いします。
いい試合でした。個々の能力、やはり、football には必要です。
ブラジル、これは戦略ではないですよね。
文庫の解説目録、手元の整理しなくてはいけません。
越沼正様
>都筑道夫のトークショーの話のはずが。10月16日のトークショー
例の本が手にいれられるからでしょうか、盛況ですね。
戸田様
>『幽溟荘の殺人(仮)』 10月の文庫ラインナップ、という書店・・・案内
これはそうでした、別のものかな、と思いました。その時、鮎川さんが別に編集されたのか、と思いました。
大塚俊一様
>>大井町のネオ書店・・営業中・・・普通の新古本の多い古本屋といった感じ
>話題の、ネオ書店。小さなブックオフ
すこしずつ、開拓されておられますね、いいところが見つかりそうですね。そう、思われます。
末永昭二様
>17日は,水島爾保布の本を書かれたかわじさん・・・複数の企画が同時進行中
これは楽しみな情報です、探求日誌の、完全版も読みたいです。
9月、目録の数の嵐です、1日、1点の割合です・・・(秋の一日)
一日たって、「朝日ソノラマ ソノラマ文庫解説目録 2000」を手に入れる。書店からの連絡である。このすばやさ、恐れ入りました。
人気のようです。
他の掲示板でみましたので、手元のものを調べるためでした。
品切、と言う表示もありました。便利です。
楽しみながらさがす文庫のひとつです。
1000、ということですね・・・(秋です)
「ネオ書店」とは,貸本屋の「ネオ書房」チェーンの流れかと思いましたが,違うみたいですね.貸本屋ばかり気にしていて,視野狭窄になっておりました.
ブックオフにゾッキ本も置いてあるとは,初めて知りました.恥ずかしながら,ブックオフって博多かどこかで1回入っただけで,実は全然行ったことがありません.ゾッキの安いのがあるのなら,一度覗いてみようかと思いました.
17日は,水島爾保布の本を書かれたかわじさんにお会いしました.
複数の企画が同時進行中とのことで,楽しみです.
>大井町のネオ書店・・営業中・・・普通の新古本の多い古本屋といった感じ
話題の、ネオ書店。小さなブックオフでしょうか。
早稲田界隈にあるような何の変哲もない普通の場末の古本屋です。置いてあるのも右半分の棚に最近のコミックが、左の棚に文庫があるも赤川次郎が中心。左の棚にあるハードも郷ひろみの「ダディ」みたいなちょっと前の売筋が中心。間口が3メートルぐらいで、奥行がなく入口にゾッキ本が置いてあるところも一緒。
>芦辺さま
『幽溟荘の殺人(仮)』、というタイトルは、10月の文庫ラインナップ、という書店に配られている案内に書いてあったものだと思います。
情報の出所は、一応、光文社ではあったのだと思います。ミス、という意味では、その案内のミスになってしまうのかも知れませんが。
なお、それには、「殺人喜劇のモダンシティ」も載っていた気がしました。まあ、その程度の情報、と言ってしまえばそれまでですが。
どっか、おかしいですね。都筑道夫のトークショーの話のはずが。10月16日のトークショーは、ミステリサイトの常連がワンサと詰め掛けるみたいで、会場は100人ほどという話なので、あせってメールで予約しました。オフ会の気配あり。やっぱりおかしい。昨日、列車での移動中『退職刑事1』を読んで、面白かった、と書くだけでした。ああ。
この連休は、富士山のごみ拾いに東京からきた人たち1300人余の世話のボランティアをしたり、新しくできた美術館の開館祝いに招かれたり、神経を使うことが続き、息抜きに夜近所の古本屋を覗くと、加納朋子『ななつのこ』単行本が450円。まあ初版だしキレイだから買いました。こんな本だったんですね。この古本屋、本棚の前に床から本が1メートルほど積まれていて、それが前後2列になったりしているのです。見たい本が床近くにあると悲惨です。いいかげんに積まれているから、下の本を取ろうとすれば、左右3塔は崩さねばならぬのです。トーゼン本棚の下の方は未到の鉱脈。そこまで見る気力は・・・。ブック・オフが懐かしい。
フェアがひらかれています。ハヤカワ、創元推理文庫。ハヤカワの、小冊子をもらう。余り数がないようです。ついでに、朝日ソノラマ文庫 2000は頼む。
大塚俊一さんも手に入れられた、文庫。 読み比べるために、読み始める。
肝心なところにまだ至らず。
>笠井さんが「神の視点」の提唱者としてサルトルとルカーチ・・・具体的な出典
「壁」嘔吐」「汚れた手」、先輩のひとにすすめられて、よみました。サルトル全集・・・。
>大井町のネオ書店・・営業中・・・普通の新古本の多い古本屋といった感じ
話題の、ネオ書店。小さなブックオフでしょうか。
金メダル、二つ、よろこびました。
銀、これもいいです、本当に、かれらが好きになりますね。喜びが伝わります。
Football、今夜、目が離せません。
秋、9月、もう半ば。今月は16点の古書目録、でも当たりません・・・(そのような日です)
再読ながら今回の新版でやっとだまされました。
旧版「殺人交差点」と対照させながら読み返してみましたが、肝心なところ、しかも一番目立つところでの誤訳、さらに誤訳だと気づかずに最後まで押し通してしまっているなど、もっと早く訂正されてしかるべきだったと思いますが、版を重ねることができなかったからしようがなかったのでしょうか。今回は誤訳箇所での苦心が伺われます。
EQの後継誌(何か馴染めないし略しづらいから結局これで行こう)の巻頭対談で、笠井さんが「神の視点」の提唱者としてサルトルとルカーチを挙げられていますが、具体的な出典をご存じの方教えていただければ。原典を読みこんだうえで、そのうち「神の視点」批判でもぶち上げてみたいもので。もっとも最近の文学理論じゃ「神の視点」なんて言葉は出てきませんよね。
PS.大井町のネオ書店今日行ったところ、営業中でした。普通の新古本の多い古本屋といった感じでした。
芦辺 拓様
>>森英俊さん 「『五つの紐』と『首吊り道成寺』のどっちがいいと思います?」とか訊かれても困りますよね。
>>宮原は結局、意外な線・・・「不知火」の方が順当でしたか
意外でした、しかし、よみなおすと、宮原さんには、密室にこだわる姿勢が見えてきます。
宮原さんは、そのあたりのことを、どのように書かれているのでしょうか。
「密室」11号で、宮原さんの、本格へのこだわり、読んだことがあるのですが、見当たりません。整理しないといけませんが・・・。
秋、山では、まだ、せみが鳴いていました。
遊びの帰り道、創元推理文庫、100番代を多量に、発見。
これがすべて100、帯もついています。
やはり、古書はついて回ります。
こんなことがあるとは!
中身は・・・
芦辺 拓様
>光文社文庫『本格推理マガジン・幻の名作』です・・・総タイトル『絢爛たる殺人』 特集・知られざる探偵たち
実にいいですね。楽しみです。
講談社文庫、購入しています。なおされた、ということですが、これも楽しみです。
>「むかで横丁」宮原龍雄・須田刀太郎・山沢晴雄
「密室」13号(昭和29、5月)
須田さんも、ご存命ではないでしょうか。
>「ニッポン・海鷹(シーホーク)」宮原龍雄
「宝石」増刊(昭和28、7月)、図はのるのでしょうか。
満城警部補はさすがにきに、なるらしく。
「密室の必然性は?」
と、けげんな顔で聴きかえした。
>「風魔」鷲尾三郎
急いで見ましたので、文献は、みつからないが・・・
>山沢・宮原両氏の特別寄稿エッセイ
すばらしいことです。
とくに、宮原さんのは、とても久しぶりです。
山沢さん、「別冊シャレード」の長編が、ひとつでも、文庫になれば・・・
芦辺さん、ありがとうございます。
秋の、読者への、贈り物です。感謝しています。
喜国雅彦様
>>調べてみます
>ありがとうございます。桜さんのことですのできっと調べがつくことと期待
意外と資料がないです。
あとは、仙花紙本ですね。自由出版の村瀬さんは、当時の作家と会合していたのですね。驚きました。
桜も、来週そうそう、又、2、3日、遊びに行きます。
調べたいと思います。
桜さん
>調べてみます。
ありがとうございます。桜さんのことですのできっと調べがつくことと期待しております。
ところがですね、僕の方が都合により一週間ほどパソが使えない状況で、しばらくココが読めないのです。ああ、間が悪い(笑)
ということで、一週間後の立ち上げを楽しみにしています。では。
>森英俊さん
本当にお世話さまでした。だいたい夜にいきなり「『五つの紐』と『首吊り道成寺』のどっちがいいと思います?」とか訊かれても困りますよね。しかも、どっ
ちでもなくなったし、ケシカラン奴です。
>宮原は結局、意外な線に落ちつきましたね。
うーむ、やはり「不知火」の方が順当でしたか。このあたりご意見をうかがい
たいです。
>戸田さん
>「むかで横丁」に“知られざる探偵”は出ていたろうか?
もう一人の(もしくは別作家による)星影龍三ということです。
謎めいた話。あるネット上の新刊情報で、今回の本のタイトルが『幽溟荘の殺
人』となっていた。誰だ、未来のことを勝手に予測しているのは? 単なるミス
かも。
>芦辺さん
パルプ雑誌のほうは、きのう編集のかたにお渡ししておきました。カラフル
でやはりよいですねと、ご本人もけっこう乗り気のご様子。
宮原は結局、意外な線に落ちつきましたね。なにはともあれ、10月の発売
が楽しみです。
如何にも“本格推理”というラインナップで、嬉しくなりますね。この辺りの作品が普通に読めるようになる、というのも、いい時代なのかも。
と言いながら、天邪鬼の感想、2つ。
・「むかで横丁」に“知られざる探偵”は出ていたろうか? どうしても、星影の印象が強いので。
・宮原龍雄が、まだ生きているらしいことを見て、ちょっと嬉しくなりました。でも、尚更、宮原の作品リストとかが欲しくなるのは……マニアだけ? 「本格推理マガジン」に、そこまで期待するのは酷なんでしょうけど、敢えて、高望み。
こちらでもいろいろとアドバイスをいただいた光文社文庫『本格推理マガジン・幻の名作』ですが、以下のような内容で現在進行中です。
総タイトル『絢爛たる殺人』 特集・知られざる探偵たち
「ミデアンの井戸の七人の娘」岡村雄輔
「むかで横丁」宮原龍雄・須田刀太郎・山沢晴雄
「二つの遺書」坪田宏
「ニッポン・海鷹(シーホーク)」宮原龍雄
「風魔」鷲尾三郎
*山沢・宮原両氏の特別寄稿エッセイあり
――というわけで、よろしくお願いいたします。
森英俊さん、本のデザインの件ではお世話をかけました。感謝します。
喜国雅彦様
>自由出版社はこの時期の自社の探偵小説をすべてDS・・・「宙に浮く首」・・・A6とB6の中間のサイズ(正方形)・・・昭和23年
明日、古書店、古書展ではなくて、遊びに行きますので、
少し、返事がおくれるか、わかりません。調べてみます。
彩古さん、情報よろしくおねがいします。
皆さん、是非、おしえてください。
おもしろそうな話題です。
手元の仙花紙本、見なおします。
桜さん、こんにちは。
情報をありがとうございます。
>後の2冊はA6からB6になったのでしょうか
「悪魔の紋章」と「蝿男」ですね。そうです、いわゆる仙花紙本のサイズですね。
しかしお持ちならわかると思いますが「幻想殺人事件」は「書き下ろし探偵叢書」というシリーズですし、B6の「悪魔の紋章」にもどこにもDSと書かれていないんです(それをいうならA6の最初の数冊にも書かれていないんですけ)。
ひょっとして自由出版社はこの時期の自社の探偵小説をすべてDSと呼んでいたのでしょうか?
ならば僕の持っている「宙に浮く首」もひょっとしてDSなんでしょうか? というのはこの本、A6とB6の中間のサイズ(正方形)なんです。でも発行日が昭和23年なので、A6の本は別に存在してそうです。だったらこの本も「改版」として乱歩のリストに載っててもよさそうなもんですし。ああ、わけわからん。
ふと、自分の文章を読みなおしました。(No.979)
>リストには、海野「蝿男」改版再刊、江戸川「悪魔の紋章」改版再刊もある
>困りました。12冊よりも9冊多い
改版を岩波の辞書でしらべますと、本の原版を改めること
原版とは、紙型をとる前のもとの組版
組版とは、活字を組んで版を作ること
版とは、印刷のために文字や図形を彫った板
判とは、紙・書籍などの大きさ。A5判
ということは、後の2冊は、A6 から B6 になったのでしょうか。守友さんのは、はじめから、B6 でしたか
それにしても、DS選書、と称するのか。
わからなくなりました。
水のすさまじさを知ります。
越沼正様
>桜様 ちょっと違う・・・あの記述は鮎川氏本人の「はじめに」・・・倉田啓明『死刑執行人の死』では・・・二十一字削除・編者・・・という
そうです。違いました。ありがとうございます。
2,3日まえに、新刊で入手、「ゴッホの証明」 小林英樹、情報センター出版局。第53回日本推理作家協会賞 評論その他の部門、の受賞第1作。受賞作は「ゴッホの遺言」。
画家や絵がタイトルになれば、買いたくなります。
あの、自画像は、彼自身のもので***、ということ。カラーの絵を見ています。
雨が続そうですね・・・(実りはまだのようです)
桜様
ちょっと違うのですが。あの記述は鮎川氏本人の「はじめに」からの引用です。倉田啓明『死刑執行人の死』では、「まともな人間ではないのである。(二十一字削除・編者)」というふうに。『寺山修司青春歌集』では、巻末に出版社の判断で削除といったことが書かれています。こんなことから、昨晩は大好きなアルジェリアの大衆音楽ライ(RAI)の帝王ハレドのライヴCDに聴き入りました。
DS選書は21冊になるのでしょうか、乱歩推理文庫の「幻影城」、p424。
A6判のDS選書(自由出版社、詳しくは、上のを参照してください)
気になることをここに書きますと、
・守友恒「幻想殺人事件」があげられている。
手元のは、自由出版社 B6判ですので、A6判とは異なる。
帯には、乱歩と水谷の推薦の言葉で、「書下し探偵叢書 第1編」とある。
A6判が出されたのでしょうか。
・第2編のは、水谷の「われ発見せり(ユウレカ)!」で、
これはDS選書のリストにない。
・リストには、海野「蝿男」改版再刊、江戸川「悪魔の紋章」改版再刊もある。
困りました。12冊よりも9冊多い。
喜国さん、増えたようですが・・・(大変です)
気にしていますが、「あなたま系」は10日から更新されていませんですね。
越沼正様、昨年のことですが、古書店で、雑誌がビニールにはいっていて、
紙に、切り取りあり、か破れあり、とかかれており、600でした。10分の1の値段。削除されていたのですね。
購入しました。
このところ、読書、すすんでいますね。
都市では水の被害、大きくなりました。本屋さん、古書店の本は・・・(心配だ)
必要から吉野裕子『陰陽五行と日本の民俗』人文書院1983年刊を読んでいますが、いつか読もうと買ってあった積読本が今ごろ必要になるとは。本は買っておくものですね。読み疲れると、鮎川哲也編『怪奇探偵小説集』双葉社1976年刊をパラパラと。この本、他のサイトで話題になっていました。気になるのは、「・・・トラブルの発生を避けるためにも削除もしくは伏字にさせて頂いた。」です。同じような記述が最近の『寺山修司青春歌集』角川文庫にもあります。初版では、そんな記述はないのに。
「本の雑誌」10月号。「江戸川乱歩「貼雑年譜」復刻記/戸川安宣」。
1行目、「貼雑年譜」をとうとう復刻することになった。・・・、とある。
すぐに、小林さんの、資料をみる。これですね。値段は戸川さんの文章にかかれていない。再募集するのでしょうか。
小林さん、いよいよ、出るみたいです。
それにしても、水、その勢いにはおそれを感じます。
喜国雅彦様
>>中島編の「ポケット・ミステリィ」(光書房 S34年)ですが、アンソロジーです。23編収録されています
1950年代、野村さんのアンソロジー、で調べますと、東方社、二篇、鱒書房、三篇、浪速書房、一編、意外と少ないようです。
DS選書、12冊ですか、再版もあるということなので、手元の、横溝正史さんの、「白蝋怪」昭和22(まま、23、です)年1月25日再版発行、とあります。表紙は初版、11月と同じでした。
これとよく似たサイズ(縦が五ミリ長く、横が五ミリ小さい)、蒼土社の探偵小説文学撰 1巻「昆虫男爵」大下(昭和22)、古書店で、上のものと間違えて、入手してしまいます。
これより、さらに小さくしますと、「豆本」、喜国さんの、手仕事、次回は完成しますでしょうか。
これを書く予定でしたが、書き込めなくて・・・。ありがとうございます。
彩古様
>『次席検事』は金山太郎ではなく、金川太郎・・・単行本が和同出版社からS.34に出ています。4話収録されています
金川、ですね(No.956(9.10)の記事です)。
確認しますと、その通りでした。ありがとうございます。
なお、4作と1作(1971年の講談社は61年と同題)の、5作あるようです。
私のコンピユーターの調子がわるいので、長く、書き込めません。ご容赦ください。
アンソロジー、日影さんのはめずらしいのでしょうか。
『次席検事』は金山太郎ではなく、金川太郎ですね。
しかも、単行本が和同出版社からS.34に出ています。
4話収録されていますので、そのいずれかがアンソロジーに収録されたと
思われます。
喜国雅彦様
>中島編の「ポケット・ミステリィ」(光書房 S34年)ですが、アンソロジーです。23編収録されています
ありがとうございます。
コンピユーターの調子がわるいので、長く、書き込めません。
お礼まで、イン・ポケツト、いつも楽しみにしています。ここまでのようです。
TVを、見ていると、台風のすごさが言葉では言い表せません。
水にたいする防御、都市は持ち合わせていないのでしょうか。
越沼正様、まさしく、以下の批評は新しさを感じさせます。
例えば、以下のように、
そんな風に、読んで、思うことがないので、そのように読み取りたいものです。
このところの、読書、読むスピードが早いですね。
>月の個展の絵を連想させるので。絵といえば、『魔法飛行』文庫本の102ページ「駅の階段を、たくさんの靴が降りてくる。」は、シュールだなあと思いました。「空から豚が降ってくる」以来だ
感性ですね。
桜さん、こんにちは。
仕事の一番デカイ山を越えた喜国です。
ところで、中島編の「ポケット・ミステリィ」(光書房 S34年)ですが、アンソロジーです。23編収録されています。
飛鳥高や狩久などもいますが、知らない人が何人かいますし、大藪春彦や川上宗薫等、有名で名前は知っているけれども、僕の偏った読書傾向のせいで作品を読んだことがない人が、ほとんどです。
裏表紙のあおり「スピード・サスペンス・セックスの3Sで堪能させる!」が時代を感じさせます。
加納朋子『魔法飛行』を昨日読了。第3話までは途中でネタが判ってしまいました。とは言いつつ、面白かった。読み終えて、山崎ハコの歌う『回転木馬』を聞きました。そう言えば、数日前に電話で問い合わせ。当美術館の味戸ケイコさんの『星と木馬』(1984年)の絵はありませんか、と。回転木馬に乗った少女が宇宙へ飛んで行く絵。ありませんと答えました。もしかすると、味戸さんの手元にまだあるかも。おととい、味戸さんに新しく買った『ガラスの麒麟』を郵送したところでした。7月の個展の絵を連想させるので。絵といえば、『魔法飛行』文庫本の102ページ「駅の階段を、たくさんの靴が降りてくる。」は、シュールだなあと思いました。「空から豚が降ってくる」以来だなあ。
WEBOPACで、中島河太郎さんの仕事を見てみました。件数は
171件です。
1970年代(一部、69を含む)のアンソロジーをみますと、年代順に
・立風書房 1969、70 4冊 、74 3冊、74、75 4冊 、77 1冊
・産報 1973 2冊、74 1冊
・角川文庫 「日本代表ミステリー選集」12冊(1975−76)
・ベストセラーズ 1975 2冊
・ベストブック社 1976 2冊
・ワールドフォトプレス 1976 3冊、77 1冊
・日本文華社 1976 1冊、 77 1冊
・徳間書店 1976 1冊、77 3冊
・角川文庫 「新青年傑作選集」1977 5冊
・角川文庫 「宝石傑作選集」 1978、79 5冊
・双葉社 1978 2冊、79 1冊
ということになります。
ベストブック社の1冊は、森さんに教えていただいたものです。
この頃の仕事、探偵小説の流れ、よくわかります。
ところで、「ポケツト・ミステリイ」中島河太郎 光書房(1959)
がありますが、は事典のように思われます、アンソロジーではないですね。
中島さんの仕事に敬服しています。
しかし、台風の被害、大きなものになっています。
台風の、影響、大変ですね。
「信濃の夜」山田風太郎、「高校生時代」三回連載。成田さんのHP,毎日が楽しみです。
「秀吉になった男」、読んだ記憶はないのですが、横田さんの、本の中に記載されていたような気がしますが・・・、曖昧です。
石井春生様、
桜の場合には、ノベルスの、アンソロジー、それも、ある特定の出版、のシリーズ、欠けています。
桃園書房新書、これは、とうえん、と読むのですね、ここでは、黒木さんのがでています、巻末をみて、やはり、あります・・・
青樹社ミステリシリーズ(せいじゅ、と読むのですね)、鷲尾さんの巻末を見て、一点、やはりないようです。
>桜さま 『ハードボイルド傑作選』は1だけで2は無かったと思います
安心しました、1、があると、2も・・・、3も・・・、というふうに考えてしまいますね。しかし、中島さん、アンソロジーで、すばらしい仕事です。
次の、アンソロジーを出される方は調べておかなくてはならないので、このあたりも、目配せがいりますね。
ありがとうございます。
>『金田一耕助の事件簿』ですが、これも全三巻のはずだ・・・ところで、楽しみながら探す…私もそういう探し方が一番好きです
そうです、肩に力をいれて探しているのもあるのですが、少し、のんびりと、さがすものもあるのも、楽しいことです。
石井さん、これからも、教えてください。よろしくおねがいします。
9月、なぜか、暑い日がなつかしいです・・・(雨の日)
>末永さま
梶野悳三と三橋一夫の試合の話、なんて楽しいエピソードなのでしょうか。
それにしても飲み屋の2階で柔道の試合とは! 今だったら、そんなこと
許してくれるお店はないかも。つくづく時代のおおらかさを感じさせられ
ますね。(大体、酒席で試合しようとする発想自体が今はないような…)
ところで、こういう発見があるのが雑誌の面白いところですね。雑誌は
集めるのが大変そうなので、手を出す勇気はありませんが、今度図書館で
いろいろと調べてみたくなりました。
大泉黒石の探偵小説も存在するなら、ぜひ読んでみたいところ。でも、
大正の出版物でかつ変名だと私ごときでは到底発見できそうにありませんが。
>桜さま
『ハードボイルド傑作選』は1だけで2は無かったと思います。それと
『金田一耕助の事件簿』ですが、これも全三巻のはずだと思いました。
どちらもそんなに見あたらない本ではありませんので、桜さんでしたら
あっという間に見つけられることでしょう。早く見つかるといいですね。
ところで、楽しみながら探す…私もそういう探し方が一番好きですね。
いつか縁があるのならきっと巡り会える筈、そう信じて私もあれこれと
本を探しています。
ここでは、多くのことを学んでいます。わからないこと、手元の本のこと、ないもののうち楽しみながらさがしている本のこと、何よりも、最近では、他の掲示板の、政宗さんの、人間性の大きさには、感服しています。
学ぶことが多く、ありがたく思います。
大塚俊一様、
話題のながれ、というものはない、と思いますので、これからもよろしくおねがいします。
>「匣の中の失楽」というのは「棺の中の悦楽」から取られたんでしょうか
桜も、そのように、思っていましたが、そうではないのですね。
成田様
>「匣の中の失楽」は、「棺の中の悦楽」のもじりと考えた新保博久氏が竹本健治・・・「棺の中の悦楽」というタイトルも知らなかった・・・解説・・・記憶
ありがとうございます、もじりではないのですね、解説、と言うことは、文庫でしょうか。
越沼正様
>桜様 普通の人物画といったらいいのか。なにせ、古いカラー写真しかないのですから・・・全時代を通して品格・・・この辺はミステリと同じです
ミステリー、この話をよんでみたいような気分になります。
9月、なぜか、気持ちがはやります・・・(秋なのでしょうか)
書き込み中に、成田さんのがありました。連鎖、なのでしょうか、鮎川さんの、なまえがでています。
末永昭二様
>森様 鷲尾名の『夜を賭けろ』・・・本掲示板の697番(7月15日付)で取り上げております.
あつたのですね、覚えていました。小栗さんの、はなしででてきた話題でした。
>架蔵のものは紙を貼って訂正・・・刷り部数全てに紙を貼るなどというような律儀なことをする出版社ではないと思っていました.予想的中です
本当に、森さんの記事をみて、おどろきました。
>新羽精之さんの「進化論の問題」,妙に好きな作品です.こんな本に収録されていましたか.橘さんもノーチェックでした
中島さんの、アンソロジー、なぜか、この出版社の、のがしていました。
もうひとつ、「金田一耕助の事件簿 1」横溝正史、となっていますが、カバーには、著者自選、とされていますが、作品解説で、中島さんが、自分でされたことを言われています。このシリーズ、2,3、もあるようです。
探していますが、ふとした弾みで、楽しみながら、探しています。力をいれず、たのしみで、さがすというもののひとつです。
アンソロジー、なぜか、鮎川さんのは、文庫にも採用されるためか、揃えていますが、中島さんのは、見落としがあるのは、特定のノベルスの場合。
森 英俊様、ありがとうございます。とても、気になり、ノベルスでは、さがすリストにいれていました。
>桜さん 『血染めの怨霊』はたしかにアンソロジー
奇妙な夫婦(島田一男)ネンゴ・ネンゴ(香山滋)死人に口あり(木々高
太郎)怪音(草野唯雄)死霊(朝山蜻一)佐門谷(丘美丈二郎)女臭(鷲尾
三郎)棚田裁判長の怪死(橘外男)ネコヤナギの下にて(三橋一夫)進化論
の問題(新羽精之)
そうですか、どれもこれも、魅力的な選択ですね、中島さんの、作品解説、読みたくなります。
中島さんの、アンソロジー、「ハードボイルド傑作選 1」昭和51では、8篇のううち、高城高さんの、「星の岬」がめずらしいところです。
ところで、この、2、はあるのでしょうか。見つかりません。
>このあいだの尾張・三河方面の旅行記・・・「夢現(ゆめうつつ)堂」
ということは、古書探しは、おわりのない、むげん、ということにも通じますね。
HP.訪問しました、3日間、やはり、地区の案内人は目利きのひとなのですね、うらやましくもあり、また、的確に、入手されていかれるのには、敬服しました。森九又(もり、の くま だ、と言うことで、もり くまた)さんのも、あり、三橋一夫さんも、このシリーズ、探しがいがありますね。
次回がたのしみな連載になりました。ありがとうございます。
大塚さん、こんにちは。お元気そうで何よりです。
山田正紀の「人喰いの時代」は、風太郎テイストの作品ですよね。山田正紀と山田風太郎の関係については、女囮捜査官シリーズ(幻冬舎文庫)の「視覚」(だったかな)で、法月綸太郎が面白い考察をしています。
短編が最後につなかって、最後にどんでんという、いわゆる連鎖型(風太郎曰く「モロトフのパン籠」)は、風太郎が頻繁に使った手法で、鮎川哲也が創元系新本格の父なら、風太郎は、隠れた伯父くらいに当たるのではないか、と秘かに思っております。
「悦楽」は、ビデオになっているんですか。これは、有り難し。「匣の中の失楽」は、「棺の中の悦楽」のもじりと考えた新保博久氏が竹本健治氏に訪ねたら、御本人は「棺の中の悦楽」というタイトルも知らなかったという話を新保氏の解説かなにかで読んだ記憶があります。記憶にたよった書込みで失礼。
(前後の流れと関係ないですが、自動筆記風に)
山田正紀の「人喰いの時代」を読んで、山田風太郎の上質なパスティーシュだなと思いつつ、何かいいことがありそうだなと、新宿のTSUTAYAに入ったら、大島渚の「悦楽」があるではないか。札幌から帰ってきてよかったなと思った瞬間でした。
ところで、「匣の中の失楽」というのは「棺の中の悦楽」から取られたんでしょうか。
(前後の流れと関係ないですが、自動筆記風に)
山田正紀の「人喰いの時代」を読んで、山田風太郎の上質なパスティーシュだなと思いつつ、何かいいことがありそうだなと、新宿のTSUTAYAに入ったら、大島渚の「悦楽」があるではないか。札幌から帰ってきてよかったなと思った瞬間でした。
ところで、「匣の中の失楽」というのは「棺の中の悦楽」から取られたんでしょうか。
森様
鷲尾名の『夜を賭けろ』,やっぱりありましたか.
その本につきましては,本掲示板の697番(7月15日付)で取り上げております.
架蔵のものは紙を貼って訂正していますが,刷り部数全てに紙を貼るなどというような律儀なことをする出版社ではないと思っていました.予想的中です.
野村敏雄さんは断じて鷲尾さんとは別人なので,ご安心を.野村さんは東京都内でお元気にされていますよ.著作権台帳などに記載されているご住所からは,最近移転されておられます.
新羽精之さんの「進化論の問題」,妙に好きな作品です.こんな本に収録されていましたか.橘さんもノーチェックでした.ありがとうございました.
桜様
どのような絵と聞かれても、難しいです。普通の人物画といったらいいのか。なにせ、古いカラー写真しかないのですから。戦前、戦中の作品と戦後、晩年の作品では、作風が全く違います。絵画の説明は難しい!共通しているのは、全時代を通して品格があることです。ですから、すぐピンときます。この辺はミステリと同じですね。良い作品は無駄な装飾がありません。
きょうの午後は大人子供相手の、泉のある緑地の自然観察会でした。カワセミやトンボが飛び、『ななつのこ』の表紙絵そっくりの光景でした。
「野村敏雄=鷲尾三郎」ということはないと思いますが、昨日購入した野村
の『夜を賭けろ』(章書房)、なぜか奥付の著者名が鷲尾三郎になっていま
す。たしかに同社からは鷲尾の『刑事捜査』や『屍の記録』も出ているようですが、誤植にしてもひどすぎますね。……謎です。
きのうはそのほかにゲテミスを2冊。
桜田門夫『聞助捕物帖』(鱒書房)……泣虫記者が活躍する、ユーモア・
ミステリ集
渡辺紳一郎『紳一郎捕物帳』(四季新書)……<宝石>に掲載されたもの
など、3編ほどミステリらしきものが収録されています
>桜さん
『血染めの怨霊』はたしかにアンソロジーで、収録作は以下のとおりです。
奇妙な夫婦(島田一男)ネンゴ・ネンゴ(香山滋)死人に口あり(木々高
太郎)怪音(草野唯雄)死霊(朝山蜻一)佐門谷(丘美丈二郎)女臭(鷲尾
三郎)棚田裁判長の怪死(橘外男)ネコヤナギの下にて(三橋一夫)進化論
の問題(新羽精之)
それからこのあいだの尾張・三河方面の旅行記をホームページにアップし
ました。「夢現(ゆめうつつ)堂」という、古本や古本屋にまつわるこぼれ
話を紹介する新コーナーです。
ベストブック社の、ビッグバードノベルス、昭和51年のが多いのですが、余り興味がないので、見逃すことがおおいのです。古書店で見ないこともあるのですが・・・。
2年前に、書下ろし「殺しのVマーク」幾瀬勝彬を手に入れてからは、気になるものが,2点ありました。
「血染めの怨霊」中島河太郎
「処刑者消失」日影丈吉
です。日影の,もうひとつの作品、書下ろし「殺人者国会に行く」を入手していましたが、上のノベルスを,昨日入手。
驚きました。なぜか・・・書き下ろし推理ではなく、彼が編集した,アンソロジー、でしたので。思い違いでした。
7編あり、そのなかで、
高木彬光「灰の軌跡」
金山太郎「次席検事」,知らない作家でした
葛山二郎「赤いペンキを買った女」
日影丈吉「男の城」
が注目されます。
それでは、中島さんのも、アンソロジーでしょうか、なぜか。書き下ろしの作品のように思われますが・・・
ベストブック社の、ビッグバードノベルスには、何冊ぐらい、書下ろし推理があるのでしょうか、そのほかにあるようにも思われます。
9月は早く過ぎていきます。
おもしろい探偵ですね、赤本探偵・・・
末永昭二様
>大泉黒石 『俺の自叙伝』に「俺は三年ばかり前浅草の赤本屋で一枚二銭の探偵小説を書いて居つたことがある」・・・何年も・・・見つかりません
興味をそそられます、黒、と赤、ですね。なにかが呼び込んできそうですね。
>春日彦二 「部長刑事」の人だった
ということで、手元の,彼の本をみますと、朝日放送での、はなしのようですね。
彼の経歴の中に、その作品のひとつ、「道頓堀殺人事件」、これはWEBにもない作品です。全部が出てこないのでしょうか。
短編推理は100余りあるそうです。
短編集はすくないのですね、彼のは・・・・。
中島河太郎さんがおられたら、「日本推理小説史」4巻目はかかれたのでしょうか、ふと思う。
9月、風もすずしくなりました。
成田さんのところで、いよいよ,雑誌群が公表されています。
本当に、頭がさがります。毎日の訪問が楽しくなります。ありがとうございます。
越沼正様
>『ななつのこ』 午前、近所の泉のそばに彼岸花・・・解説が斎藤慎爾。『ななつのこ』では短歌・・・黒傘突き人外境を行く如し・・・小栗虫太郎
深い意味がありますね、解説のひと、そうでした、短歌までは思い浮かびませんでした。
少しまえになりますが、以下のこと,気になります。どのような絵、なのでしょうか
>古書探求も埋もれた絵画の探求も根っこは同じ・・・長野県の美術館の老館長と、安藤信哉の絵画についていろいろ手紙・・・日本橋の大店が戦前買った油絵
本当に,心理上は同じものなのですね。
集めていないノベルスをみています。
二重投稿です。オーナー様、削除してください。
しかし、それにしても、何で3時間もたって二重投稿になるのでしょうか。
ご迷惑をおかけしました。
相変わらず濃いー内容ですね。達人たちはミステリの深海に探照灯をあてて未知への挑戦を続け、鉄人たちは大洋に漕ぎ出して、大漁節を歌っているし、みんな凄いなあ、と感嘆しきりの私は、海辺でパチャパチャと波と戯れる、です。ミステリの大海、深海はコワイ。で、『ななつのこ』を読了。一気読みに近い読了は久しぶりでした。午前、近所の泉のそばに彼岸花を見つけ、今年も秋だなあ、なんて思っていたら、午後、文庫188ページに彼岸花!参ったなあ。で、解説が斎藤慎爾。『ななつのこ』では短歌が使われていたので、斎藤氏の俳句をひとつ。
黒傘突き人外境を行く如し
まるで小栗虫太郎へのオマージュみたい。
相変わらず異常に当選しています。ありがたいです。普段から、注文時にはある程度ハズレを見込んでいるのですが、ここのところ連日全部当選です。今日も群司次郎正とか大泉黒石とか槙尾赤霧とかが数万円分届いて、驚いたりありがたがったりですが、すでに9月の小遣いがピンチに。勢いに乗ってどんどん注文したいところですが、しばらく自粛です。
届いた中に面白い記事を発見。
『大衆文藝』昭和28年6月号掲載の梶野悳三「文士では誰が一番強いか」というエッセイ。梶野さんは柔道六段なのですが、三橋五段(あの人のことです)と飲み屋の2階で試合したところ、「私(梶野)は得意の大外刈をかけたが、先生ピリツともしない」ほど強かったとのこと。おそるべし三橋五段。
さらに「現在の文士柔道家では、三橋五段か井上(靖)氏あたりが一番強いのではないだろうか」とのこと。井上靖って強かったんですね。
この雑誌、一山まとめて買ったのですが、新小説文庫の新刊広告はあるは(当り前ですが)、当時の大衆小説評が充実しているはでなかなか面白く、さっきから読み耽っているところです。
大泉黒石といえば、『俺の自叙伝』に「俺は三年ばかり前浅草の赤本屋で一枚二銭の探偵小説を書いて居つたことがある」とあるのが気になって、何年も探しているのですが、見つかりませんね。『俺の自叙伝』が大正10年だから、大正7年くらいです。浅草というから春江堂あたり、特に翻訳ものが臭いのですが、どうせ変名でしょう。どなたか発見された方はいらっしゃいませんか。
黒石ついでに。『俺の自叙伝』に、黒石の友人として「大阪の圭吉」という人物が登場するので、ちょっとびっくりしたことがあります。まあ、海野さんの「遺言状放送」の主人公が「天野祐吉」というのと同じくらいの偶然とは思いますが。
春日彦二って、「部長刑事」の人だったんですね。『彷書月刊』の時も佐川桓彦さんが「部長刑事」の原作をやっていたとはつゆ知らず、経歴不詳と書いて大恥をかいたのですが、春日さんもそうだったとは。たしかに刑事ドラマはあまり得意ではないので、昔、関西人だった間も「部長刑事」はぜんぜん見ていなかったのですが。
どうも「部長刑事」とは相性がよくないです。
「ダ・ヴィンチ」10月号の、今月の特集には、雑誌「ジャーロ」の囲み記事。
有栖川有栖 「本格ミステリ作家クラブ」設立に寄せて、とある。設立、ということは、「日本推理作家協会」とは別組織でしょうか。
昭和20年代には、「探偵作家クラブ」もありました。
「霧の会」や「雨の会」のような集まりでないように思われます。
発売日が待たれます。
静かに秋・・・(9月はすぎていきます)
夜明けがおそくなりました。
一番はじめに、成田さんのところへ。このところの日課です。
確かに、昭和20年代の少年雑誌、受験雑誌を、例えば、山田風太郎を中心に、執筆活動をまとめてみてみるのもいいかもしれません。そこから、探偵雑誌での連載のもの、対照的に見ておきたいものです。
今世紀中に、対照表がみたいものです。
ありがとうございます、成田さん、夜は明けましたでしょうか。
2週間まえに、古書店の山岳コーナーでみつけた、「山のコント集」鈴木五郎、昭和18年。ミステリーのようなあじわいの、コントです。視点がかわれば、ちがうような気もします。
新刊のコーナーでも、飛行機関係でみつけられます。
「宝石」に掲載されたこともある、鈴木五郎。「上杉謙信異聞」新人物往来社、1969、があります。
例のごとく、しらべますと、51件。
1)美術関係では15作品
2)医療関係では9作品
3)自動車関係では7作品
4)飛行機関係では19作品
5)歴史小説では1作品(「上杉謙信異聞」)
となります。
「山のコント集」は、残念ながら、検索されていません。
5)にはいるのか、それとも、
6人目の、鈴木五郎でしょうか。それにしても、むずかしいものです。
秋風が吹く頃です。
勢いよく、古書目録がきています。
K文庫、きていました。
やはり、まだ、垂涎の究極の探偵小説群はここにはあらわれてきていません。
これを待っているのでしょうか。
9月、10点きて、1月から現在まで、192点、今年は250点を越すような気がします。
今、同姓同名のひとの、短編集をしらべています。内容はあとで書きます。
と言う風に、金曜日がきてしましました・・・(白露でした)
WEBOPACで、春日彦二さんの著作を調べてみました。
1960年に2冊、ですから、「赤と黒殺人事件」と「愚女の巣」です。
これをいれて、時代小説4冊をのぞけば、15冊です。
どれだけ所有しているのか、見てみると、時代小説は所有、なぜでしょうか。
しかし、意外と所有していない。7,8冊です。出てこないのがあるので・・・。
石井春生様
>春日彦二って面白そうですね
末永昭二様
>森様 春日彦二・・・『愚女の巣』(昭和35年浪速書房)・・・あとがきでずいぶん大きなことを言っています.「大阪を舞台にした暗黒小説」
これが2作目にあたるのでしょうか。
本の並びを見ていたら、赤(カバー)と黒(作者名とタイトル)のもの1冊(エジプト女王の棺)と赤(カバー)と白(作者名とタイトル)が残りあとすべて(見た範囲で)が、山村美紗さんの光文社文庫の列にありました。
黒1点でした。
並んでいるのをみて少し不思議だった。それらは初版でした。
なお、重版は、赤と白に統一されていました。
古書目録の嵐です・・・(ふうぅ、と溜息)
ひき続きまして、日下さん、ありがとうございます。
日下三蔵様
>『蠢く触手』の光文社版は、ソフトカバー・・・薄手のボール紙を使ったセミハードカバー・・・これは乱歩推理文庫の著作目録の巻をはじめ、各種書誌に記載
されております。うちにある本も、カバーはありません・・・裸本で完本
手元にあるのも日下さんと同じものです。
森さん、末永さんのみられたものも同じようです。
裸本、ボール紙ですね、確かに、手触りはなんとも言えないものです。このような感触は他の本では味わえません。
>仙花紙本・・・こちらが確認されれば、まさに新発見・・・いわゆる仙花紙こそ使っていないものの、光文社版もかなり悪い紙でしたので、これに言及した評論家の方は、それをもって仙花紙本といったのではないか、と想像しています
仙花紙本、という表現は、『探偵小説談林』長谷部史親にあり、縄田一夫さんがそれを所有されている、ということが追記のような形で書かれていました。
日下さん、ありがとうございます。これからもよろしくおねがいします。
日暮れがはやくなりました・・・(9月、過ぎるのがはやくなります)
ゆるゆると太陽がのぼるようです。
日下三蔵様
>> 月報も大事にしたいものです。河出書房の、探偵小説名作全集、
>>ある巻、山田風太郎のですが、探しています、これがあれば納まる
>>のですが・・・。
申し訳ありません。桜自身、山田風太郎の、巻のように、思っていたものですから、間違いです。
この、2年ぐらい探求中ですが、この月報がかけていたので、印象深く、そう考えたようです。
河出書房の、「探偵小説名作全集」11巻 短編集、で、そのなかに、「死者の呼び声」山田風太郎が収録されています。この巻でした。
>これは、河出の全集の月報に山田風太郎が寄稿している巻がある、ということでしょうか?私も見たことがありませんので、誰の巻の月報か教えて下さい
上のように、記憶していたようです。
ご指摘ありがとうございます。
めぐり合える日は・・・、何となく、むつかしそうです。
日下さん、編集されました、文庫、楽しみにしています。
日下です。
『蠢く触手』の光文社版は、ソフトカバーというかなんという
か、薄手のボール紙を使ったセミハードカバーのやつですよね。
これは乱歩推理文庫の著作目録の巻をはじめ、各種書誌に記載
されております。うちにある本も、カバーはありません。おそ
らく裸本で完本だと思うのですが……。
仙花紙本があったというのは初耳で、こちらが確認されれば、
まさに新発見のはずです。ただ、いわゆる仙花紙こそ使ってい
ないものの、光文社版もかなり悪い紙でしたので、これに言及
した評論家の方は、それをもって仙花紙本といったのではない
か、と想像しています。
> 月報も大事にしたいものです。河出書房の、探偵小説名作全集、
>ある巻、山田風太郎のですが、探しています、これがあれば納まる
>のですが・・・。
これは、河出の全集の月報に山田風太郎が寄稿している巻が
ある、ということでしょうか?
私も見たことがありませんので、誰の巻の月報か教えて下さ
いませ。
桜さんに誉められると相好を崩してしまう私です。皆さんの古書探求の熱意と熱気をひしひしとうらやましく感じる日々です。古書探求も埋もれた絵画の探求も根っこは同じですね。長野県の美術館の老館長と、安藤信哉の絵画についていろいろ手紙を交わしています。彼は東京本郷の古道具屋で見た安藤の1940年の油絵に惹かれて、安藤信哉を発見しました。私のほうは、日本橋の大店が戦前買った油絵が戦災を免れていないか、気になっています。古書の探求と同じで、とんでもないところから、ひょっこり現れるんじゃないか、と期待しています。何せ、京都の古本屋の目録から、とんでもない掘り出しものが見つかっていますから。
秋だな、と言っても、思い出したように汗はでてきます。
石井春生様
>宣伝文句やあとがきに出てくる作者の作品解説・・・作者の意気込みが熱心
そうですね、帯、は大切です、思いがけなく、なかにおられてあったり、目録になくても、ついていたり、嬉しくなります。
月報も大事にしたいものです。河出書房の、探偵小説名作全集、ある巻、山田風太郎のですが、探しています、これがあれば納まるのですが・・・。
>それにしても、目録注文の話題が日常会話のように交わされるこの場
楽しくなりますね、たとえ、手にいれられなくても、ある時、店の前で出くわすことになりますから。
そのような日常です。
>森さま
ふと、思うのですが、B級ミステリの醍醐味って実は本編だけじゃなく、帯の
宣伝文句やあとがきに出てくる作者の作品解説にもあるのではないでしょうか。
とくに、作者の意気込みが熱心であればあるほど、そして実際の作品のトホホ度が
高いほど、そのギャップが楽しかったりする……いや、これは作者にとって不本意な
読まれ方でしょうが、実はその食い違いの大きさも作品の魅力の一つでは……と
思ったりする今日この頃です。
>末永さま
はい、お察しの通り、あの方の影響は大きいですね。ただ、教えて下さった方の
探求本を先に抜くようなことは決してしません。とりあえずは、あれこれと読んで
みて、これは!と思える作家を見つけてみたい、まだそんな段階でしょうか。
それにしても、目録注文の話題が日常会話のように交わされるこの場。たぶん、
皆様、それぞれ違うものを注文されているんでしょうが、当たりがいいとか悪いとか
等といったことが普通の会話として成立できること、いいですねぇ〜。
ちなみに、私も一件だけ目録注文中。無事に当たりましたら、是非ここで報告させて
いただきたいと思ってます。
『蠢く触手』江戸川乱歩について。
後ろの広告のページを見ると、
光文社版・遂に十巻成る
江戸川乱歩長編傑作集。「著者曰く 光文社は、戦後つぎつぎと私の長編探偵小説を出版し、いつのまにか十冊に及んだ(略)」
とあるので、巻号数がふられていないかもしれません。ちなみに、「大暗室」「白髪鬼」「吸血鬼」「緑衣の鬼」「黒蜥蜴」「黄金仮面」「幽霊塔」「魔術師」「幽鬼の塔」「蠢く触手」の十巻である。
森 英俊様
>桜さま ぼくが見た光文社の『蠢く触手』はカバーがなく、表紙自体に装画が描かれたソフトカバー・・・白衣をまとった注射器を手にした、医者かなにかの姿が描かれていた
正しく、この絵です。同じ構えのものです。背景の、青色が、なんとも言えません、見たことがないようにあざやかです。
>名古屋で求めた岡戸武平の随筆集『筆だこ』と『続・筆だこ』(中部経済新聞社)
これを2度、のがしています。実は、最近、名古屋の目録に、この2点が出ていたのです。
>「小説の人名」などという、興味を惹かれる随筆が混じっています
ありがとうございます、内容がわかりまして、次の機会をまちます。
末永昭二様
>『蠢く触手』について.私が見たという「仙花紙本」というのも,どうやら光文社版のような気がします
評論家のNさんは、仙花紙本、と言うことでしたので、これはあるようなきがします。光文社版はかなり厚くて、仙花紙本は通常、薄い厚さのものですので、恐らく、間違いないとおもいます。
9月、すごしやすくなりそうです・・・(日は過ぎていくのが早いです)
昨日は、サッカーに酔いしれました。ピッチにたつ登場人物たちの、個性。これが今の日本の形です。
ボールのくみたて、想像力をかきたてます。
越沼正様
>恩田陸「象と耳鳴り」の装丁の元本のバリンジャー「歯と爪」の書影
この視点は、みのがしやすく、独自のものです。
目配せがなかなかできません。
>昨日は展示替え(今日から安藤信哉展)
HPに拝見にいきます。
石井春生様
>桜さま 古本の神さまも夏バテ・・・気長に風
目録のなかに見出していて、気になっていったのですが、ふと注文をするしようと思いなおしたが、目録は捨てていたのです、確かに夏バテです。
ということで、秋、と言っていいのでしょうか。
こんにちは.
『蠢く触手』について.私が見たという「仙花紙本」というのも,どうやら光文社版のような気がします.装丁についてはうろ覚えなのですが,森様のおっしゃるようなものだった印象がありまして.ともかく,「戦後の刊本はない」と思っていたのに,店頭で見て驚いたというのだけははっきり覚えています.どうも記憶があいまいですみません.これで「ありもしない(?)仙花紙本」を探す方が出ないことを祈っております.どうも,記憶に頼って書くのは恐いです.
森様.
春日彦二という人について,よく知らないまま『愚女の巣』(昭和35年浪速書房)というのを最近買いました.まだ読んでいませんが,あとがきでずいぶん大きなことを言っています.「大阪を舞台にした暗黒小説」というのと変なタイトルが面白そうだと思ったのですが,そうですか,トホホなやつですか.
三橋さんの広告コピー,うちの宮本旅人(『空手剛柔流』昭和32年雄文社)にも同じものがありました.頓田力三ものですね.それにしても宮本旅人,柔道小説も空手小説もOKというのは頼もしい作家です.
三橋さんの広告といえば,白峰社の『大学の小天狗』のコピーがすごいです.丸々1ページ美辞麗句が連ねてあります.大見出しは「善意と流動感を美しい詩情に綴る/「大学の暴れん坊」作者が,構を新たに/半年振の大長篇完成!」です.どうもちょっと違う気がする(笑).「読者諸君から,非常に嬉しい感想文が沢山」編集部に届いているそうです.
東成社の巻末刊行予告には,刊行されていないものも載っているようです.私は予告が掲載されている城戸禮さんの『地下鉄三四郎』の東成社版を探してみたのですが,やっぱり刊行はされておらず,企画がそのまま若潮社に移って,若潮社で刊行されたようです.同様に『無敵坊ちゃん』も豊文社に移ったのでは?
石井様.
平山ジュニアとはまた,すごいところに進出…….あの方の影響でしょうか.
さて,おっしゃる古書店,私は初めてです.もちろん栗田信なんて買ってませんよ.これからマークしておきましょう.
昨日も1冊当たったのですが,よく考えたら,ここのところ競争率の低いものばかり注文しているからですね.九鬼さんはともかく,戦時中の体位向上の本とか,キリシタン関係の資料とか,変な雑誌とか.当たるのも当然という気がしています.
東方社の目録,1冊にまとまっていると便利ですね.
>桜さま
ぼくが見た光文社の『蠢く触手』はカバーがなく、表紙自体に装画が描かれ
たソフトカバーでした。たしか、白衣をまとった注射器を手にした、医者かな
にかの姿が描かれていたように思います。
>石井さん
徳川夢声は『西遊記』(ラジオ台本をまとめたもの)も所持しているので、
読むのが楽しみです。それから、名古屋では宮下幻一郎の時代長編『魔笛若
衆』(同光社)も売っていたので、ものはためしに買ってみました。
やはり名古屋で求めた岡戸武平の随筆集『筆だこ』と『続・筆だこ』(中
部経済新聞社)が、本日とどきました。函入りのりっぱな本で、定価はそれ
ぞれ\3,500ですが、その半値以下で買えました。中身はなぜか下ネタ系が多
くて、ちょっとなぁですが、ときおり「小説の人名」などという、興味を惹
かれる随筆が混じっています。でも、「人を呪えば」の犯人の名前がしれっ
と書かれていたりして。もっともこれが収録されている同題の短編集(パレ
ス社)にはお目にかかれそうもないので、どうってことはないですが。
名古屋近郊の町で買った春日彦二の『赤と黒殺人事件』は、「これを乱歩
賞に応募したのかぁ」というトホホな内容。カメラで臨終の患者の霊魂離脱
の瞬間をおさめようという、ディクスン・カーばりの出だしは期待を持たせ
るのですが。なにせ、70人近くもの人間が死んでしまうのですよ、しまい
には。
>越沼正さま
はじめまして。恩田陸さんの『象と耳鳴り』の装丁は素敵ですよね。私も
初めて見たときは、うわぁ〜スゴイ!と思ったものでした。内容も装丁に
負けないぐらいよかったのですが、あの装丁の強烈さは今でも忘れられま
せん。
>森さま
ああ、夢声の『連鎖反応』心そそられるタイトルの短篇ばかりなのでしょうか。
ミステリらしき作品は無くても、十二分に面白そうですね。いつか機会が
あったら、私も入手してみたい。
夢声は、この間読んだ『漫談レヴュウ』ですっかり好きになってしまいました。
末永さんも誉めていらっしゃいますが、あの味わいのある文章がいいですねえ。
>桜さま
古本の神さまも夏バテなんですよ。気長に風が吹いてくれるのを待ちましょう。
私も夏の疲れが出たので、ちょっと小休止中です。一休みして疲れがとれたら
またがんばらなくては。
ところで今日、本の整理をしていたら、東方社の単行本から当時の在庫目録が
出てきました。いつも本の後ろの出版案内でしか見たことがなかったので、
どういう本が出ているのか、細切れにしか知らなかったのですが、これの
おかけでどの作家がどれぐらい出ていたのかが、少しだけ分かりました。
嬉しい見つけ物でした。ただ、自宅の中からというのが、ちょっと情けない
んですが。
古書の深海を探索する潜水艇のような記述が続いていて、書き込むのにビビッております。でも、すこし息抜きに。恩田陸「象と耳鳴り」の装丁の元本のバリンジャー「歯と爪」の書影を、オープンしたばかりのサイトで見ることができました。そっくりですな、コリャ。昨日は展示替え(今日から安藤信哉展)。終えて気晴らしに近所の古本屋を覗くと、別冊宝石昭和31年頃のものが1冊600円。高いので、というより興味ないのでパス。でも、さっき気が付きました。面白いのは、本文よりも広告であることに。昨晩、25年前のオリコミ広告を読みました。電化製品は大方、当時の半分値になってますね。そうなると、本は高い!古本屋に向かう訳です。
『蠢く触手』江戸川乱歩について
末永さん、森さんより情報をいただきました。文章の一部を変更したことをご容赦ください。また、喜国さんの「探偵小説コレクション」にはありませんでした。宮澤さんのHPをみて、春陽文庫 探偵CLUBから『蠢く触手』が刊行されていたことを確認しました。
(1)No.926 (2000/09/05) title:情報 (桜)
道のそばにある古書店の均一の棚。
・「蠢く触手」江戸川乱歩、昭和25年、光文社・・・ニコニコ堂、と、手文 字でかかれている・・・貸本・・・愛すべく面構えの本です。カバーなし
・ 岡戸武平による代作です
江戸川乱歩長編傑作集、全10巻の、最終の、10巻目のようです、
全集のように、番号がありません、カバーにあったのでしょうか。
・ 以前読んだ、Hさんの本には、全集には戦後に採用されていない・・・評論 家Nさんが、仙花紙本で、1度、刊行されている
(2)No.927 (2000/09/05) title:道は険し(末永昭二)
・仙花紙本は店頭で見たことがあります
(3)No.929 (2000/09/05) title:『蠢く触手手』(森 英俊)
・光文社版の『蠢く触手』・・・はでな装画が描かれてあって、「ああ、いい なあ」と思った記憶があります
・「ミステリー文学資料館」の地下(閉架)に所蔵されています
ところで、
1)全10冊の長編傑作集は初版・カバー・帯付きでしょうか
2)さらに、増巻はあるのでしょうか
3)仙花紙本の装丁、出版などの情報
について教えてください。
風が感じられます。
石井春生様
神様がすこし遠出をしているようです。
秋の陣、また、古書につかりたいものです。
森 英俊様
>岡戸の豆本・・・文庫をふた回りくらい小さくした大きさで、色は薄緑。限定
役立ちます、ありがとうございます。しかし、入手はむつかしそうですね。
>ミステリー文学資料館」の1階(開架)には、中島河太郎の遺族の作成した追悼集が置いてありました。これが限定30部
これは前から噂にきいていましたが、すでにできていたのですか、
30、というと、手にされる人は限定されますが・・・。
>「ちょっと、欲しいなぁ」と思ったりしました
本当に、欲しいです。
宮澤様
>桜さん 筑波昭『巣鴨若妻殺し』・・・これは確かにびっくり・・・たまたまその人が乱歩の弟だったわけです
無事、読まれまして、安心しました。何かが呼ぶように本は集合してきます。
風ははだに・・・(秋です)
>桜さん
筑波昭『巣鴨若妻殺し』読みました。
注文したのはまだ届いていませんが地元の図書館にあったので。
これは確かにびっくりでした。
普通に暮らしていても生涯に何回かは凶悪事件の犯人とすれ違うことはあるのかも。本書の場合はたまたまその人が乱歩の弟だったわけですが。
珍しい本を教えていただいてありがとうございました。
>桜さま
光文社版の『蠢く触手』は、先日さるところで初めてみました。はでな
装画が描かれてあって、「ああ、いいなあ」と思った記憶があります。そ
の本、ゆえあって、いまは「ミステリー文学資料館」の地下(閉架)に所
蔵されています。
それから岡戸の豆本はもう少しフォローしておくと、文庫をふた回りく
らい小さくした大きさで、色は薄緑。限定100部だったか、200部だ
ったと思います。
そういえば「ミステリー文学資料館」の1階(開架)には、中島河太郎
の遺族の作成した追悼集が置いてありました。これが限定30部かなにか
という代物で。「ちょっと、欲しいなぁ」と思ったりしました。
>末永さま
抽選、このところ全敗なので、うらやましいです。
きのう近所の古本屋さんで貸本流れの宮本旅人『旋風一代』(雄文社)を
買うと、巻末に三橋の『鉄拳息子』の広告が載っていました。以下、その引
用です。
「特別製の拳骨がモミアゲの長い男の顎にガンと一発炸裂した。ウンともい
わずにクタクタと崩れいく。身は前首相の御曹司に生まれてもその奔放な性
は彼をして自動車屋の下宿住まい。慕うて通うはソバ屋のお女中さん……。
明朗痛快、そして謎に包まれた全編のスリル。これぞ著者独壇場、会心の
作!」
>石井さま
徳川夢声の『連鎖反応』は<ヒロシマ・ユモレスク>と銘打たれていて、
以下の短編が入っています。
連鎖反応/実に泣いた話/ひめまつこまつ/こんな町内/完全なる愚妻/
大いなる遺産/モダン・たらちね/至誠動人/色模様握御寿司/でんでん葬
/花嫁セリ市
ぱらっとめくってみた感じでは、ユーモア・ミステリっぱいのはなかった
です(残念!)。版元は東成社(S27)で、<ユーモア小説全集>の6巻目。
同全集の近刊としては、北町一郎の『恋愛満塁』や三橋の『無敵坊ちゃん』
の名前があがっています。これらは、ここからは出ていないかも。
>末永さま
抽選の当たりがいいなんて、なんて素晴らしいことでしょう。でも、当て
ずっぽうのつもりだったのですが、まさか的中していたとは(笑)
ところで、あのお店は時々いろんな本を出されるみたいですね。私も以前、
あそこで大下宇陀児の『義足紳士』を買わせていただきました。ちなみに、
そのとき栗田信も出ていたのですが、それもまさか末永さま?(笑)
三橋一夫……数冊しか読んでいない程度で語るのはおこがましいのですが、
確かに、末永さまの仰有る通り、三橋の作品には時々陰惨なところがある
ような気がします。それは、この間読んだ『無敵ぼっちゃん』の前半の
主人公を取り巻く環境でも感じました。ただ、どの作品も(といっても私が
今まで読んでいる範囲内のことですが)その陰惨さが逆に明朗さを引き立てて
作品の深みを増しているように思えました。
それにしても三橋作品、ミステリっぽいものは少ないそうですが、これだけ
奥の深さを感じてさせてくれると、もっと他の作品も読んでみたくなりますね。
(でも、最近人気みたいですので、それも難しいかもしれませんが)
>桜さま
本を探すことは本当に大変ですよね。でも、ずっと探していた本を見つけられた
喜びは何にも代え難いものがあります。こういう喜びがあるからこそ、続けられる
のでしょうね。
ところで、探索日誌は抜粋したものだとは気が付きませんでした。でも、あれ
だけでも、私のような人間には大変情報を勉強になりました。図書館や雑誌の
調べ方等は今まであまりしたことがなかったものですから。
桜様.
九鬼さんの件,お手をわずらわせてすみません.
われながらうまいところに目を付けたものだと思ったのですが,やっぱり仙花紙本は,そんなに丁寧に作られていませんでした.乱歩さんはこまめに手を入れているようですが,九鬼さんはさすがにそこまでやってなかったようですね.古本安楽椅子探偵を目指したのですが,道は険しいようです.
とんだ失態でした.おわびいたします.
>以前読んだ、Hさんの本には、
全集には戦後に採用されていない
ということ、それに対して、その追記のかたちで(どこかに発表されていたのでしょうか)、評論家、Nさんが、仙花紙本で、1度、刊行さ
れている、という情報がかかれていた。
これは私も読みました.仙花紙本は店頭で見たことがあります.光文社版は新発見でしょうか.
目録は、やはり、運でしょうか、あたるときには不思議にあたりますね。
神様がついているときは、いいものです。
友人のお見舞いで、病院へ出かける。そこへ行く道のそばにある古書店。その均一の棚、100、にあるものを手にする。
「蠢く触手」江戸川乱歩、昭和25年、光文社。
うえに上げると、ニコニコ堂、と、手文字でかかれている。
貸し本のようです。
補強されています。
なぜか、愛すべく面構えの本です。カバーはありません。
ほれました。
言わずと知れた、岡戸武平による代作ですね。
これは、江戸川乱歩長編傑作集、全10巻の、最終の、10巻目のようです、
これはいままで知りませんでした、この本は、全集のように、番号がありません、カバーにあるのでしょうか。
しかし、ここで、疑問がわく。
以前読んだ、Hさんの本には、
全集には戦後に採用されていない
ということ、それに対して、その追記のかたちで(どこかに発表されていたのでしょうか)、評論家、Nさんが、仙花紙本で、1度、刊行されている、という情報がかかれていた。
では、これはすでに他の本や、情報として知られていることでしょうか。
何かが確かに呼んでいます・・・(秋ですね)
本探し、というのは心理的には奇蹟を捜し求めるような気がします。
石井春生様
>桜さま 『水島爾保布著作書誌』読了・・・書誌こういう本にもという発見が多かった・・・探索日誌には心打たれました。
桜もそうでした。
日誌、全部をよみたいものです。抜粋でしたので。
でも、手のうちをあかすようなのでしょうか、と考えます。
>私達はこういう方の地道な努力・・・地道な研究をされている方
本探しの原点ですね。
末永昭二様
>なぜか抽選に当たり続ける末永です
あたらないのは桜です。
このところ、目録だけはきます。昨日は2点きました。
>桜様 「報酬五千円事件」だけ改題・・・お金の単位が書き換え・・・「五千円」が戦後の物価に換算されているために,改題せざるを得なかった
本文は訂正されていませんでした。
「円」としましたが、ふるい「えん」(変換できず)です。単位の変換もありませんでした。改題の理由はかかれていませんでした。乱歩はそこまで知っていたのでしょうか。
昨日、あるものをみつめました。
秋でしょうか。野球も終了(?)です・・・(秋、とかいてみました)
なぜか抽選に当たり続ける末永です.
今日は,これまで見たことも聞いたこともなかった昭和13年の雑誌が1冊当たっただけですが.内容は大したことない小説ばかりでしたが,巻末の広告に見慣れない大下宇陀児の単行本が.皇文社の「十銭文庫戦時娯楽版」の『脱獄囚』というもので,国書のリストにはありません.実物を確認したわけではないのですが,こんな(チャチな)体裁のものは結構いろいろ出ているみたいですね.他には北村小松や下村悦夫などの広告がありました.
森様.
ここのところ三橋さんをずいぶんお探しのようで.三橋さんの作品は「明朗」と銘打っていても結構陰惨ですね.ミステリでなおかつユーモア小説というのは,ちょっと思いつきません.ナンセンスものだと『拳銃先生』,自伝ものでは『天国は杯の中に』『青春恋修行』などは滅茶苦茶に楽しいのですが.どうも後期になるほど陰惨な作品が増えるようです.今度お求めになった『転々丸』の最後で「新生三橋一夫宣言」をしたりして,一歩飛躍を考えていたようですが,その後はご存じのとおりです.もうちょっと書いて欲しかったのですが,当時の事情では無理でしょうね.
某所で書き込むために『探偵作家クラブ会報』を見たら,三橋さんのエッセイがありました.不眠症になるほど探偵小説を読むファンという割にはミステリっぽい作品が少ないのが不思議です.
石井様.
某所で予想された私が注文した本,ぴったり大当たりです.さすが石井様,手の内は読まれっぱなし,と感服しています.その本も当選したみたいですが,留守にしていたので再配達待ちです.
やっぱり,夢声はお好きですか.最近,どこかで「オベタイ・ブルブル事件」が話題になっていたようですが,小説もかなりいいですね.
桜様.
「報酬五千円事件」だけ改題の件ですが,お金の単位が書き換えられていませんでしょうか.「五千円」が戦後の物価に換算されているために,改題せざるを得なかったのではないかと思ったのですが,いかがでしょう.本を持ってないので,当てずっぽうに言っているだけなのですが.外れていたらお恥ずかしいです.
>森さま
お帰りなさいませ。旅先から何度か連絡を頂きましたが、やはり
かの地は素晴らかったみたいですね。羨ましい!
ところで、徳川夢声のユーモア小説ってどんな本なのでしょうか?
実は私、夢声の「先生」と付くタイトルのものに興味があるものです
から。
あと、旅先での楽しい出来事の数々、収穫報告共々楽しみにしています。
無事なお帰りでなによりでございました。
>桜さま
『水島爾保布著作書誌』読了しました。大変面白かったです。
書誌も、ああ、こういう本にもという発見が多かったのもよかった
のですが、何よりも探索日誌には心打たれました。私達はこういう方の
地道な努力のおかげで、いろんなことを知ることが出来るですね。
本当に、こういう地道な研究をされている方にはいくら感謝しても
足りません。
大変面白い本を紹介して下さってありがとうございました>桜さま
本の季節、読むことは勿論、集めることもすきです。
森 英俊様
>名古屋の古本屋で、岡戸部平の豆本『不木・乱歩・私』を見つけた
豆本でしたか、探す手がかりになりました。
ありがとうございます。
>随筆が2冊と例の『伊勢町物語』
70冊はあるようですね、伝記、社史をふくみますが、戦後の刊行数は。
>3日ほど悩んだ末に購入した東都ミステリー揃い・・・『密室の妻』ももちろん入っていました。ただし、東都SFの眉村卓なかった
ということは、53冊、でいいのでしょうか、悩んでいますので教えていただければ、幸いです。
桜は、SFに苦労しています。
>尾張・三河方面では、その友人が大河内常平の『黒い奇蹟』
おそらく、彼の最後の刊行作品ですので、入手しにくいのですが・・・、これはすばらしいです。
探しているのを手に入れられると、なぜか、こちらにも運がきますので、頑張って秋の陣にそなえます。
こんにちは
昨晩まで友人とふたりで名古屋方面に旅行に行っておりました。大学のと
きになかのよかった友人が春日井にいて、本を見つけ出すことに関しては相
当な逸材なので、目を瞠らされるような話が多かったです。たとえば、大学
時代にうちの近くの本屋(彼の下宿はうちから徒歩5分ほどのところ)で、
飛鳥高の揃いを見つけ、1冊100円で買った(初耳)とか、名古屋の古本
屋で、岡戸部平の豆本『不木・乱歩・私』を見つけたとか。その話を聞いて
がんばって愛知本コーナーを探してみたものの、あったのは随筆が2冊と例
の『伊勢町物語』だけ。でも、ミステリ以外の著作はかなりあるようです。
それから先日、3日ほど悩んだ末に購入した東都ミステリー揃いですが、
『密室の妻』ももちろん入っていました。ただし、東都SFの眉村卓は入っ
ていなかったので、これは別途、買うはめになりました。
尾張・三河方面では、その友人が大河内常平の『黒い奇蹟』をくれた以外
は、春日彦二が乱歩賞に応募した『赤と黒殺人事件』があったくらいですね。
三橋一夫や乾信一郎、徳川夢声のユーモア小説は1、2冊あったので、まず
まずの収穫だったのではないかと思いますが。
古書さがし、皆さん、大変です。
桜もです。
「男の隠れ家」10月号をふたたび見る。
見開きの書斎、誰のでしょうか。並んだ書籍から、関口さんのではないかと思う。
>関口さんの書斎・・・しかし、文庫の山、これには驚きます。雑誌がないようですね
と書きましたが、関口さんのページの箇所に、見開きの一部がある。これで、見開きの主がわかる。
それぞれの個性があります、書斎には。
岩堀様
>九鬼さんの後書きに、「金園社社長松木春吉氏に深甚の謝意云々」・・・それで「マツキ書店」
気付きませんでした。
ありがとうございます。九鬼さんのこと、わかり始めました。なぜか探偵作家クラブの頃の、集合写真も気になります。
静かに朝です・・・(9月です)
久しぶりの岩堀です。
今年の夏休みは、清涼院ノベルス2冊 約2000ページと格闘?して
疲れがたまってゲストブックもすっかり御無沙汰してしまいました。
最近やっと元気になってきました。
桜様
・ 九鬼さんの『探偵小説百科』
私も本屋でこれを見たとき「ええっ、金園社が探偵本?」と思ったものです。
私にとっての金園社は「新囲碁全書」です。学生時代、碁を覚えたての頃に
買って愛読したものです。実用書として非常にいい本でしたね。見開きの
写真が「本因坊・坂田栄寿」ですから古いですよ。「探偵小説百科」の後ろの
出版一覧表にも「新囲碁全書」まだ載っているのを本日確認、なつかしかった
です。
九鬼さんの後書きに、「金園社社長松木春吉氏に深甚の謝意云々」とありますが、
それで「マツキ書店」なんですね。
「別冊シャレード Vol.56」山沢春雄特集、「知恵の輪」シリーズが
そろっているとあっては、私も是非買わなければなりません。「本格推理8」に
「金知恵」が載っていますが、「銀知恵」を読んでからと思って、「本格推理」
全15巻で、これだけが未読のままなのです。
>>おかげで日本ミステリへの情熱が再燃・・・極美の東都ミステリー揃い
>島さんも含まれていましたでしょうか、
島さん「密室の妻」は何十年来読みたいと思いながら果たさずのままですが、
先日「ミステリー文学資料館」東都ミステリーコーナーにあるのを発見、
次回は一日居座って読もうかと思います。
驚いた、といえば、次のことも驚きました。
下の雑誌に、九鬼さんのこともありましたので、何かが呼んでるとおもい、もう一度、
>「人工怪奇」九鬼たん(変換できず)昭和22年、湊書房版。ふとみると、目次に記載されていない、乱歩の序があります。驚きました。そこには、「「ぷろふいる」時代の思い出の短編探偵小説を一本にまとめられると聞き」とある。
ということなので、乱歩を信じて、調べなおしました。調べるところは、
>「幻想夜曲」これは昭和8年11月号、「人工怪奇」これは昭和10年3月号、
>三つ目の「殺人交響曲」は、そこに掲載されていない作品です
という「殺人交響曲」です。これをよみなおして、中篇です。
九鬼さんの「ぷろふいる」掲載作品を調べたところ、7作品、ありました。「ぷろふいる」をよみなおしてみると、
昭和11年8月号の「報酬五千円事件」の内容と「殺人交響曲」は一致していました。つまり、改題でした。
>「殺人交響曲」は、掲載されていない作品ですので、どこの雑誌に掲載されたのでしょうか、それとも、書き下ろし作品でしょうか。
の部分を訂正します。
報酬五千円事件」改題「殺人交響曲」が掲載されたのでした。
というわけで、さらに「ぷろふいる」掲載作のものは、昭和8年11月号「神仙境物語」が「戦慄と恐怖怪奇小説集」昭和22に収録されていました。
残りの、3作品は、どこに収録されているか、不明です。
それにしても、九鬼紫郎さんについて、少し分かるようになりました。
末永昭二様
>桜様 石光琴作・・・石浜金作と似てるなあと思ったくらいで、まったくノーマークでした
似ていますね、ありがとうございます。
>デパート展で九鬼さんの『魔女を探せ』・・・会場で確認したら外れ・・・昨日郵便で届きました・・・当選率が高くなっています
うらやましくなりますね。
>貸本時代から小説を長く書いておられる作家・・・貸本出版社の実態が少しずつわかりはじめています
楽しみです、本当に素晴らしいしごとです。これからも情報をおねがいします。
静かですね、せみは消えました・・・(読書中です)
「スムース」4号、入手。特集 甲鳥書林周辺 湯川書房インタビュー、ここに、
「ぷろふいる社 1933−37」扉野良人、見開き2頁がある。
「藤井大丸の若主人(引用者注、熊谷晃一)なのに、商売敵の高島屋の広告を載せているのはなぜだろうか」
から、文末の備考に、驚くべき疑問がかかれる
・現高島屋の地所が以前熊谷氏の所有になる(聞いたところによるらしい)
果たして本当だろうか
・藤井大丸は藤井氏の創業だという(定説とちがう、とする)
若主人ということは、どういうことだろう
文の途中に、光文社文庫「ぷろふいる傑作選」の芦辺さん(文では芦部、とあるが)の「あとがき」をよみ、バスの乗り換えのために、バスをおりて、古書店で、三冊の、「ぷろふいる」を発見するくだりがある。
これには驚いた。
なお、FAX:075−392−6241
に申し込めば、購入可能です。
9月になり、一度に、4点、古書目録。
よしだ まさし様
>浜田知明さんとは「怪の会」で一緒でした
その時々のおつきあい、すごいです。
越沼正様
>銅版画家の浜田知明 1954年に制作された銅版画「初年兵哀歌(歩哨)」は、版画史で欠かすことができない名作です
展覧会の案内で、よく拝見しています。
浜田さん、そう言えば、最近、「新版 横溝正史の世界」創元推理倶楽部秋田分科会・編、1999。
浜田さんは、「投稿作家時代の横溝正史作品」、「新青年」雑誌への投稿、それへの選評と、浜田さんの備考。
いい視点です。
静かな日曜日です。
桜様
石光琴作も九鬼さんとは気付きませんでした。この名前、石浜金作と似てるなあと思ったくらいで、まったくノーマークでした。これから気を付けておきます。ご教示ありがとうございます。
先日、デパート展で九鬼さんの『魔女を探せ』を注文。会場で確認したら外れとのことなので、そのまま忘れていたら、昨日郵便で届きました。
よく聞く話なのですが、体験したのは初めてです。当たったのは素直に売れしいのですが、はて。
どうも最近、古本リハビリの効果が現れたか、当選率が高くなっています。あれだけ何にも当たらない時期が長かったのに。
昨日は、貸本時代から小説を長く書いておられる作家の方にインタビューしました。貸本出版社の実態が少しずつわかりはじめています。かなり先になりますがある雑誌で発表する予定なので、詳細が決まったら改めてお知らせいたします。
銅版画家の浜田知明といえば、版画を好きな人なら知っている有名な方です。1954年に制作された銅版画「初年兵哀歌(歩哨)」は、版画史で欠かすことができない名作です。去年は新宿の小田急美術館、鎌倉の神奈川県立近代美術館で展覧会が催されました。最近は彫刻も手がけています。
浜田知明さんとは「怪の会」で一緒でした。たいへんに真面目な方で、コツコツと書誌的な研究をなされていたようです。現在は、黒白さんがおつきあいがあるんじゃないかと思いますが。
銅版画家に浜田知明さんという方がいらっしゃるとは知りませんでした。
九鬼さんの本を父の本棚から発見。
越沼正さんによれば、
>死んだら、すぐには蔵書や遺物を処分しないように、と周囲に言っています。他人様から見れば不要品、好き者にはお宝
ということですが、現在退職した父は仕事に関連するものは処分しましたが、桜の興味あるものは保存しています。
「人工怪奇」九鬼たん(変換できず)昭和22年、湊書房版。ふとみると、目次に記載されていない、乱歩の序があります。
驚きました。そこには、「「ぷろふいる」時代の思い出の短編探偵小説を一本にまとめられると聞き」とある。
しらべてみると、「幻想夜曲」これは昭和8年11月号、「人工怪奇」これは昭和10年3月号、三つ目の「殺人交響曲」は、そこに掲載されていない作品です。
光文社文庫の「ぷろふいる傑作選」をみると、やはりここにもない。
ふとみると、「石光琴作」も九鬼紫郎さんの筆名らしい。
「殺人交響曲」は、掲載されていない作品ですので、どこの雑誌に掲載されたのでしょうか、それとも、書き下ろし作品でしょうか。
と、あらたに、わからないことが出てきました・・・(9月です)
九鬼紫郎について(続)
5)No.842 (2000/08/20) title:ご無沙汰しています(末永昭二)
・九鬼さんの単行本を出した出版社
大東書房という出版社に興味があります.所在地からみて,特価本問屋(通称「上野畑」)の直系ではないかと思われるので.貸本漫画の出版社と問屋との関係はかなり研究されているらしい。
6)No.861 (2000/08/23)title:『犯人はダレだ』(彩古)
・数年前から探しているんですが、『犯人はダレだ』(九鬼名義)はありません。
ミステリー文学資料館の地下倉庫ではじめて見ました。 ”犯人”に”ほし”というルビがふってあったのが印象的でした。
7)No.862 (2000/08/23) title:仕事の合間にいろいろと(末永昭二)
・九鬼さんのご蔵書は、引っ越しのときに処分されたとのこと。
8) No.865 (2000/08/23) title:人脈ということ(末永昭二)
・九鬼さんの『探偵小説百科』
戦中戦後に大衆本を出していた「金鈴社」と「金園社」とは経営者が同じです。「金鈴社」は小栗さんの仙花紙本を出してます。これらは特価本(≒地本)のルートです。実用書ばかり(漫画もありますが)の金園社で、なぜ探偵本かというと、特価本(≒貸本向け)業界のつながりで、九鬼さんとつながっているというわけです。両社の母体となったのは「マツキ書店(通版部門は玉泉堂)」という問屋で、創業者は博文館出身です
・九鬼さんの「青児シリーズ」で有名な「川津書店」は同名の月遅れ雑誌卸店で したが、後に出版にも進出しました。もちろん地本ルートです。
川津書店は、戦中の統制時代(昭和18年)、「マツキ書店」など数社とともに「青年図書有限会社」として統合されていました。
9)No.879 (2000/08/24) title:二人北町、三人三橋 (末永昭二)
・今日の九鬼紫郎
川津書店の『犯罪街の狼』カバーの表紙や背の著者名が「九鬼柴郎」となって います。
九鬼さんの一部が明らかになりつつあります。
九鬼紫郎について、末永さん、彩古さん、日下さんの情報をまとめます。文章の一部を変更したことをご容赦ください。
「九鬼紫郎さんの時代小説は50冊は少なくともあるようです。
探偵小説は少なくとも、15冊はあるようです」(桜)
1)No.808 (2000/08/09)title:別名義 (末永昭二)
・三上紫郎名義・・・戦中・戦後にかなりの冊数が出ている。現代もの、推理も のがあるかどうかは存じ上げません。あるのでしょうか。
2)No.810 (2000/08/09) title:三上紫郎 (彩古)
・三上紫郎では、以下の3冊のみ所持しています。
『右近捕物帳 花火車』三上紫郎 S.17 金鈴社 1.4円
『元和呂宋島』三上紫郎 S.18 大文館書店 1.5円
『間諜帝都に迫る』三上紫郎 S.19 金鈴社 2円
捕物帖、海洋冒険時代小説、防諜小説と幅広く書いています。
3)No.813 (2000/08/09) title:都筑&九鬼(日下三蔵)
・三上紫郎名義では、
『人生の花ひらく』昭和21年1月 湊書房 明朗小説
ジュニア向けのノンフィクション(本名の森本紫郎名義)
『西洋の妖怪たち』昭和55年7月 曙出版(あけぼの少年文庫9)
『中国の妖怪たち』昭和56年8月 曙出版(あけぼの少年文庫20)
4)No.816 (2000/08/10) title:九鬼さんのこと(末永昭二)
・九鬼さんは『ぷろふいる』廃刊後、どうされていたのか。
この時期、雑誌でもほとんど見かけません。
三上名義は戦争が始まってから使用しているように思える。
以下に、続きます。
流石、桜さん!ありがとうございます。ところで、そのー、古本価格に驚いているのですが、結論、専門古書店は・・・高い。こうなるとセドリが増えるだろうなあ。私が死んだら、すぐには蔵書や遺物を処分しないように、と周囲に言っています。他人様から見れば不要品、好き者にはお宝。この落差は凄いですね。
越沼正様
>春陽文庫・横溝正史『蝶々殺人事件』・・・解説に資料:浜田知明・・・銅版画家の方とは別人ですよね
そうです、別人です。
解説のための資料提供の浜田さんは、横溝さん、あるいは、ルパン研究会(正しい名称でないかもしれません)の会長です(いまでも、か、不確かです、すいません)。
資料の正確さは本当に頭が下がるくらいであり、さらに慎重さでかかれています。
これについては、さらに詳しい人がおられますので・・・。
取り急ぎ、連絡まで。
いろいろなサイトで、ネットオークションやネットの古本がバカ他高いという書き込みを見ますので、あちこち見て回ったところ、確かに高いわー。そんな値段で買っている人がいるとは!先だって近くのBOOK OFFが閉店し、新刊書店も閉店し、腐っています。それはさておき、未読の定番の一冊、春陽文庫・横溝正史『蝶々殺人事件』(これもBOOK OFFで買ったもの)を読むところですが、解説に資料:浜田知明という名前。この方、銅版画家の方とは別人ですよね。まさか・・・。
1度に、古書目録が4点きて、8月は、16点。今年1月から、182点となりました。
8月は夏枯れでした。
「別冊シャレード Vol.56」山沢春雄特集 参、がきました。「知恵の輪殺人事件」500枚の他に、「銀知恵の輪」「金知恵の輪」、作者ノート、です。戸田さんの解説もあります。次もあるようです。
読み始めました。
「男の隠れ家」10月号、関口さんの書斎、スライド梯子は体重でこわれないのでしょうか。落ちたら、大変です。
しかし、文庫の山、これには驚きます。雑誌がないようですね。
kashibaさん、1周年です、ということは、1年間閲覧したことになります。いろいろな人の書きこみを読んで、勉強になり、とても幸せです。
夏の終り、蝉はどこに行ったのでしょうか・・・(雲はたかいです)
葉書で書いて、注文。
しかし、なかなかあたりません。FAXして、すぐに、ありません、と言う言葉は悲しいものです。このところ、親切な古書店が多いような気がします。
でも、1000円のものに、宅急便はやめてほしいものです。そこの人は、2千円の価値があるのだから、安いものですよ、と言われましたが・・・、いろいろあるものです。
越沼正様
>「バリンジャーの『歯と爪』・・・しかし、その本(花森安治の装丁)は持っていない。ああ、古本屋へ行くしかないか
その通リです。
越沼探偵も、このところ、古書店へ足がむいているような気がします。
由布菊様
>横川経由軽井沢までの鉄道小説・・・桜様をはじめ皆様のお陰でとても楽しい鉄道の旅となりました。
旅は本当に楽しいものです、静かな時はすばらしいものです。
>これからもこちらの掲示板拝読させて戴いて、興味を持った本
これからもいろいろと、こちらにおこしください。
温泉古書市場はありそうです、旅のさきには・・・(旅は、秋ですね)
少し前に遠出をしたとき、名前そのものが温泉駐在所とかかれておりますが、温泉古書店はありませんでした。でも、温泉小学校がありました。おどろきました。
芦辺 拓様
>カッパノベルスの拙著担当氏・・・新創刊の「ジャーロ」・・・光文社の編集者
いずれも、秋のたのしい贈り物です。ありがとうございます。
森 英俊様
>『本格推理マガジン』・・・わたしのお気に入りの酒井嘉七もぜひ。
嬉しくなります。まだ再録されていないものがありますので、期待しています。
>おかげで日本ミステリへの情熱が再燃・・・極美の東都ミステリー揃い
島さんも含まれていましたでしょうか、しかし、このところ、他の掲示板でも、昭和20,30年代のものをあつめられておられるのを知っていますので、驚きました。フェニツクス最近号、入手しています。その復刊もよろしくおねがいします。
>『ジャーロ』では、わたしも「ネット・ディテクティヴ」というコラムを連載
毎回大変でしょうが、これも楽しみです。
芦辺 拓様
>おすすめの酒井嘉七ら戦前作家を今回は入れないのは、昭和20年代から社会派
直前までの本格探偵小説・・・あまりにも多くの類似と示唆が含まれている
解説を楽しみにしています。
夏の終わりをまえにして、古書目録がおおくきました。それにしても。郵便事故でこない本はどこに消えたのでしょうか・・・(夕方は涼しくなりました)
中学生の時だったと思いますが、早川ポケットミステリの『アクロイド殺し』を借りて読んだのですが、内容はすっかり忘れたのに、表紙の油彩画が強烈な印象を私に与えました。多分、勝呂忠だと思うのですが。それ以後表紙が気になりました。本屋で平積みになった文庫本は、印象が薄いものばかり。著者や編集者の怠慢を感じます。恩田陸『象と耳鳴り』のあとがきの「バリンジャーの『歯と爪』。是非これと同じ意匠で作りたいと思ったからである。」を読んで嬉しかったですね。しかし、その本(花森安治の装丁)は持っていない。ああ、古本屋へ行くしかないか。
>森さん、あの節はどうも唐突な電話で失礼しました。そういえば、講談社
ノベルスの拙作『地底獣国の殺人』のカバーに英文タイトルを入れることに
なったときも、突然にお尋ねしたのでした。“The Lost World Murders”と
“Murder in the Lost World”とするのでは、時代色が違うというのも森さん
ならではのご指摘でした。
それはさておき、今回も宮原さん作品でご相談し、そのとき決めた「首吊り道
成寺」を差し換えたのは、ただもう迷いの産物です。大層なたとえをすると、原
稿の取捨選択で迷いに迷い、ラヴクラフトら寄稿家を悩ましたという「ウィアー
ド・テールズ」のライト編集長の心境です。
おすすめの酒井嘉七ら戦前作家を今回は入れないのは、昭和20年代から社会派
直前までの本格探偵小説の盛衰を新本格派と重ねあわせて考えてみたいのです。
そこにはあまりにも多くの類似と示唆が含まれているようですから。
>芦辺さん
『本格推理マガジン』ほんとに楽しみです。つぎの巻には、わたしのお気に
入りの酒井嘉七もぜひ。
おかげで日本ミステリへの情熱が再燃してしまった、きょうこのごろ。先日
も立ち寄った書店に極美の東都ミステリー揃いが置いてあったので、どーんと
買ってしまいました。
『ジャーロ』では、わたしも「ネット・ディテクティヴ」というコラムを連載
します。毎回テーマを設定して、それに関連したサイトを内外ひとつずつ紹介
するという内容で、第一回はずばり「ジョン・ディクスン・カー」。ネタを毎
回考えるのがちょっとたいへんですが、まあ、隔月ではなく季刊なので。
>桜さん
>芦辺さんの作品を購入、彼の読書用に近作の3冊、わたしています。
……平身低頭であります。ご期待の“幻の名作”は10月刊行の予定ですが、何
分、担当M氏は広済堂から移った《異形コレクション》も担当してもう大変なこ
とになっております。カッパノベルスの拙著担当氏といい、新創刊の「ジャーロ」
といい、いま光文社の編集者さんがアツイです。
す。
この間、横川経由軽井沢までの鉄道小説の質問を致しました者です。
桜様をはじめ皆様のお陰でとても楽しい鉄道の旅となりました。
これからもこちらの掲示板拝読させて戴いて、
興味を持った本を読んでみたいと思います。
「ホームページガイド」を知り、そこにいたりますと・・・
FMS掲示板の、Kazさんの書き込みからいくことができます。
そこには、国産推理小説データベースとして、小林さんの「推理小説ノート」を開くことができます。
暑いです・・・(寄り道をして本探しをしました)
芦辺さんのいい企画の話が続しています。
この機会に、宮原龍雄さん、鷲尾三郎さんの昭和20年代の作品を読んでいます。
>桜さんの「宮原龍雄さんインタビューに期待」・・・“時代の証言”・・・編集部
楽しみがひとつふえました。
宮原さん(1915年生まれ)には、同時代の作家のように、作品集がないので、文庫本のかたちでも、作品集を編集していただきたいものです。
芦辺さん、いいニュース、ありがとうございます。
今後、たのしみにしています。友達が入院して手術をうけたもので、芦辺さんの作品を購入、彼の読書用に近作の3冊、わたしています。一人、ファンがふえました。
夏はおわりのようです・・・(蝉がしずかです)
郵便事故、あるのですね。
届かないので、きくと、送付済。これは大変だ。
越沼正様
>中村宏『図画蜂起1955−2000』美術出版社・・・夢野久作全集の絵
装丁に眼がいくようになったのは越沼さんのおかげです。
三一書房版「夢野久作全集 4」をみる。ここには、月報で、中井英夫さんの「狂気のあかし」。箱の装丁もみる。赤と黒。思わず、ながめている。これまで見逃していたものがみえるようです。
いまでは、喜国雅彦さんの絵でしょうか。こころひかれています。毎月の、綾辻さんの連載とともに楽しみにしています。
「SーFマガジン」10月号。北原尚彦さんは「ある週などは四日連続で古本市へ足を運んで」、牧眞司さんは「十年以上使い古したボロボロになった「探求書リスト」を作りなおした」、とある。
いそがしい夏でもあるのですね。
「不知火」も最後の最後まで有力候補に挙がったのですが……別の作品なのです。
なお、桜さんの「宮原龍雄さんインタビューに期待」という旨のお言葉に、そ
うだ、そういう“時代の証言”を忘れておったワイと急ぎ編集部を通じて回想文
の執筆をお願いすることにしました。
中村宏氏から『図画蜂起1955−2000』が出版元の美術出版社をとおして恵まれました。この内容で3000円は安い!種村季弘氏のコピーを。「フランケンシュタイン博士の一触によって画龍点睛し、髑髏を女学生に、醜を快に、怪物を大日如来に転化せしめようとする錬金術的臨界域に、中村宏はいまなお嬉々として遊んでいるのである。」最初の出会いである夢野久作全集の絵も当然収録。ウーム、読む本がまた増えてしまった。そうそう、彫刻家の中村宏とは、全くの別人です。
企画はすすんでいるのですね。
芦辺 拓さんの光文社文庫《本格推理マガジン・幻の名作》がたのしみですので、さらに桜探偵は検討しました。
そこで
>宮原龍雄氏の三原・満城もの(100枚以上?)
「新納の棺」でしょうか
ではないので、「不知火」しかありません。これは彼の作品でもAランクです。
期待できます。
>鷲尾三郎氏の毛馬久利もの(150枚?)
「文殊の罠」、青樹社文庫にあるので、「雪崩」でしょうか
でもないので、むつかしい。2篇採用となるのでしょうか。150枚では、彼のは他の作品と競合するにはある苦しさがあるような気がします。三木氏がでる「疑問の指環」か、「白い指」か。でも、シリーズではないような・・・。
期待したいです。
という日です・・・(9月ですね)
>桜様
お書き込みにはウゥワッと声をあげそうになりました。ご指摘のうち、「新納
の棺」「文殊の罠」などは既収録ですし、「雪崩」はノンシリーズ物なので、今
回の企画からは外れるのですが、それ以外は……さすがと申しますか脱帽です。
とはいえ、「新納の棺」などは鮎川先生のアンソロジーに再録されたのが相当
以前、とっくに入手なんとなっているので、まずあの本自体をどこかで復刊もし
くは文庫化してほしいものです。
週末ですが、静かにすごしています。
芦辺 拓様
>光文社文庫《本格推理マガジン・幻の名作》
>岡村雄輔氏の秋水魚太郎もの(200枚)
「ミデアンの井戸の七人の娘」でしょうか
>“もう一人の星影龍三”もの(150枚)
目玉になるのでしょうか、わからず
>坪田宏氏の古田三吉もの(100枚)
「二つの遺書」でしょうか
>宮原龍雄氏の三原・満城もの(100枚以上?)
「新納の棺」でしょうか
>鷲尾三郎氏の毛馬久利もの(150枚?)
「文殊の罠」、青樹社文庫にあるので、「雪崩」でしょうか
>「首吊り道成寺」は次巻以降となりました
宮原龍雄のものですね
>「五つの紐」は山前さん編の最近の青樹社文庫アンソロジー
昨年の、ですね。
芦辺さん、ありがとうございます。宮原さんへのインタビュ。期待したいです。さらに、次巻もたのしみになりました。
石塚公昭様
>明日盲獣を撮影します
そのあたりのお話、ぜひ、きかせてください。
越沼正様
>積み上げるとバベルの塔です
新たな視点、読み方がたのしみです。
という日です・・・(9月ですね)
検索していて、おじゃましました。
大阪圭吉、是非読んでみます。
江戸川乱歩など人形を造り、撮影しております。
帝都上空を、気球にぶら下がる乱歩など覗いてみて下さい。
明日盲獣を撮影します。
またおじゃまします。
ご無沙汰しております。どうも、最近こちらは敷居が高くて……。
さて、こちらでもいろいろとご意見をいただきました光文社文庫《本格推理マ
ガジン・幻の名作》ですが、現在のところ、以下のようなラインナップとなって
おります。
・岡村雄輔氏の秋水魚太郎もの(200枚)
・“もう一人の星影龍三”もの(150枚)
・坪田宏氏の古田三吉もの(100枚)
・宮原龍雄氏の三原・満城もの(100枚以上?)
・鷲尾三郎氏の毛馬久利もの(150枚?)
森英俊さん、いきなり電話でご意見をうかがったりしつつも、「首吊り道成寺」
は次巻以降となりました。なお「五つの紐」は山前さん編の最近の青樹社文庫アン
ソロジーに入っていたのですね。
しかし、この枚数で入り切るのだろうか。そして、次回以降、これと同様のボ
リュームを持たせなければならないとしたら……。まぁいいです、入れれるだけ
入れちゃいましょう。
読みたい文庫ミステリの古本をとりあえずは買い尽くしたため、今度は新刊の文庫本を何軒かぐるっと回って買いました。有栖川有栖『双頭の悪魔』綾辻行人『時計館の殺人』笠井潔『サマー・アポカリプス』島田荘司『龍臥亭事件』から山口雅也を『キッド・ピストルズの冒涜』など5冊、オーナーお薦めの加納朋子を『ななつのこ』など3冊(以上、すべて初版)を買い込みました、ハイ。いやあ、積み上げるとバベルの塔ですね。嬉しくなりますね。ワクワクしますね。やはり、文庫本の大きさは私の好みにピッタリ。
ところで、岩波書店の広告で森進一(学者)の名を見た時もびっくりしました。
残暑がきびしいです。
古書展での、成果、皆さんそれぞれにいいようです。
三橋一夫さんについては、末永さん、越沼さん、大塚さんにより、すこし、あきらかになりました。
三橋を、入力するとき、みはし、としているためか、「みつはし」ということを忘れていました。
ところが、パソコンの「4畳半のパソコン術」の、三橋一夫さんは「みはし かずお」とルビがふってありました。そうしますと、
1 1928年大阪生まれ、現存か、三橋一夫(みはし)のようです
パソコンの著作あり
2 ****年生まれ、三橋一夫(?)
庭師(9冊か)
3 1908年神戸市まれ、1995年死去、三橋一夫(みつはし)
不思議小説で有名。
日下さんによれば、「66年には創作の筆を折り、以後、(略)健康法関連の著作を数多く執筆した」とあり、1967年から60年代には、6冊、70年代には、32冊、80年代には、13冊です。
ただし、ここでは、健康法以外に、薬関係も、その著書に数えています、51冊。
薬関係の人も、ここにはいるのでしょうか。
4 ****年生まれ、三橋一夫(?)
その他の分野
彼は、上のどれかに入るのか、それとも、別人か。
ということで、8月最後の週末・・・(静かに夏はおわりそうです)
三橋さんの件、No.879で「三人」と書きましたが、パソコンの人を忘れていました。すみません。
だから、「小説家(われらの)三橋」「庭師の三橋」「音楽・トンデモの三橋」「パソコンの三橋」の4人という気がしますが、いかがでしょう。国会図書館の『著社名典拠なんとか』の本を見たら明記していあるかもしれません。それに『国会図書館蔵書目録』の著者名欄には生年と没年が書いてあるので、それで見分けるというのも一法かと。どちらにせよ、web OPACでは無理みたいですね。
「みつはしかずお」って結構平凡な名前なのでしょうか。私の知人にも同姓同名(漢字違い)の方がいらっしゃいます。
それにしても『Ninja(忍者)3実戦活用術』って紛らわしいタイトルですね。「(われらが)三橋さんの武道本がJICCから出ている!」と思って、あわてて詳細を見たら、Ninjaってデータベースだったのですね。
私も先日、「神社配置から古代史を読む」シリーズを数冊大井町のブックオフで目にしましたが、奥付によるとジャズ評論家ということで、トンデモ歴史家=音楽評論家ということは言えると思います。年齢は70代位だったのでひょっとしたらとも思いましたが、やはり別人でしょう。
一段と暑くなります。
WEBOPCで、三橋一夫を調べていますと、わからなくなりました。
越沼正さん、音楽評論家以外にも、さらにでてきました。11冊あまりあります。
庭師でしょうか、9冊あまりあります、「庭のデザイン実例集」など
歴史家でしょうか、4冊あまりあります、「神社配置から古代史を読む」など
ワープロ関係者カ、4冊あります、「新・日本語入力術」など
健康本は、じつに、50冊ありました
誰か、まとめてください。三橋一夫は、3人よりふえて、4人あるいは5、6人でしょうか・・・
それにしても、古書展の報告が気になります・・・(暑いです)
『ふしぎなふしぎな物語』が出た時、へえー、三橋一夫って音楽評論だけでなく小説も書くんだ、と思いました。別人と知ったのはかなり後でした。
思い違いといえば、昨日去年の暮れから気になっていた短編集『象と耳鳴り』に偶然出会い、買いました。作家名を忘れていたのですが、恩田陸なら、最近よく見かける作家だ、まではいいのですが、実は男と思い込んでいました。恥かくところだった。本の最初の短編が「曜変天目の夜」ときては読ますにいられるか、です。私のK美術館の目玉は北一明「耀変」茶碗ですから。国宝曜変茶碗の再現が陶芸家のひとつの夢ですが、『やきもの鑑定入門』(新潮社とんぼの本)15頁に「再現された曜変天目」の写真があり、作った安藤堅の名がありますが、これを発表後しばらくして彼は行方不明になったと、骨董屋から教えられました。ここには陶芸業界の複雑怪奇なミステリがあるようです。その写真に並んで北一明氏の「虹彩による色のシンフォニー」という写真があります。説明無しのこれまたミステリ。
「週刊文春」の記事、ハヤカワ・ミステリ100、登場した本格推理作家、誰でしょうか、千田さん、森さんもかかれていました、あまり意外ではないですが、有名な哲学者のコメント、これは意外でした。
末永昭二様
>海野さんや小栗さんの本・・・小栗さんのご長男が勤務・・・例の『地獄の影』のモデルになった
勤務されていたのですね。
>海野さんは小栗さんのご遺族救済という意味(たぶん)で出版
ありがとうございます、納得できます。
>桜様 北町一郎さんの件、資料から転載 『北町一郎集』現代ユーモア小説全集(14)昭和28年駿河台書房刊の「著者後記」)・・・たいていこれが典拠
2年前にこのことを雑談の中で聞いたのですが、そのときはあれっ、と思うだけでした。もちろん、彼に聞きなおしたのですが、すでに話したことすら、忘れていました。
>私ではありませんでしたか・・・拙著でもこの話・・・黒白さんの掲示板でも書いた覚え・・・北町一郎について言及されたものがあるなら、ぜひともご教示
そして、上のことだけが記憶に残りました。そして、形を変えて、戦前と戦後というように・・・、これらの著書も収集することが必要ですね。
ご指摘、ありがとうございました。
>三橋一夫と言う名前で単行本・・・3人確認できています。健康本で皆さん迷われる・・・タイトルや内容ですぐに見分け・・・力道山の伝記を書いたといっても、ボブ・ディランの評伝は書かない
後者の伝記などは知りませんでした。
健康本も何冊かありますが、伝記は手にいれていませんが・・・。
9月、朝晩、風はすずしくなります・・・(蝉取りの子供がいます)
驚きました。K−1の、愛すべき人、スイスに住んでいたのですね。
かなしみです。
喜国雅彦さん、ありがとうございます。
おいそがしそうですね、古書展、秋の陣です。
8月、目録の数、少なくて、ひとつ、ふたつと・・・、成果は少々でした。
喜国雅彦さん、末永昭二さん、 彩古さんのおかげで、同光社版推理小説 31冊が確認されています。また、訂正箇所がありましたので、訂正しておきます。
パラフィンカバー、函、帯が完本です。
1 朝山蜻一『女の埠頭』『キャバレー殺人事件』 済 2
2 永瀬三吾『白眼鬼』 未入手 1
3 大下宇陀児『自殺博士』未入手 『虚像』『危険な日曜』済 3
4 高木彬光『大前田探偵局事件簿』未入手 1
5 宮下幻一郎『暴力地帯』済
『太陽をぶち落とせ』『無法地帯の男』未入手 3
6 楠田匡介 『脱獄囚』『殺人計画』済
『密室殺人』『犯罪の眼』『連続完全殺人』『完全犯罪』未入手 6
7 岡田鯱彦『予告殺人』『黒い断崖』済
『黒い疑惑』未入手 3
8 鷲尾三郎 『青の恐怖』『結婚式殺人』『裸女と拳銃』済
『鉄路の恐怖』『恐怖の扉』『闇から来た男』『仮面の死神』未入手 7
9 香山滋 『魔境原人』済 1
10 角田喜久雄 『黄金の罠』済 1
11 九鬼紫郎 『地獄の影』済 1
12 大河内常平 『腐肉の基地』済
13 山村正夫 『曲り角の眼』 未入手(喜国さんによる) 1
参考:時代小説 九鬼紫郎『若殿京四郎』
未入手は彩古さんの情報によるものです。まだありそうですね、よろしくおねがいします。
桜さん、こんにちは。
同光社の本ですが、ウチの本棚にこんなのが並んでました。
『曲り角の眼』山村正夫 S34 函
ここで話題になるまで忘れてたことから分かるとおり、当然内容は知りません。目次を見ると殺し屋とか出てくる、いかにもこの時代っぽい話みたいです。
本日『彷書月刊』9月号到着。皆様に刺激されてさっそく5冊ばかり注文。リハビリみたいなものです。
桜様
北町一郎さんの件、資料から転載します。
「(前略)それまでは詩や評論や新短歌や、時には翻訳を本名(会田毅)や筆名(鏃劉一郎)で発表していたが、どうも名前がかたいので、この時から北町一郎と名乗るようになつた。これは友人N君が童話を書く時に使つていたのを、ハンコといつしよに貰いうけたのである」(『北町一郎集』現代ユーモア小説全集(14)昭和28年駿河台書房刊の「著者後記」)
ということです。誰かがこの話をしたとしても、たいていこれが典拠になっているはずです。でも、それって私ではありませんでしたか? 拙著でもこの話には触れましたし、黒白さんの掲示板でも書いた覚えがあります。北町一郎について言及されたものがあるなら、ぜひともご教示いただきたいです。
ただし、古書に非常に詳しい方にお伺いしたところ、「北町一郎」名の童話など、見たことがないし、市場に現れたという話も聞かない、ということでした。ちょっとまゆつばな話なのかと思っています。
北町といえば石井様……いかがでしょうか。
三橋一夫と言う名前で単行本が出ている人は3人確認できています。健康本で皆さん迷われるようですが、タイトルや内容ですぐに見分けがつきます。
いくら力道山の伝記を書いたといっても、ボブ・ディランの評伝は書かないでしょうから。
天瀬さんのご本はそんなに厚くないです。リストが主でエッセイは少しです。
彩古様
宮下さんのタイトルは『太陽をぶち落とせ』が正しいようです。
こうして見ると私はほとんど持っていませんね。時代ものは結構ありますが。
読んだ中では『キャバレー殺人事件』が好みでした。
今日の九鬼紫郎
川津書店の『犯罪街の狼』カバーの表紙や背の著者名が「九鬼柴郎」となっていて、結構笑えます。
彩古さん、ありがとうございます。
ここまでのものを、桜の、済、未入手に分けて書いてみます。
彩古さんのおかげで、同光社版推理小説 30冊が確認されています。
1 朝山蜻一『女の埠頭』『キャバレー殺人事件』 済 2
2 永瀬三吾『白眼鬼』 未入手 1
3 大下宇陀児『自殺博士』未入手 『虚像』『危険な日曜』済 3
4 高木彬光『大前田探偵局事件簿』未入手 1
5 宮下幻一郎『暴力地帯』済
『太陽をブチ落とせ』『無法地帯の男』未入手 3
6 楠田匡介 『脱獄囚』『殺人計画』済
『密室殺人』『犯罪の眼』『連続完全殺人』『完全犯罪』未入手 6
7 岡田鯱彦『予告殺人』『黒い断崖』済
『黒い疑惑』未入手 3
8 鷲尾三郎 『青の恐怖』『結婚式殺人』『裸女と拳銃男』済
『鉄路の恐怖』『恐怖の扉』『闇から来た男』『仮面の死神』未入手 7
9 香山滋 『魔境原人』済 1
10 角田喜久雄 『黄金の罠』済 1
11 九鬼紫郎 『地獄の影』済 1
12 大河内常平 『腐肉の基地』済 1
こうしてみますと、楠田匡介さんと鷲尾三郎さんのが入手の難しさを示しているようです。
彩古さん、まだありそうですね、よろしくおねがいします。
同光社でまだ書名のあがっていないものを書き出してみます。
朝山蜻一『女の埠頭』
永瀬三吾『白眼鬼』
大下宇陀児『自殺博士』
高木彬光『大前田探偵局事件簿』
宮下幻一郎『暴力地帯』『太陽をブチ落とせ』←題名ウロ覚え
楠田匡介『密室殺人』『犯罪の眼』『連続完全殺人』『完全犯罪』
岡田鯱彦『予告殺人』『黒い疑惑』
鷲尾三郎『鉄路の恐怖』『恐怖の扉』『闇から来た男』『仮面の死神』
このほかにも、まだあると思いますが、気付いたらまた書きます。
由布菊様
いい旅をしてきてください。夜は少し寒そうですね、山峡は・・・。
越沼正様
>桜様 小原古邨の木版画 知り合いの日本画家が来館した時、さりげなく見せましたら、肉筆画と見間違えました
木版画ですね、肉筆画のようでした。ありがとうございます。
末永昭二様
>桜様 杉並けやき出版のアドレス
石井さんも連絡されたようです。
>天瀬裕康氏の『梶山季之 総仕事 全方位 解析 事始』 今年の5月に西日本文化出版から刊行された限定200部の私家版
以前でました、梶山さんの奥さんのものよりも厚そうですね、あるがとうございます、上の出版社にきいてみます。
>「腐肉の基地」
なかなかあたりませんね、でも、このところ、このあたりの昭和30年代のものが出てきますので、楽しみです。
掲示板を見て、目録作成に生かされているようです、聞いたところでは・・・。
>同光社は国会図書館 「大出版社」なので、私が興味を持つ「零細出版社」・・・意外にほぼ全部国会図書館に納本・・巻末広告に「同光社の推理小説」という括りで掲載されている一連のもの
そうですね、何となく昭和35年頃、と限定できそうですが、明確には規定していません。
>北町一郎や宮下幻一郎、三橋一夫等々といった本の話ばかりしてました。
ところで、宮下幻一郎と水上幻一郎は別人です。
また、三橋一夫、よくまちがえて、パソコン関係の三橋さんの人のを何点か、もっています。
しかし、ある人が、
北町一郎は二人いるんですよ、
といいましたが、よくききますと、
戦前の北町さんと銭後の北町さんがいるらしい
のですが、本当ですか、ふと思いだしました。
本当だろうか
誰か教えてください・・・(気にしている桜です)
石井春生様
> 旧悪だなんてとんでもない。ほとんど、
北町一郎や宮下幻一郎、三橋一夫等々といった本の話ばかりしてました。
(たぶん、これでどなたかはお分かりになられたのでは?)
わかりました。ゆうべご本人から電話をいただきました。マメに展覧会にいらっしゃる方ですから、これからも時々お会いすることと拝察します。ユーモア明朗ものではライバル、というところでしょうか。
桜様。
杉並けやき出版のアドレス、ありがとうございました。国内じゃなかったので検索できなかったようです。
かわじさんのご著書が話題になったので改めてネタ振りしますが、新青年研究会にも参加しておられる天瀬裕康氏の『梶山季之 総仕事 全方位 解析 事始』という本はご存じですか。今年の5月に西日本文化出版から刊行された限定200部の私家版(?)です。とんでもなく詳しい作品リストです。かわじさんのご本と似た感じなのでご紹介する次第です。
「腐肉の基地」は桜様のところですか。「この値段じゃ注文殺到なので、どうせダメだろうな」と思ったのですが、格安なので私も色気を出して注文していました。
同光社は国会図書館でもめちゃくちゃに点数が多い「大出版社」なので、私が興味を持つ「零細出版社」とはちょっと違う感じです。意外にほぼ全部国会図書館に納本されているのではないでしょうか。桜様のおっしゃるのは、巻末広告に「同光社の推理小説」という括りで掲載されている一連のもの、ということでしょうか。時代小説の多さに比べて、現代ものは少ないですね。ただ、当時の読者ニーズはそんなものだったのかもしれません。
高志書房は、(文献で確認したのではないので断定はしませんが)戦前、お堅い出版社として活動していた出版社が戦後のドサクサまぎれに仙花紙本を出したものではないでしょうか。国会図書館にある一番古い本は亜炭の本ですから。つまり、特価本などのルートではなかったでしょう。経営者が変わったのかもしれませんし。当時は素人が出版に手を出して、大儲けをしていた時代ですから。
なぜ、海野さんや小栗さんの本が出たのかというと、小栗さんのご長男が勤務していたからです。例の『地獄の影』のモデルになったという人ですね。だから小栗さんの本はどんどん出せるし、海野さんは小栗さんのご遺族救済という意味(たぶん)で出版させていた、と私は考えています。乱歩さんもバックアップしていたようなのですが、後にご長男は乱歩邸出入り禁止になったということらしいです。どんな「事件」かはわかりませんが。
ここらへんは『探偵作家クラブ会報』の消息欄を丹念に追いかけるとわかると思います。それから、高志書房ですが、めまぐるしく所在地が変わっているみたいなので、所在地はあまりあてにならないのではないかと思います。
No.865では「金薗社」と書きましたが「金園社」の間違いです。文字が小さいので見落としました。それから一箇所「松木書店」とありますが、「マツキ書店」のこれまた変換ミスです。すみません。正確さは常に心がけているのですが。
石井春生様
> 旧悪だなんてとんでもない。ほとんど、
北町一郎や宮下幻一郎、三橋一夫等々といった本の話ばかりしてました。
(たぶん、これでどなたかはお分かりになられたのでは?)
わかりました。ゆうべご本人から電話をいただきました。マメに展覧会にいらっしゃる方ですから、これからも時々お会いすることと拝察します。ユーモア明朗ものではライバル、というところでしょうか。
桜様。
杉並けやき出版のアドレス、ありがとうございました。国内じゃなかったので検索できなかったようです。
かわじさんのご著書が話題になったので改めてネタ振りしますが、新青年研究会にも参加しておられる天瀬裕康氏の『梶山季之 総仕事 全方位 解析 事始』という本はご存じですか。今年の5月に西日本文化出版から刊行された限定200部の私家版(?)です。とんでもなく詳しい作品リストです。かわじさんのご本と似た感じなのでご紹介する次第です。
「腐肉の基地」は桜様のところですか。「この値段じゃ注文殺到なので、どうせダメだろうな」と思ったのですが、格安なので私も色気を出して注文していました。
同光社は国会図書館でもめちゃくちゃに点数が多い「大出版社」なので、私が興味を持つ「零細出版社」とはちょっと違う感じです。意外にほぼ全部国会図書館に納本されているのではないでしょうか。桜様のおっしゃるのは、巻末広告に「同光社の推理小説」という括りで掲載されている一連のもの、ということでしょうか。時代小説の多さに比べて、現代ものは少ないですね。ただ、当時の読者ニーズはそんなものだったのかもしれません。
高志書房は、(文献で確認したのではないので断定はしませんが)戦前、お堅い出版社として活動していた出版社が戦後のドサクサまぎれに仙花紙本を出したものではないでしょうか。国会図書館にある一番古い本は亜炭の本ですから。つまり、特価本などのルートではなかったでしょう。経営者が変わったのかもしれませんし。当時は素人が出版に手を出して、大儲けをしていた時代ですから。
なぜ、海野さんや小栗さんの本が出たのかというと、小栗さんのご長男が勤務していたからです。例の『地獄の影』のモデルになったという人ですね。だから小栗さんの本はどんどん出せるし、海野さんは小栗さんのご遺族救済という意味(たぶん)で出版させていた、と私は考えています。乱歩さんもバックアップしていたようなのですが、後にご長男は乱歩邸出入り禁止になったということらしいです。どんな「事件」かはわかりませんが。
ここらへんは『探偵作家クラブ会報』の消息欄を丹念に追いかけるとわかると思います。それから、高志書房ですが、めまぐるしく所在地が変わっているみたいなので、所在地はあまりあてにならないのではないかと思います。
No.865では「金薗社」と書きましたが「金園社」の間違いです。文字が小さいので見落としました。それから一箇所「松木書店」とありますが、「マツキ書店」のこれまた変換ミスです。すみません。正確さは常に心がけているのですが。
桜様
小原古邨の木版画は、常設展示ではありませんので、お電話いただければ、用意しておきます。以前、知り合いの日本画家が来館した時、さりげなく見せましたら、肉筆画と見間違えました。20世紀前半の日本美術で、世界水準で語れるものは、版画だけです。油彩画、彫刻はまるでだめ。国内評価は逆ですが。その点、探偵小説はどうなんでしょう。
桜様
>友人のファイルからは観光地もでてきますが、とりあえず、上の路線からみますと、・・・
ご親切にありがとうございます!
早速のご回答、感激しております。
>旅をお楽しみ下さい。
はい!お蔭様でとても楽しい旅になりそうです♪
やよい様
>西村京太郎、種村直樹などが思い出されますね。
レスありがとうございます!
皆さんとてもお優しい方ばかりでとても嬉しかったです。
この掲示板を少し拝見させて戴いたのですが、
ミステリーって奥が深いんですね。
びっくりしました。
皆さんの書き込みを拝読しているだけでも、
昔読んだ江戸川乱歩の小説の雰囲気が漂ってくるようです。
なんだか皆さんとても面白そうな事をしてらして、
私も好奇心が湧いてきてしまいました。
先週、同光社の「腐肉の基地」大河内常平、昭和35、函、1500、入手していました。
No.783(8/2)では
「地獄の影」九鬼、「キャバレー殺人事件」朝山
で、ふと、同光社の推理小説は何冊あるのでしょうか、と思う。手元のは15冊であった。
「黒い断崖」岡田 「魔境原人」香山 「黄金の罠」角田
「暴力地帯」宮下 「脱獄囚」「殺人計画」楠田
「青の恐怖」「結婚式殺人」「裸女と拳銃」鷲尾三郎
「虚像」「危険な日曜」大下
の他に、朝山1冊、岡田1冊があった。楠田1冊、永瀬1冊、宮下2冊もあるらしい。
ということは、19冊でしょうか。
まだあるような気がします
と書きましたが、あらたに1冊。さらに増えました、どこまであるのでしょうか、底無し沼のようです。
彩古さん、この同光社のミステリ、把握されていますか。
越沼様
>小原古邨の企画展をK美術館・・。ホームページの目次をご覧下さい
ありがとうございます。実物を見たい気がいたします。
石井春生様
>桜さま 『水島爾保布著作書誌』も早速Faxにて注文しました
17年にわたる探索ですから、のこりの日誌の部分もよみたくなります。それ自体が、文献の探索の日々ですから。
着々と、成果、他のところでも、拝見しています。
秋の陣、頑張りたいとおもいます・・・(蝉の声は本当に小さくなりました)
末永昭二様
>出版社と問屋との関係を調べてみると、結構つながっている
大変勉強になります。ありがとうございます。
>「金鈴社」は小栗さんの仙花紙本・・・特価本(≒地本)のルート・・・金薗社・・・探偵本・・・特価本(≒貸本向け)業界のつながりで、九鬼
業界でのことなのですね。
では、「高志書房」も関連があるかもしれません。住所がてがかりですね。
この出版社は多くの仙花紙本を出していますが・・・。
>海野さんや十蘭さんの仙花紙本がある「鷺宮書房」も取次兼業
この場合もそうですか、ありがとうございます。
>九鬼さんの「青児シリーズ」・・・「川津書店」は同名の月遅れ雑誌卸店でしたが、後に出版にも進出
よく理解できます、入手困難です。
本当に理解できます・・・(昨日は処夏でした)
なぜか昨日は忙しく掲示板は動きました。
由布菊様
>上野から高崎、横川経由で軽井沢へ各駅電車の旅・・・その線路が舞台となっているミステリーを読みながら旅したいな〜と思ったのですが、
友人のファイルからは観光地もでてきますが、とりあえず、上の路線からみますと、
「軽井沢殺人事件」光文社文庫 内田康夫
「上野駅殺人事件」光文社文庫 西村京太郎
「特急「あさま」が運ぶ殺意」光文社文庫 西村京太郎
「北アルプス冬の罠」飛天文庫 梓林太郎
何か、そのものずばりで、あまり面白みがないですね。
旅をお楽しみ下さい。
やよい様
島田一男の文献、某所でのもの、筆名が異なっていますが、続編を期待しています。 古書展での成果、いかがでしたか。
秋の陣もはじまります。
ご無沙汰していました。
桜さまがお書きになっていた「ミステリに登場する鉄道リスト」私も大変興味があります。横レスで恐縮ですが、横川−軽井沢が舞台の鉄道ミステリだと
西村京太郎、種村直樹などが思い出されますね。(タイトルがちゃんと思い出せません、あしからず)
>桜さま
ご無沙汰な私にすばやいレス、こちらこそ感激しました。『水島爾保布著作書誌』も
早速Faxにて注文しました。届くのが今から楽しみです。ああ、ホントに嬉しい情報を
ありがとうございました。
>末永さま
こちらこそ、ご無沙汰しております。旧悪だなんてとんでもない。ほとんど、
北町一郎や宮下幻一郎、三橋一夫等々といった本の話ばかりしてました。
(たぶん、これでどなたかはお分かりになられたのでは?)
ちなみに、旧悪の数でしたら、私のほうが遙かに多いかも知れません。先日も某オフにて
大乱れしてきたぐらいですから…とほほ。
桜様 小原古邨の企画展をK美術館で去年催しました。ホームページの目次をご覧下さいませ。私はエッセンス主義なので、3点しか持っておらず、あとはいろいろなコレクターから借りました。私の周囲だけで百数十点あります。これも美品は日本ではもう、ろくにないでしょう。知り合いはインターネットでアメリカから取り寄せましたが、値段相応の2級品でした。
「脳天気」を一昨日新聞夕刊で森まゆみさんの文で見つけ、うれしかったのでした。そういえば、毎日夕刊の大沢在昌『新宿鮫ー風化水脈』が28日に完結します。1年あまりずーっと読んできたので、感慨深いです。どんな結末か?単行本は毎日新聞から9月4日発売。それにしても渋い。これほど渋い小説も珍しいです。
ちょっと煮つまっているので、無駄話を。
出版社と問屋との関係を調べてみると、結構つながっていることがわかります。
九鬼さんの『探偵小説百科』は「金薗社」いう出版社から出ていますが、戦中戦後に大衆本を出していた「金鈴社」と「金薗社」とは経営者が同じです。「金鈴社」は小栗さんの仙花紙本を出してますよね。これらは特価本(≒地本)のルートです。実用書ばかり(漫画もありますが)の金薗社で、なぜ探偵本かというと、特価本(≒貸本向け)業界のつながりで、九鬼さんとつながっているというわけです。両社の母体となったのは「マツキ書店(通版部門は玉泉堂)」という問屋で、創業者は博文館出身です。『新青年』系の作家(小栗さんなど)とのつながりはあってもおかしくはありませんね。ただし、戦前の博文館は大出版社だったし、多分松木書店の創立は『新青年』以前だろうから、直接つながりがあるとは断定できないのですが。
当時の出版社ではよくある話ですが、「桃源社」は「新泉社」という取次会社と同じです。海野さんや十蘭さんの仙花紙本がある「鷺宮書房」も取次兼業だったみたいです。現在有名なところでは「日本文芸社」もこの系統です。出版は「日本文芸社」、卸は「丸一特価書籍」、小売は「夜久書店」と「日本読書普及会」というように使い分けていたということです。
九鬼さんの「青児シリーズ」で有名な「川津書店」は同名の月遅れ雑誌卸店でしたが、後に出版にも進出しました。もちろん地本ルートです。だから入手しにくい。
で、川津書店は、戦中の統制時代(昭和18年)、「マツキ書店」など数社とともに「青年図書有限会社」として統合されていました。つまり、一時は同じ会社だったというわけです。
というようなわけで、九鬼さんの人脈をたどると、いろいろわかってくることもあるので、ここのところ九鬼さんを気にしているのです。作品のファンというわけではないというところがイヤハヤですが。
お退屈さまでした。
桜様wrote:
>便利なものがありまして、ミステリーに登場の鉄道を入力した人がいますので、>たちどころに、わかるようです。
>急がれない様でしたら、明日にでもお知らせします。
ありがとうございます!
お手数をおかけしますが宜しくお願い致します。
明日の掲示板を楽しみにしておりますね。
末永昭二様
今、某所にいまして、そこに資料がありますので、取り急ぎお知らせします。
>KさんことMさんが協力・・・卒論が今日泊亜蘭
そうでしたか、それで編集の本に生かされたのですね。
http://www.s-keyaki.com/
です。こちらのほうが連絡しやすいです。
越沼正様
正式なのは「能天気」みたいですが、どっちでもいいそうです。先日、某編集部でどっちが正しいか論争していたのを横で聞いてました。「脳天気」といえば唐沢俊一さんの「脳天気本」を思い出すのですが、たしかダイヤモンド社の本のどっちかに「脳天気」の話が出ていました。
桜様
かわじさんには、私が幹事をしているある勉強会(新青年研究会とは別です)のメンバーになっていただいており、先日は 水島爾保布について、スライドショーをしていただいた、という関係です。桜様のおっしゃるとおり、もちろん渡辺一夫さんもスカトロがらみです。KさんことMさんが協力されるのは当然ですね。卒論が今日泊亜蘭だったそうですから。
たしか『古通』に杉並けやき出版のホームページがあると書いてあったと思ったので、ちょっと検索してみたのですが、見つかりませんでした。『古通』は手許にないし。見つかればオンライン注文ができるかもと思ったのですが。
彩古様
やはりお持ちではなかったのですか。彩古様ならあるいは、と思ったりしていたのですが。現物を確認された(そうですか、「ほし」と読むのですか)ということは、出てくる可能性もあるということなので、気長に待ちます。ご縁があれば何とかなるでしょう。
ただし、前にも書きましたが「上野畑」の本ならばかなり難しいでしょうね。特殊なルートですから。横溝マニアの人は大東書房の本などはどうやって手に入れるのでしょうか。一般に流通したものを探すより、著者献呈本のほうが見つかりやすいような類の本だと思います。九鬼さんのご蔵書は、引っ越しのときに処分されたとのことなので、その中にあれば、めぐりめぐって出会えるかも。
例のもの、近日中にお送りします。遅れてすみません(私信)。
数年前から探しているんですが、『犯人はダレだ』はありませんねえ。
が、この本はミステリー文学資料館の地下倉庫ではじめて見ました。
”犯人”に”ほし”というルビがふってあったのが印象的でした。
棚に並んでいたら、絶対見逃さないだろう、強烈な印象を与える本
でしたね。
古書展も秋の陣にはいるのでしょうか。
越沼探偵の視点は深い教養にうらずけられておられるのですね、説明が納得できます。
>私が一押しの花鳥画の絵師・小原古邨(こそん1945年没)の木版画紹介
花鳥画、どのような雰囲気なのでしょうか。
末永昭二様
幅広い交流、うらやましく思います。
>かわじさんは文士の追悼記事とか奇人伝・・・水島についても、書物や絵などからの興味ではなく、スカトロジーからの興味
そうでしたか、それで、渡辺一夫さんが書物にでてくるのですね、
ありがとうございます。もう一度、書物中の書影などをみてみます。
石井様
H さんではなく、K さんでした。つい、日が頭にうかびましたので。
由布菊様
>今度上野から高崎、横川経由で軽井沢へ各駅電車の旅・・・線路が舞台となっているミステリーを読みながら旅
便利なものがありまして、ミステリーに登場の鉄道を入力した人がいますので、たちどころに、わかるようです。
急がれない様でしたら、明日にでもお知らせします。
暑くなりそうですが、旅にはいい季節です。
はじめまして。由布菊と申します。
今度上野から高崎、横川経由で軽井沢へ各駅電車の旅をすることになりまして、
その線路が舞台となっているミステリーを読みながら旅したいな〜と思ったのですが、
検索かけてもちょっとわかりませんでした。
そこで、どなたか、そういうミステリーをご存知ないでしょうか?
是非ご教授下さい。
推理小説にも、こういった分野のHPに疎いもので、
Yahooのクールサイトからやってまいりました。
内容が不適切な書き込みだったらスミマセン。
宜しくお願いします。
桜様
『水島爾保布 著作書誌・探索日誌』が話題になってますね。
かわじさんは文士の追悼記事とか奇人伝(についての研究)とか、なかなか変なことを調べておられる方です(本も数冊出されています)。水島についても、書物や絵などからの興味ではなく、スカトロジーからの興味だということです。現在、お墓について調べておられます。最近の『日本古書通信』に『水島爾保布 著作書誌・探索日誌』のことを書かれています。やはりあの内容ですから、好評だったとのことでした。書店では手に入らない本なので、版元にどしどし直接注文していただければと思います。
大東書房の九鬼さんの話ですが、時代ものだけでなく、『犯人はダレだ』という現代探偵物があるようです。私は持っているという人を知りませんが。いかにもなタイトルです。
石井春生様
ご無沙汰しています。
何か旧悪が暴かれたでしょうか(笑)。
多分中野でかと思いますが、私は仕事がフリーでなのでいくらでも古書展に行けそうなものですが、実ははほとんど出かけないので、なかなかお目にかかれませんね。たまには顔を出してみようかと思っています。とはいえ、ここのところ全然本を買う気が起こらなくて、よく考えたら、この2か月でたった3冊(それも1000円以下)しか買っていないというお寒い状況です。現場復帰するには時間がかかりそうです。
末永昭二様 レスをありがとうございます。私は実に脳天気な者ですので、大事なポイントを見逃すこと、しばしばです。今回もそうでは、と懸念しています。それで思い出しました。ばからしいことですが、能天気と脳天気は違うのかしら。どなたが使い始めたのかしら。「ゴマンとある」と使うゴマンは北杜夫氏が小説で使ったのが最初のようですが。
それはさておき。手元に2年前に出た『浮世絵の歴史』美術出版社があります。現在までの流れがわかる最新のものですが、先日取り上げた楊洲周延は載っていません。また、『七十五羽の烏』では芭蕉の俳句が出てきます。この俳句、いただき!
私が一押しの花鳥画の絵師・小原古邨(こそん1945年没)の木版画紹介に使える!彼もこの本に載っていません。西洋では凄く高い評価の人。東京国立近代美術館にも昭和になってから名乗った祥邨時代のつまらぬ作品しかありません。ミステリの埋もれた作品を発掘するのと同じですね。
石井春生様ですから、すぐにここにかきこみます。
手に入れられたら、本当に楽しい情報がたくさんありますので、お得かと存じます。
いまでは有名な編集者 Hさんが、本名Mさんで、出てきます。意外な交流が書かれてあり、また、楽しい文献探しもあります。
ということで、石井さんと久しぶりで、桜も嬉しくなりました。
下の発言で自分の名前を間違えました。まだ夏バテ中みたいです。
どうもご迷惑をおかけしました。
どうもご無沙汰しておりました。怒濤のデパート展に加え、仕事等が
忙しかったために、このところキーボードを触る気力も湧かず、
しばらく沈没しておりましたが、桜さまの
>「水島爾保布 著作書誌・探索日誌」かわじ もとたか編著。
……を見て、活が入りました。ああ、こんな本が出ていたんですね。
それは是非欲しい! ということで、早速連絡をしてみようかと思います。
嬉しい情報をどうもありがとうございました>桜さま
ちなみに、水島爾保布と今日泊亜蘭が親子だったとは。実は、今日泊も
好きな作家の一人でしたので、これもまた知ることが出来て大変嬉しい
情報の一つでした
ところで、昨日都内某古書市にて、末永さんのお知り合いの方と
お話する機会を得て、楽しい一時を過ごしてきました。
最近、古書市でこうした人との出会いが増えてきましたが、これも
また収穫の一つと申しましょうか。大変嬉しい出来事でした。
何かいろいろに掲示板同志、活発になってきました。
これが本来の姿でしょうか。
宮澤様
>アンドロポフ軍団/筑波昭/大陸書房/1983.1
>猟奇事件/筑波昭/大陸書房/1983.1
これらがリサーチにかかるとは考えてもいませんでした、ありがとうございます。
中さんも注文されるようです。在庫があればいいのですが。
筑波昭名義には、むつかしそうな2点が残りました。目録に出にくそうですね、しかしなぜか、掲示板に登場すると、出てきますので、注目します。
末永昭二様
>このたび新青年研究会のオフィシャルホームページ・・・一般公開の運び
おめでとうございます。楽しみがまたひとつふえました。
このところ、8月にはいり、目録からは数点にとどまりましたが、その他に・・
「水島爾保布 著作書誌・探索日誌」かわじ もとたか編著。1999年6月、杉並けやき出版、2000。
を手に入れました。昨年のものですが、まだ在庫があるようです。爾保布の長男は、今日泊亜蘭。爾保布の著作数は200点をこえているようです、それらが示されています。
小林さん、いかがですか、いいものでした。FAX;03−3380−9584、です。
という夏の終り・・・(風はどことなく軽いようです)
一部で予告していましたが,このたび新青年研究会のオフィシャルホームページ(正式名「Pub Antiqarian」)一般公開の運びとなりました.
これまで非公開で会員間の意見交換をしていたため,カウンターは進んでおりますが,本日より公開です.
コンテンツの拡充も予定していますので,皆様よろしくお願いいたします.
今のところリンク集は作っていませんが,リンクをご希望の方は末永までご一報をお願いいたします.また,私はウェブマスターではないのですが,暫定的に窓口となっておりますので,ご意見などは私あてにお送りいただきますとありがたいです.
越沼正様
私は,『朱漆の壁に血がしたたる』は読んだことがないのですが,『きまぐれ砂絵』で「野ざらし」の「季違い」について神経質(?)に言及している都筑さんのことですから,なにか意図的な仕掛けがあるのではないかと思いますか,いかがでしょう.読んでないのにレスするのもなんなのですが.
桜さん
> 本当に、手に取るまでは知りませんでした。
>驚きました。
> 是非、読まれてください。中味は読んでの・・・、
うーん、そそられますねえ。
例によって国会図書館Web-OPACで検索したら筑波昭名義の本はこれだけありました。
津山三十人殺し/筑波昭/草思社/1981.9
昭和四十六年、群馬の春/筑波昭/草思社/1982.11
アンドロポフ軍団/筑波昭/大陸書房/1983.1
猟奇事件/筑波昭/大陸書房/1983.1
惨殺!/筑波昭/旺文社/1985.10 (『津山三十人殺し』改題文庫化)
巣鴨若妻殺し/筑波昭/草思社/1987.3
>越沼正様
天海祐希さんではないでしょうか?(グスン)
いつも拝見させていただいております。
都筑さんの凄さをもっと教えてください(笑)。 では。
越沼探偵もこのところ異なる視点からの読み方。大変参考になります。
>明治期の絵師の中に「楊洲周延(ようしゅう・ちかのぶ)」・・・数年前は私の知らなかった絵
鑑賞したいような絵のように感じられます。
>阿川省吾様
事務所開きのあとも、多くの人が訪れられ、ひとまず、安心ですね。
夏はあっという間に終わりそうです。
黒猫荘15号室の阿川省吾ことま さと申します。
このたび、こちらをリンクいたしましたので
ご報告します。
紹介記事等にご意見のある場合はおっしゃってください。
では、とりあえず用件まで。
宮澤様
本当に、手に取るまでは知りませんでした。
驚きました。
果たして、木々さんへの作者のインタビュぅは本当かどうか調べていません、流れからすれば、本物のようです。
そのインタニュウで、江戸川乱歩の弟さんが、その登場人物と関係している・・・
>筑波昭名義の『津山三十人殺し』はノンフィクション・・・同じ版元の『巣鴨若妻殺し』はどっちの系統になるんでしょうか
ノンフィクションの3作目です、どうやら、この名義では最終作品である、と考えています。
>浅井さんの原稿によると、まだ取り寄せ可能かもしれないということなので、注文してみますか
1400円です、まだ在庫があるかもしれません。
なにしろ、作者が彼にインタビュしているわけですから、本当ならば、貴重な資料です。
是非、読まれてください。中味は読んでの・・・、
ということです。もちろん、中さんも驚かれるでしょう・・・(蝉の声も響きが少ないようです)
桜さん、こんにちは。
筑波昭『巣鴨若妻殺し』のこと始めて聞きました。そこに平井蒼太の情報があるのですか。
筑波昭=黒木曜之助は『名探偵乱歩氏 実録・千駄ガ谷パス屋殺し』(春陽文庫)を読んでいます。
謎宮会の葉山さん原稿が黒木の実録推理と銘打った3冊を取り上げていましたが、どうやら実在事件からスタートしてなるべくかけ離れた所に着地しようというのが黒木の実録推理もののようです。『名探偵乱歩氏』についてもそれでようやく納得がいきました。
筑波昭名義の『津山三十人殺し』はノンフィクションの労作だそうですが、同じ版元の『巣鴨若妻殺し』はどっちの系統になるんでしょうか。浅井さんの原稿によると、まだ取り寄せ可能かもしれないということなので、注文してみますか。
もし小説だとすると、名張市立図書館編『乱歩文献データブック』にも載っていない乱歩小説ということになります。人外境主人こと中相作さんにお知らせした方がよさそうですね。
都筑道夫氏の博学には舌を巻きます。『七十五羽の烏』には明治期の絵師の中に「楊洲周延(ようしゅう・ちかのぶ)」の名があっておどろきました。数年前は私の知らなかった絵師ですが、日本の市場にはもう無いでしょう。知人の画廊主が美品を何点か入手した、それで終わりみたい。
角川ホラー文庫だと思うのですが、『狗神』(作者忘れた)が東映で映画化されます。そのロケが私の住む三島市の古刹であさって行われます。エキストラででない?と昨日、市会議員からきかれました。天海裕希(こういう字だっけ)と一緒、とか。ああ、暇がない。
8月にはいり、古書目録、21日で、9点のみ。1月にはいり、昨日まで、175点。
今年の夏は、少ないようです。
そして、目録から1冊。前払い、珍しいですね。
しかも、千円の本に対して、宅急便で・・・。冊子小包ではないのです。
これでは、2倍になります。
あるいは、あらかじめ、返還のための書類を同封した古書店もあります。
一度もあたることのない古書店もあります。
目録掲載時に、うれたものもあります。
蔵書印の記載をしないところもあります。このところ、Aさんの蔵書が多量に出まわるのはどう言う理由からでしょうか。気になります。
というように、いろいろな古書店があります・・・(蝉はしずかです)
他の掲示板もいつものようになりつつありますね。
夏は終ったのでしょうか。
越沼正様
>『朱漆の壁に血がしたたる』・・・起(むく)り屋根
そのようによむと、おもしろさが倍増しますね、内容を忘れているのがつらいところです。
都筑さんのは、ミステリマガジンの連載をよんでいます。行間がひろいので、実際の枚数は少ないのでしょうか、しかし、筆力はあいかわらずあります。
末永昭二様
> 桜様 九鬼さんの話・・・巻末広告・・・九鬼さんの単行本を出した出版社
これには気付きませんでした。
16冊あります、推理ものは。1冊は異なる題名のため、実際は15冊ですが・・・。
>大東書房・・・特価本問屋(通称「上野畑」)の直系・・・貸本漫画の出版社・・・横溝本や城昌幸本
横溝本や城昌幸本ですか、手もとのものを調べればありそうですね、時代ものですか、何となく装丁が思い浮かべられます。
出版社に焦点をあてるのはおもしろそうですね。
気になる出版社は、小壷天書房です、ここは講談社の近くに設立されていたようですね、いくつか江戸川乱歩賞の候補作品が出版されていました。この出版社はどのような経緯で設立されたのでしょうか、気にかかります。
という日です・・・(風はすずしい)
他人様のお休みの時期がいちばん忙しいという商売なもので,しばらく忙しくしていました.
久しぶりに書き込みさせていただきます.
大塚俊一様
『彷書月刊』お買い上げとのこと,それも私の名前で選んでいただくとは.本当にありがとうございます.これからも精進しますので,どうぞご贔屓に願います.
また何か書いたら,こちらでもお知らせしますので,お読みいただければうれしいです.
桜様
九鬼さんの話ですが,巻末広告などを参考にして,九鬼さんの単行本を出した出版社をリストアップ(というほど厳密ではありませんが)してみました.かなりいろんな出版社に書いていますね.
中でも大東書房という出版社に興味があります.所在地からみて,特価本問屋(通称「上野畑」)の直系ではないかと思われるので.
貸本漫画の出版社と問屋との関係はかなり研究されているらしいのですが,小説本ではよくわからないので,調べてみようと思っているところです.
大東書房は横溝本や城昌幸本なんかも出していますね.詳しいことがわかればと思います.どなたか調べていらっしゃるとありがたいのですが.
他の掲示板に書いたのですが、無反応なので、ここで改めて。『朱漆の壁に血がしたたる』は、起(むく)り屋根という専門用語がさりげなく使われていて、流石、都筑道夫と(昔は判らないまま読み飛ばし)感心しましたが、そんな彼だから、第四章冒頭「秋晴れの空から、」は意味があるんだろうと思うのですが、この小説の時季は「若葉」の頃なんですね。ただのまちがいではないと思うのです。
ところで、てりむくり屋根は、日本独自のかたちだそうです。お神輿などの波型の屋根です。
何かが呼ぶものなのでしょうか、実はもう一冊、入手していました。それは、筑波昭の「巣鴨若妻殺し」草思社、1987年。700。飛鳥高よりも高い。
戸田さんや、浅井さんもかかれていました、黒木曜之助。彼のは集め終っていますが、筑波名義のものを、浅井さんが言及されていた、上記の本。
おどろきました、そこには、筑波さんがインタビュした、木々高太郎の記事、そして、木々さんから語られる、江戸川乱歩の弟のかかわり、
蒼太さんと、ある人物のこと、
エピローグでは、蒼太さんが筑波さんと語る内容がしめされる。
どのようなかかわりがあるのか、それは読んでもらうとして・・・
驚きました。 このことは話題にされたことがないように思われます。
宮澤さんがこのところ、この蒼太さんを気にされていましたが、この本はご存知でしょうか。
これで、黒木さん関係は集めたことになるのでしょうか、筑波昭名義のは,3冊でいいのでしょうか・・・,気にかかります。
ということで、9月はやってきます・・・(夏の1日)
大塚俊一様
北海道より戻られたということでしたので、その後の近況を知り、安心しました。
>熱くて(×暑くて)思うように行動・・・この一か月分について近況報告
本当に夏は大変です。行動範囲をきめることがいいものに出あえるかもしれません。定点観測が一番ですね。
でも、いろいろと、いいものをひろわれていますね。
>特に港区の貸出券はミステリー、SF関係が充実・・・実家のある神奈川県央、相模原から厚木にかけての図書館
図書館を基点として、情報を探索できるのも現代ではなくてはならないものですね。
戸田様
>島田一男のリスト作成・・・その出版社から出たのは間違いないけれど、それが初刊・・・「この本は、×年×月××から出たものを文庫にしたものです」という表現だと、それが初刊だとは一言も言ってないんです
そのあたりがむつかしいものですね、とくに、改題あるいは訂正加筆したものでは手に入れたくなります。
ときには、奥付けに困惑することもあります・・・(涼しくなりそうです)
>「七十五羽の烏」の場合、80年に角川で文庫化されたのは間違いなく(私は、
>この時にこの本を読んだ)
ついでにレスしておきますが、手元にあります。
……今の文庫の、刊行情報は、信用はできないことが多いようですが。
ただ、光文社の表記が間違っている、という訳でもないと思います。「七十五羽の烏」の場合、80年に角川で文庫化されたのは間違いなく(私は、この時にこの本を読んだ)、今度の光文社は、この角川で文庫化されたものを、もう一度文庫にした(この時、多分、初刊版にはあたっていない)という手順だったのではないでしょうか。
少し前、島田一男のリスト作成のお手伝いをした時に感じたのですが、大体書かれている年月の時に、その出版社から出たのは間違いないけれど、それが初刊かどうかは疑問、というケースが沢山ありました。でも、「この本は、×年×月××から出たものを文庫にしたものです」という表現だと、それが初刊だとは一言も言ってないんですよね……。
桜さん
>成田さんのHPでは、すばらしいことが毎日おきています。しばらくは目が離せま>せん。
東京に戻ってきて北海道時代よりもかなり密度が下がってきたかなという感じ
です。熱くて(×暑くて)思うように行動が出来ないこともあります。
それで、この一か月分について近況報告かたがた。
まず、町田の高原書店へ。ブックオフにアイディアを取られて、それでもマイペ
ースでやっている感じ。品揃えは3年前と変っていない。(個別銘柄まで)
映画を見にアテネに行ったかえりに神保町へ。安いものは荒されているし、高い
ものは高いしと言うことでほぼ見るものはなく、三省堂で「妖異百物語」を。
渋谷のブックファーストへ。これだけ品揃えがいいと、古書価格がついているも
のでも定価で買えるものもあるかもしれない。海野メモリアルブックも平積み。
とりあえず、札幌では入手不可能だった飛鳥部勝則「N・Aの扉」を買う。
下北沢へ。白樺書房で長年探書のディックの「最後から2番目の真実」
(サンリオ)を600円で。一番プレミアムがつきそうな店だけに。意外。
暑くてぼけたか。
中野のサンモールの行止りにある巨大な雑居ビル。映画の帰りに偶然行着いたの
ですがまんだらけなど古本、古レコード屋の巣窟の観もあり、これまでまったく
の盲点でした。キワモノの専門店で彷書月刊のバックナンバーを見つけ末永さん
の号のみ買う。突き当りにある古本屋でナルスジャックの「贋作展覧会」(早川
ミステリ)を千円で。ディックの「最後から・・」はやはり2,500円ついて
いて、安心する。逆だと腹も立ちますが。
地元の大森、大井町は意外と古本屋がない。それでも山王のわかば書店は蔵造風
のレイアウトでかなり売場面積は広い。あまり店頭には見るべきものはなかっ
たが、映画関係は充実。村松梢風「女経」300円、現役最長老監督の吉村公三
郎監督の「映画の技術と見方」(至文堂学生教養新書)千円には個人的には驚喜。
ホヴェイダの「アルキメデス」1,800円も買う。
大井町ではネオ書房発見するもつぶれている様子。
今回新居は品川区、勤務先は大田区なので、2つの区の図書館の貸出券をゲット。
異動が多いのは困りものですが、そのたびに貸出券が増えるのは特典でしょう。
特に港区の貸出券はミステリー、SF関係が充実しており使えます。実家のある
神奈川県央、相模原から厚木にかけての図書館も広域使用が出来るので便利です。
初めまして。私は探偵小説に関する同人を創りたいと、志す者です。興味のある方是非是非連絡下さい!待っています。好みの作家としては、泡坂妻夫、連城三紀彦、辻真先、仁木悦子、鮎川哲也などです(その他、荒木飛呂彦、喜国雅彦、キリンジファンも募集中です)。
>それにしても、ブックオフの百均で「黒い眠り」・・・桜さん、強すぎ
kashibaさん、ありがとうございます。さらに、その時入手したものはソノラマ文庫初版24冊、各100。このうち、3冊は50、でした。
「赤いこうもり傘」赤川 あまり見かけないので
「名探偵は千秋楽に謎を解く」「名探偵は九回裏に謎を解く」戸松 話題のため
「影なき魔術師」梶 これも見ることが少ないため
「アンドロボット’99」今日泊 もう1冊を入手しているため
「黄色のバット」「海の見える窓」杉森 これも見たことがないので
「死神博士」「白蝋の鬼」高木 しばしば出あうので
「黒の放射線」中尾 珍しいかもしれない
「盗まれた表札」「謎の環状列石」藤村 入手困難なため
「怪人くらやみ殿下」「まぼろしの魔境ムー」「呪われた顔」山村 よく見ます
「太陽は泣かない」「さいごの番長」吉岡 はじめて見ました
「エスパー・オートバイの冒険」ほか3冊 塩谷 いいものの予感のため
「ミスター・サルトビ」ほか2冊 宮崎 自費出版のものを入手そこねたため
思わず、他にないか、その場を立ち去るのが悔やまれました。
夏は何があらわれるかわかりません・・・(夏の1日です)
ということが、やっと判明しました。裏を取らないといけませんね。2次資料の怖さですね。徳間書店『最長不倒距離』では帯に「戦後最大の名探偵登場!!」とあるので、これが初登場と思い込んでいました。きのうは、近所の古本屋でついつい都筑道夫の文庫本を5冊買ってしまいました。今日も暇みてブックオフへ買いもらした古本を、と思っていましたら、これから私に会いに清水市から若い女性が来るという電話。ワクワク、イライラ。先日、清水市でした講演で会ったキレイな女性。
というわけで、「七十五羽の烏」の件、光文社文庫の間違いではないでしょうか?
私は76年にNHK大河ドラマに便乗して「平将門呪殺事件」と改題された
バ―ジョンしか持ってないのですが(^^;
第3作は別冊問題小説に一挙掲載されたんですよねえ(°°)(遠い目)
うーん、都筑道夫的には良い時代だったかも。
それにしても、ブックオフの百均で「黒い眠り」拾うかな?(^^;>
桜さん、強すぎ(T×T)
No813で『朱漆の壁に血がしたたる』1977年刊行がシリーズ3作目とあり、他のサイトでもそう書いてあるのですが、去年出た光文社文庫『七十五羽の烏』には、「千九百八十年九月 角川文庫(角川書店)刊」とあります。これは初刊のことだと思うのですが、変だなあ。
夏、海の近くから帰りました。
どこか、忘れ物をしたような気分です。
越沼正さんのかきこみで、ブックオフへ出かけました。 と、のところに飛鳥高が1冊。
「黒い眠り」昭和35、小説刊行社。100。
「推理小説研究21号」の著書目録で確認。そして、飛鳥井潔の項が次、2冊刊行されているらしい。1冊は、例の「もぎり観覧券の謎」で、もう1冊は未刊行(?)とされている、「詩人怪盗伝」昭和22。
誰か、この「詩人怪盗伝」を確認された人はおられますか
教えてください。
というような日でした・・・(雨がほしい桜です)
桜さんに影響され、一通りミステリ系サイトを拝見して、久しぶりにブック・オフ
へ行きました。参った、参ったです。「あ」から鮎川哲也「硝子の塔」「南南西に進路をとれ」編「硝子の家」などドッカーン。みんな初版でキレイこのうえないのです。都筑道夫「七十五羽の烏」「西洋骨牌探偵術」も!みんなキレイで。とりあえずこれくらいにしないと読めない(蒐集家ではありませんねえ)と、・・・でもハードカバーの棚を見ると文学全集の「佐藤春夫集」が。おお、私には幻の「女誡扇奇だん」が有る!幻想文学の傑作。5冊で100円といわれたけれど、これだけ読みたいから他はいらん。振り向けば、本を売りに来る人が並んでいる。ここは天獄だなあ。
私も、伊勢丹での古書探しの顛末をいくつかのサイトで見て、笑っておりました。夏ですねー。「最長不倒距離」を読了して、これから(ゆっくりした時の流れ!)「朱漆(うるし)の壁に血がしたたる」へと入るのですが、これは1977年か。間がありますね。その次は「三重露出」1971年へ行くか、と思いつつ、桜さんの書き込みから、気になって(?)フク氏のサイトへたどり着いたら、「なあばすぶれいくだうん」の元ネタの記事。何気なく開けたら「三重露出」が。参ったなあ。読みたく(買いたく)なる本がこれでもか、と出てきますね。本棚の「三重露出」の隣は鮎川哲也編「怪奇探偵小説集」1976年、渋沢竜彦「秘密結社の手帖」1966年。再読したい本ばっか。困ったことです。
夏休みです。
「幻想文学館」HPでの、金光さんの問いと小林さんのお答えを、当事者のWさんにFAXでしらせたところ、驚きました。
「推理雑誌総目録」を、「探偵実話」篇と「探偵倶楽部」篇にわけるということ・・・、以下、Wさんの言われることを記しますと・・・
「探偵実話」総数176冊のうち、あと18冊、未入手
うれしいことに、「探偵倶楽部」は完全収集したとのこと、
でした。106冊が総数です。
「日本ミステリー事典」よりも一冊多いとのこと・・・
少し前に、H文庫の第9号より、一巻一号(通巻3号)を入手して、完全収集に達した、ということ。
以前入手のものは、表紙が左下の角が5センチずつで、三角形に切り取られており、掲載するのがためらわれたということのようです。
ということで、すでにデータは入力しているので、細かい訂正などがあるようです。
しかし、新聞の書評の仕事などをこなしながらの、ようですから、いずれにしても、喜ばしいことです。
そんなことをFAXで知り、驚くやら、何か、時の不思議さを感じたものです。
小林さんもよろこばれましたが、桜も、感激しています。
成田さんのHPでは、すばらしいことが毎日おきています。しばらくは目が離せません。
夏は進みますが、確実にどこか秋を感じます・・・(海のそばにいます)
伊勢丹は皆さんの報告を聞き、なぜか楽しくなりました。
入手は時の運です。
越沼正様
>怒涛のようなこの時代、ミステリだけでなく、美術・・・数年
そうですね、しかし残るものは残るのでしょうか、この時代に現われるものを最上と考えたいものですね。
須川 毅様
>大阪 当然の事ながら誰も来てなかった
つわものどもが夢の後です。かろうじて、数点入手だけです。
それにしても、どこからでも入力できる時代なのですね。そして、読むこともできます。しあわせですね・・・(静かな夏です)
しばらく大阪に行っていたので、今日は伊勢丹の
初日だと思い込んで行って来ました。(笑)
当然の事ながら誰も来てなかったし、何もありま
せんでした。(T_T)
本が二ヶ月余りもかかった理由を、本屋の主人は取り次ぎの機能不全、つまりは制度疲労と言っていました。大会社もかんたんにつぶれる時代ですから。四年前に2001年の流通業界を予測するムックが出ました。一年早いけど、かなり当たっています。怒涛のようなこの時代、ミステリだけでなく、美術も、多くの作品(商品)は、わずか数年で古臭くなっています、ファッションの流行のように。ちょっとしたトラブルで中断した「最長不倒距離」をまた読み始めましたが、古くない!
こういういつまでも新鮮な本を手元に置きたいです。この前に読んだ誰かさんの新作は、すぐに色あせると予測しています。なぜなら、文章の骨格が弱いから。
夏休みです、他の掲示板も静かです。
海のそばのせいか、ひたすらいいですね。
友人の家もちかいので、そこで少しだけ入力。
越沼正様
>『中井英夫全集11薔薇幻視』・・・東京から我が家まで120キロ
部数が少ないのか、文庫版を入手するのが大変です。
幻冬舎文庫「古本マニア雑学ノート」、4年前のものの文庫。当時の新鮮さが感じられないのに、驚きました。
それにしても、時はながれるのがはやい。
静かな海がふしぎです・・・(そんな日です)
広告を見て、近所の行き着けの本屋へ『中井英夫全集11薔薇幻視』を注文した。あれから2か月余り経ったきのう、本が届きましたと。東京から我が家まで120キロ。本には気が遠くなるような距離なんだろうなあ。本の薄さと値段を見較べて気が遠くなりそうだった。値段の張る文庫本のワースト1を競うんじゃなかろうか。買うのを迷っている(でも買うだろう)多木浩二『ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」精読』岩波現代文庫と競るなあ。こんなことを書き込むんだから、そう、読書の意気が上がりません。休み無しの夏です。
他のところでは、すさまじい展開です。まいりました。
須川さんも、安心して、桜もまた安心。
あきらめまして、他に電話して、話がもりあがったところで、九鬼さんを4冊入手することに・・・。許してください、あたらないので・・・。
ところで、霧島三郎ではなく、霧島四郎もあるようです。中島さんの資料による。
山前さんによれば、昭和35年以後、創作がないようですが、雑誌では、昭和29年の「読切小説集」10月増刊のあと、掲載されていないようです。
「豹助シリーズ」「私立探偵白井青児」などがある。
しかし、数多くの短編もあるから、調べるとなると、大変そうです。
海は青い、空もきれいだ・・・(静かな午後です)
喜国雅彦さま
情報有難うございます。(感想を待っております)
ともあれ所在地が判明し安心しました(?)
しかし、こうなると、どうしても欲しくなって
しまいますね。取り敢えず探求書トップに追加
しました。(^○^)
喜国雅彦様
「メフィスト」読んでいます。いい対談です。
>須川 毅さん 『もぎり観覧券の謎』は僕のところに来ました。
桜もはずれています。なぜか、安心。
>あとがきによると、最初は『謎の観覧券』・・・『もぎり観覧券の謎』
次の作もあるのでしょうか。刺激的な題です。
これで、購入する本がふえますが、でも、次回をまちます。
伊勢丹、あつそうですね。
というなかで、休みは続きます・・・(本がきません、桜です)
須川 毅さん、こんにちは。
えー、『もぎり観覧券の謎』は僕のところに来ました。抽選票がついてなかったので、競争率は分かりません。あとがきによると、最初は『謎の観覧券』というタイトルだったそうですが、『もぎり観覧券の謎』の方が、胡散臭くて百倍良いですね。
速攻読んで、感想をアップしたいところですが、夏休みが1日も無い状況なので、さていつになるやら……
末永昭二様
日下さんは、他の掲示板によると、現在、書誌をつくられておられるようです。
ちくま文庫のほうも楽しみです。
できれば、教養文庫のように、3冊分で、九鬼さんや、氷川さん、岡村さん、岡田さんのがほしいです。
よしださんによると、伊勢丹で行列。彩古さんの成果はいつもすごいですから、成果が楽しみです。
>九鬼さんは、本名・・・別のペンネームがあったかもしれません
確かに、ありそうです。
>九鬼さんは『ぷろふいる』廃刊・・・この時期、雑誌・・・九鬼さんがかかわっている雑誌
これも何かでてきそうです。
越沼正様
>確かに本文最後には、北斎のこと
ここはすばらしい情報があつまるところです。
夏は静かに進行中・・・(海の近くのせいか、蝉は静かです)
あ、彩古さんに日下さんだ! お二方にはこちらでは初めてかと。
こちらでもどうぞよろしく。
さて、九鬼さんは、本名のもありましたね。とまあ、ここまでくるともっと別の(われわれの知らない)ペンネームがあったかもしれません。
ところで、九鬼さんは『ぷろふいる』廃刊後、どうされていたのでしょうか。この時期、雑誌でもほとんど見かけません。
三上名義は戦争が始まってから使用しているように思えるのですが。
ちょっとブランクがありますね。九鬼さんがかかわっている雑誌があれば面白いなと思っています。
それから、家にある本を昨日(休みだったので)ひっくり返して、巻末の広告を見てみたら、ありとあらゆる(それも小さい)出版社に著書がありますね。
数えてみると面白いかもしれません。
『最長不倒距離』の回答がさっそく出るとは、流石ここですね。私の本は、「昭和四十八年二月十五日 初刷」とあり、その裏頁に出版案内で筒井康隆『日本列島七曲がり』など八冊が載っており、それだけだ、へえーと思ったのですが、確かに本文最後には、北斎のことが出ていますわ。実はまだ再読中なのです。
日下三蔵様
ちくま文庫の全集(少し前の掲示板で拝見しました)、楽しみです。
乱歩のも楽しむことができました。
今度は、小栗や橘さんのように、何冊かにした教養文庫のような、文庫(九鬼さん、氷川さん、岡田さん、岡村さんなど・・・)もほしいような気がします。
よろしくおねがいします。
>越沼さんがお持ちの本、「WANTED」の紙・・・初版本・・・巻末の次回予告(?)が北斎の事件になっているはず
日下さん、ありがとうございます。
『最長不倒距離』、よく話題にされる本ですね。3刷までは・・・、すごい。
>末永さん 意外と著書のある人のようですね。探偵小説は十五、六冊
そうです、これだけありながら、全体像がつかめません。
>他に、三上紫郎名義 『人生の花ひらく』昭和21年1月 湊書房 明朗小説
>森本紫郎名義 『西洋の妖怪たち』昭和55年7月 曙出版(あけぼの少年文庫9)
>『中国の妖怪たち』昭和56年8月 曙出版(あけぼの少年文庫20)
やはり、紫郎名義はかれのでしたか・・・、本当に九鬼さんにはどれだけ著書があるのか、ますますわからなくなりました。
ありがとうございます。
「松本清張記念館」より、「館報」4号がおくられてくる。
中には、「友の会」一般会員 3000円、いろいろな特典がつくという。「館報」まででていたとは知りませんでした。
中味は、インタビュウがある、貴重な資料もある。
何日間かは、登場は不定期になりそうです。
というように、夏はすすみます・・・(静かな夏です、水の音がさわやかです)
日下です。
ご無沙汰いたしております。面白そうな話題がつづいたので、出て
きました。
>越沼正さま
>この夏は、歳のせいか難解な本が読めません。で、都筑道夫『最長不倒距離』
>を本棚から四半世紀ぶりに取り出し、埃をはらって読んでいます。オリコミに
>WANTEDという題で「殺人事件の異常なシチュエーション」を募集している
>んですね。例として、「同一時刻に東京と大阪で同一人物が殺された。」
>発表が『問題小説』昭和48年7月号など。この結果をどなたかご存知かしら。
優秀作に選ばれたのは、「両岸に接した部分が流されて、真ん中だけが
河の中に残った橋の上で死体が発見される――」といった、一種の密室
状況だったと思います。
これは、シリーズ第三作『漆塗の壁に血がしたたる』で使われておりま
す。
ちなみに、越沼さんがお持ちの本、「WANTED」の紙が入っている
ということは、初版本だと思いますが、巻末の次回予告(?)が北斎の
事件になっているはずですね。当初予定されていたこの作品は、結局、
刊行されなかったため、『最長不倒距離』では三刷から『漆塗』の内容
に即した文章に差し替えられています。
>彩古さま、桜さま
>>『右近捕物帳 花火車』三上紫郎 S.17 金鈴社 1.4円
>>『元和呂宋島』三上紫郎 S.18 大文館書店 1.5円
>>『間諜帝都に迫る』三上紫郎 S.19 金鈴社 2円
うーん、私は『間諜』しか持ってません……。末永さんのおっしゃる
通り、意外と著書のある人のようですね。探偵小説は十五、六冊だと
思いますが。
他に、三上紫郎名義では、
『人生の花ひらく』昭和21年1月 湊書房
という本を持っています。これは明朗小説でした。
あと、ジュニア向けのノンフィクションですが、本名の森本紫郎名義
の本があります。
『西洋の妖怪たち』昭和55年7月 曙出版(あけぼの少年文庫9)
『中国の妖怪たち』昭和56年8月 曙出版(あけぼの少年文庫20)
まだまだあるんだろうなぁ……。
この夏は、歳のせいか難解な本が読めません。で、都筑道夫『最長不倒距離』を本棚から四半世紀ぶりに取り出し、埃をはらって読んでいます。オリコミにWANTEDという題で「殺人事件の異常なシチュエーション」を募集しているんですね。例として、「同一時刻に東京と大阪で同一人物が殺された。」
発表が『問題小説』昭和48年7月号など。この結果をどなたかご存知かしら。
彩古様
ありがとうございます。古書目録などでは、入手情報、kashibaさんの掲示板で拝見しています。ときどき、彩古さんのところに行っている、と思うことがありました。
>『右近捕物帳 花火車』三上紫郎 S.17 金鈴社 1.4円
>『元和呂宋島』三上紫郎 S.18 大文館書店 1.5円
>『間諜帝都に迫る』三上紫郎 S.19 金鈴社 2円
について、大変参考になります。
感謝いたします。戦前のものですね、これはまだまだありそうです。
それにしても、魅力的な作家ですね。
K文庫、H文庫は、このところ、あたりません。
彩古さんは、いかがでしたか。
それで、もっぱら、友人から交換でいただくばかりです。
なぜか、今日は、時間がありました・・・(夏ですね)
横レス失礼。
三上紫郎では、以下の3冊のみ所持しています。
『右近捕物帳 花火車』三上紫郎 S.17 金鈴社 1.4円
『元和呂宋島』三上紫郎 S.18 大文館書店 1.5円
『間諜帝都に迫る』三上紫郎 S.19 金鈴社 2円
捕物帖、海洋冒険時代小説、防諜小説と幅広く書いていますね。
末永昭二様
Made in Korea のもの、横溝さん以外にも、偶然、天藤真さんにも、昭和55,56年のがありましたので、他の作家にもあるかもしれません(他の掲示板)。
>このデータは三上紫郎名義・・・どうやら、戦中・戦後にかなりの冊数が出ているみたいです
この筆名までは含んでいません、なにしろ、あたらないので、数に含んでいません。
>現代もの、推理ものがあるかどうか・・・あるのでしょうか
この、現代もの、というか、明朗小説(?)、という分野は数え切れていません。
果たして、何冊あるのか・・・、むつかしい。
それに、雑誌掲載のはどこまで収録されているのか、実際に調べていません、本当に、悩みます。
個人的には、九鬼さんの写真を書物で見るたびに、立派な顔をされた人だ、と思います。桜自身、全体像をつかみきれていません。
夏休みなのですね、他の掲示板も静かです。
こんにちは。
桜様。
>九鬼紫郎さんの時代小説は50冊は少なくともあるようです。
探偵小説は少なくとも、15冊はあるようです。
このデータは三上紫郎名義も含めてでしょうか。どうやら、戦中・戦後にかなりの冊数が出ているみたいですね。残念ながらハズレてばかりなので持ってはいませんが。現代もの、推理ものがあるかどうかは存じ上げません。あるのでしょうか。
ともかく、意外に著書の多い人であることだけはたしかです。
倒れそうな暑さです。
古書目録も一休み。6月は3冊のみ。
九鬼紫郎さんの時代小説は50冊は少なくともあるようです。
探偵小説は少なくとも、15冊はあるようです。
調べていると、先が見えません。
といことで、静かに夏休みです、どこかに出かけることになりそうです・・・
(そんな日です)
越沼正様
>松岡正剛と荒俣宏
彼等も、つよそうな(?)なメンバーです。
このところ、新刊を購入しています。
そのひとつ、「古本病のかかり方」岡崎武志。ここにきて、少し、内容が落ちてきました。残念です。
しかし、そのなかの、偶然にてにいれた詩人「桜本富夫」が今の「桜本富雄」であるということが欄外にかかれていますが、その人に会いながら、実際には、戦時下での文学者の行動を追及する「櫻本富雄」ですので、彼のことを「桜本富雄」としてかいているのはどうでしょうか・・・でも、このことを発見する道筋が面白かった。
「本の雑誌」9月号、北原尚彦「神田番外地」で、仙花紙本のこと。くず紙をすきかえて作った洋紙(事典では、用紙ではないようです)ですが、「本」ではなくて「雑誌」の場合には、どのようにいうのでしょうか、仙花紙雑誌ではないですね・・・カストリ雑誌か・・・こうなると、意味がちがう。
誰か、雑誌でのよびかたをおしえてください。
夏休みですね、静かです・・・(暑い夏です)
本屋をブラブラしていたら、美輪明宏の『天声美語』が目に止まった。フラフラと買ってしまった馬鹿な私。(でも、その昔『紫の履歴書』を愛読)巻末に麗人になるための日本文学読書案内があって、まあ一般的常識的なラインアップで、少々拍子抜け。でも、おしまいの付け足しみたいな二人が、松岡正剛と荒俣宏。ヘエー。ミステリ関係は一人もなし。本人がミステリアスだからかな。
須川 毅様
>「もぎり観覧券の謎」(飛鳥井潔)が競合多数・・・魅力的なタイトルだった
これは何度も古書目録上で出会いますが、あたりませんね・・・、短編集か、中篇のように考えています。
それと、奇妙な名前の作家、薔薇が名前にあるのですが・・・、古書展で、陳列のなかにありましたが・・・、これは見るたびに高騰しています。
あたらない作家がこのところふえているような思いにさそわれます・・・(四万十川はすずしそうです)
続きます。
(4)No.849 (1999/11/19)岩堀
title:またまた「かみつ」さん
「かみつき・ようすけ」とは面白いです・・・それはともかく「かみつきょうすけ」というルビがあったのは間違いなしですね。
「刺青殺人事件」(東都書房:日本推理小説大系「島田一男・高木彬光集」収録)、「成吉思汗の秘密」(カッパノベルズ)昭和36年・・・「こうづ(ず)きょうすけ」のルビ振られています・・・最近に至るまで「かみつきょうすけ」
昭和50年代以降のの角川文庫版みると「かみづきょうすけ」・・・一冊だけ表紙カバー・・・「かみ『つ』きょうすけ」
「日本の名探偵」(横溝正史編 昭和55年)・・・「かみ『ず』きょうすけ」
(5)No.892 (1999/12/01)芦辺 拓
title:「かみつき・ようすけ」じゃなかった「かみつ・きょうすけ」
幻の長篇を掘り出す難しさは・・・別に「かみつ」の証拠を見つけたいわけではありませんが・・・めざすはもちろん高木氏のジュヴナイル入手であります。もっとも、当時の広告では明らかに「かみつ」とルビを振っています
ということは、とりあえず、「別冊少年朝日」昭和24・11がそれにあたるのでしょうか。
ひとまず、報告です・・・(昨日は立秋でした、蝉もどこかさみしそうにないています)
「かみつ」については、芦辺さんと岩堀さんとの間でかわされたものでした。
成田さんにならい、以下に示します。本文全部引用でないのでご容赦をおねがいします。
(1)No.842 (1999/11/15)芦辺 拓
title:謎の少年探偵小説
『神津恭介読本』・・・、一度ぜひ現物をも見たいものだと思っています・・・「かみつきょうすけ」とルビが振ってあったのをはっきり覚えています
(2)No.845 (1999/11/16)岩堀
title:かみつきょうすけ
神津恭介、私もずっと「かみつきょうすけ」・・・最近は「かみずきょうすけ」となっている・・・芦辺様のコメントで「やはり」と思いました。私は小学生の頃少年物の「死神博士」を雑誌で読んだ・・・それに振ってあったルビで「かみつきょうすけ」と覚えた
(3)No.846 (1999/11/17)芦辺 拓
title:やはり「かみつ」でしたか
神津恭介は「かみづ(ず)・きょうすけ」が正しい・・・「こうづ」・・・私は少年物では「かみつ」となっていた記憶があって、あえてそう書いた・・・ふりがなを「かみつき・ようすけ」とわざと読んで面白がっていたことを覚えているからです。
となります。少年ものに焦点をあてると、雑誌か、単行本に最初に掲載されているのを確認すればいいのでしょうか。次に続きます。
こんばんは
さっき某古書店から電話があり、「もぎり観覧券の謎」
(飛鳥井潔)が競合多数で落選した旨通告を受けました。
(なかなか親切)
う〜ん、残念。魅力的なタイトルだったのになあ。
ま、明日からがんばりましょう!
友人の収穫にはおどろきました。成田さんが、山田さんの少年ものをまとめられたので、何かが呼んでいるのでしょうか。
彼が入手したのは、雑誌「別冊少年朝日」です。
科学雑誌の1冊にまぎれていたようです。300円。
昭和24年11月
で、ここには、「悪魔の山」。
文献上、だれが登場しているか確認されていないような気がします・・・
登場しているのは
神津恭介さんです。
つまり、少年ものの、少年探偵小説でした。読切。
そして、この掲示板では、よんだことがありますが・・・
かみつ きょうすけ、か
かみず(づ)きょうすけ
ですが、もし、未見の文献ならば、すごいことでしょうか・・・、論争(?)に終止符がうたれるかもしれない(?)。
かみつ きょうすけ
と本文ではルビがふられています。うーん、これはすごい。
ということで、以前の掲示板では、話はどこまでいっていたのでしょうか。確認していません。
それにしても、文献は何かに呼ばれるようにあらわれるものです・・・(驚いた桜です)
越沼正様
>暑い日にはミステリ
真夏ミステリ、ですね。夏、時間がとれます。
>昔の失踪事件
これはこのところ、でてきますね、それだけ、時間軸を導入することになりますが、その事実が如何に真実性を持つか、そこが勝負でしょうか。
>角川文庫は、韓国で印刷している
そうですね、昭和55年から1年間でしょうか、まだ十分に把握しきれていません。
>中井英夫のショートショート『天蓋』
桜も、これには驚きました。
>小泉さん・・・「浄瑠璃の『三十三間堂棟木の由来』
いい作家でした、突然の訃報には言葉がでませんでしたが。
夏です、一休み中ですね・・・(蝉がないています)
中井英夫のショートショート『天蓋』が『妖魔が刻』とかいう文庫アンソロジーに収録されていて、よく入れたなあと感心しましたが、それが載っている『銀座ショートショート』旺文社文庫には、小泉喜美子『女房の由来』も。その小説の落ちが私には不明。解説には「銀座をしゃれて使った話」とあるだけで、これじゃあお手上げ。仕方なく小泉さんに問い合わせ。「浄瑠璃の『三十三間堂棟木の由来』、通称『柳』を下敷きにしたもので、・・・」と返事が。それから十五年、まだこの「本歌」にあたっていないのが恥ずかしい。
暑い日にはミステリでも読もうと、昨日所要での列車の道草に『和時計の館の殺人』を読みつづけたのですが、トリックは面白いけど、文章が今イチ。昔の失踪事件が鍵になっているけど、毎日新聞夕刊連載の大沢在昌『新宿鮫・風化水脈』も昔の失踪事件が鍵になっている。こちらはいよいよ大詰めを迎え、どうなるか、ワクワク。二者の文体の違いが面白い。
角川文庫は、韓国で印刷していると、以前聞きましたが、本当なんですね。
久しぶりに,「文庫トマソン」、つまり、通常の奥付けに、少し変った様相がある場合,そう、桜は呼んでいます、
角川の,天藤真を入手。初版,帯に限定して、その一冊で揃った,100円縛りでした。
そこで、奥付けをみると、また、Made in Korea,とある。
その他も調べると、
「陽気な容疑者」昭和55.8.25初版
「皆殺しのパーテイ」昭和55.10.5初版も、11.30再版も
「死の内幕」昭和56.3.10 初版
「炎の背景」昭和56.6.10 初版
の4冊が、そうでした。
角川の、横溝初版にもあることから、結構あるのだろうか。
というわけで、夏がすぎるのがはやそうです。少し調べものがありますが・・・(そんな夏です)
昨日はおどろきました。
メ−ルをおくると、成田さんと空中で連鎖したように感じられました。
成田様
>手元に望外の「新青年」・・・撮影所裏方座談会があったり、広告屋匿名座談会
K文庫からですね。このところ、競争がはげしい・・・
>海野十三 外国の菊池寛が書いた探偵小説−・・・通俗的な本格探偵小説
どのような溌想なのでしょうか・・・考えればおもしろいことがあるかもしれません。昭和10年代ですね。
というわけで、本屋さんで、
「紅がら駱駝の秘密」小栗虫太郎,沖積社、7000 解説付録付
ヲ手に取る。二重箱・・・(夏です)
ふと思う。
K文庫では、まだ、昭和20年代、昭和30年代の、お宝が出品されていないのではないでしょうか・・・
そうなると、競争はますます高まることになる。
>芦辺拓『和時計の館の殺人』・・・九鬼麟一なる名前
つまり、記号ですから。これはある種の方策ですね、傑作ですので、桜も読書中です。
>30年間にたまった手紙類の整理がなかなかはかどらない
すごいものです。感服します、なんとも表現ができないくらいです。
といくことで、夏です、静かです。
上記で「風太郎の少年物」について、まとめてみました。
(桜さまに先を越されてしまいました)よそ様からいただいた情報ばかり
のシロモノで、「いい仕事」なんて滅相もありません。当掲示板における
オーナさまの文章を引用しておりますがお許しを。
手元に望外の「新青年」が何冊か来ました。撮影所裏方座談会があった
り、広告屋匿名座談会があったり、都会的なものは、昔も今もあまり変わ
りませんね。
おかしかったのが、春秋社版「エレリイ・クイーン」の「阿蘭陀靴の秘
密」の広告の作家推薦の言葉。
●甲賀三郎「この阿蘭陀靴の秘密」は、従来にない先端的推理小説で、フェ
アプレイである点では、確にワ゛ン・ダイン以上である。
●江戸川乱歩 ”The Duch Shoe Mystery”は、フエア・プレイを信条と
する騎士道的探偵小説であり、読者と作者が智叡比べをする興味で構成さ
れた、最も純粋なる正統派探偵小説である。
で、
●海野十三 外国の菊池寛が書いた探偵小説−と云ふ事が出来る。非常に
通俗的な本格探偵小説である。
クイーン=菊池寛???通俗的な高踏ということなのか。なんか違うと思
うぞ、海野。
本日は夏休み。札幌は、雨です・・
何年かミステリから離れていると、今浦島ですねー。九鬼という名前からは、『「いき」の構造』の九鬼周造しか思い浮かばないなあ、というところへ初見の芦辺拓『
和時計の館の殺人』(文章がもう少し何とかならんかなあ)で九鬼麟一なる名前が出てきて、参ったなあ。
この30年間にたまった手紙類の整理がなかなかはかどらないのは、多すぎるからだと、分かりました。小泉喜美子さんからの転居通知には、「ようやく安住の部屋を得ました。御上京の節はお立ち寄り下さい。」と万年筆で。84年4月の消印。
『男は夢の中で死ね』の解説(解小説とある)を書いている山口雅也の肩書きが「ミステリー評論家」。この時はまだ小説を発表していないんだ。解小説で氏は、男に一番好きな作品に『ヒーロー』をあげさせているけど、単行本『コメディアン』でこの作品を読んで、私は小泉さんにファンレターを出しました。ウーム。
末永昭二様
>その作品は鮎川インタビュー
読む時間がなかったので、あとでよまないといけない。
成田さんのところに、少年ものの、まとめがあります。いい仕事です、まとめるということ、このようにされているのには、頭がさがります。
8月にはいり、1冊の古書目録もこない。
7月は34点でした。今年1月からかぞえて、166点である。昨年と同じですが、7月は多い。
K文庫より、贈り物、2点、少量でした。
友人経由で、書評の依頼。ありがとうございます。
と言うことで、何もない日が続きます・・・(夏休み、でしょうか)
末永昭二様
>>桜様 小栗虫太郎の時代物の、3作のうち、1作を九鬼さん
ありがとうございます。本文を頭にいれていたのですが、山下さんとWさんのが
混じりあったようです。
>九鬼さん・・・山下武氏が『日本古書通信』(たしか九鬼氏の追悼)
そうですね、そこで読んだものです。
>その作品は、鮎川インタビューを読んで私が見当を付けていたものでした
ありがとうございます、明確になりました。鮎川さんの話の中にあるのですね。
>桃源社版の「全作品」をざっと読めばたいていわかる作品です
九鬼さんの全体像、桜には、まだ把握しきれていないので、勉強させていただきます、それにしても、九鬼さんの全作品を入手するのは、まだ時間がかかりそうです。
ここにかけば、なぜか、あらわれてくるのは不思議なものです。
越沼正様
>代筆 新潮文庫になっている画家・・・教育テレビ・・・ジャーナリスト
ともに有名ですから、驚きます。シベリアと収容所生活を描いた画家ですが、あの大地に沈む太陽が印象的でした。
>86年の暮れ、初雪の舞う晩に夫・・・直感しました。・・・実は去年の6月に。ずっと手紙をくれる・・・手紙はくにこの霊前に
すごい人生ですね、感動しました。多くのことを経験され、それが現在の美術館になつているのですね、すばらしいお話、ありがとうございます。
ここは、夏にも関わらず、元気です。
少し暑さにまけています・・・(そんな桜です)
なんだか凄くマニアックな会話が続きますね。代筆といえば、新潮文庫になっている画家の本を代筆したと、教育テレビの番組で某ジャーナリストが言った時は、私ビックリしました。
1960年代後半をマンガ雑誌『ガロ』で走り抜けたマンガ家つりたくにこ女史が
闘病中と聞き、手紙を出して京都までお見舞いに行ったことがありました。彼女が70年に発表した『彼等』のスケッチ風の街路風景は、池袋駅から西へ(八勝堂の先へ)行った場所では?と聞くと、そのとおりです、と。後日分かったのですが、夫の実家がその先の要町でした。
彼女を励ますため、せっせと手紙を書きました。そして86年の暮れ、初雪の舞う晩に夫が突然我が家にきました。直感しました。「くにこが亡くなりました。実は去年の6月に。ずっと手紙をくれる越沼君に言えなくて、手紙はくにこの霊前に、いつも奉げておきました。」初雪が目にしみました。
桜様
> 小栗虫太郎の時代物の、3作のうち、1作を九鬼さんが代筆した
ということですが、鮎川インタビューで「内緒」にされている代筆作品は時代ものではなく推理ものです。これは、九鬼さんにインタビューされた山下武氏が『日本古書通信』に書かれています(たしか九鬼氏の追悼)。
その作品は、鮎川インタビューを読んで私が見当を付けていたものでした。桃源社版の「全作品」をざっと読めばたいていわかる作品です。用字用語、作品傾向が小栗さんとまったく違いますから。「文体模写」はあまり考えられていないようです。
その作品以外に時代ものも代作していたのかもしれませんが。とりあえずお知らせします。
末永昭二様
>桜様 同光社の総冊数・・・『地獄の影』には、大変興味があります
実は、総数にはあまり興味がなく、九鬼さんに興味があるのです。
ご承知のように、九鬼さんは平成9年になくなられましたが、松本清張や城戸禮さん等と同世代ですね。
なくなられてすぐに、Yさんが次のようなことを書かれていました。毎年年賀を交換されていたようですが。
小栗虫太郎の時代物の、3作のうち、1作を九鬼さんが代筆した
ということ。どれかわからないが、推定したくない(?)、というような・・・
そして、Wさんがその該当作を推定されていたようです。
ということで、九鬼さんには興味があり、それ以来、「地獄の影」を探していたのです。
末永さんにいわれて、やはり、何人か、おられるのだな、と思いました。
>九鬼さんの小栗一家に対する気持ちがわかるような気がします
そうなんです。このあたりは勿論、九鬼さんの役割は重要です。
小林さんによる、九鬼さんの「ぷろふいる」についての言及がこの掲示板でもありましたが、九鬼さんはやはり一度全体をしらねばならない作家であるように思います。
青井夏海さんが創元推理文庫の解説に登場。
これで、環境は整ったのでしょうか、新作がまたれますね、葉山さん・・・
という夏。静かです・・・(桜は少しだけいそがしい)
桜様
同光社の総冊数など、私にはまったくわかりませんが、『地獄の影』には、大変興味があります。
というのは、この主人公は、小栗虫太郎さんの御長男がモデルだと思います。
九鬼さんの小説には、虫太郎さんをモデルにした若武者が出てくる時代ものもありますし。
『地獄の影』の結末をご覧になればおわかりかと思いますが、九鬼さんの小栗一家に対する気持ちがわかるような気がします。興味深い作品です。
越沼正様
>間口の広い古本屋・・・困惑のもとは池袋「駅前」・・・私の感覚では、あの位置は「駅近く」です
そうですね、桜も迷いました。
都合一周して、その店の、道路を経て、斜め向かいにあるのですが、そこできいて、あそこです、と指をさされました。驚きました。
新しい店構えでしか知りませんが、訪れたいところですね。
>青年・・・当美術館で常設展示している北一明の焼きもの・・・二人・・・感動
実にいい人生をおくられていますね・・・、うらやましく感じられます。
今日はどこの掲示板も静かです、夏休みでしょうか・・・(ふと思う)
やっと思い出してきました。間口の広い古本屋ですね。困惑のもとは池袋「駅前」という表示に。私の感覚では、あの位置は「駅近く」です。西にも東にも駅前には新刊の本屋しかなかったよなあ、と悩んでいました。ネクラな学生当時(今はミーハーおじさんと呼ばれています)俯いて歩いていた私は、看板が目に入りませんでした。あの古本屋には、金が無くなると本を売りに行きました。一番の思い出は、2000円で仕入れた、当時人気の高橋和巳の処女出版「捨子物語」をそこへ5000円で売ったこと。
昨日来館した青年は、当美術館で常設展示している北一明の焼きものを見たくて相生市から自転車で来ました。北氏に電話をつなぐと、二人は熱っぽく語っていました。感動ものでした。
同光社の推理小説、2冊を入手(1800)。
「地獄の影」九鬼、「キャバレー殺人事件」朝山
で、ふと、同光社の推理小説は何冊あるのでしょうか、と思う。手元のは15冊であった。
「黒い断崖」岡田 「魔境原人」香山 「黄金の罠」角田
「暴力地帯」宮下 「脱獄囚」「殺人計画」楠田
「青の恐怖」「結婚式殺人」「裸女と拳銃」鷲尾三郎
「虚像」「危険な日曜」大下
の他に、朝山1冊、岡田1冊(うつし忘れ)があった。
よく調べると、どうやら、楠田1冊、永瀬1冊、宮下2冊もあるらしい。
ということは、19冊でしょうか。
まだあるような気がします。
よく見ると、箱があり、帯もあるようだ。いくつか、かけているものもある。
補強もされている(印がないが、はがれているものもある、貸し本か)。
まだ、あるかもしれない。それにしても、本の移動には時間がかかります・・・(そんな日でした)
もぐらもち様
>「海野十三シンポジウム」・・・司会
不木もつい最近、全集を完集ました。やはり、ニュースが貴重ですね。下の、八勝堂書店ではじめて確認しましたが、全部についていないので、安心しました。
越沼正様
>桜さん ゴリラを見ました。あの彼女が人間ならスゲエいい女
本当にほれぼれするゴリラです。ゴリラ研究家と自称するほど、各地、各国(?)へ行きます。実にすばらしいゴリラでした。生命、種の保存を考えると、神様は本当にいるような気がします。
>袋駅前の八勝堂・・・気になるなあ。みなさん、乱歩をお好き
ここはほれぼれする店構えです、いわずと知れた、古書界の重鎮、八木さんの一族ですね、店主の息子さん、お嫁さんもすばらしい人達です。
>担当教授の向かいが平井教授の部屋・・・この方が乱歩の息子かあ、とその物静かな紳士に挨拶するたびに感じました
いや、すごい方ですね、越沼さんは・・・。これからもお教え下さい。
蝉の声も少し暑さにまけたのか、青空がかがやきます・・・(いつもの桜です)
桜さんの書き込みに惹かれ、私も昨晩のゴリラを見ました。あの彼女が人間ならスゲエいい女だなあ、と妄想は広がりました。
ところで、池袋駅前の八勝堂ですが、世情に疎い私は知りません。気になるなあ。みなさん、乱歩をお好きなんですねー。担当教授の向かいが平井教授の部屋で、ああ、この方が乱歩の息子かあ、とその物静かな紳士に挨拶するたびに感じました。物好きに表札を見に行ったり。
須川さま、小林文庫オーナーさま
「海野十三シンポジウム」にご出席いただき、どうもありがとうございました。
折角来て頂きながら、誠に拙い司会進行で、発表者の末永さんとは別の冷や
汗をかいてます(笑)。結局何やかやとバタバタしたまま終了してしまい、
須川さん、オーナーさんともお話させて頂く機会を逸してしまいました。また
機会がありましたらその時は是非とも宜しくお願い致します。
取り急ぎ御礼まで。
桜的にいそがしい日が続きます。
交換した物が到着。何となく、集めるのがこわくなります。
よしだ まさしさんのニュース、掲示板です。あざやかな黄色で、なぜか、補色なのでしょうか、楽しみがひとつふえました。
須川 毅様
>『新青年』研究会主催の「海野十三シンポジウム」
次の本になるのですね、これも楽しみです。
末永昭二様
>通信のプロを前にラジオのお話
ラジオの話ですか・・・、電気修理の本、冊子、2冊入手しました。
いいはなしののようですね。
蝉時雨れ、雨の後の、空のあおさがまぶしいです。昨日は、テレビのゴリラの誕生、奇跡でしたね・・・、このようなことが自然界では起きるのでしょうか・・・(感動しました)
須川様、オーナー様。
ご出席いただき。ありがとうございました。
通信のプロを前にラジオのお話をしたかと思うと、冷や汗が今ごろになって。池田さんや藤元さんのような、海野研究の専門家の前でお話することはあらかじめ覚悟をしていたのですが……。
私も勉強になりました。
宮澤様はじめ乱歩忌オフでお目にかかった皆様。
突然乱入して、びっくりされたでしょう。すみませんでした。
しかし、大変な盛会で、「人間椅子」が登場したというのもうなずけます。
今後ともよろしくお願いいたします。
29日は『新青年』研究会主催の「海野十三シンポジウム」に参加さ
せてもらいました。ちょっとご報告。
(一人じゃ心細いのでオーナーも引きずり込んで)
僕は海野十三は余り読んでないのですが、大変勉強になりました。
内容はいずれ『新青年』趣味で公開されるので書きませんが、当日
の講演やQ&Aはとても示唆に富んでいました。科学とテクノロジー
の話や無線やラジオの話は通信の技術者のはしくれの僕にとって探
偵小説を離れても関心が深いものでした。末永さん、ありがとう。
(見ておられたら)もぐらもちさんも、講演者の方々もありがとう
ございました。
(シンポジウムの後の恐怖の出来事は「猟奇の鉄人」に書きます。)
越沼正様
>国立西洋美術館で「西美を歌う」〜短歌と美術が出会うとき〜という企画展
いい企画です。おとずれたいと、思います。
とても、ゴリラがすきで、動物園に行きます・・・、さるところでは、チンパンジーに学習させる試みが行われていますが・・・、なぜか、人間の身勝手のような気もしますが・・・、
>改造社の世界大衆文学全集を殆どそのまま踏襲している
そうですね、博文館、平凡社の探偵小説全集もぞうですね。
このサイズ、持ちやすいですが・・・背がとれやすいのが、すこし欠点でしょうか。
よしだ まさしさんのニュースが楽しみです。待っています。
と言うことで、明日、8月、また、古書展がにぎあいます・・・(大変です)
桜様、ありがとうございます。今、国立西洋美術館で「西美を歌う」〜短歌と美術が出会うとき〜という企画展が催されています。こういう異質なものの出会いと衝突が、私は好きです。好きといえば、この前もらった「ハヤカワ文庫解説目録」にある「私の選んだ文庫ベスト3」の解説にウルウルです。「日本人は文庫本のあの小さな判型が大好きである。・・・」そう、加えれば、そのハードカバー本がたまらなく好き。以前、私が話題にした春陽堂の日本探偵小説全集は、昭和初めに刊行された、改造社の世界大衆文学全集を殆どそのまま踏襲していることに、昨日気づきました。同じ場所にありながら分からなかったとは、アホですね。現在は、ハルキ文庫でこんな形の本が出てますね。でも、やっぱり高い。
乱歩邸・・・「八勝堂」が池袋
楽しい集まりですね。
「くま」も3匹目、捕獲のようです、成田さんは名人ですね。
越沼正様
>短歌といえば、『虚無への供物』に
すばらしい素養です。
ふと、100円の棚をみますと
「珍プレー殺人事件」書き下ろしユーモア・ミステリ、集英社文庫
ロツカールームで球団のオーナーの死体が発見された。試合はまっ最中・・・オーナーの娘・亜矢・・・。
を手に取る。作者はあまり知られていないが、純文学系、Kさん。勉強用に入手・・・(7月はすぎていく)
人生も半世紀近くやっていると、いろいろ忘れちゃうこともあるのですね。本を買ったことも、著者名も忘れちゃって、アレこの『と(殺・捕)られてたまるか』が浅田次郎のデビュー作かあ、と気づいたり。
昨日は、またまた用事で東京へ。約束の前に渋谷の大型書店へ。ミステリ幻想文学の棚は、そのまんま買い占めたくなりますね(金ないのに)。ホラーの棚は敬遠ですが、このムックには笑えました。恐怖の名所巡り『ぶるる』。発行所はJTBではなかった(と思う)。そこでやっと見つけた季刊『活字倶楽部』を購入。佐々木丸美の特集。短歌の特集もあって、ワハハの気分。
短歌といえば、『虚無への供物』に私はこれを。
「時の流れ(レーユ・デュ・タン)」終(つひ)の一滴馨り立ち
掌上軽し一壜の虚無 照屋眞理子
ニナ・リッチの香水だそうです。どんな香りかしら。
宮澤様、皆様
夕べは大変お世話様でした。
私にとっては、ミステリについて気兼ねなく語れる飲み会は
オフ会しかないので本当に楽しかったです。乱歩邸も始めて
でしたので感激でした。
それから、名高い「八勝堂」が池袋駅前にあると知ったのも
大収穫でした(今更恥ずかしい話ですが)。
又宜しくお願いします(年一回とかで定期的に開催して頂けると
嬉しいのですが…)。
本当に有り難う御座いました。
読書中ながら、気にかかることがあります。あとで・・・。
「探偵小説 失われた花嫁」「恐怖の一夜」探偵小説社、昭和26年、江川蘭平、
誰でしょうか、
ということで、中島さんや山前さんにはない。
ところで、江利安武、えりあん たけし、か、えり やすたけ、か
江利安武「おんな探偵クリット」1992年、ケイブンシャノベルス
には、Y.ERI、とある。
ところで、江利安武「女探偵クリット」1957年、グリーンアロー出版社
も、ある。これはなんだろうか・・・
古書をてにいれて恐怖心をもつ・・・、いえ、蔵書印があるのですが、これは有名なひと、横田さんと共同で仕事したことがあるAさん・・・
とても、貴重で、別冊太陽で、希少本をのせておられます、それらが、このところ流失しているのは・・・、なぜ?
他の目録でも、入手・・・、とても残念です、あれほどの収集家に何があったのでしょうか・・・、知りたいけれども、なぜか怖いです。
いのり様
>私が読んだのはアンソロジー・・・女流作家さんだった記憶
恐らく、アンソロジーでしょう
桜もこのようなとき、しばしば、アンソロジーである場合がおおいのですが・・・(暑くてたいへんです)
暑いですね。
暑いといえば怪談です。
とても面白かったので、また読んでみたい小説があります。
確か、一昨年の夏に読んだ本にあった短編で、その本の発行年もそう古くなかったと思うのです。
その時期狂ったように本を読んでいて、ふと気づいたときには間違った本の題名と作者名でインプットされていたらしく、未だに発見できません。
私が読んだのはアンソロジーだったように思います。
女流作家さんだった記憶があります。(甚だ当てにはなりませんが)
ストーリーは
大学受験に失敗し、一人暮しで浪人している主人公が、「大学にいく気も半分なくなってきたし、郷里においてきた彼女に会うのもなんだかおっくうだし、今年は帰省しないことにしようか」などとだらだらしていると、留守電に間違い電話が入っていて…。
というものなのですが…。(ネタバレにならないように書くのは難しいですね)
赤のミステリー(や、白?)に入っていた今邑彩氏の短編がこれだと勝手に頭の中で思っていたのですが、後で調べたら違っていました。
この掲示板に寄られる方は博識の方が多いので、わかるかもと思いました。
古書ではないのですが、情報ありましたらよろしくお願いします。
では。これから若竹七海の「古書店アゼリアの死体」を満喫しようと思っているいのりでした。
今日も元気に、古書めぐり。申し訳ありません、本が集まりますぅ。
大坪砂男全集 全2巻 2冊とも帯 2冊で3000
三橋一夫「骨董殺人事件」カバあり 500 友人へ交換
三橋貸し本 3冊各300 森さん、末永さんが上げていたものだ
黒木曜之助 春陽文庫「女豹の標的」帯 100 これで黒木、完集か
秋元文庫「テレビアニメ全集」I、「小説ビートルズの栄光」「小説ビートルズ」、各100
「探偵小説 失われた花嫁」「恐怖の一夜」探偵小説社、ともに昭和26年、江川蘭平、
各1200
誰でしょうか、江川蘭平は・・・
ということで、調べてみると、中島さんでは、江川乱児
山前さんでは、昭和63年までで、江杉寛、江利安武、
がる。うーん、ないですね・・・
あれぇ、江利安武、今日手にした、「おんな探偵クリット」、 1992年、これは
ケイブンシャノベルス・・・
全然、この人の、情報が書かれていない、ノベルスで再びか・・・
と言うことで、困ります。本が集まりすぎて・・・(なやむ桜です)
荷をあけて、つい、参りました。
有難う、とは言えません。恐怖です。こんなことがあって、いいのだろうか。
越沼正様
>私は短歌・・・福島泰樹 大滝貞夫・・・麒麟草 少女
つい、なるほど、とうなずいてしまいます。
各地の、古書展、再び、夏の陣、はじまっています。暑さにもまけず、ですね・・・(お疲れです)
解説で山口雅也氏はテネシー・ウィリアムズの『ガラスの動物園』に言及しているので、私は短歌を。
福島泰樹
傘ひらくときはちきれる紺色のジャケツ少女の未来は情死
大滝貞夫
麒麟草の黄の色にじみゐるごとく霧に濡れつつ少女らは過ぐ
昨日のこと、古書店から包みがおくられてくる。
なぜか、明けるのがこわい。おくられるとは考えてもみなかつた。
その全部がくれば、探求のものは終りなのでは・・・
ということで、久しぶりに、恐怖感を味わう。
皆さん、古書がきて、しかも、アタリ、ですと思われる時に、恐怖心をもったことがありますか・・・(夏、蝉がないています)
夢野久作関連の書物をひとまずかたずけて、1冊のみ、文庫版の「ドグラ・マグラ」を手元に置く。
もちろん、芦辺さんの新刊、3冊を読まないといけない。今年の、ミステリシーンを述べるのに重要な作品ですので、遅れるわけにはいけません。
芦辺 拓様
>桜さん タイトル通り、こちらに来るのが間遠に・・・そちらの書き込みを見つけるのが遅れました
桜は、北大推理研HPからはいり、いつも拝見しています。
>来年あたり、幻想文学新人賞作品など怪奇幻想関係を一冊にまとめてもらえるかもしれない(←ここが大事)
これはすばらしいことです。本当に、幻ですから・・・実はこの雑誌は所有しています。
中 さんも入選されていますね。
本当は鮎川さんともう一度、アンソロジーを出していただきたいのですが・・・、希望です。
>でも、何とか新作を上梓したいですね
本当にのぞんでいます。
越沼正様
>三一書房・夢野久作全集の絵を担当した中村宏氏と手紙をかわしました
勉強になりますね、この版ですね、少し前に入手したのは・・・。
>名探偵桜様、お疲れ様。ゆっくり休んでください・・・とは言えないなあ
ありがとうございます。ここでの桜探偵の出番はあるようですから。
書く場所を持つ友人によれば、桜の資料を用いて書いているようですから、楽しみです。
>『ガラスの麒麟』を買いました。贈り用
桜も、ガールフレンドに贈りましょう。
と言うことで、徐々に回復中・・・(もうすぐ8月ですね)
>桜さん
タイトル通り、こちらに来るのが間遠になっているものですから、そちらの
書き込みを見つけるのが遅れました。来年あたり、幻想文学新人賞作品など怪
奇幻想関係を一冊にまとめてもらえるかもしれない(←ここが大事)以外は、
もう出すべき弾はありません。まさに「逆さにしても鼻血も出ない」というや
つ。でも、何とか新作を上梓したいですね。
推理小説と言えるかわかりませんがマイリムドットコム?www.myrym.com
ってサイトで小説を公募されているようです。
昨日、私も登録をしたのですが
誰か参加されている方いらっしゃいますか?
小説自体は面白そうなので私は期待しているのですが・・・。
名探偵桜様、お疲れ様。ゆっくり休んでください・・・とは言えないなあ。カキコをたのしみにしているので。そうそう、去年、三一書房・夢野久作全集の絵を担当した中村宏氏と手紙をかわしました。静岡新聞に書いた氏の絵「聖少女」のことで。
さっき、『ガラスの麒麟』を買いました。贈り用。
いくつかのルートで、やはり、これは恐らく、唯一1本(に近い)のようである。
断定はできないけれども・・・
ということで、桜探偵の活躍は終了しました。
そして、あの日、ともに行動した、友人にこれを譲ることになりました。重すぎます。友人はそれなりの人なので・・・、恐らく、何かに書かれることを望んでいますが・・・
交換品はかねてから狙いを定めていた。
「殺人者と恐喝者」「追われる男」「フレンチ警視最初の事件」「反逆者の財布」「ひらけ胡麻」文庫5冊、ですね、それと戦前のもの、5点。
ということです。
ここに、おとずれていただいた方、ありがとうございます。
桜は何かにつかれたように、夢野久作をよみました。本当に何か疲れてしまい、食欲が少しへりました。
あとはよろしくね、友達へ。桜には重すぎました。これで開放された気分です・・・(雨はふるのでしょうか)
『ガラスの麒麟』、毎晩聴いているマレーシア音楽も忘れて読了。小林オーナーに感謝感謝ですねー。気に入った表現を少し。「理解できなくともわかることはある。」
美術鑑賞はそのとおりですね。「暗い混沌に満ちた、ひときわ不安定な魂に。」これは中井英夫ですねー。 この本はもう一冊買って若い女友達に贈ります。24歳のお誕生会に出られないので。
「夢野久作の日記」杉山龍丸編。
2月6日には
「ドグラマグラ中の xxxx の四字を削れと命令の由」 xは引用者がする
ということで、手もとのものを調べる。所有本には、削られていない「無削除本」であった。これで、日付けは1月15日にされたことは間違いない。
関連著書、12冊すべてを調べる。該当の知人はあらわれない。
また、さらに、Yさんと、Hさんの本、4冊しらべるものの、夢野久作「ドグラ・マグラ」献呈署名の書影は見当たらない。
今までに、書影として、あらわれていないということか・・・
ということで、斯界の研究家にして、コレクターYさんに電話することに・・・、また第一人者のNさんにも。
越沼正様
>意識とは何だろう
そのように思います。
また、何かが呼んでるようなこともあるのですね、今や、その魂によばれているのでしょうか・・・(静かな夏の朝です)
『<意識>とは何だろうか』下条信輔・講談社現代新書を読み疲れて、この前フラフラと買ってしまった加納朋子『ガラスの麒麟』を開いたら止まらなくなっちゃった。中の一文「人の心はまるで難しい漢字みたいだって。書けなかったり、読めなかったり。」これって750の「ふいご」のことを言ってるみたい。
越沼正様
>桜井文庫の第1号として水木しげる『化烏』
気にながら、通過してしまいましたが、以下のお話には、意味深いものがありそうですね。
>それにしても、鬼太郎と掛けた訳
そうかもしれません。
芦辺さん、「和時計の館の殺人」、すでに購入済みです、現在読んでいます。今年は何作でるのでしょうか、という二階堂さんのお言葉にもありますが、本当に読み応えがあります。
夢野久作さんのを解決したいので・・・(夏は終わりそうにありません)
1975年に桜井文庫の第1号として水木しげる『化烏』が出たので、一冊を中井英夫氏に送ったところ、こんな返事が。「『化烏』ありがとう、戦中派の哀しみは戦後には理解されないという意図も、その戦中派の実体(戦争中の)を知っている小生には、甘えるなとしかいえず、残念ながらそれほどおもしろくなかった。小説の形で書かれていたら、もう少し良心のヒダの部分が作者にも見えてきたろうに。」
若輩者の私は、恥じ入るのみ。それにしても、鬼太郎と掛けた訳ではないだろうなあ。
何かが呼んでいる、というのは本当にあるのでしょうか。
実は、次のようなことがありました。
雑誌「どぐら・まぐら」3冊を入手。Mさんのですね。
d「夢野久作全集」ドグラ・マグラ掲載、月報には中井英夫執筆あり
越沼正さんとの、この掲示板での出会い
天神の、警固神社訪問、久作の年譜にでてきますね、境内では、フリーマーケットがありました。
その翌日に、「ドグラ・マグラ」初版函付、献呈署名を入手
これって、コワクナイデスカ・・・
とういうことでした・・・(せみしぐれの夏です)
「夢野久作の日記」杉山龍丸編より、抜粋。
1月14日
10冊入手、4冊に献呈署名(前回の3名より1名増える)
戸田健(従弟)、安田勝(従弟)、石井(俊次、義弟)、高木(慎、か庸三)の、以上4名である。
1月15日
6冊献呈署名(14日入手の10冊のうちの残り、6冊に、この日書く)、日記によれば、知人である。手紙も添えているようです。
56冊は署名して、病院に送本する。
戸田健が購入した2冊に署名。
1月26日 発刊記念会
ここでは、延原 謙のみ、献呈署名する。
以上から、1月15日付けの献呈署名については、名前が同定されてされていないものの、知人、6名に当てられた可能性が強い。
ということで、きわめてまれな出現である、と言えそうです。
まだ、彼の日記、また文献には、その名前を確認していません。調査中です。
そのような夏です。
須川 毅様
>「日本くまブックス愛好会」に入会できそうです
熊、捕獲、いいニュースですね。成田さんの眼力はすごいです。
昨日も、目録、1冊、7月は集まります。
といいながら、新刊は購入のみ、芦辺さんのを早くよまないといけない。
という夏です。
ストラングル・成田さま
(少々お礼が遅くなりました)
くまブックスの件、ご配慮感謝申し上げます。
これで僕もようやく「日本くまブックス愛好会」に
入会できそうです。(^○^)
越沼正様
>全く何かが呼んでいるような「事件」・・・この夏
全く、その通りです。まだ、献呈先の名前が出てきません。
ありふれた名前ではないので・・・
ということですが、すごいことになりそうです。
浅井 秀明様
>これは探偵小説・・・が中心だったけど、三号雑誌だった
ということで、解決が近いような気がします。
それにしても、この夏は、いろいろな意味で、暑いです。
手がかりの少ない話に、
沢山の情報、有り難うございます。
皆様のご意見をお渡ししたところ、以下のような返答がありました。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
>「踏鞴」(ふいごを踏むという意味)という字です。
>石も山もついていないのが
>難ですが、うろ覚えで石とか山がついた難しい字と
>記憶する人もいるのでは…
この「ふいご」の字に記憶があります。
新聞広告の裏に、この字らしき物を二文字書き、「これが読めるかな?」
「うっ・・・そんな昔の字、しらねえよ」
「これが私の参加していた同人誌の名だけど、白山君(私の筆名)には、無理か」
「うーーんで、じいさんその同人誌は、例によってエロ・グロかよ」
「これは探偵小説(こう表現した)が中心だったけど、三号雑誌だった」
「なんだよ、その三号雑誌ってのは、女でも囲って書くの?」
「帰れこの千本!」
・・・千本とは近くにあった精神病院の俗称です。
この「ふいご」ですが、意味も読みも知らずに記憶させるには、
字面だけです。
私の頭脳は容量不足ですが、確かにこの字だと思います。
同人誌の名も同じで、三号まで。
あと、乱歩さんとは面識がない。
ひっそりと発禁本(春本とでも言うのですか?私の知らない世界)も手がけた。
顔はどう贔屓目に見ても女性に縁がなさそうで、小柄です。
酒と芝居(田舎芝居みたいです)が好き。
奥さんに逃げられた。(他人には死別と言っていた)
・・・このぐらいが、飲みながら聞いて、記憶しているところです。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
ということです。
また、何か思い出すことがあったら、教えてくれるそうですが、
ちょっと難しそうです。
もし、上記の情報で、お心当たりのある方、
よろしくお願いします。
全く何かが呼んでいるような「事件」ですね。この夏、桜満開ですね。
昨日は『泡坂妻夫事典』を注文して、久しぶりに古本屋を覗きました。買いもらしていた泡坂『びいどろの筆』帯付き美本が200円。今、調べたら彼のミステリ関係は全部持っていることに。不完全主義の私が。アレレ。この古本屋では30年あまり前に水木しげるの貸本漫画『化烏』を50円で買って以来の付き合い。求めよ、されば与えられん、ですね。
昨日の、掲示板訪問の数はすごい、の一言。
古書目録が昨日、4点、7月だけで、31点。
「H目録」9号には、ここで話題の本について、3頁にわたる記事。
何かがよんでいます。
久作関係の本は、手元に、12冊ありますので、はじめに、7冊。それによりますと、
初版2500冊(一部2450冊もあり)、発行 1月15日(一部10日の記述もあり)
1月10日 見本刷り
14日 10冊を贈る(献呈署名か、3名の名前がわかるが、それらの人ではない。 後の7冊の宛先は不明)
15日 56冊署名して全国の病院に寄贈する(献呈ではないようだ)
26日 58名出席で、出版記念会(署名の記述なし)
ということです。
発行日にその人に署名、献呈しているので、7冊のうちの、1冊である可能性がある。
いずれにしても、これは探偵文学史上、すばらしい発見です。
記念会で署名する場合、日にちを26日にするのか、発行日にするのか、また署名の時間はあるのか、このあたりは、作家のひとに教示していただきたい。
署名は、全集などにありますが、上の本の例は掲載されていません。
このあたりの例も教えてください。
ということです。日記をふくめて、あと5冊を読んでいます・・・(長い夏になりそうです)
調査中です。
少なくとも、明日までは、引用文献を示すことができるでしょう・・・
>いずれにしても、この出現は、文学史上からみても、貴重な発見であることには間違いありません。
献呈者の名前を明らかにできるまでは少し時間がかかります。
ということで、お待ち下さい・・・(ひと雨が、あるでしょうか)
蝉がないています。
N さんや Y さんの、本ならば、そのあたりのことが書かれているかもしれません。
いずれにしても、この出現は、文学史上からみても、貴重な発見であることには間違いありません。
引用できる文章や、あるいは献呈者の名前を、本から探しています。
という日です。
小林文庫オーナー様
>桜さんの収穫は、羨ましすぎます。
ありがとうございます。桜も感動しています。手に入れられるとは考えたことがありません。
>どうして、そんな本が店頭に有るのでしょう
今考えても、夢のようです。
考えられないことです。
>『ドグラ・マグラ』の献呈署名って、何冊有るかは特定されている
そうです、現在調査中です。
全集あたりをしらべています。
「献呈署名」本は、何冊あるかどうか、ということですので、どの文献か、しらべています・・・、まだ、それにいきあたりません。
どこかに書いていた、という情報をお待ちしています。桜自身も調べていますが、よろしくおねがいします。
しかも、発売日に、かかれていますので、交友関係のひと・・・、ひょつとしたら、とても身近なひとに・・・
この出現はひとつの貴重な発見かもしれません。
検討はついていますが、もう少し時間がかかります。
>加納さん原作・・・シュガー・バー』山田双葉、『火星探検』(大城のぼる)
とくに、最後のはいいものですね。
>「新青年研究会」の「海野十三シンポジウム」
末永さんも参加されておられるのですね、次のものに直結するのでしょうか。
>なお、多々羅四郎・・・20年くらい前に、群馬の古書店の店頭均一棚で『臨海荘事件』の裸本を見かけた事
何かが呼ぶかもしれません。見かけなくなりました。
というような夏です。
夏なのに、ここは元気です・・・、いろいろなものが出てきますね。
越沼正様
>いやあ、朝見た時は夏休みかしらと思ったのですが、みなさんやたら元気です
そのようです、新刊を読む時間がとれません。
>一昨日、新橋駅のそばの店で中井英夫氏の元助手H氏とビールを飲みつつ歓談。限定本『虚無への供物』の銅版画は、私なら坂東壮一の銅版画を使いたい
これは越沼さんにおまかせします。よろしくおねがいします、でも、楽しみです。限定本は・・・。
いのり様
>加納朋子と白泉社の関係
そうですか、納得できました。
ストラングル・成田様
>地元デパートの古書市・・・総戸斗明「殺意の回想」「くまブックス」
ついに、捕獲ですね・・・、本当にすごい・・・、集まるのですね。
>桜さんの血沸き肉踊る収穫の後
これはすごいことかもしれません、今、調査中です、現存するサイン本はどのようなものがあるのか、調査中です。
夏です。
No.740 いのり さん
> 加納朋子と白泉社の関係は、二階堂氏との対談(だと思いますが…)で「白泉社系の漫画の読者でした」発言があったからではないでしょ
うか。
この対談は読んでいます。 (^ー^)゛
そうかもしれませんね。
他のアンケート参加者は、佐伯日菜子、はしのえみ、梅沢由香里、山田花子……
やはり基準が解りません(笑)
加納さん関係では、一昨日にサスペリア増刊の「名探偵に捧げる犯罪」も買いました。
加納さん原作、河内実加さん画のコミック「魔法飛行」が掲載されているからです。
これも、買うのが恥かしかった… (*^_^*)
「スペース」は、1回の長さが短いので、慌てる必要は有りませんが、速く読みましょうね。
支払方法だけは準備しておいた方が良いと思います。
No.741 ストラングル・成田 さん
おっ、熊2頭目を捕獲しましたか!?
またまた、HPでのご感想をお待ちしています。
須川さん、良かったですね(笑)
私への送本は、お暇な折でかまいません。
桜さんの収穫は、羨ましすぎます。
どうして、そんな本が店頭に有るのでしょうか??!!
『ドグラ・マグラ』の献呈署名って、何冊有るかは特定されているのではなかったでしたっけ…?
22日(土)には、「白梅軒」1周年記念オフに行ってきました。
いつも、場を盛り上げられなくてスミマセン(^_^;;;)
私の「秘密」を知りたくて参加した、と言う方もいて……、嬉しいような…。 (^_^; アハハ…
「秘密は」直接対面した方以外には、教えません(爆)
この1冊として持っていった本は、「白梅軒」がミステリーだけのHPではないので、漫画とコミックにしてみました。
加納さん原作のコミック掲載の「名探偵に捧げる犯罪」(当日購入)、『シュガー・バー』山田双葉(山田詠美)、『火星探検』(大城のぼる)でした。
今週末は、「新青年研究会」の「海野十三シンポジウム」を見学(あくまでも見学)し、「宮澤@探偵小説頁」の5万アクセス記念オフに参加する予定です。
No.732 岩堀 さん
素晴らしい、名(迷?)推理、ありがとうございます。
浅井さんのお話は、何故か引かれるものがあって、色々調べたり考えたりしたくなります。
私も、ミステリーの作品目録など調べたのですが、該当しそうな作家は見つかりませんでした。
(とても読めない姓名の作家には、事欠かないのですが…)
たしかに、多々羅四郎さんだったら、素晴らしいです。
別名で書いた作品など見つかったら、凄いです。
では、週末には宜しくお願いします。
なお、多々羅四郎には、悲しい思い出が、あります。
いまから20年くらい前に、群馬の古書店の店頭均一棚で『臨海荘事件』の裸本を見かけた事があるのですが、価値を知らなかったので、買いませんでした。(泣)
本日、地元デパートの古書市で、捕獲しました。総戸斗明「殺意の回想」(美本)100円。「くまブックス」のもう一冊です。表紙は、小樽・潮まつり。
やっぱり、地元に無いはずないんだよねえ。わは、わは、わははははは(目がヘン)。読んだら、須川さんにお送りします。
(実は、「ガラスの罠」まだ、オーナーにお送りできてなく、すみません。明日は何とか)
桜さんの血沸き肉踊る収穫の後に、どうでもいいご報告ではありますが。
加納朋子と白泉社の関係は、二階堂氏との対談(だと思いますが…)で「白泉社系の漫画の読者でした」発言があったからではないでしょうか。
ここのところ、ずっとe-NOVELSにアクセスできず、まだ第1回ですら読んでいません。
早く読みたいです…。
では。
いやあ、朝見た時は夏休みかしらと思ったのですが、みなさんやたら元気ですね。私なんざ避暑に本屋へ入ったら『ガラスの麒麟』が目に入ってしまい、つい買ってしまいました、『活字倶楽部』を探すはずが。
一昨日、新橋駅のそばの店で中井英夫氏の元助手H氏とビールを飲みつつ歓談。限定本『虚無への供物』の銅版画は、私なら坂東壮一の銅版画を使いたいと、言いました。中井氏も評価していて、確か76年に個展(薔薇土)の世話をしている。坂東氏の話では、一枚買ってくれた、と。中井氏は何を買ったのか、まだ不明。
昨日、昭和19年に制作された木版画を4万円で入手。東京国立近代美術館には収蔵されていますが、実物を見るのは初めて。熱い夏です。
喜国雅彦様
>木々の『大浦天主堂』(春秋社 S14)を買ったら、表紙に小さく「削
除済」の印が押されていました。めくってみると「精神盲」に4p破られた
として、すぐに思い出しました。
これではないですね・・・、削除印のは珍本ですね、あまり目にしたことがありません。
昭和10年から16,17年のをあつめていますが、函がないものや、また、破かれているものや、破れているものがあり、これはこれでいい、と考えています・・・(ふぅ、夏です)
爆発ついでに、さらに、書き込みです・・・、許してください、うれしさのあまりですので・・・
末永昭二様
>桜様 「宮武外骨」吉野孝雄……末永さん 学生時代以来,外骨は扱ってないのですが.まさか私の昔の同人誌を
桜も驚きました・・・、末永さんの最近のテーマでしょうか・・・
>ここ10年以上,外骨とは縁がなくって.ゆまに書房の『此中にあり』には名前
そうですね、面白い人物です。
>木々の『大浦天主堂』(春秋社 S14)を買ったら、表紙に小さく「削
除済」の印が押されていました。めくってみると「精神盲」に4p破られた
桜のも確認してみます、何か出てくるかもしれません。
ということで、夏の外へ出かけます。
このようなことがあるのでしょうか、驚きました・・・
「ドグラ・マグラ」初版函付
しかも、ある人への献呈署名がついています。夢野久作、と見開きに書かれています。
発行日に署名していました
宛ての人の蔵書で、その人の蔵書印が一箇所にあります。このひとについては、少し勉強してから、明らかにします。
さて、値段ですが、驚きの、値段です、片手です、そこに、万がつくだけです。
店頭になぜあるのか、見た瞬間に、手にしていた、横溝さんの初版帯付き文庫本を落としました。もちろん、これで、サイン本が一冊注文できる、とは考えていませんでしたが・・・
古本の神様、ありがとうございます。注文の5冊がこなくて良かったです。
そういえば、喜国さんの連載記事に、同名の本があつたような気がします。
そういえば、うわさの、Mさんの、同名の雑誌の、話題もすでに、ここにでていました。
何かが呼ぶのでしょうか・・・。
もう一度、有り難うございます。感謝しています・・・、また、友人と別々に歩いていたのですが、彼も、驚愕しました・・・(感謝の、桜です)
喜国雅彦様
>えー、事情がわからない人が読むと・・・単純に「久しぶりの書き込みをした」ということです(笑)
書きこみの方も桜には、楽しみなのです。
>でも、まだしばらくはハードワークが続きそうです
仕事が順調ということですので、うれしくなります。
古本のほうも、時々、追加されるのも楽しみです、いつも、よしださんには遅れますが・・・、連載記事もあり、大変な忙しさですね。
>次のメフィストで綾辻さんと対談・・・その辺のことも少し
楽しみにしています。
古書店散策の結末ですが・・・、不運続きの、桜には幸運はおとずれるのか、訪れているのか・・・
まず、
1 旺文社文庫版探偵小説 「僧正殺人事件」「ベンスン殺人事件」「皇帝のカギ煙草入れ」「黄色の犬」「樽」「Yの悲劇」「緋色の研究」「赤い館の秘密」「アクロイド殺し」「シャーロックホームズの冒険」、すべて初版、100円
2「伊勢町物語」岡戸武平、1,200円 何冊あるのでしょうか
3「女人果」小栗虫太郎、大白書房、2,000円、いつも当たらず、ついに店頭 入手
4「妖花ユウゼニカ物語」橘外男、名曲堂、2,500円、探していました
5「獄中猟奇x」(xはたん)大月恒志、1,500円、初めてです
6「川は見ていた」島田一男、日本交通公社、100円、ミステリではなく、川紀行の、話です。
やよいさんは見たことがありますか、と思う。
あの、島田さんが、三十年前の、満ソ国境での事を、思い出しながら・・・、このような話しを書いていたのですね。
あとは、ハヤカワミステリ文庫、創元推理文庫を30冊あまりでした。
そして、一冊は…、驚きのものでした。
昨日は、すばらしいものを、店頭でみつけたので、後で、述べますが・・・、久しぶりに、いいものを入手しました。
興奮気味です。
末永昭二様
>浅井秀明様 その名前,興味があるのです
ということで、気にかかることを思い出しましたが、あとで・・・。
岩堀様
>私も気になって図書館で「作家・作者事典」
反響があります。
越沼正様
>私の仕事場(美術館)の隣町が沼津市なのでその古本屋
これは、あの古本屋さんでは…、と思う。同じようなことを聞かれたような・・・、そのときはそんなことではなく、投稿した雑誌をあつめている、というような話ではなかったか・・・、とふと思う。
次にいきますね・・・(夏、沖縄はもえています)
私の仕事場(美術館)の隣町が沼津市なのでその古本屋がちょっと気になります。
そんなおやじのこと、知りませんでした。名前では、『精神病理学教室』などの小説で知られる石上(いそのかみ)玄一郎が時代も近いけど、古本屋はやっていない筈だし。
浅井秀明様
お探しの作家の件、私も気になって図書館で「作家・作者事典」
(明治の作家から、現代新本格派作家まで網羅しています…純文学、
大衆文学を問わず)という本で調べて見ました。「姓は石とか山を
含んでかなり難しい字、名の方に…郎とつく人」という条件でみたの
ですが、ぴったりの人は出てきません。石原慎太郎(そういえばこの人は
作家でしたね)、葛山二郎、城山三郎…と出てますが…。
ただ、気になる名前が出てました。多々羅四郎(推理作家)という名前、
全く記憶になかったのですが、戦前大衆文芸と言う雑誌に「口火は燃える」を
発表(昭和5年)、春秋社の懸賞募集(昭和10年末)に「臨海荘事件」で
3位入選(乱歩の「探偵小説四十年」みたら名前は出てました、その時の1位が
蒼井雄「船富家の惨劇」)、その後一切消息不明だそうです。多々羅(たたら)
を意味あり漢字(古い製鉄法とか、たたらを踏むとか)に直すと、いきなりみた
人は普通は読めません。
「踏鞴」(ふいごを踏むという意味)という字です。石も山もついていないのが
難ですが、うろ覚えで石とか山がついた難しい字と記憶する人もいるのでは…、
もしかして、この多々羅四郎さんがペンネームを少し変えて書いていたかも…、
年代的には昭和20年代に書いていてもおかしくはない…、などと夕べ迷推理を
働かせてみました。
何の物的証拠も無い迷推理はともかくとして、小林オーナーのおっしゃる通り、
発表雑誌名でもわかれば調べやすいとも思います。
浅井さん、もしわかったら結果を是非書き込んで下さいね。
桜さん
>喜国雅彦さんが復活、安心する
えー、事情がわからない人が読むと、病気だったみたいですが、単純に
「久しぶりの書き込みをした」ということです(笑)。でも、まだしばらく
はハードワークが続きそうです。
桜さんにはいつも、暗黒館の仕事を誉めていただき、ありがとうございま
す。綾辻さんの小説は世界観がハッキリしているので、すごくイメージがし
やすいし、昔風の挿絵がピッタリくるので、描きやすいのですね。
次のメフィストで綾辻さんと対談をして、その辺のことも少ししゃべって
ます。
木々の『大浦天主堂』(春秋社 S14)を買ったら、表紙に小さく「削
除済」の印が押されていました。めくってみると「精神盲」に4p破られた
あとが。偶然にもその話は少し前に読んだところだったので、その部分の内
容はわかります。「奥さんが顔中包帯の亭主を気味悪がる」という表現で
す。なるほど、この時代にこれはマズイですね。しかし、これはラストの解
明部分に当たるところなので、謎の提出だけの短編になってしまってます。
ちょっと時代の空気に触れることができた瞬間でした。傷物つかんで喜んで
るなんて変ですね(笑)
浅井秀明様
その名前,興味があるのですが,私も見当が付きません.もうちょっと情報があればいいのですが.
桜様
>「宮武外骨」吉野孝雄……末永さんの、以前の文章に引かれて注文。
はて,なんでしたでしょうか? 学生時代以来,外骨は扱ってないのですが.まさか私の昔の同人誌を?! いやいや,たぶん『高橋お伝』でしょうね.ここ10年以上,外骨とは縁がなくって.ゆまに書房の『此中にあり』には名前だけですよ.
オーナー様
外骨と言えば,大阪圭吉さんの「あやつり裁判」のネタは外骨だと思うのですが,いかがでしょうか.実際の事件だから当時の新聞を見て着想したのかもしれませんが,圭吉さんが古新聞をひっくり返して調べたというより,外骨の本を読んで思いついたと考えた方が自然だと思いますが.私は「あやつり裁判」は最も好きな大阪作品の一つですが,あんな小さな記事を小説化した手腕に驚嘆します.ネタがわかってうんざりするのではなく,元ネタがわかって,改めてすごさがわかりました.
もう一つ外骨と言えば,渡辺一夫さんがラブレーの翻訳の参考文献に『日本擬人名……』を挙げていたのが,妙に印象に残っています.
明日(もう今日ですが)は,貸本文化研究会の年に1回の例会です.
では.
小林文庫オーナー様
風鈴にかわりましたね、涼しい夏を感じられるようです。
「宮武外骨」吉野孝雄 吉川弘文館
末永さんの、以前の文章に引かれて注文。
書店員さんは、すぐに、外骨ですね、と反応。少し話してみると、国文学、歴史文化の専攻らしい、夏のアルバイト、のようでした・・・(夏の朝です)
「古書目録」の乱打。
今年158点、7月のみで、19日間で、26点。
それぞれ、1点のみ出す。
大河内常平関連
「趣味の日本刀」大河内、柴田 昭和38
「新板 趣味の日本刀」柴田・大河内 昭和44
「新訂増補 趣味の日本刀」大河内 昭和49
というように、いろいろな目録にある。
このところ、探偵小説関連の部分をきりぬいて、保存。
そうすると、本の流れと価格がわかる。
ひとつだけわかることは、探偵小説専門の店に、一部はながれて行っているということ、少しだけ、驚く。
喜国雅彦さんが復活、安心する、イン・ポケットの連載作品の挿絵、いいですね、実に。影絵のようです・・・(蝉のなきごえがきこえてきます)
小林文庫オーナー様
7月はおいそがしそうですね、「くま」も北の大地から、成田さんが移送されるようですね。
>キャラ萌え発言・・・最近読んだ本のご感想・・・花井さん投稿、大歓迎です
短編、好調に集っていますね。
>「総目録」は春陽堂のHP(http://www.shun-yo-do.co.jp)で購入できます
あと、何冊あるか、気がかりです。
>その「昭和20年代の雑誌」・・・カストリ雑誌?、倶楽部雑誌、講談雑誌
リストがない分だけ、大変ですね、探し出すのが・・・
>宮澤@探偵小説頁 5万アクセス・・・掲示板も日記も無し、情報だけに徹して5万アクセスは素晴らしい
これは本当にすばらしいことです。
>このアンケート対象者のなかに、何故加納・・・不思議です・・・早速、リスト
小林さんに任せれば、安心です。
越沼正様
>この本で読むべきところはコラム・・・「作家の価値は、人の記憶に残る作品」
読んだあとわすれるのは作品の多さでしょうか、文庫でいつでも読めるれば幸せですね。
と言う夏の1日。
そして、あの目録の場合、10点申し込んだ人に、全部行くようです。5点を古書店におくりかえして、なぜか、すっきりしました。
そんなこともあります・・・(すでに真夏日が数えられていたようです)
遅ればせながら、福田和也『作家の値うち』飛鳥新社を先日購入。このコメントは笑えます。桜さんの笠井潔『バイバイ、エンジェル』についてのご発言、私はこの本はさほど心に残らず、手放したままです。上記の本では、「画期的作品である。」と。そんなものかな。エンターテイメント100人、純文学100人の作品に点数がつけられています。ちなみに『エンジェル』は71点。『哲学者の密室』は91点。ミステリでは山口雅也『生ける屍の死』92点が最高。この本で読むべきところはコラム。忘れられがちな正論が書いてあります。「作家の価値は、人の記憶に残る作品をどれだけ書けるかで決まる。」
No.710 いのり さん
おひさしぶりです。
「プータオ」の加納さんのアンケート、当然知りませんでした。
で、昨日買って来ました。
あー、恥かしかった。
こうゆう雑誌って、オジサンはどんな顔をして買ったら良いのでしょう? (*^_^*)
ご紹介すると、アンケートは特集「夏休みおすすめコミック こんも人たちに聞いちゃいました」。
加納さんの「少女時代のお気に入りベスト3」は
『草迷宮・草空間』内田善美、『ポーの一族』萩尾望都、『はみだしっ子』三原順
「いま注目している作品」は
『ロダンのココロ』内田かずひろ
です。
「ポーの一族」は、私のNIFTYでのハンドルネームでもあるので、チョット嬉しかったりして。(笑)
でも、このアンケート対象者のなかに、何故加納さんが?
不思議です。(笑) …他には、佐伯日菜子さんも。…
早速、リストに反映します。
ありがとうございました。
これからも情報お願いします。 >いのりさん、皆さま
情報と言えば、「フェニックス」で知った、劇団四季の会報に書かれた加納さんのエッセイ。
探してはいるのですが、見つかりません。
7月14日に開設された劇団四季のHP(http://www.shiki.gr.jp/)にも情報なし。
浜松町の四季劇場にも行ってみましたが、バックナンバーの販売なし。
劇団四季の友の会に入会するしかないのかなぁ。(笑)
加納さん言えば、e-NOVELS (http://www.e-novels.net/)の連載、『スペース』は第2回に入りました。
第2回目以降は、支払いが必要です。
まだ購入していない方は、支払方法の準備をしておきましょうね。(笑)
WEBマネーは、扱っているコンビニ少ないし、so-net のコンテンツ会員になるには時間がかかりますよ。
『スペース』は、『ななつのこ』『魔法飛行』に続く、待望の「駒子さんシリーズ」の新作です。
駒子さんシリーズは、ひらがな、漢字、カタカナのタイトルと続き、次回はアルファベットのタイトルとし、4部作となるそうです。
No.709 宮澤@探偵小説頁 さん
5万アクセス、おめでとうございます。
メールにも書きましたが、掲示板も日記も無し、情報だけに徹して5万アクセスは素晴らしいと思います。
乱歩ファンの宮澤さんの記念日が、乱歩の命日と同じ時期になったのは、偶然とは思えません。
記念オフ「乱歩を偲ぶ会」には、私も参加させていただきます。
皆さんと、お会いできるのが楽しみです。
まだ参加者を募集中のようです。
この機会に大勢の方にお会いしたいと思います。皆さんも参加されませんか?
詳しくは、宮澤さんのHPへどうぞ。
オフ会といえば、明後日22日には、「白梅軒」川口さんのオフ会にも参加します。
(オフ会に出てばかりいないで、掲示板の返事をしろ! と言う声が…。申し訳ありません)
No.712,707 浅井 秀明 さん
当掲示板では、はじめまして。
お名前は、HPや「謎宮会」などで、いつも拝見しています。
ご質問の件は、桜さんも「思い当たる名前がない」とすると、かなり難しそうですね。
整理すると、
「石のつく字(例えば 砧 や 岩)」+「山」+「・・・(1、2字)」+「郎」
という名前。
「名字の方は、漢字が難しくて、普通の人ではとても読めない」という事は、その石のつく字が難しい、と言う事ですか?
その「昭和20年代の雑誌」はどんな雑誌でしょう?
カストリ雑誌?、倶楽部雑誌?、講談雑誌?、判形や頁数が解るだけでも、ヒントにはなると思います。
「未亡人が黒い子供を産む」とか「旅芸人が人さらいをする」と言うのは、ありがちのような気もします。
もう少し情報があれば、また書き込みしてください。
No.692,693 akawas さん
ご氏名を受けながら、ご返事が遅れてすみません。
もう既に桜さんから、ご説明がありましたので、いまさらかもしれませんが、春陽堂「探偵小説全集」についてまとめてみました。
● 春陽堂「日本探偵小説全集」
1 甲賀三郎 姿なき怪盗
2 江戸川乱歩 三角館の恐怖他一篇
3 浜尾四郎 鉄鎖殺人事件
4 大下宇陀児 石の下の記録
5 木々高太郎 わが女学生時代の罪他二篇
6 小栗虫太郎 完全犯罪 他一篇
7 横溝正史 蝶々殺人事件他一篇
8 角田喜久雄 木家の惨劇他二篇
9 坂口安吾 不連続殺人事件
10 島田一男 昼なき男他一篇
11 香山滋 ソロモンの桃他三篇
12 木彬光 刺青殺人事件
13 城昌幸 猟銃他十九篇
小酒井不木 恋愛曲線他三篇
14 山田風太郎 天国荘綺談他二篇
夢野久作 押絵の奇蹟
15 渡辺啓助 偽眼のマドンナ他五篇
海野十三 三人の双生児他三篇
16 水谷準 ある決闘他三篇
大坪砂男 私刑(リンチ)他四篇
● 春陽堂「長篇探偵小説全集」
1 小栗虫太郎 秘密結社
2 大下宇陀児 誰にも言えない
3 木々高太郎 十二の傷の物語
4 横溝正史 女が見ていた
5 角田喜久雄 虹男
6 香山滋 遊星人M
7 島田一男 野獣の夜
8 木彬光 復讐鬼
9 山田風太郎 満員島
10 甲賀三郎 支倉事件
11 浜尾四郎 博士邸の怪事件
12 楠田匡介 いつ殺される
13 鷲尾三郎 屍の記録
14 岡田鯱彦 樹海の殺人
「長編探偵小説全集」は、当初1巻に予告されていた江戸川乱歩『化人幻戯』を「江戸川乱歩全集」に加え、永瀬三吾『満月殺人事件』が実現しなかったので、全14巻となったようです。(桜さんご説明の通り)
当初12巻に予定されていた小栗虫太郎が1巻に回ったことで、混乱があったのでしょうか?
なお、現物には当っていませんので、「日本探偵小説全集」のタイトルの「+○篇」の部分や、「長編探偵小説全集」のタイトルに「他」が付くか、などで間違いが有る可能性があります。
ちなみに、「春陽堂総目録」では、『遊星人M』は『遊星入門』になっていました。(笑)
誤植や間違いが多い事では有名なようなので、素直に信じてはいけません。
震災や戦災で出版物が焼失し、現物に当れなかった、と有りますので、仕方が無いと思います。
有用な本であることは間違い有りません。
(「総目録」は、ただいま春陽堂のHP(http://www.shun-yo-do.co.jp)で購入できます)
No.675 花井圭太 さん
> おめでとうございます。
> 何歳でしょうか?どうでもいいや。
は、は、は。 ありがとうございます。
年齢は秘密です。(と言っても、掲示板を読んでいれば、想像はつくでしょうが:笑)
知識の深い方々の発言ばかりの中、「勇気ある投稿」ありがとうございます。(笑)
いや、本気ですよ。
キャラ萌え発言でも、最近読んだ本のご感想でも、書き逃げでも、気軽に書きこんで欲しいです。
花井さんのような投稿、大歓迎です。
(もちろん、勉強になるような投稿も大歓迎)
で、EQの作品ですが、私は殆ど中学、高校のころに読んでいるので、印象だけで記憶が定かかでないのです。(汗)
一応、某EQファンクラブの会員でもあるのですが。 (^^;;
悲劇シリーズは、Y→X→Z→最後 の順に、読みました。
Yを読んだ時には、もう評判を知っていたので(中島河太郎さんの解説?)、素直に感動しました。
感動のあまり、すぐに「最後」まで読んだものです。
そのときの記憶が残っているので、わたしも「Y」の方が好きです。
今、読み返したら評価が変わるのかも知れませんが。
でも、実は一番感激したのは「最後の悲劇」なんですね。
ミステリー初心者だったので、もう単純に感動しました。
同じ感動を求めて、ミステリーを読みつづけているようなものです。
「最後」こそ、評価が低くすぎるのではないでしょうか?(笑)
> まさか、極端にこのページの趣旨と異なる書き込みということで、
> オーナー様の独断で削除されないだろうな。ちょっと不安。(汗)
この掲示板開設以来、1件も削除した発言はありません。
一度だけ、エッチサイトの宣伝があって、その時は伏字に変えました。(笑)
越沼正様
>79年9月の葉書・・・「そう、角川書店から出た笠井潔の『バイバイ、エンジェル』読みましたか。『虚無』を継ぐ意図で書いた由、なかなかの力作です」
展開が早いですね、これは多くの掲示板訪問者には見逃せません。
笠井さんのこの小説は、登場が早すぎたものの、現在登場する作家たちが通過しなければならない作品でしょうか。
>日記の最終ページには「93年1月8日(金)夜10時中井英夫氏からtel、今月中に荻窪へ引っ越さねばならない」
そうですね、転居の道筋、追求したくなります。
ところで、久しぶりに、このところの驚きの三点。
1 「週刊小説」7.28(14号) 「古書奇(左に田あり)人堂」新宿、ここ ではいいものを入手しています。登場に驚き。
2「新刊展望」8月号 井家上隆幸さん、私家版の「読書日記」刊行予定、
なぜ・・・、驚愕。
3 あなたのものですよ、全部、と言う、古書店から、5冊おくられてくる。
しかし、すべて、注文のものではない・・・、他の人が、10点もうしこんでおり、桜の、5点がそちらに・・・、残りのものがおくられてきた。
それらは、申し込んでいません・・・、そして、必要な5点は、桜には、入手できていません。
という、信じられない出来事が昨日ありました・・・(驚愕した桜です)
越沼正様
>味戸さん・・・H氏と一年ぶりに再会・・・代官山・・・日記・・・72年
4,5年前、中井英夫さんの、講談社文庫「虚無への供物」初版を入手して、その年譜が増刷ごとに変わるのをみて、全部の刷り数を入手しようとこころがけたことを思い出しました。
昭和49年3月15日 第1刷をみますと、1972年、「幻想博物館」刊行ですから、この署名入りを所有しています。昨年手に入れたものですが・・・
何かが呼ぶのですね・・・、その年、4月、渋谷区代官山へ転居されています。
よしだ まさし様
午後の便に、登場されないと、古書展にいかれているのですね。
このところ、すごいです、臨場感にあふれています。
>中野共立病院の名前・・・実は友人がこの病院に入院
本当に何かが呼ぶのですね・・・驚きました。
>中井英夫さんには、軽井沢の別荘・・・当時学生・・・麻雀の相手までしてくれたのでした・・・その時一緒だったメンバーのひとりが噂のM君でした
いや、本当にすごい展開です。 Mさんはここにも登場です・・・参りました。
>中井さんは僕らが出している会報・・・いまだに信じられないできごとです
これまた、すごいですね。
というなかで、休日です・・・(週末を待つ桜です)
中井英夫氏からは、軽井沢の別荘へ来るように誘われていましたが、仕事の手が離せず行かず仕舞い。79年9月の葉書から。「そう、角川書店から出た笠井潔の『バイバイ、エンジェル』読みましたか。『虚無』を継ぐ意図で書いた由、なかなかの力作です。」
一冊だけ仕舞い損なった日記の最終ページには「93年1月8日(金)夜10時中井英夫氏からtel、今月中に荻窪へ引っ越さねばならない、淋しい、と言う。励ます。が・・・。」
思わぬところで中野共立病院の名前が出てきて驚きました。実は友人がこの病院に入院しておりまして、このところ毎週のように見舞に行っているのです。そのついでに中野の古本屋を覗いたり、友人が読み終えたばかりの本を没収したりしているんですけどね。
中井英夫さんには、軽井沢の別荘に招かれたことがあります。当時学生だった僕らを中井さんはとても親切に応対してくれて、麻雀の相手までしてくれたのでした(オーラスのハイテイで役満をつもられてひっくり返されたのは、いまだに忘れられません)。そうそう、その時一緒だったメンバーのひとりが噂のM君でした。
中井さんの日記にそのことがほんのちょっとだけ書かれていて、僕の名前も出てくるのがとてもいい記念になっています。
なぜ中井さんの別荘に招かれたかというと、「運転と料理のできる人はいませんか?」という問い合わせに、M君が先輩を紹介したのがきっかけでした。その功績で、中井さんは僕らが出している会報に短編小説まで書いてくださったのですが、いまだに信じられないできごとですよね。
あさって、味戸ケイコさんの個展でH氏と一年ぶりに再会します。代官山は、詳しくはどこかへしまいこんである日記を見ないと分かりませんが、72年のはずです。ここの大家が「色気ムンムンマダム」だったそうで・・・閉口し、たしか半年たらずで中井氏はマンションへ引っ越しました。
越沼正様
>記憶・・・今晩中井氏の助手と名乗る方から電話・・・「中井から電話するように、と」。翌日、中野共立病院で10年ぶりに再会
証人ですね、H さんとあわれたわけですね・・・もうひとりの、写真に撮影された方ですね。
この掲示板に訪れる人は注目していますので、楽しみな、夏のプレゼントです。
>初めて・・・代官山の中井氏の家の窓のカーテンを少し引いて東横線
これはいつ頃のことでしょうか。
桜の場合、作家のかたにお会いしたひとりに大江さんがおられます。大江さんには、しかも、イーヨさんと共に、豚足を買いに行く道すがらお会いしたしたという経験がありますが・・・(そんな夏の1日でした)
中井英夫氏のサイトをいろいろ見てまわりましたが、こんなにマニアがいるとは!
私は最も不熱心な愛好者だろうな。記憶が確かなら、今晩中井氏の助手と名乗る方から電話があった。「中井から電話するように、と」。翌日、中野共立病院で10年ぶりに再会。東京創元社の方もみえていた。いまだに中井氏の作品が読まれているとはホントうれしい。初めて会った頃、代官山の中井氏の家の窓のカーテンを少し引いて東横線を見下ろしたけど、あの借家はどこにあったのか。
浅井 秀明様
HP、訪問しました。
毎日の日記、読書日記もかねているのですね、楽しみが増えました。
葉山さんの、読書日記も公開されて、読み応えがあります。
週末には、友人と、少し足を伸ばして、古書探索へ。いつも、友人の成果におどろかされます。
もし、あれば、ここに書きます・・・(夏です、夏むすめの季節です)
>桜様
ええと、名字の方は、漢字が難しくて、普通の人ではとても読めなかった字だそうです。
他に、手がかりは、実はありません。
やっぱり、情報量が少なすぎますね。申し訳ありません。
宮澤様
「乱歩を偲ぶ会」オフ会・・・7/29(土)の乱歩の命日の次の日にゆかりの池袋
そろそろ、また乱歩全集をだしてほしいものです。
いのり様
>加納朋子のインタビュー・・・プータオ2000年夏季号(白泉社)
楽しみですね。
浅井 秀明様
>>石が付く字に山・・で郎でした
>誰でしょうか
少し、ヒントはありますか・・・、岩ではないですね・・・
と言うことで、夏だぁ・・・。
「古書目録」は元気です。「陳書」2号がきて、7月のみで、24点。今年にはいり、156点目です。
「空魔鉄塔」大下 昭和14 20
「探偵少年」6冊揃い 昭和23 18
「暗黒公使」久作 昭和8 12
「荒野」甲賀三郎 昭和4 9.5
などがあります。
夏がきて、古書展にでかける。うーん、レジは何とかなりませんでしょうか・・・(あとが大変です)
加納朋子のインタビューが、プータオ2000年夏季号(白泉社)に掲載されています。
好きな少女漫画についてです。
他の方と違って、加納っちだけ妙に濃ゆいのが必見です。
まだアップしていないだけでしたら済みません。
こんにちは。
最近は特に口を挟むのが惜しいくらい濃い掲示板になっていますね。
島崎博に中井英夫ときたら、私にとっても思い入れの深い方々です。
さて、私のページの5万アクセス記念で「乱歩を偲ぶ会」という名目でオフ会を開きます。7/29(土)の乱歩の命日の次の日にゆかりの池袋で飲もうというものです。ちょっとした企画も考えてはいますが、多分普通の飲み会になってしまうかと思います。
小林文庫オーナーさん他、須川さん岩堀さんなどこの掲示板の常連さんにもご参加していただける予定です。
詳しくは私のページを参照の上、メールでお申し込み・お問い合わせください。
よろしくお願いします。
越沼正様
>中井英夫氏からもらった不完全本『とらんぷたん』・・・世界に3冊
これはすごい。掲示板訪問者はおどろきます。
浅井 秀明様
>石が付く字に山・・で郎でした
誰でしょうか。
>東北のある村・・・子供を産む伏せ字だらけの小説・・・旅芸人が人さらい・・・昭和20年代の雑誌に名前
どの雑誌でしょうか。
ということで、夏がきたので、考えましょう・・・(考える桜です)
はじめまして、浅井と申します。
いつも、楽しく拝見しております。
今回、とある方からのメールのやり取り中、
どうしても名前が分からない作家が出てきたので、ここならわかるかなと思い、
書き込みさせてもらいました。
もしかしたら、ミステリ関係ではないかも知れません。
どうか、よろしくお願いします。
(以下、全文)
沼津市の古本屋の爺さんです。
20年も前のことなので、名前は忘れてしまいました。
すみません、決してもったいを付けている訳ではないんですが珍名と言うか、妙な名前でした。石が付く字に山・・で郎でした。
「私は自称ニヒリストだから編集者に嫌われた」
「自分でニヒリストなんて言うなよ、第一じいさん本に載ったことあんのかよ」
「これが読めるかな・・・」
東北のある村で、未亡人が黒い子供を産む伏せ字だらけの小説でした。
あと旅芸人が人さらいをする、短編。
昭和20年代の雑誌に名前が載っていました。
桜さんの書き込みは、世界は広い!と実感させますね。私は古本はあまり買わないので珍本はありませんが、中井英夫氏からもらった不完全本『とらんぷたん』(たんがない!)は世界に3冊しかないうちの1冊。本文に3行欠落や誤植があり、3冊残して廃棄。中井氏は、出版社から渋沢竜彦と英文学の高橋康也と私に献本させたのですが、渋沢と高橋に間違って送られ、仕方なく面識のない二人が会って交換した、と中井氏から電話で聞きました。
梅雨はあけましたが、デパートでの古書展は花盛り。
「名探偵の憂鬱」鮎川監修・山前編、鮎川さんの巻頭随筆、力強いものです。これで、短編が読めないのが不思議です。
島久平さんの伝法探偵「x の殺人事件」、まとめて読みたいものです。
J・D・カー「海水浴場殺人事件」宇野訳、「別冊文藝春秋」58号掲載、昭和32年6月、ふと手にとり、入手。
という昨日でした・・・(夏なのですね)
越沼正様
>中井さんと私が一緒の写真は、最期の誕生日にベッドでとった一枚だけ
これも言葉で言い表せません。
いままで、Hさんだけか、と思っていました。
あれはいいアルバムでしたから・・・(うなる桜です)
きょうは休館日ですが、展示変えで、一人呑気に絵を動かせています。気分転換に掲示板を見て、つい書きたくまりました。中井さんからは、20冊近く本をもらっています。氏の日記には、「三島のk君」と書かれています。寺山修司や親友が亡くなった後、会いに行った時のこと。思うに中井さんから喧嘩を売られなかった者は自分だけだった気がします。中井さんと私が一緒の写真は、最期の誕生日にベッドでとった一枚だけでしょう。
越沼正様
>葉書には、「今夜発って流薔園へ赴き、かりに雨であっても天体望遠鏡覗くつもり。」差出人は流薔園園丁が線で消され、月蝕領主に
うーん、すごい。
手元には、「幻想博物館」初函 署名入り
のほかに、全集版の、有名な小説に、署名入り
の2冊です
>上笙一郎の味戸ケイコ・・・味戸さんの5年ぶりの個展が新橋駅近く、ヤクルトホール横のギャラリースペース21で21日から。また、東京へ
何かが呼んでいるのでしょうか
ということで、いまだ、梅雨あけず・・・(本は持つと重いです)
昨夜は双眼鏡の月蝕が妖しく。不吉なことがなければいいな。78年9月の中井英夫氏からの葉書には、「今夜発って流薔園へ赴き、かりに雨であっても天体望遠鏡覗くつもり。」差出人は流薔園園丁が線で消され、月蝕領主に。
上笙一郎の味戸ケイコ論は、首かしげるわ、と味戸さんが話したことがあります。
味戸さんの5年ぶりの個展が新橋駅近く、ヤクルトホール横のギャラリースペース
21で21日から。また、東京へ。
洋子と朋子、どちらも読んだことないなあ。
梅雨明けが近いのでしょうか、夏の古書展は繁盛しています。
目録でいくつか手に入れましたが、やはり、現場でのが成果がおおいようです。
読書がはかどりません。
「本の雑誌」8月号、エンターテインメント・ベスト10。どれも、読んでおらず、愕然。
「文化学院児童文学史 稿」上 〇一郎(〇は 竹に生)、文化学院の79年。
登場人物の姿、どれもうならせます。奥さんを山崎洋子さんと思っていましたが、山崎朋子さんなのですね。
という週末でした・・・(九州の一部は梅雨あけのようです)
末永昭二様
>桜様 紙を貼って訂正・・・春陽堂の修正なんかが妙に記憶に残ってしまう
大変な仕事ですね・・・訂正は。
>別の紙貼り訂正・・・野村敏雄の『夜を賭けろ』(昭和35年章書房)の奥付は「鷲尾三郎」
これは珍本ですよ・・・、手にしてみたいものです。
これと同じものが創元文庫にもあります。
「39階段」ジョン・バカン 小西宏訳が正しいのですが、奥付けには、フレドリック・ブラウン 訳者 小西弘(ママ)
ということで、著者名、訳者もまちがいです。
桜はこれを「文庫トマソン」、とよんでいます。
>3人の「かつて伝説の高校生と言われた人」と、個人的におつきあいがありますが、みなさん、さすがです
これは、楽しみですね、成果をいずれおねがいします。
とくに、Aさんは、このところ、横田さんとの仕事がすくないので、心配しています。科学小説あたりの、まとめの仕事を期待しています。
越沼正様
>東京堂書店へ。山尾悠子、まだ3冊サイン本
買われましたか。
最近のものを少し示します。
南沢十七「人類風俗史」昭和8 発禁本
海野十三「撃滅」昭和18
三谷祥介「手袋をぬぐ男」昭和22
雑誌「傑作読物集」慰問版 年月不明
「傑作科学探偵小説集」昭和16 蘭、渡辺、南沢ほか
「傑作スパイ小説集」 昭和16 蘭、渡辺、南沢ほか
平林初之輔遺稿集「船中雑記」 これには驚愕しました
そのほかに、収集対象のものはこのところあつまります。
梅雨明けは近いようですが、古書展は花ざかり・・・(集まる人はすごいです)
昨日、急用で大金(私にとって)を持って東京中野まで行ってきました。約束まで
時間があったので東京堂書店へ。山尾悠子、まだ3冊サイン本が。買ってしまいました。手に取ったら買わすにいられなく。曾我佳城も、買ってしまうなあ、いずれ。文房堂はバーゲン中、目をつむって4階のギャラリーへ。私が期待する画家にアーダコーダと勝手なことを言っちゃった。貧乏町、いや神保町、浦島太郎気分でした。
誤植。この欄では、私、かなり誤字を連ねていますが、ご容赦を。
桜様
私も出版社勤務のころ、致命的な誤植をやって、泣きながら紙を貼って訂正したことがあります。だから、春陽堂の修正なんかが妙に記憶に残ってしまうのです。気の毒に思えこそすれ、笑う気にはなれません。
そこで、別の紙貼り訂正の例。
野村敏雄の『夜を賭けろ』(昭和35年章書房)の奥付は、著社名が「鷲尾三郎」になっており、紙を貼って訂正しています。もしも、訂正していないもののを発見しても(未修正のものが流通している可能性は大です)、お間違いなきよう(って、間違えようもないでしょうが)。
余談ですが、奥付で著者の名前を間違えている(誤字ではなく、組版流用の際に別の著者名が残ってしまうんでしょう)ものって、かなりありますね。気を付けなければ(自戒)。検印代わりの凸版だって、間違っていないとは限らないので。
それから、私は3人の「かつて伝説の高校生と言われた人」と、個人的におつきあいがありますが、みなさん、さすがです。年期が違うし、お若いときからの記憶なので曖昧なところが少なく、正確なような感じがします(あくまで「感じ」ですが)。お話を伺っていると勉強になります、というよりなにより、昔話が面白すぎます。
もう、ずいぶん前から、本を読むよりも、そういったお話を伺うフィールドワーク(?)の方が面白くなって、できるだけ、いろんな方に実際にお目にかかってお話を伺うようにしています。
作家、評論家はもとより、印刷(都知事の文選さんもそうですね)や流通関係の方のお話もいいですよ。
akawas様
>春陽堂の探偵小説全集・・・越沼さんと桜さんの話がかけちがっている
その通りでした。
このところ、このあたりの全集を集めることを終えたからでしょうか、細かいところに気付きませんでした。
>桜さん・・・同じ春陽堂の<長篇探偵小説全集>・・・三六判に近い縦長で、明るいグリーンの表紙、函入りです
まさしくこれです。
>『化人幻戯』は春陽堂の乱歩全集・・・第12巻小栗の巻が、第1巻として刊行
そうです。
>12 小栗虫太郎 白蟻・秘密結社他
13 永瀬三吾 満月殺人事件(書下ろし長篇)
14 楠田匡介 いつ殺される(書下ろし長篇)
15 岡田鯱彦 樹海(書下ろし長篇)
16 鷲尾三郎 屍の記録(書下ろし長篇)
13以下の書下ろし・・・はたして刊行された
このラインアップの予定でしたが、全14巻になりました。前の13巻が出ていないのですね。
末永昭二様
>春陽堂・・・ハコだか表紙だかに致命的な誤植があって,紙を貼って訂正
そうです、そのように一部の字が誤植され、はられていました。これが形なのですね。前の所有者が修正したのか、と思っていました。
ありがとうございます。
これで、何か、すっきりしました。
そして、昨日も目録ひとつ。
九鬼 「変貌伝」68枚揃い 5
高木彬光 「悪魔の火祭」200字詰 131枚未完 30
宮本幹也 「風流曲屁x」44枚揃い 5
島田一男 「特派事件記者 凶運の星」200字詰 151枚揃い 30
とありました。
という。古書展、にぎあう人・・・(感動の桜です)
越沼正様
>創元文庫の中井英夫作品集は全文収録・・・絵本『マッチ売りの少女』の推薦文
このところおくれ気味なので、そろえるのが大変です。
世界推理小説全集 100巻などの、企画があれば、うれしいです。
よしだ まさし様
昨日は、午後の便がないので、さては・・・、と思いましたが、いい収穫のようですね、ひとごとながら、嬉しいものです。
>横溝正史と連れ・・・をしたって話もでた
やはり、伝説の高校生です。
といいながら、古書目録におわれています。
探求のものが入手される確率は小さいのです・・・(梅雨明けでしょうか)
末永です.
須川様,オーナー様
委細了解しました.お待ちしています.
春陽堂のこの虫太郎って,ハコだか表紙だかに致命的な誤植があって,紙を貼って訂正しているという話を聞いたことがありますが.
桜様
私は肉筆には興味がないのですが,城戸さんの肉筆はつらいですよ.最晩年も執筆意欲はあったらしいのですが,城戸さんの字を判読できる文選工さんが定年退職してから,刊行ペースががっくり落ちてしまったという話を聞きました.
昭和20年代の字はそれほどでもないのですが.
昔は,悪筆の作家には担当の文選さんがいたのですが,今ではほとんどないでしょう.第一,たいていワープロですから.
私が印刷をお願いしている印刷屋さんの社長は,かつて現都知事(有名な悪筆)の文選をやっていました.
よしだ まさし様
>ということは、横溝正史と連れションをしたって話もでたでしょ(笑)
そこまではさすがに(笑).今度聞いてみましょう.
春陽堂日本探偵小説全集
(『小栗虫太郎篇・完全犯罪他一篇』袖の記載の「総内容」より)
1 甲賀三郎 姿なき怪盗
2 江戸川乱歩 三角館の恐怖
3 浜尾四郎 鉄鎖殺人事件
4 大下宇陀児 石の下の記録
5 木々高太郎 わが女学生時代の罪
6 小栗虫太郎 完全犯罪・白蟻他一篇
7 横溝正史 蝶々殺人事件他一篇
8 角田喜久雄 木家の惨劇
9 坂口安吾 不連続殺人事件
10 島田一男 昼なき男他一篇
11 香山滋 ソロモンの桃他三篇
12 木彬光 刺青殺人事件
13 城昌幸 猟銃他十九篇
小酒井不木 恋愛曲線
14 山田風太郎 天国荘綺談他三篇
夢野久作 押絵の奇蹟
15 渡辺啓助 偽眼のマドンナ
海野十三 電気風呂の怪死事件他四篇
16 水谷準 ある決闘他三篇
大坪砂男 私刑(リンチ)他四篇
春陽堂長篇探偵小説全集全十六巻内容予告
(第2回配本・横溝正史『女が見ていた』に挿入の「探偵通信2」より)
1 江戸川乱歩 化人幻戯他
2 大下宇陀児 誰にも言えない他
3 木々高太郎 十二の傷の物語他
4 横溝正史 女が見ていた
5 角田喜久雄 虹男
6 香山滋 遊星人M他
7 島田一男 野獣の夜他
8 木彬光 復讐鬼
9 山田風太郎 満員島他
10 甲賀三郎 支倉事件
11 浜尾四郎 博士邸の怪事件他
12 小栗虫太郎 白蟻・秘密結社他
13 永瀬三吾 満月殺人事件(書下ろし長篇)
14 楠田匡介 いつ殺される(書下ろし長篇)
15 岡田鯱彦 樹海(書下ろし長篇)
16 鷲尾三郎 屍の記録(書下ろし長篇)
13以下の書下ろしは見たことがありません。
はたして刊行されたのか、どなたかフォローをお願いします。
(ああ、オーナーは春陽堂の図書総目録をお持ちだったんだ。お手数ですが・・・)
春陽堂の探偵小説全集をめぐって、越沼さんと桜さんの話がかけちがっているように思えます。
ひとごとながらじれったいので、僭越と知りつつしゃしゃり出てきました。
越沼さんの「文庫サイズでハードカバー」の<日本探偵小説全集>は、小栗虫太郎の『完全犯罪』を収録していますが、巻号の表示はありません。
赤い表紙で、カバーは黄色です。
大坪砂男は、水谷準と合わされ、私刑ほか4篇が収められています。
この叢書は以前に、文庫・新書サイズで出ていた<春陽堂探偵双書>の後継と考えていいかと思います。
桜さんがおっしゃっているのはおそらく、同じ春陽堂の<長篇探偵小説全集>ではないでしょうか。
三六判に近い縦長で、明るいグリーンの表紙、函入りです。
これには小栗虫太郎は、『秘密結社(青い鷺)』が採られていますが、桜さんのいう、巻数表示の書き換えというのは函のことでしょうか。
私のもっている『秘密結社』には函がないので、函のことはわからないのですが、本体には特に異常はありません。
このシリーズ、初め第1巻に乱歩の『化人幻戯』(『宝石』連載)が予定され、ラインナップも告知されていました。
しかし、ご承知のとおり、『化人幻戯』は春陽堂の乱歩全集のほうに入って、結局このシリーズから出ず、当初第12巻にあてられていた小栗の巻が、第1巻として刊行されました。
その混乱であるいは、函がまちがって印刷されたのかも知れませんね。
参考までに、<日本探偵小説全集>の書目と、<長篇探偵小説全集>の予定されたラインナップとをアップしておきます。
末永 様
>>昨日は、話題のMさんと電話でお話ししました。
>>テレビ出演(『若い広場』)のこともバッチリと。
ということは、横溝正史と連れションをしたって話もでたでしょ(笑)
私は不完全主義者で、探偵小説全集も小栗虫太郎のものは持っていません。残念。
小泉喜美子さんも一冊欠けています。揃っているのは稲垣足穂大全、桃源社の小栗虫太郎シリーズ、中井英夫作品集くらいでしょう。創元文庫の中井英夫作品集は全文収録主義なので、さっき、元助手から電話があったので、絵本『マッチ売りの少女』の推薦文を知らせました。マッチと言えば、30年ほど前に集めたジャズ喫茶
のマッチを若い人が欲しがったので、少しあげました。
越沼正様
>種村季弘さんの原稿数枚・・・出た・・・原稿料より高い
貴重ですね、このあたりの値段ですね、この頃は・・・
>昭和30年頃の日本探偵小説全集(春陽堂書店)
いいシリーズです。
桜のものでは、小栗虫太郎の巻の、号数が、訂正のためか、小さく剥ぎ取られ、新しく、号数がつけられています。ならべていますと、少し気になります。
越沼正さんのはいかがでしょうか・・・、桜のものだけか、とても気になります。
近頃、菊池寛がはじめてこの名前を用いた時の原稿、480万円で、ある図書館におさめられた、ということ・・・(驚きました)
昔、種村季弘さんの原稿数枚が倒産した出版社から市場に出たことがあります。17万円だったかな。俺の原稿料より高い、と怒った氏はそれからワープロ原稿を編集部に渡すようにしたとか。
本らしい本というと、私は昭和30年頃の日本探偵小説全集(春陽堂書店)が好き。文庫本サイズでハードカバー。活字も読みやすく。これで大坪砂男を大好きに。後にホフマンの『砂男』を知り、頭が混乱しました。
>昨日、1点。ついに、7月のみで、20点。今年1月から数えて、152点目です。これはすごい
と先ほど、書きましたが、こんなのもあります。
城戸禮草稿 「拳銃の街」53枚揃い 45
城戸禮草稿 「転落の花束」32枚揃い 20
宮本幹也草稿「女の仙人」46枚揃い 10
単位は言わずと知れていますが・・・万が数字のあとにつきます。
ということです。古書展がありますね・・・、本は本当に重いです。
末永昭二様
>よしだ まさし様 昨日は、話題のMさんと電話
Mさんの消息・・・横溝さんが、伝説の高校生、といったような気がしますが・・・、どこかの対談の文章だったのでしょうか。
>桜様 島崎編集長のご子息の同級生の方・・・ご子息は日本にいらっしゃるのはたしかだが連絡は取れない
ありがとうございます。
そうですね、桜のほうは、文献のみで知ることでしたので、たしかどうか、多少不安でした。
このところ、島崎博さんがなくなられている、というようなことが掲示板でもでていたので、この掲示板で、確認できたことは幸いです。
台湾の友人は、島崎さんが日本の探偵小説を翻訳されて雑誌(?)として刊行されていますね、と少し前、言っていましたが、それを確かめていませんが、継続されているのでしょうか・・・(今は真夏ミステリーの季節です)
越沼正様
>古書目録ってそんなに出ているのですか
昨年は650点でした。
そのうち、250から300点がこのところの、毎年きます。大衆もの、探偵・推理関係が含まれていますでしょうか。
昨日、1点。ついに、7月のみで、20点。今年1月から数えて、152点目です。これはすごい。
昨日のは、厚冊の、「第50回東西老舗大古書市」新宿京王、でした。
「落穂拾い通信」「芳林文庫」「八勝堂書店目録」「文生堂書店目録」「K文庫」がそれぞれありますが、やはり、そのほかの、あれぇ、という、小さな目録に、桜にはいいものがあります。
今年は少しだけ、さがしていたものが手に入りました・・・(そろそろ梅雨明けの準備だそうです)
桜様
島崎編集長のご子息の同級生の方(ややこしいなあ)に先ほど伺ったら、ご子息は日本にいらっしゃるのはたしかだが連絡は取れない、というお話しでした。
末永です。
よしだ まさし様
昨日は、話題のMさんと電話でお話ししました。
テレビ出演(『若い広場』)のこともバッチリと。
いや、面白いですね。昔のお話を当事者に伺うというのは。私は、当時田舎で、件の『若い広場』を見た覚えがあります。あのときに出演していた人(無論はっきりとは覚えていないのですが)と直接お話しできるというのは、なんとなく贅沢な気分でした。
『曽我佳城全集』は楽しみですね。本らしい本!『シメール』の次はこれだろうと
山尾悠子『シメールの領地』を20年ぶりに再読。濃縮小説(懐かしい名前!)ならぬ凝縮小説であることを再確認しましたが、『作品集成』は購買意欲が失せました。
古書目録ってそんなに出ているのですか。ときどき京都から目録が届きますが、東京に比べて安い。需要の違いでしょう、美術関係はバカ安です。これが海外ではバカ高だと、さっき帰られた客から教えられました。彼女はネットで欧米を調査してます。
須川 毅様
>「奇術探偵 曾我佳城全集」・・・「密室犯罪大百科」上/下
新刊、このところ、かさばります。
続々でてきます。とくに、芦辺さんは、本当に、レベルを維持したまま、活躍です。購入していますが、まだ、読み終わりません。今年は、後、何冊でるのでしょうか、二階堂さんと同じように、思います。
例の、彩胡ジュン、スキー仲間の作家がかかれたのでしょうか、予想はつきますね。
といいながら、積み残しの、古書目録をしらべます。
昨日も、3冊。7月だけで、19冊。探求のものが1冊ありますので、これにしぼりましょうか。
でも、あたりませんね・・・(思いなやむ桜です)
うーん、古い話が増えてきたなあ(~o~)
昨日、書店で「奇術探偵 曾我佳城全集」を買いました。
見飽きぬ装丁、久しぶりに本らしい本を買って満足です。
横を見ると「密室犯罪大百科」上/下が・・・3冊持って
帰るのは重いので後日ということに。(評論の所だけ
1冊にまとめて欲しかった、と不敬な考えが頭をよぎり
ました)更にその横に「百観音殺人巡礼」(MBC21)が!
これは買うべきか?? しかし、「スタジアム 虹の
事件簿」のような例もあるし・・・どなたか評価して
ください(・・;)
よしだ まさし様
>島崎編集長のあの独特の口調が懐かしいです。どうされているのでしょう
お会いされたのでしょうか、経験されているのですね。
昭和54年以後、台湾に失綜、消息不明、が公式的(?)なものですね。
伝聞というより、最近の文献によりますと、60代半ば過ぎ、存命。ご子息は、日本におられるようです。
確かめたわけではないですが、ある人は恐らく容易に連絡できるでしょうか・・・、知りたいものですね・・・古書店で、あつめたものとしては・・・
多くの人に影響を与えた雑誌なのですね・・・(だんだん暑くなるこの頃です)
「幻影城」を買っていた人ってけっこういるもんですね。思えば、あの雑誌で僕の人生が変わってしまったのだけれど(笑)
ファンクラブを作ろうって投稿があって、それに賛同したのが運の尽き。紅顔の美青年であった高校生の僕は(って、ほい、そこの人、ひかないひかない)、「怪の会」なる怪しげな会のメンバーとなり、ひたすら濃い人たちとの交流を始めてしまったのでありました。あとはもう谷底へまっしぐら。おかげで本日のわたくしがあるという次第。
いまとなってみると、島崎編集長のあの独特の口調が懐かしいです。どうされているのでしょうね。
里山ではなく、三島の繁華街の真中を清流が流れています。翡翠が住み、蛍が飛びます。夏は子供のプールです。この川が10年前には悪臭のドブ川でした。これを
出発に様々な環境改善・環境創造をしています。
種村さんの公式ホームページを作っている方は、若いので現物資料になかなか当たれないので、私の資料の情報を送っています。種村氏と二人で作った私家本(非売品)のことなど。
桜井昌一氏のことが前にどこかに載っていましたね。懐かしく感じ(元気とは)ホームラン文庫や桜井文庫を眺めていました、昨晩。
山尾悠子作品集成、三島では手にとってみることはありません。東京はいいなあ。
昨夜、一月以上まえに服部まゆみさんから恵まれていた新作『シメール』を読みました。バルザックの『谷間の百合』をなぜか連想しました。感想を書かなくちゃ。
越沼正様
>『グラウンドワーク三島』訪問
訪問しました。ゆうすい、とは遊水なのですね。
さとやま、でもあるのでしょうか。須川さんも、K美術館に訪問されるようです。
いい作品にめぐり会えそうですね。
>種村季弘さんの公認ホームページの書誌の充実
進行中の話、おきかせください。
>『幻影城』
中途の原稿やら、発売予定のものも、あったようですね。
古書店で、株式会社 幻影城、と印のおされた資料を入手したときは、驚きました。
花井圭太様
>おめでとうございます
日々のいそがしさに、忘れそうですね。
7月には入り、古書目録が16冊。
今年に入り、148冊である。これはすごい。
ある人の、掲示板をみて、かぞえてみたが、かなりの数である。正式に(?)、すべての目録を数えている人によれば、今年はじめから、昨日までに、320冊であるから、ほぼ半分が、ミステリの関係であるのでしょうか。
このなかの1冊、話題にのぼらない目録に、1000円代の、探偵小説の乱舞がある・・・電話すると、あなただけですよ、いまのところ・・・、恐らく、他に来なければ、あなたのものです・・・こんなことがあるのでしょうか。
7月、また、出版の数・・・(購入順序を気にする桜です)
こんばんは。20号室の花井です。
おめでとうございます。
何歳でしょうか?どうでもいいや。
お祝いの書き込みです。嬉しいでしょう。(笑)
その時々の話題に合わせる必要などないという御墨付きをいただいたので、
クイーンは、やっぱり『Yの悲劇』が最高だと思われる方、賛成のレスを
お寄せください。(なんじゃ、いきなり)
最近、あまりにも長く海外ミステリのベスト1が続いた故の反動か
”わざとらしい”だの
”犯人がすぐに判ってしまう”だの
”Xの悲劇の方が名作”だの
通ぶった輩の発言(要するに僕の友達です)により不当に貶められた作品の
名誉を回復するためです。
よろしく。いやあ、実にミステリ掲示板らしい発言だなあ。
まさか、極端にこのページの趣旨と異なる書き込みということで、
オーナー様の独断で削除されないだろうな。ちょっと不安。(汗)
では、また。
越沼正さま
初めまして。
僕も幻影城のリアルタイムリーダーです。
K美術館のことを今回知りました。
近いうちに訪問したいと思いますので宜しく
お願いします。(^。^)
ご訪問ありがとうございます。ついでに私が関わっている環境ボランティア団体
『グラウンドワーク三島』も訪問してみてください。トップを行く団体です。
ところで、種村季弘さんの公認ホームページの書誌の充実に今、力を貸しています。それにしても、桜さんをはじめ、みなさん凄いマニアですね。ビックリです。
『幻影城』は、創刊号から読んでいました。全冊あるはず。
末永昭二様
>同一人物です。兵庫の高校生・・・ヨコセイファン・・・対談にも名前登場
ありがとうございます。掲示板はすごい。多くの複雑な紐がほどけたようです。
何か、伝説の高校生として、称せられていたような文章も読んだことがあるような気がします。
折りしも、高額な、角川横溝初版・・・いろんなことが呼ばれるのですね。
>「中島さんが館長であったところ」へは、立ち上げまでの準備
そうでしたか、いい仕事がきますように祈るばかりです。
>『どぐらまぐら』は旧島崎蔵書
残念ながら、ある古書店目録でのがしました。他の人からいただきました。
よしだ まさし様
>桜さん 末永さんも書かれてますように、同一人
そうでしたか、読みながら、すごい情熱を受けました。
>声をかけてやってください・・・誰のこと
よしださんには友達の輪があります・・・何となく・・・うぅ、すごい。
越沼正様
>k美術館はお休み
HP、訪問しました。訪れたいところです。
これからもよろしく・・・(雨になりそうです)
桜さん
末永さんも書かれてますように、同一人物であります。横溝正史とは一緒のテレビ番組に出たこともありました。なんとまあ、濃いお人であります。
で、電話で近況を問うたところ「仕事ないんだよ。なにか仕事ない? 先月の家賃も払ってないんだよ」とのこと。おいおい、いい歳してプータローかい(^^; しばらくは本を処分して食いつないでいたようで、おいしい本がじゃんじゃん放出されたのでしょう。もったいない。
どなたか、彼向きの仕事の口でもあれば声をかけてやってください(って、誰のことだか名前も出してないんだけど、分かっちゃう人は分かるだろうから)。
昨日はk美術館はお休み。パソコンは美術館に置いてあるので、沢山の書き込みに
びっくり。危うくオーナーのご返事を見逃すところでした。私は1950年生まれ。パソコンは先月購入したばかり。独学なので、メールも今月からです。k美術館のホームページは知人が作ってくれています。
小泉さんとはファンレターをだして知り合いに。何冊か本をもらったり、電話がかかってきたり。中井さんとは70年頃、新宿で俳句の鬼才加藤イクヤ氏と飲んでいた時、隣に座られて紹介されました。ああ、この人が『虚無への供物』の作者か。
詳しくはまたの機会に。幻影城のペーパーナイフ、差し上げます。郵送しますので
住所を連絡ください。
桜様
>>彷書月刊/特集:探偵小説の迷宮」・・・「『新青年』趣味8号」・・・何年も音信不通だった友人の名前
> 最近入手の、「どぐらまぐら」創刊号、「ドグラマグラ」2号、「どぐらまぐら」3号、昭和xx年、兵庫県の高校生がだした雑誌です。
> そこで、彼は横溝正史さんにインタビューし、また、あの島崎博さんと交通のあったひとでした。……その人と同姓同名ですが、同一人物……今は、その話題の人は有名な、中島さんが館長であったところにおられるようです。
同一人物です。兵庫の高校生。古くからの大変なヨコセイファンで、横溝−小林(信彦)対談にも名前登場しています。
「中島さんが館長であったところ」へは、立ち上げまでの準備をしていただけで、現在はいません。
お求めになった『どぐらまぐら』は旧島崎蔵書ですよね。
末永昭二様
>戦時下のアンソロジー・・・探偵(スパイ)・・・冒険ものやユーモア
どきっ、とするような物語の展開がありますので、おどろきます。したたかに、作家は書いていたように思われます。
>海野十三、蘭郁二郎、南沢十七・・・雑誌に掲載されたものの二次使用
うしろ、2名の人が書かれていました。
小林文庫オーナー様
>「宝石傑作選」・・・「総目録」・・・売れ残っている
本当に、売れにくいものなのですね、1000部が限度でしょうか。
ストラングル・成田様
>旭川の古本屋・・・くまブックスの一冊、黛恭介『ガラスの罠』を捕獲
これはすごい、いい捕獲ですね、掲示板効果でしょう。これは小林さんのところへ・・・、須川さんと同じように、よかった、と思います。
「テレビアニメ主題歌集」秋元文庫、G4、を捕獲、100円。全369曲、あとは、「テレビアニメ全集」3冊のみ。ふとしたことではじめましたが、なかなか大変でした・・・(夏なのですね)
よしだ まさし様
>彷書月刊/特集:探偵小説の迷宮」・・・「『新青年』趣味8号」・・・何年も音信不通だった友人の名前
すでに、すこしまえ、この掲示板である人のことで驚いた、と書きました。詳しいことをいいますと、最近入手の、「どぐらまぐら」創刊号、「ドグラマグラ」2号、「どぐらまぐら」3号、昭和xx年、兵庫県の高校生がだした雑誌です。
そこで、彼は横溝正史さんにインタビューし、また、あの島崎博さんと交通のあったひとでした。
その人と同姓同名ですが、同一人でしょうか・・・、今は、その話題の人は有名な、中島さんが館長であったところにおられるようです。
よしだ まさしさんとは別の意味で、驚いたのです・・・(台風はくるのでしょうか)
末永です。
桜様
お帰りなさい。桜様が復帰されてから、この掲示板のカウンタが増えているように感じるのは気のせいでしょうか(笑)。
>大井忠編『傑作スパイ小説集』……書き下ろしかどうかまだ調べていません。……再録でしょうか
私も戦時下のアンソロジーは好きで、なるべく買うようにしています(貸本小説ばかりじゃないんですよ)。探偵(スパイ)ものだけでなく、冒険ものやユーモアもの、銃後美談ものなどがあり、なかなか変なものが見つかります。時には1冊丸々無名作家のアンソロジーなんてものがあったりして、結構面白い分野です。
これらは、例えば、海野十三、蘭郁二郎、南沢十七などの(メジャー)作家だけを見てみると、書き下ろしはまったくありません。あくまで推測ですが、雑誌に掲載されたものの二次使用のためのものではなかったのでしょうか。なにより不思議なのは、誰がお金を出していたかということ。恤兵部か。
よしだまさし様
>どこの掲示板に書こうかと迷ったのですが、末永さんが登場したばっかりなのでこちらに。
私はほとんど本を買わない(月に10冊程度)ので、「猟奇掲示板」には参加資格がないんですよ(笑)。
>何年も音信不通だった友人の名前を発見し
この件は「名張人外境」BBSで話題になって、7月8日には大阪で、Mさんを肴に飲む大宴会が開催された模様です。
>(誰とは名前を書かなかったのに、よく分かりましたね)。
ということで、あの方以外はないと思いまして。
>いまだ「『新青年』趣味」の注文をしていないわたくしをお許しください>末永さん(平伏)
どうぞどうぞ、お手をお上げになって。
オーナー様
今度、『貸本漫画史研究』(たしかこんなタイトルだったのでは?)の関係者にお会いできそうです。結果は、またレポートします。
ストラングル・成田さま
今度“くま”を発見されたら是非よろしく
お願いします。m(__)m
オーナーさま 良かったですね (ーー;)
どこの掲示板に書こうかと迷ったのですが、末永さんが登場したばっかりなのでこちらに。
「彷書月刊/特集:探偵小説の迷宮」巻末にある「『新青年』趣味8号」の広告を見て、何年も音信不通だった友人の名前を発見したってことを「猟奇掲示板」に書いたら、相手から電話が入り、久しぶりに話をすることができました。末永さんが連絡をしていただけたそうで、どうもありがとうございます(誰とは名前を書かなかったのに、よく分かりましたね)。
インターネットって新しい出会いがたくさんあるのと同時に、懐かしい友人との交流を数多く復活させてくれるんですよね。すごいもんだ。
で、いまだ「『新青年』趣味」の注文をしていないわたくしをお許しください>末永さん(平伏)
小林文庫オーナー様
>大阪圭吉、蘭郁二郎・・・同時代
蘭郁二郎が話題になったことから、光文社文庫の、その後のアンソロジーが気になりますね。
本だなの、大井忠編『傑作スパイ小説集』がのぞいています。これにも、蘭郁二郎、渡辺啓助ほか、多くの作家の中に、大井忠のもありますが、書き下ろしかどうかまだ調べていません。これもアンソロジーです。昭和16年刊です。
これらは「新青年」からの再録でしょうか・・・一度機会があれば、調べなくてはなりません。
それにしても、今の文庫本サイズで、しかも、「兵士が戦場に持っていくもの」と書いてあります。これを持参していたのでしょうか、少し不思議です。
ということで、暑いですね、今日手に入れたものはあとで報告します、と書いて、kashibaさんに、桜さんみたいだな、といわれそうですが・・・(汗をかく桜です)
仰天の騎士様
遅くなりました。
>私の記憶・・・(5+1)も並んでました
創刊準備号もあるようです。
創刊号もきて・・・、以前と同じ田中さんの編集。どのような経緯であるのか、創刊準備号で、ほんの少し、書かれていました。
梅雨はあけるのでしょうか・・・(いつのまにか7月です)
昨日、9日は私の誕生日でした。
ちっとも、嬉しくありません。(苦笑)
越沼正 さん
はじめまして。
小泉喜美子さんは、作品はもちろん、ミステリーへの愛情がほとばしり出ているエッセイも大好きです。
推理小説関係のHPを作ろうとした時から、「ミステリーを好きになってね」のコピーを使いたいと思っていました。
幻影城のペーパーナイフをお持ちとは、私とほぼ同年輩の方なのでしょうか?
私が(今のような)ミステリーファンととなったのは、幻影城のせい(お陰ではない?!)です。
ただ、総てをリアルタイムで読んでいたわけではなく、廃刊前後にバックナンバーを探して読んでいたので、ペーパーナイフは手に入れることが出来ませんでした。
一生の痛恨事ですね(笑)
地方で美術品に囲まれた生活とは、羨ましいご生活です。
その上、小泉喜美子さんの形見分けの蔵書もお持ちとは!!
小泉さんとは、どんなご関係だったのでしょうか?
中井英夫さんともご交友が…!?
小心者はともかく、初心者と言う事はありえないですねぇ。
これからも、色々教えて下さいませ。
宜しくお願いいたします。
末永昭二 さん
『春陽堂書店発行図書総目録』は、本当に嬉しいです。
私も末永さんご同様、何度もも目録注文し、外れてばかりでした。
EasySeek にも、都合6回探究依頼を出しましたが、1度も連絡がありませんでした。
6回目の時に、EasySeekを通して或る方より、春陽堂に在庫有りと教えていただいたのです。
この手の本は、古書店で入手するしかない、と思い込んでいたので、本当に驚きました。
こういう事が有るのは嬉しいのですが、「宝石傑作選」と言い、「総目録」と言い、なんでこんな本が売れ残っているのだろう。
その方が不思議です。
(春陽堂書店のHPは http://www.shun-yo-do.co.jp/index.html )
ストラングル・成田 さん
> 読んだら、オーナーさまにお送りいたます。
ありがとうございます。<m(_._)m> ありがとうございます。m(。_)m ありがとうございます。_(_._)_ペコ
本当に、良いんですか?
須川さん、スミマセン。
本当に、くまブックスは、見つかりませんでしたね。
実は、完全に諦めていたんですが…。
どんな、作品か楽しみです。(怖いもの見たさも有る)
岩堀 さん
おひさしぶりです。
「関係ない話題」なんて事は無いですよ。
ミステリーのご感想、話題なら大大歓迎です。
その時々の話題に合わせるなんて必要無いですから、気の向いたことを自由に書き込んでくださいませ。>皆さま
「リーヴェンワース事件」は、私は読んでいるか不安になってきました。
きっと読んでいないような気がします。(恥かしーい)
もちろん、最初の女性推理作家、近代的探偵小説の嚆矢、と言うのは聞いているのですけれど…。
何時かは、読まなければいけないですね。
ミステリーを年代順に読むことは、そのうちにしてみたいと思っていました。
久しぶりの投稿、全く関係ない話題(最近の話題は「低み」の
見物)で恐縮です。
今年の抱負「世界推理小説大系」(東都書房)の未読巻を片付ける
こと、その第3弾として第6巻(グリーン、ウッド)の中のA.K.
グリーン「リーヴェンワース事件」読了しました。このグリーン
女史という人は史上最初の女性推理作家と言われているそうですね。
ドイルのホームズ初物「緋色の研究」より約10年早い作品ですが、
名探偵とワトスン役という原型が出てきて面白いと思いました。
第5巻 チェホフ「猟場の悲劇」、ドゥーセ「スミルノ博士の日記」
(この読了報告もゲストブックに投稿したのですが全く反響なし、
それでもクサラずに今回も投稿)より明らかに近代ミステリに
近くなっています。興味ある方、いつでもお貸しいたします。
次は第7巻(ルルー)の「黒衣夫人の香り」ですが、「黄色い部屋の
秘密」再読してから向かうか、悩ましいところです。
おお、桜さん、おかえりなさい。
長旅、お疲れ様でした。
とりあえずは、少しお休み下さい。
目録を見るだけでも大変でしょう。(笑)
桜さんがいらっしゃらないと、掲示板がすっかり寂しくなってしまいます。
また以前のような書きこみ、お願い致します。 <m(__)m>
書き込みを拝見して、紙の山からペーパーナイフと幻影城ノベルスを探しだしました。これで、泡坂妻夫『11枚のトランプ』を1頁1頁切り開いて読んだことを思い出しました。しかし、どうやって購入したのか全く思い出しません。本はサイン本なので、ナイフも直接注文したのかしら。うーむ。
先ほど、2時間まえに、旅からかえりました。
暑いところには、古本や古書目録は似合いません。
手には何も有りません。
ということで、夏です(うーん、たくさんの本、目録があります)
本日、所用で行った旭川の古本屋で、くまブックスの一冊、黛恭介『ガラスの罠』を捕獲しました〜。300円也。昨年の12月くらいから探してて、正直、
こんなにかかるとは思っておりませんでした。読んだら、オーナーさまにお送り
いたます。(須川さん、すみません)
カバー裏で、知床のオシンコシンの滝が紹介されているのが、地元出版らしい
味を醸し出しております。
末永です。しばらくご無沙汰でした。
オーナー様
私も3年ほど前、城戸禮さんの取材のために春陽堂さんに伺ったさいに、1冊頒けていいただきました。私も、まだ在庫があると伺って、びっくりしながらその場で即購入。3年前の時点で、ほとんど在庫が残っていなかったので、欲しい方は急いだ方がいいかもしれません。
私は、春陽堂総目録を古書目録で探していて、いつも外れるし、結構プレミアついているのであきらめていたころだったので、非常にうれしかった覚えがあります。
いんなあとりっぷの宝石傑作選といい、こういうことっていうのはたまにはあるようですね。
はじめまして。このホームページへ迷い込んだ初心者いや小心者です。小泉さんの
記事を見てとっても嬉しくなりました。昨晩書類を整理していて、ご母堂からいただいた写真をひさしぶりに眺めました。カッコいい。これから彼女の形見分けの蔵書をそろそろ読もうかな。私は今はk美術館という小さな私設の美術館を営んでいます。開く前に畏敬する人たちは亡くなってしまいました。中井英夫さんも。昨晩は中井さんからの手紙もたくさん出てきた。合掌。
川口さんの「白梅軒」には書きましたが、『春陽堂書店発行図書総目録1879年-1988年』を入手できました。
さる方から、春陽堂書店に在庫ありと教えていただき、問い合わせたところ、在庫が有ったんです。 \(~o~)/
定価8000円。 元パラ、箱付きの超美本で、嬉しくなります。
古書店で買わなくて良かった。(^ー^)゛
『総目録』は、図書館で利用していて、手元に置きたいと思い探していたのですが、まさか版元に在庫があるとは思ってもいませんでした。
なんと言っても、120年のの歴史ですから、眺めていても興味がつきません。
ただ、美本の上、パラもあるので、扱いに困っています。
著者別索引がないので、書きこみやマーカーでチェックをしたいのですが、もったいなくて。(笑)
で、昨日、春陽堂のHPを見たら、『春陽堂書店発行図書総目録』の在庫と販売について、情報が追加されています。
私に教えてくださった某さん、私と、購入者が続いたからかなぁ。(笑)
きっと、他にも購入者がいたんでしょうね。
情報を提供していただいた、某O様、ありがとうございました。
須川 毅 さん
私は、どうしても欲しい本に高値を出す事に、批判的ではないのですが、最近のネット・オークションは度を越しているようですね。
「紙くずの類別集成」、面白いです。
この中で欲しいのは…、よーく考えると、みんな欲しいですわ。
中では、幻影城ノベルズのペーパーナイフ、ですね。
Murder InkのTシャツとか、創元社のマスコット人形とかは、どんなものなんでしょう?
乱歩全集発行に時配ったという、黄金仮面のセルロイドお面、有ったら欲しいです。 (;^_^;)背
桜さんが登場されないと、掲示板が盛り上がらないですね。
オーナーさま
(あの場の雰囲気はそうとも思えませんでしたが)MYSCONオーク
ションは冷静な人たちが多かったという証明ですね。ある数の売り手、
買い手が揃っていて、かつ情報が公開されてはじめて正常な価格形成
が行われるわけでですから、オークションで異常な価格が出るのは
仕方ないでしょうね。
話変って「紙くず」ですが、
いや、実は他の人が関心を持たないものに意欲を燃やしてしまう
性向があるのは事実のようです。普通の人が読まない作家や翻訳
されない作家・・・この点をKさんに見ぬかれたようですね(笑)
でも、これはここやあっちに集う人たち共通点と思うのですが?
で、僕が持っている、持ちたい紙くずの類別集成です。
(作家の直筆(原稿、書簡)は範疇外です。価格があるから)
○全集月報(全集は全部欲しいと思わないが月報はほしい)
○出版案内(夢野全集、久生全集・・。戦前のものが欲しい)
○文庫のおまけ(創元推理コーナー、紙魚の手帳、講談社の3D
目がね、・・・)
○非活字系紙くず(映画のパンフ、幻影社の封筒・・)
○非紙くず系紙くず(Murder InkのTシャツ、幻影城ノベルズの
ペーパーナイフ、創元社のマスコット人形・・)
この線を追求すると黄金仮面のマスクとか怖いものが出てきそうで
すね。桜さん、そろそろ登場してください(~o~)
川口さんに教えていただき、「貸本マンガ研究」第1号を、書肆アクセスで購入しました。
「貸本マンガ史研究会」の機関誌?です。
末永さんに教えていただき、貸本屋や貸本小説に興味が出て来た私にとっては、面白い研究がいっぱいでした。
(ただし、貸本小説に関しては、なにも記述されていません)
「桜井昌一夫人のインタビュー」(桜井昌一氏は、劇画家にして『ぼくは劇画の仕掛人だった』の著者、東考社の社主。夫人は日の丸文庫の社員)や、当時の業界紙に基づく「数字から見た貸本マンガ」などなど。
貸本屋や貸本マンガに興味を持った方は、手に取る価値があると思います。
やはり先日、群馬県桐生市の中央公民館で「講談社寄贈図書展覧会」を見学して来ました。
桐生市は、講談社創業者の野間清治の出身地です。
その縁で「講談社創業時から昭和30年代までに刊行された出版物、2947点、計5614冊が寄贈された」と言うことです。
なんでも、講談社の改装?に伴い、出て来た図書を全て寄贈してもらう事になったみたいです。
点数と相冊数が違うのは、講談社で2部づつ保存していたものを、そのまま寄贈してもらったから、ということでした。
講談社で必要なものは取り除いた後と思うので(想像)、全集等は揃っていませんが、児童書を中心に大正時代の本から有りました。
ミステリー系の本はあまり有りませんが、講談社の絵本や、小国民名作文庫(南洋一郎や山中峰太郎、久米元一の本など)、講談全集やノラクロの漫画など、全て美本です。(手には取れない)
乱歩の『蜘蛛男』、も有りました。
一見の価値は有ると思います。(7月15日まで)
今後の公開方針は未定と言うことなので、公開・閲覧希望と署名して来ました。(笑)
珍しい本が入っているといいなぁ!!
担当の職員さん?は、現在雑誌についても寄贈してもらえるよう交渉中だ、と話していました。
どんな本が?
森 英俊 さん
こんにちは。
WMCのOB会のHP、楽しみに拝見しています。
森さん自らの更新、お疲れ様です。 お仕事に影響出ていませんか?(笑)
山口雅也さんのインタビュー拝見しました。
「私生活の変化が作品に影響?」という質問がインパクトありました(笑)
TVの方は、この時間だと確実に見られない(家に帰っていない!)のですが、皆さんの評判を楽しみにしています。
大阪圭吉、蘭郁二郎、二人とも良いですね。
二人とも、デビューしたのが早すぎて、同時代に適切な評価が得られなかった作家ですね。
大阪圭吉など、「スリルが足りない」と低い評価しかされていませんでした。
その上、戦争の犠牲になってしまい早逝してしまったのも共通しています。
もう少し、後の時代に登場していたら、もっと大活躍できた作家だと思います。
須川 毅 さん
やっぱり、くまブックスに関心が高いですね(笑)
みんなで盛り上がったのは認めます。 kashiba邸でも掲示板でも。
でも、くまブックスと言い、紙屑趣味と言い、“ニッチ好き”ではないのですか? 須川さんは。(笑)
そこにばかり関心が行くというのは、私も同じ傾向なのですが… (^_^;)
『鉄路のオベリスト』、MYSCONのオークションに提供したのに…。
そんな値段にはならなかった…… (-_ー;)
オーナーさま
>大塚さんには何をお願いしたのでしょうか?(笑)
それは秘密です。くまブックスではありません。(笑)
ところで「くまブックス」に異常な関心を示したのは
けっして僕だけじゃないですよ。あの場にいた人は
みな興味を持ったし、ここでも皆さん盛りあがって
いたでしょう? どうも“ニッチ好き”というような
噂を立てられ、誤解されたんじゃないかと疑ってます(・・;)
大塚俊一さま
今日のYahooオークションで「鉄路のオベリスト」が
\13,000をつけていました。何とも信じられぬ話です。(@_@)
オーナーさま みなさま こんにちは
おととい名古屋の友人と話していて、つくづく大阪圭吉はいいなあ、
という話になりました。蘭郁二郎も最近のお気に入りだそうです。
e-NOVELS のほうには、加納朋子さんご自身のインタビューも載る
ようなことを小耳にはさんだのですが、これも楽しみですね。
それからインタビューといえば、山口雅也さん原作の「お見合い探偵・
垂里冴子の事件ファイル」が7月10日の午後9時からTBS系で放映
されるのを記念して、ワセミスのOB会のほうのホームページで簡単な
インタビューをやりました。ご興味がおありのかたがたは、番組ともど
も、ぜひご覧になってみてください。
みわっち。さん
こんにちは。 黒猫荘へ入居ありがとうございます。
お名前は、各所で拝見しています。
お友達が多いようなので、賑やかな掲示板になりそうですね。
これからもよろしくお願いします。
須川毅 さん
大塚さんには何をお願いしたのでしょうか?(笑)
くま文庫、くまブックス、見つからなくて残念ですね。
なんと言っても、一番欲しがっていたのは須川さんですから…。(笑)
大塚さんとも、オフ会でお会いできると楽しいですね。
白梅軒さんの1周年記念、黒白さんの2万アクセス、のオフ会は計画されているみたいです。
猟奇の鉄人の6万アクセス記念はどうなるのか?
いずれかのオフ会には参加したいなぁ、と思っています。
よろしく。
通りがかったもの さん
こんにちは。
確かに、そんな事がありました。
私は、あまりお役に立てなかった様な記憶があります。(;^_^;)
WEBページ、拝見しました。
『ヒトラーの呪縛』は、なかなか面白そうな本ですね。
飛鳥新社の本というと、オタク本の様な印象を持ちますが、チャント学術的な裏付けがある本なんですね。
執筆者や「通りがかったもの」さんのメールアドレスを見ると(笑)、レベルも高そう。
ご著書は、拝見させていただきます。
HPにもまた訪問致します。
matsuo さん
はじめまして。
リンクありがとうございます。
HPも拝見に行きました。
掲示板に書きこもうかと思ったのですが、部外者はちょっと書きこみにくかったので…(;^_^;)
また、遊びに行きます。
HPの充実、頑張ってください。
これからも宜しくお願い致します。
(卒業しても、HPつづけて下さいね (^ー^)゛)
e-NOVELS のHP(http://www.e-novels.net/)が、7月4日号に更新されました。
いよいよ、次週から加納朋子さんの新作が、連載開始されます。
以下、e-NOVELS のHPのアナウンスを全文引用。
「次週7月11日号より、いよいよ新登場の加納朋子による新連載『スペース』が始まります! 《駒ちゃん》シリーズの最新作は「恋愛小説」。ご期待ください。」
わーい \(~o~)/ 『ななつのこ』『魔法飛行』の駒子さんシリーズの新作だ!! ヽ(^o^)丿
もちろん私は、購読します。
みなさんも、是非購入しましょうね。
なお、この作品は「週刊アスキー」にも掲載されるはずです。
e-NOVELS のHPには、我孫子武丸さんの『狩人は都を駆ける』の連載狩猟を記念して、我孫子武丸さんと加納朋子さんのメール対談も掲載されています。
熕」美穂さんからも情報を頂きました。 ありがとうございます。
オーナーさん、はじめまして。
matsuoといいます。
このたび、ホームページにリンクを張らせていただきました。
ミステリ系ホームページの紹介をメインにやっていこうと思っています。
このサイトと比べるとまだまだ少ないのですが、
更なるコンテンツの充実を目指して頑張っていきます。
今後ともよろしくお願いします。
オーナーさま、皆さま!
そのせつは大変お世話になりました。昨年、「ナチ」ネタ小説の情報を提供していただいた<通りがかりの者>です。おかげさまで、共同研究も一段落、いよいよ本が出ますますので、お礼かたがたお知らせ申し上げます。
佐藤卓己編 日本ナチカルチャ―研究会『ヒトラーの呪縛』飛鳥新社(7月10日配本)
一見オタク本?ですが、実はちゃんと?社会学やメディア論をふまえた論集なのです・・・。ちなみに私は邦文小説の章を担当しましたが、欧文小説に関する情報ももちろん生かさせていただきました。
ご協力、本当にありがとうございました!
また、今後とも「ナチ」ネタを発見したら(「これが落ちてる!」「この小説を載せないのはモグリだ!」など)、今度は是非ナチカル掲示板のほうをご訪問くださいませ!
http://www1.doshisha.ac.jp/~tsato/NSindex.html
どうかよろしくお願い申し上げます。おじゃまいたしました。
大塚俊一さま
祝 ご転勤。先日はお世話になりましたが、どっかの(ここの?)オフ会でお目に
掛るのが楽しみです。今度、蔵書を処分されるときは声を掛けてください。(^。^)
くまブックスは結局、捕猟できなかったのですね? 残念です。
この度、黒猫荘に新しく入居させていただきました、みわっち。ともうします。
よくわからないことばかりの人間でございますが、どうか皆様末永く可愛がって
いただければ幸いでございます(ペコリ)。
小林です。
毎日、暑いですねぇ。
この炎天下、皆さん古本屋廻りに勤しんでいらっしゃるとは、お元気ですね。 (@_@)
それにしても、もう1年も半分終わってしまったとは…、年齢をとると時間の経つのが速くて困ります。 (;^_^;)
加納朋子さんのエッセイ掲載の「劇団四季の会報」など、WEBで探していますが見つかりません。
「フェニックス」掲載の倉知淳さんのインタビューによると、加納朋子さんは「のほほーんとしすぎることがあるから」「おもしろいひとですよね」、とのこと。 そうじゃないかと、思っていました。 (^ー^)゛
大塚俊一 さん
引越しですか? 3DKから4畳半?!
それでは蔵書を処分するしかないでしょうが、もったいない!!
古本探究では、札幌は恵まれれていたようですから、惜しいですね(笑)
くま文庫を見つけていただけることにも、チョッピリ期待していたのに(汗)
東京に来られたのなら、どなたかのオフ会などで、お逢いできるかもしれませんね。
ヨロシクお願いします。
隠岐ナルセ さん
はじめまして。
ご返事が遅れてすみません。 どなたかから、メールがありました?
脚本と言う物を書こうとした事がないので、良くわかりませんが、既に脚本になっているものとして、アガサ・クリスティーの戯曲なんかはどうでしょうか?
「検察側の証人」とか「ねずみとり」なんか。
ハヤカワ・ミステリ文庫のアガサ・クリスティー集に「戯曲集」として、収録されています。
国内ミステリーでは、西澤保彦の『麦酒の家の冒険』などはどうでしょうか?
ディスカッション小説なので、演劇化しやすそうな気がします。
では、今後ともよろしくお願いします。
仰天の騎士 さん
> わし、品揃えがいい東京堂書店、神保町行ったら行くように
> してます>大きすぎて何がどこかわからないのもねえ(^o^;;
私も、東京堂は神保町で一番好きな書店です。
でも、交通が不便で、なかなか行けないです。
「松本清張研究」は、創刊号は「松本清張研究2000」と、創刊準備号は「松本清張研究1999」となっていますね。
そのようなタイトルかと思いました。
バックナンバー5冊も並んでいるのなら、一度チェックに行きたいです。
桜さん
> それにしても、この分野を整理する中島さん、山村さんもおられず・・・山前さん、大変ですね・・・
桜さんにも、一端を担っていただきたいです。
それにしても、桜さんがお休みされると、寂しいです。
一部の皆様には既にご連絡の通り、札幌から東京に異動で帰京することになりま
した。以後は、札幌からのレスはありません。
今回は札幌仕様の3DKの寮から4畳半一間の独房に戻る必要から、初めて
本格的な売却を体験しました。
まず、辞令当日の午後10時半頃以前名前を挙げたすすきのの「北海堂」に段ボ
ール2箱、「永遠の仔」、「秘密」といった売筋に、「地下室の殺人」のような
ものもとり混ぜて、とりあえず手元に残す必要を感じないものを持込みましたが、
折れたもの(邪馬台国はどこでしょう)が半分くらいはじかれ、餞別込みで8千
円で終りました。(元手は10万円くらい)
一方、パソコンソフトはGEOにコーエイの「太閤立志伝」、「ジンギスカン」、
MSフライトシミュレーターの3つで3千円ということで、コストパフォーマン
スとしては圧倒的にパソコンソフトの勝ちに終りました。
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