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小林文庫の新ゲストブック

過去ログ 2000年07月01日〜2000年12月31日



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No.672 (2000/11/29 07:46) title:部数
Name: ()

237、ですか、「小林文庫」、22万アクセス。
いやはや、今日中に達成ですね。

 「週刊小説」12.8によれば、
「大宅壮一文庫創刊号コレクション 日本の雑誌 明治編」CD−ROM.植田康夫さんの記事。
 さらに、西村京太郎さんのHPが登場、とあります。ようやく開設された、と書かれています。
 まだ訪問していません。

 小林さん、NO 667 に書きました、札幌にあった「札幌講談社」等の、戦後にできた出版社の情報、
 ある雑誌、「たん(変換できず)」二水会編、にかかれています。
 
 同人誌ですが、札幌にある古書店「サッポロ堂書店」が窓口(?)なので、今でも、入手可能です。電話番号を書かなくて申し訳ありません。
 1冊500円でした。

 資料価値があります。部数が少ないようですが、是非入手してください。

初冬、魚にあたり、蕁麻疹ができました・・・(つらいものです)


No.671 (2000/11/29 07:30) title:砂男
Name: ()

昨日で、一月より、260点目の目録。
その「阪急古書のまち」。
 「大坪砂男草稿 探偵小説 浴槽 ペン書き 200字詰 24枚。 25」

 これは書誌にはないようです。未掲載作品でしょうか、しかし、字の大きさの指定がみえます。

 久保さん、これからも登場おねがいします。墓にですか・・・その時には、蔵書(?)をわすれていたいものです。

 札幌、冬、本番です・・・(初冬)


No.670 (2000/11/28 22:27) title:教えてください!
Name:久保 ()

いやー、読まれた方も多いと思うけど「永遠の仔」は良かった。今までで一番!ってぐらい良かった。
皆さんかなり読み込んでる方達だと思います。そこで、もっといい本があれば教えてください!
お気に入りの本、墓に入れたいくらいの本をお願いします!!


No.669 (2000/11/28 12:21) title:連絡
Name: ()

 小林さん、以下の本、すでに10月に発売されています。
昨日の、日刊ゲンダイで、その批評が好評で、電話さされれば、入手可能です。

小林さん
>村瀬継弥さんの新刊・・・1ヶ月経っても、見たこともないです
 少数部数発行、ハードカバーです。出版社 うなぎ書房、で連絡できます。

 取り急ぎ、連絡まで。

午後、散策の季節です・・・(秋)
 


No.668 (2000/11/28 08:06) title:久平
Name: ()

森 英俊さん
>桜さん・・・バークリー、コニントン、ロードといったあたりのカバー付きを落としたいと思っていますので。でも、手数料が15パーセントもかかる
 この手数料はいたいものですね。
 予想が付かない値段になりそうですが、本当に本は必要な人にいきますので、是非入手していただければ、と思います。

>島久平は現在『女にホレるな』を熟読中・・・このあとの展開予想もつきません
 そうですね、彼の場合、五作が中心ですね、しかし、内容をすっかりわすれています。その代わり、題名だけが記憶にのこっています。
 この五作品が、先ごろ、古書目録にでていました。

 目録の嵐ですが、今年は1月からかぞえますと、おそらく300弱でしょうか、それでも発行目録の、40%ほど入手しています・・・(朝、時がはやい)


No.667 (2000/11/28 07:46) title:札幌
Name: ()

 名古屋や札幌で印刷された探偵小説、仙花紙本を入手していますが、このあたりはやはり、紙が豊富にあったということでしょうか。

 そんなことが考えられますが、昨日、入手した資料には、札幌には、札幌講談社が設立されていたり、その他、おおくの印刷会社がかかれています。

 残念ながら、そのリストには、探偵小説は記載されていません。

 ということで、仙花紙本に答えがあるのでしょうか。

12月のあしおとがきこえてきます・・・(朝)


No.666 (2000/11/28 07:28) title:岡戸
Name: ()

なぜか気になります、戦前最後の探偵小説、戦後最初の探偵小説。

 森さん、いつもお教えいただきありがとうございます。ここのところ、私家版の事典以来、森さんの案内で、翻訳もの、購入しています。

 そこで、下に、森さんが書かれた、岡戸武平さんの本。これは「パレス文庫」の一冊ですので、岡戸さんが編集されていた、雑誌「文化復興」をみる。
 乱歩の「探偵小説漫語」によれば、

  まだこれという新作の現れるまでに至っていない (略)21.3.3

ということから、これ以後のものが「戦後最初の探偵小説」でしょうか。

森 英俊さん
>著作リストを見ると、『殺人芸術』の前年(昭和22年)に『人を呪えば』というミステリ短編集がパレス社から出ており、表題作は「名古屋タイムズ」に掲載

 戦後ですから、名古屋や札幌での発行のものが、最初なのでしょうか。

朝の日差しがまばゆい・・・(11月)


No.665 (2000/11/27 19:05) title:オークションのことなど
Name:森 英俊 ()
Email:mori@tcn-catv.ne.jp
URL:http://www.tcn-catv.ne.jp/~mystery/top.html

桜さん

 セイヤーズ関連品は残念ながら入札せずに終わりそうです。高くなるの
は目に見えていますし、バークリー、コニントン、ロードといったあたり
のカバー付きを落としたいと思っていますので。でも、手数料が15パーセ
ントもかかるので、それだけでもばかになりませんね。
 島久平は現在『女にホレるな』を熟読中。なかなか快調です。海水の入
ったプールに突き落とされた主人公が、敵の裏をかいて脱出したのもつか
のま犯人の情婦に見つかり、「さあ、服をお脱ぎ」というところまで来ま
した。このあとの展開、予想もつきません。

 ところで、名古屋に行ったさいに購入してしまったままにしておいた岡
戸武平の『筆だこ』がやっと出てきました。著作リストを見ると、『殺人
芸術』の前年(昭和22年)に『人を呪えば』というミステリ短編集がパレ
ス社から出ており、表題作は「名古屋タイムズ」に掲載されたものだそう
です。『筆だこ』には、ごていねいにもその犯人の名前についてふれたく
だりが出てきます。


No.664 (2000/11/27 12:49) title:購入
Name: ()

日下三蔵さん、いつもお教え頂きありがとうございます。

 扶桑社文庫の、都筑さんの、うれていまして、かいそびれるところでした。最後の1冊を購入しています。

>石井さんは、この手の企画・・・とりあえず手元には以下の二冊があります。
 下の情報により、入手を検討してみます。ありがとうございました。バイク小説、あの爆音がきこえてきますが、なんとか、がんばつていただきたいものです。四十歳に少し間がありますが、今後の活躍も期待したいです。

>ある本が出ていた、というのは、現物を確認すれば断言・・・出ていなかったということを確認するのは難しいです
 あの3作品が、小門さんの探偵実話・小説と認識していましたが・・・。

 午後、あたたかくなりました・・・(落ち葉の落ちるおと11月)


No.663 (2000/11/27 11:42) title:乳房卍
Name:日下三蔵 ()
Email:CXX06677@nifty.ne.jp

日下です。

> 小林文庫オーナー さま

>日下三蔵 さん
> 「都筑道夫年譜」、やっと完成ですか!?
>  (ごめんなさい。でも待ち遠しかった…)
> 『推理作家の出来るまで』は、買い逃さないようにします。

うう、すいませんでした〜。

> 勿論、扶桑社文庫も購入しました。

フクさんのところで続刊の宣伝をしていただいてますが、とにかく
第一回と第二回配本分が売れないと、ホントに六冊だけでおしまい
になってしまいます。こんなの元本持ってるよ、という方も、続刊
刊行の可能性に投資すると思って、どうかお買い上げのほど、よろ
しくお願いいたします〜。
♯そういう方のために、オマケは充実させておりますので。

>桜さま

>>石井敏弘の作品・・・乱歩生誕百周年の名張市のイベント、
>>福井県のイベントなどで、書き下ろし作品を提供しています
> 書く前にこれは知っていたので、どのように入手すればいいのか、
>誰か入手された人がいたのか、それを知りたくて、よびかけてみた
>のですが・・・、残念ながらまだ確認できていません。

石井さんは、この手の企画を積極的に引き受けていたようなので、
他にもあるかもしれませんが、とりあえず手元には以下の二冊が
あります。乱歩のは93年でしたっけ?

【瀬戸大橋からの挑戦状「聖櫃伝説(アークレジェンド)」】
96年2月1日 本州四国連絡橋公団発行

【丸亀城ミステリー「鏡域の城(リフレクション)」】
97年5月丸亀市丸亀城築城400年事業実行委員会発行。

100ページ程度の文庫本で、結末を推理して応募すると賞品が
当たったようです。

>>『拳銃強盗追跡記』小門勝二 昭21日本文化社
>>『妖麗夜一夜』小門勝二 昭22日本文化社
>>『乳房卍』小門勝二 昭22日本文化社
> 石井さん、下にかかれた本、どうも、この5年あまりの目録を
>しらべても、あの三作以外の名前が出てきません。もちろん、荷
>風の本は多く出てきますが・・・

ある本が出ていた、というのは、現物を確認すれば断言できますが、
出ていなかったということを確認するのは難しいですね。

責任を持てないので断言はできませんが、私は「愛欲満願」は出て
いないのではないか、と思っています。

その代わり(?)といってはなんですが、「乳房卍」は改題本が出て
いますよ。「恐怖の乳房」昭和二十四年十二月 文化堂発行。著者名
は城勝二になっています。本文は「乳房卍」の紙型流用なので、日本
文化社が名前を変えて出したものと思われます。


No.662 (2000/11/27 08:37) title:圭吉
Name: ()

小林さん、
>プランゲ文庫まで話題・・・ランゲ文庫所蔵の雑誌について調べた・・・マイクロフィッシュ版は、販売もされていて、国会図書館には所蔵されている
 数年前に、巡回でみましたが、検閲はこどものマンガ、政治・社会関係はすさまじく、探偵ものには、あまりリストがなかったような記憶。

 しかし、資料がみあたれらず、どこにいったのでしょうか、実物は閲覧できないのではないでしょうか。

>紀田順一郎さんの新作は、もう出たのですか
 でています、「神保町の怪人」です。薄手のものです。

>村瀬継弥さんの新刊なんて、1ヶ月経っても、見たこともないです
 まだでしょうか、
 これは、芦辺さんがご存知ではないでしょうか。
 
>『資料・源氏鶏太』は、やっと昨日ネットで注文しました
 すさまじい、ということ。
 残念ながら、閲覧できませんね、「近文」へ寄贈のようです。

>雑誌「朱夏」15号・・・「探偵作家とアジア 第二回大阪圭吉」などが掲載
 ここに書く前に、すでに入手されたのですね、例の、K文庫、すでに、あの研究誌は入手されていたのですね、この文庫のリストがありますので。

末永昭二さん
>『アドニス』は、揃っているかどうかはわかりませんが、大宅文庫で読めます
 1度、古書目録で、揃いが高額ででていましたので、この雑誌の揃いの存在におどろきました。どこからでたのでしょうか。

 朝、落葉がきれいです・・・(12月ですね)


No.661 (2000/11/27 07:40) title:雄鶏
Name: ()

小林さん、今後ともよろしくおねがいします。
>桜さん・・・「戦後最初のミステリー書」については、何処かで読んだ記憶があるのです
 是非知りたいのですが、昭和21年頃の、雄鶏推理叢書がでてきます。乱歩の「探偵小説四十年」による。
 評論では、昭和二十一年の単行本がありますが・・・・

>J.B.ハリスの、ミステリー?執筆時代・・・記憶は有るのです
 これも是非確認したいことです。「ぼくは日本兵だった」でしょうか。

>石井敏弘の作品・・・乱歩生誕百周年の名張市のイベント、福井県のイベントなどで、書き下ろし作品を提供しています
 書く前にこれは知っていたので、どのように入手すればいいのか、誰か入手された人がいたのか、それを知りたくて、よびかけてみたのですが・・・、残念ながらまだ確認できていません。

 話題がかさならないように・・・(12月ですね)


No.660 (2000/11/27 07:14) title:城戸
Name: ()

 森 英俊さん、やはり、コレクションの入手、期待しています。あのような原稿がでてくることはめずらしいものでしょうか。

>わたしの前に3人も注文者・・・城戸禮って、こんなに人気があった
 やはり、末永さんの本がでたので、それがブームの背景でしょうか。

 1度入手報告しました、城戸禮『推進公子』は、奥付には昭和19年2月、東成社、とされています。ユーモア文庫、とされていますが、単行本です。

 東成社をよみますと、とうせい(統制)となり、意味ありげな名前です。

 ところで、この文庫、巻末を見ますと、実に、71冊の本が刊行されています。
たとえば、城戸禮には「明るい仲間」、鯱 城一郎さんには「太陽娘」「春風列車」です。

 このあたりには、昭和19年2月以降のものがあるのでしょうか。

朝、あけました・・・(12月ですか)


No.659 (2000/11/27 02:40) title:お答え
Name:末永昭二 ()
Email:ssuenaga@tt.rim.or.jp

>オーナー様。
アンケート、お目に止まりましたか。
『アドニス』は、揃っているかどうかはわかりませんが、大宅文庫で読めます。
なぜか「幻の雑誌」扱いされているのと、あまり話題に上らない(あのアンケートに答えた直後に白梅軒さんだったかで話題になっていて「しまった」と思ったのですが)ということで、取り上げてみました。
あまり私の趣味に合う雑誌ではないのですが、面白いことは確かに面白いですから。

城戸禮をそんなにあおった覚えはないんですが(笑)。
確かに、最近目録に載るようになったのは大進歩。つい3年前くらいまで、まず目録には出ない作家だったわけですから。


No.658 (2000/11/26 23:07) title:ありがとうございます & ごめんなさい (続き)
Name:小林文庫オーナー ()
Email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

森 さん
 WMCの、「東京創元社新刊案内」拝見しました。
 物凄い、煽りですね。 これでは、買わないわけには行きません。

 「いろいろの野望」、期待しています。
 島久平の著作については、全体像が解らないので、リストも希望します。

 城戸禮の人気は、末永さんの煽りが効いているのではないですか…?

金光寛峯 さん
 こちらにも登場、ありがとうございます。

 城昌幸の作品についての疑問、たちどころに解決とは、本当にこの掲示板の皆様の知識は素晴らしいですね。
 
> 『資料・源氏鶏太』のことは「本の雑誌」の巻頭コラムで知りました。
> 押さえておきたいものです。追いかける対象は違うといえ、こうして
> 頑張っておられる方がおられるというのは励まされますし、頭が下がり
> ます。

> だから今後誰か、かつてのわたしのように一つ対象を突っ込んで調べたい
> と志した人が出てきたら共感を覚えますし、助けになれればと思う。
> そう考えて、蔵書の中から多少まとまっていた SF雑誌のバックナンバーを
> 大阪府立中央図書館に残してきた次第です。
 金光寛峯 さんのお気持ちには、同感かつ共感です。
 欠けているバックナンバーを寄贈、と言う金光さんにも、頭が下がります。

 これからも登場、お願いします。

 私は基本的には図書館派なので、本は図書館に集まって欲しいと思っています。
 NO.653 で桜さんが書いていらっしゃる、「個人の蔵書の運命」も含め、何処の図書館に、どんな蔵書が有るかの情報を、色々教えて欲しいですね。

 プランゲ文庫まで話題に上ったので、質問があります?
 プランゲ文庫所蔵の雑誌について調べた方はいらっしゃいますか?
 マイクロフィッシュ版は、販売もされていて、国会図書館には所蔵されているようなので、一度はチェックしてみたいと思っているのですが。
 プランゲ文庫の雑誌と、道立図書館の栗田文庫を併せると、今まで知られていなかった作品が、かなり確認できそうな気がするのですが、どうでしょう?
 (プランゲ文庫の雑誌コレクションについては http://www.bunsei.co.jp/prange/index.htm で概要が(値段も:笑)わかります。)

最後に近況。
 最近は、まともな新刊書店にも行けず、チェックできていない新刊が、多数あります。
 紀田順一郎さんの新作は、もう出たのですか?
 村瀬継弥さんの新刊なんて、1ヶ月経っても、見たこともないですが。
 HPの更新は、3週間出来なくなっていますが、暫くお待ち下さい。
 『資料・源氏鶏太』は、やっと昨日ネットで注文しました。

 雑誌「朱夏」15号を入手。
 特集は「北京・上海'30〜'50」
 中薗英助の最初期作品「第一回公演」の再録や、「探偵作家とアジア 第二回大阪圭吉」などが掲載されています。


No.657 (2000/11/26 23:05) title:ありがとうございます & ごめんなさい
Name:小林文庫オーナー ()
Email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

 小林文庫です。
 
 11月22日に、この掲示板のアクセス数が10万を超えたようです。
 最近は、HPの更新もままならず、この掲示板だけが頼りになってしまいました(泣笑)
 訪問してくださった皆様、書きこんでくださった皆様、大変ありがとうございます。

 また、お祝いのお言葉下さった、桜さん、末永さん、石井さん、ありがとうございます。

石井春生さん
 石井さんの、優しい言葉は、いつも、とても嬉しいです。
 もしかして、中年好き?
  (kashiba、黒白オフのレポートを見て、そう感じてしまいました:笑)
 「貼雑年譜」は、もう請求書が届いてしまいました。どうしましょ?
 プレMYSCON2では、よろしくお願いします。

末永さん
 「慰問雑誌」とまで言われると、全くついて行けなくなってしまいます。(泣)
 もっともっと調べて、いろいろ教えて下さい。
 
 「彷書月刊」のアンケートを拝見。
 「アドニス」については、中井英夫がらみで、この掲示板で話題になったことも有り、三島由紀夫関係でも最近の特集雑誌で名前を見かけますが、どうやったら閲覧できるのでしょうか?
 所蔵機関は有りますか?

桜さん
 「戦後最初のミステリー書」については、何処かで読んだ記憶があるのですが…?
 いったい何処で読んだのか、思い出せません。(最近はこればっかり)
 思い出せないと言えば、J.B.ハリスの、ミステリー?執筆時代の事を書いた?ものも、読んだような記憶は有るのですが……(汗;)

 かなり前の話題ですが、石井敏弘の作品。
 乱歩生誕百周年の名張市のイベント、福井県のイベントなどで、書き下ろし作品を提供しています。
 イベント向けに、作品提供をしているみたいですね。
 本の形にはなっているようなので、コレクターズアイテムなのかもしれません。
 (当然、私は持っていませんが)

日下三蔵 さん
 「都筑道夫年譜」、やっと完成ですか!?
  (ごめんなさい。でも待ち遠しかった…)
 『推理作家の出来るまで』は、買い逃さないようにします。
 勿論、扶桑社文庫も購入しました。


No.656 (2000/11/26 17:40) title:いろいろ
Name:森 英俊 ()
Email:mori@tcn-catv.ne.jp
URL:http://www.tcn-catv.ne.jp/~mystery/top.html

こんにちは

 東京創元社の12月の刊行案内を「News」のコーナーにアップしましたの
で、よろしければのぞいてみたくださいませ。
「Reviews」のほうはいろいろと野望を抱いておりまして、ようやく島久平
の著作が時代物も含めてそろったので、これをやってみようかと(完成は、
いつのことになるやら)。
 それからちょっと驚いたのは城戸禮。きのう春陽文庫のが大量に入手でき
たのでちょっとうれしかったのですが、うちに帰ってみると、メール・カタ
ログにも1冊、ハードカバーが載っていました。注文したあと、「しまった、
いままでに何度も見かけて買わなかったやつだった」と後悔していると、
売り切れで、わたしの前に3人も注文者がいたとの連絡が。おやおや、城戸
禮って、こんなに人気があったのでしょうか。


No.655 (2000/11/26 12:24) title:戦前
Name: ()

続いて。
 戦前最後の探偵小説、かぎりなく、昭和二十年に近ずきたいですが、昭和十七年,昭和十八年九月、となりますと、小林さんの「大阪圭吉」をみます。

 大阪圭吉の昭和十八年九月の本があります

ので、昭和十九年のものになりますと、やはり慰問版のものでしょうか。

 すぐに答えがでてくるでしょうか・・・(午後の一休み)


No.654 (2000/11/26 12:07) title:最初
Name: ()

 このところ、蔵書の話題がでましたので、いくつかの本をみてみました。
山村さんの本、どのように保存されておられるのでしょうか。記述がありません。

 「本の窓」12月号、横田さんの、連載。

SFでは、昭和二十年三月の刊行本が戦前最後の本

ということですが、この本の題名は何でしょうか、知りたくなりますね。
 会津さんの年表をみますと、

 「武侠艦隊」押川春浪,昭和二十年二月

と、なっていますが、このあたりはどうなのでしょうか。
 また、戦後最初のSF,興味がつきません。

 では、戦前最後の探偵小説は・・・、あるいは戦後最初の探偵小説は何でしょうか、探偵小説を調べてみたら、昭和二十一年のしかでてきません。

 果たして,昭和二十年には,誰の探偵小説が刊行されたのでしょうか

答えはどうなのでしょうか・・・(冬の午後)


No.653 (2000/11/25 11:57) title:蔵書
Name: ()

個人の蔵書の運命、もう少し、しらべてみます。ミステリ作家の場合ですが、ここでは、書物にかかれている記事を示します。

 名前がここで出たので、城昌幸さん,昭和五十一年におなくなりになりました。
その自著や「宝石」揃いなど、詩関係のもの、

 大田区の区立馬込図書館

に遺贈されています。長谷部史親さんの著書『推理小説に見る古書趣味』1993、第十五章による。

 ということは,金光さん、、『美貌術師』が所蔵されている可能性があります。

調べますと、蔵書の寄贈、いろいろありそうですね・・・(午後)


No.652 (2000/11/25 11:41) title:読書
Name: ()

 小説雑誌の読書欄をある長さでみていますと、同人誌を出されていた方のものをみます。
 時には、本人、娘さん,息子さんと、あるいは、仮の姿で、かかれています。
そのような人と知り合いになることがありますが、何度か手紙のやりとりをしました。

 その人の話をうかがいますと、ある機会に本を処分されるということが多いようですね。
 作家の方は,生前はともかく、なくなられてからはどのような運命になるのでしょうか。
 
 石井さん、下にかかれた本、どうも、この5年あまりの目録をしらべても、あの三作以外の名前が出てきません。もちろん、荷風の本は多く出てきますが・・・

 落ち葉がきれいです・・・(12月ですね)


No.651 (2000/11/24 08:11) title:文庫
Name: ()

続いて。

金光さん
>「ヴィナス」の詳しい足取り・・・いったいどんな資料を使われている
 手元の資料です。
 しかし、たまたま、入手していたのです。「赤と黒」の関係者、とくに高橋鉄さんに・・・、「宝石」から独立した雑誌「エロチツク・ミステリ」にも関与されていましたね。

>戦後すぐに乱立したカストリ雑誌群も大宅壮一文庫・・・通いつめて調べ上げたいところなのです
 しかし、ここには、ありませんね、カストリ雑誌は・・・、揃いがないので、調べるのはむつかしそうです。

>平井さん・・・同人誌に詩を寄稿していたことは分かっているのです
 是非、知りたいですね。
 
 今後ともよろしく・・・(初冬)


No.650 (2000/11/24 07:54) title:資料
Name: ()

金光寛峯さん、今後とも、この掲示板でも、おつきあいください。よろしくおねがいします。
 
>『資料・源氏鶏太』のことは「本の雑誌」の巻頭コラム・・・押さえておきたい
 一連の雑誌は「近図」に、寄贈されるようですが、高杉さんはあとの処置はとわないということので、閲覧はどうなりますか、しかし一ヶ所に集まるのは有意義なところです、
 先ごろ、カストリ雑誌の研究家がなくなられましたが、もともと手元にあった雑誌はすくなく、研究ののち、分散、市場に出ていましたので、これは死後、家族の世話にならずにすんだ例でしょうか。

>蔵書の中から多少まとまっていた SF雑誌のバックナンバーを大阪府立中央図書館に残してきた
 すばらしいことですね。

>検閲されそうなやばい記述は見当たりません。何が引っかかるのか基準さっぱり分かりません
 「Gメン」創刊号もそうですが、ある1行が「検閲」にさらされていますね、上の雑誌も、1行のようでした、そこを示されなくてすいません。資料がでてこないので・・・、もうしわけありません。

 朝、あけました・・・(11月)


No.649 (2000/11/24 07:34) title:実話
Name: ()

 石井春生さん、このところ、目録が多く、また、突然おくられてくる手紙の人から本を購入しているので、選択しながら、「今必要か。あるいはこれは自分に「縁」があるのか」とといながら集めています。

>それが本との御縁・・・御縁があること
 その通りなのですね。

>『拳銃強盗追跡記』小門勝二 昭21日本文化社
『妖麗夜一夜』小門勝二 昭22日本文化社
『乳房卍』小門勝二 昭22日本文化社

 という本の並び、日月堂のカタログ、このたびは、ごめんなさい、縁がない、他の人に、と思い、出しませんでした。しかし、必要な文献かもしれないので、カタログの該当箇所をノートにはり、保存。

>『乳房卍』のあとがきによると、これと『妖麗夜一夜』ともう一つ『愛慾懣願』と三つを合わせて『東京情痴集』・・・果たしてこの『愛慾懣願』は出版? 
 という記述におどろき(カタログにかいてあった)、いままで(5年ぐらい)、みたことがないような・・・。かれの探偵実話は、上の3点で事足りると、思っていましたので、もう1点あれば、おもしろくなりそうです。
 
 フォロー、おねがいします。

 キムタクも親父になり、セーターがにあう人になりました・・・(初冬)


No.648 (2000/11/24 04:34) title:香水殺人ほか
Name:金光寛峯 ()
Email:KFF02766@nifty.ne.jp

>桜さま
>1,2の掲示板での、金光さんの書かれた平井さんなどのこと、拝見していました。
ありがとうございます。書き急いでいる代物が多くてお恥ずかしいかぎりで。

>また、先ごろの、SFマガジンで拝見しました、寄贈の件、すばらしいことですね。
これもどうもありがとうございます。そう言って頂けますと光栄です。
わたしが送った手紙では題名は「SF雑誌寄贈のお知らせ」だったんですが、
掲載されたら「SF雑誌 "コレクション" 寄贈のお知らせ」になっていて思わず
手に持っていた雑誌を落しそうになりました。い、いや、コレクションいうほど
のコレクションちゃうねんけどな…
あれを見た友人からはメールが来ました「で、第二弾は? (笑)」って。おいおい
身上持たんちゅうねん(笑)

>寄贈といえば、先ごろ、「資料・源氏鶏太」をだされた、高杉さんも、今月末を
>くぎり、他の図書館、あるいは、雑誌は、さる図書館に寄贈・・・
そうなのですか! それはぜひ閲読させていただかねば。
『資料・源氏鶏太』のことは「本の雑誌」の巻頭コラムで知りました。
押さえておきたいものです。追いかける対象は違うといえ、こうして
頑張っておられる方がおられるというのは励まされますし、頭が下がり
ます。

高杉さんのことはもちろん存じ上げませんが、寄贈したお気持ちはなんと
なく想像できます。
わたしが平井呈一を知り、この人のものをもっと読みたい、追いかけたい
と思ったときはまだ大阪に住んでいたころでした。
そうして、誰でもやることですが古書店を回ったり図書館に通ったりした
のですが、意外と早く壁にぶつかりました。図書館には雑誌の古いバック
ナンバーはあまり残っていないのですね (東京ならまた話は変わってきま
すが) 館側の事情を伺うと仕方がないなとおもうのですが… 身銭で買い
揃えるより手がなかった。
だから今後誰か、かつてのわたしのように一つ対象を突っ込んで調べたい
と志した人が出てきたら共感を覚えますし、助けになれればと思う。
そう考えて、蔵書の中から多少まとまっていた SF雑誌のバックナンバーを
大阪府立中央図書館に残してきた次第です。

>これは、プランゲ文庫によれば、検閲された雑誌ではなかつたでしょうか、
おもわぬ名前が出てきて驚きましたが、いや、ちっとも驚く事ではないので
しょうか。あの文庫はかなり貴重な大衆文化研究上の宝庫と聞き及びますし。
ざっと目を通したかぎりでは、検閲されそうなやばい記述は見当たりません。
何が引っかかるのか基準さっぱり分かりませんが。
それに、案外検閲をかいくぐって流出した本も多かったかも知れませんね。

>何故、収録されていないかは理由があるでしょうが、やはり、「ヴィナス」の
>刊行に付きまとう理由によるのでしょうか
いえ、たぶんそう穿った理由ではなくて、単に商業出版の水準に耐える出来では
ないからだと思います。断簡まで拾った全集の企画でもない限り、これは難しい
んじゃないんですか。
それにしても「ヴィナス」の詳しい足取りが出てくるのにはほんとに驚きました。
やはり学者はいるものだな… と。いったいどんな資料を使われているのか。
戦後すぐに乱立したカストリ雑誌群も大宅壮一文庫あたり (あそこが一番残って
いると聞きます) 通いつめて調べ上げたいところなのですがなかなか…

平井さんは終戦翌年に教員を辞めて東京に帰ってきて、翻訳者として再出発すべ
く活動されていたと紀田順一郎氏の評伝にはあります。ならばこの頃の雑誌にも
チャンスを掴むべく翻訳や評論も寄稿していたんではないかと推測できるのです
が、未だとっかかりもありません。同人誌に詩を寄稿していたことは分かってい
るのですが。
調べていると「いったいどうやって食っていたんだ」と疑問に思うくらい仕事量
が少ない(下訳や下稿作成の仕事のような表に名前の出ない仕事や雑誌編集などは
ありますが)。
雌伏の期間が長かった、だから晩年憑かれたような精力を見せたと解するべきか。

*

> 日下さま
>先日はお目にかかれて楽しかったです。しかし、私もいい加減年より
>上に見られますが、金光さんが私よりさらにお若かったのには驚きま
>した。今後ともよろしくお願いいたします。
こちらこそよろしくお願いいたします。
そう、なぜか知りませんがよく言われます>若かったので驚いた

>城昌幸の「香水殺人」ですが、『美貌術師』には収録されておりませ
>ん。単行本未収録の一篇と思われます。私も「ヴィナス」で所持して
>おりますが、まあ、復刊の対象からは遠い作品ですね。
あっという間に答えがいただけて、恐縮 & 驚愕です。お持ちでしたか。
やっぱり復刊には至りませんか。


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