末永昭二さん、確かにハリスさんには、ハリス先生という言い方が似合いますね、肉声をきいたことがありませんが・・・
>中島リストにないのかは、検討が必要です
その通りです。
高木彬光さんの書誌には、翻訳が掲載されているかどうか(見たことがないような)、ここは誰かフォローしていただきたいものです。
なぜか、乱歩賞受賞者の、石井敏弘さんを思い出しました。
1993年の、「業火」以来、発表はなされているのでしょうか、講談社のX文庫、「バイク物語 白の章」と「バイク物語 青の章」、そして「風のターン・ロード」が印象にのこっています。
このようにかいて、どこかのHPで、石井さんの、書き下ろし作品、500枚というのをみたのを思い出しました。あれは幻でしたか。
秋の夕暮れ、さみしく・・・(11月)
桜様。
ハリス先生(ラジオ講座を聴いていたものでこう呼んでしまいます)の件、面白いですね。なぜ中島リストにないのかは、検討が必要です。
まだまだ、このような意外に「取りこぼされた(失礼な言い方ですが)」作家はいるみたいですね。
資料を探すのは大変ですが、こういったラインをちょっとずつ調べるのが私の仕事かもしれません。
興味のない人の方が多いかもしれませんが。
ところで、ハリス先生の作品レベルはいかがでしょうか。
お読みになった方、ご感想をいただければと思います。
フロリダ州の、ハリス長官ではなく、こちらはハリスさん。
なぜ、中島さんは「推理小説研究」に、高木彬光さんにより翻訳されたハリスさんの小説をリストにのせなかったのでしょうか・・・
・「宝石」昭和24年掲載の四点のうち、その二点が「探偵実話」に昭和26年再録 されたため。再録には、翻訳者名がのせられていないので、リストに採用した。
「蝋人形」と「按摩の笛」の場合。
・「緑色の蠍」昭和25、には、翻訳者名がかかれていないが、なぜか、「宝石作品総目録」には、丸茂文雄訳とされている。
単純にいえば、中島さんはのせなかっただけかもしれません。まだ、このあたりのことがわかりません。
冬です・・・(もちの季節)
末永さん、ワイン、この季節のワイン、飲むことにしていますので、冬なおでしょうか、相変わらず、古書目録がきていますが、今年は手元には、300点ぐらいとなりました。
以下のもの、雑誌名なのですね、ある雑誌に、「雑誌特集」があるようですが、そこに登場してもいいような話題ですね。
>「銃後小説」「諧謔小説」など・・・『事実小説』なんて雑誌、一人も知った名前がありません。奥が深いです
奥付けがないものがあります。ない場合、意識的にとりのぞいているのでしょうか、それにしても、暗闇なのですね。
鯱 城一郎さん、戦前の、サンデー毎日にも書いていました。呑気氏、彼のキャラクターでしょうか。
紅葉は里におりてくるのでしょうか・・・(11月)
冬でしょうか、ワインも解禁、そして上海蟹、食べたら、ことばがでてきませんね。
各所で話題の蟹、ここにも登場しました、フクさん、台湾出張、できたら、台湾で出ている、推理雑誌、目にされましたか、島崎さんが編集されておられるようです。
松本真人さん、いつも、書き込み、拝見しています。巡回するところが同じですので。
ところで、乱歩さん、「貼雑年譜」のことを「貼雑帳」と呼んでいたのですね、それにしても、ただいま、十名のようです(ワセダミステリクラブ、HP)、前回のちらしとは、すこし中味が変っていたのですね。
朝、あけました・・・(11月)
桜様。
おっしゃるような雑誌(単行本)です。
前にも話題にしましたね。
おっしゃるようなのものは、これまでも調査の対象になっており、市場にも出てきていたし、執筆者の素性も比較的よくわかっているのですが、それ以外の「銃後小説」「諧謔小説」などはほとんど何が何だかわからない状態です。
『事実小説』なんて雑誌、一人も知った名前がありません。奥が深いですよ。
桜さん
いや、どうもすみません。洒落をわかっていただいて、ありがとうございます。
加えて、この場に相応しいことを書きたいのですが、話題の持ち合わせがないので失礼します。
どのようなシナリオが政治の世界にはかかれるのでしょうか、来週の火曜日にむけて、状況は変化していますね。
「小林文庫」アクセス数、もとに戻りました。たびたび、ここに書き込んで、申し訳ありません。
末永さん
>慰問雑誌(含単行本アンソロジー)
ということで、以前ここにかきこみましたアンソロジーを思い出しました。
「傑作スパイ小説集」大井忠編、昭和16。
戦地に赴く兵士のために、とかかれています。渡辺啓助、蘭郁二郎らの小説が収録されています。
夕暮れどき・・・(寒さは一段ときびしくなります)
いわいさん、ありがとうございます。
>訳者名が明示されているのは海外作品扱い、そうでないのは国内作品
その可能性がありますね、しかし、翌年には、訳者名のないものが掲載され、また昭和26年の「探偵実話」には、訳者名はありません。これはすこし不思議です。
気になるのは、「ぼくは日本兵だつた」ですね、これはどう言う意味合いなのでしょうか。
>別冊宝石2巻2号(s24.8)に「わが小型自叙伝」・・・「日本の文章がすらすら読めるようになりたい」・・・少なくとも当時は英語だった
その通りですね、なんとんなく、「旬刊ニュース」には、実録ものがありそうですね。
多くのことが同時にすすんでいます・・・(朝、風雲でしょうか)
小林さん、アクセス数、「小林文庫」、213、500でとまり、今の数をおたしください。
それにしても、1日に、400近いアクセスなのですね、すごいことです。
末永さん
>慰問雑誌を強調するのは、慰問雑誌(含単行本アンソロジー)は、ちょっと内地の出版物とは毛色の違った執筆者が起用
ということで、手元のものをみました。
残念ながら、奥付がなく、そのかわり、本文のほうに、xx 様、x 様とした、内地の(?)妻あるいは娘さんに当てた、文章が兵隊さんの直筆でかかれています。
それは雑誌「短編読切 傑作読物集 慰問版」です。
「果合い柳原堤」白井三光
「支那の夜」林じゅん
などが掲載されたB5判です。
このような雑誌があったのですね、おどろきました・・・(11月)
松本真人さん、
「桜さん風」、お使い下さい。
何となく、うしろにつけると、クレジットとなるような気がしますので。
12月になるまえに、政治の季節ですが、後継は誰でしょうか・・・風雲急をつげています。
末永昭二さん、ありがとうございます。
>「鯱城一郎」は「鯱 城一郎」です(なんとなく名古屋を匂わせる名前です)
ということは、名古屋城、でしょうか。
「丘 丘一郎」ではなく、「丘丘 一郎」とは読み方がことなりますね。
鯱 城一郎さんの短編 明朗小説「人情放浪者」を読む。呑気氏と老人の話で、東京、大井町が舞台でした。
小説誌にかいていたのですね・・・(朝、あけてきました)
桜さま、森さま、末永さま、ハリスに関していろいろお教えいただきありがとう
ございます。
思うに中島氏は、訳者名が明示されているのは海外作品扱い、そうでないのは国
内作品と分けておられたのでしょうか。
別冊宝石2巻2号(s24.8)に「わが小型自叙伝」というのがありました。そこで
は、「日本の文章がすらすら読めるようになりたい」との事。少なくとも当時は英
語だったようですね。
ところで、先日古書市で偕成社の少年少女世界の名作全100巻のうちの1冊があっ
たので巻末リスとを見ていたら、『即興詩人』が三橋一夫だったみたいです。チェ
ック済みでしょうか。
「いかんせん」と「お金と根気のある〜」でした。すみません。
猿飛佐助のような人口に膾炙した(?)登場人物を使うのは、ある種の効果としてかなり有効ですね。大坪砂男も使ってます。
私がことさらに慰問雑誌を強調するのは、慰問雑誌(含単行本アンソロジー)は、ちょっと内地の出版物とは毛色の違った執筆者が起用されていて、多分、その花形作家を列挙しても、皆さん名前も聞いたことがないのではないでしょうか。それから「鯱城一郎」は「鯱 城一郎」です(なんとなく名古屋を匂わせる名前です)。
本があってお金が潤沢にあれば、もっと突っ込んで調べてみたいのですが、いかかせん……。
お金の根気のある方にぜひやっていただきたい分野です。
企業秘密をバラしますと、キーパーソン梁取三義あたりです。
篤志家の出現を求む。
貸本の次は慰問雑誌ですよ!
末永昭二さん
>鯱城一郎なんかはなかなか正体・・・単行本もあるにはあるのです
読み方として、鯱城 一郎ではなく、鯱 城一郎でしょうか、さきごろなくなられた、発音すると、茶木一郎がでてきます。
猿飛佐助、多くのひと、柴田連三郎、織田作之助、神坂次郎、荒巻義雄、富田常雄、中田耕治・・・、ありますが、忍者なのですね。
西村京太郎さん、湯河原に自身の記念館と終の住処を建築中の・・・(「週刊小説」11.24、「筆者の近況 西村京太郎」)。
どのような記念館なのでしょうか。
夕暮れ時・・・(11月)
小林さん、「小林文庫」のアクセス数、昨夜というより、午前零時頃より、更新がおかしくなっています。
見たときは、213、500、あたりであったのですが・・・
カウンターをお調べ下さい。
昨夜、気付いていましたが、ここに書くのをわすれていました。
森様。
あのアンソロジーは新人応募作を除けば、そのまま慰問雑誌という感じがしませんか? 三橋さんは違いますが。
鯱城一郎なんかはなかなか正体がわかりません。単行本もあるにはあるのですが。
三橋さん、講談の登場人物などに絡めたようなものがたくさんありますね。塙団右衛門が一番お好みだったのではないでしょうか。健康本にまで出てきますし。
ミステリっぽいのは、それはたくさんあります。『新婚ばんざい』なんかがそうですけど、忍術ものでなおかつ推理ものっていうのは、やっぱり不自然ですね。
森 英俊さん
>駿河台書房の『コント名作集』(現代ユーモア文学全集の第20巻)・・・三橋一夫「津の城下にて」・・・猿飛佐助が首を切断された女性・・・本格ミステリ
この頃、コント集、というのは出ていたのでしょうか、『山のコント集』鈴木五郎、あの探偵小説を書いた人かどうか、確定していませんが・・・、よく出会います「コント」。
>『猿飛江戸に現わる』の一部・・・内容をつき合わせてみると違うようです
さらに、猿飛佐助の登場する、短編がありそうな予感がしますが、どうなのでしょうか、知りたくなります。
秋、朝の落ち葉を踏みしめるおとは、昨夜の夢の続きか・・・(11月)
宮澤さんの、HPで、小栗虫太郎さんの、お孫さんから、メールをいただいた、ということ、そのかたは、何点か、文章を公表されているかたでしょうか、知りたくなりました。
久しぶりに、「八勝堂古書目録」、杢太郎を中心に。今回は、探偵特集はありませんが、自筆物がでています。
江戸川乱歩草稿 400字詰18枚完 120
江戸川乱歩草稿 200字詰14枚完 45
角田喜久雄草稿 400字詰24枚未完 8.5
甲賀三郎草稿 400字詰 7枚完 7
ということで、うなりました。
ところで、「貼雑年譜」内容見本、封筒でおくられてくるので、折られた跡が無残に、赤の背景に、たてに、白い線がつきます。
なんとかなりませんでしょうか、資料の面で。なぜか、新しいものはあたらしいままで、古いものはいくら汚れていてもいいのですが、また文庫は初版でなくてもいいのですが、・・・矛盾していますね。
そろそろ、と冬です・・・(11月)
森 英俊さん、情報公開、ありがとうございました。
ハリスさんにも、短編集があったのですね、 おどろきました。下の短編集には遭遇していませんでした。それにしても、昭和20年代の雑誌にかいていたこと、それもどうやら、高木彬光、三宅一朗、滝口直太郎、と名の知れた人の翻訳。感謝致します。
>ハリスの短編集『禁断の実』(1949, 文京出版)は、龍口直太郎訳・・・収録作は以下の9編
掲載誌、何点か、ありますので、読むことができそうです。
それにしても、中島さんの書誌に、すべて、もれていますね。
森さん、情報公開、ありがとうございます。
朝、あけました・・・(11月)
古書展で入手した駿河台書房の『コント名作集』(現代ユーモア文学全集の
第20巻)のなかに、思わぬひろいものがありました。三橋一夫が1編だけ、
「津の城下にて」というのが入っているのですが、これが猿飛佐助が首を切
断された女性の殺害事件を解決するという本格ミステリ。もっとも、酒をか
っくらっているだけで、ほとんど推理はしないのですが。いちおうトリック
らしきものと、意外な犯人は用意されています。例の長編『猿飛江戸に現わ
る』の一部ではとも思ったのですが、内容をつき合わせてみると違うようで
すね。
手元のあるハリスの短編集『禁断の実』(1949, 文京出版)は、龍口直太郎
訳とあります。収録作は以下の9編:
陥穽(旬刊ニュース)/仕掛花火(同)/さらばマグダレナよ(同)
銭湯の停電(ユース・コンパニオン)
禁断の実(モダン小説)
夢の殺人(八雲)
数寄屋橋(小説の泉)
恋仇(ホープ)
櫛とヘアピン(ロック)
( )は掲載誌
下の文章一部訂正します。
>末永さんの案内で、「りべらる」閲覧。ありますね、おどろきました
ですが、
この掲示板で末永さんのご指摘がありましたので、早速、他所で、「りべらる」閲覧。
ということです。フロピーのコピー時に、文章がかけてしまいました。
ふたたび、ジェームス・ハリスさん。
末永さんの案内で、「りべらる」閲覧。
ありますね、おどろきました、
・「何故バークマンは愛人のもとに走ったか」昭和二五,十月号
・「離婚王・エロール・フリン物語」昭和二五、十二月号
・「裸婦マタハリ」昭和二六、四月号
・「米兵と日本妻」座談会、昭和二六、六月号
上の三点は、すべて、三宅一朗訳、です。
実話は英語でかかれていたのでしょうか、
そうなりますと、小説も、高木彬光訳もありえます。
はたして、すべて英語でかいていたのか、どうか、もうすこし、誰かフォローしてください。
ということで、朝、寒くなりました・・・(11月)
朝の訪問で、成田さんのHPで、貸し本店の、記事を知る。80歳、蔵書一万冊、
元気のご様子、なぜか、うれしくなります。
成田さん、ありがとうございます。次は、栗田文庫でしょうか・・・
越沼正さん
>小林英樹『ゴッホの遺言』を読了
もう1冊あります、よみましたが、絵の素養がいりました。
玲さん、今後とも、ご訪問ください。
朝、寒さがきています・・・(冬)
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