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先だって、女性画家から「読んで」と手渡された小林英樹『ゴッホの遺言』を読了して、返そうと思った矢先、通勤途上で彼女にバッタリ。「続編も面白いわよ」と言われ、ウヘッと思ったのですが、この今年の日本推理作家協会賞の作品を、美術界はどう反応したのかしら。このファン・ゴッホの有名なデッサンの説得力ある「贋作の証明」に対して、「真作の証明」は書かれたのかしら。以前、今は閉館してしまった伊豆高原美術館の館長が著した「広重は司馬江漢の東海道五十三次を参考に描いた」という説が学会から冷笑、黙殺されたことが記憶に新しいので。
続いて、三人山村さん、山村直樹さんの方ですが・・・
戸田さんの、ご指摘で、「一等車の女」鮎川哲也編、昭和53年6月。
「移動密室」山村直樹、書き下ろし作品です。
鮎川さんの、紹介欄では、
・昭和33年、「宝石新人二十五人集」で、新人賞
・昭和39年、読売新聞社主催で、佳作入選、「幻住庵記」
・昭和40年、「オール読物」新人賞、「破門の記」
ということで、キャリア上、これからの活躍が期待されていたようです。
昭和9年生まれ、横浜市。
戸田さんの、ご指摘で、書き下ろし作品を読み直して、鮎川さんの、眼力にあらためて、敬服しました。
午後の散策、落ち葉がここちよいです・・・(冬)
ハリスさんについては、一度、誰かがとりあげるか、アンソロジーに採用していただきたいものです。
森 英俊さん
>『フェニックス』128号のインタビュー・・・後輩たちといっしょに平井隆太郎氏にお話・・・乱歩の英訳本の翻訳をハリスがやっていたという話を聞きました
確かに、乱歩の翻訳は、彼がしていました、これは乱歩の評論集に記載されていますので。
>ハリス自身の短編集も1冊、日本で出ていました
これが「ぼくは日本兵だった」1986年、旺文社か、あるいは、短編集かどうか、すでにわすれているのですが、たしかに、古書目録に、一度、彼の本が掲載されていました。
はたして、ミステリ短編集ならば、題名はどうであったか、思い出せません。
うーん、忙しい午後です・・・(秋から冬へ)
ハリスさん、雑誌では、J.ハリス、ジェームス・ハリスとしていますので、これらが筆名でしょうか。
末永さん
>桜様・・・ジェームス・B・ハリスが本名で、筆名(というか略して)がジェームス・ハリスだと思っています
そうようですね。
>ハリス先生の作品・・・『譚海』に子供向け・・・『りべらる』に実話・・・カストリ雑誌や小型雑誌・・・余技作家にしては無視できない分量です
こちらは、調べていませんが、そうなると、書誌に掲載されていませんね・・・
全貌はまだ分からないということですね。
>赤尾探偵って、旺文社の社長の名前を拝借
これには、気付きませんでした、旺文社から、英語会話関係をだしていますから、ハリスさんは手がかりをのこしていたのでしょうか。
いわいさん
>「死の部屋の手記」(宝石s24年4月号)、「蝋人形」(同5月号)、実は文末に高木彬光訳とあったからです(目次には訳者名はありません)
その通りですね、今まで、気付きませんでした。
中島さんの、「推理小説研究」にも掲載されていません。
これはすごいことです。
高木彬光さんの、書誌には記載されているのでしょうか、これは一度、調査してみたいものです。
>最初は純粋な海外作家・・・後には訳者名はないようです。従って初期は英語で、後には日本語で書かれていたのでしょうか
最初から、日本語でかいていたのではないでしょうか(推測ですが・・)、よんでいて、他の小説と同じいいまわしがあるので、こなれた、日本語の書き手であった、と思います。
4月号の、巻末では、「現役米国作家」とされていますが、これは少し怪しい(?)ような気がします。
同じ「宝石」の、昭和25年8月号の、「緑の蠍」には、訳者名がなく、日本語でかかれているようです。
はたして、これにはどういう真相があるのでしょうか・・・(午後)
ニコルさんのように英語で書いているのではないかと思います。
後年の『日本兵』なんかは日本語かもしれませんが。
私はよくわかりません。
ジェームス・B・ハリスといえば、『フェニックス』128号のインタビュー
で、後輩たちといっしょに平井隆太郎氏にお話をうかがったときに、乱歩
の英訳本の翻訳をハリスがやっていたという話を聞きました。そういえば、
ハリス自身の短編集も1冊、日本で出ていましたね。
J・ハリス、以前から少し気になっていたですが、そのような方でしたか。全く
知りませんでした。
気になっていたというのは、「死の部屋の手記」(宝石s24年4月号)、「蝋人形」
(同5月号)、実は文末に高木彬光訳とあったからです(目次には訳者名はありませ
ん)。最初は純粋な海外作家だと思っていたのですが、後には訳者名はないようで
す。従って初期は英語で、後には日本語で書かれていたのでしょうか。
少し気になっています。
桜様。
私は、ジェームス・B・ハリスが本名で、筆名(というか略して)がジェームス・ハリスだと思っています。「パブロ・ピカソ」のようなものです。
ハリス先生の作品は、なかなかたくさんありまして、全貌をつかむのは難しそうです。
昔から気にしていたので、メモを取っていたのですが、『譚海』に子供向けがあったり、『りべらる』に実話ものっぽいのを書いていたり、カストリ雑誌や小型雑誌に書いていたり。かなり広範囲です。余技作家にしては無視できない分量です。
有名な方ですし、貴重な歴史の証人なので、誰かが調べていると思うのですが、残念ながら私は知りません(勉強不足ですみません)。鮎川氏はインタビューされていないのでしょうか。
数年前、旺文社のラジオ講座を辞めるとき、朝日新聞のインタビュー記事で「実は昔探偵小説を書いていたことがある」と答えていたので、本人に間違いないし、取材にも応じてもらえそう(探偵小説を書いていたことを隠していないから)なので、取材は楽だと思うのですが。
赤尾探偵って、旺文社の社長の名前を拝借、ですね。
宮澤様。
先日は失礼いたしました。相変わらずホラ吹きです。
石井様。
遅ればせながら迷宮会HP拝見。ワセミスの時も思ったのですが、もっと長いのが読みたいというのはぜいたくでしょうか。
……山村直樹さんも亡くなられたのですか……。「一等車の女」に載った作品以降、新作がなかったのですが、「追尾の連繋」など、好きなタッチの作家だったのですが。
他の2人の山村さんには、全く興味はないんですけど、唯一気になる「山村さん」だっただけに、ちょっとショックでした。
ひき続いて・・・山村直樹さんのこと。
なくなられる前に、身辺整理をしていたのでしょうか、お姉さんの手元には、小説を書いていた、と言う事しかわからなかった、原稿用紙などはなかつたようでした。
あとから、お礼の手紙が届いた事を思い出しました。
その後、おつきあいはありませんが、その後の様子が知りたくなりますね・・・、思い出しました・・・(午後のひととき)
どうやら、K文庫、の到着、一足はやかったのでしょうか、しかし、しめきりは、12月ですから、ゆっくりと・・・。
J.B.ハリスさんは、英会話での、名前でしょうか、ジェームス・ハリス
という名前が雑誌などでは使われていました。
「推理小説研究 11号」で、そのうち、昭和26年には、8編が掲載されたのは「探偵実話」でした。初期には、黒澤警部、花田探偵、あるいは探偵作家赤尾傳が登場します。
この人の全容は、どうなのでしょうか・・・(午後)
今のところ、アンソロジーか、「別冊シャレ―ド」ですから、読まれるひとは限られてくるのでしょうか、しかし、一人増えたのですか、うれしいですね、須川 毅 さん。
山沢さんが登場しましたので、山ならびで、三人の、山村さん・・・、山村美紗さん、山村正夫さん、そして、山村直樹さん・・・、残念ながら、三人とも、おなくなりになりました。
あることで、山村直樹さんには、というよりも、お姉さんから、連絡をいただき、「追尾の連x」(x、字がでてこず、すいません)双葉社、ほか、「宝石」「推理」「推理ストーリー」掲載の4編を連絡した事をおもいだしました。
という秋の日・・・(紅葉の季節)
山沢ファンが4人も!? 以前は3人だったので
かなりの伸び率です (~o~)
「知恵の輪」は精読していませんが、個人的には
「ダミー・プロット」の優勢勝ち。ま、愛好者の方、
隅っこで盛りあがりましょうね。
時々、更新時に、更新時刻が出てこない場合がありますね、何度かあるようです。
「貼雑年譜」二分冊、内容見本をいただきました。
小林さん、その日、電話で、送付を依頼していましたので。
二階堂さんのHPによりますと、前回は三名の申し込みのようです。従来の、200部限定の半分ということは、うわさにすぎなかったのでしょうか。
宮澤さん、更新時にいつも訪問させていただいています。アンソロジーのとき、あれはどうだったか、と見に行きます・・・忘れてしまうので。
掲示板で、うわさの、すでに読んでいました、島田さんの「古墳殺人事件」「錦絵殺人事件」文庫で(本棚を探すより、買ったほうがはやいので)よみなおすと、この二作は彼の代表作だ、と思います。
文庫の解説ででてきた、島田さんがつくつた「大陸情報通信社」とはどのようなことをしたのでしょうか、読みなおすと、わからないことがでてきます。
>『知恵の輪殺人事件』は『砧自身の事件』よりも面白いのですか
山沢さんが「本格作家ミステリクラブ」の設立に参画されていた(「ジャーロ」記載)ので、ますます活躍されることを祈念します。
楽しみながら読まれれば、読後、彼の世界がみえてきますので、ゆっくりとよみすすめていかれればいかがでしょうか・・・(午後)
PreMYSCON2の参加者名簿公開されましたね。
すぐ気づいたのは、好きな作家またはベストに山沢晴雄を挙げた人が4人もいたこと。さすがマニアのアイドル。
それで、『知恵の輪殺人事件』は『砧自身の事件』よりも面白いのですか。読まねば。
小林さん、例の、K文庫、きましたね。
そこには、「xxx吉研究」全4冊、杉浦
が掲載されています。0.2、です。是非、入手してください。
今回はみおくりますので・・・。
ということで、お知らせまで。
どこもまだきていないのでしょうか・・・(冬の足音がきこえてきます)
見逃していますね・・・
「資料・源氏鶏太」高杉方宏、発行フリープレス、「本の雑誌」十二月号で知る。読んだことはありませんが・・・
「探偵小説の社会学」内田隆三、岩波書店、12月刊行、「図書」十一月号。
「お宝・貸本マンガの山を発見!」夢枕獏さん、夏目さん、呉さん、楽しそうです。710冊、まだ、行き先がきまっていまいようです。
「トクマ・ノベルス 西村京太郎選集」山前譲さんの解説、二巻まであげらてれている。続刊はあるのでしょうか。
「山田風太郎コレクション」全三巻、出版芸術社、解説・日下三蔵さん。
「土屋隆夫推理小説集成」全八巻、東京創元社。
いずれも、「ダ・ヴィンチ」十二月号より。
スキー場の、準備が進んでいます・・・(11月)
末永さん、発見の記事、おもしろそうですね。
>漫画の山を発見・・・小説は漫画より残っている率が少ない・・・小説がすたれてから漫画が増えた・・・小説本を処分して、その分漫画を仕入れた
そうですか、納得できます。
越沼正さん、服部正さんときて、版画家でもある、まゆみさん。
>服部まゆみ『ハムレット狂詩曲』・・・貸本漫画の山は、昔(30年前)よく見ました・・貸本漫画を求めて・・・倉敷市・・・漫画の山でした。
あるものなのですね、時代がことなりましても・・・
ここでは、「貸本マンガ研究」がでて、貸本漫画。
『魔子恐るべし』(もうバラしますよ)がでて、マコ・鬼一。
ハリスさんがでて、岩田賛さん・・・。
ここは何かがすいよせられる「成層圏」・・・(夕暮れ時)
服部まゆみ『ハムレット狂詩曲』光文社文庫を買いながら『ダ・ヴィンチ』を立ち読み。貸本漫画の山は、昔(30年前)よく見ましたワ。その当時、貸本漫画を求めて西東・・・でした。倉敷市の観光スポットのはずれで見つけた閉店した店は、まさしく漫画の山でした。埃だらけの中から20冊くらい買ったかな。なにせ金のない学生、一冊100円でもあれこれ迷って買いましたわ。好きな人にあげたりして、今では2,30冊残すだけですが、こんなに人気が出るとは!当時でも小説は見かけませんでしたね。なつかしいなあ。自宅に来る客人はみな貸本漫画を読みふけってしまいます。接待しなくてすみます。
末永昭二さん、「オール・ロマンス」と探偵作家クラブ、何か深い関係がありそうですね。
50年という期間、多くのことが忘れ去られていったのでしょうか、残念です。
>英語のハリス先生にインタビューされた方・・・ミステリ系のインタビュ・・・
J.B.ハリスさんといえば、なぜか、「岩田賛」さんを思い浮かべますが、なぜか、わかりません。
同じ雑誌にかいていたのでしょうか。
「ぼくは日本兵だった」旺文社、1986.8月
には、情報はないのでしょうか、古書目録でのがしていますので、詳細は・・・
また、宮田昇「戦後「翻訳」風雲録」2000
には、ハリスさんの名前があったような覚えがあります。
本当に、このように話題にしますと、知りたくなるほど、刺激的です。
>『譚海(戦後)』あたりのお話を伺うと面白いと思います
さらに、刺激的です。
昭和20年代後半のはなしですね。
さらに、フォローをおねがいします・・・(11月、秋)
オール・ロマンス社といえば、探偵作家クラブとも深い関わりがありますから、
人的な交流まで調査すると、面白いことがわかるかもしれませんね。
貸本漫画の件、なにやら梶井さんの記事が読売新聞に出たらしいですね。
私は購読していないので、知人にコピーを頼んでいます。
漫画の山を発見というようなことは、何度か聞いたことがあります。
小説は漫画より残っている率が少ないでしょう。なぜかというと、小説がすたれてから漫画が増えたからです。小説本を処分して、その分漫画を仕入れた店が多かったと思われます。小説と漫画は微妙にピークがずれていますし、漫画の方が後々まで残っていましたから。
いずれにせよ、そんな山に出会うなんて万にひとつだろうし、山にぶつかったとしても、高ければ指をくわえて見送るしかないです。
こまめに小口を探します。
『魔子恐るべし』(もうバラしますよ)は、なぜか近代文学館の事典で「代表作」とされています。確かに面白い作品ですが、『魚河岸の石松』の方がどう考えても代表作だと思います。映画は森繁久弥の独り舞台という感じで、なかなかでした。フランス座ロケもありましたし。
桜様。
マコ・鬼一の続報、お待ちしています。
本多さん、かなりご長命だったのですね。ご存命中にインタビューをしたかった方です。
インタビューといえば、英語のハリス先生にインタビューされた方はいらっしゃるのでしょうか。ミステリ系のインタビューについては、私は寡聞にして知りません。『譚海(戦後)』あたりのお話を伺うと面白いと思います。もう、どなたかやっているのでしょうか。
小林さん、あるものですね。
>「ダ・ヴィンチ 12月号」には、青森で貸本マンガの山を発見
しかし、この貸し本,マンガ、実は結構、あるものですね、某所でも、みましたが、しかし、1冊、1,2,3 の値段です。
いわいさん
>『話題と読物』たまたま、改題されていたんだ
とくに、下にもかきましたが、編集人のひとが興味ありますね、資料はうしなわれていますので、証言からみていくしかないのでしょうか。
時間が経つのが早い・・・(11月)
小林さん、掲示板のシステム、よくわかりました。
>「小林文庫」にはアクセスできても、掲示板にアクセスできないことが有る
両方ダウンする確率はすくなくなるのでしょうか。
それにしても、旧石器の時代の、北京原人やジャワ原人よりも古い、人骨が発見されていないのに、石器を信じるということは、今考えると、おかしな話ですね。
いえ、多くの地層があるなかで、そこに特異的に出てくる確率はきわめてすくないのに、石器がある、これは考えられない確率ですから・・・、それにしても、ミステリアスです。
違う話で申し訳ありません。
>成層圏外の出来事・・・そこが刺激的で楽しいのです
これを心がけたいものですが、むつかしく、ただただ、本を読むことがすきになりたいです。
>『話題と読物 オール・ロマンス改題』・・・そんなふうに改題されていた
まだ、興味あることがあるようですね。「妖奇」とその編集者、本多喜久雄さん、残念ながら、10年前に、神奈川市でおなくなられたそうです。何人かの、そこに発表していたなかで、京都のひとがおとずれられた、ということ・・・、その人からききましたが・・・、興味ある話でした。
>「貼雑年譜」の内容見本と申込み葉書は、創元推理倶楽部の会員に送られてきた 今日、電話してみます。
ありがとうございました。
師走、近ずきました・・・(11月)
末永昭二さん、 映画、造詣がふかく、楽しみにしています。
>そういえば昼間、この掲示板落ちてました
お昼のたのしみでも、あるのですが、これで、2回目(?)でしょうか。
>映画は今年の7月、衛星でオンエアしていました。かなり忠実な映画化
知り合いで、毎日、ビデオにとっている人を知っていますが、それだけでも大変な作業ですね。
ある古い雑誌をみていたら、「映画 獄門島」の犯人は誰だ、という、景品があたる懸賞がでていました。小説とはことなる結末でしょうか、すこし興味がわいてきました。
魔子鬼一には、マコ・鬼一以外にも、筆名があるのですね。しかし、資料で確認するつもりです
と書きましたが、まだ調べるつもりです、しかし、その小説を読みながら、わらってしまいました。確証は、主人公の名前だけですので。
寒くなります・・・(冬まじかです)
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