昨日も、目録、四冊。九月だけで、二七冊。一月より、209冊。そのうちの1冊に、10月27日から11月3日までの、神田古書店連合目録「古本」26号について。
10月20日、出来上がりのため、それから手元にくるようです。内容はおもしろそう・・・
「神保町ミステリアス」、北村薫、折原一、など推理作家、評論家。あとは名前が書かれていません。森さんも?、長谷部さんも?、
と推測する。
いまならば、中野書店に申し込めます。他でもいいのでしょうね、店頭でも手に入れられるようです。
秋の朝、とりあえず、目録申し込み・・・(秋の蝉です)
仙花紙本の包みは、まだおくられてきません。
少し心配ですが、楽しみがのばされます。
昨日は、少年探偵冒険小説、一冊。このような小説、おおくて、ひとつずつ、あつめています。終りがなさそうです。昭和21,22,23年に、限定していますが、多すぎるようです。
「宮武外骨」吉川弘文館、2000年6月。著者はあえてかきません、ネタxxになります。しかし、驚愕です。
でも、最初の文にかいてしまえば、驚愕もうすれます。
ここには、木々さんもでてきて、ある出会いの中で、運命のいたずらで・・・、しかし、破格の人間には、この頁数、200では、書ききれないようです。
秋の夜長,いろいろなことが想像できて、時間がたちます。
目録などからの、本、競争がきびしい・・・(秋です)
小説のいい場面もそうですが、その場面を見ている目、高橋さんの場合には・・・
藍川東中(あいかわ、と打つと、鮎川が出てきました、鮎川東中ではないですが)と岐阜高、このようなときには、小学校はでてきません。
彼らの喜びもわかります。私たちも感動しました。
あいかわ、とは、あゆかわ、でもあるのですね。
知りませんでした。
話がとんでしまいました。
あの日のfootball, Mさんの解説、すばらしい(?)、ネタxxのようでした。
なぜか、なんども、ブラジル戦をたたかった国は・・・、頭にのこります。中田、トップにはいつも過酷なことが・・・、これも、その通りになりましたね・・・、もう、Mさんの解説は、ききたくないような・・・、小説の、ネタxx解説のようでした。
高橋さん、いいせりふをかたります。また、32kmのところに山場がある、いや、ミステリの勘所です。いい読みですね、感服します。
ところで、コーチ、どのような資格で、参加するのでしょうか。室伏さんの、お父さん、寂しそうでした。
しかし、いろいろなことが起こり、いろいろなことがわかりません。
有楽町そごう、古書市はもうないのですね・・・(さみしいものです)
No.1013より。
何はともあれ、次はアメリカとの試合。タイプは日本と同じだ、と解説者が言っていました。進化するするfootball、眼がはなせません。
Kさんは、1週間の、シドニー、楽しまれましたか。
とかきましたが、ブラジル戦、現地でみられたのですね。
喜国さん、「笑う肉仮面」入手されたようです(kashibaさんの掲示板より)。また、成田さんのところでは、初出が判明。意外な雑誌でした。
喜国雅彦様、
DS選書について。
江戸川乱歩の「探偵小説四十年」を参考にして以下のことを調べました。
多くは未見のものがありますので、間違いなどがありましても、ご容赦下さい。
・DS選書の数(乱歩は、自由出版社のものをそう考えています)
乱歩のリストには、21点があげられている。
通説の12点ではないようです。
なお、「われ発見せり(ユウレカ)!」(未見)も自由出版からの出版が予告されています。これを数えると、22点になります。
・判の大きさの違いと改版、2刷のことなど
@A6判は11冊
DS表示は昭和21年10月より(初刊は3月)
A中間型(A6/B6)は1冊。大下「宙に浮く首」。
B2刷(A6判)は2冊。大下、横溝
CB6判(仙花紙本サイズ)は7冊(この中に、改版の3冊、海野、江戸川、 木々を含む)
D未掲載は1冊
ということになります。未見が多いので、断定できません。申し訳ありません。
秋、目録が2点きて、9月はすでに、23点・・・(秋、さみし)
今朝の新聞広告で加納朋子のミステリと服部まゆみのエッセイがあったので、さっそく立ち読み。しかし、時間切れで、加納朋子は次回まわし。明日のたのしみが増えました。
今日は、アメリカとの試合。
5試合目まで、ぜひいってもらいたいものです。
末永昭二様
>マコ・鬼一・・・バイオグラフィ・・・『ぷろふいる』・・・堀場老人の「取材」とは別に大下邸に行っていた・・・大下さんの友だち? 弟子?
まだ、ご存命の可能性はありますね。77年ですから。
作者紹介のような記事を読んだ記憶もありますけれども・・・
今日は、いい目録がひとつきましたので、あたれば、ここに書きます。でも、この前もダメでしたから・・・(秋は、なやむほど目録がきますが、どうも、素通りです)
昨日は、誤審。いやぁ、つらいものです。しかし、山下さんは、英語で抗議できないのでしょうね、このあたりの数十秒が・・・、残念でした。
それにしても、肉体のすばらしさを感じます。
日下さん、末永さん、
桜も、清水正二郎をさがしますと、昭和40年、好江書房の、「明治・大正・昭和呪われた女性犯罪」。発売元は。あの、雄山閣出版。
まえがきには、この十年以上の日数をかけてあつめた、二百編以上の中から
ここに約五十編を収録
とある。
なお、WEBOPACでは、彼の作品は三百八編、見つかります。
大塚俊一様
>「富士八郎のようないい男」という表現を何かのアンソロジーの短編で見かけた
このところ、鈴木一郎が登場するものを読んでいますが、この名のようなものですね。
大胆な命名です。
それでおもいだして、山田一郎が出る、釣りミステリーのひとつ、醍醐麻沙夫の、「磯の帝王」。釣法の集大成、というおもしろいテーマです、あと、2、3作ありますが、続けてかいていただきたい人です。昭和10年生まれ。
登場人物の名前、いろいろな仕掛けがあるのですね・・・(時間があります)
(ゴミですが)倉木麻衣のお父さんが富士八郎だという報道が流れていますが「富士八郎のようないい男」という表現を何かのアンソロジーの短編で見かけたことがあるような気がします。
あ,大御所登場だ(笑).
日下様.
シミショーの作品,さっぱり何がなんだかわかりません.原形をとどめない改題と別名義! 実は城戸禮さんの次にリスト化を考えないでもなかったので「1本」単位で買ったこともありますが,あまりにバカバカしいので,とりあえずやめにしました.城戸さんの2倍以上あるので,無謀と言えば無謀な試みでした.
シミショーのエッセイなどによると,ある時点で自作の版権を売り払ってしまったので,本人の知らないところで,勝手にいろんな名前で出ているみたいです.というようなこともあるので,やってもムダなような気がしたからです.
ところで,圭文館という出版社,浪速書房と何かつながりがあるのでしょうか.というのは,浪速で出ていたものが,圭文館の新書で出ているのがあるからです.宮本幹也の『好色党奮迅録』が目についたので,よくみたら,版型は違うものの,どうやら紙型流用みたいでした(象嵌訂正あり).
まあ,紙型を買っただけかもしれませんが,シミショーのことを考えると,何かあるのかなと思ってしまいます.
「P07シリーズ」,もしかしたらそれ以前の版があるという可能性はないでしょうか.ちょっと棚の奥を覗いてみましたが,圭文館の本は見当たりませんでした.
お墓のこともそうですが,シミショーの,あの「小説に取りつかれた」感じに共感を覚えます.いいなあ.
マコ・鬼一について,バイオグラフィはまったく知りません.ただ,件の『ぷろふいる』をよく見たら,堀場老人の「取材」とは別に大下邸に行っていたみたいですね.大下さんの友だち? 弟子?
日下さん、ありがとうございます。
おくの、深いことがよくわかりました。編集された本、文庫、購入しています。ちくま文庫、楽しみにしていています。
「GON!]10月号によれば、
「第一期世界秘密文学選書」全15巻、別巻2巻 昭和37〜
「第二期世界秘密文学選書」全15巻、別巻3巻 昭和38〜
「第一期世界秘密文学選書」全15巻、別巻3巻 昭和39〜
「P07号シリーズ」全10巻、昭和40〜
「世界の女の物語」全10巻、昭和39〜
「秘境の女シリーズ」全10巻、昭和41〜
「世界発禁文学選書」全15巻、 昭和41〜
「真実日本残酷文学選書」全10巻、 昭和44〜
がとりあげられています。
>浪速書房版が7月から刊行されているのに対して、圭文館版はその年の4月から出ているので、こちらが第一シリーズ(?)ということ
これは上のものには書かれていませんでした。
>圭文館版が何巻まで出た
あと、5巻は、あるのでしょうか(推測)、いやあわせて15巻となるので、
このシリーズは5巻で終了でしょうか?
それにしても、ふたかたは、「すごい」ということです。
WEBOPACにはないでしょうね・・・(秋、午後のひととき)
日下です。
>「ピンク07号シリーズ」イヤーン・フランミンゴ著、清水正二郎訳(昭和
40年〜浪速書房)全10巻は所有しております.「ジェームズ・モンド」が世
>界を股にかけて大活躍する,この爆笑シリーズを007マニアは知らないの
>ですか.もっと勉強して欲しいですね(笑)
浪速書房の東京浪速ブックス版は、私も持ってます(笑)
よく判らないのは、同時期に圭文館のクラウン・ブックスからも
ピンク07号シリーズが出ていること。こちらは「世界秘色文学」
という情怨小説のシリーズを月に4冊のペース(爆笑)で書いて
いる作家・桃井良太が、ふとしたことから三代目P07号に任命
されるという内容です。
日本人が主人公なのだから当たり前ですが、インチキ翻訳の体裁
はとっておらず、清水正二郎の小説として出版されています。
浪速書房版が7月から刊行されているのに対して、圭文館版はそ
の年の4月から出ているので、こちらが第一シリーズ(?)とい
うことになるようですが、7月以降は完全に刊行月がダブってい
ます。つまりひと月に二種類のピンク07号が出ていた訳で、な
んだってこんなことをしたのか、疑問が残ります。
♯まあ、それだけ007ブームが凄かったといってしまえば、そ
♯れまでなのでしょうが。
で、恥ずかしながら、圭文館版が何巻まで出たのか、よく判らな
いんですよ。どなたかご存知の方(って、末永さんぐらいか?)
ぜひぜひご教示下さいませ〜。
ちなみに私が把握している分は、以下の通りです。
第一巻『桃色七号はベッドで死ぬ』
第二巻『桃色のフィンガー』
第三巻『ドクトル悩殺博士』
第四巻『ダイヤモンドの女体』
第五巻『南の国からのウインク』
> 墓は、直木さんの、すぐそばにならんでいる、ということは本当でしょうか、
>本当のように思われます。
本当です。
>日下様
>>神様にも間違いはある「宝石」昭和29年2月
> 目次では、神様も間違ひはある、となっています。
> 神様にも間違ひはある、は本文。昭和29年12月掲載。
ありゃ、ごめんなさい。たしかに12月号ですね。これは『女のミステリー』
の巻末にあるリストを写しただけなのですが、元が間違えていました。
いわれてみれば、これの前に「探偵実話」昭和29年11月に発表された作品
が並んでいるので、気付くべきでした。申し訳ありません。
マコ・鬼一、興味をもちまして、友人にファイル検索を依頼。
やはり、下の、初出不明はわかりません。書誌は「女のミステリー」本にかかれたもののように思われますので、ここにかくことをご容赦ください。
日下様
>神様にも間違いはある「宝石」昭和29年2月
目次では、神様も間違ひはある、となっています。
神様にも間違ひはある、は本文。昭和29年12月掲載。
命買います(初出不明)
「宝石」「探偵実話」「探偵倶楽部」「妖奇」にも掲載されていない。
同人雑誌でしょうか。
マコ・鬼一については、さらに、末永さんからも書き込みがあるでしょうか。
>物集高音さん,ちょっと興味があります.『血食』って,私が最後に読んだ新刊
あの日記からすれば、すでに本を出されているひとのようですね。
噂の、Oさんではないような・・・、しかし、そこにかかれているのには驚きました。そういえば、奥さんが、あの人であることにも、驚愕しましたが・・・
本当に、いろいろなことがあります・・・(そんな朝です)
スポーツ、いいですね、感動します。
明日が楽しみですが、監督にはほれます。
末永昭二さんの、ふところの深さを知りました。
>ジェームズ・モンド,あれもシミショーの改題本です
清水正二郎、店頭にみかけるのですが、珍書として集めたいような気分になります。
>泣かせます.私は思わずこういうのを支持・・・これに似た作品が出版
本当に、彼は人知れず(?)、活躍していたのですね。
墓は、直木さんの、すぐそばにならんでいる、ということは本当でしょうか、
本当のように思われます。
>>友人から、ある古書愛好家団体・・・たぶん私は皆様より詳しいはずですが,実は私も「寝耳に水」でした
誰かがあとを継ぐと言うことはあるのでしょうか。
昨日、見知らぬ人から、仙花紙本のリスト(本は50冊はあります)が突然おくられてきて、驚きました。価格は1000。
電話すると、それを、その時代に購入したとのこと。70を越えたひとのようです。新品のようです。
全部購入してほしいとのこと、勿論、OK,としました。
楽しみです。どのようにして知ったかは秘密らしいです。
いろいろなことがあります・・・(秋、朝)
何度もすみません.
ワセミスHPのジェームズ・モンド,あれもシミショーの改題本です.
またやってしまいました.オーナー様削除お願いいたします.いつもすみません.なぜそうなるのでしょうか.
ついでに(?)「ピンク07シリーズ」の序文を要約します.
007は人気がある。
ゆえにバッタもんが出ているだろうと推理して、1965年6月アメリカに行き、「パルプ本の世界的販売網を持つ、ニューヨーク市のコロンビア大学の門前にある」古本屋でいろいろ探したら、次の4シリーズを発見した。
(1)トム・コネリー作「006号秘密作戦シリーズ」
(2)ショーン・オコーナー作「07間諜冒険物語集」
(3)イアン・アンブラー作「ダブル8は殺しの番号シリーズ」
(4)イヤーン・フランミンゴ作「ピンク07号シリーズ」
で、我らがシミショーは「欠陥が多いが、面白さは抜群」な(4)を選んだ。
イヤーン・フランミンゴ氏は、マサチューセッツ州立大学修士過程で学ぶ27歳。本名はジョーン・リーヴイス。独身。このシリーズが当たって百万弗以上儲けたらしい。
「H書店でもS社でも、一顧だに与えられなかった通俗パルプ本の中に、もし日本の一般読者の共感を呼ぶものがあるとしたら、それは文学だけが持つ力であろう」
「文学の中には、階級もなければ序列もない。エンターテーイメント(ママ)
は、どのように衣を飾ろうと、エンターテイーメント(ママ!!)に過ぎない」
泣かせます.私は思わずこういうのを支持してしまいます.
(1)〜(4)はあながち全部ウソではないようです.(4)を除いて,これに似た作品が出版されてはいるようです.
シミショーはたぶんこれから注目されるでしょう.作品はともかく,私はシミショーの自己抹殺と胡桃沢耕史としての再生に,非常に興味を覚えます.私は個々の作品の巧拙より,作家個人や出版社,印刷業界の方に興味があるので,こういう人物には特に魅かれます.作品を楽しむのが目的の人には,まったくおすすめできませんが.ただし,シミショーの初期作品(『近代説話』などのもの)には,実にすごいものがあります.これは,川上宗薫や宇能鴻一郎も同じような感じです.
>友人から、ある古書愛好家の、団体(?)が店じまい、と聞く。
この件については,たぶん私は皆様より詳しいはずですが,実は私も「寝耳に水」でした.やはり個人の力で四半世紀というのは大変なことだと思います.お元気とはいいながら,御高齢でもあることも確かなので.
物集高音さん,ちょっと興味があります.『血食』って,私が最後に読んだ新刊ミステリなもので(笑).
一仕事終えて帰ってきました.
桜様.
『GON!』は面白そうですね.『電光山猫娘』などのシリーズ(正式名は「明朗熱血シリーズ」全10冊)は,春陽文庫化されていない作品が多いので,結構珍しいです.ジュニア物ですが.
「ピンク07号シリーズ」イヤーン・フランミンゴ著、清水正二郎訳(昭和40年〜浪速書房)全10巻は所有しております.「ジェームズ・モンド」が世界を股にかけて大活躍する,この爆笑シリーズを007マニアは知らないのですか.もっと勉強して欲しいですね(笑).ラインナップは以下のとおり.
『P07号の好色作戦』
『女体のルーレット』
『スパイはヌードで勝負する』
『スリップ作戦開始』
『ベッドより愛をこめて』
『ダイヤモンドのブラジャー』
『乳房に弾丸をぶちこめ』
『月と処女の町』
『スイートなキスの後で』
『俺は女に弱いんだ』
原作者名はイヤーン・フランミンゴです(フラミンゴなどと言われることがありますが間違いです).後で紙型を流用したハードカバー版(清水正二郎作に改められ,なおかつ改題されています)が出ています.内容は言わずもがなのものですが,序文がなかなか興味深い,というか,かなり人を喰ったものです.「米コロンビア大学の門前の古本屋(笑)でネタ本を買った」とか,「原作者はアメリカの青年で,これを書いて大儲けした」とか,嘘八百を並べているのですが,なぜか憎めません.
マコ・鬼一などについては,また改めて.
他のサイトにも書きましたが。春陽文庫の江戸川乱歩の表紙絵を描いている多賀新の制作風景が、NHKテレビ『土曜 美の朝』23日(土)午前5時25分から23分間、放送されますと、多賀新からのお知らせ。「早朝ゆえビデオに録画してみていただければ幸甚です。」そうだよなあ。
末永昭二さんに、あっさりと、伏字がわかってしましました。
そして、珍書といわれるもの、所有されておられます。
まいりました、今まで想像していた、末永さんの蔵書、わからなくなりました。
>「ピンク07号シリーズ」イヤーン・フランミンゴ著、清水正二郎訳(昭和40年〜浪速書房)
桜が、フラミンゴ、と間違えました。フランミンゴ、でした。
すごい、と、うなりたいです。
ところで、貫井徳郎さんの、日記、9月18日に、物集高音さんの、お姿、知られているのですね。
これにも驚愕。
秋には、いろいろなことがあります・・・(紅茶の時間です)
一仕事終えて帰ってきました.
桜様.
『GON!』は面白そうですね.『電光山猫娘』などのシリーズ(正式名は「明朗熱血シリーズ」全10冊)は,春陽文庫化されていない作品が多いので,結構珍しいです.ジュニア物ですが.
「ピンク07号シリーズ」イヤーン・フランミンゴ著、清水正二郎訳(昭和40年〜浪速書房)全10巻は所有しております.「ジェームズ・モンド」が世界を股にかけて大活躍する,この爆笑シリーズを007マニアは知らないのですか.もっと勉強して欲しいですね(笑).ラインナップは以下のとおり.
『P07号の好色作戦』
『女体のルーレット』
『スパイはヌードで勝負する』
『スリップ作戦開始』
『ベッドより愛をこめて』
『ダイヤモンドのブラジャー』
『乳房に弾丸をぶちこめ』
『月と処女の町』
『スイートなキスの後で』
『俺は女に弱いんだ』
原作者名はイヤーン・フランミンゴです(フラミンゴなどと言われることがありますが間違いです).後で紙型を流用したハードカバー版(清水正二郎作に改められ,なおかつ改題されています)が出ています.内容は言わずもがなのものですが,序文がなかなか興味深い,というか,かなり人を喰ったものです.「米コロンビア大学の門前の古本屋(笑)でネタ本を買った」とか,「原作者はアメリカの青年で,これを書いて大儲けした」とか,嘘八百を並べているのですが,なぜか憎めません.
マコ・鬼一などについては,また改めて.
「GON!」10月号、コンビ二の店頭で見られます。
秋の読書週間推薦図書、寂しい夜にこの一冊!
昭和40年代の XX 小説「浪速書房」で大興奮!
とある。
XXはあえてここには書きませんでした。
中味は、4頁、大きな字と、文章は1.5ミリの活字。協力は、スムース4号の、扉野良人さんと、これは知らない大西祥平さん。
城戸禮「電光山猫娘」
貸本出版社
も出てきます。さらには、
XXX07号シリーズ、10冊、これはイヤーン・フレミンゴ著、訳 清水正二郎、とある。
007ファンの間でもごく一部でしか知られていない珍書。装丁はHPBと似たもの。
2年前に遭遇して、均一棚に戻した一冊、久しぶりに目にしたシリーズ、これは所有している人はおられるのでしょうね、奥の深いファンには・・・。
このシリーズ、本当に、珍書でしょうね。
越沼正様
>小栗虫太郎『海螺斎沿海州先占記』改造社初版昭和17年は、1万5千円
このあたりは、この値段で通常でています。
NHK教育、たのしみですね・・・(秋には、美術館です)
海野十三の読み方の反響にさすが、この場所と感心しております。皆様(と、まとめてゴメン)ありがとうございます。古書目録といえば、京都からの目録に国枝史郎『隠亡掘』日本小説文庫初版昭和7年というのがあり、1千円なので、どなたか買い手がつくでしょうね。小栗虫太郎『海螺斎沿海州先占記』改造社初版昭和17年は、1万5千円。これは欲しいけど、私の柄じゃあないので見送り。これから、ネット古書店で買った都筑道夫『やぶにらみの時計』を読みます。
昨日、9月は、19点、古書目録がきて、今年1月から、201点、200を越えました。三ヶ月あまりありますが、300点を越えるかもしれません。
1年間には、統計によると、650点ですから、約50%には、探偵・推理小説の関係なのか、と思う。
越沼さん、海野十三、よみかた、後ろの奥付けをみると、ほんとうに混乱しますね。
末永昭二様
>海野さんの名前の件ですが,戦前の総ルビ本は,大人(一般向け)の本の場合,慣例的に漢数字にはルビを振りません・・・子ども向けの本,例えば『少年倶楽部』などには「じゅうざ」とルビ
よくわかります。
戦後の、仙花紙本の一冊をみてみると、奥付けには、ウンノ ジュウザウ、とされていて、思わず、うなりました。
成田さんのHPでは、やまだ かぜたろう、とした時期があったようですから、
これもその例でしょうか。
それにしても、このところの、昨日きた目録上の値段、高騰気味です、これではこちら側がためされます。
三橋一夫のサイン入り、二万円、これはすごい。
そんな日です・・・(秋の朝)
何はともあれ、次はアメリカとの試合。タイプは日本と同じだ、と解説者が言っていました。進化するするfootball、眼がはなせません。
Kさんは、1週間の、シドニー、楽しまれましたか。
購入した本、整理できていません。大変です。
友人から、ある古書愛好家の、団体(?)が店じまい、と聞く。そのような集まりがあったのですか、そういえば、囲み記事でみたおぼえがあります、でも、今月もその宣伝が出ていたような気がします。いろいろあるのですね。
末永昭二様
>マコ・鬼一(戦前はこう書きました)で思い出すのは,『ぷろふいる』昭和11年5月号の口絵写真・・・「夢野久作最後の写真」
これは知りませんでした。
彼の、プロフィールはすでに知られているのでしょうか。
「ぷろふいる傑作選」作品目録、マコ・鬼一で、2作品。「幽霊横行」昭和10.5、「若鮎丸殺人事件」昭和11.5、これにあるのですね。前者には、魔子鬼一が登場、後者にはその名の人物は出てこない。
>ただの探偵小説ファン程度の人物ではなく,「業界」に一歩踏み込んだ活動・・・九鬼さんと密接なつながりがあった
よくわかります。九鬼さんが登場すると、人間模様がくっきりと、してきます。
このことはまだ続しそうですね・・・(秋風がふきます)
海野さんの名前の件ですが,戦前の総ルビ本は,大人(一般向け)の本の場合,慣例的に漢数字にはルビを振りません.したがって,「十三」にはあまりルビがないのです.いっぽう,子ども向けの本,例えば『少年倶楽部』などには「じゅうざ」とルビが入っていることが多いようです.でも,ルビは多くの場合,編集者あるいは文選工さんの裁量の部分が多いので,絶対に正しいという保証にはならないことは言うまでもありません.
似た話ですが,「小酒井不木」を「こさかい」と読むか「こざかい」と読むかについて「奈落の井戸」http://homepage1.nifty.com/mole-uni/のもぐらもちさんが調べておられますので,ごらんいただければと思います.
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