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赤石建設株式会社 一級建築士事務所
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  古民家再生あるいは古材を使った住宅建築が少し多くなってきたように感じます。
 明治期から昭和初期にかけて作られた文化財的な古民家の再生となると、建築的な価値からその再生方法まで綿密な計画が必要ですが、 そこまでいかなくても、解体された地方の民家の梁材等を再利用して新築の住宅に意匠として使用するのも、 また癒される感じがしていいものです。
 かつての民家は筋違という考えがありませんでしたから、多くは大黒柱的な太い欅柱と何重にも組んだ松の大梁で仮構を組んでいました。
 松の梁は仕上げが手斧(ちょうな)という工具で手荒く仕上げたものが多く、これがまた自然な感じがしていい雰囲気を醸し出しています。
 内外の壁仕上げも左官仕事のものが増えてきています。サイディングやクロスではハウスメーカーと同じようで新鮮味がないのと、 健康指向も一因になっているのだと思いますが、漆喰壁や珪藻土の乾式のものも出廻り、かつての塗り壁のイメージはありません。
 黒く焼けた経年の味わいを出している松の梁が 白い漆喰の壁に差さっているコントラストはなんとも言えません。
 いまそんな古材を使った建物を手掛け始めています。130坪の平屋の建物ですが、多くの古材がある中で、その使われ方を考えながら 使用する個所を決めていくのは、かつてこれを手掛けた何十年も前の大工棟梁と会話をしているようで、いい加減な仕事をすれば叱られる ような真剣さにならざるを得ません。木材は保存が良ければ伐採されてから何百年もの間強度が上がり続け、その後緩やかに低減していく と言われています。
 煤ぼけた欅や松材は墨をして刻み始めても堅く強固でした。






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