安政年間に創業以来代々受け継がれた本格的木造建築の伝統と技術に加えて、最新の建築技術にも精通し、設計段階はもちろん、
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赤石建設株式会社 一級建築士事務所
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  川越の街を先日散策してきました。近くていつでも行けると思いつつ今になってしまいました。
 有名な蔵造り通りの独特な町並みは重厚感があります。東京の大江戸に対して小江戸と称され商家が発達した関係で蔵が多くなったの でしょうが、江戸時代初期と明治中頃に2度の大火に遭い、それ以来漆喰を塗り固めた黒壁や豪壮な瓦屋根が使われるようになったと 聞きます。
 鬼瓦の後ろに「影盛」と呼ばれる白漆喰の盛り上がりがあるのが特徴的で、雲に似せて雨を降らせるように意味を 持たせて防災を祈念しました。

 東京など大都市の防火地域では、久しく寺院などの大型木造建築は建築することが法律上 できませんでしたが、近年早稲田大学の長谷見研究室等の研究成果でそれが可能となってきています。
 今当社で施工中の都内の本堂がそれで、純粋な木造としては近年なかったと思われます。 今までと違う点をいくつか上げると、化粧垂木上の化粧野地板の厚みを30o以上確保すること、同じ垂木間に入れる面戸板の厚みを 45o以上確保することなどが条件です。

 木材は良くできたもので、燃え始めても外周部が炭化すると内部への酸素供給が 絶たれて深部まで燃えない性質があり、これを利用して必要寸法よりもその分太くして30分なり1時間なりの退避時間を確保できる ようにするというのが「燃えしろ設計」と呼ばれる考え方です。
 最新の研究で今までできなかったものが可能になるのは建築学の 学術的成果である反面、まだまだ研究すべき分野が残っているとも言えます。






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