本日、新幹線内で、父親から強奪してきた松本清張、『点と線』(あ、『テント線』
だって。メモしとこ)を読了しました。小学生以来久々の再読だったのですけれど
意外と(失礼かな)面白く読めちゃいました。
鮎川のアリバイ崩しと比べても別に遜色ないじゃないですか。
「社会派」ということでアウトオブ眼中、という人も多いとは思うのですけれど、
読まれた方で松本清張ならこれが面白い!という作品をご存じの方、教えて下さい。
この掲示板で乱歩も土屋隆夫も勧めていただいて外れていないので、皆さんのご見
識を三度お借り致したく、よろしくお願いします。
お久しぶりです!そのくせに質問なんですが…。
講談社ノベルズから出てる「血食 系図屋奔走セリ」の作者、物集高音は他に著作があると講談社のHPで書かれてるのですが、検索しても探しても見つかりません。
見たことのある方はいらっしゃいますでしょうか?
ご存知の方がいらっしゃいましたら、お教え下さい。以下が著作です。
『血食 系図屋奔走セリ』(’29)『真説忌部言人伝』(’35)『明治大正昭和エログロ事件史 猟奇草』(’36)等
出版社さえわかりません…。よろしくお願いします。
本日ついにトマス・ハリスの待望の新刊"HANNIBAL"が到着しました。
といっても私が読めるわけではないので(家人が購入)、
抜け駆けしてストーリーを暴露することはないので御安心を。翻訳が待ち遠しい。
このところめぐりあわせが良く、いろいろ嬉しい本買いです。
○名探偵読本7「怪盗ルパン」
これで名探偵読本が揃いました。嬉しい(^^)
とある方からのありがたい情報で、今回入手の運びとなりました。
感謝です。
○「迷路荘の怪人」横溝正史 東京文芸社 S34年
長編「〜の惨劇」に改稿前の中篇版ですね。これも嬉しい。
○「シナリオ悪霊島」
ブックオフで100円。これだからブックオフは侮れません。
新刊ではコリンズの「ノー・ネーム(上)」
臨川書房のHPを観ると、あらら、ノー・ネームって、上中下の3巻本
なんですね。これは読むのがしんどそうだ(^^;
おお、さすがkashibaさま。贋作ミステリで手に入るところはしっかり押さえられてある。もりたなるおは先月読み直したばかりなのですが、確かに格調高いですよね。
北森鴻の『狐罠』は面白いです。これで僕にとって北森鴻は俄然注目の作家になりました。最近出た黒川博行の『文福茶釜』(文藝春秋)よりも好みです。
ペアズの『ラファエロ真贋事件』は確かに拾い物。ほか、海外ではエルキンズの『偽りの名画』(ミステリアス・プレス文庫)とオームロッドの『左ききの名画』(現代教養文庫)がありました。
あと、連城三紀彦に実にいい贋作短編がありますが、ネタばらしかも知れないので止めておきます。
それにしても、『赤の女』が贋作ものとは知りませんでした。面白いのかぁ。ゴズリングは物凄くつまらないもの読んじゃってから印象が悪くて全然読んでないのですが、「これがお薦め」ってもの何かありますか?
ブワガヤ様、はじめまして。
表題の件、まあ、高橋克彦が最もポピュラーなところではないかと。
「写楽殺人事件」「北斎殺人事件」「広重殺人事件」(講談社文庫)
「歌麿殺贋事件」(光文社文庫?)などが有名です。
もりたなるお「真贋の構図」(短編:同題の短編集に収録:文春文庫)は
文句なしの傑作。文格が高いっす。
北森鴻「狐罠」もそうらしいですが、読んでません(買ってもいねえや)。
<どなたか、読まれた方、求む。>
新潮文庫の翻訳もので「ラファエロ真贋事件」(贋作事件だっけ?)とか
いうのが出ていたのですが、もう品切れでしょうねえ。拾い物の1冊でした。
最近読んだポーラ・ゴズリング「赤の女」も贋作もの。
(早川ポケットミステリ:文庫化されているかどうかは知りません)
いつもの追っかけサスペンスでしたが、面白かったっす。
「贋作」を隠し動機などに使うパターンもありますが、
これはネタバレになるので、どうしようもないですね(^^;
また、希覯本の話は色々ありますが、「美術品」じゃないのでパス。
最も薦めは、漫画の「ギャラリー・フェイク」(細野不二彦:
小学館:今のところ14巻、続刊中)なんですけどねえ。
もう、お読みでしょうか?蘊蓄山盛りです。
ではでは。
初めまして。プワガヤと云います。
近頃、真保裕一氏の「奪取」を読了しました。
そこで気になったのですが、偽札や美術品の贋作を扱った面白い小説は他に何かありますか?
もし御存知の方がいらっしゃいましたら、教えて下さい。
角川書店から新ミステリ雑誌が創刊されましたね。誌名は「KADOKAWA
ミステリー」(って、そのままやないけ・・・)。創刊の目玉は、横溝の未収録
短編「蟹」、これら未収録作品を収めた短編集が、九月に刊行されるようです。
そこにはあの幻の双生児シリーズ第二作「双生児は囁く」が収録されるようです。
楽しみ楽しみ・・…。
町を歩いていたら、「死の泉」の舞台化、というポスターが貼ってあった。何て渋い選択、と思ったのは私だけでしょうか。
「本格推理14」を購入。山沢晴雄の短編がまた載っている。ああ、これでまた課題が増えてしまった……。(折角、別冊シャレード用の原稿をまとめたと思ったのに)
No.427 もくちゅ さんのご質問に対して、芦辺 拓 さんご本人から、メールをいただきました。
作家の先生ご本人からご回答をいただき、大変感激しています。
芦辺 拓 さん、誠にありがとうございました。
一介のミステリーファンのHPでも、作家の先生に見ていただける、そして、ささやかながらファンの方との交流が持てる。
インターネットをやっていて、一番嬉しい瞬間ですね。
質問していただいた、もくちゅ さんにも感謝します。
もくちゅ さん、お解りになりました?
-------------------- 以下 芦辺 拓 さん からのメール引用 ----------
(前半 一部略) さて、このほど友人から拙作につい
ての質問がそちらのゲストブックにあると知らされて拝見しましたところ、「も
くちゅ」さんとおっしゃる方の書き込みを拝見しました。
これはどう考えても作者たる小生本人が答えないことには、反応があるわけが
ないと思い、少しく妙かもしませんがメールにてお知らせする次第です。という
のは、『十三番目の陪審員』に出てくる“微笑するお月様”の絵柄の煙草という
のは完全に架空のものだからです。
強いていえば、稲垣足穂の短篇「星を売る店」のセリフ「君にはサルタンスの
お月様がいいんじゃないのかい?」がイメージのルーツかもしれません。とにか
く、レトロでファンタスティックな味を出したくて、昔のポスターやマッチのラ
ベルによく使われた“微笑するお月様”を選んだわけなのです。以前の小生なら、
こうしたディテールには実在の銘柄を探し出してきたかもしれませんが……。
(後半 一部略)
-------------------- 引用 終わり --------------------
(私は、作家の方への敬称を「先生」とすることに違和感があるため、敬称を「さん」とさせていただきました。
「さん」に違和感が有る方もいらっしゃるかと思いますが、ご了承下さい。)
最近、北森鴻さんの名前を見かけるので「屋上物語」読んでみました。
いいですねぇ〜、こうゆう感じの本は好きです。
私のお気に入り作家の一人になりました。
ただ、私はなぜか作者は女性だと思いこんでました・・・(^_^;)。
加納朋子を検索していたら、ここにたどりつきました。
加納朋子リストすごいです。
小林文庫オーナーさま僕のページにリンクさせてもらいますけど
いいっすか?
えぇー、またまた掲示板が壊れてしまったようです。
出来る範囲で、復旧しました。
No.426と427の間に投稿して頂いた発言が消失してしまった可能性があります。
もし、ログを持っている方がいらやれば、ご連絡下さい。
いつもいつも不具合ばかりで、大変申しわけ有りません。
こんばんわ.『もくちゅ』と申します。
半年ほど前に、「加納朋子さんリスト」に感激して、一度だけカキコした者ですが・・
すみません、ずっとROMで、なおかつここ数ヶ月はごぶさただったんですが・・・(^^;)
さて、こんな私がなぜ今ごろ書き込みをするかというと、
実は去年からずっと知りたかったことがあるんです・・・
その疑問とは,
「どなたか、芦辺拓さんの『十三番目の陪審員』に出てくる『微笑するお月さま』」
というタバコの銘柄をご存じないか・・・ということです・・
ここ半年ほど、折につれて、大きなタバコやさんの店先などを見てますが、
どうも『これ!』というのがありません。
あれは、架空の銘柄なんでしょうか・・・????
30過ぎて、一日に2〜3箱のタバコを吸い、HNを『もくちゅ(モク中毒=タバコ中毒)』
としている者にとっては、ぜひとも知りたいんです。
できれば一度吸ってみたい・・いや、数十年後に、それの似合う老紳士(笑)になってみたいと思ってます(爆)
どなたか御存じ、あるいはお心当たりのある方、ご一報いただけないでしょうか?
よろしくお願い致します。
日付からするとGW明けすぐには稼働を開始していたみたいですね。
全然、気付かなかったのは私がぼぉっとしていたからか、他の理由
からか。kashibaさんがおっしゃるように、「良くも悪くも普通の」
(個性が今ひとつ)HP、という感想です。
どうも遅くなりましてすみません(_o_)
ごゆるりとご覧ください。
フクさま
早川HP、ここだよーん
http://www.hayakawa-online.co.jp/default.htm
ふっふっふ、神宮球場で阪神の勝利を観てまいりました。
今年の球場観戦は2戦2勝であります。(^ー^)v
ではでは。今晩はもう寝ます。
kashibaさま
早川書房のHP、場所を探したのですが判明しません。
どこにあるのか、URL教えて下さい!
幻想文学、さんざ宣伝(勝手に)しているので、気に入って頂いて良かったです。
前に書いた『夜明けの睡魔』、自己レスです。
変更点は、コラムの一つ一つに掲載されていた、登場作品の収録先(○○文庫とか)
というのが、巻末の索引にまとめられている点。そして法月綸太郎さんの解説が
加わっている点ですね。あと、私「創元推理文庫」と書きましたが「創元ライブラ
リ」の誤りでした。繰り返しになりますが、名著です。
うう、一晩、誰も書き込みがないので、連続投稿になってしまった(^^;
昨日、以前からフクさんがご推薦の「幻想文学」55号を
やっと買いました。
ROMの106号(いつ出るのだろう?)と企画がかぶっているので、
厭だなあと、今まで避けてきたのですが、山尾悠子の新作に加え
芦辺拓の森江ものとか、京極論とか、森英俊氏の未訳レビューとか
ミステリ好きにもとっつきやすい内容でした。
で、内容もさることながら、編集後記に、山尾悠子集成が国書刊行会から
正式に出る事になった、という情報が載ってまして、これにビックリ!
単行本未収録作品で2冊分はあるもんなあ、どーすんだろー、わくわく。
今日の1冊:「續・日本殺人事件」山口雅也
ではでは。
早川書房のホームページが開設されたとかで覗きにいきました。
うーん、なんか普通の出版社のつくりで、遊び心がないですねえ。
この勝負、東京創元社の圧勝!って感じ。
>「アメリカ版オリエント急行殺人事件」
「アメリカ版京太郎旅情ミステリー」と呼ばないだけマシ、
ということで(笑)
ではでは。
北森鴻の新刊情報ありがとうございました。「メイン・ディッシュ」入手できましたのでこれから読みます。
ちなみにオーナー様、書名は「アリバイ・レシピ」ではなく、「メイン・ディッシュ」ということを確認しましたので、お知らせまで。(新本格著書リストの書名が気になりました。)
kashibaさん>
「鉄路のオベリスト」が届きました。
早速、切手にて¥300
お送りします。
>しかし郵送料が本代の5倍ちゅうのもなあ(^^;>
いえいえ、内訳はどうあれ、トータル300円で
こんな本が手に入るとは素晴らしいことです。
ありがとうございましたm(_)m
背のタイトルの副題「アメリカ版オリエント急行殺人事件」
というのが泣かせますね。
こうでもしないと売れるはずがないという
出版社の判断だったんでしょうか(^^;
鷲尾三郎に反応してくださった方々、ありがとうございました。
やはりもう亡くなられてたんですね。
『過去からの狙撃者』が遺作になっていたとは。七十五歳での著書とは思えない緊密な構成ではあったのですが……。
若いころの短編にはいろいろと面白いものがあるから、一冊にまとめて出してくれる奇特な出版社はどこかないものでしょうか。
>小林文庫オーナーさん
2万アクセスのご祝辞ありがとうございます。
今後もマイペースながら頑張らせていただきます。
>黒白さん(No.399)
> HP拝見致しました。私と同郷、しかも生まれた市まで一緒とは
>びっくりしてしまいました(笑)。どこかでニアミスしていたかも
>…(どうりでT県O市近辺の古本屋には物がないと思ったぁ・笑)。
そうですか。同郷の方でしたか。黒白さんがT県の方だというのはお聞きして知っていましたが、T県と聞くと、出身者であってもついU市あたりをイメージしてしまいます。
O市の方ならニアミスの可能性はありますね。
でも、私が古本と酒に開眼したのは大学入ってからなので、郷里の古本屋と地酒はまったくわかりません(笑)。
はただいま編集中ですーすみませーんーー……。
とりあえず、一部で話題にしていただいてる(ありがとうございます)、
http://www.open-news.com/~maki/up/
ミステリ系更新されてますリンク(仮称)
でも見てお待ちくださいませ(^^;;;
#まだ試験運用中なんですが。
こんにちは、はじめまして。
みなさんの過去ログを読んだら、私の読書量が少なくてかすっても
いませんでしたー・・・
こんな不心得者がカキコしていいか迷うところですが、最近読んだ
本が面白かったのでご紹介したいと思い登場しました。
お勧めしたい本は、米山 公啓著作の「臓器提供者・ドナー」
(双葉社 1,700円+税)です。
物語の舞台はとある腎臓移植専門の病院です。
現医院長によって愛する人を自殺に追い込まれた看護婦 宮子が、
院長の弱みを探っているうちに院長の背後にあるもっと大きな悪が
あることを突き止めてしまい、逆に追われる立場になってしまいます。
宮子を助けてくれるのは、同じ病院の医師 片瀬だけ。
二人はどのようにして魔の手から逃げ延びるのでしょうか?
院長と裏の組織の陰謀とは??
現役のお医者さんが書いただけあり、のっけの自殺死体やひき逃げ
された患者の様子は生々しく描写されています。
反対にそれらに対応する医師や看護婦の行動は淡々と書かれ、著者の
日頃の医業がうかがえます。
ストーリーの面白さだけではなく、「臓器移植」についてや医療に
ついて考えさせられる一冊です。
どうぞみなさんもご覧になってみて下さい。
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