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小林文庫の新ゲストブック

過去ログ 2001年07月01日〜2001年12月31日



総発言数:741件 
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No.741 (2001/12/31 23:12) title:1年最後のご挨拶
Name:小林文庫オーナー ([Mozilla/4.7 [ja] (Win98; I)][210.235.159.205])
Email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/


 末永さん、桜さん、須川さん、岩堀さん、1年最後のご挨拶をいただき、ありがとうございます。
 
 この一年間、「小林文庫」を訪れていただいた皆様、ゲストブックに書き込んでいただいた皆様、大変ありがとうございました。
 たまたま、今日トップページのカウンタが、36万を越えました。
 ここまで、来る事ができたのも、皆様のおかげです。
 あらためて、感謝いたします。
 この1年間も、沢山の事を教えていただき、楽しい時を過すことができました。
 大阪圭吉の傑作選が出版され、評価が高かった事も、忘れる事のできない出来事です。

 今年は、仕事の忙しさと、体力の低下(男の更年期障害か?:笑)により、ゲストブックに書き込んでいただいた皆さんには、ほとんど応対が出来ず、申し訳ありませんでした。
 来年は、少しは復帰し、皆さんの話題にも、入って行きたいと思っています。
 来年もまた、よろしくお願いいたします。

桜さん
> タカハシさん、やはり、収集するしかないように思われますね。
 耳が痛いです。(汗)

 タカハシさんの『海底諜報局』に関するご質問など、積み残した宿題には、来年ご返事します。
 ちょっと、猶予を下さい。


No.740 (2001/12/31 15:34) title:’02年もよろしく
Name:岩堀 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; Q312461)][211.132.54.229])
Email:dc8y-iwhr@asahi-net.or.jp


今年の初めに、一週間に一度はゲストブックに書きこみたい
 と書きこみましたが、須川さんおっしゃるようにハイレベル
 (濃密な)の話題多くてキチンキチンと毎週書き込みとは
 いかなかったような気がします。でも湘南オフ会など、オー
 ナー始め皆様の参化で楽しくやる事が出来ましたし、世間は
 大変な年でしたが、ゲストブックでは楽しい一年でした。
 来年は自由時間が増える筈ですし、週一レベルは達成したいと
 思います。
 皆様、尚一層よろしくお願い致します。
 


No.739 (2001/12/31 12:38) title:来年もよろしく
Name:須川 毅 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows NT Windows CE)][202.219.182.229])
Email:tsuyoshi.sugawa@nifty.ne.jp

オーナー&他のみなさん
最近のレベルについてゆけず
脱落気味なのですが、1年間
楽しませていただきました。


No.738 (2001/12/31 07:56) title:今年も多く
Name: ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98; Win 9x 4.90)][61.214.99.167])

一年間に、私のところにきた古書目録をかぞえてみますと、12月が四十三点になり、313点となりました。
 「日本古書通信」では、350点でしたので、あらためて、それを確認しますと、約80数点はきていませんでした。おそらく、400点はあるように思われます。この時代、昨年よりも、紙の目録は多いです。

 『探偵実話殺人事件』喜久地 寒

という昭和二四年刊行の本、入手。きくち かん、と読むようです。「序」には、三角 寛の文章があります。

 小林さん、今年もお世話になりました。よいお年を。


No.737 (2001/12/29 08:37) title:藤岡真さん
Name: ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)][133.41.203.55])

葉山さん、ある雑誌を入手しました。

 藤岡真さんについては、創元推理文庫『ゲッベルスの贈り物』の解説(千街晶之)からの情報しか私は知りません。
 しかし、以下のことは、葉山さんはご存知かもしれませんが。

 ・「日本変倶楽部 第四号」平成八年三月
 ・執筆者には、「藤岡真」さん、ミステリの短編、「破動拳」
 ・経歴などは、さきの解説に合致

 ということがわかりました。上の、1、2については、あたらしい情報と思われます。なお、逢坂剛氏へのコメントもありました。
 おそらく、創元推理文庫の作者と同一だ、と思います。

 タカハシさん、やはり、収集するしかないように思われますね。


No.736 (2001/12/28 20:33) title:海底諜報局
Name:タカハシ ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98; Win 9x 4.90)][210.191.221.242])

桜様

遅くなってすみません。ご教示どうもありがとうございました。これはやはり初版かもしれませんね。


No.735 (2001/12/27 10:35) title:2冊ほか
Name: ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98)][210.154.145.51])

古書展で、このところ、収集している分野のもの、2冊、手にいれる。
 「人魚の結婚」阪田英一
 「ベルギーの女」楢橋渡
 いずれも、昭和二十年代のカストリ小説。そのほかに、新典社の、岡田鯱彦、光文社の高城高、各一冊。

 後者の「ベルギーの女」、これは作者が怪しくて、研究の価値がありそうでした。


No.734 (2001/12/26 07:46) title:まだまだ
Name: ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98; Win 9x 4.90)][61.214.98.66])

 「戦線文庫」二冊、入手。ひとつには、大坂圭吉「ガダル島総反撃」、と、目次で。総攻撃は、本文で。大坂、とされていました。
 小林さんは、確認済でした。

 もうひとつは、七六号、昭和二十年二月、海野十三が司会(?)で、座談会。

 「ロマンス」、飛び飛びながら確認しますと、こちらは、五十冊あまりありそうですね、創刊が昭和二一年六月。

 宮澤さん、中井英夫全集、まだ完結していないのですね。購入していますが、完結してほしいです。

 末永さん、彷書月刊、渾身の、那珂良二篇、来月号のインタビュが楽しみです。


No.733 (2001/12/26 02:40) title:ちょっと早いですが
Name:末永昭二 ([Mozilla/4.5 (Macintosh; I; PPC)][202.247.158.152])
Email:ssuenaga@tt.rim.or.jp

今日から年末年始の間、ネットのつながらないところで過ごしますので、これが今年最後の書き込みです。
オーナー様をはじめ皆さまには大変お世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。

では、よいお年をお迎えください。


No.732 (2001/12/25 23:39) title:お礼
Name:森 英俊 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Mac_PowerPC)][61.114.8.199])

金光さん

 貴重な情報、ありがとうございました。さすが、プランゲ文庫ですね。こ
れでシムノン書誌は、現時点ではもっとも完璧に近いものになりました。
G7物の中編集の収録作がすべて翻訳されていることが判明したり、メグレ
がちょい役で出てくる『死せるギャレ氏』以前の長編があったりと、なかな
か新発見があって、(のべ五十時間以上を費やしましたが)エキサイティン
グな書誌作りでした。あとはスケジュールどおり、来年の晩秋に出せればよ
いのですが。


No.731 (2001/12/25 19:15) title:「ロマンス」掲載は「百萬長者と老刑事」中野榮訳探偵アリ・ベイ老
Name:金光寛峯 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows NT)][202.248.73.251])
Email:KFF02766@nifty.ne.jp

森さん
「ロマンス」1946年12月号(第1巻第7号, ロマンス社)はプランゲ文庫に所蔵されていました。
邦題「百萬長者と老刑事」、中野 榮訳、探偵アリ・ベイ老、挿絵般若 寧、角書"名作探偵小説"、
p32-39、総64頁定価6円でした。

それから、それから、「阿呆宮一千一夜譚」が本になっていたとは気がつきませんでした。
願ってもいない情報で、こちらも当ってみました。
『阿呆宮一千一夜譚』 1939.2.28 八紘社/淡海堂書店 375頁 \1.60 130x185
『阿呆宮一千一夜譚』 1953.8.20 数寄屋書房 237頁 \220 125x180
 ※中表紙は「あほうきゆういつせんいちやものがたり」
『阿呆宮一千一夜』 1956.9.1 東方社[東方新書] 238頁 \120 108x175
つごうこの三冊で、八紘社版と戦後の数寄屋書房・東方社版は (ざっと見たところ)収録内容が
異なっているようです。数寄屋と東方は同内容みたいですが。
雑誌掲載時には併載で翻訳コントなどありましたので、もしかして単行本にもダンセイニ「牝鶏」
(1929年3月号掲載) が収録されているかもしれないと思いましたが、思っただけに終り
ました。もちろん「無い」ということが「確認」できたのは重要な事であります。

いまちょっと時間がなくて、追ってまた少し書きたいと思います。


No.730 (2001/12/25 12:41) title:戦中日記
Name:宮澤@探偵小説頁 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)][210.141.242.225])
Email:GCH02173@nifty.ne.jp
URL:http://www.inv.co.jp/~naga/

>岩堀さん、桜さん
 風太郎と英夫の日記の読み較べは前から一度やってみたかったんです。以前こちらの掲示板で岩堀さんが『戦中派不戦日記』の話題を出されたときからです。

 岩堀さんが『虚無への供物』以外のものを未読とは意外でした。中井英夫と塔晶夫は全くの別人と割り切って読むのも一興かと思います。
 創元ライブラリの中井英夫全集は売れていないために続刊が後回しにされているそうなので、折に触れ思い入れを語って少しでも読者を増やしていきたいと思っています。


No.729 (2001/12/25 10:28) title:大月恒志さんの本を
Name: ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98)][210.154.145.51])

大月恒志著『牢獄記』昭和二一年、入手。あの『赤龍館殺人事件』昭和二二年
よりもまえの作品でした。

 あるとは、知りませんでした。

 中には、橘外男さんと似たような同じ経歴がかかれていて、驚愕。
 しばしば、「トップ」編集長、とされていますが、執筆者のようです。

 岩堀さん、角川文庫の二冊、ライブラリーが印象にのこりました。田中潤司さんには、さらに何かのこしてほしいですね。


No.728 (2001/12/24 20:16) title:マイベストテン?
Name:岩堀 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; Q312461)][211.132.55.30])
Email:dc8y-iwhr@asahi-net.or.jp


本年度のマイベスト(?)テンです。
私が今年読んだものの中で印象に残ったものということで、必ずしもベストという
意味ではありません。一昨年も書き込みましたが、去年は作りそこなって、2年ぶり
です。

新・本格推理01 二階堂黎人編  光文社文庫  (新刊)
 待望の第1巻です。「本格推理」より収録数は減っていますが、その分、1つの
 作品のページ数が増えていてどの作品も読み応えありました。「本格推理」15巻は
 全巻購入・全作読破したので、「新・本格…」も全巻…と思っていますが、1年1巻で
 15巻となると15年、その前に自分ががサプライズ・エンディングを迎えるのでは
 ないかと心配です。
消失!      中西智明    講談社文庫
 是非読みたかったのですが、なかなか入手出来ず、4月のミスコン交換コーナーで
 幸運にも入手、期待通りの面白さ!なんとかアンフェアな記述を見つけてやろうと
 再読、三読しましたが、憎らしいくらい巧妙にかかれていて全面降伏…、参りました。
人狼城の恐怖(全4部作) 二階堂黎人 講談社ノベルス
 二階堂さんの作品は、「地獄の奇術師」「吸血の家」「聖アウスラ修道院の惨劇」と読ん
 でいますが、今回の「人狼城…」が一番面白かったです。夏休みの4日間で一気読み
 したのが良かったと思いますが、作者の意図に沿った読み方かどうかは別問題でしょう。
翔んでる警視  胡桃沢耕史  双葉文庫
 プレミスコンの名探偵対決で、やよいさんが「岩崎白昼夢」警視を推しておられたので
 読んでみました。正直言って、それまでは胡桃沢耕史なんて・…と思っていたのですが
 結構面白く読めました。それにしても、ところどころで、シミショウ的なものを感じて
 しまう私の心は不純なのでしょうか?  
A:有栖川有栖の本格・ミステリ・ライブラリー  角川文庫 (新刊)
B:北村 薫の本格・ミステリ・ライブラリー     同 上  
 Aを読んでいるとB収録の某作品を読んでみて…とあり、Bには又A収録の某作品名が
 出てくる…といわけで両方そろえなければいかんという、なんというか商法としてもう
 まいですね。珍品、奇作が満載で楽しかったです。今年の「このミス」のバカミスコー
 ナーでも、「本格」を「バカ」と置きかえて読むべしと紹介されていますが、あながち的
 外れでもありません。
海鰻荘奇談   香山 滋  大衆文学館(講談社)
 香山 滋は、「キキモラ」くらいしか読んでいなくてじっくりと読んだのは始めて…。
 圧倒されました、特に表題作などには…。「ゴジラ」の原作者などという紹介はわきへ
 置くべきでしょう。
幽霊紳士  柴田錬三郎  東京文芸社
 柴錬のミステリは初めてでしたが、うまいですねえ。人まねではない、独特のスタ
 イルに感服しました。もっと長生きして書いて欲しかったと思います。もともと短編
 がうまい作家ではありましたね。柴錬立川文庫なども完読したくなりました。
半七捕物帳 (全6巻)  岡本綺堂   光文社時代小説文庫
 学生時代に、講座担当の教授が「江戸時代の雰囲気が実によく出ている」とほめて
 いましたが、本当に江戸情緒を堪能しました。半七親分が重要参考人と都合よく出
 会う場面がしばしば出てきたりしてミステリーとしてはやや不満はありますが、それ
 を補って余りあると思います。
豚と薔薇  司馬遼太郎   東方社
 ミステリーとしてはどうという事はないですが、司馬遼太郎の作品という事での珍品。
 本欄で一時期盛り上がった探偵論の引き金となった本(金光寛峯さん書き込み、本書
 も金光さんより入手しました)ですね。題名の「豚」はともかく、「薔薇」は意味不明
 です。
密室の妻  島 久平   東都ミステリー
 本作のメイントリックは乱歩のトリック集成にも採られているという話を聞いて以来
 40年近くも読みたいと思っていたものです。読めてスッキリはしたけれど、何といい
 ますか、若い頃に遠くから憧れていた女性と何十年ぶりに会ってお話をしたが、憧れ
 のままでいた方が幸せだったかも…という心境です。


No.727 (2001/12/24 14:55) title:多いような
Name: ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98; Win 9x 4.90)][210.249.94.38])

 ひさしぶりに、金鈴社発行の、『ぼんくら与力捕物帖』山手樹一郎、昭和二二年、入手。
 検印には、金鈴社、とある。

 山手、ではなく、また、価格も、あとから、のり付け。

 このところ、捕物帖の入手が多いような気がします。


No.726 (2001/12/23 15:58) title:削除願い
Name:岩堀 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; Q312461)][211.13.146.8])
Email:dc8y-iwhr@asahi-net.or.jp


 オーナー様
 
 724は変な書きこみになってしまいました。削除お願いします。
 
  


No.725 (2001/12/23 15:56) title:二人の日記
Name:岩堀 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; Q312461)][211.13.146.8])
Email:dc8y-iwhr@asahi-net.or.jp


 宮澤様

レス遅くなりました。山田風太郎「戦中派不戦日記」、中井英夫「彼方より」「黒鳥館
戦後日記」の読み比べ拝読致しました。桜さんも書かれていますが、別々に読むの
とは又別の面白さが出てきますね。私は「虚無への供物」の塔晶夫というイメージを
大事にしたくて、中井英夫の物は全く未読ですが、宮澤さんの感想拝読して、日記は
読みたくなってきました。「戦中派…」では、やはり私も、大空襲の焼け跡で二人の
女性が、「そのうち又いいことがあるよ…」と話していた場面と、それを書き残した
山田青年の豊かな感受性に感動を覚えました(←どうも拙い表現で我ながらもどか
しいのですが)。
それにしても、こういう感想をきちっとまとめる宮澤さんの読書姿勢にはただ感服…、
のんべんだらりと読んでいるわが身に忸怩たる思いです。


No.724 (削除済)
No.723 (削除済)
No.722 (2001/12/23 12:43) title:確かに
Name: ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98; Win 9x 4.90)][210.249.94.38])

末永さん、「GORO作家クラブ」情報、参考になります。「豪朗」とは、その意味を本で拝見します。
 一郎、次郎、・・・、海音寺潮五郎の、「五つの郎」かな、とぼんやり考えていました。そうではなく、「豪朗」とは。

 大塚さん、なじみのない本ですが、奥が深そうな本ですね。

 もぐらもちさん、「実話講談の泉」、まさしく、大倉さんの主戦場ですね、この「実話講談の泉」では、手持ちの最初のものは、昭和二三年十一月二五日印刷で、昭和二四年一月一日発行の、2巻1号です。
 果たして、それよりも前に、あるのでしょうか。

 飛び飛びながら、号数を信じて、勘定をしてみますと、2巻1号からですが、
 四一冊は、5巻3号までですが、あるような感じです。
 それにしても、昭和二七年までもあるとは知りませんでした。
大倉さんの作品、確かに、「新吉捕物控」のひとつです。


No.721 (2001/12/22 23:37) title:大倉作品!
Name:もぐらもち ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; Q312461)][211.125.11.207])
Email:mogura-mochi@nifty.com
URL:http://homepage1.nifty.com/mole-uni/

桜様

「実話講談の泉」、国会図書館所蔵分はチェックしていたのですが、
昭和27年3月号は所蔵されておらず未見でした。大倉作品発見、
非常に嬉しいです。早速HPのリストにも反映させて頂きたいと思います。
タイトルの感じからすると、新吉捕物帖の一編かなあ。この雑誌は大倉の
主戦場の一つなので、私も気合いを入れ直して探す事にします。
情報、ありがとうございました。


No.720 (2001/12/22 15:24) title:コント55号の僕は忍者の孫の孫
Name:大塚俊一 ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0; Q312461)][61.203.21.204])

最近の風太郎追悼本ラッシュの中でも、名前が挙がっている掲題の原作映画ですが、今、CSのVシネパラダイスで放映中です。

PS.先日は高い敷居をますます高くしてしまったようですが、更に補足を加えておきます。
プルーストをメタフィクションとして論じた本として、土田知則「プルースト 反転するトポス」(新曜社)があり、この本の中で日本のメタフィクションの例として竹本健治が挙げられています。土田氏による竹本健治の具体的な分析は、最近出た入門書である「現代文学理論のプラクティス」(新曜社)の中で行われています。


No.719 (2001/12/22 12:39) title:ゴウロウ
Name:末永昭二 ([Mozilla/4.5 (Macintosh; I; PPC)][202.247.158.188])
Email:ssuenaga@tt.rim.or.jp

ずいぶんお久しぶりです。
昨日でやっと年内の本業が片づきました。今日から副業(?)の原稿書きです。
古本も新刊(喜国さんのご著書も無事入手)も買っていたのですが、全然読む時間がなかったので、ここに書くことがなかったような次第です。

桜さま。
「GORO」は「豪朗」のことでしょう。ローマ字表記は初めて見ましたが、そういう団体があったことは、『大衆文芸』誌だったかで見たことがあります。
「豪朗(ゴロワズリー)」については、拙著の宮本幹也のところで少々触れていますので、ご覧ください。どういう文学理念なのか、いまいちよくわからないのですが。


No.718 (2001/12/22 10:17) title:いくつか手に入れて
Name: ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98; Win 9x 4.90)][210.249.94.38])

 いくつか、古書を入手しています。
 どのくらいまで発行されていたのでしょうか、雑誌「実話講談の泉」。
 昭和二十七年二月号、三月号入手。
 二月号には、久生十蘭の、平賀源内捕物帖が再録。
三月号では、楠田匡介「三味線草紙」
      大倉火華子「装束檜の白狐」
などがあります。「推理小説研究 11」には、いずれも掲載されていないようです。
 もぐらもちさんのHPを見ても、大倉さんのもないようです。

 GORO(ゴーロー、とルビ)作家クラブ提携、とかかれていましたが、これは何のクラブなのでしょうか。捕物作家クラブ、とはことなるように思われます。


No.717 (2001/12/20 06:59) title:いつも拝読して
Name: ([Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)][133.41.203.55])

 宮澤さん、二冊の読み比べ、読書のひとつの方法ですね、私もこころみたい、と思います。
 日記にはひきつけられます。

 宮澤さんが書かれた件、成田さんのところで知り、購入しました。この情報がないと、知り得ないことでした。これは、あまり流布していないようですね。
 宮澤さんや成田さんのところには、いつも訪問し、拝見しています。ありがたく拝読しています。

 「朱夏」10周年記念特大号、第16号、2001、12。
「南方」の文献には、こころ動かされました。
 
 「秋田分科会からのお知らせ」が来ました。来年には、「横溝本」の、第4弾がでるようです。資料も同封されていました。


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