「彷書月刊」1月号、インターネットの古本屋 2001年版。
ここには、「第1回古本小説大賞」の募集が掲載されて、当選すれば、「古本小説家」という肩書きが使える(?)、ということがかかれています。
そういえば、このような肩書きの人、いませんね。
末永さんの記事も掲載されています。
喜瀬川博志さん、
知りませんでした。5千円では、みごとな買いものですね、10円、のこりましたが。
高橋さんの、久しぶりの目録、いよいよ完成されるとの情報、待たれます・・・(12月)
あと、35で、23万アクセスですね、「小林文庫」。すばらしい達成です、一足早く、おめでとうございます。
末永さん:No.831
>>『オフェリア』って重版はあるのでしょう
>昭和十一年の、発行で、函が、異装版か、あるいは、流用函
あるようですね、重版
と、かきましたが、下の H 林文庫の、最終頁には、この版の「カバー版」が確認されていますので、重版かどうかわかりませんが、すくなくとも、3種あるのでしょうか、可能性としては、流用函が「カバー版」にはないのかもしれません。
宮澤さん、この目録。「H 林文庫古書目録 探偵趣味 第十号
特集 江戸川乱歩」
ですので、書影はみていてすばらしいです・・・(12月)
友人がこの掲示板をみて、以下のもの、カバー版もありますとのこと、しかも、小林さんの書影(函)がカバーになつたもの、どこまであるのでしょうか・・・
「謎」がまたひとつふえました。
>昭和16年のところに、大阪圭吉の「海底諜報局」熊谷書房、
昭和16年 2月
昭和16年12月
の2つが別々に掲載されています。群竹さんの HP では、11月になっていますが・・・。
それというのも、今回の H 林文庫目録、10回目で、しかも、古書店をされて、約15年ですか、 S さんも、その分、おとしをとられたわけですね。
息子さんもおられることですから、さらに、力強い目録が期待されます。
ネットをみられておられるわけですから、ここから応援の声援をしたいとおもいます。
珍しく(?)、伊勢丹目録が来ませんでした、B 生堂さんはどうしたのでしょうか・・・(12月)
桜さん、こんにちわ(^o^)ノ
う-ん、百万円懸賞ドラマ「安楽椅子探偵」、散々な結果でした>わし
細かい伏線の拾い漏れが2つあって、犯人までも(^o^;;
百万あったら、あれもこれも買えたのになああ>おいおい
で、住 彦次郎本ですが、1冊も所持しておりません>わし。
彩古さんなら・・・あるでしょうね。
H林さん目録、今回でしばしお休みですね。今回の注文は絞って
5冊くらいでしょうか。
このところ、A さんの蔵書印が押された本を2,3の古書店から入手。
「別冊太陽」に掲載されたものもあります。A さんが作成された作品リストを見ていますと、昭和16年のところに、大阪圭吉の「海底諜報局」熊谷書房、
昭和16年 2月
昭和16年12月
の2つが別々に掲載されています。群竹さんの HP では、11月になっています。
これらは「謎」です。
昭和16年12月のものは、小林さんのHP に掲載されています。初版、函、ですね。2月発行になりますと、12月のは表示がないものの、再版(?)でしょうか、函は流用函、あるいは、どうなるのでしょうか。
桜のは、12月のものですから・・・、どうなるのでしょうか、少し、とまどいます。
日暮れて12月・・・(クリスマス)
いろいろなことがありますね。
2年前に、この形での目録を10号で、区切りと言うこと、H 林文庫、休刊ですか、黒白さんの HP,kashiba さんの HPにも書かれています。
文庫のまえの、S さん名義の、自家目録のころから(?)、されておられました。友人からその目録をみせてもらいましたが、すばらしい目録でした、遅れてみたのですが、すばらしさには、驚愕ということばが似合いました。
注文します・・・(12月師走)
例のところは、1点のみでした。
時代捕物帳で、以下の著者のものですが、めずらしい,と思います。
住 彦次郎
さんのもの。
この作者には、あと2点、入手済みです。「怪奇探偵小説叢書」がこの作者にはあり、うしろの宣伝には、
5巻、あるということ。しかも、住 彦次郎編(ママ)著、とある。
第1巻「古沼の秘密」昭和21.7、住 彦次郎著
第2巻「新妻旋風」昭和22.5、住 彦次郎著
これには「幻の時計」が併載。
あと3巻は、未入手です。あげておきますと、
第3巻 「乳房の六つある女」近刊
第4巻 「殺人交響楽」近刊
第5巻 「名のない男」近刊
とあるけれども、この3冊は発行されているのでしょうか。
また、編著は、あとの3巻のことでしょうか、
仰天の騎士さん、彩古さん、所有されていますか。
日下さん、文庫、購入しています、今年も、編集された本、すべて、購入しています。この 住 彦次郎はお持ちですか・・・(12月、朝)
今年は、文庫の購入が増加しています。
整理をどのようにするのか、いまだ、答えがでないまま、ふえ続けています。大変です。
文庫の向こうに、文庫があり、取り出すのに、大変です。
珍しく、角川文庫の帯付き、初版「積木の塔」鮎川哲也、昭和51年6月
を入手(100)、これは黒白さんのHPでも、帯付きの書影がでていないですね。
赤の帯には
僕たちは、退屈な大人になりたくない。旅に出る角川文庫。
とあり、角川文庫フェスティバル
のようです。
しかし、これは初版のときの帯のようですが、本当に最初の帯なのでしょうか。
今この10冊を贈ります、とある。
その10冊のなかに、ミステリは
「犬神家の一族」横溝
「暗黒流砂」森村
「屍海峡」西村
「炎の女」高木
があげられています・・・(12月)
「小林文庫」、23万アクセスまで、397ですか、今日中ですね。
昨日、休みなのに、目録がきて、今月は25点目、そして、今年289点、となる。
300点には、ぎりぎりですね。
昨日、かきわすれていたもの、
中野実草稿 花嫁設計図 (9)−(20) 計48枚ペン 1.2
です。
某所にでかけて、春陽文庫を調べる予定、何かありそうですが・・・(12月)
書いて気つきました。
>午前中、古書店にて、少女付録(光文社)の小説を入手。「探偵小説 きりの中の顔」島守俊夫、「少女」付録、昭和31,11月
千、でした。
小学生の記名が裏にありました。紙質がわるく、めくるたびに、はずれそうです。
「小林文庫」、何時の間にか、23万アクセスになります、あと、600強ですね、すばらしいことですね。
処分のリスト、というか、電話で問い合わせ、それにしても、この世紀、何かにとりつかれたように、処分される人が多いですね・・・(12月)
黒猫荘訪問、
「松竹梅」が揃い踏みですか、気つきませんでした。無謀松さん、群竹さん、白梅軒さん(こちらはHNではなく)、となるようです。
梅に改名しそうでした(笑)
午前中、古書店にて、少女付録(光文社)の小説を入手。
「探偵小説 きりの中の顔」島守俊夫、「少女」付録、昭和31,11月
中にはあと2作品、「天使はうたう」大林清
「すみれさく丘」白藤茂
である。
この付録、ことしは、「宇宙探偵」を入手しています。ほかに、園生さんの作品がそえられていました。
「少女」付録、何冊ぐらいあるのでしょうか・・・(12月イブ)
続いて、
・別冊「宝石」6(昭和24),7号(昭和25)
C級の第一回予選通過作品
B級応募作品 第一回予選通過作品
・別冊「宝石」8(昭和25),9号(昭和25)
A級第二回予選通過作品
A級第一回予選通過作品
しかし、ないようです(不安)。
とりあえず、まだ確認していません。
高円寺・杉並古書展合同出品書目録、1.13−1.14
をみると、ありますね、いい値段です。
4,5点をあるが、むつかしいでしょう。
その中の、一点に絞る。今年、2度目です。
FAX してみる、多くの人が出しそうです・・・(昼前)
末永昭二さん
>日下様・・・懸賞の落選作(というか1次通過作)
ということで、落選作、とうならば、「フォーカス」の記事、すこし怪しくなりますね。
その文章の後半部分は、安部さんの証言ですので、本当であると思います。しかし、選ばれていない、ということは、少し、つらいものですね・・・
今のところ、その通過作のリストを確認していませんが、資料として、「宝石」は貴重ですね。
このところ、また、葉書で、処分リストが送られてきます。その整理だけでもたいへんですが、それにしても、多くの知らないこと、知らない本があります。
午後、皆さんどうしておられるのでしょうか・・・(12月)
調べているついでに、次のことを発見。すべて、乱歩の「探偵小説四十年 4」推理文庫、p96−97、によります。
「ジェームス・ハリス」さんのこと。
まとめると、
・ハリスさんは日本在住のイギリス系混血児(当時の表記に従う)
・日本文をかけない
・当時、英語の小説を、編集部の人が、抄訳していた
(全文をほんやくしていないようだ)
・専門家による翻訳をのぞんでいた
・その後、旺文社の社員になる、高給のようです
ということで、ハリスさんのこと、補足します・・・(師走)
日下さんの解答が出る前に、次のことをメモ、ここに書きます。
・そのころ、武田武彦さんが「宝石」編集長で、津川さんに変わり、
昭和27年6月、津川溶々さんが退職
そして、永瀬三吾さんが編集長になりました
・別冊14号(昭和26年)
別冊24号(昭和27年)
には、掲載されていない。候補作の名前にもない
ということでしたが・・・
日下さん
>日下です・・・安部譲二さんの中学時代の「宝石」への投稿作品は、「悪血」というタイトル・・・51年というのが、安部さんの思い違いで、もう少し前の号(新人別冊の最初か二番目の号)の第一次予選通過作品一覧(実質的には応募作品一覧)に、本名でばっちり出ています
日下さん、すばらしいですね。
ことなるところを探していました。通過作品一覧、でしたか・・・
うわさでは、応募作品はみな通過作品として掲載していたとか、聞いていますが・・・
久しぶりに、宝石誌をみましたが、こんなにうすかったか、と思いました。縦にならべているので、湾曲しています。
保存がむつかしい・・・(12月)
春秋社版の「傑作探偵叢書」を読んでいて、来年の光文社文庫「4 「探偵春秋」傑作選」のことを思い出しました。
これは、昭和11年10月ごうから昭和12年8月号までですね。
そうすると、
最後の3冊が、発禁処分(この表現が正しいかどうか、別にして)をうけているので、幸運にも、削除版あるいは、それがされていないものがあるわけですから、
テキストなど、そのあたりのこと、是非、示してほしいですね。
楽しみがありますが、しかし、このところ、新刊は文庫が多いようです。読むことも大変です、
安部さんおことですね・・・(12月)
日下さんの、説明がでるまえに、新刊の文庫の解説 2冊を読んでいました。そのほかにも、急用のこと、していました。
その前には、『オフェリア殺し』春秋社版の「傑作探偵叢書」を調べていました。
末永さん
>桜様・・・架蔵の『オフェリア殺し』、該当部分が削除・・・目次もペン様のものによる線で消されています
>『オフェリア』って重版はあるのでしょうか。私は見たことがありません
ということで、通説(?)によれば、
・この本は昭和10年8月10日発行が初版でしょうか
しかし、手元には、
昭和十年八月十三日印刷
昭和十年八月十日八発行(ママ)
というように、この
昭和十年八月十日八発行
が八月十日、とされたのですね。実際には、誤植のため、
八月十八日発行
が正しいようです。
・重版はあるのでしょうか
友人のは、昭和十一年の、発行で、函が、異装版か、あるいは、流用函のような
気がする、ということ。
あるようですね、重版・・・(師走)
日下様。
すっきりしました。
懸賞の落選作(というか1次通過作)を見るのは面白いですね。
さすがに『宝石』には、後に有名になった人が多いので、特に面白い。
『読切特撰集』の賞(双葉賞だったかしら)に西村京太郎が本名で何回か出てるのなんかを見たことがあります。結局入選しちゃうわけですが。
日下です。
安部譲二さんの中学時代の「宝石」への投稿作品は、
「悪血」というタイトルです。
51年というのが、安部さんの思い違いで、もう少し
前の号(新人別冊の最初か二番目の号)の第一次予選
通過作品一覧(実質的には応募作品一覧)に、本名で
ばっちり出ています。
乱歩編集長というのも、むろん思い違いで、江戸川乱
歩推理文庫に安部さんが書いた解説によると、「宝石」
編集部を訪ねた時に、たまたま乱歩がいて、投稿原稿
を一瞥して諭された、といういきさつだったようです。
末永昭二さん、友人所有のものとも比較します。
>桜様・・・架蔵の『オフェリア殺し』、該当部分が削除・・・目次もペン様のものによる線で消されています。当時の発禁処分(削除も含む)
当時の雰囲気のままなのですね、資料として貴重ですね。
>『オフェリア』って重版はあるのでしょうか。私は見たことがありません
これについては調べてみます。なさそうですが・・・。
>>安部さんのこと・・・小説など書くだけでも以ての外なのに、そんなエロがかったものなど許さん」ということで掲載中止になったらしいです
ありそうです。
しかし、 ’51年には、乱歩さんは、宝石に以下の役割では関与していなかった、また、編集長をその後していないのですから(江戸川乱歩編集、とされていましたが、編集長ではないですからね)
>>学生服で編集部に行くと、本人とは信じてもらえなかった。「こんな子が書いたのか。日本は滅びる」と、江戸川乱歩編集長(ママ)がいったとか。
ということは、あの ’51年 にはありえないことですから、また、乱歩の文献にもありませんね。
ということで、「謎」です・・・(昼さがり)
桜様。
架蔵の『オフェリア殺し』、該当部分が削除されています。素人が切り取ったものではないと思います。
というのは、まず、内容が内容ですし(今度の文庫で広く読めるようになってよかったです)、切り方もそれとわからないほど綺麗です。また、目次もペン様のものによる線で消されています。
当時の発禁処分(削除も含む)は、本が発売されてからかなり後になって決められたものもありますので、発売後、時間が経ってからこういう処分がなされたのではないでしょうか。それから、まだそんなにキビシイ「時代」ではないので、処分が決まったあとでも、律義に全数処理をしていたとは考えにくいと思います。野村敏雄さんの『夜を賭けろ』の件もありましたしね(あれは戦後ですが)。
ところで、『オフェリア』って重版はあるのでしょうか。私は見たことがありません。
阿部さんのことですが、けっこう一つ話にしていると思います。「徹子の部屋」でも聞いたような覚えがありますし。
ともかく、エロ(と暴力)を含むハードな作品を、まさか中学生が……と乱歩さんはじめ、編集部はあきれたみたいですね。それで、ビックリして調べてみたら、まんざら『宝石』誌と関係のないうちの子ではない。ということでお父さんにお伺いを立ててみたところが案の定大立腹で「小説など書くだけでも以ての外なのに、そんなエロがかったものなど許さん」ということで掲載中止になったらしいです。
末永昭二さん、
ありがとうございます。
>桜様・・・安部譲二の作品は掲載されていない・・・掲載寸前までいったけれども、版元と関係があった・・・安部氏の父親が掲載前に察知して、掲載をやめさせたという話・・・問題だった
ありそうですね。
>版元は中学生の書いたものとは知らずに掲載を決めたらしい
下にあげた作品ならば、おもしろいことになりますが。
「久留島譲次」くるしましょう((乱歩さんが)苦しましょう) が
「安部譲二」
ということならば、隠されたことがあきらかになりますが・・・
どうなのでしょうか・・・(師走)
ふたたび、安部譲二さんのこと。
>>「フォーカス」12.27、フォト日記最終回、・・・連載21本の安部譲二。
をみますと、掲載された、ということですね。
>実は、小説デビュウーはもっと古いのだ。’51年、中学2年の時、ミステリー誌「宝石」に投稿。
’51年ですから、昭和26年、「別冊宝石」ですから、4巻に相当します。「別冊14号」がそれです。
「新人競作二十五人集」には、それらしきひとはいなくて、後年、知られた人のなまえがあります。
ひとつ、「二」がつく人には「黒津富二」、クロフツのもじり
ですが、違いますね。
では、翌年の昭和27年(5巻)でしょうか、
「新人二十二人集」別冊20号、ここには、後年、知られた作家達ですので、該当しません。
「新人二十二人集」別冊24号、ここには、後年、知られた作家達のほかに、「安部譲二」という名前はなく、ただひとり、
「銀杏返しの女」久留島譲次
が掲載されています。「譲次」が「譲二」ならば、該当しそうですが・・・
>年に一度の「新人28人衆」(ママ)に選ばれた。
このようなタイトルはないので・・・
>学生服で編集部に行くと、本人とは信じてもらえなかった。「こんな子が書いたのか。日本は滅びる」と、江戸川乱歩編集長(ママ)がいったとか。
をよむならば、「銀杏返しの女」久留島譲次
だとしたら、それは、おどろくことでしょう。
いずれにしても、「安部譲二」という名前の、掲載作はありませんでした。
どうなるのでしょうか?
ということで、真相が知りたくなります・・・(12月冬至の翌日)
末永さん、「オフェリア殺し」小栗虫太郎、初版について。
このところ、ふたたび、古本の神様が舞い降りてきて、いくつか入手していますが、末永さんの、以前の情報では
1)「吊し切り・・・」の箇所、削除されている
2)目次も黒塗り
3)初版も、しばらくして、そのような処置がとられた
ということになりますが、このたびの入手では、初版でも、すべて、そのような処置はされていませんでした。
このあたりのこと、少し、教えてください・・・(朝、あけました)
安部さんのこと。
>「フォーカス」12.27、フォト日記最終回、・・・連載21本の安部譲二。
そうです、あの人ですね。そこには、
>実は、小説デビュウーはもっと古いのだ。’51年、中学2年の時、ミステリー誌「宝石」に投稿。年に一度の「新人28人衆」(ママ)に選ばれた。学生服で編集部に行くと、本人とは信じてもらえなかった。「こんな子が書いたのか。日本は滅びる」と、江戸川乱歩編集長(ママ)がいったとか。・・・
というように、あらためて、該当箇所を正確に引用しました。
>これって、「宝石」に掲載されていたのでしたか・・・、掲載されていないような気がしますが・・・
とも書いておきましたが、そのようです(あとに続く)
>この話は、知っていましたが
とも書きましたが、このエピソード、安部さんが語る有名な(?)話ですね。
しかし、掲載されていない、と思います・・・(12月)
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