末永です。
長谷川卓也氏の『弾圧された探偵小説』についてわかりましたので、報告いたします。
書名は『弾圧された探偵小説(胡蝶掌本9)』で、サブタイトルは、江戸川乱歩、横溝正史、大下宇陀児、木々高太郎、小栗虫太郎、橘外男らへの検閲禍」です。
2000年3月31日胡蝶の会発行。MDサイズでMDケース入り。3色刷り、ノンブルなしなので何ページかよくわかりません。
内容は『出版ニュース』1993年3月下旬号と4月上旬号に分載された「取り締まられた探偵小説」をアレンジしたものです。
限定15部で、会員だけに配布するものなので、超稀少本と言えるでしょう。
では。
渡辺千裕様
>大阪圭吉・・・はじめは、加納朋子さんのこと
本当にその通りですね、いいHPです。
>『フェニックス128号』・・・日本のミステリー作家・・・40周年創元推理文庫
期待値の高いものです。部数も少ないということですね。HPに訪問、他の掲示板にもかかれているように、期待が高まります。
「ザ・飲みモノ百科」串間・久須美 扶桑文庫、缶ジュース収集家もおられるのですね、そういえば、友人のひとりは、缶ビールのコレクターです。
このところ、雑誌「日曜研究家」も発行されていない。さびしいものです。
とくに、いろいろな、紙のコレクターや、趣味誌の人たちの話題は読みごたえはあったのですが・・・集めることはすべてのはじまりでしょう・・・(思う桜です)
こんにちは。
初めて書き込みをします。
今まで何度もこのページにはお世話になっております。手元に資料がなくて分からない、調べられない、そんな時に助けていただきました。
そういえば、大阪圭吉を知るきっかけになったのもこのページです。はじめは、加納朋子さんのことは知っていても「大阪圭吉?いつの人だろう?」という感じだったのですが。
今ではいくつか読んでいます。戦前の日本のものはどちらかというと苦手だったのですが、大阪圭吉はとっつきやすく、楽しんで読めました。もっと読みたいと思いましたが、国書刊行会の『とむらい機関車』は品切れですね。
どこかで読めるようになって欲しいものです。
* *
MYSCONの際にも宣伝させていただきましたが、ワセダミステリクラブの機関誌『フェニックス128号』が出来上がりました。日本のミステリー作家のインタビュー特集に加え、40周年を迎えた創元推理文庫の記念特集もあります。
詳しい内容は、以下のホームページをご参照ください。
http://www.tcn-catv.ne.jp/~mystery/phoenix128.html
部数が限られておりますので、ぜひこの機会にご予約ください。
末永昭二様
>ハコにしても、パラフィン紙にしても、貸本屋さんでは必要のない・・・図書館みたいにハコを捨てず・・・貸し出すときには本体だけを貸す
納得できます。
一度、貸し本やさんからのも整理しようと思います。いろいろなことがわかりそうですので。父にきくと、やはり、貸し本屋さんからの処分、それも、廃業時の処分のようでした。
森 英俊様
>オーナーさま みなさん 実は本日・・・ワセダミステリクラブのOB会のホームページがリニューアル・オープン・・・管理
すごい、期待感がふくらみます。
>クラブの機関誌である『フェニックス』の傑作選・・・レビュー
今後すべての機関誌が掲載されれば、うれしいのですが・・・、ぜひ、関係者の方からに寄贈がありますように、祈ります。
>掲示板も、雑談と本(新刊・古本)の話をするためのふたつ
充実しているのですね、楽しみです。
森さんの事典、次のを楽しみに待っています。いつも2冊ずつ購入しています。
HP正式オープン、おめでとうございます・・・(梅雨を吹き飛ばすニュースです)
末永昭二様
>皆様 『新青年趣味』第7号・・・完売・・・第8号江戸川乱歩特集
読み応えがあります。7号はもうすでに・・・、9号も楽しみです。
>桜様
>>>野田開作・・あまとりあ社・・・別名野高一作、三田達夫
「マンハント」ファイルを見る。この総目録はMさんにより作成されていますので、それが参考になります。
野田開作名義では、タフ・ガイ練成法、インスタント・タフガイ練成法。ボクシング講談が昭和36年3月から昭和38年7月まで連載。翻訳の2点あります。
また、三田達也名義が1点ありました。達夫かどうか、雑誌を確認していません。
>>「弾圧された探偵小説」長谷川卓也 限定15部、豆本 不明
>昨日、長谷川氏・・・もう一日はやくこの本のことを知っていたら
うーん、何かがよんでいるのでしょうか。
長谷川さんのは、他の名義の一冊もふくめて、他のものも恐らくすべて所有しているのですが、豆本は所有するのがむつかしい。
あと他に、豆本が一冊あります。書名は忘却。
いずれも入手していません。
>いつ、どこで出たものかお伺いできたのですが
千葉県胡蝶の会、と思います。
>この本には興味があります。調べてみましょう
長谷川さんの仕事には、大変敬意を持っていますので、よろしくおねがいします。
末永昭二様、ありがとうございます・・・(感謝いたします)
オーナーさま みなさん
ごぶさたしております。実は本日より、わたしの所属していたワセダ
ミステリクラブのOB会のホームページがリニューアル・オープンとなり
ました。上記のURLがそれで、わたくしが管理しております。
コンテンツとしては、クラブの機関誌である『フェニックス』の
傑作選や、いろいろなレビューが載っています。そのレビューコーナー
では、カーを全作とりあげようという、無謀なくわだても進行中。
掲示板も、雑談と本(新刊・古本)の話をするためのふたつを設けて
ありますので、お気軽にお立ち寄りくださいまし。相互リンクのほうも
よろしくお願いします。
再び末永です。
下記の三橋本ですが、ハコだけでなく、元パラあり、が完本だと思います。
オビはない……はずです(あれはシリーズものです)。
当時の桃源社の箱入り本はたいていパラフィン紙巻きでした。手許の同書もパラありです。
ということをなぜ言うかというと、「桃源社の箱入り本は、純然たる貸本専用ではなかったのではないか」ということが言いたいからです。
ハコにしても、パラフィン紙にしても、貸本屋さんでは必要のないものですから。
ちなみに、貸本屋さんでは、図書館みたいにハコを捨てず、ハコ本はハコ入りのまま並べて、貸し出すときには本体だけを貸す、という方法だったみたいです。
どうでもいいようなことですが。
皆様
お陰様で、『新青年趣味』第7号渡辺啓助特集、さきほど完売いたしました。ありがとうございました。
なお、第8号江戸川乱歩特集はまだありますので、引き続きよろしくお願いいたします。
桜様
>>野田開作・・あまとりあ社・・・別名野高一作、三田達夫
>。単行本の少ない作家ですか、興味がわいてきます。
数だけは結構あるんですよ。でも、小説は……。
>>九鬼龍之介については・・・怪しい名前です・・・榊原書店・・・貸本出版社
>そうです、怪しそうな感じがしましたので、入手しました。貸し本には行かない場合もあるのでしょうか。
ごく少数の専業出版社を除いて、ごくわずか(約3割という資料があります)一般書店にも出回っていたということです。レンタル用のビデオを個人で購入される方のような読者がいたのでしょうか。ただし、レンタル用ビデオがバカ高いのに対して、貸本本は、一般の書籍より、総じて安かったということが違います。
>他の掲示板でも、函付の、貸し本が書かれていたのにも驚きました。
K氏の三橋本ですね。私の名前も出ていて、びっくりしました。
少ないのですが、貸本出版社(とはいえ、あの本は桃源社なので純然たる貸本向け本ではないです)にもハコ入りのものはありますね。
>「弾圧された探偵小説」長谷川卓也 限定15部、豆本 不明
昨日、長谷川氏にお目にかかりました。もう一日はやくこの本のことを知っていたら、いつ、どこで出たものかお伺いできたのですが。私も、この本には興味があります。調べてみましょう。
末永昭二様
>野田開作・・あまとりあ社・・・別名野高一作、三田達夫
ありがとうございます。単行本の少ない作家ですか、興味がわいてきます。
>三田名義・・・世界珍談もの・・・『マンハント』
ファイルで確認しますので、どのくらい書いているのか、興味があります。
>カストリ雑誌・・・気になる人物ではあります
友人は、そのような雑誌をあけていて、よくせきこんでいますが、雑誌の所有の仕方が大変そうです。
>九鬼龍之介については・・・怪しい名前です・・・榊原書店・・・貸本出版社
そうです、怪しそうな感じがしましたので、入手しました。貸し本には行かない場合もあるのでしょうか。
他の掲示板でも、函付の、貸し本が書かれていたのにも驚きました。
最近、目にしたものでは、
「弾圧された探偵小説」長谷川卓也 限定15部、豆本 不明
手に入れられません。
「明治翻訳異聞」秋山勇造 2000
これは入手しました。
このところ、思いがけないところで、興味のある本がでてきますので、目がはなせられません・・・(外はもう夏のようです)
桜様
>「艶説一寸法師」野田開作 あまとりあ社 昭和31 300
>「女郎蜘蛛」九鬼龍之介 榊原書店 昭和30 700
野田開作は貸本系というより、どちらかというとエロ系の人物です。これもあまとりあ社ですからね。別名野高一作、三田達夫。小説には「イカス伊太郎一発シリーズ」(雑誌連載)などがたくさんあるようですが、小説の単行本は意外に少ないようです。海外ネタの犯罪実話が多い人です。格闘技ライター(ボクシング)であるほか、偕成社あたりで少年向けの翻訳をやっています。三田名義ではウソかホントかわからない世界珍談ものがあります。『マンハント』あたりにも書いているはずですが、手許にないので確認できません。林房雄の推薦で『新文庫』昭和24年8月号に『女の密林』という百枚ものを発表したのがデビューというようになっていますが、カストリ雑誌のことだから信用できません。ちょっと気になる人物ではあります。
九鬼龍之介についてはよくわかりません。怪しい名前ですね。
榊原書店は典型的な貸本出版社。でも、割合に国会図書館に納本されているほうです。大河内常平、朝山蜻一、朝島靖之助(=雨之助)の本がありますね。大笑いなのは、この出版社、ろくに校正をしていないことです。中村貘『あまから戦陣訓』(昭和32年)では、原稿の文字が判読できなかった(だろう)ところに「?」マークが入ったまま本になっています。当時の粗製濫造ぶりがよくわかる資料です。
やはり、収穫のあとは、桜なりに静かです。ここに書いていないものも入手しているのですが・・・、落ち着いてからにします。
文庫トマソンもあるのです。それも、波が去ってからにします。
「艶説一寸法師」野田開作 あまとりあ社 昭和31 300
「女郎蜘蛛」九鬼龍之介 榊原書店 昭和30 700
いずれも、題名、作者名にひかれて、古書店で入手。良くある名前ですが、誰でしょうか。何となく貸し本屋向けの感じがします・・・(暑くなりそうです)
こんにちは。
書き込みはしていませんが、いつもこのサイト興味深く
読ませていただいています。
最近、友達と一緒にホームページをつくりましたので、
よかったらご覧ください。
これからもどんどん盛り上がってくださいね。
楽しみにしています。
こんにちは。
書き込みはしていませんが、いつもこのサイト興味深く
読ませていただいています。
最近、友達と一緒にホームページをつくりましたので、
よかったらご覧ください。
これからもどんどん盛り上がってくださいね。
楽しみにしています。
末永昭二様
>発行は作品社・・・創刊は1986年・・・全何号・・・『新青年読本』刊行
3冊は確実にあります。しかし、さらに2冊はどこかの目録で見たような気がします。サイズは、いまのPR誌の大きさです。
>みなさま、貸本の情報をいろいろありがとうございます
本当に集まります。一冊の特集のようです。
>松本様 あの店についても調べてみました・・・廃業した
もうすでに、はやい情報です。
成田様も、HPにて、かかれました。再訪です。下にかかれたものを借りられました。驚きです・・・今も、生き延びているとは・・・。
>よしだ様 タウンページは貴重な情報源・・・例えば、池尻大橋の「ゆたか書房」さんのような昔からのお店・・・
すでに相当調べられておられるのでしょうか。
>フィールドワーク・・・「ゆたか書房」・・・長谷川裕さんが昨年『貸本屋のぼくはマンガに夢中だった』
桜のかきこみでは、上の本のことでした。「貸し本屋は僕の図書館だった」ではなく、上のものでした。しかし、ありそうな本の題名です。
>桜様 雑誌の企画・・・専門的でなくても、なんとか実現
期待しています。貸し本屋さん向けの小説、というのはおもしろそうですから。
このところ、頻繁に、古書目録に三橋一夫をみます・・・(うなる桜です)
ストラングル・成田様
>小林文庫オーナーさま 足の具合、快方に向かっている
心配していました。安心ですね。
>桜さま HPに言及ありがとうこざいます
密室魅力です。参考にさせていただきます。
>ミステリ・・・『由利・三津木探偵小説選』、高木彬光、山田風太郎、三橋一夫の明朗小説が5〜6冊、城戸禮の小説が30冊
なぜに、持続しているのか・・・不思議です。
>明朗小説・・・「鉄拳」「無敵」とか言った言葉
自動的に(?)付けられていたのでしょうか
>宮下幻一郎『無敵ガンさん』城戸禮『十字火射ちの男』多岐川恭『処刑』
求めている人が多いものですね、状態が気にかかります
>ちなみに、この貸本屋さんは、40年以上営業しているとのことでした
本当にこれは博物館ものでしょうか・・・すごい事の、ひとことです。
秋元文庫、40数冊あるなかで、25冊入手。
たまたま、一冊をレジに、しかし、これは他にも、というと、小部屋を探してくれて、案内。
処分寸前であった。しかし、テレビアニメ全集3巻、と、テレビアニメ主題歌1冊はない。
処分されない貸し本、これは考えられない。
末永です。
気になる方もいらっしゃるかと思いますので、『新青年研究』について一言。
『新青年研究』は新青年研究会が『新青年読本』(作品社)を作る際に発行していたもので、A5判20頁の、ちょうど全集の月報みたいな体裁のものです。発行は作品社。たぶん創刊は1986年で、手許に何冊かありますが、全何号かはよくわかりません。『新青年読本』刊行で廃刊されたはずです。内容は、おおむね『新青年読本』に反映されています。
みなさま、貸本の情報をいろいろありがとうございます。
松本様
あの店についても調べてみましたが、だいぶ前に廃業したということでした。
よしだ様
タウンページは貴重な情報源ですが、例えば、池尻大橋の「ゆたか書房」さんのような昔からのお店が入っていないのです。その代わり、貸本屋とは言えないようなお店まで入っているのです。これがタウンページの弱いところで、フィールドワークの重要性を痛感します。「ゆたか書房」さんについては、創業者のご子息、長谷川裕さんが昨年『貸本屋のぼくはマンガに夢中だった』(草思社)を著しておられます。典型的な昭和30年代タイプのお店ですが、古い本はありません。
成田様
沖本貸本店のレポート、興味深く拝読しました。こういうお店は、東京にはもうないようです。私も一度、覗いてみたいと思います。それにしても、よく商売が成り立つものだと感心します。新しい本を補充しないと、常連客を逃がしてしまうというのが一般的な考え方ですから。
桜様
雑誌の企画としていろいろなところに水を向けたことはあります。『彷書月刊』の貸本特集ほど専門的でなくても、なんとか実現できないかと思っています。
小林文庫オーナーさま
足の具合、快方に向かっているようで、何よりです。一日も早い全快をお祈りしております。昨年、私も足にヒビが入って不自由な思いをしましたが、寄り道ができないので、読書が進むという思わぬ役得もありました。
桜さま
度々、拙HPに言及していただき、ありがとうこざいます。ミステリに関する該博な知識と深い見識に満ちた桜さんの書込を日々驚異の思いをもって、拝読させていただいております。
話題になっている貸本屋を再訪して、本を借りてみました。大塚さんの書込みで、貸出しシステムもわかりましたし。改めて、本棚をみると、やはり、昭和30〜40年代の本がほとんど。ミステリでは、東方社の横溝本『由利・三津木探偵小説選』、高木彬光、山田風太郎の忍法帖、石原慎太郎などが眼につきます。三橋一夫の明朗小説が5〜6冊、城戸禮の小説が30冊くらいありました。明朗小説は、「鉄拳」とか「無敵」とか言った言葉が冠されているのが、なんだかおかしい。
料金は、1日1冊200円(日曜日は休業のため、土曜日に借りて月曜日に返せば1日分)、本に応じた保証金(今回は、いずれも1000円)が必要。
借りたのは、宮下幻一郎『無敵ガンさん』(昭和32豊書房)、城戸禮『十字火射ちの男』(昭和36東京文芸社)、多岐川恭『処刑』(昭和42日本文華社)の3冊です。
宮下幻一郎はミステリの著作もあるようですが、『無敵ガンさん』に収録されている「無敵ガンさん」は、越後からレスラーになりたくて上京してきたガンさんが麻薬密輸の一味をやっつける痛快活劇、「町内安全」は、麻生十番を舞台に床屋の金さんと街の人々が起こす騒動を描い下町人情小説でありました。小説の冒頭には、田舎から家出してくる娘を誘拐して特飲街に売り飛ばす女が登場。田植え時期には忙しいので家出娘が少ないなどと書いてあります。いまさらながら、この高度成長前後で、日本は本当に変わった、の感を強くしました。
ちなみに、この貸本屋さんは、40年以上営業しているとのことでした。
小林文庫オーナー様
>> 雑誌の特集・・・「アミューズ」「東京人」の特集
その通りです。
「アミューズ」6.28号をみる。
古本誌上オークション 結果では
「暗黒公使」155,700円(最低入札価格 6万円)
「白蝋怪」 65,700円(最低入札価格 1.5万円)
です。
うーん、これはオークションの魔物ですね・・・上はせいぜい、2ー3万円でしょう(写真をみれば)、また、下のはせいぜい、5千円でしょうか(いや、写真では、ボコボコの状態ですから、2千円もしないでしょう)
2作品とも、珍しいものではありません。
これではいけませんね・・・と、思う桜です。
もう一度、いけません、というしかないのでしょうか・・・、少しうなる桜です。
小林文庫オーナー様
>「『新青年』趣味」、タイトル
桜も、以前でていた(と、いっても)、わすれていましたので、うっかり、継続のものと考えていました。
>「松本清張研究」
これは、途中で文献関係がかわりましたので、その遅れているのはそのことと関係するのでしょうか。
>よしだ まさし さん 「ネオ書房」・・・昭和30年前後・・・チェーン店
正しくそうですね、父親の手元にあるのはその刻印があります
>貸本関係の本・・・末永昭二さんの投稿にも出ています
そうです,たてに、ハンコ様におされています。補強がされています。
>三橋一夫や宮本幹也、栗田信、貸本漫画の「影」や「街」
そうでしょうね、片隅にはあるものです。
>>1階が新刊の本屋・・・2階が貸し本屋、ともに同じひとの経営のようです
これだけで知られました・・・ああ、すごい!
>す、素早い・・・行動的・・・これでないと本は集まらないのでしょう
そうです、情報も、時の運を左右しますね
>ところで、その貸本屋は、もしかしたら上板橋のネオ書房ではありません
図星です、そこです。
さすがですね。
>大塚 さん 沖本貸本店 、本・・・一度覗いてみたいですね
成田さんは一度交渉されたみたいですが・・・
ということで、貸し本屋さん向けの小説を考えてみました。古本魔境の入り口へさそうものとして・・・、だだし、あまり深刻には考えていないのですが。
1 鮎川哲也「白の恐怖」
2 秘田余四郎「解決」
3 大倉てる(変換できず)子「魔性の女」
4 九鬼紫郎「人工怪奇」
5 藤村正太「緑一色は殺しのサイン」
ということです。皆様はいかがですか・・・(梅雨のひとときです)
末永昭二さん
「『新青年』趣味」、タイトルを間違えて申し訳ありません。
「松本清張研究」のことも書いていたので、そちらに引っ張られてしまいました。(言い訳無用!!)
以下、私の投稿の中の「『新青年』研究」は「『新青年』趣味」に訂正してお読みください。
よしだまさし さん
その「ネオ書房」こそ、昭和30年前後に、貸本屋隆盛のきっかけを作った、チェーン店のようです。
貸本関係の本を読むと、必ず名前が出てきます。(末永昭二さんの投稿にも出ていますね)
もしかしたら、三橋一夫や宮本幹也、栗田信、貸本漫画の「影」や「街」などが、並んでいるかも。
皆さんの報告を、お待ちしています。(笑)
桜 さん
> ということで、それなりの雰囲気の貸し本屋さんに電話しました。
>
> 1階が新刊の本屋さん
> 2階が貸し本屋、ともに同じひとの経営のようです
す、素早い。
やはり行動的ですね。これでないと本は集まらないのでしょうね。
ところで、その貸本屋は、もしかしたら上板橋のネオ書房ではありませんか?
実は、昔々昔々上板橋に住んでいたことがあり、良く行った古本屋さんの前にそのようなロケーションの貸本屋がありました。
ただ当時は、貸本屋に興味はなかったので、一度も行った事はありません。店名も記憶覚えていませんでした。
あの頃覗いていれば…。
> 雑誌の特集などで、読みたいものです。
「アミューズ」か「東京人」の特集には出来そうな気がします。
見てますかぁー。編集者の方…。
大塚 さん
沖本貸本店 、本を売ってくれなくても良いから、一度覗いてみたいですね。
願わくば、マニアに荒らされないように。
> マンガで言えば白土三平みたいな貸本マンガは置いてあります。
この時代の漫画を集めている人も多いですよ。
> ある時点で在庫の回転が止ってそのまま凍り付いてしまったような感じです。
その時点で、貸本屋としての営業努力を止めてしまったのでしょうね。
そんな貸本屋は東京には…、無いでしょうね。
よしだ まさし様
>桜さん 「東京都内の貸本屋」として掲載されている店・・・中には昔ながらの雰囲気の貸本屋もあるんでしょうか
ということで、それなりの雰囲気の貸し本屋さんに電話しました。
1階が新刊の本屋さん
2階が貸し本屋、ともに同じひとの経営のようです
新刊をそろえるためか、ふるいのもあるが、年代まではわかりません
文庫は100円、小説などは200円と300円、ともに1週間あたりです
古いのは処分してしていっているので、いいものが並んでいるかどうか
ということでした。
昨年、大分で、戦後すぐの新品の映画ポスターが、数千枚、みつかり、広告が掲載されていましたが、そのようなことが、昭和20年代、30年代の小説群にあるかもしれません。
ある知人は、戦前の、科学冒険、あるいは探偵小説をそのような貸し本屋さんから入手していましたから・・・何があるかわかりません・・・
よしだ まさし様、「本の雑誌」第3弾はありますか・・・次のテーマは貸し本屋さん向けの、小説では、いかがでしょうか・・・(むつかしそうです)
桜さん
インターネットタウンページに「東京都内の貸本屋」として掲載されている店は以
下の通りです。なんか、個人名がまじってるみたいですけど。中には昔ながらの雰
囲気の貸本屋もあるんでしょうかねえ?
アップル 03-3671-9779 東京都葛飾区高砂3-26-14
福田元穂 03-3602-8656 東京都葛飾区小菅1-31-6
きりん館 042-574-7896 東京都国立市富士見台2-2-34
ネオ書房 0422-43-9657 東京都三鷹市下連雀4-16-14
メディアステーション一ツ橋学園店
042-346-6955 東京都小平市学園西町1-16-16
まんぼう 042-345-7292 東京都小平市学園東町1-8-7
ブックレンタルネギシ大久保店 03-3202-5583 東京都新宿区大久保2-2-2
こがね書房 03-3392-6308 東京都杉並区阿佐谷南3-35-11
ネオ書房 03-3339-6378 東京都杉並区阿佐谷北1-27-5
ネギシ読書会/中杉通り店 03-3336-9410 東京都杉並区阿佐谷北1-43-6
高田書店 03-3391-9571 東京都杉並区荻窪5-7-12
ルナ書房 03-3312-3956 東京都杉並区高円寺南4-12-6
大竹文庫 03-3337-4437 東京都杉並区高円寺北2-24-15
コミックレンタル 03-3306-1085 東京都杉並区上高井戸1-8-19-A
山野辺 03-3394-2619 東京都杉並区西荻北4-24-11
カルチエ 03-3391-8004 東京都杉並区天沼3-38-13
株式会社白樺読書会 03-3712-1782 東京都世田谷区下馬6-7-3
サンワード 03-3416-3030 東京都世田谷区砧4-4-3
ユニ書店 03-3424-6663 東京都世田谷区三軒茶屋2-16-6
山の手文庫 03-3485-6537 東京都世田谷区北沢1-32-17
株式会社アスカ 03-3228-1760 東京都中野区新井2-31-1-102
ネギシ秋津店 042-392-4059 東京都東村山市秋津町5-4-23
宅配図書室読書会 0426-75-8151 東京都八王子市南大沢4-15-4-307
ネオ書房 03-3933-7205 東京都板橋区上板橋1-26-7
ネギシ下赤塚店 03-3930-2195 東京都板橋区赤塚1-36-7-102
荏原文庫 03-3783-8507 東京都品川区西中延2-11-10
ブックレンタルネギシ 03-3920-8818 東京都練馬区石神井台7-7-13
キャビン 03-3577-3263 東京都練馬区中村北3-15-16
ネギシ練馬店 03-3948-2365 東京都練馬区練馬2-2-20
松本くん
少年雑誌の付録で僕が思い出すのは、縁日ですね。幼い頃、深川に住んでいたん
で、楽しみなのはお不動さんと八幡さまの縁日。で、そこに並ぶ露店(露店たっ
て、地面にゴザひいてるだけだったけど)で、「少年」の付録の「鉄腕アトム」と
か「ストップにいちゃん」を買うのが楽しみでした(でも、「続きは本誌で」にな
るんだよなあ)。
大塚様
>>いわゆる昔ながらの「貸本屋」は全国的にごくごく少ないようです
>「北海道に」・・・たまたまその店だけが生き残ってしまった
カメラにおさめておきたいものです。
>山田・・・新書版・・・新潮選書とか筑摩選書の大きさで、パラフィン紙
そうですか・・・独自に道を開かれて、今日まで、生き残つている。
>札幌市営地下鉄「円山公園」・・・出口から南に向ってすぐの左側・・・都会のブラックホール
すごい、雑誌にこだわりますが、編集者の、皆さん、是非、特集をしてください。
松本真人様
>こちらでの貸し本屋の話題、興味深く拝見しております
掲示板でのお話、成果など、桜もいつも拝見しています。
よしだ まさし様が呼びかけられるとき、少し、ドキドキしますけれども・・・、あるとき、互いに、先輩、後輩であることがわかった時のこと、覚えています。
>トタンの外壁、赤錆びた看板・・・なんだかしみじみとしてしまいました
何となく、いい世界のように思われます。
>私の貸し本屋・・・近所の駄菓子屋が貸し本・・・「少年画報」や「少年」を借りたことです・・・少年雑誌の付録も売っており、買った覚えがあります
少し前、テレビで、その頃、昭和30年代の風景がありました。
そして、駄菓子屋さんがうつり、それから、貸し本屋もかねていた・・・そして長島さんが表紙の漫画雑誌もアナウンサーが手にしてました。
そのような風景もあったのですね・・・(失われた日本の風景でしょうか)
喜国雅彦様
>よしださん>>29軒。けっこう残っている
よしだ まさし様 MAPはすでに作成されましたでしょうか、どのあたりに集中しているのでしょうか、やはり、都内ですか。
>それらって昔ながらの店・・・近所にも一軒
やはり、週刊誌の並び・・・
>掘り出し物・・・世の中
桜もそのように考えました。
末永昭二さんの言われるように、廃棄処分が日々行われていたのですね、そして、供給してくれるシステムが崩壊してしまった。
どこかで、20世紀最後の「貸し本屋さん」特集が読みたいものです。
喜国さん、次号もワクワクして連載を待っています。
須川 毅様
>『未来趣味 コナン・ドイル特集』と『『新青年』趣味 江戸川乱歩特集』
そうです、小林様も資料提供。
資料中心の仕事は、充実しています。
バックナンバーをそろえたくなります。ないようですが・・・。
黒白様、『新青年』研究ではなく、『新青年』趣味のバックナンバーですね。
>商業出版でない雑誌・・・『ROM』の編集
次号はいつ頃ですか・・・、楽しみにしています。
このところ、新刊のラッシュ。あれは忘れた、これはどうしようか、と迷う日々です・・・(ボリビア戦、楽しみです)
初めて書き込みいたします。松本と申します。
こちらでの貸し本屋の話題、興味深く拝見しております。
先日、京王線の下高井戸駅で下車した折、「そういえば、
以前、駅前に古本屋があったな」と思い、訪ねてみました
(成田さんの日記の札幌の貸し本屋の件が頭にあったので)。
しかし、既に廃業されておりました。私は、その土地の人間
ではないので、そこで本を借りたこともないのですが、
トタンの外壁、赤錆びた看板を見ると、時の流れを感じ、
なんだかしみじみとしてしまいました。
私の貸し本屋の記憶というと、近所の駄菓子屋が貸し本も兼業
していて、「少年画報」や「少年」を借りたことです。そこでは、
少年雑誌の付録も売っており、買った覚えがあります。
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