新青年研究会の末永です。
小林様
『新青年趣味』の宣伝をさせていただき、ありがとうございました。
おかげさまで、この掲示板からもたくさんのご注文をいただきました。
感謝いたします。改めてネットの力を実感しているところです。
お買い上げいただいた皆様、ありがとうございました。
桜様
『彷書月刊』の拙文など、お読みいただいているようで、汗顔の至りです。
貸本は資料が少なくて困っているのですが、いろいろ発見することも多く
たいへん興味深いです。
作品の内容だけでなく、出版社の動向や流通なども面白いですよ。
また、おじゃまさせていただきます。
今後ともよろしくお願いいたします。
桜さま
春陽文庫には大変困った物ですね。そこがまた話題になる所以でしょうけど。
林不忘の大学の件ですが作品の出典元の大衆文学全集からの引用ではないでしょ
うか?著者自伝では「オハイオ州オベリン大学及びエィダ大学に学び」となってい
ます。後者が?なので「など」としたように思いますが・・。
本当に他にも何かありそうですね。
桜様
>>山門の前に、「牧 逸馬の墓」・・・裏山の広大な墓地・・・「長谷川
海太郎之墓」・・・牧逸馬の霊に引っ張られた
>ということは、他の、三兄弟の墓もあるということでしょうか。
いえ、牧 逸馬一人のお墓です(裏面の墓誌によると奥様が建立された
ようです)。とり急ぎのレスです。
岩堀様
>桜様 林 不忘の件、年表の間違いは本当に困ります
そうですね、使用した資料からの引用には注意が必要ですが、参考文献が示されていないところが・・・、これでいいのでしょうか
>公式には脳溢血・・・山田風太郎「人間臨終図巻」ではゼンソクの発作
そうですね、この資料がありました、これを調べるのが、まず最初でしたね、気付きませんでした・・・、参考になりました、ありがとうございます。
>>大学で、学んだがいいのではないでしょうか
>室 謙二「踊る地平線 めりけんじゃっぷ長谷川海太郎伝」(晶文社)
この資料もありましたね・・・、すぐに探し出せないところが・・・、まいりました。
>「谷譲次(林不忘)は、オハイオの大学では「大学の学生食堂で働いていた
のであって入学したわけではない」
今で言う・・・、・・・ですね。しかし、なぜ、長期間、その当時、いくことができたのでしょうか・・・、上の本をもう一度見てみます、ありがとうございます。
>山門の前に、「牧 逸馬の墓」・・・裏山の広大な墓地・・・「長谷川海太郎之
墓」・・・牧逸馬の霊に引っ張られた
ということは、他の、三兄弟の墓もあるということでしょうか。
ようやく、一週間前に入手の、「「新青年」趣味」 8号。
あのれいの、図書館での受付の人は、少し前に同人誌で活躍の、ひとでした・・・なぜか、安心。
また、ずーと、男の人だと思っていた人が女のひととは・・・、知りませんでした。
ところで、「松本清張研究」、すでに休刊、と思っていました・・・手元の最後のは、1998年8月、5号までのもの。今年の、夏に、それが刊行されるという。
では、それは、第何号になるのでしょうか
何号まで刊行されていたのか
皆様、教えてください、2年間、刊行されていないように思いますので・・・
(毒のある虫に刺されて、右側全体に発疹・・・、かゆみが最高です。
これは、あの 毒殺魔 のせいでしょうか・・・、かゆいぃ・・・)
大塚俊一様
>「ガラスの罠」・・・ 昭和55年8月24日初版第1刷・・・所雅彦 昭和10年北海道・・・同年北海道テレビ放送(STV)入社
第2作はないのでしょうか、文庫版のおきさですね
>笹沢佐保・・・「幻影城」の時代・・・本格物に仕上っていると思います
そのような筋ですか、昭和50年代のミステリのあじわいでしょうか
>「殺意の回想」・・・総戸斗明・・・ふさえとうめい
北海道の友人によれば、この名前は札幌に多いようですね、きくところによれば、皆さん、親戚のかたのようです、この中におられるのでしょうか
>成田さんからご紹介のあった札幌円山の貸本屋
本当にどのくらいの貸し本があるのでしょうか
貸し本屋さん向けの、ミステリはどのような経路で、そこにおさまることになったのでしょうか
聞いてみたら、興味あることがわかるかもしれません。
くま文庫、その作家のかたはどうされているのでしょうか・・・、続きが知りたくなりますね。
ひさしぶりにゲストブック開きました。
オーナー様の怪我という話題に「すわ、交通事故にでも…」とビックリしま
した。それほどの大事ないようで安心しましたが・・・。高齢者は、ちょっと
した骨折でもそれがきっかけで急に弱ってしまったいう話よくききます。
「高齢者予備軍」としては他人事(ひとごと)でありません。
本当に遅れ馳せながら、どうかお大事に・・・ 。
桜様
林 不忘の件、年表の間違いは本当に困りますね。
明治33年生まれ、昭和10年鎌倉の「からかね御殿」で急死ですね。
公式には脳溢血となっているようですが、山田風太郎「人間臨終図巻」では
ゼンソクの発作による呼吸困難だったそうです。
>オベリン大学などで学んだ、のなど は、オベリン大学、オハイオノーザン
>大学で、学んだがいいのではないでしょうか
室 謙二「踊る地平線 めりけんじゃっぷ長谷川海太郎伝」(晶文社)では、
「谷譲次(林不忘)は、オハイオの大学では「大学の学生食堂で働いていた
のであって入学したわけではない」そうです。自分では入学したと言って
いるようですが。
私は2年前、牧 逸馬(林不忘)の「世界怪奇実話」(桃源社版1,2)を
宿願かなって読了、その翌日鎌倉散歩に出かけて、なにげなく妙本寺というお寺
(鎌倉ではかなり大きいお寺、北条氏に滅ぼされた比企一族の墓が有名)に
行きましたら、なんと山門の前に、「牧 逸馬の墓」ありの案内板あるのです。
これは拝んでいかなくては…と思い、裏山の広大な墓地を歩いたのですが
見つからず(墓の場所は明示無し、墓石を一つ一つ見て回った)、あきらめ
かけて本堂の縁側で休んでいたら、目の前にひっそりと5、6基ほどの墓石が
並んでいたのです。ひょっとしてと見ると、その内の一つが「長谷川海太郎之
墓」でした。私としては、なんだか牧逸馬の霊に引っ張られたような気がした
ものです。
「殺意の回想」(第3回北海道文学賞受賞)総戸斗明 くまブックス28
昭和55年8月24日初版第1刷発行定価360円
月刊クオリティ78年2月号〜78年7月号に連載
<著者紹介>(ふさえとうめい)
大正15年5月生。昭和17年札幌逓信局工務部入局。札幌電気
通信局経営調査室調査役を経て、当時中標津電話局局長。
51年電電時代賞、52年小説サンデー毎日推理小説新人賞佳作
第一席。
主人公は青函連絡船で謎の男に謎のメッセージとともに毒薬と大金を渡され、男は海に飛込んでしまう。
札幌に戻ると通信事故の失態を問われ、出世と東京本社復帰を反故にされ、逃
げられた妻に娘の学資の仕送りとして渡された大金を振込んでしまう。
出張の帰りに函館で列車事故のため足止めを喰い、岬で時間をつぶしていると
なぜか人事面で怨恨のある上司がやってきて、車で札幌に送ってもらえることに
なるが、車中で大金の包みに気づかれ、途中のドライブインの岬で、上司に毒薬
を仕込んで車ごとの転落事故をしかけ、電車で札幌に戻ってアリバイ工作を行う。
上司の死により、役職が空き、責任が別の会社にあることが判明し、主人公が
昇格する。
ところが、冒頭のメッセージを主人公が勘違いしていたことから、警察に全貌を
掴まれてしまう。
舞台は北海道、主人公はサラリーマンですが、「ガラスの罠」と打って変って、
フランスミステリー的な巻込まれ型の倒叙物。全体的な印象としてはやはり笹沢佐
保なんですが、素材的にはアルレーとか、実家に置いてあるので確認できませんが、カサックの「殺人交差点」文庫版の後半に収録されたものを思わせるものが
あります。
今日2冊とも1週間遅れで返却。今度は「鉄路のオベリスク」が新琴似図書館に
あることが判明したので行って来ます。
PS.成田さんからご紹介のあった札幌円山の貸本屋に行って来まして、実際に
借りようといろいろ話を伺ったのですが、料金が保証料+200円で1日ごと に200円プラスだそうです。6時閉店で日曜は定休日。
すると、平日勤務の私の場合土曜日しか来店できないため、1冊借りる度に千 五百円かかるということで、借りられないでいます。
忘れた頃に・・・一応感想を書いておきます。
「ガラスの罠」(第3回北海道文学賞受賞)黛恭介 くまブックス29(株)太陽
昭和55年8月24日初版第1刷発行定価400円
月刊クオリティ78年8月号〜79年6月号に連載
<筆者略歴>
本名 所雅彦 昭和10年北海道生れ。33年北大卒
同年北海道テレビ放送(STV)入社、当時社史編纂室副部長
前半は社会派的に管理者研修(いわゆる能力開発セミナー)に対して、参加者の
一人の目から(一人称的三人称)克明に批判的な目で描かれる。
「引かれ者の小唄」という参加者の感想は、私自身昨年受けさせられたので、身
につまされないでもない。
中間にさしかかった頃、深夜の研修所でロートル社員が殺害され、後半は一転
して、研修で用いられた素材(KJ法)、人間関係、といったものが、ことごと
く、トリックにつながってくる。そして、最後は「探偵探し」にもなってくる。
具体的に書くとネタ晴らしになるので書きづらいですが、結局は社内全体がか
らんだ犯罪計画につながり、主要人物がことごとく死んでしまうわけですが、
何もそこまでという感じもしないでもありません。
たとえると笹沢佐保と言った感じでしょうか。全体としては「幻影城」の時代
のスピリットを感じさせる本格物に仕上っていると思います。探しても損はあ
りません。
散策から帰りました。
面白いものを入手・・・それはまたあとで。
國桃櫻 さん、すいません。知らずに、桜 を使用していました(ずーと前に気付いていましたが)。すいません。
掲示版をまわりますと、すでに、桜 さん(某 有名掲示版では知られていたのですね)、そして、あらたに、さくら さん(昨日から、これも違う、有名掲示版に)も登場されています。
これは大変です・・・桜は「桜日記」の桜を使用したのですが・・・
東京創元社の、HP、「2000本格ミステリ・ベスト10」正誤表、印刷して、差込をしなくては・・・
そういえば、「日本ミステリー事典」、新保さんのところに、改訂のための・・・、ということで、正誤などが集っているとか。
春陽文庫「捕物時代小説選集(4)」志村編。林 不忘、読み終わり、解説をみると、おどろいた。
明治23年生まれではなく、明治33年 ですね
オベリン大学などで学んだ、のなど は、オベリン大学、オハイオノーザン大学で、学んだ がいいのではないでしょうか(などでは、意味不明ですね)
「新青年」 ではなくて、やはり、「探偵文芸」として、続けて、
「釘抜藤吉覚書」 ではなくて、「釘抜藤吉捕物覚書」を連載、のほうがいいのではないでしょうか
不忘は昭和八年に急死で・・・、ではなくて
昭和十年に急死・・・、ですね。 そして、続く、後の、2行は、完全に意味不明です。
「日本推理小説辞典」「日本ミステリー事典」参照。
うーん、他の、8巻まででている、選集は・・・、何となく、少し、心配です・・・(梅雨入りでしょうか、オーロラも、日本でみられるとなると、磁気嵐が近いと言うことでしょうか)
静かな朝です。
どこにもよらず、帰宅です。
大きな成果があったためか、読書が進みません。これは大変です。日本のも、海外のも、ミステリーがそばにつまれています。個人的には、イギリスものが好きなのですから、このところ、新刊を置いてけぼりにしています。
kashiba様、黒白様の、日記に登場して、少し気恥ずかしくもありますが、なぜか、うれしい気持ちになってきます。感謝です。
「20世紀冒険小説読本 海外編」井家上隆幸。連載中読みながら、こうして読むと、毎月の、彼の、私小説的なあじわい。これは評論する力だ。膨大な文献、これもすごい。めまい・・・、発行年、発行元などが記載されていないが、それをすると、本にはおさまらないのか・・・、すこしずつ読んでいます。
フク様
>桜さん 大血風の嵐、おめでとうございます
本当に、横溝の、角川文庫の韓国版印刷・製本のものを手に入れたのが、本当は嬉しいのですが・・・、どのくらいあるのか、調べたいものです。
>須川さん ここで「集合」
ということですが・・・、次の機会に、と言うことで、お願いします。
石井春生様
>桜さま 素晴らしい収穫・・・うーん、今でもそういうこと・・・創元の初版を比較的安値・・・そんなに大豊作は見たこともありません。
時の運でしょうね、ここでは、以前、中学生の探偵小説愛好家に出会ったところでした、彼の手には、クロフツ、カーの文庫本がありましたので、いつか、おもしろいものに会うのではないか、と思っていましたから・・・
>いやいや、私も一度そういう体験をしてみたい
いいものを手に入れられておられますから、少し、桜も近ずきたいものです。
いわい様
>すごいですね。一度にそんなにも。本の方から呼びかけているようです
初めは横溝さん、それから、何でしょうか・・・、不思議で、これが現実とは思われません・・・(皆様に感謝の気持ちです、本当に、言葉をかけていただいて、申し訳ありません、ありがとう)
須川様
>桜さま すごい、すごいですよ・・・人事ながら興奮します
今でもそこに行くのがこわいです、と昨日言いましたが、夢ではないか、間違いだったら、どうしよう、と思いながら、行きました。
A級レベルのミラー「殺す風」、B級レベルのフィシュ「お熱い殺人」、C級レべルのホール「さそりはモスクワに潜入した」ほか8点をふくめて、20点余り購入しました。
もうないですね・・・しかし、いまだに、興奮しています。
>僕もそういう夢を(本当の夢を)時々見るのですが、現実にあるのですね
あるのですね、何となく、今世紀末と言うことか、あるいは、少し前のマニアが処分されているのでしょうか。
つくずく、狙いは、「専門の古書店ではない」と思いました。
>フクさん・・・桜さんなどまだ会えない人たちも参加できるように、少し先を考えましょうか
本当にありがとうございます、でも、桜のほうは、まだ、予定がたちませんので、桜のことは考えずに、未定のままにしておいてください。よろしく、お願いします。
本当に、ここにきて、よかった。小林様、ありがとう。
こうして参加しなければ、このような幸運にはめぐまれなかった、と思います。情報ですね、やはり、何事も・・・(感謝の、桜です)
小林オーナーさま
仁木悦子の収録作品、ありがとうございました。
これで別冊幻影城のリスト以降の作品が(一部発行日不明のもありますが)フォ
ローできました・・、と思ったら大活字本の収録作がまだ不明でした(苦笑)
>書誌の記述方法に付いては、とても興味があるので、また後で触れます。
雑誌「小説」のリストは分数表示までされていますから、さすがとしかいいよう
がありません。
桜さま
すごいですね。一度にそんなにも。本の方から呼びかけているようですね。
もしオフ会がありましたら、人数に入れて下さい。
kashibaさまの所のオフの二の舞、三の舞にならないようあらかじめ予約してお
きたいのですが。
>桜さま
素晴らしい収穫、ただひたすら羨ましい限りです。うーん、今でも
そういうことがあるんですね。私も一、二冊単位でしたら、創元の
初版を比較的安値で見つけたことはありますが、そんなに大豊作は
見たこともありません。いやいや、私も一度そういう体験をしてみ
たい!
>フクさま
「集合」私も頭数に入れて下さいませ。桜さんがもしこちらに
いらっしゃることがあるのでしたら、ぜひお会いしたいので。
桜さん:
大血風の嵐、おめでとうございます。しかしもの凄いですね……。
須川さん:
そうですね。オーナーも言っておられますし。
ということで、桜さん、近くにお越しの際は是非メールを下さい(^^)
ここで「集合」を掛けたらどれくらい集まるものなんでしょう(笑)
桜さま
すごい、すごいですよ、それは! 人事ながら興奮します。
僕もそういう夢を(本当の夢を)時々見るのですが、
現実にあるのですねぇ。
フクさん
勝手に指名してすみませんm(__)m
しかし小林文庫オフ会ともなると大人数になるのでこじんまり
ってわけにも行かないでしょうね。桜さんなどまだ会えない
人たちも参加できるように、少し先を考えましょうか?
kashiba様
>カー「毒殺魔」、創元推理文庫のギデオンシリーズ3点、シムノンの創元推理文庫の、超Aの3点
今も興奮が続いています
丸山さんの、イーグルの喜び、わかります
トルシエさんの、興奮のインタビュー、わかります、かれはこれを一度したかったのでしょうか
うれしいぃぃぃーーーーーーーーーですぅーーーーー、人の喜びがわかります、それにしても、
横溝さんの、文庫がなければ、そこには出かけることがなかったのに・・・、時の運ですね、kashiba様、ありがとう、認定していただきまして・・・
>これがみんな100円
100円ですぅ・・・、感謝の気持ちでした、今度行くのがこわいです
>すっげーええええええ!!!血風も血風、大血風!「さけべー、血桜、本ばかり」
さけびます!ありがとうございますぅ、「血風です、血桜ですぅ、桜だぁ」
ありがとうございます、少し、興奮がさめました・・・(本当に本探しはやめられそうにありません・・・おあとが よろしいようで・・・)。
「奈落の井戸」のもぐらもちです。
オーナー様のご厚意により、この場をお借りしまして『新青年』研究会の
会誌、『新青年趣味』第8号の宣伝をさせて頂きます。
『新青年』趣味 第8号
●特集:江戸川乱歩
●追悼 中島河太郎・尾崎秀樹・乾信一郎
●翻刻 小栗虫太郎
●論考 (福永恭助、渡辺啓助ほか)
●『グロテスク』総目次
頒価1,000円(送料別240円)
お申し込みは下記まで、送付先のご住所・ご希望冊数をご記入の上、
メールにてご注文ください。
(バックナンバー:1〜6号は品切、第7号渡辺啓助特集のみ残部僅少)
『新青年』趣味事務取扱部 末永昭二 ssuenaga@tt.rim.or.jp
がーーーーん、
>カー「毒殺魔」、創元推理文庫のギデオンシリーズ3点、シムノンの創元推理文庫の、超Aの3点、
これがみんな100円!!????
すっげーええええええ!!!
血風も血風、大血風!
「さけべー、血桜、本ばかり」、って感じいい。
もう、これで、2年分の古本運を使い果たしたのでは(^^;>
ふらっと、古書店に立ち寄る。角川版「横溝正史文庫」の奥付けを見るため。家のはあとで、ということで。ありました、やはり、韓国で印刷・製本のもの。「毒の矢」昭和51年9月10日初版発行。Printed in Korea と、確かに書かれていました。先の本では、「髑髏検校」昭和51年6月10日初版、7月10日5版発行、ということでしたが、初版でも、委託されていたのですね。大韓教科書(株)印刷・製本、(株)利久商事扱、です。
そして、そのまま、横溝正史の、初版を5冊、カウンターへ。長いカウンターの端を通過中に、眼の端に、「毒殺魔」のタイトルが見えたが、そのまま、支払い。念のため、引き返し、60センチ、ひとくくりのたば、3本確認。
これほど、驚愕のことはありません。値段はまだつけていないが、一冊100円です、何です、えっ、そうですか、冷静になれなかった。その束のなかに、超A、A,B級のがずらりありました。ふるえながら、都合、30冊を確保。その一部を書きますと、カー「毒殺魔」、ラインハート「螺旋階段」、フィニイ「五人対賭博場」、マリック「ギデオンと放火魔」、創元推理文庫のギデオンシリーズ3点、ウォー「事件当夜は雨」、ブレイク「血ぬられた報酬」「悪の断面」「章の終り」、セシル「法廷外裁判」、そして、シムノンの創元推理文庫の、超Aの3点、いやはや、これはすごいの一言。すべて、初版。桜には、桜吹雪の1日でした・・・(驚きました)
小林様
>ケガの方は順調・・・まだギブスがとれていない・・・困難なだけです
安心しました。近じか、ケガの巧妙があるかもしれませんね。
>桜さんの貸し本・・・「貸本屋向け小説」の資料は殆ど見かけないような気がするのです
本当に一冊の本になるような領域です。泥沼になりそうです。それ専門の出版社もあるようでしたから。
>桜さん歓迎・・・質問攻めにあうかと思います
時期がきましたら・・・、また・・・。
驚愕のこと。奥付トマソン、と私はなずけています。角川版「横溝正史文庫」、すでに完全収集していますが、韓国で印刷されたものが流布されているのですね、知りませんでした・・・「文庫本雑学ノート 二冊目」岡崎武志によれば、例として、「髑髏検校」昭和51年、第五刷、Printed in Korea、とされているらしい。
どのくらいあるのか・・・、かかれていない。これはすでに横溝正史研究では知られているのであろうか・・・(探すのが大変です)
皆さま、お見舞いとお祝いのお言葉、ありがとうございます。
ケガの方は順調で、痛みは殆ど無くなりました。
まだギブスがとれていないので、歩くのが少し困難なだけです。
ご心配をお掛けして、申し訳ありません。
桜さんの貸し本屋に関する書きこみに刺激されて、『「劇画の星」をめざして』佐藤まさあき著(1996文藝春秋)を読了。
これは面白いです。 文庫化希望。
「貸本マンガ」が関する資料は多いけれど、「貸本屋向け小説」の資料は殆ど見かけないような気がするのですが、どうでしょうか?
いつもの通り、ご返事が遅れて申し訳ありません。 (;^_^;)
とりあえず、質問に対するお答えだけ…。
いわい さん
『一瞬の人生』の発行日は 1991年4月22日。
仁木悦子さんの収録作は、「老人連盟」です。
解説によれば、「小説現代」昭和43年3月号より再録です。
書誌の記述方法に付いては、とても興味があるので、また後で触れます。
フク さん
オフ会は、大げさでなく、日程を決めて都合が付く方が集まる、という形なら何時でも大丈夫です。
他の方のオフ会やイベントの無い、隙間の日があったら、集まる理由に利用してください。
桜さん歓迎のオフ会は是非やらせていただきたいですね。
きっと桜さんは、質問攻めにあうかと思いますが。
いわい様
>引用が複数からだと発行が同じ・・・どう統一をとるか
いわい様のいわれるように、資料のなかでの統一が要求されるのでしょうか
>3冊セットで定価〜プレミア価格・・・『アニメ・ハンドブック』『テレビアニメ主題歌集』も見かけません
ブックオフでの楽しみにしています。何となく探しにくいものですが、探してみます。
やはり、あったのだと思います。「虎」昭和16年、満州日日新聞社刊、長谷川しゅん(漢字変換できず)、四人兄弟、牧逸馬、地味井平造、長谷川しゅん、長谷川四郎のひとり。鮎川さんの「幻の探偵作家を求めて」1985年、掲載の文章には、当時、鮎川さんが昭和15年頃、愛読していた、としてある、満州日日新聞の連載記事。鮎川さんは、これをまとめた「虎」単行本を読んでいなくて、連載記事を読んでいたのでしたが、この単行本が刊行されていたのですね。これは、うすい本(仙花紙本の形態)ですが、これとは別に、厚い単行本、函付のものを、数年前に古書店でみているので、これで探求はおわりません・・・(まぼろしか)
喜国雅彦様
>桜さん 探偵小説の次に好きなの・・・一度やってみたかったのです
とくに、あの絵には文章をよみながら視線が行く効果がありました。本当に読むための案内図ですね、絵は。
>『底無沼』続編・・・ここまで来たら全部をハッキリさせてからの方
そう思います。「聖底無沼の惨劇」後夜祭ですから、ぜひ、結末をお願いします。
フク様
>桜さん 上京されたりする機会は近くありませんか
是非、よろしくおねがいします。7月はじめに、すこし、暑いところに出かけますので、それからでは、と思いますが・・・。
古書がきていました・・・(うーん、このにおい、懐かしい)
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