数日間開きをサボるとゲストブックの趨勢に遅れそうな気がします。
桜様
「ぷろふいる傑作選」のまえがきに、「大正末期から終戦直後にかけての、
いわゆる探偵小説と呼ばれていた時代の雑誌の傑作選を企画云々…」とあり
ますね。終戦「直後」というのがどこまでかというのが問題ですが、常識的
には昭和20年代前半でしょうか。乱歩の「幻影城」の雑誌目録でも創刊
時期の最新が昭和25年8月(「サファイヤー」)ですね。「幻影城」の発行が
26年5月ですから当然ですが。個人的には「探偵実話」と言う雑誌(話題の
「日本ミステリー事典」によれば昭和25年12月から37年10月まで)も
入れて欲しいなあと思います。我が家にもありまして(父か兄が買っていた
ようです)、小学校から中学にかけてよく読んでいたものですから。
オーナー様、須川様
>いつでも最年長の長老状態ですが
>長老とか中年とかじゃなくってもっと
>良い言葉ないでしょうかねぇ?
>シニアとか・・・(^_^;)
老眼鏡のことをシニアグラスとかいう人もいるようですね。
私としては、このあともずうっと「中年」と呼んで頂けるなら、
それでも結構ですが(笑)。
大阪圭吉の息子さんは新城市の精文館書店新城店の店長だと思います。(確認していないのですが)精文館書店は愛知県豊橋市を本店とした三河では一番大きな本屋さんで、以前は新城駅前にあったのですが、現在は交通に便利なバイパス沿いに引っ越してしまって、一般の郊外型の書店になって少し残念に思っています。こちらの方にお越しの節はどうぞお寄りください。
そういえば、以前同じ職場で勤務していた国語の先生から大阪圭吉研究(だったと思いますが)という個人誌のコピーをいただきました。引っ越しのどさくさに紛れてどこへ行ってしまったのかわかりませんが、もし見つかったらご連絡します。
小林様
>『「ぷろふいる」傑作選』は・・・売れていなら嬉しいのですが。幻の探偵雑誌 は、3誌ではとても足りないですから
そうですね。行きつけの書店員さんは増刷がかからないと・・・売れ切れです、出て、一週間で。 次はどうか。たのしみです。
3月、今日まで、目録23冊。結果待ちの状態。そう言えば、このところ、いろいろな掲示板での、古書展での成果報告がないような気がしますね・・・。ソメイヨシノの開花が熊本でありました・・・(春の訪れが近い)
はじめまして。最近、ミステリーを書き始めたのですが、創作集団というか、同人誌に参加したいと思って探しています。自分の作品を発表して、合評会をしているそういう同人誌です。できれば、関西で活動している同人誌に入りたいと思っているのですが。どなたか、心当たりのかたは、メールでお知らせねがえないでしょうか?
オーナーさま
>いつでも最年長の長老状態ですが
長老とか中年とかじゃなくってもっと
良い言葉ないでしょうかねぇ?
シニアとか・・・(^_^;)
よしだまさし様
>僕の場合、即座に読みたい本は当然ながら新刊で買って、そのうち気が向いたら読 もうかなって本は古本屋で買ったりしています
桜もそうです。1ヶ月で店頭から消えてしまうと言う気持ちから、すぐに買う本とその間に買う本とにわけています。HPBのように続番があれば、自然と買う、また春陽文庫「怪奇探偵・・・」のように、番号をつけられると、つい手が伸びてしまう。それにしても、増える本の量には少し溜息ですぅ〜。
次回の「本の雑誌」原稿、楽しみにしています。4月、あるいは5月発売のでしょうか。前回のは本当に読み進めるたびに、思わず楽しいな、と思いました。
桜さま
新刊で読みたい本が出るなり買って、即座に読んで、読み終えるなり古本屋さんに売るという人も世の中にはいるみたいです。考えてみれば、二度読む本てそうは多くないんで、収集家や研究家でないのならけっこう合理的な行動かとも思います。新しいうちなら、古本屋さんもそれなりの値段でひきとってくれるだろうし、売れるのもはやいだろうし。
ちなみに、僕の知っている古本屋さんは店主がミステリー好きで、しかもお気に入りの本は即座に買ってきて読まないと気が済まない。で、読み終えた本は半額で店頭に並べるんで、それを買うと結果として、その店主と半額ずつ出し合って新刊を買ったってことになってしまいます(笑)
僕の場合、即座に読みたい本は当然ながら新刊で買って、そのうち気が向いたら読もうかなって本は古本屋で買ったりしています。
カフェ「白梅軒」で話題の「推理文壇戦後史」山村正夫、全4巻。単行本では4巻です。よしださまも、桜も、その価格ではうらやましい。いい買い物でしたね。
はじめ、本棚には、最初の巻(単行本)、後の2冊が文庫版のもの。本棚のすわりが悪いので、最初の巻を文庫本で購入。3冊の文庫版がそろう。なぜか、4巻目が文庫版では出版されず。
1冊の単行本ではさびしいので、古書目録ででた、2巻目(続)を購入。他の目録で出た1巻と3巻目(続々)を購入。これで3冊の単行本が揃う。だが、最初の巻がダブり。4巻目のものは入手まで、コピーで、我慢する。
ネットでは、このように探求を書きますと。入手されそうな予感がしますので、このように掲示板をつかわせていただきました。小林オーナー様、申し訳ありません。
須川様
>澤木喬の間違いです。辞書が間違えてる
そうです。「澤」はむつかしい。筆名「山沢春雄」さんは、本名は「山澤」ですから、この「澤」は気付きませんね。葉山様のいわれるように「情景描写」が印象的です。
すみません。澤木喬の間違いです。
辞書が間違えてる>オーナーさま
葉山さん
ご指名に気付かず横レスすみません。
でも沢木喬さんももっと書いてほしいですね。
澤木喬についてオーナーさまから御指名を戴きましたが(^^)、既に須川さんの書き込みが。たしか『創元推理』には作品は掲載されていない筈ですから、澤木作品はこれで全部なのではないかと思います。「鳴神」は、非常に力のこもった情景描写が印象的な作品でした。
……で終えてしまうのは寂しいので、ひとつ話題を。若竹七海のデビュー作『ぼくのミステリな日常』の中に、『いざ言問はむ都鳥』の探偵役としか思えない人物が一瞬だけゲスト登場していた、という記憶があります。御興味のある方は確認してみてください。って間違いだったらどうしよう(^^;
ところでオーナーさま、葉山はいつも拝見してますよ(^^)。
akawasさま
鮎川哲也と十三の謎'90に「鳴神」
鮎川哲也と十三の謎'91に「火取虫」
が出ています。
最近の創元推理は買ってないので
判りませんが。
小林様
>「少女世界」2冊追加で購入・・・昭和25年1、9月号、昭和26年2、11月号でした・・・「美しき鬼」(海野)。「まぼろし令嬢」「仮面天使」(島田)
昭和25,26年は「少年探偵小説」の時代です。まとめてみたいものです。
「砧自身の事件」山沢春雄(570枚)を送付していただきました。天城さんと戸田さん(本文に従う)の批評は山沢作品の読み方を教えていただくものでした。感謝します・・・(花粉にけぶる桜です)
まんきち様
>鈴木氏のお宅には江戸川乱歩の手紙など・・・横溝正史にハマって以来戦前の探偵小説に目がない私としてはすごくうらやましく思いました
皆様もそう思われるでしょう。是非、原稿をかかれて発表してください。必ず、編集者の人は注目されますので。
小林様
>新城市を尋ねた際には、寄ってみたことがあります
そうです。オーナーに次いで、桜もファンです。もう一度、鮎川さんをせかせて、編集者の人、尋訪してください。
akawas さん
ご返事が遅くなって申し訳ありません。
購入された『いざ言問はむ都鳥』は、四六版、文庫版のどちらでしょうか?
沢木喬の著書はこの1作(2冊)しかないと思います。
次作の予告は見たことが有るような気もするのですが、どうなったのでしょうか?
短編については「創元推理」に、掲載されているかもしれませんが、確認できませんでした。
単行本版『いざ言問はむ都鳥』の解説や、著者紹介によると、沢木喬さん(女性)は、戸川安宣さんと立教大学ミス研人脈の方のようです。
専攻は比較憲法ですが(笑)、卒業後編集者として植物関係の書籍の出版に関わったとの事です。
筆名が、沢桔梗から来ているのは、間違いないと思います。
この件については、もう少し詳しい方のフォローをお願いします。
もし見ていたら、葉山さんいかがでしょうか(笑)
桜さん
毎日、書きこんでいただいて、ありがとうございます。
満足に、ご返事できず、本当に申し訳ありません。
> 新刊が、1〜2日後に並ぶ古書店
店主の方が読んだ本を、即日並べている、という本屋の話は聞いた事があります。
新刊のミステリーは、私の場合、最初に見かけたときに買わなかった本は、結局(古書でも)買わない事が殆どです。
最近の本を(最近ってどのくらい…笑)古書で買う事は殆どありません。
桜さんに背中を押していただいた、「少女世界」2冊追加で購入してきました。
結局購入したのは、昭和25年1月号、9月号、昭和26年2月号、11月号でした。
探偵小説は、「美しき鬼」(海野十三)s25.1、「まぼろし令嬢」(島田一男)s25.9、s26.1、「仮面天使」(島田一男)s26.11くらいでした。(総て連載)
他には、三橋一夫の作品がありました。(非ミステリー)
AKEMI さん
お久しぶりです。(ですよね)
TV「蒲生邸事件」は、MYSCON出席のため見られませんでした。
ネット上の評判とかを見てみると、時間も短くて、無理が有った見たいで畝。
「蒲生邸」が1時間半では。
ちゃんと作れば、重厚な作品になったはずですのに…。
また、何か書きこんでくださいませ。
岩堀さん、須川さん、國桃櫻さん
> 突発的家庭の事情でMYSCONキャンセルしてしまったのは痛恨のきわみ
> ですが、必ずや又あることを期待して自らを慰めています
オフ会では、私、岩堀さん、須川さんが、いつでも最年長の長老状態ですが…(-_ー;)
若い方方に負けず、中年(まだ中年ですよね)パワーを見せましょう。(笑)
創元推理文庫の『炎の背景』、ネット上のいたる所で非難されていますね。
東京創元社は反省したほうが良いですよ。
それにひきかえ、『「ぷろふいる」傑作選』は、いたる所で購入報告が。
このペースで、売れていなら嬉しいのですが。
もし、売れるようななら、戦後雑誌の「幻の探偵雑誌シリーズ」も出る可能性があるのではないでしょうか?
幻の探偵雑誌は、3誌ではとても足りないですから。
小林です。
どうもチャントご返事できなくて、大変申し訳ありません。
3月一杯は、またまた多忙になって、更新、ご返事が満足にできないかもしれません。
4月になると、毎日が日曜日状態になる予定なのですが(笑)
4月は、HP更新強化月間とするつもりです。(出来るのか…!?)
どなたか、ともさんに「ミステリサイト紹介」を書いていただこう、という編集者の方はいませんか?
これは絶対に書いてもらうべきだと思うのですが。
まんきち さん
いらっしゃいませ。
大阪圭吉の話題は、殊に嬉しいです。
大阪圭吉のご息子は、現在はご自分で書店を経営されているのでしょうか?
場所は、どちらでしょうか?
機会があったら、尋ねてみたいと思いますので、教えていただけると幸いです。
以前、角川ホラー文庫「爬虫館事件」に、大阪圭吉のご遺族の連絡先が不明と書いてあった事があり、心配だったのです。
ご子息は、鮎川哲也の探訪記などで、ファンにはお馴染みです。
以前は、豊橋駅前の「精文堂」?に勤務されていたとかで、新城市を尋ねた際には、寄ってみたことがあります。
(もちろん、鈴木氏にはお会いしませんでした。記念に本を買っただけ)
鈴木家には、大阪圭吉が残した資料が沢山あるようで、私も羨ましいです。
新城市や、豊橋市の図書館には、大阪圭吉の戦前の著書もあるようですので、私にとっては鳳来町に住んでいらっしゃる、まんきちさんも羨ましいですが。
これからもよろしくお願い致します。
初めてメールします。愛知県鳳来町に住んでいる高校教師です。鳳来町といえば、大阪圭吉の故郷新城市の隣町。以前大阪圭吉の息子(鈴木氏)が経営している本屋さんにそれと知らずにいって「とむらい機関車」を購入したところ、「珍しい本を買うね。」と言われ、店番をしていた奥さんがいろいろ話してくださいました。鈴木氏のお宅には江戸川乱歩の手紙など、いろいろあるそうです。中学時代、横溝正史にハマって以来戦前の探偵小説に目がない私としてはすごくうらやましく思いました。
愛知県鳳来町に住んでいる高校教師です。鳳来町といえば、大阪圭吉の故郷新城市の隣町。以前大阪圭吉の息子(鈴木氏)が経営している本屋さんにそれと知らずにいって「とむらい機関車」を購入したところ、「珍しい本を買うね。」と言われ、店番をしていた奥さんがいろいろ話してくださいました。鈴木氏のお宅には江戸川乱歩の手紙など、いろいろあるそうです。中学時代、横溝正史にハマって以来戦前の探偵小説に目がない私としてはすごくうらやましく思いました。
新刊のミステリーは、その刊行後、1ヶ月以内にその値段で買いたいのですが、
1000円から2500円のものに限り、発行後、1日、2日後ぐらいに、古書店にならびます。これって、何に、と思います。やむにやまれず、作家にたいして、申し訳ない、と思いながら買うこともあります。すぐに売る人はどのような人だろう、と思いながら、処分する人を見れば、観察しますが、そのような人に出あいません・・・まさか、古書店主か・・・(思いなやむ桜です)
須川様
>実は僕は先日ブックオフでツルツル版・・・動機で買って・・・
先日、買いました、なぜか、角川版のがずらり。選集もおわりまで、出そうで すね。
岩堀様
>戦後の昭和20年代の雑誌群も出してくれると嬉しいですね
これは芦辺様の「名探偵」ものとの関連で出てくるのではないか、と思います。
想像ですが・・・{桜前線がもう目の前)
須川様
こちらこそご心配かけた挙句のキャンセルで済みませんで
した。業務多忙のご様子、大変ですね。
また必ずお会い出来ると思っています。
「ぷろふいる傑作選」に続いての幻の探偵雑誌シリーズ、私も
楽しみです。Aが「探偵趣味」とのことですが、戦前の雑誌だけでなく
戦後の昭和20年代の雑誌群も出してくれると嬉しいですね。
ずんと身近で懐かしくなります。
國桃櫻さま
やっぱり、怒っている方がおられましたか!
実は僕は先日ブックオフでツルツル版の
「遠きに目ありて」を「これは将来レアに
なるのかな??」と不純な動機で買って
しまったので気付いたのですが・・(笑)
小林様
>「IN★POCKET」3月号購入。驚いたのは、綾辻行人さんの「黒猫館の殺 人」が連載開始・・・
あ、雰囲気は「万延元年のフットボール」なのか、この長さの連載で続けてほし いですね。喜国画伯の画は読み続けるための案内図だ、すばらしい!!
皆様、古書のなかに、奇妙なものがはさまっている、という経験をされたことがありますか。そんないろいろなものを集めていますが、昨日は変なもの(?)がありました。それは、期限切れの「健康保険証」です、思わず、あれ、ということで、少し、考えましたが、古書店の人に渡してしまいました。
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