| [黒猫荘の入口] [入居者リスト] |
[029号] [031号] |
[最新発言の一覧] [掲示板の使い方] |
|||
|小林文庫|掲示板|推理小説ノート| [mobile対応版 黒猫荘] |
オーナー:川口且真 |
Page6 / 10 Top | Bottom ← 126〜150件(保存数250件) → | [HomePage] ▼ 投稿する ▼ 削除する ▼ 管理用 |
4684. 2011年07月16日 01時02分48秒 投稿:かわぐち |
鈴木博之ほか『都市の記憶II 日本の駅舎とクラシックホテル』(白揚社)読了。 メインはタイトルどおり、現在(刊行時)残る美しい近代建築の駅舎とホテルの紹介。増田彰久氏の写真はいつ見ても美しい。しかし、よくあることだが、実物に勝ってることもしばしばで……。 ただこの手の本は、米山勇監修『日本近代建築大全』(全2冊)(講談社)が刊行されたいま、どうしても取り上げる件数で不満が残るようになってしまった。 どこかのサイトで見た感想だが、建築に関心のある方は一刻もはやく同書(『日本近代〜』)を手に入れ、この本と時間をともにする喜びを味わってほしい(2冊で約1万円するので、そうおいそれとはいかないかも)。 それはそうと『都市の〜』のほうだが、面白かったのは第3章。われわれシロウトは「なんでこんな美しい建物を壊してしまうんだ!」と怒りをあらわにしていればいいだけだが、所有者からしてみればそういってもいられないのは明らか。 重要文化財、登録有形文化財など、その保存、あるいは改築などについて法的な扱いがどうなのかが解説される。暴論覚悟で言えば、結局は壊すにも許可がいるのか、いらないのかの違いであって、保存に金が出ないという点で違いはらしい。 この章だけは、関心のあるかたは図書館で借りてでも読んだほうがいいと思う。 北原白秋『フレップ・トリップ』(岩波文庫)読了。 てっきり「Flip Trip」かと思ってしまったが(軽薄・無礼な旅)、そうではなくて「ツンドラ地帯の潅木の実(フレップは赤い実、トリップは黒い実)」だそうだ。 北海道から樺太への紀行を綴った本。一種特異な文体で語られるのだが、正直言って、こちらが期待した対象(異国)についての記述が少なく、ある意味どーでもいい身辺雑記の比が高い。 しかし、随所には詩人らしい、ちょっとマネできない文が表れる。そして終盤、海豹島の記述でクライマックス。 このあたりの文はただただ圧倒された。正直、他人様に読めとはいえないが、個人的には時に読み返したくなる本になりそうだとの予感はある。 |
[110.132.136.94][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)] |
4683. 2011年07月15日 00時15分27秒 投稿:かわぐち |
店主でございます(もうこれやめようかと思っていたのですが、変りにどう書いていいのかわからなくて)。 >大熊さま ど、ど、どうも。驚きました。早くても半月から1カ月くらいは誰も気づかないだろうと思っていたので。 昨日も書きましたが、本当に無趣味・無気力でして、今回もどこまで続くかわからないのですが、お暇でしたらご笑覧いただけたらと願っております。 7月14日 本日は仕事を早めに切り上げ、国立西洋美術館で開催中の「古代ギリシャ展」へ。 <大英博物館所蔵の古代ギリシャ美術>ときたら、想像できるとおり大直球。 批判することで、なにか批評をすることになると思っている輩でもない限り、まずは感じ入るものがあるのでは。 これを観て何も感じないとしたら、(教育による刷り込み・思い込みはあれど)もはや美的感覚を異にする地球外生命体ではないかと思えてしまうほど。 ただ(店主もまたその<輩>の一人なのでしょう)注文を言えば、テーマ別による構成のため、年代による様式の変化を感じるようにはなっていないこと。 一概に「ギリシャ美術」といってもわれわれシロウトにはどれも同じにみえてしまう面もあり、日本の仏像展でいえば、飛鳥仏から鎌倉時代の一木彫までが並んでいるようなもの。 このあたりをわかるようにしてくれると嬉しいかな。 そして、この展覧会自体はよかったものの、帰宅後『NHK 大英博物館第3巻 ギリシャ・パルテノンの栄光』を見てしまうと、「ああ、よく考えたら、<エルギン・マーブル>が来てなかったんだ!」と気づいてしまった。 実は約20年前、店主は大英博物館を5日間かけてその当時開いていた部屋をすべて回るということをしたことがありますが、それはまさに<回った>という満足だけのもので、作品を鑑賞したとはいえないことに悔いを残しているのです。 海外の大美術館はどうしてもタブローを優先してしまい、ウィーン美術史美術館でも、エルミタージュ美術館でもこのあたりにくるころはもうクタクタ状態……。 まだ開催されて間もなく、平日の午後だというのにそれなりの人手でしたが、オススメの展覧会であることには違いないです。 蛇足ですが、関連オススメ本としては、今回の展覧会にジャストヒットという点では、先述した青柳正規(そういえば現西洋美術館館長ですね)責任編集『NHK 大英博物館第3巻 ギリシャ・パルテノンの栄光』(日本放送出版協会、1990)を。 そして、今現在は品切れなのか、ミュージアムショップにはありませんでしたが、澤柳大五郎『ギリシアの美術』(岩波新書)を強くオススメします。 日本人の新書でありながら内容の濃い本で、モノクロとはいえ図版も豊富。多少関心があれば、書架に入れておいても絶対にソンはないと思います。先に不満を言った時代による様式の変遷を知るには格好の本。 最後に、少し高価なので図書館利用をオススメしますが『岩波 世界の美術 ギリシア美術』。PHAIDON社のART&IDEASシリーズの翻訳ですが、図版・解説ともにすばらしいシリーズです。 翻訳は24冊出ておりますが、原書は100冊近く。翻訳では『インド美術』は絶対のオススメ。 ふう、久々に日記とはいえない駄弁を並べ立ててしまいました。それではまた。 |
[110.132.136.94][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)] |
4682. 2011年07月14日 09時15分10秒 投稿:大熊宏俊 |
お久しぶりです。 また楽しませていただきますので、よろしくお願いします(^^) |
[180.5.129.181][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; .NET CLR 1.1.4322)] |
4681. 2011年07月14日 02時05分56秒 投稿:かわぐち |
え〜と、店主でございます。 もうどなたも見てはおられないとは思いますが、ちょっと顔を出してみました。 この間、いろいろ思うところはありました。 今回も一時の気まぐれに終わる公算も高いのですが、少しずつ日記のような形でアップしていけたらと思います。 実は、ここ数年、ミステリに限らず、小説自体ほとんど読めなくなっております。 いや、読書・購書とも気力減退はなはだしく、さして面白い話もできないのですが。 まずは、ここ数日の日記をアップして、久々のご挨拶に代えたいと思います。 7月10日 昨日は松涛美術館の「カレル・ゼマン展」へ。休日の渋谷へ行くには足が重たかったが、行ってよかった。 「悪魔の発明」の絵コンテ、人形に感動。図録2100円、絵葉書4枚400円購入。 さらにその後、駒場へ。河野書店が場所を替え、店も新しくなりやっていた。やはり駒場はいい本がある。 わざわざイギリスから買った『AUTOMATA』が1000円! 『日本の駅舎とクラシックホテル』1700円、『インド細密画への招待』400円、『透視術』400円を購入。 その前に渋谷ブックオフで『ジャングル黒べえ』650円も購入。 河野書店のあとは駒場公園で前田邸を鑑賞。和館・洋館。入場無料でこれだけのものが観られるとはありがたい。 読書は、北原白秋『フレップ・トリップ』(途中まで)。 7月11日 今日は仕事の帰りに九段会館の写真を撮りに。本当に壊されてしまうのだろうか。 炎天下、さらに歩いて靖国神社へ。遊就館は月曜も開館。しかし、4時10分到着……4時半閉館で、入場は4時までだった。 帰宅後は『月影兵庫』『ウルトラマン・ガイア』『スパイ大作戦』と観る。 『アイアンマン2』鑑賞。退屈ではないが、おもしろくない。1作目をほとんど覚えていないが、おもしろかった記憶はあったのだが。どこがよかったのか、見返したくなる。 読書は『幻想のオリエント』。 7月12日 シュテファン・コッペルカム『幻想のオリエント』読了。図版多数の本。西洋人がどのようにオリエンタリズムに熱中していったかを明かす。写真の美しい建築を実見したくなる。ただ本書中の美しい建築もいまでは残っていないものも多そうだ。 帰るとAmazonより本が届いていた。今年の3月より7月までバーゼルで開催されていたコンラート・ヴィッツ展の図録。やはり行くべきだったのか?注文してから到着までずいぶん時間がかかったため、既に終了してしまった。 7月13日 今日は帰りにカナダ大使館へ。カレル・ゼマンの娘ルドミラの展覧会が開かれているのだ。絵本の原画やアニメーションの撮影素材。絵本は岩波から翻訳も出ている。なぜカナダ?と思いはしたのだが、結婚して移住したそうだ。失念していたが、カナダはいまではアニメーションの大国だったんだなぁ。 その後、歩いて信濃町へ。聖徳記念絵画館の3D写真を撮りたかったのだ。が、さすがに日も暮れ、いい写真にはならなかった。ライトアップしたら、石の輝きも美しい建築なのに。内部も石の美しさが楽しめるのだが、展示品は同じだし、山下裕二氏でもない限り、そうそう金払って入る気はしないだろう。 読書は日曜に買った『日本の駅舎とクラシックホテル』を途中まで。 |
[110.132.136.94][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)] |
4676. 2008年04月08日 18時23分46秒 投稿:zaiko |
エロ広告書き込みも落ち着いてきた今日この頃、店主様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか? スカパー(日テレプラス)で「大都会パート2」が今月4月から放送されます。 ええ、誰かに教えたくて立ち寄りました。 では、また! |
[60.34.39.78][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727)] |
4667. 2007年11月21日 22時12分21秒 投稿:森下 |
ごぶさたしております。 じつはあまりのスパメールの多さに、52号室「屋根裏」の閉鎖を行なうことにしました。 (部屋はもうしばらく残します) Mixiで継続して「屋根裏の散歩会」は行なうので、よろしかったらのぞいて見てください。 またお会いできる日を心待ちにしています。 では。 |
[61.213.82.140][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)] |
4642. 2007年04月17日 21時46分53秒
投稿:SAMANA [http://www.asahi-net.or.jp/~yu4m-nkns/index] |
16号室SAMANAです〜。 いやもう本当に度重なる押しかけですいません(汗)。 決して地上げして一儲けしようと企んでる訳じゃなく、お礼に伺っ ただけですので、なにとぞ店のほうはずっと開けておいてくださいま し〜(ぺこぺこ)。 2年少し前になる4627の書き込みでも触れている、店主さんから譲っ ていただいた都筑道夫の『蜃気楼博士』。ようやっと読了いたしました。 いやもう本当に、表題作にはたまげました。ここまで完璧な本格ミス テリ指南短編作品は初めてです(笑)。速攻で自分の部屋で「お勧め」 とさせていただきましたとも。 この作品を読むことができたのも、ひとえに店主さんのご厚意のたま もの。深く深くお礼申し上げます。本当にありがとうございました(ぺ こり)。 チェスタトンの『詩人と狂人たち』。これもいいですよね〜。どうし てこんな捻り具合や捩れ加減を面白いと思ってしまうのか、ちょっと自 分の感覚に一抹の不安を覚えます(汗)。でも「それじゃあ面白くない と思えるような感覚を持ちたいか?」と問われれば、さにあらず。この ひん曲がった思考で世界が完結してしまってる魅力はやっぱり捨てがた いと思うことしきりであります。ただ、難解過ぎるとちょとついていけ ませんが…(苦笑)。 サマセット・モーム『魔術師』。 ………ちょっと考えておきます(汗)。 そいでは!! |
[122.249.17.82][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)] |
4641. 2007年04月10日 19時31分45秒 投稿:かわぐち |
店主でございます。 久々に開けてみたものの、またもや留守にしてしまい……。 SAMANAさま ご無沙汰いたしております。 もはや「黒猫荘の顔」といっても差し支えない貴殿、他部屋への気配りも忘れない姿勢につくづく感服しております。 ここで一発、手土産代わりに「オススメ」でも持ってお伺いしたいことなれど、 本当にミステリ読んでないですからねぇ。 ちくま文庫から発刊されたものの、現在「品切れ」のサマセット・モーム『魔術師』。 ミステリではないものの、これは面白い小説です。 古本屋で見かけた際にはゲットオススメします。 今回「世界幻想文学大系」は再読含めての全巻読了を目指しておりますが、 やはりチェスタトン『詩人と狂人たち』は良かったです。 なぜにチェスタトンはこうも私にとって好ましいのか、そんなことも考えておりました。 といっても「結論」出す前に他の本に移ってしまい、それっきりなんですけどね。 実はいろいろ(といっても例によって家庭内騒動なんですが)あって、ミステリの蔵書を大幅に削減することになってしまい、ポケミスは手元にはほぼなくなってしまいました。 この話をすると、長くなるわ、哀しくなるわですのでやめますが。 それはともかく、どうぞこれからもよろしくお引き回しのほど、 心よりお願い申し上げます。 月うさぎさま ご無沙汰いたしております(こればっかりですが)。 なんとか生存だけはいたしておりました。 オランダは……ひとえに疲れました(一応ご報告いたしますと、2月から3月にかけてオランダ・ベルギーに15泊17日の旅行に行ってまいりました)。 10都市を回り、30以上の美術館・博物館を見学することはできたのですが…… 店主も寄る歳波を考慮せずに計画を立ててしまったことに気づきました。 話もまたおいおいすることはあるかもしれませんが、本屋にはほとんどいっておらず、 したがって高木彬光等のオランダ語訳本も探してはおりません。 先にもモームの話で出ましたが、ちくま文庫、最新の目録をみたところ、 ある意味では当然かもしれませんが、「品切れ」が続出! ミステリファンが知っておかなくてはならないのは、なんといっても 日下氏編の「怪奇探偵小説傑作選」「怪奇探偵小説名作選」がすべて品切れという事実でしょう。 おおっ、水谷準も小酒井不木も渡辺啓介も、(当然)氷川朧も、いつでも買えるなんて思っていたら大間違い。 その他、日夏耿之介も『見世物研究』もなくなってしまった! これは、初版分を売り切ったということでもあるんでしょうが、やはりある種の「衝撃」でした。 あとは、店主が知らなかっただけかもしれませんが、ラピュータから『柳柊二怪奇画帖』なんてものが発行されていたとは。原画が現存するものから起こしたということで、収録点数はそれほど多くはありませんが、知る人には嬉しい一冊ですね。 次は、南村喬之のペン画集が出てくれれば。万一発行されたときには、店主にも耳打ちしていただければと願っております。 「世界幻想文学大系」は、現在『ワイルダーの手』下巻。 『アルクトゥルスの旅』――こういうファンタジーこそ、私は読みたいものです。 |
[210.194.144.37][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; Win 9x 4.90)] |
4640. 2007年04月03日 23時48分02秒 投稿:月うさぎ |
あ、店主さまだ。生きていたのね(^◇^) オランダはどうだったー? また、くすのきでお会いしましょう。 って、3月は私も行けなかったのよね。。。 |
[121.2.16.48][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; Media Center PC 5.0; .NET CLR 3.0.04506)] |
4639. 2007年03月25日 22時38分10秒
投稿:SAMANA [http://www.asahi-net.or.jp/~yu4m-nkns/index] |
黒猫荘の入居者リストを見てたら、このお店に久々に「営業中」の札が かけられてる雰囲気だったので恐る恐る覗いてみた16号室SAMANAです〜。 ……覗いてみてよかった♪ ごぶさたしてます〜。 冷やしアメ一つください ←今どき冷やしアメって(爆) >半厭世人のようなもの 私生活では私もほとんど同じようなものでした。一番会話してる 相手はたぶん奥さんかも。 #なぜこんなところでヨイショ的発言を貼っておくかな、私は(汗)。 >「世界探偵小説全集」 ちょっとリストを確認してみたところ、文庫化された1冊(?)を 除けば一冊も持ってないことが判明してしまいました(爆)。 いつか文庫の体裁でたくさん読むことが出来ればいいなぁ……。 >セルバンテス『ペルシーレスとシヒスムンダの苦悩』 >アルドロヴァンディの怪物画 >クロヴィス・トワイユ画集 >ウィーンやユトレヒトの解剖蝋模型 どんなものやらさっぱり判っておりませんが、探偵小説的いかがわ しさに充ち満ちてるような気がするのは私だけでしょうか(笑)。 そいでは!! |
[122.249.17.82][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)] |
4638. 2007年03月25日 20時23分04秒 投稿:かわぐち |
店主でございます……っていまさら使うのも恥ずかしくなるようなフレーズですね。 長らく、本当に長らく留守にしておりました。 この間、お会いした方々はいらっしゃるのですが、挨拶にも伺わず失礼の数々を重ねておりました。 私生活でもほとんど他人と会話することもなく、仕事だけはこなしているものの、半厭世人のようなもの。 ミステリ読書からもすっかり遠ざかっており、現在、関係図書で読んでいるのは国書刊行会の「世界探偵小説全集」のみ既刊分をこなしている程度です。 本年は(いまさらながらですが)「世界幻想文学大系」の読了に向けて、少しずつ。 現在、第1期を終え、第2期2冊目、セルバンテス『ペルシーレスとシヒスムンダの苦悩』に入っております。 美術・博物学等の面では、多少一部の好事家には喜んでいただけそうな本も入手しておりますので(アルドロヴァンディの怪物画とか、クロヴィス・トワイユ画集とか、ウィーンやユトレヒトの解剖蝋模型の本とか)、また気分が乗りました折には紹介させていただきたいと思います。 |
[210.194.144.37][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; Win 9x 4.90)] |
4637. 2006年12月21日 21時23分04秒 投稿:Zoh子 |
zaiko様のところでお世話になってますZoh子です。 店主様(川さん)とは幾度となくお酒の席をともにしました縁にて書き込みします。 ・・・ しばらくしてからにはMOさんの登場を期待するにあります。 |
[222.1.102.51][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.0.3705; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727)] |
4636. 2006年11月11日 12時32分19秒 投稿:zaiko |
一年以上レスをとめてしまったよ(笑) スレストッパー冥利に尽きるぜ ・゚・(つД`)・゚・ |
[220.108.46.227][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; .NET CLR 2.0.50727)] |
4634. 2005年08月05日 17時51分51秒 投稿:ZAI |
ZAIでございます。ふらっと立ち寄りましたので記念にカキコしていきます。 最近読破した本は、ジャンプコミックス「デス・ノート」(現在7巻まで発売) 大変面白いのでお勧めです。 最近フジ系列で放映しているドラマ「海猿」ですが原作漫画だったのですね。 ドラマのスケールが大きくて最初は映画並みの壮大さだなーと感心したのですが 今週分辺りは隊員が除隊するきっかけとなる海難シーンとかウマく削られていて 制作費がやはりテレビ枠なのだなと残念に思いました。 なにはともあれ、サンデーコミックス「海猿」全11巻。日曜日にでも書店に行って買って来ようと思います。 ではでは。 ちょwwwww俺漫画しか読んでねえwwww |
[220.220.145.227][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; Win 9x 4.90)] |
4633. 2005年07月31日 03時20分52秒
投稿:吉田正明@函館 [http://2.csx.jp/users/m_yoshix/] |
函館のブックオフ2軒で平凡社の東洋文庫を大量に見つけて買って来ました。 全部で160冊。130冊は100円、30冊は300円と格安!!! 下記のページに一覧の写真を載せてあります。 http://2.csx.jp/users/m_yoshix/ToyoBunko/50per.htm この東洋文庫の中で探求書があります。 1.アラビアン・ナイト 19,20(全20巻+別巻) 2.甲子夜話続篇 6(全8巻) 3.南方熊楠集 2(全2巻) 4.ラーマーヤナ 2(全2巻) 5.ルイス・フロイス 日本史 1(全5巻) 6.和漢三才図会 2〜18(全18巻) 1は刊行済みが別巻と18巻まで。 2は全20巻のうち、これだけ見つからず。 どなたか見かけましたら、ぜひお譲り下さい。@1500円程度で。 4と5は楽天フリマなどに在庫がありました。まだ注文していませんが。 |
[61.196.192.99][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0; .NET CLR 1.1.4322)] |
4632. 2005年06月27日 23時41分24秒 投稿:かわぐち |
砂時計さま あのう、クリックしたら、いきなり「発売延期のお知らせ」でした。 でも、これは……たぶん、私も誘惑に負けてしまいそう。 |
[210.194.144.170][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)] |
4631. 2005年06月26日 13時17分07秒 投稿:砂時計 |
11号室の砂時計です。 「食玩には手を出すな!」という家訓をこれまで守ってきたのですが、これには負けてしまいそうです……。店主さまも如何ですか? |
[61.195.154.102][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; .NET CLR 1.1.4322)] |
4630. 2005年06月18日 23時22分34秒
投稿:SAMANA [http://www.asahi-net.or.jp/~yu4m-nkns/index] |
16号室SAMANAです〜。 >山脈はまだまだそびえているようで ほとんどが文庫本なのでこぢんまりした山ばかりですけど(汗)。 >中薗英助『密航定期便』 昔のオールタイムベストでこの作者名&作品名を聞いていたので ただいま積読順番待ち。でも今から7,8年後の読書だとタイムリ ーにならないかも(汗)。 >『いとしこいし 漫才の世界』 本を持ってはいませんが、いとこい師匠の漫才は幼少期にテレビ でたびたび目にしていました。大阪の場合、喜劇・漫才はひんぱ んに放送されているので、かなりめぐまれた環境にあるのかもし れません。 #漫才以外は恐らくめぐまれていないんでしょうけど そいでは!! |
[203.181.58.194][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)] |
4629. 2005年05月28日 18時03分39秒 投稿:かわぐち |
店主でございます。なんとまだ生きていました……。 SAMANAさま 変わらぬ健筆ぶり、なによりです。 『蜃気楼博士』をお渡ししたのは大阪オフの際ですから、あれから2年以上。 で、まだまだ順序が来ないということは……山脈はまだまだそびえているようで。 月うさぎさま うう……もはや弁明のタネもございません。 実は別名で○○に日記を……とでもウソ書いてもしょうがないし。 一言でいってしまえば、ネタがないんです。 雲隠れ中、話題にしやすそうな本はなにも読んでおりません。 小説は講談社大衆文学館しか読んでいない状態。現在8割付近。 携帯メールで知ってる方には読後の興奮さめやらぬうちに言いましたが、 富田常雄『姿三四郎』、これがおもしろい! 黒澤の「続姿三四郎」で空手やボクシングと対戦するシーンが出てきますが、 安易な続編発想と思いきや、原作そのままとは。 強敵を思わせるシーンの期待感など、梶原一騎漫画を想起させました(梶原が影響受けていたのかな)。 文体がまたいいね。解説も理想的。 中薗英助『密航定期便』、高校時代読んだ際にはなんの感銘も受けなかった(わからなかった)この作品、いま読むととてもタイムリー。 戸川昌子はやはりすごい才能であると認識。 小説以外では 喜味こいし・戸田学編『いとしこいし 漫才の世界』(岩波書店) 説明不要――ですよね?――の漫才名人夢路いとし・喜味こいしのエッセイと論文、「名作選」(漫才台本)を収録した、貴重な本。 「名作選」は一読必笑の本当の名作揃い。三月にはDVD5枚組『夢路いとし・喜味こいし 漫才傑作選 ゆめ、よろこび しゃべくり歳時記』も発売されました(店頭で見たことないけど、本当に出ているの?) 正直言うと、漫才で一番好きなのはと訊かれたら、「ダイマル・ラケット」と答えてしまう店主ですが、やはりいとしこいしのコンビも国宝級の名人。 で、最近、店主が夢中になっているものは――カトゥーンと呼ばれる漫画映画。 これまでアニメといえば、アートアニメーション(ルネ・ラルー、カレル・ゼーマン、シュワンクマイエル、クエイ兄弟、ノルシュエイン等など)はそれなりに見てきたものの、まさかこの年になり、こうもはまれるものが残っていようとは。 ディズニー、バックス・バニー、ロードランナー、トムとジェリーなどの《映画》(テレビアニメとは異なるもの)の面白さ、素晴らしさに、いまさらながら開眼した思いです。 ミステリに例えるなら、ちらっと代表作、それも中学時代に『Yの悲劇』や『アクロイド』読んで、ピーター・ラヴゼイやピーター・ディキンスンがどうこう言っていたのが、突如クィーンやカー、クリスティのおもしろさに気づいたようなもの。 長編しか読んでいなかったところへ、「妖魔の森の家」「パリから来た紳士」や『クィーンの冒険』を読み出したところとでも言えば、どんな状態か想像つくのではないでしょうか。 「Disney Tresures」「Looney Tunes Goleden Collection」を輸入版で手に入れただけでは飽き足らず、先に話題を出した「Tex Avery 」、前回話題出してから半年、はやくも5枚組のほうは品切れ、オークションでプレミアついています。 どうしても観たくなり、フランスのeBayに参戦し、4枚組の方を落札。ああ、なんで仕事と違い、こうした方面には力が入ってしまうのだろう。 ここでクドクド、カトゥーンの歴史を知ったかぶりの知識で並べるのは、関心のある方も少ないでしょうから自粛しておきます。 (本当は熱中しているときですから、その話がしたくてウズウズしているんですけどね。先ほど申したミステリ熱にかかった時を想像してください) せめて、本の紹介くらいはさせていただけたらと……。 伴野孝治・望月信夫『世界アニメーション映画史』(PULP) まず間違いなく本邦で最高のリファレンス。その昔、図書館で借りたことはあるものの、なんとなく入手はできないものと思いこんでいましたら、なんとまだ在庫あり!(1986年出版) 6500円プラス税と、決して安い本ではありませんが、この分野に踏み込むうえでの地図。 Giannalberto Bendazzi- Catoons: One hundred years of cinema animation (Indiana U.P.,2003) 初版は1994年発行。前述の『世界…』で記述を欠くその以後の作家、ならびにラテンアメリカ、オーストラリア、アフリカ圏まで紹介。 これまた必読必携。 Jeff Lenburg- The Great Cartoon Directors (DaCapo Press, 1993) 代表的な監督8人の経歴とフィムモグラフィを紹介。 この分野初心者の店主にとっては、まったくありがたい本でした。 Joe Adamson- TEX AVERY: KING OF CATOON (DaCapo Press, 1975) 奇才・天才アヴェリーのインタビューと、全作品レビュー。 ディズニーがチャップリンとしたら、さしずめアヴェリーはマルクス兄弟。 上記2冊はアメリカAmazonでも品切れらしいが、新宿タワーレコードで発見。 これらの話、関心のない方からは「わけのわからぬ話」、マニアからは「なにを今更」と思われるんですよね。 わかってはいるんですけど、つい……。 そのほかDVDは買ってはいますが、最後に2点だけ。 Ray Harryhausen: The Early Years Collection マザーグース、フェアリーテールズなど初期短編、テストフィルム、ドキュメンタリーなど、貴重な映像満載。 惜しむらくはリージョン1(パッケージにはマルチリージョンと書いてあるのに……)。 なんと日本語字幕付き! 視聴環境のある方はぜひ。 Freaks (Warner) 有名(悪名?)な映画「怪物団」。 ドキュメンタリーも入って画質もよいアメリカ盤。こちらはリージョン1表記があるにもかかわらず、国産プレーヤーで再生可能なリージョンフリーでしたので、報告しておきます。 次回(あれば)は、もう少しは本の話も……。 |
[210.194.146.46][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)] |
4628. 2005年04月05日 01時01分20秒 投稿:月うさぎ |
すぴすぴっ。 店主さま、とっとと出て来られ。 開店休業状態じゃ、すごく淋しいんだけど(T_T) 道立図書館に行ってきたけど、大麻は真っ白な雪で綺麗でした…。。。この時期にね…(ーー;) |
[218.110.9.52][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; T312461)] |
4627. 2005年01月24日 23時40分31秒
投稿:SAMANA [http://www.asahi-net.or.jp/~yu4m-nkns/index] |
16号室SAMANAです〜。 え〜……。 特に「これについて書き込みたいっ!」ってことで入ったわけじゃなく、 お懐かしい店主さんの姿をお見かけしたので入ってみました。 ミルクセーキください(爆)。 この間、都筑道夫の『闇を食う男』を読みました。これがかなり面白くて、 「これはさっそく放出してもらった店主さんとこに報告に行こう」とした んですが、よく考えたら店主さんから頂戴したのは『蜃気楼博士』だった ことに気づき、寸前でふみとどまりました。 トンチンカンなこと言って、いつも以上に恥かくところでした。 危ない危ない(汗)。 ざっと積読本をみたところ、まだ『蜃気楼博士』の順番が回ってきそうに なく、非常に恐縮しておりますが、死なない限りは必ず読んでまたこちら にお邪魔しにきたいと思っていますので、出来ればその時までは店を閉め ずにおいていただければ有り難いなぁ……と、勝手に思っていたり(汗)。 ミルクセーキ、ごちそうさまでした〜。 そいでは!! |
[211.132.44.120][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)] |
4626. 2005年01月16日 23時43分50秒 投稿:かわぐち |
店主でございます。 うわぁ〜、久しぶりに書いてみると気恥ずかしくも……。 今年に入り、ネット上に書き込みするのは初めてです。 砂時計さま 長い間放置して申し訳ございません。 いまさらお詫びの言葉も見つかりませんが。 ほとんど廃屋と化しつつあるこの部屋ですが、他の部屋の賑わいを楽しみにしております。 >『みごろ!たべごろ!笑いごろ!!』ですが、ついにDVDが発売されましたね。 出ましたねえ。店主も関心はありつつも、なかなか買えないんですが。 あまりにも廉価版があれこれ出たり、中古は安くならないしで、DVD買うのはなにかきっかけがないと難しくなりました。 まあ、その最大のきっかけは「特価」なんですけどね。 「ひょっこりひょうたん島」海賊の巻、定価28000円が10000円以下なんで買ったりはしています。 個人的には、やはりコント55号を出してもらいたい。 >第一作『ゴジラ』、……「ああっ、これ、大スクリーンで見たい!」。 いい映画は、やはりスクリーンで見たいというお気持ち、同感です。 そのあたり、東京と地方では、どうしてもチャンスの差があります。 しかし、ひとむかしであれば、地方(店主も愛知の田舎出身者なのでわかります)では観られる映画も限られていたのですが、近年の衛星放送、CS等の普及により、格差はかなりなくなってきたように思います。 名画座通いに明け暮れていた店主なんぞより、いまの地方の学生のほうが、ことソフトに関しては恵まれているような気さえしております。 >平成ガメラシリーズも観るべきでしょうか で、力説したいのがここ。ぜ〜ったいに観るべきです!! 観終わった瞬間、貴殿はこれまで観ていなかった人生が重大な損失をしていたことに気づかされるでしょう。 >『江戸川乱歩シリーズ 明智小五郎』の「白昼夢 殺人金魚」を視聴する機会 おおっ、それは慶賀慶賀。実は貴殿に観ていただきたくて…(音声中断)…しようと画策してはいたのですが……が故障して。 現在、手元にビデオはあるものの、見ること適わず状態。 「蜘蛛男」も伊丹十三、「黒蜥蜴」の野川由美子、そして「黄金仮面」の団次郎など…魅力的な配役で、なんで東映はソフト化しないのか不思議なくらい。 >安藤健二『封印作品の謎』(太田出版)はお読みになりました? もっちろん、未読です。最近、本の話ができるようなことは滅多にない状態です……。 さて、読書のほうは、すっかり世間の波とはずれております。 かろうじて今年に入ってから、 ベスター『願い星、叶い星』(河出書房新社) グラディス・ミッチェル『月が昇るとき』(晶文社) を読んだ程度。 この1週間は『日影丈吉全集』第8巻のみ。 ご存知の方にはわかるでしょうが、なにせ重いわ厚いわ。 そのうえ、内容は……正直、相当読むのが苦痛でした。 第6巻が宝石箱のような作品集だとしたら、この巻は光る石を求めて河原を練り歩く感が。 思えば第6巻も牧神社の刊行当時は「未刊作品集成」だったんですが、そこからこぼれた作品ですから……。 ストーリーも文体も、「これが日影丈吉?」と思わせるような作品が延々とつづくのです。 昭和50年代に入り、「吸血鬼」以降は安心して読める作品に。 「人形つかい」「粉屋の猫」「東官鶏」「山姫」なんかは流石の感あり。「大きな鳥のいる汽車」「ある生長」はまた意外な面を覗かせ、これこそが未収録作品集を読む楽しみといえるものでしょう。 この作品集の意義は、解説で横山茂雄氏が述べているので、いまさら店主ごときが言うことはありませんが、傑作群の一方でこのような作品も多く書かれていたこと、すなわちあの文体、ストーリーは決して才能でポンポン湧いてくるわけではなく、いかに心血を注いだものであったことかが覗えるのではないでしょうか。 「作家はその代表作だけで語ってはいけない。むしろ失敗作にこそその資質が現れてくるものだ」のようなことを三島由紀夫が「谷崎潤一郎論」(『作家論』収録)で述べていたように記憶していますが、日影丈吉という作家の全貌を捕らえる上では、本書は貴重なものであることは確かです。 ただし、(万に一人もいるとは思えませんが)本書から日影作品に触れるようなことにでもなれば、それはそれは不幸なこと。 「希少性」なんて言葉に惑わされることなく、やはり「名作・傑作」の類こそ、まずは読んでいただきたいものだと、改めて思うのでした。 なお本書全作品が「未刊」というわけではなく、一部の作品は、教養文庫版やちくま文庫版に収録されております(当然それらの作品はレベルが高いもの)。 その他では、前回ちらっと書きましたが、「講談社大衆文学館」全巻読破を志しております。 これまでに読んだ作品も多少はありますが、今回、「5年以内に再読した作品以外はすべて読む」ということにしました。 他人から見たら馬鹿馬鹿しい読み方だとは重々承知しておりますが、これによりこれまで未読だった作品(『砂絵呪縛』『新撰組』等)、昔読んだきりで今読むと見方も変わるのではないかと思われる作品(『髑髏検校』『大いなる幻影』、国枝史郎作品等)に触れるにはよい機会だと思っております。 現在30冊強。再読では、山田風太郎『妖説太閤記』はやはりとんでもない傑作だと再認。こういう機会でもなければ読みことはまずなかったであろう、川口松太郎『しぐれ茶屋おりく』、直木三十五『南国太平記』あたりはよかった。これまでに薦められていた、山手樹一郎『夢介千両みやげ』、白井喬二『新撰組』は、どちらもとんでもなくおもしろく、夢中になって読みふけるほど。これぞ小説の面白さじゃないかと思わせるほどでした。 というわけで、いまさらなんですが、本年もよろしくお願いいたします。 |
[210.194.15.18][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)] |
4625. 2004年12月25日 17時50分13秒 投稿:砂時計 |
11号室の砂時計です。 大変遅くなってしまいましたが、入居の挨拶に参りました。 自分が黒猫荘に入居するきっかけも、大元を辿ればこのお部屋があったから。なのに半年も挨拶に伺わないでいてすみません。 だいぶ前に話題を出した『みごろ!たべごろ!笑いごろ!!』ですが、ついにDVDが発売されましたね。自分はちょっと購入に踏みきれないでいるところなんですが、何はともあれ伊東四朗・小松政夫コンビのTVでのコントがこうしてソフト化され、形として残るのはめでたい限り。 DVDといえば、購入はしたものの未開封のDVDがたくさんある中、今年、自分でも呆れるくらいに繰り返し観ていたのがドラマ『ミニモニ。でブレーメンの音楽隊』のDVDでした。 「自分はダメな落ちこぼれだという強い思いこみを抱えた人間が、ある出会いをきっかけに変わってゆく」という、自分のツボど真ん中の物語が、これでもかというくらい凝った作りで展開され、しかも、張り巡らされた伏線がもたらす意外性が感動を増幅するような仕掛けまで用意されていて、もう自分にとってはたまらない作品でした。 第一作『ゴジラ』、ちょっと前にBSで放映されたときに初めて観ました。 感想を一言でいうと、「ああっ、これ、大スクリーンで見たい!」。 街を破壊するシーンも良かったですが、それよりも最初に頭をのぞかせるシーンにゾクッときましたね。 『ゴジラ』といえば、ドラマ『ミニモニ。でブレーメンの音楽隊』には宝田明氏が「謎の紳士」として登場し、全編のナレーションもつとめてまして、さすがの存在感でドラマ全体の魅力を引き上げています。 金子修介監督版のゴジラは劇場公開時に観ました。人間側のドラマ部分は個人的にはちょっと……という感じだったんですが、それ以外は満足(平成ガメラシリーズも観るべきでしょうか)。 ちなみにこのとき、同時上映の「とっとこハム太郎」も見るハメに。コレには声優としてミニモニ。がゲスト出演していたんですが、ミニモニ。といえばドラマ『ミニモニでブレ……あ、もういいですか……ショボーン(<『ミニモニでブレーメンの音楽隊』第9回の宝田氏のナレーションふうに<だからもういいって)。 ところで最近、東京12チャンネルの『江戸川乱歩シリーズ 明智小五郎』の「白昼夢 殺人金魚」を視聴する機会がありました。滝俊介演じる明智のいかがわしい感じ、殺人鬼役の斉藤晴彦をはじめ佐々木功、安藤三男といったゲスト陣の怪演、ラスト近くの「金魚」のシーンのとんでもなさ、原作短編を思いがけない形で埋めこんだラストシーン……いやあ、何もかもがいい意味で狂っている作品でした。乱歩作品を映像化するならこうでなくては。 ここまで本の話を何一つしていないことに気づいた……あ、そうそう、安藤健二『封印作品の謎』(太田出版)はお読みになりました? とりとめのない書きこみになってしまいましたが、何はともあれ今後ともよろしくお願いします。 |
[61.195.154.102][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; .NET CLR 1.1.4322)] |
4623. 2004年10月11日 22時09分16秒 投稿:かわぐち |
店主でございます。 Richardさま レスが遅れて申し訳ございません。 恥ずかしながら、阿川弘之氏の『山本五十六』も読んでおりませんので、 「カーンのトリック」云々がどういうことなのか、わかりませんでした。 なにせ読んだのははるか昔(4431はサイモン・シン『暗号解読』感想のおり、ついでに名前が出た)ですので。 で、HP拝見させていただきました。なるほど、「日本海軍の暗号が実は解読されていた(カーンの本では当時の日本海軍の暗号は解読不能であったとされている)」ということなんですね。 私はコアな暗号ファンでもありませんし、戦記モノはまったくといってよいほど読んでいないので、こうした事情はぜんぜん知らず、ただ鵜呑みにしておりました。 ご教授感謝いたします。 せっかく書きこんでいただいたのに、物足りなくて申し訳ございません。 kanauさま 挨拶回りお疲れ様でした。 最近はネットに書きこむことも少なくなってしまい、礼を失した形になり面目の次第もございません。 当店開店当時は30号室まで(一番下の部屋に入居)でしたのに、それがもう80室……。 私のように長くやっているだけで、形骸化している人間が言うのもなんですが、どうぞ楽しい部屋作りにしてくださいませ。 前回から1ヶ月半……。 その間は仕事が忙しく、なにをしたのかまるで憶えていない状態。 早川書房「異色作家短編集」、残り3冊は読了いたしました。 結局M氏に拝借。感謝。 やっぱりスタージョン『一角獣多角獣』は絶版のままは惜しい。 この叢書、個人的な好みが大きいのでしょうが、私的ベスト5はサーバー、ブラウン、スタージョン、シェイクリイ、エリンかな。 『決定版 三島由紀夫全集』は第42巻「対談2」までたどり着きました。 43巻はCD7枚の「音声」! この後は書誌や年譜となりますので、実質的にこの全集は「読了」した気になっています。 やっと出たフレイザー『金枝篇』完全版。第1巻をどうにか読む(お、重い…)。 訳文は読みやすく、この手の本で省略されがちな注もばっちり。付論もありで、これから完結に向かって順調な発刊が望まれます。 時代劇専門チャンネルで、丸山明弘主演「雪之丞変化」を観たので、ながらく積読であった原作を読みました。 どうしてもテレビ版との比較になってしまうので、感想は省略。 で、はさみ込まれていた、今は亡き講談社大衆文学館のチラシ。 全100冊という、実にキリのよい数字。数えてみると、読んでいるのは3割と少し。 うう…シリーズ、全集好きの血が騒ぐ……。 そのほか、まだ記憶にある本は、 山口瞳・開高健『やってくんなはれ みとくんなはれ』(新潮文庫)――1年前に文庫化されていながら知らなかった。元本はサントリーの社史として出版され、ながらく入手困難であったもの。昔、目録に出ていたけどはずれた過去あり。 唐沢俊一編『怪奇トリビア』(竹書房文庫)――カストリ雑誌から再録小説8篇を含む。正直申し上げて、決して「傑作・佳作」の類ではありません。まあ、「ヘンなもの」が好きな人には……。 |
[210.194.145.31][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)] |
4622. 2004年10月07日 01時15分20秒 投稿:kanau |
はじめまして。78号室に入居しましたkanauです。順番に挨拶回りをさせていただいてます。 お薦めなどがありましたら是非教えて下さい。 よろしければ78号室にも遊びに来て下さい。 これからよろしくお願いします。 |
[211.19.160.3][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)] |
← 126〜150件(保存数250件) → |