黒猫荘
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カフェ「白梅軒」
PLMS : mys030  
オーナー:川口且真 
(OPEN:1999年7月19日)

「白梅軒」へようこそ。
ジャンル不問で、皆様の本の話題をお待ち申し上げております(横レス歓迎!)。
「集めても読んでも本はおもしろい」(by 店主)
「紙の悪魔を集めて笑え。お前が買わねば誰が買う?」(by よしだまさしさま)
「多読を誇らず、少読を恥じず」(by 内藤陳氏)


伝えられるお客様の数人。(since 1999/09/13)

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4621. 2004年09月11日 16時51分30秒  投稿:Richard 
 [http://www2u.biglobe.ne.jp/~taro/]
デーヴィッド・カーン「暗號戰争」の正体に就いて。

随分と古い話ですが、検索で 2002/11/09 #4431 にヒットしました。
実は私も阿川弘之さん同様 当初 すっかり騙されてカーンのトリックに引っかかってしまったのですが、正体がばれてしまうと 全く怪しからん奴だと 怒りがムラムラと湧いて来ました。

私は帝國海軍ファンで ミステリー・ファンではありませんが、日本中をペテンにかけたカーンこそ まさにミステリー屋の大家と謂う事でしょう。

URLで拙稿「元軍令部通信課長の回想を読んで」 と 「機密NTF第一三一七五五番電傍受解読の真実」を是非ご一読下さい。


[203.136.133.246][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; .NET CLR 1.1.4322)]

4620. 2004年08月29日 20時25分19秒  投稿:SPOOKY 
店主さま
わたしが持っているのは Jerry Beck & Will Friedwald 著 "Looney Tunes And Merry Melodies: A Complete Illustrated Guide To The Warner Bros. Cartoons" (Henry & Holt, 1989) というやつですが、たぶん、内容はほとんど一緒でしょう。
年代別のリファレンス本で、各作品ごとに基本データとあらすじ、そしてごくたまにモノクロの画像がついています。インデックスはタイトルとキャラクター別。
愛想のない本ですが、調べものにはじゅうぶん役立つと思いますよ。
[210.135.197.183][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.23; Mac_PowerPC)]

4619. 2004年08月29日 17時52分32秒  投稿:かわぐち 
店主でございます。

SPOOKYさま
>他社から〜
もちろん、そういうことでしょう。
ただ、ワーナーではチラシも印刷済み(店頭に貼ってありました)で、それでいながら急遽発売中止になったのは、「遠慮」なのかなあ?という意味で《》つきで「どういうわけか」としてみたのですが……。
(既発売メーカーと比較すると、画質・特典の点からいっても……)

「トムとジェリー」の説明ありがとうございます。
なるほど〜、これは食指をそそられます。
そして「GOLDEN COLLECTION2」!
わあ、これは絶対に買います。
ものはついでとお尋ねしますが、Jerry Beck−Looney Tunes: The Ultimate Visual Guideはお持ちですか?
いま買おうかどうしようか、悩んでいるので、貴殿のオススメがあれば探してみようかと(現在品切れみたい)。
[210.194.144.130][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)]

4618. 2004年08月29日 17時21分22秒  投稿:SPOOKY 
店主さま
「海外特派員」と「スミス夫妻」は他社からすでに出ているから、ということのようですね。
トムとジェリーのは "Spotlight Collection" と題する2枚組で、今までのいい加減なコレクションとは異なり、ちゃんと第1作から年代を追って収録した作品集(もちろん映像もリマスター)。
あとロードランナーものについては、11月に出る "Golden Collection" の第2集にまとめて収録されます。
それにしてもフランス人はTex Averyが好きですね。うちにはフランス語の本はほとんどないんですが、その数少ないうちの1冊が、Tex Averyの本。同じシリーズから出たTom & Jerry本はその後英訳が出ましたが、こっちは出ませんでした。DVDではそうならないことを祈っています。
[210.135.197.236][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.23; Mac_PowerPC)]

4617. 2004年08月29日 11時46分11秒  投稿:かわぐち 
店主でございます。

SPOOKYさま
「MONSTER LEGACY CLLECTION」はどうせなら、またフィギュア付きのが欲しいですよね。
第一、3本とも買うのなら、BOXの方が安いときてますし。
私もネットであれこれ検索してみたのですが、残念ながらフィギュア付きBOXの情報は見つかっておりません。
やはり知名度において、前3者(ドラキュラ、フランケンシュタイン、狼男)には適わないということでしょうか。

店主の購入したトレジャーズ、基本的に缶付きのを狙っておりましたが、「ダービー・クロケット」のみ缶なしになってしまいました。
確かに付いているともいないとも書いていないのですが、データ部分にはちゃんと「TIN CAN」と明記しているんだから、付いていると思うのが普通だろ。
海外へ返品するのもメンドウなので、それっきりにしておりますが……。
基本的に30ドル台(36ドル)をひとつの目安にして入札。当初は30ドルまで、としていたのですが、さすがに甘かったようで連戦連敗。
ただ、おそらく一番入手困難(「ミッキー1」を除く。これだけ国内版入手済みであったので)なグーフィーだけは54ドル出してしまいました。
こうして揃うと、「ミッキー1」も缶入りが欲しくなってくるなあ。でも、そのために60ドル以上もするものは……。

缶入りでない、第2期までの7本はセットにしたボックスがアメリカのディズニー・ストアで約200ドル。
当初はこれを注文したのですが、「日本には発送できません」と、キャンセルメールがきちゃった。

「ヒッチコック」は、ワーナーから出るセットのことですよね。
日本でも発売されることになっているのですが、当初アメリカ版と同様のラインナップでしたのに、《どういうわけか》「海外特派員」「スミス夫妻」が発売中止。

マルクス兄弟は、ついにパラマウント5作がBOX化。先のユニヴァーサル版が、ひどい字幕で(画質も決して良くはない)トホホな商品でしたが、日本のユーザーはそれで我慢するしかないのかしら。

「Tom&Jerry」は、ワーナーから1500円で10本も出ているけど、内容違うのでしょうか?
先に「LOONEY TUNES GOLDEN COLLECTION」4枚組を購入しましたが、あとで調べたら、日本版がそのうち3枚も出ていたのですね(なぜか1枚のみ未リリース)。
「ロードランナー」のコレクションが欲しいけど、出てませんか?
そういえば、Tex Avery Cllection、アメリカでもDVD未発売なのに、フランスで5枚組みで出ているんですね!
うわぁ〜、PALにまで手を出す時がきているのか?

店主のほうは、早く注文しないとと考えていつつも、アボット&コステロ・コレクション、ぐずぐずしております。
これの第3集は、ユニヴァーサル・モンスター登場の作品が含まれるだけに、なんとしても入手したいところ。
でもさすがにこのところ固まりで届く郵便物で、家人の目が……。

いま気になっているのは、Allegro Non Troppo (1977)と、The Triplets of Belleville (2003) です。

(ああ、本の話ではなく、映像(特に古い作品のDVD)の話だと、とってもラク……)
[210.194.144.130][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)]

4616. 2004年08月29日 02時16分55秒  投稿:SPOOKY 
店主さま
「MONSTER LEGACY COLECTION」は今度もセット売りがあるんでしょうかね?(前回の時は、郵便屋さんがサンタクロースみたいな袋を背負ってきてたまげました。妻が不在で助かりましたが……)。
ところでひとつお訊きしたいのですが、ebayで落としたディズニー・トレジャーズは缶付きでしたか?(わたしも店主さまのお奨めに従って、ミッキーのカラー版を落としたのですが、缶に入ってなかったもので)。
それにしてもこの先も「スターウォーズ」、ヒッチコック、マルクス兄弟、トムとジェリーetc.と即ゲットものが目白押しで、ほんと困ってしまいます。
最近輸入DVDでおもしろかったのは、「The 5,000 Fingers Of Dr. T」という子供映画。「Hollywood Horror: From Gothic To Cosmic」という本に載っていたスチールを見て一発で気に入り、注文してみたのですが、ギトギトの色彩と美術がなんともわたし好みでした。
[210.135.195.45][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.23; Mac_PowerPC)]

4615. 2004年08月29日 00時38分49秒  投稿:かわぐち 
読書は、まあそこそこ。
ただし、ミステリ関係はカー『殺人者と恐喝者』とクリスピン『大聖堂は大騒ぎ』、A.H.Z.カー『誰でもない男の裁判』を読んだくらい。
ミステリに無縁ではない本ということで、国書刊行会の「魔法の本棚』全6冊を読了。
ウェイクフィールド、エイクマンは再読。一番のオススメはミドルマンだけど、個人的にはヨナス・リーの本に驚愕。
ほとんど中世の説話・民話のような世界に、目からウロコ。

余波をかって(いまさらですが)、早川書房「異色作家短編集」全18巻に取り組み出しました。
現在15冊読了。残りは、スタージョン、デュ・モーリア、そして『壜詰めの女房』。
想像つくでしょうが、これらの本は、なによりも入手ができない。
で、読んでみて(半分くらいは再読ですが、それでも読んだのは20年も前)、このシリーズ、確かに面白いのですが、正直申し上げて「粒ぞろい」とも思えなかった。
というのも、ほとんどの本がその作家の一短編集であって、精選された作品集ではないからだと思います。
そのせいか、一番良かったと思ったのはサーバー『虹をつかむ男』。これはベスト集の翻訳らしい。
もちろん、自分の趣味が20年前とは変わったことにも要因があるのでしょうが。昔なら、もっと怪奇・幻想味の強い作品を好んだはず。
それでも、シェイクリイ、マシスン、ブラウン、エリンなどは、今読んでも充分面白いと思います。
このシリーズ、集めているという話はよく聞きますが、全巻読んでいるという人の話はまだ聞いたことが(店主の狭い交際範囲の中では)聞いたことありません。
好みは千差万別でしょうが、ひととおりは読んでみて、自分の趣味の作家を見つけ出すのも一興かと存じます。

久々に古書市に注文ハガキ出しました。
といってもミステリじゃないのですが。
買ったのは、高峰博『夢学』。大正6年に出版された本ですが、書名のとおり、夢に関する大論考約800頁。
身体状態と夢の関係、精神医学的考察、さらには夢を扱った文学、神話…等など。
いまから10年ほど前、神奈川県の古本屋で1万円の値で売られていたのですが、気にはなりつつも購入は見送った本。
その後、種村季弘氏の本などで、相当な奇書と知り、探していたのでした。

オフ会でも申しましたが、最近はすっかり「映像の人」。
先に紹介(というより一人で騒いでいただけ?)のユニヴァーサル「MONSTER LEGACY COLECTION」にミイラ、半魚人、透明人間が加わることに!(もちろんアメリカ版)
これは10月までは死ねないぞ。
12月には「ディズニー・トレジャーズ」に「プルート」「ミッキーB&W2」「ミッキーマウスクラブ」がラインナップ。
今年に入ってからの、遅れてのトレジャーズに魅了された一人としては、すでに売り切れの作品も欲しい!
ということで、e-Bayに参加しました。7月は本当にこればっか。
その甲斐あって、「ミッキーB&W1」「グーフィー」「シリー・シンフォニー」等、欲しいあたりはほとんど購入。
その他、「Die Monster Die!」(ラヴクラフト『異次元の色彩』の映画化)、「The Tingler」(ウィリアム・キャッスルのギミックホラー)などを購入。

まずいなと思ったのは、Treeline Filmsというところから出た、「50 Movie Pack」を買ったこと。
このシリーズ、50本の映画を12枚のDVDに収録して、値段は30ドル台。つまり1本1ドル以下!
でも画質は悪いし、当然CC(クローズド・キャプション)もついていないため、英語ヒアリングができない身には相当ツライ。
収録作は……まあ、なんといいましょうか、B級〜Z級です。春陽文庫の「怪奇・伝奇時代小説傑作選」にテイストとしては似てるかも。
「ホラー」「SF」「ミステリー」の3セットを購入。
でも映像的には安価で、アメリカのテレビでも観るようなものと思えば楽しめます。
ミステリーでいえば、ディック・トレーシーのような連続活劇、ウォントナー版とラスボーン版ホームズ、等など、映像資料として目にしておきたい作品が結構あります。
収録作はこちら

[210.194.144.130][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)]

4614. 2004年08月29日 00時37分40秒  投稿:かわぐち 
店主でございます。
先週の黒猫荘オフに参加してきました。しかし、店主のみ一次会で帰宅。
まあ、いろいろと事情がありまして……。
なによりもこうした場では人見知りが激しくて、ほとんど会話できない自分のふがいなさに自己嫌悪。
そんな中で話し掛けていただいた方々、ありがとうございました。

のりりんさま
ぐずぐずしていて、「怪人20面相」の件、なんにもお役に立てずに申し訳ございませんでした。
「ファミリー劇場」で現在「2」を放送しているのですが、なかなか見る気になれずに。
(今月に入って始まった「江戸を斬るIV」は欠かさず観ていますけど)

そうこうしているうちに、よつやさまが回答していただき、助かりました。

よつやさま
怠惰な店主になりかわり、情報提供ありがとうございます。持つべきものは、やはり同宿の友?

それにしても、精力的な本の買い方。いろんな意味で羨ましいです。
最近は月に10冊以上も買うと、「買いすぎ!」と思えるようになってしまった店主でした。

松本さま
先日のオフでも申しましたが、その話、確かに店主も読んだ記憶があります!
昔の漫画を読んだのは、ほとんどが目医者、歯医者の待合室の記憶と一体化しているので、おそらくそこにあった雑誌ではないかと。
でも、そうすると、店主は生まれたばかりの年代のはずなんですよね。

あまのさま
幹事、お疲れ様でした。
いろいろ気遣って話し掛けていただき、感謝しております。
最近はイマイチ躁状態になれず、口重くて申し訳ございません。
次の機会にはもっとお話を(二人の逢瀬ならなお歓迎!)。
[210.194.144.130][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)]

4613. 2004年08月23日 21時43分14秒  投稿:あまのはじめ 
 [http://www4.airnet.ne.jp/szur/]
 川口さんこんばんは。
 47号室の天野です。

 オフ会おつかれさまでした〜。久々にお会いできてうれしかったです。
 また余裕ができましたら色々本のお話を聞かせてくださいまし。

 河出の奇想コレクションは少しずつ読んでいきたいと思ってます。
 それではまた〜。
[61.197.68.186][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)]

4612. 2004年08月05日 19時28分01秒  投稿:松本 
河出から出ている「石原豪人」がけっこう面白いです。
世代的に、少年漫画誌のイラストなんかではよく目にしていたイラストですが、
いま見るとエロいですねえ。
それにつけても、びっくりしたのが、「きょうふの双頭人間」という絵物語(?)の挿絵。
「あれ、これ見たことある?」。さらに“いじめっこに棒で殴られた傷口から、もうひとつ
頭が生えてくる”(そんなアホな)というストーリーも、読んだ記憶があるんです。
掲載誌の「ぼくら」は確かに愛読していた雑誌ですが、掲載号の時点ではまだ幼稚園に
あがる前。まだ文字はちゃんと読めてなかったと思うのですが…。
ちなみに物語の作者は真樹日佐夫。

弥生美術館の展覧会も行きたいなあ。あと、東京現代美術館の「日本漫画映画の全貌」も。

ところで、「ふみの日」の記念切手の絵柄は「正チヤンの冒険」です。今日、郵便局で
気がついて、あわてて(別にあわてなくてもいいのだが)買いました。
わりといい感じです

http://www.post.japanpost.jp/kitte_hagaki/stamp/tokusyu/2004/h160723_t.html

[210.130.255.3][Mozilla/4.7 [ja] (WinNT; I)]

4611. 2004年07月09日 10時01分08秒  投稿:よつや 
 [http://www005.upp.so-net.ne.jp/a_matsu/tantei.HTM]
連続投稿失礼いたします。

おそらくこれだろうと思って下記のように書き込みましたが、
後でよくのりりんさんの質問を見てみると、
>「BD見つめあったら〜 BDゴーサイン〜 ♪」という主題歌
とあります。
団次郎版だと、「BD」ではなく「BD7」となるはずなので、どうも違う。

うーんうーん、と少ない脳みそを搾ってみましたら、
私の好きな「怪人二十面相と少年探偵団」のオープニングの歌詞が
そんなのだったような気がしてきました。
(すいません、老人ボケが始まって来たのかもしれません)

こちらのデータはほとんどなく、ビデオなども発売されておりません。
「怪人二十面相と少年探偵団」のキャストが
立川光貴(立川三貴)[怪人二十面相]、堀光昭[明智小五郎]、古川聡[小林少年]
「怪人二十面相と少年探偵団II」のキャストが
山本昌平[怪人二十面相]、加納竜[明智小五郎]、古川聡[小林少年]
となり、1983年秋からつづけて半年ずつ放映されています。

主題歌はキャメロットというアイドル(?)によるもので、
EP WTP-17553「ベラボレおまえにKNOCK OUT/少年探偵団」
というシングルになっているとか。

やはり赤蟲くんが当時全話録画していたので、
(彼はビデオを上から絶対に消したりしないので、今でも持っているはず)
彼に聞けばもう少し詳細なデータを聞くことができるとは思うのですが・・・。

ただ、このドラマは「妖星人R」(カニ爺さんが出た時は拍手喝采)や
「魔法人形」といった原作を使った話もあり、
最終回では大ドンデン返しをおこなったり
(しかも、真ん中の話でそのための伏線をはってフェアに徹しています)
しかもそのために第一話からレッド・ヘリングのようなものを用いたりと、
脚本家がミステリのツボを押さえた作りをしていました。

阪急資本のドラマのため、明智事務所が西宮にあったり、
阪急電車の沿線にしか二十面相が出没しなかったり、
とてもローカルな作りになっていますが、
少年推理ドラマとしては傑作だと思っています。

残念ながら、「II」になって地味な推理ドラマから、
派手なアクションをともなって二十面相が人間とは思えない活躍をしてしまい、
がっかりしたのですが。

うーむ、これで解答としてはあっているのでしょうか。
年を取ってしまい、どうも答えに自信がなくなってきました。
「白梅軒」の皆様、もし間違っていたら訂正をお願いいたします。

のりりんさん、いい加減な書き込みで失礼いたしました。
[219.116.131.135][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.17; Mac_PowerPC)]

4610. 2004年07月09日 08時50分44秒  投稿:よつや 
 [http://www005.upp.so-net.ne.jp/a_matsu/tantei.HTM]
のりりんさん

36号室よつやです。
乱歩の話題ということで、お邪魔いたしました。

お尋ねのテレビドラマは日本テレビ系で放映された「少年探偵団」ではないかと。
各話のデータを載せたページを検索できましたので、
上のリンク先をご覧ください。

10年以上前に一度ビデオになりましたが、現在は廃盤になっているようです。
私も当時に見ていたので、36号室によく来る赤蟲がレンタル屋から借りたものを、
又貸しさせてもらいました。
古い子供向けのビデオを揃えている店だと、
まだ貸し出ししているところもあるかもしれません。

主題歌はアニメソングの帝王、水木一郎氏による
実にノリのいいものでした。以下、オープニングソングのデータです。
「行くぞ!BD7」作詞:上原正三、作曲:菊池俊輔、編曲:菊池俊輔、歌:水木一郎、コロムビアゆりかご会、BD7

ただ、このドラマはイメージとしては少年推理ジュヴナイルというより、
特撮ヒーローものの延長に作られたようなシリーズなので、
個人的には阪急沿線でしか出没しない関西ローカルで制作された、
「怪人二十面相と少年探偵団」の方が好みでした。
(「怪人二十面相と少年探偵団II」はダメですが)
乱歩の雰囲気を出そうとして成功おり、
ローカル制作というハンデがありながら、充分推理ドラマとして堪能できました。

店主、川口さん、でしゃばってすいません。
乱歩大好きなもので、ついつい・・・。
[219.116.131.135][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.17; Mac_PowerPC)]

4609. 2004年07月09日 01時54分22秒  投稿:のりりん 
 PC無事ですかあ〜〜〜!?24号室・のりりんです。
 どうしても気になることがあって、聞くならこの部屋かな?と思ってお尋ねします。

 乱歩オフで思い出したのですが、「ぼ、ぼ、僕らは少年探偵団♪」ではなくて、「BDボーイ ○○(歌詞忘れました)〜 BD見つめあったら〜 BDゴーサイン〜 ♪」という主題歌の少年探偵団ものの子供向けドラマを見たような覚えがあります。検索しても該当するようなものが引っかからないので、ホントにあったのかどうか疑問に思ってます。もし存在するならもう一回見てみたいし、主題歌もサビだけじゃなくて全部聞いてみたいです。

 尚、書き込み時間がこんなに遅いのは、気になって眠れないというわけではないです(苦笑)。
[218.110.145.119][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)]

4608. 2004年06月19日 15時18分32秒  投稿:かわぐち 
店主でございます。
PCも5年半使用していると、不具合が多発。
さすがに寿命かも。いつ出られなくなるかわかりませんので、使えるうちに。

相変わらず、エンターテインメント読書に専念。
スタージョン『きみの血を』(HPB)
バークリー『絹靴下殺人事件』(晶文社)
アレックス・アトキンスン『チャーリー誕生』(創元推理文庫)
リチャード・ミドルトン『幽霊船』(国書刊行会)
A・E・コッパード『郵便局と蛇』(国書刊行会)

後者2冊は「エンターテインメント」と呼ぶには語弊あるかも。

購入本は基本的に逐一書くことはしませんが、学研M文庫から刊行された『ゴシック名訳集成 西洋伝奇物語』は、少し声をあげてでも「買っておけ!」といいたくなるような良い本だと思います。
都築響一『世界珍紀行 ヨーロッパ編』(筑摩書房)は、5800円という値段のため、おいそれとどなたでも買うわけにはいかないでしょうが、個人的には刺激満点。
もう何年も海外へ(国内もですが)行ったことなく、それでいて、この手のモノをわかった気になっていたような気分に陥っていました。
まだまだ死ぬ前に観なくてはならないものがあると、明日への希望(?)を沸き立たせてくれた本。

この1週間はどういうわけか、洋書が毎日のように届いていた週でもありました。

Paula Finden (ed.)- Athanasius Kircher: The Last Man Who Knew Everything (Routledge) ISBN0415940168
Rickey Jay- Jay's Journal of Anomalies (The Quantuck Lane Press) ISBN1593720009
Howard Bone- Side Show (Sundog Press) ISBN0941543285
A.Court & I.Campbell- Minerals (Abrams) ISBN0810903113
F.Robinson, R.Weinberg & R.Broecker- Art of Imagination (Collectors Press) ISBN1888054727

傑作『世紀末奇芸談』(パピルス)の著者リッキー・ジェイの本は、待望のペイパー版。
新聞形式の、図版も豊富な見世物論考を一冊に合本した、好事家必携本。
なんといっても、ここで取り上げたいのは、最後の『アート・オブ・イマジネーション』。
先に同コレクターズプレス社から『20世紀の○○』として、SF、ホラー、ファンタジーが刊行されましたが、本書はその3冊の合本。
実を申しますと、ホラー1冊を購入したのみで、それが期待ほどではなかったため、ほかを買うのは二の足を踏んでいたのです。
というのも、ホラーは映画、コミックスにも多くの枚数が割かれ、特に映画はこれくらいならいまさら買うまでもない、Graven Images (翻訳=まさか出るとは思わなかった『怪奇SF映画大全』)があればいいもんね、と考えたから。
その後、少しずつ読んでいたら、結構イイ本。SPOOKYさまからも『SFはイイ本だよ〜』と言われ、これは他も買うしかないなと考えていたのでした。
で、残り2冊を買うよりは、この合本を買うほうが安いとあって注文。
……これはすごい! 大冊堂々750ページ以上、収録図版は2000を超えているでしょう。
これまでに買ったSF関係のビジュアル本は、それ相当な数になると自負しておりますが、そのなかでも五本の指に入るほど充実した内容だと思います。
(文章・レイアウトも含め一番のオススメは、David Kyle- A Pictorial History of Science Fiction と The Illustrated Book of Science Fiction Ideas & Dreams)

DVDは、今週入手したのは国内版ウォルト・ディズニー・トレジャーの第1弾「ミッキーマウス/カラーエピソードVol.1」のみ。
先ほどまで観ておりましたが、これはいい!
アイデア(主にギャグ)、イマジネーションともその豊穣さに目を見張る思いがしました。
「害虫退治」(なんと杉浦茂的な虫たちであることよ)、「化け猫裁判」といった森卓也氏が名著『アニメーション入門』で誉めておられる作品はいうまでもなく傑作。
私は「夢物語」(Thru The Mirror)で完全にやられました。
これはディズニーを観ず嫌いの方にこそ、ぜひ観ていただきたい――と言いたいところなんですが……。

実はこのDVD、限定1万部で、いまから入手するのは至難といってもよいでしょう。
前回、SPOOKYさまからドリームランドのオススメいただいてから、「やっぱり買っておいたほうがいいかな」と思ったら。
なんてこと! ミッキー1はもとより、これから発売される「シリー・シンフォニー」「ドナルド・ダック1」「ミッキーマウス2」とも、すべて予約で完売じゃないですか。
アメリカの方は限定10万〜15万枚(それで「限定」かよっ、というツッコミ入れたくなる枚数ですよね)もあるんだから、余裕だとたかをくくっていたら、こちらも軒並み売り切れ。
かろうじて5月発売の「ドナルド」「ミッキー2」「オン・ザ・フロント・ライン」「トゥモローランド」(これはアマゾン売切れのためカナダに注文)を発注。
いつもいつも米国アマゾンのオススメにあがっていて、いつでも買える、第一リージョン1じゃ関係ない、と思っていたのがいけなかった。

いまこうして書いていながら、聴いているのは最近購入したCD『あけろ!ケイサツだッ!!』(コロンビア)。
アクションドラマのサントラ集です。
収録曲はこちら
『白い牙』主題歌(初CD化だそうです)に惹かれたのが大きかったのですが、最近ふと思い出した曲のタイトルも歌手もわからなかったのが、由美かおる『私は女』(『ミラクルガール』主題歌)だと判明し、望外の喜びを噛み締めております。
[210.194.15.97][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)]

4607. 2004年06月13日 13時52分14秒  投稿:かわぐち 
6月は、エンターテインメント月間として、久々に小説読みに専念しております。
ジョン・フランクリン・バーディン『死を呼ぶペルシュロン』(晶文社)
ダン・シモンズ『夜明けのエントロピー』(河出書房新社)
テリー・ビッスン『ふたりジャネット』(河出書房新社)
エドモンド・ハミルトン『フェッセンデンの宇宙』(河出書房新社)
D・M・ディバイン『ロイストン事件』(現代教養文庫)
ヒュー・ペンティコースト『狂気の影』(HPB)
P・ワイルド『検屍裁判』(東京創元社)
読了。

河出の「奇想コレクション」は、いまのところハズレなし。
ダン・シモンズの死の影が差すような暗い小説も、ビッスンの明るく楽しい小説も、いずれも好き。
ビッスンは読んだのはこれが初めてですが、こういった作家の紹介はありがたい!(いいぞ、ウィルスン・ウー)
ハミルトンは、ハヤカワSFシリーズの同題本(収録作は異なる)、青心社『星々の轟き』も読みたくなりました。

『狂気の影』はつかみはバッチリ、オチはガッカリという作品でしたが、恐喝者の正体・動機は、脚本次第ではいい映画になりそうな気がするんだけどな。

あいも変わらず、帰宅後はケーブルテレビ&DVD観賞のみ。
先に購入した「MONSTER LEGACY COLLECTION」(リージョン1)をせっせと観賞。
Ghost of Frankenstein (1942)
House of Frankenstein (1944)
Werewolf of London (1935)
Frankenstein meets the Wolf Man (1943)
She-Wolf of London (1946)
Dracula's Daughter (1936)
Son of Dracula (1943)
House of Dracula (1945)
と観ていると、これぞ至福のとき。残るはDracula-Spanish Versionのみ。

しかし、これらは誰にでも薦められるといった作品ではなく、やはりまずは日本版も出ている(アメリカ版はすでに品切れ、プレミア価格ついています)「ユニバーサル・モンスタークラシック・ボックス」収録作こそ見ていただきたい。

その他DVDでは、
IT CAME FROM OUTER SPACE (リージョン1)
THE CRAWLING EYE (リージョンALL)
を観賞。IT CAME〜は、1953年の作品。監督は「大アマゾンの半魚人」のジャック・アーノルド。
特典のユニバーサルの宇宙人モノ紹介ドキュメントがまたおもしろい。
CRAWLING EYEは、1958年の作品。不勉強で知らなかったが、あの「原子人間」等のクォータマスシリーズ同様、イギリスでTV放映された『アン・ピリグリム(主人公の名)の思考』の映画化作品だそうで、B級SFの楽しさここにありの一本。
以上2作品、いずれも巨大一つ目の宇宙人が登場(笑)。

ケーブルでは梶芽衣子特集で「女囚さそりシリーズ」梶版全4本を、小林旭主演「あいつシリーズ」全4本を視聴。
おもしろいのは、2シリーズとも4本目を撮っているのは長谷部安春で、全シリーズは伊藤監督が70年代風潮をモロに取込んだ実験作になっているのに対し、長谷部作は「フツー」の作品。
一方、後者は全3作が従来とおりのコメディタッチの凡作に対して、長谷部作はアクション雄編にしあがっていること。
同じ監督が撮りながら、この感銘の違いはどこに由来するのか、ちょっと気になっています。

昨夜は、昨年公開された平山版(窪塚版などとは呼びたくない!)「魔界転生」を観ました。
期待していなかったとはいえ、想像していたよりずっとおもしろいじゃん!
演出・脚本とも総じてイイ。ただし、十兵衛配下の女の設定がなんだかなぁとも思うけど。
ただ俳優にはいささか不満を禁じえない…。
それこそ、過去の名優を転生させて演じさせたらと、多くの人が考えるであろう想像を楽しんでおります。
(荒木又衛門を近衛十四郎にとか、柳生但馬守はやはり片岡千恵蔵とか、宝蔵院は勝新で観てみたいなとか……)

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4606. 2004年06月13日 13時50分33秒  投稿:かわぐち 
店主でございます。

キリさま
ご丁寧なご挨拶、痛み入ります。
楽しそうな雰囲気、丁重なレスもあり、お部屋のほう、盛況ではありませんか。
数の多さが掲示板のすべてではありませんが、ひとつだけ確実に言えること――レスがなければ掲示板はさびれます!
それはもう、当店をご覧になっていただければ一目瞭然かと(苦笑)。

SPOOKYさま
うぐっ、正直羨望と殺意さえも…。
それはまあ冗談ですが、アマゾンの評価を見ると、無傷の商品が届いた人は5つ星、傷だらけにあたってしまった人は1つ星と、見事に明暗はっきりわかれていますね。
これほど傷の商品が問題になった例は知りません。
で、店主の購入品はなんとか本編はほぼ支障なく鑑賞することができました。
しかし、特典部分は……。幸い先に出た日本版「クラシック・モンスター・コレクション」に収録されているので、安心しましたが。

ディズニーのトレジャー版は、日本版を買おうか、アメリカ版を買うかで悩んでいます。
たぶんアメリカ版を購入することになるんでしょうが、数ありすぎ…。

松本さま
小林信彦『小説世界のロビンソン』再刊は、よいことだと思いますが、なんでまた改題の必要があったのか、いささか理解に苦しみます。
それも「面白い小説をみつけるために」……なにも言うますまい。

コミックスはよほどのことがない限り手をださないようにしてるのですが、「少年と犬」後日談をいうのが気になるなあ。
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4605. 2004年06月01日 22時43分37秒  投稿:松本 
おかえりなさい、店主さま。

このあいだ、新聞の広告で、小林信彦の「面白い小説を見つけるために」という新刊が
出ているのを知りました。「『小説世界のロビンソン』みたいな内容か? これは買わねば」と
書店に行き探したところ、その『小説世界〜』の改題再刊でした、ガックリ。
でもまあ、以前、名著だという点では店主さまとも意見が一致した本ですから、復刊を祝い
ましょう。版元が知恵の森文庫と、ややマイナーなので、見つけにくいかもしれませんが。

ひさびさ渋谷に行き、まんがの森をのぞきました(THE COMIXという店名になってましたが)。
あれこれアメコミを見ていたら、
「Vic and Blood: The Continuing Adventures of a Boy and His Dog」
という本を発見。ハーラン・エリスンの「少年と犬」および、その前日談一編、続編一編、
さらにそれぞれを元にしたリチャード・コーベンによるコミックを収めた内容。
小説を原語で読むほどの語学力はないけれど、「少年と犬」は好きな小説だし、コーベンも
好みとなれば買うしかないです。
アマゾンにあればもっと安いかもと思いつつ、品切れだとイヤだしと購入。
で、帰宅してアマゾンで調べたら、ちゃーんと在庫があり、しかも半額以下だった、とほほ。
ご興味のある方はアマゾンでどうぞ。SPOOKYさんは当然、持ってますよね?

コーベンといえば、しばらく前に、ホジスンの「異次元を覗く家」をアダプテーションした
のも買ってました。いや、原作はいまだに読んでないのですけどね。

小説に関しては、伊坂幸太郎の「チルドレン」はすごく好みでした。
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4604. 2004年05月30日 23時55分25秒  投稿:SPOOKY 
川口さま
うちのフランケンは、見たところ大丈夫のようです(まだ中身は見ていませんが)。
最近見たDVDではディズニーの“TOMORROWLAND”が最高でした。
ブラウン博士が大活躍! ウォード・キンボールもいい味出してます。
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4603. 2004年05月30日 19時39分59秒  投稿:キリ@65 
川口さま
はじめまして。65号室に入居しておりますキリと申します。
ご挨拶が遅くなりまして申し訳ございません。
#4599よつやさんの「噂のカフェ」の言葉と
あまりの投稿数の多さに恐れをなしておりました・・・
よろしかったら、そのうち当方にもお立ち寄りくださいませ。
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4602. 2004年05月30日 16時05分06秒  投稿:かわぐち 
さて、沈没期間はほとんどミステリも読んでおりませんでした。
(2月1日〜5月20日まで読んだミステリは『日影丈吉全集4』のみ)
この1週間で、
ディバイン『兄の殺人者』『第五のコード』(現代教養文庫)
レックス・スタウト『我が屍を乗り越えよ』(HPB)
デュレンマット『約束』(HPB)
ヘレン・ユーティス『水平線の男』(創元推理文庫)
を読んで、ようやく話題ができました。

ディバインはこれまで未読。先月の「猟奇の鉄人・あなふるオフ」で、kashiba、須川、大鴎の3巨頭に薦められて、読んでみました。
『兄の殺人者』は真面目に「推理」する気になれなかったものの、論理的でその組み立て方に感心。『第五のコード』は充分楽しめ、一気に読了してしまいました。
なるほど! これは3巨頭オススメも当然。改めて出会いをいただいた各氏に感謝いたします。
これが60年代にポケミスやクライム・クラブで出ていたら、いまごろ探し回っている人多かったでしょうね。
教養文庫はなくなってしまったので、見つけたら入手されておいたほうが無難でしょう。

『約束』はドイツの文芸ミステリ。いま「ミステリ」と申しましたが、「犯罪小説」と呼ぶべきでしょうか、店主は少なくともこの本を「探偵小説」と呼ぶ勇気はありません。
正直。未だ評価付けに迷っております。

『水平線の男』は松本さまにダブリ(!)を譲っていただいたもの。
これは……発表当時は衝撃だったのかもしれませんが、現在の目から見たら「な〜んだ」で終わってしまうのでは?
よほど勇気のある出版社でもない限り、この本を新訳(本書の訳は相当キツイ。冒頭部分で「あなたを愛するということは、まるで乾いたわたしの咽喉へ水が流れ込んでいくようなものよ」なんて文を読んだときは、最後まで読み通す自信を失いました)で出すとは思えないのですが。

沈没中に読んだ本の中で、「本年の収穫!」と思えた本は、
柳下毅一郎『興行師たちの映画史』(青土社)
大島幹雄『虚業成れり―「呼び屋」神彰の生涯』(岩波書店)

ギボン『ローマ帝国衰亡史』(筑摩書房版)と司馬遷『史記』(平凡社・中国古典文学大系版)を読了。
このため、ほとんど他の本は読めませんでした。

あいも変わらず映像浸けの毎日です。
PCに付随しているDVDをリージョン1にしたため、これまで抑えていたものが吹っ切れた状態。

なんといっても特筆したいのは――
米国ユニバーサルから「MONSTER LEGACY COLLECTION」という、すばらしいセットが発売されました。
ドラキュラ、フランケンシュタイン、狼男の三大モンスターの、映画14本を収録。
おかげで、ようやく「フランケンシュタインの復讐」を観ることができました。
傑作「ヤング・フラケンシュタイン」に登場する、義手の警察官、元ネタがあったことさえ知りませんでした……。
セットには、三大モンスターの胸像フィギュアも付いており、これまた重量があってすばらしい!
リージョン1(もちろん日本語字幕ナシ)ですが、再生環境がある、「その手」の方には自信を持ってオススメします。

ただし……実はこのセット、メキシコ製造のためか、商品管理が非常に悪く、ちゃんとセットに嵌めないで出荷した商品が多いらしく、各通販サイトでクレーム続出。
フランケンシュタインの2枚目が特にひどいらしく、店主の買ったセットもまた傷だらけディスクになっていました。
(米国AMAZONでは6回とりかえたのにいずれも傷だらけという報告も)
SPOOKYさまのはいかがでしたか?

リージョン1ソフトでは
IT CAME FROM OUTER SPACE
MISHIMA――画質とても良い!
といったあたりを購入。

リージョン・フリーでは、
The Hideous Sun Demon & Revenge of the Sun Demon の2枚組(「太陽の怪物」とその続編)
The Wasp Woman & The Giant Gila Monster の1枚2本立セット(「蜂女」「大蜥蜴の怪」)

(以上はすべて5月に入ってからの購入。それ以前はもはやなにがなんだかわからない)

最後に、本来ここで書くべきようなことではありませんが……
4月に携帯電話が鬼籍に入りました。享年4年6ヵ月。
まあ寿命をまっとうしたといえるでしょうが、急逝のため遺言(データ等)を受け継ぐことができませんでした。
ここをご覧の方で、まだつきあってやってもいいという奇特な方がおられましたら、携帯電話の方へご一報いただけると幸いです(番号、メルアドは従来のままです)。
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4601. 2004年05月30日 16時04分08秒  投稿:かわぐち 
店主でございます。
まあ、くどくど言い訳してもしかたございませんので、レスをせずにいたことのお詫びのみ述べておきます。
どうも申し訳ございませんでした。

(しばし沈黙……)

あまりにも間があいてしまったので、レスのつけように困っております。
ここはひとつ、よつやさまにだけでご勘弁を。

よつやさま
書きこみいただいてから長らく「放置」状態でお詫びのいたしようもございません。
お部屋を拝見させていただいたところ、そうとう「濃い」方みたいで、多少おびえてしまいます。

『材木座の殺人』の件、気持ちはよ〜くわかります。
店主も復刊後、親の仇でも取るように元版も買ってしまったこと、二度や三度ではない気がします。

古い話題で恐縮ですが、貴殿のお部屋の話題に絡んでおくと、店主の岡本喜八ベスト3は、
1 肉弾
2 独立愚連隊西へ
3 戦国野郎
という具合です。
「殺人狂時代」は別格扱いということで。
[210.194.15.32][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)]

4600. 2004年05月30日 01時44分11秒  投稿:SPOOKY 
おーい、でてこーい
を書いた星新一も作詞で参加している幻のアルバム『21世紀のこどもの歌』がCDで再発されました。
全体のビジュアルは真鍋博が担当、ライナーノーツを小松左京、作詞にはほかに筒井康隆、飯沢匡らが参加し、作曲は宇野誠一郎、越部信義、山下洋輔ほかという豪華盤。
今の耳には筒井+山下コンビの2曲がいちばんしっくり来ますが、それ以外の曲もいまだに未来感たっぷりです。
ソリッドというインディーズからの発売ですが、検索すれば簡単に見つかるでしょう。
好事家には見逃せない1枚だと思います。


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4599. 2004年03月31日 00時27分27秒  投稿:よつや 
川口さま、及び「白梅軒」常連の皆様、
先日36号室に入居させていただいた、よつやです。
本当はもう少し早く各部屋の方々にご挨拶するつもりでしたが、
遅くなって申し訳ありません。
部屋の数が多いので、これから少しずつ巡回していこうと思っています。

噂の<カフェ「白梅軒」>への記念すべき初書き込みなんですが、
(日本中の本好きが集まる場所という噂なんですが)
いざとなると何を書いてよいのやら。(笑)

1ケ月ほど前、仕事で地方に行ったついでにリサイクル古本屋に入りました。
そこの新書コーナーに鮎川哲也の『材木座の殺人』双葉ノベルス版が。
値段は100円、しかもかなりの美本です。
この10年間一度も見つからなかったこの本、
喉から手が出るほど欲しかったこの本、
ヤフオクでこんな値段では許容範囲をこえているとあきらめたこの本、
2年前なら泣いて喜んだでしょうが、
すでに2つの出版社から新刊で入手できることになり、
もうとっくに購入済み。
「くっやしいっ!」と思いつつレジに持っていってしまいました。
(・・・後で後悔。またいらない本を買ってしまった・・・)
で、2週間前、家から一番近くにある某ブック○フ、
ここはほとんどロクなものがないんで、何も期待せずに棚を見ていると
またもや『材木座の殺人』双葉ノベルス版が・・・。
さすがにもう買うのはやめましたが、
復刊したらすぐに見つかるところが腹のたつことこの上なし。

まあ、このような本バカですが、
今後ともよろしくお願いします。
[220.146.71.69][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.17; Mac_PowerPC)]

4598. 2004年03月20日 01時19分39秒  投稿:松本 
砂時計さん

情報ありがとうございます。なるほど。
「ジョジョ」は5部まではきちんと読んでたんですが、6部の途中から
なんだかついてけなくなったんですよ。
そういうことなら、6部をコミックスで呼んでおこうかしらん。
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4597. 2004年03月19日 15時07分23秒  投稿:砂時計 
松本さま
ジャンプの増刊『青マルジャンプ』の『スティール・ボール・ラン』巻頭特集の荒木飛呂彦ロング・インタビューによると、ジョジョ6部のラストを受けての新しい世界が舞台のようですね。
自分はジョジョ5部以降は完結してからまとめて読むようにしているので、これを読むのは数年後かな。
その前に読むことになる乙一の小説版JOJOが楽しみです。

ところで、スピードワゴン財団のもとで生きているはずの柱の男・サンタナとか、透明の赤ん坊のその後とかは、ジョジョ7部以降があったとしても描かれないんだろうなあ。

自分が今一番好きな少年マンガはサンデーの『かってに改蔵』です。
週刊連載のギャグマンガで一定のクオリティを保っているのが凄い(『魁!!クロマティ高校』だってつまらない回があったりするのに)。
カバー折り返しのパロディなど、単行本での遊びも楽しいです。
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   151〜175件(保存数250件) 

[NAGAYA v3.13/N90201]