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赤石建設株式会社 一級建築士事務所
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月夜見宮新築工事


本殿を含めた全体が完成し、盛大に分霊記念式が行われました。






『本殿浜縁廻り』

本殿は外部の浜縁を含めてすべて吉野桧の無節材が使われています。
外周や直下には伊勢に準じた玉石が敷きこまれました。






『妻側意匠』


本殿妻側には伊勢神宮と同じく棟持ち柱が据えられ、破風の拝み部分には鞭掛けと呼ばれる突起した部材が設えてあります。






『浜縁高欄』

本殿浜縁の高欄端部組み意匠です。
寺院と異なり宮では端部出隅を組み高欄という納め方で組んでいきます。






『本殿木階』


本殿への階段は無垢の桧材を生かした木階形式で組まれています。






『千木と勝男木』

本殿屋根頂部には宮独特の勝男木と千木が取り付けられています。
千木の端部の切り方が縦切りとなって男神であることを示しています。






『拝殿内部』


ご信者さんが拝殿に立って本殿方向を拝む形式になっています。
この後前方に神前具が設えられます。






『手水鉢』

二ノ鳥居前に設けられた手を清めるための手水鉢には青竹で吐水口が設けられました。






『灯籠』


参道に1対の伊勢灯籠が新設され、内部にある照明具によって夜間照らされます。






『本殿ライトアップー1』

本殿廻りには間接照明が施され、夜間ライトアップされると霊験あらたかな空間になります。






『本殿ライトアップー2』


正面側のライトアップされた方向に唐戸が見え、月夜見宮の雰囲気が醸し出されます。






『手水舎から
    拝殿方向を望む』

参道を来ると手水舎を右に見てさらに二ノ鳥居を経て拝殿に入る動線に設定されています。






『一ノ鳥居から望む』


最初の入り口である一ノ鳥居から賛同を望んだところです。
神明鳥居は桧の生地現しとしています。



 『分霊記念式』

 完成時に開かれた分霊記念式の様子です。
 数多くのご信者さんが参加され盛大でした。
 施工者として紹介されその栄に浴しました。






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これまでに手がけた社寺建築は関東を中心に60件を数えます。伝統技術を身につけた社員大工により、
時間と手間を惜しまずに造り上げられる伝統建築は様式美の極みともいえます。
そしてその裏には伝統的な規矩術(きくじゅつ)と気への深い造詣とともに耐震・免震等の先進技術、
新たな構法への探求がかくされています