安政年間に創業以来代々受け継がれた本格的木造建築の伝統と技術に加えて、最新の建築技術にも精通し、設計段階はもちろん、 建築中に至るまでお施主さまの要望に隅々まで心を配ります。 赤石建設株式会社 一級建築士事務所 〒373-0827群馬県太田市高林南町283-7 TEL : 0276-38-0279 Eメール : akaishi-co@kl.wind.ne.jp 創業150年の歴史が培ってきた、80棟を超える社寺建築実績! |
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I寺本堂新築工事 鴟尾を載せた中世様式の寺院本堂新築工事が 完成しました。 |
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『南側外観』 寄棟式向拝付きの外観。 軒反りは緩やかです。 |
『向拝部外観』 縋破風に取付いた降り懸魚、繋ぎ虹梁の 水引虹梁が中世様式の雰囲気を出して います。 |
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『軒端部の納まり』 化粧隅木に対して野隅木は振れ隅 にして、棟の長さを保っています。 |
『正面の各詳細』 正面唐戸上は縦格子、左右引き戸は 横格子、欄間は真言宗風に菱格子と それぞれ役目を変えた意匠となって います。 |
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『棟左右の鴟尾』 中国で架空の魚である鴟の尾を かたどった鴟尾は防火を意味して 伽藍を守ります。 |
『向拝部の斗供と虹梁彫刻』 向拝上部は大斗上に三ツ斗組の斗供で 丸桁を支え、木鼻と虹梁の彫刻の若葉 柄は中世様式としています。 |
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『向拝正面』 15尺巾の木階上に登り高欄を 配し、正面の唐戸を望みます。 |
『東側からの浜縁外観』 3方に配された浜縁高欄が外観を引き 締めます。 隅には連子格子の意匠窓が密教様式 として印象的です。 |
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『西側からの浜縁外観』 浜縁下の地覆に水繰りのカット 部分が付いているのが分かり ます。 |
『浜縁東側の接続』 浜縁を廻ると庫裏への渡り廊下に突き 当たるようになっています。 |
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『登り高欄』 木階左右につく登り高欄は架木、 平桁に曲がり部分が付きます。 時代様式によってなだらかになっ たりもします。 |
『高欄部分の詳細』 下から地覆、平桁、架木の順に手摺状に 構成されています。 釘隠しの笹金物は唐金に煮黒着色して います。 |
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『半鐘受け詳細』 外部隅に半鐘を設置するための 受け木を設けています。 持ち送りに若葉柄彫刻を施し、 笠木にも照りを付けています。 |
『外陣より内陣結界を望む』 結界部分は虹梁上に菱欄間を配して端部 を持ち送りの片肘木で支えます。 |
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『結界部正面』 内陣奥の宮殿部分は旧本堂のも のを再利用。 洗出しで当初の生地が見えてきま した。 |
『結界虹梁端部の詳細』 片肘木上に巻斗を挟んで雲肘木が虹梁 端部の力のかかる部分を支えます。 両端柱は吉野桧の1尺2寸の丸柱。 |
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『内陣折り上げ天井』 内陣上の天井は折り上げ付きの 格天。 照明も埋め込み式に配して、この 後天蓋が付く予定です。 |
『外陣から脇間を望む』 内陣左右の脇間は来賓や住職の支度部 屋としても使用されます。 襖の揮毫が印象的です。 |
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『外陣から東側渡り廊下を望む』 横格子のガラス戸を挟んで渡り 廊下と東司へ行けるようになっ ています。 |
『正面唐戸』 正面入り口は15尺間で縦格子の唐戸を 用いました。 虹梁を間に菱欄間が外光を差し入れます。 |
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これまでに手がけた社寺建築は関東を中心に60件を数えます。伝統技術を身につけた社員大工により、 時間と手間を惜しまずに造り上げられる伝統建築は様式美の極みともいえます。 そしてその裏には伝統的な規矩術(きくじゅつ)と気への深い造詣とともに耐震・免震等の先進技術、 新たな構法への探求がかくされています。 |
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