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赤石建設株式会社 一級建築士事務所
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H寺鐘楼堂新築工事


鐘楼堂が完成し、落慶法要が行われました。






『大棟と蓑甲瓦』

大棟は9辺に亀伏間、御所鬼に鳥休め付とし、蓑甲は本掛け瓦の納めになっています。






『隅鬼』


四方の隅鬼は御所鬼に紋入れとしています。
五代綱吉公との関係から寺紋は徳川葵が入れられています。




『柱上の斗供』

頭貫上には平三斗に支えられて丸桁が納まり地垂木・飛燕垂木の二重軒を持ち出しています。




『妻懸魚』

破風板拝み部分には懸魚が据え付けられました。
ご住職の希望で縁起ものとして瓢箪柄を中央に穿っています。




『欅柱の隅角部』

四方の欅柱に飛貫と頭貫が納まっている部分です。
木鼻も含めてすべて欅が用いられています。




『柱上の木鼻』

柱上の頭貫出桁部には木鼻が四方に納められています。
若葉柄の彫刻が施されました。




『軒見上げ』

基壇下から軒部分を見上げたところです。
梵鐘との対比が分かります。




『落慶法要』

完成を祝して厳かに落慶法要が執り行われました。




『梵鐘初打ち』

落慶に合わせて梵鐘の初打ちがご住職の手により行われました。
心に染み入る鐘の音です。




『感謝状拝受』

落慶法要の際、業者を代表して感謝状を拝受しました。
感激の瞬間です。




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これまでに手がけた社寺建築は関東を中心に60件を数えます。伝統技術を身につけた社員大工により、
時間と手間を惜しまずに造り上げられる伝統建築は様式美の極みともいえます。
そしてその裏には伝統的な規矩術(きくじゅつ)と気への深い造詣とともに耐震・免震等の先進技術、
新たな構法への探求がかくされています