サブバッテリーシステムをワゴンRにも構築しました。
事の発端は、バッテリーが何回も駄目になるので色々と調査した所、エンジンキーを抜いた際の待機電力が通常の状態に比べて著しく消費されていた為。
電気食いの元となっているリモコンエンジンスターターをサブバッテリーで補うことにより、最悪、長期間車を使用しなかった際にエンジンスターターが使えなくなってもキーによりエンジンが掛けられるようメインのバッテリーを保護するのが目的です。
今回は、シールドバッテリーを利用した簡易タイプですが用途限定であれば十分役割を果たしてくれます、ワゴンRをはじめとしたK車のバッテリーは容量も小さいものが多く、普通車の感覚で電装を施すと直ぐにバッテリーがあっぷあっぷとなってしまいますので年に1回はバッテリー交換を余儀なくされている様な方は(^^;重宝するかもしれません。
回の、サブバッテリー構成です。
G・ESCのサブバッテリー構成に比べてだいぶ簡略化してしまいました。
また、今回はサブバッテリーの容量自体が少ない事やメインのバッテリーとの設置距離が近いこともありまして整流用電線抵抗を8m分もうけました。
※ワゴンRはオルタネーターの出力が大きくなくバッテリーへの負荷が大きい様です(過放電気味)
現在までで、小型並列2個→鉛バッテリー→OPTIMA REDTOP→通常の車用バッテリー40B19Lと4回にわたって変更しております。
ワゴンRのエンジンルーム内、バッテリーまわりです。
今回、バッテリー交換をしやすくする為。アーシングの金具を新たに設置しなおしました。
※リレーがついている金具はアーシング用のターミナルではありません。
ステンレスは伝導効率が悪いので今ならば、カー用品店で売っている千円程度のアーシング用ターミナルを購入されるのが良いかと思います。
これが、サブバッテリーに行くラインです。
サブバッテリーは容量が7Ahと、本来ならば0.7A程度で充電するのが好ましい低容量のバッテリーなのですがそれだと通勤時、片道30分程度の短い時間しか使わないσ(^_^;)の使用方法ではサブバッテリーが十分充電されませんので電流用制限抵抗を8m程度にとどめて2.0~2.2Aの充電としております。
電流用電線抵抗自体は、通常の2spのケーブルを8m分ぐるぐる巻きにしただけのものですがこのケーブル自体が熱を持ちますので設置場所には十分注意してください。
※特にきっちり巻き付けないように、多少バラけ気味に巻いて下さい。