小林文庫のゲストブック

過去ログ
No.0401〜No.0600
(1998/09/14〜1998/10/28)


No.600 (98/10/28 10:46)
name:谷口理恵
email:
URL:

美夜さま>
メールありがとうございました。すぐにお返事したかったのですが、いま卒業研究をしていて少し忙しかったものですから。ところで、私としても掲示板でお聞きするような事ではないのに、後先も考えずに書き込んでしまって、オーナー様にもお心づかいしていただいて本当にすみませんでした。美夜さんがネタバレの事に気をまわしてくださったことに心から感謝しています。ご迷惑をお掛けしましてすみませんでした。
しかし、ご紹介くださった本についてはまだ読んだ事のない作家さんの物でもあるのでお勧めどおり図書館に行ってこようと思います。


No.599 (98/10/28 09:05)
name:風々子
email:
URL:

美夜さん>
ああ、お名前を間違ってしまいました。
すみませんごめんなさい申し訳ありません。
お詫びのしるしと言ってはなんですが、確認して参りました。

古本屋さんのジグソーハウスさんに在庫がありました。
ただしこの文を書き込んだ時点でですが。
もしご存じなければURLはこのページの「推理小説メモ」
にあります。ご参考になさってください。

オーナーさま>
「推理小説メモ」を勝手に引き合いに出してしまいました。
ご容赦ください。


No.598 (98/10/28 08:40)
name:風々子
email:
URL:

美矢さん>
せっかくご指名いただいて申し訳ないですが、
ほとんど内容を覚えておりません。m(_)m

確か、ある特殊な指紋(「どくろ指紋」です)をトレードマークにした怪盗の物語です。<そのまんまやないけ

ジュブナイルですから、あえて言えば探偵冒険もの(^^)かも知れません。本が実家にあるので確認できません。ううむ、残念。

「仮面城」って、最近角川スニーカー文庫で表紙を変えて出たラインナップに含まれていませんでしたっけ?このラインナップについてはまったく記憶がないので、何とも言えませんが。

「仮面城」は、初めて読んだ正史のジュブナイルです。当時ませた糞餓鬼だった私は、子供向けの話なんてつまらん、と思ったものでした。<なまいき


No.597 (98/10/27 21:36)
name:國桃櫻
email:
URL:

 こんにちは。いつものことながらフォロー、ありがとうございます。
 そう、神戸の《駸々堂》ですね。
 むむむ。書けませんでした。書かなかったんじゃなくて、書けなかったです、店名を忘れちゃって(はぁ)。
 最近、どしどし、物忘れが激しくなってる〜。なさけない。
 まあ、それは置いておいて――、(心残りは有栖川有栖さんだけだね〜)はそういう意味ではありませんでした。
 あいまいな表現で、ごめんなさい。
 いえ、北村薫さんと有栖川有栖さんの本は2冊有るのに整理券は1枚しかないという困った状況に以前、追い込まれまして……。
 手を伸ばせば届きそうなのに結局、手に入れることはできませんでした。哀しい、ということだったので、
 そんな素晴らしい催しの存在、微塵も知りませんでした。
 かおる(♂)@某大学ミス研さん。教えてくださって、ありがとうございます。
 あ、でも、行きたいですけど、お仕事の都合で行けません(ううう)。
 次の機会こそ(あるのかな〜。すっごく不安)。


No.596 (98/10/27 19:25)
name:美夜
email:
URL:

「ロートレック荘」のようなトリックの本。
うわぁ〜、やっぱりお教えしたのはまずかったかも(泣)。
ここの掲示板に書き込むのは、いくらなんでもマズイかな、と思ったので谷口様個人に
メールをお送りしたのですが、それ以来書き込まれていないようですし・・・。
オーナー様が色々考えていらしたのに、邪魔しちゃったみたいで本当に申し訳ないです。

風々子様
何だか、横溝正史さんにお詳しいご様子。
お聞きしたいのですが、「怪盗どくろ指紋」という作品をご存知でしょうか?
「仮面城」という本に、短編として収録されているそうなのですが、冒険ものか
推理ものか知りたいのです。
タイトル的には「怪獣男爵」みたいな話かな、と思っているのですが。
ご存知でしたらお教え下さい。


No.595 (98/10/27 11:32)
name:kashiba
email:PAN15736@pas.mei.co.jp
URL:

ああっ、濃い話題ばっかり!
オーナー様や彩古様と同じ趣味でなくて、よかった、よかった。(^ー^)>
山前語録「埋もれた名作など、ない!」を信じて、
kashibaは洋古書&ブックオフ路線で参ります。
ところで、行きがかり上、岩堀様の欠席届け(笑)をお預かりしてまして、
「我が社はパソコン一人に1台となっていますが、
最近 私的な使用(特に業務に関係ないホームページの閲覧)は
厳禁という通達が出たのでゲストブックはしばらく自粛です。
皆様に宜しくお伝え下さい。
 至急我が家に備え付けるべく妻と折衝中です。」との由であります。
会社にしかパソコンのない私もそろそろ首筋がスースーしてきております。
年末には自社製品購入かなあ〜。
では。


No.594 (98/10/27 08:05)
name:風々子
email:
URL:

週末に、隣県まで古本行脚に行って参りました。
私的にこれは、と思ったのは

横溝正史 「神変竜巻組」 ポプラ社 昭和29年初版

江戸時代初期を舞台にした、子供向け時代冒険活劇のようです。
角川文庫や春陽文庫に収録されていない、私の知らない横溝作品が、この他にもまだ沢山あることでしょう。
いやはや、奥の深いことです。

ところでこれって、本来カバーはあるのでしょうか。
入手したのがカバーなしだったもので、気になります。

書き込みを拝見すると、児童書にも興味をお持ちのご様子。
ひょっとして、ご存じですか?>オーナーさま


No.593 (98/10/26 23:55)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.jp/~kobashin/

ゆずかさん
 こんにちは。学生さんって、試験があるんですよね。
 もうすかっり忘れていました。 (^_^;)
 試験も終わったようなので、読書三昧(言葉が古い?)して下さいね。
 7日間では、私は「金曜日」が好きでした。
 「日曜日」に、全員登場して大団円(これも古い?)を迎えたのも、連作短編していてよかったですね。
 でも、これで次回作を書きに難くなったような気もして、ちょっと心配でした。

pankichiさん
 「お嬢様は名探偵」、最終回だけ見たと言う事は、高知では先週放映したということでしょうか?
 私も、第2回しか見ていないので、再放送を希望しています。

 「破線のマリス」は、私はちょっとね、という感じでした。
 そんな訳で、2作目は読んでいません。 

フクさん
 おかえりなさい。
 美味しいものを、沢山食べられたようですね。

 我孫子竹丸さんの某作品は、私の新本格ベスト13に入りますね。
 貫井徳郎さんの某作品、綾辻行人さんの某作品なんかもオススメですね。
 「ロートレック荘みたいな本」については、オススメの方法を考え中です。
 読書のスピードは、平均より「かなり」早いと思いますが。

彩古さん
 のっけから、1冊で彩古さんの購入金額を超えてしまいました。すみません(笑)
 「悪魔の函」鷲尾三郎は、はずみで買ってしまいました。
 普段だったら注文しないのですが、山前さんが薦めていたのを思い出して、つい購入してしまいました。
 私の購入・注文本を見ればおわかりのように、雑誌や評論書などが好きなので、彩古さんや喜国さんとは競合しないようですね。(よかったよかった)
 私は、『赤龍館殺人事件』や、内容不明な『生きている悪魔』に数千円を払う気はしませんから(今のところは (-_-;))
 と言いながら、児童書について知るために「偕成社五十年の歩み」を買ってしまいました。
 # 客観的には、私の方が、お金の無駄使いですね(汗)

國桃櫻さん
 宮部みゆきさんのサイン会は、「クロスファイア」のサイン会ですよね。
  (と書いたら、嵐山さんに先に書かれてしまった)
 某大学の有栖川有栖さんの質問会は、NIFTYに吉野桜子さん(光原百合さん?)が書き込んでいました。
 まだ、大丈夫なんでしょうか?

 「クロスファイア」は、私の読書待ち行列のTOPに入れました。
 ちなみに、2位は「秘密」、3位は「有限と微小のパン」です。
 今週中に、2位までは読み終わりたいですね。

かおる(♂)@某大学ミス研さん
 メールマガジン「本の流行情報 BOOK chase !」に、嵐山さんの書評発見!
 いよいよ、プロデビュー?ですか!

おまけ
 「ミステリマガジン」の、笠井潔と茶木則雄の論争?
 あまりに低次元な争いになりそうで、がっくりきました
 こんな事なら、何も反論しなかった人の方が、まだましだった様な気が...


No.592 (98/10/26 23:16)
name:かおる(♂)@某大学ミス研
email:arasiyama@ma1.seikyou.ne.jp
URL:http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/annnai.html

國桃櫻さん
>宮部みゆきさんのサイン会の整理券、手に入れたんだもの(ピース)!
>もお、満足満足
 神戸三宮駸々堂ですね。いいなあ。『クロスファイア』読むのはしばらく
先になりそうです

>(心残りは有栖川有栖さんだけだね〜)。
 これって芦辺さんとの公開対談の奴ですか?
 URLをクリックすれば某大学で行われる有栖川さんの質問会
の案内にいけますよ


No.591 (98/10/26 20:09)
name:國桃櫻
email:
URL:

 今日は。
 いま、とってもハッピー(♪)な國桃で〜す。
 何って、宮部みゆきさんのサイン会の整理券、手に入れたんだもの(ピース)!
 もお、満足満足(心残りは有栖川有栖さんだけだね〜)。
 それじゃ、また。


No.590 (98/10/26 19:28)
name:彩古
email:
URL:

小林文庫オーナー様

H文庫の購入金額、74,000円ですか。ちょうど、僕の倍の金額だ。
なかなかやってくれますね。
ぼくも夏の買い物がたたらなければ、そのぐらいお金使いたかったな。
ここだけの話、こそっと教えると、喜国さんなんて今回のお買い物、
締めて13万円だそうです。(笑)

>「悪魔の函」鷲尾三郎 4000円
これこれ。ちょっと悔しいです。
今回、出品されていた鷲尾三郎の本のなかでは、唯一持っていなかったもので。
今回の目録の鷲尾三郎は全点注文が入ったそうです。
鷲尾三郎ブーム到来か。なわけ、ないよね。

今回H文庫で買った本。
『南海の毒杯』蘭郁二郎 背ワレ、イタミ 15,000円
『赤龍館殺人事件』大月恒志 8,000円
『白昼艶夢』朝山蜻一 見返し欠 4,000円
『生きている悪魔』(作者失念、いま会社からなので) 3,000円
『あざらし少年』南澤十七 7,000円
でした。


No.589 (98/10/26 09:38)
name:フク
email:fukuda@kyogoku.com
URL:http://www.din.or.jp/~fukuda/

無事帰国しました(^^)

出発前に頼んでおいたインターネットの古本通販の本が届いていました。
文庫五冊で2,300円とオーナー他の探求本に比べると可愛いモノですが、この
ような購入方法が初めてだったので、意外とあっさりと入手できたので複雑
な気分です。足で回って探すのが旨だったのに・・・・

ロートレック荘みたいな本:
我孫子武丸先生の作品に有名なものがあります。題名は挙げませんが、びっく
りすること請け合いの本です。ちょっとグロな描写もありますが、未読でした
ら読む価値があるのでは、と思います。

本を読むこと:
私の読書スピードが平均より多少早い(?)のは皆さんの話題に追い付くため、
やむを得ず身に付いたものです(笑)


No.588 (98/10/26 01:33)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

 お答えし残した最後の質問にご返事を!
 質問されてから、1週間もたってしまいましたよ(泣)

 RESが遅れている方には、徐々にご返事します。
 一応書き込みに追いつこうとしている努力は認めて下さいね。

彩古さん
 『フレンチ警視最初の事件』仲介のお話、ありがとうございます。
 この本は、新刊書として買ったのは確かなので、家中探せばどこからか出てくるはずなのですが...(汗)
 もっと本気で捜している方は大勢は居ると思うので、今回は遠慮します。

 H文庫から注文本は、私のところにも17日に着いています。
 何を買ったかは、あんまり答えたく無いんですが(汗)
 また、宇宙人とかエイリアンとか、お金の大切さを知らない、とか言われそうなので(笑)
 まー隠してもしょうがないので、ソットお教えしましょう。

 まず、大本命として、一番欲しかった本は...
 「シュピオ」3巻4号 4万円 当選!
 これだけで、彩古さんの出費を超えていますね。(泣)
 この本は、ここのところ3回連続、抽選洩れ。「古書ディック」では1.5万でした。
 木々高太郎の直木賞受賞記念号ですが、木々氏の希望で、探偵小説の年鑑としとて使えるような編集となっています。
 中心は、当時の探偵文壇の作家・評論家の代表作を集めたアンソロジーで、各作家には著書目録が付いています。
 他にも、作家の住所録や、当時存在していた出版社の探偵小説・評論書を全部網羅した広告など。
 私としては、ぜひ手元に置きたかった本なんですがね。
 送られてきた本は、保存状態が良くないので、チョット高かったなぁ、と思っております(泣)

 次には、同人誌特集に敬意を評して、同人誌「書斎の屍体」2冊で2.5万円 当選!
 私は、古書が高いことには、かなり寛容なのですが、15年程度前の同人誌が、この値段とは!
 このくらいの本なら、当時大学のミス研にいた方なら、持っていても不思議はないと思いうんですがね。
 ただし、内容は同人誌のレベルを遥に越えた充実度。
 読んでいてミステリー好きのオーラが伝わって来る。私はこういう本が大好きなんです。
 編集者、発行人の方は、最近お名前聞きませんが、どうしていらっしゃるんでしょうか?
 これだけの論考を書ける方が、埋もれているとしたら、非常にもったいないと思います。
 
 他には、「推理文学」28号、29号 2500円×2
 これで揃いになった筈なのですが、昔買った部分がどうしても見つからないんです(泣)
 「悪魔の函」鷲尾三郎 4000円
 今ごろ、こんな本を買っているとは、私の収集がいかに手薄か解りますね。
 
 ついでに、外れた本も挙げると
 「ラヂオ講演講座6輯」 4000円 「探偵小説家座談会収録」
 戦前には、ラヂオ講演を活字化した本が、幾つか発行されていて、乱歩を始めとした探偵小説家の講演も多かったようです。
 これは、抽選に外れるだろうと思っていました。
 「天城一作品集成(立教ミステリ別冊?)」 2冊 2.5万円
 この値段のこの本を買う人が他にも居るとは! ミステリファンの充実って、結構凄いのね。

  んー、やっぱり皆さんから馬鹿にされそうだな。


No.587 (98/10/26 00:07)
name:pankichi
email:
URL:

>お嬢様は名探偵
結局最終回しか見ることができませんでしたが、
なかなか面白いじゃありませんか!!ビデオがでたら、あるいは
再放送があったらぜひ見たいです。良介・優介(こうかくとホントに
漫才師のようですが^^;)も双子じゃないのが残念ですけど、いい
キャラクターが出ていますね。赤沼さんもいいなあ。

>奇跡の人
1話しか見ていませんが、原作に忠実なところもあれば、全然ちがう
ところもあって、最後はどうなるのか気になるところです。
山崎まさよし氏のキャスティングはピッタリな気がします。

>眠れる森
これの影響?で、今まで読んでいなかった「エジプト十字架の秘密」
(ハヤカワ文庫版)を読みました(^_^;)。(おかげで、「奪取」は買ってある
けど未読です)思うに、この本の内容自体はあのドラマには関係なさそう
なんですが・・・。十字架は関係あるみたいですけどね。
野沢尚さんの「破線のマリス」は未読ですが、あまり良い評判を聞かない
のが気になります。(うーん、でも読んでいないので私には何とも言えません。)

>ネタバレ被害
私は金田一少年に1回やられました(笑)。書評ではほとんどないですが、
このミスで「黒い家」をイラストで紹介してあるのをみて、これはひょっとして
ネタバレかな?と思いました。私はあの作品はホラーであってミステリでは
ないと思うのですが、あれを知っているのといないのとでは、やっぱり、
ドキドキ感が違うと思うのです〜。でもどこまでがネタバレかという基準は
人によって違うので、むずかしいですね。(あからさまにトリックや犯人を
ばらしているのは論外ですが^^;)


No.586 (98/10/25 19:00)
name:ゆずか
email:
URL:

 こんにちは。
 やっとですが,「月曜日の水玉模様」を読みました。
テストも終わり,「ああ,やっと買いに行ける〜^^」と・・。
 私が行った本屋は,割と大きかったのですが,平積みされてました。
そこは,プラス加納さんの本が全部揃ってました。良いですね。(^^)
 感想としては・・確かに今までの加納さんとはちょっと,文の感じ
が違いましたね。なんだかさばさばしてるような気がしました。
 萩くんと陶子さんの関係が好きです・・。陶子さんが鈍すぎるし(笑)。
私としては,「水曜日」がちょっと分かり難かったです・・。
 でも,「日曜日」に全員集合したのが,すごく嬉しかったです。
 何だか,暖かくていいなあ・・と,読み終わった後思いました。
 やっぱりいいな・・・。(^^)

 ちょっと変な文?ですね。ではでは。
 


No.585 (98/10/25 17:30)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

KIYOKA-CHANさん
 こんにちは、正式なご返事が遅れてすみません。(こればっか (^_^;))
 久生十蘭のペンネームについて、教えて下さって、ありがとうございます。
 (このくらいの引用は、当然問題ないと思いますよ)
 
  都筑道夫さんの意見は、都筑さんらしい、うがった説ですね。

  桃源社の、”大ロマンの復活”シリーズは、戦前の作家の再評価と復刊の契機となったシリーズで、私もこのシリ−ズで初めて読んだ作家も多いです。
 さすがに、リアルタイムでは読んでいないので、持っていない本が多いのですが、解説など読み直してみたいですね。

 これからも宜しくお願いします。


No.584 (98/10/25 17:07)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

谷口理恵さん
 こんにちは、正式なご返事が遅れてすみません。
 その間に、何度も書き込んでいただいて、ありがとうございます。

 みなさん、読書状況や、筒井康隆のオススメ、教えていただて、ありがとうございます。
 どこかに書きましたが、私は最近本が読めなくなっています。
 最大の理由は集中力の欠如 (^_^;) 、と仕事の忙しさですが、インターネットを始めたのも理由の一つですね。
 以前は、寝る前には本を読んでいたのに、今はネットにアクセスしている状態ですから...
 インターネットは読書の敵かもしれないです..(^_^;)
 でも、最盛期でも平日に通勤時間を使って2冊、土日に1、2冊程度でした。
 一日1冊読んでいる人は論外ですが、この位読んでいれば話題作に一通り目を通せますからね。
 皆さんのおっしゃる様に、マイペースで楽しんで読むのが一番だと思います。
 
> 来春より私もコンピュ−タ系の会社でプログラマ−として働くこととなって
> いたので,プロフィ−ルを拝見しまして,身近に感じたものです.
 ありがとうございます。
 コンピューターの仕事は、まだまだ将来性もあるし、面白い仕事だと思います。
 まずは、コンピューターを好きになって、色々な事に好奇心を持って知識を吸収して下さい。
 あと、どんなソフトウエアも、最後にははそれを利用する人がいて、ユーザーの役に立つことが目的だ、と言うことを忘れないで下さいね。
 (年寄りの、余計な説教でした..)

> ロ−トレックのことですが,ああいうトリックは多いものなのですか.
> 色々読んでいないため知らないのでこの手のトリックの本を教えて頂けませんか.
> よろしくお願いします.
 これは、とっても難しい質問です。
 ああいうトリックの本は結構多いのですが、「ああいうトリック」だと知っていて読むのと、知らずに読むのでは、面白さが10倍くらい違いますからね。
 だから、簡単に教えるわけには行かないんです。
 と言いながら、私も「ああいうトリック」の本を探し回った時期があって、いろいろな解説書をチェックしたものです。
 だから、谷口さんの質問も良くわかるんですよね。
 こんな時は、どうしたら良いのでしょうか? 皆さんのご意見も教えて下さい


No.583 (98/10/24 16:00)
name:國桃櫻
email:
URL:

 今日は。
 予定通りに『時計を忘れて森へいこう』読み終えて、図書館へ。
 返却後、『死体の冷めないうちに』『十三番目の陪審員』『天啓の器』を貸出。内心、許容量オーバーしてる〜、と悲鳴をあげつつ。
 眼前にぶら下げられると、つい手が出ちゃうんです(猫以下……)。まあ、なんとかなる……否、ならないなぁ。神様〜ッ。
 で、現在、読んでいるのが矢作俊彦著、『あ・じゃ・ぱん 上』。お、重い……じゃなくてぇ、面白い(でも、腕は痛い)!
 お話は民主主義と社会主義とに政治的分断がなされた(仮想)日本を外国人記者が……といった内容(下手な説明。泣ける)ですけど、そうか関西はやっぱり○○に支配されるのかとか、なるほど如何にも《壁》を建造するのは□□□だよね〜とか、兎に角とにかく笑えます。
 ミステリじゃないけど、こんなのもたまには良いでしょ。
 え。國桃の書き込みはそんなのばっかりだって? うん。そうです(確信犯だね)。


No.582 (98/10/24 02:02)
name:KIYOKA-CHAN
email:
URL:

オーナー様、都筑道夫さんの「久生十蘭PN」推察 要約してみました。
(前出、「久しくいきとらん」「食うとらん」「シャルル・デュラン」説)
マズイようでしたら、削除して下さい。

> 普通には「ひさおじゅうらん」と読まれているが”小説と読物”という雑誌に
> 『骨仏』というショートショート(S23.2月号)の題名のわきに、
> FAIENCE OSSEUSE par Jurand Kouve と さしえの中に書いてある。
> 題名にはコツボトケとカナがふってあり、仏訳も直訳でないので、作者の
> 指定で画家が書きこんだとも考えられ とすると、ほんとうは「くぶ・じゅらん」
> と読ませたかった、ということになり「食うとらん」説に分がある。

これは、桃源社S.44年7月10日発行の「真説・鉄仮面」(真・鉄仮 とも旧漢字)
の解説のなかで述べているのですが、『さしえ』と『フリガナ』でそこまで!と思っ
てしまうのは私だけでしょうか(^^;
しかし、桃源社のこの本は”大ロマンの復活”というラインナップで出しているの
ですが、他の本も興味深いです。 小栗虫太郎「人外魔境」「二十世紀鉄仮面」
解説が都筑道夫・種村季弘、 橘 外男「青白き裸女群像」解説 渋澤龍彦 、等
作品もさることながら解説も是非読んでみたいものです。


No.581 (98/10/21 13:10)
name:谷口理恵
email:
URL:

みなさんの読書状況教えて頂いてありがとうございました.遅い早いなどは気にしないでじっくりと読んで行こうと思います.ついでに私は週に多くて2冊で,1か月ではだいたい4冊読めたらいいほうです.読む時と読まない時があるので.寝る前や,学校で暇を見つけて読んでいます.どうしても家にいる時はテレビを見てしまうので時間がすぐ過ぎてしまいます.だめですね.

フク様
富豪探偵 まだ読んでないので是非読んでみようと思います.今はスティ−ウ`ン・キングのグリ−ン・マイル1を読んでいるのでまずはそれを片づけないと・・・.ところで海外出張とはたいへんですね.私はまだ日本を出た事がないのでうらやましいです.お気をつけて.

美夜さま:
ロ−トレックのことですが,ああいうトリックは多いものなのですか.色々読んでいないため知らないのでこの手のトリックの本を教えて頂けませんか.よろしくお願いします.

最近寒くなって来ましたね.ベットにもぐって本を読むのが楽しい季節になってきましたが,寒いのはやっぱりいやです.今は学生なので早起き視なくてもいいのが唯一救いですね.今年で最後ですが・・・
みなさんかぜなど気をつけてください.では.



No.580 (98/10/21 10:12)
name:ふぉれすと
email:
URL:

フクさんとkashibaさんが書かれている早稲田通りの古書店街を
歩いてきました。私の最寄り駅は早稲田(家は反対方向)なんですが、引っ越して
きたばかりで、こんなところがあるなんて知りませんでした。
勤め帰りに行ったので(8時ごろ)、ほとんどの店が閉まったあとでしたが、
今度土曜日にでも散策してみようと思っています。

しかし、早稲田通り沿いには古書店のほかにも、ラーメン屋がやたらありますね。
そっちの方も楽しみです。


No.579 (98/10/21 08:47)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

 それでは、返事できることだけ、ご返事を!

 サイン本といえば、神田の東京堂書店には、サイン本コーナーがありますね。
 逢坂剛さんのサイン本はいつでも在る状況です。
 私の神保町の巡回コースのひとつになっています。
 そういえば、東京八重洲の八重洲ブックセンターにも、新装記念でサイン本コーナーが特設されてました。
 北村薫や山口雅也、折原一などの東京創元社本が沢山ありましたが、まだあるかなぁ。
 八重洲ブックセンターでは、鮎川哲也のサイン本を買ったことがありました。

 作家のペンネームの由来の話題は、面白そうです。
 都筑道夫さんの推察、についても知りたいですね。
 一部を引用するの出なければ、引用の範囲と言うことで問題はないと、私は思いますが。
 面白そうな考察があれば、教えて下さい>KIYOKA-CHANさん
 # もちろん、先人の成果を尊重するの大切で、引用先も明記するのは常識ですが

 創元推理文庫の絶版について。
 来年が、創元推理文庫の発刊40周年で、いろいろなイベントを予定していると、「創元推理」に書いてありました。
 企画の一つとして、既発行ぶんの「総目録」を刊行するようです。
 これは、私の待ち望んでいたものですね。
 ポケミスの総目録も出たばかりですが、早川書房の出版物については資料が多いのに、東京創元社については殆どなかったので。
 きっと、40周年にあわせて、復刊もしてくれると思うので、期待してます。

 ひろさん
 リンクありがとうございます。
 あまり、濃いばかりのHPにはしたくないのですが...
 (濃い話題「も」歓迎!) 


No.578 (98/10/21 08:11)
name:風々子
email:
URL:

フクさん>
「富豪刑事」の言葉に反応しました。(あれ、探偵?刑事?…記憶が曖昧(^^)
私も、この本の並のミステリ短編にはみられない破天荒な展開に、大いに楽しませてもらいました。

「ロートレック」は来年には読むつもりです。文庫刊行と同時に買うことは買ったのです。けれども他のつんどくを片付けているうちに、いつの間にか時が経ってしまいました。

ちなみに私は、月に5、6冊、年間70冊くらいですね。車通勤だし、平日の夜は酒を飲むのでほとんど読みません。もっぱら週末が読書タイムです。

というわけで國桃櫻さん>
読書速度の話、同感です。人それぞれ最適な読書ペースというのはありますよね。むりして早く読もうとして、結局楽しめなかったりすると損だと思います。


No.577 (98/10/21 01:58)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

 こんにちは
 谷口理恵さん、KIYOKA-CHANさん、はじめまして。
 書き込みありがとうございます。
 これからも、よろしくお願いしますね。

 いやー、それにしても活発な掲示板になってしまいましたね。
 その他のみなさんも、書き込みありがとうございます。

 何故か、現在新横浜のホテルから書き込みしています。
 月曜から、今日(21日)まで、新横浜に泊り込みです。
 別に、横浜の応援ではないです。
 今週は、明日も外に出ているので、ずっと本屋さんにも行けない状態です。
 そんな理由で、みなさまへの、ご返事が遅れてしまってます。ごめんなさい。
 質問があった事には、必ず返事しますので、少し待って下さいね。
 それまでは、みなさま勝手に、ご自由に、書き込んでくださいませ。

 どうせ、出張なら、xxさんみたいに、韓国とか、台湾とか行きたいなぁ。
 ホテルで、PHS+Librettoで書き込んでいる、モバイルPC派のオーナーでした。


No.576 (98/10/20 22:57)
name:フク
email:
URL:http://www.din.or.jp/~fukuda/

今日は往復8時間ほど電車に乗っていたので本を3.5冊読めました(^^)
営業マンの特権ですね。明日から海外出張ですので、また読みまくれる
予定です。(すぐ帰ってきますが)

kasibaさま&原口さま:
『御手洗潔のメロディ』、kasibaさんと同じような寛大な心になれませんで
した。3/4既読だし、誰か買うでしょうから、借りて読みます。メフィスト
っていやぁ、田中芳樹の薬師寺涼子もまんま、あっという間にノベルズですね。

理恵さま:
筒井康隆氏のミステリ作品として『富豪探偵』も面白かったです。お金を使っ
てフェアに事件を解決していくノリは他のミステリにはない楽しさです。

ようやくさっき『お嬢様は名探偵』最終回のビデオを見ました。ラストはあー
来るか。


No.575 (98/10/20 20:34)
name:國桃櫻
email:
URL:

 追加(忘れてた)。國桃の行きつけの本屋さんには筒井康隆さんが新刊を上梓すると、サイン本が山積みされます。
 物心のついた頃から行われていたために、本屋さんとはそういうものなのだ、と長いあいだ信じていました(違いますよね)。
 何故そうなのかは不明。謎です。分かりません。
 一度、書店員さんに訊いてみたいと考えてはいるんですけど、未だ実行されず、です(気が弱いから)。
 ちなみに國桃は星新一派なので購入したことはありません(ファンが聞いたら噴飯ものでしょうけど)。
 それでは失礼いたしました。


No.574 (98/10/20 20:22)
name:國桃櫻
email:
URL:

 はいはい! 通勤途中の電車で読書派、です。
 でも、片道の約1時間半ほどの間、約60頁から80頁しか読めません(振り返ると、長編より短編集は読込速度が速いです。何故かな?)。
 総じて一週間に1、2冊。だから日に一冊を読了される方に比すと……ううん、でもまあ、それは個性だし、読むのが遅いということは転じると、長く楽しめるということだから良いでしょ。うん。

 現在、國桃は『時計を忘れて森へ行こう』を読込中(あと一日くらいかな)。
 次は『美貌の帳』にしょう。


No.573 (98/10/20 19:53)
name:美夜
email:
URL:

オーナー様
「BOOK OFF」古本価格の謎、にお答え下さってありがとうございます。
ナルホドそういう理由か、と納得しました。
思ったより適当なんだなぁ、と思ってしまいました。

ひろ様&谷口理恵様
「ロートレック荘事件」、なつかしいです。
私は図書館で借りて、4,5年前に読みました。
ですが私の場合、似たようなトリックの本を2,3冊読んだ事があったので、
「またこのトリックか」と思って楽しめませんでした。
どちらかというと、「フェミニズム殺人事件(だったと思います)」の方が
面白かったように思います。


No.572 (98/10/20 11:57)
name:谷口理恵
email:
URL:

ひろ様
私のまわりは本好きな人がいないので,筒井作品を読んでいる人もやはりいなかったもので....
こうやって[私も筒井好き]とおっしゃる方とお話しできてうれしいです.でも筒井作品のすべてを読み尽くした
わけではないので,ひろさんのオススメみたいなのありましたら是非教えて下さい.

オ−ナ−様
はじめまして,
いきなりですが,素朴な疑問があるのですが.いつもお忙しいかと思うのですが,いつ,どの位のペ−スで読書なさっておられるのですか.みなさんたくさん読まれているので私は読むのがおそいのかな,と心配になってきました.


No.571 (98/10/20 10:31)
name:KIYOKA-CHAN
email:
URL:

はじめまして、時々楽しく読ませていただいています。
久生十蘭のPNに反応してしまいました。

オーナー様
久生十蘭:パリのアトリエ座主催俳優兼演出家、シャルル・デュランの名を
黒岩涙香のシステムで漢字にうつしたもの
という説もあります。

都筑道夫さんが、「真説・鉄仮面」(桃源社)の解説に興味深いPNの由来に
ついての推察を書いていらっしゃいました。抜粋しようか、とも思ったのですが
著作権の問題とかがあったらいけませんので遠慮しときました。
問題がなければ、カキコするのですが・・・。

それでは今後ともよろしくお願いします



No.570 (98/10/20 09:00)
name:kashiba
email:
URL:

私も「御手洗潔のメロディ」読みました。うーん、辛いなあ。
この本に2000円近く出すという自分が情けない。
まあ、高いとわかっていても「お祭りには屋台の焼きソバ買わなきゃ」ってノリですかねえ。
それとも、出版系新興宗教信者の心境?

それにしてもメフィストって本はなんなのでしょう。単行本の予告編?
掲載から本になるのが早すぎません?
少しは「EQ」を見習え!?(いや、まあ、あれは行き過ぎだけど:笑
一体「エディプス症候群」はいつ本になるのでしょう。謎。)

彩古さま
「『フレンチ警視最初の事件』絶版の謎」ですが
1)松原正訳と長谷川修二訳は基本的に絶版(うまくすれば改訳)。
2)大英断でクロフツの未訳作・悪訳作を年代順に新訳紹介する企画に着手。
(創元推理文庫 「探偵小説全集」)
3)でも、途中で力尽きた。(その後、地獄のペーパーバックヒーロー路線へ)
中期の 「FOUND FLOATING」「ANTIDOTE TO VENOM」も未訳のまま、
最後期の「フレンチ警視最初の事件」には届かなかった。
ってことなのでは?なまじ、大きな企画の流れに位置づけられたのが悲劇と見てます。
一応、守備範囲なので、少し濃い話題(^ー^)>
では。


No.569 (98/10/20 04:33)
name:原口一也
email:stfpro@be.mbn.or.jp
URL:http://plaza2.mbn.or.jp/~haraguchi/html/

ども! 
自分も『屍鬼』は買っているのですが、なかなか手をつけられません。
あと、筒井康隆はもっと今の人に読まれてほしい作家。
自分は学生のときに影響をうけまくりました。

で、島田荘司の久々の新作、『御手洗潔のメロディ』読みました。
石岡と御手洗の掛け合い漫才が懐かしすぎて、涙チョチョ切れ。
もう、冷静な判断が下せません。
推理小説じゃないドラマ作品が2編入っているのですが、
これがまた感動的。腐っても島田荘司。早く長編書いてくれ〜。


No.568 (98/10/20 01:08)
name:ひろ
email:tomobaya@mail.goo.ne.jp
URL:http://www.geocities.co.jp/Playtown-Spade/1644/

谷口理恵様
はじめまして。わーい、ロートレック荘読んでるかたやっぱりいるんですね。
あれはとてもお気に入りの作品です。筒井はもうすべて好きなんですよ。

オーナー様
リンクはり終わりました。
>さりげなく、こう書くところが凄いですね。
>蔵書の幅広さが、伺われます。
とんでもないです。ただ、anan系の部屋をめざしているんで、
本はきつきつにつみあげて省スペースをはかってるんです。
それで持ってる本を忘れちゃうだけです。
おかげで「悪魔の手毬歌」3冊、「グレイシーアレン」2冊、
うーん、お金は注意深く使わなきゃ。

いま、YAKATAやってます。あれのトリック私は好みですが、
綾辻さんがこのタイプを書くとは。びっくり。


No.567 (98/10/19 15:43)
name:彩古
email:
URL:

『フレンチ警視最初の事件』
創元推理文庫のききめといったら、これと『反逆者の財布』『幽霊の2/3』でしょうね。
3冊とも、カバー付を見ること自体まれで、『フレンチ警視最初の事件』の灰色のカバーを
見たことが1回しかありません。
『フレンチ警視最初の事件』は小説もおもしろいのに、なぜ絶版になったままなのか
とても不思議ですね。
友人で『フレンチ警視最初の事件』をダブらせている人がいるんですけど、
適当な交換本を希望されています。それでもよければ仲介します。

それはさておき、H文庫から注文本が届いていました。
やはり、本命は外れている。まあ、そんなものだよね。
でも、9冊中5冊届いたから、まあまあというべきなのか。
支払いは37,000円でした。
小林さんはどうでした?


No.566 (98/10/19 14:35)
name:ふぉれすと
email:
URL:

こんにちは。
週末は『屍鬼』を読むつもりが、ほんのさわりしか読めませんでした。
「お嬢様は名探偵」、終わってしまいましたね。「夢の家」までいかなかったのが残念です。
実は、夢の家までドラマになると一人勝手に思いこんでいて、あのラストが映像化される
ことを想像して、密かに赤面していたびですが。
で、内容はよかったと思うのですが、台風情報表示のときに画面が小さくなったり、ズームするのが気になりました。
飲酒視聴していたので、細かいところまで理解できてないし(苦笑)、再放送希望に一票です。

篠田節子ネタフリの件ですが、『弥勒』読了後に感想などをアップしますね。
もっとも『屍鬼』読了後になるので、はるか先になりそうですが。
あ、そういえば、「お嬢様は名探偵」の枠の前のドラマ、『女たちのジハード』を見逃したので、こちらの再放送もして欲しいです。

それでは。


No.565 (98/10/19 14:07)
name:谷口理恵
email:je295404@ed.yama.sut.ac.jp
URL:

はじめまして.最近,推理小説をよみはじめたものです.以前は読むだけで頭を使いそうな気がするので読まなかったのですが,筒井康隆さんの[ロ−トレック荘,,,]ではまるかもと予感し,宮部みゆき作品でどっぷりつかりました.
今は,宮部作品の読破をめざしつつ,綾辻行人作品で日々楽しんでおります.漫画もよく読むのですが,小説も同じ位読めるようになりました.
それから,小林さんのホ−ムペ−ジに出会えて感激いたしました.詳しく緻密な構成に満足せずにはいられません.来春より私もコンピュ−タ系の会社でプログラマ−として働くこととなっていたので,プロフィ−ルを拝見しまして,身近に感じたものです.
稚拙な文章で失礼致しましたがこれからもよろしくお願い致します.(ブックマ−クに早速登録しました.)

  


No.564 (98/10/19 12:32)
name:kashiba
email:
URL:

お詫びと訂正です。
既に旧聞に属しますが(なんと活発な掲示板でしょう(^ー^))
神保町のお話。

●神保町ブックセンター(靖国通り沿い、神保町交差点から見て九段下寄り:北村書店より手前、1F)
「北村書店手前」じゃなくて「北沢書店手前」

●RBパワーズ (靖国通りから、一本水道橋寄りの通り沿い、神保町交差点から見て駿河台寄り、1F)
「パワーズ」じゃなくて「ワンダー」でした。

すんません。揮発性メモリーなもので m(_^_)m

なお、岩堀氏お探しの「探偵小説四十年」は復刻版が神保町ブックセンターに出てました。
(金曜日18:00時点のお話ですが)
では。


No.563 (98/10/19 08:47)
name:風々子
email:
URL:

ネタバレ被害>
以前、小林信彦編「横溝正史読本」でえらい目に遭いました。
収録されている対談で、小林氏がいくつか、そのものズバリのネタバレをやらかしてくれたのです。
そのなかで、クイーンの「レーン最後の事件」とクリスティーの「カーテン」が未読でした。
嗚呼…

さらに、同書収録の坂口安吾の随筆はもっと凶悪でした。
クリスティーの「シタフォード」をさんざん褒めちぎってこちらに期待を持たせたあげく、おもむろにトリックをばらすという、最悪の書き方をしているのです。
その後読んだ「シタフォード」は全く楽しめませんでした(;;)

思い出すと溜息が出ます。



No.562 (98/10/19 07:58)
name:pankichi
email:
URL:

>お嬢様は名探偵の最終回
高知では台風情報のために、放送が延期になりました。。
放送された地域もあるんですね〜。ああいうのは全国共通では
ないのですね。


No.561 (98/10/18 20:15)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

AKEMIさん
 はじめまして。
 書き込み、ありがとうございます。
 こちらこそ、よろしくお願いします。

 『燃える地の果てに』(逢坂剛)は、私も読み終わりました。
 「スペインの海に核爆弾が落ちた」と言う話しにしては、派手な展開のない作品ですが(けなしている訳ではなく、そこが良いんです)、読み出したら止められない作品で、私は評価は高いです。
 最後の終着点については、冒険小説畑の評論家は評価が高いようですが、それほどは感心しませんでしたが。
 AKEMIさんの感想はどうでしたか?

 「お嬢様は名探偵」は、下にも書いたように、見逃してしまいました。
 2回目を見た限りでは、原作の設定が生かされていて、良かったと思います。

>  ご挨拶はこれくらいで。また、参加させていただきます。
 ありがとうございます。 また何か書き込んで下さいね。 m(__)m


No.560 (98/10/18 20:12)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

岩堀さん
らじ@求道の果てさん
 久生十蘭:「久しく生きとらん、食うとらん」
  と言われているが、実は...、という説を聞いたことがあるような気がしますが、どこで聞いたか全然思い出せません。夢だったのかも。
 佐野 洋:サノヨ〜イヨイ から
  新聞記者と二足の草鞋をはいていた時、「社の用」もしている、と言う事から付けた、と言う説も聞いたことがあります。
 ペンネームには、他にもいろいろ面白いいわれがあるのが、有りそうですね。
 今、思い出したのが、田島莉茉子(「野球殺人事件」)は、「こまりました」から付けたとか...

國桃櫻さん
 『お嬢様は名探偵』の最終回、見逃してしまいました。(泣)
 何をしていたかと言うと、お酒を飲んでいました。
 うーーん、北村薫ファンとしては落第か? ごめんなさい! 再放送しないかなぁ。
 あと、「推理小説ノート」の情報、役立っているなら嬉しいです。
 この情報は、女性誌、趣味誌、青年誌..などは、全くチェックしていないので、どこかで面白い記事を見かけたら、教えてくださいね>みなさま

 ただいま、以下の記事探求中です。お心当たりの方、乞連絡。
 「マリ・クレール」1990年2月号 「ラブロマンスの魅力 ミステリーベスト50」
 「女性セブン」1997年12月25日・1998年1月1日合併号 「1997年ベストミステリー10」
 「コスモポリタン日本語版」1998年5月号 「今日本のミステリーを面白くしている7人の女たち」

美夜さん
> 私が買った「27巻」なんて150円ですよ。
> その差は一体、何?
 BOOK OFFでは、価格設定はマニュアル化されていて、最初は定価の半額。 一定期間売れないと、1冊100円にすると聞いてます。
 要は、書籍の価値や希少性は全く判断していないんですね。
 だから、掘り出し物があるんでしょうね。
 と言いながら、私は一度も「ブックオフ」には行ったことが無いんですが (^_^;)

フクさん
> どなたも仰いませんが、掲示板も秋モードですね。夏の風鈴も良かった
> ですが、紅葉がまたいい感じで素敵だと思います。
 気付いて下さって、ありがとう。
 こういう書き込みの方が嬉しかったりして (^_^;)
 そういう、つまらない所で、遊んでいます。
 TOPページの絵も時々変えてますので、たまには見てくださいね >みなさま

ひろさん
> ずうっと前に書かれてた、現代小説?なんとか集の八巻、うちにありました。
> なんで私持ってることに今まで気づかなかったんだろう。
 さりげなく、こう書くところが凄いですね。
 蔵書の幅広さが、伺われます。
> あの、うちのページからリンクさせて下さいませんか?
> ここの国内物の濃さって最高です。
> ぜひぜひお願いします。
 リンクは大歓迎です。
 私のHPはリンクフリーですから、基本的に自由にリンクしていただいてかまいません。
 ご連絡いただければ、もっともっと嬉しいです。

ふぉれすとさん
> と、オーナーさんが書かれていますが、加納さんの作品は、文庫本
> 化されていないことと、『ガラスの麒麟』以外の過去の作品が書店
> にほとんど置かれていないからでしょうか。私も加納さんの作品を
> たくさんの人に読んでほしいと思って、知人にすすめています。
 文庫化は、いつになるんでしょうね。 私としては東京創元社から出して欲しいんですが。
 東京創元社から出た本は、大きな書店には置いてありますよ。
 一緒に、加納朋子さん普及活動をしましょう。
 篠田節子さnの話題はあまりでないので、話しを振っていただきたいですね。

風々子さん
> 読み方ですが、「ふうふうし」と号しております。
 と言うことは、女性じゃないのかなぁ。いや、お答えは不要です。(^_^;)
> 私は逆に現代国産ミステリに疎く、このページは非常に参考になります。
 それでは、お互い不得手な所を、補完しあうということで...
 こちらこそ、よろしくお願いいたします。

山内一昭さん
 4000円は、やっぱり少し高いですね。
 「フレンチ警視最初の事件」が、納屋に転がっているのですか?
 欲しがる方は、大勢いると思います。
 私も、リアルタイムで買ったはずなのですが、と言うことは山内さんは、結構なベテラン読者なのでしょうか?

原口さん
 お久しぶりです。
 私は、重厚長大な本は、殆ど読めていません (汗)
 最近の話題作の話には、ついていけない状態です(泣)
 京極夏彦と小野不由美と森博嗣は読みたいのですが...
 『御手洗潔のメロディ』は、群馬の書店では一度も見かけていません。
 ここにも「発行部数が少ない」疑惑が。


No.559 (98/10/18 17:41)
name:らじ@求道の果て
email:jiro@kyogoku.com
URL:http://www2m.biglobe.ne.jp/~takaq/jiro/jiro0.html

岩堀さん:
>久生十蘭:貧乏時代は飯もよう「食うとらん」

 より正確を期すならば
「久しく生きとらん、食うとらん」ですね。
ワシもP.N.ネタを一つ、伝奇小説家の
半村良さんはイーデス(良いです)・ハンソン(半村)さん
から採ったらしいですね、理由は知りませんが(^-^;)


No.558 (98/10/18 12:41)
name:國桃櫻
email:
URL:

 今日は。(『マニアックス』あと半分。今日中に読み終えられそう♪)
 観ました、『お嬢様は名探偵』の最終回。
 ラストが《良介さん》でなくて(というかなんか途中、すでに飛び出てたような気がする)なんか普通のドラマみたいな終結だな、と感じました。けど良かった。
 何って、《スズミ》のご主人役の犬塚弘さん(ファンです)。登場場面は少ないけど、存在感ばっちし!
《俺もまだまだ……》といったときの、嬉しさと寂しさの入り混じった表情は、泣けました。巧いですね〜。流石さすが!
 それから和尚さんと町長さんとお医者さん。イメージ通りでした(なんて贅沢な配役だろう)。それからそれから、
「優介です」
「良介です」
「漫才コンビじゃありません」
 ぷ……。ツ、ツボに。(笑わせてくれるじゃないの!)
 しっかし腹が立つのは、台風!
 何もこんな重要な日にいらっしゃらなくても〜よろしいのに。
 台風の進路状況とか頻繁で気が散るし、保存用にビデ録してるのに〜、と悲鳴をあげたら母親に呆れられるし。

 あ、あれ……? すごく長く書き込んでる(しかも軽々とした話題を)。ごめんなさい、て謝りついでに追加しとこ(顰蹙)。
『ファンファンファーマシィー』の(第何話か忘れた)『こころのわすれもの』は傑作の名作(泣けます、て泣いてばっかし)です!
 アニメの話題が鬼門なのは分かってるんですけどね。吐露したかったんです、この感動を。
 しかし、小中千昭さん(特殊脚本家)はすごい!


No.557 (98/10/18 09:57)
name:AKEMI
email:
URL:

はじめまして
 パソコン、インターネット、超初心者。書き込みも初めてです。おもしろいページだな思いまして、思わず参加したくなりました。よろしくお願いします。
 「燃える地の果てに」(逢坂剛)を読み終わったところです。長い話で、内容はまあまあかな。
 「お嬢様は名探偵」のドラマを見たら、舞台の【大子】は何度か行っていたので身近に感じて、景色に見とれていました。
 ドラマとしての脚色もなかなか良いと思います。
 北村薫の作品はどれも好きです。
 ご挨拶はこれくらいで。また、参加させていただきます。


No.556 (98/10/18 09:22)
name:岩堀
email:iwah@perl.hitachi.co.jp
URL:

 
  ひろ様
  やはり同志がいましたか(思わず口元がゆるんだりして)。
  私も高木作品は結構愛読してますよ。能面も、「あれ」
  さえなければ立派な出来だと思ってはいます。しかし、
  それはそれ、これはこれですよ。
  現代国民文学全集第8巻内容はあの通りで正解でしたか。最
  近憶力は自信喪失気味だったのでやや安心しました。

 Kashiba様
身内の葬儀以外でご愁傷様と言われたのは初めてです。「黒点」
  については知らない方が幸せだったかも…。
 

 遅くなりましたが、清涼院流水のPNについて皆様のコメント有り
 難う御座います。

  しゃれた?PNの例(なにかで読んだのは間違いありませんが真偽は不明)

    ・久生十蘭:貧乏時代は飯もよう「食うとらん」
    ・佐野 洋:サノヨ〜イヨイ から
    ・加田伶太郎(某純文学作家の、ミステリ畑での変名。
                      「完全犯罪」という作品あり)
      「私は、誰だろうか(ダレダロウカ)」をひねったものだそうです。

 *この頃書き込みがうまくいかなくて遅くなりました。



No.555 (98/10/18 01:21)
name:フク
email:
URL:http://www.din.or.jp/~fukuda/

早稲田通り古書店巡り、雨の中、敢行しました。
結局何も買いませんでしたが、改めて確認するといろいろ売っていて
興味深かったです。
kasibaさんのおっしゃった最初の一軒は多分「飯島書店」ポケミスが
無造作に大量に積んでありました。(奥にHこーなーもありましたが)
後、もう一軒ポケミス充実の「安藤書店」どちらかというと洋物系を
収集している方の方が面白いのかもしれません。
雨なのでワゴンが出ていないのが少し痛かったです。


No.554 (98/10/17 17:00)
name:國桃櫻
email:
URL:

 し、失敗した〜(いきなりなんだ、と思われるでしょうが)。
 このところ忙しくて、こちらの《推理小説ノート》の方を拝見する暇がなくて、今日ひさびさに入ってみると北村薫さんのインタビューだのエッセイだの対談だの――。すとーん、と奈落に落ちました(ううう。やっぱり、こまめにチェックしないと)。
 はあ、図書館に行こう。

 あ。オーナーさま、貴重な情報、ありがとうございました。ほんと、毎度毎度、助かります。
 このお礼は、ええと、精神的に(意味不明)。


No.553 (98/10/16 21:11)
name:美夜
email:
URL:

ひろ様
「現代国民文学全集第8巻」の収録作品の情報、ありがとうございます。
しかし持っていらっしゃる事をお忘れになるなんて、きっとたくさんの
蔵書がおありなのですね。
羨ましい限りです(笑)。
岩堀様のご記憶も素晴らしいです。
私だったら絶対に覚えていないでしょう。
それにしても、kashiba様がお見かけになったという本、どうして
3500円もするのでしょう?
私が買った「27巻」なんて150円ですよ。
その差は一体、何?
収録作品とか、そういうのに値段は影響するのでしょうか。
ちなみに私がその本を買ったのは、地元のBOOK OFFです。


No.552 (98/10/16 13:00)
name:フク
email:fukuda@kyogoku.com
URL:http://www.din.or.jp/~fukuda/

kashibaさま:
ありがとうございます。充分参考になります。この週末、早稲田にあるRホテル
に行く用事があるので、ぷらぷらと覗いて回りたいと思います。
#でも雨でしょうね、きっと。

オーナーさま:
どなたも仰いませんが、掲示板も秋モードですね。夏の風鈴も良かった
ですが、紅葉がまたいい感じで素敵だと思います。


No.551 (98/10/16 11:52)
name:ひろ
email:tomobaya@mail.goo.ne.jp
URL:http://www.geocities.co.jp/Playtown-Spade/1644/

こんにちわ。

岩堀様へ
私も能面でしたやられた口です。
ところが私はヴァンと高木さんが大好きなので、怒るに怒れずです。

美夜さま、岩堀様へ。
ずうっと前に書かれてた、現代小説?なんとか集の八巻、うちにありました。
岩堀様が書かれていた通り、孤島の鬼と人生の阿呆と、
八つ墓が収録作品です。
なんで私持ってることに今まで気づかなかったんだろう。

オーナーさま
あの、うちのページからリンクさせて下さいませんか?
ここの国内物の濃さって最高です。
ぜひぜひお願いします。


No.550 (98/10/16 09:31)
name:ふぉれすと
email:
URL:

こんにちは。
『月曜日の水玉模様』は「あっ」というまに読み終えてしまいまし
た。
『塗仏の宴 宴の始末』の直後だっただけに、よけいにあっという
まのような気がしました(^_^;)。
この「水玉模様」には、いくつか作者の遊びみたいなところがあっ
て、思わずにまっとしてしまいました。陶子さん&宏美くんコンビ
シリーズにしてほしいところです。うーん、次回作が待ち遠しいな
あ・・・
ところで、昨日近所の中型書店に寄ってみたら、「水玉模様」ちゃ
んと2冊棚に置いてありました。やっぱり第一刷の第一ロット(そ
んなのがあるのだろうか?)がすごく少なかったのでしょうか。

>加納朋子さんは、作品の評価も高く、熱心なファンも多いのに、い
まひとつブレイクしない。
>そこが残念です。

と、オーナーさんが書かれていますが、加納さんの作品は、文庫本
化されていないことと、『ガラスの麒麟』以外の過去の作品が書店
にほとんど置かれていないからでしょうか。私も加納さんの作品を
たくさんの人に読んでほしいと思って、知人にすすめています。

ところで、私の好きな作家は、加納朋子さんのほかには、
 恩田陸、京極夏彦、北村薫、篠田節子、浅田次郎・・・
といったところです。話題が出たら乱入させていただきます(^。^)

では。
この週末は、『屍鬼』に挑戦する、ふぉれすと

mail address: a-mori@sa2.so-net.ne.jp


No.549 (98/10/16 08:59)
name:kashiba
email:
URL:

風々子様、はじめまして

私もちょっとばかしミステリに興味がある程度で、
彩古さんの前ではとてもマニアなどとは名乗れませんが。(笑)
「キングとジョーカー」ゲットできてよろしうございました。
パラレルワールドものとはいえ、英王室の事がよくわからん私にとっては
舞台設定の妙なピブル警視ものより普通のミステリなのでは?と感じた記憶があります。

私も今年の年初にサンリオSF文庫197冊完集を達成して、「こいつは春から」と
うかれておりました。最後の1冊を手にいれた時には、(普段は絶対そんな事しないのですが)
古本屋の親父さんに「これで、揃いました!」と声をかけた所、親父さんが笑顔で「よかった!」と
うなずいてくれまして、嬉しかったです。
そいうえば、宮澤さんも「幻影城」完集おめでとうございます。
一応、欠番を気にかけてはいたのですが、お力になれなくてすみませんでした。

岩堀さま
「太陽黒点」の件、ご愁傷様です。
あのネタバレはかなり強烈なので、題名忘れるぐらい忘れないと
辛いですね。
あと、私は主立った洋物を読んでから和物にはいりましたので
「能面」被害には合わずにすみました。
乱歩の「化人幻戯」で洋物の超入手困難作(当時)の密室トリックを
割られた時には、とほほ、でしたが。

彩古さま
「生ける屍」の値段は、カスミ書房のショーケースを開けて確認されたのでしょうか?
それとも日本の常識なのでしょうか?何故か私も人づてに聞いて知っています(笑)
マイケル・コニイはいいですね!
私はとくに「ハローサマー、グッドバイ」に嵌まりまくりました。傑作!!

フク様
早稲田古書街は店の名前を覚えてないのでなんなのですが
早稲田に向かって通りの右手に1軒(一番最初の店:ポケミス充実)、
左手に3軒(1番最初の店は和物単行本と雑誌が充実)
早稲田通りを道なりに右に折れて右手に1軒(これだけ覚えてます、「江原書店」)、
チェックポイントがあります。店名確認しておきます。

オーナー様
「不老不死の血」ですか?中野で見かけたような気もしますが、自信ありません。
だいたい、こんなご質問にホイホイ応えられる訳がございません(笑)。
一応、ケアします。4000円は相場の倍、って感じですね。
では。


No.548 (98/10/16 08:39)
name:風々子
email:
URL:

彩古さん>
お勧めありがとうございます。
私にとってのイメージでは、サンリオ=SF叢書というものでした。SFは今のところ守備範囲外なので、サンリオ文庫の中で私のアンテナにひっかかったのはミステリとしてのP・ディキンスンだけなのです。
不勉強や読まず嫌いはいけませんね(−−)

お勧めいただいたけれども、じゃあ明日にでも買ってきますとは言えませんが>サンリオ(^^)

オーナーさま>
私は逆に現代国産ミステリに疎く、このページは非常に参考になります。最近北村薫を初めて読みました。感激しました。

読み方ですが、「ふうふうし」と号しております。
今後ともよろしくお願いします。


No.547 (98/10/16 06:43)
name:山内一昭
email:
URL:

オーナー様。
いろいろお世話になりました。
さすがですね。「不老不死の血」あっというまに見つけていただいて感激しております。謝謝。
しかーし!!4000円??!!あれが?。痛い。「屍鬼」で懐が痛めつけられた上に、これかい。
ああ、こんなマイナーな(SFとしてもムチャクチャマイナーだと思う)ものが、この値段。もっとも、現在文庫リストから削除されてしまっている本なので。案外こんなものかもと思ってみたり、ああこの本も「古書」なのだと過ぎ去った青春に思いを馳せてみたり。(^_^;
しかし、正直、ハムレット的状況。2000円程度までは覚悟していましたが・・・うーん。清水の舞台からとびおりることができるだろうか。(古いフレーズですね)
それとは別に「フレンチ警視最初の事件」ですか、うちの納屋(これも古い)を探してみます。数年前までは転がっていたはずです。、もっとも、管理が悪く黄色を通り越して茶色に紙がなっていたように思いますが。(^_^;
ではまた。

★メールアドレス k-yama@i-kochi.or.jp(メールアドレス欄に書くと掲示板の書き込みがなぜかできません。ここに書きます。)


No.546 (98/10/16 04:25)
name:原口
email:stfpro@be.mbn.or.jp
URL:http://plaza2.mbn.or.jp/~haraguchi/html/

久しぶりに発言させていただきます〜。
京極夏彦の『塗仏の宴 宴の支度』『塗仏の宴 宴の始末』をついに読み終えました。
半月くらいかかってしまったかなあ。
読みごたえありすぎて、頭がクラクラしてきました。
ここまでキャラクターが集まると、いわゆる「総集編」的な楽しさがあります。
それにしても、これから京極作品を読もうとする人は分厚い作品ばかりで、
どんどんハードルが高くなるような気がします。

ところで最近、『御手洗潔のメロディ』が出て、島田荘司ファンとしては
ちょっとうれしい今日このごろ。本当は長編が読みたいけど。


No.545 (98/10/16 00:03)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

ハルカさん。
 お好きにどうぞぉー。
 「覆面作家」シリーズのコミック、私も持ってます。
 これは、買うのがはずかしかったぁー (^_^;)
 コミックの方が原作に近くて、違和感がなかったような気がするんですけどね。

 ところで、「女性誌15冊の謎」では、美人編に続いて、ブス編というのも考えました。
 「女性誌といえば、ダイエットや美容整形の広告...」というところから始まるんですが。 (汗)
 実は、仕事に煮詰まって、会社でこんな事を書いている、オーナーでした。


No.544 (削除済)
No.543 (削除済)
No.542 (98/10/15 23:32)
name:高橋ハルカ
email:
URL:http://member.nifty.ne.jp/HRK/index.html

小林文庫オーナーさま>
うちの掲示板に書き込んでいただいた推理ですが、「女性誌15冊の謎」の
記事のほうに追加させていただきました。いちおうご報告まで。
いろいろと想像膨らむ推理です。
でも、真相はどうなんでしょうかね〜。気になります。

「覆面作家」シリーズのコミックですが、私、持ってます(^^)。
バリバリの少女漫画ですよ。全3巻。
2巻だけ、漫画家さんのオリジナルで、あとは原作どおりです。
私としては、千秋がとてもかわいい感じで描かれているので、いい感じだと
思うのですが。
考えてみたら、ミステリーのコミック化って難しいですよね。
講談社の漫画雑誌の編集部では、京極夏彦あたりを狙っていそうですが、
その号まるまる、京極堂のうんちくになったりして、つらそうです(^^)。

「お嬢様は名探偵」で私の中で原作のイメージに近いのは、あのお屋敷と左近です。
それでは。


No.541 (削除済)
No.540 (98/10/15 21:04)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

ふぉれすとさん、はじめまして

 いい歳なんですか?...って、そこは反応する所じゃないですね。
 加納朋子さんのファンとのこと、嬉しいですねぇ。

 「『月曜日の水玉模様』の発行部数が少ない」疑惑ですが、私もそんな感じがしています。
 同じ時期に集英社から出た、北方謙三の「ひび」は書店に山積みになっていたのに、『月曜日の水玉模様』は平積みになっているのは、殆ど見たことがありません。
 田舎にいると良くわかるのですが、群馬の書店で見かけたのは、発売後数日たってからですね。 これは、発行部数が少ない証拠です。
 加納朋子さんは、作品の評価も高く、熱心なファンも多いのに、いまひとつブレイクしない。
 そこが残念です。

 という訳で、これからも宜しくお願いします。


No.539 (98/10/15 21:03)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

山内一昭さん、こんにちは。

 「不老不死の血」は、実は私も中学生のころ買って読んだ記憶があるので、自宅の本棚を調べてみたんですが、見つかりませんでした。
 この本は、ぜんぜん私の好みではなかった記憶があるので、どこかで捨ててしまったんだと思います。 (^_^;)
 創元推理文庫といえば、ききめの「フレンチ警視最初の事件」も中学の頃買ったはずなのに、見つからないんですよね。
 # 私、大人のミステリーはフレンチ警部から入りました。

 それだけじゃ、役に立たないので、もう少し調べてみました。
 NIFTY で、国会図書館の蔵書目録を調べても、所蔵なし。
 紫式部で、「ふるほん文庫やさん」の目録を調べても、該当なし、でした。
 で、ちょっと思い当たって、下にも書いている「H文庫」の目録を見てみたら、掲載されていました。
 ただし、価格は4000円!
 という訳で、詳細はDMでお知らせします。
 
 他の書店で見かけることがあるかは、彩古さん、kashibaさんが詳しいと思うので、もし情報ご存知でしたら、教えて下さい。


No.538 (98/10/15 21:02)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

 千客万来!
 始めて書き込んでくださった方が多くて、嬉しいですぅ。

彩古さん 
> >(このページは洋物の話題はアリですか?(^^;)
> 海外の話題もまったくOKだと思います。
> kashibaさんなんて、あと数冊でポケミス全揃いらしいし。

 私の代わりにRES、ありがとうございます。
 
風々子さん
 本当に、海外の話題も、その他の話題もみんなOKです。
 私としては、このゲストブックが盛り上がれば、それが一番嬉しいです。
 ミステリーが好き、と言う一点さえ一致すれば、どんな書き込みでも大歓迎です。
 (別に、ミステリーの話題じゃなくても良いんですけどね)
 残念ながら、オーナーは海外ミステリーに弱いですけれど、面白かった本の話しなど、どんどん書き込んで下さい。
 きっと、どなたかが、ご返事して下さると思います。 (^_^;)
 それに私は、他人に影響されやすいので、どんどん洗脳してください。
 一番影響を与えられたのが、彩古さん、kashibaさんかな。
 また、古本屋めぐりをはじめそうです。
 普段は見なかった、TVドラマも見てしまったし...

 ところで、風々子さんって、なんてよむのですか?
 カゼカゼコさん、フウコさん?
 では、また宜しく m(__)m

なおこさん、こんにちは。
 私は、絶対「片桐陶子」は、加納さんがモデルだと思っているんですけど。
 イニシャル同じだし、住んでいる場所も、勤務先も同じ。
 だいいち、冴えないサラリーマンへの優しさは、小説の加納さんそのままです。
 (んーん、自分のことを思い浮かべて書いてしまった.. (^_^;) )
 私も、こんな作品も大好きです。
 なにより、もう少し、作品を書いて欲しい。
 乃南アサさんを読んでいた方への、オススメは何だろう? ちょっと考えてみます。


No.537 (98/10/15 20:37)
name:なおこ
email:chan-nao@po.teleway.ne.jp
URL:

こんにちは。
「月曜日の水玉模様」いいですよね。
今までの作品よりも、彼女らしさが出ているのでは?

最近、乃南アサを続けて読んでいるのですが、段々つらくなってきました。
こんなとき、オススメの本ってないですか?


No.536 (98/10/15 20:17)
name:美夜
email:
URL:

皆様、わりとドラマをご覧になられるのですね。
私が見るのは「金田一もの」くらいです。
で、原作と違うからって一人でTVに突っ込んでます(笑)。
基本的に許せないのですよね・・・、見ちゃいますが。
皆様はそういう事ってないのでしょうか?
それと、以前BSで放送された「虚無への供物」(確かタイトルは
違っていたと思います)のドラマと、ビデオであるという
「ドグラ・マグラ」をご覧になられた方、いらっしゃいますか?
いらっしゃいましたら、感想などお伺いしたいものです。

岩堀様。
そのお気持ち、わかります。
私も「アクロイド殺し」は読んだ事ないのに、犯人知っていますし。
「グリーン家殺人事件」は、浜尾四郎さんの「殺人鬼」を読む前に、
小栗虫太郎さんの「黒死館殺人事件」で犯人、知っていました。
でも私は、外国ものは苦手なので平気です(笑)。

オーナー様が書き込まれた古書のリスト。
浜尾四郎さんの「殺人小説集」は、ちょっと欲しいですね。
値段的に無理ですけど。
そんなお金があったら、「メルカトルと美袋のための殺人」の中の
「遠くで瑠璃鳥の鳴く(漢字が出ない)声が聞こえる」で、メルカトル
さんが乗っていた車と一緒の、私の愛車に注ぎ込みます(笑)。


No.535 (98/10/15 19:30)
name:フク
email:fukuda@kyogoku.com
URL:

神保町の話題が出たついで?に。

早稲田通りの古書店で比較的ミステリに強い店、というのは存在するので
しょうか?学術書とかが多いところが多いので、経験では店の数を回った
割になんにも買えなかったり、ということが多いのですが。
詳しい方おられましたら、教えて下さい。

#やっぱりこういうネタだとkashibaさん??


No.534 (98/10/15 17:50)
name:彩古
email:
URL:

風々子さん、はじめまして

>私の場合は年初に神保町でP・ディキンスンの
>「キングとジョーカー」サンリオ文庫 
>に出会えたときのときめき。今年はきっと良い年になると
>思ったものです。実際今年は当たり年のようで、

サンリオ文庫のディキンスンはみんな探してますよね。
ぼくも『生ける屍』は見つけるのに苦労しました。
神保町のカスミ書房なんかだと、8,000円ぐらいしますからね。
たかが文庫とは言えない値段になってますよね。
サンリオ文庫ではディキンスン以外にも、マイクル・コニイや
キース・ロバーツ、ミシェル・ジュリなどがお勧めです。
サンリオ文庫が健在だった頃は、ミステリよりもSFを読む
比重のほうが高かったように思います。

>F・ヒューム「二輪馬車の秘密」新潮文庫
>ウォルポール「オトラント城奇譚」講談社文庫
>黒岩涙香「死美人」旺文社文庫

このラインナップ見ると、なかなかどうして、すでにマニアの域に入ってますね。
ヒュームはおもしろいですよ。
『幽霊塔』はダブっているのに、『死美人』は持ってないんですよね。
ちょっと、うらやましい。

>(このページは洋物の話題はアリですか?(^^;)

海外の話題もまったくOKだと思います。
kashibaさんなんて、あと数冊でポケミス全揃いらしいし。


No.533 (98/10/15 08:27)
name:岩堀
email:iwah@perl.hitachi.co.jp
URL:


 kashiba様

 
 太陽黒点、そうです、遅かりし由良之助!です。小林文庫を
 知るのも遅かった。たしかキヨスクで買ったのでカバーなし、
 その気がなくても解説は目に入ったのです。しゃあない、定
 年になってから読むことにします。それにしてもネタばらし
 は困りますね。私はとてつもない被害にあっています(今回
 の件はまだ軽いです)。クリスチーの「アクロイド殺し」を
 読む前にアクロイド殺しの犯人を知ってしまったのです。
 高木彬光「能面殺人事件」の作品中にばっちり真犯人が解説
 されているのです(冒頭に断り書きなど全くなかった)。大昔
 に探偵作家クラブ賞受賞作というので読んだのですが、他
 方「アクロイド殺し」は意外な犯人という事で歴史的な作品と
 いうのを知っていてまだ読んでいなかったのです。その部分
 を読んだ瞬間「バカヤロー」と叫んだのを覚えています(皆さん
 にはこの気持ちよくご理解頂けると思います)。一生忘れられ
 ない痛恨事です。あんなのが探偵作家クラブ賞なんておかしい
 と今でも思っています。高木彬光にはいつか手紙で厳重抗議して
 やろうと思いつつ決行しないまま、彼は昇天してしまって残念
 という気もしています。「能面」は最近文庫で出ていますが同
 じ被害者がいるのではと心配しています(冒頭に断り書きある
 のかしら)。「アクロイド」は、意外な犯人という以外は全く取
 り柄のない作品ですよね。同じようなのでは角田喜久雄の「Y
 の悲劇」(短編)があります。これはまさにクイーンの有名作品の
 真犯人・真相を堂々と作品中で解説なおかつ題名まで借りている
 恐るべきかつ図々しい作品です。浜尾四郎「殺人鬼」にはヴァン
 ・ダイン「グリーン家殺人事件」の犯人名がちらりと出てきます
 が、日本探偵小説全集では、一応断り書きでています(これだっ
 て見落としたらオシマイですよ)。

 古書店情報有り難う御座います。久しぶりに神田に行ってみたいと
 思います。


No.532 (98/10/15 08:15)
name:風々子
email:
URL:

初めまして。
今まで楽しく読ませてもらっておりました。
このところ古書の話題が載っているようなので
参加させてください。
もっとも私なぞはちょっとばかしミステリに興味がある程度で、
彩古さんやkasibaさんの前ではとてもマニアなどとは
名乗れませんが。

No522 で宮澤さんが書いておられるように、
長年探し求めた本に偶然巡り会えたときの喜びというものは
そりゃあもうタマラナイものがありますよね。

私の場合は年初に神保町でP・ディキンスンの
「キングとジョーカー」サンリオ文庫 
に出会えたときのときめき。今年はきっと良い年になると
思ったものです。実際今年は当たり年のようで、

F・ヒューム「二輪馬車の秘密」新潮文庫
ウォルポール「オトラント城奇譚」講談社文庫
黒岩涙香「死美人」旺文社文庫

といったところを入手できました。
(このページは洋物の話題はアリですか?(^^;)
 
このページは本当に勉強になります。
まずはご挨拶まで。


No.531 (98/10/14 20:51)
name:山内一昭
email:
URL:

偶然見つけました。山内といいます。その大昔、創元推理文庫と早川書房のいわゆる本格といわれる分野に入れあげたものです。今は、ずいぶんご無沙汰して、ぼつぼついわゆる新本格といわれるものを読んでいる程度です。故あって(古いフレーズですね)、創元推理文庫のジェームス・E・ガン作「不老不死の血」を探しています。創元推理文庫にSFが入ってきた初めてか二番目の作品だったように記憶しています。手元にあったものは10年くらい前に行方不明になり、そのごいろいろ図書館などを探していますがなかなか見つかりません。お心当たりの方、情報をお願いします。
最近気合いを入れて、「屍鬼」をかって、速攻で読みました。痛い。実に懐が痛い。でも、面白かった。いたずらに長い、最近のミステリーの中ではましな方だと思います。ミステリーに分類するのは間違いか。「東京(ケイの字がない)異聞」で初めて彼女を知りましたが、結構ラストの甘さが心地よい気がします。
ところで小栗虫太郎がまだまだ意外にファンがいそうなので安心しました。よろしくお願いします。


No.530 (98/10/14 18:18)
name:フク
email:fukuda@kyogoku.com
URL:http://www.din.or.jp/~fukuda/

あんまり役に立たない情報担当(笑)

『屍鬼』、ようやく読了しました。(腕が鍛えられました^^;)
pankichiさんも書いておられましたが、「怖くて哀しいホラー」でした。
ある意味、ホラーを通り越して純文学を読んでいるような気分にさせられ
ます。また別途(自分のHPですけれど)感想は書きます。

池袋パルコの古書市、本日〜22日を覗いてきました。さすが芸術の?街
池袋、雑誌関係が異様に充実している反面、ミステリファンには物足りな
いものになっていました。ポケミスだけ沢山見かけましたが、私には価値
が分からないのです^^;)
#オーナーのベストである『11枚のとらんぷ』幻影城版が400円でぽ
 つんと売られています。あの客筋では暫く買われまい(笑)

中野サンプラザは宮澤さんも書かれていましたが大量の幻影城が見られた
他、古い文庫をいくつか入手して来ました。新橋駅前と合わせ、青空市で
すので、お天気が気になります。

最後に喜国雅彦氏への応援の件。メルアドはお持ちではないようですが、
HPの作成者で、奥様の国樹さんにメールすれば内容は伝えて頂けるよう
です。(多分)


No.529 (98/10/14 17:08)
name:ふぉれすと
email:
URL:

オーナー様、みなさま、はじめまして。加納朋子さんの本に嵌まっ
ているもので、ふぉれすとと申します。こちらのHPは加納朋子さん
の情報が充実しているので、ちょくちょくのぞかせてもらっていま
す。
今まで出た作品は全部読んでしまって、待望の「月曜日の水玉模
様」をまさに今読んでいるところです(土曜日まできてしまった)。
ちょっと「ジハード」が入っているけど、ほのぼのとして楽しい作
品だと思います(しかし、帯のコピーはちといただけない)。

ところで、くだらない疑問を聞いてください。
私はこの本を三省堂神田本店で9月30日に買ったのですが、平積
みコーナーに置いてあったものの、残り3冊しかなかったのです。
行ったのは夕方でしたが。
神保町の書泉、東京堂などにもなかったし、四谷、飯田橋方面の書
店でも在庫がなかったし、第一刷目が極端に少なかったのでしょう
か?(でも、集英社の本だし…)うーん、謎だ。
今は豊富に出回っているのでしょうか?

では、以後よろしくおねがいします>ALL

ふぉれすと(♂、いい歳)でした。


No.528 (98/10/14 11:15)
name:kashiba
email:
URL:

岩堀様
そうです!その「太陽黒点」です。
もう既に手後れかもしれませんが、帯と解説で 破壊的なネタバレが行われています。
(この掲示板でも随分話題になりましたが、、)
とにかく本にカバーがかかっているのであればそのまま帯を見ることのないように、
解説(一応「ネタバレ注意」表示はあるそうですが)も読まないようにして、
一切の予備知識を入れずに本編をお楽しみ下さい。

神保町でミステリに強いのは、値段を気にしなければ、
神保町ブックセンター(靖国通り沿い、神保町交差点から見て九段下寄り:北村書店より手前、1F)
RBパワーズ (靖国通りから、一本水道橋寄りの通り沿い、神保町交差点から見て駿河台寄り、1F)
カスミ書房(靖国通り沿い、神保町交差点から見て駿河台寄り:書泉グランテより手前、3F)
てなところでしょうか?
「手前」というのは「神保町交差点から歩くと手前」の意味です。
他にこれというお店があれば、皆さんからもお願いします。m(_^_)m


No.527 (98/10/14 08:31)
name:岩堀
email:iwah@perl.hitachi.co.jp
URL:

 
 kashiba様

  1.>「太陽黒点」ほど致命的ではないにしても、<

   ひょっとして山田風太郎の廣済堂文庫版のことですか?
   だとすると大いに気になるなあ。ツン読の中にあって、
   いつ読もうかと思っているんですが。
 
  2.神田街で、ミステリーをいっぱい置いてある古書店
    ご存じでしたら教えて下さい。私は横須賀浦賀在な
    ので、神保町までは案外すんなり行けるので時々は
    出かけています。神田古書会館の4,5階あたりの
    店で少しまとめて置いてある店は知っているのです
    が。但し、買った事はありません。今欲しいのは
    「探偵小説四十年」です。復刻版(沖積舎?)でもい
    いのですが。

小林オーナーのコメントで、古書の値段みてビックリ、凄いですね。
 又あらためて投稿します。
  


No.526 (98/10/14 01:35)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

 彩古さんや、kashibaさん、フクさんのおかげで(せいで?)、古書探し復活したくなって来たところです。
 宮澤さんの影響も受けて、チョット古い話題になりましたが、古書の話を。

 喜国さんの探偵小説ページ、見ました。
 最初が大下宇陀児とは、シブイシブイ。
 これからどんな作家が追加されるのか、楽しみです。
 ただ、書影がないのが、残念!
 「喜国先生へ励ましのお便り」を出したかったのですが、HPにメールアドレスが書いてないので、出せませんでした。(ーー;)
 
 「古書ディック」への注文は、買えた本もありましたが、一番欲しい本は抽選洩れでした。
 この本は「H文庫」にも出ていたので、こちらで敗者復活戦です。
 でも、値段が2.6倍なんですよね。
 「古書ディック」からは目録も送ってもらいましたが、まだ良い本も残っていました。
 # 彩古さんや、kashibaさんが買われた本は、線で消されていて、どんな本が人気があるか解って
 # 興味深かったです

 「H文庫」には、何冊か注文しましたが、何を注文したかは、宇宙人とかインベーダーとか言われそうなのでヒミツ。
 
 貫井徳郎さんのHPでも、一部が紹介されていましたが、後学のために私が注文しなかった(笑)本の中から、一部を紹介してみましょう。
   土曜会通信〜日本推理作家協会報まで(完揃い)  100万
   悪人志願(江戸川乱歩)              20万
   江戸川乱歩全集(平凡社版、全13巻「探偵趣味」付)45万
   空中紳士(合作)                 35万
   殺人小説集(浜尾四郎、献呈署名)         25万
   鬼火(横溝正史)                 35万
   黒死館殺人事件(小栗虫太郎)           50万
   ドグラ・マグラ(夢野久作、署名付)        70万
   船富家の惨劇(蒼井雄)              17万
   虚無への供物(塔晶夫)             6.5万
   新作探偵小説全集(全13巻「探偵クラブ」付)  130万
   日本探偵小説全集(改造社版、全20冊)      25万
   ぷろふぃいる(48冊揃い)           100万
   シュピオ(13冊揃い)              50万
   探偵春秋(11冊揃い)              35万
   宝石(全385冊、付録付き完揃い)        90万
 ちょっと、興味深い本は軒並み10万円以上ですね。
 この中で、特に欲しいのは、「鬼火」「船富家の惨劇」ですか。
 古書の世界って、怖いですね。 くわばらくわばら。


No.525 (98/10/14 01:32)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

 pankichiさん、こんにちは
 ドラマの話もどんどん、書いて下さいね。
 皆さんのおかげで、普段だったら見ない、『お嬢様は名探偵』を見るようになったんですから。

 「眠れる森」は見てないですね。だいたい作家としての野沢尚さん、あんまり好きではないからなぁ。
 活字倶楽部は何故か読んでおります。
 『屍鬼』は、何時なったら読めるんだろう? 冬休みまで待たなければだめかな? 感想教えて下さいね。
 『奇跡の人』は、本当にドラマ化できるんでしょうか? 原作とは相当変わってしまう予感が。(見てないけど)


No.524 (98/10/14 01:22)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

 宮澤さん、お久しぶりです。
 そうですか。「幻影城」入手できましたか。 おめでとうございます。

 「幻影城」は、私にとっても特別な雑誌です。隅から隅まで読んだものです。
 「幻影城」によって、探偵小説の面白さや、古い雑誌や書籍を捜して読む楽しさを知りました。
 あれ以来、古書探しも覚えたし、島崎博さんのリストを探すため、「宝石」などのバックナンバーも集めたものです。
 勢いあまって、『定本三島由紀夫書誌』(島崎さんの著書)まで買ってしまいました。(ーー;)
 # 私のリスト好きは、完全に島崎さんの影響ですね
 『11枚のとらんぷ』は、私のオールタイムベストでもあります。

 余計なことまで書いてしまいましたが、宮澤さんの喜びが伝わって来て、私まで嬉しくなってしまいました。
 お忙しいとは思いますが、たまには書き込んでいただけると、嬉しいです。


No.523 (98/10/14 01:15)
name:pankichi
email:pan-k@qb3.so-net.ne.jp
URL:

お久しぶりです。
わたしもどっちかというと軽い話題の方が得意です〜(^_^;)。
オーナーさま、申し訳ございませんm(__)m。

>眠れる森
これの第一回の中で一番妙だったのは、中山美穂さんが
クィーンの「ローマ帽子の謎」を「ローマ、帽子の謎」と読んだ
ところだと思いますが・・・。(と、思っていたら、我孫子武丸先生が
ご自分のHPの日記にこのことを書かれてました)

>清涼院流水先生のPN
活字倶楽部98夏号のインタビューによると、先に「流水」という名前のほうが
浮かんで、それに名字をつけたくなって、清涼飲料水をもじってつけた、と
おっしゃってますね。「流水」という名前は「流れる水のような小説=流水小説」
を書く人、と言う意味だとか。

最近読んだ本は小野不由美先生の「屍鬼」です。がんばって2日で読みました。
さすがに疲れましたが^^;。いろいろ考えさせられる話でした。ホラーなのですが
怖さよりも悲しさを感じましたね。それから、有栖川先生の「海のある奈良に死す」
を読了、今は「朱色の研究」を読んでいます。
この次は真保裕一先生の「奪取」を読もうと思っています。そういえば、「奇跡の人」
のドラマの第一話、ビデオにとったのですがまだ見ていません。


No.522 (98/10/13 23:29)
name:宮澤
email:GCH02173@nifty.ne.jp
URL:http://www.inv.co.jp/~naga/

 ご無沙汰しております。
 ゲストブック拝見しています。ペースが速いので、読んでいくのがやっとの情況ですが。

 さて、本日中野サンプラザの古書市で<幻影城>本誌の残り2冊をついに入手いたしました。
 この探求書については、先に小林オーナーに教えていただいたネット内の掲示板に書き込んだりしたものの音沙汰なしでした。それが古本市があるとも知らずたまたま立ち寄ったところで手に入るとは。

 <幻影城>を全巻揃えようと思い立ったのは二十歳の年ですから、十五年目にして念願がかなったことになります。1冊3千円はちと高いと思いましたが、最近はものそのものも見たことがなかったので、えいやっと買ってしまいました。

 欲しいと念じてさえいればいつかは必ず手に入るものなのですね。大願成就の感動の嵐です。あまりにも嬉しいので報告させていただきました。

 自分の頁の更新もままならない有り様でなかなかむずかしいのですが、またときどき書き込みさせていただきます。


No.521 (98/10/13 22:13)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

RESが大幅に遅れております。
すみません。
このまま、今月一杯は職務多忙が続きそう... (^_^;)
神田の古書市にも行けないかもね。

>ともばやひろさん
 また書き込んでいただいてありがとうございます。
 前回も、RESが遅れました。ごめんなさい。
 教育実習はどうでしたか?
 実は私も、、夜間高校で教育実習をしたんですが、今振り替えると、楽しい思い出ばかり。
 就職難の時期だったので、結局普通のサラリーマンになってしまいました。(今はもっと大変ですね)
 ところで、『塗仏の宴』について、そこまで厳しい意見は、珍しいですね。
 といって、私自身がまだ読んでいないので、何とも言えないのですが。 (^_^;)

>岩堀さま
 『鉄鼠の檻』は、京極のBestに上げる人も多いです。
 特に、ミステリーファンには、評価高いんじゃないでしょうか。
 私は、「百鬼夜行図」買ってしまいました。


No.520 (98/10/13 08:23)
name:岩堀
email:
URL:

 
 京極さんの「狂骨の夢」土日で読了。「姑獲鳥」「魍魎」に
 次いでの3作目ですが、私にとっては前2作よりはるかに面
 白かった(ミステリーとして)。これなら京極作品も…という
 気になります。ですが150ページあたりまでは長かった。図書
 館で、鳥山石燕の百鬼夜行図等ひろげて「環境」を整えて読
 みはじめたのですが、眠くなって冷水で顔を洗ったり自販機
 で缶コーヒーを飲んだり(もちろん底に異常がないか確認して)
 して大変でした。フロイト理論などもう少し簡潔・明快にして
 欲しい。まあそこらあたりが京極作品の京極作品たるところか
 もしれませんけど…。キバシュウとかいう刑事が出てくるあた
 りから快調にとばして面白かったです。京極堂のウンチク長口
 舌も今回はそれほどではなかったし…。「鉄鼠の檻」は果たし
 てどうかしらん。
 
 


No.519 (98/10/12 16:15)
name:kashiba
email:
URL:

あああ、酒かっくらいながらウルトラマンガイア見ていたら
爆睡状態に入ってしまい、
おまけにビデオのリモコンを蹴っ飛ばしたのか、
しっかり「お嬢様」の第2話を録画し損ね・見損ねてしまいました。(泣)
ともさか、ごめんよお〜
あの複雑なトリックはよくわからないままです。(とほほほ)

現代国民文学全集第8巻、週末にJR小岩のコモハウスでみかけました。
3500円。もちろん買いません。(笑)
でも、創元の全集のおいしいところが比較的安く入手できました。
(「学長の死」とか「ゴルゴダの七」とか、相場の半額位)
教訓:「たまの古書市より、こまめな定点チェック」

歌野の「ブードゥー・チャイルド」読了しました。
ほんとにこの作者は、「ROMMY」から大化けに化けましたね。
凄い凄い!今や師匠(島荘)よりもこの人の新作の方が10倍楽しみ。
(でも、帯がなあ、折角の趣向に水かけてますねえ。
「太陽黒点」ほど致命的ではないにしても、、
角川書店には猛省を求めたいです)
ではでは。


No.518 (98/10/12 12:36)
name:國桃 櫻
email:
URL:

 こんにちは。
 当然ながら観させていただきました、第二話。
 ご指摘の通り。玩具のピアノ、出てきましたね(ピアノのケーキが出てきた瞬間、そうか、と膝を打ちました)。
 けど今度は、CDのエピソードが削られてしまい、すこし哀しいです(また、スライド?)。
 あのトリックも、ようやく理解できて(コミック版でも理解できてなかったんです。ううう)、一安心。
 ところで、最終の第三話は『夢の家』のエピソードを一部、使用しているようです(予告編から予想して、ですけど)。小説を読んでからの方が良いと思います
 それから、ゆずか様へ。ご賛同の声、ありがとうございます。


No.517 (98/10/12 08:57)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

 森博嗣の新刊も、あんなに厚くなってしまったか。ショック!

 と言うことで、最近ますます本が読めなくなっています。
 『塗仏の宴』も『人狼城の恐怖』も『屍鬼』もまだ手をつけていません。
 真面目なサラリーマンには、簡単には手を出せませんね。
 仕事もしなければいけないし、酒も飲まなければならないし、家庭サービスも?...

 いつから、こうなってしまったのかなぁ?
 出版状況がいつからこうなったかはわかりませんが、私が本を読めなく(読まなく?)なったのが何時からかは、はっきりしてます。
 あれは、藤田宜永の『鋼鉄の騎士』が出たとき、こんな重厚長大な本はとても読めない、思ってパスしてからですね。
 それ以来、買った本を読まない事が、平気になってしまいました。
 という理由で、岩堀さんのご質問への私の答えは「読んでいません」です。
 もう全く、新刊に追いつかなくなってしまいました。
 # インターネットを始めたのも、読めなくなった大きな理由ですね
 # 以前は、就寝前は本を読んでいたのに、今はインターネットにアクセスしていますから。
 # インターネットは読書の敵かも、私の場合


No.516 (98/10/12 08:56)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

 「軽め」の話題、ありがとうございます(笑)
 
 といいながら、私には「軽め」の話題の方が反応しにくいんです。(泣)
 アニメ、コミック、映像系、まったくダメですから。
 だいたい、チャンネル権を持っていないので、好きな番組を見られない。(ーー;)
 とはいえ、皆さんがお勧めしてくださったので、「お嬢様は名探偵」第2回はビデオに取って観ました。
 皆さん誉めているように、原作の面白さが損なわれていないで、納得できる出来上がりでした。
 例のトリックも、映像化されて良く解りましたね。
 でも、お嬢様と覆面作家のギャップが、もっと有ってもよかたな、と思ったりして。
 # 別に、ともさかりえさんを貶してるわけではありませんよ。 怒らないでね > kashibaさん
 ところで、コミック版の「覆面作家」読みました? 


No.515 (98/10/10 22:30)
name:フク
email:
URL:http://plaza22.mbn.or.jp/~kunikikuni/

今日の『お嬢様は名探偵』も良かったです〜。
國桃さんご指摘のエピソードも復活ですね。トータルで見せるようにしている
のかもしれませんね。私も『夢の家』未読のまま、来週突入してしまいます。

国樹さんのホームページで待望の喜国さんの探偵小説ページが始まりましたね。
(上のURLからたどって下さい)
初回は大下宇陀児氏のリストから。
多分、この掲示板を見ている人くらいしか楽しめないかも(笑)


No.514 (98/10/10 08:06)
name:ゆずか
email:
URL:


 オーナー様
  ・・・・本当だ。500番だ・・。
 本人,さっぱり気付いてませんでした。(^^;)
  でも,嬉しい。やった!(笑)
 「月曜日の水玉模様」は,テストが終わったら買いに行こうかと思います。
  #遅くなるかもしれませんが・・・。

 國桃様
  私も「お嬢様は名探偵」良かったと思います。
  お兄さん役の人が好きです。(・・ただ,何故主題歌がペニシリン?;)
 私はまだシリーズの最後の一冊を読んでないので,ドラマが追いついて
 その本に載ってる話をやらないか不安・・・。
  「冬のオペラ」のキャスティング,いいと思います。
 特に長塚さんというのがはまってるなーと思いました。
  ・・・・・本当にされませんかね。ドラマ化。


No.513 (98/10/9 23:51)
name:ともばやひろ
email:tomobaya@mail.goo.ne.jp
URL:http://www.geocities.co.jp/Playtown-Spade/1644/

夢野さんでしたか。人間腸詰。こわいくらいインパクトありました。
最近ひろは、あまのよしたかが表紙の乱歩の本を一杯買えてうきうき。
基本的に正しく読めれば本にこだわらないけど、
全集って重なりないので、欲しかったんだ。
でも狙ってたエッセイは全然なし。でも文庫は場所を取らないからいいです。
現代推理小説集の作品、結構読んでるなあ。図書館で借りたんだっけ。
全然話変わりますが、今さらながら宴の始末読んで。
ヴァンダインの作品数に関する意見はほんとかもって思っちゃいました。
うーん、反感買いそう。
だってえ、トリック分かっちゃうとトリック好きとしてはあ。
あ、推理小説じゃないのか。
いっかいエラーでたので2重投稿になっちゃうかも。
なってたらすみません。


No.512 (98/10/9 23:48)
name:ともばやひろ
email:tomobaya@mail.goo.ne.jp
URL:http://www.geocities.co.jp/Playtown-Spade/1644/

夢野さんでしたか。人間腸詰。こわいくらいインパクトありました。
最近ひろは、あまのよしたかが表紙の乱歩の本を一杯買えてうきうき。
基本的に正しく読めれば本にこだわらないけど、
全集って重なりないので、欲しかったんだ。
でも狙ってたエッセイは全然なし。でも文庫は場所を取らないからいいです。
現代推理小説集の作品、結構読んでるなあ。図書館で借りたんだっけ。
全然話変わりますが、今さらながら宴の始末読んで。
ヴァンダインの作品数に関する意見はほんとかもって思っちゃいました。
うーん、反感買いそう。
だってえ、トリック分かっちゃうとトリック好きとしてはあ。
あ、推理小説じゃないのか。


No.511 (98/10/9 23:14)
name:美夜
email:
URL:

らじ様&オーナー様&岩堀様
「法水麟太郎もの」の情報、ありがとうございます。
早速、本屋さんで探してみようと思います。

「現代推理小説集」の中のお気に入り。
まず、私のご贔屓作家さん(笑)である横溝正史さんの
「探偵小説」がよいです。
結末が途中で予測できても、読ませます。
他は、小酒井不木さんの「恋愛曲線」と海野十三さんの
「振動魔」が面白かったです。
結末で、「あぁそうか、そういう事か」と思わさせて
くれた久々の作品でした。
それと、お気に入りとは違いますが、夢野久作さんの
「死後の恋」はインパクトの強い話でした。
この作家さんの話は、私にはイマイチ結末がわかりにくい
のですが、この話は悲しくてこわいです。
私はあまり本を読んで「こわい」とは思わないのですが、
最近読んだ木々高太郎さんの「睡り人形」も、こわかった
ように思います。
読み終えた時、江戸川乱歩さんが書いていそうな作品だな、
と思ったように記憶しています。


No.510 (98/10/8 22:18)
name:國桃 櫻
email:
URL:

 北村薫さんの話題だと顔をだす國桃です。こんばんわ。
 ドラマ『お嬢様は名探偵』は、不可よりも可が多かったので良しなのではないか、と思っています(結構、笑えたから。けど玩具のピアノのエピソードを削ったのは、いただけない)。
 『スキップ』と同じ轍を踏んでいたらとドキドキでしたけどね。
 次週が楽しみ(あの○○トリックもビジュアル化されたら少しは理解できるかもしれないし)。
 さて、次は『冬のオペラ』をドラマ化してほしいものです。
 主役はそう、長塚京三さんと緒川たまきさんが良いと思います。


No.509 (98/10/8 17:37)
name:岩堀
email:
URL:

 
 フク様
 
 一日一冊とは凄いですね(しかも電車の中で)。私も若かりし頃、東都書房の横溝
 正史集で「本陣殺人殺人事件」「獄門島」「蝶々殺人事件」を一日で読み上げた
 事がありますが今はとてもとても…。家で読んでいると安易にごろりと寝てしま
 うので、それなりにきちんと読むべきもの(もちろん長編ミステリーも)は出来る
 だけ図書館に行って読むようにしています(土日のいずれかは必ず図書館です。開
 館と同時に入って定席に座るようにしています)。
 家で読む時は、朝食後、自分で部屋を掃除、机の上もちゃんと拭いて、「さあ読
 むぞ」とファイト?をかきたてて机に向かいます。重厚・長大な作品は気合いを
 入れないとこなせません。  

 


No.508 (98/10/8 11:53)
name:彩古
email:
URL:

昨日、H文庫から目録が届いていました。
欲しい本はたくさんあるけど、夏の出費がここにきて効いているので、
安めの本ばかり、9冊ほどの注文。
安めとはいっても、金額は6万円超えてしまっているなあ。

それにしても、『死の快走船』30万円、『海底諜報局』15万円って!!


No.507 (98/10/8 09:04)
name:フク
email:fukuda@kyogoku.com
URL:http://www.din.or.jp/~fukuda/

相変わらず「軽め」だけに反応(笑)

kashibaさま:
どーも『眠れる森』なんて題名見たときから気にはなってたんですけれど。
予告編には可愛いミポリンや口を歪めて笑うキムタクが出ていながら、ど
こにもバレリーナが出てこないから、変だなと。(でもやっぱり実はバレ
エの話だったら大笑いですが)
(話題の元ネタは東野圭吾の同じ題名の作品でした)

テレビと言えば、先週の土曜日に放映されたNHKの北村薫の覆面作家
シリーズのドラマは結構良く出来てましたよ。原田龍二がいい味出して
ましたし宍戸錠の執事役もなかなか。ともさかりえは可もなく不可もな
く。後二回するみたいなんで要チェックです。原作の雰囲気を壊さずに
うまいこと作ってます。にしてもあの屋敷は凄いな。

岩堀さま:
私は通勤時間(約二時間)+出張移動時間が読書時間のメインで大体、一日
一冊ペースで読んでおります。ただ最近の購入の仕方を考えるとどう考えて
も積ん読の増え方の方が激しく困っています。私も他の方達がどのような
ペースでどんな時間に読まれているのか、単純に知りたいです。


No.506 (98/10/8 08:45)
name:岩堀
email:iwah@perl.hitachi.co.jp
URL:

 
 フク様/kashiba様/オーナー様

 清涼院流水さっそくの情報有り難う御座います。一度は読んでみたくなりました
 (オーナーが中途で挫折と聞くとなおの事)。もちろん図書館で借りてです。麻耶
 雄高や、私がやや異風と書いた山口雅也、西澤保彦(作品としては「生ける屍の
 死」「人格転移の殺人」の感想ですが)も極めてまっとうと感じてしまうような
 ものらしいですね。

 それにしても小林文庫を知って以来、読みたい、読まねばならぬ本がどんどん増
 えてきます。ツンドク状態の長編ミステリーが20冊位あったところへ、、先日
 も古本屋で「翼ある闇」を買ってしまい、図書館では珍しく京極作品が棚にあっ
 たのでこれも借りてしまった(「狂骨の夢」です)。長編物は一気読みを原則とし
 ている(通勤では読まない)ので時間が足りないのが悩みの種です。本欄の皆さん
 はよく読んでおられますが、どんな風に時間をつくっているのでしょうか。今度
 の土日は麻耶か京極か大変悩ましい(いい歳して他に悩むことないの等とこころ
 の隅からかすかな声あり。でもいい歳しても夢中になるのがなければ人生楽しく
 ないですよ)。


No.505 (98/10/8 08:43)
name:kashiba
email:
URL:

では、気軽な話題で。(お前が言われてない、って:笑)

「今晩からあ、ミポリンとお、キムタクのでるう、乱歩しょーとかいうの
とった野沢のホンでえ、東野の題名ぱくったドラマが始まりまあーす。」
とりあえず、第1話は付き合うつもり。
でも、横浜が優勝すると、そっち見ちゃうかな?

閑話休題、NHKさん、お願いですから、ポアロの再放送をパカパカ
潰さないでくれ〜(;;)
第6話「砂に書かれた三角形」をとり損ねている身の上としては、
いつやるか、いつやるかとドキドキものです。
今日も金大中でとばされちゃうし、ぶつぶつ。
この分だと、順調にいって、来週木曜日ですね。

そして来週金曜日は、いよいよ、刑事コロンボの新作登場!!
いやあ待ちました。ところで、放映予定作は新シリーズの第18作
(ノベライズ題名「危険な声」)なのですが、第17作(ノベライズ題名
「奇妙な棺」)は放映されたのでしょうか?私は第16作の「死者の
ギャンブル」までしかエアチェックできていないのですが..不安。
もの凄く不安...


No.504 (98/10/7 23:22)
name:ストラングル・成田
email:s-narita@mxh.meshnet.or.jp
URL:http://www2s.biglobe.ne.jp/~s-narita/new/index.htm

輪堂寺耀
 そうか!この作家について掲載されたのは、EQ97.5月号の「幻の探偵作家を求めて:番外編」だったのですね。一連の連載を探してて、見つからずムムムと思っていました。(去年のことも忘れてとはショック)
 改めて、この号を読んでみました。輪堂寺耀を主人公にした小説の話やら、愛好家による本人のインタビューやら、アナグラムによる暗合やらが出てきて、戦後探偵小説の深淵を覗き込んでしまったような感覚に襲われました。


No.503 (98/10/7 21:48)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

『十二人の抹殺者』
 持っている人が、4、5人いれば、「幻の本」ではないとは、想像を絶する世界です。
 それでは、本当の「幻の本」とはどんな本の事をいうのでしょうか?
 私にとって幻の本は、大阪圭吉の『誓ひの魚雷』です。
 この本は、本当に発行されたのかどうかも(私には)確認できていません。
 突然、どこかの古書目録に現れないかな

 『十二人の抹殺者』と輪堂寺耀については、ストラングル・成田さんの書き込みで思い出して読み直した、「EQ」97年5月号でかなりわかりました。
 タイトルから、アガサ・クリスティーの某作品に似ているのかと思っていたのですが、二次元、三次元、四次元の密室がてんこもりの作品だったとは。
 私も、聞かなかった方がよかったかも。
 鮎川哲也さんも読んでいるようなので、たしかに「本格推理」の別冊に期待するしかないですかね。

岩堀さん
 「鎌倉ミステリーガイド」ツアー、いつの日にか行きたいです。
 # それにしても、源氏山と聞くと「縁切寺」を歌ってしまう私の年代って..

清涼院流水さん
 ノーコメントです。
 # 実は、私も1冊目で挫折している..

古本市
 早稲田古本市、第一回目だけ行ったことがあります。
 中野サンプラザの古本市、15年前くらいには、良く行きました。けっこう掘り出しものがあった記憶が。
 # 要は、それ以来ここ10年くらい、古書市に行ったことがない..
 # これからは、また行くぞ!


No.502 (98/10/7 21:34)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

國桃さん
 わからない話でも、どんどん書いて下さい。
 大体、今話題になっている「妖奇」とか輪堂寺耀とか言っても、何のことかわかる方はほとんどいないですよね。きっと (^_^;)
 # 「妖奇」って何? それ、あぶない変態雑誌じゃないの?
 # なんて感じですよね
 # あぶない雑誌は、「妖奇」じゃなくて、「猟奇」です。(^_^;)
 # でも、「妖奇」にもヌード写真は載ってます。 (^_^;;)
 濃い話題から、気軽な立ち話まで、いろんな話題を書いてもらえたら嬉しいなぁ、と思っています。
 だいたい、ミステリーと関係ない話を書き込んではいけない、なんてことは全くないですから。
 「 ヤッホー♪
   きょう、電車の中で奇麗な子と目が合って、とっても気分がいいでしゅ 
   じゃまた、バイチャ (^.^)/~~~  」
 と言うような書き込みも、欲しいです。
 # そうとう無理がありますね ↑これ (汗)

高橋ハルカさん
 こんにちは
 リンクの依頼、ありがとうございます。
 高橋さんのHP、開設したばかりにしては充実していて、将来が楽しみです。
 「女性誌15冊の謎」には、私の回答(妄想?)も書いておきましたので、皆さんもぜひ訪問してみて下さい。
 これからも、書き込みして下さいね。 m(__)m


No.501 (98/10/7 21:32)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

 ゆずかさん、こんにちは。
 書き込み500番ゲット、おめでとうございます。
 いや、正しくは、ありがとうございますかな。
 
 『ガラスの麒麟』の最後については、賛否両論があるようですね。
 実は、私もちょっとひかかるところが、ありました。
 でも、『ガラスの麒麟』は(連作として書く予定は無かった)第1話で、通り魔に殺されてしまった少女、安藤麻衣子さんの隠れた物語を綴ったものでした。
 この物語では語りきれなかった、小幡先生や、犯人さんの物語も、いつの日にか書いて欲しいと思っています。
 
 『月曜日の水玉模様』は、加納さんとしては初めての「おとぼけユーモアミステリー」です。
 いままでの作品とは、かなり印象が違うかもしれません。
 でも、加納さん自身がモデルであろう片桐陶子さん(イニシャルも加納さんと同じ)の活躍は、加納さんのOL時代を想像させて、別の意味でも楽しめます。
 前にも書きましたが、この作品はOL、サラリーマンの方にこそ読んでもらいたいですね。
 まだ若い、ゆずかさんの感想も聞いてみたい気がするので、ぜひチャレンジしてみて下さい。


No.500 (98/10/7 18:26)
name:ゆずか
email:
URL:

 ゆずかです。
 かねてから,ずーっと読みたかった「ガラスの麒麟」を
読みました。面白かったです。
 とにかく,文章がよくて,加納さんの世界にひたりまくり
みした・・・・・。
 ただ,私には最後での彼女の死に対する,結論のところ
が,どうもよくわからなかったんですが。。。
 (もう一回読み直そうかな?)
 でも,良かったです。やっぱ好きですよ。加納さん・・。
「月曜日の水玉模様」もはやく読みたいです。買おうかな?
 (お金さえあれば・・・;)


No.499 (98/10/7 15:04)
name:フク
email:fukuda@kyogoku.com
URL:http://www.din.or.jp/~fukuda/

むー、ゆっくりレス書いていたらkashibaさんと被りました(笑)
さすがはうまい表現です。

追加情報、わたしのHPへの書き込みからですが、
中野サンプラザで古本市が今月13日から16日まで開催されるようです。
以前kashibaさんが書かれた新橋駅前古本市(12日から14日)は雨天中止
らしいですね。最近の天気を考えると不安だなぁ。


No.498 (98/10/7 14:58)
name:フク
email:fukuda@kyogoku.com
URL:http://www.din.or.jp/~fukuda/

軽いネタだと出てくる奴(笑)

岩堀さま:
清涼院流水の筆名は単に「清涼飲料水」から取ったものでしょう。
それほど深い意味はないと思います。(後付けはあるでしょうが)

彼の作風は一般的にはこんな感じです。
「壮大な(過剰な)スケール、斬新な(意味不明の)レトリック、
多種多様な(無意味に多い)登場人物、驚天動地の(半ば反則技の)
トリック」
彼がミステリ界に登場した時は色々な意味で話題になりました。
ただ、その漫画的アニメ的展開や作風が、従来の本格ミステリファ
ンとは全く別の層のニーズを掴んだことも確かでしょう。

わたし的には別に抵抗無く読めますが(ミステリとしての価値は別
にして)こんな作品がミステリに分類されるのはけしからん!と怒
る方も多数いらっしゃるようです。
少なくとも彼の作品を読むと麻耶さんの作品が大人しく感じられる
くらい強烈ではありますね。

無難に言えるのはこれくらいでしょうか。

メフィストの千街論文については色々裏話も聞きましたが、ここには
書けません・・・


No.497 (98/10/7 14:18)
name:kashiba
email:
URL:

岩堀さま
>清涼院流水という作家はどういう作風なのでしょうか?

どうやら、中傷・誹謗になる事を恐れてか(?)、どなたからもレスがないようで(^^;
地雷覚悟で、端的に私の感想を申し上げれば、
「推理小説しか読んだ事のない子供が書いた推理小説もどき」です。
推理小説のコードやガジェットは、こちらが気恥ずかしくなるくらいてんこ盛りですが、
肝心の本格スピリットだけはどこかに忘れてきたファンタジーだと思います。
ただリーダビリティー(読みやすさ)は結構高いです。
途中までは面白いかもしれません。
「もし、この不可能犯罪を合理的に説明しきれれば、10年に一人の天才だ」
とさえ思えます。
しかし、、、

処女作(コズミック)に対して私の抱いた感想は、
「本格ミステリだと思って見始めた土曜ワイド劇場8時間スペシャルが
実は『京都妖怪地図』だったようなものですな。ポイっ!」でした。
もし、お読みになるのであれば、くれぐれも
図書館などで借りて読まれる事をお薦めします。


No.496 (98/10/6 23:29)
name:高橋ハルカ
email:
URL:http://member.nifty.ne.jp/HRK/index.html

小林文庫様

早速のお返事、ありがとうございました。
次回の更新の際に、リンクページに加えさせていただきます。

ところで、ここの掲示板は活発ですね〜。
それでは、また。


No.495 (98/10/6 13:51)
name:岩堀
email:iwah@perl.hitachi.co.jp
URL:

 
 今回は軽いタッチで…。
 本欄で時々出てきている清涼院流水という作家はどういう作風なのでしょうか?
 図書館の書棚で、そのペンネームと壮大な題名がいつも目に付くのですが、
 相当頭がくらくらするような作品だろうとおびえてしまって 一度も読んだ事が
 ないのです。なによりも、あのペンネームはギャグ的発想、それとも宗教的な意
 味合いでつけたのか(清涼院というのは禅宗のお寺に有りそうですし、行雲流水
 という禅的言葉もあります)等と考えてしまいます。


No.494 (98/10/6 08:42)
name:岩堀
email:iwah@perl.hitachi.co.jp
URL:

 
 小林オーナー様

 法水麟太郎のリスト間違いないと思います。昭和44年桃源社発行の「二十世紀
 鉄仮面他」という挿し絵入りの本は法水麟太郎登場という副題がついていて
 「黒死館」以外の作品がすべて入っています。私も、法水物は「○○殺人事件」
 という題だけかと思って他は読んでいなかったのですが、「鷹の城」や「お岩
 殺し」を少しめくってみたら法水麟太郎が登場してます。


No.493 (削除済)
No.492 (98/10/5 23:35)
name:ストラングル・成田
email:s-narita@mxh.meshnet.or.jp
URL:http://www2s.biglobe.ne.jp/~s-narita/new/index.htm

「十二人の抹殺者」
彩古 さま、 「十二人の抹殺者」情報ありがとうございました。
 それにしても、一番、恐れていた回答でございました。「トリックてんこ盛り」「四次元の密室」・・。そそられます。是非、「本格推理」のシリーズでも復刊してほしいものです。
 持ってる方が特定できるというのは、十分「幻」本なのではないでしょうか。

「いしかわじゅん」
 らじさま、情報ありがとうございました。「吉祥寺探偵局」も、見つけました。解説で、大森望氏が、冗談まじりながら「文学史に残るハードボイルドの傑作」と評ししているというのに、本になっていない作品もあるというのは、残念ですね。

「月曜日の水玉模様」
 入魂の一作だった「ガラスの麒麟」に比べると、「アンプラグド」路線か。凛とした主人公には、感情移入できましたが、最終話の事件の決着の付け方が個人的にはやや不満。
嫁菜寿司が実にうまそうでした。

「清涼院シンドローム」
 「メフィスト」の千街論文は、某賞の最終候補に「本格もどき」が残った、ということを本格危機説の根拠として挙げていて、これは読んだときは、随分乱暴な議論だと思いました。が、オーナーさまのいうとおり、某賞が「鮎川賞」だとしたら(私も選評を読んで、そう感じた)、やっぱりちょっと、やばいのかもしれません。(来年文庫になったりして)
 


No.491 (98/10/5 20:15)
name:岩堀
email:iwah@perl.hitachi.co.jp
URL:

美夜様

 「現代推理小説集」の収録作品リスト、有り難う御座います。なつかしい題名が
 ずらりです。この集は高校時代図書室から借りて開いた筈ですが、はっきり覚
 えているのは「五つの時計」だけで、他の大部分は別の本でも読んだような気
 がします。今に至るまで読んだ記憶がない作品(不思議な母 大下宇陀児、死刑
 執行人 高木 彬光、爆発 日影 丈吉)を探して読んでみたいですね。
 鮎川哲也には是非ハマって下さい。

小林オーナー様

 土曜日、図書館で「鎌倉ミステリーガイド」(角川書店編「鎌倉ガイドミステリ
 ー」という本に収録されてました)を借りて、日曜日に極楽寺から源氏山まで歩
 いてきました。いつもとは逆のコースで新鮮な気持ちで楽しみました。
 鎌倉には是非おいで下さい。


No.490 (98/10/5 15:13)
name:彩古
email:
URL:

輪堂寺耀の『十二人の抹殺者』。
この本は幻というわけでもなくて、ぼく以外にも山前さん、二階堂黎人さん、大阪在住のKさん
などが所持しているのが判っています。Kさんは喜国さんのエッセーに出てきた人です。
ほかにも持っている人がいそうなので、幻とはいえないでしょう。
この本は昭和35年に小壷天書房から発行されています。小壷天書房は宮野村子の『血』を
出版した会社ですね。

内容はというと、9つの殺人事件が起こる本格推理小説ですが、密室殺人などの
トリックがてんこ盛りで、なかなか楽しめます。
二次元の密室、三次元の密室、四次元の密室とは?
これ以上バラしちゃうと、いけないですね。

「妖奇」はちゃんと数えたら20冊ありました。最初に買ったのが昨年8月でしたから、
14ケ月でここまで集まったということになります。
投資金額は38,800円でした。

彩古


No.489 (98/10/5 12:36)
name:國桃 櫻
email:
URL:

 ひええ。ごめんなさいごめんなさい。
 以前から本格からかなり乖離していると自覚症状はあったんですけど。けど、
 まあ、『lain』は100%、ミステリと無関係というわけでもないのでいいかな。
 どこがと問われたなら……ううう、違うかも(ホラー?)。
 そうそう、加納朋子さんのエッセイ、読みました。おもしろかった。《おかわり》なんて、おんなじおんなじ〜、と喜んでいました。
 それでは、また。


No.488 (98/10/5 12:32)
name:kashiba
email:
URL:

オーナー様
> 喜国雅彦さんが、鮎川哲也の『夜の疑惑』を手に入れたそうです。
> しかも、2冊持っていた知人から、ただでもらったそうです。

うわあ〜っ、これは何事?!!!
羨ましいですのう。
「持つべきものは知人」?(ちがうな、きっと)

> 週末、良い天気になりました。早稲田の古本市、どうでしたか?

参加する事に意義を求めて、行って参りました。
「まあ、朝も早くから皆さんご苦労様」という盛況ぶり。
古書市では小泉喜美子「歌舞伎は花ざかり」を落穂拾いした位でしたが、
早稲田の古書街でNW−SFを格安で4冊ほどゲットできて
まずまずの収穫でありました。
ついでに足を伸ばして噂のBook Off荻窪店を覗いてきましたが
凄い!! とにかく広い!!殺人的に広い!!
あんな古本屋が建った日には、付近の零細書店は首くくり必至。
よくもまあ駅前の一等地にあれだけの面積が確保できたものだ、と呆れました。
スーパードレッドノート級の古本屋。話のネタに一度見て下さい。
もっとも、収穫は0でしたが..(^^;>


No.487 (98/10/5 00:44)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

らじさん

 いろいろ、教えていただいてありがとうございます。
 東京のサイン会まで、いらしゃるなんて、凄い行動力ですね。

 いしかわじゅんさんに、単行本見収録作品が有ることは、知りませんでした。こんど捜してみます。
 香山滋のページは良いですね。 作品案内など、より充実させて下さることを希望します。


No.486 (98/10/5 00:43)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

 ちょっと、大見得切り過ぎました。
 小栗虫太郎は鬼門なんです(汗)
 一応、法水麟太郎もののリスト調べて見ましたが、全部読んでる訳ではないので、自信がありません。
 もし間違っていたら、フォローと添削お願いします。
  「後光殺人事件」
  「聖アレキセイ寺院の惨劇」
  「夢殿殺人事件」
  「失楽園殺人事件」
  『黒死館殺人事件』
  「オフェリア殺し」
  「潜航艇「鷹の城」」
  「人魚謎お岩殺し」
  『二十世紀鉄仮面』
 『二十世紀鉄仮面』は、らじさんに教えていただいた通り、伝奇活劇小説です。

 現代国民文学全集『現代推理小説集』の収録作、ありがとうございます。
 # この中で、「爆発」 日影丈吉は読んだことがない?
 別に、見にくくはないですよ。
 このゲストブックでは、半角スペースを連続して書くと、無視されて1文字になってしまうようです。
 ちょっと、使いにくい所が有るようで、こちらこそすみません。
 「小説集」は、基本的で良いセレクトですね。 どれが気に入りましたか?


No.485 (98/10/4 18:23)
name:らじ@求道の果て
email:jiro@kyogoku.com
URL:http://www2m.biglobe.ne.jp/~takaq/jiro/jiro0.html

ご無沙汰してます。

>小栗虫太郎さんの「法水麟太郎もの」

 新伝奇小説と銘打たれた『二十世紀鉄仮面』
も法月モノですね。ただ推理小説というよりか
伝奇冒険小説ですね

>『lain』に、はまっています。あ、アニメ、ですけど。
>(國桃は関西エリアの人なのでTV放送、観れてません)。

 関西でもテレビ大阪で10/5(月)深夜2:15から放送開始です

>いしかわじゅん「東京で会おう」

 続編は「ロンドンで会おう」ですね。単行本ですが
「瓶詰めの街」なんかもあります。「野生時代」に掲載
されたままで単行本に纏まっていない「爆発する街」
なんかも出ないかなあ(無理)。あと「吉祥寺探偵局」
も面白いですね……

余談ですが、うちのページに『D坂を訪れて』(D坂周辺の写真)
『月ぞ悪魔』(探偵小説家・香山滋関連)の2コーナーを
新設したのでもし宜しければ見てやって下さい。


No.484 (98/10/3 23:28)
name:美夜
email:
URL:

すみません、収録作品リスト失敗してます。
おかしいなぁ、ちゃんとタイトルと作者名の間にスペースを
入れて、揃えてたのに・・・(泣)。
スゴク読みにくいですね、ごめんなさい。

麻耶雄嵩さんで盛り上がっていらっしゃいますが、皆様あまり
3作目の「あ(漢字が出ない、泣)」の事には触れられないの
ですね。
私は密かに好きなのですが。
少なくとも、「夏と冬の奏鳴曲」よりは納得が出来るような、
そんな気がします。
気のせいかもしれないですが(笑)。


No.483 (98/10/3 20:01)
name:美夜
email:
URL:

岩堀さま
書き込みが遅くなってすみません。
鮎川哲也さんのご本の情報、ありがとうございます。
また機会がありましたら買って読みたいと思います。
そしてハマってしまったら、「白の恐怖」というご本のレンタル、
お願いしちゃうかもしれません(笑)。
その時はよろしくお願いします。

さて、「現代推理小説集」の収録作品ですが、以下の通りです。

途上 谷崎潤一郎
指紋 佐藤 春男
二銭銅貨 江戸川乱歩
怪奇を抱く壁 角田喜久雄
ニッケルの文鎮 甲賀 三郎
探偵小説 横溝 正史
カナカナ姫 水谷 準
ジャマイカ氏の実験 城 昌幸
不思議な母 大下宇陀児
恋愛曲線 小酒井不木
死後の恋 夢野 久作
聖悪魔 渡辺 啓助
悪魔の弟子 浜尾 四郎
振動魔 海野 十三
聖アレキセイ寺院の惨劇 小栗虫太郎
新月 木々高太郎
湖畔 久生 十蘭
キキモラ 香山 滋
黒衣の聖母 山田風太郎
社会部記者 島田 一男
死刑執行人 高木 彬光
天狗 大坪 砂男
軍鶏 永瀬 三吾
心霊殺人事件 坂口 安吾
地方紙を買う女 松本 清張
かあちゃんは犯人じゃない 仁木 悦子
爆発 日影 丈吉
五つの時計 鮎川 哲也

以上28編に水谷準さんの解説、中島河太郎さんによる年譜がつい
ています。
あ、この間書き忘れたのですが、角川書店、S33年初版発行です。
私が持っているのは初版本で、箱付き・帯付きで150円でした。
相場はわからないのですが、「安いな」とは思いました。
でも誤字・脱字等多くて、ちょっと読みにくいです。
第8巻も手に入ればいいのですが、岩堀さまが収録作品を教えて下
さったので、「いらないかなぁ」とも思っております(笑)。
「孤島の鬼」と「八つ墓村」は持ってますし・・・。
でも「人生の阿呆」は読んだ事ないので、150円で見つけたら買
う事にします(笑)。

オーナー様が”年寄りは「教えたがり」”と教えて下さったので(笑)
教えていただきたいのですが、小栗虫太郎さんの「法水麟太郎もの」、
「後光殺人事件」「夢殿殺人事件」「失楽園殺人事件」「聖アレキセイ
寺院の惨劇」「黒死館殺人事件」「オフェリア殺し」以外ってあります
でしょうか?
私、どうしてだかこのシリーズ好きなのです。
ご存知の方、お教え下さいませ。



No.482 (98/10/3 19:28)
name:小林文庫
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

>彩古さん
> 小林文庫オーナー様のプロフィール見たら、彩古はオーナー様より年下でした。
> 美夜さんのダブルスコアには至ってません。
 へへへへへ..(^_^;)
 もっと若いと思っていました?私のこと。
 この年でこんな事やってる人、めったにいませんものね。(笑)
 # と言いながら、もっと活発に活動している友人もいます
 HPには、正確な年齢は書いていないので、年下と解るということは、実はかなりの年齢差ですね。(~_~;)
 ネットでは、年齢差、性別は関係ないので、気にせずに行きましょう(と言うより、気にしないで仲間に入れて欲しい)
 彩古さんについては、教えていただく立場と決めました。

>しろばらさん
 はじめまして。
 実は、他のMLなどで、拝見してます。これからも宜しくお願いします。
 誰を、検索して、ここ来たんでしょうか?
 それはともかく、麻耶雄嵩さんについて、しろばらさんのご意見も教えて下さいね。

>國桃さん
 おひさしぶりです。
>  と、まあ、時流に外れたことを書き込みしてるのは、触れると火傷しそうだから
> (なかなか、ついてけない、ともいう)。
 最近、濃い話が多くて....
 時流に外れた話も、大歓迎! 少しは軽目の話題も欲しいなぁ。
 ...と言いながら、私には一番解らないのが國桃さんの話題だったりして..(^_^;)

>その他
 NIFTY の推理小説フォーラムを読んでいたら、喜国雅彦さんが、鮎川哲也の『夜の疑惑』を手に入れたそうです。
 しかも、2冊持っていた知人から、ただでもらったそうです。
 kashibaさんが、あんなに捜しているのに。
 喜国さんの奥様、国樹さんがHPを開設し、喜国さんのHPも同居してます。
 「探偵小説コレクション」のコーナーを作るということなので..。 10月10日が待ちどうしいぞ。

 週末、良い天気になりました。
 早稲田の古本市、どうでしたか?
 # 早稲田の古書店には10年以上いったことがない...です

 加納朋子さんの新作のご感想とかも、書いて下さいね >みなさま


No.481 (98/10/3 19:23)
name:小林文庫
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

 オーナーです。
 一週間のごぶさたでした。
 その間、たくさん書き込んでいただいて、ありがとうございました。
 オーナーがいなくても、こんなに盛り上がるなんて。 ヽ(^o^)丿
 これは良い傾向だ...(と、だんだん手抜きになったりして)
 本当にありがとうございます。
 
 お一人お一人ご返事できないので、話題別にRESを。

>甲影会「別冊シャレード」について
 甲影会が、甲南大学ミス研の後身だと言うことが確認できて、良かったです。
 「別冊シャレード」は、作家のインタビューや評論などが掲載され、充実した雑誌です。
 教えていただいたHPに掲載されているバックナンバーから、興味のある作家の特集を注文してみてはどうでしょうか。
 メールでお問い合わせすれば、通販で購入できると思います。
 # 私もそうしていますので
 甲影会のHPには、非常に期待しています。
 早く立ち上げるには、高橋さんにご出馬いただくしかないんじゃないでしょうか(笑)

>麻耶雄嵩「論争」について
 私はこの件については、最初から腰が引けてます。
> 麻耶雄嵩さんと銘探偵メルカトル鮎については、もっと詳しい方がいる筈
> なので、どなたかのフォロー待ってます。(#394)
 「感想」も持ってないです。(~_~;)
 しかも、熱烈ファンのしろばらさんが、見ていると解った後では。(笑)

 ..とばかりも言っていても、つまらないので、ちょっと「感想」を。
 麻耶雄嵩さんは、第1作『翼ある闇』でシリーズ銘・探偵のメルカトルをXXしてしまった様に、あえて読者の期待をはぐらかすところがありますよね。
 『夏と冬の奏鳴曲』の結末でも、読者への説明を拒んでいるので、読後すっきりしなくて、困ってしまう。
 悲しいかな、年を取った頭ではその狙いが理解できない。 いや、理解できないと納得できない。(柔軟な思考ができなくてすみません)
 # 小説が、100%割り切れる必要は無いんですがね
 確かに、「新本格」の「本格」の側にいて、その中でぎりぎりの「破格」を突いているのは、間違いないと思います。
 じっくり読むと、矛盾もなくなるようなので、どこかで、大変な傑作だったと気付くような予感もあって、単純に無視や否定はできないところです。
 (フォローじゃなくて、ホントウに)

 麻耶以降(>麻耶:麻耶は含まない)は、「新本格」の「新」の影響のみ強い作家が多くて、「本格」の将来に危惧が有る、と言うのは理解できます。
 私も、ついて行けない作家が多いのが実状です。(京極、森、西澤さんは違います。念のため)
 でも、いまのところは大森さんの「カンブリア紀」説に同感しています。
 混沌の中から、新しい傑作が生まれる事を、期待しています。
 インターネットだって、規制なく多数のHPが生まれているからこそ、(個人個人で違う)本当に役に立つ情報が見つけられるわけですからね。
 # 一部で論争になっている、「メフィスト」千街さんの評論に出てくる、
 # 「新本格」の悪影響を受けた応募作って、鮎川賞の候補作なんでしょうか?
 # 『殉教カテリナ車輪』の選評を読んで、そう感じました

>古書&古雑誌「問題」について
 「ルックエンドヒヤー」、知らない名前が出てきてしまいました。
 もう一度、勉強し直してまいります((c)三遊亭円生)
 # 勉強しても解りそうもないので、どんな雑誌か教えて下さい
 『十二人の抹殺者』、どんな内容なのか、私も知りたいです。
 # 名のみ高くて、内容については全然知らないので
 古雑誌については、まず大阪圭吉の作品掲載号だけ集めています。
 全号揃えるなんて、絶対できないですからね。
 「妖奇」も、圭吉の作品掲載号は入手し終わりました。
 「探偵春秋」「ぷろふいる」は手元に持てたら嬉しいけど、とてもとても無理ですね。
 「探偵春秋」「ぷろふいる」は、東京の図書館(文学館)で所有しているので、 閲覧は可能ですが、もっとマイナーな雑誌や大衆雑誌はどこにも無いので、どう捜したら良いのかも解らない状況です。


No.480 (98/10/2 23:34)
name:高橋@謎宮会
email:maki@inac.co.jp
URL:http://www4.big.or.jp/~yosimasa/

先日は二重に書き込みしてすみませんでした。

議論はきらいじゃないんですが、ちょっと最近余裕がないので……

>甲影会
「別冊シャレード」は、作家別の特集を組む評論誌です。
ホームページのURLは上記の通りです。
#や、単なる紹介ページなので、ぜんぜんすごくないです(^^;>フクさん

>岩堀さん
麻耶さんは確かに「破格」、というか、破れるか破れないかぎりぎりのところを
突くのが好きなのでしょうが、西澤さんや森さん、京極さんは、そういう「格」
を持っていないように思います。そこが大きな違いなんじゃないんでしょうか。

だから、kashibaさんの言うように、出来損ないの追従者は出てくる危険性は
ありますが、そこまで麻耶さんのせいにしてしまうのはかわいそうかな、と。


No.479 (98/10/2 22:42)
name:國桃 櫻
email:
URL:

 こんにちは。
 いま、『lain』に、はまっています。あ、アニメ、ですけど。
 おもしろい、ていうのではなくて興味が引かれるというのか。
 ああ。はやく続きが発売されないかな〜。このままだとVC、壊れてしまいます(國桃は関西エリアの人なのでTV放送、観れてません)。
 と、まあ、時流に外れたことを書き込みしてるのは、触れると火傷しそうだから(なかなか、ついてけない、ともいう)。
 まま、戯れ言はともかく。古本は、どうも苦手かも。
 図書館の本は数年前、平気になったけどそれ以前は……。
 う〜ん、かなり難儀な読者です。ごめんなさい。


No.478 (98/10/2 21:45)
name:フク
email:fukuda@kyogoku.com
URL:http://www.din.or.jp/~fukuda/

私のも感想、ということにしておいてください(^^)

今日は古本の当たり日でした。(客先回る間に二軒寄れたのです)
私の幸せは小さいのですけれど、戸板康二の『グリーン車の子供』(講談社文庫の
方)と森雅裕の『サーキットメモリー』がようやく手に入ったのが大きいです。
鮎川の文庫も沢山入手できたのですが、古い文庫はやっぱりBook Off系よりも
普通の古書店を回った方が良いような気もしてきました。現在のターゲットは
天藤真の文庫(特に後期)ですが、探してうろうろするのがまた楽しいです(^^)



No.477 (98/10/2 12:43)
name:kashiba
email:
URL:

「論争」と聞くと逃げ出したくなります(^^;。
私のはただの「感想」です、「感想」。
(でも、笠井潔は許してくれないんだろうなあ、こういうの
成田さんのHPでも話題にされてますけど、今月号のHMMでは
益々、追求の筆が冴まくりで、おお、怖っ)

閑話休題、東京は久しぶりの快晴であります。
昨日(10月1日)から始まっている筈の早稲田の青空古本市(@穴八幡神社)には、
今日も行けそうにありません(;;)
明日、落穂拾いに行こうっと。
来週は、ビッグボックスの定例市、再来週は新橋駅前で古本市です。
天気がいいといいのですが、、、


No.476 (98/10/2 00:28)
name:ストラングル・成田
email:s-narita@mxh.meshnet.or.jp
URL:http://www2s..biglobe.ne.jp/~s-narita/new/index.htm.

論争系?は、洞ケ峠を決め込む(死語)こととして。でも、最近は、変な本格のことを変格というのでしょうか。なるほど。

小林文庫オーナーさま(461)、いしかわじゅん「東京で会おう」探して読みました。北方謙三を主人公にした、ずっこけハードボイルドで、いや楽しかったです。(原律子のカバーもグッド)
それに、第2話は、密室系のお話で得した気分。「ちゃんどら」を活字にしたような味ありました。続編も物色中。
「月曜日の水玉模様」のタイトルの仕掛け、わかりました(今まで考えていたわけではない)。「ギリシャ棺」ですね。

彩古さま(464)
 出ました、輪堂寺耀!EQ連載、鮎川哲也「続・幻の探偵作家を求めて」で読んで以来、気になっている人なのですが、「十二人の抹殺者」が伝説の作品とされている所以は、なんなのでしょうか。傑作なのでしょうか。それとも「幻」なだけ?気にかかります。
「ルックエンドヒヤー」は、国会図書館で見たことがあります。執筆者は医者がほとんどなのに、猟奇っぽいという、おかしな雑誌でした。乱歩の対談や山風の短編も載ってたりして、ちょっと気になる雑誌ですね。

何度か話題に出た「シャレード」とは、どのような同人誌なのでしょうか。コミケ以外でも 買えるのか。どなたか教えていただければ幸いです。



No.475 (98/10/1 20:18)
name:フク
email:fukuda@kyogoku.com
URL:http://www.din.or.jp/~fukuda/

國桃さま:
>『YAKATA』で遊んでて、一応クリアしたらしく《***》に
地方の国道沿いで偶にみかけますね(笑)<名前が同じなだけ
私もほとんどおまけを拾っていません。


No.474 (98/10/1 20:14)
name:フク
email:fukuda@kyogoku.com
URL:http://www.din.or.jp/~fukuda/

#なんだか、書評論争'98的(私的にこう呼んでます)みたいになってきましたね。

私は個人的には変格も全然OKなので、(清涼院が好きか、と問われるとちょっと
困りますけれど)どちらでも楽しんでいます。定義が自分の中でも曖昧ですが、
新本格とポスト新本格と便宜上一括りにされる人達の間でもベクトルは色々な方向
を向いていることを感じます。本格にしろ変格にしろ、エンターテイメントの中に
含まれる以上、面白くなければいけない訳で、亜流や模倣の変格であれば、一時期
流行ったとしても、自滅していくように思います。ただ変格が売れる、というのは
それなりのニーズが存在するからでしょうから、多少そういう小説が世に出るのは
仕方のないことでしょう。

誤解を恐れず言いますと、森、京極氏の近作はファンでも、ミステリとしての存在
価値に疑念を唱える人も多くいますので、その読者の一部はミステリというジャン
ルからは外れて行くことになるのかもしれません。(京極氏の場合、確信犯的なと
ころもありそうです)

結局、読者が二分化、(更に細分化?)されるだけのことではないでしょうか。
本格のニーズがあって良質の本格が出る限り、それ程危惧されることはないよう
に思うのですが。

高橋@謎宮会さま:
甲影会のホームページ・・何か凄く見てみたいです(^^)

岩堀さま:
山口雅也氏の作品は世界観など異風と思われるかもしれませんが、根本精神は本格
に近いように思います。キッドピストルズシリーズなど、もう少し読んでみては
いかがでしょうか?


No.473 (98/10/1 19:50)
name:國桃 櫻
email:
URL:

 お久しぶりに書き込みいたします。
 件の『星星峡』10月号が積まれていたので嬉々として開いてみると、加納朋子さんのが載っていない。!(がーん)
 帰宅後、先月号をよぉく見てみると、加納さんの小説は《連載小説》ではなくて《連作小説》なんですよね。

 だから?

 そうそう、うちの母親が現在、『YAKATA』で遊んでて、一応クリアしたらしく《***》には行けたんですけど、何がおもしろいのかよく分からないみたいです(手伝ってあげて何とか某氏の四コマ漫画は見つけたんですけど)。
 攻略本にはオマケについても書いてほしいです。


No.472 (98/10/1 17:43)
name:岩堀
email:iwah@perl.hitachi.co.jp
URL:

フク様、kashiba様 コメント有り難う御座います。

フク様
京極作品は図書館の棚にはいつもない、つまり常時貸し出し中という事ですから
それだけ人気が有るという現実は認識しています。第3作以降も出来るだけ読む
ように致します。

Kashiba様
<<麻耶せんせは「全てを心得たうえで破格をやってる」んでしょうが、私は、「
これありなの?」と、その形だけを真似た出来損ないの追従者がでてくる事を>
何よりも恐れております。>> 全く同感です。単なる模倣、亜流では困ります
ね。そのあたりを鋭く見抜くかどうか…で、読者の方も見識を問われるところで
す。私もほろ苦い思い出がありますがこれは又あらためて。

高橋@謎宮会様

<<麻耶さんは「最後の新本格」と「最初のポスト新本格(?)」の間にいる人>>
というのはなかなか微妙な表現だと思います。そうなると、ポスト新本格の作風は
麻耶作品の「破格」的傾向を更に強めたものという事になるのか、そういう作品が
ミステリーの主流を占める時代がくるとなると、ちといやだなと私は思います。
「破格」はやはり少数派であって欲しい、主流は島田、綾辻から法月、有栖川、我
孫子、折原、二階堂、今村彩…といった流れのチャキチャキの本格物であって欲し
いと思います。山口雅也、森、西沢の作品は非常に面白いと思いますがやや異風と
思います(1,2作しか読んでいませんが)。

小林オーナー様
そろそろ涼しくなってきたので、「鎌倉ミステリーガイド」を読んで鎌倉ハイク
に出かけようかと思います。有り難う御座いました。


No.471 (98/10/1 00:21)
name:高橋@謎宮会
email:maki@inac.co.jp
URL:http://www.inac.co.jp/~maki/meikyu/

>甲影会ホームページ

実は存在しているみたいです。
#今日はじめて知りました(^^;

「まだ作成中」とのことなので、公開については問い合わせてみます。

>いわゆる新本格

いわゆる新本格は「奇想の復活」と「翼ある闇」で終わったと思ってますので。

京極作品については、古典的な本格ミステリへの執着が薄いですし、
「本格」への指向性というか、そういったものがないと思いますので、
やはりそれ以前の綾辻さん・我孫子さん・法月さんなどとは一線を画す
と思います。それは、西澤さんや森さんなども同様です。

そういう意味では、麻耶さんは「最後の新本格」と「最初のポスト新本格(?)」
の間にいる人だと思っています。

で、「奏鳴曲」については……なんというか、たとえ壁にたたきつける
ことになっても、渾身の力を込めてたたきつける価値のある本(?)、というか
なんというか。何とも言い難い、特別な本です。……って、しろばらさんに
比べれば、麻耶さんに関しては私など語るほどの者ではないのですが。


No.470 (98/10/1 00:15)
name:高橋@謎宮会
email:maki@inac.co.jp
URL:http://www.inac.co.jp/~maki/meikyu/

>甲影会ホームページ

実は存在しているみたいです。
#今日はじめて知りました(^^;

「まだ作成中」とのことなので、公開については問い合わせてみます。

>いわゆる新本格

いわゆる新本格は「奇想の復活」と「翼ある闇」で終わったと思ってますので。

京極作品については、古典的な本格ミステリへの執着が薄いですし、
「本格」への指向性というか、そういったものがないと思いますので、
やはりそれ以前の綾辻さん・我孫子さん・法月さんなどとは一線を画す
と思います。それは、西澤さんや森さんなども同様です。

そういう意味では、麻耶さんは「最後の新本格」と「最初のポスト新本格(?)」
の間にいる人だと思っています。

で、「奏鳴曲」については……なんというか、たとえ壁にたたきつける
ことになっても、渾身の力を込めてたたきつける価値のある本(?)、というか
なんというか。何とも言い難い、特別な本です。……って、しろばらさんに
比べれば、麻耶さんに関しては私など語るほどの者ではないのですが。


No.469 (98/9/30 12:24)
name:kashiba
email:
URL:

岩堀さま
「奏鳴曲」について好意的な感想を抱かれたようで、
失礼ながら(ほんまに失礼やな)御年齢を考えると
その柔軟な思考というか、ミステリに対する包容力・許容力には
頭が下がります。私は「奏鳴曲」よりは「鴉」の方が
銘・探偵小説(め・たミステリ)としては上だと思います
(一応、殺人部分には合理的な解決がありますので)。
機会があれば、御一読ください。(一緒に不幸になって下さい:笑)
どうも「奏鳴曲」は、めた抜きだとただの「バカミス」的解決しか
ないので、評価しきれません。麻耶せんせは「全てを心得た
うえで破格をやってる」んでしょうが、私は、「これありなの?」と、
その形だけを真似た出来損ないの追従者がでてくる事を
何よりも恐れております。(最近のメフィスト賞を見ておりますと
その危惧が現実のものになってきているみたいで、ぶるぶる)
何かにつけ「問題作」である事だけは事実ですね。
では。


No.468 (98/9/30 07:24)
name:しろばら
email:
URL:

はじめましてですう、みなさま。
とある人名を検索してて、ここにあたりました。(誰かは秘密でしゅ)

高橋がいたので安心して出てきちゃったのですが、やばかったかしら。
……で、麻耶雄嵩のソナタは、やはり「人として読むべき」でしょう。
#メフィストは今も昔も、小説現代別冊増刊ですよん。
#>どこかで見失ったどなたかの書き込み。

ミステリのまともな同人誌が別冊シャレードしかないなんてはずはない
はずですが、たしかにプロを輩出(笑)してしまう評論系同人誌は、うち
だけなのかも。麻耶雄嵩特集3もどうかよろしく。(残ってるのかな?)

それはそうと、今日初めて「YaMahoo!Japan」見たわ!
#遅くてごめんね。。。>たかはしー
##で、で、文庫化記念:ソナタ読書会やらないのおっ?


No.467 (98/9/29 18:55)
name:フク
email:fukuda@kyogoku.com
URL:http://www.din.or.jp/~fukuda/

岩堀さま:
『夏と冬の奏鳴曲』の感想、興味深く拝読しました。一読でその解釈に
辿り着けるとは流石だと思います。続く『痾』は一応続編で、世界こそ
繋がっていますがあまり『夏と冬・・』の補足をしてくれるものではな
いです。(個人的には京極初期作品の方が上だと思っていますがその辺
りは解釈の差ですね)

今日の収穫
鮎川哲也編の『見えない機関車』カッパノベルズを見つけて購入しました。
でも今は昨日購入した加納朋子さんの『月曜日の水玉模様』を読む前の積ん
読消化の為『ガラスの麒麟』を読んでます。(何かとんでもないなぁ)


No.466 (98/9/29 17:33)
name:岩堀
email:iwah@perl.hitachi.co.jp
URL:


本欄でいろいろ論戦?があった麻耶雄高の「夏と冬の奏鳴曲」読みました。かな
り頭が痛くなるような作品ではありますが、私は案外面白く読みました。本格ミ
ステリの要件(のひとつ)は、とびきり不可解な謎であっても最終的には完全に合
理的に解決される(読者にきちんと説明される)という点にあるとすれば、本作品
は外れていると思います。いろんな事象が謎のままにのこされているし、そうで
ないものでも細部の説明はされていない。但し、作者の力不足というのではなく
、あえて曖昧模糊・謎のままにしておいて、「さあ読者の皆さん、悩んで下さい」
と言っているような気がします。密室トリックも一応はもっともらしい理屈です
が、「??」という感じです。私は麻耶雄高の作品は初めてで、メルカトル鮎な
る人物はそも何者と思いますし(本作の登場程度では男か女かも不明、カルセル
 麻紀などという妙な人もいますからね)、彼の一言の意味もわからない、ノベル
 本のカバー折り返しにある作者の言葉「あけてびっくり玉手箱、ポン」の意味も
 わかりません。自分の読みが浅いのか、あるいは、彼の1作目から2作、3作と
 読んでいけばもっとすっきりわかるのか等と大いに悩まされています。なんにし
 ても、私の感想では京極夏彦(第2作までしか読んでいませんが)よりはすっきり
 して面白いというところです。少なくとも、身銭を切ってでも他の作品を読んで
 みようという気にはなっています(京極夏彦作品は、私にとっては図書館の棚に
 あれば借りてみようかという程度です)。


No.465 (98/9/28 15:52)
name:岩堀
email:iwah@perl.hitachi.co.jp
URL:

美夜さま

 私が高校時代に乱歩の「孤島の鬼」を読んだのがな
 んか大衆文学の全集だったと思いつつも名称が出て
 こなかったのですが美夜さんのコメントで思い出し
 ました。確かに「現代国民文学全集」だったと思い
 ます。ですから8巻「江戸川乱歩・木々高太郎・
 横溝正史 集」の収録作品中、乱歩は「孤島の鬼」
 です。徹夜で読んだ記憶があります。乱歩の大人向け
 長編では最初に出会った作品で小生は乱歩の最高傑作
 だと思っています。残りは木々高太郎「人生の阿呆」、
 横溝正史「八墓村」ではなかったかなあと思いますが
 あまり自信はありません。もし入手されたら「正解」を
 教えて下さい。
 又、「五つの時計」もこの全集で読んだようです。ベレ
 ー帽をかぶった鮎川哲也の写真が冒頭にあったと思いますが。
 「第27巻 現代推理小説集」にはどういうのが入っているの
 でしょうか。いつでも結構ですから教えて下さい。

 鮎川哲也の作品は長短いずれも面白いですが、最近出版され
 たものでは「ペトロフ事件」(講談社文庫?)あたりはどうで
 しょうか(但し、あまり面白くなかったとおっしゃる作品が
 これだと困ってしまいますが)。私も題名だけは知っていたの
 ですがずっと未読で、先日やっと宿願を達しました。大連や
 ハルビンの地図が嬉しいですね。私は長編としては「白の恐怖」
 が一番印象深いのですが、これは入手困難だと思います。私のは
 いつでもお貸し出来ます。
 


No.464 (98/9/28 11:52)
name:彩古
email:
URL:

小林文庫オーナー様

>もしまだご覧になっていたら、最後にもう一つだけ質問。
> 雑誌の状況はどうですか?
> 有名どころは、それなりのお金を出せば見つかるとおもうのですが、目録には載らないような、倶楽部雑誌や読み物雑誌、カス
>トリ雑誌、戦前の雑誌などは古書店で見かけるのでしょうか?
> (山田風太郎さんの小説が載っているような雑誌ですね)

雑誌は本格的に集めようと思うと、収納がたいへんということがあって、なかなか手が
出しづらいですよね。
倶楽部雑誌や読み物雑誌は確かに目録にあまり載らないかもしれません。
そのわけは、集めている人間があまりいないからじゃないでしょうか。

雑誌は「宝石」が安かったら買うぐらいの姿勢でいたのですが、1年半前ぐらいから、
なぜか「妖奇」(後に「トリック」に改題)を集めだしてしまいました。
ちょっと、輪堂寺耀(尾久木弾歩)が気になって…
結果として、10冊強は入手しましたが、1冊ただで貰い、2冊古書展で見つけた
以外は、全部目録買いです。1冊平均2,000円ってとこでしょうか。
カストリ雑誌といっても、「りべらる」などの有名どころは目録にそこそこ載るので
いいんだけど、マイナーなのはそもそも部数が出てないのか、まったく見ないですね。
「ルックエンドヒャー」なんて雑誌は未見の状態がずっと続いています。

戦前の雑誌は目録で買う以外にないでしょう。「新青年」「探偵春秋」「ぷろふいる」は
よく出てきますよ。高いけどね。

小林文庫オーナー様のプロフィール見たら、彩古はオーナー様より年下でした。
美夜さんのダブルスコアには至ってません。
だから、どうしたというわけでもないのですが。


No.463 (98/9/28 10:25)
name:kashiba
email:PAN15736@pas.mei.co.jp
URL:

美夜さま
「鉄鎖殺人事件」(春陽文庫版)、入手しました。
(@あじろ書林:大阪駅前第三ビルB2F)
定価(280円)の2.5倍の古書価ですが、まあ重版されたら
こんなものか、というお値段ではあります。(700円ね)
お入用でしたら、メールででもご連絡ください。
なお、年寄り(笑)のおせっかいですので、
無理して引き取って頂くには及びません。

オーナー様
古雑誌については、私ごときから申し上げる事はございません(笑)。
山風の短編が載ってる本なんて、いやはや、とてもとても。
(追随できるのは、ショート・ショート・マガジンくらい(笑))

EQFCのHPは、進みませんねえ。
何を載せるか、という点で煮詰まっちゃっているようです。
斉藤代表が忙しすぎる、というのもありますが。
では。



No.462 (98/9/28 01:05)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/


 お知らせ。
 今週1週間は、出張続きで、インターネットにアクセスし難い状況が続きます。
 皆さんの書き込みへのご返事が、出来ないかもしれませんが、お許し下さい。
 オーナー不在でも、自由に書き込んでいただいてかまいません。
 皆さんの書き込みを、楽しみにしていますので、宜しくお願いします。


No.461 (98/9/28 01:04)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

ストラングル・成田さん
 『吉祥寺探偵局』(講談社NV→角川文庫)、『東京で会おう』(角川文庫)です。
 ちょっと筆が走って、ベスト3と書いた様な気がしますが、私の年間ベスト10には入っています。

 加納朋子さんの『月曜日の水玉模様』ゲット、ありがとうございます。
 この作品集は、加納さんにしては軽めの作品ですが、「普通のサラリーマンへのエール」が隠れテーマになっています。
 仕事に疲れたサラリーマン、OLの方にこそ読んでいただきたいですね。
 # いまは『宴の始末』、もう少しすると『屍鬼』を読むので大忙しになると思うので、その合間の今こそ読みましょう(笑)
 なお、この連作では「各話のタイトルを通して、ちょっとした仕掛け」をしています。
 連作完結した後では解りやすいかもしれませんが、考えてみて下さいね。
 
 ついでに、加納さん情報を整理。
 集英社のPR誌「青春と読書」10月号に、エッセイ「月曜日の通勤電車」掲載しています。
 『月曜日の水玉模様』読む際は、一緒にどうぞ。
 カッパ・ノベルスの『最新「珠玉推理」大全 中」』に、「螺旋階段のアリス」収録されました。
 # 巻末の鮎川エッセイに、大阪圭吉の事が
 幻冬舎「星星峡」10月号は、25日ころには、書店に沢山おいてありました。
 ただし、加納朋子の作品は掲載されていません。不定期連載のようですね。
 # 幻冬舎の新雑誌「Pontoon」群馬の書店では、全然見かけません


No.460 (98/9/27 22:48)
name:ストラングル・成田
email:s-narita@mxh.meshnet.or.jp
URL:http://www2s.biglobe.ne.jp/~s-narita/new/index.htm

こんばんは。
 古書。彩古さま、kashibaさまのここのところの「異次元」話、永久保存版ですね。勉強になります。
 しかし、山風「笑う肉仮面」が6桁とは、笑っちゃうくらい(泣)。古雑誌の話、私もお尋ねしたいです。

小林文庫オーナーさま
 年間ベストに入る、いしかわじゅんの作品とは、何でしょうか。探してみます。
 本日加納朋子「月曜日の水玉模様」をゲットしました。
 では。
 


No.459 (98/9/27 19:12)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

「メールアドレス不正」が不正となる方、何人もいらっしゃるみたいです。
このゲストブックは、フリーのCGIスクリプトを使用させていただいているので、私には原因を解明できません。(~_~;)
このCGIプログラムは、バージョンアップされているので、近いうちにバージョンを上げてみます。
プログラムの作成者の方にも問い合わせてみますので、エラーとなる方は、お使いのマシン環境(ブラウザーの名前とバージョンなど)を、
ゲストブックやDMで教えていただけますか。
いまから、別の掲示板プログラムに変えるのもいやなので、しばらくは「メールアドレスの入力なし」で対応して下さい。
 お願いいたします。


No.458 (98/9/27 19:10)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

ともばやひろさん。
 ご挨拶が遅れて、すみません。
 「風読人」でも拝見しました。
 今週は、お忙しいようで、ここは見ていただけないようですね。
 
 大阪圭吉のHPはもっと充実させたいのですが、なかなか時間がとれなくて...(ーー;)
> これじゃあ女子大生とは趣味があわないはずだ。
 私のHPに来ていただく方には、若くても大阪圭吉や探偵小説がお好きな方が多くて、驚いています。
 圭吉や探偵小説の話題、他の人に話したい時は、ここに書き込んでいただけると嬉しいです。
 ガボリオをお買いとは、シブイですね。


No.457 (98/9/27 19:00)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

岩堀さま
 ちゃんとしたご挨拶が遅れて申し訳ありません。
 その間に、すっかり常連になられましたね。ありがとうございます。
 岩堀さんには、最初に長文のメールを頂きましたが、ミステリー読書歴では、大先輩のご様子。
 昭和30年代のミステリームーブメントも、リアルタイムでご覧になっているようで、大変羨ましいです。
 岩堀さんの「ベスト10」みお教えていただきましたが、古い作品から新しい作品まで、非常にバランス良くお読みになっているようです。
 これからもいろいろ教えていただ事があると思います。宜しくお願いいたします。
 # 大先輩などと書いていますが、私の岩堀さんの年齢差は、フクさんとの年齢差
より少ないのです。
 # いわんや、20歳前後の方とは...

> 一番好きなコースは北鎌倉から源氏山を抜けて極楽寺、稲村が
> 崎に出るコースですが、半年程前そのコースが鮎川哲也邸の前
> を通っていることを発見しました。
 鮎川哲也さんの短編に「鎌倉ミステリーガイド」がありますが、やはり鎌倉のハイキングコースを散策中に殺人が起きる話しでした。
 一度このコースを歩いてみたいと思っていました。


No.456 (98/9/27 18:57)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

美夜さん
 「鉄鎖殺人事件」を他人に頼むのは、絶対無理だと思います。
> それは要するに、皆様方と私の年期の違い、ですね.
> ハタチそこそこの小娘では太刀打ち出来ません(笑).
 解らない話しばかりですみません。(笑)
 何せ、「新探偵小説三人集」のころから18年、「幻影城」の廃刊からは20年以上経っているのですから、そのころは生まれていなかった人も、いますよね。
 年寄りは「教えたがり」ですから、おだてながら、いろいろ聞き出して下さい。
 逆に、私はアニメやコミック、映像関係や、同人誌については、何も知らないので、そんな話題も教えてください。> 皆様
 # 無理矢理、話題についていきます(笑)


No.455 (削除済)
No.454 (98/9/27 18:54)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

彩古さん、kashibaさん
 私の、質問について詳細に答えていただいて、ありがとうございます。
 とりあえず、近所の古書店を定期的に廻ってみることから始めてみます。
 古書即売会なるものにも行ってみたいのですが、なにせ東京駅まで2時間、交通費往復8000円以上の身では、簡単には行けませんね。

 もしまだご覧になっていたら、最後にもう一つだけ質問。
 雑誌の状況はどうですか?
 有名どころは、それなりのお金を出せば見つかるとおもうのですが、目録には載らないような、倶楽部雑誌や読み物雑誌、カストリ雑誌、戦前の雑誌などは古書店で見かけるのでしょうか?
 (山田風太郎さんの小説が載っているような雑誌ですね)
 
kashibaさま
 「レオ・ブルース・ファンクラブ」は、私と名前の似ているかたが主催しているファンクラブですよね。
 レオ・ブルースについては、1作も読んだことがないですが、主催者のお名前から興味を持ってました。
 確か、HPを持っていたはずと思って、捜したら英語のHPでした。んーん (ーー;)
 そうか、ROMもHPを作っていたんですね。知りませんでした。
 最近は有名どころのファンクラブのHP、増えていますね。
 # EQファンクラブや甲影会(「別冊シャレード」発行元)もHP計画中と聞きましたが、どうなっているんでしょうか?
 # 「AUNT AURORA」が、BOOKOFF型書店にあるとは思えませんが、気にかけておきます。


No.453 (98/9/26 11:37)
name:kashiba
email:
URL:

オーナー様

彩古さんの詳しいご回答で尽きているとは思いますが、少し別の角度から、

1. 古書即売会ではどのくらい、堀り出し物がみつかるのですか?

「掘り出し物」の定義にもよるのでしょうが、「お値打ち品」「相場よりも安い本」という
ものは、デパート展や古書会館の古書展、専門店では、まず「ない!」といって
いいかと思います。それなりの店がそれなりの本を出しますので、こちらが「儲けた!」
というものは基本的に出ません。
「掘り出し物」狙いでいくならば、「BOOK OFF系統」か「街の古本屋」、
古書展ならば、もう少し規模の小さいもの、そして究極は「学園祭」や
「チャリティーバザー」の類ですね。とんでもない本がただみたいな値段で手に
はいることがあります。まあ宝くじよりは確率が高い、というレベルですが。
<カバーのない本3冊100円>といったダンボールの中から掘り出してこそ
「掘り出し物」ですよね(笑)。

2. 目録を継続的に送って貰うためには、どうしていますか?
 欲しい本が無くても、注文するのですか?

和書の目録買いは殆どしていないので、ご参考にはなりませんが、
とりあえず、古書展に行った時に次の案内も送ってもらえるよう
頼んだりすることはあります。
洋書については、かの森英俊さんが主宰する Murder by the Mailで
狂ったように買いまくってます。5、6桁単位(うへえ)で買い続けていると、
たまーにカタログとは別に葉書でご案内をもらえることもあります。
「欲しい本がない」ということが「ない」ので、うーむ、困った、困った。
答えになってませんね?

質問1。
 この様な店にある、それ程古くない本で、コレクターズアイテムはどんな本なのですか?
 
これは、彩古さんのおっしゃるようにジャンルによるので、このスペースでは回答不能です。
それ程古くない本のコレクターズアイテムの代表格は「講談社の江戸川乱歩文庫」
「ソノラマ文庫:海外シリーズ」「サンリオSF文庫」でしょうけど、さすがに殆ど見た
ことがありません(絶無ではないですが)。
推理小説で1冊あげれば鮎川哲也の「材木座の殺人」(双葉社ノベルズ)なんかどうでしょうね。
私がこの類の店で「狙い目」にしているのは、コバルト文庫(ロマンチックSF「魔女も
恋する」「たんぽぽ娘」「見えない友人 34人+1」、アシモフ編のショート・ショート集等)
ですが、内緒です。(笑)
 
質問その2。
同人誌で有名どころや、お勧め本があったら、教えていただけませんか?捜してみたいので。

探しても「絶対ない!」でしょうが、もし奇跡的に出会ったら借金してでも買うべきなのは
「レオ・ブルース・ファンクラブ」の「AUNT AURORA」だと思います。
商業誌では未訳のレオ・ブルースの長編が翻訳されて一挙掲載されてます(内緒ですが:笑)。
うえーん、欲しいよう〜。

以上、(休日出勤して何やってんだろう、俺?:爆笑)


No.452 (98/9/26 09:39)
name:美夜
email:
URL:

オーナー様
うわぁ、ごめんなさい。
怒涛の削除跡、あれは明らかに私のせいですね。
エラーが出ちゃって、どうすればいいのかわかんなかったのデス。
だから表示されなくなるまで送ってみようかと・・・。
お手数をおかけしまして、本当に申し訳ありませんでした。


No.451 (削除済)
No.450 (98/9/25 23:56)
name:美夜
email:
URL:

お久しぶりです.

同じ職場の人が東京に遊びに行く、というので、「鉄鎖殺人事件」をお土産に
頼んだのですが、あえなく玉砕です(笑).
やはり、浜尾四郎のハの字も知らないような人に頼んだのが間違いだったのか
とも思いますが、代わりに「神田古書店地図帖」なるものを貰ってしまいまし
た.
嬉しいのですが、ちょっと行けません(笑).

最近の書き込みを見て、どうしてこんなについていけない内容なんだろう、と
いう疑問が氷解したような気がします.
それは要するに、皆様方と私の年期の違い、ですね.
ハタチそこそこの小娘では太刀打ち出来ません(笑).

岩堀様
何だか鮎川哲也さんがお好きなようですね.
実は私、鮎川さんのご本は1冊しか読んだ事なくて、しかもあんまり面白くな
かったので、それ以来読む機会がありませんでした.
もしよろしければ、初心者向けの本でもお教え願えませんでしょうか.
短編の「五つの時計」は、この間古本屋さんで買った、「現代国民文学全集
第27巻 現代推理小説集」という本の中に入っていたので、そのうちに読み
たいと思います.

どなたか上記全集の第8巻「江戸川乱歩・木々高太郎・横溝正史 集」の収録
作品をご存知ありませんか?
こっちの方が欲しかったのに、なかったのです.


No.449 (削除済)
No.448 (削除済)
No.447 (98/9/25 23:38)
name:フク
email:
URL:http://www.din.or.jp/~fukuda/

オーナーさま:
ありがとうございます。こんなにあったんですね。
非常に参考になります。他の方も、「面白かった」というのがあれば教えて下さい。

彩古さま:
古書展はやっぱり初日ですか・・・・サラリーマンやっていると会期に行くのさえ
難しかったり。一度、無理矢理行ってみようかな、という気になります。



No.446 (98/9/25 12:10)
name:彩古
email:
URL:

オーナー様
まとめて質問にお答えします。

>要約すると、「捜したい本を明確にして」、「その本の形状を知って」、「まめに古本屋を廻る」ということですか?
「捜したい本を明確にして」しまうと、買う本がなくなってしまうので、もうちょっと
おおらかな気持ちで探してます。
その存在すら、全然知らなかった本でも、心の琴線に触れた本は購入してしまうというか。
古本は一期一会みたいなそういう出会いがあるからおもしろいわけで、
がちがちに探究書を探しているばかりでは、疲弊してしまい、つまらないですよ。たぶん。

>1. 古書即売会ではどのくらい、堀り出し物がみつかるのですか?
>   古書店には、「bookoffのような新型書店」「街の古本屋」「専門店」、即売会には「デパート展」「古書会館でやるような古
>書展」があると思うのですが、どこでどのくらい見つかるのでしょうか?
> 彩古さんは、どんな感じで廻っているのですか?
古書即売会はふだん古本屋を1軒1軒廻るのに比べたら、はるかに効率よく本を探すことが
できると思います。
比較的新しい本を探すのなら「デパート展」。
古めのものを探すのであれば「古書会館でやるような古書展」ということになるでしょう。
ただし、初日に行かないとなにもないし、初日に行ったとしても出物がなにもないことが
多いです。評価が定まっている本は目録に載ってしまうので、会場では落ち穂拾いという
ことにはなるわけですけど。それでも、ときどき、なんでこれがという本が落ちていることが
あります。

古書店は近所の店は定点観測的に週1回、あと用事で他の街に行ったときにその周辺の店を
廻るぐらいですね。「専門店」には基本的に行きません。だって、高いんだもん。
「bookoffのような新型書店」は新刊本を半額で買うために行くけど、ほとんど
掘り出し物はありませんねえ。

>2. 目録を継続的に送って貰うためには、どうしていますか?
> 欲しい本が無くても、注文するのですか?
欲しい本がないと注文しません。でも、注文する本がミステリ・オンリーというわけでも
ないので、そこそこ注文していると思います。

> そこで、質問1。
> この様な店にある、それ程古くない本で、コレクターズアイテムはどんな本なのですか?
> 皆さんのさがしている本は、どんな本なのですか?
この質問は難しいなあ。それぞれのジャンルでコレクターズアイテムってあるからね。
たとえば、日本の女性作家というジャンルでいうと、小野不由美、恩田陸の品切れ本。
鈴木いづみ、山尾悠子なんてところをみんな探していると思うんだけど。

> 質問その2。
> この書店には、同人誌コーナーもあって、ミステリ関係の同人誌も置いていましたが>(「別冊シャレード」もあった)、同人誌で有
>名どころや、お勧め本があったら、教えていただけませんか?
> 捜してみたいので。
最近の同人誌って、まともなのは「別冊シャレード」ぐらいじゃないのかなあ。
京極本はたくさん出てるけど、ファンブックみたいなのがほとんどだし。

>オーナーさま:
>自宅接続だと会社と同じメルアドを入力するにも関わらず「メールアドレス不正」
>のエラーが出るのですが・・・(従って空白です)
そうそう、会社からの接続なんだけど、「メールアドレス不正」なので、
空白なんですよ。けっして、イヤだから空白にしてるわけではないのですけどね。
なぜ?


No.445 (98/9/25 08:04)
name:岩堀
email:iwah@perl.hitachi.co.jp
URL:


kashiba様

確かに井沢元彦が六歌仙暗殺考、連城三紀彦が敗北への凱旋
  でしたね(昨夜現物確認済み)。凄い記憶力などと褒められて
  一瞬いい気持ちになったのが情けない。井沢元彦の「猿丸幻
  視行」が暗号小説だったので「敗北への凱旋」へ結びつけて
  いました。お詫びついでに、あの「三人集」は、昭和56年発
  行でした(奥付けで確認)。ウラをきちんと取るのは捜査の常
  道と反省しています。
  表紙の配色、たしかに上品とは言えませんね(今まで表紙はま
  じには見ていなかった)。
  
  
       


No.444 (98/9/25 01:54)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

 実は、私の勤務先の近くには、古本屋が3軒あります。
 1軒は老夫婦でやってる街の古本屋、1軒は東京のデパート展にも出店している古書店、1店はブックオッフ型の書店。
 でも、ほとんど行ったことが無い状況でした。
 彩古さんの講義を受けたので、早速昼休みにブックオフ型書店に行って見ました。(会社の正面にある。ただし規模は小さい)
 行ってはみたのですが、講義の1の「捜したい本」が明確でないので、何を買ったら良いか全くわからず、何も買えませんでした。
 珍しそうな本もあったのですが、本当に珍しいのかが良く解らないので....(~_~;)
 そこで、質問1。
 この様な店にある、それ程古くない本で、コレクターズアイテムはどんな本なのですか?
 皆さんのさがしている本は、どんな本なのですか?
 # もし、捜している方が多い本が見つかれば、プレゼント企画など考えても良いですが
 
 質問その2。
 この書店には、同人誌コーナーもあって、ミステリ関係の同人誌も置いていましたが(「別冊シャレード」もあった)、同人誌で有名どころや、お勧め本があったら、教えていただけませんか?
 捜してみたいので。
 # あまりに場違いで、ゆっくり探してはいられませんでした (-_-;)
 # 補導に来た、風紀委員の先生みたいになってしまう..

 最後にチョット思い出したので...
 「新本格」の定義について、私がごちゃごちゃと書いたのは、どなたかへの反論とか言い訳とかではないですからね。
 メールをいただいたことが、私の考え方を整理するきっかけになったので、メールへのご返事として書いたことを、掲示板にもかいて見ただけです。
 念のため。


No.443 (98/9/25 01:50)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

 確かに、薬師丸金悟楼がでてきますね。タイトルは「闇屋敷にナイフの林」、いしかわじゅんの作品でした。
 小説現代臨時増刊の話ですが。
 岩堀さん、kashibaさんの記憶力はすごいですね。(私がボケかかっているだけか?)
 「吉祥寺探偵局」は、この金悟楼が主人公。マンガの面白さが、損なわれていなかったと思いますよ。
 
 「古書ディック」、資料請求する前に、「彷書月刊」に目録が掲載されていました。
  欲しい本がいくつかあるので、ここから注文して、目録請求します。

 フクさん
 RPGの回答、解りました。
 この件については、...何も言いません。
 国書刊行会「探偵クラブ」は、
 第1期 「とむらい機関車」大阪圭吉、「勇者カリガッチ博士」三橋一夫、「股から覗く」葛山二郎、「聖悪魔」渡辺啓助、「瀬戸内海の惨劇」蒼井雄、
 第2期 「虚像淫楽」山田風太郎、「天狗」大坪砂男、「薫大将と匂の宮」岡田鯱彦、「火星の魔術師」蘭郁二郎、「怪奇製造人」城昌幸
 第3期 「烙印」大下宇陀児、「緑色の犯罪」甲賀三郎、「奇蹟のボレロ」角田喜久雄、「人工心臓」小酒井不木、「探偵小説のプロフイル」井上良夫
です。
 第3期になると、無理が目立ちますね。
 このあと、国書刊行会は国産本の発行は止めて、西洋物ばかりなってしまいました。残念だ。
 この中で、私のお勧めは、なんといっても「探偵小説のプロフイル」です。(ただし評論集)
 日本の推理小説史上、最高の評論集ではないかと、密かに思っています。
 第1期の作品は、どれもお勧めできます。
 他の方のご意見も聞きたいです。


No.442 (98/9/24 22:18)
name:フク
email:
URL:http://www.din.or.jp/~fukuda/

kasibaさま:
分かって頂いていたのですね。自分の掲示板のレスに答えを書いてしまいました。

はたまた、どなたかご教示ください。(Teach me!ビルゲイツ?)
大阪圭吉の「とむらい機関車」などの国書の探偵クラブのシリーズ、色んな
作家のものが出ていますが、
・シリーズは何冊あるのでしょう?
・大阪以外、どなたかこれは面白い!オススメ!という作家を教えて頂けない
 でしょうか?

『とむらい・・』も読了せずに何を言っていると思われるかもしれませんが・・

オーナーさま:
自宅接続だと会社と同じメルアドを入力するにも関わらず「メールアドレス不正」
のエラーが出るのですが・・・(従って空白です)


No.441 (98/9/24 22:11)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

彩古さん。
 古本蒐集の極意「基礎篇」ありがとうございます。
 要約すると、「捜したい本を明確にして」、「その本の形状を知って」、「まめに古本屋を廻る」ということですか?
 できそうで、難しいですね。
 「応用篇」も、お待ちしています?
 しかし、kashibaさんとの、「異次元の争い」、私も全くついて行けません。
 # でも、勉強にはなるなぁ
 
 私は、もう少し単純な質問なのですが、
 (前にも書いたように、私は目録買いしかしたことが無いので)
1. 古書即売会ではどのくらい、堀り出し物がみつかるのですか?
   古書店には、「bookoffのような新型書店」「街の古本屋」「専門店」、即売会には「デパート展」「古書会館でやるような古書展」があると思うのですが、どこでどのくらい見つかるのでしょうか?
 彩古さんは、どんな感じで廻っているのですか?
2. 目録を継続的に送って貰うためには、どうしていますか?
 欲しい本が無くても、注文するのですか?
  (2つとも、kashibaさんにも、教えていただきたいなぁ)

 もっと、いろいろお聞ききしたいことがありますが、いまはこれだけ


No.440 (98/9/24 22:09)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

kashibaさん、フクさん
 オーナーが怠慢で、RESをしないでいたら、代わりに応対していただいて、ありがとうございます。
 しょうがないオーナーで、すみません。
 岩堀 泰雄、ともばやひろさん、いらっしゃいませ。
 後程、ちゃんとご挨拶します。
 
 「新探偵小説三人集」は、私もちゃんとリアルタイムで購入しています。
 でも、漫画が載っていたことじたいを、覚えていません。 (~_~;)
 お二人とも凄い記憶力ですね。
 あれが昭和55年ですか....(と、遠い目...)
 その頃からの本はリアルタイムで買っているので、あんまり古本屋を利用しないのですよね。
 (昭和30年代以前の本には、チョー興味あるのですが)
 # 麻耶雄嵩さんの処女作「シベリア急行西へ」が掲載された、小説現代増刊?も、リアルタイムで買ってます。
 # このへんが、「メフィスト」の前身だったのですかね
 
 フクさんの、ヴァとバの謎、全然わかりませんよ。
 私も気になってきたので、ヒント下さい。


No.439 (98/9/24 18:07)
name:kashiba
email:
URL:

岩堀さまへ横レス
おお、「新探偵小説3人集」は私も持ってます!!(黄色に赤という下品な配色が印象的。)
あのケッ作漫画の探偵が「薬師丸金吾語楼」だったんですか。
凄い記憶力!確かにあれは面白かったっす。
で、栗本、連城、井沢の3作は、栗本がハードカバーで、連城、井沢が
講談社ノベルズで出たと思います。(いずれも後に文庫化)。
ときに、「敗北」が連城、「六歌仙」が井沢ですね。

フク様
ヴァとバの謎、とけました。(RPGの隠し扉のようなご回答ですね(笑))
どもども、です。これで仕事に専念できます。(職場にて:爆笑)


No.438 (98/9/24 17:20)
name:岩堀
email:iwah@perl.hitachi.co.jp
URL:

 
 文庫オーナー様
 #415のコメント中に、「薬師丸金語楼」の名前をみて
 メモリーを掘り起こされました。小生の本棚に「新探
 偵小説三人集」(講談社の小説現代臨時増刊 昭和55年)
 というのがありますが、その中に上記名探偵のケッ作ギ
 ャグ漫画があるのを思い出したのです。作者の名前は全
 く印象になく、薬師丸金語楼だけ覚えていたのです。三
 人集というのは、栗本薫、井沢元彦、連城三紀彦ですが、
 失礼ながら彼らの書き下ろし長編ミステリーよりこの漫
 画(闇屋敷にナイフが林立とかいう題名)の方がよほど面白
 かったです。
  *掲載の作品は下記の通りですが、単行本になっている
   のでしょうか。。
     栗本薫   鬼面の研究
     井沢元彦  敗北への凱旋(けたたましい暗号小説)
     連城三紀彦 六歌仙暗殺考  


No.437 (98/9/24 12:33)
name:彩古
email:
URL:

kashiba様

>私は、「ライノクス」「捜査網」未入手の「いーしゃんてん」状態がかれこれ20年近く続いております。
20年ですか。うーむ。
このシリーズは3,000円以下でしか手を出してなかったのに、ついに「手をやく捜査網」に
5,000円出してしまい、今年あたまぐらいにテンパりました。でも、残った1冊がクロフツなんですよ。

>それにしても、国枝全集はもう品切れですか?
大きな書店に行くと、まだ全冊揃っているので、おそらく版元品切れってやつでしょう。
書店に在庫があるうちに、買っておいた方がいいんだろうけど、値段高いからなあ。


No.436 (98/9/24 09:01)
name:kashiba
email:
URL:

彩古さま
ご丁寧なレス、感謝であります。
しかし、やはり効き目の話になると六興ミステリーですか(笑)
私は、「ライノクス」「捜査網」未入手の「いーしゃんてん」状態がかれこれ20年近く続いております。
「ライノクス」は神保町ブックセンターで2万7千円というのが私の知っている最高値であります。
しかし、ここ数年、翻訳物は原書でやっつける、という裏技で対処しておりますので、
六興ミステリーについては、憑物が落ちてます(笑)。
それにしても、国枝全集はもう品切れですか?
ボーナス出るたびに「今度こそは」と思いながら、買いそびれている身としては、唸ってしまいます。

フク様
BOOK OFF荻窪店の件、ありがとうございます。近々、足を伸ばしてみます。
荻窪の南側線路沿いには、阿佐ヶ谷寄りに2軒、西荻窪寄りに1軒あります。
もう一軒は、駅から一番近い古本屋の角を南に100m位入った左手にあります。
投げ出し本は何かなあ〜、ああ、気になる〜
では。


No.435 (98/9/24 00:06)
name:ともばやひろ
email:tomobaya@mail.goo.ne.jp
URL:http://www.geocities.co.jp/Playtown-Spade/1644/

はじめまして。大阪圭吉(漢字あってるかな?)コーナー、感動しました。
どうも身の回りにはその手のものを読むひとがいなくてさみしかったんです。
私も、新しいものを読まない訳でもないんですが、
古典を読んでる作家さんどまりです。たとえば有栖川有栖の、
登竜門が多すぎるは、探偵小説好きには超面白かったです。
宴の始末は本格じゃなかったのでしょうか?
支度読んで、このなぞなら本格でいくかも、とちょっと期待してたのにな。
日本では、戸板康治なんかも好きです。
海外は勿論、ヴァン。うーん、これじゃあ女子大生とは趣味があわないはずだ。
古本問題は、切実です。
旺文社文庫のガボリオ買ったときにちょっと涙出ました。
といっても1500円くらいの話ですが。学生には切実だった…。


No.434 (98/9/23 08:56)
name:岩堀 泰雄
email:iwah@perl.hitachi.co.jp
URL:


フク様 
早速のコメント有り難う御座います。
私の若かりし頃は松本清張全盛時代で、本屋にはカッパブックスが
  ズラリ並んでいました。ロマンブックス等は隅の方にひっそりとし
  ていて、たまに鮎川作品を見つけると嬉しくなってすぐ買ったもの
です。
  麻耶雄高は私は一度も読んでいないのですが、本欄でいろいろ議論?さ
れているご様子、「夏と冬の奏鳴曲」を次の土日に読もうかと思います。
  創元社の「本格ミステリーベスト100」(1975〜1995)では13位にラ
  ンクされていますね。数カ月前古本屋で買ったのですが、かなり厚いの
でツンドクでした。

小林オーナー様
  「11枚の[トランプ]」は[とらんぷ]でしたね。昨夜帰りの電車で
「ん?」と思って本棚の現物(文庫本ですが)で確認しました。お恥
   ずかしいミスでした。作者にも申し訳ないです。
  


No.433 (98/9/22 23:48)
name:pankichi
email:pan-k@qb3.so-net.ne.jp
URL:

ブギーポップのパート2、やっと見つかりました。
これで安心して宴の始末が読めます。(ヘンな
理屈ですが^^;)

ドラマ「奇跡の人」、確かに真保先生の原作でしたね。
でもTVガイドで見る限りでは、「え?こんな話だったっけ?」
と、首をひねってしまいましたが・・・?まあ、多少違ってても
おもしろければ良いのですが。個人的に山崎まさよし氏は
好きですし。


No.432 (98/9/22 21:44)
name:フク
email:fukuda@kyogoku.com
URL:http://www.din.or.jp/~fukuda/

kashibaさまと彩古さまの古書談義は私からすると宇宙戦を超えて異次元の
争いかもしれない・・・・初心者は欲しい本を買えばいいのだ(開き直り)
でも、適正価格が分からないんですよね。

kashibaさま:
う、荻窪の南に四軒?線路沿いの二軒しか知らない・・・
Book Offは北側です。JRの改札を出たらでかい看板が見えるので、すぐに
分かります。都内の割には大きい方でしょう。
投げだし本は笠井本ではないです。

岩堀さま:
ここに来られる方はほとんどそうなのですが、皆さん鮎川本持ってらっしゃい
ますよね。羨ましいです。私の古書収集のターゲットの一つではあって楽しん
で探しているのですが。


No.431 (98/9/22 18:50)
name:岩堀 泰雄
email:iwah@perl.hitachi.co.jp
URL:


今朝はじめて投稿した岩堀です。「鮎川哲也読本」を読みな
 がら、若い頃買ったロマンブックス等の鮎川作品を本棚から
 取り出してなつかしんでいます。彼の短編では「五つの時計」
 「赤い密室」がトリック物としてトップだと思いますが、そ
 れとは別に「絵のない絵本」「ああ世は夢か」が三十年たって
 もまだ印象に残っています。抒情性に富んだ作品で本格派鮎川
 哲也の別の一面がよく出ています。特に「絵のない絵本」はす
 ばらしいメルヘンだと思います。

 私は神奈川の横須賀から横須賀線で横浜に通勤していますが、
 数年前から途中の鎌倉によくハイキングに出かけています。
 一番好きなコースは北鎌倉から源氏山を抜けて極楽寺、稲村が
 崎に出るコースですが、半年程前そのコースが鮎川哲也邸の前
 を通っていることを発見しました。「鮎川・中川」と並んでい
 る表札を確認した時は大感激でした。終点の稲村が崎は島田荘
 司の「眩暈」の重要な場面になっているので、以来私はそのコ
 ースをひそかに「鎌倉ゴールデンミステリーコース」と名付け
 て喜んでいます。
 


No.430 (98/9/22 18:04)
name:彩古
email:
URL:

Kashiba様

今日はなぜか暇ができて、インターネットやり放題という感じ。
レスも付けられるというものです。

>質問なのですが、「効き目の分売を幾らに踏むのか」、つまり揃いの値段の相場は
>判っているし、効き目以外の巻の分売価格の相場も判っているけれど、効き目だけ
>の分売価格が適正なのか判らん場合です。
>私の場合、例えば朝日新聞社の木々高太郎全集の第6巻なんかがそれなのですが?
>(揃いの相場が6〜8万円、1から5巻のバラが1巻4千円程度なんですよ。無茶苦茶
>開きがあって、悩んでます)
木々高太郎全集って、あんまり人気ないから揃い4〜5万円ぐらいで見つかるような気が
します。
全集の場合は最終配本の巻とか、別巻の資料篇とかが効き目になりやすいですよね。
ですから、そういった効き目を最初ににバラで買えれば、バラで揃えるのも楽ちん
なんですが、効き目を最後に残すと、10年かかっても揃わないことがあります。
木々高太郎全集の場合は効き目であろうと、たぶん5千円で出てくると思うけど、
結局、数が出てないから、なかなか出てこないでしょうね。

たとえば、六興・ミステリーの場合。
効き目は「ライノクス殺人事件」「手をやく捜査網」「暗い階段」の3冊です。
13冊揃いで12万円〜15万円ですが、上記3冊はバラでも15,000円〜25,000円
しちゃいますよね。唯一、帯のある「謎の兇器」も帯が付いていたら、そのぐらい
しちゃうんだけど、まあ、この4冊がとりあえず有れば、すぐにリーチかかって
ロン間近じゃないでしょうか。
クイーンとかハメットは千円で買えるし。

全集といえば、最近ショックだったのは、未知谷の国枝史郎全集ですね。
1冊8,000円もするもんだから、3冊しか買ってなかったのに、既に2冊が
品切れ状態なんだとか。どれが切れているのか、判る方います?
おそらく、そのうち1冊は補巻に間違いないだろうと推測しているのだけど。
O舎のあるじが嬉々として、そう語っていたということだから、切れている
のは間違いないのでしょう。


No.429 (98/9/22 16:13)
name:kashiba
email:
URL:

彩古さま
「基本編がこれだと応用編はどうなるのだ?」(笑)という感じであります。
私の場合、決定的に欠けているのは「4」ですね。
どうもトレードというのは苦手です。(友人がいない、というか(笑))
「目的の本の装丁を知る」は至言ですねえ。これこれ!
棚に目をやって一瞬で「お目当て」があるかどうかを判別するって奴。
こういうのは、やはりお友達の本棚を見せてもらって勉強するのでしょうねえ。

質問なのですが、「効き目の分売を幾らに踏むのか」、つまり揃いの値段の相場は
判っているし、効き目以外の巻の分売価格の相場も判っているけれど、効き目だけ
の分売価格が適正なのか判らん場合です。
私の場合、例えば朝日新聞社の木々高太郎全集の第6巻なんかがそれなのですが?
(揃いの相場が6〜8万円、1から5巻のバラが1巻4千円程度なんですよ。無茶苦茶
開きがあって、悩んでます)

フク様
私も「塗仏」は既に「推理小説ではない」と思います。やたら面白い読み物ではあるのですが。

ところで「ヴァ〜」「バ〜」って何?物凄く気になりますう〜。笠井潔くらいしか思い付かない
(ヴァンパイヤ戦争、バイバイ・エンジェル)のですが、、まさかね?
もうひとつ、荻窪のBOOK OFFは、駅の北側ですか?南側ですか?
いつもは南側の4軒しか回らないもので、、、

オーナー様
デイックさんの件は、こちらから資料請求した訳ではなくて、ジグソーさんの方から
「いいカモ」(笑)として紹介して頂いたからでありました。別に「積極的」なんかじゃないんです。
ではでは。(なんか、今日は質問ばっかりでした..)


No.428 (98/9/22 12:12)
name:彩古
email:
URL:

古書収集の極意なんて、そうたいそうなもんじゃないんですが。
まずは基本篇から。しいてあげるなら、
本を手に入れるルートをつくっておくことと、本に対しての知識が重要だと
思います。

1.古本屋を廻る
2. デパート展・古書展に行く
3. 目録で購入する(インターネットも含む)
4. 同好の士とのトレードまたは購入
本を手に入れるルートなんて、たいていがこのいずれかに当てはまるものと
思われます。
ただし、1.であれば、出物の多い古本屋を多く知っていたほうが、労力が
少なくても、多くの収穫が得られるし、欠かさずデパート展に行けたほうが
いいに違いないし、たくさんの目録が届くようにする環境づくりも必要ですね。
ちなみに、古書ディックの目録では2冊購入しました。
実は同好の士とのトレードなんていうのが一番重要かもしれなくて、レアな
とこはこの方法で手に入れてるものがわりと多かったりもします。
というわけで、トレード用の本を常に用意しているのですが、いまのとこ
『忍法相伝73』とかポケミスのレアなとことか、ありますね。

本に対しての知識といってもいろいろあるわけですが、
1. どんな本が出版されているのかを知る(ビブリオ)
2. 目的の本の相場と希少性を知る
3.目的の本の装丁を知る
とりあえず、基本はなんらかの情報によって、興味をそそる本ができて、
それを探すというパターン。見たことはないけど、ビブリオ・データで
出版されていることを確認するって感じですか。『古書遊覧』みたいな本も
重要ですね。
その本の適正価格がいくらなのか、専門店価格を知っておくと目安には
なります。だからといって、3万円の本が1万5千円だから安いといって、
ほいほい買っていたら、破綻してしまいますけどね。
また、多少高めの値段設定ではあっても、めったに出てこない本なら買い、
という場合もあります。
デパート展は、基本的に早いもの勝なので、本の体裁を知っていたほうが
有利でしょう。

まあ、基本はこんなものかな。
質問あるようなら、受付けます。


No.427 (98/9/22 11:53)
name:フク
email:fukuda@kyogoku.com
URL:http://www.din.or.jp/~fukuda/

オーナー様:
個人的に「新本格」のリストはオーナー様の心の命ずるまま?に従って作成
して頂ければ良いのでは?と思います。定義は色々あるかと思いますが、現在
の構成で充分役立てておりますし。(定期的にプリントアウトして手許に置い
てます(^^))

ちるる様:
『六番目の小夜子』この前出たハードカバー、昨日、荻窪のBook Off(相変わら
ず)で見かけました。荻窪店はハードカバーが充実しています。

#個人的な掘り出しものは、講談社版の「戻り川心中」のハードと仁木悦子の文庫
を一冊。

kashiba様:
「叩きつけ」という表現に爆笑しましたが、結構ありますね。どうも片仮名の
『ヴァ・・』とか『バ・・』とかから始まる作品と相性が悪いようです、私。
正確な題名と作者は出しませんけれど。

週末は私も『塗仏』でした。色んな人の感想を聞きましたが、あの作品、既に
「ミステリ」というジャンルではないのかもしれません。


No.426 (98/9/22 07:53)
name:岩堀 泰雄
email:iwah@perl.hitachi.co.jp
URL:


岩堀と申します。
はじめて投稿させて頂きます。ゲストブック大変面白く拝見しております。
少し長くなりますが自己紹介をさせて下さい。東京オリンピックの翌年に
 大学卒業という事ですからおそらくゲストブックの誰よりも年寄りだと思
います。中学時代は、少年探偵団、ホームズ等を読みあさり、高校時代は
乱歩の「孤島の鬼」、それから「黄色い部屋の謎」「僧正殺人事件」に強
 烈な印象を受けて以来ミステリーフアンになりました。大学でのバイト料
 で最初に買ったのが桃源社の「乱歩全集」(小説のみで随筆は入っていない、
 表紙がカラフルです。今は、背表紙が色褪せてしまいましたが)、次に東都
 書房の「日本推理小説大系」でした。好みはmainには本格物ですが、必ず
 しもこだわらずでハラドキ物も結構好きです。肉体的には歳を感ずるよう
 になってきましたが、すてきなミステリーを読みたいという気持ちは学生
 時代そのままです。ごく最近の作品で面白かったのは「星降り山荘の殺人」
 (倉知淳でしたか?)で、いっぱい食ったなあというカイカンを久しぶりに
 味わいました。これからも、ちょくちょくと投稿させて頂きますので宜しく
 お願いします。

  小林オーナー様
   メールへの返事有り難う御座います。飛鳥高さんの情報のお礼忘れて
   おりました。有り難う御座いました。専業作家にはなられなかったよ
   うですね。
   泡坂妻夫の「11枚のトランプ」も楽しい作品ですね。いかにも、
   巧妙でスマートなマジックをみたような読後感でした。



No.425 (98/9/21 23:56)
name:pankichi
email:pan-k@qb3.so-net.ne.jp
URL:

>オーナーさま
「盗聴」読了いたしました。最後の『私に向かない職業』には
やられました(^^ゞ。主人公がカッチョイイですね。あと表題作
の『盗聴』もおもしろかったです。次は長編を・・・といきたい
ところですが、「塗仏」の始末をしなければなりませんので
ちょっとおあずけです(笑)。

ところで、電撃文庫の「ブギーポップ・リターンズ」(上遠野浩平)
という作品のパート2が書店で見つからなくてムキー!!となって
いる今日このごろです。1作目の「ブギーポップは笑わない」と、
「リターンズ」のパート1はあるのに・・・。1だけないっていうのは
分かる気がしますが、なんで2だけないんでしょう?(同時発売
なのに^^;)ああ、続きが気になる〜!!


No.424 (98/9/21 22:33)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

ちるるさん

 すごく、お久しぶりですね。
 ちるるさんには、一番最初のころに書き込んでいただきましたね。
 あれから時々は来ていただいていました? また書き込んでいただいて嬉しいです。

 「六番目の小夜子」はハードカバー版が出たので、書店で捜せば見つかると思いますが。
 このHPに来ていただいている方、リンク依頼していただいた方のHPへのリンク集は、作成しなければと思っているのですが、なかなか手がつけられません。
 気持ちはあるので、少し待って下さいね。 


No.423 (98/9/21 22:18)
name:小林文庫
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

>彩古さま
 個人の掲示板ですから、コンスタントに毎日書き込みが有るわけではないです。
 お気遣いは無用です。
 オーナーの私の書き込みも週末になる事が多くて、RESが遅れるのが常ですから。
 # 平日は仕事と睡眠を優先しています

 東光出版社「少年少女最新長編探偵小説集」についての疑問、丁寧にお答えしていただき、ありがとうございます。

 ストラングル・成田さんの書き込みで教えていただいた、別冊太陽「古書遊覧」を見直すと、『都会の怪獣』と『笑う肉仮面』の書影が掲載されていました。
 「古書遊覧」は読んでいたはずなのに、この2冊が同じシリーズだという事どころか、写真が載っていた事も記憶に有りませんでした。
 知識が無くて観ていると「見えている事も見えない」例の典型ですね。
 彩古さんに書き込んでいただいたおかげで、昭和30年代の児童書について、多少解ってきました。
 これからも、いろいろ教えていただければ、と思います。
 また気軽に書き込んで下さい。お願い致します。

>kashibaさま
 「古書ディック」については「ジグソーハウス」のHPで知ってはいたんですが、
目録を発行していたとは知らなかったです。
 やっぱり、資料請求しなかったのが敗因ですね。
 「ぷろふいる」や「シュピオ」欲しかったのに。
 もっと積極的に行動しないとだめですね。


No.422 (98/9/21 22:09)
name:小林文庫
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

>西尾豊明さま

 ある方から「新本格著書リストには、新しい作家は追加しないのですか」というメールいただき、急遽追加しました。
 私自身は、「新本格」の"本格"の方にこだわってしまうので、1作だけでは判断できなかったり、積極的には追加したくない作風の作家が多かったりで、新人作家の追加が滞っていました。
 # だいたい、私が「新本格」か認定する必要も無いんですが...(ーー;)

 「新本格」も10周年を越えて、かなり拡散してきました。
 # 「新本格」の定義自体、コンセンサスはないようですが
 # #416 で、高橋さんは「京極夏彦は新本格ではない」とおっしゃっていますし
 # 有栖川有栖や二階堂黎人は、「新本格」ではなく、旧「本格」(真本格?)だ、という意見もあるようです
 最近の、「カンブリア紀説」や「セルダン危機説」を読むにつけても、あまり定義にはこだわらず、「新本格」の影響下にデビューした作家は追加して、出来るだけ多数の作家のリストを作った方が良いのかなと思っていたところだったので、
メールをいただいたのを機会に追加をしました。
 # 「新本格著書リスト」を立ちあげた際の、「「新本格」の全体像を明らかにしたい」
 # という趣旨からも、その方が良いかなと思ってます。
 # といっても、どこまで追加するかは、まだ悩んでしまうのですが
 # たしかに、私も積木鏡介はあんまり追加したくなかったのですが、
 # 同期デビューの3人の中で、一人だけ外すのも何ですから..(と、日本人的発想)

 光原百合さんが童話?(読んでいないので内容は解らない)を出版しているのはどこかで聞いた(読んだ)記憶があったので、手元の本を調べたのですが、どこで読んだか解りませんでした。
 # 最近記憶力が減退して、こればっかり..
 WEB上のDBなどを検索すると、6作ほどヒットするのですが、出版年月が解らなかったり、翻訳なのかの判断が出来なかったりで、今回のリストアップは見送りました。
 光原百合さんは好きな作家なので、ちゃんと調べてリストアップしたいと思っています。
 # 一応原則としては、非ミステリー、翻訳書、同人誌はリストアップしないことにしています
 # が、実態は作家によってまちまちになっています。基準は、その作家を好きかどうかだったりして...(~_~;)
 # 高橋さんもコミケで販売していた、甲影会の「別冊シャレード」で「光原百合特集」が発行されるようなので、
 # これも待ってます

 「塗"り"仏の宴」は直しておきます。
 実は、いままでも、掲示板やらDMやらで指摘いただいて、こっそり修正したことが、多々あります。
 他にも、気付いた事があったら、遠慮なく指摘して下さい。>皆様

 西尾さんが謎宮会のHPに執筆していること、気付いていませんでした。
 失礼しました。
 西尾さんにも、教えていただくことが沢山ありそうです。
 これからも宜しくお願いいたします。


No.421 (98/9/21 12:38)
name:kashiba
email:
URL:

オーナー様
 >古書の世界の奥の深さと、彩古さんの知識には、声もでません。
 >(だから、その後の皆さんの書き込み、なくなっちゃたのかな?)

当り。突っ込もうにも、突っ込みようがございません。完全黙秘(笑)
おそれいりました。今後ともいろいろ教えて下さい>彩古さま

お言葉に甘えて以下、日記。
この週末は、「塗仏」に尽きました。
「支度」を大事にとっていたので1250ページ一気読み。
滅びました。「とろける脳味噌、京極堂〜」
なんと、それがために、千葉パルコの古書市すら完全に失念しておりました。
ああ、操られている。

知っている人は知っているインターネット古書店「ジグソーハウス」のご主人の
友達が始められたという「古書ディック」(@大阪府堺市)で目録買い。
初カタログでしたが、良心価格でなかなかの品揃え。
河野典生「三匹の野良犬」、Mエバーハート「霧中殺人事件」などをゲット。
でもCPスノウの「ヨット船上の殺人」はハズレ。縁のない本というのは、とことん縁がございません。トホホ。

フク様
祝、PC復旧!後で書き込みに参ります。
「夏と冬の奏鳴曲」は、一読「あれれ?」、しょうがないので即再読、どうやら確信犯らしいと
判って叩き付け、でした。「蝶たちの迷宮」みたく「一読即叩き付け」でない分、評価してます(笑)。
シュミラクール感覚とでもいうのでしょうか、ディック風悪夢小説だと割り切れば楽しめるのかな。
「うゆーさあーん」という粘りつくようなアニメ声が聞こえてきそうで、、、
「人として読むべき」とまでは思えませんが(^^;<たかはしさま


No.420 (98/9/21 12:15)
name:彩古
email:
URL:

書き込みをしてもレスつかないぐらいだったらまだいいけど、ぱったりと
書き込みがなくなるというのは精神的にきついですね。
なにか、そぐわないことしでかしたんじゃないかと。

東光出版社の本についての質問ですが、
>リストに出版年のある書籍は、彩古さんが所有しているのでしょうか?
発行年度を記載したものについては、実は所持しています。
ただし、カバーがなかったり、貸本流れの本だったりで、まともな状態と
いえるのは『氷獣ドライス』だけですね。
香山滋と風太郎は美本であれば、専門店で6桁ですからね、なにしろ。
>大平陽介さん、久米元一さんは、他にはどんな作品を書いているのでしょうか?
>(他の作家は、著名な推理作家なのに、この2人だけ知らないです)
大平陽介については、ぼくも詳しいことを知りません。
久米元一はポプラ社や偕成社で大量にジュブナイル本を出してます。
久米元一の著書は7、8冊持ってますが、20冊ぐらい出しているのでは
ないでしょうか。
>楠田匡介、岡田鯱彦の作品は本格なのでしょうか?
厳密に言うと本格ではないでしょう。楠田匡介はまだ読んでいませんが。
>このシリーズ、装丁は統一されているのでしょうか?
統一デザインなのかという質問に関しては元カバーに関してはイエスです。
ただし、後カバーは単色で背に文字が入っただけの素っ気ないものだし、函も
統一デザインとは言い難いですね。
>この時代、推理作家による書き下ろしの児童書が多かったようですが、他にも面白い叢>書はあるのでしょうか?
ポプラ社,偕成社以外では香山滋『Z9』の光文社のシリーズがありますね。

O舎が目録を出したのは去年が最後です。だいたい、2年に1回、目録出してます。
次は来年でしょう。


No.419 (98/9/21 12:04)
name:西尾 豊明
email:
URL:

そうかー、積木鏡介とかも新本格にしてしまったのかー。ちょっとばかりショックだったりして。
あと、光原さんを入れてしまうと、自費出版に近い形のファンタジーもリストに入れなきゃいけなくなる気がするんですけど、どうなのでしょうか。(私も一度、書店に並んでいるのを見ただけなので、題名などは覚えていない)何冊あるのかも知らない。
また、細かい話ですけど、「塗り仏の宴」じゃなくて、「塗仏の宴」ですよね。


No.418 (98/9/21 09:57)
name:ちるる
email:chiruru@potalaka.com
URL:http://www2u.biglobe.ne.jp/~chiruru/

お久しぶりでございます。
「六番目の小夜子」さん、何処でも見つからなくて悲しいです。
プロバイダー強制変更に伴って、HPが変更しました。
相変わらずリンクさせて頂いておりますのでお願いいたします(何を?)>小林さん


No.417 (98/9/20 01:06)
name:フク
email:
URL:http://www.din.or.jp/~fukuda/

寂しいなどとおっしゃられますと照れますけれど・・・

ちょっとお知らせです。
ようやくPCが復活しました。ホームページも大量更新できました。
この場をお借りしまして、今までご支援、ご声援下さいました方に
御礼を申し上げます。

麻耶作品は全部一応読んでいるのですが。
「夏と冬の奏鳴曲」はショックでした。初読の感想は「読者の納得を求めない
ミステリも存在するんだ!」でした。(その反面、これを理解できる人もいる
のかも?とびびりました)現在はまた違う感想を持っているんですが、ちょっと
巧く言葉で表現できないです。
#ただ、同じ文章を繰り返すのは作家としてずるいんじゃ、とか思ったり。



No.416 (98/9/19 18:24)
name:たかはし@謎宮会
email:maki@inac.co.jp
URL:http://www.inac.co.jp/~maki/meikyu/

オーナーさま:
>麻耶雄嵩さん、薦める方はいないのですか?、このHPには。

やっぱり「メルカトルと美袋のための殺人」になりますかね。この短編集は
最初と最後の短編が好きです(^_^) 特に「シベリア急行西へ」は、彼の処女
犯人当て?を元に短編化したものであり、破綻も謎もなにもなく、ぱきっと
真相が解明されて終わる、本格としてとてもスマートな好短編だと思います。

個人的には「夏と冬の奏鳴曲」は「人として読むべき」だと思うんですが、
普通の本格が好きな人には素直には勧めにくいです。悩ましい。

もし、ミステリを全然読んでない人のために、いわゆる新本格の作品から三作
選べ、と言われたら、多分「夏と冬の奏鳴曲」と「十角館の殺人」は挙げます。
#あっと、例えば京極夏彦とかは「新本格」だと思っていなかったりしますゆえ。

追記:謎宮会、ご覧になっていただいてありがとうございます(_o_)
   ちなみにあのイントロあてクイズ、私は9点でした(^^;


No.415 (98/9/19 16:50)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

>satoさん
 「情婦」推薦者が増えて、嬉しいです。
 satoさんの「オススメのミステリ映画」の企画、とても面白いですから、ぜひ皆さんも、オススメ映画推薦して下さい。
 私も3+1作ほど推薦しています。

>kashibaさん
 kashibaさんと、フクさんの書き込みがないと、寂しいです。(~_~;)
 伝言板代わりでも、日記帳かわりでもかまいませんので、どんどん書き込んでください。 >他の方も、書き込みよろしく (^_-)
 私は、横田順彌さんの、ハチャハチャSFのファンです。
 もちろん、古書や明治時代研究のエッセイも大好き。私も尊敬しています。
 最新刊の「古本探偵の冒険」(学陽文庫)、さんざん捜して購入したのですが、オリジナル本を持っていました。
 勝手に改題しないように!これにはちょっとガッカリ。

>青ちゃんさん
 私の冒険小説に関する見解は、あまり信用しないで下さいね (ーー;)
 他には、オススメの書き込みはありませんでしたね。
 このHPに来てくださる方は、あんまり冒険小説は読まないのかな?
 私は、コミックもほとんど読まないので、喜国さんの作品もミステリ専門誌で読むくらいです。「傷天」くらいは知っていますが、他にもオススメがあったら教えて下さい。読んでみたいので。

>pankichiさん
 麻耶雄嵩さん、薦める方はいないのですか?、このHPには。
 ファンの方は絶対に多いはずなのですが。
 『メルカトルと美袋のための殺人』、普通?のミステリーファンには、一番理解しやすいですね。
 ↑で、「私の見解は、信用するな」と書きましたが、真保裕一さんと、逢坂剛さんは、安心してお勧めできます。
 読んだら、またご感想を書き込んで下さい。

>ストラングル・成田さん
 あやまっていただかなくても(笑)
 いしかわじゅんさんは、「狂風記」などを書いた、文豪の石川淳ではありません。
 明大漫研出身で、山田詠美の先輩のマンガ家です。(とお決まりのボケをかましてみました)
 いしかわじゅんのミステリーは、本格ではないです。ハードボイルド(のパロディー)です。
 作品には、「吉祥寺探偵局」(探偵は、薬師丸金語楼)、や「東京で会おう」「ロンドンで会おう」(探偵は、南畑剛三)などがあります。 ちょっとエッチですが、パロディを楽しめる方にはオススメ。私の年間ベスト3に入った作品もあります。
 角川文庫から出ていますので、絶版文庫収集家の方はぜひ捜して、読んで下さい。
 彩古さんの、「探求書集めの奥義」ぜひ聞かせていただきたいですよね。

P.S. 
 O舎やH文庫の古書目録をみると、欲しい本ばかりで、なにを注文したら良いか解らなくなって、結局何も注文しない事が多いです。 (~_~;)
 ひと思いに、欲しい本が少ない方が、決断しやすくて良いですね。
 そんなわけで、O舎からは古書目録を送ってもらえなくなってしまいました。(それとも発行していないのかなぁ)
 O舎の一番新しい目録は、いつ頃発行されていますか?
 ご存知の方、教えて下さい。
 # あーァ。何か古本の世界の深みにはまってしまいそう (-_-;)


No.414 (98/9/19 16:47)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

 彩古さん。
 東光出版社「少年少女最新探偵長編小説集」のリスト、ありがとうございます。
 RESが遅れて、申し訳ありません。
 (遅れるのは、いつものことなので、許して下さい)

 それにしても、凄いリストですね。
 私の聞いたことのない作家や、作品が一杯あります。
 児童書だからと言うこともあるのでしょうが、古書の世界の奥の深さと、彩古さんの知識には、声もでません。
 (だから、その後の皆さんの書き込み、なくなっちゃたのかな?)

 リストに出版年のある書籍は、彩古さんが所有しているのでしょうか?
 大平陽介さん、久米元一さんは、他にはどんな作品を書いているのでしょうか?
 (他の作家は、著名な推理作家なのに、この2人だけ知らないです)
 楠田匡介、岡田鯱彦の作品は本格なのでしょうか?
 このシリーズ、装丁は統一されているのでしょうか?
 この時代、推理作家による書き下ろしの児童書が多かったようですが、他にも面白い叢書はあるのでしょうか?

 知りたくなる事が、いっぱいです。
 んーん。 ちょとっと、その世界に入ってみたくなりますね。
 
 ますます、彩古さんの「古書蒐集の基礎」講座、聞きたくなりました。
 急がなくて結構ですので、ぜひ講義をお願いします。 m(__)m


No.413 (98/9/17 11:48)
name:彩古
email:
URL:

下記の発言を見直していて、間違いに気づきました。
東考出版社→東光出版社
単なる変換ミスです。見逃してください。

そんなに語れるほどのものはないけど、古書蒐集の基礎については、また改めて。


No.412 (98/9/17 10:12)
name:彩古
email:
URL:

では、東考出版社、江戸川乱歩監修の少年少女最新探偵長編小説集の
リストをアップしましょう。

1『秘島X13号』香山滋
2『都会の怪獣』楠田匡介
3『黒い太陽の秘密』岡田鯱彦 S.33.9(S.34.8)
4『黄金十字の秘密』島田一男 S.34.2
5『影なき拳銃』大河内常平
6『幽霊島』大平陽介 S.33.8
7『氷獣ドライス』久米元一 S.33.9(S.34.6)
8『オペラの怪人』高木彬光
9『?』
10『笑う肉仮面』山田風太郎 S.33.12
11巻以降不明

このシリーズは、当初6巻の予定で刊行されました。
ですから、7巻以降は現物を確認するまで本当に出版されているのか
あやしいもんです。
しかも、大河内常平の『影なき拳銃』を持っている人間が確認できず、
この本は未刊の可能性が大です。

このシリーズの書誌学者泣かせなところは、さまざまな体裁で出ている
ところで、最初はカバーのみ。その後カバーを換えて函付に。
元カバーで函付というのも発見されています。しかも、全部函で出て
いたわけでもないらしいから、さらにやっかい。1、3、7は函が
確認されています。『秘島X13号』は函付のほうが数万円高かったり
します。
奥付も貼り直した形跡があり、どれが本当の初版なのか、判別が難しい
のです。

ぼくはこのなかでは楠田匡介の『都会の怪獣』が一番欲しいですね。
タイトルに怪獣とあるけど、こちらは普通の探偵小説で怪獣は出て
きませんが。


No.411 (98/9/17 01:47)
name:sato
email:
URL:http://www.sdnet.co.jp/sato/index.html

>小林さま(^-^)♪
過日はミステリ映画のご推薦ありがとうございました♪
で、ハンドルは「小林文庫」でよかったのでしょうか?(笑)
(↑笑ってドースル(^ ^;;)

>みなさま
私のHPでは、オススメのミステリ映画を募集しています。
協力してもよい、という心優しいかた、是非のぞいてみて
下さいまし・・・。

#宣伝ばかりで申し訳ありません(^ ^;;


No.410 (98/9/16 12:42)
name:kashiba
email:
URL:

オーナー様
伝言板代わりに使って申し訳ございません。m(_^_)m

作家ヨコジュンは、「奇絶、壮絶、また怪絶!」で卒業してしまいましたが、
研究者ヨコジュンは心密かに尊敬してます。
喜国も、傷天と漫画大王で卒業かな。
でもメフィストの作品はなかなか通好みでよいですね。

昨日は台風の影におびえて終日読書三昧。
「玩具修理者」「人獣細工」「ちほう・の・じだい」「探偵宣言」「ノックは無用!」
「3000年の密室」を一気に読了。
「3000年の密室」は鮎川賞ダブル受賞させてあげればよかったのに、という
出来栄えでした。また追っかけなきゃいけない作家が増えたという感じです。
では。(ゲストブックを日記代わりに使ってしまいました。)


No.409 (98/9/16 09:59)
name:青ちゃん
email:
URL:

>小林さん
冒険小説の件、教えて頂きありがとうございます。参考になります。

麻耶雄嵩について盛り上がっているようですね。自分は『鴉』しか読んでませんが、けっこう面白かったと思いますが。敢えて破綻した結末にしているのが、ある意味、面白いのではないか、と。

それと、自分も喜国雅彦は好きです。「傷天」も良かったけど、「悪魔のうたたね」も面白かった。


No.408 (98/9/16 01:12)
name:pankichi
email:pan-k@qb3.so-net.ne.jp
URL:

麻耶先生の小説、私も『翼ある闇』を読んで、「う〜む」と唸ったっきり・・・
というクチでしたが、友人に勧められて読んだ短編集『メルカトルと美袋の
ための殺人』(講談社ノベルス)はわかりやすくって、けっこう面白かったです。
あの長編が苦手だけどメルカトルのキャラはいいなあ、と思っている方には
オススメですね(^o^)。メル、はっきり言って凶悪です(笑)。

>オーナーさま
とりあえず、短編集の「盗聴」から読んでみることにしました。真保先生の小説は、
どちらかというと社会派・ハードボイルドが苦手な私にも面白く読めてしまいます。


No.407 (98/9/16 00:02)
name:ストラングル・成田
email:s-narita@mxh.meshnet.or.jp
URL:http://www2s.biglobe.ne.jp/~s-narita/new/index.htm

小林文庫オーナー さま
 脅かすようなこといってすみません(笑)。探求書集めの奥義のようなものがあれば、私も教えていただきたいです。O舎の目録は、もらったことがありますが、あれではとても手が出ません。
小説推理の喜国エッセイは今後の展開が楽しみです。
いしかわじゅん、本格っぽいのありますか。

 氷獣ドライス。彩古さまありがとうございました。すっきりいたしました。風太郎の「笑う肉仮面」と同じシリーズなのですね。別冊太陽のムック「古本遊覧」では「(永遠に?)復刊されないようである」とあって、今のところ対面できそうもありません。

あやめ さま(382)
 「アリバイ不成立」読んでみました。篠田の証言に矛盾があるので、こいつが怪しいと思うのですが、それでは簡単すぎるし。「現代推理小説大系18巻月報に解答が載っているようなので、お持ちの方よろしくお願いします。



No.406 (98/9/15 16:28)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

 「死の快走船」私が所有していることがバレてしまったので...

 #383 にも書いたように、この本は装幀が大変きれいな本です。
 ここ(http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/oosaka/oosaka_hon21b.html)に、フルカラー版の書影を置いてみました。
 サイズが150Kもあるので、興味のある方だけ観てみて下さい。


No.405 (98/9/15 16:08)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

 私のゲストブックを、kashibaさんとフクさんに、伝言板代わりに使われている。
 ぜーんぜーんかまいませんよ。ご自由にお使い下さい。
 kashibaさんの「ポケミスでしか読めない名作」リスト、私も切り抜いて、手帳にはっておきましょう。

>美夜さん
 「鉄鎖殺人事件」見つかるとよいですね。
 桃源社は、住専問題の「桃源社」より前に倒産していうと思ったので、別の会社でしょうね。自信はないです。
 麻耶雄嵩さん、私も良く理解できなくて追いて行けないのですが、「何か奥深い真相がありそう」な気にさせて、無視はできないですね。
 そこが良いと言う方も大勢いるはずなのですが、このHPではフクさんだけですか?

>高橋さん
 謎宮会のHP、当然もう訪問してます。
 YaMaHoo! Japan にリンクしていただいて、ありがとうございます。
 「ミステリイントロ当てクイズ」6点しか取れませんでした。
 私の実力なんて、こんなもんなのね。(ーー;)

>ストラングル・成田さん
 「横ジュン」と「いしかわじゅん」、好きです。
 金大事包助って、超人探偵でしたっけ?
 それにしても「まだらのひもの」とか、松戸采圓博士(字は違うと思う)とは..


No.404 (98/9/15 16:05)
name:小林文庫オーナー
email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

 よかった、彩古さんに、また書き込んでいただいて。
 kashibaさんや、ストラングル・成田さんが脅かすから、怖がられてしまったかと思いましたよ。

 怖くないですよ。私は。(笑)
 やさしい、「おじさま」なんですから。みなさん、ひいてしまわないでね。
 皆さんの書き込みに、対応していると、自分でも気付いていなかった、DEEPな部分が開発されてしまって、その事の方が怖いです。(汗)

 「氷獣ドライス」は、「秘島X13号」や「笑う肉仮面」と同じシリーズなのですか。
 もの凄く面白そうなシリーズですね。他にはどんな作品があるのでしょか?
 私も捜してみたくなってしまいました。
 
 だいたい、私は古本は目録買いしかしないし、圭吉関連の本くらいしか買わないので、古書収集の奥義は解らないのですが、そういう掘り出し本って、どこで見つけるのでしょうか?
 古書店をこまめに廻るしかないのでしょか?、それとも古書展が良いのか?
 古書蒐集の基礎、教えていただけませんか?
 
 # 「氷獣ドライス」、SF Database Search(SF図書総目録データベース)で検
 # 索してみると、見つかりました。
 # SF系のリファレンスの充実は凄いですね。
 # ここで、シリーズのうち3冊(+1冊)までは解りました。


No.403 (98/9/14 23:54)
name:美夜
email:
URL:

こんばんは、美夜です.

オーナー様
浜尾四郎さんの情報、ありがとうございます.
早速本屋さん系のHPを探してみたいと思います.
ところで桃源社って、住専問題の時の佐々木某社長の会社とは、無関係
ですよね?
前から気になっていたのですが・・・.

kashima様&フク様
古本市の情報、ありがとうございます.
ですが、あの、私、広島県人なものですから、ちょっと行くのは
難しいです。
何とか努力して探してみようと思います.
本当にありがとうございました.

麻耶雄嵩さんの本は、メルカトルさんのキャラクターは好きなのですが、
ストーリーについていけません.
特に「夏と冬の奏鳴曲」は、読み終わって本を投げ出しそうでした.
皆様は如何でしたでしょうか?
私の心が狭いだけかもしれませんが・・・.


No.402 (98/9/14 22:22)
name:たかはし@謎宮会
email:maki@inac.co.jp
URL:http://www.inac.co.jp/~maki/meikyu/

>ストラングル・成田さま
おお、ほめていただき光栄です(^^) いやあ、一時期は原稿が集まらなくて
どうなることかと思ったのですが、とりあえず読めるものにはなったので
ちょっと安心。小林さんもよろしければぜひいらしてくださいね。

ちなみに『忍法相伝73』のレビューを書いたのは、「へれん・けら*いち*」
さんです(^_^;; おかしくていいですよね、あの原稿(^^;


No.401 (98/9/14 17:46)
name:フク
email:fukuda@kyogoku.com
URL:http://www.din.or.jp/~fukuda/

文字化けに負けず。
まず、宣伝。私のHPの掲示板にkashibaさんがこちらで話題となった
「ポケミスでしか読めない名作」
について書き込んで下さっています。はっきり申しまして永久保存版な
内容です。勿体ないので多くの人に見ていただきたきたい、と思います。
下記ダイレクト。
http://www.kyogoku.com/cgi-bin/fukuda/bbs.cgi

kashibaさま:
所沢は明日が最終日です。私には逆に千葉パルコは無理です(笑)
麻耶作品は優しいメタではないですけど、その辺りに逆にくすぐられる
フクでございます(笑)




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