古書店で、かもめ書房の、ホテル紅館(大下
宇陀児)をみすごして、熊谷書房の方を
購入。
次に、と思うと、これは次がない見本でした。
やはり、売れていました。
気になるのが、昭和22年4月であったこと、
案の定、喜国さんの書影では、3月。
新刊で、挿絵画家・中一弥、中一弥、2003
二月、集英社新書。資料協力 末永昭二、と
目次にあります。
青春と読書 三月号、 には親子対談。
小西さん、原田さんの回顧録、中さんのような
スタイルでもいいですね。
■小西です。今朝、職場に出版芸術社の原田裕社長からお電話をいただきました。原田さんには毎月「創世ホール通信」をお送りしているのですが、その3月号が届いたことでご連絡をいただいたのでした。用件は、講演会場で販売する書籍資料にふしぎ文学館シリーズの香山滋『月ぞ悪魔』と『怪獣大戦争 怪獣小説全集2』も入れたらどうかということでした。
■ゴジラ原作が収録されている『怪獣総進撃 怪獣小説全集1』は既に販売決定しており手配済みなのですが、せっかくの原田さんじきじきのお電話でしたから、2冊も追加で販売することにしました。
■私は絶好の機会とばかりに、「原田さんも柴野さんの『塵も積もれば』のような本をお出しになったらいかがですか。私はぜひ読みたいのです」と提案しました。原田さんは笑って、自分は編集者の回顧録は趣味ではない、という趣旨のことをおっしゃいました。私は「でも原田さんは、山田風太郎さんの追悼の際には必ずお呼びがかかっておられたし、貴重な生き証人なので、ぜひいつかやってください」とお願いした次第です。
■《怪獣小説全集》は各本体1262円、『月ぞ悪魔』は本体1456円で非常にお手ごろ価格なので、未読の方は要チェックです。
ちょっと遅れた話題ですが、このところ、生島治郎、宮脇俊三、シャプリゾなど、作家の訃報が続きます。個人的には黒岩重吾が亡くなったのは寂しく思いました。
松本清張は大好きな作家なのですが、社会派推理小説に分類されるほかの作家の作品は、あまり馴染みがありませんでした。大学生の頃、水上勉の純文学作品にはまったことはありましたが。
黒岩重吾の推理小説は最近まで一作も読んでいませんでした。古代史シリーズは何作か読んでいましたが、古代の人物を見てきたように描く作風に、同じ「近代説話」出身の司馬遼太郎と比較すると違和感を感じてました。
しかし、最近、短編を続けて読む機会があり、意外に面白い小説であることに驚きました。歴史小説、現代小説まで幅広く、骨太の作品を生み出したのは驚異であると思います。自分のなかでは、推理小説の枠にとどまらない活躍をした巨人として、松本清張、山田風太郎に並ぶ位置を占めている作家です。ご冥福をお祈りします。