黒猫荘
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THE TELL-TALE HUT
PLMS : mys079  
オーナー:庵本譚 
WELCOME TO “THE TELL−TALE HUT”
オーナーは庵本譚です

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196. 2007年11月06日 18時18分37秒  投稿:愛人管理人 
 [http://goodfellas90.goodfellas90.info/]
限られた時間の中で喜びを得たい…某セレブよりお知らせを承っております。素性を明かすことなく自分の快楽のみを満たせる。と大変好評を頂いており、リピーターになるセレブ女性達が多数増えてきました。専属のお相手なども欲しがるセレブ女性は多く、最近では男性様会員の募集を受け付けているほどです。自分が満足するまで女性達に性の癒しを分けてくださいませ。http://goodfellas90.goodfellas90.info/
[123.223.111.29][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 3.0.04506.30) Sleipnir/2.5.17]

195. 2007年11月05日 16時18分44秒  投稿:沙織 
 [http://www.kimiga-ii.com/]
今年の12月に夫の仕事の関係で海外にいくことになりました。夫は先に海外にいって仕事…私は一人でこのひと月を過ごすことになってしまったんです。最近では抱いてくれることなんてなく、この持て余す時間を男性との時間に使おうと前々から考えていました。ひと月の間自由の利くお金は5●万です。ご一緒できる時間の長い方の方がいいんですけど…一日一日を大切に噛みしめて遊びましょうhttp://burou.burou.info/
[125.195.184.161][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 3.0.04506.30) Sleipnir/2.5.17]

194. 2005年04月05日 13時24分30秒  投稿:まちだ 
> 庵主さま。

これはお見事! すばらしいです!

ご参加の件、6月20日〜末日が目処となりまする。
超ご多忙のところ恐縮でありますが、何卒よろしくお願い申し上げます。


[219.104.172.253][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0)]

192. 2005年03月25日 18時46分00秒  投稿:庵本譚 
庵主です。
思いついたので書いておきます。
「策謀の結末」のコロンボみたく脚韻を踏んでみました。

天駆けるカーティス・ニュートン
作者の名前はハミルトン
お供のグラッグ 0.5トン
目指すは海王星の月トリトン
撃ちまくってやるぜ プロトン
トントン拍子で危機切り抜けて
 チコ・クレータへ愛機でストン


にっちさん

月並みですが「多読を誇らず、少読を恥じず」かと。
そもそも、原書を月1冊は十分読書家の域ではないでしょうか?
私なんか、サイトを始める前は、年間百冊切っていたような気がします。

ここまで、ここを過ぎず。
[202.228.229.72][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.0.3705; .NET CLR 1.1.4322)]

191. 2005年03月25日 08時27分25秒  投稿:にっち 
みなさん時間の使い方がうまいですねえ。僕の場合も通勤電車での読書ですが月に原書1冊が精一杯です。週末は日本語の本を片付けるのに消費。今月は「本格推理05」と泡坂妻夫の文庫本2冊で終わりました。もうちょっと何とかならないものかと反省してます。
[61.210.242.102][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)]

190. 2005年03月25日 06時14分19秒  投稿:庵本譚 
 [http://www3.wind.ne.jp/kobashin/cgi-bin/nagaya/nagaya.cgi?room=079]
庵主です。

B&Wさま

文春文庫に入ってましたよね?>「サラリーマンの勲章」
どこかから探して参ります。
それにしても何かと物入りですねえ>年度末
コロンボのコンプリートボックス、私のところにも発送通知が
参りました。

昨日とどいた古本。
裸本にも殆どカラーコピーを付けてもらってますので、なかなか壮観です。

Adam Broome "Oxford Murder" UK 1ST 29 EXL G+/- \1800
Miles Burton "A Crime in Time" UK CCC 1ST 55 EXL LFE G+/- \2200
Spencer Dean "Frightened Fingers" UK 1ST 55 EXL G+/G \1400
Leslie Despard "Crime without a Flaw" UK 2nd 31 G+/- \2400
Margaret Echard "Before I Wake" US DCC 1ST 43 LFE VG-/- \1000
Brian Flynn "Ring of Innocent" UK 1ST 52 EXL LFRE G/LAMINATED \2400
Elizabeth Gill "Crime de Luxe" US DCC 1ST 33 VG/- \1400
Horace Hutchinson "Twins Murder Case" UK 2nd 30 VG/- \3400
T.C.H.Jacobs "Black Trinity" UK 1ST 59 EXL LFE G+/- \1600
Jennifer Jones "Dirge for a Dog" US DCC 1ST 39 EXL G+/- \1200
Amelia Reynolds Long "Murder Goes South" US 1ST 42 EXL VG/- \4400
Amelia Reynolds Long "Murder to Type" US 1ST 43 VG+/- \5200
Marcus Magill "Who shall Hang?" UK3rd 30 VG/- \1400
Adrian Reynolds "Formula for Murder" US 1ST 47 EXL G+/G \3600
David Sharp "Code-Letter Mystery" US 1ST 32 VG/- \1600
Sally Sinclair "Muted Murder"   US 1ST 53 VG/G+ \2600
Kathleen Sproul "Birthday Murder" US 3rd 32 EXL VG/- \2600
H.M.Stephenson "Death on the Deep" US DCC 30 2ND VG/- \1800
Alan Thomas "Death of Laurence Vining" UK REP 31 VG/G \2200

こちらは、久々にジグソーさんからの買い物

d「マーニイ」W.グレアム(ポケミス・映画カバー)1500

これでフォトカバーは、今度こそマジック3(だと思います)

とりあえず、買った本の報告のみ。
[211.14.59.26][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 95)]

189. 2005年03月24日 23時54分30秒  投稿:B&W 
庵主さま

 樹下「サラリーマンの勲章」は、何編かミステリもありますけれど庵主さまのような猛者が驚くような作品はないかと存じます。

にっちさま

 私の場合は会社の昼休みに100ページ、残り250ページを20時〜22時というペースですね。やはり会社は気が散るのか、自宅で読んだほうがはかどります。庵主さまのように、通勤電車内で読めればもっとページ数を稼げるのでしょうが、田舎ゆえ車通勤なのが辛いですね。来週からは年度末のまとめも本当に修羅場になりそうなので、現在のペースを続けられるかわかりません。

 それでは。

[222.158.127.110][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)]

188. 2005年03月24日 06時49分45秒  投稿:庵本譚 
 [http://www3.wind.ne.jp/kobashin/cgi-bin/nagaya/nagaya.cgi?room=079]
3月7日「追いし者 追われし者」氷川透(原書房)

「ガチガチの本格推理作家」が贈るバリンジャー・タイプのストーカー小説。
本編そのものが、新人作家の持ち込み原稿という構成をとっていますが、
メタミステリというほどのものではありません。「おれ」と「わたし」の視点
で綴られる宮仕えの日常に「殺人」の影が忍び寄り、やがて驚愕のラストが!
といったところで作者の自己突っ込みが入り、物語が変容する。
バリンジャー風の仕掛では、それなりに新味を出す事に成功していますが、
必然性のないのが致命的。「手術は成功したが、患部でないところを切って
しまった」感のある作品です。読後感も楽しくなく、単行本で出すレベルの
話ではないと思いました。実はこの作者の作品で、手に取ったのはこの話が
最初なのですが、これが本領ではなさそうなので、もう1冊は読んでみよう
かと思っております。
[211.14.59.180][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 95)]

187. 2005年03月24日 06時48分50秒  投稿:庵本譚 
 [http://www3.wind.ne.jp/kobashin/cgi-bin/nagaya/nagaya.cgi?room=079]
3月6日「スペース」加納朋子(東京創元社)

「ななつのこ」「魔法飛行」に続く駒子シリーズ第三作。といっても、これだけ
間があくと、駒子って誰?瀬尾って人とどんな関係だっけ?あれれ?と老人力
炸裂の私としては、この作品の大きな魅力である「シリーズものゆえの趣向」を
満喫することができませんでした。
e-NOVELSに連載されたらしいですが、これを細切れで読むのもきつかったのでは
なかろうかと邪推する次第であります。
物語は「日記風書簡」で構成されたSide-Aの「スペース」と、その物語を裏側から
描いたSide-Bの「バックスペース」という成り立ち。このあたりのネーミングの
妙はさすがであります。一人暮らしでキャンパスライフを始めた主人公が、
語り掛ける不安と愛の物語。ドッペルゲンガーの魔法が解ける時、娘たちの
旅立ちは始まる。
青春の光と影を描いた爽やかな読物で、長い間、駒子と瀬尾のその後を待って
いた読者にとってはなによりのプレゼントといえましょう。
勿論、ミステリとしてのサプライズも施されてはいるのですが、この物語を
100%楽しむためには「ななつのこ」と「魔法飛行」を再読される事を
オススメいたします。
[211.14.59.180][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 95)]

186. 2005年03月24日 06時47分56秒  投稿:庵本譚 
 [http://www3.wind.ne.jp/kobashin/cgi-bin/nagaya/nagaya.cgi?room=079]

3月5日「首切り坂」相原大輔(カッパノベルズ)

時代を明治45年にとったオカルトミステリ。明治時代の怪奇小説家をワトソン
役に、評論家をホームズ役に据えた設定は、なかなか堂に入ったものです。
しかし、明治45年に評論家を業とする人っていたんですかしらん?
首無し四地蔵の伝承と闇に浮かぶ狐面の殺人者、現われては消える生首、呪いの
果ての怨念の罠、とまあオカルトミステリのツボは押えており、悪くありません。
ただトリックの解法が、初期京極夏彦的肩透し技なので、駄目な人は徹底的に
駄目かもしれません。キャラの立たせっぷりで、もう一押し欲しいところですが、
若さに免じてとりあえず合格点。あと、着地を決めてから身体を捻りたがるのは
新人さんの悪い癖だと思うので、編集者が矯正してあげてはどうでしょうか?
[211.14.59.180][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 95)]

185. 2005年03月24日 06時47分25秒  投稿:庵本譚 
 [http://www3.wind.ne.jp/kobashin/cgi-bin/nagaya/nagaya.cgi?room=079]

3月4日「不屈」ディック・フランシス(ハヤカワミステリ文庫)

競馬ミステリも残り少なくなってきました。第36作は、老舗のビール会社オーナーの
義理の息子にして、粋人の伯爵の甥っ子である画家が主人公。山小屋をアトリエ
に篭り30代にして隠棲している主人公が、ある日突然、4人組の暴力のプロによる
襲撃を受け、九死に一生を得てから、波瀾万丈の「会社更正」と「宝捜しゲーム」に
巻き込まれていきます。主人公の描く絵は、ゴルファーであったり、障害ジョッキー
であったりするのですが、いずれも主題は「不屈の闘志」である、と作中人物の一人が
喝破します。なるほど、ワンパターンを避けるために、こういう持っていき方も
あるかと唸りました。すでに画家や「馬の絵」をテーマにした作品には「追込」が
あるわけで、心の狭い上流婦人と一族、良心的な老舗の大ピンチ、といった
素材もいつものフランシスです。ですが、このサービス精神は以って範とする
にたるものでありましょう。少々「宝捜し」(というか「宝隠し」)を巡る
エピソードが冗長なのですが、画家の技と魂で伯爵家の「宝」を守るくだりには、
不覚にも泪が浮かびました。読後、無性にリキテックスで絵を描きたくなる話です。
[211.14.59.180][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 95)]

184. 2005年03月24日 06時46分15秒  投稿:庵本譚 
 [http://www3.wind.ne.jp/kobashin/cgi-bin/nagaya/nagaya.cgi?room=079]
3月3日「夜啼きの森」岩井志麻子(角川書店)

津山三十六人殺しを題材にした連作長編。余りにも有名な惨劇の夜にどう話を
収斂させていくかが作者の腕の見せ所ですが、さすが岡山美人の作者、見事に
田舎の狭さと怖さ、森の深さと冥さ、人の脆さと危うさを月の満ちる様に合わせ
ながら活写しました。多重視点と岡山弁で、キャラクターたちを立体的に彫り上げて
いく過程もお見事の一言。「夜啼きの森」というよりは「夜這いの森」という
感じの淫臭漂う因習がなんとも、岩井志麻子でありましょう。犯人は分かって
いる話ですが、これは、岡山女の原点、八つ墓村の原点に向うという意味でも
岩井版「ゼロ時間へ」なのかもしれません。
[211.14.59.180][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 95)]

183. 2005年03月24日 06時45分34秒  投稿:庵本譚 
 [http://www3.wind.ne.jp/kobashin/cgi-bin/nagaya/nagaya.cgi?room=079]

3月2日「滝」イアン・ランキン(ポケミス)

銀行家の令嬢フィリプの失踪事件を追うリーバス警部が、行き当たった過去の
類似事件。手製の棺に詰められた人形たちが語る娘たちの死の記録。果して
フィリプの命もまた同じ人物によって奪われているのか?一方シボーンは、
フィリプのパソコンのログから、クイズマスターと名乗る人物と接触していた。
次々と提示される謎。エジンバラの各地で待ち受ける答え。そして、死。
性的抑圧とヒステリーがエジンバラのすべてである。

ポケミスの最多頁数ヒルと競うように更新していた頃の2001年作品。
怪奇趣味やアドベンチャーロープレの要素を取り入れ、500頁超の長丁場を
支える力技はこの作品あたりで頂点に達しているように思えます。
サイコパスな連続殺人鬼の不気味さと、オタクなゲームマスターの無邪気な悪意が
印象に残る作品。キャリア・ウーマンたちの野心や、リーバスの新しい恋なども
絡めて一気読みの快作でありましょう。
[211.14.59.180][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 95)]

182. 2005年03月24日 06時45分00秒  投稿:庵本譚 
 [http://www3.wind.ne.jp/kobashin/cgi-bin/nagaya/nagaya.cgi?room=079]
庵主です。
では、古感想を7日分アップしておきます。

3月1日「編集者を殺せ」レックス・スタウト(ポケミス)

突然伏線もなく翻訳されたネロ・ウルフものの中期作。この4月からまたWOWOW
で新作でも放映されるのであればともかく、全く予想だにしなかった出版です。
いずれにしても「嬉しい驚き」であるのは間違いありません。こういうサプライズは
大歓迎。論叢ミステリにやられっぱなしの老舗の意地をみせたといったところ
でしょうか?
スタウトの中では珍しいビブリオ・ミステリの佳編という評判を、森事典で
見てから一度は原書でチャレンジしかかったのですが、挫折しておりました。

女性編集者の「事故死」に端を発した事件は、やがて一冊の幻の小説を巡る連続
殺人事件へと発展する。ベアード・アーチャーなる人物の持ち込み原稿に
関わった人々を次々と襲う魔の手。被害者の一人は、アーチ・グッドウィンの
ほとんど目の前で殺害される。ウルフの慧眼は、クレイマー警部が担当していた
法律事務所の事務員殺しとの関連を炙り出し、蘭と美食パーティーへの招待状が
準備される。内部告発が生んだ転落と曝露と脅迫、喪われた原稿が描く裏切りの
終章。読者よ、そこに書かれた事を、信ずるなかれ。

ビブリオミステリというふれ込みに過大な期待を抱いたためでしょうか、実際の
ところは、「いつものネロ・ウルフ」で、あまり本への拘りが感じられません
でした。題材になっているのが稀覯本や幻のミステリだったりすれば、それだけで
ポイントが高くなるのですが、「法律事務所の裏側を描いた曝露小説、しかも
未刊行」となると、余り熱くなれません。
同じ原題(Murder by the Book)を持つ、ジェニファー・ロウの二作目の方が
ビブリオミステリとしては遥かによく出来ているように思います。エミリー・
ロッダの本が多数翻訳されている今こそ、ヴェリティー・バードウッド・シリーズ
第2作「ビッグ4を殺せ」(仮題)の訳しどきではないでしょうか。だんだん!

あと杉江松恋解説で、ゼックものの第1作がEQに分載された事に触れていない
のは画竜点睛を欠いているように感じました。同じくEQに連載されたグールドの
評伝の方は紹介しているのですから、それなりの書きようはあったように思います。
[211.14.59.180][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 95)]

181. 2005年03月24日 06時43分15秒  投稿:庵本譚 
 [http://www3.wind.ne.jp/kobashin/cgi-bin/nagaya/nagaya.cgi?room=079]
庵主です。

にっちさん

>どうしたらそんなに早く読めるんですか??
だから通勤時間が長いんですってば。
通勤時間のない休日は、どうやって読書時間を
捻出するかで悩んでおります。

話は変わりますが、ワタクシ儀、ここ1,2年、ポケミスのフォトカバー収集に
走っております。
で、「全部揃ったら書影公開を」と目論んでいたのですが
既に先達がいらっしゃいました。

http://homepage3.nifty.com/bochiki/index.html

いやあ、世の中には凄い方がいらっしゃるものであります。
しかも、ああ、こんなものにまでフォトカバーがあったのかあ〜
ますます遠ざかるコンプリート。
しょぼん。
[211.14.59.180][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 95)]

180. 2005年03月23日 23時01分20秒  投稿:にっち 
庵主さまもB&Wさまも最近めちゃくちゃ本を読まれているのには圧倒されます。
ぼくはまったくだめだなあ。どうしたらそんなに早く読めるんですか??
[218.217.67.105][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)]

179. 2005年03月23日 07時20分17秒  投稿:庵本譚 
 [http://www3.wind.ne.jp/kobashin/cgi-bin/nagaya/nagaya.cgi?room=079]
庵主です。
昨日はディキンスンの「ガラス箱の蟻」を読んで、
ぶっとびました。<珠玉>という言葉がぴったりくる
作品でした。処女作からディキンスンはディキンスン
だったんですねえ。
取り急ぎレスのみ。

B&Wさん

>相変わらずのすさまじい読書量、感服です。
一年365冊ペースだけは守りたいと思っております。
まあ、ほら通勤時間が長いですから(泣)

>久生の「顎さん」は私も大好きな短編集であります。
おお!

>好きな作品は? と聞かれますと「遠島船」と月並みな答えに
>なってしまうのが悔しいですが。
これを読むまで遠島船がどんな格好しているのかも
知りませんでした。いや勉強になる小説です。

>樹下「プロムナード・タイム」は未所持未読ですが、
>出来はあまり芳しくないようですね。
私にとってはそうでした。
まあ、夫と妻に捧げる犯罪系のものにはそれなりの作品もあるのですが、
表題作を始めとするSFはいけません。
時代に取り残された作品群といった感じです。
多少なりともSFを齧っていると、耐え難いものがございます。

>樹下は、「サラリーマンの勲章」という短編集を偏愛しております。
>スチャラカリーマンの私ですが、なぜかこの短編集は気に入っております。
おお、そうなんだ。ミステリの味付けがされているのでしょうか?

またおこしくだされ。
[211.14.59.239][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 95)]

178. 2005年03月23日 01時02分45秒  投稿:B&W 
庵主様

 相変わらずのすさまじい読書量、感服です。
 久生の「顎さん」は私も大好きな短編集であります。好きな作品は? と聞かれますと「遠島船」と月並みな答えになってしまうのが悔しいですが。
 樹下「プロムナード・タイム」は未所持未読ですが、出来はあまり芳しくないようですね。樹下は、「サラリーマンの勲章」という短編集を偏愛しております。スチャラカリーマンの私ですが、なぜかこの短編集は気に入っております。

 それでは。
[222.158.127.110][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)]

177. 2005年03月22日 07時11分50秒  投稿:庵本譚 
 [http://www3.wind.ne.jp/kobashin/cgi-bin/nagaya/nagaya.cgi?room=079]
庵主です。
以上、2月の読了本でした。
買った中でめぼしい古本

「妻のための嘘」ジョルジョ・シムノン(集英社:帯)2000円
「悪党パーカー/人狩り」リチャード・スターク(ポケミス:映画カバー)2000円
「探偵小説昔話」横溝正史全集18巻(講談社:月報欠け)100円

全然不調です。
ではまた。
[211.14.59.71][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 95)]

176. 2005年03月22日 07時06分16秒  投稿:庵本譚 
 [http://www3.wind.ne.jp/kobashin/cgi-bin/nagaya/nagaya.cgi?room=079]
2月28日「飛ぶ女」樹下太郎(東方社)

図書館で借りた樹下太郎三冊目。借りた中では、ベストでした。
窓から惑い、窓から窓へ、危険な不倫へ飛ぶ女。殺意が満ちた後、落ちていくのは誰?
「飛ぶ女」

資産家の御曹司に弄ばれた女二人。祝福の虚言の果てに恨みが滾り、罠が舞う
「岬にて」

純愛を胸に男は小さな栄達と小さなしあわせを掴む。神が仕掛けた死の瞬間まで
「ちょっぴりしあわせ」

何故、職場の三冠王は表彰式から逃げるのか?そこに待つハレと破滅の
「壇上」

地方出張所に赴任し前任者の不正を探る若手社員。木乃伊取りが毒の皿を食う
「素晴らしい夜」

男を手玉に取って来たBGに迫る殺しの魔手。貞操観念のない探偵の推理と逆襲を描く
「死んでください」

男女の機微を描かせると相当の力量であることが判る作品揃いです。
飛ぶのが怖かった「飛ぶ女」がふてぶてしさを増していく過程、
「ちょっぴりのしあわせ」で女が漏らす「お情けを」という言葉の重さ、
「素晴らしい夜」の終盤で開き直る悪女の啖呵、
「死んでください」のラストで、タフな筈の女の流す泪の深さ、
この持ち味を伸ばしていくと、結局、普通の通俗小説になってしまったんだなあ
と納得する事しきりでありました。
[211.14.59.71][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 95)]

   21〜40件(保存数204件) 

[NAGAYA v3.13/N90201]