黒猫荘
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PLMS : mys078  
オーナー:kanau 
ミステリーと紅茶とお菓子が大好きです。
ここではミステリー以外にも紅茶やお菓子、日常のことなんかも書いていこうと思っています。
国内外問わずおすすめの物があったら教えて下さい。

好きな作家
 綾辻行人、有栖川有栖、乙一、小野不由美、加納朋子、西澤保彦、法月綸太郎、森博嗣、横溝正史、米澤穂信

好きな作品
 犬はどこだ、QED 百人一首の呪、巷説百物語、GOTH −リストカット事件−、失踪HOLIDAY
 十角館の殺人、十二国記、すべてがFになる、ステップ・ファザー・ステップ、獄門島、本陣殺人事件

最近読んだ本

 法月 綸太郎 『怪盗グリフィン、絶体絶命』 講談社
 水田 美意子 『殺人ピエロの孤島同窓会』 宝島社 
 加藤 実秋 『インディゴの夜 チョコレートビースト』 東京創元社 
 アガサ・クリスティー 『おしどり探偵』 クリスティー文庫
 ダン・ブラウン 『ダ・ヴィンチ・コード (上)(中)(下)』 角川文庫
 岸田 るり子 『出口のない部屋』 東京創元社
 大崎 梢 『配達あかずきん』 東京創元社
 乾 くるみ 『林真紅郎と五つの謎』 カッパノベルス
 森 博嗣 『εに誓って』 講談社ノベルス
 森 博嗣 『カクレカラクリ』 メディアファクトリー
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164. 2010年07月06日 14時47分41秒  投稿:井の中のカ○ズ君 
流行りの検索ワードの番組、井の中のカ○ズ君で紹介された在宅ホスト倶楽部っていうワードで簡単にお金稼ぎました。携帯からgoogle検索にアクセスして在宅ホスト倶楽部って検索してみてください☆男性の方なら家でいるだけで1日2万円ぐらい稼げちゃうから本当に楽ちんだよ。誰か一緒にこの仕事で盛り上がろう
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163. 2009年04月17日 11時38分44秒  投稿:sora 
最近ネット始めたsoraでぇす。色々な人と絡めるから掲示板って楽しいですよねぇ。えっちぃ相談とかも大胆に聞けるしね★フリメとかもネット友達に教えて貰ってゲットできるようになったので早速使ってみましたぁ♪もしよければ誰かお友達になってくださぁい mikumiku_0430@yahoo.co.jp イタズラとかは止めてくださいねぇ。何気にヘコンだりするからぁ!普通に仲良くしてください。ヨロシク!!!sora
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162. 2009年04月10日 12時12分00秒  投稿:りか 
(*≧▽≦)オハツでっす♪いきなりスミマセン(つд;*)アタシ今セフレを探してるんです。love1224hhh@softbank.ne.jpここにメールもらえたら写メ付きで必ずお返事します♪待ってるょセフレ
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161. 2007年11月27日 11時02分28秒  投稿:kanau 
久々にきてみたら、何やらすごいことになってました。
とりあえず、スパムについては削除しました。

忙しさにかまけて半年以上書き込みしてなかったので、ちょっと反省してます。

とりあえず、今週は週末に録画した「点と線」をゆっくり見たいと思います。

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140. 2007年01月01日 09時49分57秒  投稿:kanau 
新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

去年は本は読んでもあまり更新していなかったので、今年はもう少しできたら、と思っております。

去年は比較的新刊を多く読んだような気がしますが、今年は国内外の古典物をもう少し読んでいけたらなと考えています。

おすすめありましたら古典に限らず是非教えて下さい。

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139. 2006年09月24日 20時10分39秒  投稿:kanau 
居住者kanauです。
読了本更新しました。

『配達赤ずきん』は書店員による書店と本にまつわるミステリーで面白く読めました。
もうすぐシリーズ第2弾が発売されるとのことで楽しみです。

『カクレカラクリ』はドラマ原作として書かれているだけあって森作品を初めて読む人でもすんなり楽しめるのではないでしょうか。

ドラマの方はミクシィ内においてどうやら評判が良くなさそうなのですが、まだ見ておりません。
来週末あたり時間があったら見ようかと思っていますが・・・


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138. 2006年06月04日 21時44分55秒  投稿:kanau 
kanauです。
入社から約2ヶ月、そして更新も約2ヶ月ぶりとなってしまいました。

ようやく読了本を更新しました。

『怪盗グリフィン、絶体絶命』

「法月綸太郎シリーズ」から受ける印象とはまったく違います。
きちんとしたミステリーですが、冒険物という印象が強く子供向けとして優良な作品です。


『殺人ピエロの孤島同窓会』

良くも悪くも小学生が書いたお話しでした。
発想自体はすごいなと思うのですが、いかんせん設定にムリがあったように思います。
「本は読まれてナンボ」なのかもしれませんが、大人の事情でもったいないことをしているのでは?と感じました。


『インディゴの夜 チョコレートビースト』

『池袋ウエストゲートパーク』が頭の隅っこに浮かびつつも受ける印象はまったく違うという私にとっては不思議な作品でした。
次の話を、と楽しみにしています。


『おしどり探偵』

トミー&タペンス物の短編集
各話に他のミステリーのオマージュやパロディがなされている所にクリスティのユーモアを感じさせられます。
ポアロやらマープルまで出してきたのには笑ってしまいました。
オチも必ずしもミステリーとしてのものではないので、そこを納得して読むのがいいかと思います。

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137. 2006年04月16日 19時14分32秒  投稿:kanau 
kanauです。
前回の書き込みのときは桜がまだ咲いてなかったのに今はもうすっかり葉桜の季節。
こういうときに『葉桜の季節に君を想うということ』を読むと「風情のある人」になるのでしょうか。
実はまだ未読だったりします。


読了本更新

『びっくり館の殺人』

館シリーズでありながらミステリーランドでもあるという1冊。
なかなかどうして楽しめました。
館シリーズを知らなくても楽しめるし、知っている人はニヤリとします。
非常にシンプルなトリックですが最後まで読むとまた違った味わいが出ます。
装丁も好きです。
ラストは館シリーズというより囁きシリーズを思い出しました。
館シリーズの中ではかなり上位にランクインするのではないかと思います。
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136. 2006年03月31日 21時27分16秒  投稿:kanau 
kanauです。
久々の書き込みとなりました。
一週間に一度のペースが一ヶ月に一度になりそうです。

読了本更新

『容疑者xの献身』

第134回直木賞受賞。

いろいろと話題の本でもあり、「探偵ガリレオ」シリーズは今までも読んでいたこともあったので読みました。

ガリレオ」シリーズの中では1番良かったと思います。
トリックは途中怪しいと思うところがあったにも関わらず、完全にわかったのは残り1/3くらいのところでした。
わかりそうなのにわからなかった、というのが悔しいですね (-"-)

難を言えば石神の人物描写。
ネタバレになってしまうのであまり言えませんが、このトリック作中で湯川が言うとおり石神のような性格でなければ成立しないもの。
人によっては彼の性格を理解できないのではないでしょうか。

ラストはまあ何となく想像ついたんですが、やっぱり

「犯罪は隠蔽したとしても自分だけは知っている。罪の意識からは逃れられないし、罪を償わなければ幸せにはなれない」

ということでしょうか。

読みやすく面白かったですが、今まで読んだ(少ないですが)東野作品の中で1番」というものではありませんでした。
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135. 2006年03月04日 23時23分47秒  投稿:kanau 
kanauです。
遅々として読書進まず、といったところでしょうか。
なかなか読書がはかどりません。

読了本更新

『摩天楼の怪人』

御手洗潔シリーズ
「ミステリーズ!」に連載していた長編を単行本化したものですが、連載途中から購読を始めたため、雑誌では我慢して読みませんでした。
タイトルからして『オペラ座の怪人』を彷彿とさせられますね。
トリックも舞台も相変わらず、というかさすがというか「島田荘司」といった仕上がりです。
久しぶりに1日で読み終わった本です。

(ネタバレだったらごめんなさい)
ある章が非常に気になるのですが、これは何だったのでしょう?
ミス・リーディング?

[211.19.160.3][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; (R1 1.3); .NET CLR 1.0.3705)]

134. 2006年02月20日 20時02分09秒  投稿:kanau 
kanauです。
無事に修論が終わりました。
これから色々と読んでいきたいと思います。

読了本更新

『あなたが名探偵』

「ミステリーズ!」に掲載されていた懸賞付き犯人当て小説を単行本化したもの。

私がミステリ雑誌で唯一購読しているのが「ミステリーズ!」ですが、1番最後の霞流一の作品が掲載されていた号から購読し始めたのでほとんど未読状態で楽しめました。
問題編と解決編にわけられているので、うっかり解決編を読んでしまう心配もありません。
1番好きな作品は法月綸太郎の「ゼウスの息子たち」。
解答がシンプルかつ明快なところが好きです。


『QED 神器封殺』

今度は「三種の神器」にまつわる謎で前作から続く形となっています。
今回は、というか今回も、というべきなのかはわかりませんが、殺人事件の謎解きよりも袋とじになっている歴史考察の方がメインのようです。
しかし、これまでと違って明快な解答というのが最終的に出ていないような気がして不完全燃焼です。
言ってることはわかりますが、「じゃあ、それが何なの?」と言いたくなります。
テーマがテーマだけに今後また出てくるのでしょうか?

今回登場したキャラが非常に個性的でタタルとのユニゾンのようなやり取りが楽しめたので、まあよしとします。
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133. 2006年01月29日 23時24分39秒  投稿:kanau 
kanauです。

短編集になった途端ペースがあがってきたような気がします。気のせい?

読了本更新

『腕貫探偵 市民サーヴィス課出張所事件簿』 

西澤保彦の新シリーズ短編集
「日頃のご意見、ご要望、なんでもお聞かせください
 個人的なお悩みもお気軽にどうぞ」
大学、病院はては警察署にまで出張し、「個人的な悩み」を解決してくれる、謎の公務員が探偵役。

探偵は謎解きのヒントを与え、そこから相談者が真相を導く、という構成で展開的には作者の『完全無欠の名探偵』のような印象を受けました。
ミステリ要素はやや薄めです。
7話あるうちの多くが人物だったり店だったりが本編と関係なく微妙にリンクしている所も面白かったです。

お気に入りは「化かし合い、愛し合い」
[211.19.160.3][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)]

132. 2006年01月26日 23時48分40秒  投稿:kanau 
kanauです。
本を読む時間が減ってきているので最近は短編集を読んでいます。

読了本更新

『レタス・フライ』

開けて最初のイラストが印象的。

最初の「ラジオの似合う夜」と最後の「刀之津診療所の怪」はS&M〜Gシリーズの登場人物たちが出てくるちょっとしたミステリ。
後の作品はいわゆる「森博嗣らしい」独特のお話です。

「ラジオの似合う夜」の語り手は意外な人物でそれも面白いですが、作中のちょっとした事件の話も面白かったです。
でも最初の謎はヒントを見てもわかりませんでした。

「刀之津診療所の怪」は最後の謎が1番面白かったです。
そしてシリーズを通して読んでいらっしゃる方は
「ん?この2人ってもしかして?」
と思うかもしれません。

他の作品では「証明可能な煙突掃除人」と「私を失望させて」がお気に入り。
「私を失望させて」ではうっかりその場面を想像して笑ってしまいました。


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131. 2006年01月22日 21時10分31秒  投稿:kanau 
『愚者のエンドロール』 

古典部シリーズ2
文化祭を控えた夏休み。
結末のないミステリ。
折木奉太郎を含めた古典部4人はクラス展示として製作されたミステリのビデオ映画の結末探しを依頼されることになるのだが・・・。

本書はバークリーの『毒入りチョコレート事件』への愛情と敬意を持って書かれたとのこと。
色々な人が映画の結末を巡って推理をし、その推理を他人が判定する、という設定は確かにこの作品を連想させられます。

ストーリーは古典部の面々がこの件に関与する過程も自然でなおかつ映画の結末にも納得。
さらに映画の結末とは別の真相が出てくる、という2段オチも面白かったです。

また、奉太郎自身が「探偵」として謎解きを始めるまでの心理変化も上手いなと思いました.
その後の真相がどこかホロ苦く感じられ、ある意味で完全にハッピーエンドにはならない所にリアリティを感じました。
このホロ苦い感じが米澤作品の魅力なのかもしれません。
[211.19.160.3][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)]

130. 2006年01月17日 01時54分20秒  投稿:kanau 
kanauです。
現在修士論文作成につき、更に亀の歩みのごとき更新ペースとなっております。
ようやく新年最初の書き込みです。

読了本更新

『落下する緑 −永見緋太郎の事件簿』

テナーサックス奏者・永見緋太郎が解き明かす「日常の謎」を扱った7編の連作短篇集。

何作かは「ミステリーズ」で読んで面白かったので、未読の作品を読みたくなり図書館でリクエストしました。
私立伝奇学園高等学校民俗学研究会シリーズのイメージがあったのですが、駄洒落やギャグはなくて、本当に良質の「日常の謎」系ミステリ。
でもストーリーのテンポの良さは他作品にも通じる所があるように思います。

師から弟子へと受け継がれたてきたクラリネットの秘密、消えた天才トランペット奏者の行方、
3000万円もするウッドベースを壊した真犯人など、ジャズをストーリーの主軸にもってきた音楽ミステリでもあります。

探偵役は音楽にしか興味の無いテナーサックス奏者。
ジャズマンとしての天才ぶりが他のジャンル(ミステリ)でも発揮、一気に謎を解き明かすスタイル自体は全編通して同じなのに各話で受ける印象が変わるのが面白いです。
まるで各話のタイトルごとに変わる色のようです。
永見のキャラもどこか憎めず、人間味と爽やかさがあって良かったです。

作者の田中啓文氏、読んでいて本当にジャズが好きなんだなあというのが伝わってきます。
作者の描写する演奏シーンの影響でちょっとジャズを聞いてみたくなりました。
ちなみに、単行本では作者のおすすめジャズ・レコードの紹介もあって、この本を読んでジャズに興味を持つようになった方には嬉しい特典です。


[211.19.160.3][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)]

129. 2005年12月31日 02時27分55秒  投稿:kanau 
次はミステリーランド特集(笑)です。

『ラインの虜囚』

時は19世紀初頭。
祖父に会う為にカナダからパリにやってきた少女が、偶然知り合った3人の男たちの力を借りて、ライン川のほとりに幽閉されているという謎の虜囚の正体を巡る冒険を潜り抜けるという話。

ミステリー風味の冒険物という方が良いかもしれません。
けれど作者自身のこだわりが良く生かされていて子供が読むものとしてお薦めできる1冊。
大人は読む人によっては物足りなさを感じるかもしれませんが、人によっては懐かしさを感じるかもしれません。
私は作者の作品が好きなのでワクワクしながら読めた1冊でした。


『神様ゲーム』

最初に摩耶ファンの方に謝りますが、正直私にはきつかったです。
今まで摩耶作品をまともに読んだ事がなかったので(読んだのは短編集くらい)、初読に近い状態でしたが、衝撃的でした。
物語終盤に展開される推理にビックリさせられ「これって子供向け?」と思いつつも読み進め、最後の最後でアノ結末。
子供向けかどうかを差し引いても「どうなんだろ、コレは」と思わせられました。
今改めて考えると結末よりもこの作品から受ける空気が私に合わなかったようです。
これからも摩耶作品には手が伸びないでしょう。


『カーの復讐』

最初にこのタイトルを見たとき推理小説ファンなら誰もが思ったと思いますが「ディクスン・カー」を思い浮かべました。実際はエジプトの生霊の事でした。
探偵役にはアルセーヌ・ルパン。
ルパン生誕百周年を記念して、といった所でしょうか。
まえがきの設定も面白いです。

地下道の冒険などは子供の頃に読んだルパンの話を思い出し、ワクワクしました。
とはいっても密室トリックや謎のミイラ男など、随所に二階堂さんらしい部分が見られて2度美味しいです。
子供にもお薦めできる1冊です。

[211.19.160.3][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; (R1 1.3); .NET CLR 1.0.3705)]

128. 2005年12月31日 02時09分55秒  投稿:kanau 
久々のkanauです。
「名探偵赤富士鷹士」を録画し忘れてちょっとショックです。
再放送こそは逃しません。

新年まで1日をきったので、溜めに溜めていた読書感想を一挙にまとめたいと思います。
ものによっては数ヶ月過ぎて記憶が薄れかけているものもありますが、ご了承の程を。


『平井骸惚此中ニ有リ 其四』

別題「河上くんの初恋」
このシリーズで私が1番好きなお話です。
この作品で評価できる点として1番に挙げられるのは関東大震災に舞台設定をしている所。
ライトノベルという事であまりかの震災についての描写ばかりにページを割く事もできないし、かといって軽いものにする訳にもいかない。
ライトノベルでこれを扱うのは難しいものだったと思います。
そういう意味においてこのお話は成功しているのではないかと。
また、「危険だから何人かで一定の場所にいる」という理由によって、ある種のクローズドサークルを成立させている所も好きです。

ただ、冒頭と最後のシーンで京極堂シリーズの某作品を連想させられたのですが、これは私だけでしょうか?


『平井骸惚此中ニ有リ 其伍』

シリーズ完結編

震災以来付き合うようになった、骸惚の義弟からチャリティ・パーティに誘われた平井一家。
一方、涼もちょうど同じ日に開かれる学友の婚約披露パーティーに河上と共に呼ばれてることに。
それぞれに出かけた一家を襲うのは首なし死体。
2つの館に2つの首なし死体。河上君と骸惚は謎を解けるのか!?

トリックは館に関する描写である程度想像できる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
偶然に頼った感じが否めません。
ただ、1作目から「犯罪とは条件が揃って起こるもの」云々と骸惚の口から幾度となく語られているので、そう考えるとこのシリーズとしてはむしろ当然の展開なのでしょう。

それぞれの館でそれぞれが謎解きを展開してしまいますが、河上君1人でも謎をほぼ解いてしまっており、骸惚の出番はほとんどなし。
あとがきで作者が言っているように、彼が成長していったがゆえにこの物語は終わります。
予想外に早かったような気がしますが、ダラダラと続くよりかえって良かったのかもしれません。

そして最後に残った「あの人」の謎。
謎は謎のまま終わります。
私はある人物だと考えていますが、根拠は何もありません。
どなたかわかる方教えて下さい。


『九月は謎×謎 修学旅行で暗号解読』

霧舎学園ミステリ、今度は暗号解読です。
しかしメインの暗号が某アニメの劇場版と似ているので私でも察しがつきました。
タイトルに持ってくるのであればそれ相応の物にして欲しかったなあと。
ただし、別シリーズとリンクさせたり、本格推理小説マップなどのサービスが良かったです。


『τになるまで待って』

Gシリーズ
以前θでも述べましたがミステリというより連作長編?といった感じ。
正直今回のトリックは「どうなのよ?」と言いたくなりました。
そしてどんどん犀川先生が常人離れしていっているような。
ラジオドラマの「τになるまで待って」てどんな内容なのかが気になります。
[211.19.160.3][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; (R1 1.3); .NET CLR 1.0.3705)]

127. 2005年12月08日 13時14分59秒  投稿:kanau 
kanauです。

砂時計さん
>『エラリー・クイーン パーフェクトガイド』(ぶんか社文庫)が発売されましたね。

教えて下さってありがとうございます。
文庫版はもうすぐミステリーズの最新号が出るのでそれと併せて購入しようかと考えています。
ムックの方は今回懐具合と相談してやめましたが、今後欲しくなるような気が大いにしています。



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126. 2005年12月07日 17時26分12秒  投稿:砂時計 
11号室の砂時計です。

『エラリー・クイーン パーフェクトガイド』(ぶんか社文庫)が発売されましたね。
11号室のほうに詳細を書きましたが、ムック『エラリー・クイーン Perfect Guide』にあったヴィジュアル的なコーナーやイラストはカットされてるようです。
とりあえず、ご報告まで。

ではでは。
[219.109.153.22][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0)]

125. 2005年11月20日 23時27分16秒  投稿:kanau 
好きな作家・作品を一部変更しました。

乙一、米澤穂信は特に今年好んで読んだ作家です。
私に「ライトノベル」という新しい視野を広げさせてくれた、という事で影響大です。
両作家とも全作は読めていないので、全作品制覇を目指して読んでいきたいです。
[211.19.160.3][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)]

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[NAGAYA v3.13/N90201]