黒猫荘
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これがワテのお勧めやねん!!
PLMS : mys016  
オーナー:SAMANA 
SINCE 1999.5.4
ようこそ16号室へ!! 私がこの部屋でやろうとしていることは、

1)ミステリ未経験・経験少ない人にミステリ好きになってもらおう!!
2)ある程度の経験者にはまだまだこんなミステリがあるってことを知ってもらってますますミステリ好きになってもらおう!!
3)ミステリどっぷり者には、DEEPな情報をお互いに提供・体験してもらって「アッシャー家」のように泥沼に沈んでもらおう(笑)!!

と、要は「ミステリを好きになる人が増えればいいな」ってことです。
皆さん、「お勧め本」のご紹介よろしくお願いします。「お勧めダブり」は大歓迎。集計して「お勧め人気度」もだしたい(笑)。
でもネタバレはやめてね!!!

ウダ話OK。ミステリウダ話(ミステリにちょっとでも関係した雑談。例えば小ボケ・小ツッコミ・オフ話等)で
ミステリに興味を持ち始める可能性はあると思います。
ただしウダの内容は『皆様の良識』に期待!!

○ お勧め中間集計(1〜2250)はこちらからどうぞ。  ※次回集計は1〜2500の予定

○ 管理人継続企画 はやみね作品小ネタ集はこちらからどうぞ。

○ 管理人継続(?)企画 自己満足アンソロジーはこちらからどうぞ。

○ ここは私のサイトの掲示板であるだけではなく、ミステリ長屋「黒猫荘」の一室(16号室)にもなっています。
   スパム書込みほかの影響で今は長屋全体がさみしい状況になっていて、
   退室したほうが管理人さんにもご迷惑かけなくていいんだろうと思いつつ、いまだグズグズしております。
   申し訳ありませんがいましばらくお付き合いいただければ幸いです。


あなたは番目のお客様です。(since 1999/09/13)


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2483. 2018年07月03日 06時26分54秒  投稿:SAMANA 

 6/18の大阪北部地震が起きた時間、ちょうど私は震源地近く
の高槻市にある職場のビルの中で仕事しておりました(;^_^。
ガタガタガタと横振動はサブで縦振動がメインに5秒ほど揺れて
いたように思います。
幸い、職場内に落下物はほとんどなく、ほとんど被害はなかっ
たんですけど、それでも思い返すと今でもちょと怖いかも。そ
の日は店舗営業はせず内部作業だけにしたんですが、帰りは案
の定、「絶賛、帰宅難民者!」となってしまいました。ああ、
あの日の帰路はほんまにしんどかったなぁ……(ノ_-;)ハア…。

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2018年06月の読了本

  1.『ハリウッド・サーティフィケイト』 島田荘司
  2.『マイアミ沖殺人事件』 デニス・ホイートリー
  3.『おさかな棺』 霞流一
  4.『あすなろの詩』 鯨統一郎
  5.『暗い宿』 有栖川有栖
  6.『偶然の犯罪』 ジョン・ハットン
  7.『打順未定、ポジションは駄菓子屋前』 はやみねかおる
  8.『螺旋階段のアリス』 加納朋子

 8冊読了等。
 結構読むことが出来たなぁという印象。本によっては1日半ほ
どで読み終えましたし。嬉しや嬉しヽ(=´▽`=)ノ。

極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 『暗い宿』『打順未定、ポジションは駄菓子屋前』

○楽しめた
 『ハリウッド・サーティフィケイト』『マイアミ沖殺人事件』
 『あすなろの詩』『螺旋階段のアリス』

・普通
 『おさかな棺』『偶然の犯罪』

△あまり楽しめなかった
 なし

×楽しめなかった
 なし

『暗い宿』は短編集で、どれも楽しめたけれど、特に「201
号室の災厄」がとても面白かったです。
トリックとして使用するには難があるネタを、本格ミステリ世
界の常識・パターン・世界観を反転させるような使い方だけれ
ど、それゆえに本格ミステリテイスト度が上がっているように
思える摩訶不思議な味わいに感心。無名人と有名人との知られ
ざるも密接な関係という、1つの王道的エンタメは残念ながら
成立しませんでしたが、その残念な思いを上回る面白さであり
ました。
『打順未定、ポジションは駄菓子屋前』は非ミステリの青春小
説ですが、本人の自覚がないとろこが最大の魅力のどストレー
トな主人公が素晴らしいです。薄汚れたオッサン(=私)にと
っては最強の中学生でした。自分の子どもがこんな風に育って
くれたらどれだけ嬉しいことかと思わず想像(;^_^。そして主人
公とその周辺で描かれた甘酸っぱい青春像も心をほのぼのさせ
てくれました。
『おさかな棺』は好きな作家作品だけれど、各作とも「無茶じ
ゃね?」と感じるところが多かったため「楽しめる」ところま
で届かなかったのが残念。

2018年06月の購入本等

  1.『僕らの青春 下町高校野球部物語』 半村良
  2.『ウロボロスの純正音律(上)』 竹本健治
  3.『ウロボロスの純正音律(下)』 竹本健治
  4.『ミステリー・アリーナ』 深水黎一郎
  5.『打順未定、ポジションは駄菓子屋前』 はやみねかおる

 5冊購入等。
 1と5は即購入決定。まさか半村良の非SF新刊文庫をこの
時代に読むことになろうとは想像もしていませんでした(;^_^。
2・3は迷ったものの、ミステリ色が結構あるという世評を目
にして購入を決定。5は本屋さんで目にし、「本ミスベストテ
ンの1位」のコピーに惹かれて思わず購入。我慢するより我慢
しないほうが後悔しないと思ってしまったのでした(;^_^。

そいでは!!
[122.29.37.100][Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/64.0.3282.140 Safari/537.36 Edge/17.17134]

2482. 2018年06月02日 19時48分42秒  投稿:SAMANA 
 月末月始は仕事に加えて、地域活動の新聞校正など各種段取りや
この書込み文書の作成等々でオジサンは大忙し。なので通勤の行き
帰りも愛機のVAIOとず〜っとにらめっこ状態で、貴重な読書時間が
作れません。寝過ごすことはないけれど、作業に没頭しすぎて乗り
すぎかけることもしばしば( ノД`)シクシク…。
 んでも明日は現職場で初の日曜休日。たまたま好きなミュージシ
ャンが六甲山牧場イベントに出演することを知ったので、一人で出
かける予定。自然を満喫してきます……って、田舎だからいつも満
喫してるんですけどね(;^_^。

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2018年05月の読了本

  1.『国境』 黒川博行
  2.『クィーンの色紙』 鮎川哲也
  3.『悪魔の部屋』 笹沢左保
  4.『逃げるアヒル』 ポーラ・ゴズリング
  5.『笑撃☆ポトラッチ大作戦』 かんべむさし
  6.『密林』 鳥飼否宇

 6冊読了等。
 ボリューム満点の『国境』の影響もあってか、思っていたより
読了数が伸びず。購入数が少ない月だっただけに、これを書きつ
つ後悔がじわじわと湧き上がってきています。
もっと精進しないと…<仕事に精進しなさいヾ(▼ヘ▼;)オイコラ!

極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 なし

○楽しめた
 『国境』『クィーンの色紙』『悪魔の部屋』
 『笑撃☆ポトラッチ大作戦』『密林』

・普通
 なし

△あまり楽しめなかった
 なし

×楽しめなかった
 なし

 『国境』の,ラストシーンのにんまり度。
 『クィーン〜』の、2大ミステリ巨頭の競演。
 『悪魔の〜』の、呆れるほど波状攻撃なエロっぷり。
 『逃げる〜』の、魅力的キャラの冒険エンタメ構成。
 『笑撃☆〜』の、作者真骨頂の針小棒大な展開。
 『密林』の、奇人たちの自然界ミステリのへんてこさ。

 を、それぞれ楽しむことができましたです(^_^)。

2018年05月の購入本等

  1.『スーツケースの半分は』 近藤史恵
  2.『雪と毒杯』 エリス・ピーターズ
  3.『人魚の眠る家』 東野圭吾

 3冊購入等。
 事前調べで購入予定が1.だけだったので、気になった既刊済
の2.を購入。ところが月末に本屋に寄ってみると調べ漏れ?だ
った3.を見つけて即買い。あと、はやみねかおるさん新刊『打
順未定、ポジションは駄菓子屋前』を買おうと大型書店に行くも
見当たらず、店員さんに聞くと「今月あったかなぁ…」とのお答
え。結局、6月刊行予定と1ヶ月早い私の間違いだったことが判
明。お間抜けな私でしたが、店員さんの優しい微笑みに救われま
した(;^_^。

そいでは!!
[122.29.37.206][Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/64.0.3282.140 Safari/537.36 Edge/17.17134]

2481. 2018年05月04日 07時58分02秒  投稿:SAMANA 
 仕事の変化が私生活にも及び、あれやこれやバタバタしっぱなし
でほとんど実りのないまま、1ヶ月が無駄に過ぎてしまったような
4月でした。今月は少しは地に足をつけることができて、徐々に充
足感が得られるようにしたいなぁと思っていますが、いやはやどう
なりますことやら…(~ヘ~;)ウーン

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2018年04月の読了本

  1.『殺人詩篇』 ウィル・ハリス
  2.『長靴をはいた犬 神性探偵・佐伯神一郎』 山田正紀
  3.『ダブ(エ)ストン街道』 浅暮三文
  4.『鴻池小町事件帳 浪華闇からくり』 築山桂
  5.『森を抜ける道』 コリン・デクスター

 5冊読了等。
 当月の購入本が少ないため、積読数を減らすチャンスだったのに
読書が思うようにはかどらず…。
 なんかムッチャ悔しいっす(ノω・、) ウゥ・・・。

極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 なし

○楽しめた
 なし

・普通
 『殺人詩篇』『長靴をはいた犬 神性探偵・佐伯神一郎』
 『ダブ(エ)ストン街道』『鴻池小町事件帳 浪華闇からくり』
 『森を抜ける道』

△あまり楽しめなかった
 なし

×楽しめなかった
 なし

 ほとんどの作品が、魚の小骨が喉に引っかかったようなもどか
しさが感じられて、全て「楽しめた」までに至らず。『ダブ(エ)
〜』は自分の読書興味の全くの範囲外。虚構ファンタジー世界に
身を委ねることの楽しさが自分の中に皆無であることを痛感しま
した(;^_^。


2018年04月の購入本等

  1.『無罪』 深谷忠記
  2.『女は帯も謎もとく』 小泉喜美子

 2冊購入等。
当初は1.だけの予定でしたが、テレビで紹介していたマンガ
「大家さんと僕」を読みたくなって久しぶりに書店に出向いた時
に2.を見つけて喜び勇んで購入。嬉しい発見でした。
やっぱりたまには書店で時間をかけてぶらぶらしてみるのがいい
ですねv(^^*)

そいでは!!
[122.29.35.40][Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/58.0.3029.110 Safari/537.36 Edge/16.16299]

2480. 2018年04月01日 10時57分39秒  投稿:SAMANA 

 4/1から慣れ親しんだ職場から異動することになりました。全く
予想もしていなかったので、最初聞いたときはかなりのショック(振
り返るとその徴候らしきものはあって、気づいておくべきでしたが、
そこまで頭はまわらず)。自分を本当に成長させてくれた職場だった
のでその後もダメージがふくらみ、以下の感情がものすごく残った状
態。
・「残る人たちが困らないようにもっと説明しておけばよかった」と
 いう後悔と申し訳なさ(習得には半年スパンの期間が必要)。
・「(思い込みかもしれないが)この仕事の大変さを現場の人たち以
  外全く把握できていない(簡単に引き継げるだろう・人数がいれ
  ばいいだろう)」ことへの腹立たしさ。

 とは言っても、私自身も全く新しい未知の業務に従事しないといけ
ない。いろんな思いが残ったままだけど、とにかく前に進まないとい
けない。エンタメを「つかず離れずの友」として明日以降を迎えるこ
とにしたいと思います。

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2018年03月の読了本

  1.『依存』 西澤保彦
  2.『海外ミステリの楽しみ 見つけて読みたいミステリ20』 有栖川有栖
  3.『ドルの向こう側』 ロス・マクドナルド
  4.『ミステリマガジン No369』 早川書房編
  5.『顔のない男』 北森鴻
  6.『彼女は存在しない』 浦賀和宏
  7.『奇譚ルーム』 はやみねかおる
  8.『都会のトム&ソーヤ15 エアポケット』 はやみねかおる
  9.『原罪の庭 建築探偵桜井京介の事件簿』 篠田真由美

 9冊読了等。
 よく読んだほうだし、ほとんどの読了本は楽しめたし、後述の
ように行きたかった古本屋さんにも行ったのでとても良い月だっ
たと思います。仕事環境を除いてですが…(;^_^。

極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 『ドルの向こう側』

○楽しめた
 『依存』『ミステリマガジン No369』『顔のない男』
『彼女は存在しない』『奇譚ルーム』
 『都会のトム&ソーヤ15 エアポケット』
 『原罪の庭 建築探偵桜井京介の事件簿』

・普通
 『海外ミステリの楽しみ 見つけて読みたいミステリ20』

△あまり楽しめなかった
 なし

×楽しめなかった
 なし

 まさか能天気な私がロス・マク作品をお勧めすることになるとは
思わなかった。
 細くても決して曲がることのない芯を内に秘めつつもそれを派手
に表出することなく、関係者たちの感情に応対しながら地道に探偵
捜査を進める探偵象、関係者たちの生の感情、徐々に姿が浮かび上
がる捜査過程と事件象、それぞれ読み応えがあって、本格ミステリ
的要素と人間の一つの業が結びついた結末とともにすごく楽しむこ
とが出来ました。
 あと、『依存』を読んで世間の(初〜中期?)西澤ミステリ感想
でジェンダーやフェミニズムといった言葉をよく見かけた理由が判
ったように思います。その部分もかなり楽しめましたです。

2018年03月の購入本等

  1.『ミステリマガジン No369』 早川書房編
  2.『海外ミステリの楽しみ 見つけて読みたいミステリ20』 有栖川有栖
  3.『ミス・クォンの蓮華』 ハドリー・チェイス
  4.『傾いたローソク』 E・S・ガードナー
  5.『カレンダー・ガール』 E・S・ガードナー
  6.『ころがるダイス』 E・S・ガードナー
  7.『殴られたブロンド』 E・S・ガードナー
  8.『放浪処女事件』 E・S・ガードナー
  9.『奇譚ルーム』 はやみねかおる
 10.『都会のトム&ソーヤ15 エアポケット』 はやみねかおる
 11.『真実の10メートル手前』 米澤穂信
 12.『涙香迷宮』 竹本健治

 12冊購入等。
 『ミステリマガジン』と『海外ミステリの楽しみ』は、一度行ってみた
かった古書店、うみねこ堂書林に行く機会があり、アーサー・モリスンが
生み出した名探偵マーチン・ヒューイット関連記事読みたさに『シャーロ
ック・ホームズのライヴァルたち 』(中島河太郎, 押川曠編)の有無を
お聞きしたが在庫なしとのことだったので、その代わりに購入したもの。
 『海外〜』はうみねこ堂さんのイベント用に発行されたもの。『ミステ
リ〜』は、文庫化されていないため未読の87分署シリーズ短編「87分
署に諸人こぞりて」が掲載されているのです(^_^)。
 親切に応対いただいたので、これだけ買うのも申し訳なく思い、ガード
 ナーとチェイスの未読文庫もあわせて買ってしまいました。積読本が増
えてしまったけど、まぁいいか(;^_^。

そいでは!!
[121.81.213.134][Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/58.0.3029.110 Safari/537.36 Edge/16.16299]

2479. 2018年03月04日 11時45分00秒  投稿:SAMANA 

 地元関連で、ある継続作業は比較的順調に進んでいるのに対し、全く
別のもう一方の継続作業が、先の展望やヤル気が見えなくなってきて、
正直しんどくなってきています。何とかがんばって進めるようにしてい
かないといけないけれど、ヤル気をだせばだしたで読書時間が減ること
になり、純粋な趣味の時間が減るという悪循環。本当に身体が3つ4つ
欲しいなぁ……(▽ ̄ (▽ ̄ (▽ ̄ (▽ ̄ )ブンシーーーン!!
 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2018年02月の読了本

  1.『億千万の人間CMスキャンダル』 清涼院流水
  2.『札幌・オホーツク逆転の殺人』 深谷忠記
  3.『ただでは乗れない』 ラリー・バインハート
  4.『ギャンブル考現学』 黒川博行
  5.『もしもお前が振り向いたら』 笹沢左保

 5冊読了等。
想いとしてはもう少し読み進めたかったところ。毎度のごとく海外モノ
がネックに。しかも今回はかなりの難敵でした。それなのに下の結果は
あまりにも悲しい( ノД`)シクシク…。

極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 なし

○楽しめた
 『札幌・オホーツク逆転の殺人』『ギャンブル考現学』
 『もしもお前が振り向いたら』

・普通
 『億千万の人間CMスキャンダル』

△あまり楽しめなかった
 『ただでは乗れない』

×楽しめなかった
 なし

 『ギャンブル考現学』は作者特有のバクチ節が楽しい非ミステリエッセ
イなので省略しますが、残り2作の『札幌〜』『もしも〜』はともになか
なかの出来。
 『札幌〜』は壮・美緒コンビのお馴染みシリーズですが、壮・美緒が事
件解明の推理検証に深く突っ込んでいない印象(終盤、別の意味で深く関
わりますが)、けれど真相はいつもより本ミス的外連(ケレン)味が強く
て、いつもの作風とちょっと違った味わいでした。
 『もしも〜』は本ミスと深層心理をミックスさせた笹沢ミステリど直球
で、読者年齢が高い(または心の揺れ動きが実感できる)ほど味わいがい
っそう深くなりそうな作品でした。
 『札幌〜』は事件への関わり度・『もしも〜』は登場人物の深書き度が
ともに少し物足りないように感じたのが残念でした。
 『ただでは〜』と『億千万〜』は、ともに面白みをほとんど感じること
が出来ずじまい。読みやすさの点のみで感想の違いがでました。一時騒が
れていた清涼院のスゴさってなかなか判らないなぁ…( ´`)y-~~

2018年02月の購入本等

  1.『岩窟姫』 近藤史恵
  2.『the SIX ザ・シックス』 井上夢人
  3.『月下の蘭/殺人はちょっと面倒』 小泉喜美子
  4.『ゴーグル男の怪』 島田荘司
  5.『あぶない叔父さん』 麻耶雄嵩

 5冊購入等。
 定番作家5人の定番買い(;^_^。
 『the SIX〜』はミステリではないけれど救済系の話のようだし、井上
夢人作品だから後悔はしておりません(^_^)。同世代作家の島荘作品の同
月購入に、なぜかちょっと嬉しく思うところがあったり。

そいでは!!
[210.229.31.248][Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/58.0.3029.110 Safari/537.36 Edge/16.16299]

2478. 2018年02月10日 15時37分00秒  投稿:SAMANA 

 2/1に高熱発症。3時間休をとって帰宅。薬&厚着&寝倒しまくって
何とか体調整えて翌日出社しふらふらしながらフル稼働。働き方改革との
たまう一部能天気社会から完全に逆行しまくってますが、現場はいまだそ
んなもの。少なくとも私ん立場はそう。
実態把握せず無理難題をふれまわってるような輩は、超高層ビル最上階の
密室で溺れ死んだあと五体バラバラにされてしまえ(#`皿´) ムキーーーー! 。

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2018年01月の読了本

  1.『美食探偵』 火坂雅志
  2.『二度のお別れ』 黒川博行
  3.『砂漠の薔薇』 飛鳥部勝則
  4.『完璧な殺人』 ジャック・ヒット編
  5.『三人のゴーストハンター 国枝特殊警備ファイル』
      我孫子武丸、田中啓文、牧野修
  6.『泡の女』 笹沢左保

 6冊読了等。
 まぁまぁのペース。はてさて。今年一年でいったい何冊読了することが
できるやら…。

極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 なし

○楽しめた
 『二度のお別れ』『三人のゴーストハンター 国枝特殊警備ファイル』
 『泡の女』

・普通
 『美食探偵』『砂漠の薔薇』『完璧な殺人』

△あまり楽しめなかった
 なし

×楽しめなかった
 なし

 惜しいなと思ったのは『完璧な殺人』。ジャック・ヒット編となってますが、
ある男が五人のミステリ作家に殺人方法を問いあわせ、各作家がそれに答えた
のはいいが、他作家の回答にケチをつけはじめ…といった内容。このミステリ
作家がドナルド・E・ウェストレイク、ピーター・ラヴゼイ、サラ・コードウ
ェル、トニイ・ヒラーマン、ローレンス・ブロックと、とんでもなく豪華。
ただ、各作家がストーリー展開させるわけじゃなく、殺人方法を相手に伝える
書き方のため、各作家特有の表現のクセがもうスゴくてスゴくて…。正直、食
傷しまくりました。ウェストレイクって独白的文章は前から読みにくいと思っ
てましたが、こんなに読みにくかったっけ? ウェストレイクの頭の良さにつ
いていけないのを実感しました(汗)。
この企画本。各作家の翻訳第一人者がわざわざ各作家のパートをそれぞれ翻訳
してるという日本側企画もあって、この企画はすごくナイスでした。
 
2018年01月の購入本等

  1.『女優で観るか、監督を追うか 本音を申せば11』 小林信彦
  2.『夜届く 猫丸先輩の推測』 倉知淳
  3.『タラント氏の事件簿[完全版]』 C・デイリー・キング

 3冊購入等。
 ショックだったのは2。サブタイトル扱いのような「猫丸先輩の推測」を
気にせず未読と思って買ったら、既に『猫丸先輩の推測』のタイトルで講談
社文庫からでてた本だったんですね。買ってたのでダブリです…(泣)。
3.は評判買い。久々の海外本です。

そいでは!!
[121.81.213.134][Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/58.0.3029.110 Safari/537.36 Edge/16.16299]

2477. 2017年12月31日 19時52分27秒  投稿:SAMANA 

 ただいま、紅白のオープニングを見ながら2017年最後の書込みをしております。
オープニングがオシャレで良かったです。ブルゾンよしみ、ナイスでした。
 今年も読んだ本はエンタメばかり。読了本の皆様には本当にお世話になりまし
た。改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。
 来年もこのままエンタメを読み続けていくつもりですので積読本のみなさま、
今後ともよろしくお願いいたします。

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2017年12月の読了本

  1.『お人好しでもいい』 パーネル・ホール
  2.『仕立て屋銀二隠し台帳』 結城昌治
  3.『麻雀放蕩記』 黒川博行
  4.『2018本格ミステリ・ベスト10』 探偵小説研究会編
  5.『2018年版 このミステリーがすごい!』 このミステリーがすごい!編集部編
  6.『盗作の風景』 笹沢左保
  7.『春の自殺者』 レイモン・マルロー

 7冊読了等。
 年末恒例ベスト本も無事購入。将来の参考にさせていただきます。とりあえず
『屍人荘の殺人』は文庫化したら購入する予定。忘れてなければの話ですが…。

極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 なし

○楽しめた
 『お人好しでもいい』『麻雀放蕩記』『2018本格ミステリ・ベスト10』
 『2018年版 このミステリーがすごい!』

・普通
 『仕立て屋銀二隠し台帳』『盗作の風景』

△あまり楽しめなかった
 『春の自殺者』

×楽しめなかった
 なし

 正直、あまりよい読書月ではなかったですが、その感想は2017年と一緒に
過ぎ去ってもらうことにいたします。

2017年12月の購入本等

  1.『アルバトロスは羽ばたかない 』 七河迦南
  2.『2018本格ミステリ・ベスト10』 探偵小説研究会編
  3.『2018年版 このミステリーがすごい!』 このミステリーがすごい!編集部編
  4.『ずっとあなたが好きでした』 歌野晶午
  5.『Nの悲劇 東京〜金沢殺人ライン』 深谷忠記
  6.『御子柴くんと遠距離バディ』 若竹七海

 6冊購入等。
 年末恒例ベスト本も無事読了。将来の参考にさせていただきます。とりあえず
『屍人荘の殺人』は文庫化したら購入する予定。忘れてなければの話ですが……
と2回繰り返し言ったら少しは覚えているかな(;^_^。

ということで、2017年のお勧め本です。今年は5冊とかなり少なめ。
再掲ですが、これらお勧め本が万一でも皆さんの何かの足しになったりすれば望
外の幸せです(^_^)。

『改訂・受験殺人事件』 辻真先 ソノラマ文庫
 ポテト&スーパーの男女コンビが活躍するシリーズ中の1作。設定は「読者な
 どが犯人」というメタミステリ系ながら、はぐらかされた構成でなくきっちり
 理屈付けはされています。ただ、何といっても遊び心と驚きをあわせ持った最
 終メタネタに感心。読み終えた後にすごい満足感がきて、読んでよかったぁ〜
 という気分になりました。

『小説・江戸歌舞伎秘話』 戸板康二 扶桑社文庫
 江戸時代を舞台に歌舞伎役者の周りで起きた出来事を描いた短編集。ここに描
 かれた話はすべて歌舞伎にまつわる数々の記録の元になった出来事という体裁
 で、この出来事がまた情緒あふれる話が多く、ホント心にじんわり沁みこんで
 いい味わいでした。
 歌舞伎を知っていればいるほど、面白さが倍増するに違いありません。それに
 どの話も大なり小なりミステリ要素が感じられ、江戸時代に暮らす人々の様々
 な「情」とあわせて、小粋な日本ミステリを楽しんでいただきたいところです。

『絆』 小杉健治 集英社文庫
 初読作家&作品。著者名&作品名とも前々から「面白い」と聞いていましたが、
 確かにそれも頷けるものでした。描きだしている題材は「人としての権利」に
 対し「人の本心」がぶつかり合うものなので非常に重く、建前だけで済むもの
 でないため、読み手の一人一人がそれぞれに、かつ、様々な想いを抱かれるで
 しょうが、少なくとも私は心をゆさぶられて涙腺がゆるんでしまいました。
 法廷小説としての実際性の可否、立証や攻防に不明・不満点も浮かんだりしま
 したが、逆にこれらを大事にしすぎると読者の感情創生に支障がでるかもと思
 いなおしたり。自分としては最初に沸き起こった高ぶった感情を素直に受け止
 めようと思っています。

『タイムマシンのつくり方』 広瀬正 集英社文庫
 本SF初期時代作家の短編集。何といっても冒頭の「ザ・タイムマシン」が秀逸。
 講演形式でタイムパラドックスの諸問題が語られているのですが、これが判り
 やすくて何となく理解した気分でいると、2段構えのちょっとした仕掛けが展
 開されて(片方は少し冗長気味でしたが)アララアララと面白がりましたが、
 しばらくして「これって成立するの? 判った気になってたのに実は全然理解
 出来てへんやんか私」と、思いっきり化かされたような感覚に。
 いやぁ本当に楽しめました。

『雪に花散る奥州路』 笹沢左保 文春文庫
 各話で主人公が異なる股旅物の短編集。ミステリ的筋立てもさることながら、
 やっぱり心情的部分の満足感が大きかったです。特に笹沢左保らしい反転ミス
 テリ味と日陰の傑物譚が上手くあわさった「木っ端が燃えた上州路」と、主要
 人物2人の心情が心に深くしみこむ「峠に哭いた甲州路」に涙腺緩んでしまい
 ました。

そいでは!!
[101.143.189.188][Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/58.0.3029.110 Safari/537.36 Edge/16.16299]

2476. 2017年12月02日 20時30分32秒  投稿:SAMANA 

 寒さが増してきた師走初旬、今から娘のお迎えに行きますので短めの
書込みです。スイマセン<(_ _)>

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2017年11月の読了本

  1.『ツィス』 広瀬正
  2.『仲のいい死体』 結城昌治
  3.『ボーン・コレクター (上)』 ジェフリー・ディーヴァー
  4.『ボーン・コレクター (下)』 ジェフリー・ディーヴァー
  5.『真昼に別れるのはいや』 笹沢左保
  6.『甦る推理雑誌8 「エロティック・ミステリー」傑作選』
      ミステリー文学資料館編
  7.『QED ベイカー街の問題』 高田崇史

 7冊読了等。
 海外モノがぐいぐい引き込まれるディーヴァー作品だったので、結構
冊数が進んだ月でした。ベストテン本がでて購入数が増える師走前だっ
たのでウレシイウレシイ(^_^)

極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 なし

○楽しめた
 『ツィス』『ボーン・コレクター(上・下)』
 『甦る推理雑誌8 「エロティック・ミステリー」傑作選』

・普通
 『仲のいい死体』『真昼に別れるのはいや』『QED ベイカー街の問題』

△あまり楽しめなかった
 なし

×楽しめなかった
 なし

 とても楽しめた・楽しめたの常連作家である笹沢左保・結城昌治各作品が
 今月は低調。『真昼に別れるのはいや』は有栖川有栖『マジックミラー』
でアリバイに関して取り上げられてるようですが、個人的にはアリバイより
も動機のほうが(気づけなかったので)かなり楽しめました。それでも「普
通」だから、それだけ「アリバイ」に私は不満を感じたようです(;^_^

2017年11月の購入本等

  1.『化石少女』 麻耶雄嵩
  2.『さよならは明日の約束』 西澤保彦

 2冊購入等。
 定番作家作品でしかも2冊のみ。その分師走に定番作家未読文庫がたくさ
んでそうな気がして戦々恐々としていますガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル
 それにしても個性的なこの作家2人による比較ミステリ論なんて面白そう
な気がしますが、誰か書いてもらえないでしょうか(^_^)

そいでは!!
[101.143.189.188][Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/51.0.2704.79 Safari/537.36 Edge/14.14393]

2475. 2017年11月08日 06時38分49秒  投稿:SAMANA 
 ただいま、スマホ持ってないため買った持ち歩き用PCでもって朝の通
勤電車内でこれを書込み。これで家の余暇時間が増えていいんだけれど、
貴重な読書タイムが減ってしまうのがつらいところです(;^_^

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2017年10月の読了本

  1.『タイムマシンのつくり方』 広瀬正
  2.『予知夢』 東野圭吾
  3.『おかしな男 渥美清』 小林信彦
  4.『マンハッタン連続殺人』 ウィリアム・カッツ
  5.『雪に花散る奥州路』 笹沢左保
  6.『比翼』 泡坂妻夫
  7.『夜の終わる時』 結城昌治
  8.『夜の終わる時』 結城昌治
  9.『怪盗ニック登場』 エドワード・D・ホック
 10.『脳男』 首藤瓜於

 10冊読了等。
 実質は9冊。『夜の終わる時』が角川文庫版と双葉文庫版のダブりだっ
たため、1作読了の2冊減。解説者が異なっていたのでそれぞれ楽しみま
した(;^_^。

極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 『タイムマシンのつくり方』『雪に花散る奥州路』

○楽しめた
 『おかしな男 渥美清』『マンハッタン連続殺人』『予知夢』
 『比翼』『夜の終わる時』『怪盗ニック登場』『脳男』

・普通
 なし

△あまり楽しめなかった
 なし

×楽しめなかった
 なし

 普通以下がなく、なかなか充実した読書月間でした。
 日本SF初期時代作家の短編集『タイムマシンのつくり方』は、何といっ
ても冒頭の「ザ・タイムマシン」が秀逸。講演形式でタイムパラドックス
の諸問題が語られているのですが、これが判りやすくて何となく理解した
気分でいると、2段構えのちょっとした仕掛けが展開されて(片方は少し
冗長気味でしたが)アララアララと面白がりましたが、しばらくして「こ
れって成立するの? 判った気になってたのに実は全然理解出来てへんや
んか私」と、思いっきり化かされたような感覚に。いやぁ本当に楽しめま
した。
 各話で主人公が異なる股旅物の短編集『雪に花散る奥州路』は、ミステ
リ的筋立てもさることながら、やっぱり心情的部分の満足感が大きかった
です。特に笹沢左保らしい反転ミステリ味と日陰の傑物譚が上手くあわさ
った「木っ端が燃えた上州路」と、主要人物2人の心情が心に深くしみこ
む「峠に哭いた甲州路」に涙腺緩んでしまいました。

2017年10月の購入本等

  1.『鍵の掛かった男』 有栖川有栖
  2.『からくりがたり』 西澤保彦
  3.『太宰治の辞書』 北村薫
  4.『女王 (上)』 連城三紀彦
  5.『女王 (下)』 連城三紀彦
  6.『ポンド氏の逆説』 G・K・チェスタトン

 6冊購入等。
 例によって信頼作家作品がほとんど。連城作品は太古歴史ミステリのよ
うな感じで連城イメージと結びつかないこともあり、一瞬ためらいました
が、すぐに購入決定。だってやっぱり「連城ミステリ」なんだもの(;^_^
6。はそういえば読んでないよなぁ、また探した時には買いにくい状態に
なるんだろうなぁ…ということで購入。このクセ本当になおさないと…。

そいでは!!
[122.29.41.219][Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/51.0.2704.79 Safari/537.36 Edge/14.14393]

2474. 2017年10月08日 17時58分36秒  投稿:SAMANA 

 毎月のルー・ティーン、本の雑誌「ダ・ヴィンチ」を買いに行ったとこ
ろ、いつもはすんなり買えるのに、今月号は3軒の書店をまわったのに売
切れで結局買えずじまい。特集目当てで買占め続出の気配がしています。
実際にアマゾンで定価以上の額で売られていました。転売目的でダ・ヴィ
ンチ買い占めた人間、地獄に落ちてしまえ(▼皿▼メ)ノ

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2017年9月の読了本

  1.『密室殺人大百科 上』 二階堂黎人編
  2.『密室殺人大百科 下』 二階堂黎人編
  3.『メリー・ディア号の遭難』 ハモンド・イネス
  4.『怪盗クイーン ケニアの大地に立つ』 はやみねかおる
  5.『スクールボーイ閣下 (上)』 ジョン・ル・カレ
  6.『スクールボーイ閣下 (下)』 ジョン・ル・カレ
  7.『スマイリーと仲間たち』 ジョン・ル・カレ

 7冊読了等。
 実際の読了数は4冊。ジョン・ル・カレの3冊は先月の書込みにあるように
読書放棄=ギブアップでありますε-(;ーωーA ハァ…。

極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 なし

○楽しめた
 『密室殺人大百科 上』『密室殺人大百科 下』『メリー・ディア号の遭難』
 『怪盗クイーン ケニアの大地に立つ』

・普通
 なし

△あまり楽しめなかった
 なし

×楽しめなかった
 なし

?例外
 『スクールボーイ閣下 (上)』『スクールボーイ閣下 (下)』
 『スマイリーと仲間たち』

 ル・カレ作品はふれることが出来ません<当たり前だグハ ☆(゚o゚(○=(-_-○ 
 2分冊密室新作・旧作・評論等アンソロジーの『密室〜』は、新作分では
芦辺拓作品、旧作では鮎川作品がベスト。番外で太田忠司・愛川晶・歌野晶
午の各作品が、それぞれの個性がにじみでた内容で楽しめました。
 海洋冒険小説の『メリー〜』は、冒険小説の肝部分である船上悪党苦戦描写
についていけなかった(これは読者側の非)ものの、(海洋?)法廷部分の
面白さに救われました。
 『怪盗クイーン〜』は、正直に言うと猫・アフリカという素材が個人的に興
味をひくものではなかったので楽しめるかどうか不安だったんですが、ストー
リー展開は相変わらず(むしろ追跡シーンと全体プロットはいつもより)の
面白さでほっとしました。

2017年9月の購入本等

  1.『怪盗グリフィン対ラトウィッジ機関』 法月綸太郎
  2.『シュークリーム・パニック』 倉知淳
  3.『怪盗クイーン ケニアの大地に立つ』 はやみねかおる

 3冊購入等。
 全て刊行即購入決定作品なので3(サイン会参加購入。うれしうれし)を
除く1・2は予備知識全くなし。でもたぶん、大きく裏切られることはない
と信じています(汗)。

そいでは!!
[101.143.189.188][Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/51.0.2704.79 Safari/537.36 Edge/14.14393]

2473. 2017年09月02日 20時35分20秒  投稿:SAMANA 

 9月…というより8月下旬から朝晩はもう涼しい…というか、風
があると「さぶっ!」と思わず言ってしまうほど。こんなに早く夏
の終わりを感じたのはかなり久しぶりかも。
結局、今年もクーラーは買わず、我が家のクーラーはこれで四半世
紀の時を過ごすことになりました…( ̄◇ ̄)ポケー

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2017年8月の読了本

  1.『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』 ジョン・ル・カレ
  2.『塗仏の宴 宴の支度』 京極夏彦
  3.『塗仏の宴 宴の始末』 京極夏彦
  4.『アリバイの唄』 笹沢左保

 4冊読了等。
 分厚い分厚い京極本上下巻を読了してるので冊数的には7,8冊
レベルはいってるからいいじゃないかと、自分に言い聞かせていま
す(;^_^

極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 なし

○楽しめた
 『塗仏の宴 宴の始末』

・普通
 『塗仏の宴 宴の支度』『アリバイの唄』

△あまり楽しめなかった
 なし

×楽しめなかった
 なし

?例外
 『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』

『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』の「?例外」は
何かというと、中盤前あたりで作品についていけなさすぎていわ
ゆる読書放棄であります。終盤ですごく面白くなるようなんです
が、我慢しきれませんでした。
読解力がなさすぎるのか、いやもう文字になっている描写に会話、
そして展開の全てが、理解できないというか内容が全然頭に入っ
てこなくてギブアップ。そういえば唯一既読の『寒い国から帰っ
てきたスパイ』も内容は全然覚えていないのに悪戦苦闘した記憶
だけがあります。積んでる『スクールボーイ閣下』『スマイリー
と仲間たち』も順番がまわってきたら、そのまま放棄する予定。
ううう、屈辱だなぁ…(ノヘ;)シクシク。
『塗仏の宴』はミステリのネタ自体は面白い(だから下巻は楽し
めました)と思うんですが、ネタの無茶さを力づくで納得させる
だけの描き方でなかったところが残念。
事件の当事者それぞれが丹念に描かれて印象深く頭に残っていた
ら納得させられたように思うんですが、頭に残っているのは京極
堂側の人物ばかりでありました(;^_^。
『アリバイの唄』は土曜ワイド劇場で有名な「タクシードライバ
ーの推理日誌」の原作シリーズ作でありました。笹沢左保らしい
ミステリサービス精神旺盛な作品でしたが、今作ではそれが逆効
果に。
タイトルにしている「唄」に該当するのかどうか判りませんが、
とにかく口ずさまれた歌の部分が個人的には無茶。もっともっと
のサービス精神があだになってしまったように思えてかなり残念
でありました(ノヘ;)シクシク。

2017年8月の購入本等

  1.『幻肢』 島田荘司
  2.『アンデッドガール・マーダーファルス 1』 青崎有吾
  3.『アンデッドガール・マーダーファルス 2』 青崎有吾
  4.『名探偵 森江春策』 芦辺拓
5.『殺さずにはいられない』 小泉喜美子

 5冊購入等。
 1・4・5は定番ミステリ作家さん。5の短編集シリーズは既
読の分も含めてたぶん買っていってしまいそうな予感。最後にお
まけとして長編『死だけが私の贈り物』が刊行されたら、未読な
ので嬉しいかも。
論理系ミステリと評判の青崎有吾作品の2と4を追加で購入。こ
れで現時点で文庫化された作品は全て購入したはず。死ぬまでに
絶対に読むぞ、と思っています(;^_^

そいでは!!
[101.143.189.188][Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/51.0.2704.79 Safari/537.36 Edge/14.14393]

2472. 2017年08月05日 22時42分24秒  投稿:SAMANA 

 昼間は厳暑全開ながら朝夜は風が吹いて涼しい日々を過ごしている近田舎
暮らしの居住者SAMANAです。不便だらけの暮らしだけれど、この朝夜の涼し
さは天国そのものです(^_^)。

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2017年7月の読了本

  1.『燻り』 黒川博行
  2.『安曇野・箱根殺人ライン』 深谷忠記
  3.『ブラック・ハネムーン』 戸川昌子
  4.『けむるランプ』 E・S・ガードナー
  5.『炎の虚像』 笹沢左保
  6.『材木座の殺人』 鮎川哲也
  7.『コラムの逆襲』 小林信彦

 7冊読了等。
 このラインナップだったらもう少し読めたはずなのに…。ガードナー作品を
ペリー・メイスンものと思い込んでたのに実は違っていたショックが大きかっ
たかもしれません(;^_^。

極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 なし

○楽しめた
 『燻り』『安曇野・箱根殺人ライン』『炎の虚像』『コラムの逆襲』

・普通
 『ブラック・ハネムーン』『けむるランプ』『材木座の殺人』

△あまり楽しめなかった
 なし

×楽しめなかった
 なし

 う〜ん。今月は期待していた戸川昌子・鮎川哲也が普通レベルとしか感じら
れなかったのが残念。戸川短編集は妖艶さ、というかエロさは充分ながらミス
テリの満足度は低め。鮎川短編集はそれこそ「ミステリ度のみが命」なのに、
満足度がほとんど味わえず。納得度がほとんど皆無だったのが致命的。鮎川ミ
ステリにしては無茶すぎてビックリ(゚ー゚*?)オヨ?。
 ニヤニヤしながら読んだのは実は『コラムの逆襲』。やっぱり小林信彦のエ
ンタメ・コラムは好き。「エンタメ評論のプロ中のプロが書いてる」感がスゴ
イです(;^_^。

2017年7月の購入本等

  1.『さよなら神様』 麻耶雄嵩
  2.『流』 東山彰良
  3.『創作の極意と掟』 筒井康隆
  4.『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』 青崎有吾
  5.『満願』 米澤穂信

 5冊購入等。

 タイトルに惹かれて久々に筒井康隆文庫本を購入。当然自分で書くつもりは
全くなく、空前絶後の名作の数々がどんな極意と掟で作り出されたのかの興味
のみ。3は世評の評判にのせられて。この作者のミステリ作品は買っていない
というのに…ヾ(~∇~;) コレコレ

そいでは!!
[112.69.181.35][Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/51.0.2704.79 Safari/537.36 Edge/14.14393]

2471. 2017年07月05日 07時56分34秒  投稿:SAMANA 

 家のPCが壊滅。何とか復旧しないかとあれこれ試しても全てダメで
結局買いましたが、その前に持ち歩き用のノートPC買ったばかりで大
打撃。財布も壊滅してしまいました(ノ_-;)ハア…

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2017年6月の読了本

  1.『SFベスト・オブ・ザ・ベスト (上)』 ジュディス・メリル 編
  2.『SFベスト・オブ・ザ・ベスト (下)』 ジュディス・メリル 編
  3.『第三閲覧室』 紀田順一郎
  4.『美亜へ贈る真珠』 梶尾真治
5.『三人の登場人物』 笹沢左保
  6.『鉤』 D・E・ウェストレイク

 6冊読了等。
 少しだけペースダウン。とにかく1と2を読むのに時間がかかりすぎ。私の
頭はSF(特に海外モノ)に馴染まなくなりつつあるようです(;^_^
 
極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 なし

○楽しめた
 『美亜へ贈る真珠』『三人の登場人物』

・普通
 『第三閲覧室』『鉤』

△あまり楽しめなかった
 『SFベスト・オブ・ザ・ベスト (上)』
 『SFベスト・オブ・ザ・ベスト (下)』

×楽しめなかった
 なし

 『SFベスト・オブ〜』は、今から50年ほど前の海外短編SFアンソロジー。
 半世紀も前のSFにすらついていけない私の頭ってなんやねん? って感じ
でちょっとショックでした( ̄□ ̄;)ガビーン。同じSFでも国産で様々な愛情
を情緒的に描きだした短編集『美亜へ贈る真珠』は楽しめたのが救い。
 『三人の登場人物』は、必ず捻りと伏線を用意している笹沢左保ミステリで、
安定した面白さ。多作家なのにスゴイです。というか、これだけのレベルだから
多作家になったんでしょうね(^_^)
 『第三閲覧室』は古本自体にまつわる話は楽しめましたが、ミステリ的にはさ
ほど興が乗らず。『鉤』も心象ストーリーに今いちついていけず。作中にあるよ
うに、こういう展開が海外では売れる本になっていくのかもしれませんけど。作
者のウェストレイクと作中の主人公、作中の小説を形作る話と作品自体のストー
リーとが混在し。かつ微妙にシンクロしてる気にさせて、ちょっと不思議な印象
を受けたミステリでした。

2017年6月の購入本等

  1.『我が子を殺した男』 深谷忠記
  2.『私の命はあなたの命より軽い』 近藤史恵
  3.『本棚探偵最後の挨拶』 喜国雅彦
  4.『教団X』 中村文則
5.『ほうかご探偵隊』 倉知淳
  6.『荒神』 宮部みゆき
  7.『フロスト始末 (上)』 R・D・ウィングフィールド
  8.『フロスト始末 (下)』 R・D・ウィングフィールド

 8冊購入等。

 久々に大量購入。歯止めがききませんでしたo(TヘTo) クゥ。4は迷ったんですが、
世間的(というには狭い範囲でしょうが)に評判が高かったので、買ってしまい
ました。新興宗教にまつわる内容らしいので洗脳されないようにしたいと思いま
す(;^_^
 嬉しかったのは7・8。まだ『冬のフロスト』『フロスト気質』が積読なんで
すが、これが最後かと思うとやっぱり残念な気持ちになります(・ω・`)シュン…

そいでは!!
[122.29.41.202][Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/51.0.2704.79 Safari/537.36 Edge/14.14393]

2470. 2017年06月11日 09時48分51秒  投稿:SAMANA 

 プライベートのあれやこれやの作業がこれから増えていきそう(本気に
やるとすれば確実に膨大に増える)だし、仕事面では確実にやらないとい
けない作業が増えてしまったし、「ピーピーピー(自主規制)」なのでツ
ラい状態ですが、何とか前向いて進もうと思ってます。いつも手元にある
エンタメが、精神面を少しばかり救ってくれることを願いながら…(;^_^

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2017年5月の読了本

  1.『シタフォードの謎』 アガサ・クリスティ
  2.『古書店アゼリアの死体』 若竹七海
  3.『フォー・ユア・プレジャー』 柴田よしき
  4.『黒いハンカチ』 小沼丹
  5.『空白のページ殺人事件』 K.C.コンスタンティン
  6.『逃亡岬』 笹沢左保
  7.『ブロンズの使者』 鮎川哲也
  8.『絆』 小杉健治

 8冊読了等。
 まずまずのペースですが、読了本の本の厚みを考えると、今の仕事環境
で月2桁読了はやっぱり無理そうだなぁと思ってしまいます(ノд-。)クスン
 
極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 『絆』

○楽しめた
 『古書店アゼリアの死体』『フォー・ユア・プレジャー』『逃亡岬』
 『ブロンズの使者』

・普通
 『黒いハンカチ』『空白のページ殺人事件』

△あまり楽しめなかった
 『シタフォードの謎』

×楽しめなかった
 なし

 『絆』は初読作家&作品。著者名&作品名とも前々から「面白い」と聞いてい
ましたが、確かにそれも頷けるものでした。描きだしている題材は「人としての
権利」に対し「人の本心」がぶつかり合うものなので非常に重く、建前だけで済
むものでないため、読み手の一人一人がそれぞれに、かつ、様々な想いを抱かれ
るでしょうが、少なくとも私は心をゆさぶられて涙腺がゆるんでしまいました。
法廷小説としての実際性の可否、立証や攻防に不明・不満点も浮かんだりしまし
たが、逆にこれらを大事にしすぎると読者の感情創生に支障がでるかもと思いな
おしたり。自分としては最初に沸き起こった高ぶった感情を素直に受け止めよう
と思っています。
 今月は「楽しめた」のレベルが高く、特に『フォー・ユア・プレジャー』の各
キャラの好ましさと『逃亡岬』の推理(追跡?)展開にかなり心惹かれました。
 予想外だったのは『シタフォードの謎』。創元推理文庫の鮎川信夫訳を読んだん
ですが、クリスティミステリってこんなに読みづらかったでしたっけ? 読みづら
過ぎてほとんど内容が入ってきませんでした(;^_^。訳が問題だったのか、読んだ
時の私の精神状態が問題だったのか、情景描写も会話内容も話しのテンポも全てに
あわず。なので「これがあの有名トリック作品だったのか」という変な驚きを味わ
ってしまいました(;^_^。

2017年5月の購入本等

  1.『虚ろな十字架』 東野圭吾
  2.『江神二郎の洞察 』 有栖川有栖

 2冊購入等。
 今月も購入決定作家作品が少なく2冊のみ。
 しかしこの2作家の未読ミステリを連続で読むというのは、かなり贅沢な気が
しますъ( ゚ー^)イェー♪

そいでは!!
[112.68.122.33][Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/51.0.2704.79 Safari/537.36 Edge/14.14393]

2469. 2017年05月03日 16時43分38秒  投稿:SAMANA 

 連休の合間に腎臓・尿管結石らしい症状で七転八倒・苦悶叫喚、用を足し
てはマシになり、時間がたてばまた痛み、の周期にかなり嫌気がさしてきて
おります。連休明けには何とか回復してほしいなぁ(/TДT)/アゥゥ・・・・

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2017年4月の読了本

  1.『風よ、緑よ、故郷よ』 岩崎正吾
  2.『ドクター・ノオ <007号シリーズ>』 イアン・フレミング
  3.『波のうえの魔術師』 石田衣良
  4.『木製の王子』 麻耶雄嵩
  5.『異常者』 笹沢左保
  6.『ディリュージョン社の提供でお送りします』 はやみねかおる
  7.『古書収集十番勝負』 紀田順一郎

 6冊読了+1冊読了記録漏れで今回読了処理。
 記録漏れは7。1〜2ヶ月後に読書順番が回ってきそうな紀田順一郎『第三
閲覧室』の解説者等を記録するためデータベースを開いたところ、同作者の既
読本情報整理がされておらず、加えて既読の7が未読のままになっておりまし
た。読了本処理をして、読んでないのに既読本が1冊増。なんだか不正をした
みたいで少しモヤモヤ感がありますが、ここは素直に喜ぶことにしたいと思い
ます(;^_^。
 
極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 なし

○楽しめた
 『波のうえの魔術師』『木製の王子』『異常者』
 『ディリュージョン社の提供でお送りします』

・普通
 『風よ、緑よ、故郷よ』

△あまり楽しめなかった
 『ドクター・ノオ <007号シリーズ>』

×楽しめなかった
 なし

※番外
 『古書収集十番勝負』

 あともう少しで◎になりそうだったのが『異常者』。1つの事柄が2つへと
変化しながらもやはり1つに収束していく構成は、超多忙多作流行作家が生み
出したレベルのものとは思えないところに感心。2つの各内容がもっと驚きを
伴う凝った仕上がりだったら…という思いから、◎にならず。笹沢ミステリ作
品数がどれだけあるか判りませんが、それらほとんどがこの作品レベルだとし
たら、とんでもない巨大ミステリ作家だと思います。
 笹沢左保が第3回ミステリー大賞を受賞した時、正直、「もっと他に受賞さ
せる作家がいるんじゃないの?」と思ったんですが、それはとんでもなく恥ず
かしい過ちだったように思いつつあります(;^_^
 『古書収集十番勝負』は前述のとおり既読本扱いしてますが、内容をちっと
も覚えていないため、いくらアバウトといえども評価はできないので番外扱い。
すいません<謝るぐらいなら読めよ


2017年4月の購入本等

  1.『ディリュージョン社の提供でお送りします』 はやみねかおる

 1冊購入等。
 2ヶ月連続での少量購入数に、ひょっとして買いたい文庫を見落としてるん
じゃないか? と、ちょっと不安になってます(;^_^

 購入本は、発行即ほぼ購入決定作家の文庫新刊。今作の主人公も、いかにも
はやみねキャラらしい造形でちょっとニンマリ。でも、今作ではやみねキャラ
範囲がより広がったので、その収束方法を考えるとちょっとハラハラ(^_^)

そいでは!!
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2468. 2017年04月08日 17時09分01秒  投稿:SAMANA 

 スタッドレスのタイヤ交換で(保存)2時間30分待ちの間にこれを
書いたSAMANAです(保存)。スマホでなくでかいノートパソコン(保存)
なのでバッテ(落ち・再起動・保存)リーも長くもたず、少し書いては
保存をずっと繰り返して(保存)何とか完成させました。

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2017年3月の読了本
  1.『夢・出逢い・魔性』 森博嗣
  2.『暴徒裁判』 クレイグ・ライス
  3.『幽霊刑事』 有栖川有栖
  4.『神の子の密室』 小森健太朗
  5.『過ぎ行く風はみどり色』 倉知淳
  6.『とむらいは俺がする』 ハドリー・チェイス
  7.『海狼たちの夏』 笹沢左保
  8.『残光』 東直己
  9.『最後の旋律』 エド・マクベイン

 9冊読了。
 今月もよく読み進めることができました。海外作品が馴染みやすい
作家作品ばっかりだったのが大きな要因でした。久々のジェイク&ヘ
レン&マローンも久々で嬉しかったです(^▽^)/。
 
極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 なし

○楽しめた
 『夢・出逢い・魔性』『暴徒裁判』『幽霊刑事』『神の子の密室』
 『過ぎ行く風はみどり色』『とむらいは俺がする』『海狼たちの夏』
 『残光』『最後の旋律』

・普通
 なし

△あまり楽しめなかった
 なし

×楽しめなかった
 なし

 全部「楽しめた」レベル。特に『夢・出逢い・魔性』の細かな反転
模様、『幽霊刑事』の隙間ない収まり方が見事だったワントリック、
『過ぎ行く風はみどり色』のやむをえず名探偵らしく立ち振る舞った
動機、『とむらいは俺がする』の無情すぎる登場人物の扱いゆえに心
に湧き上がる「生きている」ことへの思索、『残光』の別シリーズ主
要キャラ登場による面白さの相乗効果と主人公の魅力、などが面白か
ったけれど、それぞれに細かな引っ掛かりがあって、お勧めまでに至
らなかったのが残念でした。
 あと、87分署シリーズの最終長編を読んで、とうとうシリーズ未
読長編がなくなってしまいました( ノД`)シクシク…。あとは未訳・未単行
本化の中編が1冊にまとまって、何とかポケミスで刊行されることを
願うばかりですが、それはやっぱり無理なのかなぁ…。

2017年3月の購入本等

  1.『回想のぬいぐるみ警部』 西澤保彦
  2.『誰も書けなかった「笑芸論」 
      森繁久彌からビートたけしまで』 高田文夫
  3.『痛みかたみ妬み』 小泉喜美子

 3冊購入等。今月も少なくてよかったよかった(^▽^)/

 1.は購入定番作家作品。これで積読西澤作品は39冊に。
   恐らく最多数の積読作家です(;^_^
 2.は購入予定本を決める時に目に留まり、どうにも気になって仕
   方がなくなって購入決定。過去にお笑い関係の本を楽しんでい
   た時期があり、その記憶がまだ心の中でくすぶっているのかも。
 3.は見つけて未読作品がほとんどなのを知って即購入決定。帯の
   イヤミスというフレーズが気になるけれど、読む頃には65歳
   過ぎになってると思うので、仕事のストレスから「読むのがツ
   ラい」なんてこともきっとないでしょう(;^_^。

そいでは!!
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2467. 2017年03月06日 21時14分07秒  投稿:SAMANA 

 仕事で家を出るのが6時前なんですが、最近、少しずつ日の出の時間が
早くなってきてるのが嬉しくてたまりません。これで寒さも少しずつ和ら
いでくれればいいんですが、気温のほうはさほど和らぎを感じず。コート
はまだまだ手放せそうにないのが残念ですガタガタ{{{{(* ̄д ̄)}}}}サブッ

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2017年2月の読了本
  1.『猫の舌に釘をうて 都筑道夫コレクション《青春篇》』 都筑道夫
  2.『マドンナ』 奥田英朗
  3.『誰も批評家を愛せない』 ジェーン・デンティンガー
  4.『さよならの値打ちもない』 笹沢左保
  5.『鉄道員』 浅田次郎
  6.『改訂・受験殺人事件』 辻真先
  7.『密告者求む』 K.C.コンスタンティン
  8.『小説・江戸歌舞伎秘話』 戸板康二
  9.『都会のトム&ソーヤ14 夢幻(上)』 はやみねかおる
 10.『都会のトム&ソーヤ14 夢幻(下)』 はやみねかおる
 11.『冥王の花嫁』 奥田哲也

 11冊読了。
 かなり順調な読書ペースで、内容もほとんど楽しめた作品ばかりで
満足感いっぱいの2月の読書でした。
 うれしやうれし、ああうれし〈( ^.^)ノホイサッサ
 
極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 『改訂・受験殺人事件』『小説・江戸歌舞伎秘話』

○楽しめた
 『猫の舌に釘をうて 都筑道夫コレクション《青春篇》』『マドンナ』
 『誰も批評家を愛せない』『さよならの値打ちもない』『鉄道員』
 『密告者求む』『都会のトム&ソーヤ14 夢幻(上・下)』

・普通
 『冥王の花嫁』

△あまり楽しめなかった
 なし

×楽しめなかった
 なし

 『改訂・受験殺人事件』はポテト&スーパーの男女コンビが活躍する
シリーズ中の1作。設定は「読者などが犯人」というメタミステリ系な
がら、はぐらかされた構成でなくきっちり理屈付けはされています。た
だ、何といっても遊び心と驚きをあわせ持った最終メタネタに感心。読
み終えた後にすごい満足感がきて、読んでよかったぁ〜という気分にな
りました。
 『小説・江戸歌舞伎秘話』は、江戸時代を舞台に歌舞伎役者の周りで
起きた出来事を描いた短編集。ここに描かれた話はすべて歌舞伎にまつ
わる数々の記録の元になった出来事という体裁で、この出来事がまた情
緒あふれる話が多く、ホント心にじんわり沁みこんでいい味わいでした。
歌舞伎を知っていればいるほど、面白さが倍増するに違いありません。
それにどの話も大なり小なりミステリ要素が感じられ、江戸時代に暮ら
す人々の様々な「情」とあわせて、小粋な日本ミステリを楽しんでいた
だきたいところです。

2017年2月の購入本等

 1.『鵬藤高校天文部:君が見つけた星座』 千澤のり子
 2.『都会のトム&ソーヤ14 夢幻(下)』 はやみねかおる

 2冊購入等。
 1.はネット知人が書かれた短編集。他の著作もいまだ積読順番待ち
   で、先に読めばいいものを決めたルールにずっとこだわってる私
   は、なんて融通の利かない人間なんだろうか…(;-_-) =3 フゥ.
 2.は唯一、購入即読書と決めている作家作品の下巻。今月に上巻と
   合わせて一気読み。購入順で読むというルールなのに、都合よく
   例外を設けている私は、なんてチャランポランな人間なんだろう
   か…(ノ_-;)ハア…

そいでは!!
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2466. 2017年02月03日 20時28分25秒  投稿:SAMANA 
 2017年初めての書込み。
 皆様今年もよろしくお願いいたします<遅すぎ(-ε-)ブーブー

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2017年1月の読了本
  1.『プレイボーイ・スパイ 2』 ハドリー・チェイス
  2.『ナポレオン狂』 阿刀田高
  3.『耳を傾けよ!』 エド・マクベイン
  4.『甦る推理雑誌7 「探偵倶楽部」傑作選』 ミステリー文学資料館 編
  5.『大中小探偵クラブ―猫又家埋蔵金の謎―』 はやみねかおる
  6.『岡山女』 岩井志麻子
  7.『カフェ・コメディの悲劇』 マーシャ・マラー
  8.『不思議の国のアリバイ』 芦辺拓

 8冊読了。
 ぼちぼちのペース。厚めの本もあったけど読みやすい本もあって、総体的にみて
正真正銘、まさしく「ぼちぼち」としか言いようのない1か月でした

極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 なし

○楽しめた
 『ナポレオン狂』『甦る推理雑誌7 「探偵倶楽部」傑作選』
 『大中小探偵クラブ―猫又家埋蔵金の謎―』『岡山女』『不思議の国のアリバイ』

・普通
 『プレイボーイ・スパイ 2』『耳を傾けよ!』『カフェ・コメディの悲劇』

△あまり楽しめなかった
 なし

×楽しめなかった
 なし

 たまたまでしょうけど、今月の「普通」が全部海外もの(^_^;)。
 『プレイボーイ〜』は前作と比較してだけど、アクションもスリリングさも物足
 りず。中盤の非情な処理はチェイスらしくて良かったんですが。
 『耳を〜』はアナグラムが一つの主役という、翻訳では難しい面もあるんですが
 それと関係なく、デフ・マンにしては事件がショボく感じられたし、日々の事件
 が多忙で訳のわからない警告に必死になれないでしょうけど、警告者がデフ・マ
 ンと判った後でも87分署の面々の取り組み姿勢も投げやりな雰囲気が感じられ
 て、盛り上がりを感じられませんでした。あと、キャレラのとある感情もちょっ
 と引っ張り過ぎて食傷気味になってきていたり(^_^;)。
 『カフェ・コメディ〜』は、主人公を含めてレギュラーメンバーそれぞれの生活
 の進展模様は楽しめましたが、事件の詳細な部分の構図がほとんど理解できずミ
 ステリな部分が楽しめなかったのが残念でした<読み方が悪いのでは(゚ペ)?

2017年1月の購入本等

  1.『死の天使はドミノを倒す』 太田忠司
  2.『アイドル女優に乾杯! 本音を申せば10』 小林信彦
  3.『大中小探偵クラブ―猫又家埋蔵金の謎―』 はやみねかおる
  4.『小林信彦 萩本欽一 ふたりの笑タイム 名喜劇人たちの横顔・素顔・舞台裏』 小林信彦・萩本欽一
  5.『かくして殺人へ』 カーター・ディクスン

 5冊購入等。
 全て定番作家作品。4はちょっと思案しましたが対談形式ということで、ご高齢
のお二人が今でも何の支障もなく対談されているのか興味が湧いたので購入。まぁ
でも「あれあれ、あの人。何て言ったっけ?」「え〜とえ〜と…。ダメだ、全然思
い出せない」てなやりとりが連発してるなんてことは絶対になっていないでしょう
けれど<失礼ですヾ(-д-;)ォィォィ

そいでは!!
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2465. 2016年12月31日 15時14分43秒  投稿:SAMANA 

 2016年最後の日にこの文章を書いております。来年は、仕事面では大変な
年になりそうで今から胃がキリキリ痛んでいるし、地元生活面でもやること
が増えて自分の時間がまずます減ってしまいそうなのでちょっと不安。でも
、地元の方は私以外の人たちが頼れる人たちばかりなので、実はちょっと楽
観視していたり(^_^)
 読書の方は毎年のごとく、亀の歩みながらボチボチ楽しんでいきたいなぁ
と願っています。これはたぶん死ぬまで変わらない……はず(;^_^

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2016年12月の読了本

  1.『てとろどときしん 大阪府警・捜査一課事件報告書』 黒川博行
  2.『殺意の演奏』 大谷羊太郎
  3.『2017本格ミステリ・ベスト10』 探偵小説研究会 編
  4.『暗黒告知』 小林 久三
  5.『2017年版 このミステリーがすごい!』
      このミステリーがすごい!編集部編
  6.『ロックスバーグ鉄道殺人事件』 K.C.コンスタンティン
  7.『日本探偵作家論』 権田萬治
  8.『短編集 日本推理作家協会賞受賞作全集』
      永瀬三吾 日影丈吉 角田喜久雄
  9.『課外授業 ミステリにおける男と女の研究』 青木雨彦

 9冊読了。
 読書中の本が残り30ページほどで読もうと思えば年内に読了できるんですが、
残り僅かなのにまだ先が見えないこともあって今日中に読みきる気が起こりません。
新年早々に読了して1月読了貯蓄にまわすことにします<何の意味もありません
オラァ(p゚ロ゚)==p)`д)グハッ


極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 なし

○楽しめた
 『てとろどときしん 大阪府警・捜査一課事件報告書』『殺意の演奏』
 『2017本格ミステリ・ベスト10 探偵小説研究会 編』『暗黒告知』
 『2017年版 このミステリーがすごい!』『ロックスバーグ鉄道殺人事件』
 『短編集 日本推理作家協会賞受賞作全集』

・普通
 『課外授業 ミステリにおける男と女の研究』

△あまり楽しめなかった
 なし

×楽しめなかった
 なし

 飛びぬけて面白く感じた作品がなかったのが残念。『てとろどときしん』は大阪弁
の会話が最高で楽しめたんですが、登場人物の名前が途中で変わったりして(人物置
き換え後の誤植?)、ちょと興ざめしてしまったのが悲しい。
『課外授業』は古き良き(悪しき?)時代の考えに、時の流れをしみじみ感じてしま
いました(  -o)y-~~~ スパー


2016年12月の購入本等

  1.『2017本格ミステリ・ベスト10』 探偵小説研究会編
  2.『総特集 諸星大二郎』 河出書房新社編
  3.『2017年版 このミステリーがすごい!』
      このミステリーがすごい!編集部編
  4.『セブン殺人事件』 笹沢左保
  5.『福家警部補の報告』 大倉崇裕
  6.『名古屋駅西喫茶ユトリロ』 太田忠司
  7.『メフィストの漫画』 喜国雅彦、国樹由香
  8.『怪しい店』 有栖川有栖
  9.『感傷コンパス』 多島斗志之

 9冊購入等。
 年末恒例ランク本の1&3は想定内でしたが、2・4・7は書店で目にして
思わず衝動買いした想定外本。8は非ミステリながら、この作者でのハートウ
ォーミング系ストーリーのようだったので購入。多島斗志之の手になるハート
ウォーミングって、聞いただけで期待がものすごく膨らんでしまいます(^_^)。


で、今年の締めくくりは今年の読書で面白く読めた、私からのお勧め本。
好みが合う・合わないはあるかと思いますが、もしも気になった本があったら
一度手にしてみてくださいまし。そして、もしももしも、楽しい時間を過ごし
ていただいた・満足いただいたなら、大変嬉しゅうございますです〜m(__)m


2016年読書で面白かったエンタメ

『ハンサムな狙撃兵』 シャルル・エクスプライヤ 現代教養文庫
 今月は何といっても『ハンサムな狙撃兵』がダントツで楽しめました。この作者
 名、どっかで目にしてたよなぁ…と思っていたら、なんと自分が絶賛していた
 『イモジェーヌに不可能なし』の作者でした。
 そこまで忘れるか、自分!-( ̄ヘ ̄)┌ ダミダコリャ…
 『イモジェーヌ〜』同様、狂気的スラップスティック・コメディ・ミステリで抜
 群の面白さ。主役の愛に生きる警部と警部に振り回される刑事の主役2人もいい
 のですが、何と言っても狂気的コメディの中心人物、事件関係者のピア・ダニ叔
 母が最高。この作者のコメディセンスには脱帽です。
 読後、この作者がフランス人、ということは『イモジェーヌ〜』もこの作品も、
 フランス・ミステリなんだと気づいて大仰天。凝った心理サスペンス系統がほと
 んどと思い込んでた私は浅はかでした(;´▽`A``

『やっとかめ探偵団危うし』 清水義範 光文社文庫
 ひいき目だけどやっぱりサバサバ行動系の理想のお婆さん像と、人情味・人間味
 あふれる理想の名探偵像が奇跡的に結びついた「波川まつ尾」が活躍する話なん
 で、楽しめないわけがないという思い。といっても、主人公単体だけでは決して
 ここまで惚れ込むことはなく、周辺人物たちを含む登場人物たち全員の人柄(と
 作者の力量)がかもしだす話の世界観が暖かさが本当に素晴らしいと思う次第。
 ぜひともこの名古屋やっとかめワールドを一人でも多くの人に楽しんでもらいた
 いと願うばかりです。

『大中小探偵クラブ(2)―鬼腕村の殺ミイラ事件―』
              はやみねかおる 講談社青い鳥文庫
 ミステリ網がけっこう細かく張り巡らされてそこかしこに「おぉ」「おぉ」と
 感心したり、各キャラの探偵としての方向性が出来つつあるよう に感じられ
 て、かなり楽しめました。そのため、自分の中で次作期待値が少し高くなって
 しまい、ちょと心配(;^_^

『顔』 松本清張 双葉文庫
 表題作は著者の代表短編としてよくあげられるようなので、この作品をおさめ
 た様々な短編集があるでしょうが、私が読んだのは日本推理作家協会賞受賞作
 全集として刊行された短編集で、他の所収作は「殺意」「なぜ「星座」が開い
 ていたか」「反射」「市長死す」「張込み」と、これまた初期代表短編揃いの
 ようです。
 結論から言えば、本当に感嘆することしきり。「推理小説の全ての基礎がここ
 にある」と断言してしまいそうなほど。正直、「清張以前・清張以後」という
 言葉を眉唾物と思っていたんですが、すごく的確なフレーズだなぁと実感しま
 した。清張作品は実は苦手で、最初に読んだ「点と線」がミステリとしてもエ
 ンタメとしても自分の琴線にに触れるところが全くなく、「リアリズムでなく
 無味乾燥」の印象しか残らず最悪なものでした。その後もいくつか長編を読み
 ましたがその悪い印象は継続したままで、最近読んだ『疑惑』でその印象が少
 し持ち直したように思えたところに今回の短編諸作。恐らく既読清張作品を読
 み返すことはないでしょうが、やっぱり自分が不明だったのかなぁと思うこと
 しきりです(;^_^

『天使などいない』 永井するみ 光文社文庫
 ほぼ初読作家(アンソロジーで読んだことはありそう)さんでしたが、女性の
 多種多様な感情を、日常のちょっとした出来事から後戻りできない非日常へと
 動き出してしまうサスペンスミステリ形式で余韻豊かに描きだしていく各短編
 が、男性としてはすごく新鮮でむちゃくちゃ面白く読むことができました。全
 く似ても似つかないかもしれないけれど、個人的印象としては山崎洋子作品を
 思い浮かべたり。
 また、後味がさほど悪くない作品もあったせいか、後に読んだ『依頼人は死ん
 だ』の個人的キーワードが「他者との乖離度」(が事件を引き起こす)という
 冷めた視点のものになったのに対し、『天使などいない』は「他者との密接度」
 (が事件を引き起こす)という、ちょっと情にほだされたようなキーワードで、
 作品の味わいが読者(=自分)に「突付けられる」というより「差し出される」
 というソフトな印象を持ちえたのも、とても好印象でした。

『依頼人は死んだ』 若竹七海 文春文庫
 人の負的側面から捉えた本質を、ハードボイルドスタイルにすることでより鮮
 明に描き出すことが出来てることに加え、本格ミステリの劇的特性とも組み合
 わせることでミステリとしての(程度の差はありますが)完成度を、連作短編
 集としていっそう高めていることに感動しました。同じように人の負的側面を
 扱った永井するみの『天使などいない』とは、その描き方から「ハードボイル
 ド」と「サスペンス」に結構判りやすく分かれるもんなんだなぁと変な所でも
 感心。
 また、誰もが持つ多種多様で深浅な悪意(自分が男だからか、女性の身中から
 描かれた表現にがいっそう鮮やかさ感じました)を、作品 全体はもちろんの
 こと、ほんの1、2行で見せつけてしまう鮮やかさにも脱帽。解説にも抽出さ
 れてましたが、それぞれが私にとって素晴らしいキラーコンテンツでした。
 ただ、本作を本当に楽しむことができるためにはあらゆる意味での「厳しさ」
 とそれゆえの「優しさ」が必要なのかもしれないと感じました。その面では自
 分にその資格があるとは思えないけれど、いつかはその資格を持つよう人間に
 成長したいなとも思ったり。

『平面いぬ。』 乙一 集英社文庫
 正直、表題作は他短編ほど乗り切れなかった(生き物への愛護精神が私には欠
 如してるからかもしれない)んですが、それを補って余りあるほど他の3短編
 が素晴らしかったです。
 意外なトリック系要素を含めた情感ホラーの「石ノ目」。
 どこにでもいそうな高校生を主人公に、空想癖のある人なら一度は思い描きそ
 うだけどまず間違いなく体験することはない淡い夢の世界を、斜め10度ぐら
 いに少しずらしてストーリー展開させることで、静かに、だけど確実に、得も
 言われぬ感情を読み手の心にしみ込ませる「はじめ」。
 ほんの少しだけ救われるところがあるがゆえに、より悲しくなってしまうラス
 トが心憎い、単純な表現だけれど"乙一版トイ・ストーリー"という言い方が一
 番説明しやすそうな「BLUE」。
 特に「はじめ」にはオッサンながら本当にキュンとしてしまいました(;^_^

『幻惑密室』 西澤保彦 講談社文庫

 本格好きの間では有名らしいチョーモンイン・シリーズの長編1作目。当然
 ながらシリーズ初読。世間の波から外れまくりもほどがありすぎ┐('〜`;)┌。
 作者お得意のSF設定の面白さに幻惑されたか、ひねくれミステリ読みなら気
 づいても良さげな犯人像に思い至らず、けれどそれが逆に驚きを与えてくれて、
 結果、すごく楽しめたのがナイス。西澤ロジックはやっぱり好ましいです。

『幻の祭典』 逢坂剛 文春文庫

 1992年バルセロナオリンピック開会前のスペインを舞台過去の「もう一つのオ
 リンピック」時のスペイン内線と重ね合わせた冒険&サスペンスミステリ。主
 要人物たちの主義・主張・心情と時代の波が絡み合って繰り広げられるサスペ
 ンスストーリーは、話が終わらないでほしい・いつまでも読み続けたいと思わ
 せるほどの読み応えで、ぐいぐいと引き込まれっぱなし。久々の読書体験に大
 満足いたしました。

そいでは!!
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2464. 2016年12月07日 16時34分37秒  投稿:SAMANA 

 本日は午前中が会社の健康診断、昼からは有休をとって妻と2人で梅田界隈
をデート。妻は久々の梅田を満喫したようで「楽しかった」と言ってくれたの
で、ほっと一安心<どんだけビビッてんねん、私 ガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル
 残念だったのは、書店に行ってもこのミス2017がまだ売られてなかったこと。
文庫派&積読派の私にとっては、既読本が何位になってるだろうという期待は
絶対にないんですけど、今後の購入本資料としてやっぱり年末のランク本は一
つの楽しみではあるのです…(;^_^

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2016年11月の読了本

  1.『まりえの客』 逢坂剛
  2.『時のかたみ』 ジューン・トムスン
  3.『後宮小説』 酒見賢一
  4.『三重波紋 信濃川殺人事件』 井口泰子
  5.『幻惑密室』 西澤保彦
  6.『プレイボーイ・スパイ 1』 ハドリー・チェイス
  7.『幻の祭典』 逢坂剛

 7冊読了。
 厚めの本があった割にはそこそこの数。欲を言えば毎月8〜9冊は読
了したいところなんですが……欲張りすぎ?(;^_^

極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 『幻惑密室』『幻の祭典』

○楽しめた
 『まりえの客』『時のかたみ』『後宮小説』『プレイボーイ・スパイ 1』

・普通
 なし

△あまり楽しめなかった
 『三重波紋 信濃川殺人事件』

×楽しめなかった
 なし

 『幻惑密室』は、本格好きの間では有名らしいチョーモンイン・シリーズ
の長編1作目。当然ながらシリーズ初読。世間の波から外れまくりもほどが
ありすぎ┐('〜`;)┌。作者お得意のSF設定の面白さに幻惑されたか、ひね
くれミステリ読みなら気づいても良さげな犯人像に思い至らず、けれどそれ
が逆に驚きを与えてくれて、結果、すごく楽しめたのがナイス。西澤ロジッ
クはやっぱり好ましいです。
 『幻の祭典』は、1992年バルセロナオリンピック開会前のスペインを舞台
過去の「もう一つのオリンピック」時のスペイン内線と重ね合わせたサスペ
ンスミステリ。主要人物たちの主義・主張・心情と時代の波が絡み合って繰
り広げられるサスペンスストーリーは、話が終わらないでほしい・いつまで
も読み続けたいと思わせるほどの読み応えで、ぐいぐいと引き込まれっぱな
し。久々の読書体験に大満足いたしました。


2016年11月の購入本等
  1.『ぼくのミステリ・クロニクル』 戸川安宣
  2.『雪煙チェイス』 東野圭吾
  3.『都会のトム&ソーヤ14 夢幻(上)』 はやみねかおる

 3冊購入等。
 12月には年末恒例ランキング本が刊行されて購入冊数が増えるのが判
っているので、2の1冊のみ予定にしていたけれど( ノД`)シクシク…
 3は11月発行だと知って即購入決定。はやみね作品は例外的に購入即
読みなんですが、上下巻一気読み予定なので、下巻刊行期間がしばらく空
いてしまうのなら、その間は少し積んどかないといけません。あまり積み
たくないけれど(;^_^。
 1は、文庫本になる可能性があまりない(スイマセン)とみて、迷った
末に購入決定。戸川さんの東京創元社での業績・職歴はとても興味津々な
のです。色んなエピソードが紹介されていればいいんですが…。

そいでは!!
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  1〜20件(保存数250件) 

[NAGAYA v3.13/N90201]