黒猫荘
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これがワテのお勧めやねん!!
PLMS : mys016  
オーナー:SAMANA 
SINCE 1999.5.4
ようこそ16号室へ!! 私がこの部屋でやろうとしていることは、

1)ミステリ未経験・経験少ない人にミステリ好きになってもらおう!!
2)ある程度の経験者にはまだまだこんなミステリがあるってことを知ってもらってますますミステリ好きになってもらおう!!
3)ミステリどっぷり者には、DEEPな情報をお互いに提供・体験してもらって「アッシャー家」のように泥沼に沈んでもらおう(笑)!!

と、要は「ミステリを好きになる人が増えればいいな」ってことです。
皆さん、「お勧め本」のご紹介よろしくお願いします。「お勧めダブり」は大歓迎。集計して「お勧め人気度」もだしたい(笑)。
でもネタバレはやめてね!!!

ウダ話OK。ミステリウダ話(ミステリにちょっとでも関係した雑談。例えば小ボケ・小ツッコミ・オフ話等)で
ミステリに興味を持ち始める可能性はあると思います。
ただしウダの内容は『皆様の良識』に期待!!

○ お勧め中間集計(1〜2250)はこちらからどうぞ。  ※次回集計は1〜2500の予定

○ 管理人継続企画 はやみね作品小ネタ集はこちらからどうぞ。

○ 管理人継続(?)企画 自己満足アンソロジーはこちらからどうぞ。

○ ここは私のサイトの掲示板であるだけではなく、ミステリ長屋「黒猫荘」の一室(16号室)にもなっています。
   スパム書込みほかの影響で今は長屋全体がさみしい状況になっていて、
   退室したほうが管理人さんにもご迷惑かけなくていいんだろうと思いつつ、いまだグズグズしております。
   申し訳ありませんがいましばらくお付き合いいただければ幸いです。


あなたは番目のお客様です。(since 1999/09/13)


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2585. 2026年10月03日 16時27分53秒  投稿:SAMANA 

肉体労働従事に伴う脳筋化で読書ペースが全然進まなくなったSAMANAです( ノД`)シクシク…。

さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2026年9月の読了本

1.『怪盗クイーン ヴェネチア・カーニヴァル』 はやみねかおる
2.『完四郎広目手控』 高橋克彦
3.『有栖川有栖の鉄道ミステリ・ライブラリー』 有栖川有栖 編
  
3冊読了等。
もうちょっと頑張らないと…と思うのですが、肉体労働するようになって逆に読書体力が減ってしまったことに加え、読書時間増やすには配信アニメ視聴時間を減らさないといけないので、そこは悩ましいところです<本好きなら悩むなよ┐( -"-)┌ヤレヤレ...


極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
『完四郎広目手控』

○楽しめた
『怪盗クイーン ヴェネチア・カーニヴァル』『有栖川有栖の鉄道ミステリ・ライブラリー』
 
・普通
なし。

△あまり楽しめなかった
なし。

×楽しめなかった
なし。

『怪盗クイーン〜』は、児童小説人気シリーズの15作目。
今作はミステリというよりタイムトラベルハードSFといった感じ。数学科出身者っぽいSFチック展開にいつもの作者の別の顔が感じられて面白かったです。
話としてはまだ続いている(この作品は4部作のうちの3作目のもよう)ので、4部作最終となる(はず)の次作が楽しみです。
『完四郎〜』は、江戸時代の庶民にあらゆる情報や噂を広める(=広目)重要な手段だったのが瓦版で、それを生業とする元締のところに居候する主人公の元武士や戯作者、絵師らの周りで起こる様々な出来事を手控えた(=記した)エンタメ網羅短編集。
久々に高橋克彦作品を読みましたが、想像以上の面白さで驚き。文章リズムがとても良くてすごく読みやすい。作者は確か都筑道夫を師匠と仰いでいたように記憶していますが、都筑の文章節とでもいうような書きぶり・言い回しぶりが随所に感じられて心地よかったし、加えて捕物帳(=ミステリ)の基本はしっかりおさえつつもそれに加えてホラー・人情・カメオ演出・パニックなど様々なエンタメテイストの導入も都筑ワールドを想起させつつ、決して二番煎じでない面白さを生み出しているところに感動しました。
捕物帳ミステリのひとつの基本(ホームズのあの短編)を押さえながらもさりげなく扱う心憎い「梅試合」、王道的なエンタメパターンを小気味よく効かせている「花見小僧」「雨乞い小町」「悪玉放生」「怪談茶屋」、なんまんだぶと呟きたくなる怪談「化物娘」「変生男子」、あったかい人情に思わず涙した「花火絵師」、大ネタながらあっさり処理が粋な「かぐや御殿」「首なし武者」、天変地異に立ち向かう姿が胸熱の「目覚まし鯰」「大江戸大変」。どれをとっても水準作以上で大満足の短編集でした。
『有栖川有栖の〜』は、ミステリだけでなく幻想・ホラー(変格ミステリ?)も交えた鉄道にまつわるエンタメ短編アンソロジー集。
有名作だと思うディックのSF(幻想?)「地図のない町」も面白かったんですが、やっぱり「高架殺人」「泥棒」「江ノ電沿線殺人事件」「箱の中の殺意」といったミステリのほうを面白く感じてしまいます(「青いスパンコール」はネタ的にちょと古典すぎた感じ)。ベストはネタが奇想な「泥棒」。収録した有栖川氏に感謝ですが、同時に(勝手に)アンソロジストとしてのドヤ顔が目に浮かんでちょと微笑ましく思ったりo(^▽^)o。


2026年9月の購入本等

1.『男女最終戦争 池袋ウエストゲートパークXX』 石田衣良
2.『可燃物』 米澤穂信 
3.『命取りのエピソード』 アンソニー・ホロヴィッツ/訳:山田蘭
4.『定年物語 (上)』 新井素子
5.『定年物語 (下)』 新井素子
6.『いじん幽霊 完四郎広目手控 3』 高橋克彦
7.『文明怪化 完四郎広目手控 4』 高橋克彦
8.『不惑剣 完四郎広目手控 5』 高橋克彦
  
8冊購入等。
1〜3は、定番購入作家信頼買い。うちホロヴィッツ作品は世評信頼でいまだ1冊も読んでないが本当に大丈夫だろうか…(^-^;。
4は、関東版"おもろい夫婦"シリーズの信頼買い。いつの日か書かれるであろう「金婚式物語」をあの文体でぜひ読んでみたいところです。
5〜8は、今月の読了本に書いたようにあまりにも面白かったので、発作的に購入。本来は積読順読書なので読むのは約20年後になるところですが、これらに限ってはルールを変更して近々に読んでいこうと思っています。

そいでは!!
[119.229.244.71][Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/154.0.0.0 Safari/537.36]

2584. 2026年09月05日 16時44分46秒  投稿:SAMANA 
9月に入って「ようやく朝晩は涼しくなった」と勤務先で話したら「イヤイヤイヤ!」
と思い切り否定されたので、逆に「まだクーラーつけて寝てる?」と問うと「当たり
前やん」との答えに逆にショックを受けた田舎者のSAMANAです(^-^;。

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2026年8月の読了本

  1.『蒼穹の昴 4』 浅田次郎
  2.『シャーロック・ホームズの優雅な生活』 マイクル&モリー・ハードウィック

 2冊読了等。
 読書が下手になったとしか思えない自分が悲しい……(/TДT)/アウゥ・・・・。

極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 なし

○楽しめた
 『シャーロック・ホームズの優雅な生活』

・普通
 『蒼穹の昴 1〜4』

△あまり楽しめなかった
 なし

×楽しめなかった
 なし

『蒼穹〜』は、18世紀末の中国、清朝時代の国家動乱を虚実混合人物等を
駆使して描かれた大河歴史小説。
壮大で迫力があってドラマチックでパワフルな物語であることは間違いな
いんですが、
・作品の物語力に私の読書力がしんどくてついていけなかった
・清朝の人物&相関像と内政&外政像がほとんど理解できなかった
・清朝内ファンタジー要素(先祖邂逅など)に飽きがきた
となり楽しめたとは言えず。読了に2か月半かかってしまったし、なんだ
かすごく勿体ないことした気分( ノД`)シクシク…。
『シャーロック〜』は、1970年公開の海外映画「シャーロック・ホームズ
の冒険」のノベライズ長編。
シャーロキアンの間でよく話題に上がりそうな「2人の間柄」「バイオリ
ン演奏」「薬物」「恋愛問題」といった大ネタを主材料にしてストーリー
を組み立てたような印象。ヘビィなシャーロキアンならにんまりせずにい
られない小ネタもたくさんありそうだけど、そのあたりは全く見当がつか
ず楽しめていないんだろうなと思うとちょと残念。でも最終盤の変名エピ
ソードは心にグッときてとても良かったです。

2026年8月の購入本等

  1.『名探偵のいけにえ』 白井智之
  2.『ホテル・カイザリン』 近藤史恵
  3.『あなたが誰かを殺した』 東野圭吾
  4.『怪盗クイーン ヴェネチア・カーニヴァル』 はやみねかおる

 4冊購入等。
 今月は少し多め。こりゃますます読書に励まないといけない。
 がんばるぞっ!!……と書いてみる(^-^;。

1.は作品評判買い。この著者の作品は各梗概を見る限りちょと特殊過ぎ
て手を伸ばしづらく、新潮社発行分しか購入していないのは内緒(^-^;。
2〜4.は、信頼作家信頼買い。東野圭吾氏の訃報にはとても驚きました。
これからもっともっと面白いミステリを刊行してくれると思っていたので
本当に残念。未読の48作積読文庫を、数が減るのを惜しみつつ存分に楽
しんでいこうと思います。

そいでは!!
[119.229.244.71][Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/152.0.0.0 Safari/537.36]

2582. 2026年08月02日 08時27分51秒  投稿:SAMANA 

 新仕事の肉体労働は辞めることなく継続中で我ながら一安心。ただ、筋肉痛と
疲労回復のための早期就寝も相変わらずで読書時間がなかなか取れないのが悩み。
車通勤に変わって往復通勤時の2時間読書タイムが無くなってしまったのがツラ
イところ。なんとか改善したいなぁ…( ノД`)シクシク…

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2026年7月の読了本

  1.『蒼穹の昴 2』 浅田次郎
  2.『蒼穹の昴 3』 浅田次郎
  
 2冊読了等。4分冊なので今月も作品読了まで至らず。歴史小説は自分に向い
ていないんじゃないかと思わずにいられません“o(-_-;*) ウゥム………
。

極私的超アバウト評価

 4分冊なので今月も作品読了まで至らなかったので今回も評価はナシ。8月こ
そは何とか最後の1冊を読み終え、ミステリ読書に戻して読了ペースを回復した
いところです。あああ、8月中に最後の1冊が読了できないなんてことは何とし
ても避けたい(^-^;。

2026年7月の購入本等

  1.『ローズマリーのあまき香り(上)』 島田荘司
  2.『ローズマリーのあまき香り(下)』 島田荘司
  3.『走馬灯交差点』 西澤保彦
  
 3冊購入等。
 1〜3とも定番作家信頼買い。
 3.は少し前に逝去された、優れた本格ミステリ作家の特殊設定ミステリ長編。
 西澤ミステリ単行本が、これから1冊でも多く文庫化されることを望んでいます。
 1、2は平成新本格を考えるうえで超巨星レベルにあたる御大本格ミステリ作家
 の名探偵キャラ御手洗潔が登場するミステリ長編。
 私にとってこの島田荘司の2人と最近逝去された東野圭吾が、ストーリーに没入
 させる豪腕ミステリ作家の二大巨頭。どこがどう豪腕なのか全然うまく説明でき
 ないけれど、平易な文章なのに何でこんなに作品世界に引きずり込まれるのか本
 当に不思議です。


そいでは!!
[58.190.166.62][Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/151.0.0.0 Safari/537.36]

2581. 2026年07月04日 14時06分22秒  投稿:SAMANA 

 1ヶ月以上続いているからもう大丈夫だと思うので告白。6月から新勤務先で
仕事中。前勤務先は3月に定年退職&嘱託変更で勤務継続予定でしたが、減収は
理解できるけれど正社員時より負担が大きくなったことに呆れるわ嫌になるわ泣
きたなるわで、結局退職。新しい仕事は完全肉体労働なので、毎日絶賛筋肉痛。
でもめげずに頑張れるとこまで頑張ります(^-^;。

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2026年6月の読了本

  1.『蒼穹の昴 1』 浅田次郎
  
 1冊読了等。
 慣れない肉体労働で毎日20〜21時頃には爆睡で、ほとんど読書できず。改
善策模索中だけどなかなかペースがつかめない。なんとかしたいなぁ…(遠い目)。

極私的超アバウト評価

 19世紀末の中国、清朝を舞台に多くの虚実登場人物たちの生き様と活躍を描い
た大河歴史長編小説。
 読了が4分冊長編の1巻のみなので今月はナシ。この分だと来月も長編読了で
きず、同じくナシになるかもしれない……( ノД`)シクシク…

2026年6月の購入本等

  1.『地雷グリコ』 青崎有吾
  2.『魔女と過ごした七日間』 東野圭吾
  3.『絞首台のある庭 私立探偵マニー・ムーン』 リチャード・デミング。翻訳:田口俊樹。

 3冊購入等。
 購入3冊だけなのに積読が増えるとは…。これは本当に読書時間をひねりださ
ないとエラいことになりそうな予感。それともいっそ、慣れるまで数か月程度は
観念してもいいかもしれない…<完全に言い訳(^-^;

1&2は定番作家信頼買い。でも1は、私が少し苦手なゲーム度高目ミステリの
ようだし、読み始めるのは恐らくの十数年先の後期高齢者時期なのでより苦手度
がアップしてるはずなのでかなり心配。2のストーリー性で回復に努めたいとこ
ろ(^-^;。
3は、前短編集を評判買いしたので、続刊の長編も思わず購入。新潮文庫って商
売上手かも。

そいでは!!
[58.190.166.62][Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/150.0.0.0 Safari/537.36]

2580. 2026年05月31日 15時11分34秒  投稿:SAMANA 

 あと1ヶ月ほどしたらある程度落ち着きが戻ってきそうな感じになって
きたけれど油断は禁物。人生がかかっているので読書ペースも慎重に進め
ていきたいところです。でも、気を許したら思い切り怠けそう(^-^;。

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2026年5月の読了本

  1.『夢幻巡礼』 西澤保彦
  2.『都会のトム&ソーヤ 22 ナイト列車で行こう!』 はやみねかおる
  3.『海外ミステリ・ジャンルベスト100』 仁賀克雄
  4.『テレビドラマ殺人事件 』 デイヴィッド・ドイチュ

 4冊読了等。
 前月よりはマシなペース。とはいっても無理矢理4冊目を月末読了に
持ち込みましたが。

極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 なし

○楽しめた
 『テレビドラマ殺人事件』

・普通
 『夢幻巡礼』『都会のトム&ソーヤ 22 ナイト列車で行こう!』
 『海外ミステリ・ジャンルベスト100』

△あまり楽しめなかった
 なし

×楽しめなかった
 なし

『夢幻〜』は、この著者の著名2シリーズのうちの一つ「神麻嗣子の超能力
事件簿」のシリーズ4作目となるSF&母子社会学&サイコキラー&本格のミ
ステリ長編。
人物相関ややこしすぎ。ミステリネタややこしすぎ。そして人物相関とミス
テリネタが超密接なのでややこしさMAXで、事件像が全く理解できなかったの
が残念。メモとって腰据えて取り組めばかなり楽しめると思うのですが、そ
こまでの根気も集中力もなし。ぱっと読んですっと理解できて超意外で面白
いミステリを楽しみたいもんですから<超ワガママすぎて腹が立つ。後半に
少しだけ書かれたシリーズキャラクター描写がとても嬉しかったです。

『都会の〜』は、児童ミステリ界の第一人者である作者の人気シリーズ22
作品目。
何年(何十年?)経過しても中学生でとどまっているサザエさん状態が気に
なりはじめ、今作は読んでいてしんどくなってきました。また、"夢"の世界
の中での展開と、夢と現実世界とのクロッシングも、充分納得できるほどの
構築度がない限り飽きが先にくるようになってきたのは、歳のせいかも。
あと、タテ読みできるから正解、は納得しかねたというのが正直な思い。本
格ミステリを意識したうえでタテ読みを正解にするなら、その場所をタテ読
みにする理屈・仕掛けを設けてほしかったところです。

『海外〜』は、1ジャンル5作品として、クラシック・スパイ・ハードボイ
ルド・サイコなどの定番ジャンルから3大作家(カー・クィーン・クリステ
ィ)長編やアンソロ、評論などベスト選では珍しいジャンルを含めた25ジ
ャンル100作品を紹介したガイドブック。
紹介ボリュームは1作品につき文庫右左1ページずつの見開き1枚分で、そ
の3/4があらすじで残り1/4が作者&諸作説明の構成ですが、多くのあ
らすじが全然頭に入ってこない(^-^;。作品全体の流れでなく作品の中の各コ
ンテンツごとを詳細に説明していて、その説明が変に細かいうえに出来事を
羅列しただけの描写なので、各説明間の前後脈略が全然結びつけられない。
これって私の読み方が悪いんだろうか? 作者&諸作説明はおおむね面白く
読めたのに( ノД`)シクシク…。

『テレビ〜』は、1980年代にアメリカで制作されて人気を博した推理ドラマ
の4冊目の文庫ノベライズで2中編が所収。
ドラマは未見ながら「ジェシカおばさん」のフレーズは耳にしたことがある
ので、日本でも結構人気があったドラマだと思います。本格ミステリ度はそ
んなに高くない印象ながら、2編目「ジェシカ、台本を書く」最終盤の、フ
ーダニットを主軸にしたドラマ盛上げ展開は楽しめました。


2026年5月の購入本等

  1.『名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは白鳥の歌なんか歌わない』 太田忠司

 1冊購入等。 1冊で購入終了した自分を褒めたい<勝手に褒めれば?

 定番作家作品信頼買い。たぶんシリーズ6作目ですが、ジャンル的には
もうミステリから離れてるかもしれない。梗概を読むとグルメ小説って書
いてあるし。それでもミステリ味はベースにあるかもと思ってこれからも
買っていくような気がします。

そいでは!!
[58.190.166.62][Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/148.0.0.0 Safari/537.36]

2579. 2026年05月03日 03時45分18秒  投稿:SAMANA 
 前回に書いた「訳あって」は継続中ながら読了数が少なかったので感想は
おおむねこれまで通りの量。それにしてもいつになったら読書環境が整うの
か、私自身が一番知りたい……(^-^;。

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2026年4月の読了本

  1.『吠える犬』 E・S・ガードナー
  2.『聖悪女』 土屋隆夫
  
 2冊読了等。
 環境未整備とはいえ、ここまで自分がだらしないとは思ってもいませんでした。
いやもう本当に情けない( ノД`)シクシク…

極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 なし

○楽しめた
 『聖悪女』

・普通
 なし

△あまり楽しめなかった
 『吠える犬』

×楽しめなかった
 なし

『吠える〜』は、海外法廷ミステリ長編で弁護士ペリーメイスンシリーズの1作。
人物関係がほとんど見えなくて、ほとんど楽しめず。メイスン物は本当に相性が悪い。
『聖悪女』は、自身の特殊な身体を呪った女性の半生を描いた長編推理小説。
恨みや怨念といった要素がうかがえる梗概に不安を覚え、読み始めてからは主人公の
思い込みに若干無理を感じつつも、人情味ある人物像と予想外に理知的(作者像から
すれば予想通り)なミステリだったので、予想以上に楽しめたのが嬉しい。

2026年4月の購入本等

  1.『水 -本の小説-』 北村薫
  2.『鬼哭洞事件』 太田忠司
  3.『都会のトム&ソーヤ 22 ナイト列車で行こう!』 はやみねかおる
  4.『ジェノサイド(上) 新装版』 高野和明
  5.『ジェノサイド(下) 新装版』 高野和明
  6.『倫敦スコーンの謎』 米澤穂信
  
 6冊購入等
 1は、前月刊行分が買えなかったのを補完。
 2は、シリーズの直近作未購入に気づいて購入。
 3は、SNS情報で知って購入。
 6は、定期購入ダヴィンチ新刊文庫情報でチェック。
 4と5は、積読増やしていいかどうか悩みつつ、結局は購入。
 出世作『13階段』がとんでもなく面白かったので。

そいでは!!
[58.190.166.62][Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/147.0.0.0 Safari/537.36]

2578. 2026年04月05日 10時29分48秒  投稿:SAMANA 

 訳あって、今月読了本はおおむねアバウト評価のみ。ひょっとすると
しばらくこの状態が続くかも。体調不良とか悪いことは起きていません
が、とにかく「訳あって」ということで(^-^;。

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2026年3月の読了本

  1.『緑のハートをもつ女』 ローレンス・ブロック
  2.『密室レシピ』 折原一、霞流一、柴田よしき、泡坂妻夫
  3.『共犯マジック』 北森 鴻
  4.『狩野俊介の肖像』 太田忠司
  5.『三人のこびと』 フレドリック・ブラウン
  6.『羊歯行・乱蝶 ほか』 石沢英太郎
  7.『銀座迷宮クラブ』 生島治郎
  8.『ニジンスキーの手』 赤江瀑

 8冊読了等。
 かなり減らせて嬉しい限り。どこまで続くこのペース。

極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 なし。

○楽しめた
 『緑のハートをもつ女』『密室レシピ』『狩野俊介の肖像』
 『羊歯行・乱蝶 ほか』『銀座迷宮クラブ』

・普通
 『共犯マジック』『三人のこびと』『ニジンスキーの手』

△あまり楽しめなかった
 なし。

×楽しめなかった
 なし。

『共犯〜』は、占い書「フォーチュンブック」の狂言回しに乗り切れず。
『狩野俊介〜』は、しばらぶりの太田忠司ミステリ。このほろ苦くいけれ
どそれが当たり前にある現実のなかのヒューマンミステリストーリーがた
まりません。俊介くんシリーズなら尚更です。大好きです。


2026年3月の購入本等

  1.『ホロボの神 泡坂妻夫拾遺集』 泡坂妻夫
  2.『有栖川有栖のミステリな世界』 別冊ダ・ヴィンチ
  
 2冊購入等。
本来は3冊購入ながら4/30刊行文庫を忙しくて月内に買いに行けず翌月
繰り越し。後が苦しくなるので出来るだけ刊行月に買いたいけれど、仕
事が許してくれないというのは本当に悲しい……( ノД`)シクシク…

1.2.とも未読作品は信頼買い購入定番作家ですが、今回は企画の誘
惑に負けて購入。
1.は、既刊未収録作品もあるということで。
2.は、とにかく有栖川有栖のことをとにかく知りたくて。

そいでは!!
[58.190.166.62][Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/146.0.0.0 Safari/537.36]

2577. 2026年03月01日 09時33分49秒  投稿:SAMANA 

休みの日が本当に待ち遠しくて仕方がない日々を過ごしています。
あ〜何か楽しいことがないかなぁ〜<自分から動かない還暦ジジイ(^-^;。

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2026年2月の読了本

  1.『フォックスの死劇』 霞流一
  2.『美貌の帳 建築探偵桜井京介の事件簿』 篠田真由美
  3.『拳銃(ガン)』 エド・マクベイン
  4.『もう一人の私』 北川歩実
  5.『蔵屋敷の遣い 甲次郎浪華始末』 築山桂
  6.『メトロポリスに死の罠を』 芦辺拓
  
 6冊読了等。
 仕事イライラからの逃避で読了数増加。健康に悪いなぁ( ノД`)シクシク…。

極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 なし

○楽しめた
 『フォックスの死劇』『美貌の帳 建築探偵桜井京介の事件簿』
 『もう一人の私』『メトロポリスに死の罠を』

・普通
 『拳銃(ガン)』『蔵屋敷の遣い 甲次郎浪華始末』

△あまり楽しめなかった
 なし

×楽しめなかった
 なし

『フォックス〜』は、コメディベースながら中身はしっかり新本格と評価
の高い作家のミステリ長編。状況は派手なのに落ち着いた表現で見せてい
く(ユーモアを出す)タイプのようでまずまず面白いかったんですが、ミ
ステリネタも含め展開が淡々として進んでいくさまにちょっと物足りなく
思ったかも(「コメディだけど新本格」ゆえの味わいかもしれないけれど)。
ミステリネタも「それはちょっと……」と「おおっ!」の玉石混交の印象
でした。

『美貌の〜』は、超絶美男子名探偵フリーターと、その被保護者の高校生
男子のボイラヴを想起させるコンビを主人公にしたミステリ長編シリーズ
第6作目。
愛憎もつれるストーリーはミステリ度とあわせても正直「普通」の印象で
したが、新本格ミステリのシリーズものとしてのエンタメ外連味が心地よ
かったので「楽しめた」にしました。新本格に甘い私(*^.^*)エヘッ。
当然のことながら今作を存分に楽しもうと思うなら、今作までのシリーズ
全作内容を把握しておいたほうが吉。また、解説は西澤保彦なんですが、
この解説の文章と内容が私には難解すぎて途中で読むのを挫折。解説で挫
けたのは初めてかも(^-^;? この手の解説をじっくり読み込む辛抱強さと
読解力を養いたいものです<なら努力しろよ!

『拳銃』は87分署シリーズで有名な作家によるノンシリーズ犯罪小説。
アンダーグラウンドの世界で強盗暮らしの生活をおくっていた青年の、殺
人を犯した後の逃亡劇を回想を交えて描かれたストーリーでしたが、思う
ところも考えてしまうところも特に生まれず。共犯者の彼女、ジーニーの
キャラはちょっと良かったです。
あと、今と過去の描写を区別出来ず、混在して読み進め混乱してしまった
読解力のなさは、反省します( ノД`)シクシク…。

『もう一人〜』は、単なる「ひねり」でなく「大ひねり」と言えるネタを
全作に仕込んだミステリ短編集。正直、すごいなぁと感心。
ベストは、巧みな配置構成・無駄のない展開・切れ味のある意外さ等が素
晴らしかった「ささやかな嘘」。次点は、意外さではベストをしのぐほど
で見事に裏をかかれた「月の輝く夜」。1話目の「分身」がややこしすぎ
るネタ展開で、短編集としてはお勧め本までいかない印象を最初に抱いて
しまい、読了後もその思いが残ってしまったのが本当に残念。

『蔵屋敷の〜』は、江戸時代の大坂を舞台に、呉服屋の跡取りながらその
出生に謎がある甲次郎の行動を描く時代長編小説。
蔵屋敷で甲次郎の許嫁の信乃と従妹の千佐の身に起きた出来事を発端にし
た不審な出来事が描かれていて、そのストーリーはまずまず面白いものの、
気になったのは、主役の甲次郎に信乃と千佐、そして甲次郎の親友である
同心の丹羽祥吾との関係性の、何かしら含みを持たせる描き方。
信乃と丹羽祥吾との間は、ははぁんと想像のつく範囲内でニヤニヤ出来る
もので全然いいのですが、甲次郎と千佐とのものはシリーズ1作目(のは
ず)にしては書かれていない(であろう)出来事が曖昧模糊過ぎて&千佐
が不憫(であろう)過ぎて、ちょっと消化不良&甲次郎に悪い印象を覚え
ました。これもシリーズストーリーもののテクニックの一つなのかもしれ
ませんが。

『メトロ〜』は、パラレルワールドの大阪を舞台にしたエンタメ冒険活劇。
メインは本格ミステリでなく活劇ですがミステリネタが油断も隙も無くき
っちりちらばめられ、かつそれがある種の痛快さも生み出していて、少年
探偵団的冒険ストーリーで楽しめました。大阪弁キャラもやっぱり馴染み
があるのでいい感じ。多すぎると辟易するでしょうが(^-^;。
あと、序盤の列車消失トリックは、最後の最後の処理ネタに感心しました。


2026年2月の購入本等

  1.『invret II 覗き窓の死角』 相沢沙呼
  2.『意外な犯人 犯人当て小説傑作選』 綾辻行人他・福井健太編
  
 2冊購入等。
よく我慢してるなぁとジジイの自画自賛(^-^;
1.は、シリーズキャラ信頼買い。
読書ペースが飛躍的に上昇すれば他作品にも手を伸ばしたいところですが
難しいだろうなぁ……。今作も80歳になるまでには何とか読了したいもの
です…(〃´o`)=3 フゥ。
2。は、企画シリーズ信頼買い。
3作目にして最近の作家作品が選ばれているのでこのシリーズも今作で終
了だと思うのですが、今後もこの手の企画は、新しくて優れた作品が生ま
れ続ける限り、続いていってほしいなぁ。

そいでは!!
[58.190.166.62][Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/145.0.0.0 Safari/537.36]

2576. 2026年02月07日 09時45分58秒  投稿:SAMANA 

 ああもう仕事がうっとおしくて仕方なくイライラしっぱなし。愚痴しか
でてこない。この状態はミステリでもなかなか治癒できそうにないのが悲
しい( ノД`)シクシク…

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2026年1月の読了本

  1.『怪盗ニック対女怪盗サンドラ』 エドワード・D・ホック
  2.『リンゴォ・キッドの休日』 矢作俊彦
  3.『百鬼夜行 陰』 京極夏彦
  4.『火の神の熱い夏』 柄刀一
  5.『罪深き眺め』 ピーター・ロビンスン
  6.『アイルランドの薔薇』 石持浅海
  
 6冊読了等。
最近、読書の調子が良くて、心の中の読書スペースだけはホクホクと暖かい
です(*^ヮ^*)。

極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 『アイルランドの薔薇』

○楽しめた
 『怪盗ニック対女怪盗サンドラ』『百鬼夜行 陰』『火の神の熱い夏』
 『罪深き眺め』

・普通
 なし

△あまり楽しめなかった
 なし

×楽しめなかった
 『リンゴォ・キッドの休日』


『怪盗ニック〜』は、数多くの短編ミステリを生み出した海外ミステリ作家の
人気キャラ「怪盗ニック」の日本独自編纂短編集。
ベスト3は順不同で「レオポルド警部のバッジを盗め」「禿げた男の櫛を盗め」
「蛇遣いの籠を盗め」。キャラがよく不自然さもないのでどの作品も一定レベル
で楽しかったです。実は内容既にうろ覚えなんだけれど…(^-^;。
『リンゴォ〜』は、マンガ「気分はもう戦争」を除けば初読となるエンタメ作家
のハードボイルド中編2作。
作中、薬物で主人公がラリってしまう場面があり、幻覚内をさまようシーンなの
でかなり訳の判らない意味不明なもの描写であることはある意味当然なんだけれ
ど、私にとって問題は、そのシーンさながらに作品の最初から最後までかなり理
解しづらい文章で内容をほとんど理解できないまま読み終えてしまったことです。
読解力がないとここまで矢作作品を楽しめないものなのかと痛感。矢作作品はネ
ームバリューにつられてあと8作も積読があるのにどうしよう……。ちょっとだ
け憂鬱(^-^;。
『百鬼〜』は、京極堂シリーズ長編各作に登場した人物たちの身に起きた話を集
めた短編集。
各話の主人公たちの造形はいっさい記憶にないけれど、それでも面白かったのは、
ストーリーを最大限効果的に見せる文章表現がやっぱり巧みなのかなと思ったり。
あと、関口は本当に相変わらずの関口で、記憶の印象そのままでだったのが逆に
一安心。
『火の神の〜』は、著者の数あるシリーズのうち南美希風が探偵役を務めるミス
テリの長編1作目(らしい)。
文庫本約250ページの本格ミステリという最も好みの質&量な作品なのに、どこに
いたのかがキモになる「細かすぎる検証が必要」の苦手タイプだったので、引き
込まれるところまでのめりこめなかったが残念。真相はある意味、本格ミステリ
として定番的な着地でしたが、かえってそれが嬉しくて&面白くて楽しませても
らいました。
『罪深き眺め』は、イギリスの片田舎で覗き・盗難・殺人が並行して起きる田園
モジュールミステリ長編。
主要キャラはそこそこいい味してるし、ストーリー展開もそこそこ興味を持たせ
るものだし、終盤の見せ方もそこそこ興奮させてくれたけれど、全てが「そこそ
こ」で面白さが今ひとつ抜き出ていなかった印象。でも面白くないかというと、
そうとはやっぱり言えなくて…。何とももどかしいミステリです(^-^;。
『アイル〜』は、鮎川哲也が編者を務めた公募アンソロジー企画「本格推理」
出身作家である著者の本格ミステリ長編デビュー作。
これは予想以上に面白く読めました。警察が介入しないシチュエーションに納得
できたのが大きかったかも。その点も含め、世評の高い『月の扉』よりこちらの
ほうが私は断然好み。終盤の解明時に効果を発揮するミステリとしてのいくつも
の仕込み、読者は目にしていてわかるけれど作中の登場人物の間では判りえない
いくつもの仕掛けとそれらを読者に見せる見せ方が一つ一つ面白く本当に楽しめ
ました。作中のアイルランドをめぐる政治的状況や組織性質の事実性、登場した
警察のあっけないほど早い幕引き処理、スーパーマン過ぎる主人公の理屈付けが
なかったなど、気になる点も正直ありますが、それでもそれらを凌駕するほどの
多重な仕込みがすごく効果を発揮したミステリだと思います。


2026年1月の購入本等

  1.『シンポ教授のマジカルミステリー劇場』 新保博久
  2.『盗む男 ミステリ短篇選』 井上ひさし/井上恒編

 2冊購入等。
本当は院長文庫刊行の筒井康隆短編集も購入予定にしていましたが、1冊でも積読
本減少を目指して購入取りやめ。この積み重ねで自分が報われることになるんだと
信じておきます(^-^;。

そいでは!!
[122.29.33.108][Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/144.0.0.0 Safari/537.36]

2575. 2025年12月31日 11時20分45秒  投稿:SAMANA 

 大晦日でのんびりしています。年内で既に太ってしまったことを実感し
ています。来年は痩せたらいいなぁ……<努力意思皆無の超他人事(^-^;。

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2025年12月の読了本

  1.『始末屋卯三郎暗闇草紙』 結城昌治
  2.『骨音 池袋ウェストゲートパーク�掘戞\佚聴疥�
  3.『2026年版 このミステリーがすごい』 このミステリーがすごい!編集部編
  4.『殺人はリビエラで』 トニー・ケンリック
  5.『2026本格ミステリ・ベスト10』
  6.『とくまでやる』 清涼院流水
  7.『とくまつ 夜霧邸事件』 清涼院流水
  8.『とく。』 清涼院流水

 8冊読了等。年が終わることを言い訳にタガが外れて今月大量に買って
しまったので、この読了数は超嬉しいです。流水作品で年またぎ新年を迎
えたくなかったというのは裏本音(^-^;。

極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 なし。

○楽しめた
 『始末屋卯三郎暗闇草紙』『骨音 池袋ウェストゲートパーク�掘�
 『2026年版 このミステリーがすごい』『2026本格ミステリ・ベスト10』
 『殺人はリビエラで』

・普通
 『とくまでやる』『とくまつ 夜霧邸事件』『とく。』

△あまり楽しめなかった
 なし。

×楽しめなかった
 なし。


『始末屋〜』は、困りごとの相談を受けて銭を稼ぐ落ちぶれ武士、卯三郎
が「始末屋」として生きながらえていく様を描いた時代推理小説短編集。
講談その他で有名な人物を話に登場させるパターンの効果もあって楽しめ
たんですが、登場有名人物ほぼ全員の名前が何かしら聞いたことがあると
いう事実に逆にショック。今更ながら自分がジジイであることを思い知ら
されました( ノД`)シクシク…。
『骨音〜』は、IWGPシリーズ3作目の短編集。この呼称を最初見た時はプ
ロレスの大会しか思い浮かなくて、シリーズ名称の頭4文字に当てはまる
ことを知った時、かなり驚いたのはいい思い出。
3作目まで面白さは快調だったんですが最終話のDRUGがらみの話でトーン
ダウン。クスリにまつわるラブストーリーは好みにあわず残念でした。
『2026年版このミス〜』と『2026本格〜』は、毎年恒例エンタメランキン
グ企画本。
今年のこのミスランクイン本で気になって買ったのは『私立探偵マニー・
ムーン』。本格ミスベスでは、ランクインしていないものの複数の記事で
作者名がでていて、調べたところ未読文庫があることを知って買った七河
迦南『空耳の森』。また、本格ランクインの『探偵小石は恋しない』が気
になったものの、こちらは単行本だったので文庫化したら買おうかなと思
っています。まぁ覚えていればの話ですけど……(^-^;。
『殺人は〜』は、ユーモアサスペンス『スカイジャック』で名が知られる
作者のデビュー作となる海外コメディミステリ長編。
今作の目玉は○○車カーチェイスと事件の真相だと思っているんですが、
中盤以降で少し中だるみを感じたところと、事件の真相が個人的にはケン
リック作品っぽくなく違和感を感じてしまったのが残念。カーチェイスは
笑わせてもらいました。
『とくまで〜』『とくまつ〜』『とく。』は、それぞれ見せ方の趣向が異
なる、大量自殺&殺人&バトルのエンタメシリーズ長編。
『とくまで〜』は、9/1から12/12までの出来事を1日1ページの進行で描写。
『とくまつ〜』は、12/13の0:00〜3:30の出来事を数分1ページ進行で描写。
『とく。』は、12/13から4年目5/16までの出来事を1章1ページ進行で描写。
字面・字数の表現以外、特に思うところはなし。前月にも書いたように流
水作品の凄さを私は理解出来ていないんですが、今作でもその思いは変わ
らず。これで流水作品からは卒業します(たぶん)。


2025年12月の購入本等

  1.『2026年版 このミステリーがすごい』 このミステリーがすごい!編集部編
  2.『2026本格ミステリ・ベスト10』 探偵小説研究会編
  3.『死の絆 赤い博物館』 大山誠一郎
  4.『それでも旅に出るカフェ』 近藤史恵
  5.『パパイラスの舟 海外ミステリ随想』 小鷹信光
  6.『私立探偵マニー・ムーン』 リチャード・デミング
  7.『空耳の森』 七河迦南

 7冊購入等。気が緩んでたくさん買ってしまいました( ノД`)シクシク…。
1と2は、毎年恒例エンタメランキング企画本。
3と4は、信頼作家信頼買い本。
5は、事前調査で気になって購入決定した本。
6は、今年のこのミスランキング本で気になった本。
7は、今年の本格ミスベスの記事で触れられていた作家の直近文庫本。
気になったから買いましたし、埋もれたミステリ関連本の文庫復刊みたい
な企画は嬉しいから続けていってほしいんですが、失礼な物言いで申し訳
ないけれど小鷹信光本って需要があるんだろうかと心配です…(^-^;。


んでは、2025年読書で面白かったミステリ系エンタメ小説の再掲ご紹介。
今年は現実逃避の甲斐あって?、なんと6作もお勧めができました。
んでも、作品はほとんど昭和か平成中盤までのものばかり。奇跡的に手に
する機会がありましたら、楽しんでいただければ幸いです。


『浪漫疾風録』 生島治郎 講談社文庫

戦後ミステリ界隈の状況を、作者が早川書房編集者時代だったときの実体験
をもとに、登場する関係者も実名で書き上げた体験記小説。
編集者ならではの幅広い交友録で、
佐野陽・結城昌治・都築道夫・陳舜臣といった推理作家の面々だけでなく、
佐藤春夫・開高健・吉行淳之介・水上勉といった非ミステリ系作家、
中村真一郎・福永武彦・丸谷才一・小林信彦といったエッセイ・編集関係、
福島正美・小松左京・半村良といったSF系、
訳者・解説者でたびたび目にしてきた田村隆一・稲葉明雄・常盤新平・田中
小実昌、
そして言わずと知れた小泉喜美子などなど、
昭和30年代に人生真っ只中の人たちのリアルな息吹が体感出来て、嬉しくて
楽しくて本当にもうたまりません。
岡島二人・島田荘司以前の国内推理小説や翻訳推理小説を、古本等リアルタ
イムでなくても実際に読んで心ときめかせた人たちに対して、かなりお勧め
したい作品でございます。


『才女の喪服』 戸板康二 河出文庫。

歌舞伎の世界を題材にしたミステリをいくつも書き上げた作家が書いた、非
歌舞伎ミステリ長編。
全然派手じゃない。ドラスティックなシーンも皆無。詩をたしなむ人たちの
間でゆるやかに進む日常に、ごくごく微小ながら重なることで徐々に形にな
っていく不穏な空気が見え隠れしてくる作品世界にからみとられ、事件が起
きなくても先を読み進めずにはいられない話運びに脱帽。
ミステリの流れの中でのとある仕込みは比較的判りやすいものの、それ以外
の細かな事象が積み上げられてキッチリとミステリが構築されているのも推
理名作家の戸板康二ならでは。
ラストシーンはこういったストーリでの見本ともいうべき味わい深いもので、
ものすごく静的なのに感情がゆすぶられたことに感銘して心が震えました。
年寄りだからこういう感想なのかもしれないけれど、どちらかというと騒然
とした世界より静謐な世界のほうが好みという人で、ミステリを読んでみよ
うという人には(平成生まれの若い人ならなおさら)、真っ先にこの作品を
お勧めしたい。そう思ってやまない良作でありました。


『誘拐の果実』 真保裕一 集英社

ほぼ同じタイミングで起きる2つの誘拐事件を描いたサスペンスミステリ。
それぞれの誘拐事件にメインネタが仕込まれていて作者の姿勢と意気込みが感
じられたし、登場人物たちも誠実さ・小狡さ・醜悪さ・善良さ等をすべてあわ
せもった人間味あふれるキャラばかりなのに、かえって好感を覚えました。
そして何より……読み終えてみれば、かなり青臭い話でした。
だからいっそう大好きな作品になりました。読んで本当に良かったです。


『塗りつぶした顔』 戸板康二 河出文庫。

老歌舞伎俳優の名探偵、中村雅楽シリーズを生み出した昭和推理作家の、
ノンシリーズ推理短編集。
全作品が水準作以上、特に冒頭の2作が秀逸。
15ページほどの小品なのに、本格味の効いたワンアイデア・事件の構図と
母幼息子ものストーリーとの見事な組合せ・生の奥深さを逆意の単純さで
見事に表出させた最後3行、に感銘した「稚児鎧」。
父が倒れた現場に残されていた、大切にしていたにもかかわらず父が自ら
壊したであろう箱庭。父の死後、徐々に明らかになる父の歴史と箱庭の謎
との物悲しい繋がりと、これまた最後3行で映し出される父の心情がいと
おしい「箱庭の雨」。
贔屓の引き倒しを承知しつつも、この短編集もやっぱりお勧めとさせてい
ただきます。


『13階段』 高野和明 講談社文庫

死刑囚の無罪証明でバディを組んだベテラン刑務官と仮釈放中の青年の
追跡劇を描いたタイムリミットもの長編サスペンス。
内容が盛沢山過ぎて、正直、最終盤には胸やけ起こしてしまいましたが、
それでもやっぱり傑作で本当に読む手が止まらなかったほどの面白さ。
「人を殺めた」ことで己・家族・恋人・被害者側らに本当に何が起きて
しまうのか、心境事象全て巻き込んでの描写が心に響いて面白さを加速
させています。サスペンスながらミステリ的趣向もふんだんにあって、
しかもその一つ一つがすごく効果的なのもスゴかったです。
個人的には胸やけを起こした仕掛け(これもしっかり匂わせがある)は、
読者の心中整理に混乱を招かないためにも、ないほうが良かったように
思うのですが、それを差し引いても、充分お勧めできる傑作だと思いま
す。重たい描写もありますが、一人でも多くのエンタメ好きに知っても
らえれば嬉しい限り。


『人形はライブハウスで推理する』 我孫子武丸 講談社文庫

腹話術師の嘉夫、保育士の睦月、そして腹話術士の鞠夫という組合せの、
とっても不思議な三角関係トリオが事件を解決するシリーズ短編集。
我孫子作品を読むのは本当に久々。ユーモラスな作風は期待どおりでし
たが、各話の最後でこんなに心を暖かくしてくれる文章テクニシャンで
あるとは思ってなかったので本当にビックリ。多くの話の最後で癒され
て本当にほっこりしました。平成新本格1期生(1.5?)らしく、ミステ
リとしても日常の謎よりは刑事事件を(ほぼ)基本としているのもかな
り嬉しいところです。


そいでは!!
[58.190.10.228][Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/143.0.0.0 Safari/537.36]

2574. 2025年11月30日 13時35分31秒  投稿:SAMANA 

 早いもので今年もあと約1ヶ月を残すのみ。早く早く早く早く会社か
ら自由になりたい<大丈夫か(^-^;?

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2025年11月の読了本

  1.『13階段』 高野和明
  2.『ある晴れた朝 突然に 』 ハドリー・チェイス
  3.『鴇色の仮面 新宿少年探偵団』 太田忠司
  4.『秘密屋文庫 知ってる怪』 清涼院流水
  5.『人形はライブハウスで推理する』 我孫子武丸
  6.『絵に描いた悪魔』 ルース・レンデル
  7.『試験に出るパズル 千葉千波の事件日記』 高田崇史
  
 7冊読了等。
かなりいいペース。ゾーンに入ったのかもしれません…って、ゾーンて
何(^-^;?

極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 『13階段』『人形はライブハウスで推理する』

○楽しめた
 『ある晴れた朝 突然に』『鴇色の仮面 新宿少年探偵団』
 『絵に描いた悪魔』

・普通
 『秘密屋文庫 知ってる怪』『試験に出るパズル 千葉千波の事件日記』

△あまり楽しめなかった
 なし

×楽しめなかった
 なし

『13階段』は死刑囚の無罪証明でバディを組んだベテラン刑務官と
仮釈放中の青年の追跡劇を描いたタイムリミットもの長編サスペンス。
内容が盛沢山過ぎて、正直、最終盤には胸やけ起こしてしまいましたが、
それでもやっぱり傑作で本当に読む手が止まらなかったほどの面白さ。
「人を殺めた」ことで己・家族・恋人・被害者側らに本当に何が起きて
しまうのか、心境事象全て巻き込んでの描写が心に響いて面白さを加速
させています。サスペンスながらミステリ的趣向もふんだんにあって、
しかもその一つ一つがすごく効果的なのもスゴかったです。
個人的には胸やけを起こした仕掛け(これもしっかり匂わせがある)は、
読者の心中整理に混乱を招かないためにも、ないほうが良かったように
思うのですが、それを差し引いても、充分お勧めできる傑作だと思いま
す。重たい描写もありますが、一人でも多くのエンタメ好きに知っても
らえれば嬉しい限り。
『人形は〜』は、腹話術師の嘉夫、保育士の睦月、そして腹話術士の鞠
夫という組合せの、とっても不思議な三角関係トリオが事件を解決する
シリーズ短編集。
我孫子作品を読むのは本当に久々。ユーモラスな作風は期待どおりでし
たが、各話の最後でこんなに心を暖かくしてくれる文章テクニシャンで
あるとは思ってなかったので本当にビックリ。多くの話の最後で癒され
て本当にほっこりしました。平成新本格1期生(1.5?)らしく、ミステ
リとしても日常の謎よりは刑事事件を(ほぼ)基本としているのもかな
り嬉しいところです。
『ある晴れた〜』は、イギリス作家による完全無欠なアメリカンハード
ボイルド&サスペンス&バイオレンス長編。
ラスト1行に、チェイスが生み出した非情世界の真骨頂がうかがえてシ
ビれました(死語)。チェイスの非情さは、当時としては衝撃的なもの
だったと思うのですが、今の時代から見ると逆に「非情でないところの
線引きが(ストーリーテラーとして)上手い」と思っていたり。
『鴇色の〜』は、なぜか新宿だけで起きる超常現象に立ち向かう中学生
たちの活躍を描いたシリーズものの2中編。
各人のキャラ個性も際立っているし、本格ミステリに寄っていないエン
タメストーリーも面白くて一般受けしそうだし、当時どうしてブレイク
しなかったのが不思議。このレベルの作品がラノベ界隈では普通レベル
だったので特別視されなかったんだとしたら、ラノベ界恐るべしっ!!
ひょっとして当時ラノベとして刊行されていたら、狭範囲固定ファン層
の間で話題になって、ブレイクしていたのかも?
『秘密屋〜』は、都市伝説を扱ったエンタメ3短編。
正直、清流院流水の凄さを私は判っていないんですが、今作でもその
印象は変わらず。流水作品は、今あある積読本が終わったらもういい
かなと思っていたり。
『絵に〜』は、昔から続く住宅街に住む癖のありすぎる住民たちの中
の一人が、雀蜂に刺され死亡した出来事をめぐるミステリ長編。
苦手なタイプの作家作品でしたが、読みはじめの段階で作品世界を把
握するために割とゆっくり読み込んだのが功を奏したのか、比較的楽
しむことが出来ました。登場人物たちの人間像が人間臭くかなり嫌ら
しくて辟易しましたが。
『試験に〜』は、浪人生2人と眉目秀麗高校生男子1人の身の回りで
おきた謎を、無関係に各話で紹介されるパズルや定番各種パターンと
ともに描かれたシリーズ短編。
純粋なパズル問題は好きではないし、ミステリストーリーとしても正
直、面白いとは思えなかったです。高田崇史ミステリは、ちょっと自
分にあっていないかも。

2025年11月の購入本等

  1.『硝子の塔の殺人』 知念実希人
  2.『新しい花が咲く - ぼんぼん彩句』 宮部みゆき
  3.『横丁の名探偵 犯人当て小説傑作選』 仁木悦子他・福井健太編

 3冊購入等。欲望に負けて予定より1冊増してしまいましいたが、
止む無しとして自分を無理矢理納得させました。
 2は定番作家信頼買い。宮部積読はこれで52冊。なんとか死ぬまで
には積読0冊にしたいところ。
 3.はこうにゅうをきめた企画シリーズの2冊目。全3冊らしいの
で一安心。第二弾にして平成新本格時代の作品もあることから、所収
作が全て既読の可能性がでてきてちょと残念かも。未読作品があって
ほしいです。
 1.は欲望に負けた原因の作品。本屋で見かけ、確かランキング本
に入って騒がれたはず…との記憶に惑わされて購入。買ってよかった
と思えたらいいな。

そいでは!!
[58.190.10.228][Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/142.0.0.0 Safari/537.36]

2573. 2025年11月02日 13時58分33秒  投稿:SAMANA 

 超多忙になるはずなので、今回はほぼ必要最小限の書込み。しばらく
この状態が続くかもしれません。………イヤだなぁ(ぼそっ)。

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2025年10月の読了本

  1.『ランドルフ師と堕ちる天使』 チャールズ・メリル・スミス
  2.『作家小説』 有栖川有栖
  3.『名探偵は最終局に謎を解く』 戸松淳矩
  4.『蜻蛉始末』 北森鴻
  5.『決闘は血を見てやめる』 カトリーヌ・アルレー
  6.『巫女の館の密室』 愛川晶
  7.『ぶたぶた日記』 矢崎存美
  
 7冊読了等。
むっちゃ嬉しい。でも来月は厳しそう。もしくは超多忙の現実逃避で読了
増えるか(爆)?

極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 なし

○楽しめた
 『ランドルフ師と堕ちる天使』『作家小説』『蜻蛉始末』
 『ぶたぶた日記』

・普通
 『名探偵は最終局に謎を解く』『巫女の館の密室』

△あまり楽しめなかった
 『決闘は血を見てやめる』

×楽しめなかった
 なし

『ランドルフ〜』は、元アメフトのスターが牧師に転向した後、事件に巻き
込まれて探偵役を務めるシリーズものの長編作。
『作家〜』は、作家をテーマにしたミステリ味含むエンタメ短編集。
『名探偵は〜』、相撲・野球を扱ったミステリ作の主人公たちにキャラを置き
換え改稿した長編ミステリ。
『蜻蛉〜』は、明治維新時代の長州出身者2人の人生を描いた歴史エンタメ。
『決闘は〜』は、フランス著名ミステリ作家の長編作。
『巫女の〜』は、作者の代表キャラの美少女名探偵シリーズ長編作。
以上の作の感想は省略。
『ぶたぶた〜』は、中年オジサンぬいぐるみが参加したエッセイ講座の参加者
たちを各話の主人公にしたハートウォーム短編集
どの話もちょと暖かいけれどやっぱり最終話「今までで一番怖かったこと」
が心に染み込みまくり。生きるって大変だ。私なんて全然マシなんだとしみ
じみ思ったり。

2025年10月の購入本等

  1.『時計屋探偵の冒険 アリバイ崩し承ります2』 大山誠一郎
  2.『東野圭吾公式ガイド 作家生活40周年ver.』 東野圭吾作家生活40周年実行委員会
  3.『兇人邸の殺人』 今村昌弘
  
3冊購入等。比較的少ない購入数でいいペースです。
1は、定番作家作品信頼買いのシリーズ短編集2作目。ネットにアップされ
たデビュー?短編「彼女がペイシェンスを殺すはずがない」のみ読了しただ
けの積読8冊目。積読2桁到達はまず確実。
2は、定番作家の企画本。35周年verと同タイトルの読み物があるけれど、同じ
内容なのかどうかは気になるところ。
3は、定番作品シリーズ長編3作目? 実は購入予定から漏れていて、本屋で
実際に目にして購入。こういうことがあるから、実際に本屋に足を運ぶほうが
いいと思ってます。

そいでは!!
[122.29.44.223][Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/141.0.0.0 Safari/537.36]

2572. 2025年10月04日 08時45分40秒  投稿:SAMANA 

ようやく暑くなくなって久々に長袖シャツとジーパンを着用。まだ着慣れてい
ないのでなんだか変な感じ。ホラーミステリと思って読んでいたら単にホラー
だけだった時の読後感みたいな感じです<例えが全く判らない( ‥) ン???。

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2025年9月の読了本

  1.『天狗の落し文』 筒井康隆
  2.『奇妙な花嫁』 E・S・ガードナー
  3.『片想い』 東野圭吾
  4.『佐渡・密室島の殺人』 深谷忠記
  5.『まるごと宮部みゆき』 朝日新聞社文芸編集部編
 
 5冊読了等。
最後の追い込みで5冊にまで持って行けたのが良かったです。読みやすかった
宮部みゆき企画本さまさまです。

極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 なし。

○楽しめた
 『天狗の落し文』『片想い』『佐渡・密室島の殺人』
 『まるごと宮部みゆき』

・普通
 『奇妙な花嫁』

△あまり楽しめなかった
 なし。

×楽しめなかった
 なし。

『天狗の〜』は、断筆宣言時代を含めて10年にわたり、作者が思いついたこ
とを文章化し連載等していたものをまとめた企画モノ。
正直、ネタは玉石混交の石多めですが別にOK。なんせあの「陰悩録」を生み
出してるんだから鬼才&奇才加減は折り紙付きだし、何よりもタイトルが秀
逸。筒井康隆の書き散らしネタ=天狗の落し文との連想が秀逸すぎ。私の一
番のお気に入りはP174末期的いろは歌留多の「わ」の読み文句。
「わたし釈迦よねお釈迦さんよね」
このバカバカしさ、最高です。
#細川たかしデビュー曲を知ってないといけないのがネック。
#というか世代のズレが歌ネタの弱みで悲しい。確実に面白いのに。
『奇妙な〜』は弁護士ペリー・メイスンシリーズの初期長編作。
相談者の新妻の不審な行動を契機に弁護を請け負って検事と争う法廷もの。
創元推理文庫版のメイスン物としては比較的読みやすかったけれど、面白い
と感じるまで内容を理解したとはいえないまま読了にいたったのが残念。
『片想い』は、主人公が元大学アメフト部の女子マネージャーと再会したこ
とで、彼女の秘密と事件に巻き込まれていくミステリ長編。
本格味はないけれど、サスペンスと社会性と人間ドラマに満ち溢れた東野圭
吾らしいエンタメミステリ。今から四半世紀以上前にこのテーマでここまで
描いていることに驚き。内容の事実性や是非は判断できませんが、それでも
東野圭吾の良いところが表出して面白かったです。
『佐渡〜』は、おなじみ凸凹大人カップル、壮&美緒シリーズの長編作。
好きなシリーズ、好きなキャラたちなのでミステリとしては楽しめたものの、
真犯人である容疑者に対してここで描かれた捜査中の捜査思考・捜査方針の
決め方がもし現実世界で行われたとしたら、正直、冤罪を生みかねないもの
じゃないかと感じました。こういう捜査の進め方・考え方でないと真犯人に
実際はたどり着けないのかもしれませんが、それでもやっぱり怖く思えたり。
『まるごと〜』は、作品チャート・扉絵付作品ガイド・挿絵セレクト&作家
コメント・著者ロングインタビューなどをおさめた企画本。
文庫なのに扉絵ページが全部カラーだったり、推理小説新人賞受賞のデビュ
ー短編「我らが隣人の犯罪」が雑誌発表時の状態、挿絵・広告・詰将棋&碁
などもそのまま掲載されていたりと凝っていて素晴らしいです。個人的に一
番嬉しかったのは新人賞の選評も載っていたこと。選者の先見の明には感心
するばかりでした。

2025年9月の購入本等

  1.『神の呪われた子 池袋ウエストゲートパークXIX 』 石田衣良
  2.『蝦夷大王の秘宝 お江戸三爺からくり帖』 芦辺拓
  3.『マーブル館殺人事件 (上)』 アンソニー・ホロヴィッツ
  4.『マーブル館殺人事件 (下)』 アンソニー・ホロヴィッツ
 
 4冊購入等。
1と2。は定番信頼買い作家作品。
1.はシリーズ19作品目。読書順でまだ3作品目がまわってきていないの
が悲しい。
2.はノンシリーズもの。芦部作品の積読はこれで25作。これも読書順
番が早くまわってきてほしい作家さんです。
3.は巷の評判だけでの未読信頼買い作家作品。この上下本買ったら未読
なのに13冊も積んでしまうことに。全て読んで面白かったと思える作品
ばかりであることを願うしかありません……(^-^;。

そいでは!!
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2571. 2025年08月30日 20時20分16秒  投稿:SAMANA 

 ここ数年は読書に加えてアニメも主要癒し趣味になっていますが、ゲー
ムは今のところ含まれておりません。私のゲームはスーファミで止まって
います(プレステ1すら知らない)。もし趣味にゲームが加わってしまっ
たらと思うと……ブルブルブルっ!!!。怖すぎます(((( ;゚д゚))))アワワワワ

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2025年8月の読了本

  1.『天空への回廊』 笹本稜平
  2.『悪いうさぎ』 若竹七海
  3.『あなたの人生の物語』 テッド・チャン
  4.『目撃者なし』 樹下太郎
  5.『バルーン・タウンの手品師』 松尾由美

 5冊読了等。
 ここ3ヶ月ほど読了ペースが良く、月5冊超えと今の自分では信じられ
ないペース。でも来月はやっかいそうな海外ミステリもあってペースダウ
ン必至。なんとか頑張りたいなぁ……(遠い目)<懐死フレーズ


極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 なし

○楽しめた
 『天空への回廊』『悪いうさぎ』『目撃者なし』
 『バルーン・タウンの手品師』

・普通
 なし

△あまり楽しめなかった
 『あなたの人生の物語』

×楽しめなかった
 なし

『天空〜』はエベレストで巻き起こった国際的大問題に立ち向かう
日本人クライマーらの活躍を描いた長編山岳冒険小説。
手に汗握る展開でかなり楽しめていたし、結果としても楽しめたレベルな
んですが、中盤過ぎからよくもまぁこれだけ主人公を痛めつけられるもの
だと変なところで感心。終盤には限度を超越した動きっぷりに、ストーリ
ーへの納得度がちょっと減ってしまったのが惜しかったところ。
『悪い〜』は女探偵葉村晶の生き様を描いた人気シリーズの長編ハードボ
イルド。
葉村の仕事&生活&生き様っぷりはものすごく楽しめました。ただ、ミス
テリとしては逆に想像がつきやすそうな驚愕のシチュエーションだったん
ですが、話の内容から想像できそうな事件像とはあまりにもかけ離れてる
ものだったのでかなり驚きましたが、それゆえに説得力が感じられなくて
作品自体が少し宙に浮いたような印象になってしまったのが残念。インパ
クトは充分だったんだけれど…。
『あなたの〜』は国内外の賞を多数受賞した作品群をおさめた、海外SF短
編集。
正直、ほとんど楽しめず、最後の2作がかろうじて話についていくことが
できてそれなりに楽しめた(こう書くのも実は躊躇いがありますが……。
でも神の降臨のシチュエーションはかなり刺激的だと感じたのは確かホン
ト)けれど、表題作を含むそれまでの作品群は完全に範疇外。話に全くつ
いていけず、文字を眺め終えたらページをめくることを繰り返すだけの上
っ面状態。ここまで自分のイマジネーションが枯渇してるとは思いもして
いなくてああ悲しい。もうSFは楽しめないかもしれない( ノД`)シクシク…。
『目撃者〜』は、昭和30年代の会社社会を舞台にした長編推理サスペンス
60年以上前の作品なので、かなり古臭く感じるだろうなと読む前は思って
いて、実際に大卒への憧れ・単位の尺寸貫・事務機器の内容などなどレト
ロな世界充満中なんですが、人間の心理は現在とほとんど変わっていなく
てその面で充分に楽しめたことが逆に驚きでした。犯罪にかかる心理はも
とより会社に求められている「合理化」は今の時代も不変だし、主人公の
苦悩はまさにchatGPTにおびえる現代の社会人そのもので、感心しました。
話としては、主人公の男女の2人の哀切がいい味わいでした。
『バルーン〜』は、近未来の街で妊婦ワールド炸裂のバルーンタウンシリ
ーズミステリ短編集2冊目。
現実と異なる環境下ながら、その環境下だからこそ成立する謎解きをメイ
ンに堪能できて楽しめたと同時に嬉しくもなりました。平成新本格ミステ
リの第2世代にあたると思うんですが、本格小品ってやっぱりいいよなぁ
とにんまりしてしまいました(o^v^o)


2025年8月の購入本等

  1.『首切り島の一夜』 歌野晶午
  2.『新・黄色い部屋 犯人当て小説傑作選』陳舜臣他・福井健太編

 2冊購入等。 正直、少なくて嬉しい。
 1は定番信頼買い作家作品。でも、デビューした時は正直ここまで長命
作家になるとは思っていませんでした。申し訳ございません(* ᴗ ᴗ)⁾⁾。
 2は企画ものアンソロジー。正直、ふと魔が差して購入(^-^;。昭和の推
理作家ばかりで既読策が絶対に何作かあるはずですが、すべて忘れている
のでまぁいいかと。名作といわれる「妖婦の宿」(高木彬光)も面白かった
という記憶だけで内容覚えてないし┐( -"-)┌ヤレヤレ...

そいでは!!
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2570. 2025年08月03日 14時20分34秒  投稿:SAMANA 

 59年間生きてきたなかで、「暑い」を口にした数は今年が一番多いかも。
それにしても暑い暑い暑い暑い暑い………(^-^;。

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2025年7月の読了本

  1.『塗りつぶした顔』 戸板康二
  2.『ラストホープ』 浅暮三文
  3.『名門』 ディック・フランシス
  4.『名探偵は九回裏に謎を解く』 戸松淳矩

 4冊読了等。
 ぼちぼちでんなそうでんな(ひとりツッコミ)。

極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 『塗りつぶした顔』

○楽しめた
 『ラストホープ』『名門』

・普通
 『名探偵は九回裏に謎を解く』

△あまり楽しめなかった
 なし

×楽しめなかった
 なし

『塗り〜』は老歌舞伎俳優の名探偵、中村雅楽シリーズを生み出した昭和
推理作家の、ノンシリーズ推理短編集。
全作品が水準作以上、特に冒頭の2作が秀逸。
15ページほどの小品なのに、本格味の効いたワンアイデア・事件の構図と
母幼息子ものストーリーとの見事な組合せ・生の奥深さを逆意の単純さで
見事に表出させた最後3行、に感銘した「稚児鎧」。
父が倒れた現場に残されていた、大切にしていたにもかかわらず父が自ら
壊したであろう箱庭。父の死後、徐々に明らかになる父の歴史と箱庭の謎
との物悲しい繋がりと、これまた最後3行で映し出される父の心情がいと
おしい「箱庭の雨」。
贔屓の引き倒しを承知しつつも、この短編集もやっぱりお勧めとさせてい
ただきます。
『ラスト〜』登場グループたちは、解説にある「情報制限で謎めく」どこ
ろか誰が何やら全然わからず理解不能だし、夢の情景は「幻想的」どころ
か会得できなさ過ぎて文意がまったく頭に入らなくて、途中までは正直、
上っ面の惰性読み。終盤になってようやくグループ像が認識でき、それぞ
れのキャラの良さからクライムコメディとしてけっこう楽しむことができ
ました。読み返したらより面白く読めそうです(読まないけど)。
『名門』。解説に例えればサイドストーリーにあたるのかもしれないが、
ヴァージニア(ジニイ・ノゥルズにかかる全ての描写と、最終盤に記され
た「新聞が糾弾し、他所の父親たちが涙にくれている未解決の凶悪事件を
解決すべく歩いて行った。」との一部の文章が、埋もれていく膨大な量の
殺人事件一つ一つが深い悲しみに満ちたものであるという、改めての「気
づき」にハッとさせられて嬉しかったです。
『名探偵は〜』、平成半ば頃に東京創元社が三部作として文庫刊行化され
たミステリ長編の2作目。
確かに本格ミステリっぽい謎解き展開はあるけれど、とあるキャラ2人の
状況の不自然さはどうにも納得できず、今一つの印象で終わってしまった
のが残念。

2025年7月の購入本等

  1.『ワトソン力』 大山誠一郎
  2.『恋する殺人者』 倉知淳
  3.『ダブル・ミステリ 月琴亭の殺人/ノンシリアル・キラー』 芦辺拓

 3冊購入等。
 ぼちぼちでんなそうでんな(ひとりツッコミ)。

全て定番信頼作家購入。
1・2は短編集。3は本の表側から「月琴亭の殺人」、本の裏側から「ノ
ンシリアル・キラー」をそれぞれ読みすすめる体裁になっていて、真ん中
部分に解決篇が1つあり。2作の解決篇が1つってどういうこと?と思い
ながらも、その真相は読んだときのお楽しみ、ということにいたします。

そいでは!!
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2569. 2025年07月02日 09時57分48秒  投稿:SAMANA 

 人間ドッグに向かう途中、冷房のないO駅内のベンチで書き込み中。
朝早いので店も開いていないし、そもそも受診前には何も口にしちゃ
いけないので店に入ることができない。徐々に暑くなってきたし書き
終えるまでに身体が溶けなきゃいいんだけれど……(^-^;

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2025年6月の読了本

  1.『恋人たちの小道』 ナンシー・ピカード
  2.『ワンダーランド in 大青山』 倉阪鬼一郎
  3.『聖夜は黒いドレス スカーレット・パラソル2』 新庄節美
  4.『顔に傷のある男』 イェジィ・エディゲイ
  5.『怪盗クイーン 陽炎村クロニクル』 はやみねかおる
  6.『エドの舞踏会』 山田風太郎
  7。『リセットルーム』 はやみねかおる

 7冊読了等。
 5冊超えの読了はか〜な〜り久々。250ページ前後のボリューム本が
多かったのが要因ですが、なんとも嬉しい限りです。

極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 なし

○楽しめた
 『ワンダーランド in 大青山』『聖夜は黒いドレス』『顔に傷のある男』
 『怪盗クイーン 陽炎村クロニクル』『エドの舞踏会』

・普通
 『恋人たちの小道』『リセットルーム』

△あまり楽しめなかった
 なし

×楽しめなかった
 なし

『ワンダー〜』は妖狐が主人公の和風ファンタジー。
ミステリ色あると思い込んでたけれどほとんどナシ。でもコメディ&メロウを
楽しめました。
『聖夜は〜』は、女子高生回怪盗が活躍するミステリ長編。
カップルのやり取りの微笑ましさが「尊くてよき」でした。
『顔に〜』は、東欧ポーランドの海外警察ミステリ。
物珍しさ・生活臭・人間臭さ・国は違ってもやっぱり人ってあんまり変わらな
いのね、などで面白かったです。
『怪盗クイーン〜』は、青い鳥文庫人気シリーズ長編14作目?。
前作『インド『もう一つの0』』との続き物なので、珍しく前作の再読とセッ
トで読了。おかげで筋立てがはっきり理解できて楽しめました。さすがに虹北
恭助の『フランス陽炎村事件』まで読み返しはしなかったんですけど、ちょと
後悔しています( ノД`)シクシク…。
『エド〜』は、鹿鳴館に集う重鎮の婦人たちの生き様を描いた短編集。
多くの話にでてくるキャラの、今短編集でのあり方がよく判らなかったものの、
各話それぞれ楽しめました。一番はやっぱり最後の「ル・ジャンドル夫人」。
こみあげてくる哀切がたまりません。
『恋人〜』は海外ミステリ作家の人気シリーズ2作目の長編。でも1作目は未
読(^-^;。
海外モノでよく感じる、よくわからないユーモアに今回も振り回された印象。
読み取りが浅いのも主要因だと判ってはいるんだけれど……。
『リセット〜』は、あまり知られていないかもしれないシリーズの長編3作目。
ネット上のあやふやな存在・不確定な立ち位置というのはちょと苦手分野なの
で、それなりに楽しめた感じ。竹を割った解決が欲しいんですけど、私、ホン
トにミステリが好きなのか(^-^;?


2025年6月の購入本等

  1.『青瓜不動 三島屋変調百物語九之続』 宮部みゆき
  2.『怪盗クイーン 陽炎村クロニクル』 はやみねかおる
  3.『リセットルーム』 はやみねかおる
  4.『栞と噓の季節』 米澤穂信

 4冊購入等。
 すべて定番の信頼買い作家作品ばかり。はやみね作品は基本、購入即読み
なので未読積読0冊ですが、米澤作品は27冊、宮部作品は51冊が未読積読。
生きてる間に絶対に読み切るぞっ!! と思うようにしよう…(๑ •̀ω•́)۶ファイト!!

そいでは!!
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2568. 2025年06月06日 16時32分08秒  投稿:SAMANA 

低血糖あるいは熱中症症状のような体調不良で早引き中に書いてます(^-^;。
これだから還暦間近ジジイはイヤなんだ……<自分のことですけど。

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2025年5月の読了本

  1.『試走』 ディック・フランシス
  2.『九つの殺人メルヘン』 鯨統一郎
  3.『ガラスの城』 松本清張
  4.『スタバトマーテル』 近藤史恵

 4冊読了等。まずまず。

極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 なし。

○楽しめた
 『九つの殺人メルヘン』『ガラスの城』『スタバトマーテル』

・普通
 『試走』

△あまり楽しめなかった
 なし。

×楽しめなかった
 なし。

『九つ〜』は、とあるバーの一角で実際の事件をグリム童話の各話に関連付けて
解き明かしていく安楽椅子探偵パターンの短編集。
ユーモア基調の文章は安定して面白いです。ミステリ的には特に目を引くところ
はなかった印象。でも話を楽しめたから"ヨシ"です。
『ガラス〜』は、昭和高度成長期時代の会社を舞台に、からみあう社内人間関係
のなかで起きた殺人事件を描いた長編推理。
清張作品内の世界像と文章には相変わらず水が合わないと感じたものの、大胆な
理由と犯人像が楽しめたから"ヨシ"です。
『スタバト〜』は、声楽の道をあきらめた女性が版画家と出会ったことで起こる
ラブサスペンスミステリ。
等身大の主人公の、嘘っぽさのない生き生きした造形がとても良かったです。ミ
ステリとしても安定した面白みがある意外性(変な表現だ)が楽しめたから"ヨ
シ"です。
『試走』は、ウマ娘よりはるか以前に競馬関連エンタメのうち「競馬ミステリ」
として名をはせたシリーズ長編の1作。
閉塞感漂う未知なる大国、ソビエト(現ロシア)が舞台のせいか作品全体がどん
よりしていて重くるしいことこの上なし。事件の構図も理解できないところが多
かったため、他の競馬シリーズ作にくらべて面白く思うところがかなり少なかっ
たというのが正直なところ。次のシリーズ作に期待。


2025年5月の購入本等

  1.『わたしのいないテーブルで デフ・ヴォイス』 丸山正樹

 1冊購入等。よしよし。

最近定番購入することに決めたシリーズ作が文庫化されたので購入。今の
読書ペースだとシリーズ1作目を読むのは約25年後の85歳のとき。生きて
るのか、私?(^-^;

そいでは!!
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2567. 2025年05月06日 08時28分04秒  投稿:SAMANA 

5月の連休最後の休日にようやく書き込み。今日一日は「明日から仕事」と
いう事実に立ち向かうことに終始することにします( ノД`)シクシク…。

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2025年4月の読了本

  1.『子どもの王様』 殊能将之
  2.『誘拐の果実』 真保裕一
  3.『そして誰かいなくなった』 夏樹静子
  
 3冊読了等。
2がかなりボリュームのある作品で実際には4冊分ほど読んだ状態なので、及
第点としておこう(^-^;。

極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 『誘拐の果実』

○楽しめた
 『子どもの王様』

・普通
 『そして誰かいなくなった』


△あまり楽しめなかった
 なし

×楽しめなかった
 なし

『誘拐〜』はほぼ同じタイミングで起きる2つの誘拐事件を描いたサスペンス
ミステリ。
それぞれの誘拐事件にメインネタが仕込まれていて作者の姿勢と意気込みが感
じられたし、登場人物たちも誠実さ・小狡さ・醜悪さ・善良さ等をすべてあわ
せもった人間味あふれるキャラばかりなのに、かえって好感を覚えました。
そして何より……読み終えてみれば、かなり青臭い話でした。
だからいっそう大好きな作品になりました。読んで本当に良かったです。
『子ども〜』は、読者対象を子どもにも向けた講談社レーベルのうちの1作。
こちらも登場人物たちの人生模様描写や、作品全体を覆う不穏な空気と終盤の
サスペンス味が上手く結合していてかなり面白かったんですが、案内板ネタに
今ひとつ納得できなかったのが残念。
でも、読者対象が子どもにも向けられていたから、試みとしてこういうネタを
あえて入れたのかなと思ったりもしていて、それはそれでとても好印象だった
りするのです。
あと、「団地」というキーワードと各種人生模様描写があることの類似点だけ
で大友克洋の『童夢』を想起したけど、判ってくれる人が一人ぐらいはいそう
な気がしていたり(^-^;。
『そして誰か〜』は、タイトルから通りアガサ・クリスティ『そして誰もいな
くなった』の世界をモチーフにしたミステリ。
特殊シチュエーションが前提での、今作のストーリー展開はほとんど見るべき
ところがなく、ミステリとしてはごく普通の出来。いろいろ膨らむ話の始末の
付け方だけちょっと良かったのが救いでした。

2025年4月の購入本等

  1.『ロンドン・アイの謎』 シヴォーン・ダウド
  2.『九つの殺人メルヘン』 鯨統一郎

 2冊購入等。
 1は、刊行年にベストテン企画もので結構話題になっていた作品。新規海外
作家本の購入は久々。楽しみです。
 2.は積読本入力漏れ。意識がない状態での積読増はむっちゃ損した気分
で悲しいっす( ノД`)シクシク…

そいでは!!
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2566. 2025年04月10日 15時15分27秒  投稿:SAMANA 

 新年度になって仕事はさらにしんどくなりました。それだけ。早く辞めたい……。

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2025年3月の読了本

  1.『猫はこたつで丸くなる 猫探偵正太郎の冒険�掘戞ー禿弔茲靴�
  2.『才女の喪服』 戸板康二
  3.『魔』 笠井潔
  4.『ビロードの爪』 E・S・ガードナー

 4冊読了等。
 あと1冊読了しておきたかったところ。
 ガードナーがやっぱり鬼門でした( ノД`)シクシク…。

極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 『才女の喪服』

○楽しめた
 『魔』

・普通
 『猫はこたつで丸くなる』『ビロードの爪』

△あまり楽しめなかった
 なし

×楽しめなかった
 なし

『猫はこたつで〜』は、猫が探偵役を務めるシリーズ物の短編集。
ミステリとして特に目を引く話はなく、シリーズものとしての面白さも、
他の作品をすっかり忘れてるものだから特に面白みも感じずに終了。
申し訳ないですが本当に「普通」でした。
『才女の〜』は、歌舞伎の世界を題材にしたミステリをいくつも書き上
げた作家が書いた、非歌舞伎ミステリ長編。
全然派手じゃない。ドラスティックなシーンも皆無。詩をたしなむ人た
ちの間でゆるやかに進む日常に、ごくごく微小ながら重なることで徐々
に形になっていく不穏な空気が見え隠れしてくる作品世界にからみとら
れ、事件が起きなくても先を読み進めずにはいられない話運びに脱帽。
ミステリの流れの中でのとある仕込みは比較的判りやすいものの、それ
以外の細かな事象が積み上げられてキッチリとミステリが構築されてい
るのも推理名作家の戸板康二ならでは。
ラストシーンはこういったストーリでの見本ともいうべき味わい深いも
ので、ものすごく静的なのに感情がゆすぶられたことに感銘して心が震
えました。
年寄りだからこういう感想なのかもしれないけれど、どちらかというと
騒然とした世界より静謐な世界のほうが好みという人で、ミステリを読
んでみようという人には(平成生まれの若い人ならなおさら)、真っ先
にこの作品をお勧めしたい。そう思える良作でありました。
『魔』は、私立探偵の飛鳥井が依頼を受けた事件をおさめた中編2作。
ハードボイルドに本格ミステリの面白さを併せ持つと評価されているロ
ス・マクドナルド作品を手本にしたといだけあって2作ともミステリと
して楽しめました。特に1作目「追跡の魔」は予想できてもおかしくな
いネタながら全く気づけなかったので、よりいっそう驚きが増して面白
かったです。2作目は私には少し逆転し過ぎの印象で今ひとつ。ただ、
職業探偵として地味な飛鳥井の描写は2作ともよかったです。
『ビロードの爪』は、ガードナー処女長編&人気シリーズ弁護士ペリー
・メイスンものの第一作目。
前に読んだ『幸運な足の娘』の感想とほぼ同じ。登場人物たちの思惑と
考えからなる筋立てが全く理解できず"ぽか〜ん"状態。いつの日かメイ
スンものを面白がれる日がくるんだろうか……(^-^;。


2025年3月の購入本等

  1.『まぐさ桶の犬』 若竹七海
  2.『世界で一番透き通った物語2』 杉井光
  3.『化石少女と七つの冒険』 麻耶雄嵩
  4.『パラレル・フィクショナル 予知夢の殺人』 西澤保彦
  5.『名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは河童と踊る』 太田忠司
  6.『マスカレード・ゲーム』 東野圭吾

 6冊購入等。
 多いけれど、このメンツならやむなしといった感じ。
 杉井光の続編が面白ければいいんだけれど、1作目を死ぬまでに読める
かなぁ……(遠い目)。

そいでは!!
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2565. 2025年03月02日 10時07分04秒  投稿:SAMANA 

 引き続き多忙のため、今回は記載が最小限レベル。ごめんなさい<(_ _)>。

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2025年2月の読了本

  1.『月の扉』 石持浅海
  2.『UMAハンター馬子 闇に光る目』 田中啓文
  3.『オールド・ディック』 L・A・モース

 3冊読了等。少ない( ノД`)シクシク…。

極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 なし。

○楽しめた
 『月の扉』『UMAハンター馬子 闇に光る目』

・普通
 『オールド・ディック』

△あまり楽しめなかった
 なし。

×楽しめなかった
 なし。

 『月の扉』は本格ミステリ長編。
  意外と特殊状況でなくミステリネタに対して違和感。
 『UMAハンター馬子〜』は未確認生物を扱ったお笑いエンタメ。
  関西人は馴染んでるっぽいドタバタエンタメ。UMA知識がしっかりしていて
  ドタバタだけでない世界観も関西人好みか。
 『オールド〜』は、78歳の元探偵が事件に巻き込まれるハードボイルド。
  展開は面白いけれど主人公の造形が自分の好みに合わず今イチな読後感。
  高齢による底辺下での騎士スピリッツ、などを欲していたのかも


2025年2月の購入本等

  1.『うしろにご用心』 ドナルド・E・ウェストレイク
  2.『ミミズクとオリーブ〈3〉』 芦原すなお
  3.『世界の望む静謐』 倉知淳
  4.『大鞠家殺人事件』 芦辺拓

 4冊購入等。まぁまぁ。
 実は1月末刊行本ばかり。忙しくて書店に行けず2月購入になったんですが、
2月刊行の購入文庫本はナシ。翌月送りの損した気分と当月ゼロの得した気分が
からまりあって何だか変な気分です。

そいでは!!
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