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336. 2006年06月12日 00時06分02秒 投稿:砂時計 |
「政権交代が早いのは平成日本の特徴だよ。君が特別ダメなわけじゃない」 こんばんは、砂時計です。 のりりんさま いらっしゃいませ。 >こっちは知っていても相手はこちらをまったく知らないと >いう方から、アニメ声(表現は違いますが)と言われました。 おー、いよいよ「アニメ声認定」という感じですね(何だそりゃ)。 告白すると、「大人声を出したい」という表現に、イケナイ連想が働いてしまいましたすみませんすみません……。 おっしゃる通り、『ミニモニ。でブレーメンの音楽隊』から灰谷のセリフの引用です。 というわけで、今回の書き出しも灰谷語録より↑ 書きこみ、どうもありがとうございました。 SAMANAさま いらっしゃいませ。 映画のボニピン、良かったですよ〜。 演技も全く違和感なくハマッてました。 パンフレットでの監督との対談も面白かったです。 『ブレイブ・ストーリー』、スニーカー文庫版は漢字をかなに開いている箇所が多いんだったかな?スニーカー文庫版の巻末にそんなことが書いてあったような気がします。 堅実なお買い物をなさっているようで何よりです。自分はカード払いで、しかもボーナス月支払いなもので、あとで苦しくなるのが分かっているのについつい……。 そういえば宮部みゆき『火車』も長年積みっぱなしだなあ(と、こんな話題で思い出す)。 書きこみ、どうもありがとうございました。 ■6/11の購入本 ●『髑髏検校』 横溝正史 (徳間文庫) ・創元推理文庫 ●『さよなら妖精』 米澤穂信 ●『百万の手』 畠中恵 ●『一応の推定』 広川純 (文藝春秋)――第13回松本清張賞受賞作。 ●『スズキが覗いた芸能界』 松尾スズキ (太田出版)――2004年に出た本ですが、本屋で見かけてちょっと立ち読みしたところ、TBSの磯山晶プロデューサーとの対談が面白かったので購入。いきなり窪塚くんの話で始まるというのが何とも。 |
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335. 2006年06月11日 23時10分16秒
投稿:SAMANA [http://www.asahi-net.or.jp/~yu4m-nkns/index] |
ごぶさたしてます。16号室SAMANAです〜。 >嫌われ松子の一生 小説の作者、山田宗樹さんを実はつい最近まで『リアル鬼ごっこ』の 作者(山田悠介)とごっちゃにしていたのは恥ずかしいから内緒という ことで(爆)。 あと、「嫌われ〜」はBONNIE PINKが気になっております。 いやもう、昔からファンなもんですから(笑)。 『ブレイブ・ストーリー』は角川文庫版もスニーカー文庫版もスルー。 (イラスト有り無し・文字の大きさの違いなんですかねぇ) 『天使はモップを持って』『クライマーズ・ハイ』『時計を忘れて森へ行 こう』は今月購入予定文庫。今月は欲しい本がいっぱいあって、絞り込む 時の涙の量がハンパじゃなかったです(苦笑)。 そいでは!! |
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334. 2006年06月11日 00時05分20秒 投稿:砂時計 |
「生きてもない……」 こんばんは、本日六度目の砂時計です(……って、書いてるうちに日付変わっちゃいましたが)。 『週刊少年マガジン』に連載されていた天樹征丸・さとうふみや『探偵学園Q』がドラマ化され7/1に日本テレビ系で放映されるそうですね。 キュウ役が神木隆之介で、メグとカズマは志田未来、松川尚瑠輝の『女王の教室』コンビ。これはちょっと楽しみ。 単発スペシャルではありますが、原作は長編としての性格も強いことですし、『金田一少年の事件簿』の「学園七不思議殺人事件」の時同様、連ドラ化をにらんだパイロット版なんだろうなあ、という気がします。 光原百合『十八の夏』がTBSのオムニバス・ドラマの一篇として7/17に放映されるようですね。 単行本も文庫本も出てすぐに買ってるんですが、積読状態。これを機会に読もうかな(加納朋子『てるてるあした』についても同じようなこと書いて結局まだ読んでないくせに……)。 やはり光原百合作品の『時計を忘れて森へ行こう』も親本積読状態のままで今月発売される文庫本を買うことになりそうですが。 ■5/27〜6/9の購入本(6) ●『パラレル』 今野敏 (中公文庫) ・文春文庫 ●『嘘は罪』 連城三紀彦 ●『天使はモップを持って』 近藤史恵 ●『クライマーズ・ハイ』 横山秀夫 |
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333. 2006年06月10日 23時41分11秒 投稿:のりりん |
こんばんは。24号室・のりりんです。なんか今日は催し物で、こっちは知っていても相手はこちらをまったく知らないという方から、アニメ声(表現は違いますが)と言われました。大人声を出したい今日この頃です。(と、まったく関係ない日常報告ですね) >「なぜならば彼女たちは僕のことが好きだから。そしてそれはなぜならば、僕は頭もいいし顔もいい。スポーツだって得意なほうだし、性格だって悪くはないから」 この言葉をどっかで聞いたなあとずっと考えていました。 「ミニモニ ブレーメンの音楽隊」ですね! |
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332. 2006年06月10日 23時34分13秒 投稿:砂時計 |
「ジークナオン!」 こんばんは、本日五度目の砂時計です。 『パチ漫―かわかずお作品集』(洋泉社)読了。 ありとあらゆるマンガ家の絵と作風を高いクオリティで再現してパロディ/パスティーシュ作品を生み出してきた「パチ漫」シリーズの一部が単行本化。 収録作品は、 「パチ漫入門」(元ネタ・学習まんが) 「足立のゲン」(元ネタ・『はだしのゲン』+『あしたのジョー』) 「名たんていカゲマソ」(元ネタ・『名たんていカゲマン』) 「カストロ球団」(元ネタ・『アストロ球団』) 「コースをねらえ!」(元ネタ・『エースをねらえ!』) 「包丁人アジ平」(元ネタ・『包丁人味平』) 「二丁目の夕日」(元ネタ・『三丁目の夕日』) 「某出版社版編集王」(元ネタ・『編集王』) 「アイドル スーパースター列伝」(元ネタ・『プロレス スーパースター列伝』) 「ビー・バップ ハイティーンズ」(元ネタ・『BE-BOP-HIGH SCHOOL』) 「BOYS B…まで」(元ネタ・『BOYS BE…』) 「哭きの龍」(元ネタ・『哭きの竜』) 「わたしは新語」(元ネタ・『わたしは真悟』) 「恐怖スポーツ新聞」(元ネタ・『恐怖新聞』) 「サラリーマン魔ン太郎」(元ネタ・『魔太郎がくる!!』+『サラリーマン金太郎』) 「地獄の裏子守唄」(元ネタ・『地獄の子守唄』) 「画の鳥」(元ネタ・『火の鳥』) 単行本化が実現したのは嬉しい限りなんですが、もっと面白い作品は他にもあるので、これ一冊で終わってしまわないことを願います(編集者ネタの重複など作品選択にはちょっと不満も)。 この本に解説を寄せている長谷邦夫氏の『パロディ漫画大全』くらいのボリュームで全作収録した一冊本だったら良かったのになあ(『パロディ漫画大全』のほうは自分のマンガに関する教養の無さゆえに充分にその面白さを味わうことができなかったんですが)。 元ネタ作品の権利関係などで単行本化が叶わない作品などがなければいいんですけどね。 続巻があるとしたら、『DEATH NOTE』と、その原作者・大場つぐみの正体と見られているガモウひろしの『とっても!ラッキーマン』を混ぜ合わせた「LUCKY NOTE」も是非収録してほしいところです。 ■5/27〜6/9の購入本(5) ●『ザレゴトディクショナル 戯言シリーズ用語辞典』 西尾維新 (講談社ノベルス) ●『ダ・ヴィンチ』7月号 |
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331. 2006年06月10日 22時43分06秒 投稿:砂時計 |
「お客様をつかもう」 こんばんは、本日四度目の砂時計です。 先週の金曜日に映画『嫌われ松子の一生』を観てきました。 爆笑。ボロ泣き。思いっきりツボでした。 去年の私的ベスト1映画は『リンダ リンダ リンダ』でしたが、今年はコレで決まりかなあ。 ■5/27〜6/9の購入本(4) ●『嫌われ松子の一生』(上・下) 山田宗樹 (幻冬舎文庫)――どんな脚色が施されたのかが無性に知りたくなり、映画を観た帰りに本屋に寄って購入。 ●『嫌われ松子の一生』 山田宗樹 (幻冬舎スタンダード)――で、文庫版を買った翌日に新書判も購入。いや、文庫は文庫で欲しかったんですが、そっちは分冊だったので一冊本も欲しいなあ(特にこういう物語は)というのと、文庫は映画バージョンの表紙のを選んだのでオリジナル・デザインのも欲しいなあ、という理由で……。 ●『『嫌われ松子の一生』オフィシャル・ブック』 (キネマ旬報社)――映画のオフィシャル・ブック。キャスト&スタッフインタビューなどの他に、シナリオが掲載されているのが嬉しい(キャスト&スタッフインタビューといえば、映画のパンフレットも700円が安く思えるくらいの充実ぶりでした)。 ●『嫌われ松子の一年』 中谷美紀 (ぴあ)――主演女優による撮影日記。監督との憎まれ口の叩き合いがムチャクチャ面白い。監督の心無い一言で気持ちが切れ、現場をあとにしたという深刻なトラブルの話もありましたが、この本を読んだ限りでは、監督との不仲だの和解だのと大げさに騒ぐほどの対立は感じられず、むしろ羨ましい関係だなあ、と自分には思えました。 |
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330. 2006年06月10日 22時09分23秒 投稿:砂時計 |
「ストロベリー・トーク中だ黙ってろ」 こんばんは、本日三度目の砂時計です。 『週刊少年サンデー』で九年間連載されていた藤田和日郎『からくりサーカス』が先週号で閉幕。 終盤の展開には不満もありましたが、長い間楽しませてもらいました。 特に「からくり編」が始まってから「サーカス編」が終わるまでの面白さは抜群で、どれだけの興奮と感動を味わったことか。 多くの伏線の収束には、ミステリの意外性に通じる快感も。中には最初から計算していたわけではなかっただろうと思われるものもありましたが、鈴木光司の『リング』『らせん』『ループ』と同様、後づけの伏線でも上手く活用すれば効果があるんだなあ、と思い知らされました。 その藤田和日郎の『藤田和日郎短編傑作集(1) 夜の歌』(小学館文庫)を読了。 未読だった初期作品も新鮮でしたが、やはり実力をつけてから描かれた「からくりの君」や「夜に散歩しないかね」のほうが面白さはずっと上。 実はこの短編集を買ったのは「夜に散歩しないかね」が収録されていたからで、これ、ミステリ漫画として大好きな作品なんですよねー。 大正時代の話で、古き良き「探偵小説」の世界が描き出されています。怪奇性、猟奇性、大仕掛けなトリック。個人的には「記憶」についての謎解きが好みです。 探偵の削夜秋平も魅力的。飄々とした外見と雰囲気を持ちながら、暗い影を抱えたキャラクター。雑誌で読んだ時から思っていることですが、彼(あるいは最後で姿を見せた人物)を探偵役としたシリーズを描いてくれないかなあ。 ■5/27〜6/9の購入本(3) ●『リピート』 乾くるみ (文藝春秋) ●『シェルター 終末の殺人』 三津田信三 (東京創元社◎ミステリ・フロンティア) ●『バロム・1/クロスファイル』 (リイド社)――三年前に発売された文庫本ですが、初めて本屋で目にして購入。劇画・特撮・アニメ、全ての『バロム・1』についてのオールストーリーガイドや設定資料集などが掲載された一冊。特撮ドラマ版のプロデューサーだった平山亨氏や白鳥健太郎役の高野浩幸氏(<「高」は本当は旧字)、アニメ版プロデューサーの土橋哲也氏、原作者・さいとう・たかを氏らのインタビューもあり。 |
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329. 2006年06月10日 20時20分16秒 投稿:砂時計 |
「ただいま」 こんばんは、本日二度目の砂時計です。 角川文庫版(上中下巻)が出てすぐに内容は同じ角川スニーカー文庫版(全四巻)も発売。 アニメ映画公開という事情はあるにしても珍しいケースじゃないでしょうか、宮部みゆき『ブレイブ・ストーリー』。 ■5/27〜6/9の購入本(2) ・創元推理文庫 ●『りら荘事件』 鮎川哲也 ●『不思議島』 多島斗志之 ●『パチ漫―かわかずお作品集』 かわかずお (洋泉社) ●『ミステリマガジン』7月号――創刊50周年記念号。 |
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328. 2006年06月10日 13時07分17秒 投稿:砂時計 |
「ママン……アンジェリーナ」 こんにちは、砂時計です。 二週間ぶりの書きこみになります。書こうと思うことが溜まっちゃって一気に書くのが難しくなり、書きあぐねている内に間が開いちゃったんですが、小出しにしてチョコチョコ書いていこうかと思っています(<一つの文の中に同じ言葉が頻出する悪い例)。 前の書きこみで書いたドラマ『グルメ探偵 ネロ・ウルフ』の邦題ですが、よく考えたら「美食探偵」ってのも変ですね。それを言うなら「美食家探偵」か……語呂わる……っつーか、原題が『The Nero Wolfe Mysteries』なんだから、『ネロ・ウルフの事件簿』とかでいいじゃん!と思うのですが……。 ちなみにネロ・ウルフとは関係ありませんが、ピーター・キングの小説のやつは、原題が『The Gourmet Detective』で、そのまんま「グルメ探偵」なんですよね。 ■5/27〜6/9の購入本(1) ●『狂い咲く薔薇を君に 牧場智久の雑役』 竹本健治 (カッパ・ノベルス) ●『時効警察オフィシャル本 『時効警察』に時効はないと言っても過言ではないのだ』 (太田出版) ●『創』6月号――特集「マンガはどこへ行く」中の荒川弘×久米田康治対談目当てで購入。現在の久米田作品は紙の原稿じゃなく全部パソコン上での製作だとか、『さよなら絶望先生』で固有名詞に伏せ字を入れるのは(入れる入れないの判断も含めて)編集者の仕事だとか、興味深い話がいろいろ。 |
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327. 2006年05月27日 16時12分53秒 投稿:砂時計 |
「なぜならば彼女たちは僕のことが好きだから。そしてそれはなぜならば、僕は頭もいいし顔もいい。スポーツだって得意なほうだし、性格だって悪くはないから」 こんにちは、砂時計です。 最近違和感を覚えたこと。 ・柴田よしき『シーセッド・ヒーセッド』が高橋克典主演で『保育士探偵危機100発!今夜もヨロシク☆』というタイトルでドラマ化されること。いや、自分は花咲慎一郎シリーズ未読なんですが、文庫の解説などを読んで抱いていたイメージとはギャップが(実際に読むとそうでもなかったりするんだろうか)……。 ・WOWOWで第2シリーズ放映中の『グルメ探偵 ネロ・ウルフ』というドラマの邦題(第1シリーズ放映の際に雑誌で知った時から引っかかってた)。気になるのは自分だけかもしれないけど「グルメ探偵」という言葉がちょっと……「美食探偵」ならまだいいんだけど……。 ・『サスペリアミステリー』7月号掲載の鮎川哲也「下り“はつかり”」のコミカライズ作品での美形の鬼貫警部(違和感は覚えるけど、個人的にはコレもいいかという気も)……。 ・■5/22〜5/27の購入本 ●『ST 警視庁科学特捜班 青の調査ファイル』 今野敏 (講談社文庫) ・角川文庫 ●『ブレイブ・ストーリー』(上・中・下) 宮部みゆき ●『ロケット★ボーイ』 宮藤官九郎 ●『犯人当てアンソロジー 気分は名探偵』 我孫子武丸 有栖川有栖 霧舎巧 貫井徳郎 法月綸太郎 麻耶雄嵩 (徳間書店) ●『本の窓』6月号 |
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326. 2006年05月22日 00時08分55秒 投稿:砂時計 |
「あれが・・・噂の女子高生探偵か」 こんばんは、砂時計です。 ここ数日は、『特捜最前線』DVD化決定のニュースで頭がいっぱいであります。そのサイトで予告編は見られるは、ファンの投票結果を元に収録エピソードが決まるということでどれに票を入れるか悩まされるわ(一人につき五話限定って少なすぎ!)……ああ、何はともあれめでたい限りです。 さて、先日発売された北村薫『街の灯』文庫版の貫井徳郎解説で、「円紫さんと私」シリーズ、「覆面作家シリーズ」に続く第三のシリーズという紹介がされていましたが……一冊しか出ていない巫弓彦ものはシリーズとしてカウントされないわけですか……ちょっと悲しい。 ■5/15〜5/20の購入本 ●『神様のパズル』 機本伸司 (ハルキ文庫) ・講談社文庫 ●『スイス時計の謎』 有栖川有栖――親本積読中。 ●『被害者は誰?』 貫井徳郎――親本積読中。 ●『分冊文庫版 塗仏の宴 宴の始末』(上・中・下) 京極夏彦 ●『匣の中』 乾くるみ ・集英社文庫 ●『ZOO 1』 乙一――親本積読中。 ●『ZOO 2』 乙一――親本積読中……って、元は一冊本ですが。文庫版にはオマケもあり。 ・ハヤカワ・ミステリ文庫 ●『ラスト・ダンス』 エド・マクベイン ●『神のはらわた』 ブリジット・オベール ●『少年は探偵を夢見る 森江春策クロニクル』 芦辺拓 (創元クライム・クラブ) ●『藤田和日郎短編傑作集(1) 夜の歌』 藤田和日郎 (小学館文庫) ・講談社コミックス ●『Q.E.D.―証明終了―』[24] 加藤元浩 ●『C.M.B. 森羅博物館の事件目録』[02] 加藤元浩 ●『冥宮ミステリーファイル VISIONZ』 本島幸久 ●『冥宮ミステリーファイル ちょっと探偵気分』 本島幸久 ●『野性時代』6月号――宮部みゆき・戸川安宣をゲストに迎えた「北村薫のミステリ作家探訪」で、横溝正史『びっくり箱殺人事件』を原作とした探偵作家クラブによる文士劇についての話や資料が載っていたので購入。城昌幸は顎十郎役だったのかー。 ●『IN★POCKET』5月号 ●『本の雑誌』6月号 ●『ドラマ』6月号――『富豪刑事デラックス』第1話・第2話のシナリオ掲載。 |
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325. 2006年05月14日 00時25分25秒 投稿:砂時計 |
「とってもいいク○ニするとの評判で源頼朝 征夷大将軍に」 こんばんは、砂時計です。 先日放映された『土曜ワイド劇場』の『事件12』の原作が小杉健治『絆』だったということを書きましたが、午後に再放送されていた『事件11』のクレジットを確認すると、これも小杉健治原作でした(『月村弁護士 逆転法廷』)。 ちょっと気になって、「夢野わーるど」さんで調べてみたところ、第一作の原作が(当然のことながら)大岡昇平『事件』で、そのあと『事件2』〜『事件10』までは原作なしのドラマオリジナル。『事件11』から原作付きになったようですね。これからは『11』『12』のように小説を原作として続けるのかな。 ■5/12の購入本 ・光文社文庫 ●『修道士カドフェル21 修道士カドフェルの出現』 エリス・ピーターズ――シリーズ唯一の短編集。全21巻完結。 ●『OZの迷宮 ケンタウロスの殺人』 柄刀一 ●『模倣密室 黒星警部と七つの密室』 折原一 ●『影を踏まれた女 新装版』 岡本綺堂 ●『名探偵、大集合! シリーズ・キャラクター総登場短編集1』 赤川次郎――シリーズ・キャラクター物の短編を三冊に分けて網羅する企画の第一弾とのこと。この一冊目には〈幽霊〉〈三毛猫ホームズ〉〈夫は泥棒、妻は刑事〉〈悪魔〉〈吸血鬼〉の各シリーズの短編を収録。幽霊シリーズからは「裏切られた誘拐」が採られていて嬉しい。好きな短編の一つなのです。これが『土曜ワイド劇場』で映像化された時(たしか浅茅陽子演じる永井夕子から藤谷美和子演じる丸山夕子へ、というドラマ版オリジナルのヒロイン交代第一作だったと記憶)、動機が変更されてウェットな話になっていて、かなりガッカリしたものでした。 ●『殺意の風景』 宮脇俊三 ●『名作で読む推理小説史 わが名はタフガイ ハードボイルド傑作選』 ミステリー文学資料館 編 ●『闇電話 異形コレクション』 井上雅彦 監修 ●『さよなら絶望先生』[第三集] 久米田康治 (講談社コミックス)――第一集と第二集も買いたかったのですが、近くの書店には再出荷でページにヤスリがかかったものしか無かったのでスルー(個人的には多少汚れててもヤスリがかかってない本が欲しいのです)。出てすぐに買っときゃ良かった。 |
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324. 2006年05月12日 12時38分09秒 投稿:砂時計 |
「いっしょに赤ちゃん作って食べようよ」 こんにちは、砂時計です。 足立さま いらっしゃいませ。 先日はお付き合いいただき、どうもありがとうございました。 お話しできて、とても楽しかったです。 >私などは本もろくに読まずに、知ったかぶりを並べていただけで、 >おはずかしいかぎりです。 知ったかぶり度は自分のほうが上かも。年々積読本が増えるばかりで……。 >しかし、狭山市とはなんの縁もないのに横溝正史展とは、 >よくやってくれます。 なんか、熱烈な横溝ファンの職員がいて、その人の情熱で実現したみたいですね。ええ話や。 >また、下のドラエもんの謎なぞは、見たことがあります。 >22世紀の「小学四年生」だかに載っていたのでしたかね。 そうです、そうです。自分はリアルタイムで掲載誌を読んだんですが(ああ、なつかしの「ドラとバケルともうひとつ」)、作中の「未来の『小学四年生』」の中身って、結構実際の『小学四年生』のその掲載号とシンクロさせていて、パロディになってた記憶があります(連載マンガのタイトルなんかも)。 この「イプシロン」もそうですが、作者の言語センスが光るセリフによる笑いが、自分にとっては『ドラえもん』という作品の面白さの重要な部分を占めていたんですよね。 >また機会があればよろしくお願いします。(「1986年のマリリン」 >で海渡英祐の「伯林ー一八八八」の替歌を作れ、と20年前に他人に >言われたことがありますが、無理みたいですね) 無理とおっしゃらず、今度是非聞かせてください、「1888年のベルリン」(いや、「1888年のモリリン」かな)。それまでに読んでおきたいと思います、『伯林−一八八八年』(長年積読状態でして……)。 またお会いできる機会がありましたら、よろしくお願いいたします。 書きこみ、どうもありがとうございました。 |
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323. 2006年05月12日 02時57分47秒 投稿:足立雅弘 |
いまさらですが、先日はお疲れ様でした。いろいろお話させていただきましたが、私などは本もろくに読まずに、知ったかぶりを並べていただけで、おはずかしいかぎりです。あの後も、充実した連休だったようで、狭山市にまで行かれたのですね。当方はそう遠くもないのに、狭山どころか世田谷文学館にも行かない無精者です。しかし、狭山市とはなんの縁もないのに横溝正史展とは、よくやってくれます。20年ほど前に狭山市に住んでいましたが、そのころは博物館自体がなかったです。 また、下のドラエもんの謎なぞは、見たことがあります。22世紀の「小学四年生」だかに載っていたのでしたかね。 また機会があればよろしくお願いします。(「1986年のマリリン」で海渡英祐の「伯林ー一八八八」の替歌を作れ、と20年前に他人に言われたことがありますが、無理みたいですね) |
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322. 2006年05月12日 01時46分01秒 投稿:砂時計 |
「牛はみんなそう言うんだ」 こんばんは、砂時計です。 先日のオフで話に出しながら思い出せなかった、刊行予定だったラインナップが河出書房新社に移行することになった叢書のことですが、こちらに戻ってから確かめたところ、晶文社ミステリでした。 ところで、今週、晩ご飯を食べながら親が見ている『NHK歌謡コンサート』(<演歌の番組です)に何気なく目をやったところ、歌詞のテロップが以前に比べてかなり大きな文字になっているんですね。最近の文庫本みたいだ、と思いました。 ■5/11の購入本 ●『街の灯』 北村薫 (文春文庫)――親本積読中。 ●『対談集 発想の原点』 松本清張 (双葉文庫)――対談相手は佐野洋、五木寛之、井上ひさし、筒井康隆。佐野洋との対談だけザッと読みましたが、自作について「動機重視」ということだけを評価する向きに異を唱えるところとか、いろいろ興味深い話があって面白かったです。 ・講談社ノベルス ●『εに誓って』 森博嗣――εっつーと、ドラえもんが大笑いしていた未来のなぞなぞ「アルファがベータをカッパらったらイプシロンした。なぜだろう?」を思い出します。 ●『本格ミステリ06 2006年本格短編ベスト・セレクション』 本格ミステリ作家クラブ 編 |
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321. 2006年05月08日 23時43分07秒 投稿:砂時計 |
「ウオン ウオン(あなたは人間 わたしは犬 禁じられた恋だということはよくわかっていますっ)」 こんばんは、砂時計です。 『週刊少年ジャンプ』今週号の中に、『DEATH NOTE』の、西尾維新によるオリジナル小説「アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件」の告知が。書かれている文からすると、どうやらマンガの物語以前の話で、Lの探偵としての活躍を描く作品みたいですね。これは楽しみ。 そう言えば以前、乙一による『ジョジョの奇妙な冒険』の小説版の話もあったと思うけど、あれはどうなったのかなあ。 のりりんさま いらっしゃいませ。レスが遅れてすみません。 五日はどうもありがとうございました。とても楽しかったです。 >たしか小杉健治か小林久三の作品だったと思います もしかしたら検察審査会を扱った小杉健治『検察者』かな?自分は読んだことないんですが、出た当時、佐野洋『推理日記』で取り上げられていたような記憶があります。情報ありがとうございます。 >なかなか難しいと思いますが、 >またお越しの際はぜひぜひ遊びましょうー。 是非是非よろしくお願いします。 どうもありがとうございました。 かい賊さま いらっしゃいませ。 お会いできて嬉しかったです。24号室への書きこみを拝見すると喋りを抑え目になさってたようですが、今度お会いする機会がありましたらご遠慮なしの爆裂トークを期待いたしますです。 >女性ボーカルが似合う高音域な男性は同年代の誇りです。 >これからもがんばってください(何を?)。 そ、そうでしょうか?これからもがんばります(何を?)。 かい賊さまの渋いブルージィなお声も素敵でしたよ(近藤房之介のお話も出てましたし、柳ジョージやSIONの歌なんかも聴いてみたいと思いました)。 >今度はドラマ今昔物語でもしましょう。 いいですねー。またお会いできましたら、その時には是非。 どうもありがとうございました。 と、お二方の書きこみにありましたように、GW中、東京で黒猫荘関連の方とお会いしてきました(以下、掲示板に書くのはどうかと思うような長文になりますが、ご容赦を)。 ミステリとは違う分野のサイトのオフ会に誘われて東京行きを決めたんですが、どうせならと思い、以前、東京へ出た時は一緒に歌いましょう、とお誘いを受けていた24号室・のりりんさんに連絡を取ったところ、他の方にも呼びかけてくださって、32号室・紅さん、89号室・かい賊さん、52号室に書きこみをなさっている屋根裏の足立さん、と全員で五名のミニオフが実現。 五月五日、午後一時。待ち合わせ場所に行ってあたりを見回したところ、光文社文庫の『人形はなぜ殺される 新装版』を手に持っている人が。別にそれを目印に決めていたわけではないんですが「足立さんに違いない!では隣に立っている方がかい賊さんなのでは」と思い、声をかけてみたらその通り(聞いてみたらかい賊さんも『人形〜』で足立さんとわかったそうで)。そこにのりりんさんもやって来て、初めましての挨拶のあと、カラオケへ。 ミステリに関係した歌プラスアルファの選曲での二時間。のりりんさんの甘いお声、上述のかい賊さんの渋いブルージィなお声、足立さんのナマ替え歌、と堪能させてもらいました。 カラオケのあと、紅さんと合流し、喫茶店へ。 あの作家、この作品、とミステリ話だけであっという間の三時間。 特に足立さん、紅さん、かい賊さんのお三方は読書の幅も広く、自分なんかは「へえー」と感心しながらただ聞き入るだけという局面もしばしば。 今思い返すと、自分はなんか舞い上がっちゃって、独りよがりの支離滅裂なことをくっちゃべってたような気がして恥ずかしいんですが、それはそれとして、本当に楽しい時間でした。 のりりんさん、足立さん、紅さん、かい賊さん、どうもありがとうございました。 で、東京へ出ることがあったら連絡を、という約束を以前交わしていた方がもう一人いらっしゃって、それが30号室の店主さま。 こちらは翌日六日の夕方にお会いすることに。他に18号室の無謀松さん、よくお邪魔するサイトの管理人の方でいわいさん、月うさぎさん、とこちらも自分を入れて計五人の集まり。 お会いして食事、そしてカラオケへ(<また?)。「マッハバロン」や「江戸の黒豹」を一緒に歌うことができたのは幸せでした、店主さま。カラオケのあとは喫茶店でミステリ中心の話。鮎川哲也の未完長編『白樺荘事件』は『白の恐怖』と違い「三番館」のバーテン物だったというのを何かで読んだという話をしたら「それはないでしょう」とアッサリ否定されたのですが……確かにそう書いてある文章を目にした覚えがあるんだけどなあ、うーん……。 七日は前日の集まりでお勧めがあった狭山市立博物館の企画展「金田一さん!出番です −博物館で楽しむ横溝正史−」へ。 一時間半ほどかけて、のんびりと見学を。『犬神家の一族』の英訳版の裏表紙の説明文では同作品が金田一物の最初の作品にされちゃってるのか、むむ。と些細なことはともかく、自分にとっては色々と見応えのある内容。杉本一文画伯のサイン会の日に行けなかったのは残念ですが。 そんなこんなのGWでありました。 ■5/8の購入本 ●『山上たつひこ自選傑作集 ベスト・オブ・がきデカ』 (宝島社 ワンダーランドコミックス)――コンビニ本(再発なのかな?)。作者が選んだ十九本(それぞれの扉に本人の選評付き)。巻末には山上たつひこインタビュー、山上たつひこデータベース、特別書き下ろし 喜国雅彦「がきデカ2003」(一ページ)が。 ●『ダ・ヴィンチ』6月号 |
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320. 2006年05月08日 17時34分00秒 投稿:かい賊 |
こんにちは。 先日はお目にかかれて光栄でした。雰囲気が想像通りの方だったので、とても安心(?)しました。 女性ボーカルが似合う高音域な男性は同年代の誇りです。これからもがんばってください(何を?)。 また機会があるといいですね。今度はドラマ今昔物語でもしましょう。ではまた。 |
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319. 2006年05月05日 21時16分07秒 投稿:のりりん |
24号室・のりりんです。 今日はお疲れ様でした。カラオケも喫茶店も楽しくて時間が足りないくらいでしたね。えへへ。 以前「陪審員制度」の映画についてコメントいたしまして、そのときに原作読んだことあるような話をしました。たしか小杉健治か小林久三の作品だったと思います(かなりうろ覚えですが)。ということをお話しようと思っていて、すっかり忘れていました。 なかなか難しいと思いますが、またお越しの際はぜひぜひ遊びましょうー。 |
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318. 2006年05月01日 02時08分45秒 投稿:砂時計 |
「エロいよエロいよ谷隼人はいつも上半身裸だから松岡きっこはエロいよ」 こんばんは、砂時計です。 NHKの朝ドラ『純情きらり』を見て、劇団ひとりの金田一耕助役もアリかな、と思うこのごろ。 ◆ゆうべは『土曜ワイド劇場』の『事件12』をラジオ番組を聴きながら視聴(なもんで理解度50%くらい。でもそれなりに楽しめました)。エンディング・クレジットを見てちょっとビックリ。これ、小杉健治『絆』が原作なんですね(自分は未読)。シリーズ第一作だけ大岡昇平『事件』が原作で、あとは全部オリジナルだと思ってたんですが……なるほど、弁護士視点の法廷物なら何でも使えるわけか。 しかし、「私、夫を殺しました…妻はなぜ嘘の自白をしたか?W不倫のワナ!使われなかった片道切符に謎が」なんてサブタイトルを付けるくらいだったら、まず「絆」の一文字を入れろよなあ。新聞のテレビ欄にも小杉健治原作とは書いてないし(脚本・監督の名前はあるのに)。日本推理作家協会賞受賞作だぞー。 ◆雑誌『TV station』にLA在住のライターが向こうで放映されているドラマの情報を伝える「海外ドラマ超先取りレポートfrom U.S.A.」という連載があるんですが、発売中の号で紹介されている作品が、かなり気になります。 タイトルは『The Closer』。CIAで尋問の特別トレーニングを積んできた凄腕の女刑事がロサンゼルス市警殺人課(コロンボと同じだ)のチーフになって部下を指揮する刑事ドラマということなのですが、「複雑すぎる伏線と、些細な事実を巧みに結び、犯人を追いつめ、自白せざるを得ない状況を作りあげるストーリー展開は天才的。ぼんやり観ているとケムに巻かれた気分になるので、ビデオを巻き戻して、鮮やかな謎解きを完全理解したくなる」……観たい!観たいぞ!早く日本上陸しないかな。日本上陸といえば、イギリスのミステリ・ドラマ『ジョナサン・クリーク』もまだなんですよね。 ◆『小説推理』6月号の佐野洋「推理日記」の中で、『オール讀物』4月号に掲載された芦辺拓「裁判員法廷二〇〇九」が取り上げられていました。自分は残念ながら読んでいないんですが、佐野氏のこの作品に対する賞賛と不満は、自分がやはり芦辺作品の『十三番目の陪審員』を読んだ時に感じたこととほとんど同じものでした。プロットには感心させられたけど、陪審員のディスカッションの面白さを期待して読んだら、あれれ、という感じで肩透かしをくらっちゃったんですよね(勝手な期待ではあったんですが)。 ◆創元推理文庫のコナン・ドイル『緋色の研究』新版が書店に出ていました。変わったのは活字だけ。何か新しいオマケがあったら買ったんだけどなあ。 自分は、この『緋色の研究』だけは、創元推理文庫の阿部知二訳じゃないとダメなのです。初読時に、ある場面でのホームズのセリフ「毒殺」にシビレちゃいまして。他の訳みたいに「毒殺です」「毒殺ですよ」じゃなく、一言「毒殺」。やっぱりこれじゃないと。 ■4/27〜4/30の購入本 ●『ルームメイト』 今邑彩 (中公文庫) ●『絶体絶命 ギャンブル・アンソロジー [ゲーム編]』 結城信孝 編 (ハヤカワ文庫JA) ・創元推理文庫 ●『グラン・ギニョール城』 芦辺拓――親本積読中。文庫版だけのボーナス・トラックあり。解説・辻真先。 ●『怪奇小説傑作集3 英米編III』 H・P・ラヴクラフト 他 ・ハヤカワ・ミステリ文庫 ●『セントラル・パーク事件』 クレイグ・ライス ●『影と陰』 イアン・ランキン ●『サーカスのすべて からくりサーカス公式ガイドブック』 藤田和日郎 (少年サンデーコミックス)――連載はフィナーレが近い長編マンガの、二年前に発売されたガイドブック(作者のロング・インタビューもあり)。「サーカス編」閉幕までは本当に面白かったなあ。それ以降の展開には不満があるけれど、それでも、胸を熱くさせられた名場面の数々は今思い出しても涙がにじんでくるほどで、やっぱり好きな作品なのです。 |
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317. 2006年04月27日 01時30分33秒 投稿:砂時計 |
「ホラ 宝石ってキラキラして美味しそうじゃないですか」 こんばんは、砂時計です。 『週刊SPA!』今週号。コラム「岩井道のマンガ極道」で、つのだじろうによる横溝マンガが取り上げられていたので思わず買っちゃいました。久々に見たなあ、『八つ墓村』で妙蓮の口からエクトプラズムが立ちのぼる心霊シーン。 このコラムの記述では『八つ墓村』『犬神家の一族』『悪魔の手毬唄』の全部が講談社漫画文庫から出ていると受け取られそうだけど、『八つ墓村』だけは出てないんですよねー(影丸穣也版の同タイトルが既に出ていたからなのかもしれませんが)。 現在は講談社漫画文庫版も版元品切れみたいだし、つのだ版三作、どっかからまた出してくれないかなあ。 さて、東野圭吾『容疑者Xの献身』については読んだ時に「面白かった」という感想を書いて終わっていたはずで、理解し難い言いがかり(としか自分には思えない)に端を発する「論争」に長々と付き合って何か書くというのも気がひける面があるんですが……。 「本格ではない」「難易度の低い本格であり、本格として高い評価を与えるのはおかしい」というどちらの意見にも自分は反対の立場です。 一つ不思議なのは、「難易度」を評価の物差しにしている人は、どうして『X』のみを問題にして『扉は閉ざされたまま』の高評価については言及しないんだろう、ということ。倒叙ミステリの「本格」要素という観点からすると、最後に提示される「犯人のミス」はあまりに見え見えで、「難易度」の高低を評価基準にして『X』の高評価を問題視するのであれば、この作品についてもそうしてしかるべきだと思うのですが(もちろん、それを補って余りある長所がこの作品にはあるわけで、自分自身は高評価が不当だとは思いませんが)。 『ミステリマガジン』6月号には、我孫子武丸氏と二階堂黎人氏による『容疑者Xの献身』についての文章が掲載されています。 二階堂氏の文章は内容が破綻しまくりで見るべきものはありませんでしたが、我孫子氏が『X』を読んで「ひいてしまった」というポイントは、指摘されてみると、なるほど作品の弱点と思えるものでした(それも修正することが可能な種類のもの)。そうか、プロット自体は自分には納得のいくもので笠井潔氏の論にも反発を覚えるだけだったけど、作中人物の反応については確かにそうだなあ。 ■4/26の購入本 ●『ミステリマガジン』6月号――特集「鉄道ミステリの旅」。 ●『活字倶楽部』春号 |
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