急性結膜炎(きゅうせいけつまくえん)

 

●急性結膜炎はなぜ起こるの?

細菌・ウィルス・カビなどの微生物、紫外線、ほこり・ごみ・摩擦などの物理的刺激、酸・アルカリなどの科学的刺激、花粉などによるアレルギー反応などによって結膜に炎症が起こります。
このうち、短期間に集団的に発生する急性結膜炎がいわゆる“はやり目”といわれるもので、日常よく見られる代表的な病気です。これは、患者の目からの分泌物がもとで感染します。ウィルスによるものが最も多く、伝染性も非常に強いので感染予防がとても大切です。

ウィルス性急性結膜炎の種類と症状!

◇はやり目 〜流行性角結膜炎〜

まぶたの裏側のブツブツや充血、まぶたの腫れ、流涙などの症状が激しくあらわれます。感染してから7〜14日で発病します。

◇プール熱 〜咽頭結膜熱〜

プールで感染することがあり、プール熱とも呼ばれます。結膜にブツブツができて、咽頭炎(いんとうえん)による発熱を起こします。感染してから5〜7日で発病します。

感染予防対策6か条!

  1. 手を流水や石けんでよく洗う。
  2. 休養をとって体力をおとさない。
  3. 学校・幼稚園・保育園は医師の許可があるまで休む。
  4. 人ごみへ出かけない。
  5. 医師の許可があるまでプールに入らない。
  6. 患者のタオル、洗面用具などは家族のものと別にする。
 この内容についてはパンフレットも用意してあります。もっと詳しく聞きしたい方は院長まで!