はしか (麻疹)

 

●はしかとは…

伝染力が強くなかなか手ごわいウィルスです。小さな子ども、特に1〜2歳前後の子どもの場合は重症となり、肺炎になったりもします。

症状は?

  1. 10日〜12日の潜伏期間のあと、38℃以上の発熱・せき・くしゃみ・鼻水・目やに など、カゼと同じ症状がでます。この時期に“はしか”と診察するのは、むずかしいものです。
  2. いったん熱が下がったあとに、再び高熱が出ると同時に、全身に発疹が現れます。
  3. 発疹が現れてからも、さらに4〜5日高熱が続きます。
  4. 解熱後、3〜4日したら、日常生活にもどれます。

家庭で気をつけること!

  1. 高熱が続くときには、熱さましを使ったり、身体を冷やしたりして、快適にすごせるようにしてください。「はしかは冷やすな!」というのは迷信です。
  2. 食事は制限せず、十分に水分を補給し、子どもの好きなもの、例えば、アイスクリーム、プリン、果汁などを与えましょう。
  3. 発疹がうすくなり、咳も少なくなり、熱が下がって3〜4日したら、医師の許可を受けて入浴や登校しても良いでしょう。

次の診察は?

はしかは肺炎や中耳炎や脳炎を合併することがあるので、治るまでは目が離せません。先生に指示された日時に受診してください。

予防は?

予防接種を1歳〜7歳半未満(でkりえば1歳〜2歳)の間に1回受ければ予防することができます。

 

 この内容についてはパンフレットも用意してあります。もっと詳しく聞きしたい方は院長まで!