MobioNX HDD換装手順
VAIOノート505 HDD換装手順

MobioNX HDD換装手順型番:MB12CUVD1

mobioの場合は、分解そのものはそんなに難しくありません。
ただ、難しくないといってもちょっとしたミスでメーカー送りとなりますので十分慎重に行って下さい。


まず、最初にMobioの裏側のネジ6本(印のついているもの)を全て取り外します。
黄色の部分のネジはHDD本体がとめつけられていますのでこの時点でははずしません。

写真ではわかりませんが、バッテリーをはずした所にもう1本ネジがありますので忘れずにはずしましょう。




Mobioはキーボード部分と本体が完全に分離します。

印の付いている部分はフィルムケーブルが接続されている箇所です、フィルムケーブルは破損しやすいので最新の注意をはらってはずして下さい。

HDD自体の取り外しにはヒートシンクをはずす必要はありません。
特に黄色の部分のネジは絶対にはずさない方がいいです。
裏がナットで止めてあるだけなのでうっかりはずしてしまうとナットが落ちてしまい再び取り付ける事は非常に困難です。

ちなみに僕は断念しました。(^^;
あきらめた場合は、ネジは思い切ってはずしておいた方が良いです。
(中でネジが暴れてショートしたりコンデンサを削ってしまってもなんなので)

フィルムケーブルははずす場合は細いマイナスドライバーでもいいですが取り付ける時は”耳かき”なんかがとても使いやすいと思います。

HDDの上にあるのは、メモリ保持用の電池の様です、ケーブルが非常に細いので誤って切断しないよう気をつけましょう。


ケースの開け方としては、まずバッテリーパック側からそっと開いて、マイナスドライバーなどでコネクタ付きのフィルムケーブルをはずし、その後、逆側をそっと開いて。

裸のフィルムケーブルをマイナスドライバーなど先の細いもので取り外す方法が結構楽だと思います。

写真はHDDをはずした状態です、電子部品なので作業前に水道管にさわる等して体の余分な電気は逃がしておいてから作業を行ってください。



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VAIO505ノート HDD換装手順型番:PCG−505R

VAIOノート505の場合は、分解はかなり困難です。
ひとえに505シリーズと言っても細部はかなり異なりますのでなるべく資料を集めて慎重に行って下さい。(特にIDEケーブルまわり)
出来れば、業者に頼んだ方が・・・えっ僕ですか、僕ももうやりたくないな・・・(笑えない)


まず、VAIOの場合。
バッテリーをはずした後。本体とキーボードを分離させる為にカバーをはずさなければなりません。

このカバーは3ヶ所爪で引っかけてあります。
カバー自体がかなり薄いので壊さないよう慎重に取り外してください。

※写真は右側だけですが左側も同様に取り外して下さい。
カバーをはずす事が出来ましたら、本体をひっくり返して8本のネジをはずします。
Mobioと異なり、ネジが大小2種類使われていますので、場所を覚えておきましょう。

※赤丸の付いていないネジは取り外し不要です。
 (メモリ増設の際に、カバーをはずす為のネジの様です)


全てのネジを、はずしたらそーっと本体部分とキーボード部分を分離します。
(液晶パネルは開いておいた方が作業はしやすいです)

まずはバッテリー側から開いて、フィルムケーブルを2本、コネクタから取り外します(※写真参照

白いコネクタレバーは”耳かき”の様なかぎ爪があるもので上からこじると簡単に上にスライド出来ます。

この2本のケーブルは似ているようで多少コネクタの形状が異なりますのではずす前に写真やメモを残した方がいいかもしれません。
バッテリー側のフィルムケーブルを取り外したら、今度は本体正面側をそっと開いて黄色い丸印部分のフィルムケーブルを取り外します。

※ここのケーブルは細い上にあまり長くないのであまり開きすぎるとフィルムケーブルが破損するおそれがありますので十分注意して行って下さい。

左側には液晶を閉じたときのセンサーがあります、通常は写真の状態にはなっていません。
センサーの機能を無効にする際にはこの部分を取り外してしまうのが早いでしょう。
本体とキーボードを分離した状態です。

やっぱMobioと異なりSONYの製品は中までSONYって感じがしますね(^^;ビッチリでやんす。         
505Rの場合、HDDを分離させるにはまずHDDマウントをはずさねばなりませんが、そのマウントを止めているネジが何故が電源ケーブルと絡んでいます。(T_T)

無理にネジをはずすとケーブルを切断してしまう可能性がありますので、先に電源ケーブルをはずしてしまいましょう。

電源ケーブルのコネクタは横の部分を押さえながらHDD側にずらせばはずれますが、コネクタのまわりにコンデンサなど誤ってこじると壊れてしまうものが密集していますので写真の様に針の様なもので、コネクタをおしこくれば楽にはずすことが出来ます。
コネクタがはずれたら、そっとケーブルを基盤からはがしていきます。
基盤とケーブルは両面テープで張り付いていますのでペリペリ剥がして下さい。

両面テープはそのまま再利用しますので剥がないで下さい。



ケーブルをはずす事が出来たら、HDDマウント金具を基盤より取り外します。

よく、磁力でネジがくっついてくるタイプのドライバーがありますがあれってHDDには良くないんですかねぇ〜

※HDDと繋がっているIDEのケーブルは非常にはずれにくい上にフィルムケーブルにあまり余裕がありませんので
(※下写真参考)マウントをはずす前にマイナスドライバー等で少しはずして置いた方が後々作業が楽です。

※写真では既にずらしてあります。
HDDをはずした後です。
写真の様に、IDEのフィルムケーブルはほとんど余裕がありませんので細心の注意をはらって作業を行って下さい。

※写真左側の白いケーブルは見ての通りはずす必要はありません。
 僕は最初、はずしてしまいました(^^;
HDDが基盤からはずれたら、今度はHDDマウント金具をHDDから取り外します。
マウントは一部ネジに保護シールが貼られているので写真の様に少し剥がしてネジをはずすといいでしょう。

元々のHDDは8.45mm厚で今度のHDDは9.5mmですがマウント金具は特に加工の必要はありませんでした。


9.5mm厚のHDDをそのまま装着すると、厚みが増してしまい、キーボードがパカパカ言うようになってしまいますので、写真の部分のパッキン等を削るなりはずす等して厚みを減らす努力が必要です。

後、キーボード上部分(写真下参照)にも厚めのパッキンが取り付けてありますのでこれも薄いものに変更しましょう。

後は分解と逆の手順で丁寧に組み立てます。
フィルムケーブルを筐体で挟まないように注意しながら作業してください。

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