G・ESC DIYな部屋(3)



DIYとはdo-it-yourselfの略で、とりあえずなんでも自分でやってみようって事です。
もちろん、自分の技術では出来ない事も多々あると思いますが、少しずつ経験を積んでDIYレベルをあげて自分の愛車を仕上げていきたいと思います。

【お願い】
以下に書かれている事は、車両の安全に関わる可能性がありますので各自、自己責任のもとで実践して下さい、私にわかる範囲であればメール頂ければお答え致します。また、ここに書かれている情報は全てのグランドエスクードという車両に対応するものではありません、あらかじめご了承ください。
また、間違った情報や危険と思われるDIYに付きましてはメール等でご指摘頂ければ幸いです。


2001.8.10 カーナビ取り付け(素人作業時間:6h)
2001.8.14 リアカメラ取り付け(素人作業時間:1.5h)
2001.8.15 バックランプ取り付け(素人作業時間:2h)
2001.8.15 盗難防止装置&ソーラーバッテリー取り付け(素人作業時間:0.75h)


カーナビ取り付け(素人作業時間:6h)
ようやく、TVが付いたのでカーナビを設置致しました。
いままで、カーナビは(自分で)取り付けした事がなくちょっと自信がなかったのですがそんなに難しくなかったですね^^;
ただ、配線を隠す作業はやはり容易じゃないと思います。コレを考えれば工賃18Kは妥当なのかもしれませんねぇ。まあ、なんとか付いたので良しとします。(^^;
まずは、車速センサーの取り出しです。
G・ESCの場合、車速センサーのあるECUは助手席グローブボックスの下部分にレイアウトされています。
ECUはプラスチックのカバーがしてありますのでカバーを止めているクリップを2個はずし、カバーを引き出しの様に前にスライドさせるとECUが見えてきます。
ECUには4つのコネクタがささっており、問題の車速パスルは右から2番目のコネクタの中にありますが他のコネクタが邪魔をしてはずすことが出来ませんので、左から順にはずしていきます
この時にケーブルの位置をよく把握しておかないと、いざはめる時に綺麗に収まりませんので位置を確認しておいて下さい。
目的のコネクタがはずれたら。コネクタを被っているカバーをひっぺがします。
カバーは2重構造になっており最初のカバーは両面テープをはずせばペロっとめくれます。
次のカバーはビニールテープですので丁寧にハサミ等で切り開いてください。カッターを使う際はケーブルの断線に注意!
肝心の車速パルスは青地に黄色のケーブルです。
近くに黄色地に青のケーブルもあるので間違えないようにしてください。このケーブルに写真の様に分岐コネクタをかませます。
確実に結線する為には事前にケーブルをカッター等で皮むきし分岐コネクタをかませれば確実です。
分岐コネクタは取れないようにビニールで巻いておきます
無事に車速パルスの取り出しが出来ましたら逆の手順でコネクタをはめていきます。
完成図です。(笑)

一応コネクタはビニールテープで結束しておきました。
次に、バック配線の取り出しを行います。
バック配線は、ECU上にも出ているみたいなのですがスズキの人にコピーして頂いたメンテナンスマニュアル見ても複雑過ぎてさっぱりわからないので(※赤い線は赤い線らしい・・・)あきらめてテールランプから取ることにしました。
テールランプは、リアドアを開けて表に見えるネジを2つはずし手前に引っ張ると写真の様にはずれます。
外側のみクリップ(2箇所)で止まっているようです。
テールランプと車両側はコネクタで止まっていますので作業の邪魔にならないようテールランプを取り外します。
そして、バック配線を車内に引き込む訳ですが、実は内張りとコネクタの間に隙間がありますのでわざわざ外をめぐらなせなくてもラインを引き込む事が出来ます。
リアドアのパッキンを引っ張って浮かせてそこにケーブルを押し込み、テールランプコネクタの穴からラインを取り出せばOKです。
ちっと細いので手の大きい人には不便かも・・・
バックランプの配線は、赤色のコードです。
ここも、先ほどと同じくカッターで皮むきをして分岐コネクタをかませます。

コネクタをかませたら、取れないようにビニールテープで巻いておきましょう。
テールランプ脱着のさいは、クリップのシールが剥げてしまう場合がありますのでご注意を!
次に、GPSアンテナを屋根に設置します。
最近は衛星の数も増えて、車内(ダッシュボード等)に設置してもそこそこ使えますが。やっぱ昔からのカーナビユーザーなのでより感度の良い屋根に設置する事にしました。

ほとんど配線はむき出しですが、さすがにGPSアンテナは見栄えが悪いので、助手席と後部座席の間の内張り内に埋め込む事にします。
まず、助手席と後部座席の内張りをはずすには、後部座席の足下の内張りからはずす必要がありますので、まず後部座席の内張りをはずします
後部座席の内張りが剥がせましたら、いよいよ中央の内張りをはずします。

ところが以外と中央の内張りの固いこと固いこと・・・(汗)根性ではずせても今度ははまらない可能性が出てきたのでちょこっとめくって埋め込む事にしました。
写真の様に力を入れれば、内張りは簡単にめくれますのでその隙間にGPSのラインを埋め込んでいきます。
ある程度までラインを埋め込むことが出来たら、GPSのアンテナを設置します。
とりあえずGPSのアンテナはルーフレールの横に(写真参照)設置する事にしました、GPSのアンテナでボディーが傷つかないようにプロテクションシールを貼る訳ですが、そんな便利なものはないのでミニディスクのラベル(透明タイプ)を使いました。
最後に、後部ドアの上部分のパッキンを引っ張って余ったラインを埋め込んで完了です、パッキンは結構固くはまっているので力が必要ですが、ドアの上部分の平らな所から引っ張ればわりとすんなりと取れると思います。

挟み込まれる部分は、断線が恐いのでビニールテープを巻いておきます。


最後に本体を設置します。今回本体はアンプを入れようと思っていたラゲッジボックスに設置することにしました。
メインの配線は、オーディオ施行の時に既に完了しているので、ケーブルの束をラゲッジボックスまで引っ張っていきます。

後部座席のシートとラゲッジボックスの隙間はマジックテープがはずれますので、そこに配線を這わせばあまり目立ちません。
屋根のガーニッシュといい、この場所といい、ほんとこの車はユーザーフレンドリーですね。
さすがスズキいい仕事してます。(ほめすぎ?)
最後に動作確認をして完了です。
今回、本体の設置場所が一番後ろだったのでカミさんに動作確認手伝ってもらいました。(^^;
カーナビの取り付けチェック機能を使って。
・車速パルスは正しく検出されているか
・バック配線が確実に取り付けられているか
・スモールランプ点灯は正しく機能しているか

をチェックします、また。中古のカーナビもしくは、私の様に前車のものを取り付ける際は学習レベルを必ずリセットしておきましょう。


リアカメラ取り付け(素人作業時間:1.5h)

G・ESCはステッピに比べると全長が短くなった分取り回しがしやすくなりましたが車体が丸みをおびているので後ろの感覚がつかみにくいですよね。
そこで、サンヨーテクニカのCDM−100というリアカメラを取り付け致しました。

この、CDM−100はワイヤレスで映像を飛ばすタイプですので簡単配線との事ですが、実際には電源の配線を行う必要がありますのでそれほど簡単って訳でもありませんでした。



取説によると、バックランプの配線に接続してバック時のみ作動させるとの事ですが、これだとギアをRに入れた時のみ電波が飛ぶ様になり、それ以外は映像が映らないのでTVチューナーは固定でチャンネルを決めなければならず、オートプリセット機能とかでチャンネルを捜すタイプのTVアンテナには不向きだと思います。

ですので、電源はキーをひねったときに12Vが来るところに配線して常に映像写りっぱなしにして必要に応じてTVのチャンネルを切り換えて使う方が良いと思います。
私の場合は、リアの荷室にあるシガープラグから電源を取ることにしました。シガープラグに三つ又に分岐出来るコンセント形状のタップを接続し、そのコンセントにカメラの+−を接続します。


カメラは試行錯誤の結果、リアスポイラーのハイマウンドストップランプ横に取り付けました。

カメラの位置決定はわりと難しいですよね。最初から付属の両面テープ使ってしまうと粘着力が弱まってしまうので市販の両面テープで仮止めして位置を決めると良いと思います。
ちなみに私はこれで、30分費やしました。(^^;

このDCM−100は電波のチャンネル切り換え(2chと3ch)と鏡像・正像の切り換えが出来ます(カメラ本体に切り換えSWあり装着後の切り替えは困難)ので設置場所はかなり選べると思います。
設置場所が確定したらカメラを固定して配線を埋め込みます。
スポイラーの上から配線を引き回し、リアウインドウの内張りに配線を埋め込みました。
内張りは特に取り外ししなくても写真の様にグッとめくれば少し隙間が空きますのでそこに配線を埋め込んでいきます。
後は、車体とハッチを止めるヒンジの所に線を取り回して、パッキンに挟んで配線しました。
一応断線が恐いので挟み込まれる部分にはビニールテープを巻いておきます。

後は動作確認をして作業完了です。

バックランプ取り付け 素人作業時間:2h

リアカメラを設置して後方視認性大幅アップですが、夜は若干暗めなので更にパワーアップを図ると言うことでステッピに付いていたバックランプ(レイブリックR042)をG・ESCに取り付け致しました。

設置場所は、リアバンパー助手席側の金具に取り付けました。

他の候補として、バンパーの少し奥にガソリンタンクを止め付けている金具があるのですが、金具はずすとガソリンタンクが大きく傾きそうで恐かったのでここに決めました(^^;

クリップは全部で6っ

ドライバで少し回して
後はひっこ抜きます

こちらはマイナスでこじって
引っこ抜きます
設置場所が決まったら配線ですが、ステッピと違い旨く車内に配線を引き込むポイントがみつからないので思い切ってバンパーの上に付いているバンパーガードをはずして配線を埋め込むことにしました。
バンパーガードは6箇所のクリップをはずしツメをめくるとはずすことが出来ます、クリップは2種類あるので注意して下さい。
バンパーガードのツメは非常に固いので思い様引っ張ります、全てのツメがはずれればバンパガード全体がスライドします。
はずしたバンパーガードを裏から見たところです。
1〜2箇所かなりきついツメがありますので、バンパーを変形させないように気を付けて作業して下さい。
あと、写真の様に内側にもツメがありますので注意してください。(左右ともにあります、きつくは止まっていません)
バンパーガードを取り外したところです、写真の場所から下に配線が引き込めます。
配線を引き込む際は、写真の様に何かいらないコードを下に垂らして。配線をテープで入らないコードに巻きつけ引っ張ると簡単に取り回しできると思います。
次にアース線ですが、アース線はガソリンタンクの近くにあるマフラー止め付け金具に結線しました。


最後に配線を綺麗にしまいこんで作業完了です。
バンパーガードは取り外しと逆の手順で取り付けます。

バックランプ供給の12Vは12V電源取り出しBOXから、バックラインはカーナビの時に設置したバックランプ配線より取り出しました。

だいぶラゲッジボックス内がごちゃごちゃして来ましたがこれでも以前の車に比べると格段に整理されているんですよ(笑)。

これからもどんどん充実させていきたいと思います。

盗難防止装置&ソーラーバッテリー取り付け(素人作業時間:0.75h)

ステッピに付いていた、盗難防止装置とソーラーバッテリーをG・ESCに取り付けました。
電源をともに、ヒューズボックスから取る関係で一緒に取り付けを行いました。

今回、盗難防止装置は運転席の足下部分に取り付けました。
アンテナが上方向に延ばせるのでステッピの時よりも電波の届く範囲が格段に広くなりました。

この位置でも後部ドア・リアハッチをOPENすれば、超音波センサーは反応します。
思っていたよりも超音波センサーは感度がいいんですね(^^;
ソーラーバッテリーは、運転席側ダッシュボードに設置しました、ただ、ステッピに比べるとダッシュボードの形状がきつめなのでパネルの端が浮いてしまいまい、動かない様に固定する必要が生じました。

テスタをあてているとこ

アースはこのネジから・・
電源は、市販のヒューズBOXより電源を取り出すキットを使用してヒューズBOXより取り出しました。
とりあえずテスターをあて、常時12Vが来ているところ(キーのON・OFFに関係なく)と、キーを差し込んでACCまで回したときに12Vが出力される所を捜します。

・結果
ACC 15A キーのON・OFFで12V出力
(盗難防止装置ACCへ)
HORN&STOP 20A キーのON・OFFに関係なく常時12V
(盗難防止装置BATTへ)
DOORLOCK 20A キーのON・OFFに関係なく常時12V
(ソーラーバッテリーへ)
更新:2003.4.29
すいません、表記が正しくありませんでしたので修正致しました。<(_ _)>

と、なりました。
マイナスアースは写真の位置よりとりました。
今回は全ての配線が、運転席下に収まったのでわりと楽でした。  

最後に動作確認をして完了です。
ソーラーバッテリーは確認のしようがないですね(^^;