G・ESC DIYな部屋(2)



DIYとはdo-it-yourselfの略で、とりあえずなんでも自分でやってみようって事です。
もちろん、自分の技術では出来ない事も多々あると思いますが、少しずつ経験を積んでDIYレベルをあげて自分の愛車を仕上げていきたいと思います。

【お願い】
以下に書かれている事は、車両の安全に関わる可能性がありますので各自、自己責任のもとで実践して下さい、私にわかる範囲であればメール頂ければお答え致します。また、ここに書かれている情報は全てのグランドエスクードという車両に対応するものではありません、あらかじめご了承ください。
また、間違った情報や危険と思われるDIYに付きましてはメール等でご指摘頂ければ幸いです。


2001.8.2 フロントスピーカー交換(素人作業時間:4h)
2001.8.3 アンプ&サブウーファー取り付け(素人作業時間:0.5h)
2001.8.6 車内灯交換(素人作業時間:0.5h)
2001.8.8 カーTV取り付け(素人作業時間:2.5h)


フロントスピーカー交換(素人作業時間:4h)
物欲の館で紹介した、PanasonicのCJ−SPF167DをG・ESCに装着してみました。
取り付け作業そのものはリアスピーカーと同じ手順ですので難しくありませんでしたが、スピーカーそのものがG・ESCに対応しておらず、ドアに付いていたスピーカーブラケットの内側に干渉してしまったので取り付けに多少苦労しました。
ドアの内張りの脱着作業は、後部ドアと共通です。
ただ、ポジションの関係上ドアパネルを固定したままですと、パワーウインドウのカプラまで手が届きませんので一旦ドアパネルをそっとはずしてもらって、カプラを抜く必要があります。

運転席ドアは写真の通り、パワーウインドウ集中の為。3っカプラがついていますのではずします。(他のドアのカプラより、簡単にはずれます)

ブラケットの型をとって
自作します。
CJ−SPF167Dはスピーカの後ろの部分の径が大きく、純正のスピーカーブラケットの内側のカップが干渉してしましてボルトオンでは取り付け出来ませんでした。(-_-;)
同じ16cmで、奥行き57mmまでOKだからと気軽に購入しましたがちょっと失敗(^-^;、しかも、穴位置も微妙に違います(笑)。

やはり、スピーカーは適合車種をみて購入すべきですね。
仕方がないので急きょ近所のホームセンターまで、バイクをかっ飛ばし。木工工作用のバルサ材(417円)を購入してスピーカーブラケットを自作することにしました。

購入したバルサ材は厚さ1cm、幅8cm、長さ60cmのものです、これを使ってスピーカーブラケットを自作します。
40分後、無事にブラケットが完成しました。
ブラケットは純正ブラケットに仮合わせし、内側よりしっかりネジ止めします、事前に穴を合わせて、キリで穴を開けておくと後の作業が楽です。
次にスピーカーを乗っけてあたっている部分をカッターで切除、表からとめるネジ穴を合わせてキリで印を付けます。

実際にスピーカーをとめる、ネジはバルサ材のブラケットだけでは心許ないので少し長めをネジを使って純正ブラケットまで貫通させ固定します。
CJ−SPF167Dの場合は、付属のネジで偶然ぴったりのものがありましたのでそれを利用しました。

仮合わせが旨くいきましたら、ブラケットを両面テープで固定してしっかりネジ止めします、スピーカーは常に振動しますのでブラケットがゆるまないようにしっかりと固定します。
次に、ツイーターの配線を行います。

ツイーターはドアの内張りのフロントよりに付けるつもりなので、写真の位置からラインを垂らしました。
G・ESCの場合、ドアに貼ってあるビニールシートの接着材はいつまでも乾かない粘土状の接着材なのでなるべく触れないようにラインを垂らします。
無事ラインがスピーカーの所まで配線出来ましたら完了です。
ラインの取り回しが完了しましたら、配線を接続します。(相も変わらず、左右がコロコロ入れ替わってすいません)
リアスピーカー同様、三菱車用のコネクタを利用する場合は+−を合わせる様に配線してください。
CJ−SPF167Dの場合、ツイーターのラインはスピーカーと同じ部分に結線します。
振動でラインがはずれないようにしっかりと固定します。
取り付け完了です。

自作ブラケットの分だけ、1cm強、前方にはみ出しますがドアの内張りはかなり余裕があり、何とか干渉ぜずにすみました。
スピーカーの取り付けが完了しましたら、次にツイーターの配線を行います。

先ほど上から垂らした、ツイータの配線にツイータから出ているラインを結線します、CJ−SPF167Dの場合はキボシ端子を繋ぐだけなので非常に簡単です。
余分なラインは、内張りのビニールの中に押し込むかテープで固定しあまり動かないようにします。
(多くのツイーターはスピーカーとツイーターの間にネットワークがあり、重みでブラブラしますのでしっかり固定します)
スピーカーと、ツイーターの配線が終わったら、ドアの内張りをはずした時の逆順で取り付け、最後にツイーターのポジションを決定して作業完了です。

内張りをはめる際に、スピーカーの近くにあるドアパネルのクリップでスピーカーのコーンを引っかけないよう注意してください。
※私は純正スピーカーを引っかけてしまいました。

また、コーナーの所にあるコネクタの配線をドアパネルで挟み込まないよう注意してください。

ドアロック解除バーは、取り外し手順同様下側を奥に押し込むようにしてドアパネルをくぐらせて下さい。
※逆に傾けるとうまく、くぐりません
ドアパネル越しにみた、CJ−SPF167Dです。
やはり、1cmのブラケットをかますとだいぶ、前に出っ張りますが音を出してみても干渉している感じはありません。
最後に、デッキ側から前後左右に音を振って、スピーカーが正しく機能しているかを確認して作業完了です。

後は、両面テープで固定したとはいえ、バルサ材のブラケットが何処まで振動に耐えられるかって所ですね(笑えない)


アンプ&サブウーファー取り付け (素人作業時間:0.5h)

前車に付いていた、KENWOODのアンプKA−628とECLIPSEのサブウーファーE525WBをG・ESCに取り付け致しました。

今回は、事前にオーディオの配線が施工してあったのでケーブルをとりまわすだけの比較的楽な作業でした。
KENWOODのアンプKA−628のリモートコントロール線は、前車同様ECLIPSEのラインから分岐して接続しました、前回もコレでOKだったので大丈夫かと・・・(^-^ゞおぃおぃ。

配線の取り回しは特に隠さずそのままです。(爆)※一応、2段重ねカーペットの下に引き回しております。時間があればきっちり隠したいですね(^^;。
G・ESCは、3列目シートの内張りがマジックテープになっており簡単に配線が隠せるのがいいですね。
コレは今後非常に重宝すると思います。

アンプの常時12Vは、今回新たに作成した電源BOXより取りました、特に今のところ不具合はありません。
アースラインも同じくアーシングのグランドケーブルに結線したボルトより市販のアース分岐タップを使用して配線してあります。

最後に動作確認をして完了です。
今回のメインデッキCQ−VX4400のサブウーファー出力はフロントとリアの2系統あってろくに取説もよまずに「ウーファーだから当然リアだろ」、とリアのプリ出力を利用したらVX4400からウーファーのコントロールが出来ない事が判明!
※フロントプリアウトに繋げばOKだったΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン

後で、オーディオもいで配線し直す事と相成りました。(^-^;
皆さんもオーディオとウーファーのシステム組む時はせめてデッキの取説ぐらい読むようにしましょう(。_+)☆バキ!\(--)おめーだけだ!!

後のシートの配線は現在むき出しですが、ヒマ見てサイドのパネルに埋め込みたいと思います。


車内灯交換(素人作業時間:0.5h)

前車に付いていた、レイブリックの車内灯を交換しました。

バックランプに付いてはホンダ車とスズキ車では規格が異なるので装着出来ませんでしたが、その他のバルブに付いては問題なしです。

結構固いです
まず、フロントのマップランプの交換を行います。
マップランプのレンズ部分は丸ごとはずれますので写真の位置にあるツメ部分にマイナスドライバーなどをねじ込みテコの原理を応用して取り外します。
この時に、マイナスドライバーにビニールテープを巻いて作業すると傷が付きにくいです。
レンズ部分をはずすとこんな感じになっています。
さて交換と思ったのですが。

まわりの枠が邪魔をして、ランプ球がうまく取り出せません。どうやら構造上マップランプの土台そのものをはずして作業を行う必要がありそうです。
そこで、マップランプの土台を止めているネジ2本を取り外し、宙ぶらりんの状態にします。

ネジに付いては特に後ろでナットがとまっているというような事はありませんのでそのままはずします。
実際のバルブ交換は、土台の前と後からバルブを挟み込む様にして上に引き抜き、新しいバルブを差し込みます、バルブは土台に対して水平に差し込みます。
※差し込んだ後、ねじる等の作業は行いません
とりあえず、半分だけ交換しました。
運転席(右)側がレイブリック球、助手席(左)側がノーマル球です。
写真だとわかりずらいと思いますが、実物でも結構わかり辛いかも(爆)
スズキで採用しているバルブは純正でも結構明るいと言うことですかね(^^;。
ルームランプも交換しました。

ルームランプの交換手順もマップライトとほとんど同じです。
こちらは、土台毎はずさなくてもそのままバルブを交換できます。バルブは点灯していた場合かなり熱を持っているのでやけどしないよう気を付けて作業して下さい。
交換前と交換後の写真です。

やっぱ、わかりづらいですね。でもこちらは実物の場合はかなり明るくなりました。G・ESCの場合はルームランプの交換だけでも十分かもしれません。

カーTV取り付け(素人作業時間:2.5h)

前車に付いていたPanasonic TR−DK5LC1をG・ESCに取り付けしました。
配線は、オーディオ施工の際に済んでいるので比較的簡単に取り付ける事が出来ました。

TR−DK5LC1のチューナー部分は定番の助手席下に設置しました。
ただ、G・ESCの場合助手席下にはシューズ用のトレイが用意されているので取り外して配置します
チューナーは動かないようにマジックテープの雄で固定しました。
前車のステッピの時は、ヒーターの吹き出し口はガムテープで塞いで設置していたのですが、これだと、やはり冬時期、後ろの席に座る人達は辛いらしいのでなんとかヒーターの吹き出し口を活かせないかと考えて、延長する事にしました。
材料はその辺に転がっていたポテトチップ(筒状のモノ)の空きケースです。
私はナビスコのモノを使いましたが、ブリングルスの方が筒が大きいので作業しやすいかもしれません(笑)。

※見栄えが悪いので、黒いガムテープなので目張りしてあります。
チューナーのアースラインは、テスターで調べたところATのシフトレバーを抑えているBOXのネジが比較的電流量が高そうなので、市販の分岐タップを使いここに落とす事にしました。

今は配線むき出しですがいずれ、センターコンソールに埋め込む予定です。

両面テープで固定します

助手席端を這わせます

設置完了。土台は前日に貼り付けました
モニターはダッシュボードのちょうど中央に位置する所に配置しました。
本来ですと、助手席側に取り付けしたいのですが。SRSエアバックの展開時にモニターが勢いよくぶっ飛んで来る事を考えるとあまりにも恐ろしいのでなるべく干渉しなそうな位置に設置しました。

ケーブルはダッシュボードを助手席側に這わせて、助手席下のマットを通した後チューナーに接続しています。
これならそんなに目立たないかと思います。
ダイバーシティーアンテナはルーフレールの根本(後側)に設置しました。

前車のステッピの場合は、リアのテールゲートに付けていましたが。どうもyoshiのプラドより映りが良くなかったので(モノは一緒)yoshi同様、今度は屋根に設置してみることにしました。

ペリッとめくれます^^;
ルーフレールの横についているガーニッシュは手で簡単にめくれるので、アンテナのラインを隠す事が出来ます。

こういうユーザーに優しい作りがいいですね。>スズキ
ラインは、ゴムのパッキンをべろ〜んと剥がしてボディーと内張りの間に埋め込み、下の部分より車内に引き込んでいます。

この辺も、後で綺麗に隠したいと思います。
ラインの引き込み部分は、雨が降るとラインを伝って水が車内に入り込み。ボディーの腐食や配線のショートを誘発させるおそれがあるのでしっかり防水処理をします。
また、ラインがボディーで断線するのを防ぐためにビニールテープで保護します。
後は動作確認をして設置完了です。

G・ESCのフロント&助手席ウインドウはUVカット加工されていますが、真夏の直射日光はモニタにとっていいことはありませんので、専用カバー等設置する事をお勧めします。

ちなみに僕はお金がないので、そのへんにあった見栄えの良さそうなタオルを愛用しています(笑)。