推理小説 書評リスト
1998年10月〜12月
1999年01月10日更新
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《98年10月》
◆『殉教カテリナ車輪』 飛鳥部勝則(東京創元社)〈記者が選ぶ〉
(汗)・評 読売新聞 1998年09月27日
◆「エンターテインメント私のベスト3」 新保博久・評 日本経済新聞 1998年09月27日
『果つる底なき』 池井戸潤(講談社)
※ 複雑な金融界、平易につづる
『十三番目の陪審員』 芦辺拓(角川書店)
『秘密』 東野圭吾(文藝春秋)
◆「エンターテインメント私のベスト3」 小谷真理・評 日本経済新聞 1998年09月27日
『弥勒』 篠田節子(講談社)
※ 天才教育題材に戦後社会問う
『ぶたぶた』 矢崎在美(廣済堂出版)
『親方イエス』 新藤武志(東洋出版)
◆『弥勒』 篠田節子(講談社)〈今週のベスト・エンターテインメント〉
吉野仁・評 週刊現代 1998年10月03日号
※ ヒマラヤをいだく王国のクーデターに遭遇した日本人記者が体験する「地獄」
◆「Mystery Review」 香山二三郎・評 週刊文春 1998年10月01日号
『弥勒』 篠田節子(講談社) ★★★★1/2
◆『死体の冷めないうちに』 芦辺拓(角川書店)
高橋智恵子・評 週刊宝石 1998年10月08日号
◆「今月のベストミステリー・国内」 香山二三郎・評 小説推理 1998年11月号
『3000年の密室』 柄刀一(原書房)
『密室・殺人』 小林泰三(角川書店)
『瑠奈子のキッチン』 松尾由美(講談社)
『夜光虫』 馳星周(角川書店)
『燃える地の果てに』 逢坂剛(文藝春秋)
◆「HMM Book Revew Jミステリ・レビュー」 西上心太・評 ミステリマガジン 1998年11月号
『人狼城の恐怖 第四部完結編』 二階堂黎人(講談社ノベルス)
『秘密』 東野圭吾(文藝春秋)
『牙のある時間』 佐々木譲(マガジンハウス)
『光と影の誘惑』 貫井徳郎(集英社)
◆「新刊チェックリスト【日本編】注目作ピックアップ」 山前譲・評 EQ 1998年11月号
『リミット』 野沢尚(講談社)
『司法戦争』 中嶋博行(講談社)
『3000年の密室』 柄刀一(原書房)
『名探偵に薔薇を』 城平京(東京創元社創元推理文庫)
『思案せり我が暗号』 尾崎諒馬(角川書店カドカワ・エンタテインメント)
『理由』 宮部みゆき(朝日新聞社)
『ブードゥー・チャイルド』 歌野晶午(角川書店)
『金のゆりかご』 北川歩実(集英社)
『猟死の果て』 西澤保彦(立風書房)
『死体の冷めないうちに』 芦辺拓(双葉社)
『天使の囀り』 貴志祐介(角川書店)
『紫のアリス』 柴田よしき(廣済堂出版)
『セカンドヴォイス』 西浦一輝(角川書店カドカワ・エンタテインメント)
『密室・殺人』 小林泰三(角川書店)
『真・天狼星 ゾディアック』 栗本薫(講談社)
『逆転の瞬間』 文藝春秋編(文春文庫)
『新世紀「謎」倶楽部』 二階堂黎人監修(角川書店)
◆「国内ミステリーベスト3」 吉野仁・評 小説現代 1998年10月号
『秘密』 東野圭吾(文藝春秋)
『Twelve Y.O.』 福井晴敏(講談社)
『果つる底なき』 池井戸潤(講談社)
◆『池袋ウエストゲートパーク』 石田衣良(文藝春秋)〈記者が選ぶ〉
(酊)・評 読売新聞 1998年10月04日
◆『秘密』 東野圭吾(文藝春秋)
皆川博子・評 週刊文春 1998年10月08日号
※ 瀕死の状態からよみがえった娘の肉体には死んだはずの妻が宿っていた……
◆『瑠奈子のキッチン』 松尾由美(講談社)
富山太佳夫・評 毎日新聞 1998年09月13日
※ 今、二つの新しい感性がデビューした
◆『受精』 帚木蓬生(角川書店)
稲垣真澄・評 産経新聞 1998年09月19日
※ 激烈な医学サスペンス
◆『トライアル』 真保裕一(文藝春秋)
向井敏・評 毎日新聞 1998年09月20日
※ 今、二つの新しい感性がデビューした
◆『天使の囀り』 貴志祐介(角川書店)〈ベストセラー快読〉
風間賢二・評 朝日新聞 1998年09月20日
※ 情報ホラー小説の新機軸
◆『夜光虫』 馳星周(角川書店)
村上貴史・評 オール讀物 1998年10月号
※ 地獄の底にはさらに深い闇が淀んでいた
◆『金のゆりかご』 北川歩実(集英社)
千街晶之・評 オール讀物 1998年10月号
※ 究極の天才児教育がもたらした悪夢
◆『ファンタジーの冒険』 小谷真理(ちくま新書)
清水良典・評 朝日新聞 1998年10月04日
※ 包括的視野で見る異世界幻想の本質
◆『屍鬼』 小野不由美(新潮社)〈今週のベスト・エンターテインメント〉
三橋暁・評 週刊現代 1998年10月17日号
※ 広大な樹林に閉ざされた平和な山村を戦慄と恐怖の修羅場に変えた「謎」とは
◆『ベイ・ドリーム』 樋口有介(角川書店)
大多和伴彦・評 週刊宝石 1998年10月22日号
◆「エンターテインメント私のベスト3」 森下一仁・評 日本経済新聞 1998年10月18日
『夏のロケット』 川端裕人(文藝春秋)
※ 大人たちが挑む少年時代の夢
『瑠奈子のキッチン』 松尾由美(講談社)
『ホテル・アウシュビッツ』 山口泉(河出書房新社)
◆『らんぼう』 大沢在昌(新潮社)〈特選現代小説〉
吉野仁・評 週刊現代 1998年10月24日号
※ 「史上最悪・最狂暴」の警官コンビが破天荒に事件を解く活劇短編十連発
◆『ボクの町』 乃南アサ(毎日新聞社)
イッセー尾形・評 週刊文春 1998年10月22日号
※ 著者の新境地を拓く、切なくて温かい警察小説
◆「Mystery Review」 香山二三郎・評 週刊文春 1998年10月22日号
『屍鬼』 小野不由美(新潮社) ★★★★1/2
「ミステリーを読む 国内作品」 香山二三郎・評 産経新聞 1998年09月13日
『燃える地の果てに』 逢坂剛(文藝春秋)
『夜光虫』 馳星周(角川書店)
『瑠奈子のキッチン』 松尾由美(講談社)
◆『密室・殺人』 小林泰三(角川書店)
大森望・評 小説すばる 1998年10月号
※ メインプロットは新本格。だが驚天動地の真相はそれ以外の部分に!
◆『夜光虫』 馳星周(角川書店)
吉野仁・評 小説すばる 1998年10月号
※ 影のようにつきまとう、人間の真の姿をとらえた傑作
◆「新刊めったくたガイド」 北上次郎・評 本の雑誌 1998年11月号
『無境界の人』 森巣博(小学館)
『傷』 北原亞以子(新潮社)
『池袋ウエストゲートパーク』 石田衣良(文藝春秋)
『極楽カンパニー』 原宏一(幻冬舎)
『揚羽の蝶』 佐藤雅美(講談社)
『愛の炎』 見延典子(講談社)
◆「新刊めったくたガイド」 池上冬樹・評 本の雑誌 1998年11月号
『漂流街』 馳星周(徳間書店)
『秘密』 東野圭吾(文藝春秋)
『果つる底なき』 池井戸潤(講談社)
『Twelve Y.O.』 福井晴敏(講談社)
『レッド』 今野敏(文藝春秋)
◆『人狼城の恐怖』 二階堂黎人(講談社ノベルス)〈エンターテインメント情勢分析35〉
笠井潔・評 すばる 1998年11月号
※ 大海と構築
◆『赤い額縁』 倉阪鬼一郎(幻冬舎)
大森望・評 小説すばる 1998年11月号
※ 怪奇短編の名手の初長編。読んだ者がことごとく非業の死を遂げる奇書とは!?
◆『弥勒』 篠田節子(講談社)
吉野仁・評 小説すばる 1998年11月号
※ これまでにないスケールと、胸に迫るドラマが展開される篠田節子の最新作「弥勒」
◆『六番目の小夜子』 恩田陸(新潮社)〈書き出し批評〉
(怪)・評 鳩よ! 1998年11月号
※ サヨコは誰か、を軸に、学園生活が瑞々しく描かれる
◆『完四郎広目手控』 高橋克彦(集英社)
吉野仁・評 オール讀物 1998年11月号
※ 江戸の四季を背景に次々繰り出される謎
◆『弥勒』 篠田節子(講談社)
白石朗・評 オール讀物 1998年11月号
※ 現代人にとって「救い」とは何か
◆『月曜日の水玉模様』 加納朋子(集英社)
碓井隆司・評 オール讀物 1998年11月号
※ 隣のデスクのOLは名探偵かも知れない
◆『燻り』 黒川博行(講談社)
茶木則雄・評 オール讀物 1998年11月号
※ 絶妙の会話にほろ苦い後味
《98年11月》
◆『給食ファクトリー』 野崎六助(日本放送出版協会)
斎藤美奈子・評 週刊朝日 1998年10月09日号
※ ゾットするような給食の舞台裏 世相にフィットしたミステリー
◆『夜光虫』 馳星周(角川書店)
千街晶之・評 週刊朝日 1998年10月09日号
※ 日本の裏に潜む狂気に挑まない暗黒小説の第一人者に残る疑問
◆『ぢん・ぢん・ぢん』 花村萬月(祥伝社)
長谷部史親・評 サンデー毎日 1998年09月20日号
※ 作品の全体を貫く著者独自の美学
◆『幻の女』 香納諒一(角川書店)
池上冬樹・評 サンデー毎日 1998年09月27日号
※ 洗練された良質のミステリーだが・・・
◆『燃える地の果てに』 逢坂剛(文藝春秋)
井家上隆幸・評 サンデー毎日 1998年10月04日号
※ 圧巻のラストが待っている秀作
◆『傷』 幸田真音(文藝春秋)
藤田昌司・評 サンデー毎日 1998年10月11日号
※ 最も今日的な金融ミステリー
◆『夜光虫』 馳星周(角川書店)
無署名 週刊新潮 1998年09月10日号
※ 台湾球界の闇に落ちた日本人投手の狂気
◆『燃える地の果てに』 逢坂剛(文藝春秋)
無署名 週刊新潮 1998年10月01日号
※ スペイン寒村に落ちた核爆弾紛失の謎
◆『池袋ウエストゲートパーク』 石田衣良(文藝春秋)
無署名 週刊新潮 1998年10月22日号
※ 池袋の少年グループ抗争を描く青春小説
◆「国内ミステリーベスト3」 吉野仁・評 小説現代 1998年11月号
『夜光虫』 馳星周(角川書店)
『十三番目の陪審員』 芦辺拓(角川書店)
『塗仏の宴 宴の始末』 京極夏彦(講談社ノベルス)
◆「現代小説ベスト3」 関口苑生・評 小説現代 1998年11月号
『電脳猟奇』 友成純一(ぶんか社)
『池袋ウエストゲートパーク』 石田衣良(文藝春秋)
『ぶたぶた』 矢崎在美(廣済堂出版)
◆「Mystery Review」 香山二三郎・評 週刊文春 1998年11月05日号
『クロスファイア』 宮部みゆき(光文社カッパノベルス) ★★★★1/2
◆「エンターテインメント私のベスト3」 新保博久・評 日本経済新聞 1998年11月01日
『人狼城の恐怖 第四部完結編』 二階堂黎人(講談社ノベルス)
※ 「空間」使い複雑なトリック
『殉教カテリナ車輪』 飛鳥部勝則(東京創元社)
『赤い額縁』 倉阪鬼一郎(幻冬舎)
◆「エンターテインメント私のベスト3」 小谷真理・評 日本経済新聞 1998年11月01日
『屍鬼』 小野不由美(新潮社)
※ 共同体意識のナゾ暴く傑作
『ヴァスラフ』 高野史緒(中央公論社)
『電脳猟奇』 友成純一(ぶんか社)
◆「HMM Book Revew Jミステリ・レビュー」 西上心太・評 ミステリマガジン 1998年12月号
『屍鬼』 小野不由美(新潮社)
『らんぼう』 大沢在昌(新潮社)
『殉教カテリナ車輪』 飛鳥部勝則(東京創元社)
『果つる底なき』 池井戸潤(講談社)
『Twelve Y.O.』 福井晴敏(講談社)
◆「今月のベストミステリー・国内」 香山二三郎・評 小説推理 1998年12月号
『塗仏の宴 宴の始末』 京極夏彦(講談社ノベルス)
『弥勒』 篠田節子(講談社)
『果つる底なき』 池井戸潤(講談社)
『Twelve Y.O.』 福井晴敏(講談社)
『ディール・メイカー』 服部真澄(祥伝社)
『屍鬼』 小野不由美(新潮社)
◆『御手洗潔のメロディ』 島田荘司(講談社)
古川美穂・評 週刊宝石 1998年11月19日号
◆『クロスファイア』 宮部みゆき(光文社カッパノベルス)〈今週のベスト・エンターテインメント〉
北上次郎・評 週刊現代 1998年11月14日号
※ 法が裁かぬ犯罪には超能力で復讐する念力放火能力を持つ女性の孤独な戦い
◆『完四郎広目手控』 高橋克彦(集英社)
木田元・評 朝日新聞 1998年10月11日
※ 一話ずつが丁寧に、読んだ後味もよし
◆『塗仏の宴 宴の支度・宴の始末』 京極夏彦(講談社ノベルス)〈ベストセラー快読〉
中条省平・評 朝日新聞 1998年10月25日
※ 理性の脆さを取り囲む闇
◆『蜜月』 小池真理子(新潮社)
久世光彦・評 朝日新聞 1998年11月08日
※ 女たちの心に燻る吐息のような色気
◆『ディール・メイカー』 服部真澄(祥伝社)
酒見英子・評 産経新聞 1998年10月17日
※ 企業買収テーマのサスペンス
◆『十三番目の陪審員』 芦辺拓(角川書店)
岡崎秀俊・評 産経新聞 1998年10月18日
※ 架空の犯罪を証明する逆推理
◆「ミステリーを読む 国内作品」 香山二三郎・評 産経新聞 1998年10月18日
『果つる底なき』 池井戸潤(講談社)
『Twelve Y.O.』 福井晴敏(講談社)
『弥勒』 篠田節子(講談社)
『屍鬼』 小野不由美(新潮社)
◆『弥勒』 篠田節子(講談社)
吉野仁・評 産経新聞 1998年10月24日
※ 架空の国で起こる悪夢を活写
◆「Mystery Review」 香山二三郎・評 週刊文春 1998年11月19日号
『水の通う回路』 松岡圭祐(幻冬舎) ★★★★
◆『この光と闇』 服部まゆみ(角川書店)
大多和伴彦・評 週刊宝石 1998年11月26日号
◆『かくし念仏』 和田はつ子(幻冬舎)〈エンターテインメント情勢分析36〉
笠井潔・評 すばる 1998年12月号
※ 逆賊と制度
◆『ファンタジーの冒険』 小谷真理(ちくま新書)
小山鉄郎・評 波 1998年11月号
※ 「時代はファンタジー」
◆『ファンタジーの冒険』 小谷真理(ちくま新書)
笠井潔・評 ちくま 1998年11月号
※ 「二0世紀とファンタジーの遍歴史」
◆「新刊めったくたガイド」 北上次郎・評 本の雑誌 1998年12月号
『飛べ麒麟』 辻原登(読売新聞社)
『名君の碑』 中村彰彦(文藝春秋)
『アルペジオ』 新津きよみ(講談社)
『仏蘭西シネマ』 多島斗志之(双葉社)
◆「新刊めったくたガイド」 池上冬樹・評 本の雑誌 1998年12月号
『病む月』 唯川恵(集英社)
『なかよし小鳩組』 荻原浩(集英社)
『夜明けまで1マイル』 村山由佳(集英社)
『宴の夏鏡の冬』 香納諒一(新潮社)
『らんぼう』 大沢在昌(新潮社)
『蜜月』 小池真理子(新潮社)
『マニアックス』 山口雅也(講談社)
『ハシッシ・ギャング』 小川国夫(文藝春秋)
◆『旅涯ての地』 坂東眞砂子(角川書店)〈今週のベスト・エンターテインメント〉
吉野仁・評 週刊現代 1998年11月28日号
※ 中世イタリアに奴隷として買われた東洋人が見聞する「神」をめぐる戦い
◆『二進法の犬』 花村萬月(光文社カッパ・ノベルス)〈当店推薦本〉
大多和伴彦・評 週刊宝石 1998年12月03日号
※ 異様なまでの緊張感を全編に漲らせる社会と人の営みへの哲学的な考察に圧倒
◆「HMM Book Revew Jミステリ・レビュー」 西上心太・評 ミステリマガジン 1999年01月号
『クロスファイア』 宮部みゆき(光文社カッパ・ノベルス)
『オクトパスキラー8号』 霞流一(アスペクトノベルス)
『鷲と虎』 佐々木譲(角川書店)
『水の通う回路』 松岡圭祐(幻冬舎)
◆『二進法の犬』 花村萬月(光文社カッパノベルス)〈特選小説〉
藤森嵐・評 週刊現代 1998年12月05日号
※ 組長一家の個人教師となった男を軸に「群れと孤立」の論理を徹底追及する
◆「Mystery Review」 香山二三郎・評 週刊文春 1998年12月03日号
『二進法の犬』 花村萬月(光文社カッパ・ノベルス) ★★★★1/2
《98年12月》
◆「エンターテインメント私のベスト3」 新保博久・評 日本経済新聞 1998年12月06日
『百枚の定家』 梓澤要(新人物往来社)
※ 説得力備えた歴史推理の力作
『失踪者』 折原一(文藝春秋)
『この光と闇』 服部まゆみ(角川書店)
◆「エンターテインメント私のベスト3」 小谷真理・評 日本経済新聞 1998年12月06日
『肉食屋敷』 小林泰三(角川書店)
※ グロテスクでクールなホラー
『スターズ』 竹下文子(パロル舎)
『ホテル・アウシュヴィッツ』 山口泉(河出書房新社)
◆『Twelve Y.O.』 福井晴敏(講談社)〈マルチ読書INTERNET 緑の会議室〉
小林恭二、橋爪大三郎、広瀬克哉・評 読売新聞 1998年11月30日
※ 戦闘アクション貫く新世代の"嫌米"アクション
◆「今月のベストミステリー・国内」 香山二三郎・評 小説推理 1999年01月号
『クロスファイア』 宮部みゆき(光文社カッパ・ノベルス)
『水の通う回路』 松岡圭祐(幻冬舎)
『陰の季節』 横山秀夫(文藝春秋)
◆「Mystery Review」 香山二三郎・評 週刊文春 1998年12月17日号
『肉食屋敷』 小林泰三(角川書店) ★★★★
『くらら 怪物船團』 井上雅彦(角川ホラー文庫) ★★★★
◆「新刊めったくたガイド」 北上次郎・評 本の雑誌 1999年01月号
『弥勒』 篠田節子(講談社)
『寒がりな虹』 薄井ゆうじ(角川書店)
『白の狂奏曲/ラプソディ・イン・ホワイト』 神尾梧郎(鳥影社)
『ラスト・レース』 柴田よしき(実業之日本社)
『水の通う回路』 松岡圭祐(幻冬舎)
『二進法の犬』 花村萬月(光文社カッパ・ノベルス)
『金満血統馬券王国』 田端到・斉藤雄一(アスキー)
『旅涯ての地』 坂東眞砂子(角川書店)
『キッドナップ・ツアー』 角田光代(理論社)
◆「新刊めったくたガイド」 茶木則雄・評 本の雑誌 1999年01月号
『Y』 佐藤正午(角川春樹事務所)
『百枚の定家』 梓澤要(新人物往来社)
『陰の季節』 横山秀夫(文藝春秋)
◆「HMM Book Revew Jミステリ・レビュー」 西上心太・評 ミステリマガジン 1999年02月号
『百枚の定家』 梓澤要(新人物往来社)
『QED百人一首の呪』 高田崇史(講談社ノベルス)
『陰の季節』 横山秀夫(文藝春秋)
『失踪者』 折原一(文藝春秋)
◆「ミステリーを読む 国内作品」 香山二三郎・評 産経新聞 1998年11月15日
『クロスファイア』 宮部みゆき(光文社カッパ・ノベルス)
『水の通う回路』 松岡圭祐(幻冬舎)
『夏のロケット』 川端裕人(文藝春秋)
『陰の季節』 横山秀夫(文藝春秋)
◆『いまわの際に言うべき一大事はなし。』 山田風太郎(角川春樹事務所)
河谷史生・評 朝日新聞 1998年11月22日
※ 貴重な「天才老人」心地よい言い放題
◆『鷲と虎』 佐々木譲(角川書店)
稲垣真澄・評 産経新聞 1998年11月28日
※ 中国の大空で死闘演じる2人
◆『屍鬼』 小野不由美(新潮社)〈ベストセラー快読〉
風間賢二・評 朝日新聞 1998年11月29日
※ 生とは死とは 深いホラー
◆「ミステリーを読む 国内作品」 香山二三郎・評 産経新聞 1998年12月13日
『Y』 佐藤正午(角川春樹事務所)
『二進法の犬』 花村萬月(光文社カッパ・ノベルス)
『恋愛中毒』 山本文緒(角川書店)
◆『果つる底なき』 池井戸潤(講談社)
長谷部史親・評 サンデー毎日 1998年11月01日号
※ 迫真のストーリー展開と問題意識
◆『ボクの町』 乃南アサ(毎日新聞社)
藤田昌司・評 サンデー毎日 1998年11月01日号
※ 愛すべき主人公に盛大な拍手を!
◆『夜光虫』 馳星周(角川書店)
池上冬樹・評 サンデー毎日 1998年11月01日号
※ 読者を魅了する暴力と深まる破滅感。大人気、馳星周に影響を与えた作品群
◆『屍鬼』 小野不由美(新潮社)
茶木則雄・評 SPA! 1998年11月04日号
※ 戦慄、恐怖の超々大作『屍鬼』は、S・キングのあの"名作"を超えた!?
◆『屍鬼』 小野不由美(新潮社)
無署名 週刊新潮 1998年11月05日号
※ 土葬の村に襲いかかる「不可解な死」
◆『殉教カテリナ車輪』 飛鳥部勝則(東京創元社)
野崎六助・評 サンデー毎日 1998年11月08日号
※ 図像学ミステリーとは如何なるものか
◆『らんぼう』 大沢在昌(新潮社)
井家上隆幸・評 サンデー毎日 1998年11月15日号
※ 名人芸の物語つくり、会話の妙
◆『塗仏の宴 宴の支度・宴の始末』 京極夏彦(講談社ノベルス)
野崎六助・評 サンデー毎日 1998年11月22日号
※ 村落消滅、大量虐殺 ― 最盛期を迎えた作家二人に共通する「繰り返しの美学」
◆『屍鬼』 小野不由美(新潮社)
野崎六助・評 サンデー毎日 1998年11月22日号
※ 村落消滅、大量虐殺 ― 最盛期を迎えた作家二人に共通する「繰り返しの美学」
◆『ミステリを書く!』 千街晶之(ビレッジセンター)
池波志乃・評 週刊朝日 1998年11月27日号
※ 十一人のミステリー作家が明かす個性的で濃く深く厳しい生き方
◆『この光と闇』 服部まゆみ(角川書店)
千街晶之・評 週刊朝日 1998年12月04日号
※ 寓話的な雰囲気を漂わせるミステリーは大仕掛けの連続
◆『ディール・メイカー』 服部真澄(祥伝社)
長谷部史親・評 サンデー毎日 1998年12月08日号
※ 情報と知略を武器に駆け引きが
◆『海賊モア船長の遍歴』 多島斗志之(中央公論社)
日下三蔵・評 中央公論 1998年11月号
※ 実力派が新境地拓いた"殺人代行"小説
◆『隣の女』 新津きよみ(角川春樹事務所ハルキ・ノベルス)
小梛治宣・評 現代 1999年01月号
※ 実力派が新境地拓いた"殺人代行"小説
◆「国内ミステリーベスト3」 吉野仁・評 小説現代 1998年12月号
『クロスファイア』 宮部みゆき(光文社カッパ・ノベルス)
『水の通う回路』 松岡圭祐(幻冬舎)
『陰の季節』 横山秀夫(文藝春秋)
◆『百枚の定家』 梓澤要(新人物往来社)
吉野仁・評 小説すばる 1999年01月号
※ 古書跡の真贋をめぐる裏話。梓澤要の「百枚の定家」は、異色の歴史ミステリーだ!
◆『アルペジオ』 新津きよみ(講談社)
大森望・評 小説すばる 1999年01月号
※ 男女ふたりの平行する人生が、相似形の人間関係を紡ぐ。
◆「今月のベストミステリー・国内」 香山二三郎・評 小説推理 1999年02月号
『百枚の定家』 梓澤要(新人物往来社)
『Y』 佐藤正午(角川春樹事務所)
『二進法の犬』 花村萬月(光文社カッパ・ノベルス)
『恋愛中毒』 山本文緒(角川書店)
◆『恋愛中毒』 山本文緒(角川書店)
無署名 週刊新潮 1998年12月24日号
※ 意表を衝く展開の連続 プロローグからして既に周到な伏線が用意されている
エピローグでそれがピタリと呼応し.. ミステリー的興趣に富んだ作品
◆『逃げ水半次無用帖』 久世光彦(文藝春秋)
安原顯 サンデー毎日 1998年12月25日号
※ 江戸下町の人情話は隣人を見るように無類に面白い捕物帖全七話
◆「今週のおすすめ」 新保博久・評 週刊読売 1999年01月03・10日号
『密告』 真保裕一(講談社)
『陰の季節』 横山秀夫(文藝春秋)
『アルペジオ』 新津きよみ(講談社)
◆『水の翼』 小池真理子(幻冬舎)
宝田茂樹 産経新聞 1998年12月26日
※ 美と愛テーマにした長編力作
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