推理小説 書評リスト
1998年4月〜6月
1998年08月16日更新
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《98年04月》
◆「Mystery Review」 香山二三郎・評 週刊文春 1998年04月02日号
『無制限』 渡辺容子(集英社) ★★★★1/2
◆「HMM Book Revew Jミステリ・レビュー」 西上心太・評 ミステリマガジン 1998年05月号
『散りしかたみに』 近藤史恵(角川書店)
『海鳴りに訊け』 風間一輝(角川書店)
『探偵宣言 森江春策の事件簿』 芦辺拓(講談社ノベルス)
『風雪殺人警報』 辻真先(光文社カッパ・ノベルス)
◆「今月のベストミステリー・国内」 香山二三郎・評 小説推理 1998年05月号
『Jの神話』 乾くるみ(講談社ノベルス)
『ST 警視庁科学特捜隊』 今野敏(講談社ノベルス)
『A先生の名推理』 津島誠司(講談社ノベルス)
『クライシスF』 井谷昌喜(光文社)
◆『わざくれ同心』 荒馬間 (新潮社)
村上貴史・評 オール讀物 1998年04月号
※ 惜しまれつつ逝った著者最後の光芒
◆『13』 古川日出男 (幻冬舎)
千街晶之・評 オール讀物 1998年04月号
※ 濃密な筆致に極彩色のきらめき
◆『A先生の名推理』 津島誠司(講談社ノベルス)
(汗)・評 読売新聞 1998年04月05日
◆『宣戦布告』 麻生幾(講談社)
無署名 日本経済新聞 1998年04月05日
※ 真に迫るシミュレーション小説
◆「エンターテインメント私のベスト3」 新保博久・評 日本経済新聞 1998年04月05日
『朱夏』 今野敏(幻冬舎)
※ 地道で着実、簡潔さは貴重
『無制限』 渡辺容子(講談社)
『散りしかたみに』 近藤史恵(角川書店)
◆『ループ』 鈴木光司(角川書店)〈ベストセラー追跡〉
山本基毅・評 週刊文春 1998年04月09日号
◆『ゲゲゲの鬼太郎 解体新書』 水木しげる&京極夏彦(講談社)
大多和伴彦・評 週刊宝石 1998年04月16日号
◆『レディ・ジョーカー(上・下)』 高村薫(毎日新聞社)
川崎賢子・評 文学界 1998年02月号
※ 「戦後」という脅迫
◆『死もまた愉し』 結城昌治(講談社)
宝田茂樹・評 産経新聞 1998年02月08日
※ 死とともに生きた孤高の作家
◆『死もまた愉し』 結城昌治(講談社)
山根一眞・評 週刊文春 1998年02月19日
※ 作者は、死とどう向かいあったのか
◆『レディ・ジョーカー(上・下)』 高村薫(毎日新聞社)
島森路子・評 毎日新聞 1998年02月22日
※ 日本社会の闇のトンネルの先に何が?
◆『赤のミステリー』『白のミステリー』 山前譲・編(光文社)〈ニューウエーブ作家が選ぶ、今月のミステリー〉
柴田よしき・評 Uno! 1998年04月号
※ 女流作家によるミステリ史、多分、最初で最後の試み
◆『BRAIN VALLEY(上・下)』 瀬名秀明(角川書店)
高橋義人・評 サンデー毎日 1998年03月08日号
※ 科学は生命や"神"を創りうるか?メアリー・シェリーから瀬名秀明まで
◆『神曲法廷』 山田正紀(講談社ノベルス)
千街晶之・評 週刊朝日 1998年03月20日号
※ ダンテの「神曲」下敷に冷ややかで壮麗なミステリーの大作
◆「ミステリーを読む 国内作品」 香山二三郎・評 産経新聞 1998年03月15日
『月神の浅き夢』 柴田よしき(角川書店)
『ST 警視庁科学特捜隊』 今野敏(講談社ノベルス)
『Jの神話』 乾くるみ(講談社ノベルス)
◆『ループ』『リング』『らせん』 鈴木光司(角川書店)
池上冬樹・評 サンデー毎日 1998年03月29日号
※ SF、ホラー、ファンタジー…。ジャンルを超越した興奮の三部作
◆「国内ミステリーベスト3」 吉野仁・評 小説現代 1998年04月号
『天使たちの場所』 香納諒一(集英社)
『散りしかたみに』 近藤史恵(角川書店)
『Jの神話』 乾くるみ(講談社ノベルス)
◆『異形コレクションT ラブ・フリーク』『異形コレクションU 侵略!』『異形コレクションV 変身』 井上雅彦・編(廣済堂文庫)〈ニューウエーブ作家が選ぶ、今月のミステリー〉
津原泰水・評 Uno! 1998年05月号
※ 書棚を徐徐に漆黒に染めてゆく夢幻への旅券
◆『塗仏の宴 宴の支度』 京極夏彦(講談社ノベルス)
大森望・評 週刊現代 1998年04月18日号
※ 「消失した村」の秘密を物語の核として六つの短編で提示する大スケールの謎
◆「Mystery Review」 香山二三郎・評 週刊文春 1998年04月16日号
『グランド・ミステリー』 奥泉光(角川書店) ★★★★
『密告』 真保裕一(講談社) ★★★★1/2
◆「新刊めったくたガイド」 北上次郎・評 本の雑誌 1998年05月号
『定年ゴジラ』 重松清(講談社)
『さんじらこ』 芦原すなお(毎日新聞社)
『ST 警視庁科学特捜隊』 今野敏(講談社ノベルス)
『クライシスF』 井谷昌喜(光文社)
◆「新刊めったくたガイド」 池上冬樹・評 本の雑誌 1998年05月号
『三島由紀夫 −剣と寒紅』 福島次郎(文藝春秋)
『律子 慕情』 小池真理子(集英社)
『夜の眼』 北方謙三(講談社)
『ハッピー』 神崎京介(幻冬舎ノベルス)
『散りしかたみに』 近藤史恵(角川書店)
◆『グランド・ミステリー』 奥泉光(角川書店)
藤森嵐・評 週刊現代 1998年04月25日号
※ 「真珠湾奇襲」成功の陰に埋もれた二つの事件が導く壮大な謎の迷宮
◆『宣戦布告』 麻生幾(講談社)
関川夏央・評 週刊文春 1998年04月23日号
※ 武装部隊上陸。日本有事に政府の判断は −驚嘆のリアリズム小説
◆『誘拐症候群』 貫井徳郎 (双葉社)
大森望・評 小説すばる 1998年05月号
※ シリアスな現代犯罪小説に新本格的アイデアを投入する大胆さ。
◆『13』 古川日出男(幻冬舎)
吉野仁・評 小説すばる 1998年05月号
※ 大型新人と呼ぶに相応しい驚異のデビュー作登場!
《98年05月》
◆『塗仏の宴 宴の支度』 京極夏彦(講談社ノベルス)〈今週のブックフェア〉
無署名 週刊宝石 1998年05月07日/14日号
※ 読了後の二次的な楽しみも無尽蔵!壮大な対立構図を持つシリーズ第6弾
◆『塗仏の宴 宴の支度』 京極夏彦(講談社ノベルス)
日下三蔵 SPA! 1998年04月29日・05月06日号
※ 六つの妖怪の物語がさらに大きな謎につながる巨大な"前編"
◆「国内ミステリーベスト3」 吉野仁・評 小説現代 1998年05月号
『無制限』 渡辺容子(講談社)
『グランド・ミステリー』 奥泉光(角川書店)
『誘拐症候群』 貫井徳郎 (双葉社)
◆『グランド・ミステリー』 奥泉光(角川書店)
茶木則雄・評 オール讀物 1998年05月号
※ 真珠湾攻撃中の大尉怪死の謎に迫る
◆「今月のベストミステリー・国内」 香山二三郎・評 小説推理 1998年06月号
『塗仏の宴 宴の支度』 京極夏彦(講談社ノベルス)
『無制限』 渡辺容子(講談社)
『グランド・ミステリー』 奥泉光(角川書店)
『密告』 真保裕一(講談社)
『真夜中のダリア』 鳴海章(角川書店)
◆「HMM Book Revew Jミステリ・レビュー」 西上心太・評 ミステリマガジン 1998年06月号
『密告』 真保裕一(講談社)
『誘拐症候群』 貫井徳郎 (双葉社)
『無制限』 渡辺容子(講談社)
『塗仏の宴 宴の支度』 京極夏彦(講談社ノベルス)
『吼える海流』 赤城毅(中央公論社)
◆『宇宙塵傑作選T・U』 柴野拓美・編(出版芸術社)
加藤弘一・評 すばる 1998年03月号
※ 日本SFの虎の穴
◆『レディ・ジョーカー(上・下)』 高村薫(毎日新聞社)〈エンターテインメント情勢分析28〉
笠井潔・評 すばる 1998年04月号
※ 社会と全体
◆『敵』 筒井康隆(新潮社)〈エンターテインメント情勢分析29〉
笠井潔・評 すばる 1998年05月号
※ 電脳と恍惚
◆『樹縛』 永井するみ(新潮社)
長谷部史親・評 波 1998年04月号
※ 着想が冴える"林業"ミステリー
◆『塗仏の宴 宴の支度』 京極夏彦(講談社ノベルス)
野崎六助・評 サンデー毎日 1998年05月03日号
※ 大人気・京極ミステリの世界と、観念小説の極北『死霊』の相似点
◆『朱夏』 今野敏(幻冬舎)
長谷部史親・評 サンデー毎日 1998年05月03日号
※ 中年への福音、輝く主人公
◆『宣戦布告』 麻生幾(講談社)
惠谷治・評 サンデー毎日 1998年05月03日号
※ 欠陥国家日本への"宣戦布告"
◆『無制限』 渡辺容子(講談社)〈特選サスペンス〉
小梛治宣・評 週刊現代 1998年05月09日・16日号
※ 離婚の成立直前に夫が謎の失踪!? 妻の探索を阻むパチンコ業界の暗闇
◆「ミステリーを読む 国内作品」 香山二三郎・評 産経新聞 1998年04月19日
『密告』 真保裕一(講談社)
『無制限』 渡辺容子(講談社)
『グランド・ミステリー』 奥泉光(角川書店)
◆『グランド・ミステリー』 奥泉光(角川書店)
清水良典・評 朝日新聞 1998年04月26日
※ 真珠湾攻撃の怪事件 展開にすごい仕掛
◆「Mystery Review」 香山二三郎・評 週刊文春 1998年05月14日号
『流沙の塔』 船戸与一(朝日新聞社) ★★★★
『樹縛』 永井するみ(新潮社) ★★★★1/2
◆「エンターテインメント私のベスト3」 新保博久・評 日本経済新聞 1998年05月10日
『それぞれの断崖』 小杉健治(日本放送出版協会)
※ 平凡なサラリーマン襲う苦境
『朝霧』 北村薫(東京創元社)
『誘拐症候群』 貫井徳郎(双葉社)
◆『グランド・ミステリー』 奥泉光(角川書店)
法月綸太郎・評 すばる 1998年06月号
※ 大いなる「歴史」の韜晦
◆『散りしかたみに』 近藤史恵(角川書店)〈エンターテインメント情勢分析30〉
笠井潔・評 すばる 1998年06月号
※ 演劇と探偵
◆『密告』 真保裕一(講談社)
吉野仁・評 週刊現代 1998年05月23日号
※ 警察幹部と関係業者の癒着を追及する一匹狼の警察官が抱える心の傷の深さ
◆『真夜中のダリア』 鳴海章(角川書店)
吉野仁・評 小説すばる 1998年06月号
※ 新宿一丁目を舞台にした異色クライム・サスペンス。
◆『流沙の塔』 船戸与一(朝日新聞社)
三橋暁・評 週刊現代 1998年05月30日号
※ 横浜でのロシア女性刺殺の謎から中国大陸で始まる秘密結社の死闘
◆「Mystery Review」 香山二三郎・評 週刊文春 1998年05月28日号
『ゲノム・ハザード』 司城志朗(文藝春秋) ★★★★1/2
『フォー・ディア・ライフ』 柴田よしき(講談社) ★★★★
『理由』 宮部みゆき(朝日新聞社) ★★★★★
◆『宣戦布告』 麻生幾(講談社)
無署名 日本経済新聞 1998年04月05日
※ 真に迫るシミュレーション小説
◆『グランド・ミステリー』 奥泉光(角川書店)
川村湊・評 読売新聞 1998年04月19日号
※ 小さな事件に潜む巨大な謀略
◆『流沙の塔』 船戸与一(朝日新聞社)
井家上隆幸・評 サンデー毎日 1998年05月24日号
※ 現代中国の実像と解体の予感
◆『グランド・ミステリー』 奥泉光(角川書店)
池上冬樹・評 サンデー毎日 1998年05月31日号
※ 今年のベスト3は確実。必読!
◆『密告』 真保裕一(講談社)
長谷部史親・評 サンデー毎日 1998年06月07日号
※ 人間が宿命的い背負う愚かさ
◆『ゲノム・ハザード』 司城志朗(文藝春秋)
野崎六助・評 サンデー毎日 1998年06月07日号
※ ゲノム・ゲームの迷路を満喫
◆『流沙の塔』 船戸与一(朝日新聞社)
池波志乃・評 週刊朝日 1998年06月05日号
※ 香港返還時の中国が舞台の冒険小説 気になる女たちが登場して盛り上げる
◆「新刊めったくたガイド」 北上次郎・評 本の雑誌 1998年06月号
『銀の雨』 宇江佐真理(幻冬舎)
『暴れ影法師』 花家圭太郎(集英社)
『七代目』 竹田真砂子(集英社)
『密約』 佐藤雅美(講談社)
『秘曲 笑傲江湖』 金庸(徳間書店)
『密告』 真保裕一(講談社)
『マリ子の肖像』 村雨貞郎(文藝春秋)
◆「新刊めったくたガイド」 池上冬樹・評 本の雑誌 1998年06月号
『『Shall we ダンス?』アメリカを行く』 周防正行(太田出版)
『九【ここの】』 岩田宏(草思社)
『誘拐症候群』 貫井徳郎(双葉社)
『無制限』 渡辺容子(講談社)
『朱夏』 今野敏(幻冬舎)
◆「HMM Book Revew Jミステリ・レビュー」 西上心太・評 ミステリマガジン 1998年07月号
『三本の矢』 榊東行(早川書房)
『樹縛』 永井するみ(新潮社)
『探偵はひとりぼっち』 東直己(早川書房)
『朝霧』 北村薫(東京創元社)
『心室細動』 結城五郎(文藝春秋)
◆「今月のベストミステリー・国内」 香山二三郎・評 小説推理 1998年07月号
『ゲノム・ハザード』 司城志朗(文藝春秋)
『フォー・ディア・ライフ』 柴田よしき(講談社)
『流沙の塔』 船戸与一(朝日新聞社)
『樹縛』 永井するみ(新潮社)
『三本の矢』 榊東行(早川書房)
◆「新刊チェックリスト【日本編】注目作ピックアップ」 山前譲・評 EQ 1998年07月号
『無制限』 渡辺容子(講談社)
『クライシスF』 井谷昌喜(光文社)
『スコッチ・ゲーム』 西澤保彦(角川書店カドカワ・エンタテインメント)
『探偵宣言 森江春策の事件簿』 芦辺拓(講談社ノベルス)
『A先生の名推理』 津島誠司(講談社ノベルス)
『仮面』 山田正紀(幻冬舎ノベルス)
『散りしかたみに』 近藤史恵(角川書店)
『ギャップ』 西村健(角川書店カドカワ・エンタテインメント)
『誘拐症候群』 貫井徳郎(双葉社)
『ST 警視庁科学特捜隊』 今野敏(講談社ノベルス)
『人形の家殺人事件』 藤桂子(光文社カッパノベルス)
『グランド・ミステリー』 奥泉光(角川書店)
◆『フォー・ディア・ライフ』 柴田よしき(講談社)
大森望・評 週刊現代 1998年06月06日号
※ 盛り場の24時間保育園の「園長探偵」が寝る間も惜しんで命をかける正義とは
◆『グランド・ミステリー』 奥泉光(角川書店)
吉田一彦・評 週刊ポスト 1998年06月05日号
※ 華麗な文体と意表をつく展開
◆『三本の矢』 榊東行(早川書房)
松原隆一郎・評 読売新聞 1998年05月31日号
※ 論理背景に描く政官財の内幕
《98年06月》
◆『三本の矢』 榊東行(早川書房)
西上心太・評 オール讀物 1998年06月号
※ 金融史上最悪のシナリオが始動した時
◆『朝霧』 北村薫(東京創元社)
村上貴史・評 オール讀物 1998年06月号
※ 謎を巡り、明かされる人間模様の妙時
◆「国内ミステリーベスト3」 吉野仁・評 小説現代 1998年06月号
『流沙の塔』 船戸与一(朝日新聞社)
『密告』 真保裕一(講談社)
『樹縛』 永井するみ(新潮社)
◆『三本の矢』 榊東行(早川書房)
武中平蔵・評 朝日新聞 1998年05月17日
※ リアルな霞ヶ関描写「複雑系政策小説」!
◆『北斎あやし絵帖』 森雅裕(集英社)
長辻象平・評 産経新聞 1998年05月16日
※ 史実の奇縁を時代小説で展開
◆「ミステリーを読む 国内作品」 香山二三郎・評 産経新聞 1998年05月17日
『三本の矢』 榊東行(早川書房)
『ゲノム・ハザード』 司城志朗(文藝春秋)
『樹縛』 永井するみ(新潮社)
◆『理由』 宮部みゆき(朝日新聞社)
北村薫・評 日本経済新聞 1998年06月07日
※ 事件と人間の多面的なドラマ
◆『理由』 宮部みゆき(朝日新聞社)〈記者が選ぶ〉
(汗)・評 読売新聞 1998年06月07日
※ 事件と人間の多面的なドラマ
◆『理由』 宮部みゆき(朝日新聞社)〈今週のベスト・エンターテインメント〉
吉野仁・評 週刊現代 1998年06月13日号
※ 「一家四人殺し」と思われた事件の裏に現代の家族の複雑な「闇の世界」が潜む
◆「Mystery Review」 香山二三郎・評 週刊文春 1998年06月11日号
『ミステリークラブ』 霞流一(角川書店カドカワ・エンタテインメント) BOMB?
『シートンの毛皮』 本山賢司(早川書房) ★★★★
◆『直線の死角』 山田宗樹(角川書店)
大多和伴彦・評 週刊宝石 1998年06月18日号
◆『三本の矢』 榊東行(早川書房)
日下三蔵・評 SPA! 1998年06月10日号
※ 圧倒的な情報量で金融パニックをシミュレートする一級のサスペンス
◆『密告』 真保裕一(講談社)〈売れてます〉
(A)・評 毎日新聞 1998年04月27日
※ 上昇志向と汚職 夢求めた果てに
◆『理由』 宮部みゆき(朝日新聞社)〈記者が選ぶ〉
高井有一・評 毎日新聞 1998年06月07日
※ 事件を通して見える現代の「家族」の姿
◆『理由』 宮部みゆき(朝日新聞社)〈売れてます〉
(A)・評 毎日新聞 1998年06月08日
※ 家とは家族とは事件は問い直す
◆『求愛』 藤田宜永(文藝春秋)
井家上隆幸・評 週刊文春 1998年06月18日号
※ 幻想と心の深淵を描く恋愛小説の名品
◆『朝霧』 北村薫(東京創元社)〈ベストセラー追跡〉
山村基毅・評 週刊文春 1998年06月18日号
※ 幻想と心の深淵を描く恋愛小説の名品
◆『カプグラの悪夢』 逢坂剛(講談社)
高橋智恵子・評 週刊宝石 1998年06月25日号
◆「エンターテインメント私のベスト3」 新保博久・評 日本経済新聞 1998年06月14日
『邪馬台国はどこですか?』 鯨統一郎(東京創元社創元推理文庫)
※ 材料の良さを生かした短編集
『ミステリークラブ』 霞流一(角川書店カドカワ・エンタテインメント)
『シートンの毛皮』 本山賢司(早川書房)
◆「新刊めったくたガイド」 北上次郎・評 本の雑誌 1998年07月号
『理由』 宮部みゆき(朝日新聞社)
『樹縛』 永井するみ(新潮社)
『フォー・ディア・ライフ』 柴田よしき(講談社)
『北斗の銃弾』 宮本昌孝(講談社)
『恐水病の年』 辻中信介(パロル舎)
『速水御舟の真贋考』 月山照基(河出書房新社)
『犬のことば辞典』 きたやまようこ(理論社)
◆「新刊めったくたガイド」 池上冬樹・評 本の雑誌 1998年07月号
『蜘蛛の巣アンテナ』 佐伯一麦(講談社)
『「犠牲」への手紙』 柳田邦男(文藝春秋)
『宣戦布告』 麻生幾(講談社)
『凍裂戦線』 馬場啓一(光文社カッパ・ノベルス)
『求愛』 藤田宜永(文藝春秋)
『(C)の悲劇』 平野肇(祥伝社ノン・ノベル)
◆『『丹下左膳』を読む 長谷川海太郎の仕事』 工藤英太郎(西田書店)
島弘之・評 週刊ポスト 1998年06月26日号
※ 三つの名を持つ作家の実像
◆「Mystery Review」 香山二三郎・評 週刊文春 1998年06月25日号
『雪が降る』 藤原伊織(講談社) ★★★★1/2
◆「おもしろ本スクランブル」 郷原宏・評 新刊展望 1998年07月号
『心室細動』 結城五郎(文藝春秋)
『フォー・ディア・ライフ』 柴田よしき(講談社)
『青龍哭く』 森詠(角川書店)
『グランド・ミステリー』 奥泉光(角川書店)
『宣戦布告』 麻生幾(講談社)
『ジュリエットの悲鳴』 有栖川有栖(実業之日本社)
◆『死者の体温』 大石圭(河出書房新社)
大森望・評 小説すばる 1998年07月号
※ 「死」を特権化する本格ミステリに対して被害者の「生」を特権化する犯人を描く。
◆『ハーメルンに哭く笛』 藤木稟(徳間書店トクマ・ノベルズ)
吉野仁・評 小説すばる 1998年07月号
※ 昭和初期の東京を舞台に、奇想に満ちた数々の謎が展開する。
◆『理由』 宮部みゆき(朝日新聞社)
池上冬樹・評 サンデー毎日 1998年06月28日号
※ テーマと手法が見事に一致
◆「これが面白い! ミステリー」 野崎六助・評 朝日新聞 1998年06月15日夕刊
『矩形の密室』 矢口敦子(徳間ノベルス)
『セカンド・ヴォイス』 西浦一輝(角川書店カドカワ・エンタテインメント)
◆『三本の矢』 榊東行(早川書房)
山内昌之・評 毎日新聞 1998年05月03日
※ 「官」に対する民・財の復讐
◆『朝霧』 北村薫(東京創元社)〈エンターテインメント情勢分析31〉
笠井潔・評 すばる 1998年07月号
※ 凶悪と無垢
◆『たまご猫』 皆川博子(ハヤカワ文庫)〈ニューウエーブ作家が選ぶ、今月のミステリー〉
篠田真由美・評 Uno! 1998年08月号
※ 皆川博子の世界は「薔薇」。そしてこれは、木製の箱に収められた花束。
◆『理由』 宮部みゆき(朝日新聞社)
無署名 週刊新潮 1998年06月04日号
※ 崩壊する家族を描く「野心的」ミステリー
◆『邪馬台国はどこですか?』 鯨統一郎(東京創元社創元推理文庫)
野崎六助・評 サンデー毎日 1998年06月21日号
◆「国内ミステリーベスト3」 吉野仁・評 小説現代 1998年07月号
『探偵ガリレオ』 東野圭吾(集英社)
『理由』 宮部みゆき(朝日新聞社)
『ミステリークラブ』 霞流一(角川書店カドカワ・エンタテインメント)
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