黒猫荘
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オーナー:kanau
ミステリーと紅茶とお菓子が大好きです。
ここではミステリー以外にも紅茶やお菓子、日常のことなんかも書いていこうと思っています。
国内外問わずおすすめの物があったら教えて下さい。
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83. 2005年01月29日 23時06分37秒
投稿:kanau
kanauです。
こっそりひっそり就職活動を始めだしました。
それでも本はやめられない。
今週の読了本
『天使と悪魔(上・下)』
『ダ・ヴィンチ・コード』で有名になったダン・ブラウンのデビュー作にしてロバート・ラングドンものの第1作
「面白い」の一言です。
テーマが日本人には馴染みがないので、完全に理解したとはいえないでしょうが、美術や歴史に関する記述は素人にもわかりやすかったです。
何よりもきちんと取材してる所が凄いです。
ヴァチカンて、そういう取材とかもさせてくれるんですね。
『いつか、ふたりは二匹』
ポール・ギャリコの作品のオマージュと御本人もあとがきで書かれていましたが、少年が猫に意識を乗り移れる、という設定です。
でも、それを不自然に感じませんでした。チョーモンインを念頭に置いていたので、意外というか。
子供の頃はこういうお話ワクワクしながら読んだだろうなあ、と思いました。
ラストを読むとタイトルに納得します.
『レインレイン・ボウ』
高校の部活動の友人が亡くなり、7年ぶりにみんなが集まる。けれど、彼女の1番の親友だけは姿を現さなかった。
各話、友人1人が主人公という設定で現在の彼女たちの話が描かれています。そんな日常話に亡くなった女性の存在がさりげなく主張している所が次の話へのささやかなリンクになっています。
最終話の主人公は加納さんの別作品のヒロインだったりします。
各話のタイトルが虹色のうちの1色でつけられている所も綺麗です。
お気に入りは「ひよこ色の天使」と「雨上がりの藍の色」。
82. 2005年01月23日 00時44分04秒
投稿:kanau
kanauです。
ほぼ週1ペースとなっておりますが、時間的余裕を考えると丁度良いみたいです。
今週の読了本
『工学部・水柿助教授の逡巡』
ミステリーではないです。
エッセイ?というか回想録?のようなものに作者独自のユーモアが加味されたお話。
他の所でも書かれていますが、作家になるまでの経緯となってからのお話です。
前作同様タイトルが長いです。
『誰も猫には気づかない』
これもミステリーではありません。
タイトルでもわかるように賢い猫の出てくるファンタジーです。
時は中世、とある公国
若き領主を補佐している老摂政が亡くなった。
彼は生前、自分の死期を悟り、自分の死後を考え様々な方策を立てていました。
その中でも1番の秘策は摂政の賢明な猫、ニフィ。
隣国との微妙な関係に領主の恋が関わり・・・
猫はどのようにして若き領主を助けるのか?
「気づかない」となっていますが、めちゃくちゃ活躍してます(笑)。
ニフィはすごく賢く勇敢で魅力的な猫です。
猫好きの方にはおすすめです。
『ななつのこ』
再読です。
やっぱり好きだなあと、しみじみ思いました。
よく北村薫の「私・円紫さん」シリーズと比較されていますが、受ける印象が全く違います。
今回改めて読んでみて思ったのは、円紫さんシリーズは綺麗な曲線、駒子シリーズはでこぼこの線、という事です。
どちらも同じ女子大生なのに駒子の方がより身近に感じました。
男性作家と女性作家の違いでしょうか?
81. 2005年01月16日 22時41分06秒
投稿:kanau
kanauです。
訂正
『竜臥亭幻想』の「竜」は「龍」の間違いです。すみません
80. 2005年01月16日 22時32分03秒
投稿:kanau
kanauです。
久々の書込み・・・本は読んでたんですけど・・・
砂時計さん
>『六番目の小夜子』のドラマ、現在再放送されているのをご存じでしょうか?
本当ですか?全然知りませんでした。
夜7時〜7時半には家にはいないし、録画しても見る時間ないので、せっかく教えて頂いたのにこのまま見る機会もなく終わってしまいそうです。
今週の読了本
『竜臥亭幻想(上・下)』
図書館から連絡がきて早速借りました。
御手洗氏も吉敷氏もほとんど出てきませんでした。
真相は何となく想像はつくと思います。
『根津愛(代理)探偵事務所』
根津愛ものの短編集。
最初が作者・愛川氏の根津愛へのメールで始まり、最後が根津愛の父親によるあとがき、などファンブックのように色々と別の部分でのサービスが多くてそれはそれで面白かったです。
前から気になっていた「カレーライス殺人事件」の話が掲載されていたので、個人的には良しといったカンジです。
『巫女の館の密室』
同じく根津愛ものの長編。
長編になるとトリックがやたら大掛かりですね。
私はこういうトリックは好きではないです。
『ダイニング・メッセージ』
同じく根津愛ものの短編集。
実はタイトルが凄く気になっていました。
何やらキャラクターもののようなカンジになってきてます。
『幻獣遁走曲 猫丸先輩のアルバイ探偵トノート』
猫丸先輩ものの短編集。
全てのお話が猫丸先輩のアルバイトで起こっています。
佳多山大地氏の解説もなるほど、といったカンジで面白かったです。
気に入ったのは「猫の日の事件」。
[NAGAYA v3.13/N90201]