黒猫荘
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やわらかそうな本の上へでもすわってください
オーナー:砂時計
床を埋めつくす積読本の山、山、山。
ドアからベッドへと続く一筋のケモノ道。
最後に掃除機をかけたのは何年前だっけ……(遠い目)。
そんなダメ人間の部屋へようこそ。
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324. 2006年05月12日 12時38分09秒
投稿:砂時計
「いっしょに赤ちゃん作って食べようよ」
こんにちは、砂時計です。
足立さま
いらっしゃいませ。
先日はお付き合いいただき、どうもありがとうございました。
お話しできて、とても楽しかったです。
>私などは本もろくに読まずに、知ったかぶりを並べていただけで、
>おはずかしいかぎりです。
知ったかぶり度は自分のほうが上かも。年々積読本が増えるばかりで……。
>しかし、狭山市とはなんの縁もないのに横溝正史展とは、
>よくやってくれます。
なんか、熱烈な横溝ファンの職員がいて、その人の情熱で実現したみたいですね。ええ話や。
>また、下のドラエもんの謎なぞは、見たことがあります。
>22世紀の「小学四年生」だかに載っていたのでしたかね。
そうです、そうです。自分はリアルタイムで掲載誌を読んだんですが(ああ、なつかしの「ドラとバケルともうひとつ」)、作中の「未来の『小学四年生』」の中身って、結構実際の『小学四年生』のその掲載号とシンクロさせていて、パロディになってた記憶があります(連載マンガのタイトルなんかも)。
この「イプシロン」もそうですが、作者の言語センスが光るセリフによる笑いが、自分にとっては『ドラえもん』という作品の面白さの重要な部分を占めていたんですよね。
>また機会があればよろしくお願いします。(「1986年のマリリン」
>で海渡英祐の「伯林ー一八八八」の替歌を作れ、と20年前に他人に
>言われたことがありますが、無理みたいですね)
無理とおっしゃらず、今度是非聞かせてください、「1888年のベルリン」(いや、「1888年のモリリン」かな)。それまでに読んでおきたいと思います、『伯林−一八八八年』(長年積読状態でして……)。
またお会いできる機会がありましたら、よろしくお願いいたします。
書きこみ、どうもありがとうございました。
323. 2006年05月12日 02時57分47秒
投稿:足立雅弘
いまさらですが、先日はお疲れ様でした。いろいろお話させていただきましたが、私などは本もろくに読まずに、知ったかぶりを並べていただけで、おはずかしいかぎりです。あの後も、充実した連休だったようで、狭山市にまで行かれたのですね。当方はそう遠くもないのに、狭山どころか世田谷文学館にも行かない無精者です。しかし、狭山市とはなんの縁もないのに横溝正史展とは、よくやってくれます。20年ほど前に狭山市に住んでいましたが、そのころは博物館自体がなかったです。
また、下のドラエもんの謎なぞは、見たことがあります。22世紀の「小学四年生」だかに載っていたのでしたかね。
また機会があればよろしくお願いします。(「1986年のマリリン」で海渡英祐の「伯林ー一八八八」の替歌を作れ、と20年前に他人に言われたことがありますが、無理みたいですね)
322. 2006年05月12日 01時46分01秒
投稿:砂時計
「牛はみんなそう言うんだ」
こんばんは、砂時計です。
先日のオフで話に出しながら思い出せなかった、刊行予定だったラインナップが河出書房新社に移行することになった叢書のことですが、こちらに戻ってから確かめたところ、晶文社ミステリでした。
ところで、今週、晩ご飯を食べながら親が見ている『NHK歌謡コンサート』(<演歌の番組です)に何気なく目をやったところ、歌詞のテロップが以前に比べてかなり大きな文字になっているんですね。最近の文庫本みたいだ、と思いました。
■5/11の購入本
●『街の灯』 北村薫 (文春文庫)――親本積読中。
●『対談集 発想の原点』 松本清張 (双葉文庫)――対談相手は佐野洋、五木寛之、井上ひさし、筒井康隆。佐野洋との対談だけザッと読みましたが、自作について「動機重視」ということだけを評価する向きに異を唱えるところとか、いろいろ興味深い話があって面白かったです。
・講談社ノベルス
●『εに誓って』 森博嗣――εっつーと、ドラえもんが大笑いしていた未来のなぞなぞ「アルファがベータをカッパらったらイプシロンした。なぜだろう?」を思い出します。 ●『本格ミステリ06 2006年本格短編ベスト・セレクション』 本格ミステリ作家クラブ 編
321. 2006年05月08日 23時43分07秒
投稿:砂時計
「ウオン ウオン(あなたは人間 わたしは犬 禁じられた恋だということはよくわかっていますっ)」
こんばんは、砂時計です。
『週刊少年ジャンプ』今週号の中に、『DEATH NOTE』の、西尾維新によるオリジナル小説「アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件」の告知が。書かれている文からすると、どうやらマンガの物語以前の話で、Lの探偵としての活躍を描く作品みたいですね。これは楽しみ。
そう言えば以前、乙一による『ジョジョの奇妙な冒険』の小説版の話もあったと思うけど、あれはどうなったのかなあ。
のりりんさま
いらっしゃいませ。レスが遅れてすみません。
五日はどうもありがとうございました。とても楽しかったです。
>たしか小杉健治か小林久三の作品だったと思います
もしかしたら検察審査会を扱った小杉健治『検察者』かな?自分は読んだことないんですが、出た当時、佐野洋『推理日記』で取り上げられていたような記憶があります。情報ありがとうございます。
>なかなか難しいと思いますが、
>またお越しの際はぜひぜひ遊びましょうー。
是非是非よろしくお願いします。
どうもありがとうございました。
かい賊さま
いらっしゃいませ。
お会いできて嬉しかったです。24号室への書きこみを拝見すると喋りを抑え目になさってたようですが、今度お会いする機会がありましたらご遠慮なしの爆裂トークを期待いたしますです。
>女性ボーカルが似合う高音域な男性は同年代の誇りです。
>これからもがんばってください(何を?)。
そ、そうでしょうか?これからもがんばります(何を?)。
かい賊さまの渋いブルージィなお声も素敵でしたよ(近藤房之介のお話も出てましたし、柳ジョージやSIONの歌なんかも聴いてみたいと思いました)。
>今度はドラマ今昔物語でもしましょう。
いいですねー。またお会いできましたら、その時には是非。
どうもありがとうございました。
と、お二方の書きこみにありましたように、GW中、東京で黒猫荘関連の方とお会いしてきました(以下、掲示板に書くのはどうかと思うような長文になりますが、ご容赦を)。
ミステリとは違う分野のサイトのオフ会に誘われて東京行きを決めたんですが、どうせならと思い、以前、東京へ出た時は一緒に歌いましょう、とお誘いを受けていた24号室・のりりんさんに連絡を取ったところ、他の方にも呼びかけてくださって、32号室・紅さん、89号室・かい賊さん、52号室に書きこみをなさっている屋根裏の足立さん、と全員で五名のミニオフが実現。
五月五日、午後一時。待ち合わせ場所に行ってあたりを見回したところ、光文社文庫の『人形はなぜ殺される 新装版』を手に持っている人が。別にそれを目印に決めていたわけではないんですが「足立さんに違いない!では隣に立っている方がかい賊さんなのでは」と思い、声をかけてみたらその通り(聞いてみたらかい賊さんも『人形〜』で足立さんとわかったそうで)。そこにのりりんさんもやって来て、初めましての挨拶のあと、カラオケへ。
ミステリに関係した歌プラスアルファの選曲での二時間。のりりんさんの甘いお声、上述のかい賊さんの渋いブルージィなお声、足立さんのナマ替え歌、と堪能させてもらいました。
カラオケのあと、紅さんと合流し、喫茶店へ。
あの作家、この作品、とミステリ話だけであっという間の三時間。
特に足立さん、紅さん、かい賊さんのお三方は読書の幅も広く、自分なんかは「へえー」と感心しながらただ聞き入るだけという局面もしばしば。
今思い返すと、自分はなんか舞い上がっちゃって、独りよがりの支離滅裂なことをくっちゃべってたような気がして恥ずかしいんですが、それはそれとして、本当に楽しい時間でした。
のりりんさん、足立さん、紅さん、かい賊さん、どうもありがとうございました。
で、東京へ出ることがあったら連絡を、という約束を以前交わしていた方がもう一人いらっしゃって、それが30号室の店主さま。
こちらは翌日六日の夕方にお会いすることに。他に18号室の無謀松さん、よくお邪魔するサイトの管理人の方でいわいさん、月うさぎさん、とこちらも自分を入れて計五人の集まり。
お会いして食事、そしてカラオケへ(<また?)。「マッハバロン」や「江戸の黒豹」を一緒に歌うことができたのは幸せでした、店主さま。カラオケのあとは喫茶店でミステリ中心の話。鮎川哲也の未完長編『白樺荘事件』は『白の恐怖』と違い「三番館」のバーテン物だったというのを何かで読んだという話をしたら「それはないでしょう」とアッサリ否定されたのですが……確かにそう書いてある文章を目にした覚えがあるんだけどなあ、うーん……。
七日は前日の集まりでお勧めがあった狭山市立博物館の企画展「金田一さん!出番です −博物館で楽しむ横溝正史−」へ。
一時間半ほどかけて、のんびりと見学を。『犬神家の一族』の英訳版の裏表紙の説明文では同作品が金田一物の最初の作品にされちゃってるのか、むむ。と些細なことはともかく、自分にとっては色々と見応えのある内容。杉本一文画伯のサイン会の日に行けなかったのは残念ですが。
そんなこんなのGWでありました。
■5/8の購入本
●『山上たつひこ自選傑作集 ベスト・オブ・がきデカ』 (宝島社 ワンダーランドコミックス)――コンビニ本(再発なのかな?)。作者が選んだ十九本(それぞれの扉に本人の選評付き)。巻末には山上たつひこインタビュー、山上たつひこデータベース、特別書き下ろし 喜国雅彦「がきデカ2003」(一ページ)が。
●『ダ・ヴィンチ』6月号
[NAGAYA v3.13/N90201]