黒猫荘
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181. 2009年04月10日 12時12分57秒
投稿:りか
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176. 2007年11月21日 15時44分43秒
投稿:御幣だらけの彼女
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159. 2007年09月10日 16時19分40秒
投稿:かい賊
三田誠・浅井ラボ・神野オキナ・あざの耕平「神曲奏界ポリフォニカ ぱれっと」GA文庫
シリーズアンソロジー第二弾。第一弾の「まぁぶる」は本編作家4名によるものでしたが、
今回は別作家によるいつもと違ったポリフォニカ世界が見られます。
三田誠「たとえ時が経とうとも(As Time Goes By)」より 【セピア、ですかね】
『つかつかと、舞台に歩み寄る。
止める者もいなかった。
すうと一呼吸吸って、サキソフォンに吹き込む。
鳴った。
ちら、と老人がこちらを見た。
一瞬だ。
なのに、たちまち音楽が姿を変える。
ソロとして完成されていた曲が、サキソフォンに合わせて隙をつくったのだ。
ここにいれろ、とあからさまなリード。傲慢ともとれるやり方だが、素直にレンバルトは感心した。』
“天才の紛い物”サイキ・レンバルトを登場させての短編。なぜか本編達の中では薄く思われる
演奏シーンが多々炸裂しています。
「のだめ」「NANA」「SIVAD SELIM」「チャンス!」(加速度的に古く…)など漫画・小説・アニメ・
ドラマ・映画を問わず演奏シーンが大好きなので、本編ではちょっと弱くなってるかなと思って
いたこともあり非常に満足した次第。
神曲から離れた、とは言っても最終的には神曲に帰結したかもしれませんが、音楽を極める
方向の話でとても面白かったです。
最後、レンバルトに設定とも言えるエピソードが追加されますが本編でも見てみたいな。
浅井ラボ「音色は遠く、耳に届かず」より 【モノクローム、推奨!】
異彩を放つ一編。主人公がサイコパスな殺人者。
『そういえば、私を連れもどそうとした師匠を殺したときも、なにも感じませんでした。
師匠の頭を下級精霊でつぶしてあげたとき、重い蓋が頭のなかから取れたような感覚はありました。
絶命しながら「それでも愛している」と言う師匠を見ながら、私は明日の天気のことを考えていました。
洗濯物が濡れては大変ですからね。』
中年から初老といった感じの男ですが、非常に無機質な感じが印象的かつ魅力的です。
こんなヒドい話ないだろう、と思うのですが、感情から切り離されるということがこのポリフォニカ世界に
おいては地獄に等しいなあと思ったり。
神野オキナ「ワイルドウェスト・いえろー」より 【そのまんま、いえろー、で】
わ〜い、西部劇だぁ。
『大量の胡椒と塩で保存性をあげた屑肉を圧搾し、屑油で固めた肉が出てくる…………長い間、
人里離れたところを移動する牛追いたちや金鉱掘り御用達の「胡椒屑肉(スパイスド・ハム)」だ。
ナイフでそれを人差し指の半分ほどの厚みに切ると、豆の缶詰の中身と一緒にフライパンの
上に載せ、暖炉にくべる。
すぐに熱せられたフライパンの上で、自らの脂によって屑肉の塊は煙をあげて焼け始める。
数回揺すって脂と熱がちゃんと豆に回り込むのを待ち、フライパンを引き出すと、ブックスは
中身を金属の皿に移して耳のない方へとフォークと一緒に差し出した。』
いかにもでしょう? え? 西部劇なら拳銃とか抜けよって、仰る通りでございますが、ワシ
食べるの大好きだから。
MF文庫「あそびにいくヨ!」シリーズが代表作となる作者ですが、このシリーズからゲストが
来ています。
しかしまあ、レイ・チャールズとの仮想デュエット楽しむ少女というのはなんとも……いいですね。
あざの耕平「ダン・サリエルと白銀の虎」より 【シルバー&ゴールド、または、ピンク】
最も楽しみにしていた一編。「Dクラ」「BBB」の作者が描くポリフォニカは?
『年の頃は二十代後半。優雅な仕草が絵になる、長身痩躯の男である。古雅なタキシードも様に
なっていた。オールバックにして首筋で束ねた銀髪が、男の動きに従って猟犬の尾のように跳ねた。
男は顔を上げ、あらためて客席を眺める。
渾身の演奏をしたためか、彼の息は、まだ微かに荒い。額には汗の粒が光っている。だが、眼鏡の
下の瞳は満足げだ。線の細い容貌が、誇らしい、それでいて少しはにかむような微笑を浮かべると、
方々から黄色い歓声が飛んだ。
男は全身に喝采を浴びながら、鳴りやまぬ拍手の中を、ステージの袖へと歩み去った。』
音楽的才能は本物のようです。
『モモを見下ろす視線が、頭のてっぺんから爪先まで上下する。途中、胸とか腰の辺りでやや速度を
落としたが、停止することは一度もなかった。
ぽん、と頭に手を置き直し、
「モモよ。人には持って生まれた資質とゆーものがあるのだ」
「ボクは精霊です!」
「フマヌビックで、しかも女で、その上、それ、では同じことだ」
「『それ』ってなんですか、『それ』って!」
「ストリップ・ショーをしたところで、同情票しか集まるまい。それ、では」
「色々失礼ですよ!?」』
……なかなかよい性格のようで。契約中級精霊のモモも可愛いやら可哀想やらでなんとも。
期待を裏切らぬ熱く楽しい作品です。続編読みた〜い♪
続編希望の欲望は無理矢理封じ込めてでも、さらに他作家の織る世界を覗きたいと思わせる作品集でした。
158. 2007年09月05日 03時46分04秒
投稿:かい賊
自レスから約1年が経過しようとしています。
(主に)忙しくて書きこめない
→いざ書こうと思っても一旦書き始めるとどんだけ書くかわかったもんじゃないので腰が引ける。
→とかなんとか言ってる間に季節労働者の繁忙期に。
→ウダウダしている間に久々にあった方との約束を違えてしまい……
→久々に板を覗くとSPAMなレスが……
いかん、とにかく書こう。という次第。
つうか、これってイタい不登校児じゃん。
まあ、とにかく肩の力を抜いてチマチマやることにします。
>御幣だらけの彼女様
おや? いつの間にお札に……。
雪が降らなかったツケは夏に回ってきちゃいましたね。
暑いの暑くないのってドッチなんだよ? ってくらいのもんでしたね。
多少体調を…なんて言わずにぜひ健康で!
>SAMANA様
ワシの山口歴は
「冒涜」→「日本」→「生ける」……
という順だったので、山口さんのイメージは<パロディ・本歌取り系>のイメージが強く、
<ちょっと変格入った本格>という認識は薄かったりします。
あらためて「奇偶」について、ワシは最後まで読んでよかったと思っていますし、面白かった
ですが、上巻を読んで萎えてしまったら下巻は読まなくてもいいかもしれません。
決してヤマがないわけではありませんが、終始上巻の雰囲気を崩さずに進みます。
そういう意味で、肩透かしは食らわされない作品と言えるでしょう。
仰る通りバリメタなので、そんな気分のときによろしいのではないでしょうか。
お二方様、書き込みありがとうございました。
[NAGAYA v3.13/N90201]