黒猫荘
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オーナー:kanau

ミステリーと紅茶とお菓子が大好きです。
ここではミステリー以外にも紅茶やお菓子、日常のことなんかも書いていこうと思っています。
国内外問わずおすすめの物があったら教えて下さい。
  37〜40件 
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107. 2005年06月13日 11時50分33秒  投稿:kanau 
kanauです。

四国も梅雨入りしました。この時期から夏バテしやすくなるので、正直嬉しくありません。

読了本更新

『幽霊座』

金田一耕介ものの短編集。
収録作「幽霊座」「烏」「スペード台上の首」。
「幽霊座」「烏」では人間消失を、「スペード台上の首」では生首のみを残し、胴体を隠すという犯人の不可思議な行動にスポットを当てています。
確か、「幽霊座」はテレビドラマ化されていたと思いますが、記憶が定かではありません。


『虹の家のアリス』

本格ミステリ・マスターズ。『螺旋階段のアリス』の続編。
収録作
「虹の家のアリス」「牢の家のアリス」「猫の家のアリス」「幻の家のアリス」
「鏡の家のアリス」「夢の家のアリス」

今回のテーマは「家庭」。また後半部分では、前作では語られなかった仁木の家庭や安梨沙の生い立ちについても記述されています。
ミステリとしては少し物足りない気もしましたが、お気に入りは「虹の家のアリス」。「犯人」の動機が非常に健気というか可愛らしく、いいなぁ、と思いました。





106. 2005年06月08日 20時30分57秒  投稿:kanau 
kanauです。
私事ですが、就職決まりました。地元の企業です。
後は卒業に向けてがんばるのみです。


読了本更新

『さよなら妖精』

創元社ミステリフロンティア。
ミステリーというよりは青春小説といった方がいいのかもしれません。
実際、謎の主題は某国周辺の当時の世界情勢を知っている人であれば予想のつくものです。
個人的にはチョコチョコと出てくる小さな謎のようなものが面白かったです。


『生存者、一名』

完全な陸の孤島で一人、また一人と死んでいく。
犯人は誰か。そして最後に生き残るのは。
冒頭で新聞記事のスタイルで無人島で一人が生き残るという風に提示されています。
そこからはフーダニット、ホワイダニット、構造トリックと中編としては濃い内容のものだと思います。
最後の最後でタイトルの本当の意味がわかります。


『恋刃』

全10作、10年にわたって執筆予定の「革命」シリーズ、第4弾。
各物語毎に違う主人公が事件を通じて謎の男・サーシャが目指す「革命」の渦に巻き込まれていくというお話。
ちなみに各巻の頭文字が全部揃うと<REVOLUTION>つまり「革命」が完成する仕掛け。また、ハードカーバでは全部揃うと背表紙が一枚の絵になります。

ミステリーではありませんが、サーシャの正体と彼の目的というのがこのシリーズ最大の謎といえるかもしれません。




105. 2005年05月29日 22時56分46秒  投稿:kanau 
久々の書込みなkanauです。

読了本更新しました。

『赤ちゃんがいっぱい』
『スタジアム 虹の事件簿』

前者は助産婦探偵シリーズ第2弾で著者の初の長編もの。後者はデビュー作(当初は自費出版されたそうですが)。
青井夏海さんの作品はテンポ的に短編集の方が面白いのではないかと思います。


『時計を忘れて森へいこう』

光原百合さんは初読です。
ミステリー?というには弱い謎ですが、この作品はむしろ自然の素晴らしさや登場人物たちそれぞれの思いにこそスポットをあてるべきなのかもしれません。
アウトドアが苦手の私でも「ちょっとハイキングに行ってみたい」と思わせられる森の描写がたくさんあります。


『砂楼に登りし者たち』

ミステリ・フロンティア
著者は第10回創元推理短編賞受賞。
戦国時代を舞台にした連作短編集。
トリックは予想のつくものもありましたが、実際に起こった出来事を上手く取り入れているな、という印象を受けました。
作品に書かれている事が実際にあってもおかしくない、というかそうであっても面白い。
歴史小説が好きな人はミステリとは違った意味で面白く感じるかもしれません。




104. 2005年05月12日 13時13分38秒  投稿:kanau 
kanauです。

先週の土曜日に「交渉人 真下正義」を見に行きました。
踊る2よりも面白かったと思います。
前作を見ていない人でも楽しめるので、ご覧になっていない方はぜひ1度、とお薦めします。

しょーじさん

『キノの旅』本屋でチェックしてきました。面白そうです。
今はまだ無理ですが、そのうち購入する気がしています。
ぜひ、また遊びにいらして下さい。


読了本更新。

『あきらめのよい相談者』
『啄木鳥探偵處』

共に「創元推理短編賞」受賞作を収録した短編集。
前者は特に可もなく不可もなく、といった所。
後者は探偵役が石川啄木という所が面白いですが、その結末が啄木の未来を暗示させるようで、気分が少し落ち込んでしまいました。


『魔王城殺人事件』

ミステリー・ランド第5回配本
子ども達が死体を見つける経緯や死体消失などはさすが、という感じなのですが、事件解明を行うのが大人、という所に少し不満が。
現実的といえば現実的ですが、希望としてはもう少し子ども達に謎解きをさせてやりたかったです。



[NAGAYA v3.13/N90201]